JP2001503236A - パーソナル音声メッセージプロセッサ及び方法 - Google Patents

パーソナル音声メッセージプロセッサ及び方法

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JP2001503236A JP10544101A JP54410198A JP2001503236A JP 2001503236 A JP2001503236 A JP 2001503236A JP 10544101 A JP10544101 A JP 10544101A JP 54410198 A JP54410198 A JP 54410198A JP 2001503236 A JP2001503236 A JP 2001503236A
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Abstract

(57)【要約】 通信リンクを通じて、ユーザーが遠隔音声処理または対話型音声応答(IVR)ホストコンピュータから受信し、またその後同コンピュータへ送信する音声メッセージ及びその他の音声マテリアルを記録、編集、再生及び再吟味することのできる携帯型装置。本装置は、望ましくは、独自の電源、集積回路及び制御ボタンを有し、内蔵スピーカ、マイクロホン、着脱可能なメモリカードによってローカルに音声信号を記録、編集、保存、および再生を可能にする。また、本装置は標準RJ−11電話ジャック、モデム・チップセット、DTMFトーンデコーダを備え、ホストコンピュータとの間で音声信号の送受信及び制御を行うことができる。本装置は音声信号を記録時の元の速度よりも実質的に高速で送受信できるようにする回路を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 パーソナル音声メッセージプロセッサ及び方法発明の分野 本発明は、一般に、ディクテーション装置および音声通信装置に関する。詳し くは、ボイスメールおよび音声コンテンツの記録および編集、ならびに共通の電 気通信媒体またはデータリンクを用いたインターネットなどの私設または公衆ネ ットワークを通したこれらの送受信を含む、音声通信のための方法および携帯型 装置に関する。発明の背景 ボイスメール以外のすべての電子メッセージシステムは中間装置または格納媒 体を有し、これによりデータは標準の通信リンクを通して、好ましくは高い通信 レートで伝送され、後での予定されたユーザによるオフラインアクセス、再吟味 および編集のために、格納媒体または不参加の装置に格納される。 ファクシミリ伝送の場合は、画像が送信機によってスキャンされ、次に送信さ れ、最終的に予定された受信者によるオフライン利用のために遠隔地で印刷され る。電子メールの場合は、データはコンピュータで生成され、次に送信されて、 予定されたユーザの不参加のコンピュータに直接格納されるか、またはコンピュ ータネットワークにリンクされた中央ホストコンピュータに格納され、後で予定 されたユーザによって検索される。最も一般的なネットワークは、ローカルエリ アネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、およびインターネッ トなどの公衆ネットワーク、または私設ネットワークである。予定されたユーザ が自分のコンピュータにアクセスすると、イー・メールが既に入っているか、ま たはメールが到着し ていることおよびこれをどのようにして検索できるかを示すグラフィックエディ タで表示されたメッセージを見つける。イー・メールが一旦検索されると、さら に、予定されたユーザのコンピュータにおいて、オフラインでユーザによって読 まれ、再吟味され、操作され得る。もしくは、イー・メールはプリンタに出力さ れてユーザの都合の良いときに再吟味することができるようにハードコピーが提 供され得る。 ファクシミリ機が利用できないときは、ファクシミリはコンピュータ、または Reflection Technology,Inc.のFaxViewパーソナルファックスリーダーなどの 、受取人がオフラインでの独立した再吟味のためのハンドヘルドでペーパレスの ファックス機に伝送され得る。 ファクシミリおよびイー・メールのメッセージ両方のためのユーティリティが 存在し、これにより、メッセージは、許可されたユーザによって、続くユーザの イー・メールアドレスまたは不参加のファクシミリ機への伝送のためにホストか ら選択され得る。例えば、Duehrenらの米国特許第4,918,722号を参照 せよ。 最近、インターネットの利用の広がりおよび増大と共に、そしてより詳しく言 えば、HTML(Hyper Text Markup Languate)文 書の形態の刊行マテリアルを提供するWEBサイトの人気の増大と共に、これら のファイルを選択し、後でオフラインでアクセスし、ファックスにより独立して 再吟味することを可能にするユーティリティが登場した。例えば、Ibex Technol ogies,Inc.によるウェブ用のFactsLineを参照せよ。このようなユーティリテ ィにより、インターネットを通じて提供される大量の情報およびグラフィックス が、インターネットに接続されたコンピュータへのアクセスを持たないユーザ、 またはオンラインに費やす 時間量を制限したいと考えているユーザに利用可能となる。 潜在的ユーザの大部分がインターネットへのアクセスを持たないか、または持 っている場合でも、旅行中であるとか、自分のコンピュータにアクセスできない とか、または興味ある文書またはイー・メールへとナビゲートし、文書を番号で 特定し、そして選択された文書をテキスト合成音声を用いて電話を通してリアル タイムに読んでもらい、ファックスで送ってもらうかまたはイー・メールに添付 して送ってもらうために、コンピュータを立ち上げてウェブサイトのグラフィッ クスが表示されるのを待って(音声プロンプトに応答してユーザがインターネッ トにアクセスすることが可能な、Netphonic Communications,Inc.のWeb-On Cal l Voice Browserなどのユーティリティが導入されている)、時間を費やすのを 望まないかもしれない。 同様に、インターネットの利用が広まったこと、および特に人気のあるウェブ サイトへのまたは特定のピーク使用時間中のアクセスが混み合うことにより、イ ンターネットユーザが特定のウェブサイトを「講読(subscribe)」するのを可能 にするオフラインブラウザと呼ばれるユーティリティに対する需要が生じた。そ してこの特定のウェブサイトから、ユーザのコンピュータはオフピーク時間中に マテリアルを自動的に、検索し、新しい情報また更新された情報をカテゴリー化 および組織化し、ユーザは自分の選択したブラウザを用いてオフラインでこれを 再吟味することができる(例えば、FreeLoader,Inc.のFreeLoader)。 同様に、ボイスメールをイー・メールアドレスに送ることができ、またウェブ サイト上に提供される音声コンテンツを対話型音声応答(IVR)システムへの 標準電話コールによって更新することができる講読サービスが導入されている( 例えば、Telet Communicatio nsの「Amail」および「Dialweb」)。 最近では、音声プロセッサシステムの製造業者たちが、インターネットメール のための音声プロフィール用の共通操作性標準(Interoperability standard fo r a Voice Profile for Internet Mail:VPIM)を開発するために、世界の ボイスメールシステム市場の60%以上から成るワークグループを確立した。主 にインターネットに世界的にアクセス可能なコンタクトポイントが存在するため 、および一般に認められた伝送プロトコル、具体的にはVPIMのコアとしての シンプル・メッセージ・転送プロトコル(SMTP)および多目的インターネッ ト・メッセージング・エクステンション(MIME)を使用しているため、TC P/IP(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)が伝送手段として 選択されている(Business Wire、1996年4月29日号を参照)。これが実 現されると、VPIMなどの共通操作性標準により、ボイスメールのユーザが自 分たちの音声メッセージを、現在電話を通じて行うのと同じように容易にインタ ーネットまたはイントラネットを通して送受信することが可能となるだろう。 インターネットを通しての音声でのメッセージングおよび音声イー・メールに 加えて、専有のクライアントサーバソフトウェアシステムが最近導入されたこと により、従来のマルチメディアパーソナルコンピュータおよび音声グレードの電 話線を有するユーザは、リアルタイムストリーム(RE)で音声または音声ベー スのマルチメディアコンテンツを閲覧、選択および再生し、またはオンデマンド でダウンロード(REM)することができる。興味を持ったユーザは、このよう な音声コンテンツにアクセスするために、コンテンツプロバイダのウェブサイト からソフトウェアをダウンロードをするだけでよい(例えば、Progressive Netw orkのRealAudio Player and Server)。このようなシステムこそ真の大躍進である。というのも、それま では、従来のオンライン方法による音声の伝達は、情報を獲得するのに実際のプ ログラムの5倍の長さを要するほどの低いレートで音声をダウンロードした。こ の場合は、5分間の音声を聴くのに聴視者は25分間待つ必要があった。 インターネットを通して音声を流すことが利用可能となったために、多数の会 社が、専有ソフトウェアでプログラムされたマルチメディアコンピュータを持つ ユーザがインターネットを通してリアルタイムで話すことができるインターネッ ト電話製品を導入した(Voclatec参照)。このようなシステムは、ユーザがイン ターネットのローカル・アクセスポイントまたはポイント・オブ・プレゼンスに アクセスして長距離コールをローカルコールにすることができるときは、長距離 に有用である。 同様に、インターネットを通して音声を流す結果として、コンテンツプロバイ ダはウェブサイトからの生の音声をブロードキャストすることができる(例えば 、Cameron Audio NetworksによるAudionet)。 最近では、インターネットを通じた通信のための標準ベースでの実装が導入さ れ、インテルおよびマイクロソフトによってサポートされている。これは、DSP GroupのTrueSpeech G.723圧縮技術を利用している。これは高度なアルゴリズム を使用し、この結果、高い圧縮率にもかかわらず優れた音声品質を得ており、圧 縮率20:1および24:1でそれぞれ6.3キロビット/秒(kbps)およ び5.3kbpsで動作する。また、28.8kbpsモデム速度で実効速度を 3.7kbpsより遅くすることができるサイレンス圧縮も含む。これにより音 声を1:7.78の割合で、または10分間の音声を1.3分で伝送することが 可能となる。 28.8kbpsで作動するV.34モデムを使用するTexas InstrumentのC8 0 DSPチップを用いると、10:1の割合の音声伝送レート(10分間の音声を 1分間で伝送)を電話グレードの音品質で実現することができる。 上記から明らかなように、データ、グラフィックス、音声メッセージングおよ び音声コンテンツをネットワークを通して転送することがより広まり便利になっ た一方で、この進展により、音声でのメッセージングおよび音声コンテンツの転 送および入出力に関連する従来からのいくつかの欠点が浮き彫りにされた。音声 でのメッセージングおよび音声コンテンツがより利用可能になるに従って、この ような音声のための中間装置または格納媒体がないことにより生じる欠点がより 明瞭となる。 イー・メールおよびファクシミリにとって、電話リンクの使用はデータの伝送 およびこのデータのための制御コードの伝送に制限される。ネットワークコンピ ューティングの利用が増大し広まると共に、イー・メールおよびファクシミリの ための電話リンク(例えば、RADLinxのPASSaFAX)は、ネットワークにアクセス するためのローカルのポイント・オブ・プレゼンスへの接続へとさらに制限され る。イー・メールおよびファクシミリが含むコンテンツは、予定されたユーザに よってプリンタに出力され得るものであり、これによりユーザはオフィスから離 れるときまたは旅行に出かけるときマテリアルのハードコピーを携帯し、都合の 良いときに再吟味することが可能となる。 これに対して、音声メッセージおよび音声テキストは、現時点では送り手によ って録音され、主としてリアルタイムおよびオンラインで予定された受け取り手 によって検索される。せいぜいのところ、ユーザは自分のマルチメディアノート ブック型コンピュータを用い て、録音し、格納された音声ファイルまたは流れている音声ファイルにアクセス することができるだけである。音声へのオフラインアクセスは音声ファイルをマ ルチメディアコンピュータにダウンロードして、サウンドカードを装備したコン ピュータで音声を再生することに制限される。しかし、マルチメディアコンピュ ータは、画面、キーボードおよび多目的処理能力を有しているため、かろうじて 、従来のディクテーション装置またはボイスレコーダの大きさである。このよう に音声を生成するため、および音声にアクセスするために電話受話器またはマル チメディアコンピュータに依存することは、ファクシミリの受け取り人がファク シミリ機またはファックス可能コンピュータの近くにいるときしかファクシミリ を読み、編集し、作成することができないのと類似する。電話の受話器からリア ルタイムに、またはマルチメディアコンピュータからオフラインで行う以外には ネットワークベースのボイスメールを作成、再吟味およびアクセスすることがで きないことにより、音声でのメッセージングおよび音声コンテンツをネットワー クベースのメッセージングへと統合するという要望が著しく制限される。ネット ワークベースの音声でのメッセージングを格納する専用の携帯型装置は存在しな い。同様に、後で装置に高速伝送してユーザが後でオフラインで再吟味できるよ うに、ネットワークに接続されたホストからパーソナル・ボイスメッセージまた は公共の告知をスキャンおよび選択する方法またはユーティリティは存在しない 。 ユーザが自分の音声メッセージをオフラインで再吟味するのを可能にする唯一 の専用装置は、従来のテープベースの留守番録音装置の標準的な機能に置き換わ る、主としてデジタル録音技術を用いる住居用またはスモールオフィス・ホーム オフィス(SOHO)用の装置である留守番電話装置(Telephone Answering De vice、TAD) である。TADは電気コンセントおよび電話ジャックの両方に差し込まれ、携帯 用ではないため、ユーザはTADのスピーカの聞こえる範囲内にいなければなら ないか、またはオンラインおよびリアルタイムで自分のメッセージを検索するた めに電話を使って呼び込んでもよい。従来、TADは非常に制約された外に向け てのメッセージング能力しか提供しない一方で、提供される外へ向けてのメッセ ージは、所有者がTADのマイクロホンの範囲内からまたはリアルタイムの電話 コールから出力メッセージ(例えば、一般的な挨拶または呼び出し人特定/メー ルボックス特定のメッセージ)を録音することが必要であった。 ネットワークベースであってもTADベースであっても、オンラインおよびリ アルタイム伝送に制限され、物理的に電話機、TADまたはマルチメディアコン ピュータにアクセスすることが必要な音声でのメッセージングは、特に音声通信 は本質的に人が音声を生成またはこれにアクセスするためには口および耳以外の 外部ハードウェアまたは器具を必要としないため、不運である。音声は通信の最 も自然で自給できる形態である。音声は、入力または検索を行うユーザ側で、筆 記用具、キーボード、画面、専用の映像または手から目への(hand-to-eye)調整 を必要としない手入らずである。にもかかわらず、ボイスメールが非常に広範囲 に用いられるのは、現在の技術が十分であると認められているからではなく、音 声の独自の特性の機能のためである。同様に、可聴音および音声を公衆および私 設のネットワークを通して利用可能にする非常に多くの革新的なユーティリティ が導入されているのは、コンテンツ、メッセージングおよびコマンド発行におい て可聴音および音声が持つ強力な性質についての評価であり、可聴音および音声 をもっと容易に利用可能にする必要性が強調されるだけである。音声でのメッセ ージングおよ び音声コンテンツがもっとアクセス可能になるまでは、上述のネットワークベー スの音声ユーティリティの多くがテクノロジー愛好者にとっての新規なものであ り続けるであろう。 コンピュータ・テレフォン統合(CTI)およびユニバーサル・メールボック スについては多くのことが述べられている。これらでは、ネットワークベースの メッセージおよびコンテンツは任意の媒体でおよび任意の選り抜きの入力装置に よって生成され、同様に任意の媒体でまたは任意の選り抜きの出力装置によって 検索され得る。ファックスはコンピュータ画面上のデータとしてアクセスされ、 データはファックスまたはテキスト−音声の音声テキストとしてアクセスされ得 る。また、自動音声録音ユーティリティがより有能になれば、音声はイー・メー ルまたはファックスでの印刷テキストのようにアクセスされるであろう。しかし 、音声が電話の受話器または画面/キーボードベースのマルチメディアコンピュ ータ以外の選り抜きの入出力装置を持たない限り、選り抜きの媒体としての音声 に対する要望も同様に大きく制限されるであろう。 音声はユーザの声の直接の記録であるため、その熱心な主張、意味および感情 の内容は失われることはない。同様に、非常に多くのデータが先ず声で発せられ た後でテキストまたはデータに変換されるだけであるため、会合、スピーチおよ びラジオ放送についてのタイムリーなデータのためには情報テキスト(info-text )は好適な媒体であるべきだろう。理想的には、ボイスメールは旅行中、標準時 間帯を通って通信するとき、および話し言葉で発せられるタイムリーな情報(例 えば、会合または講義の議事録)にアクセスするときの好適な通信モードである べきだろう。音声テキスト(すなわち、コンピュータによって発声されるか、ま たは人によって予め録音されたデータまたはテキスト)は、運転中、装置の操作 中、またはレ ジャー活動を行っているときなどに、モータ技能および映像の使用が不都合であ るかまたは故障した場合に、アクセスされるべき情報をメッセージングするため に好適なフォーマットであるべきだろう。 音声メッセージに直接アクセスするための現在の電話機の使用は、音声でのメ ッセージングの潜在的な利用を著しく制限してきた。音声メッセージおよび情報 −テキストのリアルタイム伝送は、特に遠距離からのボイスメールの記録および 検索を非常に高コストにする。このように高コストで不便であるということは、 音声メールおよび情報−テキストをコスト効率の良い方法で且つユーザ自身のペ ースで作成および再吟味することができないことを意味する。人は電話でのアク セスが可能な場所および状態、また無線通信リンクの場合には無線伝送が可能で あり且つ望ましい場所に制限される。 音声メールを作成および再吟味するためにマルチメディアコンピュータを適用 することは、キーボード、ポインティング・デバイスおよび画面の使用がほとん ど手入らずではなく、またマルチメディアコンピュータのサイズおよび費用から その普及および運搬可能性は見込まれないため、音声でのメッセージングをより 便利にすることにはほとんど効果がない。現状では、ボイスメールは、別のとき にもっと現実のやり方で連絡をとるつもりの個人間での短いメッセージに限定さ れる(電話タグ)。電話を通してまたはマルチメディアコンピュータで、長くて 内容の詰まった「メール」を聴くのは送り手および受け取り手の両方にとってコ ストがかかり不便であるため、ボイス「メール」は音声での「メッセージング」 に限定され始めている。さらに、音声信号をユーザの音声プロセッサまたはTA Dへの直接の通信リンクを通し、そしてユーザが電話へのアクセスを持つときの み(オフピーク時に不参加で記録するのとは反対に)リアルタイムに伝送する場 合のコストは、情報テキスト(「テープ」 上に記録された命令、記録された旅行談、スピーチ記録、記事または本など)の もっと商業的な使用、および他の革新的な広告者/講読者支援の音声テキストの 使用を実行可能性がないものにする。 最近では、Charles Lamer等に発行され、International Business Machines C orp.に譲渡された米国特許第5,444,768号、およびShmuel Goldberg等 に発行され、Espro Engineeringに譲渡された米国特許第5,359,698号 が、1つ以上の遠隔中央メッセージ設備に格納された音声メッセージを可聴処理 する携帯型コンピュータ装置をいずれも開示している。Lamer等のシステムでは 、ユーザは音声メッセージを中央メッセージ設備から通信リンクを通して携帯型 装置に記録および再生、送信(アップロード)および受信(ダウンロード)する ことができる。しかし、Lamer等のシステムでは、携帯型装置と1つ以上の遠隔 中央メッセージ設備との間に直接の電話リンクを確立することが必要である。La mer等およびGoldberg等のシステムでは、携帯型装置が、直接の通信リンクを通 して、個別に従来の閉鎖型で高コストの専有音声処理システムにアクセスするこ とができる。Lamer等およびGoldberg等のシステムは、中央メッセージ設備への 長距離コールによる以外にはボイスメールにアクセスする商業的に実行可能な解 決法を提供していない。このような長距離通話料金に関連する費用が、Lamer等 のシステムの長期にわたる使用に手が出せないようにするだろう。さらに、Lame r等のシステムは、ユーザが1つ以上の遠隔中央メッセージ設備にコンタクトし て、選択された音声ファイルを検索し、伝送することが必要である。このような ポーリング手順に関連する不便性によって、システムの提供する便利性が帳消し にされる。 同様に、Lamer等のシステムは、ユーザが携帯型コンピュータ装置によって、 利用可能な音声コンテンツを閲覧し得る方法も、後で の検索のためにメニューから音声ファイルを選択する方法も提供しない。同様に 、Lamer等のシステムは、携帯型コンピュータ装置を直接コンピュータに接続す るか、または標準的なタッチトーン電話装置によってローカルに生成されるDT MFトーンを検出および記録することのいずれかにより、専用「トレーニング」 モードを開始することによる以外に、ユーザがサーバのネットワークにリンクさ れた中央サーバに遠隔アクセスして、制御コードをダウンロードし、パーソナル ・ユーザグルーブまたは公衆のデータベースをサーチしてアドレスを探すための ユーティリティを提供していない。典型的なユーザのメールボックス・ユーティ リティはユーザのネットワーク・イー・メールサーバで処理され、イー・メール を送受信する過程で順序正しく修正されるため、携帯型コンピュータ装置のため のこのような専用トレーニング・セッションは非実用的である。同様に、新規の 音声サーバ・プラットフォーム、ユーティリティおよび圧縮機構が定期的に導入 されているため、専用トレーニング・セッションを必要とせずに制御コードおよ びアドレスブックの両方を更新するダイナミックでトランスペアレントな方法が 必要である。 本発明の目的は、広義には、ユーザがオフラインで、どの場所からでも、いか なる活動を行っているときでも、ゆっくりとしたペースで、電話通話料金を負担 することなく、また通信リンクが現在アクセス可能であるかどうかに関係なく、 ボイスメールを作成および再吟味することができるインターネット接続が可能な ディクテーション装置および音声メッセージ記録/レビュー装置および方法を提 供することである。 好ましくは、ローカルネットワーク・アクセスポイントへの電話リンクを、予 め記録されたマテリアルおよび制御コードを高速伝送するための通信リンクとし て主として使用してこの伝送を容易にし、 これにより電話またはマルチメディアコンピュータおよび音声でのメッセージン グ用の電話線の、記録または再生装置としての使用を制限することもまた本発明 の目的である。 ディクテーションおよび音声メッセージ記録/レビュー装置とネットワークサ ーバとの間にプレメッセージハンドシェーキングを生じさせて、デジタル化音声 信号を標準音声圧縮プロトコルおよびTCP/IPプロトコルスタックの1つに 適合させ、ネットワークを通しての音声メッセージの高速伝送を容易にするプロ トコルを提供することもまた本発明の目的である。 本発明の別の目的は、ユーザが、公衆または私設ネットワークを通して送信お よび/または受信され得る音声ファイルを記録、編集および再生することを可能 にする、携帯型専用音声可能ネットワーク(インターネット)アクセス装置を提 供することである。 特殊モデム構成の留守番電話装置(M−TAD)の所有者が、圧縮音声メッセ ージファイルにアクセスして、これをTADへの直接ケーブル接続または電話リ ンクのいずれかによって、TADのデジタルメモリから携帯型音声メッセージ記 録/再生装置に直接ダウンロードするのを可能にする携帯型アクセス装置および 方法を提供することもまた本発明の目的である。 このような携帯型アクセス装置および方法を提供することにより、TAD所有 者は送信者にもっとがっしりしたデータ豊富な音声メッセージを自分のTADに 残すようにすすめることができ、またTAD所有者は、自分のTADに圧縮デジ タル形式で定期的に送ってもらい、本発明の装置にダウンロードして都合のよい 時および場所で再生および再吟味することができる音声コンテンツを講読する。 またこれにより、TAD所有者は、家またはオフィスにいないとき、自分の携帯 型ディクテーションおよび音声メッセージ記録/レビュ ー装置に、自分のTADとの電話リンクを確立し、すべての格納メッセージを経 済的および自動的に検索してすべての発信メッセージ(例えば、一般的および差 出人特定の挨拶状)を更新することができる。そして、すべての格納メッセージ および市外向けの挨拶状はデジタル化圧縮フォーマットで伝送される。 本発明は、ユーザが、公衆交換電話システムなどの通信リンクを通して公衆ま たは私設ネットワーク上に位置する遠隔ホストコンピュータから受信され続いて 遠隔ホストコンピュータに送信され得る、音声−テキスト、テキスト−音声およ びその他の音声マテリアルを含む音声メッセージを記録、編集、再生および再吟 味することができる、低コストで携帯型の記録および再生ディクテーションおよ び音声メッセージ記録/レビュー装置を提供する。 好適な装置は、それ自体の再充電可能な電源、集積回路および制御ボタンを含 み、内蔵のスピーカー、マイクロフォンまたはプラグイン・ヘッドセットと、足 踏みペダルと、取り外し可能なメモリカードとを介して音声信号をローカルに記 録、編集、格納、再生および録音することを可能にする。装置はまた、標準RJ −11電話ジャック、モデム・チップセット(またはソフトウェア)、または標 準あるいは無線のモデムカードを接続し得る、取り外し可能なPCMCIAコネ クタを含み、音声信号を公衆または私設ネットワークに接続されたホストコンピ ュータへ、およびホストコンピュータから伝送し、制御することを可能にするD TMFトーンデコーダを含む。装置は、最初に記録されたときより実質的に速い 速度で音声信号を送受信することができる回路を含む。 好適な装置はまた、ネットワークユーザが、TCP/IP一式のSMTP(Si mple Mail Transfer Protocol)、ポストオフィス・プロトコル(POP3)お よびMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)などの標準プロトコルを用いて、インターネット・サービス・ プロバイダ(ISP)のアクセスポイントおよびシェル・アカウントなどのロー カル・アクセスポイントから直接ネットワークにアクセスして、ユーザのイー・ メールアドレスに送られてきた音声ファイル(または同様に音声に翻訳され得る データ/テキストファイル)の再吟味、選択および検索を行い、またこのような ファイルをダウンロードおよび伝送するのを可能にするために必要な端末エミュ レーションを有するプロセッサを含む。 好適な装置はまた、標準またはタッチスクリーン方式のディスプレイと、ユー ザが自分のイー・メールにアクセスするとき、自分のコンピュータ画面に表示さ れたイー・メールメッセージを作成し、また読むための同様のグラフィック・エ ディタを表示して、これによりユーザが自分のイー・メール・メッセージをスク ロールし、ダウンロードしたい音声ファイルを選択し、またネットワークサーバ によって、または装置において音声フォーマット(テキスト−音声)に変換させ たいと思うテキストメッセージを選択するのを可能にするソフトウェアとを含む 。 好適な装置はまた、装置のバッテリを再充電するために電源に接続し得るポー トを有する、装置を置くための受台と、通信リンクの確立を可能にする電話ジャ ックと、ファイルを直接コンピュータにダウンロードおよびアップロードするた め、および「再指定(redirected)」ファイルを受信するための、コンピュータの シリアルまたはパラレルポートとを備える。 好適な装置はまた、音声を認識し、音声に対して音声で答えることができる言 語ユーザインタフェースを含む。このようなインタフェースは、話者に依存しな い機能を含むが、パーソナル装置をユーザの声または発音の特徴に合わせて調整 し、これにより精度を向上 させる話者適応が可能である。この話者適応は、装置を最初に使用する前にひと まとまりのセンテンスを繰り返すことによってシステムをユーザの声に適応させ 得るプロトコルを通して実現される(Lernout & Hauspie Speech Product(LH SP)のasr1000製品ラインを参照)。言語インタフェースは、ユーザが、特殊 用語および固有名詞を含む語彙を音声認識アプリケーションに拡張することがで きる語彙ビルダー(LHSPのLextool(商標)を参照)、装置が、例えば、「 ホーム」をイー・メールアドレスに関連付けることができるようにするといった ようなユーザ定義のコマンドと関連付ける語をユーザが作成することができるユ ーザ・テンプレート(LHSPのasr200製品ライン)、自動車、航空機または公 的な場所においても、またユーザがヘッドセットを装着していない場合でさえも 言語ユーザインタフェースの精度を向上させる、イー・メールアドレスをつづる ため、さらに背景ノイズ許容および遠隔音声ソフトウェアのためのアルファベッ ト認識を含む。(LHSP参照) 好適な装置はまた、メッセージデータを暗号化および解読することによって、 また安全なデジタル署名または音声署名を用いて送信者のアイデンティティを認 証することによって、機密に属する情報の信頼性のある安全な伝送を確実にする ように設計された公開鍵暗号化技術を含む。 好適な装置はまた、ユーザがネットワークサーバによってまだ音声変換されて いないデータをダウンロードして、装置でこれを行うことができるテキスト−音 声ユーティリティを含む。 好適な装置はまた、ユーザが、ニュース記事、地図、利用可能な音声ファイル のメニューなどの印刷物に関連する印刷されたバーコード、または印刷物に関連 する音声ファイルを、インターネットのようなネットワークから自動的に検索す るために装置が必要とする ネットワーク・サーバ、ファイル・ロケーション及びファイルIDを含むすべて の情報を装置に与えるトラベル・ガイドの中の印刷されたバーコードをスキャン することができるバーコードリーダーを含む。 好適な装置はまた、ユーザが、ニュース記事、地図、利用可能な音声ファイル のメニューなどの印刷物に関連する印刷されたバーコード、または既に検査薄み の音声ファイルのグループ(Goldberg等に記載されているような)からファイル を再生するために装置が必要とするすべての情報を装置に与えるトラベル・ガイ ドの中の印刷されたバーコードをスキャンすることができるバーコードリーダー を含む。 好適な装置はまた、装置、公衆電話、キオスクまたはユーザのコンピュータと の間の音声ファイルおよび制御コードの高速ローカル無線伝送(例えば、1.2 Mbpsおよび4Mbps)のための赤外線データ連合(Infrared Data Associ ation、IrDA)などの基準を用いた赤外線インタフェースを含む。 好適な装置はまた、オフライン・ブラウザと呼ばれるソフトウェア・ユーティ リティを含む。このユーティリティは、ユーザが講読しているネットワークから オフピーク時間中に、または利用可能な新しい音声マテリアルを有する選択され たウェブサイトから、もしくはユーザがオフラインブラウザが検索するようにプ ログラムしているイー・メールアドレスから、音声ファイルを自動的に取り出す ように装置をプログラムする。 好適な装置はまた、グラフィック画面ベースのインタフェースによって、また は音声プロンプトによって、ユーザが音声ファイルを受信し、また送信するアド レスおよび/またはサイトを求めてインターネット上にあるデータベースなどの ネットワークデータベース を閲覧するのを可能にするソフトウェア・ユーティリティを含む。 好適な装置はまた、ユーザが自分が音声ファイルを作成したいと思い、また送 りたいと思う個人およびグループのイー・メールアドレスを含む自分のイー・メ ール・アドレスブックへのアクセス、これの更新および/またはダウンロードを 行うための、グラフィック・インタフェースおよびメモリを作成するソフトウェ ア・ユーティリティを含む。このようなユーティリティは、ディクテーションお よび音声メッセージ記録/レビュー装置内のデータをユーザのイー・メールサー バアカウントに含まれるデータに自動的に同期させる。 好適な装置はまた、単純な可聴音アラームまたはプログラムされた音声メッセ ージアラーム(例えば、「家に電話せよ」)間で選択するクロックおよびアラー ム機能をオプションとして含み、自分の電話番号、イー・メールアドレス、カレ ンダー、覚え書きおよびアポイントメントを体系化するためのグラフィック・イ ンタフェースおよびメモリをユーザが作成するソフトウェアユーティリティを含 む。 好適な装置はまた、ユーザが、インターネットなどの公衆または私設ネットワ ークを通して利用可能な低ビットレート音声圧縮のための、専有クライアントサ ーバ・ソフトウェア・システムおよびアップグレードならびに新しく導入された 基準をダウンロードして、装置が最新の音声圧縮ソフトウェアを確実に使用し得 るようにするソフトウェア・ユーティリティを含む。 好適な装置はまた、装置をインターネットへのローカル接続を用いてリアルタ イムの二方向、全二重音声会話を行う携帯型インターネット電話装置として使用 することができる、アプリケーション・プログラム・インタフェース(API) を含むがこれに限定されない、音声コンテンツを含む高圧縮および/またはスト リーム音声フ ァイルを装置が受信するのを可能にする、専有クライアントサーバ・ソフトウェ ア・システムおよびアップグレードならびに新しく導入された基準をユーザがダ ウンロードするのを可能にするソフトウェア・ユーティリティを含む。 好適な装置はまた、ウェブブラウザから作動されるウェブプログラムの機能性 を拡張して、音声データなどのデータがユーザのPC内に入るとデータに操作を 行って、ユーザが音声ファイルを通信ポートによって、受台内に載置されシリア ルまたはパラレルポートに接続された装置に直接向けることができるようにする ソフトウェアユーティリティを含む。もしくは、これは、印刷などの指定キーを 押すことによってユーザによって始動されると、音声ファイルを装置専用の特別 な「プリンタ」ドライバに直接向ける、OLE(オブジェクトリンクおよび埋め 込み)可能なウェブソフトウェアを介して実現され得る。このユーティリティに より、自分のコンピュータでウェブをブラウズしているユーザは、音声ファイル を直接自分のパーソナル音声サーバにダウンロードして、自分のハードディスク から転送する必要はなく後でアクセスすることが可能になる。 好適な装置はまた、ユーザがイー・メールメッセージを選択し、ネットワーク に利用可能な適切なテキスト−音声変換アプリケーションによってメッセージを テキストから音声に変換し、その後でデジタル化してデジタル化圧縮音声ファイ ルとして伝送されるように要求することができるソフトウェア・ユーティリティ を含む。 本発明はまた、通信リンクに一旦接続されると、ユーザが電話で話している間 に、ユーザが他の関連するまたは関連しないデータを処理および/またはデータ をネットワークへ受信およびネットワークから送信するのと同時にまたは交互に 、音声ファイルを直接ディクテーションおよび音声メッセージ記録装置に転送お よび受信する ことができるようにする、DSVD(Digital Simultaneous Voice/Data)およ び/またはVoiceViewプロトコル(Radish Communications Systems,Inc.)を 用いる方法およびソフトウェア・ユーティリティに関する。これらのボイス/デ ータプロトコルを使用することにより、ディクテーションおよび音声メッセージ 記録/レビュー装置のユーザは、デジタル化ストリームまたはアナログ音声で話 される音声プロンプトに応答して音声ファイルを要求し、声による応答、キーパ ッド入力またはDTMFトーンにより応答し、そして同じ電話の接続中にこれら のファイルを高速データモードで転送することが可能になる。 本発明はまた、ネットワークサーバの要件またはユーザの好みに適合するため にデジタル化音声ファイルのスケーラビリティを可能にする方法およびソフトウ ェアユーティリティに関連する。これにより、要求された音声ファイルにより高 い信憑性を与えるために、もっと低い圧縮率またはもっと遅い伝送レートをサー バが命令するか、またはユーザが要求すること、およびこの逆が可能となる。 本発明の特徴は、記録装置が通信リンクに接続されたままにされ、また電話料 金が最も低く、入力ラインに過剰な能力が利用できるオフピーク時間にローカル ・ネットワーク・アクセスポイントにダイアルして接続するようにプログラムさ れ得ることである。記録装置は、ユーザが講読している音声ファイル、ユーザに よって装置が注意するようにプログラムされているウェブサイトから利用可能な 新しい音声ファイル、および選択されたイー・メールアドレスからユーザに送ら れる音声メールを求めてネットワークをサーチするようにプログラムされる。 本発明の特徴は、記録装置が電話機、コンピュータ、携帯電話またはパーソナ ル・デジタル・アシスタントと通信リンクとの間に接 続され、これらの装置のいずれかを使用中にユーザが音声ファイルを選択し、検 索することができるように、標準RJ−11電話ジャックなどのインタフェース ポートが提供されることである。 ディクテーションおよび音声メッセージ記録/レビュー装置のメモリに記録さ れたアナログボイス信号にデジタル変換および圧縮を行って、デジタル化ボイス の高密度格納および高速伝送を可能にするための回路が提供されることもまた、 本発明の特徴である。同様に、既に格納または受信されたデジタル化音声のアナ ログ変換および自然音再生のための回路が提供される。 例えば現金自動預け払い機に類似した方法で、ユーザが自分の記録/レビュー 装置を接続し、記録/レビュー装置によって直接検索され、また伝送される音声 メッセージおよび音声テキストを選択することができる、空港及び観光地などの 場所に設置される公衆端末を提供することもまた、本発明の特徴である。図面の簡単な説明 上記の記載、および本発明の他の目的、特徴および利点は、添付の図面を参照 して以下の好適な実施形態の詳細な説明により、もっと完全に理解され得る。図 面において、 図1は、本発明を具体化する好適なパーソナル音声メッセージプロセッサの概 略ブロック図、 図2〜図7(図2は図2aおよび図2bを含む)は、所与の処理が図1の装置 でどのように行われるかを示すフローチャートである。詳細な説明 図1は、本発明を具体化する、現時点で好適なパーソナルボイスサーバ(PV S)システム10の概略ブロック図である。PVSシ ステム10は、大まかに5つの主要な部分;高度に集積されたDSP/RISC 集積チップ11(DSPはDigital Signal Processorの略であり、RISCはRe duced Instruction Set Computerの略である);テレコム/音声コーデック17 ;DSPチップに結合されたSDRAM12および/またはフラッシュメモリ1 3;マイクロホン26、スピーカ18、タッチスクリーン/ディスプレイLCD 19、赤外線I/O21、およびバーコードリーダ15などの周辺機器を含む。 DSPがV32bis、V34などのモデムルーチン、ボイス認識、エコーキャ ンセレーションおよび音声合成を扱うようにするためのオペレーティングシステ ムソフトウェアもまた提供される。ソフトウェアはまた、チップ11のRISC 部分を介してシステムを制御する。この実施形態の装置10はボイスサーバと呼 ばれるが、これは音楽を含む他のタイプの音声のためにも等しく有用であること は明瞭であろう。 DSPチップは好ましくはPhilips SemiconductorのPR3110チップであ り、これは4Kbytesの命令キャッシュおよび1Kbyteのデータキャッ シュを有するMIPS R3000 RISC CPUコア、ならびに多数のシ ステム構成部品および外部I/Oモジュールにインタフェースするための様々な 統合された機能を含む。チップはまた、外部モデムチップセットを必要としない ソフトウェア・ファックス/モデムなどのDSP機能を行うハードウェア乗算/ 積算ユニットを有する。しかし、チップはまた、UART(ユニバーサル非同期 型レシーブ・トランスミット:Universal Asynchronous Receive Transmit)イ ンタフェース22(離して図示)を有し、これにより装置は従来のRS232シ リアル・コネクタ23を介して外部モデムまたは他の装置(モデム付き留守番電 話機など)に接続され得る。 PR31100はまた、外部システムメモリ、キャッシュメモリ、CPUコア および外部I/Oモジュール間でデータを転送する効率的な手段を提供する多重 DMA(direct memory access)チャネル、および高性能でフレキシブルなバス ・インタフェース・ユニット(BIU)を含む。PR31100はまた、システ ム・インタフェース・モジュール(SIM)を含み、これは、液晶ディスプレイ (LCD)19、赤外線I/Oモジュール21およびコーデック17などの様々 な外部I/Oモジュールにインタフェースするための統合された機能を提供する 。 コーデック17は好ましくはPhilipsのUCB1100シングルチップ集積混 合信号音声およびテレコムコーデックであり、これは、音声およびテレコミュニ ケーション・コーデック(アナログ/デジタル符号化および復号化)機能および タッチスクリーンのアナログ−デジタル変換、ISDN/高速シリアル・赤外線 および無線周辺装置を含むシステムのアナログ機能のほとんどを扱う。図1には 離して示されているが、高速シリアル・インタフェース14は実際にはUCB1 100の一部である。チップは、マイクロホンおよびスピーカを直接接続するよ うに設計されたシングルチャネル・オーディオコーデックを有する(すなわち、 構成部品16および28は実際にはUCB1100の一部である)。この内蔵テ レコミュニケーション・コーデックは、電話線に接続するために従来のRJ−1 1ジャック20に直接接続され得る。 図1の実施形態をより完全に理解するために、PR31100およびUCB1 100のデータシートを添付し、これらは本明細書において参照として援用され る。 PR31100のオペレーティングシステム・ソフトウェアは、好ましくは、 イギリスのCheshireのEden Group Limitedにより市販 されているEden OS バージョン2.0である。このオペレーティングシ ステムはPR31100(DINOとも呼ばれる)およびUCB1100(BE TTYとも呼ばれる)をサポートするように特別に設計されている。Eden OSのデータシートを添付する。これはこのオペレーティングシステムによって 提供されるソフトウェア・サポートおよびドライバについて記載している。この データシートは本明細書において参照として援用されている。 メモリ12、13はメッセージを格納するため、およびテンポラリ・データを 保持するために使用される。フラッシュメモリは、オペレーティングシステム( O/S)およびアプリケーション・ソフトウェアを含む必要な永久プログラムの 量に応じて、および記録されたメッセージの一部を格納するように構成される。 典型的には、PR31100で提供される音声圧縮は、1/2Kbyte/秒よ り小さいデータ帯域幅となる(すなわち、1Mbyteのメモリは1時間の音声 を提供する)。 マイクロホン26およびスピーカ18は品質およびサイズに基づいて選択され る。 図2〜図7にフロー図を示し、インターネットを通してメッセージを検索し、 これらをPVSにまたPVSから伝送する動作と、回線をつなぎ、データをイン ターネット内の所定のサーバアドレスから受け取り、格納し、ふるいにかけ、検 索し、そしてメッセージをPVSに伝送しPVSから再生するための様々な動作 の選択とを記載している。これらの動作には、デジタル形態の圧縮メッセージお よびアナログ形態の音声信号を、スピーカ/マイクロホンおよび電話接続から二 方向方式で受け取ることが含まれる。 図2aおよび図2bは、PVSがトランスポート・プロトコルによってインタ ーネット上のロケーションにどのようにしてつながる か、またPVSがどのようにしてそのウェブ/イー・メール・サイトに関連する すべてのデータ(例えば、HTML言語の表示情報)を得て、専有標準または事 実上の標準(例えば、2.5kbpsの高圧縮音声)のいずれかを用いて送られ たメッセージ(音声、データなど)を受信/格納するかを示すフローチャートで ある。 図2aおよび図2bに示される動作は、DSP/RISCのリアルタイム・カ ーネル(図3を参照してさらに後述する)によって並行して行われる。これによ り多重タスクが並行して走り、実行され得る。メイン・タスクの動作はブロック 200で始まる。サイトへのアクセスおよび格納メッセージの格納または受信は 他のタスクと並行して行われる。これらのタスクは、PVS、またはバーコード リーダ、音声合成器、音声認識の動作などの他のタスクを動作させるために、ま たはPPPによって他のウェブサイトに同時にアクセスするためにローカルで行 うこともできる。 ブロック202で、所望の動作が市外呼び出しを介してのネットワーク・アク セス・プロバイダへの接続(ブロック210)であるかどうかを判定するテスト が行われる。NOの場合は、モデムは呼び出し音がなると呼び出しに答え、その ハンドシェーキング手順を完了し、情報の受信を始める(ブロック204)。ブ ロック220で、モデムからのデータビットはDSPチップ11によって受信さ れる。ブロック230でDSPチップは入力データを復号する。 ブロック240で、所望の動作がHTMLサイトを復号することであるかどう かを判定するテストが行われる。NOの場合は、制御はブロック340に移る。 さもなくば、ブロック250で動作は続き、サイトページの表示が始まる。ブロ ック260で、動作モードが対話型であるか自動であるかを判定するためのテス トが行われる。対話型モードでは、PVSのユーザは、閲覧して、完了すべき所 望 の動作を選択しなければならない。自動モードでは、音声または他のメッセージ を検索するための(1以上の)キーワードがサーチされ、圧縮データを得るため に自動的にアクティブにされる。ブロック260でのテストで対話型モードであ ると感知する場合、制御は図2bのブロック110に移る。NOの場合は、ブロ ック270で始まる自動ブラウジングが行われ、反転されたキーワード記号がサ ーチされる。ブロック280で、キーワードが既にデジタル化されたメッセージ に対する要求であるかどうかを判定するテストが行われ、そうである場合は、ブ ロック290で、FTPプロトコルによって圧縮されたデータがPVSによって 受信される。ブロック280でのテストの結果が“no”である場合、制御はブ ロック310に移行する。 ブロック310で、メッセージがもう存在しないかどうかを判定するテストが 行われ、存在しない場合、制御はブロック100に戻る。そうでない場合は、ブ ロック320で、キーワードがウェブサーバでのローカル・メッセージを格納す る場所の要求であるかどうかを判定するテストか行われる。そうである場合は、 このデータ、例えば圧縮音声メッセージ、がPVSからウェブサイトに伝送され る(ブロック330)。そうでない場合、制御は開始(ブロック100)に戻る 。このウェブサイトにPVS所有者のための格納メッセージがなくなるまでプロ セスが続けられる。 ブロック340で、このサイトがFTPプロトコル言語を利用しているかどう かを判定するテストが行われる。利用している場合、メッセージはFTPを利用 して検索され(ブロック360)、ブロック380で格納され、制御は図2bの ブロック120に移る。ブロック340でFTPプロトコルが使用されていない と判定されると、ブロック340で、認可されているアクセス言語が受信されて いるかどうかを判定するテストが行われる。そうである場合は、ブロック360 で、その認可されているアクセス言語を利用してメッセージが検索され、次にブ ロック380で格納される。次に、制御は図2bのブロック120に移る。ブロ ック350で、認可されているアクセス言語が見つけれらない場合は、ブロック 370でユーザに通知され、制御はブロック100に戻る。 ブロック260でモードが対話型であると判定された場合、制御は図2bのブ ロック110に移る。ブロック112で、ウェブページのキーワードが選択され 、ブロック114で、プール内のメッセージを捜し出すためにHTML解釈がア クティブにされる。ブロック116で、次に、メッセージは送信および/または 受信され、制御は図2aのブロック100に戻る。 データを、好ましくは圧縮形態で格納したブロック380に続いて、制御は図 2bのブロック120に移る。格納されたすべてのデータは、フラットデータベ ース内にデータを生成させ(ブロック120)、これが後でデータを捜し出すた めにサーチされる。メッセージが音声メッセージである場合は、FTPプロトコ ルによって伝送されると同時に圧縮および再生される。ブロック122でのテス トは、現在のメッセージにこのような行為が必要であるかどうかを判定し、必要 である場合は、伸長および音声合成器がアクティブにされ(ブロック124)、 メッセージが合成の準備ができていることを反映するためにデータベースが更新 され、制御はブロック100に戻る。メッセージが伸長および再生されない場合 は、制御はブロック122からブロック128に移る。ここで、メッセージがウ ェブサーバに送られるかどうかを判定するテストが行われ、NOの場合、制御は ブロック100に戻る。メッセージがウェブサーバに送られる場合、ブロック1 30でFTPによって送られ、ユーザに 転送の完了が通知され(ブロック132)、その後制御はブロック100に戻る 。 図3は、本アプリケーションにおいてDSP11のRISCコアCPUで作動 されるEden OSのカーネルの全体的な動作を示す。カーネルは、それぞれ がそれ独自の優先度を持ち、他の(子)タスクを始動させることができる多重プ ログラムまたはタスクを同時に走らせることができるという点でマルチタスキン グである。ブロック400〜420を介してカーネルが初期化されると、ブロッ ク480でアイドルモードで動作が開始され、ここでPVSはイベントが生じる のを待ち、イベントが生じるとブロック430で扱われる。あらゆるプログラム はこのようにして、ブロック430でそのタスクに注意を払ってもらうことによ ってオペレイティングシステムと相互作用する。発生するイベントのタイプは同 期または非同期である。ブロック440で、同期イベントが検出されると、この 同期イベントの処理は連結部5を介して始動される。そうでない場合は、ブロッ ク450で非同期イベントを検出するためのテストが行われる。この場合、非同 期イベントの処理が連結部6を介して始動される。それぞれの場合において、処 理が開始された後、オペレーティングシステムはアイドルモードに戻って他のイ ベントの処理を行う。発生する他の特殊なイベントはブロック460のエラー処 理である。ブロック450で非同期イベントが検出されない場合、ブロック46 0で故障イベントを検出するためのテストが行われ、検出されない場合、プログ ラムはアイドルモードに戻る。ハードウェアの故障、通信の故障またはソフトウ ェアの故障の場合、ブロック460でエラーイベントが検出され、ランタイム・ ハンドラーが発動され(ブロック470)、そのイベントを扱う。次に、制御は アイドルモードに戻る。図3に示した同期および非同期イベントは 単に例示的なものであり、各タイプについて他のものがあり得ることは考えられ る。 図4は、アナログ音声メッセージを記録するときDSP/RISCチップ11 のコントローラによって行われるルーチンを示すブロック図である。ブロック7 10で、入力メッセージが内蔵マイクロホンからであるかどうかを判定するテス トが行われる。NOの場合、制御は図5のルーチンに移る。そうである場合、音 声メッセージはデジタル化および圧縮され(ブロック720)、データのワーキ ングプール内に入れられる(ブロック730)。ブロック740で、メッセージ 全体を格納する前にメモリが一杯であるかどうかを判定するテストが行われる。 NOの場合、ルーチンは終了し、制御はアイドルモードに戻る。一杯の場合、記 録は不能となり(ブロック750)、警告ライトなどによって、メモリが一杯で あることがオペレータに通知される。制御はアイドルモードに戻る。 図5は、電話線からアナログ音声を記録するために行われるルーチンを示すブ ロック図である。ブロック800で、受信されている音声メッセージが通信リン ク(電話線)からであるかどうかを判定するテストが行われる。NOの場合、制 御は図6のルーチンに移る。そうである場合、メッセージは音声としてテレコム /音声コーデック17を通って渡され(ブロック810)、ブロック820で、 DSP/RISCチップによって圧縮が行われるかどうかを判定するテストが行 われる。圧縮が行われる場合、メッセージはローカルメモリに格納され(ブロッ ク830)、記録は停止され、制御はアイドルモードに戻される。DSP/RI SCチップによって圧縮が行われない場合、メッセージはテレコム/音声コーデ ックに送られ、ここで標準(ADPCM)アルゴリズムによって圧縮が行われる (ブロック840)。次に、メッセージはDSP/RISC11にそ のUARTを介して戻され(ブロック850)、DSP/RISCチップの制御 によりメッセージはフラッシュメモリ13に格納される(ブロック860)。次 に制御はアイドルモードに戻される。 図6は、内蔵スピーカを通して格納された音声を再生するために音声/テレコ ム・コーデックのコントローラによって行われるルーチンのブロック図である。 ブロック900で、オペレータは装置に格納されているメッセージプールからメ ッセージを選択する。ブロック910で、読み出される格納メッセージが元々音 声/テレコム/コーデックによって圧縮されたものであるかどうかを判定するテ ストが行われる。NOの場合、制御はブロック920に移る。そうである場合、 メッセージは読み出され、音声/テレコム・コーデックを用いて伸長され(ブロ ック930)、伸長されたメッセージは音声/テレコム・コーデックのデジタル −アナログ変換器(DAC)に与えられる(ブロック940)。メッセージは次 に、D/A変換器および増幅器28を通り、内蔵スピーカ18を介して再生され (ブロック950)、制御はアイドルモードに戻される。 格納メッセージが、元々音声/テレコム・コーデックによって圧縮されたもの でない場合、ブロック920で、格納メッセージが元々音声/テレコム・コーデ ックによって圧縮されたものであるかどうかを判定するテストが行われる。NO の場合はユーザに通知され(ブロック960)、制御はアイドルモードに戻され る。そうである場合、メッセージはコントローラによって読み出され(ブロック 970)、次に伸長のためにモデムに送られ、さらにモデムから音声/テレコム ・コーデック17のUARTポートを通ってメモリ13に戻される。制御はブロ ック940に移り、元々音声/テレコム・コーデックによって圧縮されたメッセ ージと同じ方法で再生が処理される。 図7は、受台に接続されたPVSがどのようにしてPC(マルチメディアの場 合もそうでない場合も)または内蔵モデムを有する特別構成のTADに接続され 、PCまたはTADのユーザ(A)が、PVSのテレコム/音声コーデック以外 のモデムを通してPVSに音声ファイルを送信またはPVSから音声ファイルを 受信し得るかを示す概略図である。これによりPCユーザは、PVSに存在する 音声ファイルをPCモデムを通して送信または添付することが可能となり、同様 に、PCユーザがPCモデムを通して受信した音声ファイルを直接PVSにダウ ンロードすることが可能となる。同じ構成により、非マルチメディアPCのユー ザ(B)が非マルチメディアPCのモデムを通して受信された音声ファイルを、 PVSのマルチメディア能力を利用して音声ファイルを再生することによって再 生することが可能となる。この構成は同様に、PCユーザ(C)がPVSの内蔵 マイクロホンを通して音声を記録し、これをPCのモデムを通してファイルとし てまたはストリーム音声として伝送することを可能にする。このような構成はま た、PCのユーザ(D)が標準のウェブブラウザ・プログラムを使用しながら、 音声ファイルを直接PVSに向け直すことを可能にする。最後に、モデム構成の TADと同様の構成により、TADユーザが音声メッセージをTADに、および TADからPVSにダウンロードすることが可能となる。 PCからPVSへの二方向通信は、PCおよびPVSのシリアルRS232ポ ートで通信ケーブル(例えば、9ピンコネクタ)によって処理され、UART通 信インタフェースからの入出力を制御する非同期イベント・ソフトウェアによっ て制御される。 PCのソフトウェアはPCへ、およびPCからPVSへデータを送受信するド ライバを扱う。データの送信については、PCがデー タをファックスまたはプリンタへ送信するのと同様であり、データの受信につい ては、PCがスキャナからデータを受信するのと同様である。このドライバは、 動作タイプ、アクノレッジメントおよび「送信終了」の長さおよびウエイトなど のPVSのために必要なパラメータすべてを設定する。PCはまた、PVSのス ピーカが動作するように、マルチメディア音声メッセージを受信するための付加 機器(周辺機器)としてPVSを使用するソフトウェアを扱う。PCはまた、P VSのマイクロホン入力を管理するソフトウェア、およびソフトウェアと完全に 融合され、それに応じてコマンドをPVSに発動するために標準のウェブ・ブラ ウザ(例えばネットスケープ・ナビゲータ)と融合するソフトウェアを処理する 。 PVS内のソフトウェアは、PVSの非同期イベントソフトウェアの下で制御 される手続きコールの遠隔始動(Remote activation of Procedural Calls:R PC)を扱うマルチタスク・オペレーティング機能の一部である。 本発明の好適な実施形態を例示のために開示したが、当業者であれば、添付の 請求の範囲で定義される本発明の範囲および精神から離れることなく多くの追加 、改変および置換が可能であることは理解され得る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月10日(1999.3.10) 【補正内容】 特許請求の範囲 1. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を行い、該信号を格納する 携帯型装置において、 デジタルの格納手段と、 通信チャネルへの通信コネクションと、 該通信コネクションに結合された通信入出力と、デジタル入出力とを有するテ レコミュニケーション・インタフェースと、 前記格納手段に結合された出力を有するアナログ−デジタル変換器と、 前記格納手段と該テレコミュニケーション・インタフェースのデジタル入出力 とに結合されるコントローラであって、 前記通信コネクション上の信号がアナログ音声信号であるかデジタル音声 信号であるかを検出する手段と、 該検出する手段によって制御され、前記テレコミュニケーション・インタ フェース、前記格納手段および前記アナログ−デジタル変換器に結合されたルー ティング手段であって、前記検出手段がデジタル信号を検出すると、前記テレコ ミュニケーション・インタフェースの前記デジタル出力を前記格納手段に結合さ せ、前記検出手段がアナログ信号を検出すると、前記テレコミュニケーション・ インタフェースに前記コネクション上の信号を迂回させ、続いて前記格納手段に 格納させるために、前記アナログ−デジタル変換器に前記信号を結合させるルー ティング手段とを備えたコントローラと を備えたことを特徴とする携帯型装置。 2. 前記格納手段への結合が、格納の前に信号を圧縮する装置を介して行われ る請求項1に記載の装置。 3. 前記コントローラは、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを 含むパケット化データストリームに組み立てる手段と、 該パケット化データストリームを、前記通信チャネルを通して伝送するために 前記テレコミュニケーション・インタフェースの前記デジタル入力に結合する手 段とをさらに備えた請求項1に記載の装置。 4. 前記コントローラは、前記テレコミュニケーション・インタフェースに、 前記パケット化データストリームをデジタル化音声の伝送レートより実質的に高 いレートで伝送させるようになした請求項3に記載の装置。 5. デジタル通信チャネルへのコネクションと、これらの間及び前記コントロ ーラとの間のインタフェースとをさらに備えた請求項1に記載の装置。 6. 前記デジタル通信チャネルと、これに対応するインタフェースとは赤外線 通信を扱うように設計されている請求項1に記載の装置。 7. 前記コントローラに結合されたバーコードリーダーをさらに備えた請求項 1に記載の装置。 8. 前記コントローラに結合されたLCDタッチスクリーンをさらに備えた請 求項1に記載の装置。 9. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を行い該信号を格納する携 帯型装置において、 デジタルの格納手段と、 通信チャネルへのコネクションと、 該コネクションに結合されたアナログ入出力と、デジタル入出力とを有するテ レコミュニケーション・インタフェースと、 前記格納手段および前記テレコミュニケーション・インタフェースに結合され たコントローラであって、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビッ トを含むパケット化データストリームに組み立てる手段と、 前記通信チャネルを通して伝送するために、該パケット化データストリー ムを、前記テレコミュニケーション・インタフェースの前記デジタル入力に結合 する手段とを備えたコントローラと を備えた携帯型装置。 10. 前記コントローラは、前記テレコミュニケーション・インタフェースに 、前記パケット化データストリームをデジタル化音声の伝送レートより実質的に 高いレートで伝送させるようになした請求項9に記載の装置。 11. 前記コントローラは、HTML言語のメッセージが前記通信チャネルに 受信されるのを検出して該言語での二方向通信を可能にするモジュールを含む請 求項9に記載の装置。 12. 前記コントローラは、前記通信チャネルへのFTP言語のメッセージの 受信を検出して該言語での双方向通信を可能にするモジュールを含む請求項9に 記載の装置。 13. 前記コントローラは、前記通信チャネルを通したテキスト情報の受信に 応じて、該テキスト情報が人間の声で話されたようにまねる可聴メッセージを生 成する音声合成器をさらに備えている請求項9に記載の装置。 14. 前記コントローラは、格納されたデータについての情報を受信し、また 該情報の選択的検索を可能にするためのデータベース管理モジュールをさらに備 えた請求項9に記載の装置。 15. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を通信チャネルを通して 行い、該信号を格納する方法において、 該チャネル上の信号がアナログ音声信号であるかデジタル音声信号であるかを 検出するステッブと、 該チャネル上にデジタル信号を検出すると、該チャネルに結合される入力と、 デジタル出力とを有するタイプのテレコミュニケーション・インタフェースの出 力をデジタルの格納手段に格納するステップと、 該チャネル上にアナログ信号を検出すると、該信号をアナログからデジタル形 態に変換し、変換された信号をデジタル格納手段に格納するステップと を含む方法。 16. 前記格納ステップのいずれかに先立って、前記信号が圧縮される請求項 15に記載の方法。 17. 前記チャネルに結合されるアナログ入出力と、デジタル入出力とを有す るタイプのテレコミュニケーション・インタフェースを用いて行われ、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを 含むパケット化データストリームに組み立てるステップと、 デジタル化音声の伝送レートより実質的に高いレートで前記通信チャネルを通 して伝送するために、該パケット化データストリームを、前記モデムのデジタル 入力に結合するステップとをさらに含む請求項15に記載の方法。 18. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を通信チャネルを通して 行い、該信号を格納する方法において、該チャネルに結合されるアナログ入出力 と、デジタル入出力とを有するタイプの テレコミュニケーション・インタフェースを用いて行われ、 格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを含む パケット化データストリームに組み立てるステップと、 デジタル化音声の伝送レートより実質的に高いレートで通信チャネルを通して 伝送するために、該パケット化データストリームを、前記モデムのデジタル入力 に結合するステップとをさらに含む方法。 19. ユーザが、通信リンクを通して遠隔の装置から受信し、続いて該遠隔の 装置へ送信し得るボイスメッセージおよび他の音声素材を記録、編集、再生およ びレビューすることを可能にする携帯型装置において、 電源用のレセプタクルと、 該レセプタクルから電力供給された音声信号を、ローカルで記録、編集、格納 および再生する集積回路と、 該集積回路によって、それに対するアクセスが制御される非揮発性の格納手段 と、 音声の可聴再生およびローカルでの入力のために、該集積回路にそれぞれ結合 される内蔵のスピーカおよびマイクロホンと、 前記集積回路に結合されるテレコミュニケーション・インタフェースチップセ ットと、 該モデムチップセットに結合されるモジュラー電話ジャックとを備え、 前記集積回路は、最初に記録されたときより実質的に高いレートで音声信号を 送受信するように、この装置を動作させることを特徴する携帯型装置。 20. 前記集積回路は、前記通信リンク上に受信されるアナログ信号とデジタ ル信号との間の区別を可能にするように作用するモジュールを含み、該アナログ 信号は前記テレコミュニケーション・イ ンタフェースチップによって処理されずに該集積回路に渡される請求項19に記 載の装置。 21. 前記集積回路は、利用可能な少なくとも1つのプロトコルを利用するイ ンターネットで、前記通信リンクを介する通信を可能にするモジュールを含む請 求項19に記載の装置。 22. 前記集積回路は、前記通信リンクを通して受信される信号をテキストと して認識し、該信号を、該テキストを話す人の音声をまねる信号に変換するモジ ュールを含む請求項19に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/10 H04L 11/20 102A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GW,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を行い、該信号を格納する 携帯型装置において、 デジタルの格納手段と、 通信チャネルへの通信コネクションと、 該通信コネクションに結合された通信入出力と、デジタル入出力とを有するテ レコミュニケーション・インタフェースと、 前記格納手段に結合された出力を有するアナログ−デジタル変換器と、 前記格納手段と該テレコミュニケーション・インタフェースのデジタル入出力 とに結合されるコントローラであって、 前記通信コネクション上の信号がアナログ音声信号であるかデジタル音声 信号であるかを検出する手段と、 該検出する手段によって制御され、前記テレコミュニケーション・インタ フェース、前記格納手段および前記アナログ−デジタル変換器に結合されたルー ティング手段であって、前記検出手段がデジタル信号を検出すると、前記テレコ ミュニケーション・インタフェースの前記デジタル出力を前記格納手段に結合さ せ、前記検出手段がアナログ信号を検出すると、前記テレコミュニケーション・ インタフェースに前記コネクション上の信号を迂回させ、を結合させるルーティ ング手段とを備えたコントローラと を備えたことを特徴とする携帯型装置。 2.続いて前記格納手段に格納させるために、前記アナログ−デジタル変換器に 前記信号を。 3. 前記格納手段への結合が、格納の前に信号を圧縮する装置を 介して行われる請求項1に記載の装置。 4. 前記コントローラは、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを 含むパケット化データストリームに組み立てる手段と、 該パケット化データストリームを、前記通信チャネルを通して伝送するために 前記テレコミュニケーション・インタフェースの前記デジタル入力に結合する手 段とをさらに備えた請求項1に記載の装置。 5. 前記コントローラは、前記テレコミュニケーション・インタフェースに、 前記パケット化データストリームをデジタル化音声の伝送レートより実質的に高 いレートで伝送させるようになした請求項3に記載の装置。 6. デジタル通信チャネルへのコネクションと、これらの間及び前記コントロ ーラとの間のインタフェースとをさらに備えた請求項1に記載の装置。 7. 前記デジタル通信チャネルと、これに対応するインタフェースとは赤外線 通信を扱うように設計されている請求項1に記載の装置。 8. 前記コントローラに結合されたバーコードリーダーをさらに備えた請求項 1に記載の装置。 9. 前記コントローラに結合されたLCDタッチスクリーンをさらに備えた請 求項1に記載の装置。 10. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を行い該信号を格納する 携帯型装置において、 デジタルの格納手段と、 通信チャネルへのコネクションと、 該コネクションに結合されたアナログ入出力と、デジタル入出力 とを有するテレコミュニケーション・インタフェースと、 前記格納手段および前記テレコミュニケーション・インタフェースに結合され たコントローラであって、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビッ トを含むパケット化データストリームに組み立てる手段と、 前記通信チャネルを通して伝送するために、該パケット化データストリー ムを、前記テレコミュニケーション・インタフェースの前記デジタル入力に結合 する手段とを備えたコントローラと を備えた携帯型装置。 11. 前記コントローラは、前記テレコミュニケーション・インタフェースに 、前記パケット化データストリームをデジタル化音声の伝送レートより実質的に 高いレートで伝送させるようになした請求項9に記載の装置。 12. 前記コントローラは、HTML言語のメッセージが前記通信チャネルに 受信されるのを検出して該言語での二方向通信を可能にするモジュールを含む請 求項9に記載の装置。 13. 前記コントローラは、前記通信チャネルへのFTP言語のメッセージの 受信を検出して該言語での双方向通信を可能にするモジュールを含む請求項9に 記載の装置。 14. 前記コントローラは、前記通信チャネルを通したテキスト情報の受信に 応じて、該テキスト情報が人間の声で話されたようにまねる可聴メッセージを生 成する音声合成器をさらに備えている請求項9に記載の装置。 15. 前記コントローラは、格納されたデータについての情報を受信し、また 該情報の選択的検索を可能にするためのデータベース 管理モジュールをさらに備えた請求項9に記載の装置。 16. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を通信チャネルを通して 行い、該信号を格納する方法において、 該チャネル上の信号がアナログ音声信号であるかデジタル音声信号であるかを 検出するステップと、 該チャネル上にデジタル信号を検出すると、該チャネルに結合される入力と、 デジタル出力とを有するタイプのテレコミュニケーション・インタフェースの出 力をデジタルの格納手段に格納するステップと、 該チャネル上にアナログ信号を検出すると、該信号をアナログからデジタル形 態に変換し、変換された信号をデジタル格納手段に格納するステップと を含む方法。 17. 前記格納ステップのいずれかに先立って、前記信号が圧縮される請求項 15に記載の方法。 18. 前記チャネルに結合されるアナログ入出力と、デジタル入出力とを有す るタイプのテレコミュニケーション・インタフェースを用いて行われ、 前記格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを 含むパケット化データストリームに組み立てるステッブと、 デジタル化音声の伝送レートより実質的に高いレートで前記通信チャネルを通 して伝送するために、該パケット化データストリームを、前記モデムのデジタル 入力に結合するステップとをさらに含む請求項15に記載の方法。 19. アナログおよびデジタル形態の音声信号の通信を通信チャネルを通して 行い、該信号を格納する方法において、該チャネルに 結合されるアナログ入出力と、デジタル入出力とを有するタイプのテレコミュニ ケーション・インタフェースを用いて行われ、 格納手段に格納されたデジタルメッセージを、データおよび制御ビットを含む パケット化データストリームに組み立てるステップと、 デジタル化音声の伝送レートより実質的に高いレートで通信チャネルを通して 伝送するために、該パケット化データストリームを、前記モデムのデジタル入力 に結合するステップとをさらに含む方法。 20. ユーザが、通信リンクを通して遠隔の装置から受信し、続いて該遠隔の 装置へ送信し得るボイスメッセージおよび他の音声素材を記録、編集、再生およ びレビューすることを可能にする携帯型装置において、 電源用のレセプタクルと、 該レセプタクルから電力供給された音声信号を、ローカルで記録、編集、格納 および再生する集積回路と、 該集積回路によって、それに対するアクセスが制御される非揮発性の格納手段 と、 音声の可聴再生およびローカルでの入力のために、該集積回路にそれぞれ結合 される内蔵のスピーカおよびマイクロホンと、 前記集積回路に結合されるテレコミュニケーション・インタフェースチップセ ットと、 該モデムチップセットに結合されるモジュラー電話ジャックとを備え、 前記集積回路は、最初に記録されたときより実質的に高いレートで音声信号を 送受信するように、この装置を動作させることを特徴する携帯型装置。 21. 前記集積回路は、前記通信リンク上に受信されるアナログ信号とデジタ ル信号との間の区別を可能にするように作用するモジ ュールを含み、該アナログ信号は前記テレコミュニケーション・インタフェース チップによって処理されずに該集積回路に渡される請求項19に記載の装置。 22. 前記集積回路は、利用可能な少なくとも1つのプロトコルを利用するイ ンターネットで、前記通信リンクを介する通信を可能にするモジュールを含む請 求項19に記載の装置。 23. 前記集積回路は、前記通信リンクを通して受信される信号をテキストと して認識し、該信号を、該テキストを話す人の音声をまねる信号に変換するモジ ュールを含む請求項19に記載の装置。
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