JP2001502867A - ハンドオーバ強度に基づく移動局のための通信チャンネルの選択 - Google Patents

ハンドオーバ強度に基づく移動局のための通信チャンネルの選択

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Abstract

(57)【要約】 所定の時間期間内に移動局(140)によって行なわれるように許可されるハンドオーバの数を表すスレッショルド制限がサービス中移動網(130)に割り当てられる。高速で移動している移動局(140)が所定数のハンドオーバを越える場合には、階層セルロケーション方法に従ったセル選択が無効にされる。代りに、通常のセルロケーション方法に従つたセル選択が高速で移動している移動局(140)による将来のハンドオーバの数を減少するように構成化される。

Description

【発明の詳細な説明】 ハンドオーバ強度に基づく移動局のための通信チャンネルの選択 発明の背景 発明の技術分野 本発明は移動電気通信システムに関し、より詳細には移動電気通信網内で高速 で移動している移動局のため階層セルの異なった層間でハンドオーバを容易にす ることに関する。 関連技術の説明 特定の公衆陸上移動網(PLMN)に関連する移動電気通信サービスエリアは セルエリアとして知られている多数の地理的エリアに副分割されている。各セル エリアのサイズは多数の異なったファクタによって決定される。このようなファ クタは特定の地理的エリアにより要求されるトラヒック能力およびキャリア対干 渉比を含んでいる。キャリア対干渉比(C/I比)は所望の受信信号のレベルと 望まれない受信信号のレベルとの比として定められる。システムで望まれるC/ I比の配分は使用されてもよい周波数群の数Fを決定する。Nのチャンネルの全 体の割り当てがFの群に区分化されるとしたら、各群はN/Fのチャンネルを含 むことになる。チャンネルの合計数(N)は一定であるため、周波数群の数(N )が小さくなれば1つの組および1つのセル当りのチャンネルはより多くなる。 従って、周波数群の数を減少して周波数再使用間隔を減らすとチャンネル容量は 大きくなるが、システムの平均C/I配分も低くなってしまう。この結果、チャ ンネル容量を増大し、同時に許容できるC/I比を維持するために、対応するセ ルエリアを減少する必要がある。逆に、より大きなセルエリアを得るためには、 周波数群の合計数(F)を増大することによって低いチャンネル容量を維持する 。 移動電気通信技術の継続する開発に伴って、階層セルの概念が導入された。「 プラン作成」行なわずあるいは単一層のセルを設ける代りに、1つの特定の地理 的エリアに対して多数の覆い重なった異なった無線カバレッジセルが与えられ る。図式的には、層1のセル(マイクロセルとしても知られている)が最初に最 小のセルエリアを持って設けられる。層1のセルの頂部には、層2のセル(マク ロセルとしても知られている)がより大きなセルエリアを持って設けられる。更 に、層3のセルが一層大きなセルエリアを持って丁度その頂部に覆い重ねられる ことができる。このような構造は、セルプランの欠陥を包み隠しかつ高い需要の エリアに対して特別な能力を与えることによって最適なカバレッジを確保する。 例えば、大きなチャンネル容量を有するマイクロセルがストックホルムの繁華 街エリアの需要を満たすために設けられ、同時に大きな無線カバレッジエリアを 有するマクロセルがストックホルムの全市のために設けられる。2つの異なった セルが同一の地理的エリア(例えば、ストックホルムの繁華街)をカバーしてい る時には、重なり合ったエリア内を移動する移動局に対してマイクロセルチャン ネルの使用を最大化することが望まれる。これは重なり合ったエリア内を移動す る移動局にマクロセルにわたっているマイクロセル選択権を与えることによって 達成される。重なり合ったエリア内を移動する移動局だけが関連したマイクロチ ャンネルをアクセスすることができるため、マイクロセル選択権がなければ、重 なり合ったエリア内外の両方に位置する移動局はマクロセルチャンネルを過度に 使用してしまい、その際に重なり合ったエリアの外側に位置する必要な移動局に は対応するマイクロセルチャンネルが到達し得ない状態となる。従って、ストッ クホルムの繁華街エリア内に位置する移動局には最初にマイクロチャンネルを使 用させるようにすることによって、マクロセルに関連したチャンネルはより広い ストックホルム市内ではあるがより狭い繁華街エリア外を移動している移動局に 利用可能な状態にされる。 好ましくないことに、マイクロセルエリア内を移動している移動局にマイクロ セルチャンネルを系統的に使用させるようにすることは常に好ましいとは限らな い。それらのセルエリアがより小さいために、高速で移動している移動局(例え ば、列車あるいは車で搬送されている移動局)に移動サービスを提供するために は極めて多数のマイクロセルを用いる必要がある。高速で移動している移動局が 第1のマイクロセルエリアを出て第2のマイクロセルエリアに入る度に、第1の マイクロセルと第2のマイクロセルとの間のハンドオーバが行なわれなければな らない。使用のセルに関連する電気通信ノード間で必要な加入者情報を通信し、 移動している移動局のために新規のセルで新規のトラヒックチャンネルを割り当 てるためにこのようなハンドオーバが必要となる。好ましくないことに、隣接セ ル間のこのような周波数ハンドオーバ(あるいはハンドオフ)は現在の無線接続 を中断する可能性を増大させ、使用のセルをサービスしている電気通信ノードか らの追加の信号化のオーバーヘッドを要求する。従って、その代りに移動電気通 信網がこのような高速で移動している移動局にマクロセルチャンネルを割り当て ると好都合となる。マクロセルは高速で移動している移動局にマクロセルチャン ネルを割り当てることによってより広い地理的エリアの移動サービスを与えるた めに、使用マクロチャンネル間のオーバーヘッドの数および信号化のオーバーヘ ッドは大きく縮小される。更にまた、それによる音声接続の中断の可能性も減少 される。 移動電気通信システム内で高速で移動している移動局に対して小さなセルの選 択を回避させるために多数のメカニズムが採用されている。例えば、1つの方法 はハンドオーバを必要とする移動局のための一候補としての小さなセルをサービ スしている新規の基地局の採用を遅らせる。従って、移動局が所定の時間期間の 間ある特定のマイクロセルエリア内に留まるまで、関連マイクロセルチャンネル は可能なチャンネル候補としては移動局に与えられない。サービス提供候補とし てのマイクロチャンネルの採用を遅延することによって、セル選択プロセスにお いて小さなセルに対する弁別が行なわれ、この結果、ある特定のマイクロセル内 に所定の時間期間以下しか留まらない高速で移動している移動局はそれに代って あるマクロセルチャンネルを選択するようにされる。しかしながら、C2アルゴ リズムは多数の異なったセルを通って移動する可変速度の移動局に対して、各マ イクロセルエリアで費やす時間を個別に評価するに過ぎないため、このC2アル ゴリズムは好ましくないセル層選択を回避させることはできない。 マイクロセルからマクロセルへの切替のための他のメカニズムは特定のセルエ リア内を移動している特定の移動局の入時間、出時間、入方向および出方向を評 価することを含んでいる。移動局が一方向から特定のセルエリアに入り、所定量 の時間内に他の方向でそのセルエリアを出るとしたら、その移動局は高速で移動 している移動局と看做され、マクロセルチャンネルを割り当てられる。しかしな がら、移動局が同一の方向で同一のセルエリアに出入りして移動しているかある いは多数の異なったセルにわたってその速度を周期的に変化している場合には上 のメカニズムが移動局の状態を正確に確かめることはできないため、このメカニ ズムも不利である。 従って、サービス中の移動電気通信網が高速で移動している移動局にセルチャ ンネルをより正確に割り当てることができるようにするメカニズムが要求される 。 発明の概要 本発明は公衆陸上移動網(PLMN)内を高速で移動している移動局のために セルチャンネルを選択する方法および装置を開示する。移動局を現在サービスし ている基地局コントローラ(BSC)は移動局によって行なわれたハンドオーバ の時間および数を表すデータを保持している。次に、他のセルへのハンドオーバ の指示に応じて、BSCは、移動局が所定の時間期間の間行なったハンドオーバ の合計数がサービス中PLMNに割り当てられたスレッショルド数を越えたかど うかを決定する。肯定的な決定に応じて、サービス中BSCは移動局を通常のセ ルロケーション方法を用いて選択されたセルにハンドオーバする。そうでなけれ ば、サービス中BSCは移動局を階層セルロケーション方法を用いて選択された セルにハンドオーバする。 一実施例において、通常のセルロケーション方法を用いて選択されたセルはマ クロセルである。他方、階層セルロケーション方法を用いて選択されたセルはマ イクロセルである。 他の実施例において、通常のセルロケーション方法を用いて選択されたセルは 移動局によって検出される最も大きな信号強度に関連したセルである。 図面の簡単な説明 本発明の方法および装置のより完全な理解は次の添付図面に関連して以下の詳 細な説明を参照することによって得られることであろう。 図1は多数の基地局コントローラによってサービスされている複数のセルエリ アを示す。公衆陸上移動網(PLMN)のブロック図である。 図2は特定のPLMN内の階層セル構造のブロック図である。 図3は本発明の教示に従って行なわれるセル選択ステップを示す流れ図である 。 図4はBSC内ハンドオーバを行なう移動網のブロック図である。 図5はBSC間ハンドオーバを行なう移動網のブロック図である。 図6は本発明の教示に従ってMSC間ハンドオーバを行なう移動網のブロック 図である。 図面の詳細な説明 図1は多数の基地局コントローラ(BSC)50a〜50cによってサービス されている複数のセルエリア20a〜20mを示す公衆陸上移動網(PLMN) 10のブロック図である。特定のPLMN10に関連する移動電気通信サービス エリアはセルエリア20a〜20mとして知られる多数の地理的エリアに副分割 される。この際に、隣接セル(例えば、セル20a〜20c)の種々の群は特定 の基地局コントローラ(例えばBSC−1・50a)と関連させられる。次いで 、多数のBSC(例えば、BSC50b−50cは特定の移動交換局(例えば、 MSC30b)と関連させられる。図の場合に、それぞれ、BSC−1・50a はセルエリア20a〜20cのための移動サービスを提供し、BSC−2・50 bはセルエリア20d〜20hのための移動サービスを提供し、BSC−3はセ ルエリア20i〜20mのための移動サービスを提供する。この際に、BSC− 1・50aは第1の移動交換局/在圏ロケーションレジスタ(MSC/VLR) 30aと関連させられる。BSC−2・50bおよびBSC−・50cも同様に 第2のMSC/VLR30bと関連させられる。MSC/VLR30a−30b は次いでその特定のPLMN10をサービスする特定の関門移動交換局(GMS C)に更に接続される。 移動局が第1のセルエリアから第2のセルエリアまで移動している際に、その 移動している移動局に連続する移動サービス(例えば、連続呼接続)を与えるた めに、「ハンドオーバ」として知られるプロセスが使用セル間で行なわれる。第 1のセルと第2のセルとの関係に応じて、BSC内、BSC間あるいはMSC間 ハンドオーバが行なわれる。図の場合に、移動局がIセル20iからKセル20 kに移動している場合には、両セルは同じBSC50cに関連させられているた め、その移動している移動局に連続する移動サービスを提供するためにBSC内 ハンドオーバが行なわれる。移動局がKセル20kからFセル20fに移動して いる場合には、各セルは異なったBSCに関連させられるために、BSC間ハン ドオーバが行なわれる。最後に、移動局がFセル20fからBセル20bに移動 している場合には、各セルは異なったMSCに関連させられるため、MSC間ハ ンドオーバが2つのMSC間で行なわれる。ハンドオーバの特質に応じて、新規 のセルエリアをサービスしている電気通信ノードに、移動している移動局に関連 する情報を通信するために、かなりのハンドオーバ・オーバヘッド機能を行なう 必要がある。例えば、利用可能なトラヒックチャンネルが新規のセルエリア内で 獲得されなければならず、制御情報が使用セル間で通信されなければならず、ま た新規の獲得されたトラヒックチャンネルで通信を行なうように移動局が指令さ れなければならない。 図2は特定のPLMN内の階層セル構造のブロック図である。移動電気通信技 術における連続する発展に伴って、階層セルの概念が開発された。「プラン作成 」を行なわずにあるいは特定の地理的エリア内で単一層のセルを与える代りに、 多数の異なった覆い重なった無線カバレッジセルが設けられる。「覆い重なった 」とは、異なった無線カバレッジエリアを備えたセルが同じ地理的エリア内に同 時に設けられることを意味する。図の場合に、大きなセルエリア(マクロセルと しても知られている)20aが特定の地理的エリアに対して最初に設けられる。 与えられたマクロセルエリア20a内には、より小さな地理的エリアのあるポケ ットは追加の移動サービス能力を必要とすることがある。チャンネルの合計数( N)を増大させずに、あるいはチャンネル容量を増加するようにマクロセル20 aに関連する周波数群の数(F)を減少せずに、多数のより小さなセルエリア( マイクロセルとしても知られている)60a〜60cがこれら「厄介な」地理的 ポケットをカバーするためにマクロセルエリア内に同時に設けられる。覆い重な ったセル構造を与えることによって、高い移動サービス要求に合致するより小さ な地理的エリアがより小さなマイクロセルによってサポートされることができ、 同時により小さな地理的エリアを囲む全体のより大きな地理的エリアは単一のマ クロセルによってサポートされることができる。このような構造はセルプランで の欠陥を補い高い需要のエリアに特別な割増の能力を与えることによって最適で 大域的なカバレッジを確保する。 図2に示されるように、マクロセルA20aは大きな地理的エリアのための無 線カバレッジを与え、更に多数のより小さなマイクロセル60a〜60cを含む 。 他の隣接マクロセルである、マクロセルB20bが特定のPLMN内の移動局に 対して連続するカバレッジエリアを与えるためにマクロセルAに関連して示され ている。マクロセルB内には、3つの付加的なマイクロセル60d〜60fが示 されており、これらは更に高需要の地理的エリアに対して付加的なカバレッジを 与える。特定のPLMN内で移動サービスを与えるためにははるかに大きな数の マクロセルおよびマイクロセルが必要になるであろうが、図2には例示的な目的 のためただ2つのマクロセルと6つのマイクロセルだけが示されていることを理 解されなければならない。 特定のマイクロセルエリア(例えば、マイクロセル60a)内を移動している 移動局に対して、階層セルロケーション方法の概念は、移動局が好ましくは利用 可能なマイクロセルチャンネルを割り当てられなければならないことを指図する 。より大きなマクロセル内ではあるがどのマイクロセルの外側に位置する移動局 に対しては、最良あるいは最も適切なセルチャンネルを選択するために通常のセ ルロケーション方法が行なわれる。特定のマイクロセルエリア内を走行している 移動局だけがマクロセルおよびマイクロセルの両方をアクセスできるため、これ ら移動局に対して利用可能なマイクロチャンネルを最初に常に使用させるように することがサービス中移動サービス提供者にとって最適である。これは、マイク ロセルエリア内に位置した移動局がマクロセルチャンネルを自由に使用すること を許可されるとしたら、関連のマイクロセルエリアの外側ではあるがそのマクロ セルエリア内を移動している移動局のためにはより少ない数のマクロチャンネル しか残らないためである。これら移動局が空きマイクロセルチャンネルをアクセ スできないために、不十分で不経済なチャンネルリソース管理となってしまう。 従って、特定のマイクロセルエリア内を移動している移動局をマイクロセル層に 「押し下げ」、それらに関連マイクロセルチャンネルを選択させるようにするこ とによって、マイクロセルエリアの外側ではあるがより大きなマクロセルエリア 内に位置する移動局のために関連したマクロセルチャンネルが利用可能に残され る。この結果、マイクロおよびマクロの両チャンネルの最適な使用が達成される 。 しかしながら、関連したマイクロチャンネルを選択するようにそのマイクロチ ャンネルエリア内に位置する移動局を系統的に「押し下げる」ことは常に好まし いとは限らない。それのセルエリアがより小さいために、高速で移動している移 動局に中断のない移動サービスを提供するためにはより大きな数のマイクロセル を含ませる必要がある。例えば、特定のPLMN内で点A210から点B220 に路230を用いて移動するために、移動局は例えば6つの異なったマイクロセ ル60a〜60fを通って移動しなければならない。この結果、点A210から 点B220まで移動局に連続して転送を行なうためには、6つのハンドオーバを 行なう必要がある。隣接セル間でのこのような頻繁なハンドオーバは好ましくな く、非効率的である。各ハンドオーバは現在の無線接続を中断する追加のリスク をもたらし、かつ使用のセルに関連した電気通信ノードのためのかなりの信号化 のオーバヘッドを必要とする。他方、移動している移動局にマクロセルチャンネ ルを割り当てた場合に、点A210から点B220までの同一の連続する移動サ ービスを与えるためには、例えばただ2つのハンドオーバを行なえばよかった。 従って、多数のマイクロセルを通って単純に移動しているこのような高速移動の 移動局に対しては、マクロチャンネルを割り当てることは使用マクロセル間でハ ンドオーバの数、従って信号化のオーバヘッドを減少する。それは更に高速で移 動している移動局の現在の無線接続の中断の可能性をも減少する。 ここで、本発明の教示に従って高速で移動している移動局にセルチャンネルを 割り当てるために行なわれるステップを示す図3を参照する。最初に、移動局を 従来の態様で他のセルにハンドオーバする決定がサービス中基地局コントローラ (BSC)によってステップ79で行なわれる。次いで、サービス中BSC内の アプリケーションモジュールはステップ80で所定の時間期間内にその移動局に 対して前に行なわれたハンドオーバの数を評価する。このような評価はその特定 の移動局に対して所定の時間期間内に行なわれたそれぞれおよびあらゆるハンド オーバの時間スタンプを記憶しているデータを保持することによってなされ得る 。 次に、ステップ90で、所定の時間期間内に行なわれたハンドオーバの数がサー ビス中PLMNによって課された制限内にあるかどうかを確かめる決定が行なわ れる。移動局によって行なわれたハンドオーバの数がサービス中PLMNによっ て課せられるスレッショルドよりも小さければ、上述の階層セルロケーション方 法に従ってセル選択が行なわれる。別態様として、利用可能なマイクロチャンネ ルの使用を最適化することに関連する任意の他のセル選択方法を使用することが できる。従って、マイクロセルエリア内に移動している移動局に対して、関連す るマイクロチャンネルが好ましく選択される。移動局によって行なわれた以前の ハンドオーバを表すデータはステップ100で最終のハンドオーバを含ませるよ うに更に更新される。更にまた、移動局は任意の数のBSCおよびMSCから移 動サービスを自由にアクセスすることができるため、移動局によって行なわれた ハンドオーバを表すこのようなデータはポータブルで、それが1つのBSCから 他に転送される際に移動局に「従う」必要がある。次いで、このような受けられ たデータは、移動局を更に他のセルエリアに再度ハンドオーバする引続く決定を 行なう時に、過去のハンドオーバの状況を評価するため新規のBSCによって使 用される。従って、移動局がステップ110で選択されたマイクロセルチャンネ ルにハンドオーバされる際に、移動局のハンドオーバ履歴を表すデータは、更に 、選択されたマイクロセルに関連した電気通信ノードに通信される。このような 通信ノードは選択されたマイクロセルに関連する基地局コントローラ(BSC) を含んでもよい。この結果、網は移動局を非高速移動している移動局として認識 し、チャンネル使用の最適化はチャンネル割当てを階層セル構造の利用可能な最 下層に「押し下げる」ことによって行なわれる。 他方、所定時間期間内に移動局によって行なわれたハンドオーバの数がサービ ス中PLMNによって課せられるスレッショルド制限よりも大きければ、移動局 は多数のセルに出入りして移動している高速で移動している移動局として分類さ れる。本発明の教示によれば、高速で移動している移動局によって行なわれるべ き将来のハンドオーバの数を減少するために、移動している移動局はその代りに ステップ120でより大きな無線カバレッジエリアを有するマクロセルにハンド オーバされる。別態様として、階層セルロケーション方法が同様に無効にされ、 通常のセルロケーション方法に従って、最良あるいは最も適切なセルが移動局に 対して選択される。1つのこのようなメカニズムは移動局によって検出される最 も大きい信号強度に関連したセルにその移動局をハンドオーバすることを含んで いる。マクロセルに関連した信号強度は典型的には対応するマイクロセルに関連 した信号強度よりも強力であるために、通常マクロセルが選択される。階層セル 構造を考慮せずに最良のセル選択を行なうために任意の他の選択方法を更に使用 できる。 図4は本発明の教示に従ってBSC内ハンドオーバを行なう移動網のブロック 図である。移動局140を現在サービスしている第1の基地送信機局(BTS) 130aから並びに移動局それ自体から受けた測定値に基づいて、第1のBTS 130aに関連する基地局コントローラ(BSC)50内のアプリケーションモ ジュールは移動局が他のセルへハンドオーバされる必要があるかどうかを決定す る。図3で充分に説明したように、次いでアプリケーションモジュール150は 本発明の教示に従って移動局をハンドオーバする適切なセルを選択する。上で説 明したように、移動局が所定の時間期間内に行なったハンドオーバの数はサービ ス中BSC50によって課せられるスレッショルド制限と比較される。移動局が 非高速移動の移動局として選定される場合には、適切なマイクロセルと関連する 第2のBTS130bが選択される。選択された第2のBTS130bは同一の BSC50と関連させられているため、対応してBSC内ハンドオーバが行なわ れ、移動局の過去のハンドオーバを表すデータは他のBSCと通信される必要は ない。更に、移動局140によって行なわれたハンドオーバの頻度を表すデータ は最後のハンドオーバを反映させるように更新される。 他方、移動局が高速で移動している移動局であるとの決定がアプリケーション モジュール150によってなされた場合には、通常のセル選択方法によって選択 されたセルをサービスしているBTS(図4では示されていない)へのハンドオ ーバが行なわれる。その特定の場合に対して、移動局によって行なわれた過去の ハンドオーバの履歴を表すデータは初期化され、その移動局に対する新たなデー タの保全が開始される。 図5はBSC間ハンドオーバを行なう移動網のブロック図である。同様に、移 動している移動局140を新規のセルへハンドオーバするために、第1のBTS 130aに関連する従前のBSC50aによって初期決定が行なわれる。次いで 、 アプリケーションモジュール150aは移動している移動局140によって行な われたハンドオーバの時間および数を表すデータを評価し、本発明の教示に従っ て移動局が高速で移動している移動局を構成するかどうかを決定する。所定時間 期間内の前のハンドオーバの数がサービス中BSCに割り当てられたスレッショ ルド制限を越える場合には、アプリケーションモジュール150aは目標セルを 選択するために通常のセルロケーション方法を行なう。上で説明したように、よ り広いカバレッジエリアのための利用可能なマクロセルが選択されるか、あるい は移動局によって検出される最も大きい信号強度を有するセルが選択される。前 に説明したように、階層セル構造を考えずに最も適切なセル選択を与える他の任 意のセル選択方法を使用することができる。他方、評価された数がスレッショル ド制限を越えていなければ、移動局を「押し下げる」ために階層セルロケーショ ン方法に従ったセル選択が行なわれる。 次いで、従前のBSC50aは「ハンドオーバ要求メッセージ」を選択された セルの識別と共に関連したMSC30に送る。MSC30は次いで選択されたセ ルエリアに関連する第2のBTS130bを制御するBSC(新規のBSC)5 0bを決定し、決定されたBSC50bに「ハンドオーバ要求メッセージ」を送 る。次いで、新規のBSC50bはトラヒックチャンネルを割り当て、移動して いる移動局140を受けるように従前のBSC50aに関連した他のオーバヘッ ド機能を行なう。 選択された目標セルがマクロセルであった場合には、移動している移動局に関 連する過去のハンドオーバを表すデータは初期化される。他方、選択されたセル がマイクロセルであった場合には、従前のBSC50に関連した従前のアプリケ ーションモジュール150aは移動局の過去のハンドオーバ状況を表すデータを 新規に選択されたBSC50bに通信する。このようなデータは送信されるハン ドオーバメッセージ内のパラメータを用いて2つのアプリケーションモジュール 間で通信され得る。次いで、新規のBSC50b内の新規のアプリケーションモ ジュール150bは受けたデータを用いて、将来のハンドオーバのためどの形式 のセルにハンドオーバするかを適切に決定する。 図5は本発明の教示に従ってMSC間ハンドオーバを行なう移動網のブロック 図である。上で説明したように、移動している移動局140に対してハンドオー バが必要であるかの初期決定がサービス中BTS130aに関連するサービス中 BSC(従前のBSC)50aによって行なわれる。次いで、アプリケーション モジュール150aは所定時間期間内に移動局によって行なわれた過去のハンド オーバを表すデータを評価し、通常のセルロケーション方法を適用すべきかある いは階層セルロケーション方法を適用すべきかを決定する。サービス中PLMN によって課せられるスレッショルド制限に対する過去のハンドオーバデータの評 価に応じて、適切な目標セルが選択される。次いで、従前のBSC50aはハン ドオーバ要求メッセージを目標セルの識別と共にサービス中MSC(従前のMS C)30aに送る。従前のMSC30aは目標セルが他のMSC(新規のMSC )30bに属することおよび新規のMSCにハンドオーバ数を要求する(信号1 70)ことを実現する。新規のMSC30bは呼を再ルート決めするために新規 のハンドオーバ数を割り当て、ハンドオーバ要求は更に新規のBSC50bに送 られる。新規のBSC50bは目標セルに関連する新規のBTS130bがトラ ヒックチャンネル(TCH)を活性化するように命令する。次いで、新規のMS C30bは新規のBSC50bからTCH情報を受け、それをハンドオーバ数と 共に従前のMSC30aに渡す。宛先アドレスとして新規のMSCを表す受けた ハンドオーバ数を使用して、リンク160は可能な限り公衆電話交換網(PST N)160を介して新規のMSC30bに従前のMSC30aからセットアップ される。次いで、従前のBSC50aは移動している移動局140が新規の周波 数に同調しかつ新規の時間スロットを用いるように指令する。この結果、移動し ている移動局140と新規のBTS130bとの間の無線通信リンクが確立され る。 同様に、新規のBTS130bがマクロセルと関連させられている場合には、 従前のアプリケーションモジュール150aは移動している移動局140によっ て行なわれた過去のハンドオーバを表すデータを初期化し、新たなデータが新規 のBSC50b内の新規のアプリケーションモジュール150bによってコンパ イルされる。他方、新たなBTS130bがマイクロセルに関連されている場合 には、従前のアプリケーションモジュール150aは最後のハンドオーバを反映 させるようにデータを更新し、更新したデータをハンドオーバ信号170により 新規のBSC50bに通信する。次いで、新規のアプリケーションモジュール1 50bは受けたデータを使用して、移動している移動局のために他のハンドオー バを必要とする場合に適切な目標セルを決定する。 本発明の方法および装置の好適実施例が添付図面に示されかつ以上の詳細な説 明に記載されたが、本発明は開示された実施例には限定されず、次の請求の範囲 に記載されかつ定められるような発明の精神から逸脱せずに数多くの再構成化、 変更および置換が可能であることを理解するであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月22日(1998.12.22) 【補正内容】 好ましくないことに、隣接セル間のこのような周波数ハンドオーバ(あるいはハ ンドオフ)は現在の無線接続を中断する可能性を増大させ、使用のセルをサービ スしている電気通信ノードからの追加の信号化のオーバーヘッドを要求する。従 って、その代りに移動電気通信網がこのような高速で移動している移動局にマク ロセルチャンネルを割り当てると好都合となる。マクロセルは高速で移動してい る移動局にマクロセルチャンネルを割り当てることによってより広い地理的エリ アの移動サービスを与えるために、使用マクロチャンネル間のオーバーヘッドの 数および信号化のオーバーヘッドは大きく縮小される。更にまた、それによる音 声接続の中断の可能性も減少される。 移動電気通信システム内で高速で移動している移動局に対して小さなセルの選 択を回避させるために多数のメカニズムが採用されている。例えば、1つの方法 はハンドオーバを必要とする移動局のための一候補としての小さなセルをサービ スしている新規の基地局の採用を遅らせる。従って、移動局が所定の時間期間の 間ある特定のマイクロセルエリア内に留まるまで、関連マイクロセルチャンネル は可能なチャンネル候補としては移動局に与えられない。サービス提供候補とし てのマイクロチャンネルの採用を遅延することによって、セル選択プロセスにお いて小さなセルに対する弁別が行なわれ、この結果、ある特定のマイクロセル内 に所定の時間期間以下しか留まらない高速で移動している移動局はそれに代って あるマクロセルチャンネルを選択するようにされる。しかしながら、遅延方法は 多数の異なったセルを通って移動する可変速度の移動局に対して、各マイクロセ ルエリアで費やす時間を個別に評価するに過ぎないため、この遅延方法はは好ま しくないセル層選択を回避させることはできない。 マイクロセルからマクロセルへの切替のための他のメカニズムは特定のセルエ リア内を移動している特定の移動局の入時間、出時間、入方向および出方向を評 価することを含んでいる。移動局が一方向から特定のセルエリアに入り、所定量 の時間内に他の方向でそのセルエリアを出るとしたら、その移動局は高速で移動 している移動局と看做され、マクロセルチャンネルを割り当てられる。しかしな がら、移動局が同一の方向で同一のセルエリアに出入りして移動しているかある いは多数の異なったセルにわたってその速度を周期的に変化している場合には上 のメカニズムが移動局の状態を正確に確かめることはできないため、このメカニ ズムも不利である。 従って、サービス中の移動電気通信網が高速で移動している移動局にセルチャ ンネルをより正確に割り当てることができるようにするメカニズムが要求される 。 発明の概要 本発明は公衆陸上移動網(PLMN)内を高速で移動している移動局のために セルチャンネルを選択する方法および装置を開示する。移動局を現在サービスし ている基地局コントローラ(BSC)は移動局によって行なわれたハンドオーバ の時間および数を表すデータを保持している。次に、他のセルへのハンドオーバ の指示に応じて、BSCは、移動局が所定の時間期間の間行なったハンドオーバ の合計数がサービス中PLMNに割り当てられたスレッショルド数を越えたかど うかを決定する。肯定的な決定に応じて、サービス中BSCは移動局を通常のセ ルロケーション方法を用いて選択されたセルにハンドオーバする。そうでなけれ ば、サービス中BSCは移動局を階層セルロケーション方法を用いて選択された セルにハンドオーバする。 一実施例において、通常のセルロケーション方法を用いて選択されたセルはマ クロセルである。他方、階層セルロケーション方法を用いて選択されたセルはマ イクロセルである。 他の実施例において、通常のセルロケーション方法を用いて選択されたセルは 移動局によって検出される最も大きな信号強度に関連したセルである。 図面の簡単な説明 本発明の方法および装置のより完全な理解は次の添付図面に関連して以下の詳 細な説明を参照することによって得られることであろう。 図1は多数の基地局コントローラによってサービスされている複数のセルエリ アを示す。公衆陸上移動網(PLMN)のブロック図である。 このような構造はセルプランでの欠陥を補い高い需要のエリアに特別な割増の能 力を与えることによって最適で大域的なカバレッジを確保する。 図2に示されるように、マクロセルA20aは大きな地理的エリアのための無 線カバレッジを与え、更に多数のより小さなマイクロセル60a〜60cを含む 。 他の隣接マクロセルである、マクロセルB20bが特定のPLMN内の移動局に 対して連続するカバレッジエリアを与えるためにマクロセルAに関連して示され ている。マクロセルB内には、3つの付加的なマイクロセル60d〜60fが示 されており、これらは更に高需要の地理的エリアに対して付加的なカバレッジを 与える。特定のPLMN内で移動サービスを与えるためにははるかに大きな数の マクロセルおよびマイクロセルが必要になるであろうが、図2には例示的な目的 のためただ2つのマクロセルと6つのマイクロセルだけが示されていることを理 解されなければならない。 特定のマイクロセルエリア(例えば、マイクロセル60a)内を移動している 移動局に対して、階層セル選択方法の概念は、移動局が好ましくは利用可能なマ イクロセルチャンネルを割り当てられなければならないことを指図する。より大 きなマクロセル内ではあるがどのマイクロセルの外側に位置する移動局に対して は、最良あるいは最も適切なセルチャンネルを選択するために通常のセル選択方 法が行なわれる。特定のマイクロセルエリア内を走行している移動局だけがマク ロセルおよびマイクロセルの両方をアクセスできるため、これら移動局に対して 利用可能なマイクロチャンネルを最初に常に使用させるようにすることがサービ ス中移動サービス提供者にとって最適である。これは、マイクロセルエリア内に 位置した移動局がマクロセルチャンネルを自由に使用することを許可されるとし たら、関連のマイクロセルエリアの外側ではあるがそのマクロセルエリア内を移 動している移動局のためにはより少ない数のマクロチャンネルしか残らないため である。これら移動局が空きマイクロセルチャンネルをアクセスできないために 、不十分で不経済なチャンネルリソース管理となってしまう。従って、特定のマ イクロセルエリア内を移動している移動局をマイクロセル層に「押し下げ」、そ れらに関連マイクロセルチャンネルを選択させるようにすることによって、マイ クロセルエリアの外側ではあるがより大きなマクロセルエリア内に位置する移動 局 のために関連したマクロセルチャンネルが利用可能に残される。この結果、マイ クロおよびマクロの両チャンネルの最適な使用が達成される。 移動局によって行なわれたハンドオーバの数がサービス中PLMNによって課せ られるスレッショルドよりも小さければ、上述の階層セル選択方法に従ってセル 選択が行なわれる。別態様として、利用可能なマイクロチャンネルの使用を最適 化することに関連する任意の他のセル選択方法を使用することができる。従って 、マイクロセルエリア内に移動している移動局に対して、関連するマイクロチャ ンネルが好ましく選択される。移動局によって行なわれた以前のハンドオーバを 表すデータはステップ100で最終のハンドオーバを含ませるように更に更新さ れる。更にまた、移動局は任意の数のBSCおよびMSCから移動サービスを自 由にアクセスすることができるため、移動局によって行なわれたハンドオーバを 表すこのようなデータはポータブルで、それが1つのBSCから他に転送される 際に移動局に「従う」必要がある。次いで、このような受けられたデータは、移 動局を更に他のセルエリアに再度ハンドオーバする引続く決定を行なう時に、過 去のハンドオーバの状況を評価するため新規のBSCによって使用される。従っ て、移動局がステップ110で選択されたマイクロセルチャンネルにハンドオー バされる際に、移動局のハンドオーバ履歴を表すデータは、更に、選択されたマ イクロセルに関連した電気通信ノードに通信される。このような通信ノードは選 択されたマイクロセルに関連する基地局コントローラ(BSC)を含んでもよい 。この結果、網は移動局を非高速移動している移動局として認識し、チャンネル 使用の最適化はチャンネル割当てを階層セル構造の利用可能な最下層に「押し下 げる」ことによって行なわれる。 他方、所定時間期間内に移動局によって行なわれたハンドオーバの数がサービ ス中PLMNによって課せられるスレッショルド制限よりも大きければ、移動局 は多数のセルに出入りして移動している高速で移動している移動局として分類さ れる。本発明の教示によれば、高速で移動している移動局によって行なわれるべ き将来のハンドオーバの数を減少するために、移動している移動局はその代りに ステップ120でより大きな無線カバレッジエリアを有するマクロセルにハンド オーバされる。別態様として、階層セルロケーション方法が同様に無効にされ、 通常のセルロケーション方法に従って、最良あるいは最も適切なセルが移動局に 対して選択される。 次いで、アプリケーションモジュール150aは移動している移動局140によ って行なわれたハンドオーバの時間および数を表すデータを評価し、本発明の教 示に従って移動局が高速で移動している移動局を構成するかどうかを決定する。 所定時間期間内の前のハンドオーバの数がサービス中BSCに割り当てられたス レッショルド制限を越える場合には、アプリケーションモジュール150aは目 標セルを選択するために通常のセル選択方法を行なう。上で説明したように、よ り広いカバレッジエリアのための利用可能なマクロセルが選択されるか、あるい は移動局によって検出される最も大きい信号強度を有するセルが選択される。前 に説明したように、階層セル構造を考えずに最も適切なセル選択を与える他の任 意のセル選択方法を使用することができる。他方、評価された数がスレッショル ド制限を越えていなければ、移動局を「押し下げる」ために階層セル選択方法に 従ったセル選択が行なわれる。 次いで、従前のBSC50aは「ハンドオーバ要求メッセージ」を選択された セルの識別と共に関連したMSC30に送る。MSC30は次いで選択されたセ ルエリアに関連する第2のBTS130bを制御するBSC(新規のBSC)5 0bを決定し、決定されたBSC50bに「ハンドオーバ要求メッセージ」を送 る。次いで、新規のBSC50bはトラヒックチャンネルを割り当て、移動して いる移動局140を受けるように従前のBSC50aに関連した他のオーバヘッ ド機能を行なう。 選択された目標セルがマクロセルであった場合には、移動している移動局に関 連する過去のハンドオーバを表すデータは初期化される。他方、選択されたセル がマイクロセルであった場合には、従前のBSC50に関連した従前のアプリケ ーションモジュール150aは移動局の過去のハンドオーバ状況を表すデータを 新規に選択されたBSC50bに通信する。このようなデータは送信されるハン ドオーバメッセージ内のパラメータを用いて2つのアプリケーションモジュール 間で通信され得る。次いで、新規のBSC50b内の新規のアプリケーションモ ジュール150bは受けたデータを用いて、将来のハンドオーバのためどの形式 のセルにハンドオーバするかを適切に決定する。 図6は本発明の教示に従ってMSC間ハンドオーバを行なう移動網のブロック 図である。上で説明したように、移動している移動局140に対してハンドオー バが必要であるかの初期決定がサービス中BTS130aに関連するサービス中 BSC(従前のBSC)50aによって行なわれる。次いで、アプリケーション モジュール150aは所定時間期間内に移動局によって行なわれた過去のハンド オーバを表すデータを評価し、通常のセル選択方法を適用すべきかあるいは階層 セル選択方法を適用すべきかを決定する。サービス中PLMNによって課せられ るスレッショルド制限に対する過去のハンドオーバデータの評価に応じて、適切 な目標セルが選択される。次いで、従前のBSC50aはハンドオーバ要求メッ セージを目標セルの識別と共にサービス中MSC(従前のMSC)30aに送る 。従前のMSC30aは目標セルが他のMSC(新規のMSC)30bに属する ことおよび新規のMSCにハンドオーバ数を要求する(信号170)ことを実現 する。新規のMSC30bは呼を再ルート決めするために新規のハンドオーバ数 を割り当て、ハンドオーバ要求は更に新規のBSC50bに送られる。新規のB SC50bは目標セルに関連する新規のBTS130bがトラヒックチャンネル (TCH)を活性化するように命令する。次いで、新規のMSC30bは新規の BSC50bからTCH情報を受け、それをハンドオーバ数と共に従前のMSC 30aに渡す。宛先アドレスとして新規のMSCを表す受けたハンドオーバ数を 使用して、リンク160は可能な限り公衆電話交換網(PSTN)160を介し て新規のMSC30bに従前のMSC30aからセットアップされる。次いで、 従前のBSC50aは移動している移動局140が新規の周波数に同調しかつ新 規の時間スロットを用いるように指令する。この結果、移動している移動局14 0と新規のBTS130bとの間の無線通信リンクが確立される。 同様に、新規のBTS130bがマクロセルと関連させられている場合には、 従前のアプリケーションモジュール150aは移動している移動局140によっ て行なわれた過去のハンドオーバを表すデータを初期化し、新たなデータが新規 のBSC50b内の新規のアプリケーションモジュール150bによってコンパ イルされる。他方、新たなBTS130bがマイクロセルに関連されている場合 には、従前のアプリケーションモジュール150aは最後のハンドオーバを反映 させるようにデータを更新し、更新したデータをハンドオーバ信号170により 新規のBSC50bに通信する。次いで、新規のアプリケーションモジュール1 50bは受けたデータを使用して、移動している移動局のために他のハンドオー バを必要とする場合に適切な目標セルを決定する。 本発明の方法および装置の好適実施例が添付図面に示されかつ以上の詳細な説 明に記載されたが、本発明は開示された実施例には限定されず、次の請求の範囲 に記載されかつ定められるような発明の精神から逸脱せずに数多くの再構成化、 変更および置換が可能であることを理解するであろう。 請求の範囲 1. セルエリアから出るように移動しかつ移動電気通信網内のマイクロセルお よびマクロセルによって同時にカバーされる地理的エリアに入るように移動して いる移動局の新規のセルチャンネルを選択する方法において、上記移動局が階層 セル選択処理手順または他のセル選択処理手順に従って上記マクロセルまたは上 記マイクロセルのいずれか内のトラヒックチャンネルを割り当てられることがで きるようになっており、上記方法が、 上記移動局を上記マイクロセルまたは上記マクロセルの内の1つへハンドオー バすることが必要かを判定するステップと、 上記移動電気通信網内で所定の時間期間内で生じたハンドオーバの実際の数を 判定するステップと、 上記特定の時間期間内で上記移動局によって行なわれたハンドオーバの実際の 数がハンドオーバのスレッショルド数以下であるかどうかを判定するステップと 、 肯定的な判定に応じて、上記移動局を上記マクロセルまたは上記マイクロセル のいずれかにハンドオーバするように上記階層セル選択処理手順を行なうステッ プと、 そうでない場合に、上記移動局によって検出された最も大きな信号強度に基づ いて上記移動局を上記マクロセルまたは上記マイクロセルにハンドオーバするよ うに上記他のセル選択処理手順を行なうステップと、 を具備することを特徴とする方法。 2. 請求の範囲第1項記載の方法において、上記階層セル選択処理手順を行な うステップが、上記マイクロセルに関連するトラヒックチャンネルを選択するス テップを含むことを特徴とする方法。 3. 請求の範囲第1項記載の方法において、上記他のセル選択処理手順を行な うステップが、上記マクロセルに関連するトラヒックチャンネルを選択するステ ップを含むことを特徴とする方法。 4. 請求の範囲第1項記載の方法において、上記階層セル選択処理手順を行な うステップが、 上記選択されたセルへのハンドオーバが行なわれていることを表すデータを保 持するステップと、 上記データを上記選択されたセルに関連する電気通信ノードに通信するステッ プと、 を含むことを特徴とする方法。 5. 請求の範囲第4項記載の方法において、上記電気通信ノードが、上記選択 されたセルに関連する基地局コントローラ(BSC)を含むことを特徴とする方 法。 6. 請求の範囲第4項記載の方法において、上記データが、上記ハンドオーバ が行なわれた時間を表す時間スタンプを更に含むことを特徴とする方法。 7. 請求の範囲第4項記載の方法において、上記データを通信するステップが 、ハンドオーバ信号を用いるようにしたことを特徴とする方法。 8. 移動電気通信網内で第1の地理的エリアから第2の地理的エリアに移動局 をハンドオーバする方法において、上記第2の地理的エリアがマイクロセルおよ びマクロセルを含む複数のセルによってサービスされるようになっており、上記 方法が、 所定の時間期間内に上記移動局によって行なわれたハンドオーバの数を決定す るステップと、 上記決定されたハンドオーバの行なわれた数がハンドオーバのスレッショルド 数を越えたか否かを評価するステップと、 肯定の場合に、上記移動局によって検出された信号強度に基づく第1のセル選 択処理手順を用いて上記移動局を上記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオ ーバするステップと、 そうでない場合に、階層処理手順に基づく第2のセル選択処理手順を用いて上 記移動局を上記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバするステップと、 を具備することを特徴とする方法。 9. 請求の範囲第8項記載の方法において、上記第2のセル選択処理手順が、 上記移動局を上記マイクロセルにハンドオーバすることを含むことを特徴とする 方法。 10.請求の範囲第9項記載の方法において、上記移動局を上記マイクロセルに ハンドオーバする上記ステップが、 上記マイクロセルへの上記ハンドオーバを表すデータを発生するステップと、 上記マイクロセルをサービスしている電気通信ノードに上記データを通信する ステップと、 を含むことを特徴とする方法。 11.請求の範囲第10項記載の方法において、上記データが、上記ハンドオー バの時間を表す時間スタンプを含んでいることを特徴とする方法。 12.請求の範囲第8項記載の方法において、上記第1のセル選択処理手順を用 いて上記移動局を上記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバするステッ プが、上記移動局を上記マクロセルにハンドオーバするステップを含むことを特 徴とする方法。 13.請求の範囲第12項記載の方法において、上記移動局を上記マクロセルに ハンドオーバするステップが、上記移動局によって行なわれたハンドオーバの数 を表すデータを初期化するステップを更に含むことを特徴とする方法。 14.移動電気通信網内で移動局を第1の地理的エリアから第2の地理的エリア にハンドオーバするシステムにおいて、上記第2の地理的エリアがマイクロセル およびマクロセルを含む複数のセルによってサービスされるようになっており、 上記システムが、特定の時間期間内で上記移動局によって行なわれたハンドオ ーバの数を判定するプロセッサを具備しており、 上記プロセッサが、上記決定されたハンドオーバの行なわれた数がハンドオー バのスレッショルド数を越えたかどうかを評価して、 肯定の場合に、上記移動局によって検出された信号強度に基づく第1のセル選 択法を用いて上記移動局を上記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバす るモジュールであって、 そうでない場合に、階層処理手順に基づく第2のセル選択法を用いて上記移動 局を上記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバするようにした上記モジ ュールを含むことを特徴とするシステム。 15.請求の範囲第14項記載のシステムにおいて、上記プロセッサが、アプ リケーションモジュールを含むことを特徴とするシステム。 16.請求の範囲第14項記載のシステムにおいて、上記モジュールが、基地局 コントローラを含むことを特徴とするシステム。 17.請求の範囲第14項記載のシステムにおいて、上記第1のセル選択法を用 い選択される上記複数のセルのうちの上記特定の1つが、上記マクロセルを含む ことを特徴とするシステム。 18.請求の範囲第14項記載のシステムにおいて、上記第2のセル選択法は、 上記移動局が上記マイクロセルにハンドオーバされるような階層セル選択法を含 むことを特徴とするシステム。 19.請求の範囲第18項記載のシステムにおいて、 上記マイクロセルへのハンドオーバを表すデータを発生する発生器と、 上記マイクロセルと関連する電気通信ノードとの間で上記データを通信する送 信機と、 を更に具備することを特徴とするシステム。 20.請求の範囲第19項記載のシステムにおいて、上記マイクロセルをサービ スしている基地局コントローラ(BSC)を有する電気通信ノードをさらに含む ことを特徴とするシステム。 21.請求の範囲第19項記載のシステムにおいて、上記データが、上記ハンド オーバの時間を表す時間スタンプを含むことを特徴とするシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. セルエリアから出るように移動しておりかつ移動電気通信網内のマイクロ セルおよびマクロセルによって同時にカバーされる地理的エリアに入るように移 動している移動局のための新規のセルチャンネルを選択する方法であって、上記 移動局が階層セル選択処理手順または通常のセル選択処理手順に従って上記マク ロセルまたは上記マイクロセルのいずれか内のトラヒックチャンネルを割り当て られることができるようになっており、上記方法が、 上記移動している移動局に対して上記マイクロセルまたは上記マクロセルの一 方へのハンドオーバが必要とされるかを決定するステップと、 上記移動電気通信網内で所定の時間期間内に許されるハンドオーバの数を決定 するステップと、 上記特定の時間期間内に上記移動局によって行なわれたハンドオーバの数が上 記許されたハンドオーバ数以下であるかどうかを決定するステップと、 肯定的決定に応じて、上記移動局がハンドオーバするセルを選択するために階 層セル選択処理手順を行なうステップと、 そうでない場合に、上記移動局がハンドオーバするセルを選択するために通常 のセル選択処理手順を行なうステップと、 を具備することを特徴とする方法。 2. 請求の範囲第1項記載の方法において、上記階層セル選択処理手順を行な う上記ステップは上記マイクロセルに関連したチャンネルを選択するステップを 具備することを特徴とする方法。 3. 請求の範囲第1項記載の方法において、上記通常のセル選択処理手順を行 なう上記ステップは上記マクロセルに関連したチャンネルを選択するステップを 具備することを特徴とする方法。 4. 請求の範囲第1項記載の方法において、通常のセル選択処理手順を行なう 上記ステップは最も大きい無線強度に関連したセルに関連するチャンネルを選択 するステップを具備することを特徴とする方法。 5. 請求の範囲第1項記載の方法において、階層セル選択処理手順を行なう上 記ステップは、 上記選択されたセルへの上記ハンドオーバが行なわれていることを表すデータ を保持するステップと、 上記データを上記選択されたセルに関連する電気通信ノードに通信するステッ プと、 を更に具備することを特徴とする方法。 6. 請求の範囲第5項記載の方法において、上記電気通信ノードは上記選択さ れたセルに関連する基地局コントローラ(BSC)からなることを特徴とする方 法。 7. 請求の範囲第5項記載の方法において、上記データは上記ハンドオーバが 行なわれた時間を表す時間スタンプを更に含んでいることを特徴とする方法。 8. 請求の範囲第5項記載の方法において、上記データを通信する上記ステッ プはハンドオーバ信号を用いて行なうようにしたことを特徴とする方法。 9. 移動電気通信網内で第1の地理的エリアから第2の地理的エリアに移動局 をハンドオーバする方法において、上記第2の地理的エリアがマイクロセルおよ びマクロセルを含む複数のセルによってサービスされるようになっており、上記 方法が、 特定の時間期間内での上記移動局によって行なわれたハンドオーバの数を決定 するステップと、 行なわれたハンドオーバの上記決定された数が上記移動電気通信網に関連する スレッショルド数を越えたかどうかを評価するステップと、 肯定の場合に、第1のセルロケーション処理手順を用いて上記移動局を上記複 数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバするステップと、 そうでない場合に、第2の処理ロケーション処理手順を用いて上記移動局を上 記複数のセルのうちの特定の1つにハンドオーバするステップと、 を具備することを特徴とする方法。 10.請求の範囲第9項記載の方法において、上記第2のセルロケーション処理 手順は上記移動局が上記マイクロセルにハンドオーバされるような階層セルロケ ーション処理手順からなることを特徴とする方法。 11.請求の範囲第10項記載の方法において、上記移動局を上記マイクロセル にハンドオーバする上記ステップは、 上記マイクロセルへの上記ハンドオーバを表すデータを発生するステップと、 上記マイクロセルをサービスしている電気通信ノードに上記データを通信する ステップと、 を更に具備することを特徴とする方法。 12.請求の範囲第11項記載の方法において、上記データは上記ハンドオーバ の時間を表す時間スタンプを含んでいることを特徴とする方法。 13.請求の範囲第9項記載の方法において、上記第1のセルロケーション処理 手順は通常のセルロケーション法からなることを特徴とする方法。 14.請求の範囲第13項記載の方法において、上記通常のセルロケーション処 理手順を用いて上記移動局を上記複数のセルのうちの上記特定の1つにハンドオ ーバする上記ステップは上記移動局を上記マクロセルにハンドオーバするステッ プからなることを特徴とする方法。 15.請求の範囲第14項記載の方法において、上記移動局を上記マクロセルに ハンドオーバする上記ステップは上記移動局によって行なわれたハンドオーバの 数を表すデータを初期化するステップを更に具備することを特徴とする方法。 16.請求の範囲第13項記載の方法において、上記通常のセルロケーション処 理手順を用いて上記移動局を上記複数のセルのうちの上記特定の1つにハンドオ ーバする上記ステップは最も大きな信号強度を有する上記複数のセルのうちの1 つにハンドオーバするステップを具備することを特徴とする方法。 17.移動電気通信網内で第1の地理的エリアから第2の地理的エリアに移動局 をハンドオーバするシステムにおいて、上記第2の地理的エリアがマイクロセル およびマクロセルを含む複数のセルによってサービスされるようになっており、 上記マイクロセルが電気通信ノードに関連するようになっており、上記システム が、 特定の時間期間内での上記移動局によって行なわれたハンドオーバの数を決定 する第1のプロセッサと、 行なわれたハンドオーバの上記決定された数が上記移動電気通信網に関連する スレッショルド数を越えたかどうかを評価する第2のプロセッサと、 肯定の場合に、第1のセルロケーション法を用いて上記移動局を上記複数のセ ルのうちの特定の1つにハンドオーバする第1のモジュールと、 そうでない場合に、第2のセルロケーション法を用いて上記移動局を上記複数 のセルのうちの特定の1つにハンドオーバする第2のモジュールと、 を具備することを特徴とするシステム。 18.請求の範囲第17項記載のシステムにおいて、上記第1および第2のプロ セッサは同一であることを特徴とするシステム。 19.請求の範囲第17項記載のシステムにおいて、上記第1および第2のモジ ュールは同一であることを特徴とするシステム。 20.請求の範囲第17項記載のシステムにおいて、上記第1のセルロケーショ ン法は通常のセルロケーション法からなることを特徴とするシステム。 21.請求の範囲第20項記載のシステムにおいて、上記通常のセルロケーショ ン処理手順を用いて選択された上記複数のセルのうちの上記特定の1つは上記マ クロセルであることを特徴とするシステム。 22.請求の範囲第20項記載のシステムにおいて、上記通常のセルロケーショ ン法を用いて選択された上記複数のセルのうちの上記特定の1つは上記移動局に よって受けられた最も大きな信号強度を有する特定のセルからなることを特徴と するシステム。 23.請求の範囲第17項記載のシステムにおいて、上記第2のセルロケーショ ン法は上記移動局が上記マイクロセルにハンドオーバされるような階セルロケー ション法からなることを特徴とするシステム。 24.請求の範囲第23項記載のシステムにおいて、 上記マイクロセルへの上記ハンドオーバを表すデータを発生する発生器と、 上記マイクロセルに関連する電気通信ノードに上記データを通信する送信機と 、 を更に具備することを特徴とするシステム。 25.請求の範囲第24項記載のシステムにおいて、上記電気通信ノードは上記 マイクロセルをサービスしている基地局コントローラ(BSC)からなることを 特徴とするシステム。 26.請求の範囲第24項記載のシステムにおいて、上記データは上記ハンドオ ーバの時間を表す時間スタンプを含んでいることを特徴とするシステム。
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