JP2001358614A - Cdma信号受信装置及び電話機 - Google Patents

Cdma信号受信装置及び電話機

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antenna
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秀作 塩谷
Tadahisa Kamiyama
忠久 神山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA信号受信装置において、受信電力を
効率的に検出する。 【解決手段】 アンテナ1、2でCDMA信号を受信
し、それぞれAGC回路14、16でゲイン調整する。
受信CDMA信号は複数のフィンガ18でそれぞれ逆拡
散され、アンテナ1の信号はRAKE合成器30でRA
KE合成され、アンテナ2の信号はRAKE合成器32
でRAKE合成される。逆拡散信号の出力先は、制御部
28からの指令により切替スイッチ19で切り替えて行
われる。RAKE合成器30、32では、それぞれ合成
信号から受信電力を検出する。受信電力を各フィンガで
はなく、RAKE合成器で合成後に検出するため、回路
構成を簡易化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA信号受信装
置及び電話機、特にCDMA信号の受信電力検出に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数のチャネルデータを伝送する方法と
して、FDMA(周波数多重)やTDMA(時分割多
重)、CDMA(符号分割多重)等がある。これらの
内、CDMAは同一の時間−周波数空間に拡散している
直交符号を用いて直交変換を行うことにより各チャネル
の区分を行うもので、チャネル毎にデータレートや重み
付けの変更を容易に行えるなどの利点を有し、携帯電話
等に用いられている。
【0003】CDMA方式における受信は、一般にRA
KE受信により行われる。RAKE受信はスペクトル拡
散通信方式特有の受信方法であり、送信側からの送信波
が直接受信側に到達する直接波と、建物等により反射さ
れて受信側に到達する反射波を処理する方法である。反
射波の経路は多数存在し得るからマルチパスの反射波が
受信され、これらの受信信号はそれぞれ経路による遅延
時間を有していることになる。PN符号によりスペクト
ル拡散された受信信号においては、時間的にずれると相
関をとることができなくなる。そこで、受信側の逆拡散
部を各パス毎に複数設け、それぞれのパスにおいて遅延
時間に対応した位相オフセットを与えて逆拡散を行うこ
とで逆拡散でき、これらの信号をRAKE合成して良好
な復調信号を得ることができる。
【0004】図3には、従来のCDMA信号受信装置の
概略構成が示されている。なお、図においては、複数の
アンテナでCDMA信号を受信し、これらのうち強度の
高い方を採用し、あるいは両者を合成して出力するダイ
バーシティ受信を前提としている。
【0005】図において、ダイバーシティ受信用の2つ
のアンテナ1、2が設けられ、各アンテナで受信したC
DMA信号はそれぞれAGC回路14、16に出力され
る。AGC回路14、16では、それぞれ後段の処理に
必要な分だけ受信CDMA信号のゲインを調整し、信号
強度を増大する。一般に、2つのアンテナ1、2での受
信強度は異なるから、AGC回路14でのゲイン調整率
(αとする)とAGC回路16でのゲイン調整率(βと
する)は異なることになる。ゲイン調整されたCDMA
信号は、複数のフィンガ18に供給される。
【0006】複数のフィンガ18は、各パスのCDMA
信号を逆拡散するためのものであり、通常複数個(例え
ば20個程度)設けられる。これらのフィンガをFin
ger−1、Finger−2、・・・、Finger
−Nと称する。Finger−1にはアンテナ1あるい
はアンテナ2からのCDMA信号を入力する入力部、P
N符号を乗算して逆拡散する乗算部及びCDMA信号の
受信電力を検出する電力検出部を備える。他のFing
erも同様の構成である。各Fingerで逆拡散され
たCDMA信号はRAKE合成器20に出力され、最大
比合成される。合成して得られた復調信号は、上位処理
層に出力される。
【0007】パスサーチ部22は、遅延波を含む各成分
位置を検出して制御部28に出力する。制御部28は、
各Fingerにタイミング信号を出力し、携帯電話が
通信する通信基地局を選定する。また、パスサーチ部2
2は、異動先の新セル情報を取得する。遅延プロファイ
ル部26は現在の受信パス位置の変動追従を取得する。
各Fingerで、アンテナ1、2のいずれの受信CD
MA信号を逆拡散するかは制御部28が決定する。
【0008】なお、各フィンガで検出される受信電力
は、例えば制御部28で加算されてトータルの受信電力
として通信基地局に送信される。これにより、通信基地
局は、受信装置側の受信電力を知ることができ、動的に
送信電力を増減制御して通信品質を確保することが可能
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、CDMA
通信においては、受信側の受信電力を検出して送信側に
フィードバックし、送信側で送信電力を制御することで
通信品質を向上させることができるが、各フィンガ毎に
受信電力を検出する構成では、電力検出回路(乗算器を
含む)をフィンガ毎に設ける必要が生じ、構成が冗長で
複雑化するとともにコスト増加を招く問題があった。
【0010】また、通常、フィンガ数は考慮するパス数
よりも余分に設けることが多く(予備あるいは複数チャ
ネルの同時受信を考慮したものである)、この場合に
は、電力検出回路も使用されないこととなり、回路構成
が無駄になる問題があった。
【0011】また、各フィンガ全てが2個のアンテナに
接続されており、どちらの信号をフィンガに割り当てる
かはその時々で変化するため、各フィンガ毎に設けられ
た電力検出回路では、対応するアンテナのAGC回路1
4、16のゲイン調整率をその都度考慮する必要があ
り、電力検出回路自体の構成も複雑化する問題があっ
た。
【0012】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、簡易に、かつ効率
的に受信CDMA信号の受信電力を検出することができ
る装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アンテナで受信したCDMA信号を復調
するCDMA信号受信装置であって、前記アンテナで受
信したCDMA信号をRAKE合成した後に前記CDM
A信号の受信電力を検出する検出手段を有することを特
徴とする。逆拡散手段(フィンガ)での逆拡散処理にお
いて受信電力を検出するのではなく、RAKE合成した
後の合成信号に基づいて受信電力を検出することで、逆
拡散手段(フィンガ)の個数分だけの電力検出回路が不
要となり、また、合成後に一括して受信電力を検出する
ことで効率的に検出することができる。なお、受信電力
は、アンテナで受信したCDMA信号のゲインがゲイン
調整されている場合には、ゲイン調整される前の電力で
ある。
【0014】また、本発明は、アンテナで受信したCD
MA信号を復調するCDMA信号受信装置であって、前
記アンテナで受信したCDMA信号のゲインを調整する
ゲイン調整手段と、前記ゲイン調整手段でゲイン調整さ
れたCDMA信号を逆拡散する複数の逆拡散手段と、前
記複数の逆拡散手段でそれぞれ逆拡散したCDMA信号
をRAKE合成する合成手段と、前記ゲイン調整手段で
のゲインに応じて前記合成手段で合成したCDMA信号
の受信電力を検出する検出手段とを有することを特徴と
する。逆拡散手段(フィンガ)での逆拡散処理において
受信電力を検出するのではなく、RAKE合成した後の
合成信号に基づいて受信電力を検出することで、逆拡散
手段(フィンガ)の個数分だけの電力検出回路が不要と
なる。受信電力は、アンテナで受信したCDMA信号の
ゲインがゲイン調整されている場合には、ゲイン調整さ
れる前の電力であり、受信電力はこのゲイン調整を考慮
して(ゲイン調整率で補正して)検出される。
【0015】本発明の1つの実施形態では、前記アンテ
ナは複数設けられてダイバーシティ受信を行う。この場
合、前記ゲイン調整手段は前記複数のアンテナ毎に存在
し、前記合成手段は前記複数のアンテナ毎にRAKE合
成し、前記検出手段は前記複数のアンテナ毎に受信電力
を検出する。RAKE合成をアンテナ毎に行うことで、
合成されたCDMA信号のゲイン調整率(アンテナ毎に
定まる)を一括して処理することが可能となり、検出手
段では容易に受信電力を検出できる。すなわち、従来に
おいては、各逆拡散手段(各フィンガ)では複数のアン
テナからの信号を混合して処理していたため、RAKE
合成後に受信電力を検出することができず(複数のアン
テナからの信号を混合するとゲイン調整率も混合するこ
とになり、ゲイン調整率による補正が不可能となる)、
合成前の各逆拡散部(フィンガ)での電力算出が必要と
なるが、本発明ではアンテナ毎、すなわちゲイン調整毎
にRAKE合成するため、合成後の受信電力検出が可能
となる。
【0016】ここで、前記逆拡散手段で逆拡散されたC
DMA信号を前記複数のアンテナ毎に切り替えて前記合
成手段に出力する切替手段をさらに有することができ
る。これにより、各アンテナ毎のRAKE合成を確実に
行うことができる、切替手段は、逆拡散部の機能として
付加されていてもよい。
【0017】また、本発明は、複数のアンテナと、前記
複数のアンテナにそれぞれ接続され、前記アンテナで受
信したCDMA信号の強度を調整するゲイン制御手段
と、前記ゲイン調整手段に接続され、前記複数のアンテ
ナで受信したCDMA信号を逆拡散するとともに、逆拡
散したCDMA信号を前記複数のアンテナ毎に切り替え
て出力する複数のフィンガと、切替手段から出力された
CDMA信号を前記複数のアンテナ毎にRAKE合成す
るとともに、前記ゲイン調整手段でのゲイン調整率を用
いて前記複数のアンテナ毎に受信電力を検出する複数の
合成手段と、前記複数の合成手段からの合成信号を再合
成する再合成手段とを有することを特徴とする。
【0018】本発明のCDMA信号受信装置は、携帯電
話などの電話機に搭載することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0020】図1には、本実施形態に係るCDMA信号
受信装置の構成が示されている。このCDMA信号受信
装置は、IC化して携帯電話に搭載することができる。
図において、2個のアンテナ1、2が設けられ、アンテ
ナ1、2からの受信CDMA信号はAGC回路14、1
6に出力される。AGC回路14、16では以降の処理
に必要な強度にゲイン調整する。ゲイン調整率をそれぞ
れα、βとする。受信場所が異なれば受信強度も異なる
ため、通常αとβは異なる値をとる。
【0021】AGC回路14、16でゲイン調整された
受信CDMA信号は、それぞれ複数のフィンガ18に出
力される。フィンガ18は、Finger−1、Fin
ger−2、・・・、Finger−Nから構成され、
例えば30個とすることができる。各フィンガ18は、
それぞれ制御部28及び図示しないパスサーチ部22か
らの信号に基づいて信号処理すべきアンテナを決定し、
PN符号を乗じて逆拡散する。
【0022】一方、本実施形態における各フィンガ18
は、図3に示された各フィンガ18と異なり、電力検出
回路を有しない。これは、本実施形態では各フィンガ1
8では受信電力を検出せずRAKE合成した後で検出す
るためで、これにより、本実施形態ではフィンガ18の
数だけの電力検出回路は不要となる。
【0023】また、本実施形態における各フィンガ18
は、図3と異なり逆拡散したCDMA信号の出力先を切
り替える切替スイッチ19を有している。切替スイッチ
19の接点は、2つのRAKE合成器30、32にそれ
ぞれ接続されており、切替スイッチ19の切替は制御部
28からの信号により制御される。
【0024】2つのRAKE合成器30、32はそれぞ
れアンテナ1、アンテナ2用の合成器であり、RAKE
合成器30には複数のフィンガ18のうち、アンテナ1
で受信したCDMA信号を逆拡散したフィンガからの信
号が供給され、RAKE合成器32には複数のフィンガ
18のうち、アンテナ2で受信したCDMA信号を逆拡
散した信号が供給される。例えば、フィンガ18のう
ち、Finger−1、3、5がある時刻にアンテナ1
の信号を逆拡散し、Finger−2、4、6がアンテ
ナ2の信号を逆拡散したとすると、Finger−1、
3、5の切替スイッチ19の接点はRAKE合成器30
側に切り替えられて逆拡散した信号をRAKE合成器3
0に供給し、Finger−2、4、6の切替スイッチ
19の接点はRAKE合成器32側に切り替えられて逆
拡散した信号をRAKE合成器32に供給する。すなわ
ち、RAKE合成器30は常にアンテナ1で受信したC
DMA信号のみを合成し、RAKE合成器32は常にア
ンテナ2で受信したCDMA信号のみを合成するのであ
る。
【0025】RAKE合成器30及び32は、それぞれ
フィンガからの逆拡散信号を例えば最大比合成(各フィ
ンガからの信号を2乗して加算)で合成した後、この合
成信号の受信電力を検出する。ここで、RAKE合成器
30では、アンテナ1で受信した信号を合成しているた
め、そのゲイン調整率はαと一律であるため、容易に受
信電力(すなわち、αでゲイン調整される前の電力)を
検出することができる。また、RAKE合成器32で
も、アンテナ2で受信した信号を合成しているため、ゲ
イン調整率はβと一律であるため容易に受信電力を検出
することが可能となる。RAKE合成器30及び32で
検出された受信電力は、制御部28に出力され、制御部
28でこれらの電力を加算してアンテナ1、2トータル
の受信電力を算出する。算出された受信電力は、適宜通
信基地局に送信される。
【0026】また、RAKE合成器30、32でそれぞ
れ合成されたCDMA信号は、RAKE再合成器34で
加算されて再合成され、復調信号として上位処理層に出
力される。なお、パスサーチ部22及び遅延プロファイ
ル部26の機能は従来と同様であるため、その説明は省
略する。
【0027】図2には、図1における切替スイッチ19
の構成が示されている。上述したように、切替スイッチ
19は、各フィンガ毎に設けられ、それぞれRAKE合
成器30用の接点とRAKE合成器32用の接点を有す
る。切替スイッチ19の接点切替は、制御部28からの
信号により行われる。制御部28は、既述したように、
各フィンガでアンテナ1、2のどちらの受信信号を選択
すべきかを決定して各フィンガに指令しており、この指
令と同一内容の信号を切替スイッチ19にも供給する。
したがって、あるフィンガFinger−iがある処理
タイミングにおいてアンテナ1の受信信号を処理する場
合には、同時に切替スイッチ19の接点もRAKE合成
器30側に切り替えられる。同様にしてアンテナ2の受
信信号を処理する場合には切替スイッチ19の接点はR
AKE合成器32側に切り替えられる。RAKE合成器
30、32は、それぞれフィンガ18の数だけの入力ポ
ートを有することが望ましい。ある処理タイミングにお
いて全てのフィンガ18がアンテナ1(あるいはアンテ
ナ2)の受信信号を処理する場合もあり得るからであ
る。
【0028】このように、本実施形態では、複数のフィ
ンガの各フィンガで受信電力を検出するのではなく、ア
ンテナ毎にRAKE合成し、RAKE合成した後に各ア
ンテナ毎のゲイン調整率に基づいて一律に受信電力を検
出しているので、従来のフィンガ個数分だけ必要であっ
た電力検出回路を、アンテナ本数分だけに削減すること
が可能となる。具体的には、フィンガ18を30個とす
ると、従来においては30個必要であった受信電力検出
回路が2個で済むことになる。また、RAKE合成器3
0内の電力検出回路は、従来の電力検出回路のようにア
ンテナ1、2両方の受信信号に対応するためにAGC回
路のゲイン調整率α、βをともに考慮する必要はなく、
AGC回路14のゲイン調整率αのみを考慮すればよい
ため、構成も簡略化される。RAKE合成器32内の電
力検出回路についても同様である。なお、本実施形態で
は、各フィンガに切替スイッチ19を設けているが、従
来の乗算器を含む電力検出回路に比べて極めて簡易な構
成で済む。
【0029】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変
更が可能である。例えば、本実施形態では2個のアンテ
ナ1、2を設ける場合について説明したが、3個あるい
はそれ以上のアンテナを用いる場合にも同様に適用する
ことができる。アンテナが3個の場合、アンテナ毎にR
AKE合成器を3個設け、それぞれにおいて受信電力を
検出すればよい。さらに、アンテナが1個の場合にも、
本発明は適用可能である。この場合、切替スイッチ19
は不要であり、各フィンガで受信電力を検出するのでは
なく、単一のRAKE合成器で合成したのち、単一のA
GC回路でのゲイン調整率に応じて受信電力を検出すれ
ばよい。
【0030】また、本実施形態では、複数のフィンガ1
8の各フィンガに切替スイッチ19を設けたが、もちろ
ん、切替スイッチ19を各フィンガに一体化し、切替機
能を有するフィンガとして構成することもできる。各フ
ィンガがアンテナ1、2のいずれかの信号を処理するか
は制御部28からの指令により決定されるため、出力の
切替機能もフィンガに組み込むことで、構成をより簡略
化することができる。
【0031】また、本実施形態では、RAKE合成器3
0、32でそれぞれ逆拡散信号をアンテナ1、2毎に合
成した後に受信電力を検出しているが、RAKE合成器
30、32とは別個にそれぞれの後段に電力検出器を設
け、合成信号から受信電力を検出することも可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な構成で効率的に
受信電力を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の構成図である。
【図2】 図1における切替スイッチの構成図である。
【図3】 従来装置の構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 アンテナ、14 AGC(オートゲ
インコントロール)、16 AGC(オートゲインコン
トロール)、18 フィンガ、30 RAKE合成器
(アンテナ1用)、32 RAKE合成器(アンテナ2
用)、34 RAKE再合成器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナで受信したCDMA信号を復調
    するCDMA信号受信装置であって、 前記アンテナで受信したCDMA信号をRAKE合成し
    た後に前記CDMA信号の受信電力を検出する検出手段
    を有することを特徴とするCDMA信号受信装置。
  2. 【請求項2】 アンテナで受信したCDMA信号を復調
    するCDMA信号受信装置であって、 前記アンテナで受信したCDMA信号のゲインを調整す
    るゲイン調整手段と、 前記ゲイン調整手段でゲイン調整されたCDMA信号を
    逆拡散する複数の逆拡散手段と、 前記複数の逆拡散手段でそれぞれ逆拡散したCDMA信
    号をRAKE合成する合成手段と、 前記ゲイン調整手段でのゲインに応じて前記合成手段で
    合成したCDMA信号の受信電力を検出する検出手段
    と、 を有することを特徴とするCDMA信号受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記アンテナは複数存在してダイバーシティ受信を行
    い、 前記ゲイン調整手段は前記複数のアンテナ毎に存在し、 前記合成手段は前記複数のアンテナ毎にRAKE合成
    し、 前記検出手段は前記複数のアンテナ毎に受信電力を検出
    することを特徴とするCDMA信号受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、さらに、 前記逆拡散手段で逆拡散されたCDMA信号を前記複数
    のアンテナ毎に切り替えて前記合成手段に出力する切替
    手段と、 を有することを特徴とするCDMA信号受信装置。
  5. 【請求項5】 複数のアンテナと、 前記複数のアンテナにそれぞれ接続され、前記アンテナ
    で受信したCDMA信号の強度を調整するゲイン制御手
    段と、 前記ゲイン調整手段に接続され、前記複数のアンテナで
    受信したCDMA信号を逆拡散するとともに、逆拡散し
    たCDMA信号を前記複数のアンテナ毎に切り替えて出
    力する複数のフィンガと、 切替手段から出力されたCDMA信号を前記複数のアン
    テナ毎にRAKE合成するとともに、前記ゲイン調整手
    段でのゲイン調整率を用いて前記複数のアンテナ毎に受
    信電力を検出する複数の合成手段と、 前記複数の合成手段からの合成信号を再合成する再合成
    手段と、 を有することを特徴とするCDMA信号受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の受信装
    置を備える電話機。
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