JP2001358296A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001358296A
JP2001358296A JP2000178502A JP2000178502A JP2001358296A JP 2001358296 A JP2001358296 A JP 2001358296A JP 2000178502 A JP2000178502 A JP 2000178502A JP 2000178502 A JP2000178502 A JP 2000178502A JP 2001358296 A JP2001358296 A JP 2001358296A
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Japan
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memory cell
circuit
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signal
defective
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Tomoya Kawagoe
知也 河越
Jun Otani
順 大谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair

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  • Dram (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良メモリセルを冗長メモリセルで置換する
ことが可能なビルトインテスト回路を備えた半導体記憶
装置を提供する。 【解決手段】 内部アドレス信号に応じて、メモリセル
アレイにデータの書込みを行なった後、読出動作におい
て、各メモリセルからの読出データと期待値データの比
較を行なう。各サブメモリセルアレイ100.0〜10
0.3に対応して、連想メモリセルアレイCAM_AR
YとテストブロックTBが設けられる。各テストブロッ
クTBには、メモリセル行とメモリセル列を順番に置換
する順序の組合せのぞれぞれについて、置換判定部が設
けられる。各置換判定部は、連想メモリセルアレイCA
M_ARYに、すでに記憶している不良メモリセルの行
および列アドレスが異なるアドレスの不良メモリセルが
発見された時にのみ、不良アドレスを書きこむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置、特に半導体記憶装置の試験を行なうためのテスト
回路を搭載する半導体集積回路装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】大部分の半導体記憶装置は、予備のメモ
リセルを備えており、メモリセルの一部に不良のメモリ
セルがある場合、その不良部分を予備のメモリセルと置
換し、不良チップの救済を行なうことが可能となってい
る。
【0003】図39は、このような半導体記憶装置のメ
モリアレイ部8010に対して設けられる冗長回路の構
成を示す概略ブロック図である。
【0004】メモリアレイ部8010中の1つのメモリ
セルが、外部から入力されたロウアドレス信号RA0−
13、コラムアドレス信号CA0−8により選択され
る。この選択された1つのメモリセルに対し、書込動作
においては、データ入出力端子DQ(図示せず)に与え
られたデータの書込が行なわれる、また、読出動作にお
いては、このデータ入出力端子DQに対して、メモリア
レイ部8010からの読出データが出力される。
【0005】ロウデコーダ8020は、入力されたロウ
アドレスに応じて、読出あるいは書込動作を行なう1行
(ロウ)分のメモリセルの選択を行なう。また、コラム
デコーダ8030は、入力されたコラムアドレスにより
1列(コラム)の選択を行い、ロウアドレスにより選択
された1ロウ分のメモリセルのうちから、さらに1つの
メモリセルを選択する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、欠陥メ
モリセルの検出と、その欠陥メモリセルの冗長メモリセ
ルアレイによる置換のための分析は、半導体記憶装置8
000の外部のメモリテスタにより行なわれることが一
般的である。
【0007】一方、近年、被測定半導体記憶装置800
0、または半導体記憶装置を搭載する半導体装置内に信
号発生器を内蔵し、メモリテスタなしでテストを行な
う、いわゆる内蔵型テスト装置(ビルトインテスト装
置)を備えた半導体記憶装置または半導体記憶装置を搭
載する半導体装置が製造されている。
【0008】しかしながら、このようなビルトインテス
ト装置を備える半導体記憶装置または半導体装置におい
ては、メモリアレイ中に不良メモリセルが存在するか否
かのテストは行えても、冗長解析機能を実現するテスト
をそれ自身で行なうことが困難である。これは、上述の
とおり、不良メモリセルのアドレスを記憶するためのフ
ェイルメモリは、被測定半導体記憶装置または半導体装
置に内蔵される半導体記憶装置と同等の容量が必要とさ
れるため、事実上このようなフェイルメモリを半導体記
憶装置または半導体装置に搭載することが困難で、冗長
解析を行なうことができないためである。
【0009】しかも、半導体記憶装置に対するデータ入
出力時のデータのビット幅は、システムの高速化等の要
求から増大する傾向にある。このため、メモリセルアレ
イがサブメモリセルアレイに分割され、かつサブメモリ
セルアレイごとに複数のメモリセルが同時に選択される
ことが多い。このため、上述のような冗長解析はさらに
複雑となる。
【0010】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、サブメモリセ
ルアレイごとに複数のメモリセルが同時に選択される場
合に不良メモリセルを検出し、かつ、この不良メモリセ
ルを冗長メモリセルで置換することが可能なビルトイン
テスト回路を備えた半導体記憶装置または半導体記憶装
置を搭載する半導体集積回路装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、各々が記憶データを保持するための複数
のメモリセルが行列状に配置されるメモリセルアレイを
備え、メモリセルアレイは、複数のサブメモリセルアレ
イに分割され、各サブメモリセルアレイは、複数の正規
メモリセルを含む正規メモリセルアレイと、複数の予備
メモリセルを含む予備メモリセルアレイとを含み、アド
レス信号に応じて、サブメモリセルアレイごとに一括し
て複数のメモリセルを選択するためのメモリセル選択回
路と、選択されたメモリセルとの間で記憶データを授受
するためのデータ伝達回路と、サブメモリセルアレイご
とに設けられ、正規メモリセル中の不良メモリセルを検
出し、いずれの予備メモリセルで置換するかを決定する
複数のテスト回路とをさらに備え、各テスト回路は、メ
モリセルを順次選択するためのアドレス信号を生成し、
テスト書込み動作において選択されたメモリセルに書込
むテストデータと、テスト読出動作においてメモリセル
から読み出されるべき期待値データとを生成する信号生
成回路と、テスト読出動作において、選択されたメモリ
セルからの記憶データと期待値データとを比較する比較
回路と、比較回路の比較結果に応じて、不良メモリセル
に対応する不良アドレスを記憶するためのアドレス記憶
回路と、アドレス記憶回路に保持された不良アドレスに
応じて、いずれの予備メモリセルで置換するかを判定す
る判定回路とを含み、判定回路に制御されて、アドレス
記憶回路は、順次検出される不良アドレスのうち、すで
に記憶されている不良アドレスと異なる不良アドレスを
選択的に記憶する。
【0012】請求項2記載の半導体集積回路装置は請求
項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、アドレ
ス記憶回路は、すでに記憶されている不良アドレスと異
なる不良アドレスに加えて、一括して選択される複数の
メモリセルのうちの不良メモリセルを特定するためのデ
ータも記憶する。
【0013】請求項3記載の半導体集積回路装置は請求
項2記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、判定回
路は、一括して選択される複数のメモリセルのうち、複
数のメモリセルが不良である場合、予め定められた順序
で不良メモリセルが検出されたものとして、アドレス記
憶回路に記憶させる。
【0014】請求項4記載の半導体集積回路装置は請求
項2記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、予備メ
モリセルアレイは、少なくとも1つの予備メモリセル行
と少なくとも1つの予備メモリセル列とを含み、判定回
路は、一括して選択される複数のメモリセルのうち、複
数のメモリセルが不良である場合、予め定められた優先
順位に従って、予備メモリセル行で置換されるべき不良
アドレスと予備メモリセル列で置換されるべき不良アド
レスとを、アドレス記憶回路に記憶させる。
【0015】請求項5記載の半導体集積回路装置は請求
項1〜3いずれか1項に記載の半導体集積回路装置の構
成に加えて、予備メモリセルアレイは、m個(m:自然
数)の予備メモリセル行と、n個(n:自然数)の予備
メモリセル列とを有し、判定回路は、m個の予備メモリ
セル行とn個の予備メモリセル列とを、不良メモリセル
を含む正規メモリセル行または正規メモリセル列と順次
置換するステップの順序の組合せのぞれぞれに対応して
設けられる複数の置換判定部を含み、アドレス記憶回路
は、複数の置換判定部にぞれぞれ対応して設けられ、不
良アドレスのうちm個の不良行アドレスを記憶するため
のm個の記憶セル列と、複数の置換判定部にぞれぞれ対
応して設けられ、不良アドレスのうちn個の不良列アド
レスを記憶するためのn個の記憶セル列とを含み、各置
換判定部は、対応するm個の記憶セル列とn個の記憶セ
ル列とを、すでに記憶されている不良行アドレスまたは
不良列アドレスとは、行アドレスおよび列アドレスの双
方が異なる不良メモリセルが検出されたときに、対応す
るステップの順序に従って活性化する。
【0016】請求項6記載の半導体集積回路装置は請求
項5記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、m個の
記憶セル列の各々は、信号生成回路の生成する行アドレ
ス信号の各ビットデータを受けて、すでに記憶している
ビットデータとの比較を行なう複数の第1の比較記憶セ
ルと、第1の比較記憶セルの比較結果を伝達する第1の
一致検出線と、第1の比較記憶セルへのビットデータの
書込みを指示するための第1の書込み選択線とを有し、
n個の記憶セル列の各々は、信号生成回路の生成する列
アドレス信号の各ビットデータを受けて、すでに記憶し
ているビットデータとの比較を行なう複数の第2の比較
記憶セルと、第2の比較記憶セルの比較結果を伝達する
第2の一致検出線と、第2の比較記憶セルへのビットデ
ータの書込みを指示するための第2の書込み選択線とを
有し、置換判定部は、第1および第2の一致検出線によ
り伝達された比較結果に基づいて、対応するステップの
順序に従って、第1のおよび第2の書込み選択線を選択
的に活性化する。
【0017】請求項7記載の半導体集積回路装置は請求
項6記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、アドレ
ス信号のビットデータは、相補信号として第1および第
2の比較記憶セルにそれぞれ与えられ、記憶セル列の各
々は、対応する一致検出線のレベルをプリチャージする
プリチャージ回路を含み、各第1および第2の比較記憶
セルは、第1および第2の入力ノードを有し、対応する
ビットデータを相補的に記憶するための双安定素子と、
双安定素子の第1の入力ノードと相補信号の一方とを、
第1または第2の書込み選択線のうちの対応する一方の
活性化に応じて結合する第1のアクセストランジスタ
と、双安定素子の第2の入力ノードと相補信号の他方と
を、第1または第2の書込み選択線のうちの対応する一
方の活性化に応じて結合する第2のアクセストランジス
タと、相補信号の一方と第2の入力ノードの電位レベル
とに応じて、対応する一致検出線を放電する第1の放電
回路と、相補信号の他方と第1の入力ノードの電位レベ
ルとに応じて、対応する一致検出線を放電する第2の放
電回路とを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】[実施の形態1] [メモリセルアレイあたり1ビットのデータが読み出さ
れる構成]図1は、サブメモリアレイあたり1ビットの
データが読み出されるダイナミック型半導体記憶装置
(以下、DRAMと呼ぶ)1000の全体構成を示す概
略ブロック図である。
【0019】なお、以下の説明で明らかとなるように、
本発明に係るビルトインテスト回路は、図1に示したよ
うなDRAM1000に搭載される場合に限定されるこ
となく、より一般に、半導体集積回路装置にロジック回
路などとともに搭載される半導体記憶装置のテストに適
用することが可能である。
【0020】図1を参照して、DRAM1000は、行
アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストロー
ブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップ
イネーブル信号/CE、クロックイネーブル信号CKE
等の制御信号を受ける制御信号入力端子群11と、アド
レス信号A0〜Ai(i:自然数)を受けるアドレス入
力端子群13と、データの入出力を行なうためのデータ
入出力端子群15と、外部電源電位Vccを受けるVc
c端子18と、接地電位Vssを受けるVss端子19
とを備える。
【0021】ここで、制御信号入力端子群11に与えら
れる信号CKEは、チップへの制御信号の入力を可能と
することを指示するための信号である。
【0022】DRAM1000は、さらに、制御信号に
応じてでDRAM1000全体の動作を制御する内部制
御信号を発生するコントロール回路26と、内部制御信
号を伝達する内部制御信号バス72と、アドレス入力端
子群13から外部アドレス信号を受けて、内部アドレス
信号を発生するアドレスバッファ30と、行列状に配置
された複数のメモリセルMCを有するメモリセルアレイ
100とを備える。
【0023】ここで、図1においては、例示的にメモリ
セルアレイ100が1つの場合を示しているが、このよ
うなメモリセルアレイ100が複数個設けられる構成と
なっていてもよい。ただし、1つのメモリセルアレイあ
たり1ビットのデータが読み出される構成となっている
ものとする。
【0024】内部アドレス信号とは、たとえば、外部行
アドレス信号RA0−13から生成される互いに相補な
内部行アドレス信号RA0−13および/RA0−13
と、外部列アドレス信号CA0−8から生成される互い
に相補な内部列アドレス信号CA0−8および/CA0
−8とを意味する。
【0025】メモリセルMCは、データを保持するため
のキャパシタと、各行に対応するワード線WLに接続さ
れたゲートを有するアクセストランジスタGMとによっ
て構成される。
【0026】メモリセルアレイ100においては、メモ
リセルの各行に対してワード線WLが設けられ、メモリ
セルの各列に対してビット線BL,/BLが設けられ
る。
【0027】また、図1に示したメモリセルアレイ10
0は、図39に示したメモリセルアレイ部8010と同
様に、正規のメモリセルアレイ100Rと、スペアロウ
SRとスペアコラムSCとを含む。
【0028】メモリセルアレイ100においても、スペ
アロウSRとしては、2本のスペアロウSR1およびS
R2が設けられ、スペアコラムSCとしては、2本のス
ペアコラムSC1およびSC2が設けられているものと
する。
【0029】DRAM1000は、さらに、DRAM1
000の不良メモリセルを検出し、スペアロウSRまた
はスペアコラムSCで置換するためのテスト動作を行な
うビルトインセルフテスト回路(以下、BIST回路と
呼ぶ)2000を備える。
【0030】BIST回路回路2000は、コントロー
ル回路26により制御されて、通常動作時においては、
アドレスバッファ30からの内部行アドレス信号および
内部列アドレス信号を、そのまま行デコーダ、スペアロ
ウデコーダ42、列デコーダ50およびスペアコラムデ
コーダ52にそれぞれ出力する。さらに、BIST回路
2000は、通常動作においては、データ入出力端子群
15から与えられ、入出力バッファ85によりバッファ
処理され、書込ドライバ回路80から出力される書込デ
ータを受けて、そのまま列選択ゲート200に出力す
る。
【0031】これに対して、BIST回路2000は、
テスト動作においては、アドレスバッファ30からの内
部アドレス信号ではなく、BIST回路2000内部で
生成した内部アドレス信号を、行デコーダ40、スペア
ロウデコーダ42、列デコーダ50およびスペアコラム
デコーダ52にそれぞれ与える。さらに、書込ドライバ
80から与えられるデータではなく、BIST回路20
00内部で生成されたテスト用書込データTDを列選択
ゲート200に与えることで、テストデータをメモリセ
ルアレイ100に書込む。
【0032】このようなテスト動作における書込動作が
終了した後、BIST回路2000は、再び内部アドレ
ス信号を生成して、順次書込まれたデータの読出を行な
う。BIST回路2000は、この読出されたデータと
期待値データEDとの比較結果に応じて、正規メモリセ
ルアレイ100R中の不良メモリセル位置を順次検出し
ていき、このような複数の不良メモリセルに対応する複
数の不良行アドレスおよび不良列アドレスを、スペアロ
ウSRおよびスペアコラムSCのどのような組合せで置
換するかを決定する。
【0033】このようなテスト動作中の読出動作が終了
すると、BIST回路2000の決定に従って、スペア
ロウデコーダ42およびスペアコラムデコーダ52は、
それぞれ置換するべき不良行アドレスおよび不良列アド
レスをそれぞれ不揮発的に記憶する。このために、スペ
アロウデコーダ42およびスペアコラムデコーダ52
は、BIST回路2000から指示される置換アドレス
を電気的に書込み読出し可能な不揮発性記憶素子を備え
る構成としてもよい。または、BIST回路2000
は、テスト動作終了後に、このような置換を行うべきア
ドレスを外部に出力する構成としてもよい。この場合
は、この外部に出力された置換アドレスにしたがって、
外部テスタがリペア装置に指示を出し、従来と同様に、
リペア装置がスペアロウデコーダ42、スペアコラムデ
コーダ52のヒューズ素子をトリミングする構成として
もよい。
【0034】BIST回路2000によるこのような冗
長解析が終わった後は、通常の読出動作および書込動作
が行なわれることになる。
【0035】通常の読出動作および書込動作において
は、アドレスバッファ30からの内部行アドレス信号を
デコードした行デコーダ40からの出力に応じて、ワー
ド線ドライバ45は、対応するワード線WLを選択的に
活性化する。このとき、スペアロウデコーダ42は、不
揮発的に記憶している不良行アドレスと、アドレスバッ
ファからの内部行アドレスとが一致した場合、スペアロ
ウSRのワード線WLを活性化し、行デコーダ40に対
しては、行選択動作を行なわない指示を与える。
【0036】一方、アドレスバッファ30からの内部列
アドレス信号をデコードした列デコーダ50の出力に応
じて、列デコーダ50はコラム選択信号を活性化する。
一方、スペアコラムデコーダ52は、アドレスバッファ
30からの内部列アドレス信号が、不揮発的に記憶して
いる不良列アドレスと一致する場合には、スペアコラム
SCに対応するコラム選択信号を活性化し、列デコーダ
50に対しては、選択動作を行なわないように指示す
る。
【0037】コラム選択信号は、コラム選択線54によ
って列選択ゲート200に与えられる。列選択ゲート2
00は、列選択信号に応じてビット線対BL,/BLの
データを増幅するセンスアンプ60と、I/O線76と
を選択的に接続する。
【0038】I/O線76は読出アンプ/書込ドライバ
80および入出力バッファ85を介して、データ入出力
端子15との間で記憶データの伝達を行なう。これによ
り、通常動作においては、データ入出力端子15とメモ
リセルMCとの間で記憶データの授受が行なわれる。
【0039】コントロール回路26は、たとえば、上述
のとおり、BIST回路2000のテスト動作の開始・
終了の制御を行なったり、あるいは外部制御信号の組合
せにより読出動作が指定されている場合は、センスアン
プ60を活性化するための信号SON,ZSOP等のD
RAM1000の内部動作を制御するための内部制御信
号を生成する。
【0040】DRAM1000は、さらに、外部電源電
位Vccおよび接地電位Vssを受けて、ビット線対の
“H”レベル電位に対応し、センスアンプ60に供給さ
れる内部電源電位Vddsを発生する内部電位発生回路
70を備える。
【0041】図2は、図1に示したBIST回路200
0の構成を説明するための概略ブロック図である。
【0042】BIST回路2000は、コントロール回
路26からの制御に応じて、ビルトインテスト動作を制
御するためのBIST制御部2010とBIST制御部
2010に制御されて、ビルトインテスト動作中に内部
行アドレス信号RA0−13,/RA0−13および内
部列アドレス信号CA0−8,/CA0−8、テスト書
込データTDおよび期待値データEDをそれぞれ生成す
るテスト信号発生器2020と、BIST制御部201
0により制御され、アドレスバッファ30からの内部行
アドレス信号RA0−13,/RA0−13と、テスト
信号発生器からの内部行アドレス信号とを受けて、動作
モードに応じていずれか一方を選択的に行デコーダ40
およびスペアロウデコーダ42に与えるマルチプレクサ
2030と、BIST制御部2010により制御され
て、アドレスバッファ30からの内部列アドレス信号C
A0−8,/CA0−8と、テスト信号発生器2020
からの内部列アドレス信号とを受けて、動作モードに応
じていずれか一方を列デコーダ50およびスペアコラム
デコーダ52に出力するマルチプレクサ2040と、B
IST制御部2010により制御され、書込ドライバ8
0からの書込データWDと、テスト信号発生器2020
からのテスト書込データTDとを受けて、動作モードに
応じていずれか一方を列選択ゲート200に与えるマル
チプレクサ2050と、ビルトインテストモードにおけ
る読出動作において、列選択回路200からの読出デー
タRDと、テスト信号発生器2020からの期待値デー
タEDとを比較し、比較結果の一致/不一致に応じてパ
ス/フェイル信号P/Fを出力する比較器2060と、
ビルトインテストモード中にテスト信号発生器から出力
される内部行アドレス信号および内部列アドレス信号と
を受けて、比較器2060からのパス/フェイル信号P
/Fが活性化(データEDとデータRDとが一致しなか
った場合)するのに応じて、正規メモリセルアレイ10
0R中の不良アドレスを記憶し、かつ、スペアロウSR
およびスペアコラムSCにより置換されるべき不良アド
レスを決定するアドレス置換判定器3000とを含む。
【0043】BIST制御部2010は、アドレス置換
判定器3000の判定結果に応じて、スペアロウデコー
ダ42およびスペアコラムデコーダ52が電気的に書換
え可能な不揮発性記憶素子を備える場合は、これら不揮
発性記憶素子に置換されるべき不良アドレスをプログラ
ムする。または、BIST制御部2010は、アドレス
置換判定器3000の判定結果に応じて、置換されるべ
き不良アドレスを読出しアンプ80、入出力バッファを
介して、入出力端子群15から外部へ出力する。
【0044】図3は、図2に示したアドレス置換判定器
3000の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【0045】まず、アドレス置換判定器3000の構成
について説明する前に、図1におけるメモリセルアレイ
100中の不良アドレスを、スペアロウSRおよびスペ
アコラムSCで置換する処理手続について簡単にまとめ
ておく。
【0046】以下では、図39に示したメモリセルアレ
イ部8010における不良メモリセルと同一の不良メモ
リセル分布が、メモリセルアレイ100においても発生
しているものとする。
【0047】したがって、以下、図39を再び参照し
て、不良メモリセルDBM1〜DBM8の8個の不良メ
モリセルが存在する場合、順次行アドレスを変化させな
がら、かつ列アドレスを変化させつつ、これら不良メモ
リセルDBM1〜DBM8を検出していくとき、不良メ
モリセルDBM1〜DBM8の順で、不良メモリセルの
存在が検出されていくことになる。
【0048】このとき、2本のスペアロウSR1および
SR2と、2本のスペアコラムSC1とSC2で、これ
ら不良メモリセルに対応する不良アドレスの置換処理を
行なう場合に、スペアロウとスペアコラムをいかなる順
番で、不良メモリセルに対応する正規メモリセル行また
は正規メモリセル列と置換していくかに依存して、すべ
ての不良メモリセルが救済される場合とそうでない場合
とが存在する。
【0049】たとえば、不良メモリセルDBM1(行ア
ドレスRF1,列アドレスCF1)を、スペアロウメモ
リセルSRM1で置換し、不良メモリセルDBM2〜D
BM4(行アドレスはRF2で共通、列アドレスは、そ
れぞれCF2、CF3、CF4)を2番目のスペアロウ
メモリセルSRM2で置換し、不良メモリセルDBM5
〜DBM7(列アドレスはCF5で共通、行アドレス
は、それぞれRF3,RF4,RF5)を1番目のスペ
アコラムメモリセルSCM1で置換し、不良メモリセル
DBM8(行アドレスRF8,列アドレスCF8)を、
2番目のスペアコラムメモリセルSCM2で置換した場
合は、すべての不良メモリセルDBM1〜DBM8を、
2本のスペアロウSR1,SR2および2本のスペアコ
ラムSC1,SC2で置換することが可能である。
【0050】しかしながら、たとえば、不良メモリセル
DBM1を、まず第1のスペアコラムメモリセルSCM
1で置換し、不良メモリセルDBM2を第2のスペアコ
ラムメモリセルSCM2で置換した後に、続いて検出さ
れる3番目の不良メモリセルDBM3を1番目のスペア
ロウメモリセルSRM1で置換し、5番目に現われる不
良メモリセルDBM5を、2番目のスペアロウメモリセ
ルSRM2で置換するという処理を順次行なった場合
は、すべての不良メモリセルを2本のスペアロウおよび
2本のスペアコラムで置換することで救済することはで
きない。
【0051】以上のように、不良メモリセルを順次検出
しつつ、スペアロウまたはスペアコラムで置換する処理
においては、不良メモリセルの正規メモリアレイ中での
分布のみならず、いかなる順序でスペアロウおよびスペ
アコラムの置換処理を行なっていくかに依存して、救済
可能な場合と救済可能でない場合があることになる。
【0052】ここで、スペアロウが2本あり、スペアコ
ラムも2本ある場合、順次検出される不良メモリセル
を、いかなる順序でスペアロウおよびスペアコラムと置
換していくかには、各置換を行なう4つのステップ中に
おいて何番目のステップでスペアロウあるいはスペアコ
ラムとの置換を行なうかにより、以下の6通りの組合せ
がある。
【0053】以下では、スペアロウとの置換を行なう場
合をRで表わし、スペアコラムとの置換を行なう場合を
Cで表わすものとする。
【0054】ケース1:R→R→C→C ケース2:R→C→R→C ケース3:R→C→C→R ケース4:C→R→R→C ケース5:C→R→C→R ケース6:C→C→R→R すなわち、4つのステップのうち、何番目のステップ
で、スペアロウとの置換を行なうかが決定されれば、こ
のような組合せが決定されることになり、このような組
合せの総数は全部で4個(スペアロウ2個+スペアコラ
ム2個)のものから2個を取出す場合の組合せの数
(2+2)2=4!/(2!・2!)=6通りだけあること
になる。ここで、自然数kに対し、k!は、自然数kの
階乗を表す。
【0055】より一般的には、スペアロウがm本、スペ
アコラムがn本ある場合、このような組合せの数は
(m+n)n(m+n)m=(m+n)!/(m!×n!)通
りだけ存在することになる。
【0056】スペアロウ2本およびスペアコラム2本に
より、最終的にすべての不良メモリセルの置換および救
済が可能である場合は、上記6通りの順序のうちに必
ず、完全に救済を行うことが可能なスペアロウおよびス
ペアコラムとの置換処理の順序が存在することになる。
【0057】図3に示されたアドレス置換判定器300
0においては、上述のような6通りの場合をそれぞれ並
列に判定していくことが可能なように、6通りの系統に
ついて並列的に処理をする構成となっている。
【0058】図3を参照して、アドレス置換判定器30
00は、上記ケース1からケース6のそれぞれに対応し
て、不良アドレスの置換処理を行なった場合に、不良ア
ドレスの置換により、救済可能であるかをそれぞれ判定
するための第1から第6の置換判定部3100.1〜3
100.6を備える。
【0059】アドレス置換判定器3000は、さらに、
第1の置換判定部3100.1から第6の置換判定部3
100.6に対応して、各々が2本のスペアロウと置換
するべきロウアドレスを記憶するロウアドレス記憶部R
M1〜RM6と、2本のコラムアドレスと置換されるべ
き列アドレスを記憶するためのコラムアドレス記憶部C
M1〜CM6を備える。
【0060】たとえば、上記ケース1の場合、すなわ
ち、スペアロウによる置換処理を2回続けて行なった
後、スペアコラムによる置換を2回続けて行なう処理に
対応して設けられる第1の置換判定部3100.1に対
応して、ロウアドレス記憶部RM1およびコラムアドレ
ス記憶部CM1がそれぞれ設けられている。
【0061】ロウアドレス記憶部RM1は、第1のスペ
アロウSR1により置換されるべきロウアドレスを記憶
するための記憶セル列MCR11と、第2のスペアロウ
SR2で置換されるべき行アドレスを記憶するための記
憶セル列MCR12とを含む。
【0062】一方、コラムアドレス記憶部CM1は、第
1のスペアコラムSC1により置換されるべき列アドレ
スを記憶するための記憶セル列MCC11と、第2のス
ペアコラムSC2で置換されるべき列アドレスを記憶す
るための記憶セル列MCC12とを含む。
【0063】第1の置換判定部3100.1は、上述の
とおりケース1の場合に対応しているので、対応してい
るロウアドレス記憶部RM1およびコラムアドレス記憶
部CM1中の記憶セル列を、記憶セル列MCR11、記
憶セル列MCR12、記憶セル列MCC11、記憶セル
列MCC12の順序で、パス/フェール信号P/Fが活
性化するごとに、その時点での内部アドレス信号を記憶
セル列に書込むか否かの判定をしていく。
【0064】メモリセル列MCR11、MCR12、M
CC11、MCC12に対応して、プリチャージ回路C
PR11、CPR12、CPC11、CPC12がそれ
ぞれ設けられている。プリチャージ回路CPR11〜C
PC12は、それぞれ、対応する記憶セル列MCR11
〜MCC12に対して設けられている一致判定線MHL
を、信号φに応じて“H”レベルにプリチャージする。
【0065】メモリセル列MCR11およびMCR12
は、それぞれ内部行アドレス信号RA0,/RA0の組
〜信号RA13,/RA13の組の14個の組に対応し
て設けられ、これら信号のレベルを記憶するためのTG
セルを含んでいる。
【0066】同様にして、記憶セル列MCC11および
MCC12は、それぞれ、内部列アドレス信号CA0,
/CA0の組〜信号CA8,/CA8の組に対応してそ
れぞれ設けられ、これら信号レベルを記憶するためのT
Gセルを含んでいる。
【0067】ロウアドレス記憶部RM1およびコラムア
ドレス記憶部CM1中のTGセルは、対応する第1の置
換判定部3100.1からの指示に応じて、書込活性化
線TWLのレベルが活性レベル(“H”レベル)となる
ことに応じて、それぞれ対応する内部行アドレス信号ま
たは内部列アドレス信号のレベルを記憶する。
【0068】一方、予め“H”レベルにプリチャージさ
れている一致判定線MHLのレベルは、記憶セル列が既
に記憶しているアドレス信号のレベルと、その時点でア
ドレス置換判定器3000に与えられている内部アドレ
ス信号RA0,/RA0〜RA13,/RA13または
内部列アドレス信号CA0,/CA0〜CA8,/CA
8のレベルとが一致している場合には“H”レベルを維
持する。一方、一致していない場合には、一致判定線M
HLのレベルは、“L”レベルとなる。
【0069】さらに、記憶セル列MCR11,MCR1
2,MCC11およびMCC12に対応して、フリップ
フロップ回路SFR11、SFR12、SFC11、S
FC12がそれぞれ設けられている。フリップフロップ
回路SFR11〜SFC12のレベルは、テスト動作が
開始される前に、リセット信号RSTによりリセットさ
れており、対応する記憶セル列の書込選択線TWLが活
性状態(“H”)となることに応じて、セットされる。
【0070】第2の置換判定部3100.2は、ケース
2に対応しており、スペアロウによる置換処理と、スペ
アコラムによる置換を交互に行なう処理に対応して、ロ
ウアドレス記憶部RM2およびコラムアドレス記憶部C
M2がそれぞれ設けられている。第2の置換判定部31
00.2は、対応しているロウアドレス記憶部RM2お
よびコラムアドレス記憶部CM2中の記憶セル列を、記
憶セル列MCR21、記憶セル列MCC21、記憶セル
列MCR22、記憶セル列MCC22の順序で、パス/
フェイル信号P/Fが活性化するごとに、その時点での
内部アドレス信号を記憶セル列に書込むか否かの判定を
していく。その他の構成は、第1の置換判定部310
0.1の構成と同様である。
【0071】第3から第6の置換判定部3100.3〜
3100.6についても、それぞれが、ケース3からケ
ース6に応じて、対応する記憶セル列と記憶セル列への
書込みを行う順序とが異なるのみで、その他の構成は置
換判定部3100.1の構成と同様であるのでその説明
は繰り返さない。
【0072】以上のような構成において、置換判定部3
100.1の動作の大略を述べると以下のとおりであ
る。
【0073】すなわち、たとえば、パス/フェイル信号
P/Fが活性状態となった時点で、第1の置換判定部3
100.1は、記憶セル列MCR11の書込選択線TW
Lを活性状態とする。これに応じて、記憶セル列MCR
11に対応するフリップフロップ回路SFR11のレベ
ルがセットされ、この記憶セル列MCR11へのアドレ
ス信号の書込が既に行なわれたことがデータとして保持
される。
【0074】続いて、再びパス/フェイル信号P/Fが
活性状態となった際に、記憶セル列MCR11中に保持
されている内部行アドレス信号と、この時点での内部行
アドレス信号のレベルとの比較を、それぞれのTGセル
が行ない、その比較結果に応じて、記憶セル列MCR1
1の一致検出線MHLのレベルが駆動される。これに応
じて、第1の置換判定部3100.1は、既に記憶セル
列MCR11に保持されている内部行アドレスと、新た
に検出された不良メモリセルに対応する内部行アドレス
とが一致している場合には、記憶セル列MCR12の活
性化を行なわない。
【0075】これに対して、記憶セル列MCR11に既
に記憶されている内部行アドレスと、新たに発見された
不良メモリセルに対応する内部行アドレスとが一致して
いない場合には、第1の置換判定部3100.1は、2
番目に活性化されるべき記憶セル列MCR12の書込選
択線TWLを活性状態とする。
【0076】すると、2番目の記憶セル列MCR12
に、新たに発見された不良メモリセルに対応する内部行
アドレスが書込まれるとともに、記憶セル列MCR12
に対応するフリップフロップ回路SFR12のレベルが
セット状態とされる。
【0077】以下同様にして、順次不良メモリセルが検
出されるたびに、既に記憶セル列中に保持されている内
部行アドレスあるいは内部列アドレスと、新たに検出さ
れた不良メモリセルに対応する内部行アドレスまたは内
部列アドレスが一致しない場合には、第1の置換判定部
3100.1の対応するケース1の順番に従って、記憶
セル列が活性化されていく。
【0078】一方で、既に記憶セル列中に記憶されてい
る内部行アドレスまたは内部列アドレスと、新たに検出
された不良メモリセルに対応する内部行アドレスまたは
内部列アドレスとが一致する場合には、第1の置換判定
部3100.1は、次の順番に対応する記憶セル列の活
性化は行なわない。
【0079】最終的に、ビルトインテスト中において正
規メモリセルを検査していったときに、順次検出される
すべての不良メモリセルの内部行アドレスおよび内部列
アドレスが、ロウアドレス記憶部MR1およびコラムア
ドレス記憶部CM1中に既に記憶されている内部行アド
レスまたは内部列アドレスと一致しているならば、第1
の置換判定部3100.1に対応した順序で不良メモリ
セルをスペアロウまたはスペアコラムで置換すること
で、すべての不良メモリセルを置換救済することが可能
と判定される。その判定結果は、リペアフェイル信号R
Fとして、アドレス置換判定器3000からBIST制
御部2010に与えられる。
【0080】上述のとおり、第1の置換判定部310
0.1およびそれに対応するロウアドレス記憶部RM1
ならびにコラムアドレス記憶部CM1に対応するのと同
様の構成が、第2の置換判定部3100.2〜第6の置
換判定部3100.6に対応しても設けられている。し
かも、第2の置換判定部3100.2から第6の置換判
定部3100.6のそれぞれが、ケース2からケース6
にそれぞれ対応していることに応じて、各置換判定部
は、対応する順序に従ってロウアドレス記憶部の記憶セ
ル列およびコラムアドレス記憶部の記憶セル列を活性化
していく。
【0081】したがって、図1に示したように、2個の
スペアロウおよび2個のスペアコラムにより、正規メモ
リセルアレイ100R中の不良メモリセルの救済が可能
であるならば、第1の置換判定部3100.1から第6
の置換判定部3100.6のいずれか少なくとも1つか
らのリペアフェイル信号RFは、最後の不良メモリセル
が検出された時点でも、不活性状態(“L”レベル)を
維持していることになる。
【0082】これに応じて、BIST制御部2010
は、リペアフェイル信号RFが不活性状態である置換判
定部に対応するロウアドレス記憶部およびコラムアドレ
ス記憶部に保持されている内部行アドレス信号および内
部列アドレス信号を読み出す。この読み出した内部行ア
ドレス信号および内部列アドレス信号に応じて、スペア
ロウデコーダ42およびスペアコラムデコーダ52に対
して、置換されるべき行アドレスおよび列アドレスをプ
ログラムすることが可能となる。
【0083】以上のとおり、ロウアドレス記憶部RM1
からRM6に対して、記憶セル列は2×6=12個存在
し、コラムアドレス記憶部CM1〜RM6に対して、記
憶セル列が2×6=12個存在し、合計で24個の記憶
セル列が存在していることになる。
【0084】図4は、図3に示したTGセルの構成を示
す回路図である。TGセルは、内部列アドレス信号CA
nまたは内部行アドレス信号RAn(n:自然数、RA
nの場合はn=0〜13、CAnの場合はn=0〜8)
を伝達するためのアドレス信号線ASL1と、2つのイ
ンバータINV1およびINV2により構成される記憶
素子BSEと、記憶素子BSEの記憶ノードn1とアド
レス信号線ASL1とを、信号線TWLのレベルに応じ
て接続するためのNチャネル型アクセストランジスタT
A1と、アドレス信号CAnまたはRAnと相補な内部
アドレス信号/CAnまたは/RAnを伝達するための
アドレス信号線ASL2と、記憶素子BSEの記憶ノー
ドn2とアドレス信号線ASL2との間の接続を、信号
TWLのレベルに応じて接続するためのNチャネル型ア
クセストランジスタTA2と、一致検出線MHLと接地
電位との間に直列に接続されるNチャネルトランジスタ
T11およびT12と、一致検出線MHLと接地電位と
の間に直列に接続されるトランジスタT13およびT1
4とを含む。
【0085】トランジスタT11のゲートは、アドレス
信号線ASL1と接続し、トランジスタT12のゲート
は、記憶素子BSEの記憶ノードn2と接続している。
【0086】トランジスタT13のゲートは、記憶素子
BSEの記憶ノードn1と接続し、トランジスタT14
のゲートはアドレス信号線ASL2と接続している。
【0087】すなわち、書込選択線TWLの活性化に応
じて、記憶素子BSEは、アドレス信号線ASL1およ
びASL2と接続される。一方、記憶素子BSEに保持
されているデータと、アドレス信号線ASL1およびA
SL2上の内部アドレス信号とが一致しない場合には、
一致検出線MHLは、トランジスタT11およびT12
の経路またはトランジスタ13およびT14の経路のい
ずれかを介して、接地電位と接続され放電されることに
なる。
【0088】図5は、図3に示した第1の置換判定部3
100.1の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【0089】第2の置換判定部3100.2〜第6の置
換判定部3100.6の構成も、接続される記憶セル列
が異なるのみで、その基本的な構成は同様である。
【0090】第1の置換判定部3100.1は、記憶セ
ル列MCR11の一致検出線MHLとフリップフロップ
回路SFR11の出力とが入力ノードと接続するAND
回路3102と、記憶セル列MCR12の一致検出線M
HLと、フリップフロップ回路SFR12の出力とが入
力ノードと接続するAND回路3104と、記憶セル列
MCC11の一致検出線MHLと、フリップフロップ回
路SFC11の出力とが入力ノードと接続するAND回
路3106と、記憶セル列MCC12の一致検出線MH
Lと、フリップフロップ回路SFC12の出力とが入力
ノードと接続するAND回路3108と、AND回路3
102〜3108の出力を受けて、信号MSを出力する
4入力NOR回路3110とを含む。
【0091】以下では、第1の置換判定部3100.1
のAND回路3102〜3108の入力ノードのうち、
一致検出線MHLと接続する入力ノードをそれぞれノー
ドMHa、MHb、MHc、MHdで表わし、フリップ
フロップ回路SFR11〜SFC12の出力と接続する
入力ノードをノードMVa、MVb、MVc、MVdで
表わすことにする。
【0092】第1の置換判定部3100.1はさらに、
ノードMVaのレベルの反転信号、ノードMVbのレベ
ルの反転信号、ノードMVcのレベルの反転信号、ノー
ドMVdのレベルの反転信号と、信号MSと、パス/フ
ェイル信号P/Fとを受けて、これらの信号の論理積
を、記憶セル列MCR11の書込選択線TWLに与える
書込選択信号WEaとして出力する論理ゲート3200
と、ノードMVaのレベルの信号、ノードMVbのレベ
ルの反転信号、ノードMVcのレベルの反転信号、ノー
ドMVdのレベルの反転信号と、信号MSと、パス/フ
ェイル信号P/Fとを受けて、これらの信号の論理積
を、記憶セル列MCR12の書込選択線TWLに与える
書込選択信号WEbとして出力する論理ゲート3202
と、ノードMVaのレベルの信号、ノードMVbのレベ
ルの信号、ノードMVcのレベルの反転信号、ノードM
Vdのレベルの反転信号と、信号MSと、パス/フェイ
ル信号P/Fとを受けて、これらの信号の論理積を、記
憶セル列MCC11の書込選択線TWLに与える書込選
択信号WEcとして出力する論理ゲート3204と、ノ
ードMVaのレベルの信号、ノードMVbのレベルの信
号、ノードMVcのレベルの信号、ノードMVdのレベ
ルの反転信号と、信号MSと、パス/フェイル信号P/
Fとを受けて、これらの信号の論理積を、記憶セル列M
CC12の書込選択線TWLに与える書込選択信号WE
dとして出力する論理ゲート3206とを含む。
【0093】第1の置換判定部3100.1はさらに、
ノードMVaのレベル、ノードMVbのレベル、ノード
MVcのレベル、ノードMVdのレベル、信号MSおよ
びパス/フェイル信号P/Fを受けて、これらの論理積
を出力する6入力AND回路3208と、リセット信号
RSTに応じてリセットされ、AND回路3208の出
力に応じてセットされて、ケース1に対するリペアフェ
イル信号CS1−RFを出力するフリップフロップ回路
3210とを含む。
【0094】次に、図3に示したアドレス置換判定器3
000の動作をより詳しく説明する。
【0095】図6および図7は、アドレス置換判定器3
000の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【0096】以下の説明においても、図39に示した不
良メモリセルDBM1〜DBM8の順序で不良メモリセ
ルが検出された場合について説明する。
【0097】図6には図示しないが、テスト開始前に、
すべてのフリップフロップのクリア動作を行なうために
リセット信号RSTが活性化される。また、図示しない
が、各一致判定動作を行なう前に、信号φに応じて、一
致判定線MHLは“H”レベルにプリチャージされてい
るものとする。
【0098】以下、第1の置換判定部3100.1の動
作と、それに接続された記憶セル列MCR11、MCR
12、MCC11、MCC12の動作について説明す
る。
【0099】第1の置換判定部3100.1は、上述の
とおり、検出された不良メモリセルを、スペアロウ→ス
ペアロウ→スペアコラム→スペアコラムの順に従って置
換していく処理に対応している。
【0100】図6を参照して、第1の置換判定部310
0.1のMSノードのレベル(図6中の信号CS1−M
Sに対応)は、時刻t1において、ノードMVa、MV
b、MVc、MVdのすべてが“L”レベルなので、言
い換えると記憶セル列MCR11、MCR12、MCC
11、MCC12のすべての値が未だ書込動作が行なわ
れていないので、“H”レベルとなっている。
【0101】不良メモリセルDBM1が検出され、信号
P/Fが活性化(“H”レベル)となった時点の時刻t
2で、記憶セル列MCR11に対する書込選択信号WE
aが“H”レベルになり、記憶セル列MCR11に不良
メモリセルDBM1のロウアドレスRF1が書込まれ
る。
【0102】次に、不良メモリセルDBM2の検出時に
は、記憶セル列MCR11に対応するフリップフロップ
回路SFR11からの信号に応じてノードMVaのレベ
ルは“H”レベルとなっているが、記憶セル列MCR1
1に記録されている値と不良メモリセルDBM2のロウ
アドレスが一致しないため、ノードMHaのレベルは
“H”レベルとはならない。このため、第1の置換判定
部3100.1のMSノードは“H”レベルとなり、信
号P/Fが時刻t3で“H”レベルとなるのに応じて、
記憶セル列MCR12に対応した書込選択信号WEbが
“H”レベルとなって、記憶セル列MCR12に不良メ
モリセルDBM2のロウアドレスRF2が書込まれる。
【0103】次に、不良メモリセルDBM3の検出時に
は、記憶セル列MCR12に既に記録されたロウアドレ
スが不良メモリセルDBM3のロウアドレスと一致する
ため、第1の置換判定部3100.1のMSノードは
“L”レベルとなる。そのため、記憶セル列MCC11
に対応する書込選択信号WEcは“L”レベルのままで
あるため、記憶セル列MCC11への書込は行なわれな
い。
【0104】不良メモリセルDBM4の検出時について
も同様に、MSノードが“L”レベルとなるため、記憶
セル列MCC11への内部アドレスの書込は行なわれな
い。
【0105】次に、図7を参照して、不良メモリセルD
BM5の検出時の時刻t4には、既に対応する記憶セル
列に記憶されているいずれの内部行アドレスおよび内部
列アドレスとも不良メモリセルDBM5の内部アドレス
が一致しないため、記憶セル列MCC11へ不良メモリ
セルDBM5の内部コラムアドレスが書込まれる。
【0106】不良メモリセルDBM6およびDBM7の
検出時には、既に記憶セル列MCC11に記録されたコ
ラムアドレスと、不良メモリセルDBM6およびDBM
7のコラムアドレスが一致するため、記憶セル列MCC
12への書込選択信号WEdは活性化されず、記憶セル
列MCC12への内部アドレスの書込は行なわれない。
【0107】不良メモリセルDBM8の検出時の時刻t
5においては、不良メモリセルDBM8のコラムアドレ
スが、既にメモリセル列MCR11、MCR12、MC
C11に記憶されている内部アドレスとは一致しないた
め、不良メモリセルDBM8のコラムアドレスCF8が
記憶セル列MCC12へ書込まれる。
【0108】メモリアレイ中のすべての不良が検出され
た時点(テスト終了時)においても、以上の動作では、
第1の置換判定部3100.1のフリップフロップ回路
3210の出力レベルはセットされない。
【0109】第2の置換判定部3100.2〜第6の置
換判定部3100.6についても、それらが接続される
記憶セル列やロウまたはコラム判定を行う順序が第1の
置換判定部3100.1とは異なるが、その動作は第1
の置換判定部3100.1の動作と同様である。
【0110】ただし、各記憶セル列に書込まれるアドレ
スと、8番目の不良メモリセルDBM8が検出された際
にフリップフロップ回路3210の出力がセットされて
いるか否かとについては、各置換判定部によって異なっ
ている。
【0111】テストが終了した後、BIST制御部20
10は、第1の置換判定部3100.1から第6の置換
判定部3100.6のフリップフロップ回路3210の
値に対応するリペアフェイル信号RFを読取る。第1の
置換判定部3100.1から第6の置換判定部310
0.6のうち、リペアフェイル信号RFが“L”レベル
である置換判定部に接続されている記憶セル列であっ
て、かつ、有効な値を保持している記憶セル列、言い換
えると、ノードMVa、MVb、MVc、MVdのう
ち、そのレベルが“H”レベルである記憶セル列に記憶
されている値が、置換するべきアドレスを示す。以上説
明した例では、第1の置換判定部3100.1に対応す
る記憶セル列に記憶されたアドレスまたは第5の置換判
定部3100.5に接続された記憶セル列に記録された
値に基づいて、スペアロウおよびスペアコラムで置換処
理をすればよい。
【0112】以上説明したようなBIST回路2000
の構成では、被測定半導体記憶装置の記憶容量が大きく
なっても、回路規模を小さく抑えることができるため、
半導体記憶装置への内蔵が容易であるという利点があ
る。
【0113】なお、以上の説明では、スペアロウが2
本、スペアコラムが2本の場合を例として説明したが、
スペアロウおよびスペアコラムの数はこれらの値に限定
されることなく、たとえば、スペアロウおよびスペアコ
ラムの本数が増えた場合には、それに応じて、増加する
組み合わせの数だけ置換判定部を設け、かつそれに対応
するロウアドレス記憶部およびコラムアドレス記憶部を
設ければよい。
【0114】さらに、実施の形態1では半導体記憶装置
内部にBIST回路2000が設けられる構成とした
が、この発明はこのような場合に限定されることなく、
半導体記憶装置が、たとえばロジック回路とともにワン
チップ上に集積化されている場合に、この半導体記憶装
置のテストをするためにBIST回路2000が設けら
れる構成となっていてもよい。
【0115】[メモリセルアレイあたり複数ビットのデ
ータが読み出される構成](メモリセルアレイあたり複
数ビットデータが読み出される構成での問題点)図8
は、メモリセルアレイ100が、2つのサブメモリアレ
イ100.0および100.1に分割された場合の冗長
メモリセルアレイによる置換動作を説明するための概念
図である。
【0116】図8に示した例においては、ワード線WL
が活性化すると、サブメモリセルアレイ100.0のビ
ット線BL0,/BL0と、サブメモリセルアレイ10
0.1のビット線BL1,/BL1から同時にデータの
読出が行なわれる場合を示している。
【0117】このような構成において、上述したような
冗長メモリセルアレイの置換を行なうこととすると、以
下に説明するような問題が存在する。
【0118】すなわち、まず冗長メモリセルへの置換が
冗長メモリセル列→冗長メモリセル行という順番で行な
われる場合、同一のメモリセル行に属するメモリセルD
BM1およびDBM2が、ともに欠陥メモリセルである
ときには、たとえば、そのうちの欠陥メモリセルDBM
1を冗長メモリセル列SCにより置換することが可能で
ある。
【0119】しかしながら、図1において説明した半導
体記憶装置1000の構成においては、2つのメモリセ
ル列を同時に置換することはできない。したがって、欠
陥メモリセルDBM1を含むメモリセル列が、冗長メモ
リセル列SCにより置換されるという処理を行なった後
で、欠陥メモリセルDBM1とは異なるメモリセル行に
属する欠陥メモリセルDBM3が検出された場合には、
続いて、この欠陥メモリセルDBM3が含まれるメモリ
セル行が、冗長メモリセル行SRにより置換される。
【0120】しかしながら、このような置換処理を行な
ったのでは、欠陥メモリセルDBM2については救済す
ることができない。しかもそのような救済ができないの
みならず、BIST回路2000にとってみると、同一
の行アドレスおよび同一の列アドレスにより指定される
欠陥メモリセルDBM1が救済されているので、本来欠
陥メモリセルDBM2は救済されていないにもかかわら
ず、結果としてメモリセルDBM1もDBM2も、とも
に救済されていると誤って判断されてしまう。
【0121】図9は、冗長メモリセル行SRで置換した
後に冗長メモリセル列SCで置換する処理を行なう場合
を示す概念図である。
【0122】この場合は、冗長メモリセル行SRで置換
することにより、欠陥メモリセルDBM1およびDBM
2が同時に救済される。したがって、欠陥メモリセルD
BM1とは異なるメモリセル行に属する欠陥メモリセル
DBM3が検出された時点で、この欠陥メモリセルDB
M3の属するメモリセル列を冗長メモリセル列SCで置
換することにより、欠陥メモリセルDBM1〜DBM3
のすべてが救済される。
【0123】しかも、BIST回路2000において
は、すべてのメモリセル列が救済されたと判定されるの
で、たとえば図5に示した回路3100.1における信
号CS1−RFも救済可能であることを示すことにな
る。
【0124】すなわち、図8および図9で説明したとお
り、メモリセルアレイ100が、2つのサブメモリセル
アレイ100.0および100.1に分割され、1つの
ワード線WLの活性化に応じて、複数のメモリセル(た
とえば2つのメモリセル)から同時にデータが読出され
る場合は、単純に図1〜図5で説明したようなBIST
回路2000の構成では、冗長メモリセルアレイによる
救済が行なわれたか否かを正しく判定することができな
い場合が存在することになる。
【0125】<サブメモリセルアレイあたり2ビットの
データが読み出される構成>図10は、図8に示したよ
うに、メモリセルアレイ100が複数のサブメモリセル
アレイに分割されている場合の半導体記憶装置1000
の構成を示す概略ブロック図である。
【0126】図1に示した半導体記憶装置1000の構
成と異なる点は、メモリセルアレイ100がたとえば、
4つのサブメモリセルアレイ100.0〜100.3に
分割され、各サブメモリセルアレイ100.0〜10
0.3において、1つのワード線WLの活性化に応じ
て、同時に2つのメモリセルMC0およびMC1からデ
ータが読出され、あるいは2つのメモリセルMC0およ
びMC1に対してデータの書込が行なわれる構成となっ
ている点である。
【0127】その他の点は、図1に示した半導体記憶装
置1000の構成と同様であるので、同一部分には同一
符号を付してその説明は繰返さない。
【0128】図11は、図10に示した半導体記憶装置
1000の構成のうち、メモリセルアレイ部分およびB
IST回路2000部分を抜き出して示す概略ブロック
図である。
【0129】図11を参照して、4つのサブアレイ10
0.0〜100.3が設けられる。各サブアレイ10
0.0〜100.3ごとに行アドレス信号RA0〜8お
よび列アドレス信号CA0〜4に対応して、2つのメモ
リセルMC0およびMC1が同時に選択される。
【0130】これに対応して、サブアレイ100.0に
対しては、データDQ0、DQ1が授受され、サブアレ
イ100.1に対しては、データDQ2,DQ3が授受
され、サブアレイ100.2に対しては、データDQ
4,DQ5が授受され、サブアレイ100.3に対して
はデータDQ6,DQ7が授受される。
【0131】図11においても、テスト信号発生器20
20からテストモード期間中は行アドレス信号RA0〜
RA8および列アドレス信号CA0〜CA4が出力され
る。
【0132】なお、テスト動作モードにおいて、メモリ
セルに書込まれるデータDQ0〜DQ7は、図2に示し
た場合と同様に、テスト信号発生器2020から与えら
れる構成としてもよいし、半導体記憶装置1000の外
部から与えられる構成としてもよい。また、半導体記憶
装置1000が、ロジック回路と同一のチップ上に集積
化される場合は、ロジック回路から与えられる構成とし
てもよい。以下では、テスト動作モードにおいて、メモ
リセルに書込まれるデータDQ0〜DQ7は、テスト信
号発生器2020から与えられるものとする。
【0133】比較器2060は、各データDQ0〜DQ
7にそれぞれ対応して、排他的論理和ゲート2062と
駆動回路2064との組をそれぞれ備える。たとえば、
データDQ0に対応しては、データDQ0を一方入力ノ
ードに、テスト信号発生器2020からの出力を他方入
力ノードに受ける排他的論理和ゲート2062と、テス
ト信号発生器2020からの信号により活性化されて、
テスト信号発生器2020からの出力を対応するサブメ
モリセルアレイ100.0に与えるための駆動回路20
64とを備える。他のデータDQ1〜DQ7についても
同様である。
【0134】したがって、テストモードにおいてデータ
を書込む際は、駆動回路2064を介して、各サブメモ
リセルアレイ100.0〜100.3に対してデータが
与えられ、テスト動作モードにおける読出動作において
は、各メモリセルアレイから読出されたデータと、テス
ト信号発生器2020から出力されたデータとが排他的
論理和演算回路2062により比較され、その比較結果
が出力される。
【0135】BIST回路2000は、さらに、サブメ
モリセルアレイ100.0〜100.3にそれぞれ対応
して、アドレス置換判定器3000.0〜3000.3
を備える。
【0136】ここで、アドレス置換判定器3000.0
は、置換されるべきメモリセルの行アドレスおよび列ア
ドレスを格納するための連想メモリセルアレイCAM_
ARYと、連想メモリセルアレイCAM_ARYへの書
込動作および読出動作を制御するためのテストブロック
TBを含む。他のアドレス置換判定器3000.1〜3
000.3についても同様である。
【0137】BIST回路2000は、さらに、BIS
T回路2000の外部から与えられたバンクアドレスB
A<0:1>、および連想メモリセルアレイアドレスC
AMA<0:5>で指定されたアドレス置換判定器30
00.0〜3000.3のうちの連想メモリセルアレイ
CAM_ARYからのデータ読出のために、与えられた
バンクアドレスBA<0:1>および連想メモリセルア
ドレス信号CAMA<0:5>をデコードしてアドレス
置換判定器3000.0〜3000.3にそれぞれ与え
るためのデコード回路3010と、各アドレス置換判定
器3000.0〜3000.3から読出されたデータを
BIST回路の外部に出力するためのリードライトドラ
イバ回路3020とを含む。
【0138】リードライトドライバ回路3020は、指
定されたアドレス置換判定器3000.0〜3000.
3のうちから、欠陥行アドレスRRA<0:8>および
RCA<0:4>と、欠陥が検出されたアドレスがメモ
リセルMC0またはメモリセルMC1のいずれに対応す
るものであるかを指定するためのデータRFQと、後に
説明するような連想メモリセルアレイCAM_ARYの
うちのワード線WLS<0>〜WLS<4>のいずれに
対して書込が行なわれているか否かを示す信号VAOU
Tと、置換に成功したか否かを示す信号RFOUTとが
出力される。
【0139】図12は、図11に示した構成のうち、サ
ブメモリセルアレイ100.0および100.1の部分
をさらに拡大して示す概略ブロック図である。
【0140】サブメモリセルアレイ100.0に対して
は、1本の冗長列であるスペアコラムSC0と、4本の
冗長行であるスペアロウSR0〜SR3が設けられる。
【0141】サブメモリセルアレイ100.1に対して
も同様に1本の冗長列のスペアコラムSC1と、4本の
スペア行のスペアロウSR4〜SR7が設けられる。
【0142】スペアコラムSC0に対しては、スペアコ
ラムデコーダ52.00が設けられ、スペアコラムSC
1に対してはスペアコラムデコーダ52.01が設けら
れる。同様にして、スペアロウSR0〜SR3に対して
は、スペアロウデコーダ42.00が設けられ、スペア
ロウSR4〜SR7に対しては、スペアロウデコーダ4
2.01が設けられている。
【0143】サブメモリセルアレイ100.0および1
00.1に対しては、行アドレス信号RA0〜8に基づ
いて、ワード線WLnを活性化するための行デコーダ4
0.0が設けられる。サブメモリアレイ100.0に対
しては、列アドレス信号CA0〜CA4に基づいて、メ
モリセルMC0が接続されるビット線BL0_mを活性
化するための列デコーダ50.00と、列アドレス信号
CA0〜CA4に基づいて、メモリセルMC1が接続す
るビット線BL1_mを選択するための列デコーダ5
0.01が設けられている。
【0144】サブメモリセルアレイ100.1について
も同様である。このような構成とすることにより、サブ
メモリセルアレイ100.0に対して、データDQ0お
よびDQ1が授受され、サブメモリセルアレイ100.
1に対しては、データDQ2およびDQ3が授受され
る。
【0145】残りのサブメモリセルアレイ100.2お
よび100.3に対しても同様の構成が設けられる。
【0146】すなわち、以下の説明では、図1において
説明したのとは異なり、1つのサブメモリアレイ当り1
つの冗長列と4つの冗長行が設けられる構成となってい
るものとする。
【0147】図13および図14は、図11に示した構
成のうち、アドレス判定器3000.0の構成の一部を
抜き出して示す概略ブロック図である。
【0148】すなわち、図12において説明したとお
り、1つのサブメモリアレイ100.0に対しては、1
つの冗長メモリセル列と4つの冗長メモリセル行が設け
られている。したがって、冗長メモリセル列と冗長メモ
リセル行をどの順番で置換処理を行なっていくかについ
ては、5つのうちの何番目で冗長メモリセル列の置換を
行なうかに応じて、5通りの場合が存在する。
【0149】以下では、この5通りの場合を冗長メモリ
セル行による置換をR、冗長メモリセル列による置換を
Cで表わし、置換の行なわれる順番に応じて、以下のよ
うに表わす。
【0150】i) RRRRC ii) RRRCR iii) RRCRR iv) RCRRR v) CRRRR 図13および図14においては、テストブロックTBの
構成のうち、上述の置換順序「RRCRR」に相当する
部分のみを抜き出して示す。
【0151】図13および図14を参照して、アドレス
置換判定器3000.0は、連想メモリセルアレイCA
M_ARYと、比較器2060から与えられるメモリセ
ルMC0に対するテスト結果FQF<0>とメモリセル
MC1に対するテスト結果のデータFQF<1>とを受
けて、連想メモリセルアレイCAM_ARYに与える信
号INT_FQ<0>およびINT_FQ<1>と、2
ビット分のメモリセルMC0およびMC1がともに欠陥
メモリセルであった場合に活性状態(“H”レベル)と
なるフラグ信号F_2IOと、いずれか1ビットが付与
メモリセルであった場合に活性状態(“H”レベル)と
なるフラグ信号F_FLAGとを生成するフラグ生成回
路4000とを含む。
【0152】フラグ生成回路4000から出力される信
号INT_FQ<0>は、2ビット同時テストにおける
1つめのメモリセルMC0のテスト結果を示す信号FQ
F<0>が“H”レベルであるか、あるいはこの信号F
QF<0>と2ビット同時テスト結果の2つめのメモリ
セルMC1のテスト結果信号FQF<1>との両方が
“H”レベルのとき、活性状態(“H”レベル)とな
り、信号INT_FQ<1>は、信号FQF<0>が
“L”レベルであって、かつ信号FQF<1>が“H”
レベルのときに活性状態(“H”レベル)となる信号で
ある。
【0153】信号INT_FQ<0>およびINT_F
Q<1>は、遅延回路DRBLにより遅延された後に、
連想メモリセルアレイCAM_ARYに与えられる。
【0154】また、フラグ生成回路4000から出力さ
れるフラグ信号F_2IOおよびF_FLAGは、モー
ド生成器4200に与えられ、所定の動作タイミング
で、判定回路4400および書込イネーブル信号生成回
路5000とに与えられる。
【0155】連想メモリセルアレイCAM_ARYに
は、テスト結果信号FQF<0>およびFQF<1>が
得られたメモリセルを選択するための行アドレス信号R
A0〜8および列アドレス信号CA0〜4が与えられて
おり、連想メモリセルアレイCAM_ARY中に既に格
納されている行アドレス信号および列アドレス信号との
比較結果が、信号MHL_R0〜3および信号MHL_
Cとして出力される。
【0156】すなわち、信号MHL_R0〜MHL_R
3は、連想メモリセルアレイCAM_ARY中に既に保
持されている行アドレスと与えられた行アドレスRA0
−8とが一致する場合“H”レベルとなり、一致しない
場合は“L”レベルとなる信号である。一方、信号MH
L_Cは、連想メモリセルアレイCAM_ARY中に保
持された列アドレス信号と与えられた列アドレス信号C
A0−4とが一致した場合“H”レベルとなり、一致し
ない場合は“L”レベルとなる信号である。
【0157】判定回路4400は、これら信号MHL_
R0−3および信号MHL_Cを「RRCRR」という
置換順序に従って、欠陥メモリセルアレイが検出された
際の行アドレスまたは列アドレスを連想メモリセルアレ
イCAM_ARYに書込んでいく場合に、現時点で検出
された欠陥メモリセルのアドレスを連想メモリセルアレ
イCAM_ARYへ書込むべきと判定すると、活性状態
(“H”レベル)の信号CWMを出力する。すなわち、
信号CWMは、連想メモリセルアレイCAM_ARYに
まだアドレス信号の書込が行なわれていないか、書込が
行なわれていても既に書込まれたアドレス信号と一致し
ない欠陥メモリアドレスが検出されたとき、またはサブ
メモリセルアレイ100.0から同時に読出が行なわれ
る2ビットのメモリセルがともに欠陥メモリセルであっ
たときに、活性状態(“H”レベル)とされる。
【0158】書込イネーブル信号生成回路5000は、
信号CWMと、フラグ信号F_2IOおよびF_FLA
Gとを受けて、原則的には、予め定められた「RRCR
R」という順序に従って、連想メモリセルアレイCAM
_ARYへのデータの書込を活性化するために、書込イ
ネーブル信号WE<0>〜WE<4>を「RRCRR」
の順序に対応して活性化していく。
【0159】しかしながら、書込イネーブル信号生成回
路5000は、次に置換するべき対象が冗長メモリセル
列(C)である場合に、2ビット同時に欠陥メモリセル
が検出された場合は、欠陥メモリセルの列アドレスを連
想メモリセルアレイCAM_ARYに書込を行なうため
の書込イネーブル信号WE<3>だけでなく、その次に
記憶するべき欠陥メモリセル行として、この2ビット同
時に欠陥メモリセルであることが検出された行アドレス
を記憶するために、信号WE<4>も同時に活性状態と
する。
【0160】すなわち、図8において説明したとおり、
次に置換を行なうのが冗長メモリセル列SCである場合
に、同時に読出が行なわれたメモリセルDBM1および
DBM2がともに欠陥メモリセルである場合には、欠陥
メモリセルDBM1の列アドレスを連想メモリセルアレ
イCAM_ARYに格納するとともに、メモリセルDB
M2の行アドレスも連想メモリセルアレイCAM_AR
Yに格納する。
【0161】書込イネーブル信号生成回路5000の出
力は、ワード線選択回路5200に与えられ、テストモ
ード期間中は、信号WE<0>〜WE<4>が、連想メ
モリセルアレイCAM_ARYのワード線を選択的に活
性化するために、連想メモリセルアレイCAM_ARY
のワード線WL<0>〜WL<4>にそれぞれ与えられ
る。
【0162】ワード線選択回路5200は、連想メモリ
セルアレイCAM_ARYからのデータ読出モードにお
いては、デコード回路3010を介して与えられた信号
WLS<0>〜WLS<4>を受けて、連想メモリセル
アレイCAM_ARYのワード線WL<0>〜WL<4
>にそれぞれ与える。
【0163】したがって、連想メモリセルアレイCAM
_ARYにおいては、テスト動作モードにおいては、書
込イネーブル信号生成回路5000から出力される活性
化信号WE<0>〜WE<4>にそれぞれ従って、対応
するワード線に接続された連想メモリセルに対して、行
アドレスあるいは列アドレスの書込が行なわれる。
【0164】一方、書込イネーブル信号生成回路500
0の出力信号WE<0>〜WE<5>は、書込経過保持
回路4600にも与えられる。
【0165】書込経過保持回路4600は、「RRCR
R」という順番に従って、それまでに検出されていない
行アドレスまたは列アドレスを有する欠陥メモリセルが
検出され、連想メモリセルアレイCAM_ARYに欠陥
行アドレスまたは欠陥列アドレスの書込が行なわれるご
とに、順次出力信号POUT<0>〜POUT<4>を
順番に活性状態(“H”レベル)としていく。このと
き、書込イネーブル信号WE<0>〜WE<4>がそれ
ぞれ信号POUT<0>〜POUT<4>に対応してお
り、合計5つの書込イネーブル信号の活性化が行なわれ
た後に、さらにイネーブル信号WE<5>の活性化が行
なわれた場合は、「RRCRR」という順番での冗長置
換では、すべての欠陥メモリセルの救済が行なうことが
できないものとして、リペアフェール信号、すなわちリ
ペアフェイルのフラグの読出信号Q6を活性状態とす
る。読出信号Q6は、信号RFOUTとして回路302
0から出力される。
【0166】書込順序回路4800は、書込経過保持回
路4600からの出力信号POUT<0>〜POUT<
4>を受けて、書込イネーブル信号生成回路5000に
対して、次に活性化されるべき書込イネーブル信号が、
WE<0>〜WE<5>のいずれであるのかを指示する
ための信号ZMV<0>〜ZMV<5>を与える。
【0167】したがって、書込順序回路4800と、書
込イネーブル信号生成回路5000は、図5に示した論
理回路3200〜3208にそれぞれ対応するものであ
る。
【0168】上述したとおり、図13および図14にお
いては、「RRCRR」という置換順序に対応した構成
のみを抜き出して示しているが、他の4つの置換順序に
対応しても、同様の構成が設けられている。
【0169】図15は、図13に示したアドレス置換判
定器3000.0の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【0170】図15を参照して、時刻t0からt1の期
間においては、テスト結果を示す信号FQF<0>およ
びFQF<1>がともに“L”レベルであって、2ビッ
トともパスしているため、書込イネーブル信号WE<0
>−<4>は非活性状態(“L”レベル)であって、連
想メモリセルアレイCAM_ARYへの書込動作等は行
なわれない。
【0171】時刻t1から時刻t2の期間においては、
記憶されたコラムアドレスと欠陥であることが検出され
た(フェイル)であるアドレスとが一致した場合におい
て、それが1ビットのみのフェイルである場合ならば、
この場合も連想メモリセルアレイCAM_ARYへの書
込動作等は行なわれない。
【0172】時刻t2からt3の期間において、不良メ
モリセルが検出され、記憶されているすべてのアドレス
とこの不良アドレスが一致せず、かつ1ビットのフェイ
ルであるときには、連想メモリセルアレイCAM_AR
Yに対して行アドレスの書込を行なうために、信号WE
<0>が活性化する。
【0173】時刻t3から時刻t4の期間において、次
に記憶するべきアドレスが行アドレスである場合に、検
出された欠陥メモリセルが2ビット同時のフェイルであ
る場合は、その行アドレスを記憶するために書込イネー
ブル信号WE<1>が活性状態とされる。
【0174】時刻t4から時刻t5において、次に記憶
するべきアドレスが列アドレスである場合に、2ビット
のフェイルであるときは、その列アドレスを記憶するた
めに書込イネーブル信号WE<2>が活性化されるとと
もに、次に記憶を行なうべき行アドレスに対応した連想
メモリセルアレイCAM_ARY中への記憶を行なうた
めに書込イネーブル信号WE<3>も活性状態とされ
る。
【0175】これに対して、時刻t3´から時刻t4′
において、次に記憶するアドレスがコラムアドレスのと
きに1ビットフェイル(Fail)であるならばそのコ
ラムアドレスを連想メモリセルアレイCAM_ARYに
記憶するために信号WE<2>が活性状態とされ、続い
て時刻t4′から時刻t5′において、2ビット同時フ
ェイルが検出されると、既に連想メモリセルアレイCA
M_ARYに記憶されている列アドレスと検出された欠
陥メモリセルの列アドレスが一致して、信号MHL_C
が活性状態(“H”レベル)となった場合においても、
行アドレスを次に記憶するために、信号WE<3>が活
性状態とされる。
【0176】すなわち、図13および図14に示したア
ドレス置換判定器3000.0においては、サブメモリ
セルアレイ100.0から同時に2ビットが試験され、
その結果が信号FQF<0>、FQF<1>(不良のと
き“H”レベル)として、比較器2060から送られて
くる。
【0177】このときフラグ生成回路4000は、信号
FQF<0>および信号FQF<1>の一方のみが
“H”レベルの場合は、それに対応する信号INT_F
Q<0>、INT_FQ<1>のいずれかを“H”レベ
ルにする。それらは、連想メモリセルアレイCAM_A
RYに送られ、その不良が置換済みか否かの判定が行な
われる。
【0178】一方、信号FQF<0>、FQF<1>の
両方が“H”レベルの場合であって、次に記憶されるの
が欠陥列アドレスである場合には、信号INT_FQ<
0>のみが“H”レベルとなるので、信号FQF<0>
の不良は冗長列で置換される。つまり、実効的に信号F
QF<0>の不良が先に検出されたものとみなす。一
方、信号FQF<1>については、冗長行で置換を行な
う。
【0179】このようにすることで、1つのサブメモリ
セルアレイ当り複数のメモリセルが同時に試験され、試
験結果が同時に得られる場合においても、それらが予め
定められた順番に1個ずつ得られたものとみなして処理
を行なうので、冗長置換の解析を行なって、置換される
べき行アドレスおよび列アドレスを求めることが可能と
なる。
【0180】言い換えると、信号FQF<0>に対応す
る欠陥メモリセルが先にスペア行で置換されたとする
と、信号FQF<1>に対応する欠陥メモリセルは置換
済みであるため、さらに処理を行なう必要がない。これ
に対して、信号FQF<0>に対応する欠陥メモリセル
が先にスペア列で置換されたとすると、信号FQF<1
>に対応する欠陥メモリセルは置換されていないので、
冗長行による置換が行なわれる。したがって、上述のと
おり2ビットの不良が1ビットずつ順に検出されたのと
同様の処理を行なうことが可能となる。
【0181】[アドレス置換判定器3000.0の回路
の詳細]図16は、図13および図14に示した連想メ
モリセルアレイCM_ARYの構成を示す概略ブロック
図である。
【0182】連想メモリセルアレイCM_ARYは、置
換順序「RRRRC」、「RRRCR」、「RRCR
R」、「RCRRR」、「CRRRR」にそれぞれ対応
して設けられる連想記憶部6000.0〜6000.4
を含む、連想記憶部6000.0〜6000.4は、欠
陥メモリセルの行アドレスと列アドレスを記憶する順序
が異なるのみで、その構成は基本的に同様である。
【0183】たとえば、図13および図14に示したよ
うに置換順序「RRCRR」に対応する連想記憶部60
00.2は、ワード線選択回路5200からの信号WL
<0>〜WL<4>と、テストモード期間中において、
テストされているメモリセルの行および列を表わす行ア
ドレス信号WRA<0:8>および列アドレスWCA<
0:4>と、テスト結果信号FQF<0:1>とを受け
て、BIST制御部2010から与えられるイコライズ
信号BLEQ、書込タイミング信号WDE,ZWDEな
らびにプリチャージ信号ZPCHとに応じて、選択され
たワード線に接続する連想メモリセルに対して、行アド
レス信号WRA<0:8>、列アドレス信号WCA<
0:4>およびテスト化信号FQF<0:1>の書込を
行なう。
【0184】一方、連想記憶部6000.2は、記憶し
ているアドレス信号と、与えられたアドレス信号との比
較結果に応じて、一致判定信号MHL_R0〜MHL_
R3,MHL_Cを出力する。
【0185】さらに、連想記憶部6000.2は、外部
から連想記憶部6000.2中のデータを読出す際に
は、ワード線選択部5200から与えられるワード線選
択信号WL<0>〜WL<4>に応じて、読出された信
号を、読出アドレス信号RRA<0:8>、読出列アド
レス信号RCA<0:4>ならびに読出テスト結果信号
RFQ<0:1>として出力する。
【0186】他の連想記憶部6000.0〜6000.
1および6000.3〜6000.4の構成も同様であ
る。
【0187】図17は、図16に示した連想記憶部60
00.2の構成を示す概略ブロック図である。
【0188】連想記憶部6000.2は、BIST制御
部2010から与えられた制御信号WDE,ZWDEお
よび信号BLEQにより制御されて、記憶されるべき行
アドレス信号WRA<0:8>、列アドレス信号WCA
<0:4>、テスト結果信号FQF<0:1>を、連想
メモリセルに与えるための互いに相補な信号RA<0:
8>およびZRA<0:8>、CA<0:4>およびZ
CA<0:4>ならびにFQ<0:1>およびZFQ<
0:1>に変換するデータ変換回路6010と、連想メ
モリセル列群6020とを含む。
【0189】データ変換回路6010は、また、連想メ
モリセル列群6020から読出された相補な行アドレス
信号RA<0:8>,ZRA<0:8>、相補な列アド
レス信号CA<0:4>,ZCA<0:4>ならびに相
補なテスト結果信号FQ<0:1>,ZFQ<0:1>
を読出行アドレス信号RRA<0:8>、読出列アドレ
ス信号RCA<0:4>ならびに読出テスト結果信号R
FQ<0:1>に変換する。
【0190】一方、連想メモリセル列群6020は、ワ
ード線選択信号WL<0>〜WL<4>を受けて、アド
レス信号へテスト結果信号の書込あるいは読出動作を行
なう。また、テスト動作期間中において、既に記憶され
ているアドレス信号と、与えられたアドレス信号との比
較結果に応じて、一致判定信号MHL_R0−3,MH
L_Cを出力する。ここで、既に記憶されているアドレ
ス信号と与えられたアドレス信号とが一致する場合は、
一致判定信号MHL_R0−3,MHL_Cは、“H”
レベルを維持し、一致しない場合は“L”レベルとな
る。
【0191】図18は、図17に示した連想メモリセル
列群6020の構成を示す概略ブロック図である。
【0192】メモリセル列群6020は、欠陥メモリセ
ルの行アドレスを記憶するための連想メモリセル列61
00.0〜6100.3と、欠陥メモリセルの列アドレ
スおよびテスト結果信号を記憶するための連想メモリセ
ル列6100.4と、ワード線選択信号WL<0>〜W
L<4>を受けて、タイミングを調整した後、それぞれ
の連想メモリセル列6100.0〜6100.4に与え
るタイミング調整回路6110と、連想メモリセル列6
100.0〜6100.4から出力される一致判定信号
MHL_R0−3,MHL_Cを受けて、タイミングを
調整した後に出力するためのタイミング調整回路612
0とを含む。
【0193】図19は、図18に示した連想メモリセル
列のうち、行アドレスを記憶するための連想メモリセル
列6100.0の構成を説明するための概略ブロック図
である。
【0194】他の欠陥アドレス行を置換するための連想
メモリセル列6100.1〜6100.3の構成も同様
である。
【0195】連想メモリセル列6100.0は、行アド
レス信号の互いに相補なビット信号RA<0>,ZRA
<0>〜RA<8>,ZRA<8>をそれぞれ受ける連
想メモリセル6200.0〜6200.8を含む。連想
メモリセル6200.0は、対応するワード線選択信号
WL<0>により選択され、アドレス信号RA<0>,
ZRA<0>を記憶する連想メモリセル6200.0は
また、信号RA<0>およびZRA<0>とを既に記憶
しているデータとの比較結果を一致検出線MHLに対し
て出力する。ここで、信号RA<0>を受けるノードを
ノードBLと、信号ZRA<0>を受けるノードをZB
Lと、一致検出線MHLと結合するノードCHITとそ
れぞれ呼ぶこととする。
【0196】一致検出線MHLと電源電位Vccとの間
には、プリチャージ信号ZPCHに応じて導通状態とさ
れるPチャネルMOSトランジスタTP11が設けられ
る。トランジスタTP11と並列に常時導通状態となっ
ており、トランジスタTP11よりも十分に小さいサイ
ズを有するPチャネルMOSトランジスタTP12も設
けられている。したがって、トランジスタTP11が導
通状態となることにより、一致検出線MHLは“H”レ
ベルとされ、プリチャージ動作が終了して、トランジス
タTP11が遮断状態となった状態でもトランジスタT
P12により“H”レベルが維持される。しかしなが
ら、いずれかの連想メモリセル6200.0〜620
0.8により、一致検出線MHLの電位レベルが“L”
レベルに駆動されるときは、一致検出線MHLの電位レ
ベルは“L”レベルとなるようにトランジスタTP12
のサイズは調整されているものとする。
【0197】すなわち、連想メモリセル6200.0〜
6200.8に記憶されているデータと与えられたアド
レス信号RA<0>,ZRA<0>〜RA<8>,ZR
A<8>とがすべて一致する場合は、プリチャージ動作
終了後も一致検出線MHLのレベルは“H”レベルに維
持されるものの、いずれかの連想メモリセル6200.
0〜6200.8の記憶するデータと異なる場合は、一
致検出線MHLのレベルは“L”レベルとされる。
【0198】図20は、図19に示した連想メモリセル
6200.0の構成を示す回路図である。他の連想メモ
リセル6200.1〜6200.8についてもその構成
は基本的に同様である。
【0199】連想メモリセル6200.0は、行アドレ
ス信号RA<0>を伝達するためのアドレス信号線AS
L1と、2つのインバータINV1およびINV2によ
り構成される記憶素子BSEと、記憶素子BSEの記憶
ノードn1とアドレス信号線ASL1とを、ワード線W
L<0>のレベルに応じて接続するためのNチャネル型
アクセストランジスタTA1と、相補行アドレス信号Z
RA<0>を伝達するためのアドレス信号線ASL2
と、記憶素子BSEの記憶ノードn2とアドレス信号線
ASL2との間の接続を、ワード線WL<0>のレベル
に応じて接続するためのNチャネル型アクセストランジ
スタTA2と、一致検出線MHLと接地電位との間に直
列に接続されるNチャネルトランジスタT11およびT
12と、一致検出線MHLと接地電位との間に直列に接
続されるトランジスタT13およびT14とを含む。
【0200】トランジスタT11のゲートは、アドレス
信号線ASL1と接続し、トランジスタT12のゲート
は、記憶素子BSEの記憶ノードn2と接続している。
【0201】トランジスタT13のゲートは、記憶素子
BSEの記憶ノードn1と接続し、トランジスタT14
のゲートはアドレス信号線ASL2と接続している。
【0202】すなわち、ワード線WL<0>の活性化に
応じて、記憶素子BSEは、アドレス信号線ASL1お
よびASL2と接続される。一方、記憶素子BSEに保
持されているデータと、アドレス信号線ASL1および
ASL2上のアドレス信号とが一致しない場合には、一
致検出線MHLは、トランジスタT11およびT12の
経路またはトランジスタ13およびT14の経路のいず
れかを介して、接地電位と接続され放電されることにな
る。
【0203】図21は、図18に示した構成のうち、欠
陥メモリセルの列アドレスおよびテスト結果信号FQF
<0:1>を記憶するための連想メモリセル列610
0.4の構成を説明するための概略ブロック図である。
【0204】連想メモリセル列6100.4は、列アド
レス信号の互いに相補なビット信号CA<0>,ZCA
<0>〜CA<4>,ZCA<4>をそれぞれ受ける連
想メモリセル6210.0〜6210.4と、テスト結
果信号FQF<0>およびFQF<1>にそれぞれ対応
する相補信号FQ<0>,ZFQ<0>ならびにFQ<
1>,ZFQ<1>を記憶する連想メモリセル621
0.5および6210.6を含む。連想メモリセル62
10.0〜6210.6の構成も、図20に示した構成
と基本的に同様である。
【0205】連想メモリセル6210.0〜6210.
6は、一致信号MHL_Cを伝達するための一致検出線
MHLと結合している。
【0206】一致検出線MHLと電源電位Vccとの間
には、信号ZPCHにより導通状態とされるPチャネル
MOSトランジスタTP21および常時導通状態となっ
ているPチャネルMOSトランジスタTP22とが並列
に設けられる。
【0207】図22は、図11に示したテストブロック
TBおよびそれを制御するための回路と、デコード回路
3010およびリードライト回路3020の構成を説明
するための概略ブロック図である。
【0208】図22を参照して、入力バッファ7010
は、テストブロックTBに対して与えられるバンクアド
レス信号BA<0:1>、行アドレス信号WRA<0:
8>、列アドレス信号WCA<0:4>および比較器2
060から与えられる信号FQF<0:1>を受ける。
さらに、入力バッファ7010は、外部からの連想記憶
セルアレイCAM_ARYからのデータ読出の際に、読
出すデータを指定するための信号CAMA<0:5>お
よび外部からの制御信号を受ける。デコード回路301
0は、外部から与えられたバンクアドレス信号BA<
0:1>、信号CAMA<0:5>で指定された連想メ
モリセルアレイおよびコントロールブロックTB5中の
レジスタに保持されたデータの読出をテストブロックT
Bに対して指示する。
【0209】コントロール回路7020は、入力バッフ
ァから与えられた制御信号に基づいてテストブロックT
Bの動作を制御する。
【0210】フラグ生成回路4000は、図13および
図14において説明したとおり、テスト結果信号FQF
<0>、FQF<1>に応じて、フラグ信号F_2I
O,F_FLAGを生成する。モード生成回路4200
は、所定のタイミングで、フラグ信号F_2IOおよび
F_FLAGをコントロール回路7020を介して、テ
ストブロックTBに与える。
【0211】テストブロックTBは、連想メモリセルア
レイCAM_ARYへのアドレス信号の書込動作および
連想メモリセルアレイCAM_ARYのデータの読出動
作を制御する。リードライト回路3020は、テストブ
ロックTBを介して得られた置換されるべきメモリセル
の行アドレス信号RRA<0:8>、置換されるべきメ
モリセルの列アドレス信号RCA<0:4>および欠陥
が存在するメモリセルがMC0であるかMC1であるか
を示す信号RFQならびに置換順序のいずれの順番まで
連想メモリセルへのアドレスの書込が行なわれているか
を示す信号VAOUTおよび冗長救済に成功したか否か
を示す信号RFOUTを出力する。出力バッファ704
0は、読出書込回路3020からの出力を受けて外部に
出力する。
【0212】図23は、図22に示した回路のうち、フ
ラグ生成回路4000の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0213】フラグ生成回路4000は、信号FQF<
0>を一方入力ノードに受け、信号FQF<1>を他方
入力ノードに受けるNOR回路LG104と、NOR回
路LG104の出力を受けて反転し、フラグ信号F_F
LAGを出力するインバータINV100と、一方入力
ノードに信号FQF<0>を受け、他方入力ノードに信
号FQF<1>を受けるNAND回路LG106と、N
AND回路LG106の出力を受けて反転し、フラグ信
号F_2IOを出力するインバータINV102と、一
方入力ノードに信号FQF<0>を受け、他方入力ノー
ドにインバータINV102の出力を受けて、信号IN
T_FQ<0>を出力するOR回路LG100と、一方
入力ノードに信号FQF<1>を受け、他方入力ノード
にNAND回路LG106の出力を受けて、信号INT
_FQ<1>を出力するAND回路LG102とを含
む。
【0214】したがって、フラグ生成回路は、信号FQ
F<0>およびFQF<1>がともに“H”レベルであ
って、2ビットフェールである場合は、信号INT_F
Q<0>が“H”レベルとなり、信号INT_FQ<1
>は“L”レベルとなる。同時に、フラグ信号F_2I
Oは“H”レベルとなる。
【0215】一方で、信号FQF<0>またはFQF<
1>のいずれかが“H”レベルである場合は、対応する
信号INT_FQ<0>またはINT_FQ<1>のう
ちのいずれか一方が“H”レベルとなる。
【0216】図24は、モード生成回路4200の構成
を説明するための概略ブロック図である。
【0217】モード生成回路4200は、フラグ信号F
_2IOを受けて反転するインバータINV200と、
フラグ信号F_FLAGを受けて反転するインバータI
NV202と、インバータINV200の出力と、コン
トロール回路7020からのタイミング信号TMとを受
けて、所定のタイミングでフラグ信号F_2IOを出力
するNOR回路LG200と、インバータINV202
の出力と信号TMとを受けて、所定のタイミングで信号
F_FLAGを出力するNOR回路LG202とを含
む。
【0218】図25は、テストブロックTBの構成を一
部抜き出して説明するための概略ブロック図である。
【0219】テストブロックTBは、図13および図1
4に示したワード線選択回路5200と、書込経過保持
回路4600と、書込が行なわれている連想メモリセル
の行を示す信号VAOUTを出力する書込経過出力回路
5400と、書込順序回路4800とを含む。また、図
25には示していないが、テストブロックTBは、さら
に、書込イネーブル信号生成回路5000と、判定回路
4400とを含む。
【0220】書込経過保持回路4600は、書込イネー
ブル信号WE<0>〜WE<5>とを受けて、その活性
化の経過を保持する回路である。4つの冗長行および1
つの冗長列により置換が不良に終わった場合は、信号Q
6が活性状態となって、対応する置換順序、たとえば
「RRCRR」では欠陥メモリセルの救済が行なわれな
いことを示す信号RFOUTを出力する。
【0221】ワード線選択回路5200は、信号WE<
0>〜WE<4>と、外部から与えられるワード線設定
信号WL<0:5>とを受けて、テスト動作モードにお
いては、信号WE<0>〜WE<4>を、読出動作モー
ドにおいては信号WLS<0>〜WLS<5>を、ワー
ド線WL<0>〜WL<4>に出力する。
【0222】書込順序回路4800は、書込経過保持回
路4600から出力される書込経過を表わす信号POU
T<0>〜POUT<4>を受けて、次に活性化される
べき書込イネーブル信号を示す信号ZMV<0>〜ZM
V<5>を出力する。
【0223】信号POUT<0>〜POUT<4>は、
それぞれ書込イネーブル信号WE<0>〜WE<4>に
対応しており、これらの活性化信号が活性化されると、
活性レベル(“H”レベル)を保持する。
【0224】判定回路4400は、信号POUT<0>
〜POUT<4>とを、一致検出信号MHL_R0−
3,MHL_Cとを受けて、書込イネーブル信号を活性
化するか否かを示す信号CWMを出力する。
【0225】書込イネーブル信号生成回路5000は、
信号CWMと、書込順序回路4800からの信号ZMV
<0>〜ZMV<5>を受けて、次に活性化されるべき
書込イネーブル信号WE<0>〜WE<5>のうちのい
ずれか1つを活性状態とする。
【0226】図26は、図25に示したワード線選択回
路5200の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【0227】ワード線選択回路5200は、書込イネー
ブル信号WE<0>〜WE<4>と、外部から与えられ
たワード線選択信号WLS<0>〜WLS<4>を受け
て、コントロール回路7020からの制御信号RZWに
応じて、それぞれ一方を選択して出力する選択回路73
00.0〜7300.4と、選択回路7300.0〜7
300.4の出力をそれぞれ一方入力ノードに受け、コ
ントロール回路7020からのクロック信号CLK_W
Lをそれぞれ他方ノードに受けるAND回路LG30
0.0〜LG300.4と、AND回路LG300.0
〜LG300.4の出力をそれぞれ受けるインバータI
NV300.0〜300.4と、インバータINV30
0.0〜300.4の出力をそれぞれ受けてワード線設
定信号WL<0>〜WL<4>を出力する駆動回路DR
300.0〜DR300.4とを含む。
【0228】駆動回路DR300.0は、インバータI
NV300.0の出力を受ける2つのインバータINV
302.0およびINV302.1を含む。他の駆動回
路DR300.1〜DR300.5についても同様であ
る。
【0229】図27は、図25に示した書込経過保持回
路4600の構成を示す概略ブロック図である。
【0230】書込経過保持回路4600は、コントロー
ル回路7020からの書込制御信号CAM_WTを一方
入力ノードに、外部から与えられたワード線選択信号W
LS<0>を他方入力ノードに受けるNAND回路LG
400.0と、コントロール回路7020からのクロッ
ク信号WL_CLKと書込イネーブル信号WE<0>と
を受けるNAND回路LG402.0と、NAND回路
LG400.0およびLG402.0の出力を受けるN
AND回路LG404.0と、コントロール回路702
0からのリセット信号RSTに応じてリセットされ、N
AND回路LG404.0の出力によりセットされて、
信号Q1およびこれと相補な信号ZQ1とを出力するフ
リップフロップ回路F400.0と、コントロール回路
7020からのクロック信号CLKと、フリップフロッ
プ回路F400.0からの出力信号Q1を受けて、クロ
ック信号CLKの活性化に応じて信号POUT<0>と
して出力するフリップフロップ回路F402.0とを備
える。
【0231】書込経過保持回路4600は、ワード線選
択信号WLS<1>と書込イネーブル信号WE<1>の
組、ワード線選択信号WLS<2>と書込イネーブル信
号WE<2>の組、ワード線選択信号WLS<3>と書
込イネーブル信号WE<3>の組、ワード線選択信号W
LS<4>と書込イネーブル信号WE<4>の組のそれ
ぞれに対応して、ワード線選択信号WLS<1>と書込
イネーブル信号WE<1>の組と同様の構成を備える。
【0232】書込経過保持回路4600は、さらに、書
込制御信号CAM_WTを一方入力ノードに、外部から
与えられたワード線選択信号WLS<5>を他方入力ノ
ードに受けるNAND回路LG400.5と、クロック
信号WL_CLKと書込イネーブル信号WE<5>とを
受けるNAND回路LG402.0と、NAND回路L
G400.5およびLG402.5の出力を受けるNA
ND回路LG404.5と、リセット信号RSTに応じ
てリセットされ、NAND回路LG404.0の出力に
よりセットされて、信号Q6を出力するフリップフロッ
プ回路F400.5を備える。信号Q6は、フラグRF
OUTとしてテストブロックTBから出力される。
【0233】したがって、まずテスト動作モードにおい
ては、書込経過保持回路4600では、信号WL_CL
Kが活性状態(“H”レベル)において信号WE<0>
〜WE<5>のいずれかが活性状態となることに応じ
て、対応するフリップフロップ回路F400.0〜F4
00.5のいずれかがセット状態とされる。クロック信
号CLKの活性化に応じてフリップフロップ回路F40
0.0〜F400.4の出力が、フリップフロップ回路
F402.0〜DF402.4から、信号POUT<0
>〜POUT<4>として出力される。
【0234】図28は、図27に示したフリップフロッ
プ回路F400.0の構成を説明するための概略ブロッ
ク図である。フリップフロップ回路400.0は、対応
するNAND回路LG404.0からのセット信号と、
リセット信号RSTとを受けるSRフリップフロップ回
路7300と、SRフリップフロップ回路7300の出
力信号Qを受けて反転し信号ZQ1として出力するイン
バータINV400.0と、SRフリップフロップ回路
7300の出力信号QCを受けて、反転して信号Q1と
して出力するインバータINV400.1とを含む。
【0235】図29は、図27に示したフリップフロッ
プ回路F402.0の構成を説明するための概略ブロッ
ク図である。
【0236】フリップフロップ回路F402.0は、信
号CLKをクロック信号として受け、SRフリップフロ
ップ回路F400.0の出力信号Q1を受けるDフリッ
プフロップ回路7310と、Dフリップフロップ回路7
310の出力を受けて増幅して出力するための駆動回路
7320とを含む。他のフリップフロップ回路F40
2.1〜F402.4についても同様である。
【0237】図30は、図25に示した書込経過出力回
路5400の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【0238】書込経過出力回路5400は、書込経過保
持回路4600からの出力信号ZQ1〜ZQ5をそれぞ
れ受けるインバータINV410.0〜INV410.
4と、インバータINV410.0〜INV410.4
の出力をそれぞれ受けて駆動するための駆動回路DR4
10.0〜DR410.4と、駆動回路DR410.0
〜DR410.4の出力をそれぞれ受けて、デコード回
路3010から与えられるワード線選択信号WLS<0
>〜WLS<4>の活性化に応じて、駆動回路DR41
0.0〜DR410.4の出力をそれぞれ出力する選択
回路7320.0〜7320.4と、選択回路DR73
10.0〜DR7310.4の出力を受けて、信号VA
OUTとして出力する駆動回路DR420とを含む。
【0239】したがって、書込経過出力回路5400か
ら、外部から与えられたワード線選択信号WLS<0>
〜WLS<5>に応じて信号VAOUTを読出すこと
で、書込イネーブル信号WE<0>〜WE<4>のうち
のいずれの書込イネーブル信号がテスト期間中に活性化
されたかを確認することが可能となる。
【0240】図31は、図25に示す書込順序回路48
00の構成を示す回路図である。書込順序回路4800
は、書込経過保持回路4600からの信号POUT<0
>〜POUT<4>をそれぞれ受けるインバータINV
500.0〜INV500.4と、インバータINV5
00.0の出力およびインバータINV500.1の出
力を受けるNAND回路LG500.0と、信号POU
T<0>と、インバータINV500.1の出力を受け
るNAND回路LG500.1と、信号POUT<0>
と、信号POUT<1>とを受けるNAND回路LG5
00.2と、インバータINV500.2の出力と、イ
ンバータINV500.3の出力を受けるNAND回路
LG500.3と、信号POUT<2>と、インバータ
INV500.3の出力を受けるNAND回路LG50
0.4と、信号POUT<3>と、信号POUT<2>
とを受けるNAND回路LG500.5と、NAND回
路LG500.0の出力とNAND回路LG500.3
の出力とを受けるNOR回路LG502.0と、NAN
D回路LG500.1の出力とNAND回路LG50
0.3の出力とを受けるNAND回路LG502.1
と、NAND回路LG500.2の出力と、NAND回
路LG500.3の出力を受けるNOR回路LG50
2.2と、NAND回路LG500.2の出力と、NA
ND回路LG500.4の出力とを受けるNOR回路L
G502.3と、NAND回路500.2の出力とNA
ND回路LG500.5の出力とを受けるNOR回路L
G502.4とを備える。
【0241】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.0の出力とインバータINV500.
4の出力とを受けるNAND回路LG504.0と、N
AND回路LG504.0の出力を受けるインバータI
NV506.0と、インバータINV506.0の出力
を受けるインバータINV508.0と、インバータI
NV508.0の出力を受けて、信号ZMV<0>を出
力する駆動回路DR510.0とを備える。
【0242】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.1の出力とインバータINV500.
4の出力とを受けるNAND回路LG504.1と、N
AND回路LG504.1の出力を受けるインバータI
NV506.1と、インバータINV506.1の出力
を受けるインバータINV508.1と、インバータI
NV508.1の出力を受けて、信号ZMV<1>を出
力する駆動回路DR510.1とを備える。
【0243】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.2の出力とインバータINV500.
4の出力とを受けるNAND回路LG504.2と、N
AND回路LG504.2の出力を受けるインバータI
NV506.2と、インバータINV506.2の出力
を受けるインバータINV508.2と、インバータI
NV508.2の出力を受けて、信号ZMV<2>を出
力する駆動回路DR510.2とを備える。
【0244】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.3の出力とインバータINV500.
4の出力とを受けるNAND回路LG504.3と、N
AND回路LG504.3の出力を受けるインバータI
NV506.3と、インバータINV506.3の出力
を受けるインバータINV508.3と、インバータI
NV508.3の出力を受けて、信号ZMV<3>を出
力する駆動回路DR510.3とを備える。
【0245】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.4の出力とインバータINV500.
4の出力とを受けるNAND回路LG504.4と、N
AND回路LG504.4の出力を受けるインバータI
NV506.4と、インバータINV506.4の出力
を受けるインバータINV508.4と、インバータI
NV508.4の出力を受けて、信号ZMV<4>を出
力する駆動回路DR510.4とを備える。
【0246】書込順序回路4800は、さらに、NOR
回路LG502.4の出力と信号POUT<4>とを受
けるNAND回路LG504.5と、NAND回路LG
504.5の出力を受けるインバータINV506.5
と、インバータINV506.5の出力を受けるインバ
ータINV508.5と、インバータINV508.5
の出力を受けて、信号ZMV<5>を出力する駆動回路
DR510.5とを備える。
【0247】図32は、図25に示した書込イネーブル
信号生成回路5000の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0248】書込イネーブル信号生成回路5000は、
モード生成回路4200からのフラグ信号F_FLAG
と判定回路からの信号CWMとを受けるNAND回路L
G600.0と、モード生成回路4200からのフラグ
信号F_2IOと信号CWMとを受けるNAND回路L
G600.1と、NAND回路LG600.0の出力と
信号ZMV<0>とを受けるNOR回路LG602.0
と、NOR回路602.0の出力を受けて反転するイン
バータINV604.0と、インバータINV604.
0の出力を受けて反転するインバータINV606.0
と、インバータINV606.0の出力を受けて冗長行
のうち最初の置換を行なうべき行アドレスの連想メモリ
セルアレイCAM_ARYへの書込動作を指示するため
の信号WE<0>を出力する駆動回路DR608.0と
を備える。
【0249】書込イネーブル信号生成回路5000は、
さらに、NAND回路LG600.0の出力と信号ZM
V<1>とを受けるNOR回路LG602.1と、NO
R回路602.1の出力を受けて反転するインバータI
NV604.1と、インバータINV604.1の出力
を受けて反転するインバータINV606.1と、イン
バータINV606.1の出力を受けて冗長行のうち2
番目の置換を行なうべき行アドレスの連想メモリセルア
レイCAM_ARYへの書込動作を指示するための信号
WE<1>を出力する駆動回路DR608.1とを備え
る。
【0250】書込イネーブル信号生成回路5000は、
さらに、NAND回路LG600.0の出力と信号ZM
V<4>とを受けるNOR回路LG602.2と、NO
R回路602.2の出力を受けて反転するインバータI
NV604.2と、インバータINV604.2の出力
を受けて反転するインバータINV606.2と、イン
バータINV606.2の出力を受けて冗長行のうち3
番目の置換を行なうべき行アドレスの連想メモリセルア
レイCAM_ARYへの書込動作を指示するための信号
WE<4>を出力する駆動回路DR608.1とを備え
る。
【0251】書込イネーブル信号生成回路5000は、
さらに、NAND回路LG600.0の出力と信号ZM
V<5>とを受けるNOR回路LG602.3と、NO
R回路602.3の出力を受けて反転するインバータI
NV604.3と、インバータINV604.3の出力
を受けて反転するインバータINV606.3と、イン
バータINV606.3の出力を受けて、対応する置換
順序での組み合わせを超えて、さらに冗長救済するべき
欠陥行が存在することを指示するための信号WE<5>
を出力する駆動回路DR608.3とを備える。
【0252】書込イネーブル信号生成回路5000は、
さらに、NAND回路LG600.0の出力と信号ZM
V<2>とを受けるNOR回路LG602.4と、NO
R回路602.4の出力を受けて反転するインバータI
NV604.4と、インバータINV604.4の出力
を受けて反転するインバータINV606.4と、イン
バータINV606.4の出力を受けて冗長列の置換を
行なうべき列アドレスの連想メモリセルアレイCAM_
ARYへの書込動作を指示するための信号WE<2>を
出力する駆動回路DR608.4とを備える。
【0253】書込イネーブル信号生成回路5000は、
さらに、NAND回路LG600.1の出力と信号ZM
V<2>とを受けるNOR回路LG610と、信号ZM
V<3>とNAND回路LG600.0の出力を受ける
NOR回路LG612と、NOR回路LG610および
LG612の出力を受けるOR回路LG614と、OR
回路LG614の出力を受けて反転するインバータIN
V604.5と、インバータINV604.5の出力を
受けて反転するインバータINV606.5と、インバ
ータ606.5の出力を受けて、置換順序に従って次に
記憶されるべき欠陥メモリセルのアドレスが列アドレス
であるときに活性化される欠陥列アドレスを記憶するた
めの書込イネーブル信号WE<2>に続いて、次の順番
で欠陥行アドレスの記憶を指示するための書込イネーブ
ル信号WE<3>を出力する駆動回路DR608.5と
を含む。
【0254】図33は、判定回路4400の構成を説明
するための概略ブロック図である。判定回路4400
は、連想メモリセルアレイCAM_ARYからの一致判
定信号MHL_R0−3およびMHL_Cと、フラグ信
号F_2IOと、書込経過保持回路からの信号POUT
<0>〜POUT<4>とを受けて、不一致判定信号C
AM_MISSを出力する判定部7600と、判定部7
600からの出力を受けて、コントロール回路7020
からの信号CLKおよびCKEに応じて、信号CWMを
出力する出力部770とを含む。
【0255】図34は、図33に示した判定部7600
の構成を示す回路図である。判定部7600は、冗長置
換の順番のうち、最初に記憶される欠陥行アドレスの書
込を活性化するための書込イネーブル信号、たとえば図
13に示した例においては信号WE<0>に対応する書
込経過保持回路4600からの信号POUT<0>と連
想メモリセルアレイCAM_ARYからの一致判定信号
MHL_R0を受けるNAND回路LG700.0と、
信号POUT<1>と信号MHL_R1とを受けるNA
ND回路LG700.1と、信号POUT<3>と信号
MHL_R2とを受けるNAND回路LG700.2
と、信号POUT<4>と信号MHL_R3とを受ける
NAND回路LG700.3と、POUT<2>と信号
MHL_Cを受けるNAND回路LG700.4と、N
AND回路LG700.0およびLG700.1の出力
を受けるNAND回路LG702.0と、NAND回路
LG700.3およびLG700.4の出力を受けるN
AND回路LG702.1と、NAND回路LG70
0.4の出力とフラグ信号F_2IOとを受けるNOR
回路LG704と、NAND回路LG702.0および
LG702.1の出力を受けるNOR回路LG706
と、NOR回路LG704の出力を受けるインバータI
NV700と、NOR回路LG706およびインバータ
INV700の出力を受けるNAND回路LG708
と、NAND回路LG708の出力を受けて反転し、信
号CAM_MISSを出力するインバータINV702
とを含む。
【0256】図35は、図33に示した出力部7700
の構成を示す概略ブロック図である。
【0257】出力部7700は、コントロール回路70
20からの信号CKEを受けるインバータINV710
とインバータINV710の出力と、コントロール回路
7020からの信号CLKとを受けて出力するNOR回
路LG720と、判定部7600からの出力を受けて、
NAND回路LG720の出力レベルの活性化に応じ
て、信号CWMを出力するラッチ回路LT720とを含
む。
【0258】図36は、図35に示したラッチ回路LT
720の構成を示す概略ブロック図である。
【0259】ラッチ回路LT720は、NOR回路LG
720をクロック信号として受け、判定部7600から
の出力信号CAM_MISSを受けて、クロック信号の
タイミングで出力するDフリップフロップ回路DF72
0と、Dフリップフロップ回路DF720の出力を受け
て信号CWMを出力する駆動回路DR720とを含む。
【0260】以上のような構成とすることで、サブメモ
リセルアレイごとに複数のメモリセルが同時に選択され
る場合に、比較的小さな回路規模で不良メモリセルの検
出と冗長解析とを行なうことが可能で、冗長解析機能を
有するテスト回路を半導体集積回路装置自身に搭載する
ことが可能である。
【0261】[実施の形態2]図37および図38は、
本発明の実施の形態2の半導体記憶装置1000におけ
るテスト回路の構成を説明するための概略ブロック図で
あり、図13および図14に示した実施の形態1のBI
ST回路の構成と対比される図である。実施の形態1と
同一部分には同一符号を付してその説明は繰り返さな
い。
【0262】上述のとおり、本発明においては、欠陥メ
モリセルを救済するための冗長列は1つであり、冗長行
は4つある。
【0263】したがって、実施の形態1では、たとえば
次に記憶するべきアドレスが欠陥列アドレスである場合
には、2ビット同時フェールが検出された場合に、検出
された欠陥メモリセルの列アドレスを記憶すると同時
に、行アドレスも記憶する構成としていた。
【0264】しかしながら、2ビット同時フェールの場
合は、5つある置換順序のうち、それが検出された時点
で冗長行で置換することとなっている置換順序について
は冗長行の置換を行なえば、2ビット同時フェールは完
全に救済される。
【0265】したがって、図37および図38に示すと
おり、実施の形態2においては、書込順序回路4800
と書込イネーブル信号生成回路の接続方法を変更するこ
とで、次にフェールが検出された場合にコラムアドレス
を記憶する状態となっている場合に、2ビット同時の不
良が検出されたとすると、たとえば書込イネーブル信号
WE<2>とともに、リペア不可を表わす書込イネーブ
ル信号WE<5>を“H”レベルとして、リペア不可の
フラグをセット状態(“H”レベル)とする。
【0266】このフラグ信号は、リセット信号RST信
号以外ではリセットされないので、以後の動作には関係
なく、リペア不可の結果が保持されることになる。
【0267】このフラグを見ることで、この置換順序
「RRCRR」については冗長救済の候補から無視する
こととすることが可能となり、冗長解析処理を簡略化で
きる。
【0268】なお、以上の説明では、冗長列で置換を行
なう順番において、同時に読み出された複数の不良メモ
リセルを置換する際には、冗長列の置換を優先的に行な
うこととしたが、本発明はこのような場合に限定される
ことなく、冗長行で置換を行なう順番において、同時に
読み出された複数の不良メモリセルを置換する際には、
冗長行の置換を優先的に行なうこととしてもよい。
【0269】また、以上の説明では、サブメモリセルア
レイから同時に読み出されるのは2ビットのデータであ
るものとしていたが、本発明はこのような場合に限定さ
れることなく、サブメモリセルアレイからより多くのビ
ットデータが同時に読み出される場合にも適用できる。
すなわち、サブメモリセルアレイにおいて同時に選択さ
れる複数のメモリセルのうち、複数のメモリセルが欠陥
メモリセルである場合は、予めこの複数個の欠陥メモリ
セルを置換していく冗長行と冗長列の順序を規定してお
き、これらの欠陥メモリセルが1つずつその規定された
順序で欠陥であると判定されたものとして取扱う。この
ような手順に従えば、サブメモリセルアレイからより多
くのビットデータが同時に読み出される場合にも、以上
説明した実施の形態と同様に冗長解析を行なうことが可
能である。
【0270】また、本発明に係るBIST回路と同様の
テスト回路を、半導体集積回路装置ではなく、外部テス
タに設けることとすれば、サブメモリセルアレイからよ
り多くのビットデータが同時に読み出される半導体記憶
装置またはこのような半導体記憶装置を搭載する半導体
集積回路装置を外部テスタによりテストすることも可能
である。
【0271】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0272】
【発明の効果】請求項1ないし7記載の半導体集積回路
装置は、サブメモリセルアレイごとに複数のメモリセル
が同時に選択される場合に、比較的小さな回路規模で不
良メモリセルの検出と冗長解析とを行なうことが可能
で、冗長解析機能を有するテスト回路を半導体集積回路
装置自身に搭載することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のダイナミック型半導
体記憶装置1000の全体構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図2】 図1に示したBIST回路2000の構成を
説明するための概略ブロック図である。
【図3】 図2に示したアドレス置換判定器3000の
構成を説明するための概略ブロック図である。
【図4】 図3に示したTGセルの構成を示す回路図で
ある。
【図5】 図3に示した第1の置換判定部3100.1
の構成を説明するための概略ブロック図である。
【図6】 アドレス置換判定器3000の動作を説明す
るための第1のタイミングチャートである。
【図7】 アドレス置換判定器3000の動作を説明す
るための第2のタイミングチャートである。
【図8】 メモリセルアレイ100が、2つのサブメモ
リアレイに分割された場合の冗長メモリセルアレイによ
る置換動作を説明するための概念図である。
【図9】 冗長メモリセル行SRで置換した後に冗長メ
モリセル列SCで置換する処理を行なう場合を示す概念
図である。
【図10】 メモリセルアレイ100が複数のサブメモ
リセルアレイに分割されている場合の半導体記憶装置1
000の構成を示す概略ブロック図である。
【図11】 メモリセルアレイ部分およびBIST回路
2000部分を抜き出して示す概略ブロック図である。
【図12】 サブメモリセルアレイ100.0および1
00.1の部分をさらに拡大して示す概略ブロック図で
ある。
【図13】 アドレス判定器3000.0の構成の一部
を抜き出して示す第1の概略ブロック図である。
【図14】 アドレス判定器3000.0の構成の一部
を抜き出して示す第2の概略ブロック図である。
【図15】 アドレス置換判定器3000.0の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図16】 連想メモリセルアレイCM_ARYの構成
を示す概略ブロック図である。
【図17】 図16に示した連想記憶部6000.2の
構成を示す概略ブロック図である。
【図18】 図17に示した連想メモリセル列群602
0の構成を示す概略ブロック図である。
【図19】 行アドレスを記憶するための連想メモリセ
ル列6100.0の構成を説明するための概略ブロック
図である。
【図20】 連想メモリセル6200.0の構成を示す
回路図である。
【図21】 連想メモリセル列6100.4の構成を説
明するための概略ブロック図である。
【図22】 テストブロックTBおよびデコード回路3
010およびリードライト回路3020の構成を説明す
るための概略ブロック図である。
【図23】 フラグ生成回路4000の構成を示す概略
ブロック図である。
【図24】 モード生成回路4200の構成を説明する
ための概略ブロック図である。
【図25】 テストブロックTBの構成を一部抜き出し
て説明するための概略ブロック図である。
【図26】 図25に示したワード線選択回路5200
の構成を説明するための概略ブロック図である。
【図27】 図25に示した書込経過保持回路4600
の構成を示す概略ブロック図である。
【図28】 図27に示したフリップフロップ回路F4
00.0の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図29】 図27に示したフリップフロップ回路F4
02.0の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図30】 図25に示した書込経過出力回路5400
の構成を説明するための概略ブロック図である。
【図31】 図25に示す書込順序回路4800の構成
を示す回路図である。
【図32】 図25に示した書込イネーブル信号生成回
路5000の構成を示す概略ブロック図である。
【図33】 判定回路4400の構成を説明するための
概略ブロック図である。
【図34】 図33に示した判定部7600の構成を示
す回路図である。
【図35】 図33に示した出力部7700の構成を示
す概略ブロック図である。
【図36】 ラッチ回路LT720の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図37】 実施の形態2の半導体記憶装置1000に
おけるテスト回路の構成を説明するための第1の概略ブ
ロック図である。
【図38】 実施の形態2の半導体記憶装置1000に
おけるテスト回路の構成を説明するための第2の概略ブ
ロック図である。
【図39】 メモリアレイ部8010に対して設けられ
る冗長回路の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
11 制御信号入力端子群、13 アドレス信号入力端
子群、15 データ入出力端子群、18 外部電源端
子、19 外部接地端子、26 コントロール回路、3
0 アドレスバッファ、40 行デコーダ、42 スペ
アロウデコーダ、45 ワード線ドライバ、50 列デ
コーダ、52 スペアコラムデコーダ、54 コラム選
択線、60 センスアンプ、70 内部電位発生回路、
72 内部制御信号バス、76 データバス、80 読
出アンプ/書込ドライバ、85 入出力バッファ、10
0 メモリセルアレイ、200 列選択ゲート、100
0DARM、2000 BIST回路、3000 アド
レス置換判定部、3100.1〜3100.6 置換判
定部、RM1〜RM6 ロウアドレス記憶部、CM1〜
CM6 コラムアドレス記憶部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が記憶データを保持するための複数
    のメモリセルが行列状に配置されるメモリセルアレイを
    備え、 前記メモリセルアレイは、複数のサブメモリセルアレイ
    に分割され、 各前記サブメモリセルアレイは、 複数の正規メモリセルを含む正規メモリセルアレイと、 複数の予備メモリセルを含む予備メモリセルアレイとを
    含み、 アドレス信号に応じて、前記サブメモリセルアレイごと
    に一括して複数の前記メモリセルを選択するためのメモ
    リセル選択回路と、 選択された前記メモリセルとの間で前記記憶データを授
    受するためのデータ伝達回路と、 前記サブメモリセルアレイごとに設けられ、前記正規メ
    モリセル中の不良メモリセルを検出し、いずれの前記予
    備メモリセルで置換するかを決定する複数のテスト回路
    とをさらに備え、 各前記テスト回路は、 前記メモリセルを順次選択するための前記アドレス信号
    を生成し、テスト書込み動作において選択された前記メ
    モリセルに書込むテストデータと、テスト読出動作にお
    いて前記メモリセルから読み出されるべき期待値データ
    とを生成する信号生成回路と、 前記テスト読出動作において、前記選択されたメモリセ
    ルからの記憶データと前記期待値データとを比較する比
    較回路と、 前記比較回路の比較結果に応じて、不良メモリセルに対
    応する不良アドレスを記憶するためのアドレス記憶回路
    と、 前記アドレス記憶回路に保持された前記不良アドレスに
    応じて、いずれの前記予備メモリセルで置換するかを判
    定する判定回路とを含み、 前記判定回路に制御されて、前記アドレス記憶回路は、
    順次検出される不良アドレスのうち、すでに記憶されて
    いる不良アドレスと異なる不良アドレスを選択的に記憶
    する、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス記憶回路は、すでに記憶さ
    れている不良アドレスと異なる不良アドレスに加えて、
    一括して選択される前記複数のメモリセルのうちの不良
    メモリセルを特定するためのデータも記憶する、請求項
    1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記判定回路は、 一括して選択される前記複数のメモリセルのうち、複数
    のメモリセルが不良である場合、予め定められた順序で
    不良メモリセルが検出されたものとして、前記アドレス
    記憶回路に記憶させる、請求項2記載の半導体集積回路
    装置。
  4. 【請求項4】 前記予備メモリセルアレイは、 少なくとも1つの予備メモリセル行と少なくとも1つの
    予備メモリセル列とを含み、 前記判定回路は、 一括して選択される前記複数のメモリセルのうち、複数
    のメモリセルが不良である場合、予め定められた優先順
    位に従って、予備メモリセル行で置換されるべき不良ア
    ドレスと予備メモリセル列で置換されるべき不良アドレ
    スとを、前記アドレス記憶回路に記憶させる、請求項2
    記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記予備メモリセルアレイは、 m個(m:自然数)の予備メモリセル行と、 n個(n:自然数)の予備メモリセル列とを有し、 前記判定回路は、 前記m個の予備メモリセル行と前記n個の予備メモリセ
    ル列とを、前記不良メモリセルを含む正規メモリセル行
    または正規メモリセル列と順次置換するステップの順序
    の組合せのぞれぞれに対応して設けられる複数の置換判
    定部を含み、 前記アドレス記憶回路は、 前記複数の置換判定部にぞれぞれ対応して設けられ、前
    記不良アドレスのうちm個の不良行アドレスを記憶する
    ためのm個の記憶セル列と、 前記複数の置換判定部にぞれぞれ対応して設けられ、前
    記不良アドレスのうちn個の不良列アドレスを記憶する
    ためのn個の記憶セル列とを含み、 各前記置換判定部は、対応する前記m個の記憶セル列と
    前記n個の記憶セル列とを、すでに記憶されている前記
    不良行アドレスまたは前記不良列アドレスとは行アドレ
    スおよび列アドレスの双方が異なる不良メモリセルが検
    出されたときに、対応するステップの順序に従って活性
    化する、請求項1〜3いずれか1項に記載の半導体集積
    回路装置。
  6. 【請求項6】 前記m個の記憶セル列の各々は、 前記信号生成回路の生成する行アドレス信号の各ビット
    データを受けて、すでに記憶しているビットデータとの
    比較を行なう複数の第1の比較記憶セルと、 前記第1の比較記憶セルの比較結果を伝達する第1の一
    致検出線と、 前記第1の比較記憶セルへの前記ビットデータの書込み
    を指示するための第1の書込み選択線とを有し、 前記n個の記憶セル列の各々は、 前記信号生成回路の生成する列アドレス信号の各ビット
    データを受けて、すでに記憶しているビットデータとの
    比較を行なう複数の第2の比較記憶セルと、 前記第2の比較記憶セルの比較結果を伝達する第2の一
    致検出線と、 前記第2の比較記憶セルへの前記ビットデータの書込み
    を指示するための第2の書込み選択線とを有し、 前記置換判定部は、前記第1および第2の一致検出線に
    より伝達された比較結果に基づいて、前記対応するステ
    ップの順序に従って、前記第1のおよび第2の書込み選
    択線を選択的に活性化する、請求項5記載の半導体集積
    回路装置。
  7. 【請求項7】 前記アドレス信号のビットデータは、相
    補信号として前記第1および第2の比較記憶セルにそれ
    ぞれ与えられ、 前記記憶セル列の各々は、 対応する一致検出線のレベルをプリチャージするプリチ
    ャージ回路を含み、 各前記第1および第2の比較記憶セルは、 第1および第2の入力ノードを有し、対応するビットデ
    ータを相補的に記憶するための双安定素子と、 前記双安定素子の第1の入力ノードと前記相補信号の一
    方とを、前記第1または第2の書込み選択線のうちの対
    応する一方の活性化に応じて結合する第1のアクセスト
    ランジスタと、 前記双安定素子の第2の入力ノードと前記相補信号の他
    方とを、前記第1または第2の書込み選択線のうちの前
    記対応する一方の活性化に応じて結合する第2のアクセ
    ストランジスタと、 前記相補信号の一方と前記第2の入力ノードの電位レベ
    ルとに応じて、前記対応する一致検出線を放電する第1
    の放電回路と、 前記相補信号の他方と前記第1の入力ノードの電位レベ
    ルとに応じて、前記対応する一致検出線を放電する第2
    の放電回路とを含む、請求項6記載の半導体集積回路装
    置。
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