JP2001357329A - プリペイド決済方法及び資金管理センタ - Google Patents

プリペイド決済方法及び資金管理センタ

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JP2001357329A
JP2001357329A JP2000178136A JP2000178136A JP2001357329A JP 2001357329 A JP2001357329 A JP 2001357329A JP 2000178136 A JP2000178136 A JP 2000178136A JP 2000178136 A JP2000178136 A JP 2000178136A JP 2001357329 A JP2001357329 A JP 2001357329A
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JP2000178136A
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Hiroaki Sakamoto
弘章 坂本
Yoshio Takahashi
芳夫 高橋
Eiji Tabuchi
英治 田縁
Hiroaki Oguro
博昭 小黒
Hironori Haniyuda
浩教 羽生田
Takeshi Hasegawa
健 長谷川
Mikimasa Iijima
幹正 飯島
Masanori Sudo
昌徳 須藤
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NTT Data Group Corp
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードを用いずにプリペイド決済
を可能とするプリペイド決済方法及び資金管理センタを
提供する。 【解決手段】 残高管理センタ5は、識別コードと資金
の残高を含む残高データを各利用者について記憶する残
高データベース51を管理する。ショッピングサイト7
は、取引時に利用者の電話機3から識別コード等を取得
し、識別コードと取引金額等を含む取引データを残高管
理センタ5に送信する。残高管理センタ5は、取引デー
タにおける識別コードをキーとして残高データベース5
1から該当する残高データを特定し、その残高データの
残高を、取引データにおける取引金額に基づいて更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショッピング等の
支払に好適なプリペイド決済方法及び資金管理センタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリペイド決済を実現するものと
しては、プリペイドカードを用いた決済システムが一般
的であった。このような決済システムとして、例えば、
残高等の情報を記憶するプリペイドカードを使用するシ
ステムや、残高等の情報はプリペイドカードに記憶せず
にセンタ等で管理するシステム等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、前者の場合にはプリペイドカードに記憶
される残高が改竄等されるおそれがあり、また、後者の
場合には残高の改竄等の問題は発生しないが、プリペイ
ドカードが盗難又は紛失された場合には他者に不正使用
されてしまうおそれがある。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、プリペイドカードを用いずにプリペイド決済を
可能とするプリペイド決済方法及び資金管理センタを提
供することを目的とする。また、本発明は、安全性の高
いプリペイド決済方法及び資金管理センタを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイド決済方法は、
識別コードと資金の残高を含む残高データを各利用者に
ついて記憶するデータベースを残高管理元において管理
し、取引時に利用者から取得した識別コードと、取引金
額と、を含む取引データをショッピングサイトから前記
残高管理元に供給し、前記残高管理元で、前記取引デー
タにおける識別コードをキーとして前記データベースか
ら該当する残高データを特定し、該残高データの残高を
前記取引データにおける取引金額に基づいて更新する、
ことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、識別コードをキ
ーとして利用者の資金の残高を残高管理元において管理
し、取引時にショッピングサイトが利用者から識別コー
ド等の入力を受け付けて残高管理元に供給し、残高管理
元において、識別コードにより特定される残高データの
残高を更新することにより取引の決済を行う。これによ
り、プリペイドカードを用いずにプリペイド決済を行う
ことが可能となる。また、カードを発行しないことによ
り、カードが盗難又は紛失等され、資金が他者に不正使
用されることがないため、安全な取引を実現することが
できる。
【0007】前記残高管理元で管理される前記データベ
ースに記憶される前記残高データは、利用者の認証情報
をさらに含んでもよく、ショッピングサイトでは取引時
に利用者から認証情報をさらに取得して、前記取引デー
タとともに前記残高管理元に供給してもよく、前記残高
管理元において、前記取引データにおける識別コードを
キーとして前記データベースから該当する残高データを
特定し、該残高データにおける認証情報を、前記取引デ
ータとともに取得した認証情報と照合し、照合結果が正
常を示す場合に前記残高の更新を行ってもよい。これに
より、取引の安全性を高めることができる。
【0008】前記識別コードは電話番号を含んでもよ
く、ショッピングサイトにおいて利用者からの取引要求
を受け付けるとき、交換機から通知される発信元の電話
番号を、前記利用者の識別コードとして取得してもよ
い。これにより、利用者が識別コードを入力する手間を
省くことができる。
【0009】また、本発明の第2の観点に係る資金管理
センタは、識別コードと資金の残高を含む残高データを
各利用者について記憶するデータベースを有し、取引時
に利用者から取得した識別コードと、取引金額と、を含
む取引データをショッピングサイトのコンピュータから
取得する取得手段と、前記取引データにおける識別コー
ドをキーとして前記データベースから該当する残高デー
タを特定し、該残高データの残高を前記取引データにお
ける取引金額に基づいて更新する更新手段と、を備え
る、ことを特徴とする。
【0010】このような構成によれば、資金管理センタ
において、識別コードをキーとして利用者の資金の残高
を管理し、取引時にショッピングサイトが利用者から識
別コード等を受け付けて資金管理センタに供給し、資金
管理センタでは、識別コードにより特定される残高デー
タの残高を更新することにより取引の決済を行う。これ
により、プリペイドカードを用いずにプリペイド決済を
行うことが可能となる。また、カードを発行しないこと
により、カードが盗難又は紛失等され、資金が他者に不
正使用されることがないため、安全な取引を実現するこ
とができる。
【0011】前記データベースに記憶される前記残高デ
ータは、利用者の認証情報をさらに含んでもよく、前記
取得手段は、前記ショッピングサイトのコンピュータか
ら、利用者の認証情報を前記取引データとともに取得し
てもよく、前記更新手段は、前記取引データにおける識
別コードをキーとして前記データベースから該当する残
高データを特定し、該残高データにおける認証情報を、
前記取引データとともに取得した認証情報と照合し、照
合結果が正常を示す場合に前記残高の更新を行ってもよ
い。これにより、取引の安全性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリペイド決済システムを図面を参照して説明する。本
発明の実施の形態に係るプリペイド決済システムのシス
テム構成図を図1に示す。図示されるように、このプリ
ペイド決済システムは、入出金端末1と、電話機3と、
残高管理センタ5と、ショッピングサイト7と、を備え
る。
【0013】入出金端末1は、コンビニエンスストア等
の小売店に設置され、残高管理センタ5と通信回線によ
り接続される端末である。入出金端末1は、例えばPO
S端末等を含み、利用者からの入力を受け付けるための
入力用端末が接続されている。
【0014】入出金端末1は、利用者が入金を行う際
に、利用者の電話番号(認証用電話番号)、入金額(プ
リペイド金額)、暗証番号等の入力を入力用端末等から
受け付け、入力されたデータを所定の入金要求とともに
残高管理センタ5に送信する。このとき入力される認証
用電話番号は、利用者の認証に使用されるものであり、
例えば、利用者が保有する携帯電話機の電話番号でもよ
く、また加入電話の電話番号等でもよい。なお、利用者
は、入出金端末1に入力した入金額相当の現金をその入
出金端末1が設置される店舗に対して支払う。
【0015】電話機3は、利用者の操作に従ってショッ
ピングサイト7に接続し、ショッピングに関する入力を
行うためのものである。
【0016】残高管理センタ5は、各利用者の資金の管
理等を行うコンピュータであり、例えば図2に示すよう
に、認証用電話番号、残高、暗証番号等の情報を含む残
高データを記憶する残高データベース51等を備える。
また、残高管理センタ5は、電話機3との通信を行うた
めの音声応答機能を備える。
【0017】残高管理センタ5は、入出金端末1から、
入金要求とともに入金に関するデータ(認証用電話番
号、入金額、暗証番号)を受信すると、そのうちの認証
用電話番号をキーとして残高データベース51から該当
する残高データを検出する。そして、該当する残高デー
タの暗証番号と、受信した暗証番号の照合等を行い、残
高に入金額を加算する。このとき、残高データベース5
1に該当する残高データが存在しない場合には、入出金
端末1からの入力データに基づいて新たに残高データを
作成して、残高データベース51に登録する。
【0018】また、残高管理センタ5は、入金要求の送
信元の店舗の金融機関口座から残高管理センタ5の金融
機関口座への入金額についての資金移動をバッチ又はリ
アルタイムで所定の決済機関に要求する。
【0019】また、残高管理センタ5は、ショッピング
サイト7から、残高問い合わせ要求とともに認証用電話
番号と暗証番号等のデータを受信すると、認証用電話番
号をキーとして残高データベース51から該当する残高
データを検出し、暗証番号の照合等を行った後、その残
高データにおける残高をショッピングサイト7に送信す
る。また、残高管理センタ5は、ショッピングサイト7
から、残高更新要求とともに認証用電話番号と金額等の
データを受信すると、認証用電話番号をキーとして残高
データベース51から該当する残高データを検出し、そ
の残高を受信した金額に書き換える。
【0020】また、残高管理センタ5(又は、ショッピ
ングサイト7)は、残高管理センタ5の金融機関口座と
ショッピングサイト7の金融機関口座との間の商品等の
代金についての資金移動をバッチ又はリアルタイムで所
定の決済機関に要求する。
【0021】ショッピングサイト7は、商品又はサービ
スの購入要求を受け付けるためのコンピュータから構成
され、例えば図3に示すような、認証用電話番号、各利
用者から受け付けた注文内容(商品コード、数量、代金
等)等の情報を含む取引データを記憶する取引データベ
ース71等を備える。また、ショッピングサイト7は、
電話機3との通信を行うための音声応答機能を備える。
【0022】ショッピングサイト7は、電話機3からの
接続に応じて、例えば音声ガイダンスにより、認証用電
話番号と暗証番号の入力を受け付け、入力されたデータ
を残高問い合わせ要求とともに残高管理センタ5に送信
する。そして、残高管理センタ5から、先に送信した入
力データに対応する残高の情報を受信して保持する。次
に、ショッピングサイト7は、例えば音声ガイダンスに
より、注文内容(購入対象の商品等の商品コード、数
量、代金等)の入力を電話機3から受け付ける。商品の
代金については、例えば、各商品等について商品コード
と単価が対応付けられているテーブルを参照し、入力さ
れた商品コードと数量に基づいて代金を算出して求めて
も良い。ショッピングサイト7は、商品の代金が、先に
取得した残高以下である場合に注文取引を成立させ、認
証用電話番号と注文内容から取引データを作成して取引
データベース71に登録するとともに、残高から代金を
差し引いた金額を残高更新要求とともに残高管理センタ
5に送信する。また、ショッピングサイト7は、取引デ
ータベース71に登録された取引データについて、利用
者(注文者)に商品を発送等するための所定の商品発送
処理を行う。
【0023】次に、このプリペイド決済システムにおけ
る主な処理について具体的に説明する。まず、利用者か
らの入金を受け付けるプリペイド処理を図4を参照して
説明する。なお、この例では、入出金端末1として、入
力用端末が接続されたPOS端末1aが使用されること
とする。
【0024】例えば、利用者Bは、小売店において資金
を入金するため、POS端末1aに接続された入力用端
末に、認証用電話番号「0123456789」、暗証
番号「9999」、入金額「5000円」を入力し、現
金5000円をレジに渡す(S1)。
【0025】POS端末1aは、例えば店員の操作に応
じて、利用者Bが入力用端末から入力したデータを入金
要求とともに残高管理センタ5に送信する(S2)。残
高管理センタ5は、受信した認証用電話番号「0123
456789」をキーとして、残高データベース51を
検索する。そして、該当する残高データが存在しない場
合には、受信データに基づいて残高データを作成し、残
高データベース51に登録する(S3)。また、該当す
る残高データを検出した場合には、その残高に、受信し
た入金額「5000円」を加算する。
【0026】残高データベースの更新後、残高管理セン
タ5は、小売店のPOS端末1aに完了信号を送信し
(S4)、これに応じて、POS端末1aは、入金が完
了した旨のメッセージを画面表示又は紙出力等し、入金
の完了を利用者Bに通知する(S5)。なお、このプリ
ペイド処理に伴い、店舗に実際に入金された現金相当の
資金が、所定の決済機関を介して小売店の金融機関口座
から残高管理センタ5の金融機関口座に移動される。
【0027】次に、プリペイドされた資金を用いて商品
等の注文を行う注文処理を図5を参照して説明する。例
えば、上記のプリペイド処理で資金を入金した利用者B
は、電話機3でショッピングサイト7に接続し、ショッ
ピングサイト7からの音声ガイダンスに従って、認証用
電話番号「0123456789」と暗証番号「999
9」をプッシュ入力し、電話機3は、入力されたデータ
をショッピングサイト7に送信する(S11)。
【0028】ショッピングサイト7は、電話機3から受
信した認証用電話番号「0123456789」と暗証
番号「9999」を残高問い合わせ要求とともに残高管
理センタ5に送信する(S12)。
【0029】残高管理センタ5は、ショッピングサイト
7からの残高問い合わせ要求に応じて、受信した認証用
電話番号「0123456789」をキーとして残高デ
ータベース51から該当する残高データを検出し、受信
した暗証番号「9999」が正しいことをチェックする
等の利用者認証を行う(S13)。認証完了後、残高管
理センタ5は、その利用者Bの残高データにおける残高
「5000円」を読み出してショッピングサイト7に送
信する(S14)。ショッピングサイト7は、残高管理
センタ5からの残高の受信に応じて、注文内容の入力を
促す音声メッセージを電話機3に送信する(S15)。
【0030】次に、利用者Bは、ショッピングサイト7
からの音声メッセージに応じて、商品の商品コード、数
量、代金等の注文内容をプッシュ入力し、電話機3は入
力された取引データをショッピングサイト7に送信する
(S16)。また、入力された商品コードと数量に基づ
いてショッピングサイト7が代金を算出するようにして
もよい。なお、この例では、代金として「3000円」
が利用者によって入力(又はショッピングサイト7によ
り算出)されたこととする。
【0031】ショッピングサイト7は、代金「3000
円」と、先に取得した利用者Bの残高「5000円」を
比較し、代金が残高以下であると判別して、注文取引を
成立させる。そして、受け付けた注文内容と認証用電話
番号「0123456789」から取引データを作成
し、取引データベース71に登録する(S17)。そし
て、利用者Bの残高「5000円」から、代金「300
0円」を差し引いた金額「2000円」を残高更新要求
とともに残高管理センタ5に送信する(S18)。
【0032】これに応じて、残高管理センタ5は、残高
データベース51の利用者Bの残高データにおける残高
「5000円」を新たな残高「2000円」に更新し
(S19)、更新完了信号をショッピングサイト7に送
信する(S20)。ショッピングサイト7は、注文の受
付が完了した旨の音声メッセージを電話機3に送信し
て、通信を終了する(S21)。
【0033】また、例えば、残高管理センタ5が残高問
い合わせ要求を受けたときに、認証用電話番号と暗証番
号に基づく認証の結果がエラーとなった場合、残高管理
センタ5は、ショッピングサイト7に所定のエラー情報
を送信する。これに応じて、ショッピングサイト7は、
認証エラーである旨の音声メッセージを電話機3に送信
し、注文処理の終了又はデータの再入力の受け付け等の
処理を行う。
【0034】なお、この注文処理に伴い、商品の代金相
当の資金が、所定の決済機関を介して残高管理センタ5
の金融機関口座からショッピングサイト7の金融機関口
座に移動される。
【0035】このようにして、資金の入出金を小売店等
に設置された入出金端末1を介して行い、残高管理セン
タ5が認証用電話番号等をキーとして利用者の資金の残
高を管理し、利用者は、認証用電話番号や暗証番号等を
指定して、自己の資金をショッピング等に利用すること
ができる。これにより、プリペイドカードを用いずにプ
リペイド決済を行うことが可能となる。また、プリペイ
ドカードが盗難又は紛失等により他者に不正使用される
ことがないため、安全な取引を実現することができる。
【0036】なお、電話機3はインターネット等を介し
て通信を行う機能を有する携帯電話機、携帯端末等を含
んでもよい。そして、ショッピングサイト7は、電話機
3からの要求をインターネットを介して受け付ける機能
を有してもよい。例えば、インターネット機能を有する
携帯電話機3aから商品の注文を行う場合での注文処理
について説明する。まず、利用者は、携帯電話機3aか
らインターネット等を介してショッピングサイト7に接
続し、ショッピングサイト7から、認証用電話番号と暗
証番号の入力を要求する画面情報を受信し、表示部(図
示せず)に表示する。利用者は、認証用電話番号と暗証
番号を携帯電話機3aに入力し、携帯電話機3aは、入
力されたデータをインターネット等を介してショッピン
グサイト7に送信する。ショッピングサイト7は、携帯
電話機3aから受信した認証用電話番号と暗証番号を残
高問い合わせ要求とともに残高管理センタ5に送信し、
利用者の残高を取得する。次に、ショッピングサイト7
は、注文内容の入力を要求する旨を表示する画面の情報
をインターネット等を介して携帯電話機3aに送信す
る。
【0037】携帯電話機3aは、受信した画面情報を表
示し、これに応じて、利用者は、商品の商品コード、数
量、代金等の注文内容を入力する(代金はショッピング
サイト7が求めるようにしてもよい)。携帯電話機3a
は入力された取引データをショッピングサイト7に送信
する。ショッピングサイト7は、取引データに基づい
て、代金と残高を比較する残高チェックを行い、代金が
残高以下である場合には注文取引を成立させる。そし
て、受け付けた注文内容と認証用電話番号から取引デー
タを作成し、取引データベース71に登録する。そし
て、利用者の残高についての残高更新要求を残高管理セ
ンタ5に送信する。残高管理センタ5は、残高データベ
ース51の該当する残高データを更新し、更新完了信号
をショッピングサイト7に送信する。ショッピングサイ
ト7は、注文の受付が完了した旨のメッセージを表示す
る画面の情報を携帯電話機3aに送信し、携帯電話機3
aに表示させる。このようにして、携帯電話機3aから
ショッピングサイト7に商品等の注文を行うことができ
る。なお、例えば、商品がコンテンツ等である場合に
は、ショッピングサイト7が、残高チェックを行い、注
文内容を受け付けた後、携帯電話機3aにコンテンツを
ダウンロードさせる。
【0038】なお、入金時における入出金端末1へのデ
ータ入力手段は上記説明に限定されず、他の手段により
実現してもよい。例えば、店舗内に入力用端末(例え
ば、多目的用途端末等)を設置し、この入力用端末が利
用者からの入金に関する情報の入力を受け付けて、入力
データに対応するバーコードを印刷するようにしてもよ
い。そして、利用者が印刷されたバーコードと現金をレ
ジに渡し、店員等がバーコードをバーコードリーダで読
み取ることにより、入金に関するデータを入出金端末1
に入力するようにしてもよい。また、店舗内に設置され
た入力用端末が、入力データを入出金端末1に送信して
もよい。
【0039】また、入金時において、例えば、利用者が
無線通信機能を備えた携帯端末(携帯電話機を含む)に
入金に関する情報を入力して、入力データを小売店の入
出金端末1に送信し、現金をレジに渡すようにしてもよ
い。また、利用者が小売店に用意されているマークシー
トに入金に関する情報をマークし、そのマークシートを
現金とともにレジに渡し、店員等がOCR(Optical Ch
aracter Reader)でマークシートを読み取ることによ
り、入金に関するデータを入出金端末1に入力するよう
にしてもよい。
【0040】また、上記説明では、入金に関するデータ
として、認証用電話番号と入金額と暗証番号の入力を受
け付けているが、これに限定されず任意であり、例え
ば、認証用電話番号と入金額だけにしてもよい。
【0041】また、注文手段は上記説明に限定されず、
他の手段により実現してもよい。例えば、利用者が商品
等の注文を行う際、入金時に入出金端末1に入力した電
話番号を持つ電話機・携帯電話機等を用いてショッピン
グサイト7にアクセスし、ショッピングサイト7は、発
信者番号通知機能により発信元の電話番号を取得し、取
得した電話番号を、残高問い合わせ要求とともに残高管
理センタ5に送信するようにしてもよい。そして、残高
管理センタ5は、受信した電話番号をキーとして残高デ
ータベース51から該当する残高データの残高を読み出
してショッピングサイト7に供給してもよい。この場
合、利用者による認証用電話番号の入力は不要である。
【0042】また、例えば、利用者が注文を行う際、入
金時に入出金端末1に入力した電話番号を持つ電話機・
携帯電話機等を用いてショッピングサイト7にアクセス
する際、電話局とショッピングサイト7の双方に発信元
の電話番号が通知され、利用に先立ち、所定のサービス
契約で設定された暗証番号を利用者が入力し、その暗証
番号の認証を電話局が行うようにしてもよい。そして、
電話局により認証された場合、これに応じてショッピン
グサイト7が、発信元の電話番号を残高問い合わせ要求
とともに残高管理センタ5に送信するようにしてもよ
い。
【0043】また、既に入金された資金から出金を行う
ことができるようにしてもよい。この場合、例えば、残
高管理センタ5が、電話機3からの接続に応じて、認証
用電話番号、暗証番号、引出金額等の出金に関する情報
の入力を利用者から受け付けて、暗証番号の照合等を行
い、その残高を引出金額に応じて更新するとともに、入
力データに対する引出受付番号を生成して電話機3に送
信する。また、認証用電話番号と引出金額と引出受付番
号を含む引出データを生成して残高データベース51に
記憶する。そして、利用者が、小売店における入出金端
末1に、利用者の認証用電話番号、引出受付番号等を入
力し、入出金端末1が、入力されたデータを所定の出金
要求とともに残高管理センタ5に送信する。これに応じ
て、残高管理センタ5が引出受付番号の確認を行う。そ
して、入出金端末1が、残高管理センタ5から、引出受
付番号を確認した旨の信号を受信した場合には、その入
出金端末1が設置される店舗は、利用者に引出金額の現
金を支払う。
【0044】また、予め引出受付番号を取得することな
く、入出金端末1に、認証用電話番号、暗証番号、引出
金額等を入力し、入出金端末1が入力データを残高管理
センタ5に送信するとともに、認証用電話番号と暗証番
号の対応の検証を残高管理センタ5に依頼するようにし
てもよい。認証された場合には、残高管理センタ5から
入出金端末1に認証されたことを示す信号が送信され、
利用者は現金をレジから受け取ることができる。
【0045】また、上記説明では電話番号をキーとして
各利用者の資金を管理しているが、これに限定されず、
識別可能な他のコードを用いてもよい。例えば、入金時
に利用者が任意の識別コードと、暗証番号、入金額等を
入力し、残高管理センタ5において、識別コードをキー
とした残高データが作成され、残高データベース51に
登録されるようにしてもよい。この場合、利用者は、以
後の処理(入金、注文等)において、残高管理センタ5
による認証を受けるために先の入金時に入力した識別コ
ードと暗証番号等を入力する。
【0046】なお、本発明は、インターネットを介した
システムに限定されず、種々のネットワークを介したシ
ステムについても適用可能である。
【0047】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM等)から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
する入出金端末1、電話機(携帯電話機、携帯端末)
3、残高管理センタ5、ショッピングサイト7等を構成
することができる。なお、上述の機能を、OSが分担又
はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等
には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0048】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
識別コードをキーとして利用者の資金の残高を残高管理
元において管理し、取引時にショッピングサイトが利用
者から識別コード等の入力を受け付けて残高管理元に供
給し、残高管理元において、識別コードにより特定され
る残高データの残高を更新して取引の決済を行うため、
プリペイドカードを用いずにプリペイド決済を行うこと
が可能となる。また、カードを発行しないことにより、
カードが盗難又は紛失等され、資金が他者に不正使用さ
れることがないため、安全な取引を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリペイド決済システ
ムのシステム構成図である。
【図2】残高データを説明するための図である。
【図3】取引データを説明するための図である。
【図4】図1のプリペイド決済システムにおけるプリペ
イド処理を説明するための図である。
【図5】図1のプリペイド決済システムにおける注文処
理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 入出金端末 3 電話機 5 残高管理センタ 7 ショッピングサイト 51 残高データベース 71 取引データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田縁 英治 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 小黒 博昭 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 羽生田 浩教 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 長谷川 健 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 飯島 幹正 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 須藤 昌徳 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 3E042 CA10 CC01 CD04 EA01 5B055 BB10 CB08 CB09 EE02 EE03 EE27 FA05 FB03 JJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別コードと資金の残高を含む残高データ
    を各利用者について記憶するデータベースを残高管理元
    において管理し、 取引時に利用者から取得した識別コードと、取引金額
    と、を含む取引データをショッピングサイトから前記残
    高管理元に供給し、 前記残高管理元で、前記取引データにおける識別コード
    をキーとして前記データベースから該当する残高データ
    を特定し、該残高データの残高を前記取引データにおけ
    る取引金額に基づいて更新する、 ことを特徴とするプリペイド決済方法。
  2. 【請求項2】前記残高管理元で管理される前記データベ
    ースに記憶される前記残高データは、利用者の認証情報
    をさらに含み、 前記ショッピングサイトでは取引時に利用者から認証情
    報をさらに取得して、前記取引データとともに前記残高
    管理元に供給し、 前記残高管理元において、前記取引データにおける識別
    コードをキーとして前記データベースから該当する残高
    データを特定し、該残高データにおける認証情報を、前
    記取引データとともに取得した認証情報と照合し、照合
    結果が正常を示す場合に前記残高の更新を行う、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリペイド決済方
    法。
  3. 【請求項3】前記識別コードは電話番号を含み、 ショッピングサイトにおいて利用者からの取引要求を受
    け付けるとき、交換機から通知される発信元の電話番号
    を、前記利用者の識別コードとして取得する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリペイド決
    済方法。
  4. 【請求項4】プリペイド決済システム用の資金管理セン
    タであって、 識別コードと資金の残高を含む残高データを各利用者に
    ついて記憶するデータベースを有し、 取引時に利用者から取得した識別コードと、取引金額
    と、を含む取引データをショッピングサイトのコンピュ
    ータから取得する取得手段と、 前記取引データにおける識別コードをキーとして前記デ
    ータベースから該当する残高データを特定し、該残高デ
    ータの残高を前記取引データにおける取引金額に基づい
    て更新する更新手段と、を備える、 ことを特徴とする資金管理センタ。
  5. 【請求項5】前記データベースに記憶される前記残高デ
    ータは、利用者の認証情報をさらに含み、 前記取得手段は、前記ショッピングサイトのコンピュー
    タから、利用者の認証情報を前記取引データとともに取
    得し、 前記更新手段は、前記取引データにおける識別コードを
    キーとして前記データベースから該当する残高データを
    特定し、該残高データにおける認証情報を、前記取引デ
    ータとともに取得した認証情報と照合し、照合結果が正
    常を示す場合に前記残高の更新を行う、 ことを特徴とする請求項4に記載の資金管理センタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097448A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Tatsuno Corp 給油所システム
JP2011186660A (ja) 2010-03-05 2011-09-22 Yasushi Sato 電子商取引システム、決済サーバ、およびプログラム
JP2013065360A (ja) * 2013-01-17 2013-04-11 Yasushi Sato 決済システム

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