JP2001356323A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、固定枠体１に発光ユニット２及び液晶
表示モジュール７を取り付けるときには、接着またはネ
ジ止めするのが一般的であり、ネジ及びネジ孔の加工や
接着剤の塗布、貼り合わせ等の工程が必要となり、組立
作業のさらなる簡易化を妨げていた。 【解決手段】 固定枠体１の光源収納部１２及び載置面
１３、１４と挟持面１５に両面粘着テープＴ〜Ｔ７を介
して発光ユニット２及びタッチパネル６を貼着し、且つ
フック１７を併用して液晶表示モジュール７の取り付
け、取り外しを簡易化し、保持を確実なものとした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルと
タッチパネルとを組み合わせた画像又は文字を表示入力
する液晶表示装置に関するもので、特に固定枠体への液
晶表示モジュール及び光源ユニットの組み立て及び分解
が簡単な液晶表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の液晶表示パネルとタッチパネルと
を組み合わせた画像又は文字を表示入力する液晶表示装
置の構成を図面に基づいて説明する。図１２は、従来の
液晶表示装置における光源部の部分拡大断面図である。

【０００３】従来の液晶表示装置１００は、例えばプラ
スチックからなる表示枠１０１Ａと裏面枠１０１Ｂに分
割された固定枠体１０１の段部１０２の載置面１０２Ａ
に電磁誘導方式等によるタッチパネル１０３を載置して
から、該タッチパネル１０３を固定する押さえ板１０４
をネジ１０５又は接着剤（図示せず。）で固定または、
接着する。

【０００４】次に、段部１０２の挟持面１０２Ｂに裏面
側より、一方のガラス板には、アレイ状に配置された薄
膜トランジスタと、他方のガラス板に形成された対向電
極が配設され、これらの基板の電極面を対向させて液晶
剤を挟み込み、さらにこの電極面との間に加えられた電
気信号により液晶剤を変化させて画像又は文字を表示す
る対向電極が形成された他方のガラス板に、カラーフィ
ルタが形成されることによりカラーの画像を表示する液
晶表示パネル１０６を収納する。そして該液晶表示パネ
ル１０６の下方には、光源ユニット１０７が配設されて
いる。光源ユニット１０７は、表示枠１０８Ａと裏面枠
１０８Ｂの表裏に分割可能な光源収納枠体１０８の内部
に導光板１０９と蛍光管１１０を配設するとともに蛍光
管１１０には、リフレクタ１１１が巻かれるようにして
配設された構成をなす。

【０００５】また、光源ユニット１０７の裏側には上記
したタッチパネル１０３及び液晶表示パネル１０６を駆
動するための駆動回路基板１１２がネジ１１３または、
接着剤（図示せず。）により取り付けられて大略構成さ
れている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置１００にあっては、固定枠体１０１に
光源ユニット１０７やタッチパネル１０３を取り付ける
ときにネジ１０５、１１３や接着剤を使用するため、組
立作業において締結作業や接着剤の塗布、貼り合わせ
等、多くの工程が必要となり、構成部品の多さも手伝っ
て、組立作業の簡易化を妨げていた。さらに、ネジを使
用するため、薄型化が十分得られていなかった。

【０００７】また、光源ユニット１０７や液晶表示パネ
ル１０６等、固定枠体１０１に取り付けられた部材に不
具合が発生して分解作業を余儀なくされる場合、接着剤
が剥がれず固定枠体１０１を破損したり、ネジを緩める
際、ドライバー等の工具により駆動回路基板１１２の配
線を切断すること等の問題点があった。以上の問題点
は、液晶表示装置１００の歩留まりの低下を招き、製品
のコストアップに繋がる等の問題点があった。

【０００８】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、固定枠体に光源ユニットや液晶表示パ
ネルが簡単に取り付けることができ、組立作業の簡易化
を図れる液晶表示装置の提供を目的とする。

【０００９】また、固定枠体に取り付けられた光源ユニ
ットや液晶表示パネル等の予期せぬ分解作業時に於いて
も固定枠体を破損せず、ネジや接着剤を使用することな
く分解可能な液晶表示装置の提供を目的とする。

【００１０】そして、薄型であり小型化を得て、さらに
製品の歩留まりが向上し、且つコストダウン可能な液晶
表示装置の提供を目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置は、上記課題を解決するために、液晶パネルの上方に
光源ユニットを備えた反射型液晶表示装置において、前
記光源ユニットは導光板と前記導光板の端面に配設され
たライトパイプと前記ライトパイプの長手方向の端部に
配設された光源と前記ライトパイプと前記光源を覆いま
た支持すると共に内面に反射機能を備えるホルダを有す
る構成を特徴とする。また、前記光源と接続される接続
配線が前記ホルダの外面に配設したことを特徴とする。
また、前記光源が発光ダイオードであることを特徴とす
る。

【００１２】また、液晶パネルの上方に光源ユニットを
備えた反射型液晶表示装置において、前記光源ユニット
は導光板と前記導光板の端面に配設された光源と前記光
源を覆いまた支持すると共に内面に反射機能を有するホ
ルダを有する構成を特徴とする。また、前記光源が蛍光
管であることを特徴とする。

【００１３】また、液晶パネルの上方に固定枠体と光源
ユニットを備えた反射型液晶表示装置において、前記固
定枠体には下方に液晶表示パネルを支持するフックを有
しまた上方には前記光源ユニットを載置する載置部と収
納部を有し前記載置部には光源ユニットを構成している
導光板が載置され一方前記収納部には前記光源ユニット
を構成する光源部が収納された構成を特徴とする。ま
た、液晶パネルの上方に固定枠体と光源ユニットを備え
た反射型液晶表示装置において、前記固定枠体には下方
に液晶表示パネルと前記液晶パネルの下方に配置され前
記液晶パネルとともに液晶表示モジュールを構成する駆
動回路基板が配設されてなりさらに前記固定枠体には前
記駆動回路基板を下方から支持するフックを有しまた上
方には前記光源ユニットを載置する載置部と収納部を有
し前記載置部には光源ユニットを構成している導光板が
載置され一方前記収納部には前記光源ユニットを構成す
る光源部が収納された構成を特徴とする。また、液晶パ
ネルの上方に固定枠体と光源ユニットとタッチパネルを
備えた反射型液晶表示装置において、前記固定枠体には
下方に液晶表示パネルと前記液晶パネルの下方に配置さ
れ前記液晶パネルとともに液晶表示モジュールを構成す
る駆動回路基板が配設されてなりさらに前記固定枠体に
は前記駆動回路基板を下方から支持するフックを有しま
た上方には前記光源ユニットを載置する載置部と収納部
を有し前記載置部には光源ユニットを構成している導光
板が載置され一方前記収納部には前記光源ユニットを構
成する光源部が収納され前記光源ユニットの上方には前
記タッチパネルが配設された構成を特徴とする。また、
前記光源ユニットを構成している前記導光板の光源側端
部と前記光源部を覆う如く上方に遮光部材が配設された
構成を特徴とする。

【００１４】また、枠本体と光源収納部とからなる固定
枠体の表示側に導光板と光源部からなる光源ユニットと
該光源ユニットとタッチパネルとを両面粘着テープを介
して配設し、且つ、前記固定枠体の裏面側に液晶表示パ
ネルと駆動回路基板とを両面粘着テープを介して配設し
た液晶表示モジュールを両面粘着テープとフックとによ
り固着したことを特徴した。また、前記枠本体の表示側
の内端四方に載置面を形成するとともに二辺に連なるＬ
字形状をなす載置面とが段状に形成されていることを特
徴した。また、前記固定枠体に設けた前記フックは、前
記液晶表示モジュールを液晶表示装置の裏面側から挿圧
する方向に沿ってその摺接面を内傾斜させていることを
特徴とする。また、前記タッチパネルに接続するフレキ
シブル配線と、前記光源部に接続するフレキシブル配線
とを同一方向から引出すためのフレキシブル配線通り部
が前記固定枠体に設けられていることを特徴とする。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明おける第一の実施の
形態について図１乃至図７に基づいて説明する。図１
は、本発明に係わる液晶表示装置の平面図、図２は、同
分解斜視図、図３は、同光源ユニットに於ける部分分解
斜視図、図４は、図１のＡ−Ａ線に沿う断面図、図５
は、図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図、図６は、図１のＣ−
Ｃ線に沿う断面図、図７は、図１のＤ−Ｄ線に沿う断面
図である。

【００１６】図１及び図２に示すように本発明に係わる
液晶表示装置１０は、フレームである固定枠体１の表示
側に導光板３と光源部４からなるユニット化された光源
ユニット２が配設されている。光源部４は、遮光板５に
より遮光されている。また、光源ユニット２の表示側に
はタッチパネル６が配設されている。同様に液晶表示装
置１０は、固定枠体１の裏面側に液晶表示パネル８と駆
動回路基板９とを配設し、モジュール化した液晶表示モ
ジュール７を取り付けて大略構成されている。

【００１７】図１及び図７に示すように固定枠体１は、
枠本体１１と光源収納部１２とからなり、枠本体１１
は、上方枠１１Ａと左方枠１１Ｂ及び下方枠１１Ｃとか
らなっている。また、枠本体１１には、内端四方に渡っ
て、載置面１３と上方枠１１Ａ及及び、左方枠１１Ｂの
二辺に連なるＬ字形状をなす載置面１４とが段状に形成
されている。また、上記した載置面１３の裏面側は、図
３に示すように挟持面１５を成している。

【００１８】さらに、枠本体１１の左方枠１１Ｂには、
後述するＦＰＣを挿通するＦＰＣ挿通部１６が切り欠か
れるように形成されている。また、下方枠１１Ｃには、
傾斜した摺接面１７ａを形成したフック１７が複数形成
されている。上記した固定枠体１は、樹脂部材により一
体成形されている。

【００１９】次に、図３に示すように光源収納部１２
は、略箱形状を成し、底部１８と立壁１９とから成り、
該立壁１９にＦＰＣ挿通部２０が形成されている。そし
て光源収納部１２内には、光源部４が収納される。該光
源部４は、断面視略コ字形状をする内面（挟持面）を白
色または、銀塗装等で反射効率を高めたホルダ２１の保
持部２２に略角柱形状で内部が反射構造を有する透明な
反射部材であるフォトパイプ２３Ａが収納されるととも
に該フォトパイプ２３Ａと略同じ板厚を有する導光板３
の端部３ａが挟持されている。

【００２０】また、保持部２２の両端には、僅かに膨出
したＬＥＤ保持部２２ａを一体に形成し、該ＬＥＤ保持
部２２ａ内に発光源部材であるＬＥＤ２４がそれぞれフ
ォトパイプ２３Ａと同様に挟持されている。また、フォ
トパイプ２３Ａは、図３に想像線で示す外面に反射面２
３ｂを形成した平面視略三角形状の反射部材２３Ｂであ
っても良い。

【００２１】また、図３及び図４に示すようにホルダ２
１には、両面粘着テープＴを介してＦＰＣ２５が貼着さ
れている。該ＦＰＣ２５は、分岐接続線２５Ｂの端部に
接続部２５Ａを有している。分岐接続線２５Ｂは、ＦＰ
Ｃ挿通部２０に沿って、配設され外部に配線されること
になる。

【００２２】上記した光源部４は、光源収納部１２の底
部１８に両面粘着テープＴ１を介して貼着されている。
そして、遮光板５が両面粘着テープＴ２を介して立壁１
９を塞ぐように光源収納部１２を覆設している。この
時、図４乃至図７に示すように、光源部４に挟持された
導光板３は、前記載置面１３に両面粘着テープＴ３を介
して貼着されている。このようにして、光源ユニット２
は、固定枠体１に取付けられている。

【００２３】また、図２及び図４乃至図７に示すように
固定枠体１の表示側に位置するタッチパネル６は、枠状
あるいは、長方形状の両面粘着テープＴ４を介して、載
置面１４と導光板３の表示側に貼着される。この際、両
面粘着テープＴ４は、予め、タッチパネル６の裏面に貼
着しておくことが望ましい。また、該タッチパネル６に
導電性接着剤（図示せず。）により設けられたＦＰＣ２
６が取付けられている。該ＦＰＣ２６は、ＦＰＣ挿通部
１６に沿って配設される。

【００２４】次に、図４乃至図７に示すように固定枠体
１の裏面側には、液晶表示モジュール７が上記挟持面１
５に両面粘着テープＴ５を介して粘着されている。ま
た、液晶表示モジュール７は、予め、液晶表示パネル８
と駆動回路基板９とを両面粘着テープＴ６を介して貼着
し、モジュール化されている。

【００２５】また、液晶表示パネル８は、液晶剤を２枚
のガラス板で挟み込み、一方のガラス板にアレイ状に配
置された薄膜トランジスタと、他方のガラス板に形成さ
れた対向電極との間に加えられた電気信号により液晶剤
を変化させて画像又は文字を表示する。対向電極が形成
された他方のガラス板に、カラーフィルタが形成される
ことによりカラーの画像を表示する。また、前記ガラス
板には、図１乃至図２に示すように駆動ＩＣ８Ａ及び８
Ｂが実装されている．

【００２６】上記液晶表示パネル８の駆動ＩＣ８Ａ及び
８Ｂは、図２及び図５乃至図６に示すようにＬ字形状の
ＦＰＣ２７は、ハ方向及びニ方向に曲げられ導電性接着
剤Ｐを介して接続している。該ＦＰＣ２７は、接続部２
７Ａ、２７Ｂが導電性接着剤Ｐにより、駆動回路基板９
の適宜な位置に接続されて、電気的に導通する。コネク
タで接続された特にＦＰＣ２７は、図２及び図５と図６
に示すように補強テープ２８、２９により補強されて断
面カーブを描くように曲げられている。また、挟持面１
５に液晶表示モジュール７を粘着する際、配設された駆
動回路基板９は、下方枠１１Ｃにおいて摺接面１７ａに
沿って裏面側から表示面側に押圧して、フック１７に掛
止される。

【００２７】また、上記駆動回路基盤９の裏面には、コ
ネクタ３０、３１，３２がそれぞれ配設されている。図
２乃至図４に示すように光源部４とコネクタ３０の接続
は、ＦＰＣ２５の分岐接続線２５ＢがＦＰＣ挿通部２０
に沿って、イ方向に曲げられ接続部２５Ａと接続され
る。そして、ホルダ２１内の両端に挟持されたＬＥＤ２
４とＦＰＣ２５の接続端部２５Ｃとが差込、導電接着
剤、ハンダ付け（図示せず）等で接続されて電気的に導
通する。この時、ＦＰＣ挿通部２０の下端の角部２０Ｒ
には、適宜な曲面を施しているため分岐接続線２５Ｂ
は、折れ曲がって内部配線が断線したりすることがなく
スムーズにＦＰＣ挿通部２０に沿う。

【００２８】同様に、図５に示すようにタッチパネル６
とコネクタ３１とは、ＦＰＣ２６がＦＰＣ挿通部１６に
沿って、ロ方向に曲げられ接続部２６Ａをコネクタ３１
に差し込んで接続される。このようにタッチパネル６と
駆動回路基板９とは、電気的に導通する。この時、ＦＰ
Ｃ挿通部１６の上端の角部１６Ｒには、適宜な曲面を施
しているため、ＦＰＣ２６が折れ曲がることなくスムー
ズにＦＰＣ挿通部１６に沿う。従って、ＦＰＣ２６の内
部配線が断線したりすることがない。

【００２９】また、本発明の液晶表示装置１０におい
て、導光板３とタッチパネル６とは、接触しないよう両
面粘着テープＴ４の厚みによって間隔を確保される。ま
た、同様に液晶表示パネル８と駆動回路基板９とは、両
面粘着テープＴ６の厚みによって間隔を確保される。こ
れは、ニュートンリング及び光干渉を防ぐものである。
また、図７に示すようにコネクタ３２は、外部装置（図
示せず。）に設けたＦＰＣ３３の接続部３３Ａと接続さ
れる。そして、液晶表示装置１０と外部装置（図示せ
ず。）が電気的に接続され構成されている。

【００３０】次に、本発明おける第二の実施の形態につ
いて図８乃至図１１に基づいて説明する。尚、第二の実
施の形態にあっては、上記した従来例との重複を避け同
一構成については同一符号を付しての説明を省略する。
図８は、本発明に係わる液晶表示装置の平面図、図９
は、同分解斜視図、図１０は、同光源ユニットに於ける
部分分解斜視図、図１１は、図８のＥ−Ｅ線に沿う断面
図である。

【００３１】図８及び図９に示すように本発明の第二の
実施形態に係わる液晶表示装置５０は、フレームである
固定枠体１の表示方向に導光板３と光源部４０からなる
ユニット化された光源ユニット２が配設されている。光
源部４０は、遮光板５により遮光されている。また、光
源ユニット２の表示側にはタッチパネル６が配設されて
いる。第一の実施形態と同様に液晶表示装置５０は、固
定枠体１の裏面側に液晶表示パネル８と駆動回路基板９
とを配設し、モジュール化した液晶表示モジュール７を
取り付けて大略構成されている点は、第一の実施形態と
同様である。

【００３２】図８乃至図１１に示すように固定枠体１
は、枠本体１１と光源収納部４１とから成る。該光源収
納部４１は、内面が断面視半円形状を有する収納部４２
と同様の形状を成し、内面の断面視半径が僅かに小さい
収納端部４３を両端に一体に有している。また、収納端
部４３には、挿通孔４３ａを穿孔している。また、光源
部材である蛍光管４４は、両端の管端部４５にリード線
４６を配線し、該リード線４６がそれぞれ上記挿通孔４
３ａに挿通している。

【００３３】また、光源部４０は、図１０及び図１１に
示すように内面が反射面を有し、断面視略Ｕ字形状に成
形されたリフレクタ４７内に蛍光管４４を収納し、且つ
導光板３の端部３ａを挟み込む。さらに表示観視側より
スポンジ、ウレタンゴム等の部材からなる弾性部材４８
を介装し、遮光板５で両面接着テープＴ７を介して光源
収納部４１を塞ぐように覆設している。また、管端部４
５に配線されたリード線４６は、挿通孔４３ａを貫通し
た後、駆動回路基板９の裏面の配線パターン（図示せ
ず。）にハンダ４９によりハンダ付けされて電気的に導
通する。

【００３４】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば液晶表示装置１０及び液晶表示装置５０の組立作
業において熟練した要員を配置する必要がない。

【００３５】両面粘着テープのみ使用するためネジ類及
びネジ孔等が不要となり液晶表示装置１０及び液晶表示
装置５０の構造が簡単になり加工が容易になった。

【００３６】また、液晶表示モジュール７を固定枠体１
に形成したフック１７の摺接面１７ａの傾斜面に沿って
裏面側から表示面側に押圧するだけで簡単に固定枠体１
に取り付けることができるので、組立作業の簡易化をは
かることができる。

【００３７】また、タッチパネル６を設けるときには、
タッチパネル６からのＦＰＣ２６と光源部４のＦＰＣ２
５とを同一方向から引き出せる。

【００３８】また、上記の実施形態では導光板３あるい
はタッチパネル６を上方に配設したがフック１７と挟持
面１５との内側で液晶表示パネル８上方あるいは下方に
設けても良いことは、特に言うまでもない。

【００３９】

【発明の効果】本発明によれば、固定枠体１に光源ユニ
ット２とタッチパネル６及び液晶表示モジュール７を簡
単に取り付けられ、組立作業の簡易化が計れた液晶表示
装置１０、５０を提供可能となった。

【００４０】また、各部材の固定枠体１への固着手段が
両面粘着テープＴ〜Ｔ７によって貼着され配設されるた
め液晶表示装置の厚みを薄くでき小型化が可能となっ
た。

【００４１】また、各部材間の間隔を容易、且つ正確に
設定でき、液晶表示パネル７と他部材との干渉及びニュ
ートンリング不良を防ぐことができる。

【００４２】また、枠本体１１にＦＰＣ挿通部１６とＦ
ＰＣ挿通部２０とを設けたため、携帯においての振動、
衝撃、不要な圧迫力に対してＦＰＣ２５、２６を保獲で
き、ＦＰＣ２５、２６の信頼性が向上した。

【００４３】また、ＦＰＣ２７は、補強テープ２９によ
り液晶表示パネル８との接続が保護されているため、前
記接続の信頼性が向上し、さらには、ＦＰＣ２６とＦＰ
Ｃ２７との間に補強テープ２９が配設されるため、ＦＰ
Ｃ２６とＦＰＣ２７との間のコスレによるノイズを防ぐ
効果も有する。

【００４４】また、組立作業において締結作業や接着剤
の塗布、貼り合わせ等、多くの工程が最小限に抑えら
れ、組立作業の簡易化えられた。さらに、ネジを使用し
ないため、薄型化が十分得られた。

【００４５】また、従来の問題である光源ユニットや液
晶表示パネル等の固定枠体に取り付けられた部材に不具
合が発生して分解作業を余儀なくされる場合、接着剤が
剥がれず固定枠体１０１を破損したり、ネジを緩める
際、ドライバー等の工具により駆動回路基板１１２の配
線を切断すること等の問題点が生じて、液晶表示装置の
生産歩留まりの低下を招き、製品のコストアップに繋が
る問題を防ぐことができた。

【００４６】このよに、固定枠体に光源ユニットや液晶
表示パネルが簡単に取り付けることができ、組立作業の
簡易化を図れる効果を有する。

【００４７】そして、液晶パネルの特徴である、薄型、
小型、低消費電力を生かせた液晶表示装置が得られ、さ
らに製品の歩留まりが向上し、コストダウンが得られた
液晶表示装置が得られる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わる液晶表示装置の平面図である。

【図２】本発明に係わる分解斜視図である。

【図３】本発明に係わるは、光源ユニットに於ける部分
分解斜視図である。

【図４】本発明に係わる図１のＡ−Ａ線に沿う断面図で
ある。

【図５】本発明に係わる図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図で
ある。

【図６】本発明に係わる図１のＣ−Ｃ線に沿う断面図で
ある。

【図７】本発明に係わる図１のＤ−Ｄ線に沿う断面図で
ある。

【図８】本発明に係わる第二の実施の形態における液晶
表示装置の平面図である。

【図９】本発明に係わる第二の実施の形態における液晶
表示装置の分解斜視図である。

【図１０】本発明に係わる第二の実施の形態における液
晶表示装置の光源ユニット部分の分解斜視図である。

【図１１】図８のＥ−Ｅ線に沿う断面図である。

【図１２】従来における液晶表示装置の光源部の部分断
面図である。

【符号の説明】

１ 固定枠体 ２ 光源ユニット ３ 導光板 ３ａ 端部 ４ 光源部 ５ 遮光板 ６ タッチパネル ７ 液晶表示モジュール ８ 液晶表示パネル ８Ａ、８Ｂ 駆動ＩＣ ９ 駆動回路基板 １０、５０ 液晶表示装置 １１ 枠本体 １１Ａ 上方枠 １１Ｂ 左方枠 １１Ｃ 下方枠 １２ 光源収納部 １３、１４ 載置面 １５ 挟持面 １６、２０ ＦＰＣ挿通部 １６Ｒ、２０Ｒ 角部 １７ フック部 １７ａ 摺接面 １８ 底部 １９ 立壁 ２１ ホルダ ２２ 保持部 ２２ａ ＬＥＤ保持部 ２３ 反射部材 ２４ ＬＥＤ ２５、２６、２７、３３ ＦＰＣ ２５Ａ、２６Ａ、２７Ａ、２７Ｂ、３３Ａ 接続部 ２５Ｂ 分岐接続線 ２８、２９ 補強テープ ３０〜３２ コネクタ ４０ 光源部 ４１ 光源収納部 ４２ 収納部 ４３ 収納端部 ４３ａ 挿通孔 ４４ 蛍光管 ４５ 管端部 ４６ リード線 ４７ リフレクタ ４８ 弾性部材 ４９ ハンダ Ｔ〜Ｔ７ 両面粘着テープ Ｐ 導電性接着剤

フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H089 HA18 HA35 HA40 JA10 KA17 QA09 QA11 QA12 QA16 2H091 FA14Z FA23X FA34X FA41X FA42X FA45X FD01 FD06 FD11 FD13 FD14 GA11 2H092 GA50 GA62 NA27 NA30 PA06 PA07 PA12 PA13 5G435 AA17 BB12 BB16 EE05 EE07 EE13 EE22 EE36 EE47 FF03 FF08 HH20

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 液晶パネルの上方に光源ユニットを備え
   た反射型液晶表示装置において、前記光源ユニットは導
   光板と前記導光板の端面に配設されたライトパイプと前
   記ライトパイプの長手方向の端部に配設された光源と前
   記ライトパイプと前記光源を覆いまた支持すると共に内
   面に反射機能を備えるホルダを有する構成を特徴とする
   液晶表示装置。
2. 【請求項２】 前記光源と接続される接続配線が前記ホ
   ルダの外面に配設したことを特徴とする請求項１に記載
   の液晶表示装置。
3. 【請求項３】 前記光源が発光ダイオードであることを
   特徴とする請求項１または請求項２に記載の液晶表示装
   置。
4. 【請求項４】 液晶パネルの上方に光源ユニットを備え
   た反射型液晶表示装置において、前記光源ユニットは導
   光板と前記導光板の端面に配設された光源と前記光源を
   覆いまた支持すると共に内面に反射機能を有するホルダ
   を有する構成を特徴とする液晶表示装置。
5. 【請求項５】 前記光源が蛍光管であることを特徴とす
   る請求項４に記載の液晶表示装置。
6. 【請求項６】 液晶パネルの上方に固定枠体と光源ユニ
   ットを備えた反射型液晶表示装置において、前記固定枠
   体には下方に液晶表示パネルを支持するフックを有しま
   た上方には前記光源ユニットを載置する載置部と収納部
   を有し前記載置部には光源ユニットを構成している導光
   板が載置され一方前記収納部には前記光源ユニットを構
   成する光源部が収納された構成を特徴とする液晶表示装
   置。
7. 【請求項７】 液晶パネルの上方に固定枠体と光源ユニ
   ットを備えた反射型液晶表示装置において、前記固定枠
   体には下方に液晶表示パネルと前記液晶パネルの下方に
   配置され前記液晶パネルとともに液晶表示モジュールを
   構成する駆動回路基板が配設されてなりさらに前記固定
   枠体には前記駆動回路基板を下方から支持するフックを
   有しまた上方には前記光源ユニットを載置する載置部と
   収納部を有し前記載置部には光源ユニットを構成してい
   る導光板が載置され一方前記収納部には前記光源ユニッ
   トを構成する光源部が収納された構成を特徴とする液晶
   表示装置。
8. 【請求項８】 液晶パネルの上方に固定枠体と光源ユニ
   ットとタッチパネルを備えた反射型液晶表示装置におい
   て、前記固定枠体には下方に液晶表示パネルと前記液晶
   パネルの下方に配置され前記液晶パネルとともに液晶表
   示モジュールを構成する駆動回路基板が配設されてなり
   さらに前記固定枠体には前記駆動回路基板を下方から支
   持するフックを有しまた上方には前記光源ユニットを載
   置する載置部と収納部を有し前記載置部には光源ユニッ
   トを構成している導光板が載置され一方前記収納部には
   前記光源ユニットを構成する光源部が収納され前記光源
   ユニットの上方には前記タッチパネルが配設された構成
   を特徴とする液晶表示装置。
9. 【請求項９】 前記光源ユニットを構成している前記導
   光板の光源側端部と前記光源部を覆う如く上方に遮光部
   材が配設された構成を特徴とする請求項１乃至請求項８
   に記載の液晶表示装置。
10. 【請求項１０】 枠本体と光源収納部とからなる固定枠
    体の表示側に導光板と光源部からなる光源ユニットと該
    光源ユニットとタッチパネルとを両面粘着テープを介し
    て配設し、且つ、前記固定枠体の裏面側に液晶表示パネ
    ルと駆動回路基板とを両面粘着テープを介して配設した
    液晶表示モジュールを両面粘着テープとフックとにより
    固着したことを特徴した液晶表示装置。
11. 【請求項１１】 前記枠本体の表示側の内端四方に載置
    面を形成するとともに二辺に連なるＬ字形状をなす載置
    面とが段状に形成されていることを特徴した請求項１０
    に記載の液晶表示装置。
12. 【請求項１２】 前記固定枠体に設けた前記フックは、
    前記液晶表示モジュールを液晶表示装置の裏面側から挿
    圧する方向に沿ってその摺接面を内傾斜させていること
    を特徴とする請求項１０または請求項１１に記載の液晶
    表示装置。
13. 【請求項１３】 前記タッチパネルに接続するフレキシ
    ブル配線と、前記光源部に接続するフレキシブル配線と
    を同一方向から引出すためのフレキシブル配線通り部が
    前記固定枠体に設けられていることを特徴とする請求項
    １０ないし請求項１２に記載の液晶表示装置。