JP2001355741A - 回転軸シールリング - Google Patents

回転軸シールリング

Info

Publication number
JP2001355741A
JP2001355741A JP2001124110A JP2001124110A JP2001355741A JP 2001355741 A JP2001355741 A JP 2001355741A JP 2001124110 A JP2001124110 A JP 2001124110A JP 2001124110 A JP2001124110 A JP 2001124110A JP 2001355741 A JP2001355741 A JP 2001355741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
rotary shaft
rotating shaft
angle
shaft seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001124110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3568488B2 (ja
Inventor
Hans Reinhardt
ハンス・ラインハルト
Rolf Stadler
ロルフ・スタットラー
Rolf Vogt
ロルフ・フォークト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Freudenberg KG
Original Assignee
Carl Freudenberg KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7639719&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001355741(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Carl Freudenberg KG filed Critical Carl Freudenberg KG
Publication of JP2001355741A publication Critical patent/JP2001355741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3568488B2 publication Critical patent/JP3568488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3208Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip provided with tension elements, e.g. elastic rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 著しい漏れが回避され、それにもかかわらず
シールリップの良好な潤滑が得られるような回転軸シー
ルリングを提供する。 【解決手段】 本発明の回転軸シールリングは、環状の
金属製支持体と、この金属製支持体に配置されているシ
ールリップとから構成され、特に圧力下にある液圧装置
側と大気側とを分離するための回転軸シールリングであ
って、シールリップが、環状渦巻ばねによって回転軸に
圧着されるものにおいて、回転軸シールリング(1)が
回転軸に組み付けられていないとき、環状渦巻ばね
(4)の作用面(11)が、シールリップ(3)封止エッ
ジ(13)の作用面(12)よりも液圧装置側に配置され、
回転軸シールリング(1)が回転軸に組み付けられたと
き、環状渦巻ばね(4)の作用面(11)と封止エッジ
(13)の作用面(12)がほぼ同一面に位置することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム又はこれに類
似するプラストマーからなる予備形成されたリングから
実質的に構成されていて、軸又はこれに類似する機械部
品を封止、シールするためにリング溝に挿入される、回
転軸のシール材に関する。このようなシール材では、一
方で、機械、装置内で利用される油を漏らさないことが
望まれるとともに、他方で、汚れや埃が外部から機械、
装置内部に入らないようにすることが望まれている。こ
のようなシール材は、特に原動機付き車両で利用され
る。
【0002】
【従来の技術】上記のようなシール材は、DE OS 2 333
208によって公知である。リップシールの密封エッジの
作用面と、環状渦巻ばねの作用面とが相互にオフセット
されていて、環状渦巻ばねの作用面がシール材の大気側
へずらされている。この場合、DE OS 2 333 208ではR
と称される、Xがプラスの値をとる。この値は、優れた
封止を得て、しかも作動油の損失を回避するために必要
であると考えられる。シールの効果を高めるため、凹面
状に予備形成された表面をもつリップシールが空気側に
装着される。このとき、大気側の密封エッジと回転軸表
面との間に画定される角度が鋭角となるように形成され
る。この角度は、比較的大きく、50度から80度の範囲に
ある。これに対向する、液圧装置の側を向いている角度
は著しく小さく選択されており、すなわち10度以下ある
いは5度以下であり、いずれにしても20度を越えること
はない。しかしこのようなシール材は、多くの場合、設
定された要求を満たすことができない。液圧装置内の圧
力が高くなったり、回転軸の回転数が大きくなったりす
ると、このようなシール材では、シールリップが乾燥し
た状態で運転され、激しく磨耗する危険性がある。
【0003】別のシール方法が、DE 37 42 080 A1に示
されており、ここではシールストリップ、シール縁部へ
の十分な潤滑と、それに伴う耐用寿命の延長とが追求さ
れている。シール材は、たとえば水などの低粘度の媒体
用に使用され、このとき水の圧力は、シール材の他方の
側における気体状媒体の圧力よりも大きい。シールリッ
プの下側を通って水の供給が行われるように、シールリ
ップ面と回転軸の間の角度は非常に小さく選択される。
液体の粘度が低くなればなるほど、この角度は小さく選
択される。このとき、角度は最大12度であるのが望まし
い。追加的に、リップには流体力学的に作用する搬送溝
が設けられ、この搬送溝は、圧力の高いほうの媒体から
圧力の低いほうの媒体へ、液状の媒体を搬送するように
構成されている。添付の図面を参照すると、環状渦巻ば
ねの作用面が、封止エッジの作用面に対してマイナスの
値をとっていることがわかる。これは、シール材のポン
プ作用のために必要である。しかしながら、このマイナ
スの値は、相当な量の水がシール材を介して搬送される
ことにつながる。たとえば船舶の駆動軸の場合などのよ
うに、対象が水である場合に限って、このような方法が
容認される。しかし駆動モータの場合には許容されな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、シールリップでの磨耗や裂けが発生せず、著しい
漏れが回避され、それにもかかわらずシールリップの良
好な潤滑が得られるような回転軸シール材を提供するこ
とである。
【0005】このシール材は、特に、液圧装置内の圧力
が大気圧よりも明らかに上回っている領域で使用するた
めのものである。回転数に応じて、このシール材は5×
105Pa(5バール)から1×106Pa(10バール)までの液
圧装置圧力に耐えるのが望ましい。このとき、どのよう
な粘性に対しても、当該シール材が利用できることが望
ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、環状の金属
製支持体と、この環状の金属製支持体に配置されている
シールリップにより構成され、特に圧力が高いほうの液
圧装置側と大気側とを分離するための回転軸シールリン
グであって、シールリップが、環状渦巻ばねによって回
転軸に圧着されるものにおいて、回転軸シールリングが
回転軸に組み付けられていないとき、環状渦巻ばねの作
用面が、シールリップの封止エッジの作用面よりも液圧
装置側に配置され、回転軸シールリングが回転軸に組み
付けられたとき、環状渦巻ばねの作用面と封止エッジの
作用面がほぼ同一面に位置することを特徴とする回転軸
シールリングにより解決される。
【0007】上記のような回転軸シールリングを製造す
る際には、環状渦巻ばねの作用面と封止エッジの作用面
との距離をXで表すと、Xが2mm以下であり、特に0.8m
m以下であることが好ましく、いずれにしても環状渦巻
ばねが封止エッジよりも液圧装置側に位置するように考
慮される。このXは、回転軸シールリングの内径の約1
%とすることができる。回転軸シールリングを組み付け
ることによって、すなわち回転軸に取り付けることによ
って、環状渦巻ばねの作用面と封止エッジの作用面は互
いに接近するように移動して、ほぼ重なり合う位置に移
動し、すなわち実質上同一面上に配置される。回転軸シ
ールリングがこのように組み付けられることにより、最
小の漏れが達成されるのは明らかである。それにもかか
わらず良好な潤滑が行われ、シールリップの磨耗及び裂
けが回避される。
【0008】上記の構成を補助するため、シールリップ
面と回転軸の間の角度が別個に形成される。縦断面、す
なわち回転軸方向断面において、大気側に向いているシ
ールリップ面と回転軸に平行な平面との間に画定される
角度αが、液圧装置側に向いているシールリップ面と回
転軸に平行な平面との間に画定される角度βよりも大き
くなるように形成される。このような角度の組み合わせ
条件は、リップと回転軸の間の有効なシール面を最低限
に減らすことにつながることが確認されている。この角
度の大きさ、角度の組み合わせ条件は、角度αが35度か
ら65度の範囲、好ましくは45度から60度の範囲であり、
角度βが15度から30度の範囲、好ましくは17度から22度
の範囲であるように選択される。
【0009】シールリップから大気側に向かってグリー
ス室が配置されていると好都合であることが立証されて
いる。このグリース室を、シールリップと一体的に結合
されている、さらに別のシールリップによって密閉する
ことができる。すなわち、回転軸シールリングを回転軸
に取り付けた場合、シールリップ、別のシールリップ、
回転軸により、グリース室を密閉することができる。こ
の場合さらに、大気側に向いているシールリップ面が2
つの区域に分割されており、第1の区域が平面に対して
角度αを有するとともに、第1の区域に続く第2の区域
が平面に対して、角度βのほぼ半分の大きさである角度
γを有する。このように構成されることにより、より良
好な潤滑がもたらされる。
【0010】回転軸シールリングが回転軸に組み付けら
れているとき、大気側に向いているシールリップ面と回
転軸の表面との間に画定される角度αと、液圧装置に向
いているシールリップ面と回転軸の表面との間に画定さ
れる角度βとがほぼ同じである。このとき両者は20度か
ら50度の範囲の値を有し、特に約30度であることが好ま
しい。
【0011】上記のように構成された回転軸シールリン
グの封止機能は、たとえばシールリップ面の上の***構
造部として大気側に向かって配置された、いわゆる動的
シール補助(ねじれ構造)によって、付加的に向上させ
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】添付の図面に示される実施例を参
照しながら、本発明についてさらに詳しく説明する。な
お添付される図面は、説明を目的としたものであり、、
必ずしも正確なスケールで表されていない。
【0013】図1は、回転軸に取り付けられていない状
態の回転軸シールリング1の上側部分を示す縦断面図、
軸方向断面図である。回転軸シールリング1は基本的
に、金属製の環状支持体2と、これに加硫によって固定
されたシールリップ3とにより構成されている。シール
リップ3は、環状渦巻ばね4によって回転軸5に圧着す
ることができる。シールの液圧装置側には符号6が付さ
れており、図面では回転軸シールリングの右側に位置し
ている。したがって大気側7は図面の左側である。回転
軸シールリングは大気側7に向かって、すなわち回転軸
シールリングの大気側にグリース室8を有し、このグリ
ース室は、同じく回転軸5に設けられた別のシールリッ
プ9によって密閉されている。シールリップ3及び9は
一体的に相互に結合されており、支持体2を結合する被
覆部10へと続いている。この実施例に示される回転軸シ
ールリング1には、回転軸5に取り付けた状態で、シー
ルリップ面14、別のシールリップ9の面、回転軸5の表
面により密閉されたグリース室8が画定される。
【0014】図1は、回転軸に組み付けられていない状
態の回転軸シールリング1を示している。このため回転
軸5及び環状渦巻ばね4は破線により示してある。環状
渦巻ばね4の作用面11はシールリップ3の封止エッジ13
の作用面12よりも液圧装置側に配置されている。ここ
で、環状渦巻ばね4の作用面は、例えば、図1に参照番
号11として示されている。この実施例では、作用面11
は、環状渦巻ばね4のばね断面の中心と、それとは反対
側のばね断面の中心とを通過し、回転軸に垂直に交わる
仮想的な平面として示されている。またシールリップ3
の封止エッジ13の作用面は、例えば、図1に参照番号12
として示され、環状に延伸する封止エッジにより画定さ
れる曲線を含む、仮想的な平面として示されている。
【0015】環状渦巻ばね4の作用面11と封止エッジ3
の作用面12との距離をXで表す。図1において、封止エ
ッジ3の位置を基準とすれば、環状渦巻ばねが封止エッ
ジよりも液圧装置側、すなわち右側に位置しており、こ
のような場合にはXに負の符号を付けて表すことがあ
る。Xの値は、本実施例では2mm以下であり、回転軸シ
ールリングの内径Dの約1%になるように選択される。
この回転軸シールリングの内径Dは、回転軸5の直径よ
りもわずかに小さい。
【0016】シールリップ3の角度をよりわかりやすく
図示するために、図2では図1の回転軸シールリング1
の関連部分を拡大して示している。図2に示されるよう
に、大気側7に向いているシールリップ面14は、平面、
すなわち回転軸5と平行な仮想的な平面15に対して角度
αで方向付けられている。それに対し、回転軸5に平行
な仮想的な平面15に対するシールリップ面16の傾きは角
度βであり、液圧装置側6の方に開いている。縦断面、
軸方向断面において、大気側7に向いているシールリッ
プ面14と回転軸5の表面15との間に画定される角度α
が、液圧装置側6に向いているシールリップ面16と回転
軸5の表面15との間に画定される角度βよりも大きくな
るように形成されている。このとき、この角度αは35度
から65度の範囲にあり、特に40度から60度の範囲にある
ことが好ましい。また角度βは15度から30度の範囲にあ
り、特に17度から22度の範囲にあることが好ましい。し
かし本実施例では、角度αは60度であり、それに対して
角度βは20度である。環状渦巻ばね4と封止エッジ13の
相互の位置、すなわち環状渦巻ばね4と封止エッジ13の
作用面11及び12に関連するこのような角度の組合せは、
回転軸シールリングの使用時に所望の結果、効果を生む
ことにつながる。大気側7に向けられているシールリッ
プ面14は、平面15に対して角度γを有する、第1の区域
14に続く別の区域、すなわち第2の区域16を付け加えら
れている。この角度γは、シールリップ3の他の側、す
なわち液圧装置側の角度βよりも小さく選択され、角度
γは角度βの約半分となるように形成されている。
【0017】図3には、回転軸5の上に張り渡された、
取り付けられた後の回転軸シールリング1が拡大して示
されている。大気側に向いているシールリップ面と回転
軸の表面との間に画定される角度αと、液圧装置に向い
ているシールリップ面と回転軸の表面との間に画定され
る角度βは、回転軸に取り付けられる前と較べて変化し
ており、それぞれ約30度になっている。環状渦巻ばね4
と封止エッジ13は実質的に同一面にある。環状渦巻ばね
4と封止エッジ13のそれぞれの作用面11及び12は、実質
的に重なり合っている。以上のような、回転軸シールリ
ング1が組み付けられたときの角度α及びβの組合せ、
ならびに環状渦巻ばね4及び封止エッジ13の相互の配置
は、密閉部の的確な非密封性をもたらすので、封止エッ
ジの下を介する所望の漏れが生じることになる。これに
より、シールリップの良好な潤滑が得られ、シールリッ
プでの磨耗や裂けが発生せず、それにも関わらず著しい
漏れが回避される。
【0018】
【発明の効果】本発明の回転軸シールリングは、環状の
金属製支持体と、この金属製支持体に配置されているシ
ールリップとから構成され、特に圧力下にある液圧装置
側と大気側とを分離するための回転軸シールリングであ
って、シールリップが、環状渦巻ばねによって回転軸に
圧着されるものにおいて、回転軸シールリング(1)が
回転軸に組み付けられていないとき、環状渦巻ばね
(4)の作用面(11)が、シールリップ(3)封止エッ
ジ(13)の作用面(12)よりも液圧装置側に配置され、
回転軸シールリング(1)が回転軸に組み付けられたと
き、環状渦巻ばね(4)の作用面(11)と封止エッジ
(13)の作用面(12)がほぼ同一面に位置する。
【0019】このような構成であることにより、著しい
漏れが回避され、それにもかかわらずシールリップの良
好な潤滑が得られ、それによってシールリップでの磨耗
や裂けが発生しない回転軸シールリングを提供すること
が可能となる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】回転軸シールリングが回転軸に取り付けられて
いないときの、回転軸シールリングの上側部分を示す縦
断面図である。
【0022】
【図2】図1の回転軸シールリングのシールリップの形
状を示す拡大断面図である。
【0023】
【図3】回転軸シールリングが組み付けられたときの、
シールリップの形状を示す拡大断面図である。
【0024】
【符号の説明】
1 回転軸シールリング 2 環状支持体 3 シールリップ 4 環状渦巻ばね 5 回転軸 8 グリス室 10 被覆部 11 環状渦巻ばねの作用面 12 封止エッジの作用面 13 封止エッジ
フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・フォークト ドイツ国68723オフタースハイム,プラン クシュテーター・シュトラーセ・15 Fターム(参考) 3J006 AE08 AE17 AE28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の金属製支持体と、この金属製支持
    体に配置されているシールリップとから構成され、液圧
    装置側と大気側とを分離するための回転軸シールリング
    であって、前記シールリップが環状渦巻ばねによって回
    転軸に圧着されるものにおいて、 前記回転軸シールリング(1)が前記回転軸に組み付け
    られていないとき、前記環状渦巻ばね(4)の作用面
    (11)が、前記シールリップ(3)の封止エッジ(13)
    の作用面(12)よりも液圧装置側に配置され、 前記回転軸シールリング(1)が前記回転軸に組み付け
    られたとき、前記環状渦巻ばね(4)の前記作用面(1
    1)と前記封止エッジ(13)の前記作用面(12)がほぼ
    同一面に位置することを特徴とする回転軸シールリン
    グ。
  2. 【請求項2】 前記環状渦巻ばね(4)の前記作用面
    (11)と前記封止エッジ(13)の前記作用面(12)との
    距離をXで表す場合、前記回転軸シールリング(1)が
    前記回転軸に組み付けられていないとき、前記Xが2mm
    以下であり、好ましくは0.8mm以下である、請求項1記
    載の回転軸シールリング。
  3. 【請求項3】 前記Xが前記回転軸シールリングの内径
    Dの大きさの約1%である、請求項1記載の回転軸シー
    ルリング。
  4. 【請求項4】 軸方向断面において、大気側(7)に向
    いているシールリップ面(14)と、回転軸に平行な平面
    (15)との間に画定される角度αが、液圧装置(6)に
    向いているシールリップ面(16)と前記平面(15)との
    間に画定される角度βよりも大きい、請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の回転軸シールリング。
  5. 【請求項5】 前記角度βが、15度から30度の範囲にあ
    り、好ましくは17度から22度の範囲にある、請求項4記
    載の回転軸シールリング。
  6. 【請求項6】 前記角度αが、35度から65度の範囲にあ
    り、好ましくは40度から60度の範囲にある、請求項4又
    は5記載の回転軸シールリング。
  7. 【請求項7】 前記シールリップ(3)の大気側(7)
    にグリース室(8)が配置されている、請求項1〜6の
    いずれか1項記載の回転軸シールリング。
  8. 【請求項8】 前記グリース室(8)が、前記シールリ
    ップ(3)と一体的に結合されている別のシールリップ
    (9)によって密閉されている、請求項7記載の回転軸
    シールリング。
  9. 【請求項9】 大気側(7)に向いている前記シールリ
    ップ面(14)が第1の区域(14)とこの第1の区域に続
    く第2の区域(16)に分けられ、該第1の区域(14)が
    前記平面(15)に対して角度αをなし、該第2の区域
    (16)が前記平面(15)に対して、前記角度βのほぼ半
    分の大きさである角度γをなす、請求項4〜8のいずれ
    か1項記載の回転軸シールリング。
  10. 【請求項10】 前記回転軸シールリング(1)が前記
    回転軸に組み付けられたときの、大気側(7)に向いて
    いるシールリップ面(14)と前記回転軸の表面との間に
    画定される角度αと、液圧装置(6)に向いているシー
    ルリップ面(16)と前記回転軸の表面との間に画定され
    る角度βがほぼ等しい、請求項1〜9のいずれか1項記
    載の回転軸シールリング。
  11. 【請求項11】 前記回転軸シールリング(1)が前記
    回転軸に組み付けられたときの、大気側(7)に向いて
    いるシールリップ面(14)と前記回転軸の表面(15)と
    の間に画定される角度αと、液圧装置(6)に向いてい
    るシールリップ面(16)と前記回転軸の表面(15)との
    間に画定される角度βが、20度から50度の範囲にあり、
    好ましくは30度である、請求項10記載の回転軸シール
    リング。
JP2001124110A 2000-04-22 2001-04-23 回転軸シールリング Expired - Fee Related JP3568488B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10019994.1 2000-04-22
DE10019994A DE10019994A1 (de) 2000-04-22 2000-04-22 Radialwellendichtring

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001355741A true JP2001355741A (ja) 2001-12-26
JP3568488B2 JP3568488B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=7639719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001124110A Expired - Fee Related JP3568488B2 (ja) 2000-04-22 2001-04-23 回転軸シールリング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6520506B2 (ja)
EP (1) EP1156242B2 (ja)
JP (1) JP3568488B2 (ja)
KR (1) KR100417478B1 (ja)
DE (2) DE10019994A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233328A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Nok Corp オイルシール
KR101063612B1 (ko) 2008-12-05 2011-09-07 현대자동차주식회사 누유 방지를 강화한 오일 실
JP2021095944A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 株式会社小松製作所 密閉装置、検知装置および作業機械

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188730A (ja) * 2000-12-25 2002-07-05 Showa Corp 往復動用オイルシールのダストリップ構造
US6997461B2 (en) * 2001-07-17 2006-02-14 Trelleborg Sealing Solutions U.S., Inc. High speed high pressure rotary
WO2004023007A1 (ja) 2002-09-09 2004-03-18 Nok Corporation 密封装置
US20050073110A1 (en) * 2003-10-07 2005-04-07 James Armour Neck seal for rolling mill oil film bearing
DE10346419A1 (de) * 2003-10-07 2005-05-19 Kaco Gmbh + Co. Kg Radialwellendichtring
US7467796B2 (en) * 2004-08-12 2008-12-23 Morgan Construction, Company Bearing seal with flexible lip
EP1974159A1 (en) * 2006-01-05 2008-10-01 Norgren, Inc. An asymetrical k-ring
EP1994294B1 (en) * 2006-03-20 2010-05-05 Aktiebolaget SKF Annular sealing assembly, in particular for wheel hubs
PL2010806T3 (pl) * 2006-04-26 2012-11-30 Tyco Valves&Control Lp Zespół zaworowy z jednolitą zaworową tuleją
AU2013266997B2 (en) * 2006-04-26 2015-09-24 Emerson Vulcan Holding Llc A valve assembly having a unitary valve sleeve
US8128095B2 (en) * 2006-06-15 2012-03-06 Plattco Corporation Mechanical shaft seal
JP5100128B2 (ja) * 2007-01-15 2012-12-19 三菱電線工業株式会社 回転軸シール
DE102008010427B4 (de) 2008-02-21 2010-05-12 Sartorius Stedim Biotech Gmbh Bioreaktor
EP2362119B1 (de) * 2010-02-19 2015-09-02 Carl Freudenberg KG Radialwellendichtung zur Trennung zweier Medien
JP2012087892A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Advics Co Ltd 流体シールとそれを用いた軸シール装置とポンプ装置
EP2466172B1 (de) 2010-12-16 2017-02-08 Carl Freudenberg KG Dichtring
DE102013206579B4 (de) * 2013-04-12 2017-08-03 Aktiebolaget Skf Dichtungsanordnung mit einem Radialwellendichtring und einem zusätzlichen Dichtelement sowie Dichtelement für diese Dichtungsanordnung
RU2664598C2 (ru) * 2013-10-22 2018-08-21 Скф Марине Гмбх Уплотнительная система и уплотнительное кольцо
DE102014007968A1 (de) * 2014-06-04 2015-12-17 Carl Freudenberg Kg Anordnung mit einem Radialwellendichtring mit sinusförmig geschwungener Dichtkante

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE320555B (ja) 1968-11-21 1970-02-09 Forsheda Gummifabrik Ab
GB1432143A (en) 1972-06-29 1976-04-14 Angus George Co Ltd Shaft seals optical projection systems
DE2352992A1 (de) * 1972-10-24 1974-05-02 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Radial-wellendichtring
DE2718659C2 (de) 1977-04-27 1985-10-31 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Wellendichtring
GB2066387B (en) * 1979-12-21 1983-08-24 Fenner Co Ltd J H Shaft seals
US4531747A (en) * 1982-11-01 1985-07-30 Nippon Oil Seal Industry Co., Ltd. Extended wear annular oil seal
US4588195A (en) * 1985-11-22 1986-05-13 Dana Corporation Floating lip seal assembly with convoluted flexible section
JPH0799206B2 (ja) * 1987-03-31 1995-10-25 株式会社リケン オイルシ−ル装置
DE3742080C2 (de) 1987-12-11 1994-07-07 Blohm Voss Ag Wellendichtung zum Abdichten eines flüssigen Mediums
DE3804284A1 (de) * 1987-12-23 1989-07-13 Goetze Ag Wellendichtring
DE3828692A1 (de) * 1988-08-24 1990-03-15 Busak & Luyken Gmbh & Co Anordnung zum abdichten einer hin- und herbewegten stange
JP3180285B2 (ja) * 1994-03-11 2001-06-25 エヌオーケー株式会社 オイルシール
DE4422853C2 (de) 1994-06-30 2003-06-12 Miele & Cie Lagerabdichtung für Radial-Wälzlager
JPH08303604A (ja) * 1995-05-02 1996-11-22 Kiipaa Kk オイルシール
DE19518577C2 (de) * 1995-05-20 1998-07-09 Freudenberg Carl Fa Radialwellendichtring
DE19625011A1 (de) * 1996-06-22 1998-01-02 Trw Fahrwerksyst Gmbh & Co Wellendichtung
IT1289666B1 (it) * 1996-11-19 1998-10-16 Stefa S R L Complesso di tenuta per un organo meccanico in movimento, in particolare per un albero rotante di una pompa idraulica
US6173961B1 (en) * 1999-04-06 2001-01-16 Trw Inc. Seal assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233328A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Nok Corp オイルシール
JP4666132B2 (ja) * 2004-02-20 2011-04-06 Nok株式会社 オイルシール
KR101063612B1 (ko) 2008-12-05 2011-09-07 현대자동차주식회사 누유 방지를 강화한 오일 실
JP2021095944A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 株式会社小松製作所 密閉装置、検知装置および作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP3568488B2 (ja) 2004-09-22
DE50108056D1 (de) 2005-12-22
US6520506B2 (en) 2003-02-18
EP1156242B1 (de) 2005-11-16
EP1156242A2 (de) 2001-11-21
DE10019994A1 (de) 2001-10-31
US20020074734A1 (en) 2002-06-20
EP1156242B2 (de) 2012-08-15
KR100417478B1 (ko) 2004-02-05
KR20010098799A (ko) 2001-11-08
EP1156242A3 (de) 2003-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001355741A (ja) 回転軸シールリング
JPH0262750B2 (ja)
CN100523569C (zh) 密封件和带有串接的密封唇口的结构
CN101239492B (zh) 成型模具的加工方法
US5524905A (en) Sealing assembly with T-shaped seal ring and anti-extrusion rings
CN101932859A (zh) 油封件
JPH08170733A (ja) 往復動用密封装置
KR930013535A (ko) 샤프트를 시일하기 위한 립 패킹(lip packing)
JP4647488B2 (ja) リップ型シール
ITTO960933A1 (it) Complesso di tenuta per un organo meccanico in movimento, in partico- lare per un albero rotante di una pompa idraulica
JP3781463B2 (ja) メカニカルシール
JP2001520738A (ja) 金属製支持体を備えたラジアルシール
CA2444283A1 (en) Cartridge seal assembly
EP1559873A3 (en) Sealing arrangement for turbomachinery
JPH0733016Y2 (ja) 偏心動用耐圧オイルシール
EP1477694A3 (de) Dichtungsanordnung zur Abdichtung eines Spalts zwischen einer Lagerbüchse und einem Zapfen
JP2020183776A (ja) 密封装置
JPH0658426A (ja) リップ型シール
JPH073114Y2 (ja) 回転軸内経由型流体供給装置
JPH11280916A (ja) 回転軸シール
JPH0537091Y2 (ja)
JP3229220B2 (ja) シール構造
JP2002031244A (ja) 軸シール
WO2020054685A1 (ja) リップ型軸封装置
JPH0590047U (ja) ダブルシール機構

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees