JP2001350788A - 情報提供方法及び情報提供サーバ - Google Patents

情報提供方法及び情報提供サーバ

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JP2001350788A
JP2001350788A JP2000172431A JP2000172431A JP2001350788A JP 2001350788 A JP2001350788 A JP 2001350788A JP 2000172431 A JP2000172431 A JP 2000172431A JP 2000172431 A JP2000172431 A JP 2000172431A JP 2001350788 A JP2001350788 A JP 2001350788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の利用者に対して適切な情報を選択して
提供する。 【解決手段】 情報提供サーバ1は、提供情報とこれに
関連する関連情報と、提供情報の提供対象として情報提
供者が望む利用者の属性と、提供情報と関連情報とを過
去に参照した仮想の利用者である配送エージェントと、
配送エージェントの属性とを記憶している。情報提供サ
ーバ1は、端末装置2からアクセスがあったとき、この
端末装置2が過去に参照した参照情報と同一の情報が関
連情報として登録され、かつ端末装置2の利用者に相当
する属性が登録されている配送エージェントを抽出し
て、この配送エージェントに対応する提供情報をネット
ワーク3を介して端末装置2に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してサービス提供を受ける利用者の端末装置に対して情
報提供者が望む例えば広告等の提供情報を一方的に提供
する情報提供方法及び情報提供サーバに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどの双方向メデ
ィアは、視聴者からの反応を即座に受け取ることがで
き、サービス提供者にとってはユーザを容易に獲得する
ことができるため注目されている。このような双方向メ
ディアを使用してサービス提供を受ける利用者に広告等
の情報を提供する場合、利用者の属性を基に各利用者を
グループ化して、個々のグループに対応する情報を提供
するルールベースという手法を用いることにより、情報
提供者が提供対象を絞って情報提供することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ルール
ベースの手法では、提供する情報の量と提供対象となる
グループが多くなると、設定すべきルールが複雑とな
り、個々のグループヘの情報提供の制御が難しくなると
いう問題点があった。本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、所望の利用者に対する情報提供を
容易に実現することができる情報提供方法及び情報提供
サーバを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供方法
は、提供情報とこの提供情報に関連する関連情報とを情
報提供サーバ(1)に予め登録すると共に、この提供情
報の提供対象として情報提供者が望む利用者の属性を提
供情報毎に情報提供サーバに予め登録する手順と、提供
情報とこれに関連する関連情報とを過去に参照した仮想
の利用者を配送エージェントとして情報提供サーバに予
め登録すると共に、特定の提供情報に対して登録した利
用者の属性をこの特定の提供情報に対応する配送エージ
ェントの属性として情報提供サーバに予め登録する手順
と、情報提供サーバが提供するサービスに対して端末装
置(2)からアクセスがあったとき、このアクセス元の
端末装置が過去に参照した参照情報と同一の情報が関連
情報として登録され、かつアクセス元の端末装置の利用
者に相当する属性が登録されている配送エージェントを
抽出して、この配送エージェントに対応する提供情報を
情報提供サーバからアクセス元の端末装置に送信する手
順とを有するものである。このように、提供情報とこれ
に関連する関連情報と、提供情報の提供対象として情報
提供者が望む利用者の属性と、提供情報と関連情報とを
過去に参照した仮想の利用者である配送エージェント
と、配送エージェントの属性とを情報提供サーバに予め
登録しておくだけで、従来のルールベースのような複雑
な制御が不要となる。また、本発明の情報提供方法の1
構成例は、前記端末装置からアクセスがあったとき、こ
のアクセス元の端末装置が過去に参照した参照情報と関
連情報とが一致しない場合、アクセス元の端末装置の利
用者に相当する属性が登録されている配送エージェント
を抽出して、この配送エージェントに対応する提供情報
を情報提供サーバからアクセス元の端末装置に送信する
ものである。また、本発明の情報提供方法の1構成例
は、前記端末装置からアクセスがあったとき、このアク
セス元の端末装置の利用者に相当する属性が登録されて
いる配送エージェントを抽出して、この配送エージェン
トに対応する提供情報を情報提供サーバからアクセス元
の端末装置に送信するものである。また、本発明の情報
提供方法の1構成例は、前記端末装置からアクセスがあ
ったとき、このアクセス元の端末装置の利用者と各配送
エージェントとの間で参照情報と関連情報の類似度と互
いの属性の類似度を計算し、これらの類似度から利用者
と各配送エージェントとの間の最終的な類似度を計算し
て、この類似度が高い順に配送エージェントを抽出し、
この配送エージェントに対応する提供情報を情報提供サ
ーバからアクセス元の端末装置に送信するものである。
【0005】また、本発明の情報提供サーバは、提供情
報とこの提供情報に関連する関連情報とを予め記憶する
と共に、この提供情報の提供対象として、情報提供者が
望む利用者の属性を提供情報毎に予め記憶し、提供情報
とこれに関連する関連情報とを過去に参照した仮想の利
用者を配送エージェントとして予め記憶すると共に、特
定の提供情報に対して登録した利用者の属性をこの特定
の提供情報に対応する配送エージェントの属性として予
め記憶し、端末装置からアクセスがあったとき、このア
クセス元の端末装置が過去に参照した参照情報と同一の
情報が関連情報として登録され、かつアクセス元の端末
装置の利用者に相当する属性が登録されている配送エー
ジェントを抽出して、この配送エージェントに対応する
提供情報をネットワークを介してアクセス元の端末装置
に送信するものである。また、本発明の情報提供サーバ
の1構成例は、前記端末装置からアクセスがあったと
き、このアクセス元の端末装置が過去に参照した参照情
報と関連情報とが一致しない場合、アクセス元の端末装
置の利用者に相当する属性が登録されている配送エージ
ェントを抽出して、この配送エージェントに対応する提
供情報をネットワークを介してアクセス元の端末装置に
送信するものである。また、本発明の情報提供サーバの
1構成例は、前記端末装置からアクセスがあったとき、
このアクセス元の端末装置の利用者に相当する属性が登
録されている配送エージェントを抽出して、この配送エ
ージェントに対応する提供情報を情報提供サーバからア
クセス元の端末装置に送信するものである。そして、本
発明の情報提供サーバの1構成例は、前記端末装置から
アクセスがあったとき、このアクセス元の端末装置の利
用者と各配送エージェントとの間で参照情報と関連情報
の類似度と互いの属性の類似度を計算し、これらの類似
度から利用者と各配送エージェントとの間の最終的な類
似度を計算して、この類似度が高い順に配送エージェン
トを抽出し、この配送エージェントに対応する提供情報
をネットワークを介してアクセス元の端末装置に送信す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]以下、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態となる情報提供シス
テムの構成を示すブロック図である。図1の情報提供シ
ステムは、利用者に対して情報を提供する情報提供サー
バ1と、情報提供を受ける利用者の端末装置2(2−1
〜2−n)と、情報提供サーバ1と端末装置2とを接続
するインターネット等のネットワーク3とから構成され
る。
【0007】まず、本発明の情報提供方法の原理につい
て説明する。本発明は、ソーシャルフィルタリング(So
cial Filtering 、以下、SFと略する)を利用したS
F情報提供方法を用いる。このSFについては、例えば
参考文献「Upendra Shardanand,Pattie Maes,Social In
formation Filtering:Algorithms for Automating "Wor
d of Mouth",CHI'95 Conference Proceedings,1995,pp2
10-217」に記載されている。
【0008】本発明では、情報提供サーバ1から情報を
提供する際、利用者にその都度個人情報等を入力しても
らう手間を省くために、双方向サービス(例えばWeb
サービス)のアクセス記録を用いるものとする。すなわ
ち、利用者が自身の端末装置2を操作して興味のある情
報を参照したとき、あるいは特定の行動をとったとき、
情報提供サーバ1は、その記録を表1のように残してお
く。
【0009】
【表1】
【0010】表1に示すアクセス記録表には、利用者の
識別子と、利用者の端末装置2がネットワーク3を介し
て参照した情報の内容あるいはその行動内容と、利用者
のアクセス日時とが登録される。表1の例では、例えば
利用者識別子「1」の利用者が、2000年の3月25
日の11時35分15秒に情報INF−Aを参照したこ
とになっている。
【0011】このようなアクセス記録表を情報提供サー
バ1に記録していくと、利用者ごとにアクセス記録表を
作成することができる。ここで、利用者ごとの各アクセ
ス記録表の間の類似度を算出する機能を用いる。この類
似度計算は、一般にSFと呼ばれ、広く知られている。
以下、この類似度計算を使ったSF情報提供方法につい
て簡単に述べる。
【0012】図2は、このSF情報提供方法の原理を示
す説明図である。利用者U0(端末装置2)が過去に参
照したことのある参照情報をG1とすると、この参照情
報G1と類似度の高い情報を過去に参照したことのある
関連利用者G2が存在する。関連利用者G2が参照した
情報のうち、G1に含まれない情報を紹介情報G3とす
る。情報提供者(情報提供サーバ1)は、利用者U0が
紹介情報G3に興味を持っていると推定して、紹介情報
G3を利用者U0に提供する。
【0013】ここで、各関連利用者G2には、利用者U
0と関連利用者G2との類似度の高さを示す値が付与さ
れており、この値を用いて利用者U0の各紹介情報G3
に対する推定興味度を示す値を生成する。そして、この
推定興味度の高いものから順に紹介情報G3を利用者U
0に提供するといった仕組みを持つことができる。推定
興味度の生成方法としては、例えば前記類似度の高さを
示す値と同一の値を使用すればよい。
【0014】また、このようなSF情報提供方法におい
て、本発明は、利用者および情報に属性を設定できるも
のとする。この属性の設定により、関連利用者G2を属
性によって選り分け(フィルタリング)したり、紹介情
報G3を選り分けたりすることができる。
【0015】次に、より具体的な本発明の実施の形態に
ついて説明する。図3は本発明の情報提供方法を説明す
るためのフローチャート図である。以下、利用者(端末
装置2)に対して情報提供者(情報提供サーバ1)が一
方的に提供する例えば広告等の情報を提供情報、利用者
が過去に参照した情報を参照情報、情報提供者が提供情
報に関係のある情報として選定した情報を関連情報と呼
ぶ。
【0016】利用者は、図1に示す情報提供システムに
おいて、自身の端末装置2を操作して、情報提供サーバ
1に登録された様々な情報をネットワーク3を介して予
め参照しているものとする。端末装置2からのアクセス
により、情報やサービスを提供する情報提供サーバ1に
は、利用者の属性情報及びアクセス記録表が予め収集・
保存されている(図3ステップ101)。前述のよう
に、各利用者には属性を設定することができる。利用者
に設定可能な属性の種類とその値としては、表2に示す
ようなものがある。
【0017】
【表2】
【0018】表2は、例えばA−Aという属性につい
て、1または2の何れかの値を設定できることを示して
いる。最初に、情報提供者は、利用者に提供したい提供
情報を1つ以上用意し、この提供情報を情報提供サーバ
1に登録する(ステップ102)。表3に提供情報の登
録の仕方を示す。
【0019】
【表3】
【0020】情報提供者は、表3に示すように、提供情
報P−1,P−2,P−3,P−4を用意すると共に、
提供対象となる利用者の属性を提供情報毎に設定する。
この際、提供対象の利用者を絞り込むためには、利用者
の属性を複数設定する。表3の例では、設定属性1と設
定属性2と設定属性3とを同時に満たす利用者が提供情
報の提供対象となる。続いて、情報提供者は、提供情報
に関係のある関連情報を提供情報毎に1つまたは複数選
定して情報提供サーバ1に登録する(ステップ10
3)。表4に関連情報の1例を示す。
【0021】
【表4】
【0022】表4の例では、提供情報P−1に対して関
連情報INF−A〜INF−DDが登録されている。次
に、情報提供者は、登録した提供情報および関連情報を
過去に参照したことがある利用者を仮想的に設定して情
報提供サーバ1に登録する(ステップ104)。以下、
この仮想の利用者を配送エージェントと呼ぶ。この配送
エージェントは、図2で説明した関連利用者に相当する
ものである。表5に、配送エージェントが提供情報及び
関連情報を参照した仮想のアクセス記録表を示す。
【0023】
【表5】
【0024】表5のようなアクセス記録表を作成する
際、情報提供者は、配送エージェントに他と区別可能な
利用者識別子を付与する。表5の例では、利用者識別子
「100001」の配送エージェントが、2000年の
3月28日の00時00分00秒に提供情報P−1を参
照したことになっており、さらに関連情報INF−A〜
INF−DDDを参照したことになっている。なお、表
5の例では、配送エージェントを1つしか登録していな
いが、複数登録してもよいことは言うまでもない。ま
た、1つの配送エージェントが参照したことになってい
る提供情報は、1つでもよいし、複数でもよい。
【0025】続いて、情報提供者は、表6に示すよう
に、利用者の識別子とステップ101で収集・保存した
利用者の属性値とを対応付けて情報提供サーバ1に登録
すると共に、配送エージェントの利用者識別子と配送エ
ージェントの属性値とを対応付けて登録し、また表7に
示すように、関連情報及び提供情報とその属性値とを対
応付けて登録する(ステップ105)。
【0026】
【表6】
【0027】
【表7】
【0028】配送エージェントの属性を設定する際に
は、表6に示すように、他の一般の利用者と区別可能な
「配送」という意味を示す属性値を付与すると共に、こ
の配送エージェントに対応する提供情報(表5)の提供
対象となる利用者の属性値(表3)を配送エージェント
の属性値として付与する。例えば、表6では、利用者識
別子「100001」の配送エージェントの属性値とし
て、提供情報P−1の提供対象となる利用者の属性値が
設定されている。また、提供情報の属性を設定する際に
は、表7に示すように、他の情報と区別可能な「提供情
報」を意味する属性値を付与する。
【0029】次に、情報提供サーバ1は、利用者の端末
装置2からネットワーク3を介して特定のサービスに対
してアクセスがあったとき(ステップ106においてY
ES)、予め登録された提供情報の中から利用者が興味
を持っていると推定される提供情報を選定して利用者に
提供する情報紹介機能を起動する(ステップ107)。
情報提供サーバ1が提供するサービスのうち、どのサー
ビスを情報紹介機能の起動トリガとなる特定のサービス
とするかは、情報提供者が予め設定する。図4は情報提
供サーバ1の情報紹介機能を説明するためのフローチャ
ート図である。
【0030】情報紹介機能を起動した情報提供サーバ1
は、利用者の端末装置2から送られてくる利用者識別子
を基に利用者の属性表(表6)を検索して、利用者識別
子に対応する利用者の属性値を取得する(図4ステップ
201)。続いて、情報提供サーバ1は、特定サービス
をアクセスした利用者のアクセス記録表(表1)を検索
して、この利用者が過去に参照したことのある参照情報
を抽出し(ステップ202)、この参照情報と同一の情
報が関連情報として設定されている配送エージェントを
配送エージェントのアクセス記録表(表5)から抽出す
る(ステップ203)。
【0031】さらに、情報提供サーバ1は、取得した利
用者の属性値に相当する属性値が設定されている配送エ
ージェントを配送エージェントの属性表(表6)から抽
出する(ステップ204)。情報提供サーバ1は、利用
者の参照情報と同一の情報が関連情報として設定され、
かつ利用者の属性値に相当する属性値が設定されている
配送エージェントを最終的に抽出して、この配送エージ
ェントの利用者識別子を表6から取得する(ステップ2
05)。
【0032】そして、情報提供サーバ1は、抽出した配
送エージェントに対応する提供情報(配送エージェント
が過去に参照したことになっている提供情報)を配送エ
ージェントのアクセス記録表(表5)から取得して、こ
の提供情報をネットワーク3を介して利用者の端末装置
2に送信する(ステップ206)。端末装置2は、提供
情報の受信に応じて表示等の処理を行う。以上のように
して、利用者に対して広告等の提供情報を提供すること
ができる。
【0033】図5は、本実施の形態の情報提供の様子を
示す説明図である。利用者U0(端末装置2)が過去に
参照したことのある参照情報をG1とすると、この参照
情報G1と類似度の高い情報を過去に参照したことのあ
る配送エージェントG2が予め設定されている。配送エ
ージェントG2が参照したことになっている情報のう
ち、G1に含まれない情報が提供情報G3となる。情報
提供者(情報提供サーバ1)は、参照情報G1と同一の
情報を過去に参照したことになっている配送エージェン
トG2を抽出して、この配送エージェントG2に対応す
る提供情報を利用者U0に提供する。
【0034】以上のように、本発明では、提供情報とこ
の提供情報に関連する関連情報と、提供情報の提供対象
として情報提供者が望む利用者の属性と、提供情報とこ
れに関連する関連情報とを過去に参照した仮想の利用者
である配送エージェントと、配送エージェントの属性と
を情報提供サーバ1に予め登録しておくだけで、従来の
ルールベースのような複雑な制御が不要となり、特定の
利用者に対して適切な提供情報を選択して提供すること
が容易となる。
【0035】なお、本実施の形態では、抽出した配送エ
ージェントに対応する提供情報が1つの場合について説
明したが、抽出した配送エージェントが複数の提供情報
に対応している場合は、以下のような処理が実施され
る。すなわち、情報提供サーバ1は、抽出した配送エー
ジェントに対応する提供情報が複数存在する場合、一番
最初あるいは最後に登録された提供情報を1つだけ利用
者の端末装置2に送信するか、あるいは対応する提供情
報を全て送信する。
【0036】また、情報提供サーバ1は、抽出した配送
エージェントに対応する提供情報が複数存在し、かつ提
供情報に優先度が設定されている場合、優先度の最も高
い提供情報を1つだけ利用者の端末装置2に送信する
か、あるいは優先度の高い順に対応する提供情報を全て
送信する。複数の提供情報を受け取った端末装置2がこ
の情報情報をどのように処理するかは、利用者あるいは
情報提供システムの設定により決定される。
【0037】図5に示した例は、利用者U0が過去に参
照した参照情報G1と配送エージェントG2が過去に参
照したことになっている関連情報とが重なっている場
合、すなわち表5に示す配送エージェントのアクセス記
録表において、少なくとも1つの関連情報が利用者U0
の参照情報G1と同一の場合であるが、利用者U0に対
応する参照情報G1と配送エージェントG2に対応する
関連情報とが全く重ならない場合、すなわち参照情報G
1を全く参照したことがない配送エージェントG2を仮
想的に設定してもよい。
【0038】この場合の様子を図6に示す。このような
場合でも、利用者U0に対して提供情報を提供すること
ができる。すなわち、情報提供サーバ1は、利用者U0
の参照情報G1と同一の情報が関連情報として設定され
ていなくても、取得した利用者の属性値に相当する属性
値が設定されている配送エージェントが存在すれば、こ
の配送エージェントを抽出する。図6のような配送エー
ジェントG2の設定を行うことにより、過去に参照した
ことがある参照情報G1が少ない利用者U0に対しても
多くの提供情報G3を用意することができる。
【0039】また、図7に示すように、参照情報G1が
全くない利用者U0に対しても図6の場合と同様に情報
提供サーバ1が処理することで提供情報G3の提供が可
能である。図5、図6の場合には関連情報を設定する必
要があるが、図7の場合には関連情報を設定しなくても
よい。すなわち、関連情報が0でも動作可能である。た
だし、この場合には、情報提供サーバ1にアクセスした
時点で、利用者が自身の属性情報を端末装置2から情報
提供サーバ1に送る必要がある。
【0040】[実施の形態の2]以下、本発明のより具
体的な実施の形態の2について説明する。本実施の形態
においても、情報提供システムとしての構成は実施の形
態の1と全く同じであるので、実施の形態の1の符号を
用いて説明する。本実施の形態では、インターネットに
おいて商品情報を提供しているWebサービスを前提
に、利用者に特別に提供する提供情報を用意した場合を
例にとって説明する。
【0041】利用者は、このWebサービスでさまざま
なWebページを予め参照しているものとする。これに
より、Webサービスを提供する情報提供サーバ1は、
利用者の属性情報及びアクセス記録表を予め収集・保存
しているものとする(図3ステップ101)。利用者に
設定可能な属性の種類とその値としては、表8に示すよ
うなものがある。
【0042】
【表8】
【0043】例えば、「年代」という属性種について
は、「10代」〜「40代」のうちいずれかの属性値を
設定することが可能である。次に、情報提供者は、利用
者に提供したい新しい化粧品やおいしい料理店の紹介記
事、あるいは生活用品の新製品の紹介記事を提供情報と
して用意し、この提供情報を情報提供サーバ1に登録す
る(ステップ102)。表9に提供情報の登録の仕方を
示す。
【0044】
【表9】
【0045】情報提供者は、表9に示すように、提供情
報のタイトルとその保存場所を示す情報とを情報提供サ
ーバ1に登録すると共に、提供情報の提供対象となる利
用者の属性を登録する。表9の例では、保存場所を示す
情報として例えば「/news/cosme.htm 」というURL
(Uniform Resource Locators )を登録し、提供対象と
なる利用者の属性として「20代かつ女性」という属性
値を登録している。続いて、情報提供者は、提供する化
粧品の紹介記事に関係のあるWebページを関連情報と
して1つまたは複数選定して情報提供サーバ1に登録す
る(ステップ103)。表10に関連情報の登録の仕方
を示す。
【0046】
【表10】
【0047】表10の例で示すように、関連情報(We
bページ)の保存場所を示すURLが情報提供サーバ1
に登録される。次に、情報提供者は、配送エージェント
を情報提供サーバ1に登録する(ステップ104)。表
11に、配送エージェントが提供情報及び関連情報を参
照した仮想のアクセス記録表を示す。
【0048】
【表11】
【0049】アクセス記録表には、配送エージェントの
利用者識別子と、配送エージェントが参照したことにな
っている提供情報及び関連情報の保存場所を示すURL
と、配送エージェントが各情報を参照したアクセス日時
とが登録される。このようなアクセス記録表を作成する
ことにより、利用者識別子「100001」の配送エー
ジェントが保存場所「/news/cosme.htm 」に保存されて
いる提供情報を参照し、保存場所「/inf/hiyake-dome.h
tm 」に保存されている関連情報を参照したという記録
を残す。
【0050】続いて、情報提供者は、表12に示すよう
に、利用者の識別子とステップ101で収集・保存した
利用者の属性値とを対応付けて情報提供サーバ1に登録
すると共に、配送エージェントの利用者識別子と配送エ
ージェントの属性値とを対応付けて登録し、また表13
に示すように、関連情報及び提供情報とその属性値とを
対応付けて登録する(ステップ105)。
【0051】
【表12】
【0052】
【表13】
【0053】次に、情報提供サーバ1は、一般の利用者
の端末装置2からネットワーク3を介して特定のWeb
サービスに対してアクセスがあったとき(ステップ10
6においてYES)、情報紹介機能を起動する(ステッ
プ107)。図8は、ここでの情報提供の様子を示す説
明図である。Webサービスにアクセスする端末装置2
のWebブラウザからは利用者識別子が送られてくる。
情報紹介機能を起動した情報提供サーバ1は、端末装置
2から送られてくる利用者識別子を基に利用者の属性表
(表12)を検索して、利用者識別子に対応する利用者
の属性値を取得する(図4ステップ201)。
【0054】ここでは、例えば利用者識別子として
「2」が送られてきたとすると、「20代女性」という
利用者の属性が得られる。なお、表12に記載された
「一般」という属性値は一般の利用者であることを示す
ものなので、ステップ201の処理では考慮しなくてよ
い。
【0055】続いて、情報提供サーバ1は、利用者識別
子が「2」である利用者のアクセス記録表を検索して、
この利用者が過去に参照したことのある参照情報を抽出
し(ステップ202)、この参照情報と同一の情報が関
連情報として設定されている配送エージェントを配送エ
ージェントのアクセス記録表(表11)から抽出する
(ステップ203)。ここでは、利用者が保存場所「/i
nf/hiyake-dome.htm 」に保存されている情報を過去に
参照したとする。よって、利用者識別子「10000
1」の配送エージェントが抽出される。
【0056】さらに、情報提供サーバ1は、取得した利
用者の属性値に相当する属性値が設定されている配送エ
ージェントを配送エージェントの属性表(表12)から
抽出する(ステップ204)。前述の「20代女性」と
いう利用者属性に相当する属性値として「20代かつ女
性」という属性値が利用者識別子「100001」の配
送エージェントに対して設定されている。したがって、
情報提供サーバ1は、この配送エージェントを最終的に
抽出する(ステップ205)。
【0057】そして、情報提供サーバ1は、抽出した配
送エージェントに対応する提供情報の保存場所を配送エ
ージェントのアクセス記録表(表11)から取得して、
この提供情報をネットワーク3を介して利用者の端末装
置2に送信する(ステップ206)。このようにして、
保存場所「/news/cosme.htm 」に保存されている提供情
報が利用者に提供される。
【0058】[実施の形態の3]実施の形態の2では、
利用者が過去に参照した参照情報と同一の情報が関連情
報として登録されている配送エージェントが1つだけな
ので、配送エージェントを抽出することは容易である。
しかし、実際には該当する配送エージェントが複数存在
する場合が有り得る。また、属性値についても、取得し
た利用者の属性値に相当する属性値が設定されている配
送エージェントが複数存在する場合が有り得る。
【0059】そこで、このような場合には、利用者と各
配送エージェントとの類似度を求めて、この類似度が最
も高い配送エージェントを抽出するといったSFの技術
を用いることが必要となる。以下、本実施の形態の情報
提供方法について述べる。本実施の形態においても、情
報提供システムとしての構成は図1に示した通りであ
り、情報提供の全体の流れは図3に示した通りである。
提供情報や配送エージェントについては実施の形態の2
で登録されたものを用いる。
【0060】図9は本実施の形態における情報紹介機能
を説明するためのフローチャート図である。情報紹介機
能を起動した情報提供サーバ1は、端末装置2から送ら
れてくる利用者識別子を基に利用者の属性表(表12)
を検索して、利用者識別子に対応する利用者の属性値を
取得する(図9ステップ301)。ここでは、例えば利
用者識別子として「2」が送られてきたとすると、「2
0代女性」という利用者の属性が得られる。
【0061】続いて、情報提供サーバ1は、利用者識別
子が「2」である利用者のアクセス記録表を検索して、
この利用者が過去に参照したことのある参照情報を抽出
する(ステップ302)。そして、情報提供サーバ1
は、利用者の属性値及び利用者が過去に参照した参照情
報を基に、利用者と各配送エージェントとの類似度を計
算する(ステップ303)。
【0062】この類似度計算においては、属性と参照情
報のそれぞれについて利用者と各配送エージェントとの
類似度を計算した後に、最終的な類似度を計算する。属
性についての類似度は、利用者と配送エージェントとの
間で属性値が一致した回数とする。例えば利用者の属性
値が「20代女性」である場合、この利用者と「20代
かつ女性」という属性値が設定されている、識別子「1
00001」の配送エージェントとの類似度は、2種類
の属性が一致していることから2となる。なお、表12
に記載された「配送」という属性値は配送エージェント
であることを示すものなので、ステップ303の処理で
は考慮しなくてよい。
【0063】同様に、「20代女性」という属性値の利
用者と「20代または30代」という属性値が設定され
ている、識別子「100002」の配送エージェントと
の類似度は、1種類の属性が一致していることから1と
なり、同利用者と「女性」という属性値が設定されてい
る、識別子「100003」の配送エージェントとの類
似度も1となる。こうして、属性についての類似度を計
算することができる。
【0064】次に、参照情報についての類似度は、参照
情報と関連情報が一致した回数とする。ここでは、前述
の「20代女性」という属性値の利用者が、保存場所
「/inf/hiyake-dome.htm 」及び「/inf/brand-buy.ht
m」に保存されている情報(参照情報)を過去に参照し
たとする。この利用者と、表11のように保存場所「/i
nf/hiyake-dome.htm 」の情報(関連情報)を参照し、
かつ保存場所「/inf/brand-buy.htm」の情報を参照した
ことになっている、識別子「100001」の配送エー
ジェントとの類似度は、参照情報と関連情報が2回一致
することから2となる。以上のような類似度計算を行っ
た結果を表14に示す。
【0065】
【表14】
【0066】属性値が「20代女性」で、保存場所「/i
nf/hiyake-dome.htm 」及び「/inf/brand-buy.htm」の
参照情報を参照した利用者と、識別子「100001」
の配送エージェントとの最終的な類似度は、属性につい
ての類似度が2で、参照情報についての類似度が2なの
で、これらの類似度を加算して4となる。表14には、
属性値が「20代女性」の利用者がその他の参照情報を
参照した場合についても類似度計算の結果を示してあ
る。
【0067】以上のようにして、情報提供サーバ1は、
利用者と各配送エージェントとの類似度を計算し、計算
した最終類似度が最も高い配送エージェントを抽出する
(ステップ304)。保存場所「/inf/hiyake-dome.htm
」及び「/inf/brand-buy.htm」の情報を参照した利用
者の場合には、識別子「100001」の配送エージェ
ントが抽出される。ステップ305の処理は、ステップ
206と全く同じである。表15に、様々な利用者につ
いて類似度の高い配送エージェントを抽出して、抽出し
た配送エージェントに対応する提供情報を提供した結果
を示す。
【0068】
【表15】
【0069】「20代男性」、「30代男性」または
「30代女性」という属性値の利用者の場合には、参照
情報がないので、参照情報についての類似度が0とな
り、属性値の類似度のみに基づいて配送エージェントが
抽出される。なお、以上の実施の形態では、参照情報と
属性の両方に基づいて配送エージェントを抽出している
が、属性のみに基づいて配送エージェントを抽出しても
よい。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、端末装置からアクセス
があったとき、このアクセス元の端末装置が過去に参照
した参照情報と同一の情報が関連情報として登録され、
かつアクセス元の端末装置の利用者に相当する属性が登
録されている配送エージェントを抽出して、この配送エ
ージェントに対応する提供情報を情報提供サーバからア
クセス元の端末装置に送信するようにしたので、提供情
報とこの提供情報に関連する関連情報と、提供情報の提
供対象として情報提供者が望む利用者の属性と、提供情
報とこれに関連する関連情報とを過去に参照した仮想の
利用者である配送エージェントと、配送エージェントの
属性とを情報提供サーバに予め登録しておくだけで、従
来のルールベースのような複雑な制御が不要となり、特
定の利用者に対して適切な提供情報を選択して提供する
ことが容易となる。
【0071】また、端末装置からアクセスがあったと
き、このアクセス元の端末装置が過去に参照した参照情
報と関連情報とが一致しない場合、アクセス元の端末装
置の利用者に相当する属性が登録されている配送エージ
ェントを抽出することにより、過去に参照したことがあ
る参照情報が少ない利用者や参照情報が全くない利用者
に対しても適切な提供情報を選択して提供することが可
能となる。
【0072】また、端末装置からアクセスがあったと
き、このアクセス元の端末装置の利用者に相当する属性
が登録されている配送エージェントを抽出することによ
り、属性のみに基づいて適切な提供情報を選択して提供
することが可能となる。
【0073】また、端末装置からアクセスがあったと
き、このアクセス元の端末装置の利用者と各配送エージ
ェントとの間で参照情報と関連情報の類似度と互いの属
性の類似度を計算し、これらの類似度から利用者と各配
送エージェントとの間の最終的な類似度を計算して、こ
の類似度が高い順に配送エージェントを抽出することに
より、複数の配送エージェントの中から利用者と類似度
の高い適切な配送エージェントを抽出して適切な提供情
報を利用者に提供することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる情報提供シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明のソーシャルフィルタリング情報提供
方法の原理を示す説明図である。
【図3】 本発明の情報提供方法を説明するためのフロ
ーチャート図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における情報提供
サーバの情報紹介機能を説明するためのフローチャート
図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態における情報提供
の様子を示す説明図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態における情報提供
の他の例を示す説明図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態における情報提供
の他の例を示す説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態における情報提供
の様子を示す説明図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態における情報提供
サーバの情報紹介機能を説明するためのフローチャート
図である。
【符号の説明】
1…情報提供サーバ、2…端末装置、3…ネットワー
ク。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を情報提供サーバから一方的に提供する情報提供方法
    であって、 前記提供情報とこの提供情報に関連する関連情報とを前
    記情報提供サーバに予め登録すると共に、この提供情報
    の提供対象として情報提供者が望む利用者の属性を提供
    情報毎に前記情報提供サーバに予め登録する手順と、 前記提供情報とこれに関連する前記関連情報とを過去に
    参照した仮想の利用者を配送エージェントとして前記情
    報提供サーバに予め登録すると共に、特定の提供情報に
    対して登録した利用者の属性をこの特定の提供情報に対
    応する配送エージェントの属性として前記情報提供サー
    バに予め登録する手順と、 前記情報提供サーバが提供するサービスに対して前記端
    末装置からアクセスがあったとき、このアクセス元の端
    末装置が過去に参照した参照情報と同一の情報が前記関
    連情報として登録され、かつアクセス元の端末装置の利
    用者に相当する属性が登録されている前記配送エージェ
    ントを抽出して、この配送エージェントに対応する前記
    提供情報を前記情報提供サーバからアクセス元の端末装
    置に送信する手順とを有することを特徴とする情報提供
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報提供方法において、 前記端末装置からアクセスがあったとき、このアクセス
    元の端末装置が過去に参照した前記参照情報と前記関連
    情報とが一致しない場合、アクセス元の端末装置の利用
    者に相当する属性が登録されている前記配送エージェン
    トを抽出して、この配送エージェントに対応する前記提
    供情報を前記情報提供サーバからアクセス元の端末装置
    に送信することを特徴とする情報提供方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を情報提供サーバから一方的に提供する情報提供方法
    であって、 前記提供情報を前記情報提供サーバに予め登録すると共
    に、この提供情報の提供対象として情報提供者が望む利
    用者の属性を提供情報毎に前記情報提供サーバに予め登
    録する手順と、 前記提供情報を過去に参照した仮想の利用者を配送エー
    ジェントとして前記情報提供サーバに予め登録すると共
    に、特定の提供情報に対して登録した利用者の属性をこ
    の特定の提供情報に対応する配送エージェントの属性と
    して前記情報提供サーバに予め登録する手順と、 前記情報提供サーバが提供するサービスに対して前記端
    末装置からアクセスがあったとき、このアクセス元の端
    末装置の利用者に相当する属性が登録されている前記配
    送エージェントを抽出して、この配送エージェントに対
    応する前記提供情報を前記情報提供サーバからアクセス
    元の端末装置に送信する手順とを有することを特徴とす
    る情報提供方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を情報提供サーバから一方的に提供する情報提供方法
    であって、 前記提供情報とこの提供情報に関連する関連情報とを前
    記情報提供サーバに予め登録すると共に、この提供情報
    の提供対象として情報提供者が望む利用者の属性を提供
    情報毎に前記情報提供サーバに予め登録する手順と、 前記提供情報とこれに関連する前記関連情報とを過去に
    参照した仮想の利用者を配送エージェントとして前記情
    報提供サーバに予め登録すると共に、特定の提供情報に
    対して登録した利用者の属性をこの特定の提供情報に対
    応する配送エージェントの属性として前記情報提供サー
    バに予め登録する手順と、 前記情報提供サーバが提供するサービスに対して前記端
    末装置からアクセスがあったとき、このアクセス元の端
    末装置の利用者と各配送エージェントとの間で前記参照
    情報と関連情報の類似度と互いの属性の類似度を計算
    し、これらの類似度から前記利用者と各配送エージェン
    トとの間の最終的な類似度を計算して、この類似度が高
    い順に前記配送エージェントを抽出し、この配送エージ
    ェントに対応する前記提供情報を前記情報提供サーバか
    らアクセス元の端末装置に送信する手順とを有すること
    を特徴とする情報提供方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を一方的に提供する情報提供サーバであって、 前記提供情報とこの提供情報に関連する関連情報とを予
    め記憶すると共に、この提供情報の提供対象として、情
    報提供者が望む利用者の属性を提供情報毎に予め記憶
    し、前記提供情報とこれに関連する前記関連情報とを過
    去に参照した仮想の利用者を配送エージェントとして予
    め記憶すると共に、特定の提供情報に対して登録した利
    用者の属性をこの特定の提供情報に対応する配送エージ
    ェントの属性として予め記憶し、前記端末装置からアク
    セスがあったとき、このアクセス元の端末装置が過去に
    参照した参照情報と同一の情報が前記関連情報として登
    録され、かつアクセス元の端末装置の利用者に相当する
    属性が登録されている前記配送エージェントを抽出し
    て、この配送エージェントに対応する前記提供情報を前
    記ネットワークを介してアクセス元の端末装置に送信す
    ることを特徴とする情報提供サーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報提供サーバにおい
    て、 前記端末装置からアクセスがあったとき、このアクセス
    元の端末装置が過去に参照した前記参照情報と前記関連
    情報とが一致しない場合、アクセス元の端末装置の利用
    者に相当する属性が登録されている前記配送エージェン
    トを抽出して、この配送エージェントに対応する前記提
    供情報を前記ネットワークを介してアクセス元の端末装
    置に送信することを特徴とする情報提供サーバ。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を一方的に提供する情報提供サーバであって、 前記提供情報を予め記憶すると共に、この提供情報の提
    供対象として、情報提供者が望む利用者の属性を提供情
    報毎に予め記憶し、前記提供情報を過去に参照した仮想
    の利用者を配送エージェントとして予め記憶すると共
    に、特定の提供情報に対して登録した利用者の属性をこ
    の特定の提供情報に対応する配送エージェントの属性と
    して予め記憶し、前記端末装置からアクセスがあったと
    き、このアクセス元の端末装置の利用者に相当する属性
    が登録されている前記配送エージェントを抽出して、こ
    の配送エージェントに対応する前記提供情報を前記ネッ
    トワークを介してアクセス元の端末装置に送信すること
    を特徴とする情報提供サーバ。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介してサービス提供を受
    ける利用者の端末装置に対して情報提供者が望む提供情
    報を一方的に提供する情報提供サーバであって、 前記提供情報とこの提供情報に関連する関連情報とを予
    め記憶すると共に、この提供情報の提供対象として情報
    提供者が望む利用者の属性を提供情報毎に予め記憶し、
    前記提供情報とこれに関連する前記関連情報とを過去に
    参照した仮想の利用者を配送エージェントとして予め記
    憶すると共に、特定の提供情報に対して登録した利用者
    の属性をこの特定の提供情報に対応する配送エージェン
    トの属性として前記情報提供サーバに予め記憶し、前記
    端末装置からアクセスがあったとき、このアクセス元の
    端末装置の利用者と各配送エージェントとの間で前記参
    照情報と関連情報の類似度と互いの属性の類似度を計算
    し、これらの類似度から前記利用者と各配送エージェン
    トとの間の最終的な類似度を計算して、この類似度が高
    い順に前記配送エージェントを抽出し、この配送エージ
    ェントに対応する前記提供情報を前記ネットワークを介
    してアクセス元の端末装置に送信することを特徴とする
    情報提供サーバ。
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