JP2001347433A - 吸着システム - Google Patents

吸着システム

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JP2001347433A
JP2001347433A JP2000171145A JP2000171145A JP2001347433A JP 2001347433 A JP2001347433 A JP 2001347433A JP 2000171145 A JP2000171145 A JP 2000171145A JP 2000171145 A JP2000171145 A JP 2000171145A JP 2001347433 A JP2001347433 A JP 2001347433A
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Takeji Shiokawa
武次 塩川
Teruya Mikawa
光弥 三川
Takashi Matsumoto
隆 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板等の固定性を向上して、加工精度の向上す
る吸着システムを提供することにある。 【解決手段】吸着部品20,30は、被加工材70と接
触する部分に吸引パス24,34を有している。吸引パ
ス24,34と被加工材70が接触した状態で、吸引部
62を動作させて、吸引パス24,34から吸引するこ
とにより、被加工材70を吸着する。吸着部品20,3
0は、吸引パス24,34の外周であって、被加工材7
0と接触する位置に形成された通気パス26,36を備
えている。通気パス26,36には、エアーが供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板等を
切断,穴あけ等の加工する際に、電子回路基板等を真空
吸着して固定保持する吸着システムに係り、特に、レー
ザビームにより加工する際に用いるに好適な吸着システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、基板等を切断加工する際に
は、その固定方去として、クランプもしくは真空吸着が
一般的に用いられている。ここで、基板表面に、メッ
キ,薄膜等が形成されている場合、強い圧力で固定する
クランプ方法は使用できないため、一般に、真空吸着方
式が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空吸
着方式を用いて、レーザビーム加工により切断や穴開け
等の加工をする場合では、切断加工部周辺から発生した
切断粉が、真空固定部の僅かな隙間から、負圧となって
いる真空吸着部に吸引され、真空吸着部の周辺に付着す
る。また、引き込まれた切断粉は、真空ポンプ等に滞留
し、フィルターのめ詰まり等によって真空吸引力が低下
する。その結果、基板等を真空吸着により固定する際の
固定性が悪化し、基板等の位置ズレを引き起こすため、
加工精度が低下するという問題があった。また、基板の
下部に切断粉等が付着すると、切断粉を除去する工程が
必要となり、切断のための工程が増加することになる。
【0004】本発明の目的は、基板等の固定性を向上し
て、加工精度の向上する吸着システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、被加工材と接触する部分に吸引パ
スを有し、この吸引パスと被加工材が接触した状態で、
吸引パスから吸引することにより、被加工材を吸着する
吸着部品を有する吸着システムにおいて、上記吸着部品
は、上記吸引パスの外周であって、上記被加工材と接触
する位置に形成された通気パスを備え、この通気パスに
エアーを供給するようにしたものである。かかる構成に
より、通気パスの圧力が高いため、切断粉等は吸引パス
に吸引されにくくなり、基板等の固定性を向上して、加
工精度の向上し得るものとなる。
【0006】(2)上記(1)において、好ましくは、
さらに、上記通気パスは、上記被加工材との隙間から外
部にエアーを噴き出す噴き出し部を備えるようにしたも
のである。かかる構成により、被加工材の裏面への切断
粉等の付着を防止し得るものとなる。
【0007】(3)上記(2)において、好ましくは、
上記噴き出し部の断面積は、上記通気パスに連通するエ
アー流路の断面積よりも小さくしたものである。かかる
構成により、噴き出し部から噴き出すエアーの流速を早
めて、さらに、被加工材の裏面への切断粉等の付着を防
止し得るものとなる。
【0008】(4)上記(2)において、好ましくは、
上記通気パスには、圧縮エアーを供給するようにしたも
のである。かかる構成により、噴き出し部から噴き出す
エアーの流速を早めて、さらに、被加工材の裏面への切
断粉等の付着を防止し得るものとなる。
【0009】(5)上記(1)において、好ましくは、
上記通気パスに連通する空気溜まり部を備えるようにし
たものである。かかる構成により、噴き出し部から噴き
出すエアーの圧力を均一化し得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の第1の実施形態による吸着システムの構成について
説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による吸着
システムの断面図であり、図2は、本発明の第1の実施
形態による吸着システムの要部断面を示す平面図であ
り、図3は、本発明の第1の実施形態による吸着システ
ムの要部拡大断面図である。
【0011】最初に、図1を用いて、本実施形態による
吸着システムの全体構成について説明する。吸着容器1
0の内部には、2つの吸着部品20,30が固定されて
いる。吸着容器10は、上面が開口した箱形の容器であ
る。吸着容器10は、配管40を介して、フィルタユニ
ット50に接続されている。フィルタユニット50は、
さらに、配管42を介して、真空ポンプ等の真空源や集
塵機等の吸引部60に接続されている。
【0012】吸着部品20,30は、柱状の部材であ
り、その内部には、それぞれ、真空引き穴22,32が
形成されている。真空引き穴22,32は、配管44を
介して、真空ポンプ等の真空源や集塵機等の吸引部62
に接続されている。また、吸着部品20,30の上面に
は、それぞれ、吸引パス24,34が形成されている。
【0013】ここで、図2を用いて、吸引パス24,3
4の形状について説明する。図2に示すように、吸引パ
ス24と吸引パス34とは、それぞれ、同じ形状である
ので、ここでは、吸引パス24を例にして説明する。吸
引パス24は、真空引き穴22の上端部に連結してお
り、十字形に配置された4本の吸引パス24a,24
b,24c,24dと、これらの吸引パス24a,24
b,24c,24dの外周端部に連結しており、互いに
両端部で接続されることにより、四角形に配置された吸
引パス24e,24f,24g,24hとから構成され
ている。即ち、吸引パス24は、8本の吸引パス24
a,…,24hを田の字形に配列して構成されている。
【0014】図1に示すように、吸着部品20,30の
上面に、加工対象物である被加工材70を載置した状態
で、吸引部62を動作させて、真空引きすることによ
り、真空引き穴22,32及び吸引パス24,34の内
部の圧力が低下し、被加工材70は、吸着部品20,3
0の上面に真空吸着され、固定される。配管44の内部
の圧力は、大気圧をほぼ1気圧とするとき、例えば、
0.2気圧程度に真空引きされる。
【0015】被加工材70の上部には、レーザヘッド8
0が備えられる。レーザヘッド80は、圧縮エアー導入
部82を備えており、レーザヘッド80の先端からは、
レーザ光が出射されるとともに、圧縮エアーも噴出す
る。レーザヘッド80から出たレーザ光は、集光され、
被加工材70に照射されることにより、被加工材70を
切断する。被加工材70は、例えば、乾燥された未焼結
のアルミナのグリーンシートである。レーザ光Lの照射
により、被加工材70が切断されるとともに、被加工材
70の下の空間90(吸着容器10と被加工材70との
間に形成される空間90)には、レーザヘッド80から
噴出した圧縮エアーによって、切断粉が噴き出される。
一方、空間90の内部は、吸引部60によって吸引され
ているため、空間90の内部の切断粉は、吸引部60に
よって吸引され、フィルタユニット50の内部のフィル
タによって捕捉される。配管40の内部の圧力は、例え
ば、0.4〜0.6気圧となるように、吸引部60によ
って吸引されている。
【0016】ここで、吸引パス24,34の圧力は、配
管44の圧力P1(例えば、0.2気圧)に等しく、空
間90の圧力は、配管40の圧力P2(例えば、0.4
〜0.6気圧)に等しくなっている。従って、レーザヘ
ッド80による被加工材70の切断部と吸引パス24,
34の間には、圧力差(P2−P1)による圧力勾配が
生じている。なお、実際には、被加工材70が切断され
ることによって、大気が被加工材70の切断部から侵入
するため、被加工材70の周囲の圧力は大気圧に近いた
め、圧力差はさらに大きくなっている。従って、従来の
方式では、この圧力差によって、空間90に浮遊する切
断粉が、吸引パス24,34に吸引されることになる。
【0017】それに対して、本実施形態においては、吸
着部品20,30の上面に、通気パス26,36を設け
ている。通気パス26,36は、吸着部品20,30の
内部に形成された連通パス28,38及び配管46を介
して、大気に連通している。ここで、図2を用いて、通
気パス26,36の形状について説明する。なお、通気
パス26と通気パス36の形状は同じ物であるため、こ
こでは、通気パス26を例にして説明する。通気パス2
6は、吸引パス24の外周側に四角形状に形成されてい
る。
【0018】ここで、図3を用いて、通気パス26,3
6を用いたことによる効果について説明する。図3に示
すように、吸引パス24,34と、空間90の間には、
通気パス26,36が設けられている。ここで、吸引パ
ス24,34の圧力を、P1(例えば、0.2気圧)と
し、空間90の圧力が、P2(例えば、0.4〜0.6
気圧)とするとき、通気パス26,36の圧力P3は、
大気圧(ほぼ1気圧)となっている。従って、通気パス
26,36の圧力P3は、空間90の圧力がP2よりも
高いため、空間90に浮遊する切断粉が、吸引パス2
4,34に吸引されることを防止できる。なお、実際に
は、被加工材70が切断されることによって、大気が被
加工材70の切断部から侵入するため、被加工材70の
周囲の圧力は大気圧に近くなるが、それでも、通気パス
26,36の圧力P3は、空間90の圧力がP2よりも
高いため、空間90に浮遊する切断粉が、吸引パス2
4,34に吸引されることを防止できる。
【0019】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、切断粉が吸引パス24,34に吸引されることを防
止できるので、切断粉は、真空ポンプ等に滞留して、真
空吸引力が低下することを防止でき、基板等を真空吸着
により固定する際の固定性を向上することができる。し
たがって、基板等の位置ズレも生じないため、加工精度
を向上することができる。また、基板の下部に切断粉等
が付着しないので、切断粉を除去する工程も不要とする
ことができる。
【0020】次に、図4及び図5を用いて、本発明の第
2の実施形態による吸着システムの構成について説明す
る。図4は、本発明の第2の実施形態による吸着システ
ムの断面図であり、図5は、本発明の第2の実施形態に
よる吸着システムの要部拡大断面図である。なお、図1
〜図3と同一符号は、同一部分を示している。
【0021】図4に示す本実施形態の吸着システムの主
たる構成は、図1〜図3に示したものと同様である。本
実施形態においては、配管46にポンプ100を接続す
るとともに、連通パス28,38を介して、通気パス2
6,36に圧縮エアーを供給するとともに、吸引パス2
4,34から空間90に対して、圧縮エアーを噴出する
ようにしている。そのため、吸着部品20’,30’の
上面に、圧縮エアー噴出用の溝を形成している。
【0022】ここで、図5を用いて、圧縮エアー噴出用
の溝の構成について説明する。図5に示すように、吸着
部品20’,30’の上面の外周側の端部には、圧縮エ
アー噴出用の溝29,39を形成している。溝29,3
9は、通気パス26,36の外周側の上面に形成されて
いる。ここで、溝29,39の高さをHとし、溝29,
39の全長(溝29,39は通気パス26,36の外周
に四角形状に形成されているので、その四角形状の全
長)をLとすると、断面積はH・Lとなる。一方、連通
パス28,38及び配管46は、円形状の断面形状を有
し、その半径rとすると、連通パス28,38及び配管
46の断面積は、π・r2である。そして、本実施形態
においては、溝29,39の断面積H・Lが、連通パス
28,38及び配管46の断面積π・r2よりも小さく
している。即ち、溝29,39は絞り機構となっている
ので、連通パス28,38及び配管46中の流速に対し
て、溝29,39から流出するエアーの流速を高めてい
る。具体的には、例えば、連通パス28,38及び配管
46の内径はφ4mm(r=2mm)とし、溝29,3
9の全長Lが160mmのとき、溝29,39の高さH
(エアー噴き出し部の隙間量)を、50μmとしてい
る。
【0023】なお、本実施形態においては、ポンプ10
0を用いて、圧縮エアを配管46に供給するものとして
いるが、ポンプ100を用いない場合でも、溝29,3
9による絞り機構を設けることにより、溝29,39か
らエアーを噴出させることができ、また、溝29,39
の圧力を、空間90の圧力よりも高くすることができる
ため、前述した実施形態よりもさらに、切断粉が吸引パ
ス24,34に侵入することを防止することができる。
ここで、ポンプ100を用いることにより、さらに、溝
29,39における圧力を空間90よりも高くすること
ができるので、さらに、切断粉が吸引パス24,34に
侵入することを防止することができる。また、溝29,
39からエアーを噴出させることにより、噴出したエア
は、被加工材70の下面に沿って流れるため、被加工材
70の下面に切断粉が付着することを防止することもで
きる。
【0024】また、溝29,39から噴き出す圧縮エア
ーの流速が早くなっているため、その圧力も、ポンプ1
00から圧送されるエアーの圧力より高くなっている。
従って、溝29,39では、図5に示す状態において、
被加工材70を上方に持ち上げる圧力が作用している。
従って、この圧力があまり大きくなると、吸着部品2
0,30に吸着固定されている被加工材70が浮き上が
ることとなり、加工時の位置ズレを生じさせることとな
る。溝29,39の幅W(エアー噴き出し部の長さ)を
長くすると、それだけ被加工材70を持ち上げようとす
る圧力が大きくなるため、あまり長くすることができな
いものである。本実施形態では、溝29,39の幅W
は、0.3mm以下としている。なお、止め栓23,3
3は、連通パス28,38の切削加工時に設けられた開
口部を塞ぐために用いられている。
【0025】以上のようにして、本実施形態によれば、
さらに、切断粉が吸引パス24,34に吸引されること
を防止できるので、切断粉は、真空ポンプ等に滞留し
て、真空吸引力が低下することを防止でき、基板等を真
空吸着により固定する際の固定性を向上することができ
る。したがって、基板等の位置ズレも生じないため、加
工精度を向上することができる。また、基板の下部に切
断粉等が付着しないので、切断粉を除去する工程も不要
とすることができる。また、溝から噴出したエアによっ
て、被加工材の下面に切断粉が付着することを防止する
こともできる。
【0026】次に、図6を用いて、本発明の第3の実施
形態による吸着システムの構成について説明する。図6
は、本発明の第3の実施形態による吸着システムの要部
拡大断面図である。なお、図1〜図5と同一符号は、同
一部分を示している。
【0027】本実施形態による吸着システムの全体構成
は、図4に示したものと同様である。但し、本実施形態
による吸着システムでは、圧縮エアー噴出用の溝の構成
において、図5に示したものと異なるため、その点を中
心として説明する。本実施形態においては、吸着部品2
0”,30”は、それぞれ、空気溜まり空間25,35
と、プレートカバー27,37を備えている。プレート
カバー27,37は、吸着部品20”,30”の上部外
周部に、取り付けられている。プレートカバー27,3
7は、図示の上下方向に摺動可能であるとともに、ネジ
等によって吸着部品20”,30”に固定することがで
きる。吸着台20”,30”に吸着個体された被加工材
70とプレートカバー27,37の上端部の間には、圧
縮エアー噴き出し部29’39’が形成される。上述し
たように、プレートカバー27,37は、上下方向にス
ライド可能であるため、圧縮エアー噴き出し部29’,
39’の高さH’(エアー噴き出し部の隙間量)を調整
することができる。被加工材70の裏面への切断粉の付
着の程度を見ながら、プレートカバー27,37は、上
下方向にスライドして、圧縮エアー噴き出し部29’,
39’の高さH’(エアー噴き出し部の隙間量)を調整
することにより、切断粉の付着量を低減するように隙間
量を最適調整することが可能となる。
【0028】また、空気溜まり部25,35は、吸着部
品20”,30”の上部外周部に形成された溝であり、
プレートカバー27,37を取り付けることにより、連
通パス28,38及び配管46の断面積よりも大きな断
面積を有する空間が形成される。ポンプ100から圧送
されたエアーが一旦空気溜まり部25,35に蓄積され
ることにより、吸着部品20”,30”の外周部に形成
された空気溜まり部25,35において、圧力が均一化
される。その結果、吸着部品20”,30”の上部外周
部と被加工材70の間に形成されるエアー噴き出し部2
9’,39’から噴き出すエアーが一部のみ圧力が高い
ことにより、被加工材70が浮き上がるのを防止でき
る。また、圧力が均一化されることにより、噴き出すエ
アーの圧力を均一化することができる。
【0029】以上のようにして、本実施形態によれば、
第1,第2の実施の形態の効果に加えて、エアー噴き出
し溝の高さを調整可能とできるため、被加工材の下面に
切断粉が付着することをさらに防止することもできる。
【0030】また、空気溜まり部を設けることにより、
被加工材の浮き上がりを防止し、また、噴き出すエアー
の圧力を均一化できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、基板等の固定性を向上
して、加工精度の向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による吸着システムの
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による吸着システムの
要部断面を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による吸着システムの
要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による吸着システムの
断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による吸着システムの
要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による吸着システムの
要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10…吸着容器 20,30…吸着部品 22,32…真空引き穴 24,34…吸引パス 25,35…空気溜り空間 26,36…通気パス 27,37…プレートカバー 40,42,44,46…配管 50…フィルターユニット 60,62…吸引部 70…被加工材 80…レーザーヘッド 82…圧縮エアー導入部 90…容器内空間 100…ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 隆 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 3C016 DA03 4E068 CE09 CH05 DA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工材と接触する部分に吸引パスを有
    し、この吸引パスと被加工材が接触した状態で、吸引パ
    スから吸引することにより、被加工材を吸着する吸着部
    品を有する吸着システムにおいて、 上記吸着部品は、上記吸引パスの外周であって、上記被
    加工材と接触する位置に形成された通気パスを備え、 この通気パスにエアーを供給することを特徴とする吸着
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の吸着システムにおいて、さ
    らに、 上記通気パスは、上記被加工材との隙間から外部にエア
    ーを噴き出す噴き出し部を備えることを特徴とする吸着
    システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の吸着システムにおいて、 上記噴き出し部の断面積は、上記通気パスに連通するエ
    アー流路の断面積よりも小さくしたことを特徴とする吸
    着システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載の吸着システムにおいて、 上記通気パスには、圧縮エアーを供給することを特徴と
    する吸着システム。
  5. 【請求項5】請求項2記載の吸着システムにおいて、 上記通気パスに連通する空気溜まり部を備えることを特
    徴とする吸着システム。
JP2000171145A 2000-06-07 2000-06-07 吸着システム Pending JP2001347433A (ja)

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