JP2001346896A - 旅客機用消火設備 - Google Patents
旅客機用消火設備Info
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C3/00—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
- A62C3/07—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places in vehicles, e.g. in road vehicles
- A62C3/08—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places in vehicles, e.g. in road vehicles in aircraft
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 別個の消火装置を省略し、全体の貨物室の
空容積のために設計された消火系を、付加的なコストを
多くかけずに床下範囲内の休憩室のために利用可能にす
る。 【解決手段】 消火剤を含む貯蔵容器を複数の煙警報
フードに機械的に接続する、飛行機胴体内に配置された
管路系を用いた、旅客機用の消火設備であって、煙警報
フードが煙警報センサと、この煙警報センサと協働する
消火剤流出ノズルとを備え、貯蔵容器の排出弁と消火剤
流出ノズルが飛行機の操縦室から制御可能であり、煙警
報フードが飛行機の床下範囲、特に飛行機の前側の貨物
室およびまたは後側の貨物室およびまたは飛行機の手荷
物室内に配置されている、消火設備において、消火設備
１０が下側の床範囲内に配置された乗客範囲９に延設さ
れ、その際、乗客範囲内に配置された１個または複数の
消火剤流出ノズル１１が、管路１２と分岐要素１３を介
して管路系７に接続されている。
空容積のために設計された消火系を、付加的なコストを
多くかけずに床下範囲内の休憩室のために利用可能にす
る。 【解決手段】 消火剤を含む貯蔵容器を複数の煙警報
フードに機械的に接続する、飛行機胴体内に配置された
管路系を用いた、旅客機用の消火設備であって、煙警報
フードが煙警報センサと、この煙警報センサと協働する
消火剤流出ノズルとを備え、貯蔵容器の排出弁と消火剤
流出ノズルが飛行機の操縦室から制御可能であり、煙警
報フードが飛行機の床下範囲、特に飛行機の前側の貨物
室およびまたは後側の貨物室およびまたは飛行機の手荷
物室内に配置されている、消火設備において、消火設備
１０が下側の床範囲内に配置された乗客範囲９に延設さ
れ、その際、乗客範囲内に配置された１個または複数の
消火剤流出ノズル１１が、管路１２と分岐要素１３を介
して管路系７に接続されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火剤を含む貯蔵
容器を複数の煙警報フードに機械的に接続する、飛行機
胴体内に配置された管路系を用いた、旅客機用の消火設
備に関し、更に詳しくは、各々の煙警報フードが少なく
とも１個の煙警報センサと、この煙警報センサと協働す
る消火剤流出ノズルとを備え、貯蔵容器の排出弁と消火
剤流出ノズルが飛行機の操縦室から制御可能であり、煙
警報フードが飛行機の床下範囲、特に飛行機の前側の貨
物室およびまたは後側の貨物室およびまたは飛行機の手
荷物室内に配置されている、消火設備に係る。
容器を複数の煙警報フードに機械的に接続する、飛行機
胴体内に配置された管路系を用いた、旅客機用の消火設
備に関し、更に詳しくは、各々の煙警報フードが少なく
とも１個の煙警報センサと、この煙警報センサと協働す
る消火剤流出ノズルとを備え、貯蔵容器の排出弁と消火
剤流出ノズルが飛行機の操縦室から制御可能であり、煙
警報フードが飛行機の床下範囲、特に飛行機の前側の貨
物室およびまたは後側の貨物室およびまたは飛行機の手
荷物室内に配置されている、消火設備に係る。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第３６１５４１５
号公報により、輸送手段、特に飛行機の貨物室のための
第１と第１の消火インサートを製作するために、正圧下
の液状消火剤用の２個の消火剤容器を備えた消火装置が
知られている。この場合、２個の消火剤容器の、大気圧
でガス状の消火剤は、共通の消火剤流出ノズルを備えた
共通の管路網を経て、飛行機の貨物室に運ばれる。飛行
機の操縦室から制御可能な消火装置は例えば全部で４個
の流出ノズルを備えている。後側の貨物室と手荷物室内
に流出ノズルを１個ずつ取付けることができる。
号公報により、輸送手段、特に飛行機の貨物室のための
第１と第１の消火インサートを製作するために、正圧下
の液状消火剤用の２個の消火剤容器を備えた消火装置が
知られている。この場合、２個の消火剤容器の、大気圧
でガス状の消火剤は、共通の消火剤流出ノズルを備えた
共通の管路網を経て、飛行機の貨物室に運ばれる。飛行
機の操縦室から制御可能な消火装置は例えば全部で４個
の流出ノズルを備えている。後側の貨物室と手荷物室内
に流出ノズルを１個ずつ取付けることができる。
【０００３】現在、若干の飛行機の場合、いわゆるＬＤ
−ＭＣＲ（低床−移動乗務員休憩コンテナ）が使用され
る。このコンテナは床下範囲内に設置される。このコン
テナにより、飛行機の乗務員と旅客は飛行中体を休める
ことができる。一時的に使用される休憩室は従来は別個
の消火装置を備えていた。これは、例えばＢＣＲＣ室
（ばら荷乗務員休憩室）や他のＬＤＦ室（低床設備室）
のような固定された組み付けとして、床下範囲内に形成
される類似の室のためにも当てはまる。別個の消火装置
は消火容器、管路、取付け具および電気系接続部のコス
トが高くつき、従って不所望な重量、費用および保守整
備費用が生じるという欠点がある。
−ＭＣＲ（低床−移動乗務員休憩コンテナ）が使用され
る。このコンテナは床下範囲内に設置される。このコン
テナにより、飛行機の乗務員と旅客は飛行中体を休める
ことができる。一時的に使用される休憩室は従来は別個
の消火装置を備えていた。これは、例えばＢＣＲＣ室
（ばら荷乗務員休憩室）や他のＬＤＦ室（低床設備室）
のような固定された組み付けとして、床下範囲内に形成
される類似の室のためにも当てはまる。別個の消火装置
は消火容器、管路、取付け具および電気系接続部のコス
トが高くつき、従って不所望な重量、費用および保守整
備費用が生じるという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、別個の消火装置を省略して、全体の貨物
室の空容積のために設計された貨物室消火系を、付加的
コストを多くかけずに、飛行機床下範囲内の上記の休憩
室のために使用可能にする、冒頭に述べた種類の装置を
提供することである。
をなす課題は、別個の消火装置を省略して、全体の貨物
室の空容積のために設計された貨物室消火系を、付加的
コストを多くかけずに、飛行機床下範囲内の上記の休憩
室のために使用可能にする、冒頭に述べた種類の装置を
提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、消火設備が下側の床範囲内に配置された乗客範囲に
延設され、その際、乗客範囲内に配置された１個または
複数の消火剤流出ノズルが、管路と分岐要素を介して管
路系に接続されていることによって解決される。本発明
の実施形は従属請求項２〜４に記載されている。
い、消火設備が下側の床範囲内に配置された乗客範囲に
延設され、その際、乗客範囲内に配置された１個または
複数の消火剤流出ノズルが、管路と分岐要素を介して管
路系に接続されていることによって解決される。本発明
の実施形は従属請求項２〜４に記載されている。
【０００６】本発明の効果は、貨物室消火系を作動させ
た後、消火剤が分岐要素を経て、乗客範囲内の消火剤流
出ノズルに流れ、そこで消火のために燃えている乗客範
囲に達することにある。貨物室と客室床下室の同時消火
が行われる、すなわち両室が火元と関係なく火災技術的
に守られるという利点がある。本発明の他の効果は次の
点にある。
た後、消火剤が分岐要素を経て、乗客範囲内の消火剤流
出ノズルに流れ、そこで消火のために燃えている乗客範
囲に達することにある。貨物室と客室床下室の同時消火
が行われる、すなわち両室が火元と関係なく火災技術的
に守られるという利点がある。本発明の他の効果は次の
点にある。
【０００７】客室床下室または客室床下コンテナ内の付
加的な手動消火が不要である。客室床下室または客室床
下コンテナのシールコストが少なくて済む。なぜなら、
貨物室ライニングの大部分がシールのために寄与するか
らである。
加的な手動消火が不要である。客室床下室または客室床
下コンテナのシールコストが少なくて済む。なぜなら、
貨物室ライニングの大部分がシールのために寄与するか
らである。
【０００８】隣接する室に対する交叉個所と、入口、空
調流入空気および流出空気のようなシステムに対する交
叉個所が、火災の場合貨物室ライニングの外側でシール
を要求され、従って隔絶される。
調流入空気および流出空気のようなシステムに対する交
叉個所が、火災の場合貨物室ライニングの外側でシール
を要求され、従って隔絶される。
【０００９】
【発明の実施の形態】図には本発明の実施の形態が示し
てある。図１と図２には、飛行機胴体１の床下範囲が２
によって示してある。この床下範囲は前側の貨物室３、
後側の貨物室４および手荷物室５を備えている。すべて
の室３〜５内に、煙警報フード６が設けられている。こ
の煙警報フードは好ましくは天井に取付けられている。
各々の煙警報フードは少なくとも１個の煙警報センサ
と、この煙警報センサと協働する消火剤噴射ノズル（消
火剤流出ノズル）を備えている。この煙警報センサと消
火剤噴射ノズルは図１，２に示してしない。消火剤噴射
ノズルは管路系７を介して、消火剤を含む１個または複
数の貯蔵容器８に機械的に接続されている。貨物室の一
つに火災が発生すると、火災は先ず煙警報センサによっ
て感知され、飛行機操縦室に設けられた信号装置に報告
される。そして、操縦室から、消火剤を放出するために
貯蔵容器の排出弁が開放され、かつ消火のために自由に
切換えられる消火剤噴射ノズルまたはノズルが開放され
る。
てある。図１と図２には、飛行機胴体１の床下範囲が２
によって示してある。この床下範囲は前側の貨物室３、
後側の貨物室４および手荷物室５を備えている。すべて
の室３〜５内に、煙警報フード６が設けられている。こ
の煙警報フードは好ましくは天井に取付けられている。
各々の煙警報フードは少なくとも１個の煙警報センサ
と、この煙警報センサと協働する消火剤噴射ノズル（消
火剤流出ノズル）を備えている。この煙警報センサと消
火剤噴射ノズルは図１，２に示してしない。消火剤噴射
ノズルは管路系７を介して、消火剤を含む１個または複
数の貯蔵容器８に機械的に接続されている。貨物室の一
つに火災が発生すると、火災は先ず煙警報センサによっ
て感知され、飛行機操縦室に設けられた信号装置に報告
される。そして、操縦室から、消火剤を放出するために
貯蔵容器の排出弁が開放され、かつ消火のために自由に
切換えられる消火剤噴射ノズルまたはノズルが開放され
る。
【００１０】図３には、飛行機胴体１の床下範囲２内に
配置された、固定された組み付けの形をした乗客範囲９
が示してある。この乗客範囲の壁は９ａによって示して
あり、特に乗客または乗務員のための休憩室として役立
つ。この場合、床下範囲内に設置されたコンテナであ
る。１０で示した消火設備の一部、すなわち煙警報フー
ド６と管路系の一部が見える。乗客範囲９の内室には、
消火剤噴射ノズル１１が配置されている。この消火剤噴
射ノズルは管路１２と分岐要素１３を介して管路系７に
接続されている。この組み合わせられた消火設備１０に
よって、明細書の冒頭に述べたような別個の消火設備が
省略されるという利点がある。
配置された、固定された組み付けの形をした乗客範囲９
が示してある。この乗客範囲の壁は９ａによって示して
あり、特に乗客または乗務員のための休憩室として役立
つ。この場合、床下範囲内に設置されたコンテナであ
る。１０で示した消火設備の一部、すなわち煙警報フー
ド６と管路系の一部が見える。乗客範囲９の内室には、
消火剤噴射ノズル１１が配置されている。この消火剤噴
射ノズルは管路１２と分岐要素１３を介して管路系７に
接続されている。この組み合わせられた消火設備１０に
よって、明細書の冒頭に述べたような別個の消火設備が
省略されるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】技術水準による、床下範囲内に関連する消火装
置を備えた飛行機胴体の一部を側方から見た断面図であ
る。
置を備えた飛行機胴体の一部を側方から見た断面図であ
る。
【図２】図１の飛行機胴体の一部を上側から見た断面図
である。
である。
【図３】客室床下範囲を備えた飛行機胴体部分を側方か
ら見た断面図である。
ら見た断面図である。
１ 飛行機胴体 ２ 床下範囲 ３ 前側の貨物室 ４ 後側の貨物室 ５ 手荷物室 ６ 煙警報フード ７ 管路系 ８ 消火剤貯蔵容器 ９ 乗客範囲 ９ａ 乗客範囲９の壁 １０ 消火設備 １１ 消火剤噴射ノズル １２ 管路 １３ 分岐要素
Claims (4)
- 【請求項１】 消火剤を含む貯蔵容器を複数の煙警報フ
ードに機械的に接続する、飛行機胴体内に配置された管
路系を用いた、旅客機用の消火設備であって、各々の煙
警報フードが少なくとも１個の煙警報センサと、この煙
警報センサと協働する消火剤流出ノズルとを備え、貯蔵
容器の排出弁と消火剤流出ノズルが飛行機の操縦室から
制御可能であり、煙警報フードが飛行機の床下範囲、特
に飛行機の前側の貨物室およびまたは後側の貨物室およ
びまたは飛行機の手荷物室内に配置されている、消火設
備において、消火設備（１０）が下側の床範囲（２）内
に配置された乗客範囲（９）に延設され、その際、乗客
範囲（９）内に配置された１個または複数の消火剤流出
ノズル（１１）が、管路（１２）と分岐要素（１３）を
介して管路系（７）に接続されていることを特徴とする
消火設備。 - 【請求項２】 消火剤流出ノズル（１１）が床下乗客休
憩室（９）内に配置されていることを特徴とする請求項
１記載の消火設備。 - 【請求項３】 床下乗客範囲（９）が飛行機（１）の床
下範囲（２）内に設置されたコンテナ内にあることを特
徴とする請求項１または２記載の消火設備。 - 【請求項４】 床下乗客範囲（９）が飛行機（１）の床
下範囲（２）内の固定された組み付けとして形成されて
いることを特徴とする請求項１または２記載の消火設
備。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10017500A DE10017500B4 (de) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | Feuerlöschanlage für ein Passagierflugzeug |
| DE10017500:7 | 2000-04-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001346896A true JP2001346896A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=7638038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001107257A Pending JP2001346896A (ja) | 2000-04-07 | 2001-04-05 | 旅客機用消火設備 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6619404B2 (ja) |
| EP (1) | EP1142610B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001346896A (ja) |
| CN (1) | CN1317349A (ja) |
| AT (1) | ATE332173T1 (ja) |
| DE (2) | DE10017500B4 (ja) |
| ES (1) | ES2266037T3 (ja) |
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| KR20160101560A (ko) * | 2015-02-17 | 2016-08-25 | (주)제이디산업 | 무인기를 이용한 소화 장치 |
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- 2000-04-07 DE DE10017500A patent/DE10017500B4/de not_active Expired - Fee Related
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- 2001-03-10 AT AT01105973T patent/ATE332173T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-03-10 EP EP01105973A patent/EP1142610B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-10 DE DE50110373T patent/DE50110373D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-10 ES ES01105973T patent/ES2266037T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-30 CN CN01109557.1A patent/CN1317349A/zh active Pending
- 2001-04-05 JP JP2001107257A patent/JP2001346896A/ja active Pending
- 2001-04-05 US US09/826,650 patent/US6619404B2/en not_active Expired - Lifetime
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