JP2001346633A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2001346633A
JP2001346633A JP2000171224A JP2000171224A JP2001346633A JP 2001346633 A JP2001346633 A JP 2001346633A JP 2000171224 A JP2000171224 A JP 2000171224A JP 2000171224 A JP2000171224 A JP 2000171224A JP 2001346633 A JP2001346633 A JP 2001346633A
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bristle
brush
side brush
base
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JP2000171224A
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Tomohiro Kunida
智裕 国田
Yoshihiro Kitamura
嘉宏 北村
Masaru Hiramatsu
賢 平松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯茎を痛めることなく、歯頸部や歯間部の刷
掃を効率良く行なうことができる歯ブラシを提供する。 【解決手段】 中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基
台2を弾性体3を介して角度可変に結合すると共に各ブ
ラシ基台1,2に多数のブリッスル4を植毛して一つの
ブラシ6を形成する。側部ブラシ基台2に植毛されたブ
リッスル4は、中央ブラシ基台1の側の端部に位置する
ブリッスル4の毛丈が他の部分のブリッスル4よりも短
く、且つブラシ6の側端の側の端部に位置するブリッス
ル4の毛丈が中央部に位置するブリッスル4と同等かそ
れより短くなるように、形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】歯ブラシとして、図9に示すように、歯
の表側と、裏側と、噛み合わせ面の3面を同時に磨くこ
とができるようにしたものが提供されている。このもの
は、歯ブラシの先端のブラシ6を、中央ブラシ基台1の
両側に側部ブラシ基台2を結合すると共に各ブラシ基台
1,2に多数のブリッスル4を植毛して形成したもので
ある。そしてこのものでは、一方の側部ブラシ基台2の
ブリッスル4で歯の表側を、中央ブラシ基台1のブリッ
スル4で歯の噛み合わせ面を、他方の側部ブラシ基台2
のブリッスル4で歯の裏側を同時に磨くことができるも
のであり、また中央ブラシ基台1に対して両側の側部ブ
ラシ基台2はそれぞれ角度可変になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の図9のも
のでは、ブリッスル4の毛丈などの工夫はなされておら
ず、例えば側部ブラシ基台2に設けたブリッスル4の最
外側のものが歯茎に乗り上げて歯茎を痛めたり、逆に中
央部のブリッスル4の毛丈が長過ぎて外側のブリッスル
4の先端が浮いてしまい、このブリッスル4が歯頸部や
歯間部に入り込み難くなって歯頸部や歯間部を効率良く
刷掃できなくなるなどの問題を有するものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、歯茎を痛めることなく、歯頸部や歯間部の刷掃を
効率良く行なうことができる歯ブラシを提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
歯ブラシは、中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基台
2を弾性体3を介して角度可変に結合すると共に各ブラ
シ基台1,2に多数のブリッスル4を植毛して形成され
る一つのブラシ6を具備し、側部ブラシ基台2に植毛さ
れたブリッスル4は、中央ブラシ基台1の側の端部に位
置するブリッスル4の毛丈が他の部分のブリッスル4よ
りも短く、且つブラシ6の側端の側の端部に位置するブ
リッスル4の毛丈が中央部に位置するブリッスル4と同
等かそれより短くなるように、形成されていることを特
徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、中央ブラシ基台1に植毛されたブリッスル4の先端
と側部ブラシ基台2に植毛されたブリッスル4の先端が
近接するように、中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ
基台2が配置されていることを特徴とするものである。
【0007】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、一方の側部ブラシ基台2に植毛されたブリッス
ル4の先端と他方の側部ブラシ基台2に植毛されたブリ
ッスル4の先端が近接するように、両側の側部ブラシ基
台2が配置されていることを特徴とするものである。
【0008】また請求項4の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおいて、中央ブラシ基台1に植毛されたブリ
ッスル4の先端と側部ブラシ基台2に植毛されたブリッ
スル4の先端が重なるように、中央ブラシ基台1の両側
に側部ブラシ基台2が配置されていることを特徴とする
ものである。
【0009】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、中央ブラシ基台1に植毛されたブリ
ッスル4の植毛密度が、側部ブラシ基台2に植毛された
ブリッスル4の植毛密度よりも大きいことを特徴とする
ものである。
【0010】また請求項6の発明は、請求項1乃至5の
いずれかにおいて、ブラシ6は、幅が15〜26mm、
高さが8〜18mmに形成されていることを特徴とする
ものである。
【0011】また請求項7の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、ブラシ6は長さが10〜20mmに
形成されていることを特徴とするものである。
【0012】また請求項8の発明は、請求項1乃至7の
いずれかにおいて、両側の側部ブラシ基台2の植毛面の
なす角度が60±15°であることを特徴とするもので
ある。
【0013】また請求項9の発明は、請求項1乃至8の
いずれかにおいて、中央ブラシ基台1に植毛されたブリ
ッスル4の毛丈が4〜6.5mm、側部ブラシ基台2に
植毛されたブリッスル4の毛丈が4〜10mmであるこ
とを特徴とするものである。
【0014】また請求項10の発明は、請求項1乃至9
のいずれかにおいて、側部ブラシ基台2に植毛されたブ
リッスル4は、先端が段違いに形成されていることを特
徴とするものである。
【0015】また請求項11の発明は、請求項1乃至1
0のいずれかにおいて、側部ブラシ基台2に植毛された
ブリッスル4は先端が幅方向から見て山切り状に形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0016】また請求項12の発明は、請求項1乃至1
1のいずれかにおいて、中央ブラシ基台1に側部ブラシ
基台2を結合する弾性体3は、中央ブラシ基台1や側部
ブラシ基台2にその植毛面に近い位置で接続されている
ことを特徴とするものである。
【0017】また請求項13の発明は、請求項1乃至1
2のいずれかにおいて、弾性体3には孔5が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0018】また請求項14の発明は、請求項1乃至1
3のいずれかにおいて、側部ブラシ基台2はその角部が
R3〜R5のアール面に形成されていると共に端面がR
1〜R2の曲面に形成されていることを特徴とするもの
である。
【0019】また請求項15の発明は、請求項1乃至1
4のいずれかにおいて、中央ブラシ基台1と側部ブラシ
基台2の少なくとも一方が軟質材7で被覆されているこ
とを特徴とするものである。
【0020】また請求項16の発明は、請求項1乃至1
5のいずれかにおいて、中央ブラシ基台1に対する側部
ブラシ基台2の角度変化を制動するための制動部材8を
備えることを特徴とするものである。
【0021】また請求項17の発明は、請求項16にお
いて、中央ブラシ基台1と側部ブラシ基台2との間に制
動部材8を備えることを特徴とするものである。
【0022】また請求項18の発明は、請求項16又は
17において、制動部材8はブラシ6と別体であって、
ブラシ6に脱着自在であることを特徴とするものであ
る。
【0023】また請求項19の発明は、請求項16乃至
18のいずれかにおいて、制動部材8の材質はエラスト
マーであることを特徴とするものである。
【0024】また請求項20の発明は、請求項1乃至1
9のいずれかにおいて、中央ブラシ基台1と両側の側部
ブラシ基台2を結合する芯材9を備えることを特徴とす
るものである。
【0025】また請求項21の発明は、請求項1乃至2
0のいずれかにおいて、中央ブラシ基台1と側部ブラシ
基台2の外面を覆う外カバー10をブラシ6に備えるこ
とを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0027】図1は本発明の実施の形態の一例を示すも
のであり、中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基台2
を弾性体3を介して角度可変に結合すると共に各ブラシ
基台1,2の植毛面に多数のブリッスル4を植毛するこ
とによって、一つのブラシ6が形成されるようにしてあ
る。ブラシ6の材質は樹脂、金属、ゴムなど任意であ
る。このブラシ6は図2に示すように、ブラシ柄16の
先端に設けられるものであり、電動歯ブラシの場合には
ブラシ6はブラシ柄16と別体に形成して取り換えるこ
とができるようにしてある。勿論、手動歯ブラシであっ
てもよい。
【0028】図1(b)に示すように、側部ブラシ基台
2は中央ブラシ基台1の植毛面より前方位置において中
央ブラシ基台1の両側に配置してあり、各側部ブラシ基
台2は植毛面が外方へ傾斜しながら相互に対向するよう
に配置してある。各側部ブラシ基台2は弾性体3が弾性
的に変形することによって、中央ブラシ基台1に対する
角度が可変になると共に、側部ブラシ基台2同士の対向
角度や対向間隔が可変になるようにしてある。
【0029】そして図1(b)はブラシ3を幅方向に切
断した断面図であり、この図にみられるように、側部ブ
ラシ基台2の植毛面に植毛されたブリッスル4のうち、
中央ブラシ基台1の側の端部に位置するブリッスル4a
の毛丈は、他の部分のブリッスル4b,4cよりも短く
形成してあり、またブラシ3の側端の側の端部に位置す
るブリッスル4c、すなわち中央ブラシ基台1と反対側
の端部に位置するブリッスル4cの毛丈は、中央部に位
置するブリッスル4bと同じか、それより短く形成して
ある(図1(b)の実施の形態ではブリッスル4bとブ
リッスル4cの毛丈は同じに形成してある)。図1
(b)では側部ブラシ基台2のブリッスル4は3列の毛
束で形成してあるが、3列以上の毛束であれば、4列の
毛束でも、5列の毛束でもよい。
【0030】上記のようにブラシ6が形成される歯ブラ
シで歯磨きを行なうにあたっては、一方の側部ブラシ基
台2のブリッスル4で歯の表側を、中央ブラシ基台1の
ブリッスル4で歯の噛み合わせ面を、他方の側部ブラシ
基台2のブリッスル4で歯の裏側を同時に磨くことがで
きる。このとき、側部ブラシ基台2は弾性的に角度可変
になっているために、厚みの異なる前歯部や奥歯部に対
しても側部ブラシ基台2のブリッスル4の先端を歯面に
沿わせることができ、効率良く歯の刷掃をすることがで
きるものである。また側部ブラシ基台2のブリッスル4
のうち、中央ブラシ基台1の側の端部に位置するブリッ
スル4aの毛丈が他の部分のブリッスル4b,4cと比
較して短いので、このブリッスル4aが先に歯面に当っ
てしまって他のブリッスル4b、4cの先端が歯面から
浮いてしまうようなことがなくなり、側部ブラシ基台2
の総てのブリッスル4a,4b,4cで効率良く歯の刷
掃をすることができるものである。さらに側部ブラシ基
台2のブリッスル4のうち、ブラシ6の側端の側の端部
に位置するブリッスル4cの毛丈が中央部に位置するブ
リッスル4bと同等かそれより短くなるように形成され
ているので、端部のこのブリッスル4cが歯茎に乗り上
げて歯茎を痛めることを防ぐことができると共に、端部
のこのブリッスル4cが歯茎に乗り上げることによって
他のブリッスル4a,4bの歯面に対する当りが少なく
なることを防止でき、側部ブラシ基台2の総てのブリッ
スル4a,4b,4cで効率良く歯の刷掃をすることが
できるものである。
【0031】また図1(b)にみられるように、中央ブ
ラシ基台1に植毛されたブリッスル4の先端が、各側部
ブラシ基台2に植毛されたブリッスル4の先端と近接す
るように、中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基台2
を配置するようにしてある。このように中央ブラシ基台
1のブリッスル4の先端と各側部ブラシ基台2のブリッ
スル4の先端とが近接していることによって、歯の噛み
合わせ部分の近くに効率良くブリッスル4を当てること
ができ、歯の噛み合わせ部分の近くに溜まり易い歯垢
(歯の汚れ)の除去を効率良く行なうことができるもの
である。
【0032】さらに図1(b)にみられるように、中央
ブラシ基台1の前方で対向して配置されている各側部ブ
ラシ基台2に植毛されたブリスル4は、相互に先端同士
が近接している。このように各側部ブラシ基台2のブリ
スル4の先端同士が近接していることによって、一方の
側部ブラシ基台2のブリッスル4で歯の表側を、他方の
側部ブラシ基台2のブリッスル4で歯の裏側を同時に磨
く際に、両ブリッスル4で歯を挟むようにすることがで
き、歯面に加わるブラッシング力が増加して、歯垢や食
べカスの除去を効率良く行なうことができるものであ
る。
【0033】また、中央ブラシ基台1に植毛されたブリ
ッスル4の先端と側部ブラシ基台2に植毛されたブリッ
スル4の先端が重なるようにしてもよい(図3参照)。
このように中央ブラシ基台1のブリッスル4の先端が側
部ブラシ基台2のブリッスル4の先端と重なっている
と、歯に当るブリッスル密度が高くなり、歯垢や食べカ
スの除去を効率良く行なうことができるものである。
【0034】さらに、中央ブラシ基台1に植毛されたブ
リッスル4はその植毛密度を大きく設定してあり、側部
ブラシ基台2に植毛されたブリッスル4の植毛密度より
も大きくなるようにしてある。このように中央ブラシ基
台1のブリッスル4の植毛密度を大きくして密にするこ
とによって、先端部の厚みが薄い前歯を磨く際に、前歯
の歯先端が中央ブラシ基台1のブリッスル4の毛束の間
に入り込むことを防ぐことができ、側部ブラシ基台2の
ブリッスル4によって前歯の歯面が磨き難くなることを
防止することができるものである。
【0035】ここで、上記のように形成されるブラシ6
の大きさは、図3に示すように、その幅寸法Wが15〜
26mmの範囲に、高さ寸法Hが8〜18mmの範囲に
なるように設定してある。ブラシ6の幅寸法Wは、両側
の側部ブラシ基台2の外側の端部間の距離をいうもので
あり、ブラシ6の高さ寸法Hは、中央ブラシ基台2の背
面から側部ブラシ基台2の外側端部のブリッスル4の先
端までの距離をいうものである。ブラシ6の幅寸法Wと
高さ寸法Hをこの範囲に設定することによって、子供か
ら大人までブラシ6を違和感なく口に含むことができる
ものであり、子供から大人まで違和感なく歯磨きするこ
とができるものである。尚、図3の実施の形態ではブラ
シ6の幅寸法Wは約24mm、高さ寸法Hは約16mm
に設定してある。
【0036】またブラシ6の長さ寸法Lは10〜20m
mの範囲に設定してある。ブラシ6の長さ寸法Lは中央
ブラシ基台1と側部ブラシ基台2のブラシ柄16の長手
方向と平行な方向での寸法をいうものであり、中央ブラ
シ基台1と側部ブラシ基台2とは通常は同じ長さ寸法に
形成されるが、両者の長さ寸法が異なる場合には長いほ
うの寸法をいうものである。ブラシ6の長さ寸法Lをこ
の範囲に設定することによって、中央ブラシ基台1や側
部ブラシ基台2のブリッスル4を前歯と奥歯の境目あた
りの歯列の彎曲に無理なく沿わせることができ、効率良
く歯を磨くことができるものである。尚、図3の実施の
形態ではブラシ6の長さ寸法Lは約14mmに設定して
ある。
【0037】さらに図3に示すように、両側の側部ブラ
シ基台2の植毛面のなす角度θ、すなわち各側部ブラシ
基台2の植毛面の延長面の交角θが60±15°の範囲
になるように、両側の側部ブラシ基台2の角度を設定し
てある。両側の側部ブラシ基台2の植毛面のなす角度θ
を60±15°の範囲に設定することによって、一方の
側部ブラシ基台2のブリッスル4で歯の表側を、他方の
側部ブラシ基台2のブリッスル4で歯の裏側を同時に磨
く際に、適度なブラッシング力で各ブリッスル4を歯面
に当てることができ、歯垢や食べカスの除去を効率良く
行なうことができるものである。尚、図3の実施の形態
では角度θは約60.0°に設定してある。
【0038】また、中央ブラシ基台1や側部ブラシ基台
2に植毛されたブリッスル4の毛丈は、中央ブラシ基台
1のブリッスル4の毛丈h1が4〜6.5mmの範囲
に、側部ブラシ基台2のブリッスル4の毛丈h2が4〜
10mmの範囲になるように設定してある。中央ブラシ
基台1や側部ブラシ基台2のブリッスル4の毛丈h1
2をこの範囲に設定することによって、ブリッスル4
の先端が歯頸部や歯間部に良く当るようになり、効率良
く歯垢を除去することができるものである。ここで、中
央ブラシ基台1のブリッスル4の毛丈h1は中央ブラシ
基台1に植毛した総てのブリッスル4についての平均値
を、側部ブラシ基台2のブリッスル4の毛丈h2は側部
ブラシ基台2に植毛した総てのブリッスル4についての
平均値をいうものであるが、図3の実施の形態では中央
ブラシ基台1のブリッスル4の毛丈h1を約5.0mm
に設定し、側部ブラシ基台2はその外側の端部のブリッ
スル4の毛丈h2を約9.0mmに設定してある。
【0039】図4は本発明の実施の形態の他の一例を示
すものである。この図4は側部ブラシ基台2を幅方向か
ら、すなわち側方から見た図を示すものであり、側部ブ
ラシ基台2に植毛したブリッスル4を、毛丈の長いもの
と短いものが側部ブラシ基台2の長さ方向で交互に並ぶ
ように形成し、ブリッスル4の先端間に段違いが形成さ
れてブラシ形状が段違い形状になるようにしてある。図
4(a)は側部ブラシ基台2の幅方向に並ぶブリッスル
4の毛丈を揃えたもの、図4(b)は側部ブラシ基台2
の幅方向に並ぶブリッスル4の毛丈が種々異なるものを
示す。このように側部ブラシ基台2に植毛されたブリッ
スル4の先端に段違いが形成されるようにすることによ
って、歯頸部や奥まった歯間部にブリッスル4の先端が
良く入り込むようになり、歯垢の除去の度合いを高める
ことができるものである。
【0040】図5は本発明の実施の形態の他の一例を示
すものである。この図5は側部ブラシ基台2を幅方向か
ら、すなわち側方から見た図を示すものであり、側部ブ
ラシ基台2に植毛した各ブリッスル4の先端を斜めにカ
ットして、幅方向から見て山切り状になるように形成し
てある。ブリッスル4の先端の山切りの傾斜する谷面は
いずれの側を向くようにしてもよいが、図5の実施の形
態では、側部ブラシ基台2の長さ方向の列において隣り
合うブリッスル4の山切りの谷面が交互に反対側を向く
ようにしてある。また図5(a)のように、側部ブラシ
基台2の長さ方向に並ぶブリッスル4の両端のブリッス
ル4の谷面がそれぞれ内側を向くようにしても、図5
(b)のように、側部ブラシ基台2の長さ方向に並ぶブ
リッスル4の一方の端のブリッスル4の谷面が内側を向
き、他方の端のブリッスル4の谷面が外側を向くように
してもいずれでもよい。上記のように側部ブラシ基台2
の各ブリッスル4の先端を斜めにカットして山切り状に
形成することによって、歯頸部や奥まった歯間部にブリ
ッスル4の先端が良く入り込むようになり、歯垢の除去
の度合いを高めることができるものである。
【0041】また、側部ブラシ基台2は中央ブラシ基台
1の両側に弾性体3によって一体に連結されているが、
前記の図1に示すように、弾性体3は中央ブラシ基台1
の側端面と、側部ブラシ基台2の側端面に、それぞれ植
毛面に近い位置において接続されるようにしてある。こ
のように中央ブラシ基台1や側部ブラシ基台2の植毛面
に近い位置に弾性体3が接続されていることによって、
中央ブラシ基台1に側部ブラシ基台2が接触したり側部
ブラシ基台2同士が接触したりするようなことなく、側
部ブラシ基台2の開き角度を大きくしたり小さくしたり
することができ、側部ブラシ基台2の角度可変範囲を大
きくとることができるものである。
【0042】またこの弾性体3には図1(a)に示すよ
うに孔5が設けてある。弾性体3に孔5を設けることに
よって、ブラシ6を水洗いする際に水の流れが良くな
り、中央ブラシ基台1や側部ブラシ基台2の植毛面に食
べカスや汚れが溜まり難くすることができるものであ
る。
【0043】また、側部ブラシ基台2は端面の形状に丸
みが付くように形成してある。すなわち、図1(a)に
示すように、側部ブラシ基台2の端面の角部イにアール
を付けて形成し、また側部ブラシ基台2の端面はその厚
み方向で断面が円弧状になるように曲面に形成してあ
る。側部ブラシ基台2の角部イのアールは曲率半径がR
3mm〜R5mmの範囲になるように設定するのが好ま
しく、側部ブラシ基台2の端面の曲面は曲率半径がR1
mm〜R2mmの範囲になるように設定するのが好まし
い。側部ブラシ基台2は端面をこのように丸みを帯びた
形状に形成することによって、歯磨きの際に側部ブラシ
基台2が口腔内の組織に当ったときに、側部ブラシ基台
2で口腔内を傷付けたり不快感を与えたりすることを低
減することができるものである。
【0044】図6は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、中央ブラシ基台1の外面を別部品の軟質材7で
被覆するようにしてある。この中央ブラシ基台1を被覆
する軟質材7には、中央ブラシ基台1の両側において制
動部材8が一体に突出してある。この各制動部材8はそ
の先端が弾性体3の裏側において各側部ブラシ基台2の
端面に当接されるようにしてある。この軟質材7と制動
部材8は、シリコンゴムなどのエラストマーで形成する
ようにしてある。また図6の実施の形態では軟質材7と
制動部材8は中央ブラシ基台1と別部品として形成して
あるが、2色成形やインサート成形することによって中
央ブラシ基台1と一体に形成するようにしてもよい。
【0045】上記のように中央ブラシ基台1の外面を軟
質材7で被覆することによって、歯磨きの際に中央ブラ
シ基台1が口腔内の組織に当ったときに、中央ブラシ基
台1で口腔内を傷付けたり不快感を与えたりすることを
低減することができるものである。図6の実施の形態で
は中央ブラシ基台1を軟質材7で被覆しているが、側部
ブラシ基台2を軟質材7で被覆するようにしてもよい。
【0046】また上記のように中央ブラシ基台1と側部
ブラシ基台2との間に制動部材8を設けることによっ
て、中央ブラシ基台1に対する側部ブラシ基台2の角度
変化を制動することができるものであり、側部ブラシ基
台2が過度に開いたり弾性体3が過度に曲ったりするこ
とを防ぐことができ、弾性体3と側部ブラシ基台2や中
央ブラシ基台1との接続部が破損したり、弾性体3が破
損したりすることを防止することができるものである。
【0047】この制動部材8を上記のようにゴムなどの
エラストマーで形成するようにすれば、硬度を変えるこ
となどで制動部材8による側部ブラシ基台2の開き角度
の制動具合を容易に調整することができるものである。
また図6の実施の形態に示すように、制動部材8はブラ
シ6と別部材として形成されており、軟質材7を中央ブ
ラシ基台1の外面に被せて取り付けることによって、制
動部材8をブラシ6に取り付るようになっており、制動
部材8はブラシ6に対して脱着可能になっている。この
ように制動部材8をブラシ6に対して脱着可能にしてお
くことによって、制動部材8の交換を行なうことができ
るものであり、また制動部材8を外してブラシ6を洗い
易くすることができるものである。
【0048】図7は本発明の実施の形態の他の一例を示
すものであり、中央ブラシ基台1の両側に弾性体3を介
して側部ブラシ基台2を設けるにあたって、芯材9を中
央ブラシ基台1内から弾性体3内に通して、芯材9で中
央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基台2を結合するよ
うにしてある。この芯材9はブラシ基台1,2や弾性体
3を形成する樹脂などの材料よりも強度の高いものが用
いられるものであり、金属であってもよいし、強化され
た樹脂であってもよい。このように弾性体3内に芯材9
を入れて中央ブラシ基台1の両側に側部ブラシ基台2を
結合することによって、芯材9によって中央ブラシ基台
1と側部ブラシ基台2の結合部分を補強することがで
き、側部ブラシ基台2が過度に開いたり弾性体4が過度
に曲ったりすることによる破壊を防止することができる
ものである。
【0049】図8は本発明の実施の形態の他の一例を示
すものであり、中央ブラシ基台1の背面側に外カバー1
0が設けてある。この外カバー10は断面V字形に形成
されるものであり、中央ブラシ基台1と側部ブラシ基台
2のそれぞれの背面側を覆うようにしてある。このよう
に外カバー10で中央ブラシ基台1と側部ブラシ基台2
の背面側を覆うと、側部ブラシ基台2が外カバー10に
当ることによって過度に開くことがなくなるものであ
り、側部ブラシ基台2が過度に開いたり弾性体3が過度
に曲ったりすることを防いで、弾性体3と側部ブラシ基
台2や中央ブラシ基台1との接続部が破損したり、弾性
体3が破損したりすることを防止することができるもの
である。
【0050】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る歯
ブラシは、中央ブラシ基台の両側に側部ブラシ基台を弾
性体を介して角度可変に結合すると共に各ブラシ基台に
多数のブリッスルを植毛して形成されるブラシを具備す
るので、両側の側部ブラシ基台のブリッスルで歯の表側
と裏側を、中央ブラシ基台のブリッスルで歯の噛み合わ
せ面を同時に磨くことができると共に、側部ブラシ基台
は弾性的に角度可変であって、厚みの異なる前歯部や奥
歯部に対しても側部ブラシ基台のブリッスルの先端を歯
面に沿わせることができ、効率良く歯の刷掃をすること
ができるものである。しかも側部ブラシ基台に植毛され
たブリッスルは、中央ブラシ基台の側の端部に位置する
ブリッスルの毛丈が他の部分のブリッスルよりも短く、
且つブラシの側端の側の端部に位置するブリッスルの毛
丈が中央部に位置するブリッスルと同等かそれより短く
なるように、形成されているので、中央ブラシ基台の側
の端部に位置するブリッスルが先に歯面に当って他の部
分のブリッスルの先端が歯面から浮いてしまうようなこ
とがなく、側部ブラシ基台の総てのブリッスルで効率良
く歯の刷掃をすることができるものであり、またブラシ
の側端の側の端部に位置するブリッスルが歯茎に乗り上
げることがなくなって、歯茎を痛めることを防ぐことが
できると共に、このブリッスルが歯茎に乗り上げること
によって他のブリッスルの歯面に対する当りが少なくな
ることがなくなり、側部ブラシ基台の総てのブリッスル
で効率良く歯の刷掃をすることができるものである。
【0051】また請求項2の発明は、中央ブラシ基台に
植毛されたブリッスルの先端と側部ブラシ基台に植毛さ
れたブリッスルの先端が近接するように、中央ブラシ基
台の両側に側部ブラシ基台を配置したので、歯の噛み合
わせ部分の近くに効率良くブリッスルを当てることがで
き、歯の噛み合わせ部分の近くに溜まり易い歯垢の除去
を効率良く行なうことができるものである。
【0052】また請求項3の発明は、一方の側部ブラシ
基台に植毛されたブリッスルの先端と他方の側部ブラシ
基台に植毛されたブリッスルの先端が近接するように、
両側の側部ブラシ基台を配置したので、一方の側部ブラ
シ基台のブリッスルで歯の表側を、他方の側部ブラシ基
台のブリッスルで歯の裏側を同時に磨く際に、両ブリッ
スルで歯を挟むようにすることができ、歯面に加わるブ
ラッシング力が増加して、歯垢や食べカスの除去を効率
良く行なうことができるものである。
【0053】また請求項4の発明は、中央ブラシ基台に
植毛されたブリッスルの先端と側部ブラシ基台に植毛さ
れたブリッスルの先端が重なるように、中央ブラシ基台
の両側に側部ブラシ基台を配置したので、歯に当るブリ
ッスル密度が高くなり、歯垢や食べカスの除去を効率良
く行なうことができるものである。
【0054】また請求項5の発明は、中央ブラシ基台に
植毛されたブリッスルの植毛密度が、側部ブラシ基台に
植毛されたブリッスルの植毛密度よりも大きくなるよう
にしたので、先端部の厚みが薄い前歯を磨く際に、前歯
の歯先端が中央ブラシ基台のブリッスルの毛束の間に入
り込むことを防ぐことができ、側部ブラシ基台のブリッ
スルによって前歯の歯面が磨き難くなることを防止する
ことができるものである。
【0055】また請求項6の発明は、ブラシを、幅15
〜26mm、高さ8〜18mmに形成するようにしたの
で、子供から大人までブラシを違和感なく口に含むこと
ができるものであり、子供から大人まで違和感なく歯磨
きすることができるものである。
【0056】また請求項7の発明は、ブラシを長さ10
〜20mmに形成するようにしたので、中央ブラシ基台
や側部ブラシ基台のブリッスルを前歯と奥歯の境目あた
りの歯列の彎曲に無理なく沿わせることができ、効率良
く歯を磨くことができるものである。
【0057】また請求項8の発明は、両側の側部ブラシ
基台の植毛面のなす角度を60±15°の範囲に設定す
るようにしたので、一方の側部ブラシ基台のブリッスル
で歯の表側を、他方の側部ブラシ基台のブリッスルで歯
の裏側を同時に磨く際に、適度なブラッシング力で各ブ
リッスルを歯面に当てることができ、歯垢や食べカスの
除去を効率良く行なうことができるものである。
【0058】また請求項9の発明は、中央ブラシ基台に
植毛されたブリッスルの毛丈が4〜6.5mm、側部ブ
ラシ基台に植毛されたブリッスルの毛丈が4〜10mm
であるので、ブリッスルの先端が歯頸部や歯間部に良く
当るようになり、効率良く歯垢を除去することができる
ものである。
【0059】また請求項10の発明は、側部ブラシ基台
に植毛されたブリッスルを、先端が段違いになるように
形成したので、歯頸部や奥まった歯間部にブリッスルの
先端が良く入り込むようになり、歯垢の除去の度合いを
高めることができるものである。
【0060】また請求項11の発明は、側部ブラシ基台
に植毛されたブリッスルを、先端が幅方向から見て山切
り状になるように形成したので、歯頸部や奥まった歯間
部にブリッスルの先端が良く入り込むようになり、歯垢
の除去の度合いを高めることができるものである。
【0061】また請求項12の発明は、中央ブラシ基台
に側部ブラシ基台を結合する弾性体は、中央ブラシ基台
や側部ブラシ基台にその植毛面に近い位置で接続される
ようにしたので、中央ブラシ基台に側部ブラシ基台が接
触したり側部ブラシ基台同士が接触したりするようなこ
となく、側部ブラシ基台の角度を可変にすることができ
るものである。
【0062】また請求項13の発明は、弾性体に孔を形
成するようにしたので、ブラシを水洗いする際の水の流
れが良くなり、ブラシに食べカスや汚れが溜まり難くす
ることができるものである。
【0063】また請求項14の発明は、側部ブラシ基台
を、その角部をR3〜R5のアール面に形成すると共に
端面をR1〜R2の曲面に形成するようにしたので、歯
磨きの際に側部ブラシ基台が口腔内の組織に当っても、
側部ブラシ基台で口腔内を傷付けたり不快感を与えたり
することを低減することができるものである。
【0064】また請求項15の発明は、中央ブラシ基台
と側部ブラシ基台の少なくとも一方を軟質材で被覆する
ようにしたので、歯磨きの際にブラシ基台が口腔内の組
織に当っても、口腔内を傷付けたり不快感を与えたりす
ることを低減することができるものである。
【0065】また請求項16の発明は、中央ブラシ基台
に対する側部ブラシ基台の角度変化を制動するための制
動部材を備えるので、側部ブラシ基台が過度に開いたり
弾性体が過度に曲ったりすることを制動部材で防ぐこと
ができ、ブラシの破壊を防止することができるものであ
る。
【0066】また請求項17の発明は、中央ブラシ基台
と側部ブラシ基台との間に制動部材を備えるようにした
ので、側部ブラシ基台が過度に開いたり弾性体が過度に
曲ったりすることを制動部材で防ぐことができ、ブラシ
の破壊を防止することができるものである。
【0067】また請求項18の発明は、制動部材はブラ
シと別体であって、ブラシに脱着自在であるようにした
ので、制動部材の交換を行なうことが可能になると共
に、制動部材を外してブラシを洗い易くすることができ
るものである。
【0068】また請求項19の発明は、制動部材をエラ
ストマーで形成するようにしたので、エラストマーの硬
度を変えるなどすることによって、制動部材による側部
ブラシ基台の開き角度の制動具合を容易に調整すること
ができるものである。
【0069】また請求項20の発明は、中央ブラシ基台
と両側の側部ブラシ基台を結合する芯材を備えるように
したので、芯材によって中央ブラシ基台と側部ブラシ基
台の結合部分を補強することができ、側部ブラシ基台が
過度に開いたり弾性体が過度に曲ったりすることによる
ブラシの破壊を防止することができるものである。
【0070】また請求項21の発明は、中央ブラシ基台
と側部ブラシ基台の外面を覆う外カバーをブラシに備え
るようにしたので、側部ブラシ基台が外カバーに当るこ
とによって過度に開くことがなくなるものであり、側部
ブラシ基台が過度に開いたり弾性体が過度に曲ったりす
ることを防いで、ブラシに破壊が生じることを防止する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)はブラシの斜視図、(b)はブラシの水平断面図
である。
【図2】同上のブラシをブラシ柄の先端に取り付けた状
態の斜視図である。
【図3】同上のブラシの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態の他の一例における側部ブ
ラシ基台の部分を示すものであり、(a),(b)はそ
れぞれ側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の一例における側部ブ
ラシ基台の部分を示すものであり、(a),(b)はそ
れぞれ側面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の一例におけるブラシ
の斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の他の一例におけるブラシ
の水平断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の他の一例におけるブラシ
の平面図である。
【図9】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 中央ブラシ基台 2 側部ブラシ基台 3 弾性体 4 ブリッスル 5 孔 6 ブラシ 7 軟質材 8 制動部材 9 芯材 10 外カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 賢 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B202 AA06 BB03 CA02 CB08 DA10 DB01 EC06 ED05 EE01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央ブラシ基台の両側に側部ブラシ基台
    を弾性体を介して角度可変に結合すると共に各ブラシ基
    台に多数のブリッスルを植毛して形成される一つのブラ
    シを具備し、側部ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    は、中央ブラシ基台の側の端部に位置するブリッスルの
    毛丈が他の部分のブリッスルよりも短く、且つブラシの
    側端の側の端部に位置するブリッスルの毛丈が中央部に
    位置するブリッスルと同等かそれより短くなるように、
    形成されていることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 中央ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    の先端と側部ブラシ基台に植毛されたブリッスルの先端
    が近接するように、中央ブラシ基台の両側に側部ブラシ
    基台が配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 一方の側部ブラシ基台に植毛されたブリ
    ッスルの先端と他方の側部ブラシ基台に植毛されたブリ
    ッスルの先端が近接するように、両側の側部ブラシ基台
    が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 中央ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    の先端と側部ブラシ基台に植毛されたブリッスルの先端
    が重なるように、中央ブラシ基台の両側に側部ブラシ基
    台が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 中央ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    の植毛密度が、側部ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    の植毛密度よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 ブラシは、幅が15〜26mm、高さが
    8〜18mmに形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 ブラシは長さが10〜20mmに形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 両側の側部ブラシ基台の植毛面のなす角
    度が60±15°であることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 中央ブラシ基台に植毛されたブリッスル
    の毛丈が4〜6.5mm、側部ブラシ基台に植毛された
    ブリッスルの毛丈が4〜10mmであることを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれかに記載の歯ブラシ。
  10. 【請求項10】 側部ブラシ基台に植毛されたブリッス
    ルは、先端が段違いに形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれかに記載の歯ブラシ。
  11. 【請求項11】 側部ブラシ基台に植毛されたブリッス
    ルは先端が幅方向から見て山切り状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の歯
    ブラシ。
  12. 【請求項12】 中央ブラシ基台に側部ブラシ基台を結
    合する弾性体は、中央ブラシ基台や側部ブラシ基台にそ
    の植毛面に近い位置で接続されていることを特徴とする
    請求項1乃至11のいずれかに記載の歯ブラシ。
  13. 【請求項13】 弾性体には孔が形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の歯ブラ
    シ。
  14. 【請求項14】 側部ブラシ基台はその角部がR3〜R
    5のアール面に形成されていると共に端面がR1〜R2
    の曲面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    13のいずれかに記載の歯ブラシ。
  15. 【請求項15】 中央ブラシ基台と側部ブラシ基台の少
    なくとも一方が軟質材で被覆されていることを特徴とす
    る請求項1乃至14のいずれかに記載の歯ブラシ。
  16. 【請求項16】 中央ブラシ基台に対する側部ブラシ基
    台の角度変化を制動するための制動部材を備えることを
    特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の歯ブラ
    シ。
  17. 【請求項17】 中央ブラシ基台と側部ブラシ基台との
    間に制動部材を備えることを特徴とする請求項16に記
    載の歯ブラシ。
  18. 【請求項18】 制動部材はブラシと別体であって、ブ
    ラシに脱着自在であることを特徴とする請求項16又は
    17に記載の歯ブラシ。
  19. 【請求項19】 制動部材の材質はエラストマーである
    ことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載
    の歯ブラシ。
  20. 【請求項20】 中央ブラシ基台と両側の側部ブラシ基
    台を結合する芯材を備えることを特徴とする請求項1乃
    至19のいずれかに記載の歯ブラシ。
  21. 【請求項21】 中央ブラシ基台と側部ブラシ基台の外
    面を覆う外カバーをブラシに備えることを特徴とする請
    求項1乃至20のいずれかに記載の歯ブラシ。
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