JP2001343579A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2001343579A
JP2001343579A JP2000164561A JP2000164561A JP2001343579A JP 2001343579 A JP2001343579 A JP 2001343579A JP 2000164561 A JP2000164561 A JP 2000164561A JP 2000164561 A JP2000164561 A JP 2000164561A JP 2001343579 A JP2001343579 A JP 2001343579A
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light
mode
light emitting
camera system
circuit
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JP2000164561A
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English (en)
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Yoshiro Ichihara
義郎 市原
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Canon Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点灯中のフォーカシングランプの光がカメラ
の測光に影響を与えて適正露出が得られない。 【解決手段】 焦点検出のために発光する発光手段60
3を有するとともに、複数の撮影モードを選択的に設定
可能なカメラシステムにおいて、撮影モードとして絞り
優先モードやスローシャッタモードが設定されたとき
に、発光手段の発光輝度を絞り優先モードおよびスロー
シャッタモード以外の撮影モードが設定されたときより
も低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点検出のために
発光するフォーカシングランプ等を有するカメラシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラには焦点検出機能を有するものが
多いが、このようなカメラには、撮影レンズの焦点距離
情報に基づいてストロボ装置のAF補助光(予備照射
光)の発光光量を決定する焦点検出用の予備照射装置が
搭載されるものがある(特開平6−289280号公報
参照)。
【0003】これは、被写体が暗い時に、被写体に対し
てストロボ光の予備照射を行って自動焦点調節を行う場
合に、撮影レンズの焦点距離を検出し、被写体が近距離
の場合には予備照射の光量を低くするものである。
【0004】ところで、上記予備照射は、自動焦点調節
時の光強度分布を測定するための補助光(AF補助光)
であったが、例えば周囲が薄暗い状態もしくは暗中での
マクロレンズ撮影時にて主にマニュアル撮影を行う場合
に、マクロリングライトストロボ等に設けられたフォー
カシングランプを設定時間の間点灯させることもある
(自動焦点動作時でも同様)。
【0005】また、マクロ撮影時には、作画効果等によ
り一般的に絞り(Av)優先モードを使用することが一
般的である。さらに、被写体輝度が暗いと予想される撮
影(夜景撮影等)を行うときには、適正露出を得るため
に低速度でシャッタを動作させるスローシャッタモード
が使用される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周囲が
薄暗いもしくは暗い状態でのマクロ撮影時に、マニュア
ル(もしくは自動焦点)で焦点検出するために、フォー
カシングランプを点灯させた場合に、点灯中のフォーカ
シングランプの光をカメラの測光装置が検出することが
あり、薄暗い外光に対してフォーカシングランプの影響
が無視できず、被写体輝度が高いとカメラが誤判断し、
カメラおよびストロボが露出をアンダーにするよう誤制
御してしまうという欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、例えば暗中でのマクロ
撮影時において、フォーカシングランプの光による測光
誤差をなくし、かつ電池の無駄な消耗も防ぐことができ
るカメラシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、焦点検出のために発光する
発光手段(例えば、マクロストロボ装置に設けられたフ
ォーカシング光源を有するとともに、複数の撮影モード
を選択的に設定可能なカメラシステムにおいて、撮影モ
ードとして絞り優先モードが設定されたときに、発光手
段の発光輝度を絞り優先モード以外の撮影モードが設定
されたときよりも低くする制御手段を設けている。
【0009】また、本願第2の発明では、撮影モードと
してスローシャッタモードが設定されたときに、発光手
段の発光輝度を絞り優先モード以外の撮影モードが設定
されたときよりも低くする制御手段を設けている。
【0010】さらに、本願第3の発明では、撮影モード
としての絞り優先モード又はスローシャッタモードが設
定されたときに、発光手段の発光輝度を絞り優先モード
およびスローシャッタモード以外の撮影モードが設定さ
れたときよりも低くする制御手段を設けている。
【0011】また、本願第4の発明では、被写体を照明
するためのフォーカシング光源および測光動作を行う測
光回路を備え、フォーカシング光源による照明下におけ
る測光回路による測光結果に応じて露出制御又はストロ
ボ発光の可否決定を行うカメラシステムにおいて、撮影
モードとしてマクロ撮影に適したモードが選択されたと
きにおけるフォーカシング光源の輝度を、それ以外のモ
ードが選択されたときにおける輝度よりも低くする手段
を設けている。
【0012】すなわち、周囲が暗い状況でのマクロ撮影
に使用されることが多い又は場合がある絞り優先モード
やスローシャッターモード等の撮影モードが設定された
場合において、焦点検出のために発光するフォーカシン
グ光源等の発光手段の光が被写体の測光結果に影響する
ことを極力抑え、本来の被写体の明るさに応じた適正露
出が得られるようにしている。また、発光手段の発光輝
度を低くすることにより、電池の消耗も抑えることが可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるカメラシステムの回路構成を示
している。このカメラシステムは、カメラ本体部および
このカメラ本体部に着脱可能なストロボ部(ストロボ装
置)とから構成されている。なお、本実施形態では、ス
トロボ装置として、マクロ撮影に適したマクロリングス
トロボ等を想定しているが、通常撮影用のストロボ装置
でもよい。
【0014】まず、カメラ本体部の回路構成について説
明する。1はマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)であり、CPU,ROM,RAM、入出力制御
(I/O CONTROL)回路、マルチプレクサ、タ
イマ回路等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路で構
成されている。このマイコン1は、カメラシステムのコ
ントロールをソフトウェアで行えるものである。
【0015】また、マイコン1は、後述のスイッチ回路
からの入力に応じて、撮影モード(本実施形態では、絞
り(Av)優先モード、シャッタ優先モード、マニュア
ルモード、スローシンクロモード)を設定し、ソフトウ
エアで判断・処理を行って各駆動回路を動作させる。
【0016】なお、スローシンクロモードは、シャッタ
スピードを遅くするスロースピードモードとも称される
ものであり、夜景撮影等に使用される。
【0017】また、マイコン1は、後述のインターフェ
ース回路2およびインターフェース回路300を介して
ストロボ部と通信し、ストロボ発光制御やフォーカシン
グランプの制御を行わせる。
【0018】2はインターフェース回路であり、マイコ
ン1とストロボ部との間で、ストロボの発光制御やフォ
ーカシングランプの制御を行うための同期信号やデータ
の入出力(シリアル通信も含む)を行わせる。なお、こ
こでは、独立したインターフェース回路を設けたが、マ
イコン1に内蔵してもよい。
【0019】3はEEPROM(電気的消去可能プログ
ラム書き込み可能ROM)でマイコン1に接続されてい
る。このEEPROMには、カメラに必要な設定情報が
書き込まれる。例えば、後述のフォーカシングランプの
発光輝度に関する複数の設定データが書き込まれ、設定
変更ができるようにしてもよい。
【0020】4は各種スイッチの状態を常時検出するス
イッチ検出回路である。スイッチとしては、撮影準備ス
イッチSW1(レリーズボタンの半押しでONになるス
イッチ)、レリーズスイッチSW2(レリーズボタンの
全押しでONになるスイッチ)、撮影モードスイッチ
(絞り(Av)優先モード、シャッタ優先モード、マニ
ュアルモード、スローシンクロモードの切り換えスイッ
チ)がある。
【0021】なお、後述するように、ストロボ部に設け
られたフォーカシングランプスイッチFSWはストロボ
部側のスイッチ検出回路800で検知するが、カメラ本
体部側のスイッチ検出回路4で検知してもよい。
【0022】5は測光回路であり、被写体の輝度を測定
し、適正な露出(シャッタ速度、絞り)を決めるためマ
イコン1からの信号により露出に必要なデータ(信号)
をマイコン1に送信する。
【0023】6はTTL調光回路であり、ストロボ部の
放電発光管106が発光すると、内蔵されたストロボ反
射光検知回路により発光されたストロボ光量を検出して
積分し、適正光量に達すると発光停止信号をマイコン1
に送る。発光停止信号を受けたマイコン1は、インター
フェース回路2およびストロボ部のインターフェース回
路300を介してストロボ部のマイコン200に発光停
止信号TRIG2を送り、ストロボ発光を停止させる。
【0024】なお、本実施形態では、測光回路5と独立
にTTL調光回路6を設けたが、測光回路に、ストロボ
発光量を積分して発光停止を決めるための調光回路とし
ての機能を持たせてもよい。例えば、測光回路に、被写
体に向けてストロボ光を予備発光していない定常状態と
予備発光している予備発光状態との双方の状態で輝度信
号を出力させる。そして、マイコン1に、輝度信号をA
/D変換させ、撮影の露出の調節のための絞り値の演算
とシャッタースピードの演算および露光時のストロボメ
イン発光量の演算を行わせて、発光時間を決める。
【0025】7は、シャッタスピード設定・検知回路で
あり、シャッタスピードの設定部材(不図示)により撮
影者が設定したシャッタスピードに関する情報を検知
し、その情報をマイコン1に送信する。あるいは、シャ
ッタスピード情報を電圧データに置き換え、マイコン1
内のAD変換器で読み取り記憶する。
【0026】8は絞り設定・検知回路で、レンズの絞り
設定部材(不図示)により撮影者が設定した絞りに関す
る情報を検知し、この情報をマイコン1に送信する。あ
るいは、絞り情報を電圧データに置き換え、マイコン1
内のAD変換器で読み取り記憶する。
【0027】9はシャッタ制御回路であり、マイコン1
の制御信号にしたがって不図示のシャッタユニットの制
御を行う(シンクロスイッチを含む)。
【0028】10は絞り制御回路であり、マイコン1の
制御信号にしたがってレンズの絞り制御を行う。
【0029】11は焦点検出ユニットであり、例えばア
クティブ測距装置と呼ばれる、カメラ側から光を投光し
てその被写体からの反射光を受光して距離情報を得る測
距装置や、パッシブ測距装置と呼ばれる、画面に対応し
たラインセンサと駆動回路から構成されていて、駆動回
路によりセンサの蓄積制御が行われ、マイコン1がセン
サ毎の像信号を受け取り、被写体がどの位置に焦点を結
んでいるかを位相差検出方式で演算することで検出する
ものである。また、焦点検出ユニットは、距離情報に代
えてデフォーカス量を検知するものでもよい。
【0030】12はレンズ制御回路であり、焦点検出ユ
ニット11の検出結果を受けたマイコン1から信号を受
けて、ステッピングモータ等によりレンズ位置を変化さ
せ、ピントを銀塩フィルム上に合わせる。
【0031】13はフィルム給送回路であり、マイコン
1の制御信号に従って、フィルムの駒の巻き上げやプリ
ワインド等の給送制御を行う。
【0032】14は表示回路であり、カメラ制御に関す
る情報(撮影モード情報〈絞り優先、シャッタスピード
優先、マニュアル測光、スローシンクロモード〉、シャ
ッタ速度、絞り、充電完了、フィルム感度、リモコンモ
ード、セルフタイマー等の各種情報)を表示するLCD
やLED等を用いた回路である。
【0033】次にストロボ部の回路構成について説明す
る。100は昇圧・発光回路である。この昇圧・発光回
路100において、101は、電源である電池である。
また、102は電池101の電圧を昇圧し、後述する主
コンデンサ104に充電するための昇圧回路であり、D
CDCコンバータで構成されている。この昇圧回路10
2は後述するマイコン200に接続されている(OSC
信号)。
【0034】103は主コンデンサ104の電圧を検出
するための電圧検知回路であり、マイコン200に接続
されている(SEN信号)。
【0035】104は主コンデンサであり、放電発光管
106の発光に必要なエネルギーを蓄える。
【0036】105はトリガ回路であり、マイコン20
0からのTRIG1信号により、サイリスタ(不図示)
をオンし、トリガコンデンサ(不図示)に充電された電
荷を放電してトリガトランス(不図示)の一次巻線にパ
ルスを発生させる。これにより、トリガトランスの二次
巻線に高圧パルスが発生し、放電発光管106に発光ト
リガをかける。
【0037】106は放電発光管であり、その陽極には
主コンデンサ104の陽極が接続され、陰極には後述の
発光停止回路107が接続されている。
【0038】107は発光停止回路で、マイコン200
からのTRIG2信号により、放電発光管106に流れ
る放電電流を停止させ、発光を停止させる。例えば、I
GBTのようなスイッチ素子を用いて放電電流を制御し
てもよい。
【0039】200はマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)であり、カメラ本体部側のマイコン1と
同様に、CPU,ROM,RAM、入出力制御(I/O
CONTROL)回路、マルチプレクサ、タイマ回路
等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路で構成されて
おり、ストロボのコントロールをソフトウェアで行える
ものである。
【0040】このマイコン200は、後述するスイッチ
回路800からの入力によりストロボ部の各種設定(T
TLオート、マニュアル設定光量値等の設定)、フォー
カシングランプ点灯の有無を検知し、ソフトウエアで判
断・処理し各駆動回路を動作させる。また、マイコン2
00は、後述のインターフェース回路300を介してカ
メラ本体部と通信し、インターフェース回路2を介して
カメラ本体部側からの制御信号を受けてストロボ発光制
御やフォーカシングランプの制御等を行う。
【0041】300はインターフェース回路であり、マ
イコン200とカメラ本体部側のマイコン1との間で、
ストロボの発光制御やフォーカシングランプの制御を行
うための同期信号やデータの入出力(シリアル通信も含
む)を行わせる。なお、ここでは、独立したインターフ
ェース回路を設けたが、マイコン200に内蔵してもよ
い。
【0042】400はEEPROM(電気的消去可能プ
ログラム書き込み可能ROM)であり、マイコン200
に接続されている。このEEPROM400には、スト
ロボ部の動作に必要な設定情報が書き込まれる。例え
ば、後述するフォーカシングランプの発光輝度に関する
複数の設定データが書き込まれ、設定変更ができるよう
にする。
【0043】500は定電圧回路であり、電池101の
電圧が変化しても一定の電圧(V1、V2)を出力する
回路である。
【0044】600は後述するフォーカシングランプ6
03を発光させるフォーカシングランプ駆動回路であ
り、焦点検出時(自動焦点調節時およびマニュアル調節
時を問わず)にフォーカシングランプ603を発光させ
て、被写体に照射させる。
【0045】601はNPNトランジスタであり、コレ
クタには電池101が接続され(Vbat)、エミッタ
には後述の抵抗602が接続され、ベースにはこのトラ
ンジスタ601の駆動回路604が接続されている。
【0046】602は抵抗であり、NPNトランジスタ
601のエミッタと、フォーカシングランプ603とに
接続されている。
【0047】ここで、フォーカシングランプ603は、
主に周囲が暗い状況でマクロストロボ等を用いてのマク
ロ撮影時において、近接被写体に対してピント合わせが
困難な場合に点灯される。
【0048】なお、上記フォーカシングランプ駆動回路
600の詳しい構成については、図2を用いて後述す
る。フォーカシングランプ603の発光輝度は、マイコ
ン200もしくはマイコン1のソフトウエアにより、図
3に示すようにパターン生成されて出力された信号(L
AMP信号)によりトランジスタ駆動回路604が動作
することで変わる。すなわち、マイコン200もしくは
マイコン1とフォーカシングランプ駆動回路600(ト
ランジスタ駆動回路604)により請求の範囲にいう制
御手段が構成される。
【0049】また、上記パターンについては、マイコン
200もしくはマイコン1のROM上に記憶させてもよ
いし、EEPROM400もしくはEEPROM3に記
憶させてもよい。
【0050】700は表示回路であり、ストロボ制御に
関する情報(TTLオート、マニュアル設定光量値等の
情報や充電完了情報等)を表示するLCD,LED等を
用いた回路である。
【0051】800は各種スイッチの状態を常時検出す
るスイッチ検出回路である。スイッチとしては、ストロ
ボ制御に関する設定スイッチ(TTLオート、マニュア
ル設定光量値等を設定するスイッチ)や、フォーカシン
グランプの点灯の有無を設定するスイッチFSWがあ
る。
【0052】次に、図2を用いてフォーカシングランプ
駆動回路600のうちトランジスタ駆動回路604の詳
しい回路構成について説明する。なお、601〜603
は前述した通りである。
【0053】トランジスタ駆動回路604の内部におい
て、6041がツエナダイオードで、NPNトランジス
タ601のベースとGND間に接続されている。604
2は抵抗であり、一端はNPNトランジスタ601のベ
ースに接続され、他端はツエナダイオード604のカソ
ードと後述の抵抗6043の一端に接続されている。
【0054】6043は抵抗であり、一端は抵抗604
2の他端に、他端はGNDに接続されている。6044
はPNPトランジスタであり、コレクタは抵抗6043
の一端と抵抗6042の他端とに接続されている。ま
た、エミッタは定電圧回路500の出力V2と後述の抵
抗6046の一端とに接続されている。さらに、ベース
は後述の抵抗6045の一端に接続されている。
【0055】6045は抵抗であり、一端はPNPトラ
ンジスタ6044のベースに接続されており、他端は後
述のNPNトランジスタ6047のコレクタに接続され
ている。
【0056】6046は抵抗であり、一端はPNPトラ
ンジスタ6044のベースに接続されており、他端はP
NPトランジスタ6044のエミッタに接続されてい
る。
【0057】6047はNPNトランジスタであり、コ
レクタは抵抗6045の他端に接続されており、エミッ
タはGNDに接続されている。また、ベースは後述の抵
抗6048の一端と抵抗6049の一端とに接続されて
いる。
【0058】6048は抵抗であり、NPNトランジス
タ6047のベース−エミッタ間に接続されている。
【0059】6049は抵抗であり、一端はNPNトラ
ンジスタ6047のベースに接続されており、他端はマ
イコン200に接続されている(LAMP信号)。
【0060】次に、トランジスタ駆動回路604の動作
について説明する。LAMP信号がローレベル(以下、
LLと略す)からハイレベル(以下、HLと略す)にな
ると、抵抗6049を介してNPNトランジスタ604
7がオンして、抵抗6045を介してPNPトランジス
タ6044のベース電流を引きオンし、コレクタに定電
圧V2からトランジスタのVCE電圧を引いた電圧が発
生する。
【0061】そして、抵抗6042を介してNPNトラ
ンジスタ601のベースに電流が流れ、NPNトランジ
スタ601をオンする。このとき、NPNトランジスタ
601のベースにツエナダイオード6041があるた
め、ベース電位は設定した電圧以上にならないようにな
っている。
【0062】NPNトランジスタ601がオンすると、
電池101からの電圧Vbatにより抵抗602を介し
て電流が流れ、フォーカシングランプ603に電流が流
れてこれがが点灯する。
【0063】LAMP信号がHLからLLになると、N
PNトランジスタ6047、PNPトランジスタ604
4、NPNトランジスタ601がオフして、電池101
からの通電が止まり、フォーカシングランプ603に流
れる電流も停止してこれが消灯する。
【0064】次に、図4から図8に示すフローチャート
に基づいて、本実施形態のカメラシステムの動作(マイ
コン1,200のプログラム動作)ついて説明する。な
お、図4および図5における丸囲みの同じ数字が付され
た部分は、互いにつながっていることを示す。
【0065】まず、カメラ本体部側に電池(不図示)が
接続され、メインスイッチ(不図示)が投入されると、
定電圧回路(不図示)が起動する。これにより、定電圧
回路に発生した定電圧がマイコン1や各回路ブロックに
供給される。マイコン1に電源が入力されることにより
内部のCPUのリセットが行われる。また、同様にスト
ロボ部側においても、電池101が接続されると、定電
圧回路500が起動し、定電圧回路500に発生した定
電圧がマイコン200や各回路ブロックに供給される。
マイコン200に電源が入力されることにより内部のC
PUのリセットが行われる。
【0066】ステップ(図においては、Sと略す)1で
は、マイコン1は初期設定を行なう。つまり、プログラ
ムのフラグ(例えば。フラッシュフラグFAL等をクリ
アしたり、メモリの内容をリセットしたりする。
【0067】ステップ2では、マイコン1は、スイッチ
検出回路4を通じてカメラの各種スイッチの状態を検知
する。なお、撮影モードスイッチの状態検出について
は、図8のフローチャートで説明する。
【0068】次に、ステップ3では、レリーズボタンの
半押しによりSW1がオンしたか否かを判別し、オンの
ときはステップ4に進み、オフのときはステップ2に戻
る。
【0069】ステップ4では、マイコン1は、電池1の
電圧(バッテリ電圧)を示す信号をバッテリチェック回
路(不図示)に送る。バッテリチェック回路では、電池
1に一定の負荷を与え、このときの電圧降下をチェック
する。そして、このバッテリ電圧(レベル)は、マイコ
ン1内のA/Dコンバータでアナログ値からデジタル値
に変換させ、メモリされる。
【0070】続いてステップ5では、マイコン1は、検
知したバッテリ電圧が所定レベル(例えば、カメラ最低
動作保証電圧)以下か否かを判別し、所定レベル以下
(NG)であるときはステップ2に戻り、所定レベルを
越えているときはステップ6に進む。
【0071】ステップ6では、マイコン1は、フォーカ
シングランプの選択・制御についての動作を行う。な
お、その詳細は後述する。
【0072】ステップ7では、マイコン1から焦点検出
回路11に信号を送り、前述したアクティブ測距又はパ
ッシブ測距動作を行わせる。マイコン1は、焦点検出回
路11からの検出結果に基づいて被写体の距離情報を演
算する。
【0073】そして、マイコン1は、演算した距離情報
に基づいてレンズ制御回路12に信号を送り、ステッピ
ングモータ等により必要量だけレンズ位置を変化させ、
ピント合わせを行う。
【0074】ステップ8では、マイコン1から測光回路
5に信号を送り、被写体輝度を測定させる。マイコン1
は、測光回路5による測光結果(測光データ又は信号)
に基づいて適正な露出を得るためのシャッタ速度および
絞り値を決定する。
【0075】次に、ステップ9では、マイコン1は、測
光回路5による測光結果に基づいて、被写体輝度が所定
輝度より低いか否かを判別し、低いときはストロボを使
用するとしてステップ10に進み、高いときはストロボ
を使用しないとしてステップ12に進んで、フラッシュ
フラグFAL=0をたてる。
【0076】ステップ10では、マイコン1はマイコン
200に信号を送り、ストロボ(主コンデンサ104)
の充電を行うフラッシュモードシーケンスを実行させ
る。なお、このシーケンスについては図7で詳細に説明
する。
【0077】フラッシュモードシーケンスが終了する
と、ステップ11に進み、マイコン1は、充電が完了し
たか否かを判断する。完了のときは、マイコン1は充電
完了のラッチ動作を行って表示回路13に充電完了表示
を行い、ステップ13に進む。また、完了していなけれ
ばステップ2に戻る。
【0078】ステップ13では、レリーズスイッチの全
押しによりSW2がオンしたか否かを判別し、オフのと
きはステップ2に戻り、オンのときは図5のステップ1
4に進む。
【0079】ステップ14では、マイコン1は、焦点検
出回路11の検出結果を再度取得し、SW2のオン後に
被写体が移動したときにはレンズ制御回路12を通じて
ステッピングモータ等により必要量だけレンズ位置を変
化させ、ピント合わせを行う。被写体が移動していなけ
ればレンズ位置を移動させない。
【0080】ステップ15では、シャッタ絞り制御なら
びにストロボ発光制御を行なう。このシーケンスは、図
6で詳細に説明する。
【0081】続いて、ステップ16では、マイコン1
は、レンズ制御回路12を通じてレンズ駆動動作を行
い、レンズをリセット位置(初期位置)に戻す。
【0082】次に、ステップ17では、マイコン1は、
フィルム給送回路13を通じてフィルムの1駒巻き上げ
動作を行なう。
【0083】次に、ステップ18では、フラッシュフラ
グを判別して、フラッシュフラグFAL=1(フラッシ
ュモードシーケンスにてたてられる)でストロボが必要
であるときはステップ19に、FAL=0でストロボが
必要でないときはステップ2に戻る。
【0084】次に、ステップ19では、マイコン1は、
マイコン200にステップ10と同様のフラッシュモー
ドシーケンスを実行させる。
【0085】図6には、ステップ15にて行われるシャ
ッタ・絞り制御およびストロボ発光制御の動作フローチ
ャートを示している。
【0086】まず、ステップ1501では、マイコン1
は、ステップ8にて測光データに基づいて決められたシ
ャッタスピード・絞り値にするため、シャッタ制御回路
9および絞り制御回路10の動作を開始させる。
【0087】ステップ1502では、フラッシュフラグ
を判別して、フラッシュフラグFAL=1でフラッシュ
が必要であるときはステップ1503に、FAL=0で
フラッシュが必要でないときはステップ1508に進
む。
【0088】次に、ステップ1503では、マイコン1
はマイコン200に信号を送り、マイコン200はトリ
ガ信号(TRIG1)を出力する。
【0089】主コンデンサ104により放電発光管10
6に高圧が印加された状態でTRIG1信号が出力され
ると、前述したようにトリガトランスの二次巻線に高圧
パルスが発生し、放電発光管106に発光トリガがかか
る。これにより、放電発光管106が放電して発光する
(ステップ1504)。
【0090】ステップ1505では、マイコン1は、放
電発光管106からの発光量が適正光量(予めマイコン
1が、被写体輝度、シャッタースピードおよび絞り値等
から演算した適正露出を得るための発光量)に達したか
否かをTTL調光回路6を通じて判別する。そして、適
正光量に達するとステップ1506に進む。
【0091】ステップ1506では、マイコン1はマイ
コン200に信号を送り、マイコン200はトリガ信号
(TRIG2)を出力する。
【0092】TRIG2信号が出力されると、発光停止
回路107は、スイッチ素子(IGBT等)により放電
発光管106の放電を停止させ、発光を停止させる。こ
のようにして、放電発光管106を適正露出を得るため
に必要な発光量だけ発光させる。
【0093】ステップ1508では、マイコン1は、ス
テップ8にて得た測光データならびに発光量・露出演算
により決められたシャッタスピード・絞り値にするため
シャッタ制御回路9および絞り制御回路10の動作を停
止させる。そしてステップ16に戻る。
【0094】次に、ステップ10とステップ19で実行
されるフラッシュモードシーケンスについて図7を用い
て説明する。
【0095】まずステップ1001では、マイコン1
は、ストロボを使用することを示すフラッシュモードフ
ラグFAL=1をたてる。
【0096】次に、ステップ1002では、マイコン2
00は、主コンデンサ104の電圧を、例えば分圧抵抗
を通じて検出し、主コンデンサ104の電圧に比例した
OSC信号として昇圧回路102に出力する。
【0097】ここで、マイコン200は、内部での命令
により、内蔵したA/Dコンバータを同じく内蔵された
マルチプレクサにつなぎ、主コンデンサ104の充電電
圧をアナログ値からデジタル値(電圧に対応)に変換し
て記憶する。このとき測定した充電電圧のレベルが予め
設定した放電発光管106の発光可能電圧で撮影可能な
充電完了レベルであるか否かを判別し、発光可能である
充電完了状態のときはステップ1003に、発光可能で
ない充電未完了状態のときはステップ1005に進む。
【0098】ステップ1003では、昇圧回路102に
よる昇圧動作を停止させるために、マイコン200より
発振開始信号OSC信号を”HL”から”LL”にす
る。これにより昇圧回路102に対する電池101から
の電源供給が遮断され、発振(つまりは、主コンデンサ
104の充電)が停止する。
【0099】続いてステップ1004では、マイコン2
00は、表示回路700に充電完了表示を行わせる。ま
た、マイコン200はマイコン1に信号を送り、マイコ
ン1は表示回路14に充電完了表示を行う。そしてステ
ップ11もしくはステップ2へ戻る。
【0100】ステップ1002にて充電が完了していな
いときは、ステップ1005にて、昇圧回路102によ
る昇圧動作を行わせるために、マイコン200は発振開
始信号OSC信号を”LL”から”HL”にする。これ
により、電池101の電源が発振トランス(不図示)に
供給され、発振がスタートする。すなわち、発振トラン
スの2次側に高圧電圧が発生して整流ダイオード(不図
示)を介して主コンデンサ104への充電を行なう。な
お、ステップ1002での充電電圧レベルは、マイコン
200もしくはEEPROM400にて記憶しておく。
【0101】次に、ステップ6にて行われるフォーカシ
ングランプ選択・制御シーケンスについて図8を用いて
説明する。
【0102】まず、ステップ601では、マイコン20
0は、スイッチ検出回路800を通じてフォーカシング
ランプスイッチFSWの状態を判別し、フォーカシング
ランプスイッチFSWがオンのときはステップ602−
1に、オフのときはそのまま本シーケンスを終了してス
テップ7に進む。
【0103】ステップ602−1では、マイコン1は、
スイッチ検出回路4を通じて撮影モードスイッチの状態
を検出し、現在、Av優先モードに設定されているか否
かを判別する。Av優先モードに設定されているときは
ステップ604に進み、Av優先モードに設定されてい
ない場合(シャッタスピード優先モード、マニュアル測
光モード又はスローシンクロモードに設定されている場
合)はステップ603に進む。
【0104】ステップ603では、マイコン1はマイコ
ン200に信号を送り、マイコン200はMODE0の
ランプ駆動信号(LAMP信号)をフォーカシングラン
プ駆動回路600に出力する。MODE0のランプ駆動
信号は、図3に示すように、予め設定されたパルス幅
(例えば、80%オンデューティ)および繰り返し周期
を有するパルス信号として出力される。このときのパル
ス幅および周期の設定に関しては、マイコン200内の
メモリ又はEEPROM400に記憶させておいてもよ
いし、マイコン1内のメモリ又はEEPROM3に記憶
させておいてもよい。
【0105】そして、ステップ603にてLAMP信号
が入力されたフォーカシングランプ駆動回路600で
は、NPNトランジスタ601の駆動回路604に信号
が送られ、LAMP信号がLLからHLになると抵抗6
049を介してNPNトランジスタ6047がオンし、
抵抗6045を介してPNPトランジスタ6044のベ
ース電流を引いてオンし、コレクタに定電圧V2からト
ランジスタのVCE電圧を引いた電圧が発生する。
【0106】これにより、抵抗6042を介してNPN
トランジスタ601のベースに電流が流れ、NPNトラ
ンジスタ601がオンする。そして、NPNトランジス
タ601がオンすると、電池101からの電圧Vbat
により抵抗602を介してフォーカシングランプ603
に電流が流れ、これが点灯する。
【0107】LAMP信号がHLからLLになると、N
PNトランジスタ6047、PNPトランジスタ604
4、NPNトランジスタ601がオフして電圧Vbat
の供給が止まり、フォーカシングランプ603が消灯す
る。
【0108】このようなフォーカシングランプ603の
点灯・消灯(点滅)動作を、速く繰り返すことで、人の
目にフォーカシングランプ603が点灯しているように
見せる。そして、マイコン200は、設定時間の間、フ
ォーカシングランプ603の点滅動作を行わせ、設定時
間の経過により又はSW2のオンによりフォーカシング
ランプ603を消灯させる。
【0109】一方、ステップ604では、マイコン1は
マイコン200に信号を送り、マイコン200はMOD
E1のランプ駆動信号(LAMP信号)をフォーカシン
グランプ駆動回路600に出力する。MODE1のラン
プ駆動信号は、図3に示すように、MODE0のランプ
駆動信号よりも短いパルス幅(例えば、30%オンデュ
ーティ)で同じ繰り返し周期のパルス信号として出力さ
れる。このときのパルス幅および周期の設定に関して
も、マイコン200内のメモリ又はEEPROM400
に記憶させておいてもよいし、マイコン1内のメモリ又
はEEPROM3に記憶させておいてもよい。
【0110】そして、ステップ604にてLAMP信号
が入力されたフォーカシングランプ駆動回路600で
は、上記と同様にしてフォーカシングランプ603を点
滅させる。この場合も、ステップ603と同様に、フォ
ーカシングランプ603の点滅を速く繰り返すことで、
人の目には点灯しているように見せる。
【0111】ただし、MODE1でのフォーカシングラ
ンプ603の点灯時間(パルス幅)はMODE0での点
灯時間(パルス幅)よりも短いため、フォーカシングラ
ンプ603の発光輝度が下がる。そして、マイコン20
0は、設定時間の間、フォーカシングランプ603の点
滅動作を行わせ、設定時間の経過により又はSW2のオ
ンによりフォーカシングランプ603を消灯させる。
【0112】このように、本実施形態によれば、周囲が
暗い状況でのマクロ撮影に使用されることが多い絞り優
先モードが設定された場合において、焦点検出のために
発光するフォーカシングランプ603の光が被写体の測
光結果に影響することを極力抑えることができ、本来の
被写体の明るさに応じた適正露出が得られる。また、フ
ォーカシングランプ603の発光輝度を低くすることに
より、電池101の消耗も抑えることができる。
【0113】(第2実施形態)図9には、本発明の第2
実施形態であるカメラシステムにおける動作フローチャ
ートを示している。このフローチャートは、第1実施形
態にて説明したステップ6で行われるフォーカシングラ
ンプ選択・制御の動作フローチャートである。なお、カ
メラシステムの構成および他の動作フローチャートは第
1実施形態と同様である。
【0114】図9において、ステップ601,ステップ
603,ステップ604は第1実施形態と同じである。
【0115】ステップ601にてフォーカシングランプ
スイッチFSWがオンのときは、ステップ602−2に
進み、マイコン1は、スイッチ検知回路4を通じて撮影
モードスイッチがスローシンクロモードに設定されてい
るか他の撮影モード(絞り(Av)優先モード、シャッ
タ優先モード、マニュアルモード)に設定されているか
を判別する。
【0116】スローシンクロモードに設定されていると
きは、ステップ604に進んでMODE1でのフォーカ
シングランプ603の点滅動作を行わせ、スローシンク
ロモードに設定されていない場合はステップ603に進
んでMODE0でのフォーカシングランプ603の点滅
動作を行わせる。
【0117】このように、本実施形態によれば、周囲が
暗い状況でのマクロ撮影に使用される場合があるスロー
シンクロモードが設定された場合において、焦点検出の
ために発光するフォーカシングランプ603の光が被写
体の測光結果に影響することを極力抑えることができ、
本来の被写体の明るさに応じた適正露出が得られる。ま
た、フォーカシングランプ603の発光輝度を低くする
ことにより、電池101の消耗も抑えることができる。
【0118】(第3実施形態)図10には、本発明の第
3実施形態であるカメラシステムにおける動作フローチ
ャートを示している。このフローチャートは、第1実施
形態にて説明したステップ6で行われるフォーカシング
ランプ選択・制御の動作フローチャートである。なお、
カメラシステムの構成および他の動作フローチャートは
第1実施形態と同様である。
【0119】図10において、ステップ601,ステッ
プ603,ステップ604は第1実施形態と同じであ
る。
【0120】ステップ601にてフォーカシングランプ
スイッチFSWがオンのときは、ステップ602−3に
進み、マイコン1は、スイッチ検知回路4を通じて撮影
モードスイッチが絞り(Av)優先モードに設定されて
いるか他の撮影モード(シャッタ優先モード、マニュア
ルモード、スローシンクロモード)に設定されているか
を判別する。
【0121】絞り(Av)優先モードに設定されている
ときはステップ604に進んでMODE1でのフォーカ
シングランプ603の点滅動作を行わせ、絞り(Av)
優先モードに設定されていない場合はステップ602−
4に進む。
【0122】ステップ602−4では、マイコン1は、
スイッチ検知回路4を通じて撮影モードスイッチがスロ
ーシンクロモードに設定されているか他の撮影モード
(シャッタ優先モード、マニュアルモード)に設定され
ているかを判別する。
【0123】スローシンクロモードに設定されていると
きは、ステップ604に進んでMODE1でのフォーカ
シングランプ603の点滅動作を行わせ、スローシンク
ロモードに設定されていない場合はステップ603に進
んでMODE0でのフォーカシングランプ603の点滅
動作を行わせる。
【0124】このように、本実施形態によれば、周囲が
暗い状況でのマクロ撮影に使用されことが多い又は場合
がある絞り(Av)優先モードやスローシンクロモード
が設定された場合において、焦点検出のために発光する
フォーカシングランプ603の光が被写体の測光結果に
影響することを極力抑えることができ、本来の被写体の
明るさに応じた適正露出が得られる。また、フォーカシ
ングランプ603の発光輝度を低くすることにより、電
池101の消耗も抑えることができる。
【0125】なお、上記各実施形態で示した回路構成や
フローチャートは例にすぎず、同じ結果が得られるもの
であればこれらと異なるものを用いてもよい。
【0126】また、上記各実施形態では、フォーカシン
グランプ603の発光デューティを下げることで発光輝
度を低下させる場合について説明したが、フォーカシン
グランプ603への通電回路に設けられた抵抗602の
抵抗値をスイッチ素子等を用いて上げることで発光輝度
を下げるようにしてもよい。
【0127】また、上記各実施形態では、発光手段とし
てフォーカシングランプ603を用いた場合について説
明したが、ランプに代えてLEDその他の発光素子を用
いてもよい。
【0128】さらに、上記各実施形態では、銀塩フィル
ムを用いるカメラシステムについて説明したが、本発明
は、デジタルカメラにも適用することができる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周囲が暗い状況でのマクロ撮影に使用されることが多い
又は場合がある絞り優先モードやスローシャッターモー
ド等の撮影モードが設定された場合において、焦点検出
のために発光するフォーカシングランプ等の発光手段の
光が被写体の測光結果に影響することを極力抑えること
ができ、本来の被写体の明るさに応じた適正露出を得る
ことができる。しかも、発光手段の発光輝度を低くする
ので、電池の消耗も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラシステムの
回路ブロック図。
【図2】上記カメラシステムにおけるフォーカシングラ
ンプ駆動回路の内部構成図。
【図3】上記フォーカシングランプ駆動回路の動作モー
ドを示したグラフ図。
【図4】上記カメラシステムの動作フローチャート。
【図5】上記カメラシステムの動作フローチャート。
【図6】上記カメラシステムの動作フローチャート。
【図7】上記カメラシステムの動作フローチャート。
【図8】上記カメラシステムの動作フローチャート。
【図9】本発明の第2実施形態であるカメラシステムの
動作フローチャート。
【図10】本発明の第3実施形態であるカメラシステム
の動作フローチャート。
【符号の説明】
1,200 マイコン 3,400 EEPROM 4,800 スイッチ検出回路 5 測光回路 6 TTL調光回路 7 シャッタスピード設定・検出回路 8 絞り値設定・検知回路 11 焦点検出回路。 101 電池 103 電圧検知回路 104 主コンデンサ 106 放電発光管 600 フォーカシングランプ駆動回路 603 フォーカシングランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 AB01 AB04 AB06 BC11 BC13 CC00 CD13 GA09 GA28 GA75 HA04 HA06 2H011 DA06 DA08 2H051 EB07 EB09 EB16 EB19 2H053 AA01 AA08 AA09 AB01 AB03 AB08 AD23 BA72 BA82 DA00 DA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点検出のために発光する発光手段を有
    するとともに、複数の撮影モードを選択的に設定可能な
    カメラシステムにおいて、 撮影モードとして絞り優先モードが設定されたときに、
    前記発光手段の発光輝度を前記絞り優先モード以外の撮
    影モードが設定されたときよりも低くする制御手段を有
    することを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 焦点検出のために発光する発光手段を有
    するとともに、複数の撮影モードを選択的に設定可能な
    カメラシステムにおいて、 撮影モードとしてスローシャッタモードが設定されたと
    きに、前記発光手段の発光輝度を前記絞り優先モード以
    外の撮影モードが設定されたときよりも低くする制御手
    段を有することを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 焦点検出のために発光する発光手段を有
    するとともに、複数の撮影モードを選択的に設定可能な
    カメラシステムにおいて、 撮影モードとしての絞り優先モード又はスローシャッタ
    モードが設定されたときに、前記発光手段の発光輝度を
    前記絞り優先モードおよびスローシャッタモード以外の
    撮影モードが設定されたときよりも低くする制御手段を
    有することを特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記発光手段の発光動
    作に対してデューティ制御を行い、発光デューティを下
    げることにより前記発光手段の発光輝度を低くすること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカメラ
    システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記発光手段への通電
    回路の抵抗値を上げることにより前記発光手段の発光輝
    度を低くすることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載のカメラシステム。
  6. 【請求項6】 前記発光手段が、フォーカシング光源で
    あることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    のカメラシステム。
  7. 【請求項7】 カメラ本体に対して着脱可能なストロボ
    装置を有しており、前記発光手段が前記ストロボ装置に
    設けられていることを特徴とする請求項1から6のいず
    れかに記載のカメラシステム。
  8. 【請求項8】 前記ストロボ装置は、マクロストロボ装
    置であることを特徴とする請求項7に記載のカメラシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記発光手段が発光している状態で、測
    光回路による測光動作が行われ、この測光回路による測
    光結果に応じて露出制御が行われることを特徴とする請
    求項1から8のいずれかに記載のカメラシステム。
  10. 【請求項10】 前記発光手段が発光している状態で、
    測光回路による測光動作が行われ、この測光回路による
    測光結果に応じてストロボ発光が行われることを特徴と
    する請求項1から8のいずれかに記載のカメラシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記発光手段および前記測光回路は、
    レリーズボタンにおける撮影準備動作を行わせるための
    第1の操作により作動することを特徴とする請求項9又
    は10に記載のカメラシステム。
  12. 【請求項12】 前記発光手段は、レリーズボタンにお
    ける撮影動作を行わせるための第2の操作により不作動
    となることを特徴とする請求項11に記載のカメラシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記発光手段は、前記第1の操作が行
    われた後、所定時間内に前記第2の操作が行われないと
    きに、前記所定時間の経過時に不作動となることを特徴
    とする請求項12に記載のカメラシステム。
  14. 【請求項14】 被写体を照明するためのフォーカシン
    グ光源および測光動作を行う測光回路を備え、前記フォ
    ーカシング光源による照明下における前記測光回路によ
    る測光結果に応じて露出制御又はストロボ発光の可否決
    定を行うカメラシステムにおいて、撮影モードとしてマ
    クロ撮影に適したモードが選択されたときにおける前記
    フォーカシング光源の輝度を、それ以外のモードが選択
    されたときにおける輝度よりも低くする手段を設けたこ
    とを特徴とするカメラシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414666B2 (en) 2002-07-24 2008-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha Portable device having exposure-adjustable image pick-up unit and exposure adjusting device
JP2008203313A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nikon Corp 振れ補正装置、カメラシステム、カメラボディおよび交換レンズ

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