JP2001338388A - 情報提供システムならびに当該システムに用いられる情報提供装置および情報受信装置 - Google Patents

情報提供システムならびに当該システムに用いられる情報提供装置および情報受信装置

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JP2001338388A
JP2001338388A JP2001038020A JP2001038020A JP2001338388A JP 2001338388 A JP2001338388 A JP 2001338388A JP 2001038020 A JP2001038020 A JP 2001038020A JP 2001038020 A JP2001038020 A JP 2001038020A JP 2001338388 A JP2001338388 A JP 2001338388A
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Tetsuya Matsuyama
哲也 松山
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報受信装置が複数の情報提供装置からデー
タを受信するシステムにおいて、情報受信装置が受信し
た場所に適応した情報を提供する。 【解決手段】 受信端末装置100と複数の情報提供装
置200とを含み、情報提供装置200は、情報と情報
IDとを含む情報項目を記憶するデータ記憶部220
と、情報項目を情報受信装置へ送信する送信部210と
を含み、情報項目は情報提供装置200が設置された場
所が情報IDにより特定される地域に近いほど詳しくな
る情報を含み、受信端末装置100は、情報IDを記憶
するID記憶部124と、情報提供装置200の任意の
1台から情報項目を受信する受信部112と、受信した
情報項目の中で情報ID記憶部124に記憶された情報
IDと所定の関係を有する情報項目を検索する検索部1
42と検索された情報項目を出力する出力部116とを
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等か
らなる情報処理装置間における情報伝送技術に関し、特
に、複数の送信機から情報の伝送を受ける携帯可能な情
報端末装置を用いた情報伝送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ間において情報を送受信す
るシステムの一例として、地図データベースを記憶した
コンピュータから移動端末装置へ、移動端末装置の位置
情報に基づく道案内情報を送信するシステムがある。こ
のような道案内システムとして、特開平6−12087
7号公報に開示されるものがある。
【0003】図12を参照して、この道案内システム
は、第1の無線基地局400を介して無線移動局500
から受信した目的地情報に基づいて音声ガイドを生成す
るセンターコンピュータ700と、公衆回線600によ
りセンターコンピュータ700に接続され、各々管理す
るゾーン402,412,422内に在圏する無線移動
局500と無線通信を行なう第1の無線基地局400、
第2の無線基地局410および第3の無線基地局420
と、移動者により目的地情報が入力されたり、入力され
た目的地情報を第1の無線基地局400を介してセンタ
ーコンピュータ700へ送信したり、第1の無線基地局
400、第2の無線基地局410および第3の無線基地
局412から受信した音声ガイドを出力したりする無線
移動局500とを含む。センターコンピュータ700
は、地図データベースと、地図データベースと公衆回線
600とに接続され、無線移動局500の現在地を含む
ゾーン402を管理する第1の無線基地局400から受
信した目的地情報と、第1の無線基地局400の位置情
報から認識される無線移動局500の現在地と、地図デ
ータベースとに基づいて、現在地から中継地へ到達する
ための第1の音声ガイドを生成するための音声ガイド生
成回路と、音声ガイド生成回路に接続され、生成した第
1の音声ガイドを第1の無線基地局400を介して無線
移動局500へ送信する送信回路とを含む。センターコ
ンピュータ700は、さらに、公衆回線600に接続さ
れ、中継地を含むゾーン412を管理する第2の無線基
地局410から無線移動局500の在圏信号を受信する
在圏信号受信回路を含み、音声ガイド生成回路は、中継
地から目的地へ到達するための第2の音声ガイドを生成
する回路を含み、送信回路は、生成した第2の音声ガイ
ドを第2の無線基地局410を介して無線移動局500
へ送信する回路を含む。
【0004】この公報に開示された道案内システムによ
ると、無線移動局500は、目的地情報を第1の無線基
地局400を介してセンターコンピュータ700へ送信
する。センターコンピュータ700の音声ガイド生成回
路は、第1の無線基地局400から受信した目的地情報
と、第1の無線基地局400および第2の無線基地局4
10の位置情報とから、現在地から中継地へ到達するた
めの第1の音声ガイドを生成したり、中継地から目的地
へ到達するための第2の音声ガイドを生成したりする。
センターコンピュータ700の送信回路は、生成した第
1および第2の音声ガイドを第1の無線基地局400お
よび第2の無線基地局410を介して無線移動局500
へ送信する。センターコンピュータ700の在圏信号受
信回路は、中継地を含むゾーン412を管理する第2の
無線基地局410から無線移動局500の在圏信号を受
信する。これにより、第1の無線基地局400を介して
受信した目的地情報などに基づいて現在地から中継地ま
での第1の音声ガイドが、センターコンピュータ700
から無線移動局500へ送信される。無線移動局500
においては、第1の音声ガイドが音声出力される。無線
移動局を携帯した者が第1の音声ガイドに従い、第2の
無線基地局410が管理するゾーン412まで移動する
と、第2の無線基地局410を介して無線移動局500
の在圏信号などに基づいて中継地から目的地までの第2
の音声ガイドが、無線移動局500へ送信される。無線
移動局500においては、第2の音声ガイドが音声出力
される。その結果、センターコンピュータ700におけ
る現在地から中継地および目的地までの指示を音声ガイ
ドで与えることにより、全く不案内な土地でも目的地に
到達できる道案内システムを提供できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の公報に開示され
た発明では、センターコンピュータ700から第1の無
線基地局400、第2の無線基地局410および第3の
無線基地局420を介して無線移動局500に送信さ
れ、無線移動局500が現在地から目的地に移動するに
従って、音声ガイドの内容は変更される。しかしなが
ら、変更される音声ガイドは、公衆回線600を介して
接続されたセンターコンピュータ700の地図データベ
ースに基づいているため、音声ガイドの詳しさは一定で
ある。すなわち、無線移動局500が目的地に近づいた
からといって、目的地周辺の情報をより詳しく案内する
ものではない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、情報受信装置が複数の情報提供装
置からデータを受信するシステムにおいて、情報受信装
置が受信した場所に適応した情報を情報受信装置が出力
できる、情報提供システムならびに当該システムに用い
られる情報提供装置および情報受信装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る情報提
供システムは、情報受信装置と、情報受信装置へ情報を
送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供システ
ムであって、情報提供装置の各々は、複数個の情報項目
を記憶するための情報記憶手段と、複数個の情報項目の
各々は、情報と、情報を識別する情報識別データとを含
み、情報記憶手段に接続され、情報記憶手段に記憶され
た情報項目を情報受信装置へ送信するための送信手段と
を含み、情報受信装置は、選択する情報の情報識別デー
タを記憶するための識別データ記憶手段と、複数の情報
提供装置の任意の1台の送信手段から、情報項目を受信
するための受信手段と、受信手段に接続され、受信手段
により受信した、情報項目を記憶するための記憶手段
と、識別データ記憶手段と記憶手段とに接続され、記憶
手段に記憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段
に記憶された情報識別データと所定の関係を有する情報
項目を選択して出力するための出力手段とを含む。
【0008】第1の発明によると、情報記憶手段は、複
数個の情報項目を記憶し、複数個の情報項目の各々は、
情報と、情報を識別する情報識別データとを含む。送信
手段は、情報記憶手段に記憶された情報項目を情報受信
装置へ送信する。識別データ記憶手段は、選択する情報
の情報識別データを記憶する。受信手段は、複数の情報
提供装置の任意の1台の送信手段から、情報項目を受信
する。記憶手段は、受信手段により受信した、情報項目
を記憶する。出力手段は、記憶手段に記憶された情報項
目の中で、識別データ記憶手段に記憶された情報識別デ
ータと所定の関係を有する情報項目を選択して出力す
る。これにより、たとえば、情報提供装置に、同じ情報
識別データであっても情報提供装置の設置された場所に
より情報の詳細さが異なるような情報項目を情報提供装
置に記憶させる。情報受信装置は、情報提供装置の任意
の1台から情報項目を受信すると、その情報受信装置が
受信した場所により詳細さが異なる情報を出力できる。
その結果、情報受信装置が複数の情報提供装置からデー
タを受信するシステムにおいて、情報受信装置が受信し
た場所に適応した情報を情報受信装置が出力できる、情
報提供システムを提供することができる。
【0009】第2の発明に係る情報提供システムは、情
報受信装置と、情報受信装置へ情報を送信する複数の情
報提供装置とを含む、情報提供システムであって、情報
受信装置は、選択する情報を識別する情報識別データを
記憶するための識別データ記憶手段と、識別データ記憶
手段に接続され、識別データ記憶手段に記憶された情報
識別データを、情報提供装置の任意の1台へ送信するた
めの識別データ送信手段とを含み、情報提供装置の各々
は、複数個の情報項目を記憶するための情報記憶手段
と、複数個の情報項目の各々は、情報と、情報を識別す
る情報識別データとを含み、情報受信装置の識別データ
送信手段から情報識別データを受信するための識別デー
タ受信手段と、情報記憶手段と識別データ受信手段とに
接続され、情報記憶手段に記憶された情報項目の中で、
識別データ受信手段により受信した情報識別データと所
定の関係を有する情報項目を選択して、選択された情報
項目を情報受信装置へ送信するための送信手段とを含
み、情報受信装置は、さらに、複数の情報提供装置の送
信手段から、選択された情報項目を受信するための受信
手段と、受信手段に接続され、受信手段により受信した
情報項目を記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続
され、記憶手段に記憶された情報項目を出力するための
出力手段とを含む。
【0010】第2の発明によると、識別データ記憶手段
は、選択する情報を識別する情報識別データを記憶す
る。識別データ送信手段は、識別データ記憶手段に記憶
された情報識別データを、情報提供装置の任意の1台へ
送信する。情報記憶手段は、複数個の情報項目を記憶す
る、なお、複数個の情報項目の各々は、情報と、情報を
識別する情報識別データとを含む。識別データ受信手段
は、識別データ送信手段から情報識別データを受信す
る。送信手段は、情報記憶手段に記憶された情報項目の
中で、識別データ受信手段により受信した情報識別デー
タと所定の関係を有する情報項目を選択して、選択され
た情報項目を情報受信装置へ送信する。受信手段は、複
数の情報提供装置の送信手段から、選択された情報項目
を受信する。記憶手段は、受信手段により受信した情報
項目を記憶する。出力手段は、記憶手段に記憶された情
報項目を出力する。これにより、たとえば、情報提供装
置に、同じ情報識別データであっても情報提供装置の設
置された場所により情報の詳細さが異なるような情報項
目を情報提供装置に記憶させる。情報受信装置は、情報
提供装置の任意の1台から情報項目を受信すると、その
情報受信装置が受信した場所により詳細さが異なる情報
を出力できる。その結果、情報受信装置が複数の情報提
供装置からデータを受信するシステムにおいて、情報受
信装置が受信した場所に適応した情報を情報受信装置が
出力できる、情報提供システムを提供することができ
る。
【0011】第3の発明に係る情報提供システムは、第
1の発明の構成に加えて、出力手段は、記憶手段に記憶
された情報項目の中で、識別データ記憶手段に記憶され
た情報識別データと一致する情報識別データを含む情報
項目を選択して出力するための手段を含む。
【0012】第3の発明によると、出力手段は、記憶手
段に記憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段に
記憶された情報識別データと一致する情報識別データを
含む情報項目を選択して出力する。これにより、情報受
信装置は、識別データ記憶手段に記憶された情報識別デ
ータと一致する情報識別データを含む情報項目を選択し
て出力することができる。
【0013】第4の発明に係る情報提供システムは、第
1の発明の構成に加えて、情報項目は、情報項目に含ま
れる情報に関連する情報を識別するための関連情報識別
データをさらに含み、出力手段は、記憶手段に記憶され
た情報項目の中で、識別データ記憶手段に記憶された情
報識別データと一致する、情報識別データまたは関連情
報識別データを含む情報項目を選択して出力するための
出力手段とを含む。
【0014】第4の発明によると、情報項目は、情報項
目に含まれる情報に関連する情報を識別するための関連
情報識別データをさらに含む。出力手段は、記憶手段に
記憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段に記憶
された情報識別データと一致する、情報識別データまた
は関連情報識別データを含む情報項目を選択して出力す
る。これにより、情報受信装置は、識別データ記憶手段
に記憶された情報識別データと一致する情報識別データ
を含む情報項目に加えて、情報識別データと一致する関
連情報識別データを含む情報項目を選択して出力するこ
とができる。
【0015】第5の発明に係る情報提供システムは、第
1の発明の構成に加えて、情報項目は、情報項目に含ま
れる情報に関連する情報を識別するための関連情報識別
データと関連情報の優先度とをさらに含み、出力手段
は、記憶手段に記憶された情報項目の中で、識別データ
記憶手段に記憶された情報識別データと一致する関連情
報識別データを含む情報項目を選択して、選択された情
報項目に含まれる優先度に基づいて、情報項目を出力す
るための手段を含む。
【0016】第5の発明によると、情報項目は、情報項
目に含まれる情報に関連する情報を識別するための関連
情報識別データと関連情報の優先度とをさらに含む。出
力手段は、記憶手段に記憶された情報項目の中で、識別
データ記憶手段に記憶された情報識別データと一致する
関連情報識別データを含む情報項目を選択して、選択さ
れた情報項目に含まれる優先度に基づいて、情報項目を
出力する。これにより、情報受信装置は、識別データ記
憶手段に記憶された情報識別データと一致する関連情報
識別データを含む情報項目を選択して、関連情報を優先
度に基づいて出力することができる。
【0017】第6の発明に係る情報提供システムは、第
1〜第5のいずれかの発明の構成に加えて、情報識別デ
ータは、複数の情報提供装置に共通する情報識別データ
であり、情報項目に含まれる情報は、情報識別データご
とに、情報提供装置が設置された場所により異なる情報
を含む。
【0018】第6の発明によると、複数の情報提供装置
に共通する情報識別データごとに、情報提供装置の設置
された場所により情報の詳細さが異なるような情報項目
を、情報提供装置に記憶させることができる。これによ
り、情報受信装置は、近くの情報提供装置から情報項目
を受信すると、その情報受信装置に情報項目を送信した
情報提供装置は設置された場所により情報の詳細さが異
なる情報項目を記憶しているので、情報受信装置が受信
した場所により詳細さが異なる情報を出力できる。その
結果、情報受信装置が複数の情報提供装置からデータを
受信するシステムにおいて、情報受信装置が受信した場
所に適応した情報を情報受信装置が出力できる、情報提
供システムを提供することができる。
【0019】第7の発明に係る情報提供システムは、第
1〜第5のいずれかの発明の構成に加えて、情報識別デ
ータは、複数の情報提供装置に共通する情報識別データ
であり、情報項目に含まれる情報は、情報識別データご
とに、情報提供装置が設置された場所により異なり、か
つ時間により異なる情報を含む。
【0020】第7の発明によると、複数の情報提供装置
に共通する情報識別データごとに、情報提供装置の設置
された場所により情報の詳細さが異なるように、かつ時
間により情報の内容が異なるように、情報項目を情報提
供装置に記憶させることができる。これにより、情報受
信装置は、近くの情報提供装置から情報項目を受信する
と、その情報受信装置に情報項目を送信した情報提供装
置は設置された場所により情報の詳細さが異なり、かつ
情報の内容はリアルタイムで変更される情報項目を記憶
しているので、情報受信装置が受信した場所により詳細
さが異なる最新の情報を出力できる。その結果、情報受
信装置が複数の情報提供装置からデータを受信するシス
テムにおいて、情報受信装置が受信した場所に適応した
最新の情報を情報受信装置が出力できる、情報提供シス
テムを提供することができる。
【0021】第8の発明に係る情報提供システムは、第
1〜第5のいずれかの発明の構成に加えて、情報識別デ
ータは、複数の情報提供装置に共通する地域情報識別デ
ータであり、情報項目に含まれる情報は、地域に関する
地域情報を含み、地域情報は、地域情報識別データごと
に、情報提供装置が設置された場所が地域情報識別デー
タにより特定される地域に近いほど詳しくなるような情
報を含む。
【0022】第8の発明によると、情報識別手段に記憶
された複数の情報提供装置に共通する情報識別データに
より特定される地域が近い場所に設置された情報提供装
置ほど、その特定される地域に関してより詳しい地域情
報を含む情報項目を記憶することができる。これによ
り、情報受信装置は、地域情報識別データにより特定さ
れる地域に、より近い情報提供装置から情報項目を受信
すると、地域情報識別データにより特定される地域に関
する、より詳しい地域情報を出力できる。その結果、情
報受信装置が複数の情報提供装置からデータを受信する
システムにおいて、情報受信装置が受信した場所に適応
した情報を情報受信装置が出力できる、情報提供システ
ムを提供することができる。
【0023】第9の発明に係る情報提供装置は、情報受
信装置と、情報受信装置へ情報を送信する複数の情報提
供装置とを含む、情報提供システムに用いられる情報提
供装置であって、複数個の情報項目を記憶するための情
報記憶手段と、複数個の情報項目の各々は、情報と、情
報を識別する情報識別データとを含み、情報記憶手段に
接続され、情報記憶手段に記憶された情報項目を情報受
信装置へ送信するための送信手段とを含む。
【0024】第9の発明によると、情報記憶手段は、複
数個の情報項目を記憶し、複数個の情報項目の各々は、
情報と、情報を識別する情報識別データとを含む。送信
手段は、情報記憶手段に記憶された情報項目を情報受信
装置へ送信する。これにより、たとえば、情報提供装置
に、同じ情報識別データであっても情報提供装置の設置
された場所により情報の詳細さが異なるような情報項目
を情報提供装置に記憶させる。情報受信装置は、近くの
情報提供装置から情報項目を受信すると、その情報受信
装置が受信した場所により詳細さが異なる情報を出力で
きる。その結果、情報受信装置が複数の情報提供装置か
らデータを受信するシステムにおいて、情報受信装置が
受信した場所に適応した情報を情報受信装置が出力でき
る、情報提供システムに用いられる情報提供装置を提供
することができる。
【0025】第10の発明に係る情報受信装置は、情報
受信装置と、情報受信装置へ情報を送信する複数の情報
提供装置とを含む、情報提供システムに用いられる情報
受信装置であって、情報提供装置は、複数個の情報項目
を記憶するための記憶手段を含み、複数個の情報項目の
各々は、情報と、情報を識別する情報識別データとを含
み、情報受信装置は、選択する情報の情報識別データを
記憶するための識別データ記憶手段と、複数の情報提供
装置の任意の1台から、複数個の情報項目を受信するた
めの受信手段と、受信手段に接続され、受信手段により
受信した、情報項目を記憶するための記憶手段と、識別
データ記憶手段と記憶手段とに接続され、記憶手段に記
憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段に記憶さ
れた情報識別データと所定の関係を有する情報項目を選
択して出力するための出力手段とを含む。
【0026】第10の発明によると、識別データ記憶手
段は、選択する情報の情報識別データを記憶する。受信
手段は、複数の情報提供装置の任意の1台の送信手段か
ら、情報項目を受信する。記憶手段は、受信手段により
受信した、情報項目を記憶する。出力手段は、記憶手段
に記憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段に記
憶された情報識別データと所定の関係を有する情報項目
を選択して出力する。これにより、たとえば、情報提供
装置に、同じ情報識別データであっても情報提供装置の
設置された場所により情報の詳細さが異なるような情報
項目を情報提供装置に記憶させる。情報受信装置は、近
くの情報提供装置から情報項目を受信すると、その情報
受信装置が受信した場所により詳細さが異なる情報を出
力できる。その結果、情報受信装置が複数の情報提供装
置からデータを受信するシステムにおいて、情報受信装
置が受信した場所に適応した情報を情報受信装置が出力
できる、情報受信装置を提供することができる。
【0027】第11の発明に係る情報受信装置は、情報
受信装置と、情報受信装置へ情報を送信する複数の情報
提供装置とを含む、情報提供システムに用いられる情報
受信装置であって、情報提供装置は、複数個の情報項目
を記憶するための情報記憶手段を含み、複数個の情報項
目の各々は、情報と、情報を識別する情報識別データと
を含み、情報提供装置は、さらに、情報識別データと所
定の関係を有する情報項目を選択して、選択された情報
項目を情報受信装置へ送信するための送信手段を含み、
情報受信装置は、選択する情報を識別する情報識別デー
タを記憶するための識別データ記憶手段と、識別データ
記憶手段に接続され、識別データ記憶手段に記憶された
情報識別データを、情報提供装置の任意の1台へ送信す
るための識別データ送信手段と、情報提供装置の任意の
1台の送信手段から、選択された情報項目を受信するた
めの受信手段と、受信手段に接続され、受信手段により
受信した情報項目を記憶するための記憶手段と、記憶手
段に接続され、記憶手段に記憶された情報項目を出力す
るための出力手段とを含む。
【0028】第11の発明によると、識別データ記憶手
段は、選択する情報を識別する情報識別データを記憶す
る。識別データ送信手段は、識別データ記憶手段に記憶
された情報識別データを、情報提供装置の任意の1台へ
送信する。受信手段は、複数の情報提供装置の送信手段
から、選択された情報項目を受信する。記憶手段は、受
信手段により受信した情報項目を記憶する。出力手段
は、記憶手段に記憶された情報項目を出力する。これに
より、たとえば、情報提供装置に、同じ情報識別データ
であっても情報提供装置の設置された場所により情報の
詳細さが異なるような情報項目を情報提供装置に記憶さ
せる。情報受信装置は、近くの情報提供装置から情報項
目を受信すると、その情報受信装置が受信した場所によ
り詳細さが異なる情報を出力できる。その結果、情報受
信装置が複数の情報提供装置からデータを受信するシス
テムにおいて、情報受信装置が受信した場所に適応した
情報を情報受信装置が出力できる、情報受信装置を提供
することができる。
【0029】第12の発明に係る情報受信装置は、第1
0の発明の構成に加えて、出力手段は、記憶手段に記憶
された情報項目の中で、識別データ記憶手段に記憶され
た情報識別データと一致する情報識別データを含む情報
項目を選択して出力するための手段を含む。
【0030】第12の発明によると、出力手段は、記憶
手段に記憶された情報項目の中で、識別データ記憶手段
に記憶された情報識別データと一致する情報識別データ
を含む情報項目を選択して出力する。これにより、情報
受信装置は、識別データ記憶手段に記憶された情報識別
データと一致する情報識別データを含む情報項目を選択
して出力することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明の繰返しは適宜省略する。
【0032】<第1の実施の形態>本発明の実施に形態
に係る情報提供システムは、携帯型の受信端末装置10
0と、受信端末装置100へ情報を送信する情報提供装
置200、300とを含む情報提供システムである。図
1および図2を参照して、この情報提供システムの全体
構成と情報の内容の概略を説明する。東京に住んでいる
者が自宅にて情報受信装置に、たとえば「法隆寺」を示
す情報ID(identification)「10010」を図2
(A)に示すように入力する。この受信端末装置100
を携帯して移動する。受信端末装置100が東京駅に設
置された情報提供装置200からの情報の受信が可能な
領域に入ると、受信端末装置100は情報を受信して、
情報ID「10010」に対応した情報が図2(B)に
示すように表示される。図2(B)に示す情報に従っ
て、この受信端末装置100を携帯して移動する。受信
端末装置100が奈良駅に設置された情報提供装置30
0からの情報の受信が可能な領域に入ると、受信端末装
置100は情報を受信して、情報識別データ「1001
0」に対応した情報が図2(C)に示すように表示され
る。情報提供装置200、300は、ぞれぞれの情報提
供装置200、300が設置された地域における情報を
リアルタイムに把握することができる管理者204、3
04により管理される。たとえば、情報提供装置300
を管理する管理者304は、情報識別データにより特定
される地域近くでないとリアルタイムで把握することが
困難な情報(情報提供装置300が設置された地域にお
いて、自動車事故により発生した道路渋滞など)を把握
して、自己が管理する情報提供装置300に入力する。
このようにすると、情報提供装置200、300から提
供される情報は、情報識別データにより特定される地域
と、情報提供装置200、300が設置された場所との
関係により、その情報の詳細の度合いが変わるととも
に、より近い地域においてはリアルタイムで情報の内容
が変わることになる。
【0033】次に、この受信情報端末100を携帯して
新幹線に乗車した者が、図2(B)に表示された内容と
は異なり、京都駅で下車せずに新大阪駅で下車した場合
を説明する。受信端末装置100が新大阪駅に設置され
た情報提供装置からの情報の受信が可能な領域に入る
と、受信端末装置100は情報を受信して、情報ID
「10010」に対応した情報が図2(D)に示すよう
に表示される。新大阪駅に設置された情報提供装置は、
前述の管理者204、304とは別の管理者により管理
されている。そのため、受信端末装置100には、たと
えば東京駅から新大阪駅を経由して法隆寺に行く経路が
表示されるのではなく、その場所(新大阪駅)から法隆
寺までの経路と、その時点(新大阪駅から法隆寺までの
経路におけるリアルタイム情報)とが表示される。この
ように、最初に表示された経路から逸脱しても、目的地
に容易に到達できるように、適切な情報が表示される。
【0034】このような情報提供システムの詳細につい
て、以下に説明する。なお、図1および図2を参照して
説明したように、情報提供システムは、複数台の情報提
供装置200、情報提供装置300を含み得るが、それ
らの構成はいずれも同じであるため、以下の説明では情
報提供装置200として説明する。
【0035】図3を参照して、本実施の形態に係る情報
提供システムは、受信端末装置100と情報提供装置2
00とを含む。受信端末装置100は、情報提供装置2
00に接続され、情報提供装置200から情報IDと情
報と関連情報IDと優先度とからなる情報項目を受信等
するための入出力部110と、入出力部110に接続さ
れ、情報提供装置200から受信した情報項目を記憶等
するための記憶部120と、受信した情報項目を情報I
Dに基づいて検索等するための検索・抽出部140とを
含む。さらに、受信端末装置100は、入出力部11
0、記憶部120および検索・抽出部140を制御する
ためのCPU(Central Processing Unit)(図示しな
い)を含む。CPUは、CPUで実行されるプログラム
や各種データを記録するためのROM(Read only memo
ry)と、CPUで実行される処理の中間データを記憶す
るためのRAM(random access memory)とを含む。
【0036】入出力部110は、複数の情報提供装置2
00の任意の1台の送信部210から、情報項目を受信
するための受信部112と、情報IDを入力するための
テンキーなどの入力部114と、情報提供装置200か
ら受信した情報を表示するための出力部116とを含
む。
【0037】受信部112は、無線通信により情報提供
装置200と接続されるものでも、有線通信により情報
提供装置200と接続されるものでもかまわない。本実
施の形態のように無線通信の場合には、受信端末装置1
00が情報提供装置200からの無線電波が到達する範
囲に入ると、受信部112は情報提供装置200からの
情報項目を受信する。
【0038】入力部114は、情報IDを入力するため
のテンキーなどを含むキーボードである。情報IDは数
字、アルファベット、それらを組合せたもの、または
「法隆寺」などの固有名詞そのものなどである。出力部
116は、情報提供装置200から受信した情報項目の
中から選択した情報を、文字として表示したり、音声と
して出力したりする。
【0039】情報IDについては、前述のように入力部
114から入力されるものでも、予め受信端末装置10
0に入力され、ID記憶部124に記憶されているもの
でもよい。たとえば、検索頻度が高く、固有名詞でない
「トイレ」などを示す情報IDは入力部114から入力
せずに、入力部114により選択できるようにしておく
こともできる。
【0040】記憶部120は、受信部112に接続さ
れ、情報提供装置200から受信した情報項目(情報I
D、情報、関連情報ID、優先度)を記憶するための受
信データ記憶部122と、入力部114に接続され、入
力部114から入力された情報ID等を記憶するための
ID記憶部124と、出力部116に接続され、出力す
るデータを一時的に記憶するための出力データ記憶部1
26とを含む。
【0041】検索・抽出部140は、受信データ記憶部
122とID記憶部124と出力データ記憶部126と
に接続され、受信した情報項目から、ID記憶部124
に記憶された情報IDを持つ情報項目を検索するための
検索部142と、ID記憶部124と検索部142とに
接続され、検索部142により検索された情報項目に含
まれる関連情報IDを抽出するための関連情報ID抽出
部144とを含む。
【0042】検索部142は、受信データ記憶部122
に記憶された情報項目の中から、入力部114により入
力されID記憶部124により記憶された情報IDと一
致する情報IDを含む情報項目を検索する。検索された
情報項目(情報ID、情報、関連情報ID、優先度)
は、出力データ記憶部126と関連情報ID抽出部14
4とに送信される。関連情報ID抽出部144は、検索
部142により検索された情報項目に含まれる関連情報
IDを抽出する。抽出された関連情報IDは、ID記憶
部124へ送信される。これにより、情報ID記憶部1
24には、入力部114から入力された情報IDと、そ
の情報IDにより検索された情報項目に含まれる関連情
報IDとが記憶される。そのため、検索部142におい
ては、入力された情報IDとその情報IDにより検索さ
れた情報項目に含まれる関連情報IDとに一致する、情
報IDを含む情報項目が検索される。
【0043】情報提供装置200は、情報IDと情報と
関連情報IDと優先度とからなる情報項目を記憶するた
めのデータ記憶部220と、データ記憶部220と受信
端末装置100とに接続され、データ記憶部に記憶され
た情報項目を受信端末装置100へ送信するための送信
部210と、データ記憶部220と送信部210とを制
御するための制御部(図示しない)とを含む。
【0044】図4(A)を参照して、情報項目は、情報
IDとその情報IDにより情報提供装置200の中で一
意的に定められる情報であるデータとを含み、図4
(B)を参照して、データには関連情報IDを含むもの
がある。たとえば、図4(A)に示す情報項目は「法隆
寺」を示す情報IDのみを含み、関連情報IDを含まな
いが、図4(B)に示す情報項目は「法隆寺」に関連す
る情報の関連情報IDを含む。この場合、「法隆寺」を
示す情報IDに基づいて検索部142が受信した情報項
目を検索すると、情報項目の情報IDに「法隆寺」を示
す情報IDを含む情報項目(図4(A))と、情報項目
の関連情報IDに「法隆寺」を示す情報IDを含む情報
項目(図4(B))とが検索される。
【0045】次に、図4(C)に示すように「法隆寺」
を示す情報IDを含むデータに「中宮寺」を示す関連情
報IDが含まれる場合を説明する。図4(C)に示す情
報項目が検索部142にて検索されると、その情報項目
に含まれる「中宮寺」を示す関連情報IDがID記憶部
124に記憶される。その結果、「法隆寺」を示す情報
IDまたは「中宮寺」を示す情報IDと一致する、情報
IDまたは関連情報IDを含む情報項目が検索される。
この結果、図4(C)に示す情報項目が検索された場合
には、図4(D)に示す「中宮寺」を示す情報IDと一
致する情報IDを含む情報項目、図4(E)に示す「中
宮寺」を示す情報IDと一致する関連情報IDを含む情
報項目を検索する。このようにして、「法隆寺」を示す
情報IDの情報項目のみならず、「法隆寺」を示す情報
IDに関連する情報項目が検索される。
【0046】図5(A)〜(C)を参照して、優先度に
ついて説明する。前述の説明のように、ID記憶部12
4に記憶された情報IDを含む情報項目、および関連情
報IDを含む情報項目を検索できる。その結果、最初に
入力部114から入力された情報IDのみならず、それ
に関連する情報、さらに、関連する情報に関連する情報
など、関連のある多くの情報項目が、検索部142で検
索され、出力データ記憶部126に一時的に記憶され
る。出力データ記憶部126に記憶される多くの情報項
目の中には、最初に入力した情報IDに関連性の高いデ
ータを含む情報項目と、それよりも関連性の低いデータ
を含む情報項目とが混在する。このような場合、優先度
の高いものを優先して出力部116に出力する。「法隆
寺」を示す情報IDに基づいて検索部142が受信デー
タ記憶部122に記憶された情報項目を検索すると、図
5(A)〜(C)に示すように、「バス路線C」、「バ
ス路線D」、「バス路線E」を示す情報IDを含む情報
項目が検索される。検索された情報項目は、関連情報I
Dとその関連情報の優先度を示すデータとを含む。この
優先度は、入力部114から入力された「法隆寺」を示
す情報IDとの関連の度合いを示す。
【0047】図6を参照して、バス路線Cは、奈良駅の
バス停と法隆寺前のバス停とを通る路線であり、法隆寺
前のバス停が法隆寺に最も近いため、法隆寺に行くには
最も便利な路線である。バス路線Dは、奈良駅のバス停
と法隆寺東口のバス停とを通る路線であり、法隆寺東口
のバス停は法隆寺前のバス停よりも法隆寺に遠いため、
法隆寺に行くには若干不便な路線である。バス路線E
は、奈良駅のバス停は通らず奈良駅から徒歩で20分ほ
どの市役所前のバス停と法隆寺前のバス停とを通る路線
であり、法隆寺に行くには不便な路線である。このよう
な場合、法隆寺に関連するこれらの情報項目の優先度と
して、バス路線Cに優先度3、バス路線Dに優先度2、
バス路線Eに優先度1が割当てられ、この優先度を示す
データが図5(A)〜(C)に示すように情報項目に含
まれる。
【0048】図7を参照して、情報提供システムの受信
端末装置100において実行されるプログラムは、以下
のような制御構造を有する。なお、情報提供装置200
においては、送信部210が送信可能な範囲に在圏する
受信端末装置100を検知すると、検知した受信端末装
置100に無線にて情報項目(情報ID、情報、関連情
報ID、優先度)を送信する。
【0049】ステップ100(以下、ステップをSと略
す)にて、受信端末装置100のCPUは、入力部11
4から情報IDが入力されたか否かを判断する。情報I
Dが入力されると(S100にてYES)、処理は、S
102へ移される。一方、情報IDが入力されないと
(S100にてNO)、処理はS100へ戻され、情報
IDの入力を待つ。
【0050】S102にて、CPUは、S100にて受
信した情報IDをID記憶部124に記憶する。なお、
この情報IDの入力は、予めID記憶部124に記憶さ
れた情報IDを選択するようにして入力されるものでも
かまわない。
【0051】S104にて、CPUは,、情報提供装置
200から情報項目を受信したか否かを判断する。この
判断は、受信端末装置100の受信部112を介して情
報提供装置200から情報項目を受信したか否かにより
行なわれる。前述の通り、受信端末装置100が情報提
供装置200の送信部210の無線による通信が可能な
領域に入ると、送信部210が受信部112に情報項目
を送信する。受信部112が情報項目を受信すると(S
104にてYES)、処理はS106へ移される。一
方、受信部112が情報項目を受信しないと(S104
にてNO)、処理はS104へ戻され、情報提供装置2
00からの情報項目の受信を待つ。
【0052】S106にて、CPUは、S104にて受
信した情報項目を受信データ記憶部122に記憶する。
このとき記憶されるデータは、情報ID、情報、関連情
報IDおよび優先度である。
【0053】S108にて、CPUは、S106にて受
信データ記憶部122に記憶した1つ目の情報項目が、
S102にてID記憶部124に記憶した情報IDに一
致する情報IDを含むか否かを判断する。記憶された情
報IDと一致する情報IDを含む情報項目である場合に
は(S108にてYES)、処理はS110へ移され
る。記憶された情報IDと一致する情報IDを含む情報
項目でない場合には(S108にてNO)、処理はS1
12へ移される。S110にて、CPUは、S108に
て検索した情報項目を出力データ記憶部126に記憶す
る。
【0054】S112にて、CPUは、S106にて受
信データ記憶部122に記憶した1つ目の情報項目が、
S102にてID記憶部124に記憶した情報IDに一
致する関連情報IDを含むか否かを判断する。記憶され
た情報IDと一致する関連情報IDを含む情報項目であ
る場合には(S112にてYES)、処理はS114へ
移される。記憶された情報IDと一致する関連情報ID
を含む情報項目でない場合には(S112にてNO)、
処理はS124へ移される。S114にて、CPUは、
S110にて抽出した情報項目を出力データ記憶部12
6に記憶する。
【0055】S116にて、CPUは、関連情報IDに
優先度を示すデータがあるか否かを判断する。図5
(A)〜(C)に示すように優先度を示すデータがある
場合には(S116にてYES)、処理はS118へ移
される。一方、図4(A)〜(E)に示すように優先度
を示すデータがない場合には(S116にてNO)、処
理はS120へ移される。
【0056】S118にて、CPUは、S108にて検
索した情報IDのリンク先として、関連情報IDとその
関連情報IDの優先度とを出力データ記憶部126に記
憶する。図8を参照して、出力データ記憶部126に記
憶される情報は、入力された情報IDである「法隆寺」
を示す情報IDに対して、リンク1として優先度3の
「バス路線C」を示す関連情報IDが、リンク2として
優先度2の「バス路線D」を示す関連情報IDが、リン
ク3として優先度1の「バス路線E」を示す関連情報I
Dが記憶される。S120にて、CPUは、S108に
て検索した情報IDのリンク先として、関連情報IDを
出力データ記憶部126に記憶する。これらS108〜
S120の処理は、検索部142により行なわれる。
【0057】S122にて、CPUは、S112にて検
索した関連情報IDを、ID記憶部124に追加記憶す
る。この処理は、関連情報ID抽出部144により行な
われる。
【0058】S124にて、CPUは、受信した情報項
目が終了したか否かを判断する。情報項目が終了でない
と(S124にてNO)、処理はS108へ戻され、次
の情報項目についてのS108〜S122の処理が行な
われる。一方、情報項目が終了であると(S124にて
YES)、処理はS126に移される。
【0059】S126にて、CPUは、出力データ記憶
部126に記憶された情報項目を、出力部116である
表示モニタなどに表示させる処理を行う。この後、処理
はS128へ移される。S128にて、CPUは、処理
終了であるか否かを判断する。この判断は、入力部11
4から処理終了コマンドが入力されたか否かにより行な
われる。処理終了コマンドが入力されないと(S128
にてNO)、処理はS104へ戻され、受信端末装置1
00が移動して前述の情報提供装置とは別体の情報提供
装置200からの情報項目の受信を待つ。一方、処理終
了コマンドが入力されると(S128にてYES)、処
理は終了する。
【0060】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、情報提供システムの動作について説明する。以
下に、受信端末装置100を携帯して、東京近郊の自宅
から法隆寺まで、旅行する場合の動作を説明する。
【0061】図1および図2(A)に示すように、自宅
で受信端末装置100の入力部114から旅行の目的地
である「法隆寺」を示す情報IDを入力する(S100
にてYES)。入力された情報IDは、情報ID記憶部
124に記憶される(S102)。
【0062】自宅から移動して、受信端末装置100を
携帯して東京駅近辺に到達すると、東京駅近辺に設置さ
れた情報提供装置200の送信部210が情報項目を送
信して、受信端末装置100の受信部112が受信する
(S104にてYES)。受信した情報項目は受信デー
タ記憶部122にて記憶される(S106)。送信され
記憶された情報項目から、ID記憶部124に記憶され
た情報IDと一致する情報IDを含む情報項目が検索さ
れ(S108)、出力データ記憶部126に一時的に記
憶され、出力部116である表示モニタなどに図2
(B)に示すような表示がされる。さらに、ID記憶部
124に記憶された情報IDと一致する情報IDを含む
情報項目が検索され、図4(C)〜(D)のような情報
項目が受信データ記憶部122に記憶されている場合
は、出力部である表示モニタなどに図9(A)〜(C)
に示すような表示がされる。図9(A)に示すように、
入力部114から入力した情報IDに対応する「法隆
寺」が表示される。次の情報へ進むコマンドまたは次頁
コマンドなどを入力部114に入力することにより、図
9(B)に示すように「法隆寺」の詳細な情報が表示さ
れたり、図9(C)に示すように「法隆寺」に関連する
「中宮寺」の情報が表示されたりする。
【0063】次に、東京駅から移動して、受信端末装置
100を携帯して奈良駅近辺に到達すると、奈良駅近辺
に設置された情報提供装置200の送信部210が情報
項目を送信して、受信端末装置100の受信部112が
受信する(S128にてNO、S104にてYES)。
前述と同様、受信した情報項目から、ID記憶部124
に記憶された情報IDと一致する情報IDを含む情報項
目が検索され(S108)、出力データ記憶部126に
一時的に記憶され、出力部である表示モニタなどに図2
(C)に示すような表示がされる。さらに、ID記憶部
124に記憶された情報IDと一致する情報IDを含む
情報項目が検索され、図5(A)〜(C)のような情報
項目が受信データ記憶部122に記憶されている場合
は、出力部である表示モニタなどに図10(A)〜
(C)に示すような表示がされる。図10(A)に示す
ように、入力部114から入力した情報IDに対応する
「法隆寺」が表示される。次の情報へ進むコマンドまた
は次頁コマンドなどを入力部114に入力することによ
り、図10(B)に示すように「法隆寺」の情報と関連
情報の一覧および優先度とが表示される。入力部114
から、優先度3の「バス路線C」を選択することによ
り、図10(C)に示すように「法隆寺」に関連するバ
ス路線の中で優先度が最も高い「バス路線C」の情報が
表示される(S108)。
【0064】この東京駅近辺に設置された情報提供装置
および奈良駅近辺に設置された情報提供装置の構造は同
一であるが、データ記憶部220に記憶された情報項目
の情報の内容は、法隆寺により近い奈良駅近辺に設置さ
れた情報提供装置のほうが、法隆寺に関する詳細な情報
を記憶している。これは、目的地が近づくにつれて、そ
の目的地に関する詳細な情報を提供できることを意味す
る。東京駅に設置された情報提供装置200を管理する
管理者204は、奈良駅および法隆寺のバス停留所の位
置関係およびその位置関係に基づくバス路線の優先順位
までを把握することが困難である。一方、目的地である
法隆寺に近い奈良駅に設置された情報提供装置300の
管理者304は、そのような詳細な情報を把握すること
が容易である。このように、管理者が把握できる情報に
ついての詳細の度合いが異なることに対応して、目的地
が近づくにつれて詳細な情報を提供できる。すなわち、
情報提供装置が設置された場所と情報IDにより特定さ
れる場所との距離に応じて、適切な詳しさの情報を受信
端末装置に提供できる。
【0065】以上のようにして、本実施の形態に係る情
報提供システムによると、情報受信装置は、情報IDに
より特定される地域により近い情報提供装置から情報項
目を受信すると、情報IDにより特定される地域に関す
るより詳しい地域情報を出力できる。その結果、情報受
信装置が複数の情報提供装置からデータを受信するシス
テムにおいて、情報受信装置が受信した場所に適応した
情報を情報受信装置が出力できる、情報提供システムを
提供することができる。
【0066】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施
の形態について説明する。なお、以下に説明する以外に
ついては、前述の第1の実施の形態と同様であるため、
ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0067】本実施に形態に係る情報提供システムは、
第1の実施の形態において受信端末装置にて処理してい
た検索処理を、情報提供装置にて処理するものである。
【0068】図11を参照して、本実施の形態に係る情
報提供システムは、携帯型の受信端末装置150と、受
信端末装置150へ情報を送信する情報提供装置250
とを含む情報提供システムである。
【0069】受信端末装置150は、情報提供装置25
0に接続され、情報IDと情報とからなる情報項目を受
信等するための入出力部160と、入出力部160に接
続され、情報提供装置250から受信した情報項目を記
憶等するための記憶部180とを含む。さらに、受信端
末装置150は、入出力部160および記憶部180を
制御するCPU(図示しない)を含む。CPUは、CP
Uで実行されるプログラムや各種データを記録するため
のROMと、CPUで実行される処理の中間データを記
憶するためのRAMとを含む。
【0070】情報提供装置250は、情報IDと情報と
からなる情報項目を記憶するためのデータ記憶部252
と、受信端末装置150の入出力部160から情報ID
を受信するための検索ID受信部256と、データ記憶
部252と検索ID受信部256とに接続され、受信し
た情報IDに基づいてデータ記憶部252に記憶された
情報項目を検索するための検索部254と、検索部25
4に接続され、受信端末装置150へ送信する情報項目
を記憶するための送信データ記憶部262と、送信デー
タ記憶部262に接続され、検索した情報項目を受信端
末装置150へ送信するための送信部260とを含む。
なお、情報提供装置250は、データ記憶部252と検
索部254と検索ID受信部256と送信部260と送
信データ記憶部262とを制御するための制御部(図示
しない)を含む。
【0071】ここで、データ記憶部252は、第1の実
施の形態のデータ記憶部220に、検索部254は第1
の実施の形態の検索部142に、送信部260は、第1
の実施の形態の送信部210にそれぞれ対応し、その構
成は同一であるため、ここではそれらについての詳細な
説明は繰返さない。
【0072】検索ID受信部256は、後述する受信端
末装置150のID送信部164から受信端末装置15
0にて入力された情報IDを受信する。受信された情報
IDは検索部254へ送信される。送信データ記憶部2
62は,第1の実施の形態の出力データ記憶部126の
機能に加えて、検索した情報項目を送信部260へ転送
する機能を持つ。
【0073】入出力部160は、情報IDを入力するた
めのテンキーなどの入力部162と、後述する記憶部1
80のID記憶部に接続され、入力部162から入力さ
れた情報IDを情報提供装置250へ送信するID送信
部164と、情報提供装置250から受信した情報を受
信する受信部168と、受信した情報項目を表示する出
力部170とを含む。ここで、入力部162は第1の実
施の形態の入力部114に、出力部170は、第1の実
施の形態の入力部116にそれぞれ対応し、その構成は
同一であるため、ここではそれらについての詳細な説明
は繰返さない。
【0074】ID送信部164および受信部168は、
無線通信により情報提供装置250と接続されるもので
も、有線通信により情報提供装置250と接続されるも
のでもかまわない。本実施の形態のように無線通信の場
合には、受信端末装置150が情報提供装置250から
の無線による電波が到達する範囲に入ると、受信端末装
置150のID送信部164は、情報提供装置250へ
情報IDを送信する。また、受信端末装置150の受信
部168は、送信した情報IDにより検索された情報項
目(情報ID、情報)を情報提供装置250から受信す
る。
【0075】記憶部180は、受信部168と出力部1
70とに接続され、情報提供装置250から受信した情
報項目(情報ID、情報)を一時的に記憶するための受
信データ記憶部184と、入力部162とID送信部1
64とに接続され、入力部162から入力された情報I
Dを記憶するためのID記憶部182とを含む。なお、
ID記憶部182は第1の実施に形態のID記憶部12
4に、受信データ記憶部184は第1の実施の形態の出
力データ記憶部126にそれぞれ対応し、その構成は同
一であるため、ここではそれらについての詳細な説明は
繰返さない。
【0076】以上のような情報提供システムの受信端末
装置および情報提供装置において実行されるプログラム
について、第1の実施の形態のフローチャートと相違す
る点を説明する。
【0077】S100およびS102の処理後、受信端
末装置150のCPUは、情報ID記憶部180に記憶
された情報IDを無線通信が可能な範囲に設置された情
報提供装置250へ送信する。
【0078】情報提供装置200の制御部は、検索ID
受信部で受信した受信端末装置150から送信された情
報IDを、検索部254へ送信する。制御部は、検索部
254により、データ記憶部252に記憶された情報項
目の中で、受信した情報IDと一致する情報IDを含む
情報項目を検索する。検索された情報項目は、送信デー
タ記憶部262に一時的に記憶される。データ記憶部2
52に記憶された情報項目の全ての情報項目の検索が終
了すると、制御部は、送信データ記憶部262に一時的
に記憶された情報項目を送信部260により受信端末装
置150に送信する。
【0079】受信端末装置150のCPUは、受信部1
68により、情報提供装置250から検索部254によ
り検索された情報項目を受信すると、受信した情報項目
を受信データ記憶部184に記憶する。受信データ記憶
部184に記憶された情報項目は出力部170である表
示モニタなどから出力される。
【0080】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、情報提供システムの動作について説明する。以
下に、受信端末装置100を携帯して、東京近郊の自宅
から法隆寺まで旅行する場合の動作を説明する。
【0081】図1に示すように、自宅で受信端末装置1
50の入力部114から旅行の目的地である「法隆寺」
を示す情報IDを入力する(S100にてYES)。入
力された情報IDは、情報ID記憶部182に記憶され
る(S102)。
【0082】自宅から移動して、受信端末装置150を
携帯して東京駅近辺に到達すると、受信端末装置150
は、東京駅近辺に設置された情報提供装置250の存在
を検知するなどして、ID送信部164から情報IDを
情報提供装置250の検索ID受信部256へ送信す
る。情報提供装置250においては、データ記憶部25
2に記憶された情報項目から、検索ID受信部256が
受信した情報IDと一致する情報IDを含む情報項目が
検索され、送信データ記憶部262に一時的に記憶さ
れ、送信データ記憶部262に記憶された情報項目は、
送信部260から受信端末装置150の受信部168へ
送信される。受信端末装置150においては、受信部1
68にて受信した情報項目を、受信データ記憶部184
に送信し、出力部170である表示モニタなどに図2
(B)に示すような表示がされる。
【0083】次に、東京駅から移動して、受信端末装置
100を携帯して奈良駅近辺に到達すると、受信端末装
置150は、奈良駅近辺に設置された情報提供装置25
0の存在を検知するなどして、ID送信部164から情
報IDを情報提供装置250の検索ID受信部256へ
送信する。前述と同様、検索ID受信部256が受信し
た情報IDと一致する情報IDを含む情報項目が検索さ
れ、送信データ記憶部262に一時的に記憶され、送信
データ記憶部262に記憶された情報項目は、送信部2
60から受信端末装置150の受信部168へ送信され
る。受信端末装置150においては、受信部168にて
受信した情報項目を、受信データ記憶部184に送信
し、出力部170である表示モニタなどに図2(C)に
示すような表示がされる。
【0084】本実施に形態に係る情報提供システムの受
信端末装置150は、大きな容量の受信データ記憶部1
84および情報IDに基づいて情報項目を検索するため
の検索部などが不要になるため、さらに受信端末装置の
小型化が図られ、携帯性が向上する。
【0085】以上のようにして、本実施の形態に係る情
報提供システムによると、情報受信装置は、情報IDに
より特定される地域により近い情報提供装置に情報ID
を送信し、検索された情報項目を受信すると、情報ID
により特定される地域に関するより詳しい地域情報を出
力できる。その結果、情報受信装置が複数の情報提供装
置からデータを受信するシステムにおいて、情報受信装
置が受信した場所に適応した情報を情報受信装置が出力
できる、情報提供システムを提供することができる。
【0086】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報提供システムの概要を説明する
図(その1)である。
【図2】 本発明の情報提供システムの概要を説明する
図(その2)である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る情報提供装置お
よび情報受信装置の制御ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る情報の構造を示
す図(その1)である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る情報の構造を示
す図(その2)である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る関連情報の優先
度を説明する図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る情報提供方法の
処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る出力データ記憶
部における情報の構造を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る情報受信装置の
表示例(その1)である。
【図10】 本発明の実施の形態1に係る情報受信装置
の表示例(その2)である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係る情報提供装置
および情報受信装置の制御ブロック図である。
【図12】 従来の道案内システムを説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
100 受信端末装置、110 入出力部、120 記
憶部、140 検索・抽出部、200、300 情報提
供装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報受信装置と、前記情報受信装置へ情
    報を送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供シ
    ステムであって、 前記情報提供装置の各々は、 複数個の情報項目を記憶するための情報記憶手段と、 前記複数個の情報項目の各々は、情報と、前記情報を識
    別する情報識別データとを含み、 前記情報記憶手段に接続され、前記情報記憶手段に記憶
    された前記情報項目を前記情報受信装置へ送信するため
    の送信手段とを含み、 前記情報受信装置は、 選択する情報の情報識別データを記憶するための識別デ
    ータ記憶手段と、 前記複数の情報提供装置の任意の1台の送信手段から、
    前記情報項目を受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段により受信し
    た、前記情報項目を記憶するための記憶手段と、 前記識別データ記憶手段と前記記憶手段とに接続され、
    前記記憶手段に記憶された情報項目の中で、前記識別デ
    ータ記憶手段に記憶された情報識別データと所定の関係
    を有する情報項目を選択して出力するための出力手段と
    を含む、情報提供システム。
  2. 【請求項2】 情報受信装置と、前記情報受信装置へ情
    報を送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供シ
    ステムであって、 前記情報受信装置は、 選択する情報を識別する情報識別データを記憶するため
    の識別データ記憶手段と、 前記識別データ記憶手段に接続され、前記識別データ記
    憶手段に記憶された情報識別データを、前記情報提供装
    置の任意の1台へ送信するための識別データ送信手段と
    を含み、 前記情報提供装置の各々は、 複数個の情報項目を記憶するための情報記憶手段と、 前記複数個の情報項目の各々は、情報と、前記情報を識
    別する情報識別データとを含み、 前記情報受信装置の前記識別データ送信手段から前記情
    報識別データを受信するための識別データ受信手段と、 前記情報記憶手段と前記識別データ受信手段とに接続さ
    れ、前記情報記憶手段に記憶された情報項目の中で、前
    記識別データ受信手段により受信した情報識別データと
    所定の関係を有する情報項目を選択して、選択された情
    報項目を前記情報受信装置へ送信するための送信手段と
    を含み、 前記情報受信装置は、さらに、 前記複数の情報提供装置の送信手段から、前記選択され
    た情報項目を受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段により受信した
    情報項目を記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に接続され、前記記憶手段に記憶された情
    報項目を出力するための出力手段とを含む、情報提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた情報項目の中で、前記識別データ記憶手段に記憶さ
    れた情報識別データと一致する情報識別データを含む情
    報項目を選択して出力するための手段を含む、請求項1
    に記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記情報項目は、前記情報項目に含まれ
    る情報に関連する情報を識別するための関連情報識別デ
    ータをさらに含み、 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶された情報項目の
    中で、前記識別データ記憶手段に記憶された情報識別デ
    ータと一致する、情報識別データまたは関連情報識別デ
    ータを含む情報項目を選択して出力するための出力手段
    とを含む、請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記情報項目は、前記情報項目に含まれ
    る情報に関連する情報を識別するための関連情報識別デ
    ータと前記関連情報の優先度とをさらに含み、 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶された情報項目の
    中で、前記識別データ記憶手段に記憶された情報識別デ
    ータと一致する関連情報識別データを含む情報項目を選
    択して、前記選択された情報項目に含まれる優先度に基
    づいて、前記情報項目を出力するための手段を含む、請
    求項1に記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記情報識別データは、複数の情報提供
    装置に共通する情報識別データであり、前記情報項目に
    含まれる情報は、前記情報識別データごとに、前記情報
    提供装置が設置された場所により異なる情報を含む、請
    求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記情報識別データは、複数の情報提供
    装置に共通する情報識別データであり、前記情報項目に
    含まれる情報は、前記情報識別データごとに、前記情報
    提供装置が設置された場所により異なり、かつ時間によ
    り異なる情報を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の
    情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記情報識別データは、複数の情報提供
    装置に共通する地域情報識別データであり、 前記情報項目に含まれる情報は、地域に関する地域情報
    を含み、 前記地域情報は、前記地域情報識別データごとに、前記
    情報提供装置が設置された場所が前記地域情報識別デー
    タにより特定される地域に近いほど詳しくなるような情
    報を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 情報受信装置と、前記情報受信装置へ情
    報を送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供シ
    ステムに用いられる情報提供装置であって、 複数個の情報項目を記憶するための情報記憶手段と、 前記複数個の情報項目の各々は、情報と、前記情報を識
    別する情報識別データとを含み、 前記情報記憶手段に接続され、前記情報記憶手段に記憶
    された前記情報項目を前記情報受信装置へ送信するため
    の送信手段とを含む、情報提供装置。
  10. 【請求項10】 情報受信装置と、前記情報受信装置へ
    情報を送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供
    システムに用いられる情報受信装置であって、前記情報
    提供装置は、複数個の情報項目を記憶するための記憶手
    段を含み、前記複数個の情報項目の各々は、情報と、前
    記情報を識別する情報識別データとを含み、 前記情報受信装置は、 選択する情報の情報識別データを記憶するための識別デ
    ータ記憶手段と、 前記複数の情報提供装置の任意の1台から、前記複数個
    の情報項目を受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段により受信し
    た、前記情報項目を記憶するための記憶手段と、 前記識別データ記憶手段と前記記憶手段とに接続され、
    前記記憶手段に記憶された情報項目の中で、前記識別デ
    ータ記憶手段に記憶された情報識別データと所定の関係
    を有する情報項目を選択して出力するための出力手段と
    を含む、情報受信装置。
  11. 【請求項11】 情報受信装置と、前記情報受信装置へ
    情報を送信する複数の情報提供装置とを含む、情報提供
    システムに用いられる情報受信装置であって、前記情報
    提供装置は、複数個の情報項目を記憶するための情報記
    憶手段を含み、前記複数個の情報項目の各々は、情報
    と、前記情報を識別する情報識別データとを含み、前記
    情報提供装置は、さらに、情報識別データと所定の関係
    を有する情報項目を選択して、選択された情報項目を前
    記情報受信装置へ送信するための送信手段を含み、 前記情報受信装置は、 選択する情報を識別する情報識別データを記憶するため
    の識別データ記憶手段と、 前記識別データ記憶手段に接続され、前記識別データ記
    憶手段に記憶された情報識別データを、前記情報提供装
    置の任意の1台へ送信するための識別データ送信手段
    と、 前記情報提供装置の任意の1台の送信手段から、前記選
    択された情報項目を受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段により受信した
    情報項目を記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に接続され、前記記憶手段に記憶された情
    報項目を出力するための出力手段とを含む、情報受信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶
    された情報項目の中で、前記識別データ記憶手段に記憶
    された情報識別データと一致する情報識別データを含む
    情報項目を選択して出力するための手段を含む、請求項
    10に記載の情報受信装置。
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