JP2001337943A - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法及び情報処理装置

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JP2001337943A
JP2001337943A JP2000155031A JP2000155031A JP2001337943A JP 2001337943 A JP2001337943 A JP 2001337943A JP 2000155031 A JP2000155031 A JP 2000155031A JP 2000155031 A JP2000155031 A JP 2000155031A JP 2001337943 A JP2001337943 A JP 2001337943A
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JP2000155031A
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Tomoji Asami
知司 浅見
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる形式のアプリケーションソフトウエア
を統合して統合アプリケーションソフトウエアを構築す
る際に編集後のベースファイルの修正が容易な情報処理
方法及び情報処理装置を提供する。 【解決手段】 統合アプリケーションソフトウエアの編
集で得たソースファイルのデータベースを更新して、メ
モリに記憶して置くことで編集後の統合アプリケーショ
ン上での修正を簡単に行なえる様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の異なるアプリ
ケーションソフトウエア(以下アプリケーションと記
す)から統合アプリケーションを作成し、この統合アプ
リケーションで作成した情報を1つのファイルに見立て
て処理するようにした情報処理方法及び情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、異なるアプリケーションによ
って、電子的に作成した形式の異なる図形や、文書を統
合する様に成した統合ソフトウエア・パッケージはよく
知られている。
【0003】例えば、統合ソフトウエア・パッケージは
一般にはワード・プロセッシング、スプレッドシート、
1〜2種類のグラフィックス・プログラム、通信用端末
シュミレーション・ソフトウエア等のアプリケーション
を1つに統合してパッケージ化したものである。
【0004】上述のような統合ソフトウエア・パッケー
ジではリンク機能を有するものでは異なるアプリケーシ
ョン間の編集時に他のアプリケーションをリンクさせて
変更することが出来るものも提案されている。この様な
リング機能を有さないものもある。
【0005】この様にリンク機構を有さない場合は同じ
文書中に図形を融合させる編集作業や図形内にテキスト
情報を挿入するときに異なるアプリケーション毎に独立
した動きをして、編集操作が煩雑となり、扱い難かっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の統合ソフトウエ
ア・パッケージでは異なる複数のアプリケーションを統
合データベースに取り込んだ場合、統合アプリケーショ
ンのデータベースに取り込んだ元のアプリケーションそ
のものの図形、画像、テキスト等の情報を変えることが
出来なかった。
【0007】従って、上記したリンク機能を用いて統合
アプリケーションのデータベース上で例えば、手紙をテ
キストデータとして保存して置き、差出人のアドレスを
変更する様な場合には統合アプリケーションのデータベ
ース上でアドレス変更する様な編集操作を行なえば統合
データベース全体の他のアプリケーション内の該当デー
タ情報もリンクして変更することができるが、上述の様
にリンク機能を用いて編集したデータ情報の一部、例え
ばGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)等
から取り込んだアプリケーションの図形に一部修正を加
えない場合には元のアプリケーションを立ち上げた後
に、このアプリケーション内で修正を行なう等の編集を
行ない、再び統合アプリケーションのデータベースを起
動する様な操作を必要とし、その編集が煩雑となってい
た。
【0008】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、統合アプリケーションのデータベース上の
異なるアプリケーションの元データを統合アプリケーシ
ョン内で更新可能にすることで、編集後の変更、修正が
容易でユーザによるフレキシブルな編集作業が可能な情
報処理方法及び情報処理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
方法は形式の異なる複数のデータを統合して処理を施す
情報処理方法において、複数のデータを統合アプリケー
ションに登録する登録ステップと、統合アプリケーショ
ン上で、登録されたデータに対応するアプリケーション
を用いてデータを編集する編集ステップと、統合アプリ
ケーションに登録されているデータを、編集ステップに
より編集されたデータに更新する更新ステップとにより
成るものである。
【0010】本発明の第2の情報処理方法は第1の発明
に於いて、前記編集ステップは、更にデータの編集の対
象となる部分を指定する指定ステップと、この指定ステ
ップによって指定された編集対象部分の編集方法を選択
する選択ステップと、この選択ステップにおいて第1の
選択をした場合には、統合アプリケーション上で、指定
されたデータに対応するアプリケーションを用いて編集
対象部分を編集し、選択ステップにおいて第2の選択を
した場合には、データを統合アプリケーションで処理す
る際の適用方法の編集をする様に成したものである。
【0011】本発明の第3の情報処理方法は第2の発明
に於いての前記適用方法が、ソースデータの選択位置の
変更、ソースデータの張りつけ位置、サイズ、回転角度
の変更、他のデータの連動情報の変更等を編集するもの
である。
【0012】本発明の情報処理装置は形式の異なる複数
のデータを統合して処理を施す情報処理装置において、
複数のデータを統合アプリケーションに登録する登録手
段と、統合アプリケーション上で、登録されたデータに
対応するアプリケーションを用いてデータを編集する編
集手段と、統合アプリケーションに登録されている情報
を、編集手段により編集されたデータに更新する更新手
段とによりなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報処理方法及び
情報処理装置の1形態例を図1乃至図15により説明す
る。
【0014】図1は本発明の情報処理方法の1形態例を
示す流れ図、図2は本発明の情報処理方法の他の形態例
を示す流れ図、図3は本発明のソースファイルの編集時
の流れ図、図4は本発明のソースデータ適用方法設定時
の流れ図、図5は本発明の情報処理装置の1形態例を示
す系統図、図6は本発明のデータベース用ファイル説明
図、図7は本発明の編集情報の説明図、図8は本発明の
データベース情報内容の1例を示す画面図、図9は本発
明の統合アプリケーションのモニタ画面図、図10は本
発明のソースデータの適用サイズを変更時の説明図、図
11は本発明のソースファイルから必要部分切り出す時
の説明図、図12は本発明のモジュールの編集時の説明
図、図13は本発明のリンクされた図形の回転時の説明
図、図14は本発明のソースファイル編集時の説明図、
図15は本発明の編集結果のモニタ画面図である。
【0015】本発明の情報処理方法を説明するに先だ
ち、本発明に用いる情報処理装置(マイクロコンピュー
タ:以下CPUと記す)を図5を用いて説明する。図5
において、100は全体としてCPUを示し、マイクロ
プロセッサ(以下MPUと記す)101は通常MPU1
01内に有するROM(リード・オンリ・メモリ)10
2やワーク用のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
103を有し、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)
等の記憶手段104もバスを介してMPU101に接続
されている。
【0016】キーボード106からは文書編集時のテキ
スト等が入力され、キーボード制御部105を介してM
PU101にバスで接続され、マウス108等のポイン
ティング・デバイスからの入力情報はマウス制御部10
7を介してMPU101にバスで接続されて入力操作手
段を構成している。
【0017】MPU101での処理情報は表示制御部1
09を介してCRT(陰極線管)やLCD(液晶表示装
置)等のモニタ110の画面上に表示される。
【0018】更にMPU101での印刷情報は印刷制御
部111を介してプリンタ112でプリントアウトされ
る。
【0019】上述構成のCPU100において、電源を
投入して、所定のアプリケーションの起動を要求する
と、MPU101の制御により、HDD104に格納さ
れている所定のアプリケーションがRAM103に転送
され、実行される。
【0020】本発明の情報処理方法及び情報処理装置に
用いるデータベースを図6(A)〜(D)を用いて説明
する。
【0021】図6(A)は本発明に使用されるデータベ
ースを示すもので実際にはビット列によって定義される
が、ここでは表として標記する。データベースはファイ
ル化されており、ファイルの先頭から、ヘッダ部20
1、印刷設定情報部202、ファイル情報部203,2
04,205、編集情報部206,207,208の順
に情報を格納してある。順番は入れ変わっても良い。ま
た、設定に関係の無い項目は省略しても良い。
【0022】図6(B)はヘッダ部301の詳細であ
る。ファイル名301はファイルを識別するために使用
する。ファイルサイズ302はファイルのサイズであ
る。作成日303はファイルを作成、又は更新した日時
である。作成者304は設定ファイルを作成した人の名
前である。ファイル種別305はこのファイルが統合デ
ータベースファイルである事を示すビット列である。バ
ージョン306はデータベースファイルの記述方法を指
定する。
【0023】図6(C)は印刷設定部202の詳細であ
り、用紙サイズ401、縦横の余白402、印刷方向4
03、印字品質404、印刷倍率405、両面印刷設定
406、集約印刷設定407等の具体的な設定ができ
る。
【0024】図6(D)は登録するファイル情報部20
3〜205の詳細情報であり、ファイル名501、ファ
イルサイズ502、作成日503、作成者504、ファ
イル種別505、バージョン506、ファイルの存在す
る格納フォルダ507、作成したアプリケーション情報
508、モジュールID509等の情報を有する。
【0025】図7(A)は図6(A)の編集情報206
乃至208の詳細であり、対象ファイル601の情報
や、そのファイルのどの部分の情報を使用するか等の選
択位置情報602、そして実際に印刷する際の貼り付け
位置情報603、また元画像に対する回転や拡大縮小等
の編集情報604、または他の形式のファイルとリンク
する場合はそのモジュールのリンク座標情報605,6
06,607などを有する。
【0026】図7(A)の選択位置情報602は図7
(B)に示す様に開始ページ701、開始座標(x1
1 ,x2 ,y2 )702、終了ページ703、終了座
標(x 3 ,y3 ,x4 ,y4 )704等を有する。
【0027】図7(A)の貼り付け位置情報602は図
7(C)の様に開始ページ801、開始座標(x1 ,y
1 ,x2 ,y2 )802、終了ページ803、終了座標
(x 3 ,y3 ,x4 ,y4 )804等を有する。
【0028】図7(A)の拡大縮小回転情報604は図
7(D)の様に倍率901、回転角度902を有する。
【0029】図7(A)の複数のリンク情報605〜6
07は図7(E)の様に複数のモジュールID100
1、1003、複数のモジュールIDに対応するリンク
座標(x1 ,y1 ,x2 ,y2 )1002〜(x3 ,y
3 ,x4 ,y4 )1004を有する。
【0030】上記したデータベースを用いて異なる複数
のアプリケーションを統合して1つの統合アプリケーシ
ョンソフトウエアを構築し、編集及び印刷処理を行なう
場合の本発明の基本的な処理方法を図1の流れ図及び図
9の編集時のモニタ画面図で説明する。
【0031】図1の流れ図で第1ステップS1 では統合
アプリケーションを起動する。
【0032】第2ステップS2 では図9に示す様な複数
の異なるアプリケーションから編集しようとする第1の
ソースファイル1,1aの1つを読み出し記憶手段10
4に登録する。
【0033】第3ステップS3 では統合アプリケーショ
ンのデータベースを更新する。
【0034】第4ステップS4 では対象ファイルが全て
登録されたかを判断し、NOであれば第2ステップS2
の頭に戻されて、次の第2のソースファイル2を読み出
し登録し、第3ステップS3 により第2のソースファイ
ル2の統合アプリケーションのデータベースを更新し、
第4ステップS4 で対象ファイルが全て登録されたかを
みて、次々に同じ動作を繰り返し例えば、図9のテキス
ト形式の文章を有するアプリケーションのソースファイ
ル3ですべてが登録されたと判断された場合に、第5ス
テップS5 に進んで統合アプリケーションのデータベー
スを編集する。
【0035】上述の第1ステップS1 での起動及び登録
時の統合アプリケーションのモニタ110上の画面は図
9の様になり、統合アプリケーション画面4の登録はフ
ァイル5を選択してファイラーを起動して目的のソース
ファイル1〜3を選択する。これらソースファイル1〜
3は統合アプリケーション画面4のデータベースに登録
される。
【0036】この登録されたデータベースはファイル一
覧表のデータベースウインドウ6として、統合アプリケ
ーション画面4上に表示される。尚、7はマウスポイン
タである。又、この画面では登録されたソースファイル
を印刷イメージに変換した統合ウインドウ9内に画面8
1 ,8a2 ,8b,8cとして、印刷可能範囲枠10
内に表示される。これら画面8a1 ,8a2 ,8b,8
cを用いて、第5ステップS5 での編集が成される。
【0037】統合アプリケーション画面4の統合ウイン
ドウ9の斜線で示される印刷可能範囲枠10内にある画
面8a1 ,8bは印刷されるが、斜線部内に入った画面
部分はプリンタ112では印刷されないことを示してい
る。
【0038】この様な統合アプリケーション画面4での
1編集例を図8及び図10乃至図12(A)を用いて説
明する。
【0039】図5の記憶手段としてのHDD104に記
録される統合アプリケーションのデータベースは図9で
説明した様にデータベースウインドウ6に表示され、こ
のデータベースウインドウ6内には図8(A)で示す様
にデータベースファイルの格納場所(tougou.a
bc.)6aと異なるアプリケーションのファイルの内
容の形式(.jpg,.gif,.txte,等)6b
が表示されている。
【0040】マウスポインタ7を格納場所6aに移動さ
せてマウス108をクリックすれば図8(B)の様に、
ソースファイルの編集結果情報6dを視ることが出来
る。又、ユーザによって書き込むことも可能であり、後
述するがイメージデータの操作無しで、リンク設定もで
きる。更に図8(B)のマウスポインタ7の様にファイ
ル内容形式を設定すれば図8(B)の情報6dを飛ばし
て図8(C)の様なデータベース情報(プロパティ)6
eを得ることも可能とされている。
【0041】次に、図9に示した統合アプリケーション
のウインドウ9内で画面8a1 ,8a2 ,8b,8cを
基に画面8bの上側の長方形状の枠内にテキスト形式の
文章8cの1部を嵌め込むために貼り付け操作を行なう
と共に、例えば1つのアプリケーションから登録した2
つの同一画面8a1 ,8a2 の内の画面8a1 を画面8
1 の下側の長方形状の枠内に貼り付け操作を行なって
図12(A)に示す様な画面8bを得る場合の編集を考
える。
【0042】図10(A)は図9と同様の統合アプリケ
ーションのウインドウ9が示され、このウインドウ9内
の画面8bを印刷可能範囲枠10内で拡大した画面8b
1 を図10(B)に示す。拡大画面8b1 内には上側に
拡大された長方形枠11aが下側に拡大された長方形枠
11bが示されている。
【0043】この拡大枠11a内に図11に示すテキス
ト形式の文章8cから未使用部分8c2 を残し、必要な
文章8c1 だけを切り出して、貼り付け操作を行なう。
この場合、データベース上では図7(B)に示した選択
位置情報701〜704を選択することで必要テキスト
形式の文書8c1 が選択される。
【0044】又、ウインドウ9内の同一アプリケーショ
ンの2つのソースファイルの画面8a1 及び8a2 の1
つの画面8a1 を画面8bの下側の枠11bに貼り付け
る操作を行なうためにはデータベースでは図7(A),
(D)で示す縮小情報604の倍率901を選択するこ
とで正方形状の画面8a1 は長方形状の画面8a2 に変
換されて図12(A)に示すように編集を行なうことが
出来る。
【0045】上述の様な編集終了後は図1の流れ図に戻
って第6ステップS6 に進む。
【0046】この第6ステップS6 では編集で得たソー
スファイルのHDD104内の統合データアプリケーシ
ョンのデータベースを更新する。
【0047】この様な更新によって元のデータベースは
編集後のソースファイルに変更されるため、再修正時に
は再び元の対応アプリケーションを起動し直す必要がな
く直ちに統合アプリケーション内で修正が可能となる。
【0048】第6ステップ終了後は第7ステップS7
すべての編集及び更新動作が終了したか否かみて、NO
であれば第5ステップS5 の頭に戻されて、編集、更新
の動作が繰り返され、YESであれば印刷可能範囲枠1
0内のソースファイルから印刷情報を作成(第8ステッ
プS8 )後に第9ステップS9 で印刷、表示等の所定処
理が実行されて終了に至る。
【0049】次に図2乃至図4の流れ図を用いて、本発
明の情報処理方法の他の形態例を説明する。尚、図2で
図1との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。図2のステップS1 乃至ステップS4 及びステッ
プS7 乃至ステップS9 は図1と全く同一である。従っ
て図1のステップS5 及びステップS6 に対応する図2
の第1ステップST1 乃至第5ステップST5 について
説明する。
【0050】図2の第1ステップST1 では編集対象の
モジュールを指定する。一般の統合ソフトウエア・パッ
ケージではこのパッケージ内に入っている各アプリケー
ションをモジュールと定義している場合が多いが、本発
明でのモジュールは、図11で説明した様な例えばテキ
スト形式の文書の図形8c(8c1 及び8c2 を含む)
の様なソースデータから修正を施したい適用範囲を指定
し、統合アプリケーションソフトウエア上に登録した際
の統合アプリケーション内で部品の様に扱えるものをイ
メージしている。
【0051】第2ステップST2 では編集方法を選択す
る。この場合マウス108をシングルクリックで指定し
た場合は第5ステップST5 に進め、ダブルクリックで
指定した場合は第3ステップST3 に進める。
【0052】第5ステップST5 に進んだ場合は各アプ
リケーションのソースファイルを修正するのではなく、
ソースデータの適用方法の選択、即ち、サイズやリンク
等の指定による編集が行なわれて第7ステップS7 に至
る。尚、この第5ステップST5 は図4によってその具
体的な適応方法の設定を後述する。
【0053】ダブルクリックで指定されて第3ステップ
ST3 に進んだ場合はソースファイルそのものの編集を
行なう。このため各アプリケーションが起動出来る状態
か否かを判定し、NOであれば第1ステップST1 の頭
に戻されて編集対象のモジュールを指定して第1〜第3
のステップS3 が繰り返される。
【0054】第3ステップST3 でアプリケーションが
起動可能であれば第4ステップST 4 でソースファイル
の編集操作に入る。
【0055】図3は第4ステップST4 のソースファイ
ル編集時の流れ図を示すものである。
【0056】第4ステップST4 では先ず第1のステッ
プST4aによって編集可能なアプリケーションを起動
し、次の第2のステップST4bではこのアプリケーショ
ンを統合アプリケーション上で編集する。
【0057】上述の様な異なるアプリケーションの編集
毎に統合アプリケーションで再描画する第3のステップ
ST4cを経た後に次の第4のステップST4dで上書き保
存時に統合アプリケーションのデータベースを更新して
図2の第7ステップS7 に至っている。
【0058】図2に戻って、第5ステップST5 のソー
スデータの適用方法を説明すると、この第5ステップS
5 は図4に示す様に第1のステップST5aでは編集の
種類を選択する。この種類は印刷の元となるソースファ
イル中のソースデータのテキストや図面、図形、画像等
から適用範囲を指定するもので編集情報の選択位置の変
更、位置・回転・サイズの変更、データ間のリンク情報
設定等がある。
【0059】編集情報の選択位置の変更ではソースデー
タのどの部分の情報を使用するかを指定する第2ステッ
プST5bを有する。
【0060】位置・回転・サイズ変更ではソースデータ
の貼り付け位置、サイズ、回転角度を指定する第3ステ
ップST5cを有する。
【0061】データ間のリンク情報設定では複数のソー
スデータの連動情報を指定する第5ステップST5dを有
し、第2乃至第5ステップST5b〜ST5d終了後は図2
の第7ステップS7 に至る。
【0062】第5ステップST5dでのデータ間のリンク
信号設定時の複数のソースデータの連動情報を指定する
編集操作の1例を図12(A)(B)及び図13を用い
て説明する。
【0063】データベース上で図7(E)に示されたモ
ジュールID1001,1003及びリンク情報として
のリンク座標1002,1004はソースデータ間で同
調を行うためのものであり、基本的には各々の図形やテ
キストは統合アプリケーション上で一つのレイヤとして
存在し、他の図形(レイヤ)への干渉はないが、リンク
した場合には、片方の図形を回転させたり、サイズを変
更した際に、同じ変更がリンクされている図形にも行な
われる。ここで言う変更とは、ソースファイルの修正の
意味をもたない。ソースファイルから必要な部分を切り
出した後に、お互いのリンク点を指定する。
【0064】モジュールIDとは統合アプリケーション
上の部品の番号であり、同じソースファイルを複数の方
法で使用する場合にも別のIDが割り振られる。そして
モジュールのどの部分と、どの部分が対応して同調され
るのかを指定する。これがリンク座標である。リンク座
標は、印刷イメージの座標であり、ソースデータの座標
では無く、ソースデータの座標は図7(B)の選択範囲
指定で使用される。指定されたモジュールがどの様に使
われるかの座標は印刷イメージの座標がベースとなって
いる。
【0065】今、図12(A)の画面8a2 を90度回
転させた図12(B)の画面(以下モジュールと記す)
8c1 及び8a3 並びに8b1 をリンク設定した場合に
は、図13に示す様に、例えばモジュール8b1 を回転
させれば他のリンクしたモジュール8a3 及びテキスト
のモジュール8c1 も同様に回転させることが出来る。
これは逆にモジュール8c1 を回転させればモジュール
8b1 及び8a3 も回転させることも出来る。勿論、他
のモジュール8b1 の外枠のサイズを変更すれば同調し
て他のモジュール8c1 や8a3 も比例して拡大或は縮
小される。又、リンクが不要の場合はリンクを解除すれ
ばよい。
【0066】本発明の情報処理方法及び情報処理装置で
は編集及びデータベースの更新が行なわれた後に図14
(A)の様にソースファイル上のモジュール8a1 の円
の部分を図14(B)の様に方形の図形に変更する場合
を考えると、この様な修正編集は統合アプリケーション
ソフトウエア上で例えば図9で示したソースファイル1
の格納された元のアプリケーションを起動することなく
行なうことが可能である。その編集結果は図15に示
す。この場合1つのソースファイルから取り出した2つ
のモジュールがあるため円の部分は図面8a2 及び8a
3 で方形13が2個所で同時に修正されている。
【0067】
【発明の効果】本発明の情報処理方法及び情報処理装置
の異なる形式のアプリケーションを統合した統合アプリ
ケーションソフトウエアによれば、編集で得たソースフ
ァイルの統合アプリケーションのデータベースを更新し
て、記憶手段内に格納してあるので、編集後の修正等は
異なるアプリケーションソフトウエア毎に立ち上げてソ
ースファイルに修正を加えた後に統合アプリケーション
を再び立ち上げて編集を行なう煩わしさが回避できる。
又、本発明では編集方法をマウスのクリックモーション
動作に対応してソースファイル自身の編集による統合ア
プリケーションのデータベースの更新とソースデータの
適用方法設定の2通りに編集可能としたのでユーザによ
るフレキシブルな編集が可能となり、異なる形式の図形
や文章を統合して一つの文書を印刷、表示する処理を極
めて簡単に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理方法の1形態例を示す流れ図
である。
【図2】本発明の情報処理方法の他の形態例を示す流れ
図である。
【図3】本発明のソースファイル編集時の流れ図であ
る。
【図4】本発明のソースデータ適用方法設定時の流れ図
である。
【図5】本発明の情報処理装置の1形態例を示す系統図
である。
【図6】本発明のデータベース用ファイルの説明図であ
る。
【図7】本発明の編集情報の説明図である。
【図8】本発明のデータベース情報内容の1例を示す画
面図である。
【図9】本発明の情報処理装置の統合アプリケーション
のモニタ画面図である。
【図10】本発明の情報処理方法のソースデータの適用
サイズ変更時の説明図である。
【図11】本発明の情報処理方法のデータファイルから
必要部分を切り出す時の説明図である。
【図12】本発明の情報処理装置の編集時の説明図であ
る。
【図13】本発明の情報処理方法のリンクされた図形の
回転時の説明図である。
【図14】本発明の情報処理方法のソースファイル編集
時の説明図である。
【図15】本発明の情報処理装置の編集結果のモニタ画
面図である。
【符号の説明】
1,1a,2,3‥‥異なるアプリケーションの図形及
びテキストのソースファイル、4‥‥統合アプリケーシ
ョン画面、6‥‥データベースウインドウ、9‥‥統合
ウインドウ、100‥‥CPU、101‥‥MPU、1
03‥‥RAM、104‥‥記憶手段(HDD)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NB00 NC06 NG02 NG03 5B069 AA01 BB16 CA02 DC03 DC04 DC15 DD11 DD13 5E501 AC23 AC34 BA05 CA02 CB02 CB09 DA15 EA05 EA06 EA14 EB14 FA06 FA13 FA14 FB04 FB24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形式の異なる複数のデータを統合して処
    理を施す情報処理方法において、 上記複数のデータを統合アプリケーションに登録する登
    録ステップと、 上記統合アプリケーション上で、上記登録されたデータ
    に対応するアプリケーションを用いて上記データを編集
    する編集ステップと、 上記統合アプリケーションに登録されているデータを、
    上記編集ステップにより編集されたデータに更新する更
    新ステップとよりなることを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 上記編集ステップは、更に上記データの
    編集の対象となる部分を指定する指定ステップと、 上記指定ステップによって指定された編集対象部分の編
    集方法を選択する選択ステップと、 上記選択ステップにおいて第1の選択をした場合には、
    上記統合アプリケーション上で、指定されたデータに対
    応するアプリケーションを用いて編集対象部分を編集
    し、 上記選択ステップにおいて第2の選択をした場合には、
    上記データを上記統合アプリケーションで処理する際の
    適用方法の編集をすることから成ることを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 上記適用方法は、ソースデータの選択位
    置の変更、ソースデータの張りつけ位置、サイズ、回転
    角度の変更、他のデータの連動情報の変更等を編集する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 形式の異なる複数のデータを統合して処
    理を施す情報処理装置において、 上記複数のデータを統合アプリケーションに登録する登
    録手段と、 上記統合アプリケーション上で、上記登録されたデータ
    に対応するアプリケーションを用いて上記データを編集
    する編集手段と、 上記統合アプリケーションに登録されている情報を、上
    記編集ステップにより編集されたデータに更新する更新
    手段とよりなることを特徴とする情報処理装置。
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