JP2001337887A - モバイルイントラネットシステム、html文書変換方法、並びにモバイルイントラネット認証方法 - Google Patents

モバイルイントラネットシステム、html文書変換方法、並びにモバイルイントラネット認証方法

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JP2001337887A
JP2001337887A JP2000153699A JP2000153699A JP2001337887A JP 2001337887 A JP2001337887 A JP 2001337887A JP 2000153699 A JP2000153699 A JP 2000153699A JP 2000153699 A JP2000153699 A JP 2000153699A JP 2001337887 A JP2001337887 A JP 2001337887A
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Shigeo Tanaka
重夫 田中
Masaru Shimizu
賢 清水
Katsuya Yamashita
克也 山下
Yoitsu Yuzawa
洋逸 湯澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のHTML文書を変換する際に、Web
用携帯電話端末向けの文書に最適化に変換するモバイル
イントラネットシステムを提供する。 【解決手段】 HTML文書を取得する対象となるWW
Wサーバ11並びにHTML文書のハイパーリンク階層
数の取得上限値が設定されたHTML文書管理手段15
1と、WWWサーバ11に蓄積されたHTML文書を取
得する手段152と、該取得したHTML文書における
ハイパーリンク構造を解析する手段153と、該取得し
たHTML文書にハイパーリンクするHTML文書を、
ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲内で取得する
手段154と、該取得したHTML文書並びに該ハイパ
ーリンク階層数の取得上限値の範囲内で取得したHTM
L文書をWeb用携帯電話端末用の文書形式に変換する
手段155と、該変換されたWeb用携帯電話端末用文
書を記憶する手段156を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業のような営利
団体、学校のような非営利団体、格別の法人格を有しな
い任意団体などの組織に用いて好適な情報共有装置に関
し、特に構成員に対する連絡事項、共通情報、秘密情報
などを伝達、共有することを携帯電話用Webサービス
上で可能にするモバイルイントラネットシステム(Mobil
e IntranetSystem)に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話用Webサービスは、情報蓄積
サーバに例えばCompact HTML(Hyper Text Markup L
anguage)やWML(Wireless Markup Language)で記載さ
れたモバイル用WWW(World Wide Web)ページが格納さ
れており、Web用携帯電話端末上で情報蓄積サーバに
アクセスして、必要な情報をWeb用携帯電話端末に取
得するものである。他方、情報蓄積サーバには、一般の
パソコンに搭載されているブラウザ機能に対処する為、
HTML(Hyper Text Markup Language)で記載されたW
WWページも別途格納されている。
【0003】現在のWeb用携帯電話端末は、GSM
(General Standard for Mobile communication)、PD
C (Personal Digital Cellular)、PHS (Personal H
andy phone System)等の各種携帯電話通信規格に対応し
ており、パソコンのインターネット接続に用いられる電
話回線に比較して、データ通信速度が遅くなっている。
また、現在のWeb用携帯電話端末はパソコンの画面に
比較して小型である為、表示できる情報の種類を通常の
HTML文書に比較して制限した方が利用者にとって見
やすくなる。
【0004】そこで、情報蓄積サーバでは、通常WWW
サーバ用とWeb用携帯電話端末サービス用の2種類に
ついて別にHTML文書を作成し、提供することが慣行
となっている。また、情報蓄積サーバに蓄積されている
情報をWWWブラウザ向けと、Web用携帯電話端末向
けに分けて出力する切換え表示プログラムも、情報蓄積
サーバでは広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切換え
表示プログラムでは、既存のHTML文書を変換する際
に、Web用携帯電話端末向けのCompact HTML文書
に最適化し閲覧できるようになっていないという課題が
あった。また、従来の切換え表示プログラムでは、HT
ML文書から別のHTML文書へ移動する為のハイパー
リンクをすべて変換してしまうもの、全く変換しないも
のが存在している。しかし、Web用携帯電話端末向け
には利用者の利用勝手を良くしつつ、且つイントラネッ
ト利用者(組織の構成員)とインターネット利用者(組
織外部者)に対する秘密情報の切り分けや著作権保護等
の観点からは、ハイパーリンクできる階層を適宜に選択
できる柔軟性に乏しいという課題があった。
【0006】更に、携帯電話用Webサービスにおいて
は利用者の認証のために、WWWブラウザ向けの既存認
証系と接続している事例が存在している。しかし、利用
者は管理者が指定または設定した複雑な識別コードID
やパスワードを入力する必要がある。携帯電話用Web
サービスにおいては、利用者は携帯電話用Webサービ
スの利用開始前に複雑な識別コードIDやパスワードを
特殊な方法でWeb用携帯電話端末から入力する必要が
ある。しかし、Web用携帯電話端末は数字の入力は1
回のキー入力で行なえるものの、英文字、カタカナ、平
仮名では何回もキー入力する必要があり、WWWブラウ
ザと比較して操作が繁雑で利用者の利便性が大幅に低下
するという課題があった。
【0007】本発明は上述する課題を解決するもので、
第1の目的は既存のHTML文書を変換する際に、We
b用携帯電話端末向けのCompact HTML文書に最適化
に変換するモバイルイントラネットシステムを提供する
ことにある。第2の目的は携帯電話用Webサービスの
利用開始前に、Web用携帯電話端末から入力する識別
コードIDやパスワードの入力が簡便に行えるモバイル
イントラネットシステムを提供することにある。第3の
目的はハイパーリンクできる階層を適宜に選択できるよ
うにして、イントラネット利用者(組織の構成員)とイ
ンターネット利用者(組織外部者)に対する秘密情報の
切り分けが容易に行えるモバイルイントラネットシステ
ムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記第1目的を達成する請
求項1記載のモバイルイントラネットシステムは、図2
に示すように、HTML文書を取得する対象となるWW
Wサーバ11、並びにHTML文書のハイパーリンク階
層数の取得上限値が設定されたHTML文書管理手段1
51と、HTML文書管理手段151で設定されたWW
Wサーバ11と通信し、WWWサーバ11に蓄積された
HTML文書を取得するHTML文書取得手段152
と、該取得したHTML文書におけるハイパーリンク構
造を解析するハイパーリンク構造解析手段153と、該
取得したHTML文書にハイパーリンクするHTML文
書を、ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲内で取
得するハイパーリンク文書取得手段154と、該取得し
たHTML文書並びに該ハイパーリンク階層数の取得上
限値の範囲内で取得したHTML文書をWeb用携帯電
話端末用の文書形式に変換する文書形式変換手段155
と、該変換されたWeb用携帯電話端末用文書を記憶す
るWeb用携帯電話端末用文書記憶手段156を具備す
ることを特徴とする。
【0009】このようなモバイルイントラネットシステ
ムは、特定の企業、学校、非営利組織などにおいて、組
織内の情報共有を図ることを目的として、特定の既設ネ
ットワークに接続されたWWWサーバを有している。H
TML文書取得手段152は、WWWサーバと通信し、
HTML文書を自動取得する。取得するHTML文書は
ネットワーク管理者が自由に設定できる。ハイパーリン
ク構造解析手段153は取得したHTML文書を自動解
析すると共に、好ましくは取得したHTML文書をモバ
イルイントラネットシステムのハードディスクのような
記憶装置内に蓄積する。ハイパーリンク文書取得手段1
54は取得したHTML文書に含まれるハイパーリンク
を解析し、次の階層のHTML文書を取得することを試
みる。モバイルイントラネットシステムは取得した次の
階層のHTML文書のハイパーリンクを同様に解析し、
次に高い階層のHTML文書の取得を繰り返す。ハイパ
ーリンク文書取得手段154は、HTML文書管理手段
151で許可されたWWWサーバ、並びに許可された階
層数のハイパーリンクされたHTML文書取得を繰り返
し、それ以降は取得を停止する。文書形式変換手段15
5は、取得したHTML文書をWeb用携帯電話端末用
の文書形式に変換し、データベースであるWeb用携帯
電話端末用文書記憶手段156に格納する。
【0010】好ましくは、請求項2記載のように、We
b用携帯電話端末用文書変換手段は、前記HTML文書
を予め定められたデータ量の範囲内で分割し、Web用
携帯電話端末は、情報表示時に分割された変換後のHT
ML文書を表示する機能を有するとよい。モバイルイン
トラネットシステムは利用者がWeb用携帯電話端末で
情報を閲覧する際、Web用携帯電話端末システムの制
約から、ファイルの1ページに表示できる文書容量が例
えば5キロバイトに制限されている。他方、既存WWW
サーバに用意されるHTML文書は基本的に任意の容量
になっており、Web用携帯電話端末システムの許容容
量を越えるHTML文書が多く存在する。そこで、モバ
イルイントラネットシステムはWeb用携帯電話端末で
の情報表示時に、システム管理者が予め設定したデータ
量、例えば行数で取得したHTML文書を自動分割し、
表示する。
【0011】好ましくは、請求項3記載のように、前記
Web用携帯電話端末用文書変換手段は、変換前のHT
ML文書に対して、前記分割された変換後のHTML文
書の分割されたページ総数を付すと共に、前記Web用
携帯電話端末は、情報表示時に分割された変換後のHT
ML文書の何ページ目を表示しているかの表示を含む構
成とするとよい。すると、Web用携帯電話端末の1ペ
ージに表示できる行数を越えるHTML文書を表示する
際、システムはHTML文書を分割表示するが、分割表
示時には現在、何ページ目の文書を閲覧中表示中か、併
せて該当HTML文書が全体で何ページに分割されてい
るかを表示する機能を備えることで、利用者にとって見
易くなる。
【0012】好ましくは、請求項4記載のように、We
b用携帯電話端末は、情報表示時に分割された変換後の
HTML文書の最初ページへ移動する機能を有する構成
とするとよい。Web用携帯電話端末システムでは上下
左右でのカーソル移動が基本であり、ブラウザ機能を有
するパソコンに比較して、文書間の移動における円滑性
に乏しい。そこで、Web用携帯電話端末用文書変換手
段がHTML文書を予め定められたデータ量の範囲内で
分割した際に、Web用携帯電話端末で変換後の文書の
どのページを閲覧中であっても一番最初のページへ瞬時
に移動できる機能を設けることで、利用者の利便性を高
めている。
【0013】好ましくは、請求項5記載のように、We
b用携帯電話端末用文書変換手段は、変換前のHTML
文書の文字コードを解析し、前記Web用携帯電話端末
で使用する文字コードに変換する構成とするとよい。通
常のHTML文書には各種の日本語漢字コードが使用さ
れている。他方、Web用携帯電話端末システムでは、
Web用携帯電話端末用の日本語漢字コードは、例えば
シフトJISのHTML文書に限定している。そこで、
モバイルイントラネットシステムはWeb用携帯電話端
末での情報表示時に取得したHTML文書の漢字コード
を自動分析し、シフトJISに漢字コードを変換する。
【0014】併せてWeb用携帯電話端末用文書変換手
段は、HTML文書の文書形態を定義するメタタグを変
更し、メタタグに含まれる漢字コード情報をシフトJI
S対応に修正する機能を設けるとよい。更に好ましく
は、Web用携帯電話端末用文書変換手段は、HTML
文書に用いられているタグを最適化した後、Web用携
帯電話端末から閲覧する際に最適化する文書レイアウト
表示に変換する機能を持たせるとよい。Web用携帯電
話端末は、画面サイズの制約や、Compact HTML文書
で使用している表示できるタグ(指示命令)が限定されて
いるので、変換後の文書レイアウトを事前に確認するこ
とができることは有用である。
【0015】好ましくは、請求項6記載のように、ハイ
パーリンク(HTML文書から別HTML文書へ移動す
る仕組み)したHTML文書の取得手段は、前記WWW
サーバに蓄積されたHTML文書の範囲内で取得する構
成とすると、モバイルイントラネットシステムは変換先
のWWWサーバからHTML文書を自動取得する。ま
た、モバイルイントラネットシステムは管理者が指定し
たWWWサーバ以外のHTML文書を取得することを禁
止する。これにより、管理者がWeb用携帯電話端末で
利用者に閲覧させるHTML文書を自動で制限すること
ができる。すると、HTML文書作成者がWeb用携帯
電話端末で閲覧されることを希望しないHTML文書を
保有しているとき、管理者が該当文書を指定しないこと
によりHTML文書作成者の著作権を侵害することを防
止できる。また、モバイルイントラネットシステムは、
取得先のWWWサーバを複数設定することにより、取得
したWWWサーバ間において利用者は自由にWeb用携
帯電話端末で閲覧することができる。
【0016】好ましくは、取得先のWWWサーバのタイ
トルを予め指定しておく構成とすると、HTML文書を
作成する知識がなくても自由に取得したHTML文書の
追加、削除を行うことができる。更に、表示手順につい
ても各タイトルに重みを設定し、表示順序を制御できる
構成とするとよい。更に好ましくは、HTML文書作成
者が重要なHTML文書を作成しWeb用携帯電話端末
へ公開する際、HTML文書がHTML文書作成者の意
図に沿わない形で変換することを防止する為、事前にど
のようにHTML文書が変換されるかを確認する機能を
設けるとよい。
【0017】上記第2目的を達成する請求項8記載のモ
バイルイントラネットシステムは、図3に示すように、
Web用携帯電話端末31を用いてWeb用携帯電話端
末用サーバ15に蓄積されたWeb情報を取得するモバ
イルイントラネットシステムにおいて、Web用携帯電
話端末用サーバの利用者を予め登録しておく会員管理手
段158と、該会員管理手段に登録される利用者につい
て、識別コードを用いて認証する会員認証手段159と
を備え、Web用携帯電話端末31の操作キーを用いて
認証コードを入力し、該入力された認証コードが会員認
証手段159に登録された認証コードと一致する場合
に、Web用携帯電話端末31からWeb用携帯電話端
末用サーバ15に対するアクセスを認可する構成として
いる。
【0018】このように構成すると、Web用携帯電話
端末用サーバ15を用いた組織内イントラネットの情報
を特定の利用者のみに閲覧可能な形にする為の認証機能
を備える。会員認証手段159については、例えばUN
IX(登録商標)では/etc/passwd方式(UNIXの標準の認
証方式)、RADIUS(ダイヤルアップによるリモートアクセ
スの際、認証を行うシステム)、socketによる認証サー
バへの通信方式を用いるとよい。好ましくは、認証コー
ドとして用いるパスワードでは、複雑な英数文字を入力
する手間を省略する為、半角数字4桁以上を入力する暗
証番号入力方式を採用するとよい。Web用携帯電話端
末31の操作キー入力は、Web用携帯電話端末システ
ムの制約から、半角数字の入力は容易であるが、平仮名
やカタカナのような数字に比較して複雑な文字の入力に
は大きな手間を必要とする為である。
【0019】好ましくは、請求項9記載のように、会員
管理手段158への利用者登録、または会員認証手段1
59への識別コードの登録は、利用者がWWWブラウザ
を用いて行う構成とするとよい。本発明のモバイルイン
トラネットシステムでは、組織内イントラネット等で既
設の認証サーバと通信を行い、認証情報を共有すること
が可能である。その場合、Web用携帯電話端末31の
操作キー入力による複雑な文字入力を回避する為、事前
にWWWブラウザで暗証番号を設定する処理を行う。好
ましくは、暗証番号はWeb用携帯電話端末31用と
し、WWWブラウザ用に設けられるパスワードと独立に
管理するとよい。これにより、WWWブラウザ向けの既
存の認証サーバでは用いていない、独立した暗証番号で
Web用携帯電話端末利用者の管理することができると
共に、セキュリティの2重化と情報漏洩の防止をはかる
ことが可能である。
【0020】好ましくは、請求項10記載のように、会
員認証手段159への識別コードが予め登録されたUR
LアドレスをWeb用携帯電話端末31に配信し、We
b用携帯電話端末31は該配信されたURLアドレスに
アクセスして、識別コードの再度の入力をすることなく
会員認証手段159の認証をえる構成とするとよい。こ
のように構成すると、WWWブラウザで事前にモバイル
イントラネットシステムにアクセスし、会員認証登録を
済ませ、電子メールでID情報を利用者保有のWeb用
携帯電話端末のメールアドレスに送信する。利用者は送
信されたメールを開き、それに含まれる特別なインター
ネットアドレスを選択するだけで、識別コードIDが投
入済みの認証画面にアクセスできる。これにより、利用
者は複雑な識別コードIDをWeb用携帯電話端末から
投入する必要がなく、事前に設定した暗証番号のみ投入
すれば組織のトップページ、イントラネットの情報にア
クセスできる。従って、複雑な識別コードIDやパスワ
ードの入力は初回登録時の1回に減らすことが可能とな
り、利用者の利便性が高まる。
【0021】好ましくは、請求項11記載のように、W
eb用携帯電話端末は該配信されたURLアドレスを前
記Web用携帯電話端末に随時呼出し可能な状態で記憶
している構成とするとよい。このような構成によると、
会員認証登録時の情報をURLアドレスに保存すること
により、Web用携帯電話端末のブックマーク機能を利
用し、会員専用のURLアドレスにアクセスすることが
可能である。すると、会員認証に必要な認証コードの入
力をWeb用携帯電話端末で行う必要がなく、利用者の
利便性を確保しながら、セキュリティ管理が確実に行え
る。
【0022】更に、Web用携帯電話端末用サーバ15
に格納された、Web用携帯電話端末用コンテンツはW
WWブラウザでも閲覧可能とする為、Web用携帯電話
端末以外からのアクセスの際は、HTTP cookieを利
用し、セッション管理を行う構成とするとよい。ここで
HTTP cookieとは、冷凍された状態でプログラムの
送受信が行われ、解凍されるとWeb用携帯電話端末で
作動するプログラムを言う。これにより、WWWブラウ
ザでアクセスした場合、必ず識別コードIDや暗証番号
を入力して、会員認証を必ず行う構成とするとよい。す
ると、Web用携帯電話端末用サーバ15側では、We
b用携帯電話端末からのアクセスとWWWブラウザとを
区別し、セキュリティレベルを保持することができる。
万一WWWブラウザで認証処理を通らずに、会員向のイ
ントラネットの情報にアクセスしようとしても、システ
ム側でWWWブラウザに保存されているHTTP cooki
eに保存されている認証情報とURLに含まれる認証情
報を比較し、一致しない場合はWeb用携帯電話端末用
サーバ15に蓄積された内容の閲覧を抑止する。
【0023】上記第2目的を達成する請求項12記載の
モバイルイントラネットシステムは、Web用携帯電話
端末用サーバ15は登録した会員に対して閲覧を許容す
るWeb用携帯電話端末用に変換されたHTML文書
と、会員外の利用者がWeb用携帯電話端末によるアク
セスした場合に閲覧を許容するWeb用携帯電話端末用
に変換されたHTML文書を備え、Web用携帯電話端
末31から有効な認証コードが入力されない場合は、会
員外の利用者に対して閲覧の許容されているWeb用携
帯電話端末用に変換されたHTML文書に対するアクセ
スを認可する構成としている。
【0024】このように構成すると、モバイルイントラ
ネットシステムはインターネットからアクセスできるネ
ットワークに設置することによりWeb用携帯電話端末
保有者に情報を提供できることから、インターネットサ
ービスプロバイダにモバイルイントラネットシステムを
導入し、既設の認証系と組み合わせることにより、会員
向けに限定された情報を提供でき、汎用性が高まる。ま
た利用者認証により、特定会員であるか、不特定多数の
非会員利用者かを区別して、WWW上のコンテンツ、関
連する情報をWeb用携帯電話端末による閲覧を可能に
している。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説
明する構成ブロック図である。図において、イントラネ
ット10は、モバイルイントラネットシステムは、イン
トラネット上のWWWサーバ11、管理者用クライアン
トや利用者用管理クライアント等の管理者用端末12、
WWWブラウザ用に開設されている既存認証システムを
構成する既設認証サーバ13、ルータ14、Web用携
帯電話端末用サーバ15、携帯電話用データベースサー
バ16、並びにこれら機器を接続するLAN(Local Are
a Network)やWAN(Wide Area Network)システムで構
成されている。ルータ14は通信回線を介してインター
ネット20と接続される。インターネット20には、イ
ンターネット上のWWWサーバ21が接続されていると
共に、携帯電話網30を介してWeb用携帯電話端末が
接続されている。携帯電話網30には、例えばパケット
通信網のような高速ディジタル通信に適した通信回線を
用いると、Web用携帯電話端末31の利用が促進され
る。Web用携帯電話端末31には、例えば株式会社N
TTドコモの商品名iモード、J−フォングループが提
供する商品名「J−スカイウェブ」のようなインターネ
ット接続用サービス適合端末を用いる。
【0026】Web用携帯電話端末用サーバ15は、W
eb用携帯電話ネットワークへ接続するゲートウエイ機
能を有すると共に、利用者からの認証を行う会員認証サ
ーバとしての機能、並びにイントラネットWWWサーバ
11、インターネットWWWサーバ21からの情報を取
得する為のロボット(自動巡回)機能を有している。
【0027】図2はWeb用携帯電話端末用サーバの詳
細を示す構成ブロック図である。HTML文書管理手段
151は、HTML文書を取得する対象となるWWWサ
ーバ11(場合によりイントラネット10外のインター
ネット10に接続されたWWWサーバ21を含む)、並
びにHTML文書のハイパーリンク階層数の取得上限値
が設定されている。HTML文書取得手段152は、H
TML文書管理手段151で設定されたWWWサーバ1
1と通信し、WWWサーバ11に蓄積されたHTML文
書を取得する。ハイパーリンク構造解析手段153は、
取得したHTML文書におけるハイパーリンク構造を解
析する。ハイパーリンク文書取得手段154は、該取得
したHTML文書にハイパーリンクするHTML文書
を、ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲内で取得
する。文書形式変換手段155は、該取得したHTML
文書並びに該ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲
内で取得したHTML文書をWeb用携帯電話端末用の
文書形式に変換する。Web用携帯電話端末用文書記憶
手段156は、該変換されたWeb用携帯電話端末用文
書を記憶するもので、例えばハードディスク、DVD、
CD−ROM、磁気テープ等の各種記憶媒体が使用され
る。
【0028】図3は会員登録並びに会員認証の詳細を示
す構成ブロック図である。会員管理手段158は、We
b用携帯電話端末用サーバ15の利用者を予め登録して
おく。登録情報には氏名、住所、生年月日、電話番号、
電子メールアドレス等が含まれる。会員認証手段159
は、会員管理手段158に登録される利用者について、
識別コードを用いて認証する。識別コードには、識別コ
ードID、パスワード並びに暗証番号が含まれる。識別
コードIDは利用者の認証を行うもので、例えば会員管
理手段158に登録される利用者に対して付与された口
座番号を用いる。パスワードは利用者本人のみが知り得
る情報を認証に用いることで、第三者が他人の識別コー
ドIDを何らかの理由で知得しても、直ちに利用できる
事態を防止する。暗証番号はパスワードが英数字を用い
るのに対して、数字が用いられている。このように構成
された装置において、利用者はWeb用携帯電話端末3
1の操作キーを用いて認証コードを入力し、該入力され
た認証コードが会員認証手段159に登録された認証コ
ードと一致する場合に、Web用携帯電話端末31から
Web用携帯電話端末用サーバ15に対するアクセスが
認可される。
【0029】図4は認証システムの操作画面の説明図
で、(A)は公開トップページ、(A1)は暗証番号登
録ページ、(B)は認証ページ、(C)は認証確認ペー
ジ、(D)はサイトトップページを表わしている。公開
トップページには、Web用携帯電話端末31での閲覧
に適するモバイルサイトを閲覧する為の入口が表示され
ている。暗証番号登録ページは初回の利用者登録に使用
するもので、識別コードID入力欄402、パスワード
入力欄404、暗証番号入力欄406並びに再確認入力
欄408が設けられている。会員認証ページは予め利用
者登録してある利用者が個人認証を行うもので、識別コ
ードID入力欄410並びに暗証番号入力欄412が設
けられている。認証確認ページは会員認証ページで入力
された識別コードIDと暗証番号が、予め暗証番号登録
ページで登録されたものと一致している場合に表示され
る。サイトトップページは、組織運営体が会員用に設け
たモバイルサイトのトップページである。
【0030】図5は会員登録手続きの一例を示すフロー
チャートである。利用者がWeb用携帯電話端末31ま
たはWWWブラウザを用いて、モバイルサイトの公開ト
ップページにアクセスし、公開トップページから暗証番
号登録ページに遷移する(S500)。暗証番号登録ペ
ージにおいて利用者はWWWブラウザ用に開設されてい
る既存認証システムの識別コードID、パスワード並び
にWeb用携帯電話端末向けの暗証番号を入力する(S
502)。Web用携帯電話端末用サーバ15は入力さ
れた識別コードIDとパスワードが半角英数字並びに半
角記号のみで構成されているか確認する(S504)。
次に、入力された暗証番号が半角数字で4桁以上が指定
されているか確認する(S506)。暗証番号登録ペー
ジで必要事項が入力されていることを確認すると、We
b用携帯電話端末用サーバ15はWWWブラウザ用に開
設されている既存認証システムにアクセスする(S50
8)。
【0031】既存認証システムは入力された識別コード
IDとパスワードが既に利用者登録してあるものと一致
するか確認する(S510)。次に、入力された識別コ
ードIDとパスワードが認証されると、Web用携帯電
話端末用サーバ15は入力された識別コードIDと暗証
番号がモバイルサイトの個人情報データベースに存在す
るか確認する(S512)。若しモバイルサイトの個人
情報データベースに既に識別コードIDと暗証番号が存
在する場合には、該当する識別コードIDと暗証番号の
レコードを削除する(S514)。次に、Web用携帯
電話端末用サーバ15は個人情報データベースに識別コ
ードID、暗証番号、暗証番号をDES(Data Encrypti
on Standard)暗号化した内容を追加する(S516)。
ここでDESは米国政府が標準暗号として認定した共通
鍵暗号方式で、鍵は56ビット固定長になっている。W
eb用携帯電話端末用サーバ15は識別コードIDと暗
証番号の登録完了メッセージを出力する(S518)。
この際、簡単アクセス機能の説明を付加するとよい。簡
単アクセス機能については、後で詳細に説明する。
【0032】図6〜図8は会員認証手続きの一例を示す
フローチャートで、ここでは既に利用者登録してある場
合を説明する。利用者がWeb用携帯電話端末31また
はWWWブラウザを用いて、モバイルサイトの公開トッ
プページにアクセスし、公開トップページから会員認証
ページに遷移する(S520)。会員認証ページにおい
て利用者は既存認証システム向けの識別コードID並び
に設定したWeb用携帯電話向けの暗証番号を入力する
(S522)。すると、Web用携帯電話端末用サーバ
15は入力された識別コードIDが半角英数字並びに半
角記号のみで構成されているか確認する(S524)。
次に、入力された識別コードIDと暗証番号が暗証番号
登録ページで登録したものと合致しているか確認する
(S526)。そして入力された識別コードIDと暗証
番号が合致していることを確認すると、モバイルサイト
は認証確認ページに遷移して、認証確認メッセージを表
示する(S528)。次に、Web用携帯電話端末用サ
ーバ15は利用者がアクセスしている機器がWWWブラ
ウザかWeb用携帯電話端末かの判断をする(S53
0)。
【0033】図7はWWWブラウザでのサイト閲覧手続
きの一例を示すフローチャートである。WWWサイトサ
ーバは、セキュリティレベルを保持する為に、利用者が
閲覧しているクライアント端末にHTTP cookieを設
定する(S532)。HTTP cookieの有効期限は今
回接続されているセッション限りとし、識別コードID
とDES暗号化した暗証番号を値としている。すると、
利用者が閲覧しているクライアント端末であるWWWブ
ラウザに、利用者用のサイトトップページが表示される
(S534)。そしてURLに指定されたている識別コ
ードIDとDES暗号化した暗証番号が、HTTP coo
kieの内容と等しいか判断する(S536)。等しけれ
ば利用者認証が行われ、利用者はサイト内を自由にペー
ジ閲覧する(S538)。そして、閲覧終了要求がある
までページ閲覧を継続し(S540)、閲覧終了要求が
あるとHTTP cookieを削除して(S542)、処理
を終了する。
【0034】図8はWeb用携帯電話端末でのサイト閲
覧手続きの一例を示すフローチャートである。Web用
携帯電話端末では端末内のメモリに利用者用のサイトト
ップページが登録できる旨を表示する(S550)。W
WWブラウザにNetscapeを用いている場合には、このペ
ージ登録をブックマークとも呼んでいる。これに対応し
て、利用者は利用者用のサイトトップページをブックマ
ークする(S552)。利用者は次回以降、Web用携
帯電話端末からのアクセスの場合、サイトトップページ
を登録したブックマークを呼出すと、認証手続きは不要
となる(S554)。次に、認証が済むと、Web用携
帯電話端末用サーバ15はWeb用携帯電話端末からの
アクセスか確認する(S556)。Web用携帯電話端
末からのアクセスが確認されると、利用者はサイト内を
自由にページ閲覧する(S558)。そして、閲覧終了
要求があるまでページ閲覧を継続し(S560)、閲覧
終了要求があると処理を終了する。
【0035】Web用携帯電話端末からモバイルイント
ラネットシステムにアクセスする際にはURLの入力な
どさまざまな入力が必要になる。この利用者の手間を簡
略化し、ID、暗証番号の設定を省略できるものが、簡
単アクセス機能である。図9は簡単アクセス機能を説明
するフローチャートである。利用者はWWWブラウザを
用いて、モバイルサイトの公開トップページにアクセス
し、公開トップページから会員認証ページに遷移する
(S570)。会員認証ページにおいて利用者は既存認
証システムの識別コードIDと設定したWeb用携帯電
話端末向けの暗証番号を入力する(S572)。S57
4からS584までは、図6に示すS524からS53
0まで、並びに図7に示すS532からS534までと
同一なので、説明を省略する。
【0036】図10は図9に続く簡単アクセス機能を説
明するフローチャートである。利用者はWWWブラウザ
を用いて、簡単アドレス転送機能を選択する(S58
6)。するとWeb用携帯電話端末用サーバ15は簡単
アドレス転送機能ページを表示する(S588)。利用
者は自分のWeb用携帯電話端末のメールアドレスをモ
バイルイントラネットシステムに入力する(S59
0)。すると、Web用携帯電話端末用サーバ15は入
力されたメールアドレスが半角英数字、半角記号のみで
構成されているか確認する(S592)。次に、モバイ
ルイントラネットシステムは認証情報を含む電子メール
を指定されたWeb用携帯電話端末へ送信する(S59
4)。これに対して、利用者は自分のWeb用携帯電話
端末で電子メールを受取る(S596)。利用者が電子
メール本文中のURLを選択すると、Web用携帯電話
端末に識別コードIDが入力済みの会員認証ページが表
示される(S598)。次に、利用者は予め設定した暗
証番号を入力する(S599)。後続の処理は、図6の
S524に遷移して行われる。
【0037】このように構成された装置においては、W
eb用携帯電話端末からモバイルイントラネットシステ
ムへの接続に関して、すべてのWeb用携帯電話端末契
約利用者から閲覧できる方式とシステム管理者が指定し
た特定の利用者から閲覧できる方式の2種類をメニュー
として用意している。そして、会員制組織のようなクロ
ーズな環境において活用する為、認証技術によるセキュ
リティ向上を図っている。
【0038】また、会員制組織のうち、企業や地方公共
団体等の各種法人においては、情報共有の為にLANシ
ステムなどが設置されているケースが多い。モバイルイ
ントラネットシステムへのWeb用携帯電話端末からの
アクセスの際に、既存設置の認証サーバを活用すること
で、セキュリティ向上、利用者の利便性向上を図ること
ができる。併せて、WWWブラウザを利用して情報を閲
覧する際、HTTP cookieによりセッションの管理が
できる為、不正なWWWブラウザからのアクセスを回避
することが可能である。この技術は、セキュリティの向
上に大きく寄与している。更に、既設の認証サーバと独
立させることにより、認証サーバの情報からモバイルイ
ントラネットシステムの認証を独立させることができ
る。これにより、セキュリティを2重化でき、併せて、
万一モバイルイントラネットシステムに不正アクセスさ
れた場合でも既設の認証サーバに含まれる情報の漏洩が
防止できる。
【0039】図11はWWW用のHTML文書をWeb
用携帯電話端末用のHTMLタグに変換する機能を説明
するフローチャートである。Web用携帯電話端末で
は、コンパクトHTMLというインターネット上のWW
Wに標準で利用されているHTMLを簡素化した言語が
文書の記述用語として利用されている。コンパクトHT
MLは利用できるタグ(表示指示命令)が限定されている
為、そのままWWW用のコンテンツをWeb用携帯電話
端末用に利用することはできない。併せて、タグにはペ
ージレイアウトを構成する上で重要な情報が含まれてお
り、書換を行うとレイアウトが崩れ、利用者が閲覧した
際、意味不明な情報を提供してしまう恐れがある。そこ
でタグを可能な限り残して最適化を行う必要がある。
【0040】更に、Web用携帯電話端末のある形式の
機器は、初期出荷時に画像フォーマットが2bit GIF
形式しか許容しておらず、それ以外の形式の画像が読込
まれた場合、不要な待ち時間がかかる上、データが読込
まれる為、不要なパケットが流れ、月額使用料金に反映
されてしまうという課題がある。併せて、Web用携帯
電話端末のシステム上の制約から、表示できるHTML
文書の漢字コードがシフトJISのみで、1ページあた
りの文書が5キロバイト未満等の制約がある。
【0041】以上の制約をふまえ、モバイルイントラネ
ットシステムでは、次の様にしてWWW用のHTML文
書をWeb用携帯電話端末用のHTMLタグに変換す
る。まず管理者が変換設定を行う(S1102)。変換
設定する項目は、変換するページ群の起点ページUR
L、起点ページからの階層数、ページの分割行数、更新
頻度、タイトルである。この変換設定された項目は、デ
ータ送信により管理者用端末12からWeb用携帯電話
端末用サーバ15に登録される(S1104)。更に、
Web用携帯電話端末用サーバ15は携帯電話用データ
ベースサーバ16に投入データを保管する(S110
6)。またタイトルは関連WebPage管理メニュー
へ追加する(S1108)。
【0042】Web用携帯電話端末用サーバ15は、更
新頻度の指定した時刻になるまで待機し(S111
0)、指定時刻に到達したことを確認すると(S111
2)、起点となるHTML文書を取得すると共に、階層
をゼロにセットする(S1114)。次に、取得したH
TML文書と同一のWWWサーバ内へのリンク指示タグ
が含まれるか確認し(S1116)、含まれなくなった
ら処理は終了する。含まれていれば、リンク先URLを
メモリ内に保持し、階層を+1増加させる(S111
8)。次に、同じ文書内に他のリンク先指定がないか確
認し(S1120)、他のリンク先指定があればS11
18に戻る。他のリンク先指定がなければ、階層が管理
者の設定未満か確認し(S1122)、階層が設定未満
であれば更に深い階層の文書を取得する為S1118に
戻る。階層が設定に到達すれば、メモリ内に保持された
リンク先HTML文書を取得し、リンク情報の書換を行
い、携帯電話用データベースサーバ16に格納する。
【0043】ここで、S1110〜S1122の機能を
実現する為にモバイルイントラネットシステムでは、W
WW上にあるHTML文書をロボットにより定期的に取
得する方法を採用している。このメリットとしては以下
があげられる。 HTML文書を一旦取得してしまえば、加工を自由
にしやすい。 取得元のサーバが万一ダウンしていたとしてもモバ
イルイントラネットシステムのローカルディスクからデ
ータを取得する為、影響をうけない。 全文検索エンジンと組み合わせることにより、キー
ワード検索が可能となる。これにより、膨大なリソース
からの検索が大幅に向上する。 移動すべきページを管理する際、端末表示エージェ
ントがいちいちデータベースに問い合わせる必要がな
く、仕組みがシンプルになり、速度が向上する。
【0044】ロボットは管理者が指定した周期、例え
ば、3時間、6時間、1日、3日、1週間、1ヶ月ごと
に登録されたURLを起点として、HTML文書の取得
を開始する。取得したHTML文書はモバイルイントラ
ネットシステムのハードディスク内にファイル形式で保
存される。例えば、“http://www.△△△.com/cfo/dfo/
index.html”というURLを取得した場合、“/r/http:
//www.△△△.com/cfo/dfo/index.html”という形式で
ファイルが保存される。この際、すべてのハイパーリン
クはWeb用携帯電話端末向け表示用エージェントから
コールされるように書き換えられる。
【0045】通常URLには、ファイル指定形式でリン
クを指示していないものがある。例として、“http://w
ww.△△△.com/ ”等がある。上記の場合、ローカルへ
保存する場合、“http://www.△△△.com.com/index.ht
ml”とファイル名を自動補完し、保存する。併せて、UN
IXで実現されているWWWサーバでは、個人のホームデ
ィレクトリを示す「〜」(ティルダ)という記号が含ま
れることがある。「〜」は、特殊文字である為、これは
すべて削除する。Web用携帯電話端末表示用エージェ
ントはこれらの変換情報を保有し、ファイルにアクセス
し、情報を表示する。
【0046】更に、モバイルイントラネットシステムで
は、既存のWWWサーバにロボットがアクセスし、文書
を取得する設計になっている。その際、管理者が設定し
たURLを基準として、ロボットが自動巡回する。管理
者は起点のURLから何階層移動することができるかを
設定できる。これにより、Web用携帯電話端末から閲
覧できるページに制限を加えることができる。起点の階
層から指定された階層以上離れるとリンクの取得を断念
する。併せて、モバイルイントラネットシステムでは取
得するWWWサーバを管理者が指定したWWWサーバの
みで行う。これにより、HTML文書中で別WWWサー
バへのリンクが含まれていたとしても取得はその時点で
中止され、別の同ホストへのハイパーリンクが含まれた
部分の解析へ処理を移す。これにより不意のコンテンツ
の公開を防止することができる。
【0047】更に、管理者はロボットの細かな設定を行
うことができる。例えば、別WWWサーバへの移動を許
容しないことにより、許容されていないWWWサーバに
掲載されているHTML文書(例として新聞社等)の変換
を防止することができる。これにより、不意なHTML
文書変換を行うことが防止でき、HTML文書作成者に
対する著作権侵害行為を未然に防止することが可能であ
る。
【0048】また、ロボットによる巡回によって、シス
テム内のハードディスクに保存されたHTML文書内の
ハイパーリンクはWeb用携帯電話端末表示用エージェ
ントをコールする形に書き換えられる。図11では、別
WWWサーバ間のリンクは移動できないと記述したが、
管理者が許容したWWWサイト間は自由に移動できる機
能を保有する構成としてもよい。これにより管理者の設
定次第では、WWWサーバ間の移動は実現され、利便性
は全く損なわれることはない。
【0049】図12はHTML文書をWeb用携帯電話
端末用のHTMLタグに変換する対応タグ一覧である。
文書形式変換手段155は、以下の最適化を行いHTM
L文書を加工表示する。 通常のハイパーリンク、スタイルシートによるハイ
パーリンクは、すべて表示用エージェントプログラムか
らの引数という形で参照するように変更を行う。 改行指示(<BR>、<p>等のタグ)が2行以上連続する場
合、内容の閲覧では無意味なものである場合が多い為、
重複指示を一旦全削除し、1つに最適化する。 テーブル表示(<table>タグ)はWeb用携帯電話端末
が認識できない。本タグがHTML文書に含まれる場
合、<table>タグは削除する。あわあせて、各コラムを
区別する<td>、<th>タグごとに区別可能な形でアイテム
化する表示に変更する。併せて、行終了を示す<tr>若し
くは</tr>タグが含まれる場合、更に改行を追加し、1
行が明確に区別可能な形に変更する。
【0050】 metaタグによるHTML文書の自動遷
移指示についてはWeb用携帯電話端末は対応していな
い。本metaタグによるページの自動遷移指示がHTML
文書内に含まれる場合、metaタグを削除し、
【METAタグ指定】というメッセージを表示しリンクを遷
移可能とする。 ページを分割表示するフレーム<frame>タグについて
は、Web用携帯電話端末が対応していない。最近、フ
レームを採用しているWWWサイトは多数ある為、これ
をWeb用携帯電話端末で表示できるようにする。具体
的には、<frameset>タグと呼ばれるフレームの初期設定
を行うタグが含まれる場合、「本ページにはフレームが
利用されています」というメッセージをWeb用携帯電
話端末に表示する。<frame>タグの中には通常、フレー
ムを構成するHTML文書ファイル名、フレームのレイ
アウト情報が含まれているが、モバイルイントラネット
システムでは、ページ遷移が可能なことを目的とする
為、フレームを構成するHTML文書ファイル名を抽出
し、通し番号を振り、リンクをたどれるような形にHT
ML文書を再構成する。併せてフレーム未対応ブラウザ
の場合表示される<noframe>タグはすべて削除する。
【0051】 ページからサーバへ情報を送信する<fo
rm>タグについては、基本的にすべて削除する。 画像情報を表示する<img>タグについては基本的にす
べて削除する。 Web用携帯電話端末が解釈できないJavaScriptタ
グ、Appletタグはすべて削除する。 フォントサイズを指定する<font>タグはすべて削除
する。 (10) HTML文書を記述する際、漢字コードはEUC
コード、JISコード、シフトJISが選べる。通常の
WWWブラウザは漢字コードを自動判別することが可能
である。しかし、Web用携帯電話端末に搭載されてい
るブラウザは漢字コードをシフトJISのみしか許容し
ていない。併せて通常のHTML文書においては、meta
タグと呼ばれる指示タグで漢字コードを定義するのが一
般的である。これらより、すべてのHTML文書の漢字
コードをシフトJISに変更する。併せてWWWブラウ
ザからHTML文書を閲覧した際、コンテンツの表示異
常が発生することを回避する為、metaタグをすべてシフ
トJIS対応へ変更する。
【0052】(11) コメントタグ(<!--〜--> )タグは削
除する。 (12) ページ全体の上記文書形式変換が終了した場合、
再度変換されたページを検査する。HTML文書は通
常、構造情報をタグで制御する為、同HTML文書中に
含まれる改行はすべて表示時に無視される。しかし、モ
バイルイントラネットシステムでは、行数でページを分
割する為、不要な改行はすべて削除し、タグで指示され
る構造情報へ一本化する。これにより、管理者が指定さ
れた行数で効率よくページ分割を行うことが可能とな
る。併せて改行コードのCR、LFについてもすべてL
Fに一本化する。 (13) 重複スペース等、無用なバイト文字は全削除す
る。
【0053】このようにして、モバイルイントラネット
システムでは、システム管理者がHTML文書を編集す
る知識がなくてもすべてWWWインタフェースでシステ
ムをコントロールすることが可能である。システムの制
御はすべてWWWブラウザを利用することで実現でき
る。機能としては以下を保有する。 ロボットが取得したページのタイトルを自由に並べ替
え表示することができる。これにより、例えば就職活動
シーズンになった場合、就職関連の情報を提供するWW
Wサーバの情報を上に移動したり、時期が過ぎたら削除
することなどが可能である。これは管理者用ページで登
録されたページごとに重みを設定することにより実現す
る。重みは10段階に設定でき、重みの大きいものが上
にくる仕組みを採用している。併せてチェックボックス
をチェックするだけでインデックスを削除できる。
【0054】WWWインタフェースはWWWサーバの
HTML文書を取得するロボットと連動しており、管理
者はインデックスの追加を行えば簡単にページを公開す
ることができる。 ロボットが取得したページ以外にも静的に用意された
ページもWWWインタフェースで制御できる。ここでは
認証情報を継承することができ、限定された利用者のみ
情報を閲覧することができる。
【0055】図13は文書変換による文書配列の説明図
で、(A)はWWW用のHTML文書、(B)はWeb
用携帯電話端末用に変換されたHTML文書である。モ
バイルイントラネットシステムはページを最適化して変
換表示する機能を保有しているが、HTML文書の作成
者が意図しないページに変換される可能性もはらんでい
る。併せて、ロボットの巡回期間は最短でも例えば1時
間であり、即巡回が開始される保証はない。これらの問
題を解決する手段として、HTML文書の作成者はペー
ジがどのように変換されるかを事前に確認することがで
きる。これにより、重要な情報を変換する際、誤った情
報を発信する可能性が大幅に低下することが見込まれ
る。また、このページを一般に公開することにより、組
織内のHTML文書作成者が利用するようにすることも
可能である。
【0056】図14はWWW用のHTML文書をWeb
用携帯電話端末用のHTML文書に変換した具体例の説
明図である。図中、WWW用のHTML文書は「〇〇学
園就職部」のトップページ(A1)と、次の階層に位置
する「就職部行事案内」のページ(A2)、更に第2階
層に位置する「春季一斉休業期間中の利用について」の
ページ(A3)を有している。これに対応して、Web
用携帯電話端末用のHTML文書は「〇〇学園就職部」
のトップページ(B1)と、次の階層に位置する「就職
部行事案内」のページ(B2)、更に第2階層に位置す
る「春季一斉休業期間中の利用について」のページ(B
3)、更に第3階層に位置する「リンク不可の階層文書
表示」のページ(B4)を有している。
【0057】図15〜図17はWeb用携帯電話端末に
おける変換後のHTML文書の閲覧状態を説明するフロ
ーチャートである。まず、関連WebPageメニュー
画面をWeb用携帯電話端末に表示する(S150
2)。そして閲覧したいページタイトルを一覧から選択
し(S1504)、ページ名に起点となるHTML文書
名をセットすると共に、位置情報にゼロをセットする
(S1506)。Web用携帯電話端末用サーバ15
は、ページ名に該当するHTML文書をシステム内ハー
ドディスクから取得する(S1508)。若し取得でき
なければ、リンク不許可表示をWeb用携帯電話端末に
行う。
【0058】取得したHTML文書は一括でWeb用携
帯電話端末用サーバ15内のメモリ内に読込まれる(S
1510)。そして、漢字コードのEUC化と半角カタ
カナの全角変換を行う(S1512)。そして、HTM
Lタグ分析を開始し(S1514)、タグの最適化を行
う(S1516)。そして変換後の文書から不用空行や
不用空白の削除を行う(S1518)。そして、文書全
体の行数が(位置情報+1)x(管理者が指定した行
数)未満か確認し(S1520)、否であれば指定した
行数の最終行へ終了コードを投入する(S1522)と
共に、それ以降の行数をカウントする。そして、分割行
数と先頭ページへのリンクボタンをメモリ内に追加する
(S1524)。
【0059】続いて、漢字コードをEUCからシフトJ
ISに変換する(S1526)。併せて全角英数文字を
半角英数文字に変換し、全角カタカナを半角カタカナに
変換する。分割行数が2以上であれば「前ページ」、
「後ページ」ボタンをメモリに追加する(S152
8)。そして変換後のHTML文書を表示し(S153
0)、利用者は内容を閲覧する(S1532)。そし
て、利用者が別文書へのハイパーリンクを選択したとき
は(S1534)、ページ名にリンク先となるHTML
文書をセットすると共に、位置情報にゼロをセットし
(S1536)、S1508へ遷移する。利用者が「前
ページ」若しくは「後ページ」ボタンを選択したときは
(S1538)、ページ名に現在のHTML文書名をセ
ットする(S1540)。「前ページ」を選択したとき
は位置情報を“−1”し、「後ページ」を選択したとき
は位置情報を“+1”して、S1508へ遷移する。利
用者が「止める」ボタンを選択したときは(S154
2)、ページ名に現在のHTML文書名をセットすると
共に位置情報にゼロをセットして(S1544)、S1
508へ遷移する。利用者が「戻る」ボタンを選択した
ときは(S1546)、S1502へ遷移し、他の場合
はS1532に戻る。
【0060】図18はモバイルサイトの一例を示すサイ
トマップで、ここでは学校法人の場合を示している。モ
バイルイントラネットシステムは、インターネット(W
eb用携帯電話端末ゲートウェイサーバがアクセスする
のはインターネット経由)、若しくはWeb用携帯電話
端末ゲートウェイサーバが設置されているネットワーク
からアクセスできる空間に設置することにより、Web
用携帯電話端末から情報閲覧が可能となる。
【0061】すべてのWeb用携帯電話端末契約利用者
から閲覧できる方式では、大学の入学案内、研究内容の
公開、公開セミナー、学部学科情報等一般公開用WWW
に用意されているコンテンツを準備し、入学希望者、入
学希望者の父母、高等学校の教諭、受験予備校、他大学
学生、教職員などを対象とした情報提供サービスを可能
とする。具体的なコンテンツとしては、大学入学案
内、建学の精神、発足経緯、学内組織案内、受験
情報、研究室の研究内容、教職員情報、公開セミ
ナー情報等がある。
【0062】システム管理者が指定した特定の利用者か
ら閲覧できる方式では、キャンパスで生活を送る学生、
教職員への連絡事項、休講情報、履修情報、学内スケジ
ュール、カレンダーなどを大学事務局が提供すること
で、利用者の利便性向上を図るものである。具体的なメ
ニューとしては、下記の項目がある。
【0063】緊急ニュース 施設工事の連絡や特別セミナーなどの非定期的に発生す
る情報を単独、若しくは複数大学事務局が学生に向けて
情報発信できる。併せて自然災害等が発生した場合、例
えば大雪で大学が閉鎖になるなどの事態が発生した場
合、学生、教職員に一斉同報する仕組みを備え、学生、
教職員への緊急連絡手段として活用することができる。
緊急ニュース投入は管理者IDを保有する管理者のみが
投入でき、あわせて既設認証系のID、パスワードも投
入させ、2重のセキュリティを保つ。併せて誰が緊急ニ
ュースをモバイルサイトに投入したかを別途データベー
スに保有することにより、不正情報が投入されることを
防止することができる。
【0064】大学カレンダー 学生へ定期的に発生する情報や、各種窓口の開設時間、
各部局の予定情報を提供する。大学カレンダーのデータ
投入はCSV(Comma Separated Value)形式で、一括で
管理者側でサーバ側へ投入できる。ここでCSVとは、
レコード中の各フィールドをコンマで区切り、レコード
の間を改行コードで区切るだけのデータフォーマットを
言う。データは管理者側で部局毎、若しくは一斉にすべ
ての部局の情報を掲載することができる。Web用携帯
電話端末側のメニューではトップページからアクセスす
ると、当日の窓口開設時間一覧が表示される。予定があ
る場合、ハイパーリンクが表示され、利用者はそれを選
択するとその内容が表示される。予定がない場合は、W
WW変換機能が設定されている部局については自動的に
その内容が表示される。この変換機能が設定されていな
い場合はハイパーリンクが表示されず、無駄なリンクを
たどる必要がない。
【0065】関連WEBページ 学内イントラネットWWW、その他システム管理者が指
定したWWWサイトへ接続し、既存のインターネットW
WWページの情報をWeb用携帯電話端末向けに自動変
換してWeb用携帯電話端末の画面に表示することがで
きる。具体的には、学内の施設照会、就職関連ページ、
行事予定、コンピュータセンタ、図書館からの連絡、新
着情報、窓口開設時間などがある。併せて学生生活に役
立つWeb用携帯電話端末関連サイト、キャンパスライ
フを送る上で共有することにより利便性があがる電話帳
一覧がある。電話帳については、Web用携帯電話端末
の機能で、ハイパーリンクを選択することにより電話を
直接かけ通話することができる構成とするとよい。
【0066】なお、前述のWWWページの情報をWeb
用携帯電話端末向けに自動変換してWeb用携帯電話端
末に表示する機能は、すべてのHTML文書を対象とし
て変換すると、オリジナルのHTML文書に関して作成
者が保有する著作権を侵害する恐れがある。この著作権
侵害問題対策として、Web用携帯電話端末から利用者
が閲覧できる階層をシステム管理者が自由に設定するこ
とが可能である。併せてハイパーリンクしたHTML文
書であっても、管理者が指定したサーバに含まれるHT
ML文書以外は閲覧できないようにする機能を保有す
る。
【0067】休講情報 講義に関する情報が取得できる為、休講情報を迅速に入
手できる。休講情報は学内のホストコンピュータから自
動的、定期的に情報を取得し、情報を提供する。 マイカリキュラム 時間割(履修情報)、学生、教職員の個人予定(プライ
ベートスケジュール)が一括管理できる。履修情報は認
証情報と連動して該当する学生の時間割が選択、表示さ
れる。これにより学生は日々の予定をWeb用携帯電話
端末で時間割を確認できる。併せて学生個人の予定を管
理できる。予定の投入はWWWブラウザ、Web用携帯
電話端末のどちらでも投入できる。WWWブラウザから
閲覧した場合、予定を効率的に投入することができる機
能をもつ。
【0068】併せてWWWブラウザからはCSV形式で
予定をWeb用携帯電話端末用サーバ15に一括投入で
きる機能を保有する為、他スケジューラ等のソフトウェ
アとの連携が可能である。これにより学生は、自分の講
義スケジュール、プライベートスケジュールを日々管理
できる。即ち、Web用携帯電話端末が電子手帳的な機
能を保有することになる。これを利用すれば学生はより
効率的なキャンパスライフを過ごすことが可能となる。
【0069】マイアドレス 手帳やシステム手帳に登録していた住所録をWeb用携
帯電話端末で管理・閲覧できる。前述のプライベートス
ケジュールと同様に住所録はWWWブラウザ、Web用
携帯電話端末のどちらからでも投入できる。併せてWW
WブラウザからはCSV形式で住所録を一括投入する機
能を保有する為、他アドレス管理ソフトウェアとの連携
が可能である。併せてグループ単位で共通のアドレス帳
を利用する機能を保有し、例えば研究室、ゼミ単位で情
報を共有できる。
【0070】履修確認 上記マイカリキュラムに関連して、学内のデータベース
から、学生個人の履修情報のチェックができる。学生は
履修届を教務部に提出し、その内容に対するエラーの有
無がWeb用携帯電話端末で確認できる。例えば登録し
た講義時間が重複している、登録した講義が開講されて
いない等の内容が表示される。その内容を学生は参照
し、再度履修登録を修正することが可能である。
【0071】部活動(クラブ、サークル)情報 学内のクラブ活動、サークル活動の活動スケジュールを
閲覧することが掲示板機能により可能になる。部員間の
コミュニケーションの充実に寄与することが可能であ
る。 研究室情報 学内の研究室の活動スケジュールを閲覧することが掲示
板機能により可能になる。研究室内構成員間のコミュニ
ケーションの充実に寄与することが可能である。 (10)大学組織情報 学内の組織の情報を提供することができる。具体的に
は、学長、各学部、就職部、教務部等からの情報があ
る。 (11)生協情報 学生教職員向けに安価な商品を提供する生協の情報を提
供する。具体的には雑誌、教科書等の販売、在庫情報、
旅行、CD等の情報、自動車学校、語学スクール情報等が
ある。
【0072】なお、上記実施例においては、学校法人を
例にモバイルイントラネットシステムを構築する場合を
説明したが、大学生協、地域生協、百貨店・デパート、
地域スーパー、商店街、教育機関、各種会員組織に適用
できる。モバイルイントラネットシステムはインターネ
ットからアクセスできるネットワークであればどこに設
置しても利用可能である。併せてモバイルイントラネッ
トシステムを予め保有している認証系と接続すれば、会
員向けに特定の情報を提供するようなデータセンタへ追
加設置することが可能である。これにより、会員向けサ
ービスを展開できる。
【0073】大学生協 大学生活共同組合において、大学学生をターゲットに生
協で扱う各種商品、サービスのPR、Web用携帯電話
端末を活用しての購入(EC;Electric Commerce)を可
能とすることに特徴がある。さらに、Web用携帯電話
端末システムの基本機能であるメール発信機能を用い
て、情報の一斉配信が可能となる。大学にて同様のモバ
イルイントラネットシステムが導入済み、または同時に
導入する場合には、コンテンツの共有化、メニューの共
有化による相乗効果が発揮できる。
【0074】地域生協 地域生活共同組合において、地域店舗営業、配送サービ
スを実施している。店舗営業の場合、特売品のPR、来
店促進、地域情報提供、健康情報の提供、生活情報の提
供など、さまざまな生活者情報を提供することによっ
て、地域との密着化、顧客のリピータ化を促進させるこ
とができる。また、配送サービスの場合、情報の連絡は
紙べースで実施しているのが通常であるが、Web用携
帯電話端末による受発注業務、商品のPR、健康情報の
提供、食品知識の提供、生活情報の提供などが可能とな
り、より生活者に必要な情報を提供できるようになるた
め、顧客ニーズに合致した商品の仕入れ、売れ筋、死に
筋商品の判別の容易性など生協にとっての業務の効率化
にも直結する。
【0075】百貨店・デパート 百貨店、デパートにおいては、現在顧客囲い込みのため
に、ポイントカード発行などさまざまな施策を展開して
いるところであるが、Web用携帯電話端末システムに
よる情報発信を実施することで2つのメリットが考えら
れる。 (i).上得意に対してのフォローがタイムリーに可能に
なる。イベント情報、特価品情報、ポイント情報、トレ
ンド情報をWeb用携帯電話端末システムで提供し、購
入金額の高い上得意に対して、情報発信、上得意限定情
報などの囲い込みが可能になる。百貨店等で発行してい
る既存のポイントカードやDMなどと連動することによ
って相乗効果が期待できる。 (ii).一般利用客に対しての情報発信が可能になる。W
eb用携帯電話端末システムのWeb用携帯電話サービ
スの特徴は、いつでも、どこにいても情報をキャッチで
きるなどの携帯性、即時性、本人性にあるが、昼間に仕
事のある人にもダイレタトに情報を発信できるメリット
がある。特に若者を主なターゲットとしているデパート
では、トレンド、特価品、話題性のある商品の情報を提
供することで、来店率を向上できる。しかも、継続的に
情報を発信することにより、上得意に囲い込むことも可
能になる。更に、Webサイトと連動することによる相
乗効果も期待できる。
【0076】地域スーパー 従来は折込チラシなどによって提供されていた地域の小
売店の特売情報をWeb用携帯電話端末によって発信で
きる。また、既にホームページを所有している小売店は
既存のWebページと連動させることによって、より効
果的な情報提供の仕組みを構築できる。また、定期的に
情報を発信することによって、顧客の囲い込み、他の大
手スーパー、コンビニエンスストアとの差異化を図るこ
とも可能となる。
【0077】商店街 近年の商店街衰退の原因として、大手スーパーやコンビ
ニエンスストア等との競合による集客率の低下が考えら
れるが、モバイルイントラネットシステムによって、よ
り地域に密着した情報を顧客へ提供できるため、顧客損
失の歯止めをかけることが可能となる。具体的には、小
売店だけではシステム構築が困難な場合にも、地域の商
店街として、情報を提供し、主に最寄品についての情報
提供により、効率的なシステム構築が可能となる。既に
商店街のホームページを所有している場合には、Web
サイトからコンテンツを自動変換し、同様の情報を商店
街近辺の顧客に対して提供することができる。また、昼
間は仕事をもち、会社に勤務している顧客層である、働
く主婦に対して情報を発信できるため、主婦は会社にい
ながらも帰りの買い物情報、何時に閉店するかなどの商
店街情報などを入手できる。なお、システム構築にあた
っては、データセンタによるホスティングサービスによ
って個々の商店等がサーバを購入する必要はなく、無駄
なくシステム構築が図れる点も特徴である。
【0078】教育機関 大学のほかに、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等
学校、短期大学、学習塾、予備校、料理学校、英会話学
校、パソコンスクール、カルチャーセンタ、ビジネスス
クール、スポーツクラブなどへの適用も簡易に可能であ
る点が特徴である。幼稚園、保育園では、園児の父母に
対して、育児情報や幼稚園、保育園の各種連絡事項、突
発的な事項についての連絡がタイムリーに実施できる。
父母は情報を簡易に入手できるため、安心して仕事遂行
が可能になる。また、出先からイベント情報を迅速に入
手できるため、スケジューリングもプライベートを念頭
においたものとすることができる。同様に、小学校、中
学校、高等学校においても、保護者である父母に対して
の情報発信が可能になる。
【0079】また、プライベートスクールである、学習
塾、予備校についても、学校側からの受験情報や、スケ
ジュール、カリキュラムについての情報を塾生、予備校
生に提供できるうえ、父母に対しても受験情報、受験生
を子供にもつ親への生活情報を提供することができる。
更に、カルチャーセンタ、英会話学校に対しても同様
に、生徒に対して情報発信が簡易にできることがメリッ
トとなる。
【0080】各種会員組織 ファンクラブ、地域の野球チームなどの小集団において
も簡易に情報を共有することが可能である。モバイルイ
ントラネットシステムの大きな特徴である携帯性におい
て、従来の情報連絡はオフィスなど固定された場所にお
いて、LANシステムによって情報を共有していたり、
出先であれば、ノートパソコンに携帯電話を接続し、リ
モートアクセスにより、オフィスのLANシステムにア
クセスしていたが、Web用携帯電話端末システムによ
り、社内イントラネットの役割を担うことができるよう
になってきた。Webサイトで既に情報を発信している
企業であれば、そのコンテンツを自動変換することで、
手間をかけずにWeb用携帯電話端末システム用のコン
テンツに変換できる。
【0081】なお、上記実施例においてはWeb用携帯
電話端末がCompact HTMLを用いている場合を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなくWML(Wir
eless Markup Language)等の他の言語を用いるWeb用
携帯電話端末、例えばDDIが商品名EZWebで提供
するWebサービスにも同様に適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモバイル
イントラネットシステムによれば、HTML文書を取得
する対象となるWWWサーバ、並びにHTML文書のハ
イパーリンク階層数の取得上限値が設定されたHTML
文書管理手段と、HTML文書管理手段で設定されたW
WWサーバと通信し、WWWサーバに蓄積されたHTM
L文書を取得するHTML文書取得手段と、該取得した
HTML文書におけるハイパーリンク構造を解析するハ
イパーリンク構造解析手段と、該取得したHTML文書
にハイパーリンクするHTML文書を、ハイパーリンク
階層数の取得上限値の範囲内で取得するハイパーリンク
文書取得手段と、該取得したHTML文書並びに該ハイ
パーリンク階層数の取得上限値の範囲内で取得したHT
ML文書をWeb用携帯電話端末用の文書形式に変換す
る文書形式変換手段と、該変換されたWeb用携帯電話
端末用文書を記憶するWeb用携帯電話端末用文書記憶
手段を具備する構成としているので、イントラネット、
インターネット向けに情報発信されているHTML文書
が一度の文書形式変換で容易にWeb用携帯電話端末に
対する情報発信が可能となる。従って、HTML文書作
成者はモバイルイントラネットシステムの管理者、若し
くは自らモバイルイントラネットシステムの管理画面
で、作成するHTML文書の保存されるWWWサーバ名
を含んだURL等を一度指定するだけでよい。それ以
降、HTML文書作成者は通常のHTML文書の更新作
業のみを意識すれば良く、同文書の校正のみを行えば、
後はHTML文書取得手段、ハイパーリンク構造解析手
段、ハイパーリンク文書取得手段、文書形式変換手段並
びにWeb用携帯電話端末用文書記憶手段が適切に処理
する。
【0083】また、実施例のようにWeb用携帯電話端
末用サーバは、Web用携帯電話端末への情報発信のゲ
ートウェイサーバという位置付けを兼用する場合には、
複数サーバを設置する必要がなく、一台のサーバのみで
組織全体のWeb用携帯電話端末ゲートウェイサーバの
役割を持つ。この為、導入費用という面でも大幅に低減
することが可能である。
【0084】また、本発明によれば、Web用携帯電話
端末を用いてWeb用携帯電話端末用サーバに蓄積され
たWeb情報を取得するモバイルイントラネットシステ
ムにおいて、Web用携帯電話端末用サーバの利用者を
予め登録しておく会員管理手段と、該会員管理手段に登
録される利用者について、識別コードを用いて認証する
会員認証手段とを備え、Web用携帯電話端末の操作キ
ーを用いて認証コードを入力し、該入力された認証コー
ドが会員認証手段に登録された認証コードと一致する場
合に、Web用携帯電話端末からWeb用携帯電話端末
用サーバに対するアクセスを認可する構成としているの
で、認証システムを組織内に設置されている認証サーバ
を利用でき、識別コードIDの一本化を行うことができ
る。これにより利用者の利便性を大幅に向上している。
【0085】また、通常組織内に設置されている認証認
証サーバに登録されている識別コードIDやパスワード
は通常複雑な英数字を含んでおり、Web用携帯電話端
末から投入することは利便性を大幅に損なうことが予想
される。そこで、実施例に示すように、暗証番号による
認証を導入すると、IDの投入のみ行えば、後は簡単な
登録した暗証番号を投入するだけでイントラネット内の
HTML文書にアクセス可能である。更にID投入を支
援する為、実施例に示すWWWブラウザによる「簡単ア
クセス機能」を利用すれば、Web用携帯電話端末での
複雑なID投入まで不要となり、利用者の利便性は格段
に向上する。
【0086】更に、本発明によれば、情報内容を選ばず
Web用携帯電話端末に情報発信することができる為、
必要な情報を組織内LAN環境だけではなくWeb用携
帯電話端末が利用できるサービスエリア内に所在する利
用者からも同様な最新情報にアクセスすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を説明する構成ブロッ
ク図である。
【図2】 Web用携帯電話端末用サーバの詳細を示す
構成ブロック図である。
【図3】 会員登録並びに会員認証の詳細を示す構成ブ
ロック図である。
【図4】 認証システムの操作画面の説明図である。
【図5】 会員登録手続きの一例を示すフローチャート
である。
【図6】 会員認証手続きの一例を示すフローチャート
である。
【図7】 WWWブラウザでのサイト閲覧手続きの一例
を示すフローチャートである。
【図8】 Web用携帯電話端末でのサイト閲覧手続き
の一例を示すフローチャートである。
【図9】 会員認証手続きの一例を示すフローチャート
である。
【図10】 図9に続く簡単アクセス機能を説明するフ
ローチャートである。
【図11】 WWW用のHTML文書をWeb用携帯電
話端末用のHTMLタグに変換する機能を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】 HTML文書をWeb用携帯電話端末用の
HTMLタグに変換する対応タグ一覧である。
【図13】 文書変換による文書配列の説明図である。
【図14】 WWW用のHTML文書をWeb用携帯電
話端末用のHTML文書に変換した具体例の説明図であ
る。
【図15】 Web用携帯電話端末における変換後のH
TML文書の閲覧状態を説明するフローチャートであ
る。
【図16】 Web用携帯電話端末における変換後のH
TML文書の閲覧状態を説明するフローチャートであ
る。
【図17】 Web用携帯電話端末における変換後のH
TML文書の閲覧状態を説明するフローチャートであ
る。
【図18】 モバイルサイトの一例を示すサイトマップ
である。
【符号の説明】
10 イントラネット 11 イントラネット上のWWWサーバ 12 管理者用端末(管理者用クライアント、利用者用
管理クライアント) 13 既設認証サーバ 14 ルータ 15 Web用携帯電話端末用サーバ 151 HTML文書管理手段 152 HTML文書取得手段 153 ハイパーリンク構造解析手段 154 ハイパーリンク文書取得手段 155 文書形式変換手段 156 Web用携帯電話端末用文書記憶手段 158 会員管理手段 159 会員認証手段 16 携帯電話用データベースサーバ
フロントページの続き (72)発明者 山下 克也 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 湯澤 洋逸 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 Fターム(参考) 5B009 TA11 5B082 EA12 GA02 GA07 5J104 AA07 KA01 KA04 NA05 PA01 PA07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HTML文書を取得する対象となるWW
    Wサーバ、並びにHTML文書のハイパーリンク階層数
    の取得上限値が設定されたHTML文書管理手段と、 該HTML文書管理手段で設定されたWWWサーバと通
    信し、該WWWサーバに蓄積されたHTML文書を取得
    する手段と、 該取得したHTML文書におけるハイパーリンク構造を
    解析する手段と、 該取得したHTML文書にハイパーリンクするHTML
    文書を、ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲内で
    取得する手段と、 該取得したHTML文書並びに該ハイパーリンク階層数
    の取得上限値の範囲内で取得したHTML文書をWeb
    用携帯電話端末用の文書形式に変換する手段と、 該変換されたWeb用携帯電話端末用文書を記憶する手
    段と、 を具備することを特徴とするモバイルイントラネットシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記Web用携帯電話端末用文書変換手
    段は、前記HTML文書を予め定められたデータ量の範
    囲内で分割し、 前記Web用携帯電話端末は、情報表示時に分割された
    変換後のHTML文書を表示する機能を有すること特徴
    とする請求項1に記載のモバイルイントラネットシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記Web用携帯電話端末用文書変換手
    段は、変換前のHTML文書に対して、前記分割された
    変換後のHTML文書の分割されたページ総数を付すと
    共に、 前記Web用携帯電話端末は、情報表示時に分割された
    変換後のHTML文書の何ページ目を表示しているかの
    表示を含むこと特徴とする請求項2に記載のモバイルイ
    ントラネットシステム。
  4. 【請求項4】 前記Web用携帯電話端末は、情報表示
    時に分割された変換後のHTML文書の最初のページへ
    移動する機能を有すること特徴とする請求項3に記載の
    モバイルイントラネットシステム。
  5. 【請求項5】 前記Web用携帯電話端末用文書変換手
    段は、変換前のHTML文書の文字コードを解析し、前
    記Web用携帯電話端末で使用する文字コードに変換す
    ること特徴とする請求項1に記載のモバイルイントラネ
    ットシステム。
  6. 【請求項6】 前記ハイパーリンクしたHTML文書の
    取得手段は、前記WWWサーバに蓄積されたHTML文
    書の範囲内で取得することを特徴とする請求項1に記載
    のモバイルイントラネットシステム。
  7. 【請求項7】 HTML文書を取得する対象となるWW
    Wサーバ、並びにHTML文書のハイパーリンク階層数
    の取得上限値を設定し、 前記WWWサーバと通信し、前記WWWサーバに蓄積さ
    れたHTML文書を取得し、 該取得したHTML文書におけるハイパーリンク構造を
    解析し、 該取得したHTML文書にハイパーリンクするHTML
    文書を、ハイパーリンク階層数の取得上限値の範囲内で
    取得し、 該取得したHTML文書並びに該ハイパーリンク階層数
    の取得上限値の範囲内で取得したHTML文書をWeb
    用携帯電話端末用の文書形式に変換し、 該変換されたWeb用携帯電話端末用文書を記憶するこ
    とを特徴とするHTML文書変換方法。
  8. 【請求項8】 Web用携帯電話端末を用いてWeb用
    携帯電話端末用サーバに蓄積されたWeb情報を取得す
    るモバイルイントラネットシステムにおいて、 前記Web用携帯電話端末用サーバの利用者を予め登録
    しておく会員管理手段と、 該会員管理手段に登録される利用者について、識別コー
    ドを用いて認証する手段とを備え、 前記Web用携帯電話端末の操作キーを用いて認証コー
    ドを入力し、該入力された認証コードが前記認証手段に
    登録された認証コードと一致する場合に、前記Web用
    携帯電話端末からWeb用携帯電話端末用サーバに対す
    るアクセスを認可することを特徴とするモバイルイント
    ラネットシステム。
  9. 【請求項9】 前記会員管理手段への利用者登録、また
    は前記認証手段への識別コードの登録は、前記利用者が
    WWWブラウザを用いて行うことを特徴とする請求項8
    に記載のモバイルイントラネットシステム。
  10. 【請求項10】 前記認証手段への識別コードが予め登
    録されたURLアドレスを前記Web用携帯電話端末に
    配信し、 前記Web用携帯電話端末は該配信されたURLアドレ
    スにアクセスして、識別コードの再度の入力をすること
    なく前記認証手段の認証をえることを特徴とする請求項
    8に記載のモバイルイントラネットシステム。
  11. 【請求項11】 前記Web用携帯電話端末は該配信さ
    れたURLアドレスを、前記Web用携帯電話端末に随
    時呼出し可能な状態で記憶していることを特徴とする請
    求項10に記載のモバイルイントラネットシステム。
  12. 【請求項12】 前記Web用携帯電話端末用サーバは
    登録した会員に対して閲覧を許容するWeb用携帯電話
    端末用に変換されたHTML文書と、会員外の利用者が
    Web用携帯電話端末によるアクセスした場合に閲覧を
    許容するWeb用携帯電話端末用に変換されたHTML
    文書を備え、 前記Web用携帯電話端末から有効な認証コードが入力
    されない場合は、会員外の利用者に対して閲覧の許容さ
    れているWeb用携帯電話端末用に変換されたHTML
    文書に対するアクセスを認可することを特徴とする請求
    項8に記載のモバイルイントラネットシステム。
  13. 【請求項13】 Web用携帯電話端末用サーバの利用
    者並びにこの利用者の識別コードを予め登録し、 Web用携帯電話端末の操作キーを用いて認証コードを
    入力し、 該入力された認証コードが前記登録された認証コードと
    一致する場合に、前記Web用携帯電話端末からWeb
    用携帯電話端末用サーバに対するアクセスを認可するこ
    とを特徴とするモバイルイントラネット認証方法。
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