JP2001337832A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記憶メディアに端末プログラム世代情報を格
納しておき、端末装置に該記憶メディアを装着すること
にとって、端末プログラムの妥当性をチェックすること
ができる端末装置にある。 【解決手段】 端末装置１は、端末プログラムを格納す
る端末プログラム記憶手段１４と、端末プログラムをダ
ウンロードされた更新プログラムで交換するプログラム
交換手段１３と、端末プログラムのプログラム世代を示
す端末プログラム世代情報１１と、端末プログラム世代
情報１１と更新プログラム世代情報３１とを比較し、プ
ログラム世代の相違をチェックするプログラムチェック
手段１２と、記憶メディアを接続するメディア接続手段
２０と、ホストコンピュータ５と接続する無線接続手段
４０と、を備える。
納しておき、端末装置に該記憶メディアを装着すること
にとって、端末プログラムの妥当性をチェックすること
ができる端末装置にある。 【解決手段】 端末装置１は、端末プログラムを格納す
る端末プログラム記憶手段１４と、端末プログラムをダ
ウンロードされた更新プログラムで交換するプログラム
交換手段１３と、端末プログラムのプログラム世代を示
す端末プログラム世代情報１１と、端末プログラム世代
情報１１と更新プログラム世代情報３１とを比較し、プ
ログラム世代の相違をチェックするプログラムチェック
手段１２と、記憶メディアを接続するメディア接続手段
２０と、ホストコンピュータ５と接続する無線接続手段
４０と、を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は端末装置に関し、
特に、プログラム世代情報を格納する記憶メディアを装
着して、端末プログラムの世代をチェックし、端末プロ
グラム世代に妥当性がないとき、更新プログラムをホス
トコンピュータから無線ネットワークを通じてダウンロ
ードする端末装置に関する。
特に、プログラム世代情報を格納する記憶メディアを装
着して、端末プログラムの世代をチェックし、端末プロ
グラム世代に妥当性がないとき、更新プログラムをホス
トコンピュータから無線ネットワークを通じてダウンロ
ードする端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の端末装置におけるプログラム入れ
替え方式を示す図４及び図５を参照して説明する。 図
４は端末装置と記憶メディアを用いたプログラム入れ替
え方式、図５が端末装置とホストコンピュータを無線接
続手段により接続し、ホストコンピュータからプログラ
ムを入れ替える方式である。図４で、プログラム交換手
段４３が起動されると、記憶メディア６０内の更新プロ
グラム記憶手段６２内の更新プログラムを記憶メディア
接続手段６８を介して端末装置４０内に取り込み、端末
プログラム記憶手段４４に格納する。図５の方式では、
更新プログラム世代情報を記憶メディアではなく、ホス
トコンピュータ６３に格納した方法である。端末装置４
０の起動時に無線接続手段６９を用いてホストコンピュ
ータ６４との無線ネットワークを確立し、プログラムチ
ェック手段４２が端末プログラム世代情報４５と無線接
続手段５２を介して得られた更新プログラム世代情報６
４を比較する。世代情報が異なるとき、更新プログラム
を更新プログラム記憶手段６５からダウンロードする。
替え方式を示す図４及び図５を参照して説明する。 図
４は端末装置と記憶メディアを用いたプログラム入れ替
え方式、図５が端末装置とホストコンピュータを無線接
続手段により接続し、ホストコンピュータからプログラ
ムを入れ替える方式である。図４で、プログラム交換手
段４３が起動されると、記憶メディア６０内の更新プロ
グラム記憶手段６２内の更新プログラムを記憶メディア
接続手段６８を介して端末装置４０内に取り込み、端末
プログラム記憶手段４４に格納する。図５の方式では、
更新プログラム世代情報を記憶メディアではなく、ホス
トコンピュータ６３に格納した方法である。端末装置４
０の起動時に無線接続手段６９を用いてホストコンピュ
ータ６４との無線ネットワークを確立し、プログラムチ
ェック手段４２が端末プログラム世代情報４５と無線接
続手段５２を介して得られた更新プログラム世代情報６
４を比較する。世代情報が異なるとき、更新プログラム
を更新プログラム記憶手段６５からダウンロードする。
【０００３】図４の方式では、更新プログラム記憶手段
６２を記憶メディア６０内に保持していた。この更新プ
ログラム記憶手段６２に格納されている端末プログラム
は端末プログラム世代情報４５と更新プログラム世代情
報６１とが同じであるときは、全く用いられないため、
記憶容量が無駄になっていた。また、複数の世代にまた
がるプログラム入れ替えでは、それぞれの世代に対する
更新プログラムを更新プログラム記憶手段６２内に格納
するため多くの記憶容量が必要になり、無駄も大きくな
る。
６２を記憶メディア６０内に保持していた。この更新プ
ログラム記憶手段６２に格納されている端末プログラム
は端末プログラム世代情報４５と更新プログラム世代情
報６１とが同じであるときは、全く用いられないため、
記憶容量が無駄になっていた。また、複数の世代にまた
がるプログラム入れ替えでは、それぞれの世代に対する
更新プログラムを更新プログラム記憶手段６２内に格納
するため多くの記憶容量が必要になり、無駄も大きくな
る。
【０００４】また、図５の方式ではホストコンピュータ
６３内に更新プログラム世代情報６４が格納されている
ため、プログラムの入れ替えが不要な場合でも更新プロ
グラム世代情報６４と端末プログラム世代情報４５の比
較チェックして妥当性を確認するため、端末装置４０と
無線接続手段５２を用いて、ホストコンピュータとの無
線ネットワークを確立する必要があった。
６３内に更新プログラム世代情報６４が格納されている
ため、プログラムの入れ替えが不要な場合でも更新プロ
グラム世代情報６４と端末プログラム世代情報４５の比
較チェックして妥当性を確認するため、端末装置４０と
無線接続手段５２を用いて、ホストコンピュータとの無
線ネットワークを確立する必要があった。
【０００５】図５の方式に類似な特開平１−２９２５５
５号公報によれば、ホストコンピュータは、端末装置が
回線に接続する際に、端末装置から入手する端末プログ
ラムの世代を比較して、不一致の場合、最新の端末プロ
グラムを端末にダウンロードして、端末プログラムを入
れ替える技術が説明されている。端末装置が固定的に設
置されている場合は、ダウンロードに長時間を要しても
利便性を損なうことが少ない。しかし、携帯され、スタ
ンドアローンで使用される端末装置では、利用者が出先
で利用する際に、あるいは、携帯する際に、端末プログ
ラムをチェックし、妥当性確認を簡便に行えることが問
題になる。また、メモリカードなどの記憶メディアに端
末ソフトウェアの世代情報を格納し、端末装置に記憶メ
ディアを装着することによって、端末ソフトウェアの妥
当性を確認する場合、記憶メディアの容量が限られるの
で、無駄な記憶容量を占めないで効率的な方法が問題と
なる。
５号公報によれば、ホストコンピュータは、端末装置が
回線に接続する際に、端末装置から入手する端末プログ
ラムの世代を比較して、不一致の場合、最新の端末プロ
グラムを端末にダウンロードして、端末プログラムを入
れ替える技術が説明されている。端末装置が固定的に設
置されている場合は、ダウンロードに長時間を要しても
利便性を損なうことが少ない。しかし、携帯され、スタ
ンドアローンで使用される端末装置では、利用者が出先
で利用する際に、あるいは、携帯する際に、端末プログ
ラムをチェックし、妥当性確認を簡便に行えることが問
題になる。また、メモリカードなどの記憶メディアに端
末ソフトウェアの世代情報を格納し、端末装置に記憶メ
ディアを装着することによって、端末ソフトウェアの妥
当性を確認する場合、記憶メディアの容量が限られるの
で、無駄な記憶容量を占めないで効率的な方法が問題と
なる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】携帯用の端末装置で、
利用する際に端末プログラムの妥当性が簡便に確認でき
ることが望ましい。それの解決として、端末装置に装着
する記憶メディアに端末プログラム世代情報を格納し、
端末プログラムが利用目的に適合しているか否かを、端
末プログラム世代情報をチェックして確認する。
利用する際に端末プログラムの妥当性が簡便に確認でき
ることが望ましい。それの解決として、端末装置に装着
する記憶メディアに端末プログラム世代情報を格納し、
端末プログラムが利用目的に適合しているか否かを、端
末プログラム世代情報をチェックして確認する。
【０００７】この発明の目的は、記憶メディアに端末プ
ログラム世代情報を格納しておき、端末装置に該記憶メ
ディアを装着するとき、利用目的に適合しているか否か
と、端末プログラムが妥当性であるか否かと、をチェッ
クすることができる端末装置にある。
ログラム世代情報を格納しておき、端末装置に該記憶メ
ディアを装着するとき、利用目的に適合しているか否か
と、端末プログラムが妥当性であるか否かと、をチェッ
クすることができる端末装置にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の、
スタンドアローンで業務処理する端末装置において、端
末プログラムに対する更新プログラム世代情報を格納
し、装着可能な記憶メディアと、前記記憶メディアを装
着する際に、前記更新プログラム世代情報と前記端末装
置自身が保持する端末プログラム世代情報とを比較し、
プログラム世代に差違があるとき、前記端末装置自身を
無線ネットワークを介してホストコンピュータに接続
し、更新プログラムのダウンロードを前記ホストコンピ
ュータから受けることを特徴とする。
スタンドアローンで業務処理する端末装置において、端
末プログラムに対する更新プログラム世代情報を格納
し、装着可能な記憶メディアと、前記記憶メディアを装
着する際に、前記更新プログラム世代情報と前記端末装
置自身が保持する端末プログラム世代情報とを比較し、
プログラム世代に差違があるとき、前記端末装置自身を
無線ネットワークを介してホストコンピュータに接続
し、更新プログラムのダウンロードを前記ホストコンピ
ュータから受けることを特徴とする。
【０００９】更に、前記端末装置は、端末プログラムを
格納する端末プログラム記憶手段と、前記端末プログラ
ムをダウンロードされた更新プログラムで交換するプロ
グラム交換手段と、前記端末プログラムのプログラム世
代を示す端末プログラム世代情報と、前記端末プログラ
ム世代情報と前記更新プログラム世代情報とを比較し、
プログラム世代の相違をチェックして妥当性を確認する
プログラムチェック手段と、前記記憶メディアを接続す
るメディア接続手段と、前記ホストコンピュータと無線
ネットワークに接続する無線接続手段と、前記の各手段
の動作を制御する主制御手段と、を備えることを特徴と
する。
格納する端末プログラム記憶手段と、前記端末プログラ
ムをダウンロードされた更新プログラムで交換するプロ
グラム交換手段と、前記端末プログラムのプログラム世
代を示す端末プログラム世代情報と、前記端末プログラ
ム世代情報と前記更新プログラム世代情報とを比較し、
プログラム世代の相違をチェックして妥当性を確認する
プログラムチェック手段と、前記記憶メディアを接続す
るメディア接続手段と、前記ホストコンピュータと無線
ネットワークに接続する無線接続手段と、前記の各手段
の動作を制御する主制御手段と、を備えることを特徴と
する。
【００１０】更に、前記記憶メディアは、端末装置に装
着でき、前記更新プログラム世代情報を格納する、メモ
リカードあるいはフロッピーディスクであることを特徴
とする。
着でき、前記更新プログラム世代情報を格納する、メモ
リカードあるいはフロッピーディスクであることを特徴
とする。
【００１１】更に、前記ホストコンピュータは、前記端
末装置の端末プログラムを管理し、前記端末装置のダウ
ンロード要求に応じて、端末プログラムの更新プログラ
ムをダウンロードする更新プログラム記憶手段を有する
ことを特徴とする。
末装置の端末プログラムを管理し、前記端末装置のダウ
ンロード要求に応じて、端末プログラムの更新プログラ
ムをダウンロードする更新プログラム記憶手段を有する
ことを特徴とする。
【００１２】更に、前記無線接続手段は、携帯電話機あ
るいは無線受信機を介して、端末装置とホストコンピュ
ータを接続する通信手段であることを特徴とする。
るいは無線受信機を介して、端末装置とホストコンピュ
ータを接続する通信手段であることを特徴とする。
【００１３】更に、前記ホストコンピュータは、無線ネ
ットワークを介して接続する複数ホストコンピュータ内
の一つを、端末装置が選択接続できることを特徴とす
る。
ットワークを介して接続する複数ホストコンピュータ内
の一つを、端末装置が選択接続できることを特徴とす
る。
【００１４】更に、前記更新プログラム世代情報は、接
続対象のホストコンピュータの指定を含むことを特徴と
する。
続対象のホストコンピュータの指定を含むことを特徴と
する。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。実施の形態を示す図１を
参照すると、端末装置１は必要に応じて無線接続手段４
０を介してホストコンピュータ５と無線ネットワークを
介して接続し、データを入出力する。主制御手段１０は
端末装置１の記憶メディア３を接続したとき、プログラ
ムチェック手段１２を起動し、プログラムチェック手段
１２が通知する端末プログラム更新の要・不要の通知に
よって端末プログラム更新が必要であれば、プログラム
交換手段１３を起動する。プログラムチェック手段１２
は、端末プログラム世代情報１１と、記憶メディア接続
手段２０を介して記憶メディア３内の更新プログラム世
代情報３１とを比較し、プログラム世代の妥当性を判定
し、端末プログラム更新の要・不要を主制御手段１０に
通知する。プログラム更新手段１３は、無線接続手段４
０を介して端末装置１とホスト５との間に無線ネットワ
ークを確立する。無線ネットワーク確立後、無線接続手
段４０を介してホストコンピュータ５内の更新プログラ
ム記憶手段５１から更新プログラムを読み出し、端末プ
ログラム記憶手段１４に転送する。転送終了後、無線接
続手段４０を介した無線ネットワークを切断する。メデ
ィア接続手段２０は、端末装置１に外部記憶手段として
記憶メディア３を接続し、主制御手段１０の制御下にお
く。記憶メディア３が接続されたとき、主制御手段１０
に接続を通知し、記憶メディア３が取り外しされたと
き、主制御手段１０に切断を通知する。
いて図面を参照して説明する。実施の形態を示す図１を
参照すると、端末装置１は必要に応じて無線接続手段４
０を介してホストコンピュータ５と無線ネットワークを
介して接続し、データを入出力する。主制御手段１０は
端末装置１の記憶メディア３を接続したとき、プログラ
ムチェック手段１２を起動し、プログラムチェック手段
１２が通知する端末プログラム更新の要・不要の通知に
よって端末プログラム更新が必要であれば、プログラム
交換手段１３を起動する。プログラムチェック手段１２
は、端末プログラム世代情報１１と、記憶メディア接続
手段２０を介して記憶メディア３内の更新プログラム世
代情報３１とを比較し、プログラム世代の妥当性を判定
し、端末プログラム更新の要・不要を主制御手段１０に
通知する。プログラム更新手段１３は、無線接続手段４
０を介して端末装置１とホスト５との間に無線ネットワ
ークを確立する。無線ネットワーク確立後、無線接続手
段４０を介してホストコンピュータ５内の更新プログラ
ム記憶手段５１から更新プログラムを読み出し、端末プ
ログラム記憶手段１４に転送する。転送終了後、無線接
続手段４０を介した無線ネットワークを切断する。メデ
ィア接続手段２０は、端末装置１に外部記憶手段として
記憶メディア３を接続し、主制御手段１０の制御下にお
く。記憶メディア３が接続されたとき、主制御手段１０
に接続を通知し、記憶メディア３が取り外しされたと
き、主制御手段１０に切断を通知する。
【００１６】端末プログラム記憶手段１４は、端末装置
１で実行する複数の端末プログラムがすべて格納されて
いる。端末プログラム世代記憶手段１１は、端末プログ
ラム記憶手段１４内の端末プログラムの世代情報を記憶
している。端末プログラム１４の内容が、プログラム交
換手段１３によって更新されたとき、自動的に端末プロ
グラム世代情報１１は更新される。
１で実行する複数の端末プログラムがすべて格納されて
いる。端末プログラム世代記憶手段１１は、端末プログ
ラム記憶手段１４内の端末プログラムの世代情報を記憶
している。端末プログラム１４の内容が、プログラム交
換手段１３によって更新されたとき、自動的に端末プロ
グラム世代情報１１は更新される。
【００１７】無線接続手段４０は、端末装置１の要求に
より、端末装置１とホストコンピュータ５とを無線ネッ
トワークに接続し、ホストコンピュータ５内の更新プロ
グラム記憶手段５１と入出力を可能にする。記憶メディ
ア３は、更新プログラム世代情報３１を所持し、メディ
ア接続手段２０を介して端末装置１と接続することによ
り主制御手段１０から制御可能となる。更新プログラム
世代情報３１は、ホストコンピュータ５の更新プログラ
ム記憶手段５１内に格納されている端末プログラムの世
代情報を記憶している。ホストコンピュータ５は、更新
プログラム記憶手段５１を備え、無線接続手段４０を介
して端末装置１を接続し、主制御手段１０の制御でデー
タの入出力を可能にする。更新プログラム記憶手段５１
は、端末プログラム記憶手段１４に記憶されている端末
プログラムに対して、最新の端末プログラムを格納し、
プログラム交換手段１３が端末プログラム記憶手段１４
に更新プログラム記憶手段５１内の端末プログラムを格
納することによって、端末プログラム記憶手段１４の端
末プログラムは最新の世代に更新される。
より、端末装置１とホストコンピュータ５とを無線ネッ
トワークに接続し、ホストコンピュータ５内の更新プロ
グラム記憶手段５１と入出力を可能にする。記憶メディ
ア３は、更新プログラム世代情報３１を所持し、メディ
ア接続手段２０を介して端末装置１と接続することによ
り主制御手段１０から制御可能となる。更新プログラム
世代情報３１は、ホストコンピュータ５の更新プログラ
ム記憶手段５１内に格納されている端末プログラムの世
代情報を記憶している。ホストコンピュータ５は、更新
プログラム記憶手段５１を備え、無線接続手段４０を介
して端末装置１を接続し、主制御手段１０の制御でデー
タの入出力を可能にする。更新プログラム記憶手段５１
は、端末プログラム記憶手段１４に記憶されている端末
プログラムに対して、最新の端末プログラムを格納し、
プログラム交換手段１３が端末プログラム記憶手段１４
に更新プログラム記憶手段５１内の端末プログラムを格
納することによって、端末プログラム記憶手段１４の端
末プログラムは最新の世代に更新される。
【００１８】次に、この発明の実施の形態の動作を示す
図２を参照すると、主制御手段１０が、記憶メディア３
が端末装置１に接続されたことの通知をメディア接続手
段２０から受けて（図２のステップ７１）、プログラム
チェック手段１２を起動する（ステップ７２）。プログ
ラムチェック手段１２は、メディア接続手段２０を介し
て、記憶メディア３内の更新プログラム世代情報３１を
受け取り、更新プログラム世代情報３１と端末プログラ
ム世代情報１１とを比較する（ステップ７３）。端末プ
ログラム世代情報１１が更新プログラム世代情報３１よ
りも旧い場合（ステップ７４のＹ）、主制御手段１０へ
プログラム入れ替え要求の通知を送信する（ステップ７
５）。主制御手段１０はプログラム入れ替え要求の通知
を受けて、プログラム交換手段１３を起動する（ステッ
プ７６）。プログラム交換手段１３は無線接続手段４０
を介して、ホストコンピュータ５を接続する無線ネット
ワークを確立する（ステップ７７）。端末装置１とホス
トコンピュータ５が無線接続手段４０を介して接続後、
プログラム交換手段１３がホスト５内の更新プログラム
記憶手段５１に格納されている更新プログラムを受信し
（ステップ７８）、端末プログラム記憶手段１４にプロ
グラムを格納する（ステップ７９）。端末プログラム記
憶手段１４に端末プログラム格納終了後、端末プログラ
ム記憶手段１４に格納されている端末プログラムの端末
プログラム世代情報１１を更新する（ステップ８０）。
主制御手段１０は、端末プログラム世代情報１１を更新
後、無線接続手段４０を切断し、端末装置１とホストコ
ンピュータ５の無線ネットワークを開放する（ステップ
８１）。
図２を参照すると、主制御手段１０が、記憶メディア３
が端末装置１に接続されたことの通知をメディア接続手
段２０から受けて（図２のステップ７１）、プログラム
チェック手段１２を起動する（ステップ７２）。プログ
ラムチェック手段１２は、メディア接続手段２０を介し
て、記憶メディア３内の更新プログラム世代情報３１を
受け取り、更新プログラム世代情報３１と端末プログラ
ム世代情報１１とを比較する（ステップ７３）。端末プ
ログラム世代情報１１が更新プログラム世代情報３１よ
りも旧い場合（ステップ７４のＹ）、主制御手段１０へ
プログラム入れ替え要求の通知を送信する（ステップ７
５）。主制御手段１０はプログラム入れ替え要求の通知
を受けて、プログラム交換手段１３を起動する（ステッ
プ７６）。プログラム交換手段１３は無線接続手段４０
を介して、ホストコンピュータ５を接続する無線ネット
ワークを確立する（ステップ７７）。端末装置１とホス
トコンピュータ５が無線接続手段４０を介して接続後、
プログラム交換手段１３がホスト５内の更新プログラム
記憶手段５１に格納されている更新プログラムを受信し
（ステップ７８）、端末プログラム記憶手段１４にプロ
グラムを格納する（ステップ７９）。端末プログラム記
憶手段１４に端末プログラム格納終了後、端末プログラ
ム記憶手段１４に格納されている端末プログラムの端末
プログラム世代情報１１を更新する（ステップ８０）。
主制御手段１０は、端末プログラム世代情報１１を更新
後、無線接続手段４０を切断し、端末装置１とホストコ
ンピュータ５の無線ネットワークを開放する（ステップ
８１）。
【００１９】次にこの実施の形態に変形を施した他の実
施例について説明する。他の実施例を示す図３を参照す
ると、端末プログラム入れ替えの更新プログラムを有す
る複数のホストコンピュータ５０乃至５ｎを無線ネット
ワークに有する。各ホストコンピュータ５０乃至５ｎ
は、更新プログラム記憶手段５０１乃至５０ｎを持つ。
記憶メディア３内の更新プログラム世代情報３１にプロ
グラム入れ替えるとき、接続するホストコンピュータの
指定を設定しておく。端末プログラム入れ替えの方法
は、先述の実施の形態と同じだが、プログラム交換手段
１３がホストコンピュータ５０乃至５ｎと無線接続をす
る際に、更新プログラム世代情報３１で指定されている
ホストコンピュータ５１に無線接続手段４０を介して接
続する。この方法により、何らかの原因で、端末プログ
ラムを入れ替えるホストコンピュータに障害が起こった
とき、予備のホストコンピュータを更新プログラム世代
情報３１に設定する、あるいは、利用目的に適合する他
のホストコンピュータ５ｎを選択できる、ことによりプ
ログラム入れ替えが可能となる。
施例について説明する。他の実施例を示す図３を参照す
ると、端末プログラム入れ替えの更新プログラムを有す
る複数のホストコンピュータ５０乃至５ｎを無線ネット
ワークに有する。各ホストコンピュータ５０乃至５ｎ
は、更新プログラム記憶手段５０１乃至５０ｎを持つ。
記憶メディア３内の更新プログラム世代情報３１にプロ
グラム入れ替えるとき、接続するホストコンピュータの
指定を設定しておく。端末プログラム入れ替えの方法
は、先述の実施の形態と同じだが、プログラム交換手段
１３がホストコンピュータ５０乃至５ｎと無線接続をす
る際に、更新プログラム世代情報３１で指定されている
ホストコンピュータ５１に無線接続手段４０を介して接
続する。この方法により、何らかの原因で、端末プログ
ラムを入れ替えるホストコンピュータに障害が起こった
とき、予備のホストコンピュータを更新プログラム世代
情報３１に設定する、あるいは、利用目的に適合する他
のホストコンピュータ５ｎを選択できる、ことによりプ
ログラム入れ替えが可能となる。
【００２０】
【発明の効果】第一の効果は、端末装置の端末プログラ
ムの妥当性確認が簡便に実施できる。その理由は、記憶
メディアに更新プログラム世代情報を格納して、端末プ
ログラム世代との比較で、端末プログラムの妥当性を判
定するので、記憶メディアの装着だけで妥当性が判定で
きるからである。
ムの妥当性確認が簡便に実施できる。その理由は、記憶
メディアに更新プログラム世代情報を格納して、端末プ
ログラム世代との比較で、端末プログラムの妥当性を判
定するので、記憶メディアの装着だけで妥当性が判定で
きるからである。
【００２１】第二の効果は、記憶メディアの記憶容量を
少なくすることができる。その理由は、多くの記憶容量
を必要とする更新プログラムを格納している更新プログ
ラム記憶手段をホストにおき、記憶メディアには更新プ
ログラム世代情報のみを保持すれば良いためである。
少なくすることができる。その理由は、多くの記憶容量
を必要とする更新プログラムを格納している更新プログ
ラム記憶手段をホストにおき、記憶メディアには更新プ
ログラム世代情報のみを保持すれば良いためである。
【図１】この発明の実施の形態を示す図である。
【図２】この実施の形態の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図３】この発明の他の実施の形態を示す図である。
【図４】従来技術を例示する図である。
【図５】従来技術を例示する図である。
１ 端末装置 ３ 記憶メディア ５ ホストコンピュータ １０ 主制御手段 １１ 端末プログラム世代情報 １２ プログラムチェック手段 １３ プログラム交換手段 １４ 端末プログラム記憶手段 ２０ 記憶メディア接続手段 ３１ 更新プログラム世代情報 ５１ 更新プログラム記憶手段
Claims (7)
- 【請求項１】 スタンドアローンで業務処理する端末装
置において、 端末プログラムに対する更新プログラム世代情報を格納
し、装着可能な記憶メディアと、 前記記憶メディアを装着する際に、前記更新プログラム
世代情報と前記端末装置自身が保持する端末プログラム
世代情報とを比較し、プログラム世代に差違があると
き、前記端末装置自身を無線ネットワークを介してホス
トコンピュータに接続し、更新プログラムのダウンロー
ドを前記ホストコンピュータから受けることを特徴とす
る端末装置。 - 【請求項２】 前記端末装置は、 端末プログラムを格納する端末プログラム記憶手段と、 前記端末プログラムをダウンロードされた更新プログラ
ムで交換するプログラム交換手段と、 前記端末プログラムのプログラム世代を示す端末プログ
ラム世代情報と、 前記端末プログラム世代情報と前記更新プログラム世代
情報とを比較し、プログラム世代の相違をチェックして
妥当性を確認するプログラムチェック手段と、 前記記憶メディアを接続するメディア接続手段と、 前記ホストコンピュータと無線ネットワークに接続する
無線接続手段と、 前記の各手段の動作を制御する主制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項１記載の端末装置。 - 【請求項３】 前記記憶メディアは、 端末装置に装着でき、前記更新プログラム世代情報を格
納する、メモリカードあるいはフロッピー（登録商標）
ディスクであることを特徴とする請求項１記載の端末装
置。 - 【請求項４】 前記ホストコンピュータは、 前記端末装置の端末プログラムを管理し、前記端末装置
のダウンロード要求に応じて、端末プログラムの更新プ
ログラムをダウンロードする更新プログラム記憶手段を
有することを特徴とする請求項１記載の端末装置 - 【請求項５】 前記無線接続手段は、 携帯電話機あるいは無線受信機を介して、端末装置とホ
ストコンピュータを接続する通信手段であることを特徴
とする請求項２記載の端末装置。 - 【請求項６】 前記ホストコンピュータは、 無線ネットワークを介して接続する複数ホストコンピュ
ータ内の一つを、端末装置が選択接続できることを特徴
とする請求項１記載の端末装置。 - 【請求項７】 前記更新プログラム世代情報は、 接続対象のホストコンピュータの指定を含むことを特徴
とする請求項３の記憶メディア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000157139A JP2001337832A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 端末装置 |
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