JP2001337526A - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器

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JP2001337526A
JP2001337526A JP2000154945A JP2000154945A JP2001337526A JP 2001337526 A JP2001337526 A JP 2001337526A JP 2000154945 A JP2000154945 A JP 2000154945A JP 2000154945 A JP2000154945 A JP 2000154945A JP 2001337526 A JP2001337526 A JP 2001337526A
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stopper
toner
toner supply
plug
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JP2000154945A
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English (en)
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Shoichi Fujita
庄一 藤田
Yasushi Sakida
裕史 崎田
Eiji Nishimitsu
英二 西光
Masahito Asanuma
雅人 浅沼
Koichi Takenouchi
幸一 竹ノ内
Hiroo Naoi
宏夫 直井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気圧が低下する高地において、開封したとき
にトナーが吹き出ないトナー補給容器を提供する。 【解決手段】 トナー2を収納して密閉された容器10
を現像装置1にセットして、栓14を取り外す。容器本
体11の底面13に形成された通気路15が開放されて
容器10の内外が連通する。通気路15から容器10内
部の空気が抜け出て、内外の気圧差が解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンター、ファクシミリ等の画像形成装置のトナー補給
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、現像装置にトナーを補給するた
めのトナー補給容器は、容器本体とトナー補給口を塞ぐ
蓋体から構成され、合成樹脂(ポリプロピレン等)、金
属(アルミニウム等)、紙等の各種素材、又はこれらの
複合材料から形成される。そして、小さい粒子であるト
ナーの漏出を防止するために、蓋体へのパッキンの装着
等によって厳密に封止され、トナー補給容器は密閉され
た状態で運搬される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一部の需要者によっ
て、気圧が低い標高1800m以上の高地において画像
形成装置が使用されることがある。この場合、標高の低
い地域で密閉されたトナー補給容器が需要者のもとに届
けられると、容器内外に気圧差が生じ、容器内の気圧が
高くなる。この状態で、現像装置にトナーを補給するた
めに容器の開口を開放すると、気圧が高い容器内部から
トナーが噴出して、周囲を汚染してしまう恐れがある。
【0004】また、容器の内外の気圧差による他の問題
としては、トナー補給容器を空輸した場合に、航空機の
上昇にともなう急激な気圧の変化による容器の変形や損
傷がある。この問題への対策として、例えば実用新案登
録第2582138号公報には、容器の一部に開口を設
け、通気性があり孔がトナーの粒子よりも小さい多孔質
体層でこの開口を塞ぐ方法が開示されており、高地にお
ける容器内外の気圧差に対しても適用可能であると考え
られる。
【0005】しかし、通気性のある多孔質体層は同時に
湿気も通すため、この湿気が容器内部のトナーの物性を
変化させ、良好な保存状態を維持できないという問題が
生じる。
【0006】本発明は、容器内外の気圧差を解消しなが
ら、内部への湿気の侵入を防ぐと共に、気圧が低い地域
においてもトナーを噴出させることなくトナーを補給す
ることができるトナー補給容器を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る補給用トナーを収容して密閉されるト
ナー補給容器では、容器内外の気圧差を解消するための
通気路と、保管中の湿気、異物等の侵入を防ぐためにこ
の通気路を塞ぐ閉塞手段とを備えるものとした。そし
て、トナー補給に際して、閉塞手段を取り外すことによ
って、容易に通気路を開放できるようにした。
【0008】その結果、トナー補給時まで容器内への湿
気、異物等の侵入を防ぐことができる。また、気圧が低
い地域でトナーを補給する場合には、通気路を介して高
い気圧の容器内部から空気を抜き出して容器内外の気圧
差を解消しているので、トナー補給容器の補給口を開放
するときのトナーの噴出を防止できる。そして、トナー
の通過を阻止するフィルタを通気路に内装しておくと、
容器内部から空気を抜き出す際に、容器内のトナーが通
気路を通って外部に噴出することを防止できる。
【0009】閉塞手段としては、通気路に栓を嵌合した
り、容器本体に非通気性フィルムを貼着して通気路を塞
ぎ、通気路を介した容器内外の空気の出入りを遮断して
おけばよい。そして、閉塞手段として栓を用いる場合、
栓の抜け出しを防止する抜出防止手段を備えると、容器
の輸送時や保管時に、容器内外の気圧差や外力によって
栓が抜け出して、不用意に通気路が開放されることを防
止できる。
【0010】抜出防止手段として、栓の外周面と通気路
の内周面にねじを形成する。容器内外の気圧差による力
の向きと栓を取り外すのに必要な力の向きとが異なるよ
うになるので、栓が自然に外れないようにできる。つま
り、気圧が低い地域では相対的に容器内部の気圧が高
く、栓を容器の外に押し出すように力が作用する。この
とき、容器内からの高い気圧に耐え得るような強い力で
栓を嵌め込むと、トナー補給に際して、栓を取り外し難
くなる。しかし、ねじを形成すると、栓を取り外すため
には回転させる必要があるため、容易に取り外せる程度
の力でねじを締めた場合でも、気圧差によって栓が外れ
ることはない。
【0011】そして、容器本体に栓を案内するガイドを
設けると、効果的に力を加えることができ、栓を真っ直
ぐに嵌合しやすくなって栓の取付と取外しをスムーズに
行うことができる。また、容器本体と栓の接触面積が大
きくなることによって、容器本体と栓の接触部に作用す
る単位面積あたりの力を弱くすることができ、接触部の
破損を防止できる。さらに、通気路が形成された容器本
体の一部を補強するため、容器全体としての強度の低下
を防止できる。
【0012】また、容器内への栓の嵌まり込みを防止す
るストッパを設けると、容器内へ嵌まり込んだ栓がトナ
ー槽へ侵入するなどして、トナー補給に支障を来すこと
を防止できる。なお、このストッパは、容器本体又は栓
のどちらに設けてもよい。そして、容器本体と栓の間に
シール材を設けると、容器の密封性を高めて容器本体と
栓の間から容器内部に湿気が侵入することを防止でき
る。このとき、栓をゴム状弾性体から形成して、容器本
体と栓の間を密封するとよい。
【0013】ところで、栓が通気路に嵌合されていると
きは、容器本体と栓の間に、容器内外の気圧差に耐える
力が作用しているが、栓を取り外した瞬間あるいはその
直前には、気圧差に耐える力が突然消滅するため、容器
内部の空気と共に栓が飛び出すことがある。そこで、取
外し途中に気圧差を小さくしておくための空気抜出手段
を備えて、栓の取外しの完了前に容器内の空気を抜き出
すと、栓の取外し時の飛び出しを防止することができ
る。また、栓を完全に取り外す必要がないため、作業時
間を短縮することができ、しかも取り外した栓の置場所
を考えなくてもよい。
【0014】そして、空気抜出手段として、栓の側面に
切欠溝を形成すると、栓を途中まで取り外したときに、
切欠溝を介して容器内の空気を抜き出すことができ、栓
が飛び出さない。なお、栓を取り外すための取外し治具
を備えると、栓を取り外しやすくなって作業時間を短縮
することができる。また、栓を強い力で嵌合させること
ができるため、容器の密封性を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置のト
ナー補給に供するトナー補給容器の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は、現像装置1にトナ
ー2を補給するときの様子を示す。図中、3はトナー
槽、4は現像槽、5はトナー撹拌体、6はトナー補給ロ
ーラ、7は撹拌ローラ、8は現像ローラ、9はトナー濃
度センサである。
【0016】トナー2を収容したトナー補給容器10
は、肉厚が2mm程度であって、例えばポリプロピレン
樹脂等で形成される中空状の容器本体11と、その天面
のトナー補給口を塞ぐ閉塞部材12からなり、底面13
には栓14によって塞がれた通気路15が形成されてい
る。そして、この容器10は、天面を下にしてトナー槽
3の上面に装着して、閉塞部材12の開封シートをはが
して使用される。
【0017】ところで、この容器10に標高の低い地域
でトナー2が収納されるとき、容器10の外にトナー2
が漏出したり容器10の内部に湿気が侵入しないように
密閉されるため、高地においては、容器10の内部は外
部よりも気圧が高くなる。そこで、トナー補給時にこの
気圧差を解消するために、栓14を取り外して底面13
に形成された通気路15を開放するようになっている。
【0018】栓14は、例えばポリカーボネート樹脂等
で形成され、通気路15を塞ぐ嵌合部16と、栓14を
回転させて取り外すように嵌合部16の上端に設けられ
る頭部17とから構成される。図2に示すように、通気
路15を形成する容器本体11の内周面と嵌合部16の
外周面にはねじ18が形成されており、栓14を回転し
て通気路15から取り外せるため、強い力で締め付けな
くても容器内の高い気圧によって栓14が抜け出さない
ようになっている。なお、栓14の各部は一体に形成し
てもよく、あるいは別々に形成して一体的に組み合わせ
てもよい。
【0019】現像装置1にトナー2を補給するときの手
順を具体的に説明すると、まず、容器10をよく振って
内部のトナー2を十分に撹拌し、容器10の天面を下に
して現像装置1にセットする。このとき、容器10の内
部のトナー2は、撹拌することによって空気と混ざり、
底面13の近くまで上昇する。そして、数十秒が経過す
ると、図1に示すように、トナー2の状態が安定してト
ナー2の嵩が下がってくる。なお、このときの容器10
の内部は外部よりも気圧が高くなっている。
【0020】次に、図2のように栓14を回転させて取
り外すと、通気路15が開放され、通気路15から容器
10内部の空気が抜け出て、容器10内外の気圧差が解
消する。そして、天面の開封シートをはがしてトナー補
給口を開き、現像装置1のトナー槽3にトナー2を補給
する。開封シートをはがしたとき、容器10内外の気圧
差が解消しているため、容器10内部から空気と共にト
ナー2が吹き出て周囲を汚染することはない。
【0021】なお、図3の取外し治具19を用いて強い
回転力を加えると、強く締め付けられた栓14を取り外
すことができる。そのため、栓14を強く締め付けて、
容器10の輸送時や保管時に栓14が外れるのを防ぐと
共に、容器10の密封性を高めることができる。ここ
で、取外し治具19は、ポリカーボネート樹脂製で、栓
14の頭部17に外嵌する管状部20と、管状部20の
上端に直交する方向に設けられた把持部21とから構成
される。そして、管状部20の内側には、栓14の頭部
17の周面に刻まれた溝と噛み合う溝が形成されてお
り、栓14に嵌め込んで取外し治具19を回転させたと
き空回りしないようになっている。なお、各部は一体に
形成してもよく、あるいは別々に形成して一体的に組み
合わせてもよい。
【0022】図4〜図12に別の実施の形態を示す。図
4の容器10では、栓14を案内するための円環状のガ
イド22が、底面13に容器10の外側へ突出するよう
に設けられている。そして、ガイド22で囲まれた部分
は開口され、通気路15とされている。この場合、通気
路15が形成された容器本体11の一部はガイド22に
よって補強されているため、容器10全体として十分な
強度を有している。
【0023】そして、栓14の嵌合部16とガイド22
とを螺合するために、嵌合部16の外周面とガイド22
の内周面にねじ18が形成されている。栓14がガイド
22に螺合されて容器10が密封された図4(a)の状
態から、栓14を回転させてガイド22に沿って外側へ
移動させると、図4(b)に示すように、栓14が外れ
て通気路15を開放できる。
【0024】図5の容器10では、図4における栓14
の頭部17の径を嵌合部16の径よりも大きくし、半径
方向に突出する部分をストッパ23としている。図5
(a)は、栓14がガイド22に螺合されて容器10が
密封された状態を示し、図5(b)は、栓14が取り外
されて通気路15が開放された状態を示す。ストッパ2
3は、栓14がガイド22に螺合されるとき、ガイド2
2の上端部に係合して、栓14の内側への移動を阻止す
る機能を有する。したがって、栓14をガイド22に螺
合するときに栓14が容器10内部に嵌まり込んだり、
栓14を取り外すときに誤って逆方向に回転させてしま
うことを防止できる。
【0025】図6の容器10では、図5におけるストッ
パ23が係合するガイド22の上端部の内周縁に沿って
切欠24が形成され、切欠24に容器10の密封性を高
めるための円環状のシール材25が配されている。シー
ル材25としては、例えばゴム状弾性体から形成すれば
よい。図6(a)は、栓14がガイド22に螺合されて
容器10が密封された状態を示し、図6(b)は、スト
ッパ23とガイド22の係合部(A)の拡大断面図を示
す。
【0026】なお、シール材25を配すると、ストッパ
23がシール材25に係合した後も、シール材25が弾
性変形することによって、栓14を締め付けることがで
きる。このとき、締付けに要する力は徐々に大きくなる
ため、締め付ける力を調節しやすくなる。
【0027】図7の容器10では、図5における嵌合部
16の外周面に長手方向の切欠溝26が形成されてい
る。栓14を取り外す方向に回転させ、ガイド22に沿
って途中まで移動させると、切欠溝26の一部が外部に
露出して容器10内外を連通する。そして、栓14をガ
イド22から完全に取り外す前に、切欠溝26を介して
容器10内部の空気を抜き出すことができる。そのた
め、容器10内部の高い気圧によって、栓14が容器1
0から飛び出すことはない。また、栓14を完全に取り
外さなくてもよいため、作業効率が向上する。ここで、
切欠溝26は一か所だけに形成してもよく、複数箇所に
形成してもよい。なお、切欠溝26は、嵌合部16を円
筒状とし、その壁を貫通させてスリット状にしたもの
や、嵌合部16の壁に穴を開けたものでもよい。
【0028】図8の容器10では、栓14を案内するた
めの円環状のガイド22が、底面13に容器10の内側
へ突出するように設けられている。図8(a)は、栓1
4を取り外した容器10の平面図であり、図8(b)
は、栓14がガイド22に螺合された容器10の断面図
である。ガイド22の底部33は開口され、通気路15
とされている。この場合、通気路15はガイド22によ
って補強されているため、容器10全体として十分な強
度を有している。
【0029】そして、栓14の嵌合部16の外周面とガ
イド22の内周面にねじ18が形成されている。また、
ガイド22の底部33には、半径方向に折曲された内縁
32が形成され、栓14の嵌まり込みを防ぐストッパと
しての機能を果たす。この内縁32上に、容器10の密
封性を高める円環状のシール材25が配されている。こ
の容器10は、ガイド22が外側に突出していないた
め、容器10の輸送時や保管時に邪魔にならずにすむ。
また、栓14にストッパ23を設けなくてもよいため、
取外し治具19の管状部20を小さくすることができ
る。
【0030】図9の容器10では、容器本体11の底面
13の一部を内側に凹ませてガイド22とし、ストッパ
としての機能を果たすガイド22の底部33に複数の小
孔が形成され、この小孔が通気路15とされている。そ
して、ガイド22の底部33に容器10から抜け出る空
気を濾過してトナー2の流出を防止するフィルタ27が
配されている。容器10内部から通気路15を通って空
気と共に吹き出ようとするトナー2は、フィルタ27に
よって除去される。なお、フィルタ27には、不織布、
綿等を用いればよい。
【0031】図10の容器10では、図9におけるフィ
ルタ27の代わりに、通気性のある通気性フィルム28
が配されている。通気性フィルム28は、空気が通過す
る孔の大きさがトナー2よりも小さい多孔質ポリマーフ
ィルムであり、容器10内部の空気と共に漏出しようと
するトナー2を除去する。この通気性フィルム28はフ
ィルタ27よりも厚みが薄く、ガイド22の長さを短く
できるため、容器10の容量を大きくすることができ
る。
【0032】図11の容器10では、底面13に形成さ
れた通気路15が、容器10の内側から通気性フィルム
28で塞がれ、容器10の外側から非通気性フィルム2
9で塞がれている。そして、現像装置1に容器10をセ
ットした後、容器10の外側の非通気性フィルム29を
剥がすことによって内部の空気が抜け出て、容器10内
外の気圧差が解消する。このとき、容器10内側の通気
性フィルム28がトナー2の通過を阻止するため、トナ
ー2が漏出することはない。なお、通気路15としての
小さい孔を所定の間隔をあけて複数設けておけば、所定
の通気路15の面積を確保しつつ、容器10全体として
の強度の低下を防止できる。
【0033】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されることなく、本発明の範囲内において適宜修正を加
えることができる。例えば、図12に示すように、栓1
4の嵌合部16にねじを形成せずにガイド22に挿嵌す
るようにして、空気抜出機能を付加してもよい。図12
(a)は、栓14の正面図、図12(b)は、栓14の
側面図、図12(c)は、栓14が挿嵌された容器10
の断面図を示す。
【0034】栓14の嵌合部16は、栓14を完全に取
り外さなくても容器10内の空気を抜き出すことができ
るように先細に形成されている。そして、容器本体11
に、L字型の抜出防止材31が回動自在に設けられてい
る。抜出防止材31は、容器本体11に栓14が挿嵌さ
れているときには、栓14の位置まで回動されて栓14
の上面を押さえ、容器10内の高い気圧による栓14の
抜出しを防止する。また、栓14を取り外すときには、
別の位置に回動されて取外しの邪魔にならないようにさ
れる。
【0035】また、栓14をゴム、エラストマー等の弾
性体から形成すると、栓14が不用意にガイド22から
外れないように、栓14とガイド22の間に所定の摩擦
力を確保することができると共に、容器10の密封性を
向上できる。そして、栓14と容器本体11とを連結す
る連結部材を設け、栓14を容器本体11と一体に形成
しておくと、栓14を取り外したときの紛失防止を図れ
る。
【0036】
【発明の効果】この発明では、トナーを補給する前に容
器に形成された通気路を開放して、容器内外の気圧差を
解消するようにしているので、気圧が低下する高地にお
いてトナーを補給する場合にも、相対的に気圧が高い容
器の内部から空気と共にトナーが吹き出すことを防止で
きる。そして、トナーを補給するときに周囲が汚れない
ため、清掃の作業を不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー補給容器を現像装置にセットし
た状態を示す図
【図2】トナー補給容器の斜視図
【図3】取外し治具の斜視図
【図4】外側に突出するガイドを備えた容器の断面図
で、(a)は、栓で通気路が塞がれた状態を示す図、
(b)は、通気路が開放された状態を示す図
【図5】外側に突出するガイドを備えた容器の断面図
で、(a)は、ストッパを備えた栓で通気路が塞がれた
状態を示す図、(b)は、通気路が開放された状態を示
す図
【図6】(a)は、外側に突出するガイドとシール材を
備えた容器の断面図、(b)は、ガイドとストッパの係
合部の拡大断面図
【図7】切欠溝を備えた栓で通気路が塞がれた容器の断
面図
【図8】(a)は、内側に突出するガイドとシール材を
備えた容器の平面図、(b)は、その断面図
【図9】内側に突出するガイドとフィルタを備えた容器
の断面図
【図10】内側に突出するガイドと通気性フィルムを備
えた容器の断面図
【図11】(a)は、通気路と非通気性フィルムを備え
たトナー補給容器の平面図、(b)は、その要部断面図
【図12】(a)は、空気抜出機能を備えた栓の正面
図、(b)は、その側面図、(c)は、その栓が挿嵌さ
れた容器の断面図
【符号の説明】
2 トナー 10 容器 14 栓 15 通気路 16 嵌合部 17 頭部 18 ねじ 19 取外し治具 22 ガイド 23 ストッパ 25 シール材 26 切欠溝 27 フィルタ 28 通気性フィルム 29 非通気性フィルム 31 抜出防止材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西光 英二 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)発明者 浅沼 雅人 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)発明者 竹ノ内 幸一 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)発明者 直井 宏夫 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA03 AA05 AA34

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給用トナーを収容して密閉されたトナ
    ー補給容器であって、容器内外の気圧差を解消するため
    の通気路と、該通気路を塞ぐ取外し可能な閉塞手段とを
    備えたことを特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 通気路中にトナーの通過を阻止するフィ
    ルタが設けられたことを特徴とする請求項1記載のトナ
    ー補給容器。
  3. 【請求項3】 閉塞手段として、通気路に栓が嵌合され
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のトナー補給容
    器。
  4. 【請求項4】 閉塞手段として、容器本体に通気路を覆
    うように非通気性フィルムが貼着されたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 栓の抜け出しを防止する抜出防止手段を
    備えたことを特徴とする請求項3記載のトナー補給容
    器。
  6. 【請求項6】 抜出防止手段として、栓及び通気路にね
    じが形成されたことを特徴とする請求項5記載のトナー
    補給容器。
  7. 【請求項7】 容器本体に、栓を案内するガイドが設け
    られたことを特徴とする請求項3記載のトナー補給容
    器。
  8. 【請求項8】 容器本体内への栓の嵌まり込みを防止す
    るストッパが設けられたことを特徴とする請求項3記載
    のトナー補給容器。
  9. 【請求項9】 容器の密封性を高めるように、容器本体
    と栓の間にシール材が設けられたことを特徴とする請求
    項3記載のトナー補給容器。
  10. 【請求項10】 栓の取外し途中に容器内の空気を抜き
    出す空気抜出手段を備えたことを特徴とする請求項3記
    載のトナー補給容器。
  11. 【請求項11】 空気抜出手段として、栓の側面に切欠
    溝が形成されたことを特徴とする請求項10記載のトナ
    ー補給容器。
  12. 【請求項12】 栓を取り外すための取外し治具を備え
    たことを特徴とする請求項3記載のトナー補給容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017068078A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および現像剤の収容容器
CN108445724A (zh) * 2018-05-21 2018-08-24 浙江安吉华普电子有限公司 一种可双面打印的激光打印机硒鼓装置

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