JP2001337225A - 積層光学素子及び液晶表示装置 - Google Patents

積層光学素子及び液晶表示装置

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JP2001337225A
JP2001337225A JP2000157713A JP2000157713A JP2001337225A JP 2001337225 A JP2001337225 A JP 2001337225A JP 2000157713 A JP2000157713 A JP 2000157713A JP 2000157713 A JP2000157713 A JP 2000157713A JP 2001337225 A JP2001337225 A JP 2001337225A
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layer
optical element
laminated optical
birefringent
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Hisashi Yamaoka
尚志 山岡
Hiroyuki Yoshimi
裕之 吉見
Yuichi Nishikoji
祐一 西小路
Tomoaki Masuda
友昭 増田
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Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光機能と光学補償機能等の他の光学機能の
複数の機能を有する薄型軽量性に優れる積層光学素子の
開発。 【解決手段】 厚さ5μm以下の偏光層(2)と1層又
は2層以上の複屈折層(4、41、42)を有する積層
体からなり、その複屈折層が配向液晶の固形膜又は配向
液晶含有のポリマー層よりなる積層光学素子及びその積
層光学素子を液晶表示パネルの少なくとも片側に有する
液晶表示装置。 【効果】 偏光層上に必要に応じ配向膜を介して配向液
晶からなる複屈折層を密着重畳状態に形成でき薄さに優
れる偏光層であることと共に全体としても薄さに優れて
軽量性にも優れ、偏光層による偏光機能及び複屈折層に
よる光学補償機能又は/及び輝度向上等を示して複数の
光学機能を示す積層光学素子が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、偏光や位相、散乱や反射
等の複数の光学特性の制御を行えて薄型軽量性に優れる
積層光学素子、及びそれを用いた液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置等の組立に用いる偏
光板や位相差補償用の複屈折板、輝度向上フィルム等の
光学部材は、別体のものとして形成してそれを必要に応
じ積層して液晶表示装置等の製造に供する方法が採られ
てきた。ちなみに前記の複屈折板は、液晶の複屈折異方
性を光学補償して表示品位の向上を図ることを目的と
し、捩りネマチックモード、垂直や水平配向モード等の
液晶では視野角を拡大するために用いられている。その
場合、反射型の捩りネマチックモードの液晶では複数の
複屈折板を用いて表示品位を向上することも行われてい
る。
【0003】しかしながら前記した別体形成の光学部材
を積層する方式では、粘着層等の接着層を介して行う必
要などもあって厚さの増大で嵩高いものとなる問題点が
あった。ちなみに複数の複屈折板と偏光板との積層体
(特開平5−27118号公報、特開平5−10011
4号公報)や輝度向上フィルムと1/4波長板と偏光板
の積層体(特開平9−189811号公報)、更にはそ
れらに傾斜配向の液晶ポリマー層を設けた光学部材など
(富士写真フィルム社製、WVフィルムや3M社製、D
BEF)を接着積層したものも提案されている。
【0004】しかし、前記の積層体では偏光板や複屈折
板等の各光学部材の厚さが通例20〜300μmである
ため積層体の総厚が700μmを超える場合も発生し、
液晶表示装置が著しく嵩高化する問題点があった。また
重量増加も大きく液晶表示画面の大型化にも対処しにく
い難点があった。
【0005】
【発明の技術的課題】本発明は、偏光機能と光学補償機
能等の他の光学機能の複数の機能を有する薄型軽量性に
優れる積層光学素子の開発を課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は、厚さ5μm以下の偏光層
と1層又は2層以上の複屈折層を有する積層体からな
り、その複屈折層が配向液晶の固形膜又は配向液晶含有
のポリマー層よりなることを特徴とする積層光学素子、
及びその積層光学素子を液晶表示パネルの少なくとも片
側に有することを特徴とする液晶表示装置を提供するも
のである。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、偏光層上に必要に応じ
配向膜を介して配向液晶からなる複屈折層を密着重畳状
態に形成でき、薄さに優れる偏光層であることと共に全
体としても薄さに優れて軽量性にも優れ、偏光層による
偏光機能及び複屈折層による光学補償機能又は/及び輝
度向上等を示して複数の光学機能を示す積層光学素子を
得ることができる。
【0008】
【発明の実施形態】本発明による積層光学素子は、厚さ
5μm以下の偏光層と1層又は2層以上の複屈折層を有
する積層体からなり、その複屈折層が配向液晶の固形膜
又は配向液晶含有のポリマー層よりなるものである。そ
の例を図1に示した。2が偏光層、4、41、42が複
屈折層であり、3、31、32が必要に応じての配向膜
である。また1、5又は51は、それぞれ必要に応じて
の支持フィルム、粘着層又はセパレータである。
【0009】偏光層は、積層光学素子に偏光機能を付与
することを目的とし、本発明にては薄厚化の点より5μ
m以下の厚さとされる。かかる薄厚の偏光層の形成は、
例えばキャスティング方式やスピンコート方式等の適宜
なコーティング方式などにて行うことができる。積層光
学素子の薄型化の点より偏光層の好ましい厚さは、偏光
特性や耐久性等も考慮して0.1〜4μm、就中0.2
〜3μmである。
【0010】偏光層の形成には適宜な材料を用いること
ができ、特に限定はない。就中、前記のコーティング方
式にて薄さと耐熱性等に優れる偏光層を効率よく形成す
る点などよりはリオトロピック液晶性の二色性色素や二
色性色素含有の液晶ポリマー、二色性色素含有のリオト
ロピック性物質などが好ましく用いうる。
【0011】ちなみに前記したリオトロピック液晶性の
二色性色素としては、例えば式:(クロモゲン)(SO
M)nで表される水溶性の有機色素などがあげられ、
これはクロモゲンがアゾや多環式化合物等からなって液
晶性を付与し、スルホン酸又はその塩が水溶性を付与し
て全体としてリオトロピック液晶性を示す(特表平8−
511109号公報)。かかる二色性色素の具体例とし
ては、下記の式(1)〜(7)で表される化合物などが
あげられ、LCポラライザー(商品名、オプティバ社
製)などの市販物もある。
【0012】
【0013】前記の式(1)において、R1は水素又は
塩素であり、Rは水素、アルキル基、ArNH又はAr
CONHである。アルキル基としては炭素数が1〜4個
のもの、就中メチル基やエチル基が好ましく、アリール
基(Ar)としては置換又は無置換のフェニル基、就中
4位を塩素で置換したフェニル基が好ましい。またMは
カチオンであり、水素イオン、LiやNa、KやCsの
如き第一族金属のイオン、アンモニウムイオンなどが好
ましい(以下同じ)。
【0014】
【0015】前記式(2)〜(4)において、Aは式
(a)又は(b)で表されるものあり、そのR2は水
素、アルキル基、ハロゲン又はアルコキシ基、Arは置
換又は無置換のアリール基、nは2又は3である。前記
のアルキル基は炭素数が1〜4個のもの、就中メチル基
又はエチル基が好ましく、ハロゲンは臭素又は塩素が好
ましい。またアルコキシ基は炭素数が1又は2個のも
の、就中メトキシ基が好ましく、アリール基は置換又は
無置換のフェニル基、就中、無置換あるいは4位をメト
キシ基、エトキシ基、塩素若しくはブチル基で、又は3
位をメチル基で置換したフェニル基が好ましい。
【0016】
【0017】前記の式(5)において、nは3〜5が好
ましい。
【0018】
【0019】
【0020】上記の式:(クロモゲン)(SOM)n
で表される有機色素は、そのクロモゲンにて安定な液晶
相を示し、水やアセトン、アルコール、ジオキサンの如
き水溶性有機溶媒に溶解し、その色素の1種又は2種以
上を溶解させた例えば固形分濃度が1〜20重量%の溶
液をドクターブレード方式等の剪断力が作用する適宜な
塗工方式で塗工することで配向処理でき、その配向固化
層が二色性の偏光機能を示す。
【0021】一方、上記した二色性色素を含有して偏光
機能を示す液晶ポリマーとしては、一軸配向性を示す適
宜なものを用いうる。ちなみにその例としては、下記の
式(8)で表されるものなどがあげられる(特開平11
−101964号公報、特開平11−160538号公
報)。
【0022】また液晶ポリマーは、下記の式(イ)〜
(ニ)で表される液晶モノマーの1種又は2種以上を用
いて紫外線照射により重合処理したものであってもよ
い。
【0023】他方、液晶ポリマー層に含有させる二色性
色素としても適宜なものを用いることができ、特に限定
はない。耐熱性等に優れる偏光層を得る点よりは下記の
式(9)〜(11)で表されるものなどが好ましく用い
うる。
【0024】
【0025】前記の式(9)、(10)において、R4
は水素、ハロゲン、C2n+1、COC
2n+1、OCOC2n+1、COOC
2n+1又はCH COOC2n+1である。また
R5、R6は、水素又はC2n+1であり、かつR
6は下記の式(ホ)又は(へ)で表されるものであって
もよい。さらにR5とR6はそれらで下記の式(ト)で
表されるものであってもよい。一方、R7は水素、ハロ
ゲン又はC2n+1である。なおnは1〜8で、m
は1〜5である。
【0026】
【0027】他方、式(11)において、A1はC
2n+1又は下記のものであり、そのnは1〜8であ
る。
【0028】また式(11)におけるBは、下記の式
(チ)〜(ル)で表されるものであり、R8はC
2n+1又はC2nOCHで、そのnは1〜8で
ある。
【0029】前記において偏光層の形成は、例えば1種
又は2種以上の液晶ポリマーを含有する溶液に二色性色
素を配合し、それを配向膜等の上に塗工して液晶ポリマ
ーを一軸配向させる方式などにより行うことができる。
液晶ポリマーの溶液化には通例、溶剤を用いて固形分濃
度1〜20重量%程度のものとされるが、液晶モノマー
を紫外線で重合する場合には溶剤の使用を回避すること
もできる。また二色性色素は、偏光特性の波長域などに
応じて1種又は2種以上を用いることができ、その使用
量は液晶ポリマー又は液晶モノマーの1〜20重量%が
一般的である。
【0030】上記した二色性色素を含有して偏光機能を
示す液晶ポリマーの例としては、下記の式(12)で表
されるものなどもあげられる(日東技報Vol35,N
o.1(1997),p79−82)。 なお式中のnは1〜10、R9はシアノ基又はメトキシ
基等のアルコキシ基、mは1〜5である。
【0031】他方、二色性色素含有のリオトロピック性
物質も上記したリオトロピック液晶性の二色性色素に準
じ、その二色性色素を含有するリオトロピック性物質の
溶液をコーティングすることで流動配向させうるもので
ある(WO97/39380号公報)。かかる二色性色
素含有のリオトロピック性物質は、ロシアンテクノロジ
ーグループ社などより市販されている。
【0032】偏光層との積層体とされる複屈折層は、例
えば液晶ポリマーや重合性液晶、液晶や液晶含有のポリ
マーの1種又は2種以上を用いて配向液晶の固形膜又は
配向液晶含有のポリマー層として形成される。用いる液
晶系の化合物については特に限定はなく、例えばネマチ
ック型やコレステリック型、捩れネマチック型やディス
コチック型などの適宜な液晶構造を形成するものがあげ
られる。
【0033】ちなみに前記したネマチック型の液晶ポリ
マーの具体例としては、下記の式(13)で表されるも
のなどがあげられる。 ただしRは、メチル基又は水素原子、pは1〜6、X
1は−CO−又は−OCO−であり、qとsは1〜2
で、かつq+s=3を満足する。
【0034】前記のネマチック型液晶ポリマーによる複
屈折層は、面方向に水平配向したものであってもよい
し、厚さ方向に傾斜配向したものであってもよい。厚さ
方向に傾斜配向したものの場合には、例えば特願平11
−144567号や特願平11−144582号、特願
平11−144665号に記載の方法などにより配向処
理したものであってもよい。
【0035】一方、コレステリック型の液晶ポリマーの
具体例としては、下記の式(14)で表されるものの如
く分子内に不斉炭素原子を有する構造の液晶を含むモノ
マー(特開平9−133810号公報)と前記式(1
3)で表されるネマチック型のモノマーとの共重合体な
どがあげられる。 ただしRはメチル基又は水素原子、tは1〜6、X2
は−CO−又は−OCO−、X3は−COR10又は
11であり、そのR10、R11は下記のものであ
る。
【0036】
【0037】前記のコレステリック型液晶ポリマーによ
る複屈折層は、可視光域等の光に対して円偏光二色性を
示すようにグランジャン配向させたものであってもよ
い。また例えば特許第2972892号公報や特許第2
813222号公報に記載されているように、そのグラ
ンジャン配向における螺旋構造のピッチと屈折率との積
が400nm以下のもの、又は螺旋軸が傾斜しているもの
であってもよい。
【0038】捩れネマチック型の液晶ないしそのポリマ
ーの具体例としては、特開平6−75114号公報に記
載の如き0〜90度の捩れ角でネマチック配向したもの
や、特開平6−75115号公報に記載の如き90度を
超える捩れ角でネマチック配向したものなどがあげられ
る。従って捩れネマチック型液晶ないしそのポリマーに
よる複屈折層は、0〜360度の捩れ角でネマチック配
向するものであってよい。
【0039】ディスコチック型の液晶ないしそのポリマ
ーの具体例としては、WVフィルム(商品名、富士写真
フイルム社製)の形成に用いられているような重合処理
が可能なトリフェニレン系ディスコチック液晶があげら
れる。また下記の式(15)で表されるトリフェニレン
系液晶などもあげられる。
【0040】ディスコチック型液晶ないしそのポリマー
による複屈折層は、前記の如き円盤状化合物が面方向に
水平配向又は厚さ方向に傾斜配向してディスコチックネ
マチック型やカラムナー型等の配向状態にあるものであ
ってもよい。
【0041】上記において液晶の水平配向とは、液晶分
子の最も高い屈折率の方向が支持基材等のその液晶層を
支持する層の面方向と平行であることを意味し、傾斜配
向とは前記の水平配向にない状態を意味する。従って傾
斜配向には、液晶分子の最も高い屈折率の方向がその支
持層に対し傾斜していることに加えて、厚さ方向に垂直
である状態も含まれる。なお液晶の配向処理には例えば
延伸処理されたフィルム表面やラビング処理等による配
向膜、偏光紫外線照射等による光配向膜や流動配向処理
などの適宜な方式を適用でき特に限定はない。
【0042】偏光層と積層する複屈折層は、1層又は2
層以上の適宜な層数であってよい。また2層以上を積層
する場合、その積層する複屈折層は適宜な組合せとする
ことができる。ちなみに上記したグランジャン配向によ
り円偏光二色性を示すコレステリック液晶による複屈折
層は、その螺旋ピッチで円偏光二色性を示す波長域が相
違することよりその波長域の相違するものを2層又は3
層以上組合せて円偏光二色性を示す波長域を可視光域等
に拡大することができる。
【0043】また前記の円偏光二色性を示すコレステリ
ック液晶による複屈折層は、輝度向上層としても機能し
うるものであるがその場合、1/4波長板として機能す
る複屈折層と組合せることで円偏光を直線偏光に変換で
きその偏光方向の一致化で偏光層による吸収ロスを防止
することができる。さらにその場合に1/4波長板とし
て機能する複屈折層と1/2波長板等の他の波長板とし
て機能する複屈折層とを組合せることで1/4波長の位
相差を与える波長域を可視光域等に拡大することができ
る。
【0044】加えて液晶表示パネルの複屈折による位相
差を補償してその位相差に基づく視角変化による着色等
を防止したり良視認の視野角を拡大したりすることなど
の表示特性の向上を目的とした光学補償層として機能す
る1層又は2層以上の複屈折層なども組合わせて積層す
ることもできる。ちなみに視野角の拡大にはディスコチ
ック系やネマチック系の傾斜配向した液晶ポリマー層な
どからなる複屈折層が有利に用いうる。
【0045】なお偏光層と積層する複屈折層は、形態を
維持しうる自己支持性の膜として形成され、上記した液
晶ポリマーや重合性液晶の重合膜ではそれ自体で自己支
持性の固形膜を形成しうるが、ネマチック型やコレステ
リック型、捩れネマチック型やディスコチック型等の液
晶では常温で流動性で固形状の膜を形成することが困難
な場合があり、そのようなときには必要に応じ1種又は
2種以上の液晶性又は非液晶性のポリマーを用いて液晶
含有のポリマー層からなる複屈折層として形成すること
ができる。これによりばポリマーによる自己支持性の膜
中に液晶が保持されて全体としてその形態を維持しうる
膜を形成することができる。形成する各複屈折層の厚さ
は、目的とする位相差等に応じて適宜に決定しうる。一
般には、300μm以下、就中0.1〜100μm、特に
0.5〜50μmの厚さとされる。
【0046】積層光学素子の形成に際しては偏光層又は
/及び複屈折層の密着支持を目的に必要に応じて支持フ
ィルムを用いることができる。支持フィルムの使用は、
その上に偏光層や複屈折層をコーティング方式等による
塗工方式で形成できて形成層の薄型化や量産性等の製造
効率の点より有利である。また用いる支持フィルムは、
薄型軽量化の点より1枚であることが好ましい。支持フ
ィルムの厚さは、強度等に応じて適宜に決定でき一般に
は300μm以下、就中5〜150μm、特に10〜10
0μmとされる。
【0047】前記の支持フィルムとしては適宜な透明ポ
リマーからなるフィルムを用いることができ特に限定は
ない。就中、透明性や機械的強度、熱安定性や水分遮蔽
性等に優れると共に、厚さの均一性に優れて位相差の可
及的に小さいものが好ましく用いうる。ちなみに前記ポ
リマーの例としては、ポリカーボネートやポリアリレー
ト、ポリスルホンやポリオレフィン、シクロオレフィン
系ポリマーやポリエステル、ノルボルネン系樹脂やアク
リル系樹脂、ポリスチレンやセルロース系樹脂、マレイ
ミド系樹脂やポリアミド、ポリイミドやポリエーテルス
ルホン、それらの変性体などがあげられる。
【0048】支持フィルムを用いる場合、それに付設す
る偏光層や複屈折層はその全部が支持フィルム片面の同
じ側にあってもよいし、支持フィルムの両側に機能の相
違等に基づいて区分して設けられていてもよい。一般に
は支持フィルムの同じ側に偏光層と複屈折層を設ける方
式が量産性等の点より有利である。なお上記した偏光層
や複屈折層の塗工形成には、例えばキャスティング方式
やスピンコート方式、ディッピング方式やスプレー方式
等の適宜な塗工方式を適用することができる。
【0049】また偏光層や複屈折層を重畳形成する場合
には必要に応じ視認を阻害する擦り傷の発生防止や変質
防止等を目的に下層となる表面を透明保護層にてカバー
することもできる。その透明保護層は、光学機能を阻害
しない上記の支持フィルムで例示したポリマーなどの適
宜な物質にて形成することができる。就中、例えば多官
能性単量体を光触媒等を介して紫外線照射により三次元
架橋しうるようにした例えばウレタンアクリル系やエポ
キシ系等の紫外線硬化樹脂などの透明な硬質膜を形成す
る適宜な架橋性樹脂が好ましく用いうる。前記の擦り傷
発生防止等を目的とした透明保護層(カバー層)は、複
屈折層を形成する液晶を配向させるための配向膜に兼ね
させることもできる。透明保護層の厚さは、適宜に決定
でき一般には100μm以下、就中50μm以下、特に
0.1〜30μmとされる。
【0050】本発明による積層光学素子は、上記したよ
うに輝度向上機能を示す複屈折層を設けたものであって
もよいし、別個に形成した輝度向上フィルムを積層した
ものであってもよい。その輝度向上フィルムの例として
は、DBEF(商品名、3M社製)の如く直線偏光を反
射するものや、PCF(商品名、日東電工社製)の如く
円偏光を反射する円偏光二色性のもの、DRPF(商品
名、3M社製)の如く散乱異方性にて直線偏光を透過す
るものなどがあげられる。これらの輝度向上機能層は、
上記した複屈折層としても形成しうるものである。輝度
向上フィルムの積層には粘着剤等の適宜な接着剤を用い
ることができ、可及的に薄い接着層とすることが好まし
い。
【0051】積層光学素子の片側又は両側には他部材と
の接着を目的にその外表面に粘着層を設けることもでき
る。その粘着層の形成には例えばアクリル系やシリコー
ン系、ポリエステル系やポリウレタン系、ポリエーテル
系やゴム系等の適宜な透明粘着剤などを用いうる。就
中、透明性や耐候性や耐熱性などの点よりアクリル系粘
着剤が好ましく用いうる。また粘着層を介し液晶表示パ
ネル等に接着して加熱処理した場合に積層光学素子の形
成層に加熱収縮応力による光学歪が生じにくくて位相差
が発生しにくい粘着層が好ましい。これにより輝度ムラ
が少なくて良視認の視野角に優れる液晶表示装置を形成
することができる。
【0052】ちなみに前記アクリル系粘着剤の具体例と
しては、メチル基やエチル基やブチル基等の炭素数が2
0以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のアル
キルエステルと、(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシエチル等の改良成分からなるアクリル系
モノマーを、ガラス転移温度が0℃以下となる組合せに
て共重合してなる、重量平均分子量が10万以上のアク
リル系重合体をベースポリマーとするものなどがあげら
れるが、これに限定されない。前記の光学歪が発生しに
くい粘着層は、弾性率の調節などにより達成することが
できる。
【0053】粘着層の付設は、例えば適宜な溶媒に粘着
剤成分を溶解又は分散させて粘着剤液を調製し、それを
流延方式や塗工方式等の適宜な展開方式で積層光学素子
上に直接付設する方式、あるいは前記に準じセパレータ
上に粘着層を形成してそれを積層光学素子上に移着する
方式などの適宜な方式で行うことができる。設ける粘着
層は異なる組成又は種類等のものの重畳層であってもよ
い。
【0054】積層光学素子に設ける粘着層の厚さは、接
着力等に応じて適宜に決定でき一般には1〜500μ
m、就中5〜100μmとされる。粘着層には必要に応じ
て例えば天然物や合成物の樹脂類、ガラス繊維やガラス
ビーズ等からなる充填剤や酸化防止剤などの適宜な添加
剤を配合することもできる。また微粒子を含有させて光
拡散性を示す粘着層とすることもできる。なお図例の如
く粘着層5の露出面に対しては実用に供するまでの間、
セパレータ51を接着して汚染等より保護することが好
ましい。
【0055】本発明による積層光学素子は、液晶表示装
置の形成などに好ましく用いうる。その場合、複屈折層
と偏光層とが予め積層一体化されていることより光軸の
ズレ等による品質のバラツキが生じにくく、液晶表示装
置の組立効率に優れるなどの利点を有している。液晶表
示装置の形成に際しては液晶表示パネルの片側又は両側
に積層光学素子を配置しうる。その場合、複屈折層又は
偏光層のいずれを液晶表示パネル側としてもよいが、補
償効果等の点よりは偏光層と液晶表示パネルの間に光学
補償用の複屈折層が位置する配置構造が通例の場合、好
ましい。なお適用する液晶表示パネルは、例えばTN型
やSTN型、TFT型や強誘電性液晶型など任意であ
る。
【0056】
【実施例】実施例1 厚さ50μmのトリアセチルセルロース(TAC)フィ
ルム(富士フイルム社製、T−50SH)の片面に、二
色性色素含有のリオトロピック液晶水溶液(Optiv
a社製、LCポラライザー、固形分濃度16.7重量
%)をワイヤバー(No.5)にてコーティング後、4
0℃で乾燥させて厚さ1.8μmの偏光層を形成し、そ
れを30重量%塩化カルシウム水溶液に浸漬し純水にて
洗浄後40℃で乾燥させて水不溶化処理した。
【0057】次に前記の偏光層上にポリビニルアルコー
ルをスピンコートしてその表面をレーヨン布で偏光軸に
対して17.5度の方位角でラビング処理して厚さ0.
1μmの配向膜を形成した後、その上に下記の式(1
6)で表される重量平均分子量約5000のネマチック
型液晶ポリマーのテトラクロロエタン溶液を塗工し12
0℃で加熱配向処理して単色光に対し1/2波長板とし
て機能する厚さ2.2μmの複屈折層を形成し、さらに
その上に前記に準じ偏光軸に対して80度の方位角でラ
ビング処理した厚さ0.1μmの配向膜を形成して前記
のネマチック型液晶ポリマーのテトラクロロエタン溶液
を塗工し120℃で加熱配向処理して単色光に対し1/
4波長板として機能する厚さ1.1μmの複屈折層を形
成した。
【0058】
【0059】ついで前記の表面側複屈折層の上に上記に
準じポリビニルアルコールのラビング層からなる厚さ
0.1μmの配向膜を形成した後、その上に下記の式
(17)、(18)で表されるネマチック型モノマーと
コレステリック型モノマーの共重合割合が相違する重量
平均分子量が約7000〜1万のコレステリック型液晶
ポリマーの混合物を重ね塗りしその多層物を150℃で
加熱してグランジャン配向させ波長410〜690nmの
範囲で円偏光二色性を示す厚さ約5μmの複屈折層を形
成した後、TACフィルムの露出面にアクリル系粘着層
を形成して総厚約80μmの積層光学素子を得た。この
積層光学素子は、偏光機能と共に良好な輝度向上機能を
示した。
【0060】
【0061】実施例2 厚さ100μmのノネボルネン系フィルム(JSR社
製、ARTONキャスティングフィルム)の片面に、実
施例1に準じ厚さ0.1μmの配向膜を形成してその上
に上記の式(16)で表されるネマチック型液晶ポリマ
ー20重量%と二色性染料(日本感光色素社製、G−2
02/G−207/G−429を1/2/4の重量比で
混合したもの)2重量%を含むテトラクロロエタン溶液
をスピンコートし120℃で加熱配向処理して厚さ2μ
mの偏光層を形成した。
【0062】次に前記の偏光層上に前記に準じ吸収軸と
平行にラビング処理した厚さ0.1μmの配向膜を形成
し、その上に下記の式(19)で表されるトリフェニレ
ン系ディスコチック液晶の10重量%テトラクロロエタ
ン溶液をスピンコートし200℃で加熱配向処理して厚
さ2μmの傾斜配向の複屈折層を形成した。
【0063】次に前記の複屈折層上に前記に準じ偏光層
の吸収軸と平行にラビング処理した厚さ0.1μmの配
向膜を形成し、その上に上記式(17)で表されるネマ
チック型モノマーと下記の式(20)で表されるネマチ
ック型モノマーを共重合したネマチック型液晶ポリマー
にジアクリル化合物を混合したものを含む10重量%テ
トラクロロエタン溶液をスピンコートし140℃で加熱
配向処理して厚さ2μmの傾斜配向の複屈折層を形成し
た。
【0064】ついで前記の表面側複屈折層の上に上記に
準じ偏光層の吸収軸と平行にラビング処理した厚さ0.
1μmの配向膜を形成し、その上に上記式(17)、
(18)で表されるモノマーを共重合してなるコレステ
リック型液晶ポリマーを塗工し140℃で加熱してグラ
ンジャン配向させその螺旋構造のピッチと屈折率との積
が330nmとなる円偏光二色性で厚さ2μmの複屈折層
を形成した後、その上にアクリル系粘着層を形成すると
共に、ノネボルネン系フィルムの露出面に厚さ140μ
mのDBEF(3M社製)をアクリル系粘着層を介し接
着積層して総厚約290μmの積層光学素子を得た。こ
の積層光学素子は、偏光機能、輝度向上機能及び視野角
を拡大する光学補償機能の良好な光学特性を示した。
【0065】比較例1 厚さ240μmの偏光板(日東電工社製、NPF−HE
G1425DU)の片面に延伸フィルムからなる厚さ8
0μmの1/2波長板(日東電工社製、NRF−R27
0)、延伸フィルムからなる厚さ80μmの1/4波長
板(日東電工社製、NRF−R140)及び厚さ50μ
mのTACフィルムをアクリル系粘着層を介して順次積
層し、そのTACフィルムの上に実施例1に準じて波長
410〜690nmの範囲で円偏光二色性を示す複屈折層
を形成し、偏光板の露出面にアクリル系粘着層を形成し
て積層光学素子を得た。この積層光学素子の総厚は、5
00μmであった。
【0066】比較例2 厚さ240μmの偏光板(NPF−HEG1425D
U)の片面に厚さ102μmのWVフィルム(富士写真
フイルム社製、WV A 01 A)、及び厚さ82μ
mのNHフィルム(日本石油化学社製)をアクリル系粘
着層を介して順次積層し、偏光板の露出面にアクリル系
粘着層を形成して積層光学素子を得た。この積層光学素
子の総厚は、630μmであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【符号の説明】
1:支持フィルム 2:偏光層 3、31、32:配向膜 4、41、42:複屈折層 5:粘着層 51:セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 19/32 C09K 19/32 19/38 19/38 (72)発明者 西小路 祐一 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電 工株式会社内 (72)発明者 増田 友昭 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電 工株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA06 BA46 BB03 BB25 BB28 BB44 BB45 BB46 BB49 BB51 BB63 BC05 BC09 BC14 BC22 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FB02 FB12 FD06 FD15 GA06 GA16 GA17 JA01 4F100 AJ06 AK21 AK25 AK25G AR00A AR00B AR00C AR00D AR00E AS00B BA02 BA03 BA04 BA05 BA10A BA10B BA10C BA10D CB05 GB41 JA11B JL13D JN10A JN18B JN30C 4H027 BA01 BA02 BA08 BA11 DM01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ5μm以下の偏光層と1層又は2層
    以上の複屈折層を有する積層体からなり、その複屈折層
    が配向液晶の固形膜又は配向液晶含有のポリマー層より
    なることを特徴とする積層光学素子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、偏光層がリオトロピ
    ック液晶性の二色性色素、二色性色素含有の液晶ポリマ
    ー又は二色性色素含有のリオトロピック性物質からなる
    積層光学素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、複屈折層が面
    方向に水平配向又は厚さ方向に傾斜配向するディスコチ
    ック液晶若しくはネマチック液晶、又はグランジャン配
    向のコレステリック液晶、あるいは0〜360度の捩れ
    角でネマチック配向する液晶を有する積層光学素子。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、偏光層と複屈折
    層が配向膜を介し密着重畳する積層光学素子。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、輝度向上フィル
    ムも積層してなる積層光学素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、片側又は両側の
    表面に粘着層を有する積層光学素子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の積層光学素子を液
    晶表示パネルの少なくとも片側に有することを特徴とす
    る液晶表示装置。
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