JP2001336621A - 車両用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御装置

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JP2001336621A
JP2001336621A JP2000161736A JP2000161736A JP2001336621A JP 2001336621 A JP2001336621 A JP 2001336621A JP 2000161736 A JP2000161736 A JP 2000161736A JP 2000161736 A JP2000161736 A JP 2000161736A JP 2001336621 A JP2001336621 A JP 2001336621A
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JP
Japan
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precharge
valve
target
pressure
displacement
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Application number
JP2000161736A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yuasa
弘之 湯浅
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】締結させる摩擦係合要素に油を充填するプリチ
ャージ制御において、油の供給を制御するバルブの応答
遅れによって、プリチャージで充填される油の積算流量
が不足することを防止する。 【解決手段】プリチャージにおけるバルブの目標変位量
を設定し(S2)、該目標変位量に応じてバルブを制御
する。一方、実際のバルブ変位量を推定し(S4)、前
記目標変位量に近づくようにバルブをフィードバック制
御すると共に(S6,S7)、目標変位量と実際の変位
量との偏差を積算し(S8)、該積算値に基づいてプリ
チャージ時間を補正する(S9,10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機の
油圧制御装置に関し、詳しくは、クラッチ等の摩擦係合
要素を締結させるときのプリチャージ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用の自動変速機におい
て、クラッチ等の摩擦係合要素を解放状態から締結させ
るときに、摩擦係合要素及び該摩擦係合要素に油を供給
する配管に対して油を急速充填するプリチャージを行っ
て、締結させる摩擦係合要素の油圧を締結制御の初期圧
にまで速やかに上昇させる構成が知られている。
【0003】前記プリチャージ制御を最適化する技術と
して、プリチャージ圧やプリチャージ時間を、スロット
ル開度,油温,車速等に応じて変更する構成が、特開平
7−027217号公報,特開平6−235451号公
報等に開示されている。
【0004】また、特開平5−106722号公報に
は、摩擦係合要素の掛け替えによる変速時に発生する引
き込みトルクが所定値になるように、プリチャージ圧を
学習制御する構成が開示されている。
【0005】更に、特開平5−312258号公報に
は、プリチャージ後の回転挙動(空吹け速さ)により、
プリチャージ時間を学習制御する構成が開示されてい
る。また、特開平7−174217号公報には、変速開
始からイナーシャフェーズ(回転変動開始)までの時間
を計測し、該計測時間と目標時間との差に基づき、プリ
チャージ時間を変更する構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリチャー
ジ時間及びプリチャージ圧は、油を充填させる容積に見
合った油の積算流量が得られるように設定されるが、プ
リチャージの開始判断に基づき、摩擦係合要素への油の
供給を制御するバルブに対してプリチャージ圧に応じた
制御信号を出力しても、実際にはバルブの変位量は応答
遅れをもって制御信号に相当する変位量にまで到達す
る。
【0007】このため、係る応答遅れの間における流量
の不足が充填量の不足になってしまい、実際には充填量
が不足しているのにプリチャージ時間が経過したことで
圧力制御に移行してしまって、圧力制御における制御精
度が悪化し、大きな空吹けを発生させるなどの問題があ
った。
【0008】従来、前記空吹けの状態からプリチャージ
圧やプリチャージ時間を補正することが行われていた
が、係る補正は前回の変速結果から次回の変速制御を補
正するものであるため、変速毎の条件変化に対応でき
ず、プリチャージを精度良く補正することができないと
いう問題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、締結させる摩擦係合要素に対し油を充填するプリ
チャージ制御において、バルブ変位に応答遅れがあって
も、所期の積算流量が得られるようにすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
発明では、締結させる摩擦係合要素に油を充填させるプ
リチャージにおいて、前記締結させる摩擦係合要素への
油の供給を制御するバルブの変位量を推定し、該変位量
に応じてプリチャージ時間を変更する構成とした。
【0011】かかる構成によると、バルブの変位量を推
定することで、変位の応答遅れの状態を判断し、応答遅
れの間における流量不足を補うように、プリチャージ時
間をより長く変更する。
【0012】請求項2記載の発明では、前記推定した実
際の変位量と目標値との偏差の積算値に応じて、プリチ
ャージ時間を変更する構成とした。かかる構成による
と、実際の変位量と目標値との偏差の積算値が、実際の
変位量が目標値に追いつくまでの流量不足分を示すもの
として、プリチャージ時間の延長によって流量不足分を
補う。
【0013】請求項3記載の発明では、前記変位量の目
標値を、目標の充填時間と充填容積とに基づき演算する
構成とした。かかる構成によると、目標の充填時間と油
を充填させる容積とから、プリチャージにおける必要流
量を判断でき、該必要流量に応じてバルブの変位量、即
ち、バルブ開口面積の目標値が設定される。
【0014】請求項4記載の発明では、前記目標の充填
時間を油温に応じて設定する構成とした。かかる構成に
よると、油温による油の粘度の違いに対応すべく目標時
間を変更し、必要流量を変更する。
【0015】請求項5記載の発明では、前記推定した実
際の変位量と目標値との偏差に基づいて前記バルブの制
御信号をフィードバック補正する構成とした。かかる構
成によると、変位の応答遅れを抑制して目標値に速く収
束させるようにバルブの制御信号がフィードバック補正
され、該フィードバック補正によっても遅れて流量不足
になる分を、プリチャージ時間の延長で補う。
【0016】請求項6記載の発明では、前記変位量の実
際値を、前記バルブに加わる力の推定値に基づいて推定
する構成とした。かかる構成によると、例えばソレノイ
ドバルブを用いる場合には、ソレノイドによる吸引力
(磁気力)やバルブのリターンスプリングによる荷重な
どがバランスする位置にバルブが変位することになるの
で、前記吸引力(磁気力)やスプリング荷重などの推定
結果から、バルブの変位量を推定する。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、バルブの
応答遅れに応じてプリチャージ時間を変更するので、応
答遅れによる流量不足が補われてプリチャージ制御にお
いて必要油量を確実に充填でき、プリチャージ制御後の
圧力制御を精度良く行わせることができるという効果が
ある。
【0018】請求項2記載の発明によると、応答遅れに
よる流量不足を精度良く判定して、プリチャージ時間を
精度良く変更できるという効果がある。請求項3記載の
発明によると、充填を目標時間で完了させるための必要
流量に対応する目標変位量を設定できるという効果があ
る。
【0019】請求項4記載の発明によると、油温による
粘度の違いに対応して適切な目標充填時間を設定できる
という効果がある。請求項5記載の発明によると、バル
ブ変位の応答遅れを極力小さくしつつ、応答遅れによっ
て流量不足になることを回避できるという効果がある。
【0020】請求項6記載の発明によると、荷重バラン
スに基づいて実際のバルブ変位を精度良く推定すること
ができるという効果がある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は、実施の形態における車両用自動変速機の
変速機構を示すものであり、エンジン(図示省略)の出
力がトルクコンバータ1を介して変速機構2に伝達され
る構成となっている。
【0022】前記変速機構2は、2組の遊星歯車G1,
G2、3組の多板クラッチH/C,R/C,L/C、1
組のブレーキバンド2&4/B、1組の多板式ブレーキ
L&R/B、1組のワンウェイクラッチL/OWCで構
成される。
【0023】前記2組の遊星歯車G1,G2は、それぞ
れ、サンギヤS1,S2、リングギヤr1,r2及びキ
ャリアc1,c2よりなる単純遊星歯車である。前記遊
星歯車組G1のサンギヤS1は、リバースクラッチR/
Cにより入力軸INに結合可能に構成される一方、ブレ
ーキバンド2&4/Bによって固定可能に構成される。
【0024】前記遊星歯車組G2のサンギヤS2は、入
力軸INに直結される。前記遊星歯車組G1のキャリア
c1は、ハイクラッチH/Cにより入力軸Iに結合可能
に構成される一方、前記遊星歯車組G2のリングギヤr
2が、ロークラッチL/Cにより遊星歯車組G1のキャ
リアc1に結合可能に構成され、更に、ロー&リバース
ブレーキL&R/Bにより遊星歯車組G1のキャリアc
1を固定できるようになっている。
【0025】そして、出力軸OUTには、前記遊星歯車
組G1のリングギヤr1と、前記遊星歯車組G2のキャ
リアc2とが一体的に直結されている。上記構成の変速
機構2において、1速〜4速及び後退は、図2に示すよ
うに、各クラッチ・ブレーキの締結状態の組み合わせに
よって実現される。
【0026】尚、図2において、丸印が締結状態を示
し、記号が付されていない部分は解放状態とすることを
示すが、特に、1速におけるロー&リバースブレーキL
&R/Bの黒丸で示される締結状態は、1レンジでのみ
の締結を示すものとする。
【0027】前記図2に示す各クラッチ・ブレーキの締
結状態の組み合わせによると、例えば、4速から3速へ
のダウンシフト時には、ブレーキバンド2&4/Bの解
放を行う共にロークラッチL/Cの締結を行い、3速か
ら2速へのダウンシフト時には、ハイクラッチH/Cの
解放を行うと共にブレーキバンド2&4/Bの締結を行
うことになり、2速から3速へのアップシフト時には、
ブレーキバンド2&4/Bの解放を行うと共にハイクラ
ッチH/Cの締結を行い、3速から4速へのアップシフ
ト時には、ロークラッチL/Cの解放を行うと共にブレ
ーキバンド2&4/Bの締結を行うことになる。
【0028】上記のように、クラッチ・ブレーキ(摩擦
係合要素)の締結と解放とを同時に制御して摩擦係合要
素の掛け替えを行う変速を掛け替え変速と称するものと
する。
【0029】前記各クラッチ・ブレーキ(摩擦係合要
素)の締結・解放動作は、油圧によって制御され、各ク
ラッチ・ブレーキに対する供給油圧は、それぞれにソレ
ノイドバルブによって調整されるようになっており、図
3に示すような機構によって、各クラッチ・ブレーキに
対する油(ATF:オートマチック・トランスミッショ
ン・フルード)の供給が制御される。
【0030】図3において、エンジンによって回転駆動
されるオイルポンプ21から吐き出される油は、調圧機
構22によって所定のライン圧に調圧される。ライン圧
に調圧された油は、各摩擦係合要素23毎に設けられる
ソレノイドバルブ24を介して各摩擦係合要素23に供
給されると共に、前記トルクコンバータ1や潤滑経路に
も供給される。
【0031】前記ソレノイドバルブ24は、コントロー
ルユニット25によってそのON・OFFがデューティ
制御されるようになっており、前記コントロールユニッ
ト25には、油温を検出する油温センサ26,運転者に
よって操作されるアクセルの開度を検出するアクセル開
度センサ27,車両の走行速度を検出する車速センサ2
8,トルクコンバータ1のタービン回転速度を検出する
タービン回転センサ29,エンジン回転速度を検出する
エンジン回転センサ30等からの検出信号が入力され、
これらの検出結果に基づいて各ソレノイドバルブ24を
制御することで、各摩擦係合要素23の係合油圧を制御
する。
【0032】前記ソレノイドバルブ24は、図4に示す
ように、バルブボディ31と、該バルブボディ31内に
軸方向に摺動可能に嵌挿されるスプールバルブ32と、
該スプールバルブ32を軸方向に変位させるソレノイド
33とから構成される。
【0033】前記バルブボディ31には、前記調圧機構
22からの油圧通路34,ドレン通路35及び摩擦係合
要素23に対する供給路36が接続され、前記スプール
バルブ32が油圧通路34とドレン通路35とを選択的
に開口させることで、摩擦係合要素23に対して油を込
める動作と、油を抜く動作とが制御されるようになって
いる。
【0034】また、供給路36内の圧力が、オリフィス
37が設けられたフィードバック通路38を介して、ス
プールバルブ32に対し、油圧通路34を閉じドレン通
路35を開く方向(図で左向きの方向)に作用するよう
に構成されている。
【0035】更に、スプリング39は、スプールバルブ
32を図で右向きに付勢するように設けられている。従
って、前記スプリング39の付勢力に抗してソレノイド
33の電磁力が作用することで、スプールバルブ32が
図で左方向に変位する構成であり、ソレノイド33の電
磁力が大きくすることで、スプールバルブ32が図でよ
り左側に変位し、ドレンを多くする。
【0036】本実施形態における掛け替え変速では、図
5に示すように、解放させる摩擦係合要素の係合油圧を
徐々に減少させつつ、締結させる摩擦係合要素の係合油
圧を徐々に増大させ、解放側摩擦係合要素から締結側摩
擦係合要素へのトルクの掛け替えが行われるようにす
る。
【0037】また、摩擦係合要素の締結動作を必要とす
る変速要求が発生すると、まず、締結制御の初期圧より
も高い指示圧を出力することで、締結させる摩擦係合要
素に対して急速に油を充填させるプリチャージを行っ
て、摩擦係合要素に対して油を充填し、その後に係合油
圧を徐々に増大制御するようになっている。
【0038】以下では、図7の制御ブロック図を参照し
つつ、プリチャージ制御の内容を図6のフローチャート
に従って説明する。ステップS1では、締結側摩擦係合
要素への油の充填を完了させる時間の目標値(目標充填
時間)を、油温に基づいて設定する。具体的には、図8
に示すように、油の粘性が低下する油温が高いときほ
ど、目標充填時間(目標プリチャージ時間)を短くする
と良い。
【0039】ステップS2では、前記目標充填時間と油
を充填させる容積(cc)とから、締結させる摩擦係合要
素への油の供給を制御するソレノイドバルブ24のプリ
チャージ時における目標変位量を決定する。
【0040】前記充填容積は、ソレノイドバルブ24か
ら締結させる摩擦係合要素までの配管容積と、締結させ
る摩擦係合要素の容積との合計として設定する。ステッ
プS3では、プリチャージにおける締結側摩擦係合要素
の指示圧であるプリチャージ圧の基本値を、前記目標変
位量に基づいて決定する。
【0041】ステップS4では、締結させる摩擦係合要
素への油の供給を制御するソレノイドバルブ24の実際
の変位量を演算する。尚、前記変位量の推定演算につい
ては後で詳述する。
【0042】ステップS5では、前記目標変位量と演算
した実際の変位量との偏差を算出する。本実施形態で
は、摩擦係合要素への油の供給量を増やす方向が変位量
の減少方向になる設定であり、プリチャージの開始に伴
って変位量を減らす方向にバルブを制御するので、ステ
ップS5では、実際の変位量−目標変位量として、バル
ブ応答遅れによって偏差がプラスの値に算出されるよう
にしてある。
【0043】プリチャージの開始に伴って、前記目標変
位量が得られるプリチャージ圧に基づきソレノイドバル
ブ24がデューティ制御されるが、バルブ変位動作の応
答遅れによって前記目標変位量に収束するまでに時間を
要し、この間に、目標変位量と実際の変位量との間に大
きな偏差が生じる。
【0044】一方、前記目標変位量は、該目標変位量で
目標充填時間だけプリチャージを行わせることで、油の
充填が完了する値として設定されるから、前記応答遅れ
による変位量の不足は、締結させる摩擦係合要素への流
量の不足を生じさせることになる。
【0045】そこで、ステップS6で、前記変位量の偏
差に応じてプリチャージ圧を補正するフィードバック補
正量を設定し、ステップS7で前記フィードバック補正
量により指示圧であるプリチャージ圧(バルブの制御信
号)の基本値を補正することで、目標変位量への収束を
速めるようにする。
【0046】前記変位量の偏差に応じたフィードバック
制御は、例えば比例・積分動作によって行わせる。ま
た、プリチャージ圧を補正する代わりに、プリチャージ
圧に応じて決定されるバルブの制御デューティ(制御信
号)を直接補正する構成としても良い。
【0047】上記フィードバック補正により、実際の変
位量が目標値になかなか収束しないという状態は回避で
きるものの、応答遅れを完全に解消することはできず、
応答遅れにより所期流量が確保できなくなってしまう。
【0048】そこで、ステップS8〜S9では、応答遅
れにより目標変位量が得られず、流量不足となる分を、
プリチャージ時間を延長することで補うようにする。ス
テップS8では、前記変位量の偏差を積算し、ステップ
S9では、前記偏差の積算値に基づいて目標充填時間の
補正値を決定する。
【0049】前記偏差の積算値は、目標値と実際の変位
量とに差がある応答遅れ状態で増大変化するが、実際の
変位量が目標付近に到達することで収束し、応答遅れが
生じていた期間における変位量の不足分の積算値、即
ち、不足積算流量を示すから、偏差の積算値が多いとき
ほど目標充填時間をより長く補正し、延長した期間で応
答遅れ期間で不足した分を充填できるように、目標充填
時間の補正値が決定される。
【0050】尚、前記目標充填時間の補正値は、偏差の
積算値がある値以上では一定値とし、目標変位量になか
なか近づかない場合でも、過剰に長い時間プリチャージ
が行われることがないようにすると良い。
【0051】また、偏差を求めるときに、目標変位量の
近傍では偏差が0であると見なされるようにし、定常的
な偏差によって偏差の積算値が増大変化することを回避
すると良い。
【0052】ステップS10では、目標充填時間を前記
ステップS9で設定された補正値で補正する。係る補正
により、バルブ変位の応答遅れによって不足した油量を
補うように目標充填時間が延長補正され、目標変位と基
準の目標充填時間とに対応する油量(積算流量)を、締
結側の摩擦係合要素に対して充填させることができる。
従って、プリチャージ後の圧力制御の精度が向上し、変
速ショックのない変速制御を行えるようになる。
【0053】ステップS11では、プリチャージ開始か
らの経過時間が、前記補正後の目標充填時間に達したか
否かを判別し、目標充填時間が経過すると、締結させる
摩擦係合要素の油圧を徐々に増大させる圧力制御に移行
する。
【0054】前記圧力制御においては、変速機の入力軸
トルクに見合う伝達トルク容量の分担を、解放側から締
結側に徐々に移すように目標クラッチ油圧(指示圧)を
決定し、該目標クラッチ油圧を制御デューティに変換
し、該制御デューティをソレノイドバルブ24に出力す
る。
【0055】尚、油温(粘度)によって指示圧に対して
実際に得られる油圧が変化するので、前記目標クラッチ
油圧(指示圧)を油温に応じて補正すると良い。但し、
プリチャージ制御後の圧力制御の内容を、上記のものに
限定するものではなく、摩擦係合要素を締結するときに
プリチャージを行わせるものであれば、上記のプリチャ
ージ制御を適用することができ、それによって同様の効
果を得ることができる。
【0056】本実施の形態では、目標充填時間の経過
(プリチャージの終了)が判断された時点から所定時間
TIMER1で、プリチャージ圧から圧力制御の初期圧まで徐
々に変化させるようにしてあり、初期圧になってから圧
力制御を開始させるようになっている。
【0057】具体的には、圧力制御の初期圧をP-RTN-
α、プリチャージの終了判断からの経過時間をt、ゲイ
ンをαとしたときに、所定時間TIMER1内の締結側の指示
圧Pc0を、 Pc0=P-PRI×(1−α×t1/2) として求める。
【0058】前記ゲインαは、前記経過時間tを所定時
間TIMER1としたときに、指示圧Pc0=初期圧P-RTN-α
となるように設定される値である。ここで、前記ステッ
プS4における実際の変位量の演算について、詳細に説
明する。
【0059】本実施形態では、目標クラッチ油圧(指示
圧)が決定され、該目標クラッチ油圧(指示圧)に応じ
たデューティでソレノイドバルブ24が駆動される。そ
こで、まず、そのときの目標クラッチ油圧(指示圧)か
ら、図9に示すようなテーブルを参照して、ソレノイド
の駆動デューティDUTY(%)を求める。
【0060】次いで、図10に示すようなテーブルによ
って、前記ソレノイドの駆動デューティDUTYを、ソ
レノイドの駆動電流I(A)に変換する。更に、前記ソ
レノイドの駆動電流I(A)を、図11に示すようなテ
ーブルによって、ソレノイドの吸引力Fsol(Kgf)に変
換する。
【0061】ここで、スプールバルブ32は、図12に
示すように、スプリング39による荷重と、ソレノイド
の吸引力(電磁力)Fsol(Kgf)及びフィードバック通
路38を介するフィードバック力とがバランスする位置
に変位する。
【0062】従って、スプリング39のセット荷重をF
set(Kgf)、スプリング39のばね定数をKx、クラッ
チ油圧をReal-Pc、フィードバック力が作用するスプー
ルバルブ32の面積をAfbとすると、 Fset+Kx・X=Fsol+Real-Pc・Afb という式が成り立つことになり、上式から、ソレノイド
変位量X(cm)が、 X=(Fsol+Real-Pc・Afb−Fset)/Kx として求められることになる。
【0063】上記ソレノイド変位量Xの演算に用いれる
クラッチ油圧Real-Pcの演算は、図13及び図14の制
御ブロック図に示すようにして行われる。まず、締結側
の摩擦係合要素への油の供給を制御するソレノイドバル
ブ24に対する流入流量Qsを演算する。
【0064】前記ソレノイド流入流量Qsは、油の流量
係数をC、ソレノイドバルブ24で制御される油圧通路
34の開口面積をA、ライン圧(元圧)をPL、クラッ
チ油圧をReal-Pc、油の密度をρとすると、 Qs=C・A・{(PL−Real-Pc)/ρ}1/2………(1) として演算される。
【0065】前記開口面積Aは、ソレノイド変位量X
(cm)から求められる。具体的には、図15に示すよう
に、予めソレノイド変位量Xと開口面積Aとの相関を示
すテーブルを記憶しておき、そのときのソレノイド変位
量Xを前記テーブルによって開口面積Aに変換する。
【0066】また、流量係数Cの演算は、図16のブロ
ック図に示すようにして行われる。まず、油温に応じて
予め粘度μを記憶したテーブルを参照して、そのときの
油温での粘度μを求め、この粘度μと基準油温(例えば
80℃)での粘度μとの比を演算する。
【0067】そして、基準油温(例えば80℃)での流量
係数Cと前記粘度μの比と基づき、そのときの油温に対
応する流量係数Cを求める。ソレノイド流入流量Qsを
算出すると、クラッチ流入流量(ソレノイド吐出流量)
Qc、クラッチ油圧Real-Pc及びクラッチ反力を、下式
(2)〜(7)の連立方程式を解くことで算出する。
【0068】 Mc・ΔΔYc+Cc・ΔYc+Kc・(Yc+Yco)= Ac・ΔReal-Pc …(2) Vc=Vo+Ac・Yc …(3) Qs−Qc=Vc/K・ΔReal-Pc …(4) Qc=Ac・ΔYc …(5) Real-Pc=Σ(ΔReal-Pc) …(6) Total-Qc=Σ(Qc) …(7) 上式で、Ycはクラッチ変位量(cm)、ΔYcはクラッ
チ変位量の微分値(cm/10msec)、ΔΔYcはクラッチ
変位量の微分値の微分値(cm/10msec2)、Acはクラッ
チピストン受圧面積(cm2)、Ccは流量係数、Mcはク
ラッチピストン荷重(Kg)、Kcはクラッチピストンば
ね定数(Kg/cm)、Kは体積弾性係数(Kgf/cm2)、Vc
は容量(cc)、Ycoはクラッチピストン初期セット変位
(cm)、Total-Qcは積算ソレノイド吐出流量、ΔReal-P
cはクラッチ油圧の微分値、Voは初期容量(cc)であ
る。
【0069】尚、クラッチピストン受圧面積Ac、初期
容量Vo、クラッチピストン荷重Mc、クラッチピスト
ンばね定数Kc、クラッチピストン初期セット変位Yco
は、予め与えられる固定値である。
【0070】また、体積弾性係数Kは、固定値として与
える構成であっても良いし、下式に従って算出させるよ
うにしても良い。 K=Vo/(Vo−Total-Qc)・ΔReal-Pc 図14の制御ブロック図に示すように、前記(4)式
(連続の式)に、ソレノイド流入流量Qs、クラッチ流
入流量(ソレノイド吐出流量)Qc、容量Vc、体積弾
性係数Kを代入することで、クラッチ油圧の微分値ΔRe
al-Pcが求められ、このクラッチ油圧の微分値ΔReal-Pc
を積分することで、クラッチ油圧Real-Pcが求められ
る。
【0071】一方、(2)式に示される運動方程式は、 Mc・ΔΔYc=Ac・ΔReal-Pc−Cc・ΔYc−K
c・(Yc+Yco) と書き換えることができ、上式からMc・ΔΔYcが求
められれば、クラッチピストン荷重Mcは既知の値であ
るから、ΔΔYcが求められる。
【0072】そして、ΔΔYcを積分することでΔYc
が求められ、ΔYcを積分することでYcが求められ
る。ΔYcが求められると、クラッチピストン受圧面積
Acは既知の値であるから、前記(5)式からクラッチ
流入流量(ソレノイド吐出流量)Qcが求められる。
【0073】また、ΔYcから、(2)式に示される運
動方程式におけるCc・ΔYcが求められる。更に、Y
cからは、(3)式に従って油の充填によって変化する
容量Vc、及び、(2)式に示される運動方程式におけ
るKc・(Yc+Yco)が求められる。
【0074】ここで、クラッチの解放状態では、ソレノ
イド開口面積A=0、容量Vc=Vo、クラッチ変位量
Yc=0、クラッチ油圧Real-Pc=0、ソレノイド流入
流量Qs=0、クラッチ流入流量(ソレノイド吐出流
量)Qc=0となるから、係る状態を初期値として演算
を繰り返すことで、プリチャージに伴って変化するクラ
ッチ流入流量(ソレノイド吐出流量)Qc、クラッチ油
圧Real-Pc、クラッチ反力を示すKc・(Yc+Yco)
が求められる。
【0075】上記のようにして求められるクラッチ油圧
Real-Pcが、前記変位量Xの演算に用いられ、該変位量
と目標値との偏差に応じてプリチャージ圧がフィードバ
ック補正されると共に、プリチャージ時間が補正され
る。
【0076】尚、図14のブロック図では、微分値を記
号の上に付したドットで示してあり、2つのドットが付
された記号は、微分値の微分値であることを示す。本実
施の形態では、ソレノイドバルブ24における荷重バラ
ンスから実際の変位量を推定する構成としたが、制御デ
ューティをソレノイドバルブ24に与えたときの変位量
の応答を、伝達関数としてモデル化し、該伝達関数によ
って変位量を推定する構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における自動変速機の変速機構を示
す図。
【図2】前記変速機構における摩擦係合要素の締結状態
の組み合わせと変速段との相関を示す図。
【図3】前記自動変速機の油圧制御系を示すシステム
図。
【図4】前記油圧制御系におけるソレノイドバルブの詳
細を示す断面図。
【図5】実施の形態における摩擦係合要素の掛け替えに
よる変速の様子を示すタイムチャート。
【図6】実施の形態におけるプリチャージ制御を示すフ
ローチャート。
【図7】実施の形態におけるプリチャージ制御を示すブ
ロック図。
【図8】実施の形態における油温→目標充填時間のテー
ブルを示す線図。
【図9】実施の形態における目標クラッチ圧力→ソレノ
イド駆動デューティのテーブルを示す線図。
【図10】実施の形態におけるソレノイド駆動デューテ
ィ→ソレノイド駆動電流のテーブルを示す線図。
【図11】実施の形態におけるソレノイド駆動電流→ソ
レノイド吸引力のテーブルを示す線図。
【図12】ソレノイドバルブの荷重バランス状態を示す
状態図。
【図13】実施の形態のプリチャージ制御におけるソレ
ノイド流入流量の演算制御を示すブロック図。
【図14】実施の形態におけるクラッチ流入流量,クラ
ッチ油圧及びクラッチ反力の演算制御を示すブロック
図。
【図15】実施の形態におけるソレノイド変位→開口面
積のテーブルを示す線図。
【図16】実施の形態における流量係数の演算制御を示
すブロック図。
【符号の説明】
1…トルクコンバータ 2…変速機構 21…オイルポンプ 22…調圧機構 23…摩擦係合要素 24…ソレノイドバルブ 25…コントロールユニット 26…油温センサ 27…アクセル開度センサ 28…車速センサ 29…タービン回転センサ 30…エンジン回転センサ 31…バルブボディ 32…スプールバルブ 33…ソレノイド 34…油圧通路 35…ドレン通路 36…供給路 37…オリフィス 38…フィードバック通路 39…スプリング G1,G2…遊星歯車 H/C…ハイクラッチ R/C…リバースクラッチ L/C…ロークラッチ 2&4/B…2速/4速バンドブレーキ L&R/B…ロー&リバースブレーキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦係合要素の締結・解放を油圧で制御し
    て変速を行わせる車両用自動変速機の油圧制御装置であ
    って、 締結させる摩擦係合要素に油を充填させるプリチャージ
    において、前記締結させる摩擦係合要素への油の供給を
    制御するバルブの変位量を推定し、該変位量に応じてプ
    リチャージ時間を変更することを特徴とする車両用自動
    変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記推定した実際の変位量と目標値との偏
    差の積算値に応じて、プリチャージ時間を変更すること
    を特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】前記変位量の目標値を、目標の充填時間と
    充填容積とに基づき演算することを特徴とする請求項2
    記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】前記目標の充填時間を油温に応じて設定す
    ることを特徴とする請求項3記載の車両用自動変速機の
    油圧制御装置。
  5. 【請求項5】前記推定した実際の変位量と目標値との偏
    差に基づいて前記バルブの制御信号をフィードバック補
    正することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに
    記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】前記変位量の実際値を、前記バルブに加わ
    る力の推定値に基づいて推定することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1つに記載の車両用自動変速機の油
    圧制御装置。
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