JP2001336262A - 階段の構造 - Google Patents
階段の構造Info
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- JP2001336262A JP2001336262A JP2000157438A JP2000157438A JP2001336262A JP 2001336262 A JP2001336262 A JP 2001336262A JP 2000157438 A JP2000157438 A JP 2000157438A JP 2000157438 A JP2000157438 A JP 2000157438A JP 2001336262 A JP2001336262 A JP 2001336262A
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- stairs
- tread plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇降するときの最適の歩行位置がわかって安
全に昇降できる階段の構造を提供する。 【解決手段】 階段の各踏み板1の踏み面に踏み板1の
左右幅方向における最適歩行位置を示す目印2として踏
み板1の大部分の基材とは異なる材料、柄、色、形状等
の部分を設ける。
全に昇降できる階段の構造を提供する。 【解決手段】 階段の各踏み板1の踏み面に踏み板1の
左右幅方向における最適歩行位置を示す目印2として踏
み板1の大部分の基材とは異なる材料、柄、色、形状等
の部分を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は階段の構造に関し、
詳しくは階段の踏み板の構造に関するものである。
詳しくは階段の踏み板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
踏み板1は図4に示すように一様の柄、色等であり、一
部図4(b)に示すように滑り止め用の樹脂(異色、異
材)の滑り止め材2′が左右の幅方向に亙って取り付け
られた場合があるのみであった。
踏み板1は図4に示すように一様の柄、色等であり、一
部図4(b)に示すように滑り止め用の樹脂(異色、異
材)の滑り止め材2′が左右の幅方向に亙って取り付け
られた場合があるのみであった。
【0003】このような踏み板1を用いた階段の場合、
昇降位置を示す目印等がないために昇降ラインは任意で
あり、例えば図5に示すような廻り階段3の廻り部3b
において、内側を歩行して昇降した場合、踏み板1の踏
み面が極端に狭くなり、最悪足を踏み外して転落する危
険があった。逆に外側を歩行して走行すると、無理に踏
み面の広い所を歩くことになり、これもまた昇降のリズ
ムが狂い危険であった。つまり、図5の符号Aに示す昇
降ラインは内側を昇降するものを示し、廻り階段3の直
線部3aの踏み面の前後方向の幅aに対して廻り部3b
の前後方向の幅b(a>>b)が狭くて足を踏み外しや
すくなる。図5の符号Bに示す昇降ラインは外側を昇降
するものを示し、直線部3aの踏み面の前後方向の幅a
に対して廻り部3bの前後方向の幅c(a<<c)が広
くて昇降のリズムが狂いやすくなる。
昇降位置を示す目印等がないために昇降ラインは任意で
あり、例えば図5に示すような廻り階段3の廻り部3b
において、内側を歩行して昇降した場合、踏み板1の踏
み面が極端に狭くなり、最悪足を踏み外して転落する危
険があった。逆に外側を歩行して走行すると、無理に踏
み面の広い所を歩くことになり、これもまた昇降のリズ
ムが狂い危険であった。つまり、図5の符号Aに示す昇
降ラインは内側を昇降するものを示し、廻り階段3の直
線部3aの踏み面の前後方向の幅aに対して廻り部3b
の前後方向の幅b(a>>b)が狭くて足を踏み外しや
すくなる。図5の符号Bに示す昇降ラインは外側を昇降
するものを示し、直線部3aの踏み面の前後方向の幅a
に対して廻り部3bの前後方向の幅c(a<<c)が広
くて昇降のリズムが狂いやすくなる。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、昇降するときの最適の歩行位置がわかって安全
に昇降できる階段の構造を提供することを課題とする。
あって、昇降するときの最適の歩行位置がわかって安全
に昇降できる階段の構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の階段の構造は、階段の各踏み板1の
踏み面に踏み板1の左右幅方向における最適歩行位置を
示す目印2として踏み板1の大部分の基材とは異なる材
料、柄、色、形状等の部分を設けたことを特徴とする。
材料、柄、色、形状等の異なる目印2を設けたことによ
り、最適歩行位置を歩行して昇降することができ、安全
に昇降することができる。
本発明の請求項1の階段の構造は、階段の各踏み板1の
踏み面に踏み板1の左右幅方向における最適歩行位置を
示す目印2として踏み板1の大部分の基材とは異なる材
料、柄、色、形状等の部分を設けたことを特徴とする。
材料、柄、色、形状等の異なる目印2を設けたことによ
り、最適歩行位置を歩行して昇降することができ、安全
に昇降することができる。
【0006】また本発明の請求項2の階段の構造は、請
求項1において、目印2として軟質材を用いたことを特
徴とする。目印2にクッション性があって、目印2を踏
んで昇降するときの歩行感がよくなる。
求項1において、目印2として軟質材を用いたことを特
徴とする。目印2にクッション性があって、目印2を踏
んで昇降するときの歩行感がよくなる。
【0007】また本発明の請求項3の階段の構造は、請
求項1において、目印2として滑り止め材を用いたこと
を特徴とする。目印2に滑り止め性があって、目印2を
踏んで昇降するとき滑り止めされて歩行感がよくなる。
求項1において、目印2として滑り止め材を用いたこと
を特徴とする。目印2に滑り止め性があって、目印2を
踏んで昇降するとき滑り止めされて歩行感がよくなる。
【0008】また本発明の請求項4の階段の構造は、請
求項1において、目印2として耐磨耗性材を用いたこと
を特徴とする。目印2に耐磨耗性があって、目印2を踏
んで昇降しても磨耗するのを防止できる。
求項1において、目印2として耐磨耗性材を用いたこと
を特徴とする。目印2に耐磨耗性があって、目印2を踏
んで昇降しても磨耗するのを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】廻り階段3は図1に示すように上
下の直線部3aと上下の直線部3a間の廻り部3bとで
構成してあり、下の直線部3aの下端から上の直線部3
aの上端まで漸次高さが高くなるように踏み板1を装着
してある。そして各踏み板1の踏み面は左右幅方向の最
適歩行位置を示す目印2を設けてある。この目印2は踏
み板1の大部分の基材とは異なる材料、柄、色、形状等
の部分である。上記最適歩行位置を示す目印2は図1の
符号Cに示す最適昇降ラインに沿って設けてある。この
最適昇降ラインCは直線部3aでは踏み板1の左右幅方
向に中央であり、廻り部3bでは直線部3aの踏み板1
の前後方向の幅Wと幅が一致する部分である。上記のよ
うに踏み板1に目印2を設けることにより、目印2に沿
って昇降することで踏み板1の前後方向の幅が変わらな
い最適昇降ラインに沿って昇降することができて安全に
昇降することができる。
下の直線部3aと上下の直線部3a間の廻り部3bとで
構成してあり、下の直線部3aの下端から上の直線部3
aの上端まで漸次高さが高くなるように踏み板1を装着
してある。そして各踏み板1の踏み面は左右幅方向の最
適歩行位置を示す目印2を設けてある。この目印2は踏
み板1の大部分の基材とは異なる材料、柄、色、形状等
の部分である。上記最適歩行位置を示す目印2は図1の
符号Cに示す最適昇降ラインに沿って設けてある。この
最適昇降ラインCは直線部3aでは踏み板1の左右幅方
向に中央であり、廻り部3bでは直線部3aの踏み板1
の前後方向の幅Wと幅が一致する部分である。上記のよ
うに踏み板1に目印2を設けることにより、目印2に沿
って昇降することで踏み板1の前後方向の幅が変わらな
い最適昇降ラインに沿って昇降することができて安全に
昇降することができる。
【0010】上記目印2は図2(a)に示すように半円
状に設けても、図2(b)に示すように三角状に設けて
も、図2(c)に示すように四角状に設けても、その他
の形状に設けてもよい。また目印2は踏み板1の大部分
の基材とは異なる材料、柄、色、形状等の部分であれば
何でもよいが、目印2を軟質材とすると、クッション性
を持たせることができて歩行感をよくできる。また目印
2を滑りにくい材料にて形成すると、ノンスリップ性を
持たせ、目印2を踏んで昇降するとき滑り止めされて歩
行感がよくなる。また目印2を耐磨耗性や耐へこみ性の
ある材料にて形成すると、耐磨耗性等のタフネス性を持
たせることができる。また目印2と踏み板1の大部分の
基材との色差を大きくすると、段差の認識を上げたりす
ることができる。
状に設けても、図2(b)に示すように三角状に設けて
も、図2(c)に示すように四角状に設けても、その他
の形状に設けてもよい。また目印2は踏み板1の大部分
の基材とは異なる材料、柄、色、形状等の部分であれば
何でもよいが、目印2を軟質材とすると、クッション性
を持たせることができて歩行感をよくできる。また目印
2を滑りにくい材料にて形成すると、ノンスリップ性を
持たせ、目印2を踏んで昇降するとき滑り止めされて歩
行感がよくなる。また目印2を耐磨耗性や耐へこみ性の
ある材料にて形成すると、耐磨耗性等のタフネス性を持
たせることができる。また目印2と踏み板1の大部分の
基材との色差を大きくすると、段差の認識を上げたりす
ることができる。
【0011】図3は上記のように構成せる目印2のある
踏み板1を製造する方法の一例を示すものである。突き
板状の表面材5を製造するためのフリッチ6は図3
(a)に示すようにフリッチ基材6aに目印材6bを一
体に埋設して形成されている。本例の場合、フリッチ基
材6aは集成柄であり、目印材6bは板目柄である。こ
のフリッチ6は刃物7にてスライスされて表面材5が形
成され、図3(b)に示すように踏み板基材8の上に表
面材5が接着されて図3(c)に示すような踏み板1が
形成される。このように製造すると従来の製造方法でフ
リッチ6の形成過程を変えるだけで目印2を有する踏み
板1を大量生産することが可能になる。
踏み板1を製造する方法の一例を示すものである。突き
板状の表面材5を製造するためのフリッチ6は図3
(a)に示すようにフリッチ基材6aに目印材6bを一
体に埋設して形成されている。本例の場合、フリッチ基
材6aは集成柄であり、目印材6bは板目柄である。こ
のフリッチ6は刃物7にてスライスされて表面材5が形
成され、図3(b)に示すように踏み板基材8の上に表
面材5が接着されて図3(c)に示すような踏み板1が
形成される。このように製造すると従来の製造方法でフ
リッチ6の形成過程を変えるだけで目印2を有する踏み
板1を大量生産することが可能になる。
【0012】なお、目印2を有する踏み板1の製造方法
は上記のものに限定されず、単に塗装を施すだけで目印
2を形成してもよい。
は上記のものに限定されず、単に塗装を施すだけで目印
2を形成してもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、階段の各踏
み板の踏み面に踏み板の左右幅方向における最適歩行位
置を示す目印として踏み板の大部分の基材とは異なる材
料、柄、色、形状等の部分を設けたので、目印に沿って
歩行して昇降することにより、最適歩行位置を歩行して
昇降することができ、安全に昇降することができるもの
である。
み板の踏み面に踏み板の左右幅方向における最適歩行位
置を示す目印として踏み板の大部分の基材とは異なる材
料、柄、色、形状等の部分を設けたので、目印に沿って
歩行して昇降することにより、最適歩行位置を歩行して
昇降することができ、安全に昇降することができるもの
である。
【0014】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、目印として軟質材を用いたので、目印にクッ
ション性があって、目印を踏んで昇降するときの歩行感
がよくなるものである。
において、目印として軟質材を用いたので、目印にクッ
ション性があって、目印を踏んで昇降するときの歩行感
がよくなるものである。
【0015】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、目印として滑り止め材を用いたので、目印に
滑り止め性があって、目印を踏んで昇降するとき滑り止
めされて歩行感がよくなるものである。
において、目印として滑り止め材を用いたので、目印に
滑り止め性があって、目印を踏んで昇降するとき滑り止
めされて歩行感がよくなるものである。
【0016】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
において、目印として耐磨耗性材を用いたので、目印に
耐磨耗性があって、目印を踏んで昇降しても磨耗するの
を防止できるものである。
において、目印として耐磨耗性材を用いたので、目印に
耐磨耗性があって、目印を踏んで昇降しても磨耗するの
を防止できるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図2】(a)(b)(c)は同上の目印の形状を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図3】同上の踏み板の製造過程の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】(a)(b)は従来例の踏み板を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来例の階段を示す平面図である。
1 踏み板 2 目印
Claims (4)
- 【請求項1】 階段の各踏み板の踏み面に踏み板の左右
幅方向における最適歩行位置を示す目印として踏み板の
大部分の基材とは異なる材料、柄、色、形状等の部分を
設けたことを特徴とする階段の構造。 - 【請求項2】 目印として軟質材を用いたことを特徴と
する請求項1記載の階段の構造。 - 【請求項3】 目印として滑り止め材を用いたことを特
徴とする請求項1記載の階段の構造。 - 【請求項4】 目印として耐磨耗性材を用いたことを特
徴とする請求項1記載の階段の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157438A JP2001336262A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 階段の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157438A JP2001336262A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 階段の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001336262A true JP2001336262A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18662069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000157438A Pending JP2001336262A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 階段の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001336262A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017071894A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 四国化成工業株式会社 | 階段構造物 |
-
2000
- 2000-05-26 JP JP2000157438A patent/JP2001336262A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017071894A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 四国化成工業株式会社 | 階段構造物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |