JP2001335134A - 二輪車用昇降装置 - Google Patents

二輪車用昇降装置

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JP2001335134A JP2000197317A JP2000197317A JP2001335134A JP 2001335134 A JP2001335134 A JP 2001335134A JP 2000197317 A JP2000197317 A JP 2000197317A JP 2000197317 A JP2000197317 A JP 2000197317A JP 2001335134 A JP2001335134 A JP 2001335134A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で二輪車の車輪を挟持することが
出来、しかも二輪車に手を添えなくても二輪車の昇降が
行なえるような二輪車用昇降装置を提供する。 【構成】 無端搬送材に、毛先を対向させて二輪車の車
輪を挟み込むようにした一対のブラシ様体を無端搬送材
の全周に渡って取り付け、且つ無端搬送材に、前記ブラ
シ様体を支えると共にブラシ様体をガイドするためのガ
イド部材を添設して成るものとした。また無端搬送材に
ブラシ様体を、無端搬送材の全周に渡って取り付け、ブ
ラシ様体の毛先に対向させて滑動体をブラシ様体の毛先
と滑動体との間に二輪車の車輪を挟み付けて搬送し得る
ように取り付け、且つ無端搬送材に、前記ブラシ様体を
支えると共にブラシ様体をガイドするためのガイド部材
を添設して成るものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車や自動二輪
車等の二輪車を、立体駐車場の下層階から上層階へ、ま
た上層階から下層階へ搬送するための二輪車用昇降装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、駅前等の所謂放置自転車に対処す
る目的で、自転車や自動二輪車のための立体駐車場が建
設されている。この立体駐車場では、その下層階から上
層階へ二輪車を移送するための傾斜路又は該傾斜路に沿
って設置されたベルトコンベア装置を具えるものが一般
的である。
【0003】前記ベルトコンベア装置の一例を図12で
表すが、このベルトコンベア装置は当出願人の実施に係
るものである。即ち、階段9の両側に傾斜路90及び転
動路91を設け、前記傾斜路90に無端状に架け渡され
たベルトコンベア92が設けられている。下階ステップ
6から上階ステップ60へと二輪車を移送するには、ベ
ルトコンベア92上に二輪車の車輪を案内しハンドルを
持って二輪車を支えつつ階段9を上がるようにする。こ
の際ブレーキを掛けて二輪車の車輪を固定状態にするこ
とにより車輪とベルトとの間に摩擦を生じさせて二輪車
が後退しないようにしておくと、ベルトコンベアの転輪
によって上階ステップ60へと搬送することが出来る。
逆に、上階ステップ60から下階ステップ6へ降ろすに
は、二輪車のブレーキの掛け具合を調節しつつ前記転動
路91を下降させればよい。
【0004】ところで、上述のように二輪車はベルトコ
ンベア92上に載置されて昇降されるのであるが、利用
者は二輪車を支えつつ階段9を自力で昇降せねばならな
い。またこの際ブレーキを掛けることと二輪車を支える
ことに気を使いながら、更に自分の足下に注意しなくて
はならない。ここで少しでもつまずいたりすれば二輪車
の進むスピードに遅れる上、二輪車から体が離れ支える
手が不安定に成るなどの事態を生ずる。このため昇降作
業には幾分神経質に成らざるを得ず、常に不安感が付き
まとう。
【0005】そこで、利用者が二輪車を支えなくても良
いようにしたものとしては、特開昭57−20910
4、実開昭57−26555、特開平7−27947
0、特開平8−120966の昇降装置がある。特開昭
57−209104は、コンベア装置の一側に固定挟持
板を立設すると共に、他側に固定挟持板に対して接近離
隔可能な可動挟持板を設け、可動挟持板を離隔付勢する
弾性体を設け、可動挟持板を弾性体に抗して前進させた
位置で固定してタイヤを挟持するカム式固定装置を設
け、このカム式固定装置を開放する解除操作装置を設け
て成るものである。また実開昭57−26555は、ベ
ルトコンベアのベルトの上面にベルトに添ってブラシか
ら成る1対のタイヤ固定用部材を、各々の表面を互いに
向かい合わせて配置して成るものである。特開平7−2
79470は、一対のガイドフレームの内側に添って移
動可能に設けられた一対の無端帯状体を同期移動させ、
自転車の車輪を両側方から挟持した状態で搬送するもの
である。特開平8−120966は、スラットコンベア
のスラットに添って移動可能に支持された1対の挟持部
材と、挟持部材に回動自在に支持されたガイドローラ
と、ガイドローラを案内することにより、スラットコン
ベアの移動経路中の所定区間に於いて1対の挟持部材の
間隔を縮小する側に移動させるガイド部材とを備えたも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開昭5
7−209104や特開平8−120966は、弾性体
に付勢された可動挟持板やタイヤを挟持するカム式固定
装置やこの解除操作装置により構造が複雑に成ってお
り、その分故障する可能性が高い。弾性体はタイヤの太
さの違いを吸収することが出来ない。実開昭57−26
555では、ベルト上にタイヤ固定用部材を設けている
点に問題があり、強度上や製造上の問題点を抱えてい
る。なお利用者は二輪車を支えブレーキを掛けつつ昇降
しなくてはならないとされている。また特開平7−27
9470は、無端帯状体がタイヤの太さの違いを吸収す
ることが出来ず、従ってタイヤの挟持力に難があるとい
う問題を抱えている。
【0007】本発明はこのような従来発明の問題点を解
決し、簡単な構造でタイヤを挟持することが出来、しか
も二輪車に手を添えなくても二輪車の昇降が行なえるよ
うな二輪車用昇降装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題は、無
端搬送材に、毛先を対向させて二輪車の車輪を挟み込む
ようにした一対のブラシ様体を、無端搬送材の全周に渡
って取り付け、且つ無端搬送材に、前記ブラシ様体を支
えると共にブラシ様体をガイドするためのガイド部材を
添設して成る、二輪車用昇降装置とすることによって達
成される。一対のブラシ様体は二輪車の車輪を挟み込
み、二輪車を立て支えつつ搬送する。
【0009】この発明の二輪車用昇降装置は、一対のブ
ラシ様体とこれを支えてガイドするガイド部材とから構
成されるため、比較的シンプルな構造であり、ガイド部
材の存在によって強固で安定した運用が可能と成ってい
る。ブラシ様体の毛足は弾力性を有しているため、多少
のタイヤの太さの違いを吸収することが出来、タイヤの
挟持力も満足出来るものと成っている。なお、無端搬送
材の移動方向に隣り合うブラシ様体の設置間隔は任意で
ある。一対のブラシ様体は、同期して動作することが望
まれる。
【0010】また上記課題は請求項2の発明では、無端
搬送材にブラシ様体を、無端搬送材の全周に渡って取り
付け、ブラシ様体の毛先に対向させて滑動体を、ブラシ
様体の毛先と滑動体との間に二輪車の車輪を挟み付けて
搬送し得るように取り付け、且つ無端搬送材に、前記ブ
ラシ様体を支えると共にブラシ様体をガイドするための
ガイド部材を添設して成る、二輪車用昇降装置とするこ
とにより達成される。ブラシ様体と滑動体とで二輪車の
車輪を挟み付け、二輪車を立て支えつつ搬送する。二輪
車の車輪は滑動体側で滑りつつ、ブラシ様体に拘束され
て昇降することに成るわけである。
【0011】なお、請求項1の発明でも、請求項2の発
明でも、無端搬送材がチェーンであり、このチェーンに
ブラシ様体を取り付けるようにすることが出来るし、或
いは無端搬送材がスラットであり、このスラットにブラ
シ様体を取り付けるようにすることが出来る。その何れ
にしても、ベルトを用いる場合とは異なってブラシ様体
の取り付けが容易で、強度も高く、循環動作も円滑に行
ない得る。なお、2本のチェーンに基台を掛け渡してガ
イド部材に支持させ、基台にブラシ様体を取り付け、こ
れを両側に配し一対にして二輪車の車輪を挟み込むよう
に構成することが出来る。これによれば、構造が比較的
単純な割りには二輪車を更にしっかりと支えることが出
来、循環動作もより一層安定したものとすることが出来
る。
【0012】次に請求項3の発明は請求項1または請求
項2に於いて、ブラシ様体が、基部と、この基部に植毛
された硬質ビニール製の毛足部とから成るものとした。
例えば、塩化ビニールの基部に沢山の穴を掘り、この穴
に毛足部を強圧を加えて植え込むようにする。硬質ビニ
ール製の毛足部は極めて腰が強い。従って、タイヤの太
さの違いをある程度吸収することが出来ると共にタイヤ
を強く挟持して二輪車を自立させることが出来るのであ
る。なお、毛足部の種類や太さは任意であり、毛足部は
直毛のみならず波打たせたものを利用して良い。
【0013】次に請求項4の発明は請求項1または請求
項2に於いて、ブラシ様体の毛先が幾分下方へ向くよう
に設けられて成るものとした。二輪車の車輪は下方へ向
いた毛足部によって逆止され、少しくらいの弾みでは一
対のブラシ様体から抜け出しにくく成るのである。
【0014】次に請求項5の発明は、請求項1または請
求項2に於いて、無端搬送材の上方に、一対のブラシ様
体に向け二輪車の車輪を落とし込み得るスリットが開口
されたカバー板が取り付けられているものとした。カバ
ー板によって一対のブラシ様体を人目からある程度隠す
ことが出来、見た目の良いものと成る。また二輪車の車
輪をスリットに落とし込むようにすれば良いから、操作
が分かりやすい。更に仮に二輪車が傾倒するようなこと
があっても、カバー板のスリットで支持される可能性が
出る。
【0015】次に請求項6の発明は請求項1または請求
項2に於いて、無端搬送材の出口の付近に、一対のブラ
シ様体の間に在って二輪車の車輪を上方へ押す離脱ガイ
ドが取り付けられているものとした。二輪車が出口付近
まで運ばれて来ると、車輪がこの離脱ガイドの上に乗り
上げ、一対のブラシ様体の間から強制的に離脱させられ
るのである。従って、利用者が二輪車の車輪を持ち上げ
るなどして外さなくても済み、扱かいやすいものと成
る。
【0016】次に請求項7の発明は請求項1または請求
項2に於いて、無端搬送材の少なくとも入口の付近で、
二輪車の車輪を受け入れやすくするために、ブラシ様体
とこれに対向する側との間隔を広く取ったものとした。
ここから通常の幅まで徐々に移行して、ブラシ様体の間
隔が徐々に狭く成るため、当初車輪を挿入しやすく、途
中からは抜け出しにくい状態と成る。
【0017】なお、無端搬送材の出口の付近にも同様の
構成を採用することにより、利用者が二輪車の車輪を持
ち上げるなどして一対のブラシ様体の間から外さなくと
も、自然に車輪を取り出すことが出来るように成る。
【0018】次に請求項8の発明は請求項1または請求
項2に於いて、二輪車用昇降装置に人用昇降装置が添設
されているものとした。従って、二輪車用昇降装置に二
輪車を預けた後は、利用者は人用昇降装置により楽に昇
降することが出来るように成る。なお、人用昇降装置の
上に在りながら自分の二輪車の状態が見られるようであ
ると、安全性の上からも好ましくある。
【0019】次に請求項9の発明は請求項1または請求
項2に於いて、この二輪車用昇降装置の少なくとも入口
付近に利用者が入れないようにするゲートが設けられて
いるものとした。従って、利用者が誤って一対のブラシ
様体の間に足を挟んだり、持ち物を落すようなことが防
止される。なおこのようなゲートは、無端搬送材の出口
の付近にも設けるようにして良い。また例えば、ゲート
を一対のブラシ様体の入口から幾分入り込んだ箇所に設
け、ブラシ様体に二輪車の車輪を挿入した後、その付近
から離れると、その付近に設けたセンサがこれを感知し
て、ゲートを閉めた後、二輪車用昇降装置を動作させる
ように設定すれば、より一層の安全性を確保することが
出来る。
【0020】次に請求項10の発明は請求項1または請
求項2に於いて、二輪車の車輪を、前記ブラシ様体に向
け勢いを付けて導入するために、二輪車用昇降装置の手
前に加速装置を設けて成るものとした。この加速装置と
して例えばモータ駆動の一対のコロまたはベルトを設置
する。コロまたはベルトは二輪車を二輪車用昇降装置の
方へ加速搬送する。従って、勢いが付けられた二輪車の
車輪は、そのまま容易に前記ブラシ様体とブラシ様体と
に挟み込まれ或いは前記ブラシ様体と滑動体とに挟み付
けられ、二輪車は立て支えられつつ搬送されるので、利
用者は前記コロまたはベルトの位置まで二輪車を導けば
良く、操作が楽である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の幾つかの実施の
形態を図面を参照しながら説明するが、この発明はこれ
等の実施の形態にのみ限定されるものではない。
【0022】第1実施形態 両側を下方へ略直角に折り曲げて後述するガイド部材3
に対するストッパ10を構成した基台1の底面には、一
対のチェーン2,2が固定されている。基台1の上面に
は、L字金具11に固定された基部4に植え込まれてい
る毛足部40を有するブラシが、毛足部40を対向させ
るようにして1対設けられている。各々のL字金具11
の背面にはコロ12が回転自在に設けられており、レー
ル30の上を転動するように構成されている。また前記
チェーンは駆動用のスプロケット5に噛合されており、
ブラシの上方には毛足部40に辺りにスリット32が開
口されたカバー板31が設けられている。ガイド部材3
はここではポリプロピレン製の丸棒を使用しており、滑
走性が良好なものであり、基台1のストッパ10がこれ
に掛合するように構成されている。
【0023】このような昇降装置が、下階ステップ6と
上階ステップ60とを結ぶ階段61に添うようにして設
けられている(図2)。スロープ状のカバー板31の中
央部にはスリット32が開港されており、ここから内部
のブラシの毛足部40を見ることが出来る。スプロケッ
ト5が回転して、1対のチェーン2,2が駆動されると
ブラシが上昇する。従って二輪車のタイヤをカバー板3
1のスリット32から落とし込んで、左右のブラシの毛
足部40の間に挟み込ませると、二輪車は立て支えられ
つつ上方へ搬送される。この間利用者は階段61を手ぶ
らで上がることが出来る。
【0024】第2実施形態 この実施形態の昇降装置の構成は、第1実施形熊の昇降
装置に倣うものであるが、上階ステップ60の直前の基
台1上にクサビ形状の離脱ガイド33を設けた点に特徴
を有する。従って、左右のブラシの毛足部40の間に挟
み込まれて上昇して来た車輪Tは、離脱ガイド33のと
ころで離脱ガイド33に乗り上げるようにして、強く挟
み込んでいる毛足部40から抜け出すことが出来る。
【0025】第3実施形態 上述した第1実施形態の昇降装置は、一対のブラシを1
つの基台1上に設けていたが、この実施形態では別々の
基台13上に設けるようにしている。従って、毛足部4
0の距離を調整したい場合などでは有効である。後述す
る第5実施形態の昇降装置のように、入口の付近で二輪
車の車輪を受け入れやすくするために、対向する毛足部
40の間隔を広く取る場合にも有効である。
【0026】第4実施形態 この実施形態の昇降装置は、チェーン2に対して基台1
4を略垂直に設けており、この基台14を一対対向させ
ここに一対のブラシを設けた。従ってチェーン2は水平
面上を転動することに成る。なお符号34は自由回転し
得るローラーであり、この上を基台14が滑動する。ま
た基台14はそのストッパ10に掛合したガイド部材に
より支えられガイドされる。なお符号15は踏板であ
り、車輪Tがこれより下に落ち込まないようにするため
のものである。
【0027】なおこれまで説明して来た各種実施形態の
チェーン2に付いて触れておくと、チェーン2の金具の
中には座金20を有するものが一定間隔で配置されてお
り、この座金20に例えば基台1が固定されるわけであ
る。
【0028】第5実施形熊 この実施形態の昇降装置の特徴は、入口付近で二輪車の
車輪Tを受け入れやすくするために、相対する毛足部4
0,40の間隔を、受け入れ先端ほど広く取ったものと
した。ここから通常の幅まで徐々に移行して、毛足部4
0,40の間隔が徐々に狭く成るため、当初車輪Tを挿
入しやすく途中からは毛足部40,40に強く挟み込ま
れて抜け出しにくい状態と成る。なおこの構成は、後述
する第7実施形態の昇降装置の、毛足部40とローラー
41との対に成るものに付いても適用可能である。
【0029】またこの実施形態では、毛足部40,40
の間隔が通常の幅に成った辺りに、回動軸70により回
動自在なゲート7を設けている。このゲート7は、昇降
装置の入り口に設けた発光部71と光センサ72とから
成る安全装置により制御されるように成っている。従っ
て、毛足部40,40の間隔が通常の幅に成った辺りま
で車輪Tを進めた後、利用者がそこから離れたことが光
センサ72により確認されると、ゲート7を開いて昇降
装置を動作させ、二輪車を引き込むように成るため、利
用者の安全確保のために良いものと成っている。
【0030】第6実施形態 この実施形態の昇降装置の特徴は、人用昇降装置として
のエスカレータが添設されている点に在る。符号62は
エスカレータのステップである。従って、この昇降装置
に二輪車を預けた後は、利用者はエスカレータにより楽
に昇降することが出来るように成る。
【0031】第7実施形態 図9で示すように、両側を下方へ略直角に折り曲げてガ
イド部材3に掛合させるためのストッパ10を形成した
基台1の底面にチェーン2が固定されており、またこの
基台1の上面に、L字金具に固定された基部4に植え込
まれている毛足部40を有するブラシが、後述するロー
ラー41と対向するように設けられている。またL字金
具11の背面にはコロ12が回転自在に設けられてお
り、レール30の上を転動するように構成されている。
前記ローラー41は、コ字状の支持枠42に回転軸43
を以て回転自在に取り付けられている。
【0032】従って二輪車の車輪をカバー板31のスリ
ット32から落とし込むと、車輪はブラシの毛足部40
とローラー41との間に強く挟み付けられて、二輪車は
立て支えられつつ上方へ搬送されることに成る。車輪は
片側を毛足部40で押さえられ、他側はローラー41に
より滑走しつつ、搬送されることに成る。またこの間利
用者は手ぶらでいることが出来る。
【0033】第8実施形態 なおブラシ様体のバリエーションに付いて触れておく
と、図10は毛足部40を束ねたものを底付きの圧着金
44できつく結束したものを表わしている。このように
ブラシ様体の構成は任意である。
【0034】第9実施形態 また図11で示すように、クサビ形状の基部45を用い
ることによって、毛足部40が幾分下方へ向くように設
けることが出来る。従って二輪車の車輪は下方へ向いた
毛足部40によって逆止され、毛足部40から抜け出し
にくく成るという作用効果がある。
【0035】第10実施形態 この実施形態の昇降装置の特徴は、二輪車の車輪を一対
のブラシ間に向け勢いを付けて導入するために、この手
前に一対の加速用のローラー8を設けて成るものとした
点に在る。ローラー8は回転軸80により回転自在であ
って、車輪Tを前方へ加速する。車輪Tはこの勢いのま
ま相対する一対の毛足部40,40間に挟み込まれるよ
うに成る。従って、毛足部40の腰が強く車輪Tを挿入
しにくいような状況があったとしても、加速用のローラ
ー8,8の補助によってその問題を解消することが出来
る。なおローラー8の代わりとしては、ベルトなどが利
用可能である。なお図中符号46は昇降装置の駆動ロー
ラーを指している。これによってブラシとローラー8の
位置関係がより明確なものと成るであろう。
【0036】
【発明の効果】以上この発明は、無端搬送材に、毛先を
対向させて二輪車の車輪を挟み込むようにした一対のブ
ラシ様体を無端搬送材の全周に渡って取り付け、且つ無
端搬送材に、前記ブラシ様体を支えると共にブラシ様体
をガイドするためのガイド部材を添設して成るものとし
た。また無端搬送材にブラシ様体を、無端搬送材の全周
に渡って取り付け、ブラシ様体の毛先に対向させて滑動
体をブラシ様体の毛先と滑動体との間に二輪車の車輪を
挟み付けて搬送し得るように取り付け、且つ無端搬送材
に、前記ブラシ様体を支えると共にブラシ様体をガイド
するためのガイド部材を添設して成るものとした。ガイ
ド部材の存在によって強固で安定した運用が可能と成っ
ている。
【0037】この結果、簡単な構造で二輪車の車輪を挟
持することが出来、しかも二輪車に手を添えなくても二
輪車の昇降が行なえるような、二輪車用昇降装置を提供
することに成功し、所期の目的を達成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の模式図である。
【図2】同実施形態の設置説明図である。
【図3】第2実施形態の離脱ガイド32の使用状態説明
図である。
【図4】第3実施形態の模式図である。
【図5】第4実施形態の模式図である。
【図6】チェーン2の説明図である。
【図7】第5実施形態の模式図である。
【図8】第6実施形態の模式図である。
【図9】第7実施形態の模式図である。
【図10】第8実施形態のブラシ様体の模式図である。
【図11】第9実施形態のブラシ様体の模式図である。
【図12】第10実施形態の模式図である。
【図13】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 基台 10 ストッパ 11 L字金具 12 コロ 13 基台 14 基台 15 踏板 2 チェーン 20 座金 3 ガイド部材 30 レール 31 カバー板 32 スリット 33 離脱ガイド 34 ローラー 4 基部 40 毛足部 41 ローラー 42 支持枠 43 回転軸 44 圧着金 45 基部 46 駆動ローラ 5 スプロケット 6 下階ステップ 60 上階ステップ 61 階段 62 ステップ 7 ゲート 70 回動軸 71 発光部 72 光センサ 8 加速ローラー 80 回転軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月16日(2001.3.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】第1実施形態 両側を下方へ略直角に折り曲げて後述するガイド部材3
に対するストッパ10を構成した基台1の底面には、一
対のチェーン2,2が固定されている。基台1の上面に
は、L字金具11に固定された基部4に植え込まれてい
る毛足部40を有するブラシが、毛足部40を対向させ
るようにして1対設けられている。各々のL字金具11
の背面にはコロ12が回転自在に設けられており、レー
ル30の上を転動するように構成されている。また前記
チェーンは駆動用のスプロケット5に噛合されており、
ブラシの上方には毛足部40の辺りにスリット32が開
口されたカバー板31が設けられている。ガイド部材3
はここではポリプロピレン製の丸棒を使用しており、滑
走性が良好なものであり、基台1のストッパ10がこれ
に掛合するように構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】このような昇降装置が、下階ステップ6と
上階ステップ60とを結ぶ階段61に添うようにして設
けられている(図2)。スロープ状のカバー板31の中
央部にはスリット32が開口されており、ここから内部
のブラシの毛足部40を見ることが出来る。スプロケッ
ト5が回転して、1対のチェーン2,2が駆動されると
ブラシが上昇する。従って二輪車のタイヤをカバー板3
1のスリット32から落とし込んで、左右のブラシの毛
足部40の間に挟み込ませると、二輪車は立て支えられ
つつ上方へ搬送される。この間利用者は階段61を手ぶ
らで上がることが出来る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】第2実施形態 この実施形態の昇降装置の構成は、第1実施形態の昇降
装置に倣うものであるが、上階ステップ60の直前の基
台1上にクサビ形状の離脱ガイド33を設けた点に特徴
を有する。従って、左右のブラシの毛足部40の間に挟
み込まれて上昇して来た車輪Tは、離脱ガイド33のと
ころで離脱ガイド33に乗り上げるようにして、強く挟
み込んでいる毛足部40から抜け出すことが出来る(図
3)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】第3実施形態 上述した第1実施形態の昇降装置は、一対のブラシを1
つの基台1上に設けていたが、この実施形態では別々の
基台13上に設けるようにしている。従って、毛足部4
0の距離を調整したい場合などでは有効である。後述す
る第5実施形態の昇降装置のように、入口の付近で二輪
車の車輪を受け入れやすくするために、対向する毛足部
40の間隔を広く取る場合にも有効である(図4)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】第4実施形態 この実施形態の昇降装置は、チェーン2に対して基台1
4を略垂直に設けており、この基台14を一対対向させ
ここに一対のブラシを設けた。従ってチェーン2は水平
面上を転動することに成る。なお符号34は自由回転し
得るローラーであり、この上を基台14が滑動する。ま
た基台14はそのストッパ10に掛合したガイド部材に
より支えられガイドされる。なお符号15は踏板であ
り、車輪Tがこれより下に落ち込まないようにするため
のものである(図5)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】なおこれまで説明して来た各種実施形態の
チェーン2に付いて触れておくと、チェーン2の金具の
中には座金20を有するものが一定間隔で配置されてお
り、この座金20に例えば基台1が固定されるわけであ
る(図6)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】第5実施形態 この実施形態の昇降装置の特徴は、入口付近で二輪車の
車輪Tを受け入れやすくするために、相対する毛足部4
0,40の間隔を、受け入れ先端ほど広く取ったものと
した。ここから通常の幅まで徐々に移行して、毛足部4
0,40の間隔が徐々に狭く成るため、当初車輪Tを挿
入しやすく途中からは毛足部40,40に強く挟み込ま
れて抜け出しにくい状態と成る(図7)。なおこの構成
は、後述する第7実施形態の昇降装置の、毛足部40と
ローラー41との対に成るものに付いても適用可能であ
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】またこの実施形態では、毛足部40,40
の間隔が通常の幅に成った辺りに、回動軸70により回
動自在なゲート7を設けている。このゲート7は、昇降
装置の入り口に設けた発光部71と光センサ72とから
成る安全装置により制御されるように成っている。従っ
て、毛足部40,40の間隔が通常の幅に成った辺りま
で車輪Tを進めた後、利用者がそこから離れたことが光
センサ72により確認されると、ゲート7を開いて昇降
装置を動作させ、二輪車を引き込むように成るため、利
用者の安全確保のために良いものと成っている(図
8)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】第6実施形態 この実施形態の昇降装置の特徴は、人用昇降装置として
のエスカレータが添設されている点に在る。符号62は
エスカレータのステップである。従って、この昇降装置
に二輪車を預けた後は、利用者はエスカレータにより楽
に昇降することが出来るように成る(図8)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端搬送材に、毛先を対向させて二輪車
    の車輪を挟み込むようにした一対のブラシ様体を無端搬
    送材の全周に渡って取り付け、且つ無端搬送材に、前記
    ブラシ様体を支えると共にブラシ様体をガイドするため
    のガイド部材を添設して成る、二輪車用昇降装置。
  2. 【請求項2】 無端搬送材にブラシ様体を、無端搬送材
    の全周に渡って取り付け、ブラシ様体の毛先に対向させ
    て滑動体を、ブラシ様体の毛先と滑動体との間に二輪車
    の車輪を挟み付けて搬送し得るように取り付け、且つ無
    端搬送材に、前記ブラシ様体を支えると共にブラシ様体
    をガイドするためのガイド部材を添設して成る、二輪車
    用昇降装置。
  3. 【請求項3】 ブラシ様体が、基部と、この基部に植毛
    された硬質ビニール製の毛足部とから成る、請求項1ま
    たは請求項2に記載の二輪車用昇降装置。
  4. 【請求項4】 ブラシ様体の毛先が幾分下方へ向くよう
    に設けられて成る、請求項1または請求項2に記載の二
    輪車用昇降装置。
  5. 【請求項5】 無端搬送材の上方に、一対のブラシ様体
    に向け二輪車の車輪を落とし込み得るスリットが開口さ
    れたカバー板が取り付けられている、請求項1または請
    求項2に記載の二輪車用昇降装置。
  6. 【請求項6】 無端搬送材の出口の付近に、一対のブラ
    シ様体の間に在って二輪車の車輪を上方へ押す離脱ガイ
    ドが取り付けられている、請求項1または請求項2に記
    載の二輪車用昇降装置。
  7. 【請求項7】 無端搬送材の少なくとも入口の付近で、
    二輪車の車輪を受け入れやすくするために、ブラシ様体
    とこれに対向する側との間隔を広く取った、請求項1ま
    たは請求項2に記載の二輪車用昇降装置。
  8. 【請求項8】 二輪車用昇降装置に人用昇降装置が添設
    されている、請求項1または請求項2に記載の二輪車用
    昇降装置。
  9. 【請求項9】 二輪車用昇降装置の少なくとも入口付近
    に、人が入れないようにするゲートが設けられている、
    請求項1または請求項2に記載の二輪車用昇降装置。
  10. 【請求項10】 二輪車の車輪を、前記ブラシ様体に向
    け勢いを付けて導入するために、二輪車用昇降装置の手
    前に加速装置を設けて成る、請求項1または請求項2に
    記載の二輪車用昇降装置。
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