JP2001334902A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

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JP2001334902A JP2000157293A JP2000157293A JP2001334902A JP 2001334902 A JP2001334902 A JP 2001334902A JP 2000157293 A JP2000157293 A JP 2000157293A JP 2000157293 A JP2000157293 A JP 2000157293A JP 2001334902 A JP2001334902 A JP 2001334902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピラーガーニッシュの上縁部と接続されるエア
バッグカバーの下縁部の開き動作を円滑にして、エアバ
ッグの展開膨張を素早く完了させることができる頭部保
護エアバッグ装置を提供すること。 【解決手段】頭部保護エアバッグ装置M1は、折り畳ま
れたエアバッグ23が、車内側Iのピラー部CPの上部
位置で、エアバッグカバー15に覆われて収納される。
エアバッグ23の展開膨張時、エアバッグ23は、ピラ
ー部CPの車内側部位に配置されたピラーガーニッシュ
7を覆い可能に、エアバッグカバー15を押し開いて突
出する。エアバッグカバー15の下縁部21aが、ピラ
ーガーニッシュ7の上縁部9より、車内側Iに配置され
て、ピラーガーニッシュ7と接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る頭部保護エアバッグ装置に関し、詳しくは、折り畳ま
れたエアバッグが、車内側のピラー部の上部位置で、エ
アバッグカバーに覆われて収納されている構成の頭部保
護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、この種の頭部保護エア
バッグ装置では、特開平10−138858号公報等に
記載されているように、エアバッグが、フロントピラー
部からセンターピラー部を越える後方側まで延びるよう
に、車内側の開口における上縁側の周縁に、折り畳まれ
て収納されていた。
【0003】折り畳まれたエアバッグは、車内側の開口
における上縁側のルーフサイドレール部では、ルーフヘ
ッドライニングの下縁側に配置されたエアバッグカバー
の扉部に覆われて収納されており、展開膨張時、エアバ
ッグカバーの扉部を押し開いて、展開膨張していた。そ
して、センターピラー部では、エアバッグは、センター
ピラー部の車内側に配置されたセンターピラーガーニッ
シュの車内側を覆うように、展開膨張していた。
【0004】しかし、従来の頭部保護エアバッグ装置で
は、エアバッグカバー扉部の下縁部が、センターピラー
部のピラーガーニッシュの上縁部に対して、車外側に屈
曲して接続されていた。そのため、エアバッグが扉部を
押し開く際、扉部は、ピラーガーニッシュの上縁部を乗
り越えるように、一旦、湾曲して、開くこととなって、
円滑に開き難く、エアバッグの展開膨張を素早く完了さ
せる点に、改善の余地があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
り、ピラーガーニッシュの上縁部と接続されるエアバッ
グカバーの下縁部の開き動作を円滑にして、エアバッグ
の展開膨張を素早く完了させることができる頭部保護エ
アバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る頭部保護エ
アバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグが、車内側
のピラー部の上部位置で、エアバッグカバーに覆われて
収納され、前記エアバッグの展開膨張時、前記エアバッ
グが、前記ピラー部の車内側部位に配置されたピラーガ
ーニッシュを覆い可能に、前記エアバッグカバーを押し
開いて突出する頭部保護エアバッグ装置であって、前記
エアバッグカバーの下縁部が、前記ピラーガーニッシュ
の上縁部より、車内側に配置されて、前記ピラーガーニ
ッシュと接続されていることを特徴とする。
【0007】前記エアバッグカバーは、中間ピラー部を
間にしてフロントピラー部からリヤピラー部までの範囲
の車内側に、一体物として配設させることが望ましい。
【0008】また、前記エアバッグと前記エアバッグカ
バーとは、ボディに一体的に取り付け可能に組み立てら
れた組付体を構成していることが望ましい。
【0009】さらに、前記ピラーガーニッシュの上縁部
は、前記ピラーガーニッシュと前記ボディとの間を塞ぐ
ように、前記ボディに連結させることが望ましい。
【0010】さらにまた、前記エアバッグカバーの上縁
部は、前記エアバッグカバーの上方に配置されるルーフ
ヘッドライニングの下縁部の車内側を覆うように、前記
ルーフヘッドライニング下縁部の車内側に配置されて、
前記ルーフヘッドライニングと接続させることが望まし
い。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る頭部保護エアバッグ装置で
は、エアバッグカバーの下縁部が、ピラーガーニッシュ
の上縁部より、車内側に配置されて、ピラーガーニッシ
ュと接続されており、展開膨張時のエアバッグにエアバ
ッグカバーが押された際、エアバッグの下縁部は、ピラ
ーガーニッシュの上縁部を乗り越えることなく、直ち
に、車内側に開き移動できることとなる。
【0012】したがって、本発明に係る頭部保護エアバ
ッグ装置では、ピラーガーニッシュの上縁部と接続され
るエアバッグカバーの下縁部の開き動作が円滑となっ
て、エアバッグの展開膨張を素早く完了させることがで
きる。
【0013】そして、エアバッグカバーが、中間ピラー
部を間にしてフロントピラー部からリヤピラー部までの
範囲の車内側に、一体物として配設されていれば、車内
側の開口周縁の上縁側の略全域をエアバッグカバーが連
続的に覆う態様となって、部分的にエアバッグカバーが
車内側に配置される場合に比べて、車内側の意匠性を向
上させることができる。
【0014】また、エアバッグとエアバッグカバーと
が、ボディに一体的に取り付け可能に組み立てられた組
付体として、構成すれば、車両へのエアバッグ装置の組
付時、エアバッグとエアバッグカバーとを一体化させた
組付体を、車両に取り付けるだけで、エアバッグとエア
バッグカバーとを車両に搭載することができるため、エ
アバッグ装置の車両への組付作業性を向上させることが
できる。
【0015】さらに、ピラーガーニッシュの上縁部が、
ピラーガーニッシュとボディとの間を塞ぐように、ボデ
ィに連結されていれば、エアバッグの展開膨張時、ピラ
ガーニッシュの上縁部がエアバッグのピラーガーニッシ
ュとボディとの間への侵入を防止して、エアバッグの圧
力をエアバッグカバーの下縁部側に導くことができ、エ
アバッグの円滑な車内側への突出が可能となる。
【0016】さらにまた、エアバッグカバーの上方に配
置されるルーフヘッドライニングの下縁部の車内側を覆
うように、エアバッグカバーの上縁部を、ルーフヘッド
ライニング下縁部の車内側に配置させて、ルーフヘッド
ライニングと接続させるように構成すれば、ルーフヘッ
ドライニング下縁部におけるトリミング等の端末処理が
不十分であっても、ルーフヘッドライニング下縁部をエ
アバッグカバーの上縁部が覆うことから、ルーフヘッド
ライニング下縁部の端末処理を簡便に行なえ、また、ル
ーフヘッドライニングの外観意匠の低下を抑えることが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1〜7に示す第1実施形態の頭部保護エ
アバッグ装置M1は、図1に示すように、車内側のドア
や窓部の開口Wの上縁側周縁におけるフロントピラー部
FPから、中間ピラー部であるセンターピラー部CPを
経て、リヤピラー部RP付近までのルーフサイドレール
部RRに、折り畳まれたエアバッグ23を長く配設させ
て、構成されている。
【0019】頭部保護エアバッグ装置M1は、エアバッ
グ23、インフレーター31、取付ブラケット28、エ
アバッグカバー15、及び、アシストグリップ11、を
備えて構成されている。
【0020】エアバッグ23は、ポリアミド・ポリエス
テル等の糸から袋織りにより形成されて、図1〜4・7
に示すように、インフレーター31からの膨張用ガスを
流入させて膨らむ略長方形板状の本体部24と、本体部
24の上縁側に配置される複数の取付部26と、を備え
て構成されている。本体部24の前部側上部には、イン
フレーター31からの膨張用ガスを流入させるための略
円筒状のガス流入部25が配設されている。各取付部2
6は、図2〜4・7に示すように、車内側Iと車外側O
とを連通させるように貫通する取付孔26aを備えると
ともに、板金製の取付ブラケット28が取り付けられ
て、取付ブラケット28とともに、取付孔26aを挿通
する取付ボルト29・35を利用して、ルーフサイドレ
ール部RRにおけるボディ1側のインナパネル2に取り
付けられることとなる。
【0021】なお、取付ボルト29は、エアバッグ取付
部26とエアバッグカバー15の後述する取付部18と
を、インナパネル2に対して、共締めすることとなる。
また、取付ボルト35は、エアバッグ取付部26、エア
バッグカバー15の後述する取付部17、及び、アシス
トグリップ11の後述する取付部12、を、インナパネ
ル2に対して、共締めすることとなる。そして、インナ
パネル2には、ボルト29・35を螺合させるナット2
b・2dを設けた取付孔2a・2cが、それぞれ、形成
されている。
【0022】インフレーター31は、図1・2・7に示
すように、エアバッグ23の前部側上部に配置させると
ともに、かつ、前方側のアシストグリップ11(F)に
隠れるように、アシストグリップ11Fの車外側Oに配
置されている。インフレーター31は、膨張用ガスを吐
出させる円柱状の本体部32と、本体部32をルーフサ
イドレール部RRにおけるボディ1側のインナパネル2
に取り付けるための板金製のブラケット部33と、を備
えて構成されている。本体部32は、大径部32aとガ
ス吐出口32cを備えた小径部32bとを備えて構成さ
れている。ブラケット部33は、本体部32を挟持する
ように保持する略円筒状の挟持部33aと、挟持部33
aから下方に延びるように配設される略長方形板状の取
付片部33cと、を備えて構成されている。挟持部33
aは、本体部32の外周面を押圧して挟持するための複
数の押圧部33bを内周側に突出させて構成され、塑性
変形させるように縮径させて、本体部32を挟持するこ
ととなる。取付片部33cには、インフレーター31を
ボディ1側のインナパネル2に取り付けるための取付ボ
ルト35を挿通させる取付孔33dが、二箇所に形成さ
れている。
【0023】なお、各エアバッグ23のガス流入部25
は、インフレーター本体部24の小径部24cに対し
て、図示しないクランプを利用して、外装されて連結さ
れることとなる。
【0024】アシストグリップ11(11F・11B)
は、図1・2・4・7に示すように、開口Wの上縁側に
おけるピラー部FP・CP・RP間に配設されて、乗員
が把持するための把持部13と、把持部13の前後方向
の両端に配置される取付部12と、を備えて構成されて
いる。各アシストグリップ11は、形状を保持する板金
製の芯材11と、芯材11の周囲を厚く被覆する軟質塩
化ビニルやウレタン等の軟質合成樹脂製の被覆層11b
と、から構成されている。
【0025】そして、各取付部12は、取付ボルト35
を挿通させる取付孔12aが形成されて、エアバッグ1
5の後述する各取付部17の車内側部位に嵌合可能な、
略円錐台形状に形成されている。また、各取付孔12a
の車内側Iの周縁には、取付部12を取付部26や取付
片部33cとともにインナパネル2に対して共締めする
際のボルト35を隠すために、キャップ12bが固着さ
れることとなる。
【0026】エアバッグカバー15は、図1〜7に示す
ように、フロントピラー部PFからセンターピラー部C
Pを経てリヤピラー部RPまでのルーフサイドレール部
RRに、前後方向に長く配置されて、ルーフヘッドライ
ニング5の下縁と開口Wの上縁側との間に配置されてい
る。エアバッグカバー15は、合成樹脂製とし、下縁側
の全域に配置されて、エアバッグ23の展開膨張時に、
エアバッグ23に押されて開く扉部21と、扉部21の
上部側の一般部16と、を備えて構成されている。一般
部16との境界部位における扉部21の上縁側には、扉
部21が円滑に開くように、薄肉のヒンジ部20が形成
されている。一般部16には、車外側Oに突出する3種
類の取付部17・18・19が形成されている。
【0027】取付部17・18は、車外側Oに突出する
略円筒状に形成され、突出した端面側の底壁部17a・
18aに、取付孔17b・18bが貫通されて構成され
ている。取付部17は、アシストグリップ11F・11
Bの前後方向両端の取付部12やインフレーター31の
ブラケット部33とともに、インナパネル2に共締めさ
れる部位となり、取付部18は、エアバッグ23の取付
部26とともに、インナパネル2に共締めされる部位と
なる。なお、前方側のアシストグリップ11Aにおける
取付部12を配置させる取付部17には、図2に示すよ
うに、インフレーターブラケット部33の取付片部33
cがインナパネル2との間に介在される。しかし、後方
側のアシストグリップ11Bにおける取付部12を配置
させる取付部17には、インナパネル2との間に、イン
フレーターブラケット部33が介在されない。また、各
取付部18の車内側部位には、取付部18をエアバッグ
取付部26とともにインナパネル2に対して共締めする
際のボルト29を隠すために、キャップ18cが固着さ
れることとなる。
【0028】取付部19は、エアバッグカバー15の車
外側部位に埋設される金属製の係止軸19aと、係止軸
19aに係止させるゴム若しくは軟質合成樹脂からなる
係止キャップ19dと、から構成されている。係止軸1
9aは、首部19cの先端に半径方向に膨出した頭部1
9bを備えて構成されている。係止キャップ19dは、
頭部19bに係止可能な略円筒状として、先端側の厚肉
の係止部19eと、係止部19eの元部側外周の係止溝
19fと、係止キャップ19dの元部側外周に配置され
る凹溝19gとを備えて構成されている。この取付部1
9は、係止軸19aに係止キャップ19dを外装させた
状態で、係止溝19fの位置まで、インナパネル2に設
けられた取付孔2eに挿入させて、取付孔2eの車外側
Oの周縁に、係止軸頭部19bに係止された状態の係止
キャップ係止部19eを係止させて、インナパネル2に
取り付けることとなる。この取付状態では、エアバッグ
カバー15が車内側Iに強く引っ張られても、係止キャ
ップ係止部19eの弾性変形分、エアバッグカバー15
が車内側Iに移動するだけで、係止軸頭部19bと係止
キャップ係止部19eとが、取付孔2eから抜けず、強
固に取付部19をインナパネル2に取り付けることがで
きる。
【0029】なお、メンテナンス等で、取付部19をイ
ンナパネル2から取り外す場合には、まず、係止キャッ
プ19dの凹溝19gの部位が取付孔2eの内周面に配
置されるまで、取付部19を車外側Oに押し込む。する
と、係止軸19aの頭部19bを係止キャップ19dか
ら引き抜き可能に、係止キャップ19dの内径寸法が形
成されているため、係止キャップ19dを取付孔2eの
周縁に係止させた状態で、係止キャップ19dや取付孔
2eから係止軸19aを引き抜くことができて、エアバ
ッグカバー15をインナパネル2から取り外すことが可
能となる。
【0030】また、エアバッグ15の一般部16におけ
るセンターピラー部CPの上部の部位では、図5に示す
ように、ヒンジ部20の上方における車外側Oの部位
に、リブ16bで補強された横壁部16aが形成されて
いる。この横壁部16aは、折り畳まれたエアバッグ2
3の上方におけるインナパネル2とエアバッグカバー1
5との間を塞ぐように、配設されている。
【0031】そして、エアバッグカバー15の下縁、す
なわち、扉部21の下縁部21aは、センターピラー部
CPの部位では、センターピラーガーニッシュ7の上縁
部9より、車内側Iに配置されて、センターピラーガー
ニッシュ7の一般部8と面一となるように接続されてい
る。また、エアバッグカバー15の上縁部16cも、フ
ールヘッドライニング5の車外側Oに屈曲した下縁部5
aの車内側Iに配置されて、ルーフヘッドライニング5
と面一となるように接続されている。
【0032】センターピラーガーニッシュ7は、図5・
7に示すように、センターピラー部CPの車内側Iを覆
う一般部8と、その上端の上縁部9と、を備えて構成さ
れ、上縁部9は、一般部8の上端から車外側Oに延びて
インナパネル2に当接する横壁部9bと、横壁部9bの
先端からインナパネル2に沿って上方に延びるように配
置される取付部9cと、を備えて構成されている。そし
て、横壁部9bの一般部8との交差部位には、エアバッ
グカバー扉部21の下縁部21aの先端(下端)を収納
する凹部9aが形成されている。また、取付部9cに
は、車両の前後方向の両縁付近に、センターピラーガー
ニッシュ7をボディ1側のインナパネル2にボルト10
止めするための取付孔9dが形成されている。インナパ
ネル2には、各取付孔9dを挿通させる取付ボルト10
を螺合可能なナット2gを設けた取付孔2fが形成され
ている。
【0033】なお、リヤピラー部PRの部位でも、セン
ターピラー部CPと同様に(図5の括弧書きの符号参
照)、エアバッグカバー扉部21の下縁部21aの下端
が、リヤピラー部RPの車内側Iを覆うリヤピラーガー
ニッシュ6の上縁部6bより、車内側Iに配置されて、
リヤピラーガーニッシュ6の一般部6aと面一となるよ
うに接続されている。リヤピラーガーニッシュ6は、リ
ヤピラー部RPの車内側Iを覆う一般部6aと、その上
端の上縁部6bと、を備えて構成され、上縁部6bは、
一般部6aの上端から車外側Oに延びてインナパネル2
に当接する横壁部6dと、横壁部6dの先端からインナ
パネル2に沿って配置される取付部6eと、を備えて構
成されている。そして、横壁部6dの一般部6aとの交
差部位には、エアバッグカバー扉部21の下縁部21a
の下端を収納する凹部6cが形成されている。また、取
付部6eには、リヤピラーガーニッシュ6をインナパネ
ル2にボルト10止めするための取付孔6fが形成され
ている。
【0034】つぎに、第1実施形態の頭部保護エアバッ
グ装置M1の車両への搭載について説明すると、まず、
エアバッグ組付体Aを形成する。このエアバッグ組付体
Aの形成時には、最初に、エアバッグ23を折り畳む。
このエアバッグ23を折り畳む際には、非膨張状態の平
らに展開した状態から、本体部24の下縁側を上縁側に
接近させるように、山折り・谷折りの折目を付けて蛇腹
折りする。また、折り畳んだ後には、所定間隔で破断可
能な折り崩れ防止用のテープ材27(図8〜10参照)
を巻き付けておく。また、折り畳んだ後には、各取付部
26にそれぞれ取付ブラケット28を取り付けておく。
【0035】そして、ガス流入部25の折りを解消し、
インフレーター本体部32の小径部32bに、図示しな
いクランプを使用して、ガス流入部25を連結させる。
また、インフレーター挟持部33aを縮径させて、本体
部32をブラケット部33に保持させておく。
【0036】そして、図8に示すように、エアバッグカ
バー15の各取付部17における車外側Oの部位に、イ
ンフレーターブラケット部33とエアバッグ23の所定
の取付部26とを配置させるとともに、各取付部17の
車内側Iの部位に、アシストグリップ11Fの取付部1
2を嵌めて、各取付ボルト35を、取付孔12a・17
b・26a・33dに貫通させて、各ボルト35の雄ね
じ部35bに、ワッシャ状のばね板ナット37を嵌め、
さらに、キャップ12bを取付孔12aの車内側周縁に
嵌めておく。ちなみに、ばね板ナット37は、薄板状の
ばね板から形成されており、雄ねじ部35bに対して、
抜け不能に簡単に嵌め込むことができる。
【0037】なお、アシストグリップ11Bの部位で
は、上記の態様において、インフレーターブラケット部
33を介在させない状態で、エアバッグカバー15の各
取付部17における車外側Oの部位に、エアバッグ23
の所定の取付部26を配置させるとともに、各取付部1
7の車内側Iの部位に、アシストグリップ11Bの取付
部12を嵌めて、各取付ボルト35を、取付孔12a・
17b・26aに貫通させて、各ボルト35の雄ねじ部
35bに、ワッシャ状のばね板ナット37を嵌め、さら
に、キャップ12bを取付孔12aの車内側周縁に嵌め
ておく。
【0038】また、図9に示すように、エアバッグカバ
ー15の各取付部18における車外側Oの部位に、取付
ブラケット28を固着済みのエアバッグ取付部26を配
置させ、各取付ボルト29を、取付孔18b・26aに
貫通させて、各ボルト29の雄ねじ部29bに、ばね板
ナット37を嵌め、さらに、キャップ18cを取付部1
8の車内側Iの部位に嵌めれば、エアバッグ組付体Aを
形成することができる。
【0039】すなわち、このエアバッグ組付体Aは、ア
シストグリップ11Fの各取付部12の取付孔12a周
縁・エアバッグカバー15の取付部底壁部17a・イン
フレーター31のブラケット部取付片部33c・エアバ
ッグ取付部26、及び、アシストグリップ11Bの各取
付部12の取付孔12a周縁・エアバッグカバー15の
取付部底壁部17a・エアバッグ取付部26、が、それ
ぞれ、取付ボルト35の頭部35aとばね板ナット37
とにより、挟持され、また、エアバッグカバー15の取
付部底壁部18a・取付ブラケット28を固着させた状
態での取付部26が、取付ボルト29の頭部29aとば
ね板ナット37とにより、挟持されて、アシストグリッ
プ11F・11B・エアバッグカバー15・エアバッグ
23・インフレーター31が、相互に組み付けられて、
一体化されている。
【0040】エアバッグ組付体Aの車両への組付けは、
キャップ12b・18cを取り外した後、各取付ボルト
35の雄ねじ部35bを、インナパネル2の各取付孔2
aに配置されたナット2bに螺合させるとともに、各取
付ボルト29の雄ねじ部29bを、インナパネル2の各
取付孔2cに配置されたナット2dに螺合させ、また、
各取付部19をインナパネル2の取付孔2eに挿入係止
させ、さらに、各取付部12の車内側部位にキャップ1
2bを固着させるとともに、各取付部18の車内側部位
にキャップ18cを固着させれば、エアバッグ組付体A
をルーフサイドレール部RRに組み付けて、頭部保護エ
アバッグ装置M1を車両に搭載することができる。
【0041】なお、エアバッグ装置M1の車両への搭載
時には、各インフレーター本体部32に、エアバッグ制
御回路から延びる図示しない作動信号入力線を結線させ
ておく。また、エアバッグ装置M1の組付け前には、図
10に示すようにセンター・リヤピラー部CP・RPの
センター・リヤピラーガーニッシュ7・6を取付ボルト
10等を利用して、インナパネル2に取り付けるととも
に、フロントピラー部FPのフロントピラーガーニッシ
ュ4やルーフヘッドライニング5を車両に組み付けてお
くこととなる。
【0042】頭部保護エアバッグ装置M1の車両への搭
載後、インフレーター31が作動されれば、インフレー
ター本体部32のガス吐出口32cから膨張用ガスが吐
出され、ガス流入部25を経てエアバッグ本体部24に
膨張用ガスが流入されて、エアバッグ本体部24が、膨
張し、テープ材27を破断させるとともに、エアバッグ
カバー15の扉部21を押し開いて、開口Wを覆うよう
に、展開膨張することとなる。
【0043】この時、第1実施形態の頭部保護エアバッ
グ装置M1では、エアバッグカバー15の下縁部21a
が、ピラーガーニッシュ7・6の上縁部9・6bより、
車内側Iに配置されて、ピラーガーニッシュ7・6の一
般部8・6aと面一に接続されており、展開膨張時のエ
アバッグ23にエアバッグカバー扉部21が押された
際、エアバッグ下縁部21aは、ピラーガーニッシュ7
・6の上縁部9・6bを乗り越えることなく、直ちに、
車内側Iに開き移動できることとなる。
【0044】したがって、第1実施形態の頭部保護エア
バッグ装置M1では、ピラーガーニッシュ7・6の上縁
部9・6bと接続されるエアバッグカバー下縁部21a
の開き動作が円滑となって、エアバッグ23の展開膨張
を素早く完了させることができる。
【0045】また、第1実施形態では、ピラーガーニッ
シュ7・6の上縁部9・6bが、横壁部9b・6dと取
付部9c・6eとによって、ピラーガーニッシュ7・6
とボディ1側のインナパネル2との間を塞ぐように、イ
ンナパネル2に連結されているため、エアバッグ23の
展開膨張時、ピラーガーニッシュ上縁部9・6bがエア
バッグ23のピラーガーニッシュ7・6とインナパネル
2との間への侵入を防止して、エアバッグ23の圧力を
エアバッグカバー15の下縁部21a側に導くことがで
き、扉部21が容易に開き、エアバッグ23の円滑な車
内側Iへの突出を可能としている。
【0046】さらに、第1実施形態では、エアバッグカ
バー15が、センターピラー部CPを間にしてフロント
ピラー部FPからリヤピラー部RPまでの範囲の車内側
Iに、一体物として配設されており、車内側Iの開口W
の周縁における上縁側の略全域をエアバッグカバー15
が連続的に覆う態様となって、部分的にエアバッグカバ
ーが車内側に配置される場合に比べて、車内側Iの意匠
性を向上させることができる。
【0047】また、第1実施形態では、エアバッグカバ
ー15の上縁部16cが、エアバッグカバー15の上方
に配置されるルーフヘッドライニング5の下縁部5aの
車内側Iを覆うように、ルーフヘッドライニング下縁部
5aの車内側Iに配置されて、ルーフヘッドライニング
5と接続されている。そのため、ルーフヘッドライニン
グ下縁部5aにおけるトリミング等の端末処理が不十分
であっても、ルーフヘッドライニング下縁部5aをエア
バッグカバー上縁部16cが覆うことから、ルーフヘッ
ドライニング下縁部5aの端末処理を簡便に行なえ、ま
た、ルーフヘッドライニング5の外観意匠の低下を抑え
ることができる。なお、ルーフヘッドライニング5は、
通常、真空成形されて、その端末をトリミング処理して
おり、その端末を車内側Iに露出させる場合には、外観
意匠を低下させないように、工数をかけて丁寧にトリミ
ング等の端末処理をする必要があった。
【0048】さらにまた、第1実施形態では、エアバッ
グ装置M1が、取付ボルト35・29とばね板ナット3
7とを使用して、アシストグリップ11、エアバッグ2
3、インフレーター31、及び、エアバッグカバー15
を、ボディ1側のインナパネル2に一体的に取り付け可
能に組み立てられたエアバッグ組付体Aとして、構成さ
れており、車両へのエアバッグ装置M1の組付時、一体
化されたエアバッグ組付体Aを車両に取り付けるだけで
良くなることから、エアバッグ装置M1の車両への組付
作業性を向上させることができる。勿論、エアバッグ装
置M1がエアバッグ組付体Aとして一体化されているた
め、車両へ取り付けるまでの運搬や管理等の取り扱いも
容易となる。
【0049】なお、第1実施形態の頭部保護エアバッグ
装置M1では、インフレーター31が、アシストグリッ
プ11Fの車外側Oとなる位置に配置されて、ボディ1
側のインナパネル2に固定されている。すなわち、アシ
ストグリップ11Fが、インフレーター31のカバー材
の役目を果たすこととなる。そして、アシストグリップ
11F自体が、金属製の芯材11aが配設されているも
のの、表面側には、握った際の感触を良好にするよう
に、軟質塩化ビニルやウレタン等の軟質合成樹脂製の被
覆層11bが配設されている。
【0050】そのため、インフレーター31に乗員が干
渉しようとしても、クッション性を有したアシストグリ
ップ11F(特に車外側に空間を設けた把持部13)と
干渉することなって、乗員の感触を低下させない。
【0051】また、第1実施形態では、インフレーター
31を、フロントピラー部FPとセンターピラー部CP
との間のルーフサイドレール部RRに配置させた場合を
示したが、エアバッグ23のガス流入部25を対応させ
れば、センタピラー部CPとリヤピラー部RPとの間の
アシストグリップ11Bの部位に、インフレーター31
を配置させても良い。
【0052】さらに、図11に示す第2実施形態の頭部
保護エアバッグ装置M2のように、インフレーター31
Aをリヤピラーガーニッシュ6に覆われるように、リヤ
ピラー部RPのインナパネル2に固定するように構成し
ても良い。このエアバッグ装置M2では、インフレータ
ー31Aが、膨張用ガスを吐出可能な円柱状の本体部3
2と、本体部32を挟持してインナパネル2にボルト4
5止めされるブラケット部33と、を備えて構成されて
いる。また、エアバッグ23Aが、本体部24に膨張用
ガスを流入させるガス流入部25を、本体部24の後端
上部に配設させている。そして、このガス流入部25
が、クランプ46を利用して、エアバッグ本体部32に
連結されている。
【0053】さらに、前方側のアシストグリップ11F
の部位には、後方側のアシストグリップ11Bと同様
に、インフレーター31が配設されていない。
【0054】そして、他の部位は、第1実施形態と同様
である。なお、リヤピラーガーニッシュ6の上縁部6b
は、展開膨張するエアバッグ23Aの部位だけに配置さ
れて、インフレーター31Aの配置された上方部位で
は、ガス流入部25をインフレーター本体部32に連結
可能に、横壁部6dの一部が開口されている。
【0055】このエアバッグ装置M2では、第1実施形
態のエアバッグ組付体Aからインフレーター31が除か
れた状態のアシストグリップ11F・11B・エアバッ
グカバー15・エアバッグ23Aがボルト35・29・
ナット37により一体化されたエアバッグ組付体Bとし
て、構成されている。
【0056】そのため、この第2実施形態も、エアバッ
グ23Aとエアバッグカバー15とが、ボディ1側のイ
ンナパネル2に一体的に取り付け可能に組み立てられた
エアバッグ組付体Bとして、構成されており、車両への
エアバッグ装置M1の組付時、エアバッグ23Aとエア
バッグカバー15とが一体化された組付体Bを車両に取
り付けるだけで、エアバッグ23Aとエアバッグカバー
15とを車両に搭載することができて、エアバッグ装置
M2の車両への組付作業性を向上させることができる。
【0057】なお、ガス流入部25のインフレーター本
体部32への連結は、予め、リヤピラーガーニッシュ6
に覆われた状態のインフレーター本体部32に対して、
クランプ46を利用してガス流入部25を連結させ、そ
の後に、ボルト35・29を利用して、エアバッグ組付
体Bをインナパネル2に取り付けることとなる。ちなみ
に、クランプ46を利用して、予め、エアバッグ組付体
Bにインフレーター31Aを組み付けて組付体としてお
き、エアバッグ組付体Bを車両に組み付ける際、横壁部
6dの開口部位を利用して、リヤピラーガーニッシュ6
の裏面側のインナパネル2に、インフレーター31Aを
固定させ、ついで、ボルト35・29を利用して、エア
バッグ組付体Bをインナパネル2に取り付けても良い。
【0058】そして勿論、第2実施形態のエアバッグ装
置M2では、他の作用・効果も、第1実施形態と同様に
得ることができる。
【0059】なお、本発明に係る頭部保護エアバッグ装
置は、フロントピラー部FPとリヤピラー部RPとの間
に、中間ピラー部としての一本のセンターピラー部CP
が配設されている場合だけでなく、フロントピラー部F
Pとリヤピラー部RPとの間に、二本、あるいは、三本
以上の中間ピラー部が配設されている車両に搭載するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の頭部保護エアバッグ装
置の車内側から見た正面図である。
【図2】図1のII−II部位の断面図である。
【図3】図1の III− III部位の断面図である。
【図4】図1のIV−IV部位の断面図である。
【図5】図1のV−V部位の断面図である。
【図6】図1のVI−VI部位の断面図である。
【図7】同実施形態の要部の分解斜視図である。
【図8】同実施形態におけるエアバッグ組付体の断面図
であり、図2に示す部位に対応する。
【図9】同実施形態におけるエアバッグ組付体の断面図
であり、図3に示す部位に対応する。
【図10】同実施形態におけるエアバッグ組付体の断面
図であり、図5に示す部位に対応する。
【図11】第2実施形態の頭部保護エアバッグ装置の車
内側から見た正面図である。
【符号の説明】
1…ボディ、 6…リヤピラーガーニッシュ、 6b・9…上縁部、 7…センタ−ピラーガーニッシュ、 15…エアバッグカバー、 21a…下縁部、 23・23A…エアバッグ、 I…車内側、 O…車外側、 FP…フロントピラー部、 CP…(中間ピラー部)センターピラー部、 RP…リヤピラー部、 A・B…エアバッグ組付体、 M1・M2…頭部保護エアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 純行 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 大澤 康幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA07 AA18 BB21 BB30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグが、車内側のピ
    ラー部の上部位置で、エアバッグカバーに覆われて収納
    され、 前記エアバッグの展開膨張時、前記エアバッグが、前記
    ピラー部の車内側部位に配置されたピラーガーニッシュ
    を覆い可能に、前記エアバッグカバーを押し開いて突出
    する頭部保護エアバッグ装置であって、 前記エアバッグカバーの下縁部が、前記ピラーガーニッ
    シュの上縁部より、車内側に配置されて、前記ピラーガ
    ーニッシュと接続されていることを特徴とする頭部保護
    エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグカバーが、中間ピラー部
    を間にしてフロントピラー部からリヤピラー部までの範
    囲の車内側に、一体物として配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグと前記エアバッグカバー
    とが、ボディに一体的に取り付け可能に組み立てられた
    組付体を構成していることを特徴とする請求項1若しく
    は請求項2に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記ピラーガーニッシュの上縁部が、前
    記ピラーガーニッシュと前記ボディとの間を塞ぐよう
    に、前記ボディに連結されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の頭部保護エアバッ
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記エアバッグカバーの上縁部が、前記
    エアバッグカバーの上方に配置されるルーフヘッドライ
    ニングの下縁部の車内側を覆うように、前記ルーフヘッ
    ドライニング下縁部の車内側に配置されて、前記ルーフ
    ヘッドライニングと接続されていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の頭部保護エアバ
    ッグ装置。
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