JP2001334707A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2001334707A
JP2001334707A JP2000158102A JP2000158102A JP2001334707A JP 2001334707 A JP2001334707 A JP 2001334707A JP 2000158102 A JP2000158102 A JP 2000158102A JP 2000158102 A JP2000158102 A JP 2000158102A JP 2001334707 A JP2001334707 A JP 2001334707A
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Yasuo Tokito
康夫 時任
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト印刷時の印字データを有効に利用して
本番印刷を実行して時間の節約を図る。 【解決手段】 RAM3に編集バッファ34を設け、ホ
ストPCから編集モードコマンドが転送され、編集を行
うとき、受信バッファ32に格納された印字データを編
集バッファ34に格納する。そして、編集バッファ34
に格納された印字データに対してテスト印刷、編集を行
い、本番印刷を行うときは、編集バッファ34に格納さ
れた印字データを印字イメージに変換してページバッフ
ァ33に展開し、印刷を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テスト印刷時の印
字データを利用して本番印刷を行えるようにしたプリン
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置において、同じ出力
を多数印刷させるとき、確認の為、まず1部のみ印字さ
せてテスト印刷し、正しく出力できることを確認してか
ら、本番印刷を行う場合が多い。
【0003】テスト印刷の結果がおもわしくないとき
は、ホストコンピュータで印字データを修正し、再度、
印字データをプリンタ装置に転送し直してテスト印刷を
実行する。このようにテスト印刷を実行して正しい結果
が得られたときは、ホストコンピュータからプリンタ装
置に印字データを転送して本番印刷を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のプリンタ装置では、テスト印刷で結果が正しいときで
も本番印刷を実行するときに再度、ホストコンピュータ
から同じデータを転送するので、2度手間になり、時間
が無駄になる。
【0005】また、テスト印刷の結果によって修正が必
要になった場合でも、たとえ、その修正がわずかなもの
であっても、修正後の印字データを全てプリンタ装置に
転送し直すようにしているので、これも時間の無駄につ
ながる。従って、テスト印刷を行ったとき、この印字デ
ータを有効に利用して本番印刷を行えば、印字データを
再転送しなくてもよいので、時間を節約できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉請求項1の発明に係るプリンタ装置は、ホス
トコンピュータから印字データが転送され、当該印字デ
ータの編集、テスト印刷、本番印刷が指示されたとき
に、テスト印刷時の印字データを利用して本番印刷を行
えるようにしたプリンタ装置において、前記ホストコン
ピュータから転送された印字データ及び指示コマンドを
格納する受信バッファと、該受信バッファに格納された
印字データを編集するための編集バッファと、前記受信
バッファに格納された指示コマンドを解析し、当該指示
コマンドによって編集が指示されたときは、受信バッフ
ァに格納された印字データを編集バッファに保存して当
該印字データのテスト印刷を行い、テスト印刷の結果、
本番印刷が指示されたときは、編集バッファに格納され
た印字データを印刷用として出力するプリンタ制御手段
と、を備えるようにした。
【0007】〈構成2〉請求項2の発明に係るプリンタ
装置では、印刷作業に必要なデータを格納する作業領域
及び当該データを一時待避させる待避領域を備え、前記
プリンタ制御手段は、印字データの編集中、ホストコン
ピュータから指示コマンドによって割り込みが指示され
たとき、作業領域に格納されているデータを待避領域に
複写して別の文書の割り込み印刷を実行し、割り込み印
刷の解除が指示されたとき、待避領域に複写されたデー
タを作業領域に再複写して元の印字データの編集を行え
るように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1は、編集バッファを備え、テスト
印刷に用いた印字データを有効に利用して本番印刷を行
えるようにしたものである。
【0009】図1は、具体例1の構成を示すブロック図
である。プリンタ制御部11は、プリンタ装置に内蔵さ
れてプリンタ装置の印刷制御を行うものであり、ホスト
コンピュータ(以後、「ホストPC」と記す。)に接続
されている。そして、ホストPCからプリンタ制御部1
1に印字データ及び印刷制御用のコマンドが転送され、
これらは入力ポート6を介してプリンタ制御部11に入
力される。
【0010】プリンタ制御部11は、これらのコマンド
に従ってプリンタ装置を制御するため、CPU1と、R
OM2と、RAM3と、I/Oポート4と、プリンタエ
ンジン5と、を備えている。尚、メモリ不足のときはハ
ードディスク7も備えられる。
【0011】RAM3は読み書き可能なメモリであり、
プリンタ装置を制御するための制御プログラムが書き込
まれている。CPU1は、この制御プログラムを実行す
る。RAM3には、一般作業領域31と、受信バッファ
32と、ページバッファ33と、編集バッファ34と、
が設けられている。制御プログラムはROM2に書き込
まれ、CPU1がかかる制御プログラムを実行する。
【0012】一般作業領域31は、印刷部数を格納する
ための変数、印刷ページを格納するための配列変数等、
印刷制御に必要な種々の変数を確保する領域である。受
信バッファ32は、ホストPCから転送された印字デー
タ及びコマンドを受信し、これらを格納するためのバッ
ファである。
【0013】編集バッファ34は、編集モード時に、テ
スト印刷時に印字データを編集できるように、受信バッ
ファ32に格納された印字データを格納するためのバッ
ファである。ページバッファ33は、印字データをイメ
ージ化した用紙1ページ分の印字イメージを格納するた
めのバッファである。
【0014】プリンタエンジン5は、印字データの印刷
を実行するプリント機構部である。I/Oポート4は、
入力ポート6に入力されたコマンドに従って制御信号及
び印字データをプリンタエンジン5に出力するためのポ
ートである。
【0015】〈動作〉次に具体例1の動作を説明する。
ホストPCのディスプレイには、プリンタ装置を制御す
るための印刷メニューが表示され、ホストPCの使用者
は、この印刷メニュー上でプリンタ制御の指示を行う。
この指示内容に従ってホストPCは種々のコマンドをプ
リンタ制御部11に転送し、プリンタ装置を制御する。
【0016】具体例1では、以下のコマンドが用いられ
る。 (1)通常印刷を指示するための通常モードコマンド (2)編集を指示するための編集モードコマンド (3)編集を終了させるための編集モード終了コマンド (4)ページを指定するためのページ指定コマンド (5)元の印字データから修正した印字データへ入れ替
えるためのページデータ入れ替えコマンド (6)印刷ページを指定するための印刷ページ指定コマ
ンド (7)印刷部数を設定するための印刷部数設定コマンド (8)印刷の実行を指示するための印刷指示コマンド (9)マルチページ印刷を実行するためのマルチページ
印刷コマンド 尚、マルチページ印刷とは、用紙を節約するために1枚
の用紙に複数ページの印字データを印刷する処理であ
り、2UPマルチページ印刷のときは、2ページ分の印
字データが縮小されて1枚の用紙に印刷される。プリン
タ制御部11はこれらのコマンドを受信し、受信したコ
マンドに従って処理を実行する。
【0017】図2は具体例1のプリンタ制御部11の動
作を示すフローチャートである。ステップ1では、印刷
部数を格納するための変数C及び印刷ページを格納する
ための1次元の配列変数PMを初期化する。
【0018】この初期化時、変数Cには1が格納され、
配列変数PMには、PM(1)=1、PM(2)=2、
PM(3)=3、…のように順次初期値が格納される。
尚、この変数C、配列変数PMは、RAM3上の一般作
業領域31に確保される。
【0019】初期化後、ホストPCからのコマンド及び
印字データの受信待ちとなる。ホストPCのディスプレ
イには、印刷メニューが表示され、通常モード及び編集
モードが表示され、使用者により、いずれか一方が選択
される。
【0020】図3〜図5は、具体例1の動作説明図であ
る。図3(A)に示すように、使用者によって編集モー
ドが選択されたときは、ホストPCからプリンタ制御部
11に、編集モードコマンド、ページ指定コマンド及び
ページ指定コマンドによって指定されたページの印字デ
ータが転送される。
【0021】ステップ2では、ホストPCから転送され
たコマンド及び印字データを入力ポート6、I/Oポー
ト4を介して受信する。受信したコマンド及び印字デー
タは、図3(B)に示すように、転送順に受信バッファ
32に保存される。
【0022】ステップ3では、受信バッファ32に格納
されたコマンド及び印字データを順次解釈し、選択され
たモードが通常モードか編集モードかを判定する。受信
バッファ32に通常モードコマンドが格納されていると
きは、ステップ4に進み、通常モードへ移行する。
【0023】ステップ4では、通常の本番印刷を行う。
本番印刷のとき、ホストPCから印刷ページ指定コマン
ド、印刷部数設定コマンド、印刷指示コマンド及び印字
データが転送されて印刷ページ指定コマンドによって指
定されたページの印刷が、印刷部数設定コマンドによっ
て指定された印刷部数分行われる。
【0024】ステップ3において、受信バッファ32に
編集モードコマンドが格納されているときは、ステップ
5に進み、編集モードへ移行する。尚、編集モードコマ
ンドが解釈された後、受信バッファ32に格納された編
集モードコマンドは、図3(C)に示すようにクリアさ
れる。
【0025】ステップ5では、編集用のコマンドを有効
にする。編集用のコマンドは、ページデータ入れ替えコ
マンド、印刷ページ指定コマンド、編集モード終了コマ
ンドであり、これらのコマンドが有効になる。
【0026】ステップ6では、受信バッファ32にコマ
ンドが格納されているか否かを確認する。尚、受信バッ
ファ32にコマンドが格納されていないときは、ステッ
プ7に進み、タイムアウトか否かを判定する。所定時間
経過してもコマンドが受信バッファ32に格納されなか
ったときはタイムアウトとなり、このときは、ステップ
7からステップ4に進む。
【0027】ステップ6において、受信バッファ32に
コマンドが格納されていることが確認されたときは、ス
テップ8以降に進み、受信バッファ32に格納されてい
るコマンドを判別する。
【0028】図3(C)に示すように、受信バッファ3
2にページ指定コマンドが格納されているとき、このペ
ージ指定コマンドはステップ8において判別される。ペ
ージ指定コマンドが判別されたときは、ステップ9に進
む。
【0029】ステップ9では、図3(D)に示すよう
に、受信バッファ32に格納されている印字データをペ
ージ毎に、編集バッファ34の所定のページ領域に保存
する。印字データが編集バッファ34に保存されたとき
は、ステップ6に戻り、次のコマンド等が受信バッファ
32に格納されるまで待機する。テスト印刷を行うとき
は、図4(E)に示すように、ホストPCから印刷指示
コマンドが転送される。
【0030】この印刷指示コマンドは、図4(F)に示
すように、受信バッファ32に格納される。そして、ス
テップ6において、受信バッファ32に格納されている
ことが確認され、印刷指示コマンドは、ステップ16に
おいて判別される。印刷指示コマンドが判別されたとき
は、ステップ17に進む。
【0031】ステップ17では、印刷指示コマンドに従
って、配列PMで指定されたページの印字データを、変
数Cに格納された印刷部数だけ印刷する。最初のテスト
印刷時、配列変数PMには、初期値としてPM(1)=
1、PM(2)=2、PM(3)=3、…が格納されて
いる。従って、まず、配列PM(1)に格納されている
ページ番号の印字データについて実行される。
【0032】印刷実行時、編集バッファ34に格納され
ている印字データに基づいて印字イメージが生成され、
この印字イメージがページバッファ33に展開される。
印字イメージの生成は、ページバッファ33がいっぱい
になるまで、あるいは印字データがなくなるまで行わ
れ、1ページ分の印字イメージがページバッファ33上
で完成したとき、プリンタエンジン5が印字起動され、
ページバッファ33内の印字イメージがI/Oポート4
を介してプリンタエンジン5に転送される。
【0033】配列変数PM(X)の変数Xは、印刷が各
ページの印刷が行われる毎にインクリメントされる。そ
して、同じようにして2部ページ目以降の印字データの
印刷が行われ、配列PM(X)に格納された値が0にな
ったとき、テスト印刷が終了する。
【0034】最初のテスト印刷時、変数Cには、初期値
として「1」が格納されているので、印刷部数は一部で
ある。ここで、2部以上印刷する場合は、ホストPCか
ら印刷部数設定コマンドが転送される。このときは、こ
の印刷部数設定コマンドが受信バッファ32に格納され
る。受信バッファ32にこの印刷部数設定コマンドが格
納されたとき、このコマンドは、ステップ14において
判別されてステップ15に進む。
【0035】ステップ15では、印刷部数設定コマンド
によって指定された印刷部数を変数Cに格納する。変数
Cは印刷が行われる毎にインクリメントされ、各ページ
の印字イメージは、その都度ページバッファ33に転送
される。そして、印刷部数設定コマンドによって指定さ
れた印刷部数分の印刷が行われたとき、印刷が終了す
る。
【0036】尚、複数のページの印字データを1枚の用
紙に印刷するときは、ホストPCからマルチページ印刷
コマンドが転送される。マルチページ印刷コマンドが転
送されたときは、このコマンドによって指示された書式
に従って印刷が実行される。例えば、マルチページ印刷
コマンドによって2UPマルチページが指定されたとき
は、2ページ分の印字データが縮小されて1枚の用紙に
印刷される。テスト印刷の実行後、ステップ6に戻る。
【0037】テスト印刷の結果、ホストPCの使用者が
ページの入れ替えを選択したときは、図5(G)に示す
ように、ホストPCからページデータ入れ替えコマン
ド、ページ指定コマンド及び編集された印字データが転
送される。
【0038】このページデータ入れ替えコマンド及び印
字データは、図5(H)に示すように、受信バッファ3
2に格納され、ステップ10において判別されてステッ
プ11に進む。
【0039】ステップ11では、図5(I)に示すよう
に、ページデータ入れ替えコマンド及びページ指定コマ
ンドに従って印字データの入れ替えを行う。そして、印
字データの入れ替え後、ステップ6に戻る。
【0040】印字データの入れ替え後、ページ指定印刷
を行うときは、ホストPCから印刷ページ指定コマンド
が転送される。この印刷ページ指定コマンドは受信バッ
ファ32に格納され、ステップ12において判別されて
ステップ13に進む。
【0041】ステップ13では、配列PM(X)に印刷
ページ指定コマンドによって指定されたページ番号を順
次代入する。例えば、印刷ページ指定コマンドで2,
3,5ページが指定されたときは、配列PM(1)〜P
M(4)には、以下の値が格納される。 PM(1)=2 PM(2)=3 PM(3)=5 PM(4)=0 配列PM(X)にページ番号を代入した後、ステップ6
に戻る。
【0042】次に、印刷を行うときは、ホストPCから
印刷指示コマンドが転送される。この印刷指示コマンド
は、受信バッファ32に格納され、ステップ16におい
て判別されてステップ17に進む。
【0043】ステップ17では、配列PMで指定された
ページの印字データを、変数Cに格納された印刷部数だ
け印刷する。印刷実行後、ステップ6に戻る。このよう
にして編集が行われ、編集が終了したときは、ホストP
Cから編集モード終了コマンドが転送され、受信バッフ
ァ32に格納される。
【0044】ステップ18では、受信バッファ32に編
集モード終了コマンドが格納されているか否かを判別す
る。ここで、受信バッファ32に格納されているコマン
ドが上記コマンド以外のものであるときは、ステップ1
9に進み、このコマンドを受け捨ててステップ6に戻
る。
【0045】この編集モード終了コマンドが受信バッフ
ァ32に格納されているときは、この編集モード終了コ
マンドに従って編集用コマンドを無効にしてステップ2
0に進む。
【0046】編集が終了したとき、使用者によって再
度、編集モード又は通常モードが選択される。再度、編
集モードが選択されたときは、ホストPCから編集モー
ドコマンドが転送され、通常モードが選択されたときは
ホストPCから通常モードコマンドが転送される。
【0047】ステップ20では、受信バッファ32に格
納されたコマンドが編集モードコマンドか通常モードコ
マンドかを判別する。編集モードコマンドが受信バッフ
ァ32に格納されているときは、ステップ1に戻り、通
常モードコマンドが受信バッファ32に格納されている
ときは、ステップ4に進み、編集バッファ34に格納さ
れた編集済みの印字データが本番印刷用として出力され
る。尚、このステップ1〜20がプリンタ制御手段に相
当する。
【0048】〈具体例1の効果〉以上、説明したように
具体例1によれば、RAM3上に編集バッファ34を備
え、編集バッファ34にテスト印刷時の印字データを格
納し、編集された印字データを入れ替えるようにしたの
で、テスト印刷時の印字データを有効に利用することが
でき、印字データを一度プリンタ装置に転送した後は、
ホストPCからの指示に従って自由にテスト印刷とペー
ジ単位での修正を行うことができ、また修正する場合で
も修正するページのみの転送で済み、時間を節約するこ
とができる。また、テスト印刷を行うとき、マルチペー
ジ印刷コマンドをプリンタ制御部11に転送することに
より、2UP、4UPにして用紙を節約することができ
る。
【0049】〈具体例2〉具体例2は、編集を行ってい
るときに別の文書の割り込み印刷を行えるようにしたも
のである。図6は、具体例2の構成を示すブロック図で
ある。具体例2では、RAM3に一般作業待避領域35
が設けられている。この一般作業待避領域35は、割り
込み印刷が指示されたとき、一般作業領域に格納されて
いたデータを一時待避させるための領域である。尚、具
体例1と同一要素については同一符号を付して説明を省
略する。
【0050】〈動作〉次に具体例2の動作を説明する。
具体例2では、以下の3つのコマンドが追加される。
【0051】(10)割り込み印刷を実行するための割
り込み印刷モード設定コマンド (11)割り込み印刷を終了させるための割り込み印刷
モード解除コマンド (12)割り込み印刷実行時に排紙トレイを切り替える
ための給紙/排紙指定コマンド
【0052】図7は具体例2のプリンタ制御部11の動
作を示すフローチャートである。ステップ31〜50で
は、具体例1のステップ1〜20と同様に、ホストPC
から転送されたコマンドに従って処理を実行する。
【0053】使用者が、編集モードで作業中、編集中の
文書以外の文書をプリンタ装置で印刷する必要が生じる
場合がある。この場合、使用者は割り込み印刷を選択す
る。使用者によって割り込み印刷が選択されたときは、
ホストPCから割り込み印刷モード設定コマンドが転送
される。
【0054】この割り込み印刷モード設定コマンドは、
受信バッファ32に格納される。そして、ステップ36
において、このコマンドが受信バッファ32に格納され
ていることが確認され、ステップ51においてこのコマ
ンドが判別される。この割り込み印刷モード設定コマン
ドが判別されたときは、ステップ52に進む。
【0055】ステップ52では、一般作業領域31のデ
ータを一般作業待避領域35にコピーした後、編集モー
ドを一時停止し、一般作業領域31の変数と受信バッフ
ァ32上の印字データを初期化する。
【0056】編集モードにおいて編集中のデータはその
まま編集バッファ34に保存され、受信バッファ32に
格納された印字データの割り込み印刷が実行される。こ
こで、排紙トレイの切り替えを行うときは、ホストPC
から給紙/排紙指定コマンドが転送される。この給紙/
排紙指定コマンドは受信バッファ32に格納後、判別さ
れて排紙トレイが切り替えられる。そして、割り込み印
刷を行った文書の用紙は編集中の文書とは別の排紙トレ
イに排紙される。
【0057】割り込み印刷実行後、使用者によって割り
込み印刷の解除が選択されたときは、ホストPCから割
り込み印刷モード解除コマンドが転送され、再度割り込
み印刷モード設定コマンドが転送される。受信バッファ
32には、この割り込み印刷モード解除コマンド又は割
り込み印刷モード設定コマンドが格納される。
【0058】ステップ53では、受信バッファ32に格
納されているコマンドが割り込み印刷モード解除コマン
ドか否かが判別される。受信バッファ32に割り込み印
刷モード設定コマンドが格納されているときは、ステッ
プ54に戻り、再度、割り込み印刷を実行する。
【0059】受信バッファ32に割り込み印刷モード解
除コマンドが格納されているときは、受信バッファ32
上の印字データをクリアした後、一般作業待避領域35
のデータを一般作業領域31に再コピーする。これによ
り、プリンタ装置は割り込み印刷モードに移行する前と
同じ状態になり、編集モードでの作業を再開することが
できる。このように編集モード時の状態に戻してステッ
プ48に進み、具体例1と同じように処理を実行する。
【0060】〈具体例2の効果〉以上、説明したように
具体例2によれば、具体例1の効果に加え、編集中でも
別の文書の割り込み印刷を行えるので、編集中のデータ
を無駄にすることなくかかる別の文書の割り込み印刷を
行うことができる。
【0061】また、ホストPCから給紙/排紙指定コマ
ンドを転送することにより、排紙トレイを切り替えるこ
とができ、割り込み印刷を行った文書を編集中の文書と
分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のプリンタ制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】具体例1のプリンタ制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】具体例1の動作説明図(その1)である。
【図4】具体例1の動作説明図(その2)である。
【図5】具体例1の動作説明図(その3)である。
【図6】具体例2のプリンタ制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】具体例2のプリンタ制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CPU 3 RAM 11 プリンタ制御部 32 受信バッファ 34 編集バッファ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 HJ06 HN05 HN15 HN25 HR04 KK04 KK15 2C087 AA18 AB05 BA03 BA06 BC02 BC05 BC07 BD06 BD46 CA02 CB04 CB10 5B021 AA01 BB01 BB04 CC02 DD03 NN23 5C073 AA04 CA02 CC01 CC03 CE04 9A001 BB03 BB04 DD13 HH34 JJ35 KK42 LL05 LL09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから印字データが転
    送され、当該印字データの編集、テスト印刷、本番印刷
    が指示されたときに、テスト印刷時の印字データを利用
    して本番印刷を行えるようにしたプリンタ装置におい
    て、 前記ホストコンピュータから転送された印字データ及び
    指示コマンドを格納する受信バッファと、 該受信バッファに格納された印字データを編集するため
    の編集バッファと、 前記受信バッファに格納された指示コマンドを解析し、
    当該指示コマンドによって編集が指示されたときは、受
    信バッファに格納された印字データを編集バッファに保
    存して当該印字データのテスト印刷を行い、テスト印刷
    の結果、本番印刷が指示されたときは、編集バッファに
    格納された印字データを印刷用として出力するプリンタ
    制御手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 印刷作業に必要なデータを格納する作業
    領域及び当該データを一時待避させる待避領域を備え、 前記プリンタ制御手段は、印字データの編集中、ホスト
    コンピュータから指示コマンドによって割り込みが指示
    されたとき、作業領域に格納されているデータを待避領
    域に複写して別の文書の割り込み印刷を実行し、割り込
    み印刷の解除が指示されたとき、待避領域に複写された
    データを作業領域に再複写して元の印字データの編集を
    行えるように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027055A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置
US7336909B2 (en) 2005-01-26 2008-02-26 Oki Data Corporation Printer

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