JP2001333452A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001333452A
JP2001333452A JP2000149985A JP2000149985A JP2001333452A JP 2001333452 A JP2001333452 A JP 2001333452A JP 2000149985 A JP2000149985 A JP 2000149985A JP 2000149985 A JP2000149985 A JP 2000149985A JP 2001333452 A JP2001333452 A JP 2001333452A
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wireless
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話端末における消費電力の低減化を図
る。 【解決手段】 携帯電話網は、呼出信号を複数(図では
「5」)のスーパーフレームから構成されるハイパーフ
レームを単位として送信し、携帯電話端末は、無線回路
を携帯電話網が呼出信号を送信するタイミングに追従さ
せて動作させるように構成した。携帯電話端末におい
て、無線回路をハイパーフレームを単位として動作させ
ることから、無線回路をスーパーフレームを単位として
動作させる従来のものと比較すると、無線回路の単位時
間あたりの動作回数を減らすことができ、その分、消費
電力の低減化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網が送信した
呼出信号を検出する無線手段と、この無線手段が呼出信
号を検出した結果に応じて着信動作を行う制御手段とを
備えた無線通信端末を具備した無線通信システムに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気通信技術の
進歩に伴って、携帯電話システムなどの無線通信システ
ムが広く普及している。ところで、社団法人電波産業会
が規格化しているパーソナルデジタルセルラー方式の携
帯電話網においては、図6に示すように、呼出信号をス
ーパーフレーム(720ミリ秒)を単位として携帯電話
端末に送信し、携帯電話端末は、無線回路を携帯電話網
が呼出信号を送信するタイミングに追従させて動作させ
ることにより、携帯電話網が送信した呼出信号を検出
し、その検出した結果に応じて着信動作を行うようにな
っている。
【0003】しかしながら、このことは、換言すれば、
携帯電話端末においては、呼出信号を検出するために、
無線回路をスーパーフレームを単位として動作させなけ
ればならず、携帯電話端末にあって消費電力の低減化が
要望されているという事情を鑑みると、その要望とは相
反するものである。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、無線通信端末において消費電
力の低減化を図ることができる無線通信システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
システムによれば、通信網は、呼出信号を複数のスーパ
ーフレームから構成されるハイパーフレームを単位とし
て送信し、無線通信端末において、制御手段は、無線手
段を通信網が呼出信号を送信するタイミングに追従させ
て動作させるように構成したので、無線手段をハイパー
フレームを単位として動作させることから、無線手段を
スーパーフレームを単位として動作させる従来のものと
比較すると、無線手段の単位時間あたりの動作回数を減
らすことができ、その分、消費電力の低減化を図ること
ができる。
【0006】請求項2記載の無線通信システムによれ
ば、通信網は、呼出信号をスーパーフレームを単位とし
て送信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフレー
ムを単位として送信する送信パターンとを切替えて呼出
信号を送信するように構成したので、通信網が呼出信号
を送信する送信パターンを切替えると、それに伴って、
無線通信端末において、制御手段は、無線手段をスーパ
ーフレームを単位として動作させる動作パターンと、無
線手段をハイパーフレームを単位として動作させる動作
パターンとを切替えるようになり、状況に応じて、無線
手段の単位時間あたりの動作回数を変化させることがで
き、その分、消費電力の低減化を図ることができる。
【0007】請求項3記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、所定操作が行
われたことに応じて、所定操作が行われたことを通知す
るメッセージを無線手段により通信網に送信させ、通信
網は、無線通信端末から前記メッセージを受信したこと
に応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位として送
信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフレームを
単位として送信する送信パターンとを切替えて呼出信号
を送信するように構成したので、所定操作を行うことに
より、無線手段の単位時間あたりの動作回数を変化させ
ることができ、その分、消費電力の低減化を図ることが
できる。
【0008】請求項4記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、所定時刻・所
定時間を計時したことに応じて、所定時刻・所定時間を
計時したことを通知するメッセージを無線手段により通
信網に送信させ、通信網は、無線通信端末から前記メッ
セージを受信したことに応じて、呼出信号をスーパーフ
レームを単位として送信する送信パターンと、呼出信号
をハイパーフレームを単位として送信する送信パターン
とを切替えて呼出信号を送信するように構成したので、
所定時刻・所定時間を計時することにより、無線手段の
単位時間あたりの動作回数を変化させることができ、そ
の分、消費電力の低減化を図ることができる。
【0009】請求項5記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、移動速度が所
定速度であることに応じて、移動速度が所定速度である
ことを通知するメッセージを無線手段により通信網に送
信させ、通信網は、無線通信端末から前記メッセージを
受信したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを
単位として送信する送信パターンと、呼出信号をハイパ
ーフレームを単位として送信する送信パターンとを切替
えて呼出信号を送信するように構成したので、移動速度
が所定速度になることにより、無線手段の単位時間あた
りの動作回数を変化させることができ、その分、消費電
力の低減化を図ることができる。
【0010】請求項6記載の無線通信システムによれ
ば、通信網は、呼出信号をスーパーフレームのn(nは
2以上の自然数)倍に相等するフレームを単位として送
信すると共に同一の呼出信号をm(mは自然数)回再送
し、無線通信端末において、制御手段は、無線手段をス
ーパーフレームのn倍に相等する時間にわたってスーパ
ーフレームのタイミングに追従させて動作させ、無線手
段をスーパーフレームの(n×m)倍に相等する時間に
わたって動作停止させるように構成したので、無線手段
をスーパーフレームの(n×m)倍に相等する時間にわ
たって動作停止させることから、上記した請求項1に記
載したものと同様にして、無線手段をスーパーフレーム
を単位として動作させる従来のものと比較すると、無線
手段の単位時間あたりの動作回数を減らすことができ、
その分、消費電力の低減化を図ることができる。
【0011】請求項7記載の無線通信システムによれ
ば、通信網は、呼出信号をスーパーフレームを単位とし
て送信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフレー
ムのn倍に相等するフレームを単位として送信すると共
に同一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを切替
えて呼出信号を送信するように構成したので、通信網が
呼出信号を送信する送信パターンを切替えると、それに
伴って、無線通信端末において、制御手段は、無線手段
をスーパーフレームを単位として動作させる動作パター
ンと、無線手段をスーパーフレームのn倍に相等する時
間にわたってスーパーフレームのタイミングに追従させ
て動作させる動作パターンとを切替えるようになり、上
記した請求項2に記載したものと同様にして、状況に応
じて、無線手段の単位時間あたりの動作回数を変化させ
ることができ、その分、消費電力の低減化を図ることが
できる。
【0012】請求項8記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、所定操作が行
われたことに応じて、所定操作が行われたことを通知す
るメッセージを無線手段により通信網に送信させ、通信
網は、無線通信端末から前記メッセージを受信したこと
に応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位として送
信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフレームの
n倍に相等するフレームを単位として送信すると共に同
一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを切替えて
呼出信号を送信するように構成したので、上記した請求
項3に記載したものと同様にして、所定操作を行うこと
により、無線手段の単位時間あたりの動作回数を変化さ
せることができ、その分、消費電力の低減化を図ること
ができる。
【0013】請求項9記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、所定時刻・所
定時間を計時したことに応じて、所定時刻・所定時間を
計時したことを通知するメッセージを無線手段により通
信網に送信させ、通信網は、無線通信端末から前記メッ
セージを受信したことに応じて、呼出信号をスーパーフ
レームを単位として送信する送信パターンと、呼出信号
をスーパーフレームのn倍に相等するフレームを単位と
して送信すると共に同一の呼出信号をm回再送する送信
パターンとを切替えて呼出信号を送信するように構成し
たので、上記した請求項4に記載したものと同様にし
て、所定時刻・所定時間を計時することにより、無線手
段の単位時間あたりの動作回数を変化させることがで
き、その分、消費電力の低減化を図ることができる。
【0014】請求項10記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信端末において、制御手段は、移動速度が所
定速度であることに応じて、移動速度が所定速度である
ことを通知するメッセージを無線手段により通信網に送
信させ、通信網は、無線通信端末から前記メッセージを
受信したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを
単位として送信する送信パターンと、呼出信号をスーパ
ーフレームのn倍に相等するフレームを単位として送信
すると共に同一の呼出信号をm回再送する送信パターン
とを切替えて呼出信号を送信するように構成したので、
上記した請求項5に記載したものと同様にして、移動速
度が所定速度になることにより、無線手段の単位時間あ
たりの動作回数を変化させることができ、その分、消費
電力の低減化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を携帯電話システムに適用した第1実施例について、
図1および図2を参照して説明する。まず、図2は、携
帯電話端末の電気的な機能ブロックおよびネットワーク
の構成を概略的に示している。携帯電話端末1(本発明
でいう無線通信端末)において、CPU2(本発明でい
う制御手段)は、無線処理を行う無線回路3(本発明で
いう無線手段)、マイクロホン4が入力する送話音声お
よびレシーバ5が出力する受話音声の音声処理を行う音
声回路6、通話を開始するための「通話開始」キー、通
話を終了するための「通話終了」キー、数字「0」〜
「9」を入力するための「数字」キーなどの多数のキー
を配設してなるキーパッド7、各種の表示情報を表示す
るディスプレイ8ならびに各種の記憶情報を記憶するメ
モリ9を接続している。
【0016】携帯電話網10(本発明でいう通信網)に
おいて、基地局11は、社団法人電波産業会が規格化し
ている呼出信号を送信し、携帯電話端末1は、無線回路
3を動作させることによって、基地局11が送信した呼
出信号を検出し、その検出した結果に応じて着信動作を
行う。
【0017】この場合、基地局11は、図1に示すよう
に、呼出信号を複数(図1では「5」)のスーパーフレ
ーム(720ミリ秒)から構成されるハイパーフレーム
(図1では、720ミリ秒×5=3600ミリ秒)を単
位として送信する。そして、これに伴って、携帯電話端
末1において、CPU2は、無線回路3を基地局11が
呼出信号を送信するタイミングに追従させて動作させ、
つまり、無線回路3を呼出信号が格納されているスーパ
ーフレームの開始に合わせて動作開始(オン)させ、呼
出信号の終了に合わせて動作終了(オフ)させる。尚、
ここで、ハイパーフレームを構成するスーパーフレーム
の数は、「5」に限らず、「5」以外の数であっても良
いものである。
【0018】以上に説明したように第1実施例によれ
ば、携帯電話網10は、呼出信号を複数のスーパーフレ
ームから構成されるハイパーフレームを単位として送信
し、携帯電話端末1は、無線回路3を携帯電話網10が
呼出信号を送信するタイミングに追従させて動作させる
ように構成したので、無線回路3をハイパーフレームを
単位として動作させることから、無線回路3をスーパー
フレームを単位として動作させる従来のものと比較する
と、無線回路3の単位時間あたりの動作回数を減らすこ
とができ、その分、消費電力の低減化を図ることができ
る。
【0019】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
実施例について、図3を参照して説明する。尚、上記し
た第1実施例と同一部分については説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第2実施例は、
携帯電話網10が呼出信号をスーパーフレームを単位と
して送信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフレ
ームを単位として送信する送信パターンとを切替えて呼
出信号を送信し、それに伴って、携帯電話端末1は、無
線回路3を動作させる動作パターンを切替えるように構
成したものである。この場合、携帯電話網10が呼出信
号を送信する送信パターンを切替えるトリガとしては、
例えば携帯電話端末1において所定操作が行われたと
き、携帯電話端末1において所定時刻・所定時間を計時
したとき或いは携帯電話端末1において移動速度が所定
速度になったときなどがある。
【0020】すなわち、携帯電話端末1において所定操
作が行われたときをトリガとする場合であれば、CPU
2は、キーパッド7において所定操作が行われたことを
検出すると、無線回路3を送信制御し、所定操作が行わ
れたことを通知するメッセージを携帯電話網10の基地
局11に送信し、基地局11は、携帯電話端末1から当
該メッセージを受信することにより、呼出信号を送信す
る送信パターンを切替える。
【0021】また、携帯電話端末1において所定時刻・
所定時間を計時したときをトリガとする場合であれば、
CPU2は、所定時刻・所定時間を計時したことを検出
すると、無線回路3を送信制御し、所定時刻・所定時間
を計時したことを通知するメッセージを携帯電話網10
の基地局11に送信し、基地局11は、携帯電話端末1
から当該メッセージを受信することにより、呼出信号を
送信する送信パターンを切替える。
【0022】さらに、携帯電話端末1において移動速度
が所定速度になったときをトリガとする場合であれば、
CPU2は、移動速度が所定速度であることを検出する
と、無線回路3を送信制御し、移動速度が所定速度であ
ることを通知するメッセージを携帯電話網10の基地局
11に送信し、基地局11は、携帯電話端末1から当該
メッセージを受信することにより、呼出信号を送信する
送信パターンを切替える。
【0023】尚、この場合は、携帯電話網10は、呼出
信号の送信パターンを切替えるに際しては、報知情報の
メッセージに、ハイパーフレームを構成するスーパーフ
レームのフレーム数を示す情報、現在のスーパーフレー
ムの順位を示す情報および呼出信号を格納するスーパー
フレームの順位を示す情報を情報要素として格納し、そ
れらの情報要素を格納した報知情報のメッセージを携帯
電話端末1に送信することにより、上記したように呼出
信号を送信する送信パターンを切替えることが可能とな
る。
【0024】以上に説明したように第2実施例によれ
ば、携帯電話網10は、例えば携帯電話端末1において
所定操作が行われたこと、所定時刻・所定時間を計時し
たこと或いは移動速度が所定速度になったことに応じ
て、呼出信号をスーパーフレームを単位として送信する
送信パターンと、呼出信号をハイパーフレームを単位と
して送信する送信パターンとを切替えて呼出信号を送信
するように構成したので、携帯電話網10が呼出信号を
送信する送信パターンを切替えると、それに伴って、携
帯電話端末1は、無線回路3をスーパーフレームを単位
として動作させる動作パターンと、無線回路3をハイパ
ーフレームを単位として動作させる動作パターンとを切
替えるようになり、状況に応じて、無線回路3の単位時
間あたりの動作回数を変化させることができ、その分、
消費電力の低減化を図ることができる。
【0025】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
実施例について、図4を参照して説明する。尚、上記し
た第1実施例と同一部分については説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第3実施例は、
携帯電話網10が呼出信号をスーパーフレームのn(n
は2以上の自然数)倍に相等するフレームを単位として
送信すると共に同一の呼出信号をm(mは自然数)回再
送し、携帯電話端末1は、無線回路3をスーパーフレー
ムのn倍に相等する時間にわたってスーパーフレームの
タイミングに追従させて動作させ、無線回路3をスーパ
ーフレームの(n×m)倍に相等する時間にわたって動
作停止させるように構成したものである。
【0026】すなわち、図4では、呼出信号の送信周期
を示すnの値を「5」、呼出信号の再送回数を示すmの
値を「2」とした場合を一例として示しており、つま
り、携帯電話網10は、呼出信号をスーパーフレームの
5倍に相等するフレーム(図4では、720ミリ秒×5
=3600ミリ秒)を単位として送信すると共に同一の
呼出信号を2回再送し(図4中、「A」,「B」は同一
の呼出信号を示すものとする)、携帯電話端末1は、無
線回路3をスーパーフレームの5倍に相等する時間にわ
たってスーパーフレームのタイミングに追従させて動作
させ、無線回路3をスーパーフレームの10(5×2)
倍に相等する時間にわたって動作停止させる。尚、ここ
で、呼出信号の送信周期を示すnの値は「5」に限ら
ず、「5」以外の数であっても良く、また、呼出信号の
再送回数を示すmの値は「2」に限らず、「2」以外の
数であっても良いものである。
【0027】以上に説明したように第3実施例によれ
ば、携帯電話網10は、呼出信号をスーパーフレームの
n倍に相等するフレームを単位として送信すると共に同
一の呼出信号をm回再送し、携帯電話端末1は、無線回
路3をスーパーフレームのn倍に相等する時間にわたっ
てスーパーフレームのタイミングに追従させて動作さ
せ、無線回路3をスーパーフレームの(n×m)倍に相
等する時間にわたって動作停止させるように構成したの
で、無線回路3をスーパーフレームの(n×m)倍に相
等する時間にわたって動作停止させることから、上記し
た第1実施例に記載したものと同様にして、無線回路3
をスーパーフレームを単位として動作させる従来のもの
と比較すると、無線回路3の単位時間あたりの動作回数
を減らすことができ、その分、消費電力の低減化を図る
ことができる。
【0028】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
実施例について、図5を参照して説明する。尚、上記し
た第3実施例と同一部分については説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第4実施例は、
携帯電話網10が呼出信号をスーパーフレームを単位と
して送信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフレ
ームのn倍に相等するフレームを単位として送信すると
共に同一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを切
替えて呼出信号を送信し、それに伴って、携帯電話端末
1は、無線回路3を動作させる動作パターンを切替える
ように構成したものである。この場合も、携帯電話網1
0が呼出信号を送信する送信パターンを切替えるトリガ
としては、詳しくは説明しないが、上記した第2実施例
と同様にして、例えば携帯電話端末1において所定操作
が行われたとき、携帯電話端末1において所定時刻・所
定時間を計時したとき或いは携帯電話端末1において移
動速度が所定速度になったときなどがある。
【0029】尚、この場合は、携帯電話網10は、呼出
信号の送信パターンを切替えるに際しては、報知情報の
メッセージに、呼出信号の送信周期を示す情報(「n」
の値)、呼出信号の再送回数を示す情報(mの値)を情
報要素として格納し、それらの情報要素を格納した報知
情報のメッセージを携帯電話端末1に送信することによ
り、上記したように呼出信号を送信する送信パターンを
切替えることが可能となる。
【0030】以上に説明したように第4実施例によれ
ば、携帯電話網10は、例えば携帯電話端末1において
所定操作が行われたこと、所定時刻・所定時間を計時し
たこと或いは移動速度が所定速度になったことに応じ
て、呼出信号をスーパーフレームを単位として送信する
送信パターンと、呼出信号をスーパーフレームのn倍に
相等するフレームを単位として送信すると共に同一の呼
出信号をm回再送する送信パターンとを切替えて呼出信
号を送信するように構成したので、携帯電話網10が呼
出信号を送信する送信パターンを切替えると、それに伴
って、携帯電話端末1は、無線回路3をスーパーフレー
ムを単位として動作させる動作パターンと、無線回路3
をスーパーフレームのn倍に相等する時間にわたってス
ーパーフレームのタイミングに追従させて動作させる動
作パターンとを切替えるようになり、上記した第2実施
例に記載したもの同様にして、状況に応じて、無線回路
3の単位時間あたりの動作回数を変化させることがで
き、その分、消費電力の低減化を図ることができる。
【0031】(その他の実施の形態)本発明は、上記し
た実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形
または拡張することができる。無線通信システムとして
は、携帯電話システムに限らず、通信網において社団法
人電波産業会が規格化している呼出信号を送信するもの
であれば、他のものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すタイムチャート
【図2】全体の構成を概略的に示す図
【図3】本発明の第2実施例を示すタイムチャート
【図4】本発明の第3実施例を示すタイムチャート
【図5】本発明の第4実施例を示すタイムチャート
【図6】従来例を示すタイムチャート
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話端末(無線通信端末)、2はCP
U(制御手段)、3は無線回路(無線手段)、10は携
帯電話網(通信網)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 EE15 FF03 FF25 5K028 AA11 BB06 CC02 CC05 DD01 DD02 EE05 EE07 KK12 LL11 RR02 5K067 AA43 BB02 DD23 DD27 DD51 EE02 EE10 EE16 FF05 GG01 GG11 HH21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網が送信した呼出信号を検出する無
    線手段と、この無線手段が呼出信号を検出した結果に応
    じて着信動作を行う制御手段とを備えた無線通信端末を
    具備した無線通信システムにおいて、 前記通信網は、呼出信号をハイパーフレームを単位とし
    て送信し、 前記無線通信端末の制御手段は、前記無線手段を通信網
    が呼出信号を送信するタイミングに追従させて動作させ
    ることを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信網は、呼出信号をスーパーフレ
    ームを単位として送信する送信パターンと、呼出信号を
    ハイパーフレームを単位として送信する送信パターンと
    を切替可能であることを特徴とする請求項1記載の無線
    通信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線通信端末の制御手段は、所定操
    作が行われたことに応じて、所定操作が行われたことを
    通知するメッセージを前記無線手段により通信網に送信
    させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフ
    レームを単位として送信する送信パターンとを切替える
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線通信端末の制御手段は、所定時
    刻・所定時間を計時したことに応じて、所定時刻・所定
    時間を計時したことを通知するメッセージを前記無線手
    段により通信網に送信させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフ
    レームを単位として送信する送信パターンとを切替える
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信端末の制御手段は、移動速
    度が所定速度であることに応じて、移動速度が所定速度
    であることを通知するメッセージを前記無線手段により
    通信網に送信させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をハイパーフ
    レームを単位として送信する送信パターンとを切替える
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 通信網が送信した呼出信号を検出する無
    線手段と、この無線手段が呼出信号を検出した結果に応
    じて着信動作を行う制御手段とを備えた無線通信端末を
    具備した無線通信システムにおいて、 前記通信網は、呼出信号をスーパーフレームのn(nは
    2以上の自然数)倍に相等するフレームを単位として送
    信すると共に同一の呼出信号をm(mは自然数)回再送
    し、 前記無線通信端末の制御手段は、前記無線手段をスーパ
    ーフレームのn倍に相等する時間にわたってスーパーフ
    レームのタイミングに追従させて動作させ、前記無線手
    段をスーパーフレームの(n×m)倍に相等する時間に
    わたって動作停止させることを特徴とする無線通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記通信網は、呼出信号をスーパーフレ
    ームを単位として送信する送信パターンと、呼出信号を
    スーパーフレームのn倍に相等するフレームを単位とし
    て送信すると共に同一の呼出信号をm回再送する送信パ
    ターンとを切替可能であることを特徴とする請求項6記
    載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記無線通信端末の制御手段は、所定操
    作が行われたことに応じて、所定操作が行われたことを
    通知するメッセージを前記無線手段により通信網に送信
    させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフ
    レームのn倍に相等するフレームを単位として送信する
    と共に同一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを
    切替えることを特徴とする請求項7記載の無線通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記無線通信端末の制御手段は、所定時
    刻・所定時間を計時したことに応じて、所定時刻・所定
    時間を計時したことを通知するメッセージを前記無線手
    段により通信網に送信させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフ
    レームのn倍に相等するフレームを単位として送信する
    と共に同一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを
    切替えることを特徴とする請求項7記載の無線通信シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記無線通信端末の制御手段は、移動
    速度が所定速度であることに応じて、移動速度が所定速
    度であることを通知するメッセージを前記無線手段によ
    り通信網に送信させ、 前記通信網は、無線通信端末から前記メッセージを受信
    したことに応じて、呼出信号をスーパーフレームを単位
    として送信する送信パターンと、呼出信号をスーパーフ
    レームのn倍に相等するフレームを単位として送信する
    と共に同一の呼出信号をm回再送する送信パターンとを
    切替えることを特徴とする請求項7記載の無線通信シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019007197A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 Ihi運搬機械株式会社 二・多段式駐車装置の改造方法と、この方法で改造された駐車設備
JP2019108663A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 鹿島建設株式会社 吊り構造

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