JP2001331960A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001331960A
JP2001331960A JP2000149746A JP2000149746A JP2001331960A JP 2001331960 A JP2001331960 A JP 2001331960A JP 2000149746 A JP2000149746 A JP 2000149746A JP 2000149746 A JP2000149746 A JP 2000149746A JP 2001331960 A JP2001331960 A JP 2001331960A
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JP2000149746A
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Sumi Ishida
州見 石田
Akira Matsubara
彰 松原
Kazuhiko Kono
和彦 甲野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザダイオードの平均駆動電流を低減する
ことにより消費電力を削減し、電池駆動時に長時間再生
が可能な光ディスク装置装置を提供する。 【解決手段】 レーザダイオード3の駆動電流をクロッ
ク発生回路29を用いてパルス化することによって平均
駆動電流を下げると共に、包絡線検波回路15または低
域通過フィルタ17,19を用いることによって再生波
形中のパルス成分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を光ディ
スクに照射することにより記録されているデータ、およ
びレーザ光のフォーカス状態,トラッキング状態を検出
するため、前記レーザ光を光ディスクに出射するレーザ
ダイオードにおる平均駆動電流を低減する構成を備えた
光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MD(ミニディスク)などの
ような光ディスクから情報を再生する光ディスク装置が
知られている。これは、レーザダイオードによるレーザ
光をディスクに照射し、ディスク上に記録されているデ
ータ(符号化された音声などの情報信号)により変調さ
れた前記レーザ光の反射光を受光素子にて受光して、記
録データ、およびレーザ光のフォーカス状態,トラッキ
ング状態の情報を検出するものである。
【0003】以下、従来の光ディスク装置についてMD
用の光ディスク装置を例にして説明する。
【0004】図7は従来の光ディスク装置の構成図であ
り、光ピックアップ81は、レーザダイオード82,信
号検出用のフォトダイオード83,モニタ用のフォトダ
イオード84から構成されており、レーザダイオード8
2のカソード,信号検出用のフォトダイオード83のア
ノードは接地され、モニタ用のフォトダイオード84の
カソードは電源に接続されている。レーザダイオード8
2から出射されたレーザ光は、ディスク85で反射され
てフォトダイオード83で受光される。また、レーザダ
イオード82から出射されたレーザ光の一部がモニタ用
のフォトダイオード84で受光されるようになってい
る。
【0005】PNP型トランジスタ86は、エミッタが
電源に接続されコレクタがレーザダイオード82のアノ
ードに接続されている。
【0006】第1の演算増幅器87は、電流電圧変換を
行うものであり、その反転入力端子がフォトダイオード
83のカソードに、また非反転入力端子が端子88に接
続されている。さらに第1の演算増幅器87の出力用端
子89と反転入力端子とは抵抗90で接続されている。
端子88には、例えば電源電圧の1/2のDC電圧が印
加されている。
【0007】フォトダイオード84のアノードは抵抗9
1を介して接地されている。第2の演算増幅器92の非
反転入力端子はフォトダイオード84のアノードに接続
され、反転入力端子は基準電圧源93に接続されてい
る。また、第2の演算増幅器92の出力は抵抗94を介
してトランジスタ86のベースに接続されている。
【0008】このように構成された従来の光ディスク装
置の動作を説明する。レーザダイオード82から出射さ
れたレーザ光はディスク85を照射し、反射光が信号検
出用のフォトダイオード83に受光され電流に変換され
る。さらに、この変換された電流は、第1の演算増幅器
87と抵抗90とで電流電圧変換されて、端子89に出
力される。この際、反射光はディスク85に記録されて
いるデータにより変調されているので、端子89にはデ
ータに応じた信号電圧が出力される。
【0009】一方、レーザダイオード82から出射され
たレーザ光の一部は、ディスク85を照射せずにモニタ
用のフォトトランジスタ84で直接受光されることによ
り、抵抗91の両端にはレーザダイオード82の出射光
量に比例した電圧が出力される。抵抗91の両端電圧と
基準電圧源93との誤差がゼロになるように第2の演算
増幅器92,抵抗94,トランジスタ86が設定されて
いるため、レーザダイオード82に負帰還が加わり、動
作電流はほぼ一定値に制御される。
【0010】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、レーザダイオードを駆動するために必要
な電流値が大きいため、携帯用のMDなど電池にて駆動
される光ディスク装置にあっては電池寿命が短かく、ユ
ーザが満足できる再生時間が確保できないという問題が
あった。
【0011】本発明は、前記従来の問題を解決するもの
であり、レーザダイオードの平均駆動電流を低減して、
装置の消費電力を減少させる光ディスク装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の光ディスク装置は、データが記録されたデ
ィスクにデータ検出用のレーザ光を照射するレーザダイ
オードと、前記レーザダイオードの駆動電流を前記デー
タより高い周波数のクロックで断続させるパルス駆動手
段と、前記レーザダイオードから照射され前記ディスク
上のデータ,フォーカス位置,トラッキング位置で変調
された反射光をそれぞれ電気信号に変換する受光素子群
と、前記受光素子群の出力信号の包絡線検波をそれぞれ
行う検波回路、または前記クロックのクロック周波数帯
域を遮断する低域通過フィルタとを備えたことを特徴と
する。
【0013】この構成によれば、レーザダイオードの駆
動電流がパルス化されるため、レーザダイオードの平均
駆動電流が低減され、したがって、光ディスク装置の電
力が削減される。
【0014】また、本発明の光ディスク装置は、前記レ
ーザダイオードから照射され前記ディスク上のデータで
変調された反射光を電気信号に変換する第1の受光素子
と、前記反射光から少なくともフォーカス位置を検出し
てフォーカス制御用信号に変換する第2の受光素子と、
前記第1の受光素子の出力信号から包絡線検波を行う検
波回路と、前記第2の受光素子の出力信号から前記フォ
ーカス制御用信号の周波数帯域を通過させ、前記クロッ
クのクロック周波数帯域を遮断する低域通過フィルタと
を備えたことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、ディスクに記録されて
いるデータは、検波回路を用いて高い再生信号レベルで
検出することができるため信号品質が確保され、相対的
に信号レベルが大きいフォーカス制御用の信号は、回路
構成がより簡単な低域通過フィルタにより検出すること
ができる。
【0016】さらに、本発明の光ディスク装置は、レー
ザダイオードの出射光量に比例したモニタ信号を出力す
るモニタ信号検出用の受光素子と、前記モニタ信号のレ
ベルと基準光量を示す基準信号レベルとの差を誤差信号
として出力する誤差増幅器と、ディスク上に記録されて
いるデータより高い周波数のクロックで、かつ前記誤差
信号に応じた波高値またはパルス幅にパルス化された電
流により前記レーザダイオードを駆動するパルス駆動手
段とを備え、前記出射光量に比例した電圧が前記基準電
圧とほぼ等しくなるように負帰還制御を行うことを特徴
とする。
【0017】この構成によれば、レーザダイオードの駆
動電流を、パルス化した電流の波高値、または電流のパ
ルス幅で簡単に制御することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの光ディスク装置の構成図であり、図1において、デ
ィスク1は予めデータ(符号化された音声などの情報信
号)が記録されているものである。
【0020】光ピックアップ2は、レーザダイオード
3,データ検出用のフォトダイオード4,フォーカス制
御信号検出用のフォトダイオード5,トラッキング制御
信号検出用のフォトダイオード6,モニタ用のフォトダ
イオード7から構成されており、レーザダイオード3の
カソードと、データ検出用のフォトダイオード4,フォ
ーカス制御信号検出用のフォトダイオード5,トラッキ
ング制御信号検出用のフォトダイオード6の各アノード
は接地され、モニタ用のフォトダイオード7のカソード
は電源に接続されている。
【0021】レーザダイオード3から出射されたレーザ
光は、ディスク1で反射されデータ検出用のフォトダイ
オード4,フォーカス制御信号検出用のフォトダイオー
ド5,トラッキング制御信号検出用のフォトダイオード
6のそれぞれで受光される。また、レーザダイオード3
から出射されたレーザ光の一部が、ディスク1を照射せ
ずにモニタ用のフォトダイオード7で直接受光されるよ
うになっている。
【0022】演算増幅器8,9,10は電流電圧変換を
行うものであり、それらの反転入力端子はデータ検出用
のフォトダイオード4,フォーカス制御信号検出用のフ
ォトダイオード5,トラッキング制御信号検出用のフォ
トダイオード6のカソードに、また非反転入力端子は電
圧源11にそれぞれ接続されている。データ検出用のフ
ォトダイオード4に接続されている第1の演算増幅器8
の反転入力端子は抵抗12を介して包絡線検波回路15
に接続され、フォーカス制御信号検出用のフォトダイオ
ード5に接続されている第2の演算増幅器9の反転入力
端子は抵抗13を介して第1の低域通過フィルタ17に
接続され、トラッキング制御信号検出用のフォトダイオ
ード6に接続されている第3の演算増幅器10の反転入
力端子は抵抗14を介して第2の低域通過フィルタ19
に接続されている。
【0023】電圧源11の電圧V1は、例えば電源電圧の
1/2のDC電圧である。これにより、例えばデータ検
出用のフォトダイオード4に生じた電流値と抵抗12の
積が、電圧V1を基準とした第1の演算増幅器8の出力電
圧となる。また、第2の演算増幅器9,第3の演算増幅
器10の出力電圧についても第1の演算増幅器8の出力
電圧と同様になるため、その詳細な説明は省略する。
【0024】包絡線検波回路15は、第1の演算増幅器
8の出力信号のピーク値を包絡線検波して端子16に出
力する。包絡線検波回路15は、例えばコンデンサの充
放電を利用した既知の方式で実現できるため詳細な説明
は省略する。
【0025】第1の低域通過フィルタ17は、第2の演
算増幅器9の出力信号から少なくともフォーカス制御用
信号帯域を通過させて端子18に出力する。第2の低域
通過フィルタ19は、第3の演算増幅器10の出力信号
から少なくともトラッキング制御用信号帯域を通過させ
て端子20に出力する。第1の低域通過フィルタ17,
第2の低域通過フィルタ19は、例えば抵抗とコンデン
サの組み合わせで構成することができる。
【0026】モニタ用のフォトダイオード7のアノード
は、抵抗21を介して接地されるとともに第3の低域通
過フィルタ22を介して誤差増幅器である増幅器23の
反転入力端子に接続されている。また、増幅器23の非
反転入力端子は基準電圧源24に接続されている。
【0027】増幅器23は、非反転入力端子と反転入力
端子との差を高利得増幅してシンク(吸込み)し、電流
出力するものである。非反転入力端子が反転入力端子よ
り高電圧の場合はシンク電流が増大し、非反転入力端子
が反転入力端子より低電圧の場合はシンク電流がストッ
プする。なお、通常動作において非反転入力端子と反転
入力端子がほぼ等しくなるように、予め抵抗21の抵抗
値および基準電圧源24の電圧値が設定されている。
【0028】カレントミラー接続関係にあるPNP型の
トランジスタ25,26は、両エミッタが電源に接続さ
れ、両ベースおよび第1のトランジスタ26のコレクタ
が互いに接続されている。第2のトランジスタ25のサ
イズはトランジスタ26より大きく設定されており、第
1のトランジスタ26のコレクタ電流が増幅されて第2
のトランジスタ25のコレクタ電流に出力される。第2
のトランジスタ25のコレクタはレーザダイオード3の
アノードに接続されている。
【0029】互いに特性が等しい第3のトランジスタ2
7,第4のトランジスタ28の両エミッタは増幅器23
の出力に、また第3のトランジスタ27のコレクタは第
1のトランジスタ26のコレクタに、また第4のトラン
ジスタ28のコレクタは第1のトランジスタ26のエミ
ッタを介して電源にそれぞれ接続されている。第3のト
ランジスタ27のベース電圧が第4のトランジスタ28
のベース電圧以上の場合は、第3のトランジスタ27が
オンになり、それ以外の場合はオフとなる。
【0030】クロック発生回路29は、第4のトランジ
スタ28のベースに接続されて、第4のトランジスタ2
8をオン・オフさせるものであり、その周波数はディス
ク1に記録されているデータの周波数帯域より充分高い
周波数に設定されている。
【0031】電圧源30は、第3のトランジスタ27の
ベースにDCバイアス電圧を与えるものであり、例えば
クロック発生回路29の出力振幅の中点電圧に設定され
ている。
【0032】このように構成された光ディスク装置装置
の動作について、第1実施形態における光ディスク装置
の動作を説明する図2(a),(b),(c)の信号波
形図を参照しながら説明する。
【0033】図2(a)の波形aはクロック発生回路2
9の出力波形を時間の推移で表し、V2は電圧源30の出
力波形を時間の推移で表し、図2(b)はレーザダイオ
ード3の電流(Iop)を前記と同じタイミングで表し、
図2(c)における波形b,c,d,eは、同じタイミ
ングでそれぞれ図1における同一符号箇所の波形を表し
たものである。
【0034】クロック発生回路29から出力される波形
aと、電圧源30の電圧V2との電圧関係により、第3ト
ランジスタ27と第4トランジスタ28はオン・オフ動
作を繰り返す。この結果、レーザダイオード3には図2
(b)に示す波形Iopの電流が流れ、レーザダイオード
3は断続的にパルス点灯する。
【0035】レーザダイオード3から出射されたレーザ
光の一部は、ディスク1を照射せずにモニタ用のフォト
ダイオード7で直接受光することにより電流が発生し、
さらに抵抗21で電圧に変換される。この電圧は第3の
低域通過フィルタ22により、パルス成分が除去され平
滑化される。
【0036】第3の低域通過フィルタ22の出力電圧と
電圧源24の電圧V3は増幅器23で比較され、誤差が発
生すると増幅器23の出力電流に変化が生じ、第3のト
ランジスタ27,第1のトランジスタ26,第2のトラ
ンジスタ25を経由してレーザダイオード3の電流Iop
を変化させる。
【0037】例えば、レーザダイオード3の出射光量が
大きい場合は、モニタ用のフォトダイオード7の受光量
が増大し、第3の低域通過フィルタ22の出力電圧が電
圧源24より高くなるため増幅器23の出力電流が減少
する。このことにより、レーザダイオード3の電流を減
少させて出射光量を抑制する。レーザダイオード3の出
射光量が小さい場合は、モニタ用のフォトダイオード7
の受光量が減少し、第3の低域通過フィルタ22の出力
電圧が電圧源24より低くなるため増幅器23の出力電
流が増大する。このことにより、レーザダイオード3の
電流を増大させて出射光量を増加させる。
【0038】この結果、第3の低域通過フィルタ22の
出力と電圧源24の電圧V3が同電圧になるように電流I
opの波高値が維持される。なお、第2のトランジスタ2
5の定格サイズが第1のトランジスタ26より大きく設
定されているため、電流Iopと比較して増幅器23の出
力電流は小さい。
【0039】一方、レーザダイオード3から出射した他
のレーザ光はディスク1に入射し、ディスク1からの反
射光がデータ検出用のフォトダイオード4,フォーカス
制御信号検出用のフォトダイオード5,トラッキング制
御信号用のフォトダイオード6で受光されて電流に変換
される。さらに第1〜第3の演算増幅器8〜10および
抵抗12〜14によりそれぞれ電流電圧変換される。こ
の際、ディスク1に記録されているデータ(符号化され
た音声などの情報信号)により反射光が変調されている
ので、第1の演算増幅器8の出力は、図2(c)の波形
bに示すようなパルス列がディスクのデータで変調され
た電圧となる。波形bは、包絡線検波回路15によりピ
ーク検波され波形dとなって端子16に出力される。波
形dは、図7に示す従来の光ディスク装置の端子89に
おける出力波形とほぼ等価であることは明らかである。
【0040】また、フォーカス制御信号用の反射光はフ
ォトダイオード5で受光されるため、第2の演算増幅器
9の出力波形が例えば波形cであれば、第1の低域通過
フィルタ17の出力は波形eに示すようにパルス幅に応
じて振幅が低下して平滑化される。また同様に、トラッ
キング制御信号用の反射光についてはフォトダイオード
6で受光され、前記と同様に第2の低域通過フィルタ1
9の出力はパルス幅に応じて振幅が低下して平滑化され
る。
【0041】ここで、レーザダイオードの出射光量を意
識的に変化させる場合の動作について図3(a),
(b)を参照しながら説明する。図3(a)は電圧源2
4の電圧値V3の時間的な推移を示し、図3(b)はレー
ザダイオード3の電流値Iopの時間的な推移を示してい
る。電圧V3を変化させると、これまでの説明で明らかな
ように、第3の低域通過フィルタ22の出力電圧が電圧
V3に追従するため、レーザダイオード3の電流が変化す
る。換言すれば、電流Iopの波高値は電圧V3に比例す
る。
【0042】このように第1実施形態によれば、レーザ
ダイオード3の駆動電流をパルス化したことにより平均
消費電流を約1/2に低減できる上、データの再生回路
系においては、包絡線検波回路15により再生信号の振
幅を従来通り確保して信号品質を維持し、相対的に信号
レベルが大きいフォーカス制御系あるいはトラッキング
制御系においては、回路構成がより簡単な低域通過フィ
ルタ17,19を用いることにより、装置の最適化を図
ることができる。
【0043】なお、第1実施形態では、説明を判りやす
くするため、データ検出用のフォトダイオード4,フォ
ーカス制御信号検出用のフォトダイオード5,トラッキ
ング制御信号検出用のフォトダイオード6はそれぞれ各
1素子で構成した例を示したが、通常、それぞれ1〜2
組程度のフォトダイオードの組み合わせで検出する場合
が多く、その場合でも、フォトダイオードの数だけ電流
電圧変換回路と、包絡線検波回路または低域通過フィル
タを設けるだけで簡単に実現できる。
【0044】また、第1実施形態では、トラッキング制
御信号検出用の信号のパルス成分除去のために低域通過
フィルタを用いたが、仕様などによっては、やや高い信
号品質が要求されることもあるので、その場合は低域通
過フィルタの代りに包絡線検波回路を用いることが好ま
しい。あるいは、ピックアップによっては、レーザダイ
オード3からのレーザ光の出射光量が低かったり、フォ
トダイオードの感度が低いなど、充分な検出レベルが確
保できない場合も考えられるが、その場合には、フォー
カス制御系を含めてすべて包絡線検波回路により信号振
幅を確保することが好ましい。あるいは逆に、すべての
信号系の検出レベルが充分高い装置の場合は、データ検
出系を含めて回路構成がより簡単な低域通過フィルタを
用いてパルス成分を除去するようにしてもよい。この場
合はコスト面で有利となる。なお、すべてのフォトダイ
オードあるいは検出回路系自体の周波数帯域を制限して
パルス成分を除去するようにしてもよい。この場合は、
低域通過フィルタを独立に設ける必要がないため、素子
数あるいはコストの点でさらに有利となる。
【0045】ところで、データ検出系を含めてすべての
検出回路系に包絡線検波回路の代りに低域通過フィルタ
を用いても、レーザダイオード3の駆動電流を僅かに増
加させれば、従来の光ディスク装置と同等の出力レベル
を確保することができる。
【0046】なお、前記のような低域通過フィルタと包
絡線検波回路との互換に関し、低域通過フィルタの出力
信号の振幅と検波回路の出力信号の振幅とが、ほぼ等し
くなるように、クロック発生回路29などのパルス駆動
手段によりレーザダイオード3の駆動電流を設定する。
【0047】図4はレーザダイオードの出射光量対駆動
電流を示す特性図である。レーザダイオードの特性とし
て、しきい値電流(Ith)を超えると出射光量が急激に
増加する。従来の光ディスク装置において、ターゲット
の出射光量LP1を得る駆動電流をIop1とすると、第1実
施形態で説明したように、レーザダイオードをパルス駆
動化することにより検出レベルは1/2に低下する。
【0048】ところが、駆動電流を例えば20%アップ
してIop2に増加させることにより、出射光量は約2倍
の光量LP2を得ることができる。換言すれば、従来と同
等の再生信号品質を確保しつつ、駆動電流のパルス化を
含めて約40%の電流低減が実現できることになる。
【0049】図5は本発明の第2実施形態を説明するた
めの光ディスク装置の構成図であり、ディスク41には
予めデータ(符号化された音声などの情報信号)が記録
されている。光ピックアップ42は、レーザダイオード
43,データ検出用のフォトダイオード44,フォーカ
ス制御信号検出用のフォトダイオード45,トラッキン
グ制御信号検出用のフォトダイオード46,モニタ用の
フォトダイオード47から構成されており、何れも、図
1における光ピックアップ2およびその構成要素と同一
と見なしてよいので詳しい説明は省略する。
【0050】演算増幅器48,49,50は電流電圧変
換を行うものであり、その反転入力端子はデータ検出用
のフォトダイオード44,フォーカス制御信号検出用の
フォトダイオード45,トラッキング制御信号検出用の
フォトダイオード46のカソードに、非反転入力端子は
電圧源51に接続されている。演算増幅器48,49,
50の出力と反転入力端子はそれぞれ抵抗52,53,
54で接続されている。電圧源51の電圧V1は、例えば
電源電圧の1/2のDC電圧である。これにより、例え
ばデータ検出用のフォトダイオード44に生じた電流値
と抵抗52の積が、電圧V1を基準とした第1の演算増幅
器48の出力電圧となる。フォーカス制御信号検出用の
フォトダイオード45,トラッキング制御信号検出用の
フォトダイオード46に対応してそれぞれ設けられた第
2の演算増幅器49と第3の50の出力電圧についても
第1の演算増幅器48の出力電圧と同様になるため、そ
の詳細な説明は省略する。
【0051】第1の低域通過フィルタ55は、第1の演
算増幅器48の出力信号から少なくともディスク41上
のデータの周波数帯域を通過させて端子56に出力す
る。第2の低域通過フィルタ57は、第2の演算増幅器
49の出力信号から少なくともフォーカス制御用信号帯
域を通過させて端子58に出力する。第3の低域通過フ
ィルタ59は、第3の演算増幅器50の出力信号から少
なくともトラッキング制御用信号帯域を通過させて端子
60に出力する。第1〜第3の低域通過フィルタ55,
57,59は、例えば抵抗とコンデンサの組み合わせに
より実現することができる。
【0052】モニタ用のフォトダイオード47のアノー
ドは、抵抗61を介して接地されると共に第4の低域通
過フィルタ62を介して誤差増幅器である演算増幅器6
3の非反転入力端子に接続されている。また、演算増幅
器63の反転入力端子は基準電圧源64に接続されてい
る。なお、通常動作において非反転入力端子と反転入力
端子がほぼ等しくなるように、予め抵抗61の抵抗値お
よび基準電圧源64の電圧値が設定されている。
【0053】カレントミラー接続関係にあるPNP型の
トランジスタ65,66は、両エミッタが電源に接続さ
れ、両ベースおよび第1のトランジスタ66のコレクタ
が互いに接続されている。第2のトランジスタ65の定
格サイズは第1のトランジスタ66より大きく設定され
ており、第1のトランジスタ66のコレクタ電流が増幅
されて第2のトランジスタ65のコレクタ電流に出力さ
れる。第2のトランジスタ65のコレクタはレーザダイ
オード43のアノードに接続されている。
【0054】さらに、互いに特性が等しいNPN型のト
ランジスタ67,68の両エミッタは電流源69に、第
3のトランジスタ67のコレクタは第1のトランジスタ
66のコレクタに、第4のトランジスタ68のコレクタ
は電源にそれぞれ接続されている。第3のトランジスタ
67のベース電圧が第4のトランジスタ68のベース電
圧以上の場合は、第3のトランジスタ67がオンとな
り、電流源69の電流が第1のトランジスタ66に供給
される。第3のトランジスタ67のベース電圧が第4の
トランジスタ68のベース電圧以下の場合は、第3のト
ランジスタ67がオフとなり、電流源69の電流は第1
のトランジスタ66に供給されない。
【0055】パルス幅変調生成回路(以下、PWM生成
回路と略称する)70は、第4のトランジスタ68のベ
ースに接続されて第4のトランジスタ68をオン・オフ
させるものであり、その周波数はディスク1に記録され
ているデータの周波数帯域より充分高い周波数に設定さ
れている。また、PWM生成回路70は、演算増幅器6
3の出力電圧が上がるとパルス幅が拡大し、演算増幅器
63の出力電圧が下がるとパルス幅が縮小するように構
成されている。なお、パルス幅変調は、例えば、コンデ
ンサの充放電回路と固定クロックの組み合わせにより三
角波を生成し、この三角波を入力電圧と比較する方法な
ど既知の技術で容易に実現できる。
【0056】電圧源71は、第3のトランジスタ67の
ベースにDCバイアス電圧を与えるものであり、例えば
PWM生成回路70の出力振幅の中点電圧に設定されて
いる。
【0057】このように構成された光ディスク装置装置
の動作について説明する。先に説明した第1実施形態と
共通する部分が多いので、まず図2(a)〜(c)を参照
しながら説明する。
【0058】PWM生成回路70から図2(a)に示す
波形aが出力される。この波形aと、電圧源70の電圧
V2の電圧関係により、第3のトランジスタ67,第4の
トランジスタ68はオン・オフ動作を繰返す。この結
果、レーザダイオード43には図2(b)に示す波形I
opに示す電流が流れ、レーザダイオード43は断続的に
パルス点灯する。
【0059】レーザダイオード43から出射されたレー
ザ光の一部は、ディスク41を照射せずにフォトダイオ
ード47が直接受光することにより電流が発生し、さら
に抵抗61で電圧に変換される。この電圧は第4の低域
通過フィルタ62により、パルス成分が除去され平滑化
される。
【0060】第4の低域通過フィルタ62の出力電圧と
電圧源64の電圧(V3)は演算増幅器63で比較され誤
差が発生すると演算増幅器63の出力電圧に変化が生
じ、PWM生成回路70のパルス幅に変化が生じて,各
トランジスタ68,67,66,65を経由してレーザ
ダイオード43のオン・オフの比率を変化させる。例え
ばレーザダイオード43の出射光量が大きい場合は、モ
ニタ用のフォトダイオード47の受光量が増大し第4の
低域通過フィルタ62の出力電圧が電圧源64より高く
なるので、演算増幅器63の出力電圧が上昇することに
より、PWM生成回路70のパルス幅が拡大し、第1〜
第3のトランジスタ66,65,67,のオンとなる比
率が減少し、レーザダイオード43のパルス点灯比率を
縮小し、出射光量を抑制する。
【0061】レーザダイオード43の出射光量が小さい
場合は、モニタ用のフォトダイオード47の受光量が減
少し、第4の低域通過フィルタ62の出力電圧が電圧源
64より低くなるため、演算増幅器63の出力電圧が下
降することにより、PWM生成回路70のパルス幅が縮
小し、トランジスタ67,66,65のオンとなる比率
が拡大し、レーザダイオード43のパルス点灯比率を拡
大し、出射光量を増加させる。
【0062】この結果、第4の低域通過フィルタ62の
出力と電圧源64の電圧V3が同電圧になるように電流I
opの駆動パルス幅が維持される。なお、第2のトランジ
スタ65の定格サイズは第1のトランジスタ66より大
きく設定されているため、電流Iopと比較して電流源6
9の電流値は小さい。
【0063】一方、レーザダイオード43から出射した
他のレーザ光は、ディスク41に照射され、反射光がデ
ータ検出用のフォトダイオード44,フォーカス制御信
号検出用のフォトダイオード45,トラッキング制御信
号検出用のフォトダイオード46で受光されてそれぞれ
において電流に変換され、さらに増幅器48,49,5
0および抵抗52,53,54により電流電圧変換され
る。この際、ディスク41に記録されているデータ(符
号化された音声などの情報信号)により反射光が変調さ
れているため、第1の演算増幅器48の出力は、図2
(c)の波形bに示すようなパルス列がディスクのデー
タで変調された電圧となる。さらに第1の低域通過フィ
ルタ55の出力は波形eに示すようにパルス幅に応じて
振幅が低下して平滑化される。また、フォーカス制御信
号用の反射光およびトラッキング制御信号用の反射光は
それぞれフォトダイオード45および46で受光され、
前記と同様の動作により低域通過フィルタ57,59の
出力もパルス幅に応じて振幅が低下して平滑化される。
【0064】ここで、レーザダイオードの出射光量を任
意に変化させる場合の動作について図6を参照しながら
説明する。図6(a)は電圧源64の電圧値V3の時間的
な推移を示し、図6(b)はレーザダイオード43の電
流値Iopの時間的な推移を示したものである。電圧V3を
変化させると、これまでの説明で明らかなように、第4
の低域通過フィルタ62の出力電圧が電圧V3に追従する
ように、レーザダイオード43の電流パルス幅が変化す
る。換言すれば、電流Iopのパルス幅は電圧V3に比例す
る。
【0065】このように第2実施形態によれば、レーザ
ダイオード43の駆動電流Iopが一定値であるため、携
帯用など電源条件の制約によりIopの波高値を自由に設
定しにくい装置に適する。また、レーザダイオード43
の駆動電流をパルス幅変調したことにより平均消費電流
を約1/2に低減できる。また第1実施形態でも説明し
たように、レーザの平均電流を例えば約20%増加させ
るだけで、従来の光ディスク装置同等の信号品質を維持
することができる。
【0066】なお第2実施形態では、説明を判りやすく
するため、データ検出用のフォトダイオード44,フォ
ーカス制御信号検出用のフォトダイオード45,トラッ
キング制御信号検出用のフォトダイオード46はそれぞ
れ各1素子で構成しているが、通常、それぞれ1〜2組
程度のフォトダイオードの組み合わせにより検出する場
合が多い。その場合でも、フォトダイオードの数だけ電
流電圧変換回路と、包絡線検波回路または低域通過フィ
ルタを設けるだけで簡単に実現することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザダイオードから照射されディスク上のデータ,フ
ォーカス状態,トラッキング状態により変調された反射
光を電気信号に変換する受光素子群と、受光素子群の出
力信号の包絡線検波をそれぞれ行う検波回路、または受
光素子群の出力信号からクロック周波数帯域を遮断する
低域通過フィルタ群とを備えたことにより、またレーザ
ダイオードの出射光量に比例したモニタ信号レベルと基
準光量を示す基準信号レベルとの差を誤差信号として出
力する誤差増幅器と、ディスク上に記録されているデー
タより高い周波数のクロックで、かつ前記誤差信号に応
じた波高値またはパルス幅にパルス化された電流により
前記レーザダイオードを駆動するパルス駆動手段とを備
えたことにより、前記出射光量に比例した電圧が前記基
準電圧とほぼ等しくなるように負帰還制御を行うととも
に、レーザダイオードの駆動電流がパルス化されるた
め、再生信号品質を損なうことなくレーザダイオードの
平均駆動電流を低減することができるため、光ディスク
装置の電力が削減され、特に小容量の電池しか搭載でき
ないなど電源条件が厳しい携帯型光ディスク装置の電池
寿命を延ばすことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するため光ディス
ク装置の構成図
【図2】本発明の第1実施形態の光ディスク装置の動作
を説明するための信号波形図
【図3】本発明の第1実施形態の光ディスク装置の動作
を説明するための信号波形図
【図4】本発明の第1実施形態の光ディスク装置の動作
を説明するためのレーザダイオードの特性図
【図5】本発明の第2実施形態を説明するための光ディ
スク装置の構成図
【図6】本発明の第2実施形態の光ディスク装置の動作
を説明するための信号波形図
【図7】従来例の光ディスク装置の構成図
【符号の説明】
1,41 ディスク 2,42 光ピックアップ 3,43 レーザダイオード 4,5,6,7,44,45,46,47 フォトダイ
オード 8,9,10,23,48,49,50,63 演算増
幅器 11,24,30,51,64,71 電圧源 12,13,14,21,52,53,54,61 抵
抗 15 包絡線検波回路 16,18,20,56,58,60 端子 17,19,22,55,57,59,62 低域通過
フィルタ 23 増幅器 25,26,27,28,65,66,67,68 ト
ランジスタ 29 クロック発生回路 69 電流源 70 パルス幅変調(PWM)生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 11/105 556 G11B 11/105 556B 586 586V (72)発明者 甲野 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D075 AA03 CC24 CD11 CE03 5D090 AA01 CC04 FF05 KK03 KK20 5D118 AA08 BA01 BB06 CA11 CD02 5D119 AA37 BA01 HA54

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードの駆動電流を、前記データの記録
    周波数より高い周波数帯域のクロックにより断続させる
    パルス駆動手段と、 前記ディスク上のデータ記録部,フォーカス状態,トラ
    ッキング状態により変調された前記レーザ光の反射光を
    受光して、それぞれ電気信号に変換する受光素子群と、 前記受光素子群から出力された電気信号に対して、それ
    ぞれ包絡線検波を行う検波回路群と、を備えたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードの駆動電流を、前記データの記録
    周波数より高い周波数帯域のクロックにより断続させる
    パルス駆動手段と、 前記ディスク上のデータ記録部,フォーカス状態,トラ
    ッキング状態により変調された前記レーザ光の反射光を
    受光して、それぞれ電気信号に変換する受光素子群と、 前記受光素子群から出力された電気信号に対して、それ
    ぞれ前記クロックのクロック周波数帯域を遮断する低域
    通過フィルタ群と、を備えたことを特徴とする光ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードの駆動電流を、前記データの記録
    周波数より高い周波数帯域のクロックにより断続させる
    パルス駆動手段と、 前記ディスク上のデータ記録部,フォーカス状態,トラ
    ッキング状態により変調された前記レーザ光の反射光を
    受光して、それぞれ電気信号に変換する受光素子群と、 前記受光素子群の中の幾つかに接続されて、出力された
    電気信号に対して包絡線検波を行う検波回路と、 他の受光素子に接続されて、出力された電気信号に対し
    て前記クロックのクロック周波数帯域を遮断する低域通
    過フィルタとを備え、 前記低域通過フィルタの出力信号の振幅が前記検波回路
    の出力信号の振幅とほぼ等しくなるように、前記パルス
    駆動手段により前記レーザダイオードの駆動電流を設定
    したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードの駆動電流を、前記データの記録
    周波数より高い周波数帯域のクロックにより断続させる
    パルス駆動手段と、 前記ディスク上のデータ記録部により変調された前記レ
    ーザ光の反射光を受光して電気信号に変換する第1の受
    光素子と、 少なくとも前記ディスク上のフォーカス状態により変調
    された前記レーザ光の反射光を受光して電気信号に変換
    する第2の受光素子と、 前記第1の受光素子から出力された電気信号に対して包
    絡線検波を行う検波回路と、 前記第2の受光素子から出力された電気信号から前記フ
    ォーカス制御用信号の周波数帯域を通過させ、前記クロ
    ックのクロック周波数帯域を遮断する低域通過フィルタ
    と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードからの出射光を受けて出射光量に
    比例したモニタ信号を検出するモニタ信号検出用の受光
    素子と、 前記受光素子のモニタ信号レベルと基準光量を示す基準
    信号レベルとの差を誤差信号として出力する誤差増幅器
    と、 ディスク上に記録されている前記データの記録周波数よ
    り高い周波数のクロックで、かつ前記誤差信号に応じた
    波高値にパルス化された電流により、前記レーザダイオ
    ードを駆動するパルス駆動手段とを備え、 前記出射光量に比例したモニタ信号レベルが前記基準信
    号レベルとほぼ等しくなるように負帰還制御を行うこと
    を特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 データが記録されたディスクに対して情
    報検出用のレーザ光を出射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードからの出射光を受けて出射光量に
    比例したモニタ信号を検出するモニタ信号検出用の受光
    素子と、 前記受光素子のモニタ信号レベルと基準光量を示す基準
    信号レベルとの差を誤差信号として出力する誤差増幅器
    と、 ディスク上に記録されている前記データの記録周波数よ
    り高い周波数のクロックで、かつ前記誤差信号に応じた
    パルス幅にパルス化された電流により、前記レーザダイ
    オードを駆動するパルス駆動手段とを備え、 前記出射光量に比例したモニタ信号レベルが前記基準信
    号レベルとほぼ等しくなるように負帰還制御を行うこと
    を特徴とする光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432256B1 (ko) * 2000-06-05 2004-05-22 닛폰 프레시죤 써키츠(주) 광 디스크 재생 장치의 레이저 다이오드 제어 방법 및 그회로
US7266073B2 (en) 2003-05-08 2007-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc apparatus, camera apparatus, and method for controlling light emission operation
KR100772414B1 (ko) * 2005-12-27 2007-11-01 삼성전자주식회사 광 정보 기록 재생 장치 및 그 구동 방법

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