JP2001331951A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2001331951A
JP2001331951A JP2000144842A JP2000144842A JP2001331951A JP 2001331951 A JP2001331951 A JP 2001331951A JP 2000144842 A JP2000144842 A JP 2000144842A JP 2000144842 A JP2000144842 A JP 2000144842A JP 2001331951 A JP2001331951 A JP 2001331951A
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Japan
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optical pickup
servo mechanism
tracking servo
track position
target track
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JP2000144842A
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Takeshi Harada
剛 原田
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
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    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08541Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップの移動後に対物レンズが光ピ
ックアップ内で片寄らないようにして、光ピックアップ
の移動直後に生じる動作不良を防止することができるデ
ィスクプレーヤを提供する。 【解決手段】 制御手段50は、所定数以上のトラック
をジャンプして目標トラック位置へ光ピックアップ34
を移動させる際に、送りモータ35を駆動して光ピック
アップ34を目標トラック位置付近へ移動させ、光ピッ
クアップ34の目標トラック位置付近への移動後に、ト
ラッキングサーボ機構を一旦駆動した後停止させ、トラ
ッキングサーボ機構の駆動停止から所定時間経過後、再
度トラッキングサーボ機構を駆動して、再度トラッキン
グサーボ機構を駆動したトラック位置から目標トラック
位置までは、送りサーボ機構とトラッキングサーボ機構
とを駆動して光ピックアップ34を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを再生
するディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクとしてCD、CD−ROM、
CD−R、CD−RW、DVD−ROM等の様々なメデ
ィアが普及し、これらの光ディスクに記録されているデ
ータを読み取るためのディスクプレーヤが知られてい
る。このようなディスクプレーヤには、ディスク面のト
ラックを追跡するトラッキングサーボ、光ピックアップ
を移動させる送りモータを有する送りサーボなどいくつ
かのサーボ回路が搭載されており、ディスクの読み取り
動作を行っている。
【0003】一般的な光ピックアップのディスク読み取
り時の動作について説明する。まず、ディスクを読み取
る際には、現在、光ピックアップが位置しているトラッ
ク位置(以下、単に現在トラック位置という)から、ユー
ザーが指定した読み取るべきトラック位置(以下、目標
トラック位置という)まで光ピックアップを移動させる
ことが必要となる。このように光ピックアップを移動さ
せる場合には、ディスクプレーヤは、現在トラック位置
から目標トラック位置までのトラック数を算出し、所定
数以上のトラックをジャンプしなくてはならない場合
と、所定数未満のトラックをジャンプする場合とで異な
る移動方法を採用するように制御している。すなわち、
所定数以上のトラックをジャンプして移動しなければな
らない場合には、いわゆるロングジャンプという移動方
法により光ピックアップを移動させ、所定数未満のトラ
ックをジャンプする場合にはショートジャンプという移
動方法で光ピックアップを移動させているのである。
【0004】ここでいうショートジャンプとは、光ピッ
クアップがトラックを追跡してトラックの本数をカウン
トしながら光ピックアップを目標トラックまで移動させ
る方法である。一方、ロングジャンプは、光ピックアッ
プが所定数以上のトラックをまたいで移動する場合にシ
ョートジャンプによる移動では時間がかかりすぎるため
に用いられる方法であって、移動時にトラックの本数を
検出せずに送りモータの回転数をカウントし、送りモー
タの回転数に基づいて光ピックアップの移動距離を算出
して光ピックアップを目標トラックまで移動させる方法
である。なお、所定数以上のトラックをまたいで移動す
る場合であっても、ロングジャンプだけでは移動精度が
荒いため、まずロングジャンプで目標トラック位置に光
ピックアップを近づけ、目標トラック付近でロングジャ
ンプからショートジャンプに切り換えて正確に目標トラ
ック位置に移動させる方法が一般的である。
【0005】図4・図5に、光ピックアップが所定数以
上のトラックをまたいで移動する場合、ロングジャンプ
後にショートジャンプを行うときの光ピックアップと対
物レンズとの位置関係を示す。図4は、まずロングジャ
ンプにより光ピックアップ10が目標トラック位置まで
移動してきたところである。ロングジャンプが終了して
目標トラック付近まで光ピックアップ10が到着する
と、トラッキングサーボ機構(不図示)が作動して対物
レンズ12が目標トラック付近の任意のトラック11に
ロックされる。なお、トラッキングサーボ機構が作動し
て対物レンズ12がトラック11にロックされると、こ
のトラック11からトラックの読み取りが可能となる。
そして、これ以降はショートジャンプによって光ピック
アップ10の移動が行われる。ショートジャンプによれ
ば、トラッキングサーボ機構と送りサーボ機構の両方を
駆動しながら、光ピックアップ10がトラックを追跡し
て読み取り、正確に目標トラック位置まで移動する。
【0006】しかし、ロングジャンプは、送りモータを
通常の読み取り時よりも高速駆動して光ピックアップを
移動させるものであるため、図5に示すように、ロング
ジャンプの終了直後には光ピックアップは、その移動に
よる慣性によって、対物レンズがトラック11をロック
した後であってもその位置では停止せず、移動してきた
方向にずれてしまう場合がある。すなわち、ロングジャ
ンプの終了後に光ピックアップが完全に停止せずに移動
方向にずれてしまうと、すでに任意のトラックにロック
をかけた対物レンズ12は、光ピックアップ10に対し
て片寄ってしまう。従来、このようにロングジャンプ終
了後に光ピックアップ10内で対物レンズ12が片寄っ
てしまった場合では、対物レンズ12が光ピックアップ
10内で片寄ったままの状態でトラックを追跡するよう
にしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光ピックアップ内で、
対物レンズが光ピックアップの中心からずれて、片寄っ
たままトラックを読み取るようにすると、ジッター量の
増加やTEレベルの低下を招き、正確な読み取りが行え
なくなったり、読み取りエラーを起こして読み取り動作
が停止してしまう可能性があるといった課題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、光ピックアップの移動
後に対物レンズが光ピックアップ内で片寄らないように
して、光ピックアップの移動直後に生じる動作不良を防
止することができるディスクプレーヤを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
るディスクプレーヤによれば、光ピックアップをディス
クの径方向に移動させる送りモータを有する送りサーボ
機構と、光ピックアップ内の対物レンズを、ディスクに
記録されたトラックを自動的に追跡するように光ピック
アップ内でディスクの径方向に移動させるトラッキング
サーボ機構と、前記送りサーボ機構と前記トラッキング
サーボ機構とを制御して現在トラック位置から複数のト
ラックをジャンプして目標トラック位置へ前記光ピック
アップを移動させる制御手段とを具備するディスクプレ
ーヤにおいて、前記制御手段は、現在トラック位置から
所定数以上のトラックをジャンプして目標トラック位置
へ前記光ピックアップを移動させる際に、前記送りモー
タを駆動し、且つ前記トラッキングサーボ機構を駆動さ
せずに光ピックアップを目標トラック位置付近へ移動さ
せ、該光ピックアップの目標トラック位置付近への移動
後に、前記トラッキングサーボ機構を一旦駆動した後停
止させ、トラッキングサーボ機構の駆動停止から所定時
間経過後、再度前記トラッキングサーボ機構を駆動し
て、該再度トラッキングサーボ機構を駆動したトラック
位置から目標トラック位置までは、前記送りサーボ機構
と前記トラッキングサーボ機構とを駆動して光ピックア
ップを移動させるように制御することを特徴としてい
る。この構成を採用することによって、光ピックアップ
を目標トラック位置付近まで移動させた直後、トラッキ
ングサーボ機構を一旦駆動してすぐに停止するため、こ
の最初のトラッキングサーボ機構の駆動時に対物レンズ
がトラックにロックしようとして、慣性による光ピック
アップのずれに対してブレーキが働く。さらに、トラッ
キングサーボ機構が停止している間にトラッキングサー
ボ機構が対物レンズを光ピックアップの中心位置に戻
す。なおかつトラッキングサーボ機構が停止している間
に光ピックアップの慣性によるずれも停止しているた
め、この後、再度トラッキングサーボ機構を駆動したと
きは対物レンズが片寄っておらず、トラックの読み取り
を良好に行える。このため、光ピックアップを目標トラ
ック位置まで移動した後に読み取り不良等のエラーを起
こすことを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1のデ
ィスクプレーヤのブロック図に基づいて、ディスクプレ
ーヤの構成について説明する。ディスクプレーヤ20
は、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R
OMなどの光ディスク30(以下、単にディスクとい
う)に記録されたデータを読み取るための装置である。
ディスク30は、ディスク30を回転させるスピンドル
モータ32に装着されて読み取られる。
【0011】ディスク30には、トラックが平面視ほぼ
らせん状に成形されており、このトラックが光ピックア
ップ34によって読み取られる。光ピックアップ34
は、送りモータ35によってディスク30の径方向に移
動可能であって、ディスク30に螺旋状に記録されたト
ラックを追跡して読み取りを行う。
【0012】光ピックアップ34は、レーザー光を発振
するレーザーダイオード40、発振されたレーザー光を
絞ってトラックに照射する対物レンズ38を有してディ
スク側先端部に設けられたアクチュエータ44、1/4
波長板41、ディスク面で反射した反射光を取り出すビ
ームスプリッタ42などを備えている。
【0013】アクチュエータ44は、対物レンズ38が
フォーカス方向(図面上下方向)、トラッキング方向
(図面左右方向)に移動可能となるように対物レンズ3
8を支持している。46a,46bは、トラッキングコ
イルである。トラッキングコイル46a,46bは、対
物レンズ38を支持しているアクチュエータ44に、デ
ィスク30の径方向の両端に、互いに接続されて設けら
れている。このトラッキングコイル46a,46bのそ
れぞれは、その磁束がディスク30の径方向を向くよう
に形成されている。そしてトラッキングコイルのディス
ク径方向の外側には、永久磁石36a,36bが設けら
れている。このため、トラッキングコイル46a,46
bに流れる電流によって光ピックアップ34内でディス
ク30の径方向に移動可能となる。
【0014】ディスク面で反射した反射光はビームスプ
リッタ42で分離されて、フォトディテクタ(図示せ
ず)等を経てサーボDSP(Digitai・Signal・Process
or)48に入力される。サーボDSP48は、光ピック
アップ34から入力されるトラッキング誤差信号、フォ
ーカス誤差信号等に基づいて、各サーボ機構を制御する
ように、内部に位相補償部や各サーボ機構を駆動するた
めのドライバ等を備えている。50は、CPU(制御手
段)であって、サーボDSP48全体の動作を制御する
と共に、サーボ制御しない場合にはサーボDSP48を
介さずに送りモータ35を駆動可能である。
【0015】トラッキングサーボ機構は、光ピックアッ
プ34、サーボDSP48などから構成され、ディスク
面で蛇行して形成されているトラックを確実に追跡する
ために設けられ、読み取り中のトラックが蛇行している
場合でも、蛇行したトラックに合わせて自動的に対物レ
ンズがディスクの径方向に移動するように制御するもの
である。また、送りサーボ機構は、送りモータ35、サ
ーボDSP48などから構成され、トラッキングサーボ
機構と共に、光ピックアップ34をディスク径方向に移
動させる機構である。
【0016】次に、光ピックアップを目標トラック位置
まで移動させ、その目標トラックを読み取るまでの光ピ
ックアップ移動について、図2および図3に基づいて説
明する。まず、ステップS100において、ディスクプ
レーヤのユーザーが指定した再生位置まで光ピックアッ
プが移動する場合に、光ピックアップが今いる位置であ
る現在トラックと、再生位置である目標トラックとの間
でジャンプしなくてならないトラック数を算出する。算
出はCPU50で行われる。ステップS102では、C
PU50が算出されたジャンプすべきトラック本数に基
づいて、ショートジャンプによるかロングジャンプによ
るかを判断する。
【0017】従来の技術で説明したように、短い距離を
ジャンプする場合には、光ピックアップがトラックを追
跡してトラックの本数をカウントしながら光ピックアッ
プを目標トラックまで移動させるショートジャンプを用
い、光ピックアップが所定数以上のトラックをまたいで
移動する場合には、サーボDSP48を用いずに、制御
手段50から直接制御により、送りモータの回転数を検
出して光ピックアップの移動距離を算出し、光ピックア
ップを目標トラック位置まで移動させるロングジャンプ
を用いる。
【0018】本実施形態のディスクプレーヤでは、ジャ
ンプするトラック数が256トラック以上であれば、ロ
ングジャンプを行ったのちにショートジャンプを行う移
動方法を用いるためステップS104へ移行し、ジャン
プするトラック数が256トラック未満であればステッ
プS116へ移行して、ショートジャンプのみで光ピッ
クアップを移動させるようにする。つまり、ステップS
104へ移行した場合であっても、ロングジャンプだけ
では移動精度が荒いため、まずロングジャンプで目標ト
ラック位置に光ピックアップ34を近づけ、目標トラッ
ク付近でロングジャンプからショートジャンプに切り換
えて正確に目標トラック位置に移動させるのである。
【0019】ステップS104へ移行したら、CPU5
0は、サーボDSP48を介さずに直接送りモータ35
を駆動させる。CPU50は、光ピックアップ34が目
標トラック位置に到達するまでの送りモータ35回転数
を算出し、これに基づいて図示しない計測手段にて送り
モータ35の回転数を計測しつつ目標トラック位置へ光
ピックアップ34を移動させる。このとき、トラッキン
グサーボはオフであり、ロングジャンプの移動中にはト
ラック本数の検出は行われない。そしてステップS10
6では、CPU50はモータの回転数に基づいて検出し
た目標トラック付近で送りモータ35を停止させ、ロン
グジャンプを終了する。
【0020】ロングジャンプの終了後、ステップS10
8では、トラッキングサーボ機構をオンにする。これに
より、対物レンズ38は、目標トラック付近の任意のト
ラックにロックしようとする。続いてすぐにステップS
110に移行し、トラッキングサーボ機構をオフにす
る。なお、S108とS110との間隔が非常に短い場
合、すなわちトラッキングサーボ機構をオンした直後、
すぐにオフするときは、目標トラック付近の任意のトラ
ックにロックがかかる前にオフになってしまうので、実
際にはトラックにはロックされない。このように、ロン
グジャンプの終了後に、一旦トラッキングサーボ機構を
オン−オフすることによって、任意のトラックをロック
しないまでも、ロングジャンプが終了した位置で対物レ
ンズ38は停止しようとブレーキがかかるのである。
【0021】ステップS112では、トラッキングサー
ボ機構をオフにした後、次にオンするまで所定時間待機
する。本実施形態では、所定の待機時間として4mse
c待機するようにしているが、この4msecという時
間に限られることはない。このトラッキングサーボ機構
がオフになっている間は、図1に示したトラッキングコ
イル46a,46bには、対物レンズ38がディスクの
径方向のどちらか側に移動するような電圧は印加され
ず、対物レンズ38が常に光ピックアップ34の中心に
位置するような基準電圧が印加されている。したがっ
て、トラッキングサーボ機構がオフになると、対物レン
ズ38は自動的に光ピックアップ34の中心に移動する
のである。
【0022】このように、トラッキングサーボ機構をオ
ン−オフしたのち、所定時間待機してから再度トラッキ
ングサーボ機構をオンすることによって、待機中に対物
レンズ38を光ピックアップ34の中心に移動させ、対
物レンズ38の片寄りを解消することができる(図3の
矢印A)。また、トラッキングサーボ機構がオフになっ
ている4msecの間に、慣性でずれていた光ピックア
ップ34も、一旦トラッキングサーボ機構をオン−オフ
した際のブレーキ作用によってほぼ停止しているため、
ここで再び対物レンズ38が光ピックアップ34の中心
から片寄ってしまうということはない。
【0023】4msec(所定時間)経過後、ステップ
S114においてトラッキングサーボ機構を再度オンす
る。これで、光ピックアップ34の中心に対物レンズ3
8を位置させて、読み取りエラー等を生じさせずにトラ
ックの読み取りが行える。なお、図3に示すように、ス
テップS114においてトラッキングサーボ機構をオン
したときに対物レンズ38がロックするトラック61
は、ロングジャンプの終了後、ステップS108でトラ
ッキングサーボ機構をオンにしたときにロックするある
いはロックしようとするトラック62とは別のトラック
である。このようにロングジャンプ終了時にロックしよ
うとしたトラック62と、実際に読み取って追跡するト
ラック61とは異なる物となるが、もともとロングジャ
ンプそのものの精度は高くなく、いずれにせよその後に
ショートジャンプを行うので特に問題はない。
【0024】そして、再度トラッキングサーボ機構をオ
ンしたらステップS116へ移行してショートジャンプ
を開始する。ショートジャンプは、従来の技術でも説明
したように、このロックしたトラックを読み取って、ト
ラッキングサーボ機構と送りサーボ機構の両方を駆動し
ながら、光ピックアップ34がトラックを追跡して正確
に目標トラック位置まで移動する。目標トラック位置に
光ピックアップ34が到着したら、ステップS118に
おいてショートジャンプを終了し、光ピックアップの目
標トラック位置への移動が完了する。
【0025】上述してきたような光ピックアップの移動
を制御するための制御プログラムは、ディスクプレーヤ
全体の動作を制御するファームウェアに記載される。か
かるファームウェアは、図示しないフラッシュメモリ等
の不揮発性メモリに予め記録して搭載されている。
【0026】なお、従来の、光ピックアップの移動時、
ロングジャンプ終了後すぐにトラッキングサーボ機構を
駆動してショートジャンプするディスクプレーヤでは、
移動終了後の動作不良発生率が7%ほどであった。しか
し、今回の制御手段を採用したディスクプレーヤでは、
光ピックアップの移動終了後の動作不良発生率が0.8
7%となり、動作不良率が格段に向上したことが判明し
た。
【0027】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るディスクプレーヤによれ
ば、制御手段は、現在トラック位置から所定数以上のト
ラックをジャンプして目標トラック位置へ光ピックアッ
プを移動させる際に、送りモータを駆動し、且つトラッ
キングサーボ機構を駆動させずに光ピックアップを目標
トラック位置付近へ移動させ、光ピックアップの目標ト
ラック位置付近への移動後に、トラッキングサーボ機構
を一旦駆動した後停止させ、トラッキングサーボ機構の
駆動停止から所定時間経過後、再度トラッキングサーボ
機構を駆動して、再度トラッキングサーボ機構を駆動し
たトラック位置から目標トラック位置までは、送りサー
ボ機構とトラッキングサーボ機構とを駆動して光ピック
アップを移動させるように制御している。すなわち、光
ピックアップを目標トラック位置付近まで移動させた直
後、慣性によって光ピックアップが完全に停止しない場
合であっても、一旦トラッキングサーボ機構を駆動し、
すぐ停止するため、まず、この最初の駆動時に対物レン
ズがトラックにロックしようとして、慣性によるずれに
対してブレーキが働く。さらに、停止している間に対物
レンズのトラッキングコイルに加えられている基準電圧
により対物レンズが光ピックアップの中心位置に戻り、
なおかつ停止している間に光ピックアップのずれも停止
しているため、この後再度トラッキングサーボ機構を駆
動したときの対物レンズの片寄りを解消できる。このた
め、光ピックアップを目標トラック位置まで移動した後
に読み取り不良等のエラーを起こすことを防止できると
いう著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤの光ピックアッ
プ付近の構成を示すブロック図である。
【図2】光ピックアップの目標トラックへの移動制御を
示すフローチャートである。
【図3】対物レンズが光ピックアップの中心に戻るとこ
ろを示す説明図である。
【図4】ロングジャンプ終了直後の光ピックアップと対
物レンズとを示す説明図である。
【図5】ロングジャンプ終了後に対物レンズをトラック
にロックした際に生ずる対物レンズの片寄りを示す説明
図である。
【符号の説明】
20 ディスクプレーヤ 30 ディスク 32 ディスクモータ 34 光ピックアップ 35 送りモータ 38 対物レンズ 40 レーザーダイオード 41 1/4波長板 42 ビームスプリッタ 44 アクチュエータ 46a,46b トラッキングコイル 48 サーボDSP 50 CPU(制御手段) 61,62 トラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップをディスクの径方向に移
    動させる送りモータを有する送りサーボ機構と、 光ピックアップ内の対物レンズを、ディスクに記録され
    たトラックを自動的に追跡するように光ピックアップ内
    でディスクの径方向に移動させるトラッキングサーボ機
    構と、 前記送りサーボ機構と前記トラッキングサーボ機構とを
    制御して現在トラック位置から複数のトラックをジャン
    プして目標トラック位置へ前記光ピックアップを移動さ
    せる制御手段とを具備するディスクプレーヤにおいて、 前記制御手段は、 現在トラック位置から所定数以上のトラックをジャンプ
    して目標トラック位置へ前記光ピックアップを移動させ
    る際に、 前記送りモータを駆動し、且つ前記トラッキングサーボ
    機構を駆動させずに光ピックアップを目標トラック位置
    付近へ移動させ、 該光ピックアップの目標トラック位置付近への移動後
    に、前記トラッキングサーボ機構を一旦駆動した後停止
    させ、 トラッキングサーボ機構の駆動停止から所定時間経過
    後、再度前記トラッキングサーボ機構を駆動して、 該再度トラッキングサーボ機構を駆動したトラック位置
    から目標トラック位置までは、前記送りサーボ機構と前
    記トラッキングサーボ機構とを駆動して光ピックアップ
    を移動させるように制御することを特徴とするディスク
    プレーヤ。
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