JP2001329190A - 塗料はく離剤及びはく離装置 - Google Patents

塗料はく離剤及びはく離装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安全かつ強力な塗料はく離剤及びそれを使用
する際の容器と装置を提供する。 【解決手段】 35℃〜189℃の温度のジメチルスル
ホキシドからなり、増粘剤として、メチルセルロース又
はポリオレフィングリコールとを加えた塗料はく離剤。
又、前記塗料はくり離剤を対象物に塗るために使用する
容器は、熱源又は超音波照射装置、温度計又はサーモス
タットからなり、ジメチルスルホキシドの温度を35℃
以上に保つことができる。更に、加温ジメチルスルホキ
シドを対象物に塗る塗料はく離装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料はく離剤及びはく
離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料はく離剤としては、塩化メチレン、
トルエン、クロロトルエン、アセトン、エチレングリコ
ールアルキルエーテル、N−メチルピロリゾン、プロピ
レングリコールメチルエーテル、エチル−3−エトキシ
プロピネート等が用いられている。これらの希釈溶剤と
しては、ミネラルスピリット、メタノール、ブタノー
ル、アルカリアリル化合物等が用いられる。これらにつ
いては、カークオスマー化学技術大辞典、17巻、10
69(ワイリーインターサイエンス社、ニューヨーク、
1996年)に記載されている。塗料はく離剤は揮発性
であるため、それを抑制する目的でパラフィン、アミ
ン、エチルアミン、水酸化ナトリウム等が用いられる。
【0003】従来のはく離剤はすべて人体や環境に対し
て有害である。さらに、塩化メチレン以外は粉体塗装に
は無力である。そこで、安全で、適用範囲が広く、かつ
強力な塗料はく離剤及びはく離法が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】人体及び環境に対して
安全で強力な塗料はく離剤及びはく離装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は、有効な塗料は
く離剤に関する研究を行った結果、加熱したジメチルス
ルホキシドが強力な塗料はく離力を有することを見い出
した。そのはく離力は塩化メチレンに匹敵するか、それ
以上のものである。ジメチルスルホキシドは単品で用い
ても良いし、N−メチルピロリゾンなどの塗料溶解力を
有する溶剤や研磨物質(例えばけいそう土、炭酸カルシ
ウムなど)、水系のはく離剤との混合物として用いても
よい(水系はく離剤との混合においては、ジメチルスル
ホキシドが50%以上の主成分となる割合でなければな
らない)。なお、実験によると増粘剤としてはメチルセ
ルロース又は、ポリオレフィングリコール以外は適さな
い。ジメチルスルホキシドは人体及び環境に対する安全
性は高く、このように安全かつはく離力の強い溶媒はこ
れまで見い出されていない。
【0006】ジメチルスルホキシドは、常温では全く塗
料はく離力も軟化力も有しない。しかし、これを加温す
ることにより、塗料溶解力が劇的に高まることを発明者
は見い出した。ジメチルスルホキシドの凝固点は19℃
であるため、いわゆる室温は凝固点に近い。したがって
活性が発現せず、これまで塗料はく離剤としての効果が
見い出されなかったと考えられる。
【0007】加温には、熱を加える方法の他に超音波に
よる方法がある。温度は高温なほどはく離力は強まる
が、沸点(189℃)近くでは熱分解が生じ有毒ガスが
発生するので、好ましくは35℃〜100℃で用いる。
【0008】熱を加えるには、電熱加熱、燃焼炎加熱、
赤外線照射加熱、マイクロ波照射加熱の4方法がある。
燃焼炎加熱は引火を避けるため、金属管内に溶媒を入れ
ておき、外部から炎で熱しなければならない。
【0009】ジメチルスルホキシドは超音波照射によ
り、容易に温度が上昇することを本発明では見い出し
た。この性質は、他の溶媒では見られない特異な性質で
ある。超音波によって温度上昇が容易に起こり、塗料は
く離力が発現する。このことを見い出したのは本発明が
最初である。このようにはく離力が強い温度依存性があ
るので、超音波照射により温度を上昇させ、はく離力を
発現させることができる。
【0010】以上の熱源又は超音波照射装置をくみこん
だ容器にジメチルスルホキシドを入れ、35〜100℃
の温度とし、サーモスタット、又は温度計を見ながら手
動でのON、OFFにより一定温度を保つ溶剤容器は、
必要時に高い温度のジメチルスルホキシドが得られ、塗
装はく離に極めて便利である。
【0011】図1はこの溶剤容器とはけを組みあわせた
塗料はく離装置である。熱源又は超音波照射装置(1)
によって容器(2)内のジメチルスルホキシド(3)を
加温し、ポンプ(4)により、容器に連結したチューブ
(5)と、それに連結したはけ(6)まで(3)を送
り、塗装面に加温ジメチルスルホキシドを塗ることがで
きる装置であり、壁面のような大きな面の塗装はく離に
最適である。(4)のポンプはいわゆるポンプではな
く、圧縮空気圧を利用したものであってもよい。(5)
のチューブは固定したものは不可であり移動及び折り曲
げ可能でなければならない。(6)のはけは、にじみ出
てきた溶剤(3)を面に塗布するためのもので、毛状の
糸又は不織布又はスポンジを全面にとりつけたもの、外
周のみにとりつけたもの、内面にとりつけ外周の下部分
を布切れやゴム、シリコーンゴム、ゲル等で覆い溶剤が
外にこぼれにくくしたもの等がある。これ以外の実施態
様においては、加熱をパイプ部(はけの取っ手までを含
む)で行う場合がある。例えば、パイプ部をニクロム線
で巻いて、パイプ内の溶媒を加熱する方法や、取っ手内
部に超音波照射装置をとりつけるなどがある。
【0012】このはけ方式の別の実施態様として図2に
示すように、はけをもっと広い面とみなし、内面全体に
はけ、糸、不織布あるいはスポンジ(5)をとりつけた
方式がある。これは、加温されたジメチルスルホキシド
は揮発しやすいが、それを防止できること、塗装面は冬
期には冷えているため、ジメチルスルホキシドの温度が
急速に下がり、はく離力が低下するが、この方式では連
続的に加温ジメチルスルホキシドが塗布されるため、冬
期でも使える。次に、塗装面に内面を密着させた後、加
熱されたジメチルスルホキシドを上方から注入すると、
はけ、スポンジ、又は不織布に液がしみこむ。しばらく
すると塗装ははく離してくる。はけは、ポリエチレン等
のシート(4)に固定されていて、液が外側ににじまな
い。
【0013】これを実際に応用するには、面の外周に磁
石(フレッキシブル)をとりつけ、鉄製の塗装面に面全
体を吸着させなければならない。特に広い面に対して
は、外周のみでなく、縦に面を分割するように磁石をつ
ける。磁石はフレッキシブルとする必要があり、ゴムフ
ェライトなどの柔らかいポリマー磁石を用いるか、数c
m長の小磁石(1)をたくさんつけることにより達成で
きる。広い面ではネオジウム磁石など強力なものを使用
する。磁石の代わりに、ネジやクギでとりつけてもよ
い。
【0014】下端には、ジメチルスルホキシドを回収す
る溝(6)があり、これは中央へもしくは一方向に傾斜
していてドレイン(7)に接続している。かくして回収
が行われ、元の加熱タンクに戻される。面は袋をなし、
塗装材を内部に収納する方式もある。
【0015】熱源又は超音波照射装置をタンクにとりつ
け、タンク内のジメチルスルホキシドを加温し、そこ
に、塗装材を入れてはがす装置が考えられる。この場
合、加熱部とタンクとは別にすることもできる。超音波
方式ではかきまぜの必要はないが、熱源加温方式ではか
き混ぜる必要がある。温度制御のためにサーモスタット
又は温度計があることが好ましい。
【0016】実施例2に示すように、塗装材を入れるタ
ンクにジメチルスルホキシドが入っており、このタンク
の横又は下部より超音波が照射され、温度が上昇する。
温度計により、35℃〜100℃のある温度となるよう
に照射装置のスイッチがON、OFFとなる。塗装材
は、温度が上昇する以前から入れておいてもよいが、超
音波照射効率が落ちるので設定温度になってから投入す
る。なお、溶媒温度が上昇すればよいので、タンク内に
直接超音波照射することは必須ではない。溶媒を循環式
とし、タンク以外の部分で超音波照射により溶媒を加温
し、タンク内に送り込むようにしてもよい。なお、超音
波出力をきめれば温度の上限ができるので、熱源の場合
と異なり、温度計は必須ではない。
【0017】粘性をもたせ、加温による揮発を抑えるた
め、ジメチルスルホキシドに増粘剤を加えることができ
る。ジメチルスルホキシドと相容する増粘剤としては、
メチルセルロース又は、ポリオレフィングリコールがあ
り、これ以外は見い出せなかった。メチルセルロースは
せいぜい1〜5%の添加で十分な増粘効果を有するの
で、はく離力を弱めることはない。
【0018】次に発明者は、単独では効果の小さい溶剤
であっても混合すればはく離効果が高まることを見い出
した。以下の溶媒は室温であっても弱いながらも、はく
離力を有する。ジメチルスルホキシドが主成分であるの
で、加温によりはく離力は高まる為、上述の装置に用い
ることもできる。
【0019】塗料剥離力が高まる溶剤の組合せとして
は、ジメチルスルホキシドとグリコールアセテート類又
はグリコールエーテル類の組み合わせが挙げられる。ジ
メチルスルホキシドには常温では塗料軟化の力すら全く
ないが、ジメチルスルホキシドを主成分(50%以上)
とし、グリコール類を加えることにより剥離力は高ま
り、ある割合で最大となる。ジメチルスルホキシドと酢
酸ジエチレングリコールモノブチルエーテル、酢酸ジエ
チレングリコールエチルエーテル、酢酸エチレングリコ
ールメチルエーテル、酢酸プロピレングリコールメチル
エーテルとの組合せではジメチルスルホキシドを60%
〜80%とした場合に最大の剥離力が得られた。これら
は単独では剥離力は極めて弱いが、混合液では強くなっ
た。このような混合による効果が表われるもので、安全
性の高いものとして、ジエチレングリコールジアセテー
ト及び、酢酸ジエチレングリコールアルキルエーテルが
あり、毒性のあるものとしてはエチレングリコールジア
セテート、酢酸エチレングリコールアルキルエーテルな
どがある。
【0020】グリコールアセテート及びグリコールエー
テル類だけでは、塗料を単に軟化させるだけで剥離力は
ない。発明者は、これらに、はく離力の全くないジメチ
ルスルホキシドを希釈剤として加えることで、剥離力が
逆に増強することを見い出した。アルキルは、メチル、
エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等を代表し、ジア
ルキルには、メチルエチル等の2種アルキルを含む。
【0021】主成分がジメチルスルホキシドであって、
それにグリコールエーテル類又はグリコールアセテート
類を加えた混液に相溶し、粘性を与える物質として、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコールを見
い出した。これらは低分子量(200〜1000)のも
のが望ましく、分子量2000以上の高分子のものは相
溶しない。
【0022】次に、セルロース誘導体の多くはジメチル
スルホキシドには全く溶けない為、増粘剤として用いる
ことはできないが、メチルセルロースのみが溶解し、し
かもグリコールアセテート、グリコールエーテル類との
混液にも溶け、高粘性が得られることがわかった。メチ
ルセルロースを数%加えるだけで、高粘土が得られ、し
かも剥離力を低下させないので最も優れた増粘剤である
といえる。
【0023】
【作用】ジメチルスルホキシドは浸透力が大であり、高
温になる程浸透力は増大する。したがって、塗装面にあ
る亀裂、ピンホールに浸透してはく離するメカニズムが
考えられる。又、N−メチルピロリゾン、グリコールア
セテート類、グリコールエーテル類等、塗料溶解力を有
する溶剤との混液は相乗効果があらわれる。
【0024】
【参考例1】ジメチルスルホキシド単独又は、30%酢
酸ジエチレングリコールモノアルキルエーテル混液を4
5℃に加温し、久保孝ペイント(株)製の静電塗装用熱
硬化性粉体塗料でテストを行った。焼付塗装は(有)安
井工業で行った。テストの結果、エポキシ系、エポキシ
ポリエステル系、ポリエステル系の粉体塗料のすべてが
15分程度ではく離することが証明された。これらの粉
体焼付塗料は塩化メチレン含量の高い強力はく離剤でな
いと従来ははく離困難なものである。
【0025】
【参考例2】ジメチルスルホキシドを50℃に加温し、
その中に鉄製のメラミン塗装及びウレタン塗装をつけ、
はく離テストを行ったが、前者は30分で、後者は10
分ではく離することが示された。以上のように、本発明
溶媒は高含量タイプの塩化メチレンはく離剤と同等のは
く離力を有している。加温ジメチルスルホキシドの特徴
は、ジメチルスルホキシドを塗料面からふきとっても、
塗料は塗料面に再付着せず、はく離できる点にある。こ
の性質は塩化メチレンと同じである。また、はく離力は
強力であるが塗料を全く溶かさないため、溶媒を何度も
繰り返し使えるという極めて優れた利点がある。
【0026】
【参考例3】塗装面にさらにポリマーコートしたもの
は、全くはく離しなかった。ポリオレフィン、ナイロ
ン、ポリエステル、ユリア樹脂、ホルマリン樹脂、光硬
化樹脂等をコーティングしたものははく離しなかった。
(これはコーティングの程度に依存する。加温ジメチル
スルホキシドは浸透力が強まるため、樹脂にピンホール
がある場合ははく離する。)
【0027】
【参考例4】ジメチルスルホキシドを25℃、30℃、
40℃それぞれの温度に加温し、そこにエポキシ焼付塗
装板を付け、30分放置し、塗装のとれ具合を比較し
た。25℃では全くはく離せず、30℃では、10分で
ははく離せず、30分では少しはく離し、40℃では、
10分ではく離した。
【0028】
【実施例1】ジメチルスルホキシド100%液を45℃
に加温し、その中にエポキシ系及びエポキシポリエステ
ル系粉体焼付塗装上に塗布したところ、前者は10分で
後者は20分ではく離した。
【0029】
【実施例2】ジメチルスルホキシド4に対し、酢酸ジエ
チレングリコールブチルエーテル1の混液を、ジーエル
サイエンス(株)製の超音波照射槽(US100,45
kHz)に入れ、そこに、実施例1の焼付塗装を浸せき
し20分でいずれもはく離した。このとき液温は42℃
であった。超音波摩擦により、ジメチルスルホキシドの
温度は19℃から42℃に上昇した。超音波自体ははく
離効果はない。
【0030】
【実施例3】ジメチルスルホキシド4に対し、酢酸ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル1又はジメチルス
ルホキシド2に対し、酢酸ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル1の溶剤にそれぞれメチルセルロース4%
となるように溶かし、それを水性塗料、油性塗料及び油
性ペンキの塗装につけ、数時間放置し、こすって剥離さ
せた。
【0031】
【実施例4】ジメチルスルホキシドが4に対して、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル2又は1の混液を調
合した。ジエチレングリコールジメチルエーテル単独の
粘性は極めて小さいが、混液の粘性は大きく、塗料面に
長くとどまった。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク式のはく離装置 (1) 熱源又は超音波照射装置 (2) 容器 (3) ジメチルスルホキシド (4) ポンプ (5) 容器に連結したチューブ (6) 取っ手 (7) 圧力ゲージ (8) コック栓 (9) はけ
【図2】(1) 強力ネオジウム磁石 (2) 注入口 (3) 液落下筒(低部は狭いすき間があいていて液が
すき間から下へ流出する) (4) ポリエチレンシート (5) 発泡ポリウレタン(スポンジ、1cm厚) (6) 傾斜溶媒受 (7) ドレイン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35℃〜189℃の温度のジメチルスル
    ホキシドからなる塗料はく離剤。
  2. 【請求項2】 増粘剤としてメチルセルロース又はポリ
    オレフィングリコールと加えた請求項1記載の塗料はく
    離剤
  3. 【請求項3】 熱源又は超音波照射装置、温度計又はサ
    ーモスタットからなり、ジメチルスルホキシドの温度を
    35℃以上に保つことができる塗料はく離剤容器。
  4. 【請求項4】 溶剤容器と、容器に連結したパイプと、
    塗布のためのはけとポンプとからなり、ジメチルスルホ
    キシドをポンプによってはけにおくり、はけに供給され
    た加温ジメチルスルホキシドを対象物に塗ることを特徴
    とする塗料はく離装置。
  5. 【請求項5】 溶剤容器が請求項3記載の容器である請
    求項4記載の塗料はく離装置。
  6. 【請求項6】 連結パイプに熱源又は超音波照射装置を
    取り付けることを特徴とする請求項4記載の塗料はく離
    装置。
  7. 【請求項7】 はけが広い面状又は袋状である請求項
    4、5又は6記載の塗料はく離装置。
  8. 【請求項8】 タンクと熱源又は超音波照射装置とから
    構成され、熱源によりタンク内のジメチルスルホキシド
    の温度を上昇させるか、熱源で加温されたジメチルスル
    ホキシドをタンク内に流し込み、タンク内の塗装物の塗
    装をはく離させる塗料はく離装置。
  9. 【請求項9】 ジメチルスルホキシドとグリコールアセ
    テート類又はグリコールエーテル類の混合液であって、
    ジメチルスルホキシドの割合が50%以上である塗料は
    く離剤。
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