JP2001328473A - 自動車用シートの収納構造 - Google Patents

自動車用シートの収納構造

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JP2001328473A
JP2001328473A JP2000149279A JP2000149279A JP2001328473A JP 2001328473 A JP2001328473 A JP 2001328473A JP 2000149279 A JP2000149279 A JP 2000149279A JP 2000149279 A JP2000149279 A JP 2000149279A JP 2001328473 A JP2001328473 A JP 2001328473A
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Masahide Shinoda
正英 篠田
Akira Honma
昭 本間
Satoshi Oba
聡 大葉
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NHK Spring Co Ltd
Takanichi Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
Takanichi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート不使用時において該シートを車体に形
成した収納凹部に簡単に収納することができる自動車用
シートの収納構造を提供すること。 【解決手段】 シートクッション1aとシートバック1
bからなるシート1をシートクッション1aの座面に向
けシートバック1bを伏倒させた重ね合わせ状態とし、
この重ね合わせシートを前記シートクッション1aの後
部と車体フロア20とを連繋させたリンク部材10によ
り反転させてシート後方の車体フロア20に形成してあ
る収納凹部2に収納できるようにした自動車用シートの
収納構造において、車体フロア20には前記収納凹部2
の前壁2aに続く凹み段差部3を形成して、一端をシー
トクッション1aの後部に連結させたリンク部材10の
他端をこの凹み段差部3に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート不使用時に
おいて該シートを車体に形成した収納凹部に簡単に収納
することができる自動車用シートの収納構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のシート収納構造とし
て、例えば特開平11−48840号公報や実開平5−
40029号公報等に開示されるように、シートクッシ
ョンとシートバックからなるシートをその後方の車体フ
ロアに形成した収納凹部に収納できるようにしたものが
知られている。
【0003】しかしながら、従来のものでは図3に示さ
れるように、シート30の収納状態において、リンク部
材33やヒンジ33aがフロア34から飛び出してしま
い平坦な荷室を形成することができないため、荷物を積
み込む場合に邪魔になり利用しづらいという問題点や、
見栄えが悪く外観品質にも劣るという問題点があった。
また、収納凹部32の深さはシートクッション31aと
シートバック31bを重ね合わせた時の最大厚み分とし
てあるが、通常シートバック31bは上部が薄くなって
いるためシート30を収納した際、収納凹部32の後方
部に隙間ができてしまい、荷物を載置するとシート30
が沈んでフロア34との間に段差を生じ安定した荷物の
積載ができないという問題点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、シート不使用時において該シ
ートを車体に形成した収納凹部に簡単に収納することが
でき、またシート収納時においてリンク部材等がフロア
から飛び出すことがなく平坦な荷室を形成することがで
き安定した荷物の積載ができるとともに、何等突出物も
なく優れた見栄えを呈することができる自動車用シート
の収納構造を提供することを目的として完成されたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の自動車用シートの収納構造は、シ
ートクッションとシートバックからなるシートをシート
クッションの座面に向けシートバックを伏倒させた重ね
合わせ状態とし、この重ね合わせシートを前記シートク
ッションの後部と車体フロアとを連繋させているリンク
部材により反転させてシート後方の車体フロアに形成し
てある収納凹部に収納できるようにした自動車用シート
の収納構造において、車体フロアには前記収納凹部の前
壁に続く凹み段差部を形成して、一端をシートクッショ
ンの後部に連結させたリンク部材の他端をこの凹み段差
部に連結したことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を3列目
に設けた自動車用シートに適用した場合を示すものであ
って、シートクッション1aとシートバック1bからな
るシート1をシートクッション1aの座面に向けシート
バック1bを伏倒させた重ね合わせ状態として、この重
ね合わせシートを前記シートクッション1aの後部と車
体フロア20とを連繋させたリンク部材10により反転
させてシート後方の車体フロア20に形成した収納凹部
2に収納できるようにしたものであるが、本発明では、
前記車体フロア20に収納凹部2の前壁2aに続く凹み
段差部3を形成しておく一方、シート1と車体フロア2
0とを連繋させたリンク部材10は、その一端がシート
クッション1aの後部に連結され、他端はこの凹み段差
部3に連結されたものとなっており、このような構成に
本発明の特徴がある。そして、このような構成としてお
くことで、後述するように、シート1を収納凹部2に収
納した状態において、前記リンク部材10等は段差部3
内に完全に隠蔽された状態となりこのため、車体フロア
20上には何等の突起物も現れず、平坦な荷室が形成さ
れて安定した荷物の積載ができるとともに、何等突出物
もないので見栄えもよく優れた外観品質を確保できる。
【0007】前記した凹み段差部3は、一端がシートク
ッション1aの後部に連結されているリンク部材10等
を完全に収納して車体フロア20上から隠蔽することを
目的とするものであって、図示されるように、車体フロ
ア20に形成してある収納凹部2の前壁2aに続く縦長
の凹溝状のものとしてあり、また、この凹み段差部3の
深さはリンク部材10等を隠蔽するに十分な深さを有す
るものとしている。そして、この凹み段差部3にヒンジ
10aを介してリンク部材10の他端が連結されていて
このヒンジ10bを基点としてシート1が反転されるよ
う構成されている。
【0008】また、前記リンク部材10は、シート1の
収納時において、シートクッション1aの裏面が車体フ
ロア20とほぼ同一高さとなるように設けられており、
車体フロア20上にフラットで広大な荷物スペースを形
成することができるものである。特に、シート1の収納
時において、シートバック1bの頭部側には隙間が発生
するため、収納凹部2の底部後方にシート1をシートク
ッション1aの座面に向けシートバック1bを伏倒させ
た重ね合わせ状態とし、この重ね合わせシートを反転さ
せて収納凹部2の内部に収納した時に、重ね合わせシー
トを支えてシートクッション1aの裏面を車体フロア2
0とほぼ同一高さとする支持部材4を設けておくことが
好ましい。
【0009】また、前記リンク部材10は、一端をシー
トクッション1aの下面後部にヒンジ10aで連結され
て回動自在とされ、他端を凹み段差部3にヒンジ10a
で連結されて回動自在に枢着されるもので、全体は平面
視した場合にコ字状枠に一体若しくは連結して形成され
たものとなっている。従って、従来のようにリンク部材
が棒状体であって、単にシートクッション1aの下面後
部と収納凹部2の底部前方とを連結したものでないた
め、シート1の移動時において回転やグラツキを生じる
ことがなく、安定した状態でシートの持ち上げ作業等を
行うことができる。
【0010】なお、6はシートクッション1aの下面前
部に設けられた前脚であり、シートとして使用する時は
車体フロア20に設けたフック6aに係合して固定し、
シート収納時には邪魔にならないようシートクッション
1a内へ畳むよう構成されている。この前脚6は、リン
ク機構7を介して前記ヒンジ10aと連結されており、
シート1を反転して収納凹部2に移動させた時には、前
脚6がシートクッション1a内へ自動的に畳まれるよう
構成されている。また、前脚6の構造としては、図2に
示されるように、ヒンジ10aと連結せずに独立して作
動するものとすることもでき、更にはシートクッション
1aの中心側へ折り畳む構造とすることもできる。
【0011】このように構成されたものは、車体フロア
20に収納凹部2の前壁2aに続く凹み段差部3を形成
し、前記リンク部材10の一端をシートクッション1a
の後部に連結するとともに、他端を前記凹み段差部3に
連結したものとなっているので、図1に示されるよう
に、シートクッション1aの座面に向けシートバック1
bを伏倒させて重ね合わせ状態としたシート1を収納凹
部2へ収納した場合、リンク部材等は凹み段差部3内に
完全に隠蔽された状態となり、このため、車体フロア2
0上には何等の突起物も現れず、平坦な荷室が形成され
て安定した荷物の積載ができることとなり、また、車体
フロア20上には何等突出物もないので見栄えもよいも
のとなる。更には、収納凹部2の底部後方に重ね合わせ
状態としたシート1を反転させて収納した時に、該シー
ト1を支えてシートクッション1aの裏面を車体フロア
20とほぼ同一高さとする支持部材4を設けておけば、
車体フロア20は常に平坦な荷室を形成することなり、
利用しやすいものとなる。なお、シート1の収納はシー
トバック1bをシートクッション1aの座面に向けて伏
倒するとともに前脚6の固定を解除し、この状態のまま
リンク部材10を後側へ回転することで重ね合わせられ
たうえに反転状態とされたシート1を収納凹部2内へ収
納する。一方、収納凹部2に収納された状態からシート
1を取り出す場合は、前記と逆の操作をすることで、簡
単に元の状態に復帰させることができ、極めて操作性に
優れたものである。
【0012】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はシート不使用時において該シートを車体に形成した
収納凹部に簡単に収納することができ、しかも、シート
収納時においてリンク部材等がフロアから飛び出すこと
がなく平坦な荷室を形成することができ安定した荷物の
積載ができるとともに、何等突出物もなく優れた見栄え
を呈することができるものである。よって本発明は従来
の問題点を一掃した自動車用シートの収納構造として、
産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】その他の前脚を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シート 1a シートクッション 1b シートバック 2 収納凹部2 2a 前壁 3 凹み段差部 4 支持部材 10 リンク部材 20 車体フロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大葉 聡 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BA06 CA10 CA16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション(1a)とシートバック(1
    b)からなるシート(1) をシートクッション(1a)の座面に
    向けシートバック(1b)を伏倒させた重ね合わせ状態と
    し、この重ね合わせシートを前記シートクッション(1a)
    の後部と車体フロア(20)とを連繋させたリンク部材(10)
    により反転させてシート後方の車体フロア(20)に形成し
    てある収納凹部(2) に収納できるようにした自動車用シ
    ートの収納構造において、車体フロア(20)には前記収納
    凹部(2) の前壁(2a)に続く凹み段差部(3) を形成して、
    一端をシートクッション(1a)の後部に連結させたリンク
    部材(10)の他端をこの凹み段差部(3) に連結したことを
    特徴とする自動車用シートの収納構造。
  2. 【請求項2】 収納凹部(2) の底部後方に、反転収納さ
    れたシート(1) を支えてシートクッション(1a)の裏面を
    車体フロア(20)とほぼ同一高さとする支持部材(4) が設
    けられている請求項1に記載の自動車用シートの収納構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2908700A1 (fr) * 2006-11-17 2008-05-23 Faurecia Sieges Automobile Agencement de siege d'automobile escamotable dans une cuve du plancher de la dite automobile et automobile comportant un tel siege
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US11904732B2 (en) 2020-11-09 2024-02-20 Ford Global Technologies, Llc Vehicular system capable of adjusting a passenger compartment from a first arrangement to a child care arrangement

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US7537260B2 (en) 2006-11-17 2009-05-26 Faurecia Sieges D'automobile Layout for an automobile seat retractable into a well of the floor of the said automobile and automobile including such a seat
US11772517B2 (en) 2020-11-09 2023-10-03 Ford Global Technologies, Llc Vehicular system capable of adjusting a passenger compartment from a child seat arrangement to a second arrangement
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