JP2001325686A - 防災情報処理方法及びシステム - Google Patents

防災情報処理方法及びシステム

Info

Publication number
JP2001325686A
JP2001325686A JP2000146401A JP2000146401A JP2001325686A JP 2001325686 A JP2001325686 A JP 2001325686A JP 2000146401 A JP2000146401 A JP 2000146401A JP 2000146401 A JP2000146401 A JP 2000146401A JP 2001325686 A JP2001325686 A JP 2001325686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disaster
resources
amount
fire
damage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000146401A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ishikawa
裕治 石川
Yoshitaka Kuwata
喜隆 桑田
Hisamichi Otani
尚通 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP2000146401A priority Critical patent/JP2001325686A/ja
Publication of JP2001325686A publication Critical patent/JP2001325686A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時多発的な災害に対し、被害規模を自動的
に推定して災害に対処するために必要とするリソース量
を自動的に算出できるようにする。 【解決手段】 災害規模推定システム25は、情報収集
システム23が収集した災害現場に係る赤外線画像情報
や各種画像情報等の諸情報に基づき、発生した災害の規
模を物理的な量として計測する。発生した災害が、同時
多発災害の場合には、各災害点の被害の量を夫々計測す
る。必要リソース量算出システム27は、上記システム
25により推定された被害の量に対応して、どれだけの
リソース量があればその被害を沈静させることができる
かを、シミュレーションシステム33を起動して算出す
る。リソース割当システム29は、現在、既に各災害点
に配備されているリソース量と、上記システム27にお
いて求められた必要なリソース量とからリソースの過不
足量を算出し、余っているリソースをリソースの足りな
い災害点に割当てる方針でリソースの割当てを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災情報処理方法
及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種災害に対処するために、消防
署等の常設機関や災害が発生する毎に設置される災害対
策本部(以下、本部という)等に備えるシステムとし
て、図1に示すような指令台システム1、車両動態管理
システム3、及び災害情報収集システム5を有した防災
情報処理システムが知られている。指令台システム1
は、災害現場等から本部への電話通報に基づき、災害現
場出場用の車両である緊急車両や要員(隊員)への出場
指示、事案管理等を行う。車両動態管理システム3は、
緊急車両等の車載端末と、本部の情報処理端末との間を
ディジタル無線回線で接続し、車載端末と情報処理端末
との間で双方向に情報の授受を行う。災害情報収集シス
テム5は、ヘリコプターに搭載したカメラが撮影する動
画像情報を収集するシステム(ヘリテレ)や、高所カメ
ラが撮影した画像情報を収集するシステムや、航空写真
情報を収集するシステムや、衛星画像情報を収集するシ
ステムを含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
防災情報処理システムは、通常の災害に対応し得るよう
に設計されているために、取得した情報を本部に収集し
て本部に駐在する災害対策責任者に分かり易く表示する
機能と、上記責任者が発する指示を災害現場等に正確且
つ迅速に伝える機能とを備えている。しかし、各種の災
害に適切に対処するには、上述した機能に加えて更に緊
急車両や隊員等の災害に対処するための資源(リソー
ス)を、災害現場等の状況に応じて適正に割当てる機能
が必要不可欠であるにも拘らず、現状ではこの割当機能
が上記システムには備えられていない。そのため、上記
責任者が本部に収集した情報に基づき、迅速且つ的確に
判断してリソースの割当を行わなければならない。この
場合、熟練した責任者ならば比較的小規模の災害には経
験的に被害規模を推定して必要とするリソースを割当て
ることが可能ではある。
【0004】しかし、阪神淡路大震災等の、特別に大規
模で過去に経験したことのないような災害の場合には、
上記システムが一回の通報に対して事案処理を行う一通
報一事案方式を採用しているために、例えば各消防署等
で夫々独自に消火活動を行うことになる。その結果、例
えば消防署への通報が早かったからという理由だけで、
軽微な被害しか発生していない災害に対し、限られた手
持ちのリソース(消防車や消防隊員)を投入することに
なり、通報の遅かった被害の大きな災害に対しては、リ
ソースの投入ができなくなる。つまり、上記システムで
は、災害の全容を見た上で適切且つ迅速にリソースを割
当てることができないために、手持ちのリソースを上廻
る規模の災害に対しては、効率良くリソースを割当てる
ことが困難であり、同時多発的な災害に対し、被害規模
を自動的に推定して手持ちのリソースを迅速且つ適正に
割当てることはできないという問題がある。
【0005】また、近年、個々の災害について限定され
た条件下での実験データの収集や物理モデルの確立が行
えるようになったことに伴って、リソースの投入効果の
算出が可能になったため、個々の災害に対するリソース
の割当案を予め立案することが可能になった。しかし、
多地点で発生し得る災害に対する、実験データの収集や
リソースの投入効果の算出までは想定していなかったた
めに、多地点で発生し得る災害に対するリソースの適正
な割当て案を予め立案することができないという問題も
あった。
【0006】従って本発明の目的は、同時多発的な災害
に対し、被害規模を自動的に推定して災害に対処するた
めに必要とするリソース量を自動的に算出できるように
することにある。
【0007】また、本発明の別の目的は、同時多発的な
災害に対し、自動的に算出された必要リソース量に応じ
て手持ちのリソースを迅速且つ適正に割当てることがで
きるようにすることにある。
【0008】更に、本発明の別の目的は、多地点で発生
し得る災害に対してリソースの適正な割当案を予め立案
することができるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う防災情報処理システムは、災害現場に係る諸情報を収
集する手段と、収集された災害現場の諸情報に基づい
て、発生した災害の規模を物理量として計測する手段
と、計測された物理量に基づいて被害の広がりを予測す
る手段と、予測される被害の広がりに応じて、上記災害
に対処するための資源の必要量を算出する手段とを備え
る。
【0010】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、上述した諸情報に含まれる資源の配備状況に係る
情報と、上記資源の必要量とに基づいて、災害現場に割
当てる資源の量を決定する手段を更に備える。上述した
諸情報は、災害現場の画像情報を重畳した地図画像情報
を含む。災害が同時多発型の災害のときには、災害の規
模を示す物理量を全ての災害発生点について計測すると
共に、それら各々の計測値に基づいて被害の広がりの予
測が行われる。
【0011】また、上記資源の必要量の算出は、上記被
害の広がりの予測を用いるシミュレーションに基づい
て、上記災害を沈静させることが可能な資源の量を算出
するものである。上記資源量の割当については、既に災
害現場に配備済みの資源量と、算出された上記災害現場
に必要な資源量との比較により過不足量が生じたとき、
その過不足量に基づいて決定される。
【0012】また、災害現場に必要な資源量が全体とし
て不足しているときには、各災害発生点毎に設定する優
先度に応じて各災害発生点に配備すべき資源量を割当て
るようにしている。この場合、資源が全ての災害発生点
に均等に配備されるよう資源の割当を行うようにしても
良いし、災害規模の最も小さい災害発生点を除いた残り
全ての災害発生点に対して前記資源が配備されるよう資
源の割当を行うこともできる。
【0013】本発明の第2の側面に従う防災情報処理方
法は、災害現場に係る諸情報を収集する第1の過程と、
収集された災害現場に係る諸情報に基づいて、発生した
災害の規模を物理量として計測する第2の過程と、計測
された物理量に基づいて、被害の広がりを予測する第3
の過程と、予測される被害の広がりに応じて、上記災害
に対処するための資源の必要量を算出する第4の過程と
を備える。
【0014】本発明の第3の側面に従うコンピュータプ
ログラム製品は、災害現場に係る諸情報を収集する第1
の過程と、収集された災害現場に係る諸情報に基づい
て、発生した災害の規模を物理量として計測する第2の
過程と、計測された物理量に基づいて、被害の広がりを
予測する第3の過程と、予測される被害の広がりに応じ
て、上記災害に対処するための資源の必要量を算出する
第4の過程とを備える防災情報処理方法をコンピュータ
に実行させるためのコンピュータプログラムを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施形態に係る防災情
報処理システムの全体構成を示すブロック図である。
【0017】上記システムは、図2に示すように、シミ
ュレータ21と、情報収集システム23と、災害規模推
定システム25と、必要リソース量算出システム27
と、リソース割当システム29とを備える。上記システ
ムは、上記各部に加えて更に、結果表示インタフェース
(インタフェース)31と、災害被害予測シミュレーシ
ョンシステム(シミュレーションシステム)33をも備
える。
【0018】シミュレータ21は、現実の世界で発生し
得る災害のモデル情報をシミュレーションにより生成
し、生成した災害のモデル情報を情報収集システム23
の求めに応じて出力する。
【0019】情報収集システム23は、発生した災害に
おける被害の規模に関する情報や、リソース(既述の緊
急車両や隊員等)の実際の配備状況に関する情報等を収
集するもので、そのために、図1で示した指令台システ
ム1、車両動態管理システム3、及び災害情報収集シス
テム5の諸機能を備えている。
【0020】即ち、上述した指令台システム1における
と同様に、通常、電話機の発信地表示を利用することに
より、通報者の電話の所在(位置)を特定し、その近隣
の地図を本部の情報処理端末の表示部に地図画像情報と
して表示すると共に、電話の応対を助けながら災害発生
地点を特定する。また、同一の災害に対して複数の通報
を受付けたとき、仕掛かり中の事案との照合等の処理を
も行う。
【0021】また、上述した車両動態管理システム3に
おけると同様に、GPS(グローバル・ポジショニング
・システム)と共に各緊急車両に搭載されている車載端
末に、本部の情報処理端末からの指示が文字情報の形式
で無線送信される。各車載端末からの現在位置情報の通
知が本部の情報処理端末に受信され、情報処理端末にお
いて各緊急車両の現在位置(各緊急車両に乗車している
隊員の現在位置も含まれる)が一度に把握される。各車
載端末は、本部の情報処理端末と無線通信することによ
り、情報処理端末が保存する地図画像情報を検索した
り、他の緊急車両(他の緊急車両に乗車している隊員の
現在位置も含まれる)の現在位置を把握する。このよう
にして、把握された各緊急車両(各緊急車両に乗車して
いる隊員の現在位置も含まれる)の現在位置情報(つま
り、リソースの配置状況)は、情報収集システム23か
らリソース割当システム29に出力される。また、災害
現場を示す地図画像情報(災害が火災であるときは火災
発生現場を示す住宅地図画像情報)は、情報収集システ
ム23から災害規模推定システム25に出力される。
【0022】更に、上述した災害情報収集システム5に
おける処理と同様に、例えばヘリテレによる火災現場の
赤外線画像情報や、航空写真の画像情報や、衛星画像情
報や、高所カメラからの画像情報等を収集する。このよ
うにして収集された赤外線画像情報を始めとする各種画
像情報は、情報収集システム23から災害規模推定シス
テム25に出力される。
【0023】災害規模推定システム25は、情報収集シ
ステム23が収集した災害現場に係る赤外線画像情報や
各種画像情報等の諸情報に基づき、発生した災害の規模
(現在の災害状況)を物理的な量として計測するもの
で、発生した災害が、同時多発災害の場合には、各々の
災害点の被害の量を夫々計測する。災害規模推定システ
ム25は、上述した赤外線画像情報に基づいて各家屋の
温度(各家屋の発生熱量)を検知することにより、例え
ば災害現場の一つである火災現場の延焼状況を把握す
る。災害規模推定システム25は、また、上記赤外線画
像情報の画像解析を行うことにより高温点を検出し、検
出した高温点を上記地図情報に重畳する処理を行うこと
によって、出火点の検出を行う。これにより、発生した
災害の量(つまり、災害の大きさを数値化したもの)を
自動的に且つ広範囲に計測することができる。なお、災
害発生点(出火点)の位置に関しては、上述した情報収
集システム23が備える指令台システムの機能により把
握することができる。災害規模推定システム25におけ
る処理結果は、必要リソース量算出システム27に与え
られる。
【0024】必要リソース量算出システム27は、災害
規模推定システム25により推定された被害の量(大き
さ)に対応して、どれだけのリソース量があればその被
害を沈静させることができるかを、シミュレーションシ
ステム33を起動することによって算出する。即ち、必
要リソース量算出システム27は、災害によって被災し
た家屋がある場合に、災害規模推定システム25が各災
害発生点として求めた被災家屋のリスト(情報)に基づ
き、それら被災家屋の集合を求める。次いで災害規模推
定システム25が検知した各家屋(被災家屋)の発生熱
量に基づき上記集合における発熱量を求め、その求めた
発熱量を元にシミュレーションシステム33に対し、消
火シミュレーションを実行させる。そして、この消火シ
ミュレーションを実行した結果、鎮火に必要なポンプ車
(消防車)の台数が求まると、それを各災害発生点にお
ける必要リソース量としてリソース割当システム29に
出力する。
【0025】ここで、シミュレーションシステム33に
ついて説明する。
【0026】近年、例えば火災(火災延焼予測)、地震
(地震倒壊予測)、津波(津波被害予測)等の各種の災
害に対して被害予測のシミュレーションシステムが開発
されている。火災延焼予測については、例えば『直下の
地震を踏まえた新たな出火原因及び延焼性状の解明と対
策』(火災予防審議会答 火災予防審議会編 東京消防
庁 防災部 防災課 1997)が挙げられる。上記シミュ
レーションシステムとしては、上述したような自然災害
に限らず、有毒ガスの拡散シミュレーションや、放射能
の拡散シミュレーションや、タンカーのオイル漏れ事故
による油面拡散シミュレーション等のシステムも実現さ
れている。災害現象及び被害現象は、基本的に物理現象
であるため、物理的な現象解明の研究と計算機(電子計
算機)能力の双方の進歩により、近年はより詳細な予測
が可能になってきている。こうした被害予測シミュレ−
ションシステムは、都市計画、消防署等の防災対策施設
の設置計画、建築基準法策定時の参考資料として利用さ
れている。その一例として、『神戸市における消防・防
災計画等支援システムの開発』(高井広行、矢野公一、
松井武史、木下茂信、上村雄二 近畿大学工学部研究報
告 No.32 pp.93-104)が挙げられる。
【0027】リソース割当システム29は、現在、既に
各災害点に配備されているリソース量と、必要リソース
量算出システム27において求められた必要なリソース
量とからリソースの過不足量を算出し、余っているリソ
ースをリソースの足りない災害点に割当てる方針でリソ
ースの割当てを決定する。全体としてリソース量が不足
しているときは、各災害点に優先度を設定できるように
しておき、リソース割当システム29は、その優先度に
従ってリソースを自動的に割当てる。なお、上記災害を
火災と想定すれば、それに対応するリソース(消防リソ
ース)としては消防ポンプ車及びそれに乗車する消防隊
員であるが、消防リソースは消防隊単位で考えることも
できる。リソース割当システム29によって決定された
リソースの割当結果は、インタフェース31に出力され
る。
【0028】インタフェース31は、リソース割当シス
テム29によって決められたリソースの割当結果を、本
部に駐在するオペレータ、或いは責任者(災害対策責任
者)が読取ることが可能な態様で表示する。
【0029】図3は、図2に記載の災害規模推定システ
ム25による延焼範囲算出処理の説明図である。
【0030】図3において、赤外線画像情報41は、上
述したように情報収集システム23が有する災害情報収
集システム機能から災害情報収集システム25に与えら
れるものであり、この赤外線画像情報41には、火災発
生点A、Bに係る画像情報が含まれている。火災発生点
A、Bにおいて領域41aは延焼範囲を、領域41bは
着火範囲を、更に領域41cは受熱範囲を、夫々表して
いる。一方、住宅地図画像情報43は、上述したように
情報収集システム23が有する車両動態管理システム機
能から災害情報収集システム25に与えられるものであ
り、この住宅地図画像情報43には、上記火災発生点
A、Bに対応する建造物が示されている。
【0031】赤外線画像情報41と、住宅地図画像情報
43とを重畳した結果として、火災発生点Aにおける延
焼家屋、着火家屋、及び受熱家屋を含む被災家屋のグル
ープ45aと、火災発生点Bにおける延焼家屋、着火家
屋、及び受熱家屋を含む被災家屋のグループ45bとを
表示した住宅地図画像情報45が生成される。
【0032】その結果として、各災害点(図3の例で
は、火災発生点A、B)毎の被災家屋の数(つまり、災
害発生量)を自動的にカウントすることが可能になる。
【0033】図4は、図2に記載の災害規模推定システ
ム25による延焼範囲算出処理動作を示す流れ図であ
る。
【0034】図4において、図3で示した赤外線画像情
報41、及び住宅地図画像情報43を、情報収集システ
ム23から受けると(ステップS51)、災害規模推定
システム25は、両画像情報41、43を重畳すると共
に(ステップS52)、住宅地図画像情報上の各家屋の
発生熱量を求める(ステップS53)。次に、求めた発
生熱量に基づいて、延焼家屋、着火家屋、及び受熱家屋
のいずれかに含まれる家屋を、それらの各家屋に最も近
い災害発生点(A、B)を元に形成する被災家屋のグル
ープに入れるための処理を行う。その結果、災害発生点
(A、B)毎に被災家屋のグループが形成され、各災害
発生点(A、B)における被災家屋のリストが生成され
る(ステップS54)。
【0035】図5は、図2に記載の必要リソース量算出
システム27による必要リソース量算出処理の説明図で
ある。
【0036】図5において、住宅地図画像情報45は、
災害規模推定システム25から必要リソース量算出シス
テム27に与えられたもので、図3に示した住宅地図画
像情報45と同一である。必要リソース量算出システム
27では、この住宅地図画像情報45に表示される災害
点、つまり、火災発生点A、B毎に上述したシミュレー
ションシステム33により消火のシミュレーションを行
って、消火に必要なリソース量(つまり、消防ポンプ車
の台数)が算出される。例えば、火災発生点Aでは、延
焼家屋数が11棟であり、そこでの発生熱量の合計値が
xxxKWである。そこで、上記延焼家屋数と発生熱量とに
基づき、シミュレーションシステム33を起動して消火
のシミュレーションを行うことにより、符号55に示す
ように4台の消防ポンプ車が必要リソース量として算出
される。なお、消火に必要な注水の量をリソース量とす
ることも可能である。その場合には、消防ポンプ車の性
能を考慮して、その台数を設定することができる。
【0037】図6は、図2に記載の必要リソース量算出
システム27による必要リソース量算出処理動作を示す
流れ図である。
【0038】図6において、まず、各災害(火災)発生
点(A、B)における被災家屋のリストを災害規模推定
システム25から取得して、各々の災害発生点(Xi)に
おける被災家屋の集合(Sx)を求める(ステップS6
1)。次に、図5で示した住宅地図画像情報45上にお
ける各家屋の発生熱量を災害規模推定システム25から
取得して、上記集合(Sx)における発熱量を求め、その
発熱量を元にシミュレーションシステム33を起動し
て、消火のシミュレーションを実行させる(ステップS
62)。そして、このシミュレーションの結果得られ
た、鎮火に必要な消防ポンプ車の台数(必要リソース
量)を、各々の災害発生点(Xi)における必要リソース
量として保存する(ステップ63)。上記ステップS6
1〜ステップS63に示した一連の処理動作が、全ての
災害(火災)発生点について実行された後に、必要リソ
ース量算出システム27による必要リソース量算出処理
が終了する(ステップS64)。
【0039】図7は、図2に記載のリソース割当システ
ム29によるリソース割当処理動作を示す流れ図であ
る。
【0040】図7で示した処理流れは、全ての災害(火
災)発生点に関してリソース(消防ポンプ車)割当処理
を実行するために、2つのループから構成されている。
1つ目のループでは、各災害(火災)発生点におけるリ
ソース(消防ポンプ車)の過不足量を算出し、その結
果、余っているリソース(消防ポンプ車)があるとき、
そのリソース(消防ポンプ車)を所定のリストにストア
して行く。2つ目のループでは、上記余剰のリソース
(消防ポンプ車)を、リソース(消防ポンプ車)が不足
している災害(火災)発生点に割当てて行く。
【0041】リソース(消防ポンプ車)は、被災家屋の
最も多い災害(火災)発生点から優先的に割当てられる
が、全体としてリソース(消防車)が不足しているとき
には、被災家屋の最も少ない災害(火災)発生点にはリ
ソースは割当てられない。なお、被災家屋か否かの判断
は、図3及び図4で示したように、各家屋が発する熱量
の大きさによって決定されるので、鎮火建物が多くなれ
ば、次のリソース(消防ポンプ車)割当決定時に、自動
的に別の災害(火災)発生点にリソ−ス(消防ポンプ
車)が割り振られて行くことになる。
【0042】リソース(消防ポンプ車)の割当の優先度
に関しては、例えば危険物貯蔵施設や病院、歴史的建築
物等の重要度に鑑みて、それらの優先度を上げることが
想定され得る。また、リソース(消防ポンプ車)が全体
として不足しているときには、全ての災害(火災)発生
点に対して均等に(例えば、必要リース量の80%ず
つ)を割当てて行く方法も想定され得る。
【0043】図7において、まず、情報収集システム2
3から取得したリソース(消防ポンプ車、或いはそれに
乗車する隊員をも含む)の現在位置情報(リソースの配
置状況)を元に、いずれの災害(火災)発生点にも配備
されていないリソース(消防ポンプ車)を割り出して、
それらを含むリストAを作成する(ステップS71)。
次に、上記リソースの配置状況を示す情報に基づき、災
害(火災)発生点Xiに配備されているリソ−ス(消防ポ
ンプ車)の数をbとする(ステップS72)。次に、必
要リソース量算出システム27から取得した各々の災害
(火災)発生点のうちの災害(火災)発生点(Xi)にお
ける必要リソース量をcとする(ステップS73)。次
に、上記必要リソース量cと、実際に配備されているリ
ソース量bとを比較演算し(ステップS74)、c<b
であれば不足量dをd=0とする(ステップS75)。
そして、上記災害(火災)発生点(Xi)に配備されてい
るリソース数(消防ポンプ車の台数)の余剰分(b−
c)台のリソースを配備済みリソースから選択して、ス
テップS71で作成したリストAに加算する(ステップ
S76)。一方、ステップS74において、上記必要リ
ソース量cと、実際に配備されているリソース量bとを
比較演算した結果、b<cであれば、上記不足量dをd
=c−bとする(ステップS77)。
【0044】上記ステップS71〜S74〜S76で示
した一連の処理動作、又はステップS71〜S74、S
77で示した一連の処理動作は、全ての災害(火災)発
生点について実行される(ステップS78)。
【0045】上述した一連の処理動作を終了すると、災
害規模推定システム25から必要リソース量算出システ
ム27を通じて取得した各々の災害(火災)発生点にお
ける被災家屋のリストを参照して、被災家屋の数の多い
順に災害(火災)発生点(Xj)を選択する(ステップS
79)。次に、ステップS71で作成したリストAか
ら、現在位置が上記災害(火災)発生点(Xj)に最も近
いリソース(消防ポンプ車)をc台選択して、リソース
割当リストを作成すると共に(ステップS80)、その
選択したc台のリソース(消防ポンプ車)を上記リスト
Aから除外する(ステップS81)。
【0046】上記ステップS79〜S81で示した一連
の処理動作は、全ての災害(火災)発生点について実行
される(ステップS82)。そして、全ての災害(火
災)発生点について上記一連の処理動作を終了すること
により、リソース割当システム29によるリソース割当
処理動作が終了する。
【0047】なお、ステップS80では、現在位置が災
害(火災)発生点(Xj)に最も近いリソース(消防ポン
プ車)を選択することとしたが、この処理に当っては、
道路地図(画像情報)を参照して、道路地図上で各リソ
ース(消防ポンプ車)の現在位置から災害(火災)発生
点(Xj)までの最短ルートを夫々求め、夫々の最短ルー
ト同士の比較により上記リソース(消防ポンプ車)を選
択するのが望ましい。
【0048】図8は、図2に記載のインタフェース31
に表示される画像情報の一例を示す図である。
【0049】図8に示した例では、災害(火災)発生点
としてA、B、Cの3地点が表示されており、発生点A
の必要リソース数は、消防ポンプ車4台、発生点B、C
の必要リソース数は、夫々消防ポンプ車2台である。図
8に表示された時点では、発生点Aに2台、発生点Bに
3台、発生点Cに1台夫々消防ポンプ車が配備済みであ
るが、発生点Aでは2台、発生点Cでは1台夫々不足し
ており、発生点Cでは1台余っている。そのため、発生
点Aには、消防署91と発生点Bとから夫々1台ずつ新
たに配備されることになり、また、発生点Cには、消防
署93から新たに1台配備されることになる。
【0050】上述した防災情報処理システムは、実際の
災害に対しても、訓練用の仮想のデータ(実際に起こり
得る各種の災害を想定して構築したシミュレーションモ
デル)に対しても利用可能であり、リソース(消防ポン
プ車等)の配備状況や、災害状況の変化等に応じて、リ
アルタイムで新たなリソース配備案を随時立案すること
ができる。
【0051】なお、上記内容は、災害として火災を例に
取ったものであるが、例えば港湾内や外洋上でのタンカ
ーの油漏れ事故にも上記システムを適用することができ
る。上記システムをタンカーの油漏れ事故に適用する場
合には、ペリコプターや航空機からの画像情報に基づい
て油面面積を測定し、リソースとしての投入薬物の量
や、油回収船の配備等を決定することになる。
【0052】また、上述した実施形態では、シミュレー
タ21が生成した災害のモデル情報を情報収集システム
23が取得するように構成したが、情報収集システム2
3が現実世界で発生した各種災害から直接に必要とする
諸情報を取得するようにしても差支えない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同時多発的な災害に対し、被害規模を自動的に推定して
災害に対処するために必要とするリソース量を自動的に
算出できるようにすることができる。
【0054】また、本発明によれば、同時多発的な災害
に対し、自動的に算出された必要リソース量に応じて手
持ちのリソースを迅速且つ適正に割当てることができる
ようにすることができる。
【0055】更に、本発明によれば、多地点で発生し得
る災害に対してリソースの適正な割当案を予め立案する
ことができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の防災情報処理システムを構成する各部を
示す説明図。
【図2】本発明の一実施形態に係る防災情報処理システ
ムの全体構成を示すブロック図。
【図3】図2に記載の災害規模推定システムによる延焼
範囲算出処理の説明図。
【図4】図2に記載の災害規模推定システムによる延焼
範囲算出処理動作を示す流れ図。
【図5】図2に記載の必要リソース量算出システムによ
る必要リソース量算出処理の説明図。
【図6】図2に記載の必要リソース量算出システムによ
る必要リソース量算出処理動作を示す流れ図。
【図7】図2に記載のリソース割当システムによるリソ
ース割当処理動作を示す流れ図。
【図8】図2に記載の結果表示インタフェースに表示さ
れる画像情報の一例を示す図。
【符号の説明】
1 指令台システム 3 車両動態管理システム 5 災害情報収集システム 21 シミュレータ 23 情報収集システム 25 災害規模推定システム 27 必要リソース量算出システム 29 リソース割当システム 31 結果表示インタフェース(インタフェース) 33 災害被害予測シミュレーションシステム(シミュ
レーションシステム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 7/18 H04N 7/18 D (72)発明者 大谷 尚通 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5B049 CC02 CC31 EE07 EE12 EE41 FF03 FF04 GG04 GG07 5B057 AA20 BA01 BA02 CC02 CE08 CH01 CH08 DA16 DC01 DC04 5C054 AA01 CA04 CA05 CC02 DA07 FA09 HA18 5C087 AA03 AA09 AA10 AA19 BB12 BB20 BB74 BB76 DD02 DD04 DD24 DD29 EE18 FF01 FF02 FF19 FF20 FF23 GG07 GG14 GG21 GG23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 災害現場に係る諸情報を収集する手段
    と、 前記諸情報に基づいて、発生した災害の規模を物理量と
    して計測する手段と、 前記計測された物理量に基づいて被害の広がりを予測す
    る手段と、 前記予測される被害の広がりに応じて、前記災害に対処
    するための資源の必要量を算出する手段と、 を備える防災情報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記諸情報に含まれる前記資源の配備状況に係る情報
    と、前記資源の必要量とに基づいて、前記災害現場に割
    当てる資源の量を決定する手段を更に備える防災情報処
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記諸情報が、前記災害現場の画像情報を重畳した地図
    画像情報を含む防災情報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記災害が同時多発型の災害のとき、災害の規模を示す
    物理量を全ての災害発生点について計測すると共に、そ
    れら各々の計測値に基づいて前記被害の広がりの予測を
    行う防災情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記必要量の算出が、前記被害の広がりの予測を用いる
    シミュレーションに基づいて、前記災害を沈静させるこ
    とが可能な資源の量を算出するものである防災情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のシステムにおいて、 前記資源量の割当が、既に災害現場に配備済みの資源量
    と、算出された前記災害現場に必要な資源量との比較に
    より過不足量が生じたとき、その過不足量に基づいて決
    定される防災情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシステムにおいて、 前記災害現場に必要な資源量が全体として不足している
    とき、各災害発生点毎に設定する優先度に応じて各災害
    発生点に配備すべき資源量を割当てるようにした防災情
    報処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のシステムにおいて、 前記各災害現場に必要な資源量が全体として不足してい
    るとき、前記資源が全ての災害発生点に均等に配備され
    るよう前記資源の割当を行う防災情報処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のシステムにおいて、 前記各災害現場に必要な資源量が全体として不足してい
    るとき、災害規模の最も小さい災害発生点を除いた残り
    全ての災害発生点に対して前記資源が配備されるよう前
    記資源の割当を行う防災情報処理システム。
  10. 【請求項10】 災害現場に係る諸情報を収集する第1
    の過程と、 前記諸情報に基づいて、発生した災害の規模を物理量と
    して計測する第2の過程と、 前記計測された物理量に基づいて、被害の広がりを予測
    する第3の過程と、 前記予測される被害の広がりに応じて、前記災害に対処
    するための資源の必要量を算出する第4の過程と、 を備える防災情報処理方法。
  11. 【請求項11】 災害現場に係る諸情報を収集する第1
    の過程と、 前記諸情報に基づいて、発生した災害の規模を物理量と
    して計測する第2の過程と、 前記計測された物理量に基づいて、被害の広がりを予測
    する第3の過程と、 前記予測される被害の広がりに応じて、前記災害に対処
    するための資源の必要量を算出する第4の過程と、 を備える防災情報処理方法をコンピュータに実行させる
    ためのコンピュータプログラムを有したコンピュータプ
    ログラム製品。
JP2000146401A 2000-05-18 2000-05-18 防災情報処理方法及びシステム Withdrawn JP2001325686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146401A JP2001325686A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 防災情報処理方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146401A JP2001325686A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 防災情報処理方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001325686A true JP2001325686A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18652765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000146401A Withdrawn JP2001325686A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 防災情報処理方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001325686A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156941A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toshiba Eng Co Ltd 災害時自動車等迂回路指示システム
JP2005056314A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Nissan Motor Co Ltd 機材/人材有効活用システム
JP2005284991A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Fujitsu Fip Corp 救急業務シミュレーションシステム及び方法
JP2011100319A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Nec Corp 災害時意思決定支援装置、災害時意思決定支援方法、及びプログラム
JP2012227920A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Boeing Co:The 火災管理システム
JP2014186460A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fujitsu Ltd 防災サービスの提供方法,防災システム,防災仮想サーバ構築プログラム
WO2015145648A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 株式会社 日立製作所 災害対処支援システムおよび災害対処支援方法
CN108564867A (zh) * 2018-03-08 2018-09-21 清华大学 城市地震次生火灾模拟方法及***
KR101950685B1 (ko) * 2017-09-15 2019-02-21 한국철도기술연구원 Soc 시설물 피해복구 실행계획 수립 시스템 및 방법
JP2019219852A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 日本電気株式会社 消防指令補助装置、方法、およびプログラム
WO2023176019A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 株式会社日立製作所 計算機システム及び対策の立案方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156941A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toshiba Eng Co Ltd 災害時自動車等迂回路指示システム
JP2005056314A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Nissan Motor Co Ltd 機材/人材有効活用システム
JP2005284991A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Fujitsu Fip Corp 救急業務シミュレーションシステム及び方法
JP4565490B2 (ja) * 2004-03-30 2010-10-20 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 救急業務シミュレーションシステム及び方法
JP2011100319A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Nec Corp 災害時意思決定支援装置、災害時意思決定支援方法、及びプログラム
JP2012227920A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Boeing Co:The 火災管理システム
JP2014186460A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fujitsu Ltd 防災サービスの提供方法,防災システム,防災仮想サーバ構築プログラム
WO2015145648A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 株式会社 日立製作所 災害対処支援システムおよび災害対処支援方法
KR101950685B1 (ko) * 2017-09-15 2019-02-21 한국철도기술연구원 Soc 시설물 피해복구 실행계획 수립 시스템 및 방법
CN108564867A (zh) * 2018-03-08 2018-09-21 清华大学 城市地震次生火灾模拟方法及***
JP2019219852A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 日本電気株式会社 消防指令補助装置、方法、およびプログラム
JP7206647B2 (ja) 2018-06-19 2023-01-18 日本電気株式会社 消防指令補助装置、方法、およびプログラム
WO2023176019A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 株式会社日立製作所 計算機システム及び対策の立案方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Cheng et al. Developing an evacuation evaluation model for offshore oil and gas platforms using BIM and agent-based model
CN112862153B (zh) 基于bim的火灾救援方法、设备、存储介质及装置
Wang et al. Applying building information modeling to support fire safety management
CN109543919A (zh) 一种基于事故演化的消防动态应急决策***及其实现方法
KR102348358B1 (ko) 가상현실 기반의 화재 대피 시뮬레이션 장치 및 방법
JP5172227B2 (ja) 非常時情報通信システム、非常時情報通信方法及び非常時情報通信プログラム
JP2001325686A (ja) 防災情報処理方法及びシステム
KR102116390B1 (ko) 훈련 신 생성이 가능한 재난대응 훈련방법 및 그 시스템
CN110110389B (zh) 一种虚实结合的室内外疏散仿真方法
CN108765872B (zh) 一种受困对象环境参数的推测方法、***和智能穿戴设备
CN111401581A (zh) 建筑物运维管理方法、***、设备及存储介质
CN113554540A (zh) 一种海上危化品突发事故应急处理方法和***
CN111199623A (zh) 基于gis的扁平化指挥调度方法和***
CN112288320A (zh) 一种地铁运行风险监控和管理***
Chen et al. Hazard mitigation for earthquake and subsequent fire
CN112836878A (zh) 一种基于bim技术的应急疏散方法及装置
CN113744108B (zh) 基于大数据的智慧消防控制方法和***
KR100744554B1 (ko) 소방 현장 지원 장치 및 방법
CN116363825B (zh) 用于展示火情蔓延趋势的方法及装置、电子设备、介质
JP2020187248A (ja) 災害対策用被害想定情報作成システム及び該システム用のプログラム
Kosaka et al. Decision-making support utilizing real-time tsunami inundation and damage forecast
CN117035323A (zh) 一种基于bim数据的建筑内消防资源调度分配方法及***
JP3388065B2 (ja) 防災支援システム
JP2004295729A (ja) 防災対応システム
Marchant et al. Development and application of the fire brigade intervention model

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040521

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20040526

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807