JP2001324235A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001324235A JP2000147275A JP2000147275A JP2001324235A JP 2001324235 A JP2001324235 A JP 2001324235A JP 2000147275 A JP2000147275 A JP 2000147275A JP 2000147275 A JP2000147275 A JP 2000147275A JP 2001324235 A JP2001324235 A JP 2001324235A
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compressor
compressors
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Kumar Dotto Oshitto
クマール ドット オシット
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Fujitsu General Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の圧縮機を同時に運転した場合や個別に
運転した場合に、夫々の圧縮機の油戻り量を均等に保つ
ことができるようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 複数の圧縮機1a,1b,1cの吐出管1a1,1b
1,1c1 に第一、第二および第三の油分離器8a,8b,8cを
並列に接続し、これらの油分離器と四方弁2との間に、
第一、第二および第三の開閉弁9a,9b,9cを介して第四
の油分離器8dを接続し、第一、第二および第三の油分離
器の油戻し管8a2,8b2,8c2 を、第四、第五および第六の
開閉弁10a,10b,10c とを介して第一、第二および第三の
圧縮機の吸込管1a2,1b2,1c2 に接続し、前記第四の油分
離器の油戻し管を、前記複数の圧縮機の吸込管1a1,1b1,
1c1 に第七、第八および第九の開閉弁11a,11b,11c を介
して接続し、前記複数の圧縮機の吸込管と、前記第四、
前記第五および前記第六の開閉弁の出口側とを、キャピ
ラリチューブA乃至Cを介して接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外機に複数の圧
縮機を備えて複数の室内機に接続した多室型の空気調和
機に係わり、より詳細には、複数の圧縮機の運転および
停止状態に対応して夫々の圧縮機の油量を均一にできる
ようにした油戻し回路に関する。
【0002】
【従来の技術】室外機に複数の圧縮機を備えて複数の室
内機に接続した従来の多室型の空気調和機は、例えば図
2で示すような冷媒回路を構成したものがある。図2に
おいて、21a および21b は並列に接続された複数の圧縮
機、22は同圧縮機21a および21b から吐き出される冷媒
の流れを冷房運転もしくは暖房運転などに合わせて切り
換える四方弁、23は室外熱交換器、24は膨張弁、25a お
よび25bは同時もしくは何れかを任意に運転できる室内
熱交換器、26a および26b は開閉弁、27はアキュムレー
タで、これらを順次連結して冷媒回路を形成した構成と
なっている。28は前記圧縮機21a および21b により吐き
出される油を含んだ吐出冷媒から油を分離するための油
分離器である。
【0003】上記構成において、冷房運転時は冷媒は実
線の矢印方向に流れ、暖房運転時は破線の矢印方向に流
れる。前記圧縮機21a および21b から吐き出された油を
含んだ吐出冷媒は前記油分離器28で分離される。また、
前記油分離器28の下部に油が溜まるとバイパス路29の途
中にある開閉弁30が開放され、油はバイパス路29を経由
して前記アキュムレータ27に返され、室内熱交換器25a
および25b から帰ってきたガスとともに、前記圧縮機21
a および21b に戻されるようになっている。
【0004】しかしながら、前記圧縮機21a または21b
を個別に運転した場合、前記アキュムレータ27から戻る
油量にバラツキが生じるため、前記圧縮機21a または21
b のうち一方に油不足が生じてしまう恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、複数の圧縮機を同時に運転した場合
や個別に運転した場合に、夫々の圧縮機の油戻り量を均
等に保つことができるようにした空気調和機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、並列に接続された複数の圧縮機と、四方弁
と、室外熱交換器と、膨張弁と、複数の室内熱交換器お
よびアキュムレータとを順次連結し冷媒回路を形成して
なる空気調和機において、前記複数の圧縮機を、第一の
圧縮機と第二の圧縮機および第三の圧縮機とで構成し、
これら複数の圧縮機の吐出管に第一の油分離器と第二の
油分離器および第三の油分離器とを並列に接続し、並列
に接続したこれらの油分離器と前記四方弁との間に、夫
々対応する第一の開閉弁と第二の開閉弁および第三の開
閉弁とを介して第四の油分離器を接続し、前記第一の油
分離器と前記第二の油分離器および前記第三の油分離器
との夫々の油戻し管を、夫々対応する第四の開閉弁と第
五の開閉弁および第六の開閉弁とを介して前記第一の圧
縮機と前記第二の圧縮機および前記第三の圧縮機の夫々
の吸込管とに接続し、前記第四の油分離器の油戻し管
を、前記複数の圧縮機の夫々の吸込管に第七の開閉弁と
第八の開閉弁および第九の開閉弁とを介して接続し、前
記複数の圧縮機の夫々の吸込管と、前記第四の開閉弁と
前記第五の開閉弁および前記第六の開閉弁との出口側と
を、キャピラリチューブを介して接続した構成となって
いる。
【0007】また、並列に接続された複数の圧縮機と、
四方弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、複数の室内熱交
換器およびアキュムレータとを順次連結し冷媒回路を形
成してなる空気調和機において、前記複数の圧縮機を、
第一の圧縮機と第二の圧縮機および第三の圧縮機とで構
成し、これら複数の圧縮機の吐出管に第一の油分離器と
第二の油分離器および第三の油分離器とを並列に接続
し、並列に接続したこれらの油分離器と前記四方弁との
間に、夫々対応する第一の開閉弁と第二の開閉弁および
第三の開閉弁とを介して第四の油分離器を接続し、前記
第一の油分離器と前記第二の油分離器および前記第三の
油分離器との夫々の油戻し管を、夫々対応する第四の開
閉弁と第五の開閉弁および第六の開閉弁とを介して前記
第一の圧縮機と前記第二の圧縮機および前記第三の圧縮
機の夫々の吸込管とに接続し、前記第四の油分離器の油
戻し管を、前記複数の圧縮機の夫々の吸込管に第七の開
閉弁と第八の開閉弁および第九の開閉弁とを介して接続
し、前記複数の圧縮機の夫々の吸込管と、前記第七の開
閉弁と前記第八の開閉弁および前記第九の開閉弁との出
口側とを、キャピラリチューブを介して接続した構成と
なっている。
【0008】また、前記アキュムレータの出口管に、同
アキュムレータ内に溜まった油を吸込ガスとともに前記
複数の圧縮機に戻す戻し孔を設けた構成となっている。
【0009】また、前記戻し孔が、前記アキュムレータ
内の下部付近に配設された前記出口管に設けられた構成
となっている。
【0010】また、前記第一の圧縮機、前記第二の圧縮
機および前記第三の圧縮機の運転または停止に対応し
て、前記第一の開閉弁、前記第二の開閉弁および前記第
三の開閉弁の開閉を夫々制御してなる構成となってい
る。
【0011】また、前記第一の圧縮機、前記第二の圧縮
機および前記第三の圧縮機の運転時に、前記第四の開閉
弁、前記第五の開閉弁および前記第六の開閉弁の開閉を
所定の時間間隔で夫々制御してなる構成となっている。
【0012】また、前記複数の圧縮機に、同複数の圧縮
機の油量を検知するオイルレベルセンサを設け、同オイ
ルレベルセンサが検知した油量に応じて、前記第七の開
閉弁、前記第八の開閉弁および前記第九の開閉弁の開閉
を夫々制御してなる構成となっている。
【0013】また、前記第一の開閉弁乃至前記第九の開
閉弁が電磁弁からなる構成となっている。
【0014】更に、前記第一の開閉弁、前記第二の開閉
弁および前記第三の開閉弁が逆止弁からなる構成となっ
ている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による空気調和機を構成する冷媒回路図である。
【0016】図1において、1a、1bおよび1cは並列に接
続された複数の圧縮機、2は同圧縮機1a、1bおよび1cか
ら吐き出される冷媒の流れを冷房運転もしくは暖房運転
などに合わせて切り換える四方弁、3は室外熱交換器、
4は膨張弁、5aおよび5bは同時または何れかを任意に運
転できる複数の室内熱交換器、6aおよび6bは複数の開閉
弁、7はアキュムレータで、これらは順次連結されて冷
媒回路を形成した構成となっている。
【0017】8a、8bおよび8cは前記複数の圧縮機1a、1b
および1cの吐出管1a1 、1b1 および1c1 に並列に接続さ
れ、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cからの冷媒ととも
に吐き出された油を分離する複数の油分離器である。8d
は前記複数の油分離器8a、8bおよび8cの出口管8a1 、8b
1 および8c1 と前記四方弁との間に直列に接続され、前
記複数の油分離器8a、8bおよび8cで分離できなかった冷
媒から油を再分離するための油分離器である。
【0018】上記構成でなる多室型の空気調和機におい
て、本発明においては、前記複数の圧縮機1a、1bおよび
1cを、第一の圧縮機1aと第二の圧縮機1bと第三の圧縮機
1cとして構成する一方、前記複数の油分離器8a、8bおよ
び8cを、並列に接続した第一の油分離器8aと第二の油分
離器8bと第三の油分離器8cと、これらの油分離器8a、8b
および8cと前記四方弁2との間に直列に接続された第四
の油分離器8dとで構成している。
【0019】9a、9bおよび9cは前記複数の油分離器8a、
8bおよび8cの油分離器出口管8a1 、8b1 および8c1 と前
記第四の油分離器8dとの間を接続する配管に夫々設けら
れた電磁弁からなる第一の開閉弁、第二の開閉弁および
第三の開閉弁9cで、これらの開閉弁9a、9bおよび9cは前
記第一の圧縮機1a、第二の圧縮機1bおよび第三の圧縮機
1cの夫々の運転または停止に対応して開閉されるように
なっている。
【0020】10a 、10b および10c は前記複数の油分離
器8a、8bおよび8cの夫々の油戻し管8a2 、8b2 および8c
2 と、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cの夫々の吸込管
1a2、1b2 および1c2 との間を接続する配管に夫々設け
られた電磁弁からなる第四の開閉弁10a 、第五の開閉弁
10b および第六の開閉弁10c で、これらの開閉弁10a、1
0b および10c は前記第一の圧縮機1a、前記第二の圧縮
機1bおよび前記第三の圧縮機1cの運転時に夫々所定の時
間間隔で開閉されて、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1c
の各吸込管1a2 、1b2 および1c2 へとバランスよく油を
戻すようになっている。
【0021】11a 、11b および11c は前記第四の油分離
器8dの油戻し管8d1 と、前記複数の圧縮機1a、1bおよび
1cの夫々の吸込管1a2 、1b2 および1c2 との間を接続す
る配管に夫々設けられた電磁弁からなる第七の開閉弁、
第八の開閉弁および第九の開閉弁である。
【0022】12a 、12b および12c は前記複数の圧縮機
1a、1bおよび1cの夫々に対応して設けられた油量を検知
するオイルレベルセンサで、これらのオイルレベルセン
サ12a 、12b および12c が検知した油量に対応して、前
記第七の開閉弁11a 、前記第八の開閉弁11b および前記
第九の開閉弁11b が夫々開閉されるようになっている。
【0023】前記アキュムレータ7の出口管7a2 の冷媒
は、分配管13a および13b により前記各吸込管1a2 、1b
2 および1c2 に夫々分配されて前記各圧縮機1a、1bおよ
び1cに戻される。また、前記第一の開閉弁9a、前記第二
の開閉弁9bおよび前記第三の開閉弁9cからの冷媒は合流
管14a および14b により合流されて前記第四の油分離器
8dへ流入するようになっている。
【0024】上記構成でなる多室型の空気調和機におい
て、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cを同時に運転した
場合や個別に運転した場合に、これら夫々の圧縮機1a、
1bおよび1cの油戻り量を均等に保つことができるように
した構成について以下に説明する。
【0025】上記に説明したとおり、前記複数の圧縮機
1a、1bおよび1cを、第一の圧縮機1aと第二の圧縮機1bお
よび第三の圧縮機1cとで構成し、これら複数の圧縮機1
a、1bおよび1cの吐出管1a1 、1b1 および1c1 に、前記
第一の油分離器8aと第二の油分離器8bおよび第三の油分
離器8cとを並列に接続し、並列に接続したこれらの油分
離器8a、8bおよび8cと前記四方弁2との間に、夫々対応
する第一の開閉弁9aと第二の開閉弁9bおよび第三の開閉
弁9cとを介して前記第四の油分離器8dを接続し、前記第
一の油分離器8aと前記第二の油分離器8bおよび前記第三
の油分離器8cとの夫々の油戻し管8a2 、8b2 および8c2
を、夫々対応する第四の開閉弁10a と第五の開閉弁10b
および第六の開閉弁10c とを介して前記第一の圧縮機1a
と前記第二の圧縮機1bおよび前記第三の圧縮機1cの夫々
の吸込管1a2 、1b2 および1c2 とに接続し、前記第四の
油分離器8dの油戻し管8a2 、8b2 および8c2 を、前記複
数の圧縮機1a、1bおよび1cの夫々の吸込管1a2 、1b2 お
よび1c2 に第七の開閉弁11aと第八の開閉弁11b および
第九の開閉弁11c とを介して接続し、前記複数の圧縮機
1a、1bおよび1cの夫々の吸込管1a2 、1b2 および1c2
と、前記第四の開閉弁10a と前記第五の開閉弁10b およ
び前記第六の開閉弁10c との出口側とを、キャピラリチ
ューブA乃至Cを介して接続した構成となっており、こ
れによって、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cを個別に
運転した場合であっても、前記キャピラリチューブA乃
至Cを経由して戻る油量にバラツキが生じなくなり、上
記に説明した従来技術のように、前記圧縮機1a、1bおよ
び1cの何れかに油不足が生じてしまうという恐れがなく
なる。
【0026】または、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1c
を、第一の圧縮機1aと第二の圧縮機1bおよび第三の圧縮
機1cとで構成し、これら複数の圧縮機1a、1bおよび1cの
吐出管1a1 、1b1 および1c1 に第一の油分離器8aと第二
の油分離器8bおよび第三の油分離器8cとを並列に接続
し、並列に接続したこれらの油分離器8a、8bおよび8cと
前記四方弁2との間に、夫々対応する第一の開閉弁9aと
第二の開閉弁9bおよび第三の開閉弁9cとを介して第四の
油分離器8dを接続し、前記第一の油分離器8aと前記第二
の油分離器8bおよび前記第三の油分離器8cとの夫々の油
戻し管8a2 、8b2および8c2 を、夫々対応する第四の開
閉弁10a と第五の開閉弁10b および第六の開閉弁10c と
を介して前記第一の圧縮機1aと前記第二の圧縮機1bおよ
び前記第三の圧縮機1cの夫々の吸込管1a2 、1b2 および
1c2 とに接続し、前記第四の油分離器8dの油戻し管8a2
、8b2 および8c2 を、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1
cの夫々の吸込管1a2 、1b2 および1c2 に第七の開閉弁1
1a と第八の開閉弁11b および第九の開閉弁11c とを介
して接続し、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cの夫々の
吸込管1a2 、1b2 および1c2 と、前記第七の開閉弁11a
と前記第八の開閉弁11bおよび前記第九の開閉弁11c と
の出口側とを、キャピラリチューブD乃至Fを介して接
続した構成となっており、これによって、上記に説明し
たのと同様に、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cを個別
に運転した場合であっても、前記キャピラリチューブD
乃至Fを経由して戻る油量にバラツキが生じなくなり、
上記に説明した従来技術のように、前記圧縮機1a、1bお
よび1cの何れかに油不足が生じてしまうという恐れがな
くなる。
【0027】また、前記アキュムレータ7の出口管7b
に、同アキュムレータ7内に溜まった油を吸込ガスとと
もに前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cに戻す戻し孔7b1
を設けたことにより、前記アキュムレータ7内に溜まっ
た油を、吸込ガスと一緒に前記複数の圧縮機1a、1bおよ
び1cに効率よく戻すことができるようになる。
【0028】また、前記戻し孔7b1 が、前記アキュムレ
ータ7内の下部付近に配設された前記出口管7bに設けら
れたことにより、同出口管7bの下部に溜まった油を、吸
込ガスと一緒に前記複数の圧縮機1a、1bおよび1cに更に
効率よく戻すことができるようになる。
【0029】また、前記第一の圧縮機1a、前記第二の圧
縮機1bおよび前記第三の圧縮機1cの運転または停止に対
応して、前記第一の開閉弁9a、前記第二の開閉弁9bおよ
び前記第三の開閉弁9cの開閉を夫々制御するようになっ
ており、これによって、前記複数の圧縮機1a、1bおよび
1cの油戻り量を、より効果的に均等に保つことができる
ようになる。
【0030】また、前記第一の圧縮機1a、前記第二の圧
縮機1bおよび前記第三の圧縮機1cの運転時に、前記第四
の開閉弁10a 、前記第五の開閉弁10b および前記第六の
開閉弁10c の開閉を所定の時間間隔で夫々制御するよう
になっており、これによって、前記複数の圧縮機1a、1b
および1cの油戻り量を、更に効果的に均等に保つことが
できるようになる。
【0031】また、前記複数の圧縮機1a、1bおよび1c
に、同複数の圧縮機1a、1bおよび1cの油量を検知するオ
イルレベルセンサ12a 、12b および12c を夫々設け、同
オイルレベルセンサ12a 、12b および12c が検知した油
量に応じて、前記第七の開閉弁11a 、前記第八の開閉弁
11b および前記第九の開閉弁11c の開閉を夫々制御する
ようになっており、これによって、前記複数の圧縮機1
a、1bおよび1cの油量に応じた正確な油戻り量にするこ
とができる。
【0032】また、前記第一の開閉弁9a乃至前記第九の
開閉弁11c が電磁弁からなる構成となっており、これに
よって、前記第一の開閉弁9a乃至前記第九の開閉弁11c
を正確に開閉できて油戻り量が正確になる。
【0033】更に、前記第一の開閉弁9a、前記第二の開
閉弁9bおよび前記第三の開閉弁9cが逆止弁からなる構成
となっており、これによって、電磁弁を使用するのに対
しコスト的に有利な構成で前記複数の圧縮機1a、1bおよ
び1cの油量を均一に調節できるようになる。
【0034】以上の構成により、図1で示すように、前
記複数の圧縮機1a、1bおよび1cを個別に運転した場合で
あっても、前記キャピラリチューブD乃至Fを経由して
戻る油量にバラツキが生じなくなり、上記に説明した従
来技術のように、前記圧縮機1a、1bおよび1cの何れかに
油不足が生じてしまうという恐れがないようにした空気
調和機となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によると、複数の圧
縮機を同時に運転した場合や個別に運転した場合に、夫
々の圧縮機の油戻り量を均等に保つことができるように
した空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多室型の空気調和機の冷媒回路図
である。
【図2】従来例による多室型の空気調和機の冷媒回路図
である。
【符号の説明】
1a 第一の圧縮機 1b 第二の圧縮機 1c 第三の圧縮機 1a1,1b1,1c1 吐出管 1a2,1b2,1c2 吸込管 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 膨張弁 5a,5b 室内熱交換器 7 アキュムレータ 7a 入口管 7b 出口管 7b1 戻し孔 8a 第一の油分離器 8b 第二の油分離器 8c 第三の油分離器 8d 第四の油分離器 8a1,8b1,8c1 油分離器出口管 8a2,8b2,8c2 油戻し管 9a 第一の開閉弁 9b 第二の開閉弁 9c 第三の開閉弁 10a 第四の開閉弁 10b 第五の開閉弁 10c 第六の開閉弁 11a 第七の開閉弁 11b 第八の開閉弁 11c 第九の開閉弁 12a,12b,12c オイルレベルセンサ 13a,13b 分配管 14a,14b 合流管 A〜F キャピラリチューブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に接続された複数の圧縮機と、四方
    弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、複数の室内熱交換器
    およびアキュムレータとを順次連結し冷媒回路を形成し
    てなる空気調和機において、 前記複数の圧縮機を、第一の圧縮機と第二の圧縮機およ
    び第三の圧縮機とで構成し、これら複数の圧縮機の吐出
    管に第一の油分離器と第二の油分離器および第三の油分
    離器とを並列に接続し、並列に接続したこれらの油分離
    器と前記四方弁との間に、夫々対応する第一の開閉弁と
    第二の開閉弁および第三の開閉弁とを介して第四の油分
    離器を接続し、前記第一の油分離器と前記第二の油分離
    器および前記第三の油分離器との夫々の油戻し管を、夫
    々対応する第四の開閉弁と第五の開閉弁および第六の開
    閉弁とを介して前記第一の圧縮機と前記第二の圧縮機お
    よび前記第三の圧縮機の夫々の吸込管とに接続し、前記
    第四の油分離器の油戻し管を、前記複数の圧縮機の夫々
    の吸込管に第七の開閉弁と第八の開閉弁および第九の開
    閉弁とを介して接続し、前記複数の圧縮機の夫々の吸込
    管と、前記第四の開閉弁と前記第五の開閉弁および前記
    第六の開閉弁との出口側とを、キャピラリチューブを介
    して接続してなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 並列に接続された複数の圧縮機と、四方
    弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、複数の室内熱交換器
    およびアキュムレータとを順次連結し冷媒回路を形成し
    てなる空気調和機において、 前記複数の圧縮機を、第一の圧縮機と第二の圧縮機およ
    び第三の圧縮機とで構成し、これら複数の圧縮機の吐出
    管に第一の油分離器と第二の油分離器および第三の油分
    離器とを並列に接続し、並列に接続したこれらの油分離
    器と前記四方弁との間に、夫々対応する第一の開閉弁と
    第二の開閉弁および第三の開閉弁とを介して第四の油分
    離器を接続し、前記第一の油分離器と前記第二の油分離
    器および前記第三の油分離器との夫々の油戻し管を、夫
    々対応する第四の開閉弁と第五の開閉弁および第六の開
    閉弁とを介して前記第一の圧縮機と前記第二の圧縮機お
    よび前記第三の圧縮機の夫々の吸込管とに接続し、前記
    第四の油分離器の油戻し管を、前記複数の圧縮機の夫々
    の吸込管に第七の開閉弁と第八の開閉弁および第九の開
    閉弁とを介して接続し、前記複数の圧縮機の夫々の吸込
    管と、前記第七の開閉弁と前記第八の開閉弁および前記
    第九の開閉弁との出口側とを、キャピラリチューブを介
    して接続してなることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記アキュムレータの出口管に、同アキ
    ュムレータ内に溜まった油を吸込ガスとともに前記複数
    の圧縮機に戻す戻し孔を設けたことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記戻し孔が、前記アキュムレータ内の
    下部付近に配設された前記出口管に設けられたことを特
    徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記第一の圧縮機、前記第二の圧縮機お
    よび前記第三の圧縮機の運転または停止に対応して、前
    記第一の開閉弁、前記第二の開閉弁および前記第三の開
    閉弁の開閉を夫々制御してなることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記第一の圧縮機、前記第二の圧縮機お
    よび前記第三の圧縮機の運転時に、前記第四の開閉弁、
    前記第五の開閉弁および前記第六の開閉弁の開閉を所定
    の時間間隔で夫々制御してなることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記複数の圧縮機に、同複数の圧縮機の
    油量を検知するオイルレベルセンサを設け、同オイルレ
    ベルセンサが検知した油量に応じて、前記第七の開閉
    弁、前記第八の開閉弁および前記第九の開閉弁の開閉を
    夫々制御してなることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記第一の開閉弁乃至前記第九の開閉弁
    が電磁弁からなることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項5乃至請求項7の何れかに記載の空気調和
    機。
  9. 【請求項9】 前記第一の開閉弁、前記第二の開閉弁お
    よび前記第三の開閉弁が逆止弁からなることを特徴とす
    る請求項1、請求項2または請求項5に記載の空気調和
    機。
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