JP2001324053A - ガス管路埋設業務支援システム及び記録媒体 - Google Patents

ガス管路埋設業務支援システム及び記録媒体

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JP2001324053A
JP2001324053A JP2000143049A JP2000143049A JP2001324053A JP 2001324053 A JP2001324053 A JP 2001324053A JP 2000143049 A JP2000143049 A JP 2000143049A JP 2000143049 A JP2000143049 A JP 2000143049A JP 2001324053 A JP2001324053 A JP 2001324053A
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JP
Japan
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gas pipeline
plan
buried
gas
Prior art date
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Application number
JP2000143049A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
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JEKKU KK
JECC Co Ltd
Original Assignee
JEKKU KK
JECC Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ入力からガス管路の計画設計・施工工事
・埋設後管理に至る一連のデータ処理工程をトータルに
連繋し、業務を効率化し省力化すること。 【解決手段】この発明によるガス管路埋設業務支援シス
テムでは、ガス管路の埋設が計画されている現場の地形
を表わす現況図データ(a)及び既設埋設物の位置デー
タ(b)に基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス
管の仕様を表わすガス管路計画データが生成され
(c)、このガス管路計画データを基にして、計画図
面、並びに、各種積算集計表が作成される(d)。ガス
管路埋設施工(h)の結果に応じて、これらの図面又は
集計表は修正され竣工図及び竣工積算表が作成され
(k)、この竣工図は、さらに、その後の管理に適した
ガス管路設備データに調製し直され(m)、このガス管
路設備データは、GISシステムと連動可能にガス管路
設備データベースに格納される(n)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋設されるガス
管路について測量調査から計画設計・埋設工事を経て埋
設後のガス管路管理に至る一連の工程を支援するための
ガス管路埋設業務支援システム及びそのための記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】地中には、電力管、ガス管、上下水道、
CATVケーブル、電話ケーブル等、様々な配管・ケー
ブルが網の目のように埋設されている。特に、ガス管路
の場合は、兵庫県南部地震以降、災害対策のため、老朽
化したガス管の改善や新設などの工事の必要性が増大し
ている。ガス管の埋設に伴う設計業務には、大きくいう
と、「建設工事」設計及び「他工事」設計の2つに分け
ることができる。建設工事設計は、宅地造成などの新た
に開発された地域にガス管路を新設するときの設計業務
であり、他工事設計は、上下水道や電気・電話などの他
の地中埋設物を工事する際に一時的にガス管を移設し工
事完了後に元に戻すときの設計業務である。
【0003】特に、他工事設計の場合には、同一現場の
図面であっても、移設前・移設後の図面を作成すること
が必要であり、また、同一現場において隣り合う管路で
あっても、図面を別々に作成することも数多くあって、
同一現場に対して何枚もの異なる図面を作成する必要が
ある。従って、老朽ガス管路の改修・取替え・移設や新
規ガス管路の建設などの工事の要請増大に対応して、効
果的な設計管理システムの開発が急務となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な事情に鑑み、土木・測量や図面入力からガス管路の計
画設計、ガス管埋設の施工工事、さらには、埋設したガ
ス管路の管理に至る一連のデータ処理工程をトータルに
連繋し、ガス管埋設設計に関連する業務を効率化し省力
化することを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの特徴に
従うと、ガス管路の埋設が計画されている現場の地形を
表わす現況図データを取得する手段と、ガス管路の埋設
が計画されている現場における既設埋設物の位置データ
を取得する手段と、取得された現況図データ及び既埋設
物位置データに基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用
ガス管の仕様を表わすガス管路計画データを生成する手
段と、生成されたガス管路計画データを基にして、計画
平面図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図を作成す
る手段と、生成されたガス管路計画データを基にして、
管数量集計表、供給管集計表及び掘削面積集計表を作成
する手段とを具備するガス管路埋設業務支援システム、
並びに、ガス管路の埋設が計画されている現場の地形を
表わす現況図データを取得するステップと、ガス管路の
埋設が計画されている現場における既設埋設物の位置デ
ータを取得するステップと、取得された現況図データ及
び既埋設物位置データに基づいて、ガス管の埋設ルート
及び使用ガス管の仕様を表わすガス管路計画データを生
成するステップと、生成されたガス管路計画データを基
にして、計画平面図、計画断面図、供給管図及び掘削断
面図を作成するステップと、生成されたガス管路計画デ
ータを基にして、管数量集計表、供給管集計表及び掘削
面積集計表を作成するステップとから成るプログラムを
記録しているガス管路埋設業務支援のための記録媒体が
提供される。
【0006】この発明の別の特徴に従うと、現況図デー
タ及び既埋設物位置データに基づいて、ガス管の埋設ル
ート及び使用ガス管の仕様を表わすガス管路計画データ
を生成する手段と、生成されたガス管路計画データを基
にして、計画平面図、計画断面図、供給管図及び掘削断
面図を作成する手段と、生成されたガス管路計画データ
を基にして、管数量集計表、供給管集計表及び掘削面積
集計表を作成する手段と、書式パターンライブラリから
書類作成の種別指示に応じた書式パターンデータを読み
出す手段と、生成されたガス管路計画データ及び読み出
された書式パターンデータに基づいて、道路占用許可申
請又は道路使用許可申請のための書面データを生成する
手段とを具備するガス管路埋設業務支援システム、並び
に、現況図データ及び既埋設物位置データに基づいて、
ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表わすガス
管路計画データを生成するステップと、生成されたガス
管路計画データを基にして、計画平面図、計画断面図、
供給管図及び掘削断面図を作成するステップと、生成さ
れたガス管路計画データを基にして、管数量集計表、供
給管集計表及び掘削面積集計表を作成するステップと、
書式パターンライブラリから書類作成の種別指示に応じ
た書式パターンデータを読み出すステップと、生成され
たガス管路計画データ及び読み出された書式パターンデ
ータに基づいて、道路占用許可申請又は道路使用許可申
請のための書面データを生成するステップとから成るプ
ログラムを記録しているガス管路埋設業務支援のための
記録媒体が提供される。
【0007】この発明の他の特徴に従うと、ガス管路埋
設の施工結果に応じて、計画平面図、計画断面図、供給
管図又は掘削断面図、或いは、管数量集計表、供給管集
計表又は掘削面積集計表を修正し竣工図及び竣工積算表
を作成する手段と、作成された竣工図に基づいて、その
後の管理に適したガス管路設備データを生成する手段
と、生成されたガス管路設備データをGISシステムと
連動可能にガス管路設備データベースに格納する手段と
を具備するガス管路埋設業務支援システム、並びに、ガ
ス管路埋設の施工結果に応じて、計画平面図、計画断面
図、供給管図又は掘削断面図、或いは、管数量集計表、
供給管集計表又は掘削面積集計表を修正し竣工図及び竣
工積算表を作成するステップと、作成された竣工図に基
づいて、その後の管理に適したガス管路設備データを生
成するステップと、生成されたガス管路設備データをG
ISシステムと連動可能にガス管路設備データベースに
格納するステップとから成るプログラムを記録している
ガス管路埋設業務支援のための記録媒体が提供される。
【0008】この発明の更に他の特徴に従うと、ガス管
路の埋設が計画されている現場の地形を表わす現況図デ
ータを取得する手段と、ガス管路の埋設が計画されてい
る現場における既設埋設物の位置データを取得する手段
と、取得された現況図データ及び既埋設物位置データに
基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を
表わすガス管路計画データを生成する手段と、生成され
たガス管路計画データを基にして、計画平面図、計画断
面図、供給管図及び掘削断面図を含む図面、並びに、管
数量集計表、供給管集計表及び掘削面積集計表を含む集
計表を作成する手段と、ガス管路埋設の施工結果に応じ
て、作成された図面又は集計表を修正し竣工図及び竣工
積算表を作成する手段と、作成された竣工図に基づい
て、その後の管理に適したガス管路設備データを作成す
る手段と、作成されたガス管路設備データをGISシス
テムと連動可能にガス管路設備データベースに格納する
手段とを具備するガス管路埋設業務支援システムが提供
される。
【0009】〔発明の作用〕この発明の一つの特徴によ
るガス管路埋設業務支援システムでは、ガス管の埋設工
事に伴う設計関連業務を支援するのに、ガス管路の埋設
が計画されている現場の地形を表わす現況図データ及び
既設埋設物の位置データに基づいて、ガス管の埋設ルー
ト及び使用ガス管の仕様を表わすガス管路計画データを
生成し、生成されたガス管路計画データを基にして、計
画平面図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図、並び
に、管数量集計表、供給管集計表及び掘削面積集計表を
作成するようにしている。従って、このシステムによる
と、例えば、現場用コンピュータ等を含む土木・測量手
段を用いて観測した現況データを基にしてガス管路設計
業務を行うことができ、現況データを再入力する必要が
ない。
【0010】また、ガス管設計業務における現況データ
としては、現場で観測したデータにとどまらず、ガス以
外の地中埋設物に関するデータがあり、その埋設企業体
の過去の膨大な図面などを利用しスキャナ等によるディ
ジタル入力により他の埋設物データを確実に取得し、爆
発のおそれのあるガスを分配するガス管路を、他の埋設
物の影響を受けないように安全に設計することができ
る。さらに、この発明のシステムは、特に、ガス管路埋
設における「他工事」設計のように、同一埋設現場に対
して種々の図面を多数作成する場合、同じ現況平面図・
ガス管路計画データをベースにして何枚もの図面を作成
する業務に対して偉力を発揮することができる。
【0011】この発明の別の特徴によるガス管路埋設業
務支援システムでは、現況図データ及び既埋設物位置デ
ータに基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の
仕様を表わすガス管路計画データを生成し、このガス管
路計画データを基にして、計画平面図、計画断面図、供
給管図及び掘削断面図、並びに、管数量集計表、供給管
集計表及び掘削面積集計表を作成すると共に、書式パタ
ーンライブラリから書類作成の種別指示に応じた書式パ
ターンデータを読み出し、この書式パターンデータにガ
ス管路計画データからの必要データを合成して、道路占
用許可申請又は道路使用許可申請のための書面データを
生成するようにしている。従って、ガス管路埋設に関す
る「道路占用許可申請書」又は「道路使用許可申請書」
及びその添付書面を効率よく作成し、しかも、設計内容
を正確に反映させた申請書類を作成することができる。
【0012】この発明の他の特徴によるガス管路埋設業
務支援システムでは、ガス管路埋設の施工結果に応じ
て、計画平面図、計画断面図、供給管図又は掘削断面
図、或いは、管数量集計表、供給管集計表又は掘削面積
集計表を修正し竣工図及び竣工積算表を作成するだけで
なく、さらに、この竣工図を、その後の管理に適したガ
ス管路設備データとして調製し直し、このガス管路設備
データをGISシステムと連動可能にガス管路設備デー
タベースに格納するようにしている。従って、単に、図
面を作成するだけのシステムではなく、ガス管路埋設業
務に必要な図面・帳票の作成をトータルに支援すること
ができると共に、特に、竣工後の管理に当っては、測量
・設計・施工段階のシステムをGISシステムや図面管
理システムと連動させ、埋設されたガス管路の管理につ
いても一元化し、各種図面・帳票のライフサイクルのサ
ポートを実現することができる。
【0013】この発明の更に他の特徴によるガス管路埋
設業務支援システムでは、ガス管路の埋設が計画されて
いる現場の地形を表わす現況図データ及び既設埋設物の
位置データに基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガ
ス管の仕様を表わすガス管路計画データを生成し、生成
されたガス管路計画データを基にして、計画平面図、計
画断面図、供給管図及び掘削断面図を含む図面、並び
に、管数量集計表、供給管集計表及び掘削面積集計表を
含む集計表を作成し、ガス管路埋設の施工結果に応じ
て、作成された図面又は集計表を修正し竣工図及び竣工
積算表を作成し、作成された竣工図に基づいて、その後
の管理に適したガス管路設備データを作成し、このガス
管路設備データをGISシステムと連動可能にガス管路
設備データベースに格納するようにしているので、ガス
管路埋設業務の一元化を図ることができ、高品質の図面
や表を効率よく作成することができる。また、単に、図
面を作成するだけのシステムではなく、ガス管路埋設業
務に必要な図面・帳票の作成並びにその後の管理をトー
タルに支援することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単
なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の構成変更が可能である。
【0015】〔システム構成〕ガス管路を地下に埋設す
る工事を行う場合、図1に示すように、調査段階(現況
測量、埋設物調査)ST1、設計段階(ルート選定、平
面・縦断など管路施設の設計、数量計算及び積算)ST
2、申請段階(道路占用許可、道路使用許可)ST3、
施工段階(施工図作成、施工)ST4、竣工段階(検
査、竣工図作成、竣工積算)ST5等を経て、最終的に
管理段階(設備図作成、設備図管理、保守点検、GIS
による維持管理)ST6に至る。
【0016】調査段階ST1では、ガス管路の埋設が計
画されている現場の測量調査を行って現況の地形(道路
の形状や建築物等の位置)をディジタル的に測量し、こ
の埋設現場における他種埋設物を調査することにより、
現況地形を把握し、現況データを取得する。次の設計段
階ST2では、把握した現況を十分に考慮してガス管路
の安全な埋設ルートを計画し、計画平面図や計画断面図
等の設計データを作成し、さらに、各種計算データを作
成する。設計や数量計算の後、施工段階ST4に入り、
設計結果に基づいて作成された施工図に従ってガス管路
を施工する。そして、竣工段階ST5を経て管理段階S
T6へと移行する。
【0017】図1を用いてこの発明によるガス管路埋設
業務支援システムの要点を述べると、次のとおりであ
る。調査段階ST1において、ガス管路の埋設が計画さ
れている現場の地形を表わす現況図データ(a)及び既
設埋設物の位置データ(b)を取得すると、設計段階S
T2では、これら現況図データ及び既設埋設物データに
基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を
表わすガス管路計画データが生成され(c)、このガス
管路計画データを基にして、計画図面、並びに、各種積
算集計表が作成される(d)。申請段階ST及び施工段
階ST4を経て竣工段階ST5になると、ガス管路埋設
施工(h)の結果に応じて、これらの図面又は集計表は
修正され竣工図及び竣工積算表が作成される(k)。そ
して、最終的な管理段階ST6において、竣工図は、さ
らに、その後の管理に適したガス管路設備データに調製
し直され(m)、このガス管路設備データは、GISシ
ステムと連動可能にガス管路設備データベースに格納さ
れ、管理に供される(n)。
【0018】図2は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムの全体的なハードウエア構成を
表わすシステムブロック図である。この例では、システ
ムにおいてガス管路埋設業務を中心的に行うホストコン
ピュータ1は、パーソナルコンピュータ(PC)が用い
られ、CPU(中央処理装置)2、システムメモリ3、
外部記憶装置4、キーボードやマウス等の操作子をもつ
入力操作装置5、ディスプレイ等の表示装置6を備え、
これらの装置2〜6は、バス7を介して互いに接続され
ている。
【0019】システム全体を制御するCPU2は、所定
のプログラムに従って種々の制御を行い、特に、この発
明によるガス管路埋設業務のための処理を中枢的に遂行
する。また、システムメモリ3は、基本プログラム、ガ
ス管路埋設業務に関するプログラムや固定データ/パラ
メータを記憶したROM(読出専用メモリ)、及び、各
種データ等を一時記憶するRAM(ランダムアクセスメ
モリ)を備える。
【0020】さらに、外部記憶装置4は、ハードディス
クドライブ(HDD)の外、CD−ROM/FDD(フ
ロッピィディスク)/MO(光磁気)ディスク等の記憶
媒体を用いた記憶装置から成り、ガス管路埋設業務に関
するプログラムや各種データ/パラメータを記憶する。
外部記憶装置4は、また、各種データベース・ライブラ
リ等のデータファイリング機能を備え、下水道敷設設計
支援のための各種データベース及びライブラリを構築す
ることができる。
【0021】また、入力操作装置5は、ディスプレイ6
に表示される各種画面を視認しつつ、キーボードの所定
キーを操作し或いはディスプレイ6上の操作ボタンをマ
ウス等で指示することにより、ガス管路埋設業務のため
の各種処理を遂行することができる。
【0022】バス7には、インターフェイス8を介し
て、現況地形データ(3次元座標)を取得するための現
場用コンピュータ9等の実測地形データ入力装置や、デ
ジタイザシステム10やスキャナシステム11のような
図面データ入力装置、並びに、プリンタ(例えば、カラ
ーレーザプリンタ)12、プロッタ(例えば、カラーイ
ンクジェットプロッタ)13などの紙書面出力装置が接
続される。
【0023】ガス管路を新たに埋設しようとする現場の
現況把握には、現場周辺については、設計施工者の利用
可能なGIS(Geographic Information System )によ
り既に得られている地図データ及び属性データを利用す
ることが多いが、現況は時々刻々変化するので、埋設現
場及びその近傍については、現場用コンピュータ9等を
用いて現況観測を行いディジタル的に最新の現況平面図
データを取得することが好ましい。現場用コンピュータ
9は、例えば「電子平板」と称される携帯形のパーソナ
ルコンピュータ利用装置であり、トータルステーション
(TS:TotalStation )14やGPS(Global Positi
oning System :汎地球測位システム)装置15等のデ
ィジタル測量装置が無線装置16,17;18,19を
介して通信可能に接続され、アプリケーションソフトウ
エアにより等高線自動生成機能が付与されている。
【0024】トータルステーション(TS)14は、測
量現場で三脚に設置して使用する外業機であり、TS3
から発した光を測地点の反射ミラーに当てて戻ってくる
時間から角度・距離を求め3次元位置座標をディジタル
測定する。最新のTSモデルでは、プリズム不要のノン
プリズムタイプのものがある。また、GPS15は、G
PS方式によるディジタル測地装置であり、近年の目ざ
ましい技術の進展により、小型化が図られ測定操作が容
易で装備も非常に簡単であり、しかも、短時間で非常に
高精度なディジタルな3次元位置座標データを得ること
ができるので、GPS測量上、測地点の周りに高層建築
物等の高い障害物(カーテン)がなく、高精度測量が必
要な場合に使用される。
【0025】TS14或いはGPS15からのディジタ
ル測量データは、無線(或いは伝送ライン)により現場
用コンピュータ9に転送され、そのプログラムにより各
測地点(通常数百〜千地点)の3次元座標が確定され、
等高線データが自動生成される。なお、測定と同時に、
電柱や歩道端等の点の属性を入力する作業を繰り返すこ
とにより、現場用コンピュータ9側でその画面上に現況
地図データ(3次元座標)を生成することもできる。
【0026】一方、現場に既に埋設されている地下埋設
物を把握するために、設計施工者に利用可能なGISを
用いたり、或いは、机上調査乃至試験掘調査を行うこと
により、地下埋設物の現況データを取得する。机上調査
の場合には、デジタイザシステム10やスキャナシステ
ム11のような図面読取り装置を使用することができ
る。デジタイザシステム10は、「デジタルトレーサ」
とも呼ばれ、図面を貼リマウスでトレースすることによ
り紙の図面をホストコンピュータ1内に図面データを取
り込むものであり、必要な対象物のみを読み込む方法で
あるので、設備図面の一部のみを読み込む場合に向いて
おり、対象物の読み込みと同時に属性を入力していく。
【0027】スキャナシステム11も紙の図面をコンピ
ュータ1内に取り込む入力装置である。スキャナシステ
ム11は、図面に記されているもの全てを読み込むの
で、電力会社の設備図面のように、実測に基づいた正確
な設備図面を読み込む場合に向いている。スキャナシス
テム11を用いるときは、一旦、図面を全部読み込んだ
後、必要な部分のみに属性を持たせる手順が採用され
る。従って、デジタイザシステム10及びスキャナシス
テム11の何れを用いるかは、機能・目的により使い分
ける。
【0028】ホストコンピュータ1は、このような入力
装置9〜11からの入力データを利用し、ディスプレイ
6の表示援助の下で入力操作装置5を操作することによ
り、図1の各段階ST1〜ST6に示される業務のため
の各種処理を行う。そして、ホストコンピュータ1によ
る各種処理の結果得られる成果物データは、プリンタ1
2やプロッタ13から図面や表として出力される。
【0029】図3は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムの機能を概略的に表わす機能ブ
ロック図である。調査段階ST1においては、ホストコ
ンピュータ1は、ガス管路の新埋設現場の現況を把握す
るために、図3の機能ブロックAに示すように、主とし
て現場用コンピュータ(電子平板)9による現況観測デ
ータを用いて、最新の現況ディジタル平面図データを取
得する。つまり、現場用コンピュータ9を介して(或い
は、直接)測量装置14,15から送られる各測定位置
のディジタル測量データを受信し、全測地点の3次元座
標を確定し、等高線データを自動生成し、属性入力作業
を経て現況平面データを生成する。なお、現場用コンピ
ュータ9で生成された現況地図データ(3次元座標)を
受信する場合は、このデータをそのまま現況平面データ
として出力することができる。
【0030】次いで、ホストコンピュータ1は、機能ブ
ロックBに示すように、図面読取り装置10,11を用
いて、既に埋設されている地下埋設物などを既存図面か
らトレースし、埋設されている設備の種類やその位置・
深さ等の情報を含む現況の既設地下埋設物データを取得
する。そして、取得された既設地下埋設物データは、現
況平面データに付加的に入力され、ディスプレイ6の画
面表示による援助の下で入力操作装置5を用いて図形編
集を行い、地下埋設物データが修正され現況平面データ
に正確に対応させられる。
【0031】続いて設計段階ST2に入り、ホストコン
ピュータ1は、機能ブロックCに示すように、ガス管路
埋設計画(なお、この発明によるガス管路埋設計画に
は、ガス管路の新設だけではなく、移設・撤去等の業務
が含まれる)に従い各種設計データを作成する。つま
り、現場用コンピュータ9或いは機能ブロックAで生成
された現況平面データ、並びに、機能ブロックBで得ら
れた既設地下埋設物との関係を考慮し、埋設ルートを選
定/決定して計画データを作成する。例えば、地下埋設
ガス管やメータの属性(例えば、管種の設定など)や位
置を入力して、計画平面データや計画断面データ等を作
成する。
【0032】また、設計段階ST2においては、機能ブ
ロックDに示すように、これらの計画データから各種計
画図面が作成されると共に、各種数量を集計して管数量
集計表や掘削面積集計表等が作成される。これらの図表
は、破線で示すように、必要に応じてプリンタ12やプ
ロッタ13から紙にて出力することができる(破線の表
わす意味は、以下の機能ブロックE〜Nについても同様
である)。カラーインクジェットプロッタ13を用いる
と、最終の成果図面を最大サイズでカラー出力すること
ができる。そして、設計段階ST2で得られた種々のデ
ータは、ホストコンピュータ1に備えられた外部記憶装
置4に格納される。なお、ガス管を推進工法で敷設する
場合は、鋼矢板、ライナープレート、親坑横矢板を用い
る推進工法用立坑仮設図などの仮設構造図も作成され
る。
【0033】このような設計や数量計算を行い設計段階
ST2を終えると、設計結果に基づく地下埋設ガス管路
の施工段階ST4の前に、機能ブロックE,Fで示され
る許可申請業務段階ST3に入り、ガス管路埋設工事の
許可を受けるため、所轄の管理・監督機関に提出される
「道路占用許可申請書」や「道路使用許可申請書」等の
書類を計画データから自動的に作成する。すなわち、機
能ブロックEでは、ガス管路の埋設施工に際し道路を占
用するために、地下埋設ガス管路のある道路の管理者・
機関〔国や自治体(出先機関)等〕宛に提出する道路占
用許可申請書等を作成する。また、機能ブロックFで
は、道路を使用するために道路監督機関(都道府県警察
署)に提出する道路使用許可申請書及び交通対策図等の
添付書面を作成する。ここで、この添付書面の作成に
は、機能ブロックDで得られた計画データをそのまま利
用することができる。
【0034】この許可申請が通ると施工段階ST4とな
り、コンピュータ1は、計画データ及び申請に対する変
更指示に基づいて、機能ブロックGに示すように、最終
的に施工されるガス管路に則した施工図を作成する。こ
の施工図を基にガス管路の埋設工事が行われて竣工段階
ST5に入り、埋設工事が検査をパスし完了すると、コ
ンピュータ1は、機能ブロックKに示すように、ガス管
路の施工時に変更された内容を施工図に反映させて竣工
図を作成すると共に、竣工積算を行う。この竣工図は、
さらに、機能ブロックMに示すように、その後の管理に
適したガス管路設備図に調製され、外部記憶装置4のガ
ス管路設備データベース(ドキュメントキャビネット)
に格納され、以後の管理に使用される。そして、管理段
階ST6では、コンピュータ1は、機能ブロックNに示
すように、ガス管路設備データベースに格納されたガス
管路設備図データをGISシステムや図面管理システム
とリンクさせ、これらのシステムと連動させることによ
り、ガス管路埋設工事等に関係する各種図面・帳票のラ
イフサイクルがサポートされる。
【0035】〔処理フロー例〕図4及び図5は、この発
明の一実施例によるガス管路埋設作業支援システムの全
体的な処理の流れを表わすフローチャートである。ステ
ップS1で、測量装置14,15により現況地形をディ
ジタル測量すると、その測量結果は、現場用コンピュー
タ9等を介してホストコンピュータ1側に送られ、現況
地形を表わすディジタル測量データ(D1)が得られ
る。次のステップS2では、このディジタル測量データ
(D1)に基づいて現況図データ(D2)が得られ、こ
の現況図データ(D2)は、ホストコンピュータ1に備
えられた外部記憶装置4の地形データベース〔DB1
(図7)〕に格納される。
【0036】次いで、ステップS3においては既設の他
種地下埋設物データ(D3)が作成される。このために
は、例えば、埋設現場における既設地下埋設物を管理し
ている企業体の有する設備台帳図を用い、GISデータ
があればそれを用いる。既設地下埋設物には、電力管、
電話管、上水道管、下水道管、その他の埋設物があり、
既に埋設されているガス管も含まれる。
【0037】ここで、デジタイザシステム10により既
設の電話設備を反映させる方法を説明する。この方法で
は、デジタイザシステム10に電話設備図面をセット
し、先ず始めに、ホストコンピュータ1で生成した現況
図面と、デジタイザシステム10にセットした電話設備
図面との位置関係を合わせる作業を行う。つまり、マウ
ス(5)を使って、ディスプレイ6の画面上において現
況図面の2点と電話設備図面の2点〔例えば、人孔(マ
ンホール)、交差点の角、等〕をコンピュータ上で合わ
せて、両図面を重ね合わせられた状態とする。この重合
せ作業では自動的に縮尺を変更する機能を用いるので、
縮尺が異なる図面でも重合せを行うことができる。
【0038】続いて、デジタイザシステム10にセット
した電話設備図面内にある反映したい対象物、つまり、
電話の管路をマウスによりクリックしていく。通常、電
話管路は、絵柄として画面上に現れただけの状態である
ので、入力画面を開いて、管路に対して属性〔例えば、
管材(“ビニールパイプ”等)や管径(“100mm”
等)、土被(“0.5m〜1.0m”等)〕を入力して
いく。この繰返し編集作業により電話管現況データを取
得し、電話管路を現況図面上に重ね合わせて電話管の埋
設ルートが記入された図面を作成することができる。
【0039】次に、スキャナシステム11による埋設物
調査結果の反映方法を紹介する。まず、水道局から入手
した現場の上水道設備図面をスキャナ11で読み込む
と、ディスプレイ6の画面上にスキャナで読み込んでい
る状況が表示される。図面の読込みが終了すると、読み
込んだ上水道設備図面は、図面クリーニングや図面歪み
補正等の所要の処理を行ったうえ、既に作成されている
現況図面との間で、同一の2点をコンピュータ上で合わ
せ、縮尺自動変更機能を用いて重ね合わせる。
【0040】2枚の図面が重なると、次に、入力画面を
開き、属性を持たせたい上水道管上をクリックしてい
き、上水道管路に属性〔例えば、管材(“鋼管”等)や
管径(“200mm”等)、土被(“1.2m〜1.5
m”等)〕を入力する。この繰り返しによる編集作業に
より上水道現況データ(D3)を取得し、上水道の設備
図のデータを現況図に重ね合わせて上水道の埋設ルート
が記入された図面を作成することができる。
【0041】電力管や下水道その他の埋設物について
も、同様の現況図面との重合せ作業により、それぞれ、
既設地下埋設物現況データ(D3)を取得することがで
きる。これらの既設地下埋設物現況データ(D3)は、
ラスタデータであれば必要に応じてベクトル変換エンジ
ンによりベクトル化され、各既設地下埋設物現況データ
毎にレイヤ分けして、外部記憶装置4の埋設物データベ
ース(DB2)にラスタデータ或いはベクトルデータの
形で格納しておくことができる。そして、ステップS4
において、全ての埋設物現況データを現況図データ(D
2)に反映させることにより既埋設物反映図データ(D
4)が作成される。併せて、現況横断データ(D5)や
現況縦断データ(D6)が作成され、これらのデータも
埋設物データベース(DB2)に格納される。
【0042】続くステップS5から設計段階に入り、先
ず、ステップS5において、現況平面図(D3)上で既
設地下埋設物との関係を考慮して埋設ルートを検討し、
ステップS6にて、ガス管路を埋設するルートを現況平
面図(D3)に記入していき埋設ルートを決定する。ガ
スは、本管に接続される支管から供給管を介して各需要
家に供給されるが、埋設ルートは、通常、本管、支管、
供給管の順序で決めていく。これには、ディスプレイ6
の画面上に、現況平面図(D3)或いは埋設物の反映が
完了した既埋設物反映図(D4)を呼び出し、この画面
上に、管路を埋設する計画ルートをマウスを使って記入
していく。この時点では、管路がデータラインとして画
面上に描かれただけの状態(スケルトン)なので、属性
〔例えば、管種や管径〔“80A”(=外径89mm)
等〕、深さ(“2.00m”等)、変化点など〕を入力
する。この作業を繰り返して、新規に埋設されるガス管
路の埋設計画ルート及び各種仕様を決定し、ガス管路計
画データ(D9)として外部記憶装置4の管種・管径デ
ータベース(DB3)に格納する。
【0043】なお、ステップS6では、埋設計画ルート
の決定に併せて、予め計画された工区毎に、ガス管路の
施工作業のための工区作業データ(D8)を作成する。
次のステップS7においては、ガス管路計画データ(D
7)に基づいて各種計画図面データを作成し、続くステ
ップS8では、各種数量集計データを作成する。計画図
面データは、例えば、計画平面図(D9)、道路に沿っ
て敷設される支管に90°の角度で接続される供給管を
詳細に表わすための供給管図(D10)、掘削される平
面(幅員及び長さ)を表わす掘削平面図(D11)、所
定箇所における計画断面図(D12)、所定箇所におい
て掘削される断面(幅員及び深さ)を表わす掘削断面図
(D13)などであり、計画平面図データ(D9)、供
給管図データ(D10)及び掘削平面図データ(D1
1)は、それぞれ、外部記憶装置4の管種・管径データ
ベース(DB3)、供給管データベース(DB4)及び
掘削面積データベース(DB5)に格納される。また、
数量集計データには、工区工種別管数量集計表(D1
4)、供給管集計表(D15)、工種別掘削面積集計表
(D16)等がある。
【0044】続いて、ステップS9〜S12(図5)に
入り、道路の占用及び使用について許可を申請するため
の業務を行う。まず、ステップS9で、道路占用許可の
申請をするために必要なデータを現況図データ及び計画
データから引き出して編集を行い、道路占用許可申請書
(D17)及びこれに添付する員数表等を作成する。作
成された書面類は、道路管理者(国又は地方公共団体の
出先機関等)に提出される。ステップS10で道路管理
者のチェックの結果、道路占用許可申請に関する各書類
が不備である場合(NG)は、道路管理者から「申請内
容変更指示」がなされ、ステップS9の作業を再度行
う。
【0045】また、ステップS10で道路占用許可申請
のチェックを通過した場合(OK)は、ステップS11
にて、道路使用許可の申請をするために必要なデータを
現況図データ及び設計データから引き出して編集を行
い、道路使用許可申請書(D18)、並びに、これに添
付する施工時間(期間)及び道路有効幅員一覧表、交通
対策図等の書類を作成する。これらの書類は、道路監督
者(所轄警察署)に提出され、この場合も、ステップS
12で道路監督者のチェックを受ける。ここで、道路許
可申請に関する各書類が不備である場合(NG)は、道
路監督者から「申請内容変更指示」がなされ、ステップ
S11の作業を再度行う。
【0046】このような道路占用及び使用許可の申請に
必要な書類(申請書及び一覧表等)を作成するには、予
め、提出先の道路管理者や道路監督者からフォーマット
要求に応じた書式パターンを書式パターンライブラリに
格納し、また、ガードマンやバリケード、工事車両など
を表わす図形データを図形ライブラリに格納しておく。
書類作成の種別指示に応じて、書式パターンを読み出す
一方、設計段階で得られるガス管路計画データから必要
なデータを抽出する。そして、抽出したデータを、読み
出した書式パターンに合成することにより申請書及び一
覧表等を作成することができる。また、申請書に添付さ
れる平面図(交通対策図等)も、計画平面図の一部を切
り出し、図形ライブラリから必要な図形を取り出してこ
の図面に合成して、ガードマン等を自由に配置すること
ができる。なお、このような道路占用許可申請又は道路
使用許可申請のための書面類を作成する具体的な手法に
ついては、本発明者が既に特願2000−8675号で
提案しているので、それを参照されたい。
【0047】なお、ステップS10,S12において道
路管理者又は道路監督者から「申請内容変更指示」があ
ったとき、設計されたガス管路埋設計画自体に欠陥があ
る場合は、ステップS6に戻ってステップS6〜S9,
S6〜S11の処理を繰り返す。そして、ステップS1
2で道路使用許可申請のチェックを通過し(OK)、各
申請書類の提出を完了すると、施工ステージ(S13)
に入る。
【0048】ステップS13ではステップS10,12
でのチェック結果を反映した平面図や横断図等から成る
施工図を作成し、これらの施工図を基にして現場でのガ
ス管路埋設施工作業を実施する。この施工作業は、作業
工程の進行状況や不都合箇所の確認に応じて施工図デー
タの内容を変更しつつ行われる。埋設工事が終了し検査
をパスすると、ステップS14において、施工ステージ
で得られた施工内容変更データに基づいて、埋設が完了
した最終的なガス管路の竣工図を作成する。竣工完了後
は、ステップS15に入り、ガス管路竣工図を管理に適
したガス管路設備図に調製し直す。
【0049】そして、ステップS16では、このガス管
路設備図をGISシステムや図面管理システムとリンク
させて総合的なガス管路図面管理システムを構築し、埋
設されたガス管路設備の以後の保守・点検並びに維持管
理にあたる。例えば、ガス管路設備図を図面管理システ
ムと連動させることにより、工事件名毎に図面管理を行
い、各種図面・帳票のライフサイクルのサポート及び情
報の一元管理を実現する。また、GISシステムと連動
させることにより、地図ベースで情報の検索・管理を実
現し、他埋設物の施工などの種々の要請にも利用可能と
する。
【0050】すなわち、大量のガス管路設備図を格納し
たガス管路設備データベースと図面管理システムをリン
クさせたガス管路図面管理システムは、必要な時に、ガ
ス管路に関して検索・閲覧・出力・修正などの管理業務
を行うことができる電子キャビネットとして利用するこ
とができる。ガス管路図面管理システムでは、建設CA
LS/ECで推進されるデータの電子化を支援するた
め、図面だけでなく、申請書や計算書などのデータ・デ
ジタルカメラの画像データ・スキャニング画像データな
ども一括して保管することが可能となる。
【0051】例えば、ディスプレイ6上にサムネイル表
示図面の縮小表示を行い、目的とするガス管路図面をい
ち早く確認することができ、この図面を操作子5でダブ
ルクリックすると、対応するアプリケーションが立ち上
がり図面の修正などを行うことができる。また、人間の
判断力を考えた高速検索を行い、写真集やカタログのペ
ージをめくるように、大きな画面で目を使って検索する
ことができ、格納データにはひとつひとつ情報カードを
付けて管理し、この情報カードを利用して膨大なデータ
の中から必要なドキュメントを探し出すための絞り込み
検索を行うことができる。
【0052】さらに、ガス管路設備データベースを、逐
次更新される地形データベース(DB1)や、他の埋設
物データが格納された埋設物データベース(DB2)と
共に、GISシステムと連動させて、GISベースのガ
ス管路台帳管理システムを構築する。このGISベース
ガス管路台帳管理システムは、ガス管路設計・施工段階
で取得・作成した施設データ・設備図面・帳票を一元管
理するもので、これにより、ガス管路設備の維持管理業
務を支援し、地図をベースとして各種情報の照会、図面
・帳票の出力などを効率よく行うことができる。
【0053】〔データの遷移〕図6及び図7は、この発
明の一実施例によるガス管路埋設業務支援システムにお
けるデータ遷移の例を示し、図8〜図14は、このシス
テムで作成される各種図面の例を示す。図6において、
前準備ステージR1は図1の調査段階(ST1)及び図
4のステップS1〜S4に対応し、このステージR1で
は、ガス管路埋設ルート計画の前準備が行われ、前述し
たように、ガス管路埋設現場の現況地形を表わす現況平
面データD1、及び、1乃至複数の他種埋設物データD
3が得られる。ここで、他種埋設物データD3は、例え
ば、他種埋設物を所有する企業体の名前、他種埋設物の
平面位置・埋設深さ・管径等から成る。
【0054】この前準備段階R1では、さらに、両デー
タD1,D3から、図形編集や図面への任意展開が可能
なCAD形式のデータD2,D4〜D6が生成される。
例えば、現況地形データD1に対応して現況図データD
2が生成され、さらに、他種埋設物データD3に基づい
て、現況図データD2に他種管路の現況埋設状態を反映
した既埋設物反映図データ(D4)が作成され、併せ
て、現況横断データD5及び現況縦断データD6が作成
される。
【0055】次の計画検討ステージR2は、設計段階
(ST2)の前段及びステップS5,S6に対応し、前
準備ステージR1で得られた既埋設物反映図(D4)に
対して、現況横断及び縦断データD5,D6を考慮し、
新規に計画される埋設ガス管路データD7に基づいてガ
ス管路埋設ルートを計画し検討する。ここで、新規埋設
ガス管路データ(この発明によるガス管路埋設業務に
は、ガス管路新設の外に、移設・撤去等の業務が含まれ
る)D7は、例えば、埋設されるガス管の平面位置・埋
設深さ・管種・管径(サイズ)・本/支管の区別・工種
(敷設、除去、復元、移設、入替え等)等の情報から成
る。まず、ディスプレイ6上に呼び出した現況図(D
2)の画面に、既埋設物反映図(D4)を参考にして、
入力操作装置5を用いて計画管線を引いて行くことによ
り、ガス管路埋設ルートを計画していく。
【0056】埋設ルートの計画が決定すると、設計段階
(ST2)の後段に相当する計画書面作成ステージR3
(ステップS7,S8に対応)で、さらに、ガス管専用
の引出し線やマークを用いて新規埋設ガス管路データD
7の各種情報を記入し、決定された埋設ルートに対応す
る計画平面図(D9)を完成させ、これと共に、他の計
画書面が作成される。図8は、作成された計画平面図
(D9)の一例を示す。計画平面図(D9)を作成する
には、ベクトル形式の現況図(D2)だけでなく、ディ
スプレイ6上にラスター形式の現況図を重ねて表示し、
ラスターデータ上で、直接、ガス管埋設ルートを平面設
計していくことができる。図9は、GISによる現況街
区ラスターデータを重ねた場合の計画平面図(D9)を
示す。
【0057】このステージR3では、計画平面図(D
9)の外に、例えば、供給管図(D10)、掘削平面図
(D11)、計画断面図(D12)、掘削断面図(D1
3)等の計画図面が作成され、また、計画平面図(D
9)に記入された本支管、新設・移設・撤去管等のデー
タから、使用管を地区別・使用区分別に自動集計し、管
数量集計表(D14)や供給管集計表(D15)が作成
され、さらに、掘削面積集計表(D16)等の計画表も
作成される。また、ガス管路埋設ルートの決定に伴い、
使用工区範囲、埋設施工機械の機種、保安設備等から成
る工区作業データD8が作成される。
【0058】次いで、申請段階(ST3)の各段に対応
する道路占用許可申請ステージR4及び道路使用許可申
請ステージR5(夫々、ステップS9,S11に対応)
において、前述したように、新規埋設ガス管路データD
7及び工区作業データD8を基にして道路占用許可申請
書(D17)等及び道路使用許可申請書(D18)等が
作成される。
【0059】図7は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおけるデータ遷移の他の例を
示す図であり、図1の設計段階(ST2)後段の設計・
積算ステージ(図4のステップS7,S8及び図6の計
画書面作成ステージR2に対応)でのデータ遷移を表わ
している。
【0060】既に説明したように、地形データベースD
B1には、当該ガス管路埋設に関する現況平面(地形)
図データDB2が格納されており、埋設物データベース
DB2には、他種埋設物データ(D3)現況横断データ
(D5)及び現況縦断データ(D6)を含む既埋設物反
映図データD4が格納されており、管種・管径データベ
ースDB3には、新規埋設ガス管路データD7の内容を
反映した計画平面図データD9が格納され、供給管デー
タベースDB4には、供給管図データD10が格納さ
れ、そして、掘削面積データベースDB5には、掘削平
面図データD11が格納されている。
【0061】この設計・積算ステージ(R2)では、さ
らに、地形、埋設物及び管種・管径データベースDB1
〜DB3から、所望の現況平面図、既埋設物反映図及び
計画平面図データD2,D4,D9をピックアップし、
入力操作装置5を用いてディスプレイ6の画面上で編集
/合成することにより、計画断面図D12及び掘削断面
図D13を作成することができる。図10及び図11
は、計画断面図D12及び掘削断面図D13の一例を示
す。
【0062】また、管種・管径データベースDB3にお
ける所定の計画平面図から、工区工種別にガス供給管の
集計を行うことにより、工区工種別管数量集計表D14
を作成することができる。さらに、供給管データベース
DB4の所望の供給管図データD10から供給管数量を
集計することにより供給管数量集計表D15を作成し、
掘削面積データベースDB5の所望の掘削平面図データ
D11から工種別に掘削面積を集計することにより工種
別掘削面積集計表D16を作成することができる。図1
2〜図14は、それぞれ、管数量集計表D14、供給管
数量集計表D15及び掘削面積集計表D16の一例を示
す。
【0063】〔発明の効果〕以上説明したように、この
発明によれば、現況図データ及び既設埋設物の位置デー
タに基づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕
様を表わすガス管路計画データを生成し、生成されたガ
ス管路計画データを基にして、計画平面図、計画断面
図、供給管図及び掘削断面図、並びに、管数量集計表、
供給管集計表及び掘削面積集計表を作成するようにして
いるので、例えば、現場用コンピュータ等の測量手段を
用いて観測した現況データを基にして直接ガス管路設計
業務を行うことができ、現況データを再度手入力する必
要がない。また、ガス以外の地中埋設物に関するデータ
を参照して、爆発のおそれのあるガスを分配するガス管
路を、他の埋設物の影響を受けないように安全に設計す
ることができる。さらに、ガス管路埋設における「他工
事」設計のように、同一埋設現場に対して種々の図面を
多数作成する場合、同じ現況平面図・ガス管路計画デー
タをベースにして何枚もの図面を作成する業務に対して
偉力を発揮することができる。
【0064】また、この発明によれば、ガス管路計画デ
ータを基にして、計画平面図、計画断面図、供給管図及
び掘削断面図、並びに、管数量集計表、供給管集計表及
び掘削面積集計表を作成すると共に、書式パターンライ
ブラリから書類作成の種別指示に応じて読み出した書式
パターンデータに、ガス管路計画データからの必要デー
タを合成して、道路占用許可申請又は道路使用許可申請
のための書面データを生成するようにしているので、ガ
ス管路埋設に関する「道路占用許可申請書」又は「道路
使用許可申請書」及びその添付書面を効率よく作成し、
しかも、設計内容を正確に反映させた申請書類を作成す
ることができる。
【0065】さらに、この発明によれば、ガス管路埋設
の施工結果に応じて、計画平面図、計画断面図、供給管
図又は掘削断面図、或いは、管数量集計表、供給管集計
表又は掘削面積集計表を修正し竣工図及び竣工積算表を
作成するだけでなく、その後の管理に適したガス管路設
備データとして調製し直してGISシステムと連動可能
にガス管路設備データベースに格納するようにしている
ので、単に、図面を作成するだけのシステムではなく、
ガス管路埋設業務に必要な図面・帳票の作成をトータル
に支援することができる。特に、竣工後の管理に当って
は、測量・設計・施工段階のシステムをGISシステム
や図面管理システムと連動させ、埋設されたガス管路の
管理についても一元化し、各種図面・帳票のライフサイ
クルのサポートを実現することができる。
【0066】また、この発明によれば、現場の地形を表
わす現況図データ及び既設埋設物の位置データに基づい
て、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表わす
ガス管路計画データを生成し、このガス管路計画データ
を基にして、計画平面図、計画断面図、供給管図及び掘
削断面図を含む図面、並びに、管数量集計表、供給管集
計表及び掘削面積集計表を含む集計表を作成し、ガス管
路埋設の施工結果に応じて、これらの図面又は集計表を
修正し竣工図及び竣工積算表を作成し、この竣工図に基
づいて、その後の管理に適したガス管路設備データを作
成し、ガス管路設備データをGISシステムと連動可能
にガス管路設備データベースに格納するようにしている
ので、ガス管路埋設業務の一元化を図ることができ、高
品質の図面や表を効率よく作成することができる。従っ
て、単に、図面を作成するだけのシステムではなく、ガ
ス管路埋設業務に必要な図面・帳票の作成並びにその後
の管理をトータルに支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムの主たる工程を表わす工程図であ
る。
【図2】図2は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムのハードウエア構成を示すシステム
ブロック図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムの各部機能を表わす機能ブロック図
である。
【図4】図4は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務の全体的な処理の流れを表わすフローチャートの
一部である。
【図5】図5は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務の全体的な処理の流れを表わすフローチャートの
他部である。
【図6】図6は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムにおけるデータ遷移の一例を示す図
である。
【図7】図7は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムにおけるデータ遷移の他の例を示す
図である。
【図8】図8は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムにおいて作成される計画平面図の一
例である。
【図9】図9は、この発明の一実施例によるガス管路埋
設業務支援システムにおいて作成される計画平面図の他
の例である。
【図10】図10は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおいて作成される計画断面図
の一例である。
【図11】図11は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおいて作成される掘削断面図
の一例である。
【図12】図12は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおいて作成される管数量集計
表の一例である。
【図13】図13は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおいて作成される供給管集計
表の一例である。
【図14】図14は、この発明の一実施例によるガス管
路埋設業務支援システムにおいて作成される掘削面積集
計表の一例である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(PC)、 4 地形データベースDB1、埋設物データベースDB
2、管種・管径データベースDB3、供給管データベー
スDB4、掘削面積データベースDB5、書式パターン
ライブラリ、図形ライブラリ、ガス管路設備データベー
ス、ガス管路図面管理システム(電子キャビネット)、
GISベースのガス管路台帳管理システムなどが構築さ
れる外部記憶装置、 9 現場用コンピュータ、 10 デジタイザシステム、 11 スキャナシステム11、 12 プリンタ(例えば、カラーレーザプリンタ)、 13 プロッタ(例えば、カラーインクジェットプロッ
タ)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス管路の埋設が計画されている現場の地
    形を表わす現況図データを取得する手段と、 ガス管路の埋設が計画されている現場における既設埋設
    物の位置データを取得する手段と、 取得された現況図データ及び既埋設物位置データに基づ
    いて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表わ
    すガス管路計画データを生成する手段と、 生成されたガス管路計画データを基にして、計画平面
    図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図を作成する手
    段と、 生成されたガス管路計画データを基にして、管数量集計
    表、供給管集計表及び掘削面積集計表を作成する手段と
    を具備することを特徴とするガス管路埋設業務支援シス
    テム。
  2. 【請求項2】現況図データ及び既埋設物位置データに基
    づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表
    わすガス管路計画データを生成する手段と、 生成されたガス管路計画データを基にして、計画平面
    図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図を作成する手
    段と、 生成されたガス管路計画データを基にして、管数量集計
    表、供給管集計表及び掘削面積集計表を作成する手段
    と、 書式パターンライブラリから書類作成の種別指示に応じ
    た書式パターンデータを読み出す手段と、 生成されたガス管路計画データ及び読み出された書式パ
    ターンデータに基づいて、道路占用許可申請又は道路使
    用許可申請のための書面データを生成する手段とを具備
    することを特徴とするガス管路埋設業務支援システム。
  3. 【請求項3】ガス管路埋設の施工結果に応じて、計画平
    面図、計画断面図、供給管図又は掘削断面図、或いは、
    管数量集計表、供給管集計表又は掘削面積集計表を修正
    し竣工図及び竣工積算表を作成する手段と、 作成された竣工図に基づいて、その後の管理に適したガ
    ス管路設備データを生成する手段と、 生成されたガス管路設備データをGISシステムと連動
    可能にガス管路設備データベースに格納する手段とを具
    備することを特徴とするガス管路埋設業務支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】ガス管路の埋設が計画されている現場の地
    形を表わす現況図データを取得する手段と、 ガス管路の埋設が計画されている現場における既設埋設
    物の位置データを取得する手段と、 取得された現況図データ及び既埋設物位置データに基づ
    いて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表わ
    すガス管路計画データを生成する手段と、 生成されたガス管路計画データを基にして、計画平面
    図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図を含む図面、
    並びに、管数量集計表、供給管集計表及び掘削面積集計
    表を含む集計表を作成する手段と、 ガス管路埋設の施工結果に応じて、作成された図面又は
    集計表を修正し竣工図及び竣工積算表を作成する手段
    と、 作成された竣工図に基づいて、その後の管理に適したガ
    ス管路設備データを作成する手段と、 作成されたガス管路設備データをGISシステムと連動
    可能にガス管路設備データベースに格納する手段とを具
    備することを特徴とするガス管路埋設業務支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】ガス管路の埋設が計画されている現場の地
    形を表わす現況図データを取得するステップと、 ガス管路の埋設が計画されている現場における既設埋設
    物の位置データを取得するステップと、 取得された現況図データ及び既埋設物位置データに基づ
    いて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表わ
    すガス管路計画データを生成するステップと、生成され
    たガス管路計画データを基にして、計画平面図、計画断
    面図、供給管図及び掘削断面図を作成するステップと、 生成されたガス管路計画データを基にして、管数量集計
    表、供給管集計表及び掘削面積集計表を作成するステッ
    プとから成るプログラムを記録していることを特徴とす
    るガス管路埋設業務支援のための記録媒体。
  6. 【請求項6】現況図データ及び既埋設物位置データに基
    づいて、ガス管の埋設ルート及び使用ガス管の仕様を表
    わすガス管路計画データを生成するステップと、 生成されたガス管路計画データを基にして、計画平面
    図、計画断面図、供給管図及び掘削断面図を作成するス
    テップと、 生成されたガス管路計画データを基にして、管数量集計
    表、供給管集計表及び掘削面積集計表を作成するステッ
    プと、 書式パターンライブラリから書類作成の種別指示に応じ
    た書式パターンデータを読み出すステップと、 生成されたガス管路計画データ及び読み出された書式パ
    ターンデータに基づいて、道路占用許可申請又は道路使
    用許可申請のための書面データを生成するステップとか
    ら成るプログラムを記録していることを特徴とするガス
    管路埋設業務支援のための記録媒体。
  7. 【請求項7】ガス管路埋設の施工結果に応じて、計画平
    面図、計画断面図、供給管図又は掘削断面図、或いは、
    管数量集計表、供給管集計表又は掘削面積集計表を修正
    し竣工図及び竣工積算表を作成するステップと、 作成された竣工図に基づいて、その後の管理に適したガ
    ス管路設備データを生成するステップと、 生成されたガス管路設備データをGISシステムと連動
    可能にガス管路設備データベースに格納するステップと
    から成るプログラムを記録していることを特徴とするガ
    ス管路埋設業務支援のための記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005069754A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Mitsubishi Electric Corp 測位端末及び情報システム

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JP2005069754A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Mitsubishi Electric Corp 測位端末及び情報システム

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