JP2001322932A - 活性酸素消去剤及びこれを含有してなる活性酸素消去用の組成物 - Google Patents

活性酸素消去剤及びこれを含有してなる活性酸素消去用の組成物

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Masamichi Ishigami
政道 石神
Masanori Okada
正紀 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】活性酸素特に、一重項酸素に対する活性酸素消
去能に優れる活性酸素消去剤及びそれを含有してなる化
粧料、食品或いは医薬品などの組成物を提供することを
課題とする。 【解決手段】一重項酸素消去作用に優れるコウジ酸或い
は生理的に許容されるそれらの塩を化粧料、食品或いは
医薬品に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性酸素消去剤及
びそれを含有してなる活性酸素消去用の組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生体内に於ける活性酸素の発生は、異物
排除作用や病原微生物の除去などの重要な生理活性作用
を担う反面、組織の傷害の原因となったり、炎症や老化
の原因となったりして、生体に対して種々の悪影響を与
えるものであり、このもののコントロールは正常な生命
活動を維持してゆく上で重要なテーマである。過剰に発
現したスーパーオキサイド、一重項酸素、ヒドロキシラ
ジカル等の活性酸素の消去には、金属キレート剤が金属
イオンを触媒として発生する活性酸素の発生抑制用に使
用されているが、キレート剤の効果は二次的なものであ
り、それほど高くはなく、活性酸素消去能に優れる活性
酸素消去剤の開発が望まれていた。更に、その原因と治
療法が確定していない、アトピー性皮膚炎や化学物質過
敏症において、この様な活性酸素類がこれら疾病の発症
原因となっていることが指摘されており、活性酸素類が
生体において過剰に発生しないようにコントロールする
ことは、コレラの発症予防に有益であり、加えて、この
様な疾病の発症後の改悪化抑制にも、前記活性酸素の効
率的な消去・コントロールが重要であるという認識は共
有化されている。更には、光などが原因となるシワの形
成に於いては、光によって生ずる活性酸素の他、光の照
射によって起こる炎症も相乗的に関与していると言われ
ており、炎症部位において炎症を改悪しない活性酸素消
去剤は、この様なシワの形成の予防に大変有益であると
考えられているが、この様な活性酸素消去剤は未だ得ら
れていない。種々の活性酸素の内、一重項活性酸素は、
光の被照射部位や虚血部位などに於いて発生しやすく、
この発生によりニトリックオキサイド発生機構が立ち上
がり、種々の活性酸素発生系を動かすトリガーになって
いると言われており、発生した活性酸素の生体への影響
をなるべく小さくするには、このものの消去が重要であ
ると言われている。
【0003】一方、コウジ酸は化学式1に示される構造
の化合物であり、このものは既に化粧料用の原料として
市販されている。かかるコウジ酸やその塩が化粧料等に
メラニン生成抑制の目的で配合されることは既に知られ
ていることであるが、これらの物質が、活性酸素、取り
分け、活性酸素発生のトリガーとなる一重項酸素の消去
作用に優れることも、この様なコウジ酸類を化粧料など
の組成物に含有させることにより、炎症部位でも使用可
能であり、光によるシワ形成を防ぐのに有用な化粧料な
どの組成物が得られることも全く知られていなかった。
【0004】
【化1】 化学式1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、活性酸素消去能に優れる活性
酸素消去剤及びそれを含有してなる活性酸素消去用の組
成物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明者らは、かかる実状に鑑み
て、活性酸素消去能に優れる活性酸素消去剤を求めて鋭
意研究努力を重ねたところ、上記コウジ酸及びその塩に
その様な作用を見いだし発明を完成させた。更に、検討
を重ねた結果、これらのコウジ酸類を活性酸素消去用の
組成物に含有させることにより、活性酸素に由来する好
ましくない生体反応を抑制する作用を発揮することを見
いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以
下に示す技術に関するものである。 (1)コウジ酸及び/又は生理的に許容されるその塩か
らなる活性酸素消去剤。 (2)活性酸素が一重項酸素であることを特徴とする、
(1)に記載の活性酸素消去剤。 (3)(1)又は(2)に記載の活性酸素消去剤を含有
する、活性酸素消去用の組成物。 (4)化粧料であることを特徴とする、(3)に記載の
活性酸素消去用の組成物。 (5)炎症部位使用用であることを特徴とする、(4)
に記載の活性酸素消去用の組成物。 (6)光に由来するシワ形成対応用であることを特徴と
する、(4)又は(5)に記載の活性酸素消去用の組成
物。 (7)コウジ酸及び/又はその塩を含有する、光に由来
するシワ対応用の化粧料。 (8)炎症部位に使用されることを特徴とする(7)に
記載の化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】(1)本発明の活性酸素消去剤 本発明の活性酸素消去剤は、コウジ酸及び/又はその塩
からなる。ここで、本発明で使用できるコウジ酸の塩と
しては、生理的に許容されるものであれば特段の限定無
く使用でき、例えば、ナトリウム、カリウムなどのアル
カリ金属塩、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミンや
トリエチルアミンなどの有機アミン塩、アルギニンやリ
ジンなどの塩基性アミノ酸塩などが好ましく例示でき
る。本発明の活性酸素消去剤は、種々の活性酸素の内、
一重項酸素を特徴的に消去し、活性酸素によって生ずる
生体傷害反応を初期の内に抑え、活性酸素による傷害が
重特にならないように予防する効果を有する。かかる生
体傷害反応としては、例えば、一重項酸素による起炎症
反応、皮膚のコラーゲン線維束を構成するコラーゲン線
維などの断片化反応、核酸類の断絶化反応などが例示で
きる。又、本発明の活性酸素消去剤は炎症を抑える作用
も有するので、炎症部位に用いることも可能であるし、
炎症部位に用いることにより、炎症と一重項酸素が相乗
的に働く好ましくない生体反応を効果的に抑制すること
ができる。この様な生体反応の例としては光照射によっ
て生ずるシワ形成反応などが好ましく例示することが出
来る。本発明の活性酸素消去剤、活性酸素消去用の組成
物に於ける好ましい含有量は、0.001〜10重量%
であり、更に好ましくは、0.05〜5重量%である。
これは、少なすぎると効果を発揮しない場合があり、多
すぎても効果が頭打ちになるからである。
【0008】(2)本発明の活性酸素消去用の組成物 本発明の活性酸素消去用の組成物は、上記本発明の活性
酸素消去剤を含有することを特徴とする。本発明の活性
酸素消去用の組成物としては、食品、医薬品、化粧料な
どの皮膚外用剤が好ましく例示できる。この中では、特
に化粧料が好適な組成物として例示できる。これは、本
発明の活性酸素消去剤の経皮毒性が極めて低いことと、
過酸化水素が皮膚に於いて炎症などの場に出現し、皮膚
に対して好ましくない作用を示すため皮膚においてこれ
を消去することの効果が極めて大きいためである。特に
化粧料に於いては炎症部位にこの様な活性酸素消去剤を
投与することにより、炎症を抑え作用を発揮するので特
に好適である。この様な炎症としては、日光やけど、ア
トピー性皮膚炎、化学物質過敏症などが例示できる。
【0009】本発明の組成物に於いては、上記本発明の
活性酸素消去剤以外に通常食品、医薬或いは化粧料など
で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる
任意成分としては、食品や経口投与薬では、賦形剤、被
覆剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、増量剤、着色剤、安定
剤、乳化剤、分散剤等が好ましく例示でき、化粧料や皮
膚外用医薬であれば、スクワラン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カル
ナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエス
テル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライ
ド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の
脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、
オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハ
ク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリ
ウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等
の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカ
チオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪
酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加
物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジ
オール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、色材、防腐剤、粉体等を含有する
ことができる。これらの内、特に好ましいものは、化粧
料や皮膚外用医薬組成物などの皮膚外用剤に於ける多価
アルコール類である。これは、炎症によってバリア機能
が損なわれた、皮膚の性状を好ましく保つことが出来る
ためである。これら多価アルコールの好ましい含有量
は、総量で化粧料全量に対して0.5〜10重量%であ
り、更に好ましくは1〜5重量%である。又、既に生じ
た炎症を効果的に鎮める意味で、従来より知られている
抗炎症成分を含有させることも非常に有利である。この
様な抗炎症成分としては、シラカバ抽出物やゴボウコン
抽出物と言った生薬成分や皮膚外用医薬であればインド
メタシン、スプロフェン、ケトプロフェン、ケトチフェ
ンなどの抗炎症剤が好適に例示でき、これらの抗炎症成
分の好ましい含有量は、0.001〜1重量%であり、
更に好ましい含有量は0.01〜0.1重量%である。
本発明の化粧料や皮膚外用医薬などの皮膚外用剤は、か
かる必須成分と任意成分とを常法に従って処理すること
により製造することが出来る。本発明の皮膚外用剤の剤
形としては、乳液、クリーム、ローション、ゲル何れも
が適用可能であり、これらの中では粘度の高い(粘度1
000〜20000センチ・ストークス)乳化タイプの
エッセンスの形態が、局所投与しやすいことから特に好
ましい。かくして得られた本発明の炎症存在下使用用の
皮膚外用剤は、アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症など
の体内に発生した活性酸素に起因する炎症を和らげる作
用を有するため、この様な炎症下の肌の手入れやこの様
な炎症の鎮静を予防、抑制、改善する作用を有する。更
に、この様な活性酸素が原因となって起こる炎症などが
更に引き起こす、しわや弾力喪失を防ぐことができる。
更に、活性酸素と炎症とが相乗的にその形成に関わって
いる光の照射によって生じるシワに対しては特に好適に
予防的作用を示す。又、経口投与用の組成物の好ましい
任意成分は、本発明の活性酸素消去剤の作用時間を持続
しうる腸溶性の被覆剤であり、この様な被覆剤としては
ラック貝殻虫のエキスであるシェラックや小麦やトウモ
ロコシなどの穀物に含有されている不溶性のタンパク質
であるゼインが好ましく例示できる。これらの好ましい
含有量は、組成物全量に対して20〜50重量%であ
る。この様な経口投与用の組成物も、常法に従って、任
意の成分と必須の成分を処理することにより、製造する
ことが出来る。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明をするが、本発明がこれら実施例にのみ限定
されないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>本発明の活性酸素消去剤であ
る、コウジ酸を用いて、一重項酸素消去活性を調べた。
即ち、ヘマトポルフィリン(0.25mM;50μl)
−紫外線(30秒)系で発生させた一重項酸素につい
て、ドーズを変えてコウジ酸を加え、これにより消去さ
れたスーパーオキサイドの量をESRスピントラップ法
(トラップ剤;2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリドンハイドロクロライド(TMPD))により測定
し、消去値とドーズのプロットより、IC50値を算出し
た。比較のため、アルブチン、コウジ酸、アスコルビン
酸グルコシド及びL−アスコルビン酸についてもこの作
用を調べた。結果を表1に示す。これより、本発明の活
性酸素消去剤であるコウジ酸は優れた活性酸素の内、一
重項酸素を消去する作用に優れることがわかる。
【表1】
【0012】<実施例2>ヘアレスマウス1群5匹を使用
して、紫外線による、しわモデルでの、シワ形成抑制作
用を調べた。即ちヘアレスマウスは,本発明の活性酸素
消去剤を0.1%含有した50%エタノール水溶液を0.1ml
塗布して処理した後、MEDの1/3倍量の紫外線(B
LBランプ;東芝株式会社製)を照射した。この作業を
5回/1週間の割合で24週行い、皮膚のしわの状態
を、紫外線照射を行い、サンプル投与を行わなかった対
照群の平均的な水準と比べて++:非常にしわが少ない、
+:明確にしわの減少が認められる、±:何となくしわ
が少ないように感じられる、−:同程度のしわの基準で
評価した。結果を表2に示す。これより、本発明の活性
酸素消去剤、紫外線しわモデルにおいてしわ形成の予防
作用があることがわかる。
【0013】
【表2】
【0014】<実施例3> 炎症への作用 ハートレー系白色種モルモット(雌性、300〜350
g)60匹の背部を剃毛し、3cm×3cmの照射部位
を設けた。に紫外線を照射し、炎症を起こさせた。(M
EDの約1.5倍量の照射)照射後24時間に皮膚反応
をドレーズの基準(++:浮腫を有する反応、+:明ら
かな紅斑を有する反応、±:微弱な紅斑を有する反応、
−:無反応)で判定し、ほぼ反応レベルの等しい+の動
物25匹を選抜した。選抜した動物は5匹ずつ2群に分
け、1群にはコウジ酸の0.1重量%50%エタノール
溶液を0.05mlを、2群には50%エタノールを
0.05mlをそれぞれの照射部位に投与した。投与後
24時間に皮膚反応をドレーズの基準で再び判定した。
結果を表3に出現例数として示す。これより、本発明の
活性酸素消去剤は炎症に対して抑制する傾向にあること
がわかる。従って、本発明の活性酸素消去剤を炎症部位
に投与しても炎症を改悪する事が無く、この様な炎症部
位への投与が可能であることがわかる。
【0015】
【表3】
【0016】<実施例4>以下に示す処方で化粧水を作
成した。即ち、処方成分を室温で攪拌可溶化して化粧水
を得た。この化粧水について、年の割にしわに悩むパネ
ラー1群3名を用いて、1ヶ月間、朝晩1日2回使用しても
らいそのしわの予防及び改善効果を評価してもらった。
評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改
善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準で
ある。平均評点は0.89であった。本発明の一重項酸
素消去剤を含有する化粧水は、しわの改善に効果のある
ことが認められた。 コウジ酸 0.1重量部 1,3ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 3 重量部 クエン酸ナトリウム 0.1重量部 メチルパラベン 0.2重量部 エタノール 8 重量部 水 83.7重量部
【0017】<実施例5>以下に示す処方で化粧水を作
成した。即ち、処方成分を室温で攪拌可溶化して化粧水
を得た。この化粧水について、年の割にしわに悩むパネ
ラー1群3名を用いて、1ヶ月間、朝晩1日2回使用しても
らいそのしわの予防及び改善効果を評価してもらった。
評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改
善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準で
ある。平均評点は0.77であった。本発明の一重項酸
素消去剤を含有する化粧水は、しわの改善に効果のある
ことが認められた。 コウジ酸 0.1重量部 1,3ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 3 重量部 クエン酸ナトリウム 0.1重量部 メチルパラベン 0.2重量部 エタノール 8 重量部 水 83.7重量部
【0018】<実施例6>下記に示す処方に従って、皮
膚外用医薬組成物を作成した。即ち、処方成分を攪拌分
散して、皮膚外用剤を得た。このものはアトピー性皮膚
炎に対して著効を示した。 コウジ酸 0.1重量部 プレドニゾロン 1 重量部 ワセリン 98.9重量部
【0019】<実施例7>下記に示す処方に従って、糖
衣錠の形態の健康食品を作成した。即ち、イの部分を流
動層造粒した後打錠し素錠とした。これにロの腸溶性の
コーティングを施し、これにハの成分で糖衣をかけて食
品とした。 イ ヒドロキシプロピルセルロース 10 重量部 コウジ酸 1 重量部 チョレイエキス 1 重量部 ローヤルゼリー 1 重量部 乳糖 37 重量部 ロ シェラック 20 重量部 エタノール 1980 重量部 ハ 蔗糖 25 重量部 ゼラチン 5 重量部
【0020】<実施例8>下記に示す処方に従って、糖
衣錠の形態の健康食品を作成した。即ち、イの部分を流
動層造粒した後打錠し素錠とした。これにロの腸溶性の
コーティングを施し、これにハの成分で糖衣をかけて食
品とした。 イ ヒドロキシプロピルセルロース 10 重量部 コウジ酸 1 重量部 チョレイエキス 1 重量部 ローヤルゼリー 1 重量部 乳糖 37 重量部 ロ シェラック 20 重量部 エタノール 1980 重量部 ハ 蔗糖 25 重量部 ゼラチン 5 重量部
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、、活性酸素消去能、特
に一重項酸素に対する活性酸素消去能に優れる活性酸素
消去剤及びそれを含有してなる化粧料、食品或いは医薬
品などの組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/02 A61P 17/02 17/16 17/16 39/06 39/06 // C07D 309/40 C07D 309/40 Fターム(参考) 4B018 LE01 MD08 ME06 4C062 DD08 DD13 4C083 AC012 AC102 AC122 AC302 AC482 AC841 AC842 AD592 CC02 CC04 DD23 EE10 EE12 EE13 EE17 4C086 BA07 MA01 MA04 MA63 NA14 ZA89 ZB11 ZC80

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コウジ酸及び/又は生理的に許容される
    その塩からなる活性酸素消去剤。
  2. 【請求項2】 活性酸素が一重項酸素であることを特徴
    とする、請求項1に記載の活性酸素消去剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の活性酸素消去剤
    を含有する、活性酸素消去用の組成物。
  4. 【請求項4】 化粧料であることを特徴とする、請求項
    3に記載の活性酸素消去用の組成物。
  5. 【請求項5】 炎症部位使用用であることを特徴とす
    る、請求項4に記載の活性酸素消去用の組成物。
  6. 【請求項6】 光に由来するシワ形成対応用であること
    を特徴とする、請求項4又は5に記載の活性酸素消去用
    の組成物。
  7. 【請求項7】 コウジ酸及び/又はその塩を含有する、
    光に由来するシワ対応用の化粧料。
  8. 【請求項8】 炎症部位に使用されることを特徴とする
    請求項7に記載の化粧料。
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