JP2001322285A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

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JP2001322285A
JP2001322285A JP2000145424A JP2000145424A JP2001322285A JP 2001322285 A JP2001322285 A JP 2001322285A JP 2000145424 A JP2000145424 A JP 2000145424A JP 2000145424 A JP2000145424 A JP 2000145424A JP 2001322285 A JP2001322285 A JP 2001322285A
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Japan
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ink supply
ink
recording head
head chip
jet recording
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Application number
JP2000145424A
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English (en)
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Koji Ikegami
耕二 池上
Tomoki Umezawa
智樹 梅澤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14024Assembling head parts

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に精度良く形成したインクジェット記録
ヘッドおよびインクジェット記録装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 インクジェット記録ヘッド10は、ヘッ
ドチップ12とインク供給部材42の間に弾性部材44
を介装させてボルト60によって圧接させる。この結
果、インク供給部材42の凸部50がヘッドチップ12
が固着された保持部材40に突き当てられ、ヘッドチッ
プ12とインク供給部材42の距離が一定にされる。し
たがって、弾性部材44の圧縮量が一定にされ、ヘッド
チップ12のインク供給口26とインク供給部材42の
供給流路48の接続部のシール性が確保されると共に、
ヘッドチップ12に過度な力が作用して破損することを
防止できる。したがって、精度良く簡易な方法でインク
ジェット記録ヘッド10を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインク滴を記録媒体
に吐出し、画像を形成するインクジェット記録ヘッドお
よびインクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット記録装置は低価格
でありながら高画質なカラー記録装置として注目されて
いる。インクジェット記録装置のインクジェット記録ヘ
ッドとしては、例えば圧電材料によって圧力室を機械的
に変形させることによって発生した圧力によってノズル
からインクを吐出させるピエゾ型のインクジェット記録
ヘッドや、個別流路に配設された発熱素子に通電し、イ
ンクを気化させた圧力でノズルからインクを噴射させる
サーマル型のインクジェット記録ヘッドが知られてい
る。
【0003】これらのインクジェット記録ヘッドでは、
インク滴を吐出するインク吐出機構が実装されたヘッド
チップが、インク供給部材の先端に接合されている。具
体的には、ヘッドチップに設けられたインク供給口にイ
ンク供給部材の管路からインクが供給され、ノズルから
インクが吐出される構成となっている。
【0004】従来例に係るインクジェット記録ヘッドで
は、ヘッドチップとインク供給部材を組み合わせるだけ
では当接面のシール性が確保できないため、例えば、特
開平5−38812号公報に開示されている(以下、従
来例1という)ように、ヘッドチップとインク供給部材
を接着剤を用いて接合し、接合面(当接面)のシール性
を確保していた。
【0005】また、インク供給部材とヘッドチップを接
着剤を用いずに接合したインクジェット記録ヘッドとし
ては、特開平8−230191号公報に開示されている
(以下、従来例2という)ように、ヘッドチップとイン
ク供給部材の接合部が有機部材から形成され、超音波融
着で接合されているものがある。
【0006】さらに、その他の例として、特開平8−2
70270号公報に開示されている(以下、従来例3と
いう)ように、ヘッドチップとインク供給部材を熱カシ
メで一体化しているインクジェット記録ヘッドがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、接合面
からインク供給部材の管路やヘッドチップのインク供給
口に、あるいはヘッドチップのノズル形成面に接着剤が
はみ出すことがないように、接着剤の塗布量や塗布位置
に厳しい管理が必要となる。このためには、高精度な塗
布装置や塗布位置や塗布量の煩雑な制御が必要となり、
インクジェット記録ヘッドのコストアップにつながって
いた。
【0008】また、ヘッドチップ、インク供給部材、接
着剤の熱膨張率がそれぞれ異なるため、インクジェット
記録ヘッドの組立中の加熱工程によって発生する熱応力
によってヘッドチップの割れや、接合部の剥がれ等を引
き起こし、インクジェット記録ヘッドの製造歩留まりを
低下させていた。
【0009】従来例2および従来例3に係る方法でも、
超音波融着や熱カシメによってインク供給部材とヘッド
チップが加熱されるため、上記と同様に熱応力による問
題が生ずる。
【0010】さらに、従来例1〜3では、接合時の加熱
によってインク供給部材やヘッドチップが変形し、イン
ク吐出性能を低下させるおそれがあった。
【0011】また、従来例1〜3のいずれの方法によっ
ても一旦接合して形成されたインクジェット記録ヘッド
を分解することは困難であり、リサイクル時に素材の異
なる部品毎に分別することが困難になるという問題もあ
った。
【0012】本発明は、上記不都合を解決するために、
精度良くヘッドチップとインク供給部材が接合されたイ
ンクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インク滴を吐出するインク吐出機構が実装され、外部か
らインクが供給されるインク供給口が設けられたヘッド
チップと、前記インク供給口にインクを供給するための
管路が設けられたインク供給部材と、前記インク供給部
材と前記ヘッドチップの間に介装され、前記インク供給
部材と前記ヘッドチップに圧接されることによって前記
インク供給口と前記管路の接続部をシールする弾性部材
と、を備えることを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。
【0015】ヘッドチップとインク供給部材の間に弾性
部材を介装して両者に圧接することによって、管路とイ
ンク供給口の接続部がシール性を確保しつつ接続され
る。したがって、ヘッドの組み立てに取扱いが困難な接
着剤などを使用する必要がなく、簡単に製造することが
できる。また、組立時に加熱することがないため、加熱
によってヘッドチップやインク供給部材が変形してヘッ
ドチップとインク供給部材が剥離することや、インクジ
ェット記録ヘッドの吐出性能が影響を受けることはな
い。特に、各部材の熱膨張係数が異なる場合であって
も、各部材の変形の違いを弾性部材の変形によって吸収
するため、接続部の良好なシール性を確保することがで
きる。
【0016】さらに、インク供給部材とヘッドチップは
弾性部材を介装しているだけなので、インクジェット記
録ヘッドをそれぞれの部品に分解することができ、リサ
イクル時の分別が容易になる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、圧接による前記弾性部材の変形量を規制す
る規制手段を備えることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の発明の作用について説明す
る。
【0019】弾性部材の変形量を一定にすることによっ
て、弾性部材の変形による管路とインク供給口の接続部
におけるシール性能を安定して確保することができる。
しかも、弾性部材がヘッドチップに過度に圧接すること
によって、ヘッドチップを破損させることもない。
【0020】また、変形量が変化すると弾性部材の形状
が変化してインク供給部材からヘッドチップに供給され
るインク供給状態が変化し、インクジェット記録ヘッド
のインク吐出性能が変化するおそれがある。しかしなが
ら、本発明では、弾性部材の変形量が規制手段によって
一定にしているため、インクジェット記録ヘッドの吐出
性能が安定する。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記ヘッドチップが固定された保持部材を
備え、前記規制手段は、前記インク供給部材と前記保持
部材の少なくとも一方に形成され、組立時に他方に突き
当てられる突当部であることを特徴とする。
【0022】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。
【0023】インクジェット記録ヘッドの組立時に、保
持部材またはインク供給部材の少なくとも一方に形成さ
れた突当部が、他方の部材に突き当たることによってヘ
ッドチップとインク供給部材の距離を一定にする。した
がって、インク供給部材とヘッドチップ間に介装された
弾性部材の変形量を一定にすることができる。この結
果、安定したシール性能を確保することができる。
【0024】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記インク供給口が2方向に開口している
場合に、前記2方向の中間方向から前記弾性部材を前記
ヘッドチップに圧接するように前記インク供給部材をガ
イドするガイド手段を前記保持部材に設けたことを特徴
とする。
【0025】請求項4記載の発明の作用について説明す
る。
【0026】ヘッドチップのインク供給口が2方向に開
口している場合、このうちの1方向から弾性部材をヘッ
ドチップに圧接させるだけでは、他の一方向のシール性
が確保できない。そこで、インク供給口が2方向に開口
している場合には、ガイド手段によってインク供給部材
を案内することによって、弾性部材を前記2方向の中間
方向からヘッドチップに圧接させ、インク供給口におけ
る両方向のシール性を確保することができる。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の発明において、前弾性部材の変形状態
を維持する維持手段を備えることを特徴とする。
【0028】請求項5記載の発明の作用について説明す
る。
【0029】インク供給部材とヘッドチップの間に介装
され、弾性部材が双方に圧接されることによって接合部
のシール性を確保したインクジェット記録ヘッドに対し
て、維持手段によって弾性部材の潰れ状態を一定に維持
することができる。したがって、接続部のシール性を維
持することができる。
【0030】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記維持手段は、前記保持部材に前記突当
部を突き当てた状態で前記インク供給部材を前記保持部
材に固定する固定部材であることを特徴とする。
【0031】請求項6記載の発明の作用について説明す
る。
【0032】保持部材に突当部を突き当てた状態でイン
ク供給部材と保持部材を固定部材によって固定する。こ
の結果、インク供給部材とヘッドチップ間に介装された
弾性部材の変形状態が維持される。すなわち、良好なシ
ール性が確保される。
【0033】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項記載の発明において、前記ヘッドチップ、前
記インク供給部材、前記保持部材の少なくとも2つの熱
膨張係数が異なることを特徴とする。
【0034】請求項7記載の発明の作用について説明す
る。
【0035】インクジェット記録ヘッドの駆動によって
発熱した場合には、異なる熱膨張係数を有する部材の変
形状態が異なる。しかしながら、弾性部材が上記変形を
吸収するため、接続部のシール性を確保する。
【0036】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれか1項記載の発明において、前記弾性部材と前記イ
ンク供給部材がインサート成形により作製され、一体化
されていることを特徴とする。
【0037】請求項8記載の発明の作用について説明す
る。
【0038】弾性部材とインク供給部材が一体化されて
いるため、部品点数が削減されると共に、インクジェッ
ト記録ヘッドの組立が容易になる。
【0039】請求項9記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれか1項記載の発明において、前記弾性部材が前記イ
ンク供給部材に形成された凹部に圧入され、一体化され
ていることを特徴とする。
【0040】請求項9記載の発明の作用について説明す
る。
【0041】弾性部材とインク供給部材が一体化されて
いるため、部品点数が削減されると共にインクジェット
記録ヘッドの組立が容易になる。
【0042】請求項10記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか1項記載の発明において、熱可塑性エラストマ
ーからなる前記弾性部材と熱可塑性プラスチックからな
る前記インク供給部材が多色射出成形により一体化され
ていることを特徴とする。
【0043】請求項10記載の発明の作用について説明
する。
【0044】弾性部材とインク供給部材が一体化されて
いるため、部品点数が削減されると共に、インクジェッ
ト記録ヘッドの組立が容易になる。
【0045】請求項11記載の発明は、請求項1〜10
のいずれか1項記載の発明において、前記弾性部材が前
記インク供給部材と前記ヘッドチップ間に介装されるこ
とによって、前記弾性部材に形成された孔部が複数のイ
ンク供給口と1つの管路を連通させることを特徴とす
る。
【0046】請求項11記載の発明の作用について説明
する。
【0047】弾性部材の孔部によって、1つの管路と複
数のインク供給口が連通されると共に、弾性部材によっ
てインク供給部材とヘッドチップの接続部を確実にシー
ルすることができる。この結果、1つの管路からヘッド
チップの複数のインク供給口にインクを供給することが
できる。
【0048】請求項12記載の発明は、請求項1〜10
のいずれか1項記載の発明において、前記弾性部材が前
記インク供給部材と前記ヘッドチップ間に介装されるこ
とによって、前記弾性部材に形成された複数の孔部が前
記インク供給部材と前記ヘッドチップに複数形成された
インク供給口と管路をそれぞれ連通させることを特徴と
する。
【0049】請求項12記載の発明の作用について説明
する。
【0050】弾性部材の孔部によって複数の管路と複数
のインク供給口をそれぞれ連通させると共に、弾性部材
が管路とインク供給口の接続部をシールすることができ
るため、1つの弾性部材によって例えば、複数色のイン
クの供給流路をシールすることができる。
【0051】請求項13記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記ヘッドチップと前記弾性部材と前記
インク供給部材が分離可能に構成されることを特徴とす
る。
【0052】請求項13記載の発明の作用について説明
する。
【0053】ヘッドチップと弾性部材とインク供給部材
が分離可能に構成されているため、部材毎に分離するこ
とが可能になり、リサイクル時の分別が容易になる。
【0054】請求項14記載の発明は、シリコン基板を
積層することによって形成され、ノズルと、ノズルにイ
ンクを供給する個別流路と、複数の個別流路にインクを
供給する共通液室が設けられたヘッドチップと、前記共
通液室を構成するヘッドチップの壁面に連続して壁面が
形成され、共通液室と一体化されるインク室を有するイ
ンク供給部材と、前記ヘッドチップとインク供給部材と
の間に介装され、前記インク室と前記共通液室の接続部
をシールする弾性部材と、を備えることを特徴とする。
【0055】請求項14記載の発明の作用について説明
する。
【0056】ヘッドチップに設けられた共通液室とイン
ク供給部材に設けられたインク室を一体化することによ
って、共通液室が実質的に大型化されるため、共通液室
内で発生した気泡が個別流路から離間した位置に移動す
る。この結果、気泡が個別流路を塞ぎ、インク吐出性能
を損なうことを防止できる。
【0057】また、共通液室を構成する壁面とインク室
を構成する壁面を連続させているため、弾性部材による
シール性が良好となる。
【0058】請求項15記載の発明は、請求項1〜14
のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを備
えることを特徴とする。
【0059】請求項15記載の発明の作用について説明
する。
【0060】上記インクジェット記録ヘッドを備えたイ
ンクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッドが
精度良く組み立てられているため、安定したインク吐出
性能を発揮することができる。
【0061】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実施
形態に係るインクジェット記録ヘッドについて図1〜図
5を参照して説明する。先ず、インクジェット記録ヘッ
ドを構成するヘッドチップについて説明し、続いて当該
ヘッドチップが装着されたインクジェット記録ヘッドに
ついて説明する。
【0062】図1(A)、図1(B) および図2に示すよ
うに、インクジェット記録ヘッド10を構成するヘッド
チップ12は、シリコンウエハを微細加工することよっ
て形成された発熱素子基板14および流路基板16が接
合されることによって構成されており、一端面に形成さ
れた複数のノズル18と、ノズル18に連通する個別流
路20と、全ての個別流路20と連通しノズル配列方向
に延在する共通液室22と、個別流路20に面して配設
される発熱素子24とから基本的に構成される。
【0063】共通液室22は各個別流路20と連通し、
個別流路20と直交する方向(矢印X方向)に形成され
たインク供給口26を介して、後述するインク供給部材
42の供給流路48に接続されている。
【0064】なお、ヘッドチップ12のノズル18形成
面の背面側には、図1(B)に示すように、電気信号入出
力端子32が設けられている。また、発熱素子基板14
の共通液室22側には、発熱素子24を駆動するための
駆動回路33が設けてある。
【0065】このように構成されるヘッドチップ12
は、保持部材(ヒートシンク)40、インク供給部材4
2、弾性部材44と一体化されることによって、インク
ジェット記録ヘッド10を構成する(図3参照)。
【0066】保持部材40は、加工性および放熱性に優
れたアルミから形成された板体である。ヘッドチップ1
2と保持部材40はシリコン変性樹脂で接着されている
ため、印字によるヘッドチップ12の昇温の際、ヘッド
チップ12と保持部材40の間に作用する熱応力が吸収
される。また、保持部材40には、後述するボルト60
が螺入されるネジ孔46が固着されたヘッドチップ12
の長手方向両端部にある。
【0067】インク供給部材42は、図3および図4に
示すように、略矩形体形状であり、内部にヘッドチップ
12のインク供給口26に接続される供給流路48が形
成されると共に、後端側(矢印Y2方向)に組み立て時
に保持部材40に当接される凸部50が形成されてい
る。
【0068】また、インク供給部材42の下面側には、
後述する弾性部材44が圧入される凹部52が形成され
ると共に、矢印X方向両端部には保持部材40のネジ孔
46に対応するボルト挿通孔54が形成されている。
【0069】なお、インク供給部材42は、耐インク
性、成形性、強度などからノリル樹脂やポリエーテルイ
ミドなどが適している。
【0070】弾性部材44は、図3に示すように、ヘッ
ドチップ12のインク供給口26に対応した孔部56が
形成された略板状体であり、上方に突出した圧入部58
をインク供給部材42の凹部52(図4参照)に圧入す
ることによってインク供給部材42と一体化されてい
る。
【0071】弾性部材44は、ブチルゴム硬度50°
(ショアA)で形成されている。ただし、他の硬度、そ
の他の材料であってもシール性、耐インク性、気体透過
性、透湿性などの性能を満たすものであれば使用可能で
ある。
【0072】このように構成されるインクジェット記録
ヘッド10の組み立て方について説明する。
【0073】図4に示すように、保持部材40に対して
固着されたヘッドチップ12に対して上部(矢印Z方
向)からインク供給部材42と一体化された弾性部材4
4をインク供給口26と孔部56を位置合わせしつつ当
接させる。続いて、インク供給部材42のボルト挿通孔
54にボルト60を挿通し、保持部材40のネジ孔46
に螺入する。このボルト60の螺入によって弾性部材4
4が圧縮され、保持部材40(ヘッドチップ12)とイ
ンク供給部材42の距離が縮まる。この結果、凸部50
が保持部材40に当接し、保持部材40とインク供給部
材42の距離を一定にする。したがって、弾性部材44
の圧縮量が一定量とされ、供給流路48とインク供給口
26の接続部を確実にシールする。
【0074】このように構成されるインクジェット記録
ヘッド10の作用について説明する。
【0075】インクジェット記録ヘッド10では、ノズ
ル18からインク滴を吐出することによってインクが消
費されると、図示しないインクタンクからインク供給部
材42の供給流路48、ヘッドチップ12のインク供給
口26、共通液室22を介して個別流路20にインクが
供給される。発熱素子24が発熱することによって、ノ
ズル18からインク滴が吐出される。
【0076】このように印字動作が行なわれることによ
ってインクジェット記録ヘッド10が昇温した場合、ヘ
ッドチップ12、インク供給部材42、弾性部材44の
線膨張係数が異なるため各部材間に熱応力が作用する
が、弾性部材44の弾性変形によって上記熱応力を軽減
させることができる。
【0077】また、ヘッドチップ12(発熱素子基板1
4)の温度上昇によって、保持部材40との間に熱応力
が作用するが、接着剤として使用されたシリコン変形樹
脂によって熱応力が吸収される。
【0078】さらに、インクジェット記録ヘッド10
は、組立時にインク供給部材42の凸部50を保持部材
40に当接させることによって、弾性部材44の圧縮量
を規定しているため、弾性部材44の一定の圧縮変形に
よってインクジェット記録ヘッド10が安定したシール
性を確保できると共に、ヘッドチップ12に過度な圧接
力が作用して破損させることも防止できる。
【0079】また、インクジェット記録ヘッド10の組
立に接着剤を用いずに、弾性部材44をインク供給部材
42とヘッドチップ12の間に介在させてボルト60に
よってネジ止めしているだけなので、組立が容易にな
る。したがって、接着剤を用いる場合のように、高度な
制御を要する装置などが不要となる。
【0080】さらに、熱融着によってヘッドチップ12
とインク供給部材42を固着させている場合に発生する
ヘッドチップ12とインク供給部材42間の熱応力によ
って、インク供給口26と供給流路48の位置がずれる
ことも防止できる。
【0081】このように、インクジェット記録ヘッド1
0を精度良く簡易に組み立てることができる。
【0082】しかも、インクジェット記録ヘッド接着剤
等を用いずに、ネジ止めで組み立てているため、異なる
材料から形成されたヘッドチップ12、保持部材40、
インク供給部材42、弾性部材44を容易に分離するこ
とができる。したがって、リサイクル時に分別処理が可
能になるという優れた点を有する。
【0083】ところで、本実施形態では弾性部材44を
略板状体としたが、ヘッドチップ12側に凸型のリブを
形成し、当該リブを所定量圧縮することによって良好な
シール性を確保することもできる。例えば、幅0.8m
m、高さ0.8mmのリブに対して高さを0.3mm圧
縮させることによってシール性を確保することができ
る。
【0084】なお、本実施形態では、インク供給部材4
2と保持部材40の固定にボルト60を用いたが、弾性
部材44の圧縮量を維持できる手段であれば他の手段で
もよい。
【0085】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形
態に係るインクジェット記録ヘッドについて説明する。
第1実施形態と同様の構成要素には、同一の参照符号を
付し、その詳細な説明を省略する。
【0086】図6(A)、図6(B)に示すように、ヘッド
チップ70に設けられた共通液室22は、流路基板16
の上部に開口するだけでなく、背面(ノズル18と反対
側の端面)70Bにも開口している。この開口部分が第
1実施形態のインク供給口に相当する。このようにヘッ
ドチップ70を構成するために、電気信号入出力端子3
2は発熱素子基板14の長手方向(矢印X方向)におい
て、ノズル18(個別流路20)の形成位置からオフセッ
トされた長手方向両端部に形成されている。
【0087】一方、図7に示すように、ヘッドチップ7
0にインクを供給するインク供給部材(サブインクタン
ク)42は、内部に矩形状のサブインク室72を形成し
ており、ヘッドチップ12が装着される一方の開口部4
2B(図8参照)には、ヘッドチップ12に2方向から
圧接可能な弾性部材44が固着されている。弾性部材4
4は、ヘッドチップ12の上面70A側をシールする弾
性部材44Aと、背面70B側をシールする弾性部材4
4Bを含む。本実施形態では、熱可塑性エラストマーか
らなる弾性部材44と熱可塑性プラスチックからなるイ
ンク供給部材42は、多色射出成形によって一体成形さ
れている。この際、熱可塑性エラストマーと熱可塑性プ
ラスチックの材料同士の密着性と接続部の形状を調整す
ることによって、弾性部材44とインク供給部材42の
シール性を確保すると共に、両者が簡易に剥離可能な強
度に形成することができる。
【0088】インク供給部材42の下部には、図8に示
すように、断面台形形状の傾斜面50Aを有する凸部5
0が形成されており、保持部材40のガイド溝74に挿
入されることによって、ヘッドチップ12に対するシー
ルを行なう構成である。ガイド溝74には、ヘッドチッ
プ70の背面70B側上方45°に傾斜する傾斜面74
Aが傾斜されており、傾斜面74A上を凸部50の傾斜
面50Aが摺接することによって、インク供給部材42
が保持部材40に対して背面70B側上方45°から接
近する構成である。
【0089】インクジェット記録ヘッド10の組立方法
について説明する。
【0090】インクジェット記録ヘッド10は、保持部
材40のガイド溝74に対してインク供給部材42の凸
部50を挿入する。この際、凸部50の傾斜面50Aを
ガイド溝74の傾斜面74A上をスライドさせてガイド
溝74に挿入することによって、インク供給部材42が
後方45°上方(矢印Q方向)からヘッドチップ70に
接近することになる。この結果、インク供給部材42と
一体化している弾性部材44A、44Bがそれぞれヘッ
ドチップ70の上面70Aと背面70Bに圧接される。
この際、インク供給部材42の下面42Aが保持部材4
0の上面40Aに当接することによって、インク供給部
材42と保持部材40の距離が規定され、弾性部材44
A、44Bが所定量に圧縮される。
【0091】このように構成されたインクジェット記録
ヘッド10の作用について説明する。
【0092】インクジェット記録ヘッド10の組み立て
る場合に、インク供給部材42の凸部50の傾斜面50
Aを保持部材40のガイド溝74の傾斜面に沿ってスラ
イドさせてガイド溝に凸部50を挿入させるため、ヘッ
ドチップ70に対して弾性部材44が背面70B側上方
45°の方向から圧接される。したがって、ヘッドチッ
プ70の上面70A、背面70Bに対して所定の圧力で
弾性部材44A、44Bが圧接され、共通液室22とサ
ブインク室72のシール性が確保される。
【0093】特に、本実施形態では、共通液室22を構
成する発熱素子基板14とサブインク室72を構成する
インク供給部材42の壁面が連続しているため、弾性部
材44Bによるシール性が一層良好になるしかも、凸部
50の下面50Bが保持部材40の上面40Aに当接す
ることによって、インク供給部材42と保持部材40と
の距離を一定にするため、弾性部材44A、44Bの圧
縮量が一定になり、シール性の確保と共にヘッドチップ
70に過度な力が作用して破損することを防止する。
【0094】一方、インクジェット記録ヘッド10は、
サブインク室72と共通液室22との境界がなくなりー
体化したような形状としている。したがって、図示しな
いインクタンクからサブインク室72、共通液室22を
経由して個別流路20に供給されるインクの流れが直線
状になり、インク供給がスムーズになる。
【0095】また、サブインク室72と共通液室22が
一体化されることによって、実質的に共通液室22の大
型化が達成され、共通液室22で発生した気泡が個別流
路20等から離間するため、インク供給が阻害されるこ
とによる印字不良が防止される。
【0096】なお、インク吐出方向を重力方向下方とす
ることによって、発熱素子24の駆動によって発生する
気泡が共通液室22からサブインク室72に容易に移動
し、気泡による印字不良を抑制できる。
【0097】(第3実施形態)続いて、本発明の第3実施
形態に係るインクジェット記録ヘッドについて、図9を
参照して説明する。第1、第2実施形態と同様の構成要
素については、同一の参照符号を付してその詳細な説明
を省略する。なお、本実施形態では、インク供給部材を
図示していない。
【0098】図9に示すように、ヘッドチップ80は、
上面80Aに2個のインク供給口26A、26Bが形成
されている。
【0099】これに対して、弾性部材44には、インク
供給口26A、26Bに対応して孔部56A、56Bが
形成されている。
【0100】したがって、弾性部材44がヘッドチップ
80に圧接されることによって、インク供給口26A、
26Bをそれぞれ確実にシールすることができる。この
結果、図示しないインク供給部材の2つの供給流路とイ
ンク供給口26A、26Bの接続部をそれぞれ独立にシ
ール可能であるため、複数色印字可能なインクジェット
記録ヘッドを構成することができる。
【0101】(第4実施形態)本発明の第4実施形態に係
るインクジェット記録ヘッドについて、図10を参照し
て説明する。第1〜第3実施形態と同様の構成要素に
は、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0102】インクジェット記録ヘッド10は、2個の
インク供給口26A、26Bを有するヘッドチップ80
に対して第1実施形態と同様の孔部56を有する弾性部
材44が圧接される。この結果、インク供給口26A、
26Bが弾性部材44によってシールされると共に、孔
部56によって一本化される。すなわち、弾性部材44
を介して図示しないインク供給部材から供給されたイン
クをヘッドチップ80の複数のインク供給口26A、2
6Bに供給可能である。したがって、一色のインクを複
数の連通口に供給する場合に有効である。
【0103】(第5実施形態)本発明の第5実施形態に係
るインクジェット記録装置について図11を参照して説
明する。第1〜第4実施形態と同様の構成要素について
は同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0104】図11は、各実施形態のインクジェット記
録ヘッドを搭載したインクジェット記録装置の一例を示
す概略斜視構成図である。
【0105】インクジェット記録装置90は、ガイドシ
ャフト92に沿ってキャリッジ94上に載置されたイン
ク供給装置96およびインクジェット記録ヘッド10
(第1実施形態に限定されない)を備える。
【0106】このようにインクジェット記録装置90が
構成されることによって、インクジェット記録ヘッド1
0のシール性が良好に確保されているため、安定した印
字吐出性能を発揮する。
【0107】なお、被記録媒体98は、例えば紙、葉
書、布など、あらゆる記録可能な媒体で構成される。被
記録媒体98は、搬送機構によってインクジェット記録
ヘッド10と対応する位置に搬送される。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、インク供給部材とヘッ
ドチップが簡易な方法で精度良く接合されたインクジェ
ット記録ヘッドを提供することができる。しかも、部品
毎に簡単に分離可能であるため、リサイクル容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態に係るヘッドチ
ップとインク供給部材を示す斜視図であり、(B)は当該
ヘッドチップの背面側を示す斜視図である。
【図2】 図1(A)のA−A線断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドの分解斜視図である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドの組立状態説明図である。
【図5】 本発明の第1実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドの縦断面図である。
【図6】 (A)は本発明の第2実施形態に係るヘッドチ
ップの正面側を示す斜視図であり、(B)は当該ヘッドチ
ップの背面側を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドの縦断面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドの組立状態説明図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係るインクジェット
記録ヘッドを示す概略分解斜視図である。
【図10】 本発明の第4実施形態に係るインクジェッ
ト記録ヘッドを示す概略分解斜視図である。
【図11】 本発明の第5実施形態に係るインクジェッ
ト記録装置の斜視図である。
【符号の説明】
10…インクジェット記録ヘッド 12…ヘッドチップ 26…インク供給口 30…供給流路(連通路) 42…インク供給部材 44…弾性部材 48…供給流路(管路) 50…凸部(規制手段、突当部) 60…ボルト(維持手段、固定部材) 70…ヘッドチップ 72…サブインク室(インク室) 80…ヘッドチップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出するインク吐出機構が実
    装され、外部からインクが供給されるインク供給口が設
    けられたヘッドチップと、 前記インク供給口にインクを供給するための管路が設け
    られたインク供給部材と、 前記インク供給部材と前記ヘッドチップの間に介装さ
    れ、前記インク供給部材と前記ヘッドチップに圧接され
    ることによって前記インク供給口と前記管路の接続部を
    シールする弾性部材と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 圧接による前記弾性部材の変形量を規制
    する規制手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    インクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドチップが固定された保持部材
    を備え、 前記規制手段は、前記インク供給部材と前記保持部材の
    少なくとも一方に形成され、組立時に他方に突き当てら
    れる突当部であることを特徴とする請求項2記載のイン
    クジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記インク供給口が2方向に開口してい
    る場合に、前記2方向の中間方向から前記弾性部材を前
    記ヘッドチップに圧接するように前記インク供給部材を
    ガイドするガイド手段を前記保持部材に設けたことを特
    徴とする請求項3記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材の変形状態を維持する維持
    手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記維持手段は、前記保持部材に前記突
    当部を突き当てた状態で前記インク供給部材を前記保持
    部材に固定する固定部材であることを特徴とする請求項
    5記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドチップ、前記インク供給部
    材、前記保持部材の少なくとも2つの熱膨張係数が異な
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の
    インクジェット記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材と前記インク供給部材がイ
    ンサート成形により作製され、一体化されていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材が前記インク供給部材に形
    成された凹部に圧入され、一体化されていることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項記載のインクジェッ
    ト記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 熱可塑性エラストマーからなる前記弾
    性部材と熱可塑性プラスチックからなる前記インク供給
    部材が多色射出成形により一体化されていることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項記載のインクジェッ
    ト記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記弾性部材が前記インク供給部材と
    前記ヘッドチップ間に介装されることによって、前記弾
    性部材に形成された孔部が複数のインク供給口と1つの
    管路を連通させることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項記載のインクジェット記録ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記弾性部材が前記インク供給部材と
    前記ヘッドチップ間に介装されることによって、前記弾
    性部材に形成された複数の孔部が前記インク供給部材と
    前記ヘッドチップに複数形成されたインク供給口と管路
    をそれぞれ連通させることを特徴とする請求項1〜10
    のいずれか1項記載のインクジェット記録ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記ヘッドチップと前記弾性部材と前
    記インク供給部材とが分離可能に構成されることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録ヘッド。
  14. 【請求項14】 シリコン基板を積層することによって
    形成され、ノズルと、ノズルにインクを供給する個別流
    路と、複数の個別流路にインクを供給する共通液室が設
    けられたヘッドチップと、 前記共通液室を構成するヘッドチップの壁面に連続して
    壁面が形成され、共通液室と一体化されるインク室を有
    するインク供給部材と、 前記ヘッドチップとインク供給部材との間に介装され、
    前記インク室と前記共通液室の接続部をシールする弾性
    部材と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記
    載のインクジェット記録ヘッドを備えることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
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