JP2001320554A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 102100033041 Carbonic anhydrase 13 Human genes 0.000 description 1
- 101000867860 Homo sapiens Carbonic anhydrase 13 Proteins 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データの角度ずれを補正することができ
るファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ＳＣＡＮ手段３は、送信する原稿のスキ
ャンを行い、読み取った原稿の画像データをデジタルデ
ータとして記憶手段１へ出力する。記憶手段１は、ＳＣ
ＡＮ手段３から出力されたデジタルデータを記憶する。
矩形領域検出手段５は、記憶手段１に記憶されたスキャ
ン後のデジタルデータから矩形領域となる罫線を検出
し、この罫線の角度ずれを検出し、検出結果を制御手段
７へ出力する。制御手段７は、矩形領域検出手段５から
出力される角度ずれの検出結果に基づき、角度ずれがあ
るか否かを検出する。角度ずれがある場合、制御手段７
は、角度補正手段６によって角度ずれの角度を補正し、
補正した画像データをデジタルデータとして記憶手段１
に記憶し、記憶手段１に記憶した補正されたデジタルデ
ータを送受信手段２によって設定された送信先へ送信す
る。
るファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ＳＣＡＮ手段３は、送信する原稿のスキ
ャンを行い、読み取った原稿の画像データをデジタルデ
ータとして記憶手段１へ出力する。記憶手段１は、ＳＣ
ＡＮ手段３から出力されたデジタルデータを記憶する。
矩形領域検出手段５は、記憶手段１に記憶されたスキャ
ン後のデジタルデータから矩形領域となる罫線を検出
し、この罫線の角度ずれを検出し、検出結果を制御手段
７へ出力する。制御手段７は、矩形領域検出手段５から
出力される角度ずれの検出結果に基づき、角度ずれがあ
るか否かを検出する。角度ずれがある場合、制御手段７
は、角度補正手段６によって角度ずれの角度を補正し、
補正した画像データをデジタルデータとして記憶手段１
に記憶し、記憶手段１に記憶した補正されたデジタルデ
ータを送受信手段２によって設定された送信先へ送信す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿の画像の傾
きを補正するファクシミリ装置に関するものである。
きを補正するファクシミリ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置における送信す
る原稿をスキャン（読み取り）時の動作について、図
２、図３、図４を用いて説明する。図２、図３は原稿ス
キャンする場合の概念図である。送信原稿１０を読み取
る読み取り手段は、一般に、ＣＣＤ素子等から構成され
るラインセンサ９と、ラインセンサ９のスキャンライン
８に対し、送信原稿を垂直に給紙を行うフィード機構か
ら構成される。
る原稿をスキャン（読み取り）時の動作について、図
２、図３、図４を用いて説明する。図２、図３は原稿ス
キャンする場合の概念図である。送信原稿１０を読み取
る読み取り手段は、一般に、ＣＣＤ素子等から構成され
るラインセンサ９と、ラインセンサ９のスキャンライン
８に対し、送信原稿を垂直に給紙を行うフィード機構か
ら構成される。
【０００３】送信原稿１０を読み込ませる場合、正しく
給紙されると、図２に示すように、送信原稿の辺とフィ
ード方向（図２符号１１で示す矢印方向）が平行になる
が、何らかの原因により、図３に示すように、送信原稿
１０がフィード方向１１に対し、送信原稿１０が傾く角
度を示す角度ずれ１２を伴ってフィードされた場合、読
み取り結果における罫線は、図４に示すように、読みよ
り領域に対して角度ずれ（符号１４）を伴ったイメージ
となる。
給紙されると、図２に示すように、送信原稿の辺とフィ
ード方向（図２符号１１で示す矢印方向）が平行になる
が、何らかの原因により、図３に示すように、送信原稿
１０がフィード方向１１に対し、送信原稿１０が傾く角
度を示す角度ずれ１２を伴ってフィードされた場合、読
み取り結果における罫線は、図４に示すように、読みよ
り領域に対して角度ずれ（符号１４）を伴ったイメージ
となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置は、角度ずれが発生した状態の読み取
り結果がそのままファクシミリデータとして送信される
ため、受信側において、原稿読み取り時に発生した角度
ずれを伴ったままの状態（図４）で印刷されてしまい、
見苦しくなるという問題点があった。
ファクシミリ装置は、角度ずれが発生した状態の読み取
り結果がそのままファクシミリデータとして送信される
ため、受信側において、原稿読み取り時に発生した角度
ずれを伴ったままの状態（図４）で印刷されてしまい、
見苦しくなるという問題点があった。
【０００５】特に、罫線等を含む原稿の送受信を行う場
合に、スキャン時に角度ずれがあると、罫線等の情報は
一本のラインとは認識されずに、階段状に続く短い複数
のラインの連続の様に認識されるため、画像が階段状と
なり、見苦しくなるという問題点があった。本発明は、
このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、
画像データの角度ずれを補正することができるファクシ
ミリ装置を提供することにある。
合に、スキャン時に角度ずれがあると、罫線等の情報は
一本のラインとは認識されずに、階段状に続く短い複数
のラインの連続の様に認識されるため、画像が階段状と
なり、見苦しくなるという問題点があった。本発明は、
このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、
画像データの角度ずれを補正することができるファクシ
ミリ装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項１に記載の発明は、画像を読み
取り、読み取った画像データを送受信するファクシミリ
装置において、前記画像データに基づいて、前記画像の
矩形領域を検出する矩形領域検出手段と、前記矩形領域
検出手段が検出した検出結果に基づき、画像の傾きを補
正する角度補正手段とを有することを特徴とする。
に、本発明のうち請求項１に記載の発明は、画像を読み
取り、読み取った画像データを送受信するファクシミリ
装置において、前記画像データに基づいて、前記画像の
矩形領域を検出する矩形領域検出手段と、前記矩形領域
検出手段が検出した検出結果に基づき、画像の傾きを補
正する角度補正手段とを有することを特徴とする。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載のフ
ァクシミリ装置において、前記矩形領域検出手段は、文
字が配列された配列ブロックを検出することを特徴とす
る。請求項３記載の発明は、請求項１記載のファクシミ
リ装置において、前記矩形領域検出手段は、直線によっ
て構成される罫線を検出することを特徴とする。請求項
４記載の発明は、請求項１から請求項３のうちいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記角度補正手段
は、前記画像データの読み取り領域の少なくとも一つの
辺と、前記読み取り領域の辺の平行方向となる前記矩形
領域検出手段が検出した矩形領域の辺との傾きを補正す
ることを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記矩形領域検出手段は、文
字が配列された配列ブロックを検出することを特徴とす
る。請求項３記載の発明は、請求項１記載のファクシミ
リ装置において、前記矩形領域検出手段は、直線によっ
て構成される罫線を検出することを特徴とする。請求項
４記載の発明は、請求項１から請求項３のうちいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記角度補正手段
は、前記画像データの読み取り領域の少なくとも一つの
辺と、前記読み取り領域の辺の平行方向となる前記矩形
領域検出手段が検出した矩形領域の辺との傾きを補正す
ることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ファクシミリ装置を図面を参照して説明する。図１は、
この発明の一実施形態によるファクシミリ装置の構成を
示す概略ブロック図である。この図において、記憶手段
１は、制御手段７の指示に従い、送受信手段２、ＳＣＡ
Ｎ手段３、角度補正手段６から出力される画像データ
（ファクシミリデータ）をデジタルデータとして、記憶
する。
ファクシミリ装置を図面を参照して説明する。図１は、
この発明の一実施形態によるファクシミリ装置の構成を
示す概略ブロック図である。この図において、記憶手段
１は、制御手段７の指示に従い、送受信手段２、ＳＣＡ
Ｎ手段３、角度補正手段６から出力される画像データ
（ファクシミリデータ）をデジタルデータとして、記憶
する。
【０００９】送受信手段２は、電話回線等に接続され、
制御手段７の指示に従い、記憶手段１に蓄えられたデジ
タルデータをファクシミリ信号として送信するととも
に、他のファクシミリ装置から送信されるファクシミリ
信号を受信し、デジタルデータとして、記憶手段１へ出
力する。ＳＣＡＮ手段３は、制御手段７の指示に従い、
ファクシミリ信号として送信しようとする原稿をスキャ
ンし、読み取った画像データをデジタルデータとして記
憶手段１へ出力する。
制御手段７の指示に従い、記憶手段１に蓄えられたデジ
タルデータをファクシミリ信号として送信するととも
に、他のファクシミリ装置から送信されるファクシミリ
信号を受信し、デジタルデータとして、記憶手段１へ出
力する。ＳＣＡＮ手段３は、制御手段７の指示に従い、
ファクシミリ信号として送信しようとする原稿をスキャ
ンし、読み取った画像データをデジタルデータとして記
憶手段１へ出力する。
【００１０】印刷手段４は、制御手段７の指示に従い、
記憶手段１に記憶されたファクシミリのデジタルデータ
の印刷を行う。矩形領域検出手段５は、制御手段７の指
示に従い、記憶手段１に記憶されたファクシミリのデジ
タルデータに基づき、矩形領域となる罫線（図４符号１
３）を検出し、読み取り領域の水平、垂直方向に対する
傾きすなわち角度ずれ（図４符号１４）を検出する。ま
た、矩形領域検出手段は、記憶手段１に記憶されたファ
クシミリのデジタルデータに基づき、配列ブロックを検
出する（図６符号１５）を検出し、配列ブロックの水
平、垂直方向に対する角度ずれ（図６符号１４）を検出
する。ここで、読み取り領域とは、ＳＣＡＮ手段３がス
キャンした画像データの領域（図６符号１６）であり、
配列ブロックとは、例えば、文字が配列された段落の領
域を示す。
記憶手段１に記憶されたファクシミリのデジタルデータ
の印刷を行う。矩形領域検出手段５は、制御手段７の指
示に従い、記憶手段１に記憶されたファクシミリのデジ
タルデータに基づき、矩形領域となる罫線（図４符号１
３）を検出し、読み取り領域の水平、垂直方向に対する
傾きすなわち角度ずれ（図４符号１４）を検出する。ま
た、矩形領域検出手段は、記憶手段１に記憶されたファ
クシミリのデジタルデータに基づき、配列ブロックを検
出する（図６符号１５）を検出し、配列ブロックの水
平、垂直方向に対する角度ずれ（図６符号１４）を検出
する。ここで、読み取り領域とは、ＳＣＡＮ手段３がス
キャンした画像データの領域（図６符号１６）であり、
配列ブロックとは、例えば、文字が配列された段落の領
域を示す。
【００１１】角度補正手段６は、矩形領域検出手段５の
検出結果に基づき、画像データの読み取り領域の少なく
とも一つの辺と、読み取り領域の辺の平行方向となる矩
形領域検出手段５が検出した矩形領域の辺との傾きの補
正を行い、補正後のデジタルデータを記憶手段１へ出力
する。この補正は、角度ずれの角度に基づき、矩形領域
を回転させることによって行われる。制御手段７は、ユ
ーザーとのインターフェースを行い、記憶手段１、送受
信手段２、ＳＣＡＮ手段３、印刷手段４、矩形領域検出
手段５、角度補正手段６を指示し、ファクシミリ送受
信、角度補正の一連の動作を制御する（詳細は後述す
る）。
検出結果に基づき、画像データの読み取り領域の少なく
とも一つの辺と、読み取り領域の辺の平行方向となる矩
形領域検出手段５が検出した矩形領域の辺との傾きの補
正を行い、補正後のデジタルデータを記憶手段１へ出力
する。この補正は、角度ずれの角度に基づき、矩形領域
を回転させることによって行われる。制御手段７は、ユ
ーザーとのインターフェースを行い、記憶手段１、送受
信手段２、ＳＣＡＮ手段３、印刷手段４、矩形領域検出
手段５、角度補正手段６を指示し、ファクシミリ送受
信、角度補正の一連の動作を制御する（詳細は後述す
る）。
【００１２】次に図１の構成におけるファクシミリ装置
の動作について、図面を参照して説明する。図７は、フ
ァクシミリのデジタルデータを他のファクシミリ装置へ
送信する場合の動作について説明するためのフローチャ
ートである。制御手段７は、まず、ファクシミリの送信
先が設定され、送信する原稿がセットされ、ユーザのフ
ァクシミリ送信指示が入力されると、制御手段７は、Ｓ
ＣＡＮ手段３へ原稿の読み取り指示をする制御信号を出
力する。制御手段７から原稿読み取り指示の制御信号が
入力されると、ＳＣＡＮ手段３は、送信する原稿のスキ
ャンを行い（ステップＳ１００）、読み取った画像デー
タをデジタルデータとして記憶手段１へ出力する。記憶
手段１は、ＳＣＡＮ手段３から出力されたデジタルデー
タを記憶する。
の動作について、図面を参照して説明する。図７は、フ
ァクシミリのデジタルデータを他のファクシミリ装置へ
送信する場合の動作について説明するためのフローチャ
ートである。制御手段７は、まず、ファクシミリの送信
先が設定され、送信する原稿がセットされ、ユーザのフ
ァクシミリ送信指示が入力されると、制御手段７は、Ｓ
ＣＡＮ手段３へ原稿の読み取り指示をする制御信号を出
力する。制御手段７から原稿読み取り指示の制御信号が
入力されると、ＳＣＡＮ手段３は、送信する原稿のスキ
ャンを行い（ステップＳ１００）、読み取った画像デー
タをデジタルデータとして記憶手段１へ出力する。記憶
手段１は、ＳＣＡＮ手段３から出力されたデジタルデー
タを記憶する。
【００１３】原稿のスキャンが終了すると、制御手段７
は、矩形領域検出手段５へ矩形領域の検出の指示をす
る。矩形領域検出手段５は、矩形領域の検出の指示がさ
れると、記憶手段１に記憶されているスキャン後のデジ
タルデータに基づき、矩形領域となる罫線（図４符号１
３）を検出し（ステップＳ１０１）、矩形領域の角度ず
れ（図４符号１４）を検出し、検出結果を制御手段７へ
出力する。
は、矩形領域検出手段５へ矩形領域の検出の指示をす
る。矩形領域検出手段５は、矩形領域の検出の指示がさ
れると、記憶手段１に記憶されているスキャン後のデジ
タルデータに基づき、矩形領域となる罫線（図４符号１
３）を検出し（ステップＳ１０１）、矩形領域の角度ず
れ（図４符号１４）を検出し、検出結果を制御手段７へ
出力する。
【００１４】次に、制御手段７は、矩形領域検出手段５
から角度ずれの検出結果が入力されると、この検出結果
に基づき、角度ずれがあるか否かを検出する（ステップ
Ｓ１０２）。角度ずれがある場合、制御手段７は、角度
補正手段６に角度ずれの検出結果を出力するとともに、
角度ずれの補正を行う指示をする。角度補正手段６は、
制御手段７から補正の指示がされると、角度ずれの検出
結果に基づき、記憶手段１に記憶されたデジタルデータ
である画像データの座標の水平、垂直方向に対し、矩形
領域が水平、垂直になるように角度を補正する（ステッ
プＳ１０３）。このとき、画像データの矩形領域となる
罫線（符号１３）は、図５に示すように補正される。そ
して、角度補正手段６は、補正された画像データをデジ
タルデータとして記憶手段１へ出力する。
から角度ずれの検出結果が入力されると、この検出結果
に基づき、角度ずれがあるか否かを検出する（ステップ
Ｓ１０２）。角度ずれがある場合、制御手段７は、角度
補正手段６に角度ずれの検出結果を出力するとともに、
角度ずれの補正を行う指示をする。角度補正手段６は、
制御手段７から補正の指示がされると、角度ずれの検出
結果に基づき、記憶手段１に記憶されたデジタルデータ
である画像データの座標の水平、垂直方向に対し、矩形
領域が水平、垂直になるように角度を補正する（ステッ
プＳ１０３）。このとき、画像データの矩形領域となる
罫線（符号１３）は、図５に示すように補正される。そ
して、角度補正手段６は、補正された画像データをデジ
タルデータとして記憶手段１へ出力する。
【００１５】次に、制御手段７は、補正されたデジタル
データが記憶手段１に記憶されると、送受信手段２に対
し、この記憶手段１にされた補正後のデジタルデータの
送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７からの送
信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設定された
送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
データが記憶手段１に記憶されると、送受信手段２に対
し、この記憶手段１にされた補正後のデジタルデータの
送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７からの送
信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設定された
送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
【００１６】一方、角度ずれがない場合、制御手段７
は、送受信手段２に対し、記憶手段１にされたデジタル
データの送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７
からの送信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設
定された送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
は、送受信手段２に対し、記憶手段１にされたデジタル
データの送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７
からの送信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設
定された送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
【００１７】次に、受信時におけるファクシミリ装置の
動作について説明する。図８は、ファクシミリ受信時の
制御手段７の動作について説明するためのフローチャー
トである。まず、送受信手段２は、他のファクシミリ装
置からファクシミリ着信の要求があると、他のファクシ
ミリ装置から送信されるファクシミリデータを受信し
（ステップＳ２００）、デジタルデータとして記憶手段
１へ出力する。記憶手段１は、送受信手段２から出力さ
れるデジタルデータを記憶する。
動作について説明する。図８は、ファクシミリ受信時の
制御手段７の動作について説明するためのフローチャー
トである。まず、送受信手段２は、他のファクシミリ装
置からファクシミリ着信の要求があると、他のファクシ
ミリ装置から送信されるファクシミリデータを受信し
（ステップＳ２００）、デジタルデータとして記憶手段
１へ出力する。記憶手段１は、送受信手段２から出力さ
れるデジタルデータを記憶する。
【００１８】次に、制御手段７は、ファクシミリデータ
の受信が終了すると、矩形領域検出手段５へ矩形領域の
検出の指示を行う。矩形領域検出手段５は、制御手段７
から矩形領域の検出指示がされると、送信時における矩
形領域の検出動作と同様に、記憶手段１に記憶されてい
る受信したデジタルデータに基づいて、矩形領域の検出
を行う（ステップＳ２０１）。そして、矩形領域検出手
段５は、検出した矩形領域の角度ずれを検出し、検出結
果を制御手段７へ出力する。
の受信が終了すると、矩形領域検出手段５へ矩形領域の
検出の指示を行う。矩形領域検出手段５は、制御手段７
から矩形領域の検出指示がされると、送信時における矩
形領域の検出動作と同様に、記憶手段１に記憶されてい
る受信したデジタルデータに基づいて、矩形領域の検出
を行う（ステップＳ２０１）。そして、矩形領域検出手
段５は、検出した矩形領域の角度ずれを検出し、検出結
果を制御手段７へ出力する。
【００１９】次に、制御手段７は、矩形領域検出手段５
から角度ずれの検出結果が入力されると、この検出結果
に基づき、角度ずれがあるか否かを検出する（ステップ
Ｓ２０２）。角度ずれがある場合、制御手段７は、角度
補正手段６に角度ずれの検出結果を出力するとともに、
角度ずれの補正を行う指示をする。角度補正手段６は、
制御手段７から補正の指示がされると、角度ずれの検出
結果に基づき、記憶手段１に記憶されたデジタルデータ
である画像データの座標の水平、垂直方向に対し、矩形
のデータ領域が水平、垂直になるように角度を補正する
（ステップＳ２０３）。このとき、画像データは、図５
に示すように補正される。そして、角度補正手段６は、
補正された画像データをデジタルデータとして記憶手段
１へ出力する。
から角度ずれの検出結果が入力されると、この検出結果
に基づき、角度ずれがあるか否かを検出する（ステップ
Ｓ２０２）。角度ずれがある場合、制御手段７は、角度
補正手段６に角度ずれの検出結果を出力するとともに、
角度ずれの補正を行う指示をする。角度補正手段６は、
制御手段７から補正の指示がされると、角度ずれの検出
結果に基づき、記憶手段１に記憶されたデジタルデータ
である画像データの座標の水平、垂直方向に対し、矩形
のデータ領域が水平、垂直になるように角度を補正する
（ステップＳ２０３）。このとき、画像データは、図５
に示すように補正される。そして、角度補正手段６は、
補正された画像データをデジタルデータとして記憶手段
１へ出力する。
【００２０】次に、制御手段７は、補正後のデジタルデ
ータが記憶手段１へ記憶されると、印刷手段４へ印刷指
示を行う。印刷手段７は、制御手段７から印刷指示に基
づき、記憶手段１に記憶された補正後のデジタルデータ
の印刷を行う。
ータが記憶手段１へ記憶されると、印刷手段４へ印刷指
示を行う。印刷手段７は、制御手段７から印刷指示に基
づき、記憶手段１に記憶された補正後のデジタルデータ
の印刷を行う。
【００２１】一方、角度ずれがない場合、制御手段７
は、送受信手段２に対し、記憶手段１にされたデジタル
データの送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７
からの送信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設
定された送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
は、送受信手段２に対し、記憶手段１にされたデジタル
データの送信指示を行う。送受信手段２は、制御手段７
からの送信指示に基づき、補正後のデジタルデータを設
定された送信先へ送信する（ステップＳ１０４）。
【００２２】なお、上述の実施形態においては、読み取
り領域の水平方向に対する角度ずれ１４を検出した場合
について説明したが、読み取り領域の垂直方向に対する
角度ずれを検出し、これを補正するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、罫線の角度ずれを検
出したが、配列ブロックの角度ずれを検出し、これを補
正するようにしてもよい。以上、この発明の実施形態を
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実
施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計等も含まれる。
り領域の水平方向に対する角度ずれ１４を検出した場合
について説明したが、読み取り領域の垂直方向に対する
角度ずれを検出し、これを補正するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、罫線の角度ずれを検
出したが、配列ブロックの角度ずれを検出し、これを補
正するようにしてもよい。以上、この発明の実施形態を
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実
施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計等も含まれる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信する画像データの矩形領域を検出し、検出した矩形
領域における画像の傾きを検出し、検出した画像の傾き
の基づいて、傾きを補正するようにしたので、罫線等の
矩形情報を含む文書を送信する場合に、読み取り時のフ
ィード方向と送信原稿に角度ずれを伴った場合も、デー
タ上で角度ずれを補正でき、読み取り時における角度ず
れを伴わないデータを送信することができる効果が得ら
れる。
送信する画像データの矩形領域を検出し、検出した矩形
領域における画像の傾きを検出し、検出した画像の傾き
の基づいて、傾きを補正するようにしたので、罫線等の
矩形情報を含む文書を送信する場合に、読み取り時のフ
ィード方向と送信原稿に角度ずれを伴った場合も、デー
タ上で角度ずれを補正でき、読み取り時における角度ず
れを伴わないデータを送信することができる効果が得ら
れる。
【００２４】また、この発明によれば、受信した画像デ
ータの傾きを補正することができるので、送信時に読み
取り時のフィード方向と送信原稿に角度ずれを伴った画
像データが送信された場合において、受信後に画像デー
タの角度ずれを補正する事ができ、受信データの印刷時
に角度ずれを伴わない画像を印刷することができる効果
が得られる。
ータの傾きを補正することができるので、送信時に読み
取り時のフィード方向と送信原稿に角度ずれを伴った画
像データが送信された場合において、受信後に画像デー
タの角度ずれを補正する事ができ、受信データの印刷時
に角度ずれを伴わない画像を印刷することができる効果
が得られる。
【図１】 この発明の一実施形態によるファクシミリ装
置の構成を示す概略ブロック図である。
置の構成を示す概略ブロック図である。
【図２】 ファクシミリ装置に、送信原稿が正しく給紙
された場合について説明するための概念図である。
された場合について説明するための概念図である。
【図３】 送信原稿が傾いて給紙された場合について説
明するための概念図である。
明するための概念図である。
【図４】 送信原稿が傾いて給紙された場合の画像デー
タを示す概念図である。
タを示す概念図である。
【図５】 角度を補正した後の画像データを示す概念図
である。
である。
【図６】 配列ブロックおよび読み取り領域について説
明するための概念図である。
明するための概念図である。
【図７】 送信時におけるファクシミリ装置の動作につ
いて説明するためのフローチャートである。
いて説明するためのフローチャートである。
【図８】 受信時におけるファクシミリ装置の動作につ
いて説明するためのフローチャートである。
いて説明するためのフローチャートである。
１…記憶手段、２…送受信手段、３…ＳＣＡＮ手段、４
…印刷手段、５…矩形領域検出手段、６…角度補正手
段、７…制御手段
…印刷手段、５…矩形領域検出手段、６…角度補正手
段、７…制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C087 AA03 BA03 BB10 CA02 5B047 AA01 AB01 BA02 BB02 BC16 CA13 CB08 CB23 5B057 AA11 BA11 BA24 CD04 CH11 DA07 DA08 DC08 5C072 AA01 BA17 EA04 LA02 RA03 RA06 UA11 9A001 BB04 BB06 CC02 HH23 KK16 KK42
Claims (4)
- 【請求項１】 画像を読み取り、読み取った画像データ
を送受信するファクシミリ装置において、 前記画像データに基づいて、前記画像の矩形領域を検出
する矩形領域検出手段と、 前記矩形領域検出手段が検出した検出結果に基づき、画
像の傾きを補正する角度補正手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】 前記矩形領域検出手段は、文字が配列さ
れた配列ブロックを検出することを特徴とする請求項１
記載のファクシミリ装置。 - 【請求項３】 前記矩形領域検出手段は、直線によって
構成される罫線を検出することを特徴とする請求項１記
載のファクシミリ装置。 - 【請求項４】 前記角度補正手段は、前記画像データの
読み取り領域の少なくとも一つの辺と、前記読み取り領
域の辺の平行方向となる前記矩形領域検出手段が検出し
た矩形領域の辺との傾きを補正することを特徴とする請
求項１から請求項３のうちいずれかに記載のファクシミ
リ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000137706A JP2001320554A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000137706A JP2001320554A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001320554A true JP2001320554A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18645438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000137706A Pending JP2001320554A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001320554A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7139441B2 (en) | 2002-11-13 | 2006-11-21 | Minolta Co., Ltd. | Image processing device performing inclination correcting processing |
| JP2011104831A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Casio Computer Co Ltd | 印影印刷装置 |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000137706A patent/JP2001320554A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7139441B2 (en) | 2002-11-13 | 2006-11-21 | Minolta Co., Ltd. | Image processing device performing inclination correcting processing |
| JP2011104831A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Casio Computer Co Ltd | 印影印刷装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041008 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A521 | Request for written amendment filed |
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