JP2001319791A - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents

蛍光ランプ点灯装置

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JP2001319791A
JP2001319791A JP2000137886A JP2000137886A JP2001319791A JP 2001319791 A JP2001319791 A JP 2001319791A JP 2000137886 A JP2000137886 A JP 2000137886A JP 2000137886 A JP2000137886 A JP 2000137886A JP 2001319791 A JP2001319791 A JP 2001319791A
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electrode filament
fluorescent
circuit
lighting circuit
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Hiroki Nakagawa
博喜 中川
Tetsuya Tawara
哲哉 田原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子点灯回路を用いた蛍光ランプ点灯装置に
おいて、定常点灯時における電極フィラメントコイルの
加熱電力損失を低減するとともに、ランプの点滅寿命特
性を改善する。 【解決手段】 蛍光発光管2に、一対のコンデンサ17
及び18を並列に接続する。一対のコンデンサ17及び
18は、蛍光発光管2の一対の電極フィラメントコイル
7及び8に対して、それぞれ直列に接続されており、蛍
光発光管2の電源側に直列に接続された電流制限用のイ
ンダクタンス素子16と共に、ランプ始動のための共振
回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波インバータ
型の電子点灯回路を用いて蛍光発光管を点灯させる蛍光
ランプ点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の省エネルギー時代を迎えて、蛍光
ランプの点灯装置としては、従来の銅鉄安定器に代わっ
て、高周波インバータ型の電子点灯回路が使用されるよ
うになっている。特に、電球に代わる省エネルギー光源
である点灯装置内蔵の電球形蛍光ランプにおいては、ラ
ンプの高効率化および軽量化を図るために、この電子点
灯回路の普及が進んでいる。
【0003】電球形蛍光ランプの電子点灯回路に関する
これまでの開発過程においては、ランプ効率を改善する
ために、電子点灯回路の回路変換効率の向上が追求され
ている。その結果、電子点灯回路では、シリーズインバ
ータ方式を導入することにより、また、電子部品として
MOS電界放出型(FET)パワートランジスタを導入
することにより、回路変換効率は、当初の約80%から
最高約92%まで到達しており、これは、ほぼ上限値に
近いといえる。従って、今後、ランプ効率を、一層、改
善するために、他の新しい技術が求められている。この
ような技術として、例えば、蛍光発光管の電極フィラメ
ントコイルにおける加熱電力損失を低減することが重要
になっている。
【0004】図4は、従来の高周波インバータ型電子点
灯回路の基本構成図である。この型式の電子点灯回路1
9は、商用電源によって駆動されるインバータ回路部2
5を有しており、このインバータ回路部25によって、
蛍光発光管20が点灯される。
【0005】蛍光発光管20は、一対の電極フィラメン
トコイル21及び22を有しており、一方の電極フィラ
メントコイル22の電源側端子が、インバータ回路部2
5に直接、接続されており、他方の電極フィラメントコ
イル22の電源側端子が、直列接続された電流制限用の
インダクタンス素子24を介してインバータ回路部25
に接続されている。蛍光発光管20の各電極フィラメン
トコイル21及び22の非電源側端子同士は、インダク
タンス素子24と共に共振回路を構成するコンデンサ2
3を介して接続されている。インダクタンス素子24の
インダクタンスはL、コンデンサ23の容量はCsでそ
れぞれ表されている。
【0006】通常の蛍光ランプの電子点灯回路において
は、熱陰極始動方式によって、始動から定常点灯までの
動作が行われる。この動作過程を、図4に示した基本の
電子点灯回路19について説明する。
【0007】まず、ランプ始動にあたり、蛍光発光管2
0の電極フィラメントコイル21及び22を予熱して、
各電極フィラメントコイル21及び22から十分な熱電
子放出させる。このために、蛍光発光管20の非電源端
子側に並列に接続されたコンデンサ23を介して、電極
フィラメントコイル21及び22に予熱電流が流され
る。
【0008】各電極フィラメントコイル21および22
に呼び電流が流されると、約1秒以内の後に、コンデン
サ23とインダクタンス素子24とによって構成される
共振回路での共振電圧に相当する始動電圧が、蛍光発光
管20の両電極間に印加され、ランプ始動が行われる。
【0009】そして、ランプ始動後の定常点灯時におい
ても、蛍光発光管20の電極フィラメントコイル21及
び22には、依然としてコンデンサ23を介して加熱電
流が継続して流れる。
【0010】このように、通常の蛍光ランプの電子点灯
回路による熱陰極始動方式においては、コイル予熱、ラ
ンプ始動を経て定常点灯に至る。この場合、定常点灯時
における電極フィラメントコイル21及び22の加熱電
流は、ランプ動作においては基本的に不要であるが、コ
ンデンサ23を用いる通常の回路方式では、加熱電流を
必要とするために、電極フィラメントコイル21及び2
2において加熱電力損失が発生する。
【0011】通常、この加熱電力損失は、例えば、一般
電球60W及び100W相当の光束をもつ現行の14W
及び25Wの電球形蛍光ランプにおいては、一つの電極
フィラメントコイル当り、0.4〜0.5Wとなり、蛍
光発光管20では、0.8W〜1.0Wの値となるため
に、決して無視できない損失になっている。
【0012】このような定常点灯時における電極フィラ
メントコイルの加熱電力損失を低減する技術としては、
図5(a)〜図5(c)に示す構成が知られている。
【0013】図5(a)は、いわゆる冷陰極始動方式で
あり、蛍光発光管20の各電極フィラメントコイル21
及び22が、各電極フィラメントコイル21及び22に
対してそれぞれ並列に接続されたリード線28及び29
によって、それぞれ短絡されており、熱電子放射のない
冷陰極状態において、ランプ始動が行われる。これによ
り、蛍光ランプにおける電極フィラメントコイル21及
び22の加熱電力損失は全て削減される。
【0014】図5(b)は、特開平10−199686
号公報に開示された構成であり、蛍光発光管20の各電
極フィラメントコイル21及び22に、ダイオード28
及び29がそれぞれ並列に接続されている。このような
構成によって、電極フィラメントコイル21及び22に
流れる電流が、それぞれ半減されるために、加熱電力損
失は約1/2に低減される。
【0015】図5(c)は、特開平5−13186号公
報に開示された構成であり、蛍光発光管20の各電極フ
ィラメントコイル21及び22に、加熱電流を分流する
ためのコンデンサ31及び32がそれぞれ並列に接続さ
れている。このような構成によっても、各電極フィラメ
ントコイル21及び22に流れる電流が、それぞれ低減
されるために、加熱電力損失は低減される。
【0016】一方、一般の蛍光ランプでは、ランプ始動
時に電極フィラメントコイルに充填された電子放射物質
が飛散し易いため、点滅回数が多くなると、ランプ寿命
が短くなることが知られており、電球形蛍光ランプにお
いても、同様の問題がある。このため、電球形蛍光ラン
プの電子点灯回路に関しても、このようなランプのいわ
ゆる点滅寿命特性の改善が、さらなる課題として取り組
まれている。
【0017】点滅寿命特性を改善する技術として、特開
昭62−126596号公報には、図6に示す電子点灯
回路40が開示されている。この電子点灯回路40で
は、蛍光発光管20の非電源側において、コンデンサ2
5と並列に、温度正特性抵抗素子(正特性サーミスタP
CT)33が並列接続されている。このような構成によ
って、ランプ始動前に、この温度正特性抵抗素子33を
介して多量の予熱電流が電極フィラメントコイル21及
び22にそれぞれ流れることになり、点滅寿命特性が改
善されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】近年、電球形蛍光ラン
プは、電球に代わる省エネルギー光源として普及が促進
されている。電球形蛍光ランプは、従来は、百貨店、レ
ストラン、ホテル等の業務照明として主に使用されてい
たが、今後は、特に、電球の主要分野のひとつである住
宅照明への展開が期待されている。住宅照明として使用
されるランプは、通常、業務照明として使用されるラン
プよりも点滅回数が多くなるという特徴がある。従っ
て、これからの電球形蛍光ランプの特性として、電極フ
ィラメントコイルの加熱電力損失の低減と共に、ランプ
が点滅により寿命終了となるまでのランプ点滅回数であ
る点滅寿命回数を増大させることが求められている。
【0019】具体的な電球形蛍光ランプの点滅寿命回数
としては、従来のランプの特性である5000回以上か
ら、その4倍の20000回以上への改善が要望されて
いる。なお、従来のランプの平均寿命は、6000時間
と規定されているが、これは2.5時間点灯〜0.5時
間非点灯の寿命試験サイクルでの平均寿命時間に相当す
るものである。
【0020】本願発明者は、点灯装置として電子点灯回
路を用いた蛍光ランプ、特に、電子点灯回路を内蔵した
電球形蛍光ランプにおいて、ランプ定常点灯時における
電極フィラメントコイルの加熱電力損失を低減し、併せ
て、ランプの点滅寿命特性を改善する手段について検討
した。その結果、蛍光ランプのコイル加熱電力損失を低
減するために、図5(a)〜(c)に示すそれぞれの構
成では、ランプ点滅寿命特性が改善されないおそれがあ
ることが明らかとなった。
【0021】図5(a)に示すように、熱電子放射がさ
れない冷陰極始動方式では、コイル加熱電力損失を十分
に低減させるとができるが、ランプを始動させるための
始動電圧の印加時間が長く、ランプ始動直後のグロー放
電時間もより長くなり、各電極フィラメントコイル21
および22に充填された電子放射物質の飛散が通常の熱
陰極始動方式に比べて激しく、ランプ点滅寿命回数が低
下するおそれがある。
【0022】また、図5(b)に示すように、各電極フ
ィラメントコイル21および22に対してダイオード2
8および29をそれぞれ並列に接続する構成、及び、図
5(c)に示すように、各電極フィラメントコイル21
および22に対してコンデンサ31および32をそれぞ
れ並列に接続する構成では、コイル加熱電力損失の低減
効果が小さく、しかも、ランプ始動前に各電極フィラメ
ントコイル21および22に流れる予熱電流が不足し
て、十分な熱電子放出が得られず、その結果、ランプ点
滅による電子放射物質の飛散が多くなり、点滅寿命回数
が改善されないおそれがある。
【0023】一方、図6に示す構成では、ランプ始動電
流が流れる前に電極フィラメントコイル21および22
に十分な予熱電流を流すことができ、ランプ点滅寿命特
性の改善効果は大きい。しかし、ランプ定常点灯時にお
いては、蛍光ランプの各電極フィラメントコイル21お
よび22の加熱電力損失を低減することができず、図4
に示す基本の電子点灯回路19の場合とほとんど変わら
ない。
【0024】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、ランプ定常点灯時における電極フィ
ラメントコイルの加熱電力損失を低減することができ、
しかも、ランプ点滅寿命回数を改善できる蛍光ランプ点
灯装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプ点灯
装置は、各端部に電極フィラメントコイルがそれぞれ設
けられた蛍光発光管を、高周波インバータ型の電子点灯
回路を用いて点灯させる蛍光ランプ点灯装置であって、
前記蛍光発光管の各電極フィラメントに対してそれぞれ
直列に接続されて、前記蛍光発光管に対して並列接続さ
れた一対のコンデンサを具備することを特徴とする。
【0026】前記蛍光発光管の非電源側に温度正特性抵
抗素子が並列に接続されている。
【0027】本発明の蛍光ランプ点灯装置においては、
蛍光発光管に並列に接続された一対のコンデンサが、並
列合成コンデンサとなって、共振回路が構成されてい
る。また、蛍光発光管に設けられた一対の電極フィラメ
ントコイルの各抵抗が、並列に合成された抵抗値となっ
て、その共振回路に直列接続されている。一対の電極フ
ィラメントコイルが並列合成抵抗となることにより、そ
の抵抗インピーダンスが低下する。このため、迅速なラ
ンプ始動が実現され、ランプの点灯寿命特性が改善され
る。ランプ始動後の定常点灯時においては、コイル加熱
電流が、一対のコンデンサを介して一対の電極フィラメ
ントコイルにそれぞれ分かれて流れ、各電極フィラメン
トコイルにおける電流値が低下することにより、電極フ
ィラメントコイルの加熱電力損失が低減される。
【0028】さらに、蛍光発光管の非電源側に、温度正
特性抵抗素子を並列に接続することにより、ランプの点
滅寿命特性がさらに改善される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0030】図1は、本実施形態の蛍光ランプ点灯装置
を用いた22Wタイプの電球形蛍光ランプの構成を示す
断面図である。
【0031】電球形蛍光ランプ1は、4本の蛍光発光管
2と、全ての蛍光発光管2を覆う外管ガラスバルブ4
と、外管ガラスバルブ4の基端側に連結された樹脂ケー
ス5と、樹脂ケース5内に収容された電子点灯回路3
と、樹脂ケース5の基端部に装着された口金6とを備え
ている。
【0032】各蛍光発光管2は、それぞれU形ガラス管
を、一連の放電路をなすように、相互に連結されて構成
されている。各蛍光発光管2には、一対の電極フィラメ
ントコイル7および8がそれぞれ設けられている。
【0033】各蛍光発光管2の一方の管端部内には、一
方の電極フィラメントコイル7が、一対のリード線9及
び10によって保持されている。また、各蛍光発光管2
の他方の管端部内には、他方の電極フィラメントコイル
8が、一対のリード線11及び12によって保持されて
いる。リード線9〜12は、蛍光発光管2の外部に引き
出されて、樹脂ケース5内に設けられた電子点灯回路3
に、それぞれ電気的に接続されている。
【0034】各蛍光発光管2内には、主アマルガム(B
i−Pb−Sn−Hg粒)及び補助アマルガム(Inメ
ッキされたステンレスメッシュ)が、それぞれ装備され
ると共に、緩衝ガスとしてアルゴンがそれぞれ封入され
ている。また、各蛍光発光管2内に設けられた一対の電
極フィラメントコイル7及び8は、点滅寿命特性の改善
に適した3重コイルタイプが採用されている。さらに、
各蛍光発光管2内には、通常のBa−Ca−Sr−O系
の電子放射物質が充填されており、各蛍光発光管2の内
面における主要部には、赤、緑、青発光の三色混合希土
類蛍光体が塗布されている。
【0035】各蛍光発光管2の主要寸法は、管外径が1
0.7mm、両電極間距離が490mmになっている。
【0036】電子点灯回路3は、シリーズインバータ回
路方式によって構成されており、その回路変換効率は約
91%になっている。この電子点灯回路3は、樹脂ケー
ス5の基端部に装着された口金6を介して、商用電源に
接続される。
【0037】図2は、本実施形態のランプ点灯装置の構
成を示す電子点灯回路3の回路図である。
【0038】電子点灯回路3は、蛍光発光管2を点灯さ
せるために、商用電源13により駆動されるインバータ
回路部14を有しており、インバータ回路部14に対し
て、蛍光発光管2に、一方の電極フィラメントコイル8
の電源側の端子a1が直接、接続されている。また、他
方の電極フィラメントコイル7の電源側の端子a2が、
直列に接続された電流制御用のインダクタンス素子15
を介して、インバータ回路部14に接続されている。
【0039】蛍光発光管2に設けられた各電極フィラメ
ントコイル7および8の非電源側の端子b1およびb2
間には、温度正抵抗素子(PCT)16が直列に接続さ
れている。また、一方の電極フィラメントコイル7の非
電源端子b2と、他方の電極フィラメントコイル8の電
源側の端子a1との間に、第1のコンデンサ17が接続
されており、一方の電極フィラメントコイル7の電源側
の端子a2と、他方の電極フィラメントコイル8の非電
源側の端子b1との間に、第2のコンデンサ18が接続
されている。
【0040】第1および第2の各コンデンサ17及び1
8のそれぞれの容量Cs’は、ほぼ等しく、図4に示す
基本の電子点灯回路19におけるコンデンサ23の容量
Cs(例えば1000pF)に対して、その1/2相当
(例えば500pF)に設定されている。
【0041】第1および第2の各コンデンサ17及び1
8は、インダクタンス素子15と共に共振回路を構成し
て、所定のランプ始動電圧を生成し、定常点灯時におけ
る各電極フィラメントコイル21および22の加熱電力
損失を削減するとともに、ランプの点滅寿命特性を改善
するようになっている。
【0042】また、温度正抵抗素子16は、ランプ始動
電流が流れるより前に、電極フィラメントコイル7及び
8に十分な予熱電流を流すために、ランプの点滅寿命特
性をより一層改善するようになっている。
【0043】このような構成の電子点灯回路3の動作、
即ち、電子点灯回路3における蛍光発光管2の予熱から
定常点灯までの動作について、詳細に説明する。
【0044】スイッチオンによって、商用電源13から
交流電流が供給されると、蛍光発光管2の各電極フィラ
メントコイル7および8に、始動電圧が印加される。蛍
光発光管2には、温度性特性抵抗素子16とコンデンサ
17及び18とが並列に接続されており、ランプ始動前
においては、温度正特性抵抗素子16の温度が低く、そ
の抵抗インピーダンス値が低い状態にある。このため
に、ランプ始動前の予熱電流は、主に、コンデンサ17
及び18よりも、インピーダンス値の低い温度正特性抵
抗素子16を介して流れる。これにより、予熱電流を高
い値に設定することができ、ランプ始動前の1秒以内の
短時間においても、各電極フィラメントコイル7及び8
を効率よく予熱できて、十分な熱電子放射を得ることが
できる。
【0045】その結果、始動電圧の短時間の印加によっ
て迅速にランプ始動が実施されるとともに、ランプ始動
直後のグロー放電時間が短縮され、各電極フィラメント
コイル7及び8に充填されている電子放射物質の始動過
程における飛散を抑制できる。従って、ランプ始動前の
電極フィラメントコイル7及び8に、予熱なしに始動電
圧が印加されることによる電子放射物質の飛散が増大す
るおそれがなく、ランプ点滅寿命回数が低下するおそれ
がない。
【0046】また、温度正特性抵抗素子16の抵抗イン
ピーダンス値が低いために、インダクタンス素子15と
コンデンサ17及び18とによって構成された並列合成
コンデンサ(容量:2Cs’=Cs)には、いわゆる共
振現象による共振電圧が殆ど発生せず、従って、蛍光発
光管2に始動電圧は印加されない。
【0047】なお、上記のランプ始動前の1秒以内とい
う時間は、電球形蛍光ランプが、瞬時点灯を特長とする
一般電球に代わって使用されるために要求される数値で
あり、通常は0.6秒〜0.8秒に設定される。
【0048】温度正特性抵抗素子16は、予熱電流によ
るジュール加熱によって温度が上昇するにつれて、その
抵抗インピーダンス値は急激に高くなる。その結果、イ
ンダクタンス素子15とコンデンサ17及び18からな
る並列合成コンデンサ(2Cs’=Cs)との共振現象
により、蛍光発光管2の電極フィラメントコイル7及び
8の間に、並列合成コンデンサ(2Cs’=Cs)の共
振電圧に相当する始動電圧が印加され、蛍光発光管2は
ランプ始動される。
【0049】そして、この始動過程においても、2つの
コンデンサ17及び18は、より迅速なランプ始動を実
現して、ランプ点滅寿命特性を改善する。
【0050】図3(a)は、図2に示す本実施形態のラ
ンプ点灯装置における電子点灯回路3の共振回路部分の
等価回路図を示している。本実施形態における電子点灯
回路3では、電極フィラメントコイル7及び8のそれぞ
れの抵抗Rkは、並列合成抵抗Rk/2となり、その並
列合成抵抗がコンデンサ23とインダクタンス24の共
振回路に直列に接続されている。
【0051】比較のために、図3(b)に、図4に示す
従来の電子点灯回路19における共振回路部分の等価回
路図を示す。この電子点灯回路19においては、電極フ
ィラメントコイル21及び22のそれぞれの抵抗Rk
は、直列合成抵抗2Rkとなって、その直列接続抵抗
が、コンデンサ23とインダクタンス24の共振回路に
直列に接続されている。
【0052】従って、本実施形態のランプ点灯装置にお
ける電子点灯回路3の共振回路では、電極フィラメント
コイル7及び8の並列合成抵抗Rk/2が、図4に示す
従来の電子点灯回路19の共振回路における電極フィラ
メントコイル21及び22の直列合成抵抗2Rkの1/
4となる。その結果、本実施形態のランプ点灯装置にお
けるコンデンサ17及び18からなる並列合成コンデン
サ(2Cs’=Cs)の共振電圧である始動電圧は、従
来の電子点灯回路19に比べて、より迅速に、しかも、
より高い値にまで上昇することになり、それにより、始
動電圧の印加時間が短くなって、より迅速なランプ始動
が得られる。
【0053】従って、ランプ始動時においても、2つの
コンデンサ17及び18は、より迅速なランプ始動を実
現しており、ランプ点滅寿命特性を改善することができ
る。
【0054】ランプ始動後の定常点灯時には、電極フィ
ラメントコイル7及び8のコイル加熱電流は、容量がC
s’(=Cs/2)のコンデンサ17及び18を介し
て、電極フィラメントコイル7及び8のそれぞれに分か
れて流れる。このように、各コンデンサ17及び18に
電流が分かれるために、電極フィラメントコイル7及び
8の加熱電流は、図4に示す従来の電子点灯回路19に
おける電極フィラメントコイル21及び22の加熱電流
の1/2に低減される。従って、各電極フィラメントコ
イル7及び8の加熱電力損失は、従来の電子点灯回路1
9の場合に比べて、約1/4に低減される。
【0055】図4に示す従来の電子点灯回路19におい
ては、電極フィラメントコイル21及び22が直列に接
続されていることにより、それぞれのコイル加熱電流が
重畳して流れるために、加熱電力損失が増加することに
なる。
【0056】このようにして、定常点灯時において電極
フィラメントコイル7及び8の加熱電流の損失も、より
確実に低減される。
【0057】本実施形態における電子点灯回路3を有す
る電球形蛍光ランプ1の特性として、コイル加熱電力及
びランプ点滅寿命について測定した。なお、ランプ点滅
寿命回数の測定は、10秒点灯〜170秒非点灯の点滅
サイクルで行った。ここで、170秒の非点灯は、温度
正特性抵抗素子16の冷却に170秒の時間が必要であ
ることを意味している。測定した電球蛍光ランプ数は5
本であり、特性値は5本の平均値によって求めた。測定
の結果、ランプ電力22.3W、光束1520lmの特
性を示した。
【0058】比較のために、図4に示す電子点灯回路1
9を有する電球形蛍光ランプの特性、図6に示す電子点
灯回路40を有する電球形蛍光ランプの特性について、
それぞれ、同様の測定を行った。図6の電子点灯回路4
0を有する電球形蛍光ランプの特性は、ランプ電力2
3.0W、光束1510lmであった。即ち、本実施形
態における電子点灯回路3は、点滅寿命特性を改善した
従来の電子点灯回路40と比べ、約0.7W相当の電極
フィラメントコイルの加熱電力損失削減が実現されてい
る。
【0059】点滅寿命回数については、本実施形態にお
ける電子点灯回路3を有する電球形蛍光ランプ1では、
22500回であるのに対して、点滅寿命特性を改善し
た図6に示す従来の電子点灯回路40を有する電球形蛍
光ランプでは、ランプ点滅寿命回数は17540回であ
った。また、点滅寿命特性を改善する手段である温度正
特性抵抗素子を付加しない図4に示す従来の電子点灯回
路19を有する電球形蛍光ランプでは、ランプ点滅寿命
回数は6950回であり、点滅寿命回数も大幅に改善さ
れている。
【0060】このように、温度正特性抵抗素子16と、
2つのコンデンサ17及び18とを組み合わせた本実施
形態の電子点灯回路3は、温度正特性抵抗素子46のみ
を設けた図6に示す電子点灯回路40を有する電球形蛍
光ランプよりも、更に点滅寿命特性を改善でき、目標と
する20000回以上の点滅寿命回数を実現することが
できる。
【0061】
【発明の効果】本発明のランプ点灯装置は、このよう
に、蛍光発光管の各電極フィラメントコイルに対してそ
れぞれ直列に接続された一対のコンデンサが、定常点灯
時における各電極フィラメントコイルの加熱電力損失の
十分に削減するとともに、点滅寿命特性も改善する。さ
らに、蛍光発光管の非電源側に並列に接続された温度正
特性抵抗素子を設けることによって、加熱電力損失の十
分な削減効果を維持しつつ、点滅寿命特性を更に改善し
て、20000回以上の点滅寿命回数を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプ点灯装置を使用した電球形蛍光
ランプの構成の一例を示す断面図である。
【図2】そのランプ点灯装置に使用される本発明の電子
点灯回路の構成図である。
【図3】(a)は本発明のランプ点灯装置に使用された
電子点灯回路の共振回路部分の等価回路図、(b)は従
来の電子点灯回路の共振回路部分の等価回路図である。
【図4】従来の電子点灯回路の基本構成を示す回路図で
ある。
【図5】(a)、(b)、(c)は、それぞれ、蛍光ラ
ンプのコイル加熱電力損失を低減する従来の電子点灯回
路の構成図である。
【図6】蛍光ランプの点滅寿命特性を改善する従来の電
子点灯回路の構成図である。
【符号の説明】
1 電球形蛍光ランプ 2 蛍光発光管 3 電子点灯回路 4 外管ガラスバルブ 5 樹脂ケース 6 口金 7,8 電極フィラメントコイル 9,10,11,12 リード線 13 商用電源 14 インバータ回路部 15 電流制限用のインダクタンス素子 16 温度正特性抵抗素子 17,18 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各端部に電極フィラメントコイルがそれ
    ぞれ設けられた蛍光発光管を、高周波インバータ型の電
    子点灯回路を用いて点灯させる蛍光ランプ点灯装置であ
    って、 前記蛍光発光管の各電極フィラメントに対してそれぞれ
    直列に接続されて、前記蛍光発光管に対して並列接続さ
    れた一対のコンデンサを具備することを特徴とする蛍光
    ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記蛍光発光管の非電源側に温度正特性
    抵抗素子が並列に接続されている請求項1記載の蛍光ラ
    ンプ点灯装置。
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