JP2001318618A - フレキシブル配線基板および表示パネル - Google Patents
フレキシブル配線基板および表示パネルInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、フレキシブル配線基板、およびフレ
キシブル配線基板の断線を防止し、高信頼性、製造歩留
まりの向上が達成される表示パネルを提供することを目
的としている。 【解決手段】本発明の表示パネル２００は、一対の基板
２１０，２２０間に、光物性層を備えた表示セルと、前
記表示セルの裏面に配置され、かつ前記表示セルを駆動
させる回路基板２４０と、前記回路基板２４０と前記表
示セルを電気的に接続し、ベースフィルム２５１、前記
ベースフィルム２５１上に配置され、一端部に接続端子
２５５を含み、互いに略平行に配置された複数の金属配
線２５２、および前記金属配線２５２上に配置され、前
記接続端子２５５を露出するよう形成された前記金属配
線２５２と直交する方向に凹形状または凸形状の端部を
有するカバーレイ２５３を備えたフレキシブル配線基板
２５０とを備え、前記カバーレイ２５３の両脇端部を結
ぶ線と前記金属配線２５２上の前記カバーレイ２５３の
端部は一致しない構造となる。
キシブル配線基板の断線を防止し、高信頼性、製造歩留
まりの向上が達成される表示パネルを提供することを目
的としている。 【解決手段】本発明の表示パネル２００は、一対の基板
２１０，２２０間に、光物性層を備えた表示セルと、前
記表示セルの裏面に配置され、かつ前記表示セルを駆動
させる回路基板２４０と、前記回路基板２４０と前記表
示セルを電気的に接続し、ベースフィルム２５１、前記
ベースフィルム２５１上に配置され、一端部に接続端子
２５５を含み、互いに略平行に配置された複数の金属配
線２５２、および前記金属配線２５２上に配置され、前
記接続端子２５５を露出するよう形成された前記金属配
線２５２と直交する方向に凹形状または凸形状の端部を
有するカバーレイ２５３を備えたフレキシブル配線基板
２５０とを備え、前記カバーレイ２５３の両脇端部を結
ぶ線と前記金属配線２５２上の前記カバーレイ２５３の
端部は一致しない構造となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル配線
基板およびフレキシブル配線基板を用いて接続した回路
基板を表示領域の裏面側に配した表示パネルに関する。
基板およびフレキシブル配線基板を用いて接続した回路
基板を表示領域の裏面側に配した表示パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示装置に代表される平面表
示装置は、薄型・軽量・低消費電力の特徴を活かして各
種分野で利用されている。光透過型の液晶表示装置を例
にとると、例えば一対の電極基板間に液晶層を保持した
表示セルと、この電極基板に電気的に接続され、駆動回
路、制御回路あるいは電源回路等を実装した回路基板
と、表示セルを照明する面光源とを備えて構成される。
接続信頼性、プロセス改善の要求により、駆動回路の一
部あるいは全部を組み込んだ駆動ＩＣを表示セルの電極
基板上に直接搭載するＣＯＧ（chip on glass）技術
が試みられている。このＣＯＧ技術において、表示セル
と回路基板とは、可とう性を有するフレキシブル配線基
板を介して接続され、表示パネルを構成する。このフレ
キシブル配線基板２５０は、図７に示すように、ベース
フィルム２５１と、ベースフィルム２５１上に形成され
た金属配線２５２と、金属配線２５２の接続端子以外の
部分にカバーレイ２５５を設けている。ところで、近年
では、平面表示装置構造全体の外形サイズを変えずに表
示面積を大きくすることが望まれ、狭額縁化が促されて
いる。そのため、表示セルの電極基板とフレキシブル配
線基板２５０を介して接続された回路基板は、フレキシ
ブル配線基板２５０を折り曲げ、面光源の裏側、つまり
表示セルの視認側と相対する側に設置される。この構造
により、回路基板が表示セルの裏面側に配置されるた
め、より一層の狭額縁化が達成される。
示装置は、薄型・軽量・低消費電力の特徴を活かして各
種分野で利用されている。光透過型の液晶表示装置を例
にとると、例えば一対の電極基板間に液晶層を保持した
表示セルと、この電極基板に電気的に接続され、駆動回
路、制御回路あるいは電源回路等を実装した回路基板
と、表示セルを照明する面光源とを備えて構成される。
接続信頼性、プロセス改善の要求により、駆動回路の一
部あるいは全部を組み込んだ駆動ＩＣを表示セルの電極
基板上に直接搭載するＣＯＧ（chip on glass）技術
が試みられている。このＣＯＧ技術において、表示セル
と回路基板とは、可とう性を有するフレキシブル配線基
板を介して接続され、表示パネルを構成する。このフレ
キシブル配線基板２５０は、図７に示すように、ベース
フィルム２５１と、ベースフィルム２５１上に形成され
た金属配線２５２と、金属配線２５２の接続端子以外の
部分にカバーレイ２５５を設けている。ところで、近年
では、平面表示装置構造全体の外形サイズを変えずに表
示面積を大きくすることが望まれ、狭額縁化が促されて
いる。そのため、表示セルの電極基板とフレキシブル配
線基板２５０を介して接続された回路基板は、フレキシ
ブル配線基板２５０を折り曲げ、面光源の裏側、つまり
表示セルの視認側と相対する側に設置される。この構造
により、回路基板が表示セルの裏面側に配置されるた
め、より一層の狭額縁化が達成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フレキシブル配線基板２５０の構造においては、カバー
レイ２５５の端部は接続端子を露出させるように直線的
に形成されており、このためフレキシブル配線基板２５
０はカバーレイ２５５の端部に沿って折り曲げられるこ
ととなり、折り曲げ応力はカバーレイ２５５の端部に集
中する。そのため、カバーレイ２５５端部の下層に配さ
れた金属配線２５２の断線が生じ易く、信頼性を低下さ
せていた。また、折り曲げ位置のカバーレイをなくし応
力集中を防止すると、他部品との絶縁処理が必要となっ
たり、導電性異物によるショートが生じ易くなり、製造
歩留まりが低下するといった問題があった。本発明は、
上記課題に対処して成されたものであって、金属配線の
断線が防止されるフレキシブル配線基板、および信頼性
及び製造歩留まりに優れた表示パネルを提供することを
目的としている。
フレキシブル配線基板２５０の構造においては、カバー
レイ２５５の端部は接続端子を露出させるように直線的
に形成されており、このためフレキシブル配線基板２５
０はカバーレイ２５５の端部に沿って折り曲げられるこ
ととなり、折り曲げ応力はカバーレイ２５５の端部に集
中する。そのため、カバーレイ２５５端部の下層に配さ
れた金属配線２５２の断線が生じ易く、信頼性を低下さ
せていた。また、折り曲げ位置のカバーレイをなくし応
力集中を防止すると、他部品との絶縁処理が必要となっ
たり、導電性異物によるショートが生じ易くなり、製造
歩留まりが低下するといった問題があった。本発明は、
上記課題に対処して成されたものであって、金属配線の
断線が防止されるフレキシブル配線基板、および信頼性
及び製造歩留まりに優れた表示パネルを提供することを
目的としている。
【０００４】
【課題が解決するための手段】請求項１記載の発明は、
一対の基板間に、光物性層を備えた表示セルと、前記表
示セルの裏面に配置され、かつ前記表示セルを駆動させ
る回路基板と、前記回路基板と前記表示セルを電気的に
接続し、ベースフィルム、前記ベースフィルム上に配置
され、一端部に接続端子を含み、互いに略平行に配置さ
れた複数の金属配線、および前記金属配線上に配置さ
れ、前記接続端子を露出するよう形成された前記金属配
線と直交する方向に凹形状または凸形状の端部を有する
カバーレイを備えたフレキシブル配線基板とを備え、前
記カバーレイの両脇端部を結ぶ線と前記金属配線上の前
記カバーレイの端部は一致しないことを特徴ととしてい
る。この発明によれば、フレキシブル配線基板のカバー
レイの端部は凹形状または凸形状であり、このカバーレ
イの両脇端部でフレキシブル配線基板の折り曲げ位置は
ほぼ制御される。また、金属配線上の折り曲げ応力が集
中する位置にはカバーレイの端部は配置されないので、
折り曲げ時の金属配線の断線が大幅に軽減される。以下
に、本発明について具体的な実施例に基づいて、詳細に
説明する。
一対の基板間に、光物性層を備えた表示セルと、前記表
示セルの裏面に配置され、かつ前記表示セルを駆動させ
る回路基板と、前記回路基板と前記表示セルを電気的に
接続し、ベースフィルム、前記ベースフィルム上に配置
され、一端部に接続端子を含み、互いに略平行に配置さ
れた複数の金属配線、および前記金属配線上に配置さ
れ、前記接続端子を露出するよう形成された前記金属配
線と直交する方向に凹形状または凸形状の端部を有する
カバーレイを備えたフレキシブル配線基板とを備え、前
記カバーレイの両脇端部を結ぶ線と前記金属配線上の前
記カバーレイの端部は一致しないことを特徴ととしてい
る。この発明によれば、フレキシブル配線基板のカバー
レイの端部は凹形状または凸形状であり、このカバーレ
イの両脇端部でフレキシブル配線基板の折り曲げ位置は
ほぼ制御される。また、金属配線上の折り曲げ応力が集
中する位置にはカバーレイの端部は配置されないので、
折り曲げ時の金属配線の断線が大幅に軽減される。以下
に、本発明について具体的な実施例に基づいて、詳細に
説明する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一例として液
晶表示装置について図面を参照して説明する。図１は、
本発明の一実施例に係る液晶表示装置１００の概略斜視
図で、図２は図１中A-A線に沿って切断した液晶表示装
置の一部概略断面図、図３は図１中B-B線に沿って切断
した液晶表示装置の一部概略断面図である。この液晶表
示装置１００は、液晶パネル２００と、面光源装置３０
０と、図示しないが全体を固定するベゼル部からなる。
表示パネル２００は、アレイ基板２１０と、対向基板２
２０と、表示領域を囲む枠状に配置されたシール材によ
って互いに貼り合わされたこれら基板２１０、２２０間
に、図示しないが配向膜を介して挟持される液晶層等の
光物性層を備え、駆動回路の一部を組み込んだ光透過型
の表示セルと、回路基板２４０と、表示セルと回路基板
２４０とを電気的に接続するフレキシブル配線基板２５
０を備えて構成される。ここで、光物性層とは、上述の
液晶層等のように光変調性のあるものや、EL（electro
luminescence）ディスプレイに用いられるような蛍光
体等の光発光性を有する媒体のことをいい、外からの制
御に対して、物性を変化するものを指す。また、アレイ
基板２１０、対向基板２２０の各外表面には、偏光板２
２１、２２２が配置されている。
晶表示装置について図面を参照して説明する。図１は、
本発明の一実施例に係る液晶表示装置１００の概略斜視
図で、図２は図１中A-A線に沿って切断した液晶表示装
置の一部概略断面図、図３は図１中B-B線に沿って切断
した液晶表示装置の一部概略断面図である。この液晶表
示装置１００は、液晶パネル２００と、面光源装置３０
０と、図示しないが全体を固定するベゼル部からなる。
表示パネル２００は、アレイ基板２１０と、対向基板２
２０と、表示領域を囲む枠状に配置されたシール材によ
って互いに貼り合わされたこれら基板２１０、２２０間
に、図示しないが配向膜を介して挟持される液晶層等の
光物性層を備え、駆動回路の一部を組み込んだ光透過型
の表示セルと、回路基板２４０と、表示セルと回路基板
２４０とを電気的に接続するフレキシブル配線基板２５
０を備えて構成される。ここで、光物性層とは、上述の
液晶層等のように光変調性のあるものや、EL（electro
luminescence）ディスプレイに用いられるような蛍光
体等の光発光性を有する媒体のことをいい、外からの制
御に対して、物性を変化するものを指す。また、アレイ
基板２１０、対向基板２２０の各外表面には、偏光板２
２１、２２２が配置されている。
【０００６】アレイ基板２１０は、ガラス等からなる透
明絶縁基板上にほぼ平行に、等間隔に配置された信号線
と、それにほぼ直交して配置された走査線と、交点毎に
配置された活性層が非晶質シリコンの薄膜トランジスタ
（ＴＦＴ；Thin Film Transistor）、およびこれに接
続する画素電極から構成される。また、アレイ基板２１
０の表示領域外の周辺部分には、駆動ICチップ２３０が
実装されている。一方、アレイ基板２１０に対向配置さ
れる対向基板２２０は、図示しないカラーフィルタと、
対向電極と、配向膜とが、ガラスからなる透明基板上に
配置されて構成される。また、表示パネル２００のアレ
イ基板２１０と回路基板２４０とは、可とう性を有する
フレキシブル配線基板２５０を介して接続される。アレ
イ基板２１０とフレキシブル配線基板２５０とは、異方
性導電膜（ＡＣＦ；anisotropic conductive film）
２６０を介して接着され、また、フレキシブル配線基板
２５０と回路基板２４０もＡＣＦを用いて接着される。
フレキシブル配線基板２５０の可とう性により、フレキ
シブル配線基板２５０を折り曲げて、回路基板２４０を
面光源３００の裏面側に配置する。このように面光源３
００の裏面側に回路基板２４０を配置するので、液晶表
示装置１００の狭額縁化を達成している。
明絶縁基板上にほぼ平行に、等間隔に配置された信号線
と、それにほぼ直交して配置された走査線と、交点毎に
配置された活性層が非晶質シリコンの薄膜トランジスタ
（ＴＦＴ；Thin Film Transistor）、およびこれに接
続する画素電極から構成される。また、アレイ基板２１
０の表示領域外の周辺部分には、駆動ICチップ２３０が
実装されている。一方、アレイ基板２１０に対向配置さ
れる対向基板２２０は、図示しないカラーフィルタと、
対向電極と、配向膜とが、ガラスからなる透明基板上に
配置されて構成される。また、表示パネル２００のアレ
イ基板２１０と回路基板２４０とは、可とう性を有する
フレキシブル配線基板２５０を介して接続される。アレ
イ基板２１０とフレキシブル配線基板２５０とは、異方
性導電膜（ＡＣＦ；anisotropic conductive film）
２６０を介して接着され、また、フレキシブル配線基板
２５０と回路基板２４０もＡＣＦを用いて接着される。
フレキシブル配線基板２５０の可とう性により、フレキ
シブル配線基板２５０を折り曲げて、回路基板２４０を
面光源３００の裏面側に配置する。このように面光源３
００の裏面側に回路基板２４０を配置するので、液晶表
示装置１００の狭額縁化を達成している。
【０００７】ここでフレキシブル配線基板２５０につい
て詳しく説明すると、ポリイミドからなるベースフィル
ム２５１と、ベースフィルム２５１上に形成された例え
ばＣｕ箔からなり、回路基板２４０と表示セルとの間を
電気的に接続する金属配線２５２と、金属配線２５２上
に配置されたポリイミドからなるカバーレイ２５３と、
を備えて構成される。金属配線２５２の一端部は接続端
子２５５として、表示セルとフレキシブル配線基板２５
０とを接続し、金属配線２５２の他の一端部は接続端子
として、フレキシブル配線基板２５０と回路基板２４０
とを接続する。従って、回路基板２４０と表示セルと
は、フレキシブル基板２５０の金属配線２５２を介し
て、電気的に接続されることとなる。フレキシブル配線
２５０の金属配線２５２の端部は接続端子として機能す
るため、カバーレイ２５３は接続端子２５５以外の部分
に形成され、接続端子２５５がカバーレイ２５３から露
出するよう形成されている。
て詳しく説明すると、ポリイミドからなるベースフィル
ム２５１と、ベースフィルム２５１上に形成された例え
ばＣｕ箔からなり、回路基板２４０と表示セルとの間を
電気的に接続する金属配線２５２と、金属配線２５２上
に配置されたポリイミドからなるカバーレイ２５３と、
を備えて構成される。金属配線２５２の一端部は接続端
子２５５として、表示セルとフレキシブル配線基板２５
０とを接続し、金属配線２５２の他の一端部は接続端子
として、フレキシブル配線基板２５０と回路基板２４０
とを接続する。従って、回路基板２４０と表示セルと
は、フレキシブル基板２５０の金属配線２５２を介し
て、電気的に接続されることとなる。フレキシブル配線
２５０の金属配線２５２の端部は接続端子として機能す
るため、カバーレイ２５３は接続端子２５５以外の部分
に形成され、接続端子２５５がカバーレイ２５３から露
出するよう形成されている。
【０００８】このフレキシブル配線基板２５０は、その
可とう性を利用して回路基板２４０を表示セルの裏面側
に配置するが、その際のフレキシブル配線基板２５０の
折り曲げ位置はカバーレイ２５３の両脇端部によりほぼ
制御される。そして、フレキシブル配線基板２５０を折
り曲げると、この折り曲げ位置に折り曲げ応力が集中す
る。ここで、フレキシブル基板２５０の折り曲げ位置が
「ほぼ制御される」とは、フレキシブル基板２５０の折
り曲げ位置はカバーレイ２５３の両脇端部により制御さ
れるが、折り曲げた部分が角を有するのではなく微小な
曲線を描くという意味である。例えば、この実施の形態
では、図４に示すように、カバーレイ２５３の端部は凹
形状に形成される。つまり、フレキシブル配線基板２５
０の両脇部分の金属配線２５２が存在しない位置では、
カバーレイ２５３は表示セルとの接続部分方向に延在し
て形成され、これによりカバーレイ２５３の形状は接続
部分側に開いたコの字形状である。フレキシブル配線基
板２５０は、このカバーレイ２５３の両脇端部、つまり
延在した部分の端部に沿って折り曲げられる。従って、
カバーレイ２５３の両脇端部を結ぶ線に沿ってフレキシ
ブル基板２５０は折り曲げられ、この線上に折り曲げ応
力が集中する。金属配線２５２部分上の折り曲げ位置に
は、カバーレイ２５３端部のコの字状部分が配されるの
で、折り曲げ位置にはカバーレイ２５３の端部が存在し
ない。つまり折り曲げ応力の集中するカバーレイ２５３
の両脇端部を結ぶ線と、金属配線２５２上のカバーレイ
２５３の端部は一致しないので、金属配線２５２にかか
る負担を低減させることができ、金属配線２５２の断線
を効果的に防止できる。
可とう性を利用して回路基板２４０を表示セルの裏面側
に配置するが、その際のフレキシブル配線基板２５０の
折り曲げ位置はカバーレイ２５３の両脇端部によりほぼ
制御される。そして、フレキシブル配線基板２５０を折
り曲げると、この折り曲げ位置に折り曲げ応力が集中す
る。ここで、フレキシブル基板２５０の折り曲げ位置が
「ほぼ制御される」とは、フレキシブル基板２５０の折
り曲げ位置はカバーレイ２５３の両脇端部により制御さ
れるが、折り曲げた部分が角を有するのではなく微小な
曲線を描くという意味である。例えば、この実施の形態
では、図４に示すように、カバーレイ２５３の端部は凹
形状に形成される。つまり、フレキシブル配線基板２５
０の両脇部分の金属配線２５２が存在しない位置では、
カバーレイ２５３は表示セルとの接続部分方向に延在し
て形成され、これによりカバーレイ２５３の形状は接続
部分側に開いたコの字形状である。フレキシブル配線基
板２５０は、このカバーレイ２５３の両脇端部、つまり
延在した部分の端部に沿って折り曲げられる。従って、
カバーレイ２５３の両脇端部を結ぶ線に沿ってフレキシ
ブル基板２５０は折り曲げられ、この線上に折り曲げ応
力が集中する。金属配線２５２部分上の折り曲げ位置に
は、カバーレイ２５３端部のコの字状部分が配されるの
で、折り曲げ位置にはカバーレイ２５３の端部が存在し
ない。つまり折り曲げ応力の集中するカバーレイ２５３
の両脇端部を結ぶ線と、金属配線２５２上のカバーレイ
２５３の端部は一致しないので、金属配線２５２にかか
る負担を低減させることができ、金属配線２５２の断線
を効果的に防止できる。
【０００９】また、カバーレイ２５３の端部の形状は、
上記実施例に限定されない。例えば、カバーレイ２５３
の端部は凸形状であってもよく、金属配線２５２の存在
しない両脇端部のカバーレイ２５３よりも金属配線２５
２上のカバーレイ２５３の方が、接続方向に延在して形
成されてもよい。フレキシブル配線基板２５０は、カバ
ーレイ２５３の両脇端部に沿って折り曲げられ、金属配
線２５２上の折り曲げ位置は完全にカバーレイ２５３に
覆われるので、断線を防止できる。ただし、カバーレイ
２５３の端部を表示セルのアレイ基板２１０上にかかる
ように延在して形成すると、その接する領域分アレイ基
板２１０の外形を大きく形成する必要が生じるため、理
想的な狭額縁化を図るためには、カバーレイ２５３は凹
形状に形成するのが望ましい。また、フレキシブル配線
基板２５０にはダミー配線２５４が設けられてもよく、
図５、６を用いて以下に詳細に説明する。ここで、ダミ
ー配線２５４とは、金属配線２５２と同層で、かつ平行
に形成され回路基板２４０と表示セルとを接続するもの
であって、表示セルへ供給される映像信号の伝達に直接
関与しない配線をよぶ。まず、ダミー配線２５４が電気
的な信号の伝達に関与しないとき、このときダミー配線
２５４上にカバーレイ２５３の端部が存在しても問題は
ない。例えば図５に示すように、ダミー配線２５４が、
金属配線２５２の両脇と、挟まれる位置に複数本形成さ
れる。そしてこの例ではカバーレイ２５３の端部は凹形
状に形成され、さらに金属配線２５２に挟まれたダミー
配線２５４上のカバーレイ２５３の端部が凸形状を有す
る、つまり、カバーレイ２５３がダミー配線２５４上で
接続方向に延在する櫛状に形成されている。この金属配
線２５２に挟まれたダミー配線２５４上のカバーレイ２
５３の凸形状の端部は、折り曲げ位置と一致する。これ
によればカバーレイ２５３の両脇端部を結ぶ線上と金属
配線２５２上に形成されたカバーレイ２５３の端部とが
一致しないので、つまり、金属配線２５２上の折り曲げ
位置にカバーレイ２５３の端部は存在しないので、金属
配線２５２にかかる応力が小さくなり、金属配線２５２
の断線を防止することができる。
上記実施例に限定されない。例えば、カバーレイ２５３
の端部は凸形状であってもよく、金属配線２５２の存在
しない両脇端部のカバーレイ２５３よりも金属配線２５
２上のカバーレイ２５３の方が、接続方向に延在して形
成されてもよい。フレキシブル配線基板２５０は、カバ
ーレイ２５３の両脇端部に沿って折り曲げられ、金属配
線２５２上の折り曲げ位置は完全にカバーレイ２５３に
覆われるので、断線を防止できる。ただし、カバーレイ
２５３の端部を表示セルのアレイ基板２１０上にかかる
ように延在して形成すると、その接する領域分アレイ基
板２１０の外形を大きく形成する必要が生じるため、理
想的な狭額縁化を図るためには、カバーレイ２５３は凹
形状に形成するのが望ましい。また、フレキシブル配線
基板２５０にはダミー配線２５４が設けられてもよく、
図５、６を用いて以下に詳細に説明する。ここで、ダミ
ー配線２５４とは、金属配線２５２と同層で、かつ平行
に形成され回路基板２４０と表示セルとを接続するもの
であって、表示セルへ供給される映像信号の伝達に直接
関与しない配線をよぶ。まず、ダミー配線２５４が電気
的な信号の伝達に関与しないとき、このときダミー配線
２５４上にカバーレイ２５３の端部が存在しても問題は
ない。例えば図５に示すように、ダミー配線２５４が、
金属配線２５２の両脇と、挟まれる位置に複数本形成さ
れる。そしてこの例ではカバーレイ２５３の端部は凹形
状に形成され、さらに金属配線２５２に挟まれたダミー
配線２５４上のカバーレイ２５３の端部が凸形状を有す
る、つまり、カバーレイ２５３がダミー配線２５４上で
接続方向に延在する櫛状に形成されている。この金属配
線２５２に挟まれたダミー配線２５４上のカバーレイ２
５３の凸形状の端部は、折り曲げ位置と一致する。これ
によればカバーレイ２５３の両脇端部を結ぶ線上と金属
配線２５２上に形成されたカバーレイ２５３の端部とが
一致しないので、つまり、金属配線２５２上の折り曲げ
位置にカバーレイ２５３の端部は存在しないので、金属
配線２５２にかかる応力が小さくなり、金属配線２５２
の断線を防止することができる。
【００１０】また、ダミー配線２５４が信号の伝達に用
いられる場合であっても、図６(a)に示すように、同一
の信号を伝達するダミー配線２５４が複数本設けられる
ものであれば、カバーレイ２５３の端部を複数本のうち
いくつかのダミー配線２５４の折り曲げ位置上に配置し
てもよい。このとき、折り曲げ位置上にカバーレイ２５
３の端部を有するダミー配線２５４に断線が生じても、
同一の信号を伝達するダミー配線２５４であって、折り
曲げ位置上にカバーレイ２５３の端部が存在しないダミ
ー配線２５４があるので、このダミー配線２５４にかか
る応力はその他のダミー配線２５４に比べて小さく、こ
のダミー配線２５４の断線を防止することができ、例
え、いくつかのダミー配線２５４が破損しても、正常に
信号の伝達を行うことができる。また、このときも、金
属配線２５２上のカバーレイ２５３の端部は、折り曲げ
位置とは一致しないので、金属配線２５２が断線するこ
とはない。さらに、ダミー配線２５４が信号の伝達に用
いられる場合でも、図６（ｂ）に示すように、そのダミ
ー配線２５４の折り曲げ位置上にカバーレイ２５３の端
部の一部が配置されてもよい。このとき、折り曲げ位置
がダミー配線２５４上のカバーレイ２５３の端部の一部
と一致し、ダミー配線２５４の一部に折り曲げ応力が係
り、ダミー配線２５４の一部が破損する場合がある。し
かし、ダミー配線２５４の折り曲げ位置上の他の部分に
係る折り曲げ応力は小さく、断線を防止できる。
いられる場合であっても、図６(a)に示すように、同一
の信号を伝達するダミー配線２５４が複数本設けられる
ものであれば、カバーレイ２５３の端部を複数本のうち
いくつかのダミー配線２５４の折り曲げ位置上に配置し
てもよい。このとき、折り曲げ位置上にカバーレイ２５
３の端部を有するダミー配線２５４に断線が生じても、
同一の信号を伝達するダミー配線２５４であって、折り
曲げ位置上にカバーレイ２５３の端部が存在しないダミ
ー配線２５４があるので、このダミー配線２５４にかか
る応力はその他のダミー配線２５４に比べて小さく、こ
のダミー配線２５４の断線を防止することができ、例
え、いくつかのダミー配線２５４が破損しても、正常に
信号の伝達を行うことができる。また、このときも、金
属配線２５２上のカバーレイ２５３の端部は、折り曲げ
位置とは一致しないので、金属配線２５２が断線するこ
とはない。さらに、ダミー配線２５４が信号の伝達に用
いられる場合でも、図６（ｂ）に示すように、そのダミ
ー配線２５４の折り曲げ位置上にカバーレイ２５３の端
部の一部が配置されてもよい。このとき、折り曲げ位置
がダミー配線２５４上のカバーレイ２５３の端部の一部
と一致し、ダミー配線２５４の一部に折り曲げ応力が係
り、ダミー配線２５４の一部が破損する場合がある。し
かし、ダミー配線２５４の折り曲げ位置上の他の部分に
係る折り曲げ応力は小さく、断線を防止できる。
【００１１】以上説明したように、フレキシブル配線基
板２５０の折り曲げ応力の集中する位置、つまりカバー
レイ２５３の両脇端部を結ぶ線上であり、かつ信号伝達
のため唯一必須となる金属配線２５２上となる部分には
カバーレイ２５３は配置されないので、折り曲げ応力に
よる金属配線２５２の断線を抑制する。したがって、信
頼性、製造歩留まりが向上する。また、上述した実施の
形態では、アレイ基板上に駆動ＩＣチップを搭載したＣ
ＯＧタイプであるが、ＴＦＴの活性層を多結晶シリコン
で形成し、駆動回路の一部または全部をＴＦＴが形成さ
れる基板と同一基板上に一体的に同時形成してもよい。
このような駆動回路一体型表示装置においても、狭額縁
化を達成するために、表示セルの裏面側に回路基板を配
し、フレキシブル配線基板で表示セルと回路基板を接続
する必要があるため、フレキシブル配線基板のカバーレ
イの形状に本発明を適用することは有効である。また、
本実施例では、フレキシブル配線基板の接続にＡＣＦを
用いたが、これに限定されず、例えば、半田接続やコネ
クタ接続などであってもよい。また、フレキシブル配線
基板は、リジットフレキであってもよい。また、本実施
例では、液晶表示装置を例にとり説明したが、対向する
電極間に蛍光体を配置したELディスプレイ等であっても
よい。
板２５０の折り曲げ応力の集中する位置、つまりカバー
レイ２５３の両脇端部を結ぶ線上であり、かつ信号伝達
のため唯一必須となる金属配線２５２上となる部分には
カバーレイ２５３は配置されないので、折り曲げ応力に
よる金属配線２５２の断線を抑制する。したがって、信
頼性、製造歩留まりが向上する。また、上述した実施の
形態では、アレイ基板上に駆動ＩＣチップを搭載したＣ
ＯＧタイプであるが、ＴＦＴの活性層を多結晶シリコン
で形成し、駆動回路の一部または全部をＴＦＴが形成さ
れる基板と同一基板上に一体的に同時形成してもよい。
このような駆動回路一体型表示装置においても、狭額縁
化を達成するために、表示セルの裏面側に回路基板を配
し、フレキシブル配線基板で表示セルと回路基板を接続
する必要があるため、フレキシブル配線基板のカバーレ
イの形状に本発明を適用することは有効である。また、
本実施例では、フレキシブル配線基板の接続にＡＣＦを
用いたが、これに限定されず、例えば、半田接続やコネ
クタ接続などであってもよい。また、フレキシブル配線
基板は、リジットフレキであってもよい。また、本実施
例では、液晶表示装置を例にとり説明したが、対向する
電極間に蛍光体を配置したELディスプレイ等であっても
よい。
【００１２】
【発明の効果】この発明によれば、フレキシブル配線基
板の折り曲げ応力が集中する位置にカバーレイの端部が
存在しないので、配線の断線が軽減され、信頼性及び製
造歩留まりに優れたフレキシブル配線基板および表示パ
ネルが得られる。
板の折り曲げ応力が集中する位置にカバーレイの端部が
存在しないので、配線の断線が軽減され、信頼性及び製
造歩留まりに優れたフレキシブル配線基板および表示パ
ネルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の一実施例の液晶表示装置の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図２】図２は、本発明の一実施例の液晶表示装置であ
り、図１中A-A線に沿って切断した液晶表示装置の一部
概略断面図である。
り、図１中A-A線に沿って切断した液晶表示装置の一部
概略断面図である。
【図３】図３は、本発明の一実施例の液晶表示装置であ
り、図１中B-B線に沿って切断した液晶表示装置の一部
概略断面図である。
り、図１中B-B線に沿って切断した液晶表示装置の一部
概略断面図である。
【図４】図４は、本発明の一実施例のフレキシブル配線
基板の概略平面図である。
基板の概略平面図である。
【図５】図５は、本発明の一実施例のフレキシブル配線
基板の概略平面図である。
基板の概略平面図である。
【図６】図６は、本発明の一実施レイのフレキシブル配
線基板の概略平面図である。
線基板の概略平面図である。
【図７】図７は、従来のフレキシブル配線基板を示す概
略平面図である。
略平面図である。
２５０…フレキシブル配線基板 ２５１…ベースフィルム ２５２…金属配線 ２５３…カバーレイ ２５４…ダミー配線 ２５５…接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｈ０１Ｂ 7/00 ３０６ Ｈ０１Ｂ 7/00 ３０６ 7/08 7/08 Ｆターム(参考） 2H092 GA47 GA48 GA50 GA55 GA59 JA24 KA04 NA15 NA29 5E338 AA01 AA12 BB54 BB63 BB65 BB72 BB75 CC01 CC09 CD13 EE27 5G309 FA01 5G311 CA02 CF04 5G435 AA07 AA14 AA17 BB12 CC09 EE32 EE36 EE37 EE40 EE42 EE47 HH12 HH14 KK02 KK09
Claims (10)
- 【請求項１】 一対の基板間に、光物性層を備えた表示
セルと、前記表示セルの裏面に配置され、かつ前記表示
セルを駆動させる回路基板と、前記回路基板と前記表示
セルを電気的に接続し、ベースフィルム、前記ベースフ
ィルム上に配置され、一端部に接続端子を含み、互いに
略平行に配置された複数の金属配線、および前記金属配
線上に配置され、前記接続端子を露出するよう形成され
た前記金属配線と直交する方向に凹形状または凸形状の
端部を有するカバーレイを備えたフレキシブル配線基板
とを備え、前記カバーレイの両脇端部を結ぶ線と前記金
属配線上の前記カバーレイの端部は一致しないことを特
徴とする表示パネル。 - 【請求項２】 前記フレキシブル配線基板は、前記金属
配線と同層に、かつ平行に、１以上のダミー配線を備え
たことを特徴とする請求項１記載の表示パネル。 - 【請求項３】 前記ダミー配線上に、前記カバーレイの
両脇端部が形成されることを特徴とする請求項２記載の
表示パネル。 - 【請求項４】 前記ダミー配線の一部分上にのみ前記カ
バーレイの両脇端部が配置されることを特徴とする請求
項２記載の表示パネル。 - 【請求項５】 同一信号を伝達する複数本のダミー配線
が配置され、前記複数本のダミー配線は、その上層に前
記カバーレイの両脇端部を配置するダミー配線と、その
上層に前記カバーレイの両脇端部が配置されないダミー
配線とを有することを特徴とする請求項３記載の表示パ
ネル。 - 【請求項６】 前記ダミー配線は平行に配置された前記
金属配線に挟まれて形成されることを特徴とする請求項
２記載の表示パネル。 - 【請求項７】 前記カバーレイの端部は、両脇端部との
間であって前記ダミー配線上に、１以上の凹凸部を有す
ることを特徴とする請求項６記載の表示パネル。 - 【請求項８】 前記表示セルの前記基板の一方に、駆動
ＩＣチップが搭載されていることを特徴とする請求項１
記載の表示パネル。 - 【請求項９】 前記表示セルの前記基板の一方に、駆動
回路が一体的に形成されることを特徴とする請求項１記
載の表示パネル。 - 【請求項１０】 ベースフィルムと、ベースフィルム上
に配置され一端部に接続端子を含み、互いに略平行に配
置された複数の金属配線と、前記金属配線上に配置さ
れ、前記接続端子を露出するよう形成された前記金属配
線と直交する方向に凹形状または凸形状の端部を有する
カバーレイからなり、前記カバーレイの両脇端部を結ぶ
線と前記金属配線上の前記カバーレイの端部は一致しな
いことを特徴とするフレキシブル配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000135531A JP2001318618A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | フレキシブル配線基板および表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000135531A JP2001318618A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | フレキシブル配線基板および表示パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001318618A true JP2001318618A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18643596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000135531A Pending JP2001318618A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | フレキシブル配線基板および表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001318618A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100674303B1 (ko) * | 2005-10-07 | 2007-01-24 | 삼성전기주식회사 | 플라잉 테일 형태의 경연성 인쇄회로기판의 커버레이 성형방법 |
| JP2007199499A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Hitachi Displays Ltd | 表示装置 |
| WO2007142065A1 (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置 |
| KR101325459B1 (ko) | 2010-11-19 | 2013-11-04 | 가부시키가이샤 재팬 디스프레이 | 액정 표시 장치 |
| US8758028B2 (en) | 2011-11-10 | 2014-06-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Television and electronic apparatus |
| WO2017020543A1 (zh) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示模组及显示装置 |
| KR20190081950A (ko) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 커버레이와 커버레이를 포함하는 연성회로기판 및 이들을 포함하는 디스플레이 장치 |
| JP2019133942A (ja) * | 2019-03-11 | 2019-08-08 | デクセリアルズ株式会社 | 接続構造体の製造方法、及び接続構造体 |
| US10703119B2 (en) | 2017-09-07 | 2020-07-07 | Ricoh Company, Ltd. | Flexible member, wiring member, liquid discharge head, liquid discharge device, liquid discharge apparatus, electronic device |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000135531A patent/JP2001318618A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100674303B1 (ko) * | 2005-10-07 | 2007-01-24 | 삼성전기주식회사 | 플라잉 테일 형태의 경연성 인쇄회로기판의 커버레이 성형방법 |
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| US10527894B2 (en) | 2015-08-06 | 2020-01-07 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Display module and display device |
| US10703119B2 (en) | 2017-09-07 | 2020-07-07 | Ricoh Company, Ltd. | Flexible member, wiring member, liquid discharge head, liquid discharge device, liquid discharge apparatus, electronic device |
| KR20190081950A (ko) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 커버레이와 커버레이를 포함하는 연성회로기판 및 이들을 포함하는 디스플레이 장치 |
| KR102459408B1 (ko) * | 2017-12-29 | 2022-10-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 커버레이와 커버레이를 포함하는 연성회로기판 및 이들을 포함하는 디스플레이 장치 |
| JP2019133942A (ja) * | 2019-03-11 | 2019-08-08 | デクセリアルズ株式会社 | 接続構造体の製造方法、及び接続構造体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20050414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20050606 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |