JP2001317770A - 間接蒸気式加湿器 - Google Patents

間接蒸気式加湿器

Info

Publication number
JP2001317770A
JP2001317770A JP2000261995A JP2000261995A JP2001317770A JP 2001317770 A JP2001317770 A JP 2001317770A JP 2000261995 A JP2000261995 A JP 2000261995A JP 2000261995 A JP2000261995 A JP 2000261995A JP 2001317770 A JP2001317770 A JP 2001317770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifying
water
heating
steam
humidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000261995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Akita
州三 秋田
Masaaki Shinohara
正明 篠原
Toshihisa Shimizu
利壽 清水
Hiroyuki Kato
洋幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Kubota Kucho KK
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota Kucho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Kubota Kucho KK filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2000261995A priority Critical patent/JP2001317770A/ja
Publication of JP2001317770A publication Critical patent/JP2001317770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで加湿量(蒸気発生量)の変更な
らびにメンテナンスを容易に行うことができる間接蒸気
式加湿器を提供することを目的とする。 【解決手段】 水平方向に配置する筒状体をなして上部
面に複数の加湿用蒸気流出口11を有し、内部に所定水
位の加湿水を貯留する加湿缶10と、加湿缶10の内部
に軸心方向に挿入して浸漬し、内部に供給する加熱媒体
で加湿水12を加熱する加熱管15とを備え、加湿缶1
0で発生する加湿用蒸気を加湿用蒸気流出口11を通し
て供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間接蒸気式加湿器
に関し、病院等において清浄な空気を供給する空気調和
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加湿器としては、例えば
特許第2599653号に記載するものがある。これは
空気調和装置の外部に配置した加熱タンク内に加熱コイ
ルを浸漬し、加熱コイルを通る加熱媒体によって加熱タ
ンク内の水を加熱して蒸気を発生させるものであり、発
生した蒸気は蒸気噴出管を通して加熱タンクから取出
し、蒸気噴出管を通して空気調和装置へ導くものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成において
は、蒸気を発生させる加熱タンクと空気調和装置へ蒸気
を噴出して空気を加湿する蒸気噴出管とを別途に設けて
おり、加熱タンクを空気調和装置の外部に設置する構成
であり、外部に配置する加熱タンクが保温構造を必要と
するために、構造が複雑となるとともに、形状が大型化
するので空気調和装置とは別途に設置スペースが必要と
なる。また、空気調和装置の容量に応じて加湿管および
加熱タンクを設定する必要があるが、加熱タンクは構造
が複雑であり、改造や設計変更によって対処することが
困難であり、供給する蒸気量(加湿量)に応じて各種の
サイズの加熱タンクをそれぞれ別途に用意する必要があ
る。また、加熱タンク内の清掃等のメンテナンスが面倒
である。
【0004】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、コンパクトで加湿量(蒸気発生量)の変更ならびに
メンテナンスを容易に行うことができる間接蒸気式加湿
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1に係る本発明の間接蒸気式加湿器は、
水平方向に配置する筒状体をなして上部面に複数の加湿
用蒸気流出口を有し、内部に所定水位の加湿水を貯留す
る加湿缶と、加湿缶内に軸心方向に挿入して浸漬し、内
部に供給する加熱媒体で加湿水を加熱する加熱管とを備
えた構成としたものである。
【0006】上記した構成により、加熱管を流れる加熱
媒体によって加湿缶内の加湿水を加熱し、発生する加湿
用蒸気を加湿用蒸気流出口から加湿缶の外部の加湿対象
領域へ直接に供給する。
【0007】したがって、加湿缶が加湿用蒸気を発生さ
せる機能(従来の加熱タンクに相当)と加湿用蒸気を加
湿対象領域へ供給する機能(従来の蒸気噴出管に相当)
とを一体的に有することで構造がコンパクトになるの
で、空気調和機内に構成部材のほとんどを配置すること
が可能となるとともに、空気調和機内に設置することで
従来のような保温手段が不要となり、空気調和機の外部
に部材を配置するための余分な設置スペースが不要とな
る。また、筒状体をなす加湿缶内に加熱管を軸心方向に
挿入するだけの簡略な構成であるので、加湿缶および加
熱管の長さを変更するだけで任意の加湿量を供給する装
置を自由に、かつ容易に設計・製作することができ、製
造コストが安価となる。
【0008】請求項2に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、加湿缶の内部の水面を全長にわたって被う笠状体を
なし、笠状体の表裏を貫通する複数の微小孔を有する水
滴飛散防止体を備えた構成としたものである。
【0009】上記した構成により、加湿缶内で発生する
加湿用蒸気は水滴飛散防止体の各微小孔を通して加湿用
蒸気流出口から加湿缶の外部へ流れ出る。このとき、水
滴飛散防止体は加湿水の沸騰によって加湿缶の水面から
飛散する水滴を受け止めて、水滴が加湿用蒸気流出口を
通して外部へ飛び散ることを防止する。
【0010】請求項3に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、水平方向に配置する筒状体をなして上部面に軸線方
向に沿って開口する少なくとも1つの加湿用蒸気流出開
口を有し、内部に所定水位の加湿水を貯留する加湿缶
と、加湿用蒸気流出開口を覆って配置し、表裏を貫通す
る複数の微小孔を有する水滴飛散防止体と、加湿缶内に
軸心方向に挿入して浸漬し、内部に供給する加熱媒体で
加湿水を加熱する加熱管とを備えた構成としたものであ
る。
【0011】上記した構成により、加熱管を流れる加熱
媒体によって加湿缶内の加湿水を加熱し、発生する加湿
用蒸気を加湿用蒸気流出開口から加湿缶の外部の加湿対
象領域へ直接に供給する。このとき、加湿缶内で発生す
る加湿用蒸気は水滴飛散防止体の各微小孔を通して加湿
用蒸気流出開口から加湿缶の外部へ流れ出るので、水滴
飛散防止体が加湿水の沸騰によって加湿缶の水面から飛
散する水滴を受け止め、水滴が加湿用蒸気流出開口を通
して外部へ飛び散ることを防止する。
【0012】請求項4に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、水平方向に配置する筒状体をなして上部面に軸線方
向に沿って開口する少なくとも1つの加湿用蒸気流出開
口を有し、内部に所定水位の加湿水を貯留する加湿缶
と、加湿用蒸気流出開口を覆って配置するカバーと、カ
バーに立設した少なくとも1つの加湿用蒸気分配管と、
加湿用蒸気分配管に形成した軸心方向に沿って開口する
少なくとも1つの蒸気分配口を覆って配置し、表裏を貫
通する複数の微小孔を有する水滴飛散防止体と、加湿缶
内に軸心方向に挿入して浸漬し、内部に供給する加熱媒
体で加湿水を加熱する加熱管とを備えた構成としたもの
である。
【0013】上記した構成により、加熱管を流れる加熱
媒体によって加湿缶内の加湿水を加熱し、発生する加湿
用蒸気を加湿用蒸気流出開口から加湿用蒸気分配管に供
給し、加湿用蒸気分配管の蒸気分配口から加湿缶の外部
の加湿対象領域へ供給する。このとき、加湿用蒸気分配
管が水平方向に配置した加湿缶から上方に伸びること
で、周囲の気流全体を加湿することができる。また、カ
バーが加湿水の沸騰によって加湿缶の水面から飛散する
水滴を受け止めるとともに、加湿缶内で発生した加湿用
蒸気は水滴飛散防止体の各微小孔を通して蒸気分配口か
ら加湿缶の外部へ流れ出るので、水滴飛散防止体が加湿
水の水滴を受け止め、水滴が蒸気分配口を通して外部へ
飛び散ることを防止する。
【0014】請求項5に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、加湿缶の軸心方向の一方端に開口部を形成するとと
もに、開口部の周囲に加湿缶フランジを設け、加湿缶内
に挿入した加熱管の一方端に加湿缶フランジに接合する
加熱管フランジを設け、加湿缶と加熱管をフランジ結合
した構成としたものである。
【0015】上記した構成により、加湿缶と加熱管をそ
れぞれのフランジ面で容易に分離できるので、加湿缶の
内側面や加熱管の外側面の清掃等のメンテナンスが容易
となる。
【0016】請求項6に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、内部に加湿缶へ供給する補給水を貯留する給水タン
クと、給水タンクと加湿缶の液相部とを連通する補給水
管と、給水タンクと加湿缶の気相部とを連通する均圧管
と、給水タンクの水位を設定水位に制御する自動給水栓
とを備えた構成としたものである。
【0017】上記した構成により、給水タンクが補給水
管と均圧管によって加湿缶に連通することで、給水タン
ク内の水位と加湿缶内の水位とが常に同水位となる。こ
のため、自動給水栓によって給水タンクの水位を制御す
ることで加湿缶内の水位を常に設定水位に維持すること
ができる。
【0018】請求項7に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、加湿缶の内部領域を仕切壁で仕切って加湿缶の一端
に補給水を貯留する給水タンク部を形成し、仕切壁の上
部に加湿缶の気相部と給水タンク部の気相部とを連通す
る均圧口を設け、仕切壁の下部に加湿缶の液相部と給水
タンク部の液相部とを連通する補給水口を設け、給水タ
ンク部の水位を設定水位に制御する自動給水栓とを備え
た構成としたものである。
【0019】上記した構成により、給水タンク部が補給
口と均圧口によって加湿缶に連通することで、給水タン
ク部内の水位と加湿缶内の水位とが常に同水位となる。
このため、自動給水栓によって給水タンク部の水位を制
御することで加湿缶内の水位を常に設定水位に維持する
ことができる。又、給水タンクと加湿缶が一体であり、
全体をコンパクトにすることができる。
【0020】請求項8に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、加熱管をU字形管で形成したものである。上記した
構成により、U字形管に加熱媒体(加熱用蒸気)を供給
することで、加熱媒体が加熱管の全長に渡って流れるの
で加湿缶の全域において加湿用蒸気が均一に発生する。
【0021】請求項9に係る本発明の間接蒸気式加湿器
は、加熱管の内部に二重管状に加熱媒体分配管を挿入配
置し、加熱媒体分配管に複数のオリフィスを形成した構
成としたものである。
【0022】上記した構成により、加熱媒体分配管の各
オリフィスを通して加熱媒体(加熱用蒸気)を加熱管内
に供給することで、加熱媒体を加熱管の全長に渡って均
等に分配することができ、加熱性能の向上によって加湿
用蒸気発生量が増加する。
【0023】請求項10に係る本発明の間接蒸気式加湿
器は、加熱媒体分配管に形成するオリフィスを、加熱管
と加熱媒体分配管との間に形成する凝縮液排出路を流れ
る凝縮液の流れ順方向に向けて形成した構成としたもの
である。
【0024】上記した構成により、オリフィスから加熱
管内に噴出した加熱媒体(加熱用蒸気)は加湿水を加熱
することで凝縮し、凝縮液となって凝縮液排出路を流れ
る。このとき、オリフィスから加熱媒体が凝縮液の流れ
順方向に向けて噴出することにより凝縮液排出路におけ
る凝縮液の流れを促進するので、凝縮液の排出性能が高
まり、凝縮液溜りによる蒸気ハンマ現象が起こり難くな
る。
【0025】請求項11に係る本発明の間接蒸気式加湿
器は、加熱管の外周面に放熱フィンを設けたものであ
る。上記した構成により、加熱管の放熱面積が増大し、
加湿用蒸気の発生量が増大する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図2に示すように、空気調
和機はケーシング1の長手方向に沿う天面に還気口2及
び給気口3を設けており、ケーシング1の内部に還気口
2から給気口3に向かう通風路を形成し、給気口3の直
下にモータ4で駆動する送風機5を設置している。
【0027】通風路内にはエアフィルタ6、冷却コイル
7、加熱コイル8を空気流方向に沿って順次に配置して
おり、加熱コイル8の下流側に間接蒸気式加湿器9を配
置している。
【0028】図3〜図10に示すように、間接蒸気式加
湿器9は、水平方向に配置する加湿缶10が先端を閉塞
した筒状体をなし、加湿缶10の上部面に複数の加湿用
蒸気流出口11を有しており、加湿缶10の内部に所定
水位の加湿水12を貯留する。加湿缶10は軸心方向の
基端側に開口部13を有し、開口部13の周囲に加湿缶
フランジ14を設けている。
【0029】図5に示すように、加湿缶10の内部には
開口部13を通して加熱管15を軸心方向に挿入して加
湿水12に浸漬している。加熱管15は先端側が閉塞し
ており、基端側に加湿缶フランジ14に接合する加熱管
フランジ16を設けている。加湿缶フランジ14と加熱
管フランジ16はボルト・ナット17で固定し、加湿缶
10の開口部13を加熱管フランジ16で閉塞してい
る。
【0030】図7に示すように、給水タンク18は内部
に加湿缶10へ供給する補給水を貯留しており、補給水
管19で加湿缶10の液相部10aと連通し、均圧管2
0で加湿缶10の気相部10bと連通している。給水タ
ンク18に給水する給水管21の先端には給水タンク1
8の内部における水位を設定水位に制御する自動給水栓
22を設けている。補給水管19にはドレーン管23が
連通しており、ドレーン管23にはドレーンバルブ24
を設けている。
【0031】図5に示すように、加熱管15は内部に二
重管状に加熱蒸気分配管25を挿入しており、加熱管1
5と加熱蒸気分配管25との間に凝縮液排出路26を形
成している。加熱蒸気分配管25は軸線廻りの螺旋軌跡
上に複数のオリフィス27を有しており、図8および図
9に示すように、各オリフィス27は凝縮液排出路26
を流れる凝縮液の流れ順方向に向けて開口している。
【0032】加熱管フランジ16には蒸気入口アダプタ
28を設けており、蒸気入口アダプタ28は加湿缶10
に連通する内部流路28aを有し、内部流路28aに連
通して蒸気凝縮水排出管29を設けている。加熱蒸気分
配管25は基端側が蒸気入口アダプタ28を軸心方向に
貫通し、蒸気入口アダプタ28の基端部に形成した加熱
蒸気入口28bに連通している。図3に示すように、加
熱蒸気入口28bには加熱用蒸気供給管30を接続して
おり、加熱用蒸気供給管30には加湿量制御用電動バル
ブ31を設けている。加湿量制御用電動バルブ31は温
度調節器(図示省略)の指令によって開度を制御する。
【0033】図11および図13に示すように、蒸気入
口アダプタ28は加熱管フランジ16に螺合接合するこ
とも可能である。以下、上記した構成における作用を説
明する。送風機5を駆動することによって、空調対象の
室内の還気が還気口2を通って通風路に流入し、還気は
エアフィルタ6、冷却コイル7、加熱コイル8を経て送
風機5を通って給気口3から空調対象室内に流出する。
この間に、加熱コイル8の下流側において間接蒸気式加
湿器9によって空気を加湿する。
【0034】以下に間接蒸気式加湿器9の作用を説明す
る。給水管21から自動給水栓22を通して給水タンク
18に純水や清浄水を給水し、自動給水栓22によって
給水タンク18の水位を設定水位に制御する。このと
き、給水タンク18が補給水管19と均圧管20によっ
て加湿缶10に連通することで、給水タンク18の内部
の水位と加湿缶10の内部の水位とが常に同水位とな
る。このため、自動給水栓22によって給水タンク18
の水位を制御することで加湿缶10の内部の水位を常に
設定水位に維持することができる。
【0035】温度調節器(図示省略)の指令によって加
湿量制御用電動バルブ31を適当開度に制御し、加熱用
蒸気供給管30から加熱蒸気入口28bを通して加熱用
蒸気を加熱蒸気分配管25に供給する。加熱用蒸気は加
熱媒体分配管30の各オリフィス27を通して加熱管1
5の流路に噴出し、加熱管15を介して加湿水12を加
熱することで凝縮し、凝縮水となって凝縮液排出路26
を流れる。
【0036】このとき、各オリフィス27が加熱蒸気分
配管25の軸線廻りの螺旋軌跡上に適当間隔で存在する
ことにより、加熱用蒸気を加熱管15の全長に渡って均
等に分配することができ、加熱性能の向上によって加湿
用蒸気発生量が増加する。
【0037】また、図9に示すように、各オリフィス2
7は凝縮液排出路26を流れる凝縮水の流れ順方向に向
けて開口しているので、オリフィス27から加熱用蒸気
が凝縮水の流れ順方向に向けて噴出して凝縮液排出路2
6における凝縮水の流れを促進するので、凝縮水の排出
性能が高まり、凝縮水溜りによる蒸気ハンマ現象が起こ
り難くなる。
【0038】ドレンバルブ24を定期的(例えば1日に
1回)開いて加湿缶10および給水タンク18内の水を
全て排出した後にドレンバルブ24を閉めて水を入れ替
え、加湿缶10の内部の水の不純物濃度が高くなること
を防ぐ。純水供給の場合はこの操作は不要である。
【0039】夏期等の加湿が不要の時は、給水管21の
給水を止め(バルブは図示省略)、ドレンバルブ24を
開いて加湿缶10および給水タンク内の水を排出し、水
の腐敗などを防ぐ。
【0040】図10に示すように、加湿缶10で発生す
る加湿用蒸気は各加湿用蒸気流出口11から加湿缶10
の外部の加湿対象領域へ直接に供給する。したがって、
加湿缶10が加湿水を発生させる機能(従来の加熱タン
クに相当)と加湿用蒸気を加湿対象領域へ供給する機能
(従来の蒸気噴出管に相当)とを一体的に有することで
構造がコンパクトになる。このため、空気調和機内に構
成部材のほとんどを配置することが可能となるととも
に、空気調和機内に設置することで従来のような保温手
段が不要となり、空気調和機の外部に部材を配置するた
めの余分な設置スペースが不要となる。
【0041】加湿缶10と加熱管15はそれぞれのフラ
ンジ面で容易に分離できるので、加湿缶10の内側面や
加熱管15の外側面の清掃等のメンテナンスが容易に行
える。筒状体をなす加湿缶10に加熱管15を軸心方向
に挿入するだけの簡略な構成であるので、加湿缶10お
よび加熱管15の長さやオリフィス27の数を変更する
だけで任意の加湿量を供給する装置を自由に、かつ容易
に設計・製作することができ、製造コストが安価とな
る。
【0042】図14〜図15において本発明の他の実施
の形態を説明する。先の実施の形態と同様の作用を行う
部材については同一番号を付して説明を省略する。図1
4〜図15においては、加湿缶10の内部に水滴飛散防
止体41を配置している。水滴飛散防止体41は水面を
全長にわたって被う笠状体41aをなし、笠状体41a
の表裏を貫通する複数の微小孔41bを設けたものであ
り、パンチングメタル(孔径1mm、ピッチ3mm程
度)等で形成する。
【0043】この構成により、加湿缶10の内部で発生
する加湿用蒸気は水滴飛散防止体41の各微小孔41b
を通して加湿用蒸気流出口11から加湿缶10の外部へ
流れ出る。このとき、水滴飛散防止体41は加湿水の沸
騰によって加湿缶10の水面から飛散する水滴を受け止
めて、水滴が加湿用蒸気流出口11を通して外部へ飛び
散ることを防止する。
【0044】図16〜図20において本発明の他の実施
の形態を説明する。先の実施の形態と同様の作用を行う
部材については同一番号を付して説明を省略する。図1
6〜図20において、加熱管51はU字形管からなり、
加熱管51の一端開口51aが蒸気凝縮水排出管29に
連通し、他端開口51bが加熱用蒸気供給管30に連通
している。
【0045】この構成においては、加熱管41を流れる
加熱用蒸気によって加湿水を加熱する。他の作用効果は
先の実施の形態と同様である。この構成においても、図
21〜図22に示すように、水滴飛散防止体41を設け
ることができる。
【0046】図23〜図28において本発明の他の実施
の形態を説明する。先の実施の形態と同様の作用を行う
部材については同一番号を付して説明を省略する。図2
3〜図28において、加湿缶61は断面形状が直方形の
筒体状をなし、上部面に軸線方向に沿って開口する加湿
用蒸気流出開口62を有している。加湿用蒸気流出開口
を覆って配置する水滴飛散防止体63は、表裏を貫通す
る複数の微小孔63aを設けたものであり、パンチング
メタル(孔径1mm、ピッチ3mm程度)等で形成す
る。加熱管15は内部に二重管状に加熱蒸気分配管25
を挿入したものである。
【0047】加湿缶61の一端には内部領域を仕切壁6
4で仕切って補給水を貯留する給水タンク部65を形成
しており、仕切壁64の上部に加湿缶61の気相部と給
水タンク部65の気相部とを連通する均圧口66を設
け、仕切壁64の下部に加湿缶61の液相部と給水タン
ク部65の液相部とを連通する補給水口67を設けてい
る。給水タンク部65にはその水位を設定水位に制御す
る自動給水栓22を設けており、自動給水栓22に変え
て水位検知機と電磁弁の組み合わせでも良い。
【0048】上記した構成により、加湿缶61の内部で
発生する加湿用蒸気は水滴飛散防止体63の各微小孔6
3aを通して加湿用蒸気流出開口62から加湿缶61の
外部へ流れ出る。このとき、水滴飛散防止体63が加湿
水の沸騰によって加湿缶61の水面から飛散する水滴を
受け止め、水滴が加湿用蒸気流出開口62を通して外部
へ飛び散ることを防止する。
【0049】この水滴飛散防止体63の形状は、受け止
めた水滴を加湿缶61の内部に戻すような形状であっ
て、好ましくは略V字型または略U字型などがよいが、
その他の形状でもよい。また、水滴飛散防止体63を着
脱自在に設け、その取り外しを行なうことによって、加
湿缶61の内部の点検、清掃を容易に行なうことができ
る。
【0050】本実施の形態では、加熱管15として内部
に二重管状に加熱蒸気分配管25を挿入したものを開示
したが、図29〜図32に示すように、加熱管51はU
字形管で形成することも可能である。また、加湿用蒸気
流出口62を複数箇所に設けて夫々に水滴飛散防止体6
3を配置しても良い。
【0051】図33〜図36において本発明の他の実施
の形態を説明する。先の実施の形態と同様の作用を行う
部材については同一番号を付して説明を省略する。図3
3〜図36において、加湿缶61は上部面に軸線方向に
沿って開口する加湿用蒸気流出開口62を有し、加湿用
蒸気流出開口62を覆ってカバー71を着脱自在に配置
している。カバー71には一つもしくは複数の加湿用蒸
気分配管72を立設しており、加湿用蒸気分配管72に
は軸心方向に沿って開口する蒸気分配口73を気流の上
流側に向けて設けている。蒸気分配口73を覆って着脱
自在に配置する水滴飛散防止体74は、表裏を貫通する
複数の微小孔74aを設けたものであり、パンチングメ
タル(孔径1mm、ピッチ3mm程度)等で形成する。
【0052】水滴飛散防止体74の形状は、受け止めた
水滴を加湿用蒸気分散管72の内部へ落下させる形状と
し、好ましくは略V字型または略U字型とするが、その
他の形状でも良い。
【0053】上記した構成により、加湿缶61の内部で
発生する加湿用蒸気は、加湿用蒸気流出開口62から加
湿用蒸気分配管72に流入し、加湿用蒸気分配管72の
蒸気分配口73から周囲の気流中に供給する。このと
き、加湿用蒸気分配管72が水平方向に配置した加湿缶
61から上方に伸びることで、周囲の気流全体を加湿す
ることができる。
【0054】また、カバー71が加湿水の沸騰によって
加湿缶61の水面から飛散する水滴を受け止めるととも
に、加湿缶61の内部で発生した加湿用蒸気は水滴飛散
防止体74の各微小孔74aを通して蒸気分配口73か
ら加湿缶61の外部へ流れ出るので、水滴飛散防止体7
4が加湿水の水滴を受け止め、水滴が蒸気分配口73を
通して外部へ飛び散ることを防止する。
【0055】上述した各実施の形態において、加熱管1
5は断面形状において円形に形成していたが、図37〜
図38に示すように、加熱管81は断面形状において楕
円形に形成することもできる。この構成により、加熱管
81の放熱面積が増大し、加湿用蒸気の発生量が増大す
る。放熱管81の形状は、断面形状が例えば長方形など
のように放熱面積が広くなるような形状に変えても良
い。
【0056】また、図39〜図40に示すように、加熱
管15はその外周面に円板状の複数の放熱フィン82を
設けることもでき、放熱フィン82を螺旋状に形成する
こともできる。この構成により、加熱管15の放熱面積
が増大し、加湿用蒸気の発生量が増大する。放熱フィン
82は他の形状に変更することも可能である。また、図
41〜図42に示すように、加熱管15はその外周面に
複数の短冊状の放熱フィン83を放射状に設けることも
できる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、加
湿缶が加湿用蒸気を発生させる機能(従来の加熱タンク
に相当)と加湿用蒸気を加湿対象領域へ供給する機能
(従来の蒸気噴出管に相当)とを一体的に有することで
構造がコンパクトになり、空気調和機内に構成部材のほ
とんどを配置することが可能となる。このため、空気調
和機内に設置することで従来のような保温手段が不要と
なり、空気調和機の外部に部材を配置するための余分な
設置スペースが不要となる。また、筒状体をなす加湿缶
内に加熱管を軸心方向に挿入するだけの簡略な構成であ
るので、加湿缶および加熱管の長さやオリフィスの数を
変更するだけで任意の加湿量を供給する装置を自由に、
かつ容易に設計・製作することができ、製造コストが安
価となる。また、加湿缶と加熱管をそれぞれのフランジ
面で容易に分離できるので、加湿缶の内側面や加熱管の
外側面の清掃等のメンテナンスが容易となる。また、給
水タンクが補給水管と均圧管によって加湿缶に連通する
ことで、給水タンク内の水位と加湿缶内の水位とが常に
同水位となる。このため、自動給水栓によって給水タン
クの水位を制御することで加湿缶内の水位を常に設定水
位に維持することができる。また、加熱媒体分配管の各
オリフィスを通して加熱媒体(加熱用蒸気)を加熱管内
に供給することで、加熱媒体を加熱管の全長に渡って均
等に分配することができ、加熱性能の向上によって加湿
用蒸気発生量が増加する。また、オリフィスから加熱媒
体が凝縮液の流れ順方向に向けて噴出することにより凝
縮液排出路における凝縮液の流れを促進するので、凝縮
液の排出性能が高まり、凝縮液溜りによる蒸気ハンマ現
象が起こり難くなる。また、水滴飛散防止体は加湿水の
沸騰によって加湿缶の水面から飛散する水滴を受け止め
て、水滴が加湿用蒸気流出口もしくは加湿用蒸気流出開
口を通して外部へ飛び散ることを防止する。また、水平
方向に配置した加湿缶から上方に伸びる加湿用蒸気分配
管を通して加湿用蒸気を供給することで、周囲の気流全
体を加湿することができる。また、加熱管が断面形状に
おいて楕円形をなすことにより、あるいは加熱管の外周
面に放熱フィンを設けることにより、加熱管の放熱面積
が増大し、加湿用蒸気の発生量を増大させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す空気調和装置の平面
図である。
【図2】同空気調和装置の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す間接蒸気式加湿器の
概略図である。
【図4】同間接蒸気式加湿器の平面図である。
【図5】同間接蒸気式加湿器の断面図である。
【図6】同間接蒸気式加湿器の正面図である。
【図7】同間接蒸気式加湿器の給水タンクの断面図であ
る。
【図8】同間接蒸気式加湿器の要部縦断面図である。
【図9】同間接蒸気式加湿器の要部拡大図である。
【図10】同間接蒸気式加湿器の要部横断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の要部側面図である。
【図12】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図13】同間接蒸気式加湿器の正面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の縦断面図である。
【図15】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の平面図である。
【図17】同間接蒸気式加湿器の縦断面図である。
【図18】同間接蒸気式加湿器の正面図である。
【図19】同間接蒸気式加湿器の給水タンクの断面図で
ある。
【図20】同間接蒸気式加湿器の横断面図である。
【図21】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の縦断面図である。
【図22】同間接蒸気式加湿器の横断面図である。
【図23】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の概略図である。
【図24】同間接蒸気式加湿器の平面図である。
【図25】同間接蒸気式加湿器の断面図である。
【図26】同間接蒸気式加湿器の分解図である。
【図27】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図28】同間接蒸気式加湿器の正面図である。
【図29】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の平面図である。
【図30】同間接蒸気式加湿器の断面図である。
【図31】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図32】同間接蒸気式加湿器の正面図である。
【図33】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の平面図である。
【図34】同間接蒸気式加湿器の側面図である。
【図35】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図36】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図37】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の加熱管の斜視図である。
【図38】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図39】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の加熱管の斜視図である。
【図40】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【図41】本発明の他の実施の形態を示す間接蒸気式加
湿器の加熱管の斜視図である。
【図42】同間接蒸気式加湿器の要部断面図である。
【符号の説明】
9 間接蒸気式加湿器 10 加湿缶 11 加湿用蒸気流出口 12 加湿水 15 加熱管 18 給水タンク 19 補給水管 20 均圧管 22 自動給水栓 25 加熱蒸気分配管 26 凝縮液排出路 27 オリフィス 61 加湿缶 62 加湿用蒸気流出開口 63、74 水滴飛散防止体 63a、74a 微小孔 71 カバー 72 加湿用蒸気分配管 73 蒸気分配口 82、83 放熱フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 正明 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ空 調株式会社栃木工場内 (72)発明者 清水 利壽 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ空 調株式会社栃木工場内 (72)発明者 加藤 洋幸 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ空 調株式会社栃木工場内 Fターム(参考) 3L055 BC03 CA08 DA03 DA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に配置する筒状体をなして上部
    面に複数の加湿用蒸気流出口を有し、内部に所定水位の
    加湿水を貯留する加湿缶と、加湿缶内に軸心方向に挿入
    して浸漬し、内部に供給する加熱媒体で加湿水を加熱す
    る加熱管とを備えたことを特徴とする間接蒸気式加湿
    器。
  2. 【請求項2】 加湿缶の内部の水面を全長にわたって被
    う笠状体をなし、笠状体の表裏を貫通する複数の微小孔
    を有する水滴飛散防止体を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の間接蒸気式加湿器。
  3. 【請求項3】 水平方向に配置する筒状体をなして上部
    面に軸線方向に沿って開口する少なとも1つの加湿用蒸
    気流出開口を有し、内部に所定水位の加湿水を貯留する
    加湿缶と、加湿用蒸気流出開口を覆って配置し、表裏を
    貫通する複数の微小孔を有する水滴飛散防止体と、加湿
    缶内に軸心方向に挿入して浸漬し、内部に供給する加熱
    媒体で加湿水を加熱する加熱管とを備えたことを特徴と
    する間接蒸気式加湿器。
  4. 【請求項4】 水平方向に配置する筒状体をなして上部
    面に軸線方向に沿って開口する少なくとも1つの加湿用
    蒸気流出開口を有し、内部に所定水位の加湿水を貯留す
    る加湿缶と、加湿用蒸気流出開口を覆って配置するカバ
    ーと、カバーに立設した少なくとも1つの加湿用蒸気分
    配管と、加湿用蒸気分配管に形成した軸心方向に沿って
    開口する少なくとも1つの蒸気分配口を覆って配置し、
    表裏を貫通する複数の微小孔を有する水滴飛散防止体
    と、加湿缶内に軸心方向に挿入して浸漬し、内部に供給
    する加熱媒体で加湿水を加熱する加熱管とを備えたこと
    を特徴とする間接蒸気式加湿器。
  5. 【請求項5】 加湿缶の軸心方向の一方端に開口部を形
    成するとともに、開口部の周囲に加湿缶フランジを設
    け、加湿缶内に挿入した加熱管の一方端に加湿缶フラン
    ジに接合する加熱管フランジを設け、加湿缶と加熱管を
    フランジ結合したことを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項に記載の間接蒸気式加湿器。
  6. 【請求項6】 内部に加湿缶へ供給する補給水を貯留す
    る給水タンクと、給水タンクと加湿缶の液相部とを連通
    する補給水管と、給水タンクと加湿缶の気相部とを連通
    する均圧管と、給水タンクの水位を設定水位に制御する
    自動給水栓とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の
    何れか1項に記載の間接蒸気式加湿器。
  7. 【請求項7】 加湿缶の内部領域を仕切壁で仕切って加
    湿缶の一端に補給水を貯留する給水タンク部を形成し、
    仕切壁の上部に加湿缶の気相部と給水タンク部の気相部
    とを連通する均圧口を設け、仕切壁の下部に加湿缶の液
    相部と給水タンク部の液相部とを連通する補給水口を設
    け、給水タンク部の水位を設定水位に制御する自動給水
    栓とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1
    項に記載の間接蒸気式加湿器。
  8. 【請求項8】 加熱管をU字形管で形成したことを特徴
    とする請求項1〜7の何れか1項に記載の間接蒸気式加
    湿器。
  9. 【請求項9】 加熱管の内部に二重管状に加熱媒体分配
    管を挿入配置し、加熱媒体分配管に複数のオリフィスを
    形成したことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に
    記載の間接蒸気式加湿器。
  10. 【請求項10】 加熱媒体分配管に形成するオリフィス
    を、加熱管と加熱媒体分配管との間に形成する凝縮液排
    出路を流れる凝縮液の流れ順方向に向けて形成したこと
    を特徴とする請求項9に記載の間接蒸気式加湿器。
  11. 【請求項11】 加熱管の外周面に放熱フィンを設けた
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の
    間接蒸気式加湿器。
JP2000261995A 2000-03-03 2000-08-31 間接蒸気式加湿器 Pending JP2001317770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261995A JP2001317770A (ja) 2000-03-03 2000-08-31 間接蒸気式加湿器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-58061 2000-03-03
JP2000058061 2000-03-03
JP2000261995A JP2001317770A (ja) 2000-03-03 2000-08-31 間接蒸気式加湿器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317770A true JP2001317770A (ja) 2001-11-16

Family

ID=26586682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261995A Pending JP2001317770A (ja) 2000-03-03 2000-08-31 間接蒸気式加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317770A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008338A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Shinko Kogyo Co Ltd 蒸気加湿器
KR200471814Y1 (ko) 2009-12-31 2014-03-18 코오롱글로텍주식회사 스팀 분출장치
JP6140878B1 (ja) * 2016-11-10 2017-06-07 伸和コントロールズ株式会社 空気調和装置
JP6159865B1 (ja) * 2016-11-10 2017-07-05 伸和コントロールズ株式会社 加湿器及び空気調和装置
CN112524785A (zh) * 2019-09-17 2021-03-19 江苏永信医疗科技有限公司 蒸汽加湿的冷凝水的回收利用装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008338A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Shinko Kogyo Co Ltd 蒸気加湿器
JP4716380B2 (ja) * 2007-06-28 2011-07-06 新晃工業株式会社 蒸気加湿器
KR200471814Y1 (ko) 2009-12-31 2014-03-18 코오롱글로텍주식회사 스팀 분출장치
KR20180052506A (ko) * 2016-11-10 2018-05-18 신와 콘트롤즈 가부시키가이샤 가습기 및 공기 조화 장치
JP6159865B1 (ja) * 2016-11-10 2017-07-05 伸和コントロールズ株式会社 加湿器及び空気調和装置
JP2018077019A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 伸和コントロールズ株式会社 空気調和装置
JP6140878B1 (ja) * 2016-11-10 2017-06-07 伸和コントロールズ株式会社 空気調和装置
KR20180052507A (ko) * 2016-11-10 2018-05-18 신와 콘트롤즈 가부시키가이샤 공기 조화 장치
KR101867230B1 (ko) * 2016-11-10 2018-06-12 신와 콘트롤즈 가부시키가이샤 공기 조화 장치
KR101894189B1 (ko) * 2016-11-10 2018-08-31 신와 콘트롤즈 가부시키가이샤 가습기 및 공기 조화 장치
TWI658240B (zh) * 2016-11-10 2019-05-01 日商伸和控制工業股份有限公司 加濕器和空氣調和裝置
CN109964087A (zh) * 2016-11-10 2019-07-02 伸和控制工业股份有限公司 加湿器以及空调装置
US11105523B2 (en) 2016-11-10 2021-08-31 Shinwa Controls Co., Ltd. Air conditioner
US11378303B2 (en) 2016-11-10 2022-07-05 Shinwa Controls Co., Ltd Humidifier and air conditioner
CN112524785A (zh) * 2019-09-17 2021-03-19 江苏永信医疗科技有限公司 蒸汽加湿的冷凝水的回收利用装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112135678B (zh) 空气净化***
JP2002333175A (ja) 蒸気噴射式シンブル管加湿器及び急速蒸気発生装置
US20150004064A1 (en) Wet type dust collector for air purifying
US5823007A (en) Cold/hot water dispenser having an expansion tank for water overflow
US5688446A (en) Evaporative humidifier
CN105579782A (zh) 用于hvac***的加湿单元
US8366817B2 (en) System for purification of air in an inner space
JP2001317770A (ja) 間接蒸気式加湿器
JP7174584B2 (ja) 超音波加湿器
US4295343A (en) Microbe-removing and air-conditioning apparatus
JP2014113342A (ja) ミスト発生装置
JP2011043314A (ja) 気化式加湿装置
KR101170599B1 (ko) 공기 청정 및 가습 장치
JP6182682B2 (ja) 低流量の気化器を有する気候制御ユニットを備えるケージシステム
US2224221A (en) Gas and liquid contact apparatus
KR102383856B1 (ko) 증발 잠열 부하를 줄여 에너지 및 가습 효율이 향상된 기화식 가습장치 및 이를 포함하는 공기조화기
KR101350358B1 (ko) 절전형 직수식 냉온정수기
JP2013242072A (ja) 加湿機構
CN109974107A (zh) 加湿喷管组件及具有其的空气处理装置
US1736408A (en) Air cooler
EP1318355B1 (en) Air conditioner
RU2509960C2 (ru) Кондиционер
KR101731976B1 (ko) 직수 연결형 가습기
JP7473434B2 (ja) 加湿装置
US20240200803A1 (en) Humidifier

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212