JP2001316427A - コポリマー及びそれを含有してなる組成物 - Google Patents

コポリマー及びそれを含有してなる組成物

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JP2001316427A
JP2001316427A JP2000131898A JP2000131898A JP2001316427A JP 2001316427 A JP2001316427 A JP 2001316427A JP 2000131898 A JP2000131898 A JP 2000131898A JP 2000131898 A JP2000131898 A JP 2000131898A JP 2001316427 A JP2001316427 A JP 2001316427A
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JP2000131898A
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Koichi Iyanagi
宏一 井柳
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 化粧料に代表される皮膚外用剤等の生体表面
の処理剤として有用な、水性担体中で一様に溶解してい
て、塗布後は優れた耐水性のある被膜を形成する、高分
子を提供する。 【解決手段】 一般式(I)に表されるモノマー2と一
般式(II)に表されるモノマーとを構成モノマーとし
て含有するコポリマーにおいて、前記一般式(I)に表
される化合物の含有量が、7〜9.5重量%であること
を特徴とする、コポリマー (但し、式中R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R2はフッ素原子を有する炭素数1〜20
のアルキル基を表す。) (但し、式中R3は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R4はアルキルオキシ基、アシロキシ基又
は水酸基を有していても良い、炭素数2〜4のアルキル
基を表し、R5は水素原子、芳香族乃至は脂肪族の炭素
数1〜8の炭化水素基又はアシル基を表し、nは1〜4
0の数値を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膜形成時には疎
水性を有しながら水に対する溶解度を改善された、可塑
性を有するコポリマー及びそれを含有する化粧料などの
皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な材料を加工する上で、その表面を
処理することは、各部材の材質保持のために重要な要素
となっている。この為、建設材料に於いては、各種ワニ
ス類やペイントなどが開発されてきたし、保水性の被膜
を形成する化粧料もこの様な観点に立てば一種の表面処
理剤と認識できる。この様な表面処理で通常使用される
材料としては、通常高分子が多く、しかも非水溶性のも
のが多い。これは、被膜によって、多くの場合水性成分
との遮断が意図されるからである。この為、この様な処
理に際しては、通常高分子は水性担体等に分散させて用
いたり、有機溶剤などに溶解させて用いていた。しかし
ながら、水性担体への分散などに於いては凝集などによ
り組成物の使用性が著しく低下することがあり、有機溶
剤系では、有機溶剤の使用そのものが制限を受けている
という問題があった。特に、皮膚、毛髪、爪を対象とす
る化粧料の分野に於いては水性担体を使用して塗布でき
ることは必須の条件であった。即ち、水性担体中で一様
に溶解していて、塗布後は優れた耐水性のある被膜を形
成する、高分子の登場が望まれていた。更に、従来の高
分子は被膜特性としては硬い膜であるため、可塑剤を必
要としていたが、この様な可塑剤の中にはフタル酸エス
テルのように、内分泌物質撹乱物質の作用が疑われるも
のがあった。
【0003】一方、後記一般式(I)に表される化合物
も、後記一般式(II)に表される化合物も既に文献公
知の化合物であり、高分子製造用のモノマーとして市販
されているが、これらを組み合わせて、水性担体に溶解
して、塗布後は耐水性に優れる、可塑剤などを必要とし
ない、可塑性を有する被膜を形成する高分子をつくるこ
とは全く行われていなかった。又、一般式(I)に表さ
れる化合物と一般式(II)に表される化合物とを構成
モノマーとして含有する水溶性の可塑性を有する高分子
も全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧料に代
表される皮膚外用剤等の生体表面の処理剤として有用
な、水性担体中で一様に溶解していて、塗布後は優れた
耐水性のある被膜を形成する、高分子を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、化粧料に代表される皮膚外用剤等の生体表面の処理
剤として有用な、水性担体中で一様に溶解していて、塗
布後は優れた耐水性のある被膜を形成する、高分子を求
めて鋭意研究努力を重ねた結果、後記一般式(I)に表
されるモノマーから選ばれる1種乃至は2種以上を構成
モノマー全量に対して、総量で7〜9.5重量%含有
し、一般式(II)に表されるモノマーも構成モノマー
として含有するコポリマーにその様な特質が備わってい
ることを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、
本発明は以下に示す技術に関するものである。 (1)一般式(I)に表されるモノマーから選ばれる1
種乃至は2種以上と一般式(II)に表されるモノマー
から選ばれる1種乃至は1種以上とを構成モノマーとし
て含有するコポリマーにおいて、前記一般式(I)に表
される化合物の含有量が、全構成モノマーに対して、7
〜9.5重量%であることを特徴とする、コポリマー。 (2)一般式(II)に表されるモノマーの含有量が、
総量でモノマー全量に対して、30〜90.5重量%で
あることを特徴とする、(1)に記載のコポリマー。 (3)一般式(I)に表されるモノマーが全て、一般式
(III)に表されるモノマーであることを特徴とす
る、(1)又は(2)に記載のコポリマー。 (4)一般式(II)に表されるモノマーが、全て一般
式(IV)に表されるものであることを特徴とする、
(1)〜(3)何れか1項に記載のコポリマー。 (5)水溶性と可塑性とを有することを特徴とする、
(1)〜(4)何れか1項に記載のコポリマー。 (6)(1)〜(5)何れか1項に記載のコポリマーを
含有することを特徴とする皮膚外用剤。 (7)化粧料であることを特徴とする,(6)に記載の
皮膚外用剤。 以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明
を加える。
【0006】
【化5】 一般式(I) (但し、式中R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R2はフッ素原子を有する炭素数1〜20
のアルキル基を表す。)
【0007】
【化6】 一般式(II) (但し、式中R3は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R4はアルキルオキシ基、アシロキシ基又
は水酸基を有していても良い、炭素数2〜4のアルキル
基を表し、R5は水素原子、芳香族乃至は脂肪族の炭素
数1〜8の炭化水素基又はアシル基を表し、nは1〜4
0の数値を表す。)
【0008】
【化7】 一般式(III) (但し、式中R6は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、Oは1〜4の数値を表し、Pは1〜10の
数値を表し、R7はフッ素原子又は水素原子を表す。)
【0009】
【化8】 一般式(IV) (但し、式中R8は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R9は炭素数1〜8の芳香族乃至は脂肪族
の炭化水素基又は水素原子を表し、Qは5〜30の数値
を表す。)
【0010】
【発明の実施の形態】(1)本発明の高分子に使用され
る一般式(I)に表される化合物 本発明のコポリマーは、一般式(I)に表されるモノマ
ーから選ばれる1種乃至は2種以上を構成モノマーとし
て構成モノマー全量に対して、総量で7〜9.5重量
%、更に好ましくは7.5〜9.3重量%含有する。こ
れは、この部分にコポリマーの耐水性が起因しているた
め、一般式(I)のモノマーに起因する部分が少なすぎ
たり、この部分の疎水性が低すぎたりすると、高分子の
被膜としての耐水性が低下してしまうためである。又、
多すぎると水への溶解性が阻害されてしまうことがあ
る。一般式(I)において、R1は水素原子又は炭素数
1〜4のアルキル基を表し、R2はフッ素原子を有する
炭素数1〜20のアルキル基を表す。R1としては、水
素原子又はメチル基であることが特に好ましい。これ
は、高分子などで汎用されているアクリル酸或いはメタ
クリル酸の構造であり、安全性などが多くのものについ
て既に確認されているし、原料として、市販品も多く入
手がた易いためである。又、R2としては、炭素との結
合以外はフッ素原子で置換されている構造のメチレン基
を部分構造として含むものが特に好ましい。炭素数とし
ては、5〜10のもの、更に好ましくは6〜10のもの
が特に好ましい。これは、本発明の高分子に於いて、こ
のR2の部分構造によって、塗布後の被膜の耐水性を具
現するからである。特に好ましい形態としては、高分子
に於ける疎水部分を担う前記モノマーは極めて疎水性の
高いものを選択し、構成含有量として少量に抑えるの
が、溶液では水溶性を示し、被膜では可塑性を有する疎
水性を示すなどの、機能的な物性を出す意味で好まし
い。これらの内でも一般式(III)に示される化合物
を、一般式(I)から選ばれる1種乃至は2種以上とし
て含有することが好ましい。この様な一般式(I)のR
2に表される、フッ素原子を有するアルキル基として好
ましいものを具体的に例示するならば、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、2,2,3,3,4.4,5,5
−オクタフルオロペンチル基、3.3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデカニル基、2,2,2,
2’,2’,2’−ヘキサフルオロイソプロピル基、
2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基等が例示で
きる。これらの内特に好ましいものは、2,2,3,
3,4.4,5,5−オクタフルオロペンチル基と3.
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデカニル基
である。これらの内、3.3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプ
タデカフルオロデカニル基が特に好ましい。この様な、
本発明のコポリマーの構成モノマーである、一般式
(I)に表されるモノマーは、アクリル酸乃至はメタク
リル酸の酸クロリドと対応するアルカリ金属のアルコラ
ートとを反応させることにより高収率で得ることが出来
る。又、更には対応するアルコールを塩化チオニルやオ
キシ塩化リン等で処理し、クロリドと為し、アクリル酸
ナトリウムやメタクリル酸ナトリウムと反応させても得
ることが出来る。既にこの様な化合物の市販品も多数あ
るので、この様な市販品を利用することもできる。
【0011】(2)本発明の高分子に使用される一般式
(II)に表されるモノマー 本発明の高分子は、一般式(II)に表されるモノマー
を構成モノマーとして含有することを特徴とする。 こ
こで、式中R3は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基を表し、R4はアルキルオキシ基、アシロキシ基又は
水酸基を有していても良い、炭素数2〜4のアルキル基
を表し、R5は水素原子、芳香族乃至は脂肪族の炭素数
1〜8の炭化水素基又はアシル基を表し、nは1〜40
の数値を表す。R3としては、水素原子又はメチル基で
あることが特に好ましい。これは、高分子などで汎用さ
れているアクリル酸或いはメタクリル酸の構造であり、
安全性などが多くのものについて既に確認されている
し、原料として、市販品も多く入手がた易いためであ
る。(R4−O)nはポリオキシエチレン基、ポリオキ
シプロピレン基、ポリオキシブテン基、ポリオキシ(ヒ
ドロキシプロピレン)基、その1部又は全部のアシル化
物、アルキルエーテル等が例示できる。アシル基として
はアセチル基、ベンゾイル基、ステアロイル基、オレオ
イル基等の炭素数1〜20のものが好ましく例示でき、
アルキル基としては炭素数1〜4のアルキル基が好まし
く例示できる。これらの中では、ポリオキシエチレン基
であることが好ましい。この末端の水酸基はフリーのま
までも良いし、アシル基やアルキル基で封鎖することも
可能である。この様なアシル基としては、アセチル基、
ベンゾイル基、アクリロイル基、メタクリロイル基等が
好ましく例示でき、アルキル基としては炭素数1〜4の
ものが好ましく例示できる。好ましい(R4−O)nの
基としてはメチルポリオキシエチレン(9)基、メチル
ポリオキシエチレン(23)基、メトキシエチル基、3
−メトキシブチル基、エチルポリオキシエチレン(2)
基、フェノキシチル基、フェニルポリオキシエチレン
(2)基、メチルポリオキシエチレン(3)基、アクリ
ルポリオキシエチレン(4)基、アクリルポリオキシプ
ロピレン(3)基、アクリルポリオキシプロピレン
(7)基等が好ましく例示できる。この様な一般式(I
I)に表されるモノマーとしては、一般式(IV)に表
されるものが特に好ましい。本発明の高分子中に構成モ
ノマーとして一般式(II)に表されるモノマーが含有
されるされる割合は、1分子中の総量の平均重量百分率
で、30〜90.0.5重量%、更に好ましくは40〜
90.1重量%である。これは、本発明のコポリマーの
水への溶解性が、この一般式(II)に表される構成部
分によるため、少なすぎると高分子の水への溶解性が阻
害されることがあり、多すぎると形成された被膜の耐水
性が損なわれることがあるためである。
【0012】(3)本発明のコポリマー 本発明のコポリマーは上記一般式(I)に表されるモノ
マーから選ばれる1種乃至は2種以上と一般式(II)
に表されるモノマーから選ばれる1種乃至は2種以上と
を構成モノマーとして含有することを特徴とする。即
ち、下記部分構造式1と部分構造式2とを1分子中に有
することを特徴とする。本発明のコポリマーでは、これ
ら必須の構成モノマー以外に、通常共重合体で使用され
るモノマーを構成モノマーとして、本発明の効果を損な
わない範囲に於いて、含有することが出来る。かかる任
意の構成モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタ
クリル酸、それらのアルキルエステル、酢酸ビニル、ビ
ニルアルコール、ビニルアルコールのアルキルエーテ
ル、スチレン、αーアルキルスチレン、ブタジエン、イ
ソプレン、プロペン、塩化ビニル、アクリロニトリル等
が例示できる。本発明の高分子はこれらのモノマーを常
法に従って処理することにより製造することが出来る。
即ち、溶媒などにモノマーを溶かし、重合開始剤などを
加えた後、加熱などすればよい。重合開始剤としては、
通常使用されているものであれば、特段の限定なく使用
することが可能であり、例えば、過酸化ベンゾイルなど
のような過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のよ
うなアゾ系の化合物、過硫酸塩、過硫酸塩と亜硫酸塩
(レドックス系開始剤)等を用いて重合を開始すればよ
い。本発明の高分子は水溶性を有する為、溶媒が水と混
和するものであればそのまま濃縮し得ることもできる
し、溶媒が水と混和しないものであれば、反応後水を加
えてフラッシングすれば水の方へとコポリマーは移行す
る。しかる後に水相をとり、濃縮すれば本発明のコポリ
マーを得ることが出来る。ここで本発明で言う水溶性と
は、水に対する溶状をいい、具体的には、コポリマー1
重量部に水99重量部を加え一様な系を作成した場合、
その液の可視光に対する透過度が90%以上であること
を意味する。本発明のコポリマーはランダムタイプの共
重合体であっても良いし、グラフトタイプの共重合体で
も、ブロックタイプでもこれらの組合せでも何れも使用
可能である。かくして得られた高分子は、水溶性を有す
るばかりでなく、被膜を形成させた場合、可塑剤なしで
も柔軟性のある被膜を形成する特性があり、内分泌物質
撹乱作用が懸念されている、フタル酸エステルなどを可
塑剤として用いる必要もない。又、前記の如く水溶性を
有するため、製剤化にあたっては水を溶媒として用いる
ことが出来、有機溶剤無しの組成物を作成することが出
来る。従って、頭髪用化粧料、皮膚化粧料、爪用化粧料
等の化粧料に配合できるほか、水性ペイントや金属、ガ
ラス、繊維などの表面処理剤として使用することも可能
である。この様な水溶性にして、乾燥・被膜形成後は疎
水性と可塑性の被膜を形成する物質は今のところ知られ
ていない。
【0013】
【化9】 部分構造式1 (但し、式中R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R2はフッ素原子を有する炭素数1〜20
のアルキル基を表す。)
【0014】
【化10】 部分構造式2 (但し、式中R3は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表し、R4はアルキルオキシ基、アシロキシ基又
は水酸基を有していても良い、炭素数2〜4のアルキル
基を表し、R5は水素原子、芳香族乃至は脂肪族の炭素
数1〜8の炭化水素基又はアシル基を表し、nは1〜4
0の数値を表す。)
【0015】(4)本発明の皮膚外用剤 上記本発明のコポリマーは、特に好適に皮膚外用剤の分
野に適用される。これは、本発明のコポリマーの特徴が
可塑剤無しであっても可塑性を有する皮膜を形成し、且
つ、該皮膜が疎水性を有する性質が、特に内分泌攪乱物
質を避けなければならない化粧料などの皮膚外用剤にと
って好適であるからである。又、この事より、皮膚外用
剤に於いても使用期間が長い化粧料に適用するのが特に
好ましい。本発明の皮膚外用剤において、上記コポリマ
ーは、皮膚などから水分が散逸するのを防ぐ、皮膚など
の保護皮膜として、或いは、皮脂や風などの物理的な力
により、皮膚上に施したメークアップが崩れるのを防
ぐ、メークアップ化粧料などに於ける、色材などの固着
媒体としての機能を有する。具体的に適用される例とし
ては、例えば、化粧料では、クリーム、乳液、化粧水、
パック料など基礎化粧料、ネールカラー、リップカラ
ー、マスカラ、アイライナー、ファンデーション、アン
ダーメークアップなどのメークアップ化粧料、ヘアリク
ィッド、セットローション、ヘアカラー、ヘアマスカラ
などの頭髪用の化粧料等が例示でき、皮膚外用医薬とし
ては、ローションタイプ或いはネイルラッカータイプの
抗真菌剤や創傷用の液状プラスターなどが好ましく例示
できる。本発明の皮膚外用剤に於いては、上記コポリマ
ーは唯1種含有することも出来るし、2種以上を組み合
わせて含有することも出来る。本発明の皮膚外用剤に於
ける、上記コポリマーの好ましい含有量は、0.01〜
30重量%であり、更に好ましくは0.1〜10重量%
である。
【0016】本発明の皮膚外用剤に於いては、上記必須
成分であるコポリマー以外に、通常皮膚外用剤で使用さ
れる任意成分を含有することが出来る。かかる任意の成
分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カル
ナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエス
テル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライ
ド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の
脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、
オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハ
ク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリ
ウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等
の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカ
チオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪
酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加
物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジ
オール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、色材、防腐剤、粉体等を含有する
ことができる。これら任意の成分と必須成分とを常法に
従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤は製造
される。
【0017】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定されないことは言うまでもない。
【0018】<実施例1> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(9)メタクリレート26.6g、メタ
クリル酸11.4g、10,10,10,9,9,8,
8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−ヘプタ
デカフルオロデカニルアクリレート2.0g、及びイソ
プロピルアルコール100ml,水100mlの混合溶
媒を採り攪拌混合した。これに、過硫酸アンモニウム
0.1gを水10mlに溶解した溶液を添加したのち攪
拌を続けながら窒素気流で充分置換をおこなった。80
℃に加熱して12時間重合を行なった。水酸化ナトリウ
ム5.2gを溶解した水溶液を添加混合した後イソプロ
ピルアルコールを除去し目的の共重合体の水溶液を得
た。このものを凍結乾燥し、本発明のコポリマー1を得
た。
【0019】
【化11】 メチルポリオキシエチレン(9)メタクリレート
【0020】
【化12】 10,10,10,9,9,8,8,7,7,6,6,
5,5,4,4,3,3−ヘプタデカフルオロデカニル
アクリレート
【0021】<実施例2> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコに2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピルアクリレート10g、メ
チルポリオキシエチレン(23)メタクリレート50.
0g、スチレン4g、2,2,2−トリフルオロエチル
メタクリレート35.0g、及びイソプロピルアルコー
ル100ml,酢酸エチル100mlの混合溶媒を採り
攪拌混合した。これに、過酸化ベンゾイル0.1gをイ
ソプロピルアルコール10mlに溶解した溶液を添加し
たのち攪拌を続けながら窒素気流で充分置換をおこなっ
た。溶媒の沸点で10時間重合を行なった。混合溶媒か
ら水にフラッシングをおこなって、共重合体の水溶液を
得た。これを凍結乾燥し本発明のコポリマー2を得た。
【0022】
【化13】 2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート
【0023】
【化14】 メチルポリオキシエチレン(23)メタクリレート
【0024】
【化15】 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
【0025】<実施例3> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(23)メタクリレート24.3g、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート12.0g、メチルメタ
クリレート18.0g、10,10,10,9,9,
8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−ヘ
プタデカフルオロデカニルアクリレート5.7g、及び
イソプロピルアルコール180ml,水120mlの混
合溶媒を採り攪拌混合した。これに、過硫酸アンモニウ
ム0.7gを水10mlに溶解した溶液を添加した後攪
拌を続けながら窒素気流で充分置換を行なった。80℃
に加熱し12時間重合を行なった。水酸化ナトリウム水溶
液でpHを7.0に調節した後イソプロピルアルコール
を除去して目的の共重合体の水溶液を得た。このものを
凍結乾燥し、本発明のコポリマー3を得た。
【0026】<実施例4> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(9)メタクリレート20.0g、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート1
2.8g、n−ブチルアクリレート4.0g、5,5,
4,4,3,3,2,2−オクタフルオロペンチルメタ
クリレート3.4g、及びイソプロピルアルコール10
0ml,酢酸エチル100mlの混合溶媒を採り攪拌混
合した。これに、過酸化ベンゾイル0.2gをイソプロ
ピルアルコール10mlに溶解した溶液を添加した後攪
拌を続けながら窒素気流で充分置換を行なった。溶媒の
沸点で10時間重合を行なった。混合溶媒から水へのフ
ラッシングを行なって目的の共重合体の水溶液を得た。
このものを凍結乾燥し、本発明の高分子4を得た。
【0027】
【化16】 5,5,4,4,3,3,2,2−オクタフルオロペン
チルメタクリレート
【0028】<実施例5> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(23)メタクリレート24.0g、メ
チルメタクリレート12.1g、2,2,3,3−テト
ラフロオロプロピルアクリレート3.9g、及びイソプ
ロピルアルコール150ml,水50mlの混合溶媒を
採り攪拌混合した。これに、過硫酸アンモニウム0.3
gを水10mlに溶解した溶液を添加した後攪拌を続け
ながら窒素気流で充分置換を行なった。80℃に加熱し8
時間重合を行なった。水酸化ナトリウム水溶液でpHを
7.0に調節した後イソプロピルアルコールを除去して
目的の共重合体の水溶液を得た。このものを凍結乾燥
し、本発明の高分子5を得た。
【0029】
【化17】 2,2,3,3−テトラフロオロプロピルアクリレート
【0030】<実施例6> 製造例 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(9)メタクリレート16.0g、メタ
クリル酸12.0g、メチルメタクリレート8.4g、
2,2,2,2’,2’,2’−ヘキサフルオロイソプ
ロピルアクリレート3.6g、及びイソプロピルアルコ
ール100ml,酢酸エチル100mlの混合溶媒を採
り攪拌混合した。これに、2,2−アゾビス(イソブチ
ロニトリル)0.2gをイソプロピルアルコール10m
lに溶解した溶液を添加した後攪拌を続けながら窒素気
流で充分置換を行なった。溶媒の沸点で6時間重合を行
なった。混合溶媒から水へのフラッシングを行なって目
的の共重合体の水溶液を得た。このものを凍結乾燥し、
本発明の高分子6を得た。
【0031】
【化18】 2,2,2,2’,2’,2’−ヘキサフルオロイソプ
ロピルアクリレート
【0032】<実施例7> 本発明の高分子の物性(溌水・溌油性) 高分子1〜6の5%水溶液をろ紙上に滴下し乾燥してろ
紙にポリマー膜をキャストする。このろ紙にキャストし
たポリマー膜上に水および油(オリーブ油)を滴下し接
触角を測定した。高分子1〜6の測定値は水に対しても
油に対しても60度から70度で48時間全く変化しな
かった。又、溶状については、高分子2〜6が特に水溶
性が優れていた。
【0033】<実施例8> 本発明の高分子の物性 高分子1〜6について、実施例7と同様にキャスト膜を
作成し、これを2回軽くもんで、同様に試験したが同様
の結果であった。これより、本発明の高分子の被膜が、
可塑剤なしでも十分に可塑性を有していることが明白で
ある。
【0034】<実施例9> 本発明の高分子の被膜 濾紙を布(テトロン(登録商標))に変えて実施例8同
様の試験を行ったが、同様の結果が得られた。
【0035】<実施例10、11>以下に示す処方に従
って、本発明の組成物である水中油クリーム(化粧料)
を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加
熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで
粒子を均一化した後、撹拌冷却してクリームを得た。こ
のものについて、高分子を保水性が高いことで知られて
いるヒアルロン酸ナトリウムに置換した比較例1を作成
し、肌荒れに悩む人1群10名、計30名のパネラーを
用いて、3週間の連続使用に於ける肌荒れ改善の評価を
行った。結果を出現例数として、表1に示す。これよ
り、本発明の化粧料に於いては、その優れた被膜によ
り、損傷した角層機能を補い、肌荒れを改善するする作
用に優れることがわかる。ここで肌荒れ改善作用の評価
基準は、++:著しく改善、+:明らかに改善、±:や
や改善、−:改善せずであった。又、化粧料などにアク
リル系の高分子成分を含有させ、可塑剤を含有させない
場合、その被膜特性により、突っ張った感触を発現する
ことがしばしばあるが、本発明の化粧料に於いてはこの
様な突っ張り感は全くなかった。これは、本発明の化粧
料の必須成分である高分子化合物が優れた可塑性を有し
ているためである。 イ 蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部 ワセリン 1 重量部 ラノリン 3 重量部 流動パラフィン 8 重量部 低粘度シリコーン 10 重量部 ステアリルアルコール 0.5 重量部 ステアリン酸 0.55重量部 ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部 ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2 重量部 ロ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 コポリマー* 1 重量部 水酸化カリウム 0.05重量部 水 61.4 重量部 *詳細は表1に記す。
【0036】
【表1】
【0037】<実施例12> (比較例2のコポリマー製造) 冷却器、攪拌機、窒素導入管付きフラスコにメチルポリ
オキシエチレン(23)メタクリレート24.3g、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート12.0g、メチルメタ
クリレート17.7g、10,10,10,9,9,
8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−ヘ
プタデカフルオロデカニルアクリレート6g、及びイソ
プロピルアルコール180ml,水120mlの混合溶
媒を採り攪拌混合した。これに、過硫酸アンモニウム
0.7gを水10mlに溶解した溶液を添加した後攪拌
を続けながら窒素気流で充分置換を行なった。80℃に
加熱し12時間重合を行なった。水酸化ナトリウム水溶液
でpHを7.0に調節した後イソプロピルアルコールを
除去して目的の共重合体の水溶液を得た。このものを凍
結乾燥し、比較例2のコポリマーとした。 (比較例2のコポリマー製造)冷却器、攪拌機、窒素導
入管付きフラスコにメチルポリオキシエチレン(23)
メタクリレート24.3g、ヒドロキシエチルメタクリ
レート12.0g、メチルメタクリレート19.7g、
10,10,10,9,9,8,8,7,7,6,6,
5,5,4,4,3,3−ヘプタデカフルオロデカニル
アクリレート4g、及びイソプロピルアルコール180
ml,水120mlの混合溶媒を採り攪拌混合した。こ
れに、過硫酸アンモニウム0.7gを水10mlに溶解
した溶液を添加した後攪拌を続けながら窒素気流で充分
置換を行なった。80℃に加熱し12時間重合を行なっ
た。水酸化ナトリウム水溶液でpHを7.0に調節した
後イソプロピルアルコールを除去して目的の共重合体の
水溶液を得た。このものを凍結乾燥し、比較例3のコポ
リマーとした。上記比較例2及び3のコポリマー並びに
上記実施例実施例3の本発明のコポリマー3を用いて、
ネイルカラーを作成した。即ち、下記の処方に従い、処
方成分を攪拌し、良く混和させた後、ロール掛してネイ
ルカラーを得た。このものは40℃で2ヶ月保管し安定
性を確かめた。更に、プラスチック板に塗布し、24時
間水に浸漬した後、3Hの鉛筆による擦過試験を行っ
た。これらの結果を表2に示す。これらの結果より、本
発明のコポリマーとしては、一般式(I)に表されるモ
ノマーを構成モノマーとして7〜9.5重量%含有する
のが好ましいことがわかる。 (処方) コポリマー** 20重量部 水 75重量部 顔料 5重量部 **表2に詳細を記す。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、化粧料に代表される皮
膚外用剤等の生体表面の処理剤として有用な、水性担体
中で一様に溶解していて、塗布後は優れた耐水性のある
被膜を形成する、高分子を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA17 BB31 EE10 EE12 EE48 4C083 AB032 AC012 AC022 AC072 AC122 AC182 AC242 AC422 AD091 AD152 AD222 CC01 CC05 DD33 EE12 4J027 AC02 AC03 AC04 BA07 BA08 CD07 4J100 AL08P AL08Q BA03Q BA05P BA08P BB12Q BB18Q BC43Q CA04 DA36 DA38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)に表されるモノマーから選
    ばれる1種乃至は2種以上と一般式(II)に表される
    モノマーから選ばれる1種乃至は1種以上とを構成モノ
    マーとして含有するコポリマーにおいて、前記一般式
    (I)に表される化合物の含有量が、全構成モノマーに
    対して、7〜9.5重量%であることを特徴とする、コ
    ポリマー。 【化1】 一般式(I) (但し、式中R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、R2はフッ素原子を有する炭素数1〜20
    のアルキル基を表す。) 【化2】 一般式(II) (但し、式中R3は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、R4はアルキルオキシ基、アシロキシ基又
    は水酸基を有していても良い、炭素数2〜4のアルキル
    基を表し、R5は水素原子、芳香族乃至は脂肪族の炭素
    数1〜8の炭化水素基又はアシル基を表し、nは1〜4
    0の数値を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(II)に表されるモノマーの含
    有量が、総量でモノマー全量に対して、30〜90.5
    重量%であることを特徴とする、請求項1に記載のコポ
    リマー。
  3. 【請求項3】 一般式(I)に表されるモノマーが全
    て、一般式(III)に表されるモノマーであることを
    特徴とする、請求項1又は2に記載のコポリマー。 【化3】 一般式(III) (但し、式中R6は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、Oは1〜4の数値を表し、Pは1〜10の
    数値を表し、R7はフッ素原子又は水素原子を表す。)
  4. 【請求項4】 一般式(II)に表されるモノマーが、
    全て一般式(IV)に表されるものであることを特徴と
    する、請求項1〜3何れか1項に記載のコポリマー。 【化4】 一般式(IV) (但し、式中R8は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、R9は炭素数1〜8の芳香族乃至は脂肪族
    の炭化水素基又は水素原子を表し、Qは5〜30の数値
    を表す。)
  5. 【請求項5】 水溶性と可塑性とを有することを特徴と
    する、請求項1〜4何れか1項に記載のコポリマー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5何れか1項に記載のコポリ
    マーを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 化粧料であることを特徴とする,請求項
    6に記載の皮膚外用剤。
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