JP2001315986A - スナップフィットはずれ防止部材 - Google Patents

スナップフィットはずれ防止部材

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JP2001315986A
JP2001315986A JP2000138772A JP2000138772A JP2001315986A JP 2001315986 A JP2001315986 A JP 2001315986A JP 2000138772 A JP2000138772 A JP 2000138772A JP 2000138772 A JP2000138772 A JP 2000138772A JP 2001315986 A JP2001315986 A JP 2001315986A
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Hideki Sueoka
秀規 末岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送時の落下や振動によってスラスト固定さ
れた部品が外れることを防止可能なスナップフィットは
ずれ防止部材を提供する。 【解決手段】 シート搬送装置の分離ユニット5aで、
フィードローラ3及びワンウェイクラッチ84の係止爪
3a、84aと、フィード軸82の外周に設けられた係
止溝82a、82bを係止するスナップフィット機構に
おいて、スナップフィットはずれ防止部材85をフィー
ドローラ3、ワンウェイクラッチ84間に着脱自在に装
着する。スナップフィット外れ防止部材85のスラスト
ガタW1は、スナップフィット爪幅W2よりも狭く設定
されているので、係止爪3a、84aがスラスト方向へ
移動して係止溝82a、82bから外れることを防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置の
分離ユニットにおいて、フィード軸とフィードローラ、
ワンウェイクラッチ等を係止するスナップフィット機構
を保護するためのスナップフィットはずれ防止部材に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器の分野においても工業製
品(装置、部品)のリサイクル化が求められている。例
えば、画像読取装置に具備された自動原稿搬送装置で
は、部品の分解に工具を必要とするEリング等の締結方
法は減少傾向にあって、組立性の向上やコストダウンを
目的としたスナップフィット等の軽固定が増加してい
る。
【0003】この種の装置として関連するものには、特
開平7−91131号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
スナップフィット等によって軽固定とした場合には、そ
の固定強度に関して課題が残る。例えば、画像読取装置
や画像形成装置に搭載された自動原稿搬送装置で、フィ
ード軸に対し、フィードローラやワンウェイクラッチ等
をスナップフィットによってスラスト固定した場合は、
軸方向に衝撃があり、かつスナップフィットの逃げ方向
に荷重がかかると、スナップフィット部が外れてしま
う。この問題は、商品の実使用中ではなく、輸送中に軸
方向での落下で発生する場合が圧倒的に多い。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、輸送時の落下や振動によってスラスト固定された部
品が外れることを防止可能なスナップフィットはずれ防
止部材及びシート搬送装置を提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
回転軸の外周に設けられた係止溝と、前記回転軸に支持
された複数の回動部材に設けられた係止爪とからなるス
ナップフィット機構に、着脱自在に装着されたスナップ
フィットはずれ防止部材であって、前記スナップフィッ
ト機構によって回転軸に係止された複数の回動部材の間
で、係止爪が所定量以上、スラスト方向へ移動するのを
規制することを特徴とする。
【0007】スナップフィット機構の係止爪が係止溝の
幅以上にスラスト方向へ移動するのを規制することによ
って、輸送時の落下や振動によって係止爪が外れ、スラ
スト固定された部品が外れることを防止する。
【0008】請求項2に係る発明は、積載されたシート
を分離搬送するシート搬送装置の本体と着脱可能に構成
された分離ユニットで、フィードローラ及びワンウェイ
クラッチの係止爪と、前記フィードローラ及びワンウェ
イクラッチを回転可能に支持するフィード軸の外周に設
けられた係止溝を係止するスナップフィット機構のスナ
ップフィットはずれ防止部材であって、フィードロー
ラ、ワンウェイクラッチ間に装着され、前記係止爪が係
止溝の幅以上にスラスト方向へ移動するのを規制するこ
とを特徴とする。
【0009】フィードローラ、ワンウェイクラッチとフ
ィード軸とのスナップフィット部にスナップフィットは
ずれ防止部材を挟むことで、係止爪のスラスト方向への
移動を規制し、スナップフィットガタ(フィードロー
ラ、ワンウェイクラッチとスナップフィットはずれ防止
部材との隙間)を詰めて、スナップフィットはずれを防
止する。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2におい
て、前記フィードローラ、ワンウェイクラッチ間のフィ
ード軸周りを被覆し、スラスト方向におけるフィードロ
ーラ、ワンウェイクラッチ間の間隔とスナップフィット
はずれ防止部材の長さとの差が、前記係止爪の幅よりも
小さく設定されたことを特徴とする。
【0011】前記スナップフィットガタが前記係止爪の
幅(あるいは、係止溝の幅)よりも小さくなるように、
スナップフィットはずれ防止部材を形成することによ
り、スナップフィットはずれ防止部材の着脱を容易にす
ると共に、係止爪がスラスト方向へ移動して係止溝から
外れるのを確実に防止する。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項2におい
て、前記フィード軸方向に渡る切欠きを有し、スナップ
フィット機構への装着時には、前記切欠きの開口側が下
向きになり、分離ユニットの取り付け時には、前記切欠
きの開口側が上向きになることを特徴とする。
【0013】装着時には、スナップフィットはずれ防止
部材の開口側を下向きとすることで、スナップフィット
はずれ防止部材を確実にスラスト装着する。一方、実使
用時にスナップフィットはずれ防止部材を取り外すこと
は、取扱説明書等に記載されているが、外し忘れを防げ
ない場合も多い。この対策として、分離ユニットの取り
付け時には、スナップフィットはずれ防止部材の開口側
を上向きとすることで、スナップフィットはずれ防止部
材を自然落下させ、外し忘れによる不具合を防止する。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項4におい
て、前記スナップフィットはずれ防止部材の径方向断面
がコの字又はU字形状であることを特徴とする。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項4又は5に
おいて、前記フィード軸周りに回転することを規制する
回転規制手段を有することを特徴とする。
【0016】装着時にはその開口側が下向きとなり、分
離ユニットの使用時にはその開口側が上向きとなるよう
に、前記回転規制手段によってスナップフィットはずれ
防止部材の姿勢を保持することで、前述のように確実に
スラスト装着すると共に外し忘れによる不具合を防止す
る。
【0017】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれかにおいて、前記スナップフィットはずれ防止部材
を装着した状態で分離ユニットを梱包する際、梱包箱の
一面に当接してスナップフィットはずれ防止部材を固定
する部材固定手段を有し、該部材固定手段により、梱包
箱内でスナップフィットはずれ防止部材が分離ユニット
から脱離しないように固定することを特徴とする。
【0018】特別な固定部材を設けることなく、部材形
状によって分離ユニットの輸送中に梱包箱内でスナップ
フィットはずれ防止部材が外れることを防止する。
【0019】請求項8に係る発明は、シート搬送装置に
おいて、請求項2〜7のいずれかに記載のスナップフィ
ットはずれ防止部材を着脱可能な分離ユニットを備えた
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用い、本発明の一実
施形態を説明する。図1に、本発明の第1の実施形態に
係る画像読取装置の構成を示す。画像読取装置100
は、装置本体に装着された原稿搬送部(シート搬送装
置)5によって読取位置9に搬送される、原稿Dの画像
面を装置本体の画像読取部70の光源7によって照射
し、その原稿の光像をミラー8及びレンズ10等の光学
系を介して、読取センサであるCCD11上に結像して
その画像を読み取るものである。
【0021】この原稿搬送部5は、ピックアップローラ
2、フィードローラ3、分離ローラ4、搬送ドラム6等
から構成され、原稿トレイ1上に画像面を上向きにして
載置された原稿束の最上位から読取位置9へ搬送する。
また、ピックアップローラ2、フィードローラ3、等の
給紙部材は、ブラケット83(図2に示す)に保持され
て分離ユニット5aを形成している。原稿トレイ1の給
紙方向先端の上部には、原稿セットを検知するための原
稿センサ65が設けられている。また、フィードローラ
3と搬送ドラム6との間の搬送路上には搬送ジャム検知
用のジャムセンサ66が設けられている。また、読取位
置9近傍の上流側には読取センサ67が設けられ、この
読取センサ67からの信号によって制御ユニット(図示
せず)は原稿の読取開始タイミングを決めている。さら
に、排紙ローラ13の上流近傍には排紙センサ68が設
けられ、この排紙センサ68からの信号によって前記制
御ユニットは原稿への印字開始タイミングを決めてい
る。なお、これらのセンサ65〜68は光学式反射形セ
ンサで構成されている。
【0022】フィードローラ3は、図示しない給紙モー
タ(パルスモータ)により給紙方向に駆動され、分離ロ
ーラ4は前記給紙モータにより給紙と逆方向に回転駆動
され、原稿トレイ1上の最上位の原稿に対し、その下の
原稿を分離して最上位の原稿のみを給紙する分離動作を
行うように構成されている。この分離ローラ4は、図示
しないトルクリミッタを介して分離コロ軸に支持されて
おり、そのトルクリミッタのトルクよりも大きい外力が
分離ローラ4に与えられると給紙と逆方向に回転し、そ
のトルクよりも小さい外力が与えられても給紙と逆方向
に回転しないように構成されている。
【0023】また、図2に示すように、ワンウェイクラ
ッチ84、フィードローラ3、ブラケット83は、フィ
ード軸82に支持されている。このフィードローラ3と
ワンウェイクラッチ84に設けられた係止爪(プラスチ
ック等の弾性部材からなる)3a、84aと、フィード
軸82の外周に設けられた係止溝82a、82bを係止
することで、フィードローラ3とワンウェイクラッチ8
4はフィード軸82にスラスト方向の位置をスナップフ
ィット固定され、前述のようにユニットを形成してい
る。また、係止爪3a、84aと係止溝82a、82b
がスナップフィット機構を形成している。
【0024】ここで、フィードローラ3のフィード軸8
2にはワンウェイクラッチ84が設けられ、そのフィー
ド軸82がフィードローラ3及びワンウェイクラッチ付
フィードギヤを軸支するように構成されている。このワ
ンウェイクラッチ付フィードギヤには、ピックアップロ
ーラ2のローラ軸がギヤを介して連結されているので、
前記給紙モータが給紙方向に駆動する場合はフィードロ
ーラ3が給紙方向に回転すると共に、ピックアップロー
ラ2も給紙方向に従動する。一方、前記給紙モータが給
紙方向と逆方向に駆動する場合はワンウェイクラッチ8
4の作動によって、フィードローラ3への駆動力伝達は
行われず、ピックアップローラ2への駆動力伝達も行わ
れないので、ピックアップローラ2は従動しない。
【0025】画像読取部70は、画像面下向きの原稿が
読取位置9に達すると所定のタイミングで光源7により
コンタクトガラス69下方から画像面を照射し、その反
射光は複数のミラー8によりレンズ10へと導かれて収
束され、CCD11に入光する。そして、原稿が搬送ド
ラム6の搬送力によって排紙方向(図1中の右方)へ搬
送されることによって、CCD11に入光する反射光は
原稿の副走査方向に走査される。さらに、入光した反射
光はその強度に応じてアナログ信号に光電変換され、画
像データとして読み取られる。このCCD11は、原稿
の主走査方向の1ラインに対応させてアレー状に配列さ
れており、ラインセンサを形成している。
【0026】さて、前述のようにフィード軸82にスナ
ップフィットでスラスト固定されたフィードローラ3及
びワンウェイクラッチ84は、ピックアップローラ2と
共にブラケット83に保持され、ユニット化されている
ので、出荷や組立に伴う輸送中にスナップフィットが外
れないように、断面U字形状のスナップフィット外れ防
止部材85(図3に示す)をフィード軸82(ワンウェ
イクラッチ84とフィードローラ3の間)に装着して輸
送する。ここで、図4に示すように、スナップフィット
外れ防止部材85のスラストガタ(ワンウェイクラッチ
84とスナップフィットはずれ防止部材85との隙間)
W1は係止爪幅W2(あるいは、係止溝82a、82b
の幅)よりも狭く設定されているので(W2>W1>
0)、スナップフィット外れ防止部材85がフィード軸
82から着脱自在であると共に、フィード軸方向の衝撃
やスナップフィットの逃げ方向への荷重を緩衝し、フィ
ードローラ3及びワンウェイクラッチ84の係止爪3
a、84aがフィード軸82の係止溝82a、82bか
ら輸送中に外れることを回避する。
【0027】また、図5に示すように、前記分離ユニッ
ト5aを装置本体に装着する場合、矢印方向、に操
作するが、ピックアップローラ2及びフィードローラ3
のローラ面(ブラケット83から露出する側)を下方に
向けるので、スナップフィット外れ防止部材85の開口
側が上向きとなり、スナップフィット外れ防止部材85
は自然落下する。この場合、図5中の下向き方向が図4
に示す矢印方向(脱離方向)に相当する。従って、分離
ユニット取付作業時にスナップフィット外れ防止部材8
5の外し忘れを防止することができる。
【0028】ここで、本実施形態に拘わらず、図6に示
すように断面コの字形状のスナップフィット外れ防止部
材86を用いてもよい。
【0029】また、本実施形態に拘わらず、図7に示す
ように断面略U字でフィード軸周りにカラー状の回り止
め部87a及び固定部87bを有する、スナップフィッ
ト外れ防止部材87を用いてもよい。この回り止め部8
7aによってU字部分(あるいは、コの字部分)の姿勢
を保持し、分離ユニット取り付け時、スナップフィット
はずれ防止部材87の開口側が確実に上向きとなるよう
にする。さらに、図8に示すように、輸送時に前記分離
ユニット5aを梱包箱90で梱包する際、梱包箱90の
一面が固定部87bと当接し、スナップフィット外れ防
止部材87の離脱方向(図4の矢印方向)を押さえるこ
とによって、テープ等の固定手段を用いることなく、ス
ナップフィット外れ防止部材87を確実に固定すること
ができる。
【0030】さらに、前述の実施形態に拘わらず、本発
明を画像形成装置に搭載されたシート搬送装置に適用
し、このシート搬送装置に着脱可能な分離ユニットを設
け、分離ユニット輸送時に前述のスナップフィットはず
れ防止部材85〜87を装着するようにしてもよい。
【0031】なお、前述の回り止め部87a等が回転規
制手段を構成し、固定部87b等が部材固定手段を構成
し、フィードローラ3、ワンウェイクラッチ84等が回
動部材を構成し、フィード軸82等が回転軸を構成す
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、回転軸の
外周に設けられた係止溝と、その回転軸に支持された複
数の回動部材に設けられた係止爪とからなるスナップフ
ィット機構において、着脱自在に装着されたスナップフ
ィットはずれ防止部材は、回転軸に係止された複数の回
動部材の間に挟まれ、係止爪が係止溝の幅以上にスラス
ト方向へ移動することを規制するので、スナップフィッ
ト機構によって係止された部材を含むユニットを輸送す
る際、落下や振動によって係止爪が外れ、スラスト固定
された部品が外れることを防止できる。
【0033】請求項2に係る発明によれば、シート搬送
装置の分離ユニットで、フィードローラ及びワンウェイ
クラッチの係止爪と、前記フィードローラ及びワンウェ
イクラッチを回転可能に支持するフィード軸の外周に設
けられた係止溝を係止するスナップフィット機構におい
て、着脱自在に装着されたスナップフィットはずれ防止
部材は、フィードローラ、ワンウェイクラッチ間に装着
され、前記係止爪がスラスト方向へ移動して係止溝から
外れるのを規制するので、外れやすいスナップフィット
部にスナップフィットはずれ防止部材を挟むことで、前
述のスナップフィットガタによる係止爪の過剰な移動を
抑制し、スナップフィット機構の脱離を防ぐことができ
る。
【0034】請求項3に係る発明によれば、請求項2に
おいて、前記フィードローラ、ワンウェイクラッチ間の
フィード軸周りを被覆し、スラスト方向におけるフィー
ドローラ、ワンウェイクラッチ間の間隔とスナップフィ
ットはずれ防止部材の長さとの差が、前記係止爪の幅よ
りも小さく設定されたので、係止爪のスラスト方向への
移動量を規制し、係止爪が係止溝から外れるのを確実に
防止できる。さらに、フィードローラ、ワンウェイクラ
ッチとスナップフィットはずれ防止部材との間に、着脱
自在となる程度の僅かな隙間(前述のスナップフィット
ガタ)を設けることで、スナップフィットはずれ防止部
材の信頼性をより向上させることができる。
【0035】請求項4に係る発明によれば、請求項2に
おいて、前記スナップフィット機構への装着時には、ス
ナップフィットはずれ防止部材の開口側が下向きにな
り、分離ユニットの取り付け時には、前記開口側が上向
きになるので、特に、使用時にはスナップフィットはず
れ防止部材が自然落下し、外し忘れを未然に防ぐことが
できる。
【0036】請求項5に係る発明によれば、請求項4に
おいて、前記スナップフィットはずれ防止部材の径方向
断面がコの字又はU字形状であるので、スナップフィッ
トはずれ防止部材の装着が容易であり、かつ分離ユニッ
ト取り付け時には軸部に滞留せず、自然落下するのに好
適である。
【0037】請求項6に係る発明によれば、請求項4又
は5において、前記フィード軸周りに回転することを規
制するので、装着時及び使用時の姿勢が安定し、特に使
用時にはスナップフィットはずれ防止部材の開口側が確
実に上向きとなり、自然落下し易い。
【0038】請求項7に係る発明によれば、請求項1〜
6のいずれかにおいて、前記スナップフィットはずれ防
止部材を装着した状態で分離ユニットを梱包する際、梱
包箱の一面に当接してスナップフィットはずれ防止部材
を固定するので、テープ等によってスナップフィットは
ずれ防止部材を分離ユニットに固定したり、パッキン等
を梱包箱に入れる必要がない。よって、梱包箱から分離
ユニットを取り出して組付けるという一連の操作で、ス
ナップフィットはずれ防止部材を安価かつ確実に取り外
すことができる。
【0039】請求項8に係る発明によれば、シート搬送
装置において、請求項2〜7のいずれかに記載のスナッ
プフィットはずれ防止部材を着脱可能な分離ユニットを
備えたので、シート搬送装置の出荷や組立に伴う輸送
時、前述のように落下や振動によって分離ユニットにス
ラスト固定された部品が外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の
構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る分離ユニットの
構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るスナップフィッ
トはずれ防止部材の形状を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る分離ユニットに
スナップフィットはずれ防止部材を装着した場合を示す
図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る分離ユニットの
取付動作を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るスナップフィッ
トはずれ防止部材の形状を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るスナップフィッ
トはずれ防止部材の形状を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るスナップフィッ
トはずれ防止部材を梱包する場合を示す図である。
【符号の説明】
2 ピックアップローラ 3 フィードローラ 3a、84a 係止爪 5a 分離ユニット 82 フィード軸 82a、82b 係止溝 84 ワンウェイクラッチ 85〜87 スナップフィットはずれ防止部材 87a 回り止め部 87b 固定部 90 梱包箱

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の外周に設けられた係止溝と、前記
    回転軸に支持された複数の回動部材に設けられた係止爪
    とからなるスナップフィット機構に、着脱自在に装着さ
    れたスナップフィットはずれ防止部材であって、 前記スナップフィット機構によって回転軸に係止された
    複数の回動部材の間で、係止爪が所定量以上、スラスト
    方向へ移動するのを規制することを特徴とするスナップ
    フィットはずれ防止部材。
  2. 【請求項2】積載されたシートを分離搬送するシート搬
    送装置の本体と着脱可能に構成された分離ユニットで、
    フィードローラ及びワンウェイクラッチの係止爪と、前
    記フィードローラ及びワンウェイクラッチを回転可能に
    支持するフィード軸の外周に設けられた係止溝を係止す
    るスナップフィット機構のスナップフィットはずれ防止
    部材であって、 フィードローラ、ワンウェイクラッチ間に装着され、前
    記係止爪が係止溝の幅以上にスラスト方向へ移動するの
    を規制することを特徴とするスナップフィットはずれ防
    止部材。
  3. 【請求項3】前記フィードローラ、ワンウェイクラッチ
    間のフィード軸周りを被覆し、スラスト方向におけるフ
    ィードローラ、ワンウェイクラッチ間の間隔とスナップ
    フィットはずれ防止部材の長さとの差が、前記係止爪の
    幅よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項2に
    記載のスナップフィットはずれ防止部材。
  4. 【請求項4】前記フィード軸方向に渡る切欠きを有し、
    スナップフィット機構への装着時には、前記切欠きの開
    口側が下向きになり、分離ユニットの取り付け時には、
    前記切欠きの開口側が上向きになることを特徴とする請
    求項2に記載のスナップフィットはずれ防止部材。
  5. 【請求項5】前記スナップフィットはずれ防止部材の径
    方向断面がコの字又はU字形状であることを特徴とする
    請求項4に記載のスナップフィットはずれ防止部材。
  6. 【請求項6】前記フィード軸周りに回転することを規制
    する回転規制手段を有することを特徴とする請求項4又
    は5に記載のスナップフィットはずれ防止部材。
  7. 【請求項7】前記スナップフィットはずれ防止部材を装
    着した状態で分離ユニットを梱包する際、梱包箱の一面
    に当接してスナップフィットはずれ防止部材を固定する
    部材固定手段を有し、 該部材固定手段により、梱包箱内でスナップフィットは
    ずれ防止部材が分離ユニットから脱離しないように固定
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    スナップフィットはずれ防止部材。
  8. 【請求項8】請求項2〜7のいずれかに記載のスナップ
    フィットはずれ防止部材を着脱可能な分離ユニットを備
    えたことを特徴とするシート搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012041115A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 回転伝達機構及び給紙装置

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