JP2001314596A - 遊技機およびその図柄表示方法 - Google Patents

遊技機およびその図柄表示方法

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JP2001314596A
JP2001314596A JP2000137924A JP2000137924A JP2001314596A JP 2001314596 A JP2001314596 A JP 2001314596A JP 2000137924 A JP2000137924 A JP 2000137924A JP 2000137924 A JP2000137924 A JP 2000137924A JP 2001314596 A JP2001314596 A JP 2001314596A
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JP2000137924A
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Masafumi Mineno
雅史 峰野
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示装置を備える遊技機の「リーチ」状
態における遊技の単調さを防止して興趣を向上させる遊
技機およびその図柄表示方法を提供すること。 【解決手段】 遊技球が遊技領域120の始動口114に入賞
することにより作動する図柄表示装置121は、複数の図
柄を表示する図柄表示領域122〜124よりなる第1図柄表
示部と、この第1図柄表示部の表示図柄が「リーチ」状
態のとき「大当り演算リーチ」(図2(A)〜(D)参
照)および「外れ演算リーチ」(図3(A)〜(D)参
照)の変動する演算表示を行う図柄表示領域125である
第2図柄表示部を有する。これにより、図柄表示装置12
1の第1図柄表示部および第2図柄表示部に遊技者の注
意を引きつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機、特に遊技球
を遊技領域内に打ち出して始動口に入賞させて図柄表示
装置を作動させて遊技するパチンコ機等の遊技機および
その図柄表示装置に表示される図柄の表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遊技球を遊技領域に打ち出して遊技領域
内に配置された複数の入賞装置に入賞されて図柄表示装
置を作動させ遊技者に有利な「大当り」状態を得て遊技
するパチンコ機等の遊技機は、大衆娯楽として広く普及
しており、その愛好者または遊技者人口は極めて多い。
【0003】このような遊技機に関する一般的な従来技
術は、特開平11−169521号公報および特開平7
−241368号公報の「パチンコ機」などの多くの特
許公報に開示されている。例えば、特開平11−169
521号公報に開示される従来の遊技機は、図6および
図7に示すような構成を有する。図6は、このような従
来の遊技機の遊技盤を示す正面図であり、図7はその一
部分であるセンターケースの拡大図である。
【0004】図6に示す遊技機の遊技盤1は、略円形の
遊技領域3、センターケース4、普通図柄始動ゲート1
3、始動口14、可変開口役物15、開閉翼片16および入賞
装置22を有する。また、入賞装置22は、大入賞口23、
蓋体24および中央の特定領域25より構成される。遊技領
域3の左側には、円弧状のガイドレール30が設けられて
いる。
【0005】また、図7に示すような遊技領域3の略中
央部に位置するセンターケース4内には、窓孔5、特別
図柄表示装置6、特別図柄始動記憶数表示装置8、3個
のLED(発光ダイオード)11a〜11cより構成される
普通図柄表示装置10および普通図柄始動記憶表示装置12
が設けられている。特別図柄表示装置6には、特別図柄
A、BおよびCが変動表示されるよう構成されている。
【0006】次に、ガイドレール30に沿って、左下方か
ら上方に遊技球(図示せず)が遊技領域3内に打ち込ま
れる。この遊技球が普通図柄作動ゲート13を通過する
と、この普通図柄作動ゲート13内に設けられた普通図柄
作動スイッチ(図示せず)から球検出信号が発生し、普
通図柄表示装置10が図柄変動する。普通図柄表示装置10
を構成するLED11a〜11cの点灯/消灯状態の組み合
わせにより、遊技者への利益量を変化する「当り」およ
び「外れ」を表示する。また、普通図柄表示装置10が所
定の「当り」状態のとき、可変開口役物15の開閉翼片16
が所定時間開放し、始動口14への遊技球の入賞確率を高
める。そして、この始動口14に遊技球が入賞すると、特
別図柄表示装置6に表示される特別図柄A、BおよびC
を変動させる。この特別図柄表示装置6に停止表示され
る特別図柄A〜Cの特定の組み合わせにより入賞装置22
を作動させる。
【0007】以上のように、従来の遊技機は、図柄表示
部に「当り」図柄が停止表示されると、遊技者に特別な
遊技状態を付与する。そして、「当り図柄」となる可能
性の生じたリーチとなった場合等に、種々の演出をして
遊技者に「当り」となる期待感または射幸心を高めるよ
うにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の遊技機の図柄表示は単調であり、遊技者の興趣を十分
に高めることができないという課題があった。従って、
本発明の目的は、このような従来技術の課題を克服し
て、遊技者の「当り」の期待感を高めることにより興趣
を改善することが可能な遊技機およびその図柄表示方法
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、始動
口に遊技球を入賞することにより図柄表示装置に複数の
図柄を変動表示するよう構成されたものであって、この
図柄表示装置は略1列に配置された複数の図柄表示領域
よりなる第1図柄表示部と、この第1図柄表示部の複数
の図柄表示領域に表示される表示図柄がリーチ状態のと
き、残りの領域の図柄表示表示図柄を演算表示する第2
図柄表示部とを備えることを特徴とする。また、好適な
実施形態によると、図柄表示領域は略矩形状であり、上
述した第1図柄表示部の複数の図柄表示領域は下部に略
横1列に配置され、第2図柄表示部は上部に配置される
ことを特徴とする。第2図柄表示部に表示される図形の
演算は、加算(+)または減算(−)であることを特徴
とする。また、表示図柄として、数字または複数要素の
組み合わせで構成される特定の漢字を使用することを特
徴とする。
【0010】また、本発明の遊技機用図柄表示方法は、
略円形の遊技領域の略中央部に配置された図柄表示装置
を、遊技球の入賞により作動させて遊技する遊技機の図
柄表示方法であって、略1直線状に配置された複数の図
柄表示領域に表示される複数図柄をリーチ状態にするこ
とと、残りの図柄表示領域に表示される最後の図柄を演
算表示することと、その後この演算結果を最後の図柄と
して図柄表示領域に表示することとよりなることを特徴
とする。好適な実施形態では、最後の図柄としての演算
表示は、リーチ状態の図柄表示部の近傍に行うことを特
徴とする。複数の図柄表示領域に選択表示された表示図
柄がリーチ状態でない場合には、上述した演算表示は行
わないことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遊技機および
その図柄表示方法の好適な実施形態の構成および動作
を、添付図を参照して詳細に説明する。
【0012】先ず、図1は、本発明による遊技機の好適
な実施形態の全体構成を示す正面図である。この遊技機
100は、上方中央部の略円形の遊技領域110、この遊技領
域110の下方に位置する遊技球供給部111および遊技機10
0の底部右側に配置され、遊技球(図示せず)を遊技領
域110内に打ち出す発射強度を調整する調節ノブ112を有
する。遊技領域110内には、遊技球の発射装置(図示せ
ず)から発射された遊技球を遊技領域110内に案内する
ガイドレール113、始動口114、大入賞口115、この大入
賞口115内の特定領域116および遊技領域110の略中央に
は位置されたセンターケース120を有する。
【0013】このセンターケース120内には、特別図柄
表示装置121が設けられている。この特別図柄表示装置1
21は、左図柄表示領域122、中図柄表示領域123および右
図柄表示領域124の3個の特別図柄表示領域(第1図柄
表示領域)を有する。
【0014】調節ノブ112を調整することにより、ガイ
ドレール113を介して遊技領域110内に打ち込まれる遊技
球の運動軌跡を制御して、遊技球を始動口114内に入賞
させる。この始動口114に遊技球が入賞すると、後述す
るように、乱数により特別図柄表示装置121に表示され
る特別図柄を決定する。特別図柄表示装置121の上述し
た第1図柄表示領域122〜124に表示される特別図柄が、
予め定めた所定図柄となると「大当り」となり、大入賞
口115が所定時間開放して、遊技者に有利(利益)状態
となる。その間に遊技球が特定領域116に入賞すると、
大入賞口115の開放を所定回数まで継続する。
【0015】次に、図2および図3を参照して、本発明
による遊技機および特別図柄表示方法の好適な実施形態
を説明する。先ず、図2(A)は、図1に示す特別図柄
表示装置121の拡大図であり、上述のように左図柄表示
領域122、中図柄表示領域123よび右図柄表示領域124よ
りなる第1図柄表示部が、下部に略横1列に配置され、
さらにその上方に上部図柄表示領域(第2図柄表示部)
125を有する。本発明の特定例では、左図柄表示領域122
には、例えば「3」、「5」および「7」の3種類の図
柄(数字)が選択的に表示される。同様に、中図柄表示
領域123にも、例えば「3」、「5」および「7」の3種
類の図柄(数字)から選択された1つの図柄が選択的に
表示される。一方、右図柄表示領域124には、「0」〜
「9」の10種類の図柄(数字)が選択的に表示され
る。
【0016】この特定例にあっては、特別図柄表示領域
121の3個の図柄表示領域122〜124に表示される図柄が
「333」、「555」および「777」の場合に「当
り」とし、図1に示す大入賞口115が開放するものとす
る。従って、図2(A)に示す場合は、左図柄表示領域
122に「7」および中図柄表示領域123にも「7」が表示
されているので、右図柄表示領域124に「7」が選択表
示されると「大当り」となるので、リーチ状態である。
このように、本明細書中では、複数(3個)の表示図柄
のうち「33」、「55」および「77」のように、最
後の1個の図形を除き全ての図形が一致する場合を、
「リーチ状態」とする。なお、図2(A)中には、右図
柄表示領域124の図柄が「変動中」であるので、3本の
矢印で示され、第2図柄表示部である上部図柄表示領域
125には何ら図柄が表示されていない(無表示であ
る)。
【0017】次に、図2(B)は、図2(A)に示す左
および中図柄表示領域122および123の表示図柄が「7
7」である「リーチ」状態で、右図柄表示領域124の図
柄として第2図柄表示部である上部図柄表示領域125に
図柄「5」および「2」が表示された場合を示す。その
後、図2(C)に示すように、上部図柄表示領域125の
「5」および「2」間に「+」が現れると、演算表示5
+2(=7)が行なわれる。この演算結果が、最後の図
柄として右図柄表示領域124に表示され、図2(D)に
示す「大当り」状態となる。従って、本発明による遊技
機およびその図柄表示方法によると、図2(A)の表示
から図2(B)の表示状態、さらに図2(C)に示す演
算表示状態を経て図2(D)の「大当り」状態に変動表
示される。そこで、遊技者は、単に左図柄表示領域122
および中図柄表示領域123の「リーチ状態」のみなら
ず、第2図柄表示部である上部図柄表示領域125に変動
する演算表示図柄にも注意を払う必要が生じる。なお、
「77」の「リーチ」状態の場合に「大当り」となるの
は、後述するように、上述した5+2以外に、6+1、
4+3および7+0がある。
【0018】次に、第1図柄表示部の左および中図柄表
示領域122、123の「リーチ」図柄が、「33」および
「55」の場合を、それぞれ図4(A)および(B)に
示す。即ち、図4(A)に示す「33」での「リーチ状
態」の場合には、2+1、3+0、5−2および6−3
の場合に「大当り」となる。また、図4(B)に示す、
「55」で「リーチ状態」となる場合には、4+1、3
+2、5+0および6−1の場合に「大当り」となる。
【0019】次に、図3(A)〜(D)を参照して、
「リーチ」状態から「外れ」になる場合を説明する。図
3(A)は、上述した図2(A)と同様に、第1図柄表
示部の左および中図柄表示領域122、123に「77」
の「リーチ状態」である。さらに、図3(B)も図2
(B)と同様に、第2図柄表示部である上部図柄表示領
域125に「52」が表示された場合を示す。次に、図3
(C)に示すように、「−」が上部図柄表示領域125の
図柄「5」と「2」間に表示され、その演算結果5−2
(=3)が、図3(D)に示すように、右図柄表示領域
124に表示され、特別図柄表示装置121の表示は「77
3」となる。これは、「777」でないので、「外れ」
となる。
【0020】次に、図2および図3に示すような特別図
柄表示方式を実現する具体例を説明する。先ず、「大当
り乱数」を説明する。例えば、0〜299の数字を使用
し、割り込み毎に+1を加算する。遊技球が始動口114
に入賞時にその値を記憶する。この「大当り乱数」の数
値により「大当り」または「外れ」を決定する。7なら
「大当り」であり、それ以外の場合には、「外れ」であ
る。従って、この場合の「当り」確率は1/300であ
る。この「大当り」の場合に使用されるのが「大当り図
柄乱数」である。例えば、0〜2の3種の乱数を使用
し、割り込み毎に+1して、遊技球が始動口114に入賞
時にその値を記憶する。その乱数値により、第1図柄表
示部(特別図柄表示領域)122〜124に停止表示される
「大当り図柄」を決定する。0の場合には「333」
を、1の場合には「555」を、また2の場合には「7
77」を表示する。
【0021】「リーチ選択乱数」は、「大当り乱数」が
7以外の「外れ」の場合に使用される。上述したよう
に、「リーチ選択乱数」は、例えば0〜9であり、割り
込み毎に+1して、遊技球が始動口114に入賞した時点
の乱数値を記憶する。この乱数値により「外れリーチ」
の有無を決定する。この「リーチ選択乱数」が3または
7の場合には「外れリーチあり」、それ以外(即ち、
0、1、2、4〜6、8および9)の場合には「外れリ
ーチなし」である。
【0022】次に、上述した「大当り乱数」が7以外
で、かつ「リーチ選択乱数」が3または7の何れかの場
合に使用される「リーチ図柄乱数」を説明する。この
「リーチ図柄乱数」は、例えば0〜26まであり、割り
込み毎に+1され、遊技球が始動口114に入賞時に記憶
する。この乱数値により、特別図柄表示装置121の第1
図柄表示部122〜124に停止表示される「外れリーチ図
柄」を決定する。そして、図5(A)に示すように、
「リーチ図柄乱数」が0〜8のとき、特別図柄表示装置
114の停止図柄は、それぞれ「330」、「331」、
「332」、…、「339」となる。また、「リーチ図
柄乱数」が9〜17のとき、特別図柄表示装置114の停
止図柄は、それぞれ「550」、「551」、「55
2」、…、「559」となる。さらに、「リーチ図柄乱
数」が18〜26のとき、特別図柄表示装置114の停止
図柄は、それぞれ「770」、「771」、「77
2」、「773」、…、「779」である。さらにま
た、「リーチ図柄乱数」が1、6、8、10、12、1
5、19、21および23のとき、それぞれ「外れ演算
リーチ」として、変動図柄である「2−1」、「5+
2」、「6+3」、「3−2」、「4−1」、「6+
1」、「4−3」、「5−2」および「6−1」が第2
図柄表示部である上部図柄表示領域125に演算表示され
る。
【0023】このように、特別の「リーチ図柄乱数」に
「外れ演算リーチ」を表示する理由は、これらの「外れ
演算リーチ」の符号「+」および「−」を取り替えるこ
とにより、「大当り」となるので、「リーチ状態」のと
き遊技者は常に第2図柄表示部125に注意を払い、かつ
遊技者に「大当り」の期待感を与えることが可能である
からである。この「外れ演算リーチ」は、0〜26の合
計27の「リーチ図柄乱数」のうち9乱数値の場合に現
れるので、その確率は1/3であり、相当高確率で現れ
ることに注目されたい。なお、図3は、「リーチ図柄乱
数」が21の場合を示す。
【0024】次に、図5(B)を参照して、「外れ図柄
乱数」を説明する。この「外れ図柄乱数」は、「大当り
乱数」が7以外で、かつ「リーチ選択乱数」が3および
7以外の場合に使用される。「外れ図柄乱数」は、0〜
59の合計60の乱数値であり、割り込み毎に+1し
て、遊技球が始動口114に入賞したとき、その値を記憶
する。「外れ図柄乱数」が0〜9のとき、特別図柄表示
装置121の第1図柄表示部である図柄表示領域122〜124
に、それぞれ停止図柄「350」、「351」、「35
2」、…、「359」を表示する。「外れ図柄乱数」が
10〜19のとき、それぞれ停止図柄「370」、「3
71」、「372」、…、「379」を表示する。「外
れ図柄乱数」が20〜29のとき、それぞれ停止図柄
「530」、「531」、「532」、…、「539」
が表示される。同様に、「外れ図柄乱数」が30〜39
のとき、それぞれ停止図柄「570」、「571」、
「572」、…、「579」が表示される。さらに、
「外れ図柄乱数」が40〜49のとき、それぞれ停止図
柄「730」、「731」、「732」、…、「73
9」が表示される。最後に、「外れ図柄乱数」が50〜
59のとき、それぞれ停止図柄「750」、「75
1」、「752」、…、「759」が表示される。
【0025】次に、上述した「大当り乱数」が7の場合
に使用される「演算パターン選択乱数」について説明す
る。この「演算パターン選択乱数」は、0〜3であり、
割り込み毎に+1され、遊技球が始動口114に入賞した
ときその乱数値を記憶する。この「演算パターン選択乱
数」の乱数値により、特別図柄表示装置121の第2図柄
表示部である上部図柄表示領域125に表示させる演算表
示図柄を下記のように決定する。
【0026】「大当り図柄乱数」が0、即ち「大当り図
柄」が「333」の場合には、図4(A)に示すとおり
である。即ち、0の場合には「2+1」、1の場合には
「3+0」、2の場合には「5−2」および3の場合に
は「6−3」の「大当り演算リーチ」を表示する。ま
た、「大当り乱数」が1、即ち「大当り図柄」が「55
5」の場合には、図4(B)に示す通りである。即ち、
0の場合には「4+1」、1の場合には「3+2」、2
の場合には「5+0」および3の場合には「6−1」の
「大当り演算リーチ」を表示する。最後に、「大当り図
柄」が2、即ち「大当り図柄」が「777」の場合に
は、図4(C)に示す通りである。即ち、0の場合には
「6+1」、1の場合には「5+2」、2の場合には
「4+3」および3の場合には「7+0」の「大当り演
算リーチ」を表示する。
【0027】次に、変動パターンについて説明する。上
述のように、「大当り乱数」で0〜299の乱数値から
7を選択すると、「大当り」であり、図4(A)〜
(C)に示すように、「演算パターン選択乱数」により
演算リーチを行い、「大当り図柄乱数値」に対応した
「大当り図柄」を停止表示する。また、「大当り乱数」
値が7以外で0〜9の「リーチ選択乱数」が3および7
で、0〜26の「リーチ図柄乱数」のうち1、6、8、
10、12、15、19、21および23の9個の乱数
値を選択すると(1/3の高確率)、「2−1」、「5
+2」、「6+3」、「3−2」、「4−1」、「6+
1」、「4−3」、「5−2」および「6−1」の演算
を上部図柄表示領域125に表示して「外れ演算リーチ」
を行い「外れリーチ図形」を停止表示する。「リーチ選
択乱数」値が3および7以外の場合には、通常リーチを
行い、「外れリーチ図形」を停止表示する。また、「大
当り乱数」値が7以外で「リーチ選択乱数」値が3およ
び7以外の場合には、通常停止で外れ図柄乱数に対応す
る外れ図柄を表示する。
【0028】以上、本発明による特別図柄表示装置およ
び表示方法の好適な実施形態の構成および動作を詳述し
た。しかし、このような実施形態は、本発明の単なる例
示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発
明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて、種々
の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解で
きよう。例えば、特別図柄表示装置121は、周知の液晶
表示装置その他のディスプレイパネルを使用可能であ
る。また、特別図柄表示装置121の第1図柄表示部122〜
124および第2図柄表示部125の配置は、縦、横または斜
め等の任意方向でも良い。さらに、上述の実施形態では
特別図柄として数字を使用したが、本発明はこれに限定
するものではない。例えば、「口」と「+」を組み合わ
せて「田」、「由」、「甲」、「古」、「叶」等とする
場合、「木」と「−」を組み合わせて「本」を得る、ま
た逆に「本」から「−」を差し引いて「木」を得る等の
特定の漢字を使用しても良い。
【0029】さらに、上述の実施形態では、最終的に停
止表示される図柄の表示方法を説明したが、例えば最終
的に停止表示されるまでの変動中に、一旦停止表示させ
る図柄として実施してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の遊技機およびその図柄表示方法によると、特別図柄
表示装置の第1図柄表示部の表示図柄が「リーチ状態」
のとき、第2図柄表示部に変動表示されている複数の図
柄から少なくとも2つの図柄を選択し、その選択された
複数の図柄を演算表示し、演算結果を表示に基づく新た
な図柄を表示することを特徴とする。従って、遊技が複
雑になり従来技術の単調さが解消または改善され、さら
に「外れ」の場合にも第2図柄表示部に演算表示される
ので、遊技者は図柄表示装置に一層注意を払う必要があ
るので、遊技者の興趣を高めることが可能になるという
実用上の顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の好適な実施形態の全体構
成を示す正面図、
【図2】図1に示す遊技機の「大当り」状態における図
柄表示装置の変動図柄表示状態を示す図、
【図3】図1に示す遊技機の「外れリーチ」状態におけ
る図柄表示装置の変動図柄表示状態を示す図、
【図4】図1に示す遊技機における3つの「大当り」状
態の「大当り演算リーチ」動作説明図、
【図5】図1に示す遊技機の(A)「外れ演算リーチ」
および(B)「通常外れ」動作説明図、
【図6】従来の遊技機の遊技盤全体を示す正面図、
【図7】図6に示す従来の遊技機の図柄表示装置部分の
拡大図である。
【符号の説明】 100 遊技機 110 遊技領域 114 始動口 120 センターケース 121 図柄表示装置 122〜124 第1図柄表示部 125 第2図柄表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動口に遊技球が入賞することにより図柄
    表示装置に複数の図柄を変動表示するよう構成された遊
    技機において、 前記図柄表示装置は、略1列に配置された複数の図柄表
    示領域よりなる第1図柄表示部と、該第1図柄表示部の
    前記複数の図柄表示領域に表示される表示図柄がリーチ
    状態のとき、残りの図柄表示領域の表示図柄を演算表示
    する第2図柄表示部とを備えることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】前記図柄表示装置は略矩形状であり、前記
    第1図柄表示部の前記複数の図柄表示領域は下部に横1
    列に配置され、前記第2図柄表示部は上部に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記第2図柄表示部に表示される図柄の演
    算は、加算(+)または減算(−)であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記表示図柄として数字または複数要素の
    組み合わせで構成される特定の漢字を使用することを特
    徴とする請求項1、2または3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】略円形の遊技領域の略中央部に配置された
    図柄表示装置を、遊技球の入賞により作動させて遊技す
    る遊技機の図柄表示方法において、 略1直線状に配置された複数の図柄表示領域に表示され
    る複数の図柄をリーチ状態にすることと、 残りの図柄表示領域に表示される最後の図柄を演算表示
    することと、 その後、該演算結果を前記最後の図柄として表示するこ
    ととよりなることを特徴とする遊技機の図柄表示方法。
  6. 【請求項6】前記最後の図柄としての演算表示は、前記
    リーチ状態の図柄表示部の近傍に行なわれることを特徴
    とする請求項5に記載の遊技機の図柄表示方法。
  7. 【請求項7】前記複数の図柄表示領域に選択表示された
    表示図柄がリーチ状態でない場合には、前記演算表示は
    行われないことを特徴とする請求項5または6に記載の
    遊技機の図柄表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014188011A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Sanei R & D Co Ltd 遊技機
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