JP2001311920A - 2つの制御ループを含む光減衰器 - Google Patents

2つの制御ループを含む光減衰器

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JP2001311920A
JP2001311920A JP2001085388A JP2001085388A JP2001311920A JP 2001311920 A JP2001311920 A JP 2001311920A JP 2001085388 A JP2001085388 A JP 2001085388A JP 2001085388 A JP2001085388 A JP 2001085388A JP 2001311920 A JP2001311920 A JP 2001311920A
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attenuator
radiation
attenuation
input
interruption
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JP2001085388A
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Roger Warwick Brown
ワーウィック ブラウン ロジャー
Earl Anthony Dennis
アンソニー デニス アール
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BAE Systems Electronics Ltd
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Marconi Communications Ltd
Marconi Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/293Signal power control
    • H04B10/2931Signal power control using AGC

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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 減衰器を伝搬する放射が減衰器の温度に依存
した減衰を受けるような特性を有する光減衰器を提供す
る。 【解決手段】 光減衰器モジュール210、光分割器2
20、検出器240、及び制御装置250を備えた、光
学減衰器200を提供する。入力放射Piは減衰モジュ
ール210で受けられて、同モジュールは入力放射を減
衰させて対応する減衰した放射Poを発生するように動
作する。検出器240は減衰した放射の一部0.1Po
を受けて、対応する電気信号T1を発生するように動作
する。信号T1は、制御ユニット250によって第1の
帰還ループ262を介して減衰モジュール210を調節
するように作用して、減衰モジュール210を調節して
減衰した放射の放射パワーを所定レベルに維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの制御ループを
含む光減衰器に関し、減衰器は光パワーの制御が必要で
ある光通信装置における使用に適している。さらにま
た、本発明は2つの制御ループを使用して光減衰器を制
御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】在来の光通信装置はノード間の通信トラ
フィックを伝えるために光ファイバー導波路によって相
互に連結された複数のノードを備えている。そのような
装置では、波長分割多重送信(WDM)を使うのが現在
の慣例であり、導波路に沿って伝搬される光の放射は互
いに異なる振動数を持った多くの波長バンドに分配され
る放射成分から構成され、各成分が通信トラフィックの
関連する部分を運ぶ。装置の様々なノードには光増幅が
含まれて放射パワーレベルを維持し、それによりSN比
を改善して可能な限り通信範囲を広げる。そのような光
増幅は従来、光ポンプ式のエルビウムがドープされた光
ファイバーアンプ(EDFA)によって提供される。E
DFAは本来非線形の装置であり、従って、それに提供
される入力放射が妥当な動作範囲の中にあることが重要
である。入力放射パワーが不十分だと、装置の敷居値効
果をもたらして、装置から出力される増幅された放射は
不安定な変動を受ける。逆に入力放射が過剰だと、装置
で利用可能なレーザーポンプパワーは有限であるため
に、装置の中で飽和効果をもたらす。不十分な入力放射
パワーと過剰な入力放射パワーとの両方についての装置
の特性は、装置によって増幅された放射で伝えられるデ
ータにエラーを導入させることとなり、装置の顧客が通
信の高度の信頼性を要求する通信装置にとって、そのよ
うなエラーの導入は重大な問題である。
【0003】前述の問題に対処するために在来の慣例で
は、各EDFAの前で線路整合(LBO)減衰器を使っ
て、EDFAに供給される入力放射がEDFAが放射伝
搬にエラーを導入せずに機能する範囲の中にあることを
確実にしている。さらに在来の慣例では、減衰器からE
DFAへ提供される放射パワーをモニターして、EDF
Aへの最適なパワー入力に対応する基準レベルとそれを
比べて、その後で、減衰器によって提供される減衰を負
帰還回路によって調節して、EDFAに入力される放射
パワーを公称の基準レベルに維持する。
【0004】関連する4EDFAの前にLBO減衰器を
接続されて備えたそのような装置は、比較的静的な状況
においては、減衰器へ入力される光パワーの変動が徐々
に起こるので、減衰器とその関連する帰還回路が変動を
追跡することができて、実際に満足に動作する。しかし
ながら従来の通信装置では、例えば装置が新しい引込み
線を追加して回線多重化装置を組込むために再構成され
ているとき、供給される光パワーの突然の中断が発生す
ることがある。
【0005】そのような中断が発生したとき、減衰器に
関連する帰還回路は、中断が入力放射パワーが実質的に
ゼロレベルであるのと類似しているために、減衰器によ
って提供される減衰を抑えることによって中断に応じる
だろう。次に、中断の後に減衰器に光パワーが再び加え
られるときに一時的な問題が発生し、減衰器は中断中に
帰還回路によって低い減衰にセットされるだろうから、
減衰器へ放射が再び加えられた際にEDFAは過負荷に
なって、この状態は帰還回路が反応して減衰器が提供す
る減衰を従前の中断前の妥当なレベルまで増加させる機
会まで続くだろう。そのような過負荷は放射で伝えられ
るデータの破壊をもたらし、それは帰還回路の再調節ま
で継続する。減衰器とその関連する回路は放射で運ばれ
るデータパルスの持続時間よりもずっと大きいオーダー
の大きさの時間応答を示すので、データ破壊は帰還回路
の反応が完了するまで起こり続けるだろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】入力放射におけるその
ような中断に対処するための在来の解決法は、帰還回路
を保持しておくことであり、減衰器の減衰を制御するた
めに減衰器に提供される制御信号を、中断の持続時間
中、中断直前の値に保持する。一時的には、制御回路を
そのように保持すればEDFAで過負荷が生じることを
低減するけれども、減衰器それ自体はたとえ加えられる
制御信号が一定に保持されたとしても減衰に関してドリ
フトする傾向がある。そのようなドリフトは減衰器に影
響する1又は複数の環境要因の変化のために起こる。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、第2の負帰還
回路を含むように回路を改良できることを認識し、この
負帰還回路は中断の間に実質的一定に減衰器の温度を保
つために減衰器の温度にリンクされ、減衰器は減衰器を
伝搬する放射が減衰器の温度に依存した減衰を受けるよ
うな特性を提供する。
【0008】本発明の第1の見地によれば、通信装置の
ための光減衰器であって、この減衰器が、(a) 光の
入力放射を受けて、入力放射を光学的に減衰させて対応
する光の出力放射を発生させる減衰手段と、(b) 上
記減衰手段によって提供される減衰を制御するための制
御手段と、を含んだ上記光減衰器において、(c) 減
衰手段へ入力放射が加えられた際に、制御手段は、第1
の帰還ループを使用して、出力放射をモニターし且つ減
衰手段の物理的減衰決定パラメータを制御することによ
って出力放射のパワーを所定のレベルに調節するように
動作して、(d) 減衰手段への入力放射が中断した際
に、制御手段は、第2の帰還ループを使用して、物理的
なパラメータをモニターし且つパラメータを所定のレベ
ルに調節するように動作する上記光減衰器が提供され
る。
【0009】本発明では、減衰器は、入力放射の中断の
後に入力放射が再び加えられたときに、過負荷をもたら
すことのないようなレベルに減衰手段の減衰を維持でき
るという利点を提供する。
【0010】減衰器は、減衰手段からの出力放射を受入
れて増幅し、減衰器からの出力としての増幅された出力
放射を発生させる光増幅手段を含むのが好ましい。増幅
手段を含むことで、減衰器は入力放射を増幅された出力
放射に伝達するための増幅と減衰との双方を選択的に提
供できる。ここで、増幅手段はエルビウムがドープされ
た光ファイバーアンプを含むのが有利である。そのよう
なアンプには過負荷と飽和の傾向があるが、減衰手段と
制御手段とがアンプの過負荷を打消すように動作する。
そして、制御手段は、入力放射の中断の際に物理的なパ
ラメータを調節するように動作して、その後に入力放射
が再び加えられた際に減衰器内での過負荷を避けるよう
にするのが都合よい。
【0011】中断中の所定のレベルは、制御手段が第1
のループを使用した減衰手段の制御から第2のループを
使用した減衰手段の制御へと切換える直前の、パラメー
タの値であると好ましい。代わりに、所定のレベルは変
更されない固定設定値としてもよい。
【0012】実際には減衰器は有限の応答バンド幅を示
す。第1のループと第2のループとの間での切換えのと
きの制御手段の過渡的な安定障害を避けるために、制御
手段は中断の後に入力放射が再び加えられてから整定時
間後に第2のループから第1のループへと切換えるよう
に動作するのが好ましい。
【0013】減衰器を適切な段階にて第2のループに切
換えるために、制御手段は、入力放射の中断の発生を検
出するための検出手段を含み、前記中断は出力放射の放
射パワーの突然の変化から決定されて、上記検出手段は
制御手段を促して第2の帰還ループを使用して減衰手段
を制御するように切換えさせるのが好ましい。
【0014】ある種の環境では、通信装置は中断が差迫
っている旨の警告信号を発することができる。従って、
制御手段は、入力放射の中断の発生を検出するための検
出手段を含み、前記検出手段は検出手段に供給された警
告データを入力放射の中断が差迫っていることであると
解釈するように動作するのが好ましい。
【0015】減衰手段によって提供される減衰が減衰手
段における減衰決定光学部品の温度によって決定される
と有利である。従って、前述した物理的パラメータは減
衰手段の少なくとも一部分の温度であると好都合であ
る。言い換えれば、減衰手段は同減衰手段の温度に依存
して入力放射を光学的に減衰させて出力放射を発生して
提供するように動作するのが好ましい。
【0016】減衰手段の減衰を制御するために減衰手段
を加熱及び冷却するための実際上の便利のために、減衰
手段は制御手段から制御可能である減衰手段の加熱又は
冷却のための熱電要素を含み、それにより減衰手段内に
おける光学的減衰を制御するのが好ましい。
【0017】減衰器の電力効率の向上を達成するため
に、制御手段は熱電要素へのパワー入力を制御するため
のパルス幅変調(PWM)の電気駆動信号で熱電要素を
駆動するように動作して、それにより減衰手段の温度を
制御するのが好ましい。スイッチング式のPWM制御
は、PWM駆動信号を発生する駆動電気回路内における
電力損失が、スイッチングモードで動作しない等価な回
路と比べて少ないという利益を提供する。
【0018】減衰手段は、減衰手段の温度を検出すると
共に第2のループが作動したときに使用するための減衰
手段の温度の測定値を制御手段へ提供するサーミスタセ
ンサを含むと都合がよい。サーミスタを分圧器内に含む
ことで、制御手段にとって実用的な大きさの温度の指標
の信号を提供することができる。これに対して、熱電対
センサで発生する電圧は普通マイクロボルトのオーダー
であって、制御手段にとって適した適当な大きさにする
までにかなりの増幅を必要とする。
【0019】制御手段は1又は複数のマイクロプロセッ
サから構成され、第1及び第2のループは前記1又は複
数のマイクロプロセッサで実行可能なソフトウェアとし
て実現されると好都合である。帰還ループをソフトウェ
アで実現すれば、特に前記1又は複数のマイクロプロセ
ッサがデータを交換したり又は通信装置に存在する他の
マイクロプロセッサと連絡したりすることが求められる
ときに柔軟性が提供される。
【0020】本発明の第2の見地によれば、通信装置の
光減衰器を制御する方法であって、この減衰器が、
(a) 光の入力放射を受けて、入力放射を光学的に減
衰させて対応する光の出力放射を発生させる減衰手段
と、(b) 上記減衰手段によって提供される減衰を制
御するための制御手段と、を含んだ上記光減衰器におい
て、上記方法が、(c) 減衰手段へ入力放射が加えら
れた際に、出力放射をモニターし且つ制御手段の第1の
帰還ループを使用して、減衰手段の物理的減衰決定パラ
メータを制御することによって出力放射のパワーを所定
のレベルに調節し、(d) 減衰手段への入力放射が中
断した際に、物理的なパラメータをモニターし且つ制御
手段の第2の帰還ループを使用して、パラメータを所定
のレベルに調節するような上記方法が提供される。
【0021】本発明のあくまでも例示としての実施形態
について添付図面を参照しつつ以下に説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】まず図1を参照すると、従来技術
の光減衰器は全体を符号10によって示される。減衰器
10は、可変光減衰モジュール20と、光分割器30
と、エルビウムがドープされた光ファイバーアンプ(E
DFA)40と、光検出器50と、制御回路ユニット6
0とを備える。減衰モジュール20は光入力ポートを含
み、これに単一モードの光ファイバー100が接続され
る。ファイバー100は入力の光放射を減衰器モジュー
ル20まで運ぶように動作する。モジュール20は光出
力ポートをさらに備え、このポートは単一モードの光フ
ァイバー110を介して分割器30の光入力ポートに接
続される。分割器30はその入力ポートで受けた放射の
うちの実質的に90%と10%とを第1と第2の光出力
ポートへそれぞれ結合するように動作する。実際には、
90%:2%から85%:15%の範囲の分割比を使用
できる。分割器30の第1の出力ポートは単一モードの
光ファイバー120を介してEDFA40の光入力ポー
トに接続される。さらに分割器40の第2の出力ポート
は単一モードの光ファイバー130を介して検出器50
の光入力ポートに接続される。EDFA40は光出力ポ
ートを含み、このポートから増幅された放射が単一モー
ドの光ファイバー140の中へ発せられてさらに遠くへ
の伝搬をする。検出器50は電気出力T1を含み、この
出力は制御ユニット60の第1の入力I1に接続され
る。ユニット60は第2の入力I2を備え、この入力へ
パワー基準レベル信号PRが加えられる。それから、ユ
ニット60は電気制御出力Voをさらに含み、この出力
は減衰モジュール20の電気減衰制御入力I3へ接続さ
れる。
【0023】図1では、光の放射が伝搬される部分は
“o”と表示し、電気信号の経路の部分は“e”と表示
している。
【0024】次に図1を参照して、従来技術の減衰器1
0の動作を説明する。入力放射は関連する放射パワーP
iを有していてファイバー100に沿って減衰モジュー
ル20の入力ポートに伝搬する。モジュール20は入力
放射を減衰させると共に、関連する放射パワーPoを有
する対応する減衰した放射を出力ポートへ出力する。減
衰した放射はファイバー110に沿って光分割器30へ
伝搬し、この分割器は減衰した放射のうち実質的に10
%をファイバー130を介して検出器50へ結合して、
この検出器は対応した電気信号を電気出力T1へ発生す
る。分割器30はまた減衰した放射のうち実質的に90
%をファイバー120を介してEDFA40へ結合し、
このEDFAが放射を増幅して出力放射を発生させる
が、この出力は関連するパワー0.9APoを有し、こ
こでAはEDFA40によって提供された光パワーの増
幅係数である。
【0025】制御ユニット60はその入力I1にて検出
器50から受けた信号を基準レベルPRと比較して、Vo
信号を適切なレベルに設定することによってそれらの値
を等化させようと試みる。Vo信号は減衰モジュール2
0によって提供される減衰を制御する。制御ユニット6
0によって働く負帰還制御の効果は、減衰した放射を基
準レベルPRに関連するパワーレベルPoに維持すること
である。基準レベルP Rが一定に保持されるならば、減
衰した放射はEDFA40が増幅するために適当な一定
のパワーレベルに保持されるだろう。
【0026】減衰器10は安定した状態では満足に機能
し、この状態では入力放射の放射パワーは時間的に徐々
に変化するだけであり、制御ユニット60はそのような
変化に追従して補償することができる。減衰器10への
入力放射が存在しない初期の起動時には、制御ユニット
60は減衰モジュール20をその最小の減衰へと設定す
るように反応する。そして、入力放射は徐々にパワーを
増加させていき、減衰した放射パワーが基準レベルPR
を超え始めるポイントにまで至る。このポイントにおい
て、制御ユニット60は減衰モジュール20によって提
供される減衰を増加させ始め、減衰した放射を基準レベ
ルPRで定められたレベルに維持する。このポイントよ
りも後における入力放射の放射パワーの一層の増加は制
御ユニット60によって補償される。
【0027】従来技術の減衰器10で問題が生じる状況
は、減衰器10が安定した動作状態を取得してから、そ
の後に入力放射が突然中断したときである。そのような
状況では制御ユニット60は中断を入力放射のパワー減
少であると解釈して、減衰モジュール20で提供される
減衰を小さくし続けて減衰した放射の放射パワーを安定
させようとする。結局、制御ユニット60はモジュール
20をその最小の減衰に調整する。中断の後に突然に入
力放射が再び加えられると、放射は低い減衰、例えば1
dBの減衰で伝搬して減衰モジュール20を通って前方
のEDFA40へ伝搬し、EDFA内での過負荷と飽和
を引き起こし、従ってそこからファイバー140への放
射出力で運ばれるデータに破壊をもたらす。制御ユニッ
ト60はその応答バンド幅が限られているので中断後に
入力放射が再び加えられたときに即座には応答できない
が、最終的には減衰した放射を基準レベルPRに対応し
たパワーレベルに確立する。
【0028】中断が終了した後におけるEDFA40の
飽和の問題に対処するために、在来の慣例では制御ユニ
ット60を改造して、検出器50からの信号T1が入力
放射の欠如に対応する低い範囲にあるときには、これを
制御ユニットが検出できるようにした。そのような欠如
の検出が起きたとき、制御ユニット60はその出力信号
oを欠如検出の直前の値に維持するように動作して、
信号T1が再び低い範囲から外れてすなわち入力放射が
再び加えられてから設定時間の後にまで上記維持を続け
る。この在来の慣例に関連した問題は、たとえ信号Vo
が一定に持たれているとしても、減衰モジュールはそれ
を通る減衰に関してドリフトする傾向があることであ
る。そのようなドリフトは例えば減衰器10に影響する
環境要因の変化から生じる。
【0029】発明者は減衰器10に関連する動作の問題
に対処するために、図2に示した減衰器を案出した。図
2には、本発明の第1の見地による光減衰器の概略図が
示されており、減衰器の全体を符号200にて示してい
る。
【0030】減衰器200は、熱的可変光減衰モジュー
ル210と、光分割器30と同じデザインの光分割器2
20と、EDFA40と同じデザインのEDFA230
と、検出器50と同じデザインの検出器240と、符号
250で示した制御ユニットとを備えている。制御ユニ
ット250はマイクロプロセッサ回路を用いていて、関
連するアナログ−デジタルコンバータ(ADC)を備え
てアナログ電気入力信号をデジタルデータへ変換すると
共に、MOSFETパワートランジスタを備えてパルス
幅変調(PWM)された駆動電流を減衰モジュール21
0へ加える。制御ユニット250はソフトウェア制御の
下で動作するけれども、図2に示した等価電気回路に相
当する制御機能性、すなわち選択スイッチ機能260と
第1及び第2の制御アンプ機能それぞれ262,264
とモニター機能270とを提供する。第1と第2のアン
プ機能262,264はそれぞれ第1と第2の負帰還ル
ープを提供する。
【0031】減衰モジュール210が前述の減衰モジュ
ール20と異なる点は、減衰モジュール210がモジュ
ール210に組込まれている減衰を決定する光学要素を
冷却又は加熱するように動作する熱電要素を含んでいる
ことと、熱電要素と熱接触するようにサーミスタセンサ
280が取付けられていることである。モジュール21
0はモジュールの光入力ポートからモジュールの光出力
ポートへ提供される光の減衰が光学要素の温度によって
決定される特性を示し、これらの光学要素の温度はサー
ミスタセンサ280を使用して測定できる。
【0032】次に図2を参照して、減衰器200を構成
する部品の相互結合について説明する。単一モードの光
ファイバー300は入力放射を減衰器200へと運ぶも
ので、減衰モジュール210の光入力ポートに接続され
る。モジュール210の光出力ポートは単一モードの光
ファイバー310を介して分割器220の光入力ポート
に接続される。分割器220の第1の光出力ポートは単
一モードの光ファイバー320を介してEDFA230
の光入力ポートに接続される。単一モードの光ファイバ
ー330はEDFA230の光出力ポートに接続され、
光学的に増幅された放射が減衰器200から出力され
る。分割器220は第2の光出力を含み、この出力は単
一モードの光ファイバー340を介して検出器240の
光入力ポートに接続される。図2では、光の放射と電気
信号のためのルートはそれぞれ記号“o”と“e”によ
って示される。
【0033】検出器240からの電気出力T1は制御ユ
ニット250のADC(図示せず)に接続されて、AD
Cの対応するデジタル出力はアンプ機能262の反転入
力I 1とモニター機能270の入力E1とに接続される。
モニター機能270の出力E 2はアンプ機能262の非
反転入力I2に接続される。さらに、モニター機能27
0の出力E3はアンプ機能264の非反転入力I4に接続
される。加えて、モニター機能270の出力E5はスイ
ッチ機能260の制御入力に接続されて、出力E5が第
1の状態にあるときにおけるアンプ機能262の出力
と、出力E5が第2の状態にあるときにおけるアンプ機
能264の出力との間においての選択をする。スイッチ
機能260の出力は、出力E5の状態に依存してアンプ
機能262,264のいずれかに選択的に接続可能であ
って、前記出力はMOSFETパワートランジスタ(図
示せず)を介して減衰モジュール210の電気入力I3
に接続される。サーミスタセンサ280は分圧回路の一
部として構成されていて、熱電要素の温度の指標である
電圧を提供するように動作する。サーミスタセンサ28
0に関連する分圧器からの出力は制御ユニット250の
ADC(図示せず)に接続されて、ADCは対応するデ
ジタル出力を発生するように動作して、この出力はモニ
ター機能270の入力E4とアンプ機能264の反転入
力I5とに接続される。モニター機能270はまた入力
1を含み、この入力は減衰器200がその構成部分と
して組入れられている通信装置(図示せず)に接続され
る。実際には、機能260,262,264,270と
の間の接続は制御ユニット250で実行されるソフトウ
ェアのデータ転送経路に対応していることに留意された
い。
【0034】次に図2を参照して減衰器200の動作を
説明する。減衰器200の初期の起動時には、スイッチ
機能260は第1のアンプ機能262の出力を選択する
ように設定される。さらに、減衰モジュール210はそ
の光入力と出力との間において30dBのオーダーの強
い光減衰を提供するように設定される。もしもあらかじ
め入力放射が比較的低パワーのものであることが知られ
ているならば、代わりに1dBのオーダーの低い減衰に
設定してもよい。その後でファイバー300を介して減
衰器200へ光入力放射が加えられるが、減衰モジュー
ル210を通って伝達するときには十分に低い初期レベ
ルなので、EDFA230の過負荷は生じることがな
い。入力放射は減衰モジュール210を通って伝搬し、
ファイバー310を介して分割器220へ伝搬する。分
割器220は受けた放射のうち実質的に90%の割合を
分割器の第1の出力ポートそしてファイバー320へと
結合すると共に、受けた放射のうち実質的に10%を第
2の出力ポートそしてファイバー340へと結合するよ
うに動作する。実際には割合は所有して使用する結合要
素に応じて98%:2%から85%:15%の範囲でよ
い。ファイバー320に沿って伝搬する放射は、EDF
A230に受け入れられて、そこで増幅されて増幅され
た出力放射を提供し、この放射はファイバー330へ出
力される。検出器240はファイバー340に沿って伝
搬する放射を受入れて、検出器240に受入れられた放
射パワーの指標である対応する信号T1を発生する。信
号T1は関連するADC(図示せず)へ通って、ADC
で対応するデータ値T1へ変換される。モニター機能2
70はEDFA230が機能するために最適な入力パワ
ーレベルに対応する基準データ値をE2出力に出力する
ように動作する。第1のアンプ機能262はデータ値T
1と基準値との差を増幅して差の増幅された値を提供す
る。スイッチ機能260はこの第1のアンプ機能262
からの増幅された差の値を選択するように出力E5によ
って設定され、前記値を対応する負帰還PWM信号へ変
換して、この信号をMOSFETトランジスタを介して
減衰モジュール210の電気入力I3へ加える。このP
WM信号はモジュール210に含まれている熱電要素を
駆動するように動作し、モジュール210はモジュール
210に組入れられた光学要素の温度を変更するように
動作して、前記光学要素の温度はモジュール210を通
して提供される光減衰を決定する。モジュール210で
受ける入力放射が初期に低レベルであることが知られて
いるのならば、データ値T 1は出力E2からの基準レベル
よりも小さいので、制御ユニット250はモジュールを
最小の減衰に設定するように動作することが好ましい。
【0035】そして、モジュール210への入力放射は
徐々に増加する。代わりに、減衰器モジュール210に
よって提供される減衰が減少することもある。そのよう
にして増加か減少が起こって、データ値T1はそれが出
力E2からの基準レベルと同様の大きさになるまで増加
する。入力放射パワーがさらに増加するとデータ値T1
は基準レベルE5をわずかに越えて、第1のアンプ機能
262がその出力を変化させてモジュール210の温度
を変化させモジュール210によって提供される減衰を
増加させて、それによりEDFA230へ加えられる放
射パワーをEDFA230が最適に機能する公称の一定
のレベルに維持する。そのようなEDFA230への入
力放射パワーを調節された大きさに維持する動作は減衰
器200の調節モードの動作に対応する。
【0036】調節モードにあるとき、モニター機能27
0はサーミスタセンサー280による測定値としてモジ
ュール210の温度を監視するように動作し、それによ
りモジュール210の瞬時温度を記録する。
【0037】減衰器200の通常の動作では、減衰モジ
ュール210に供給される入力放射は十分なパワーであ
るので、減衰器200は調節モードで動作する。
【0038】そして、減衰器200がその構成部分とな
っている光通信装置(図示せず)において、例えば装置
の再構成の目的のために、減衰器200に供給する入力
放射を中断する必要が生じる。装置は、モニター機能2
70の入力J1を切り換えるか、または警告データを入
力J1に加えることによって、中断が発生しようとして
いるのを減衰器200に示すことができる。代わりに減
衰器200は、検出器240の出力T1を監視すると共
にT1データ値の突然の減少を認定するような、モニタ
ー機能270によって入力の中断を検出することもでき
る。減衰器200のJ1入力によって中断が示され、ま
たは減衰器200自体が中断を検出したときには、モニ
ター機能270はスイッチ機能260をその第2の状態
へ設定することで応答し、モジュール210の熱電要素
を駆動するための負帰還PWM出力信号を発生させるた
めに第2のアンプ機能264からの出力が使用される。
モニター機能270は、中断の直前にE4入力で受けた
値に一致する値を出力E3に出力する。この値を基準温
度レベルと称する。中断が開始した後には、制御ユニッ
ト250は減衰モジュール210とその関連する光学要
素との温度を中断直前におけるモジュール210の温度
と同様なレベルに中断中においても維持するように動作
する。中断中のそのような温度調節は第2のアンプ機能
264によって達成され、第2のアンプ機能264の入
力I5として提供されるサーミスタセンサ280からの
出力が基準温度レベルと同じになるように熱電要素を駆
動する。
【0039】中断の終了は、前述の通信装置によって制
御ユニット250の入力J1を切換えるか、または警告
データを入力J1へ加えることで示すことができる。代
わりに、減衰器200は制御ユニット250内のT1
データ値の突然の増加によって中断の終了と入力放射の
中断前のレベルへの再確立を検出してもよい。モニター
機能270がそのような中断の終了を検出し又はJ1
力の切換え若しくはJ1入力へのデータ入力で示された
ときには、モニター機能270は出力E5を設定しスイ
ッチ機能260を切換えてその第1の状態として、アン
プ機能262がEDFA230に加えられる放射パワー
を安定させるための制御を再開する。
【0040】発明者は、減衰がその温度によって制御さ
れるような減衰モジュール210を使うのが特に有益で
あることを認めた。対照的に、他のタイプの従来技術の
減衰モジュールはMach-Zehnder干渉計と関連してリチウ
ムニオブ酸偏光子を使用して、モジュール温度よりむし
ろ偏光子に加えられた制御電圧によって本質的に制御さ
れる。本発明の熱的に制御される減衰モジュール210
によれば、減衰器200への入力放射の短時間の/"mome
ntary"/中断中における安定化のためのパラメータとし
て温度を使用することができる。減衰器200のモジュ
ール210が中断中に温度で制御されるために、その減
衰は、従来技術における単一の帰還ループを使用して入
力放射の中断中に関連する減衰モジュールを制御する制
御電圧を固定するような、非熱的に制御される減衰器に
比べると、よりドリフトが少ない傾向を持つ。
【0041】モジュール210の熱電要素はゼーベック
効果によって機能して、モジュールを通って伝搬する光
放射に減衰を提供するためにモジュール210内に存在
する光学要素を冷やすことも加熱することもできる。
【0042】次に図3を参照すると、減衰器200の第
1と第2のアンプ機能262,264にそれぞれ関連す
る第1と第2との制御ループの間における制御の移動に
ついて概略図が示されている。時刻toに減衰器200
は初めに通電され、時刻to以後に前述の通信装置は入
力放射パワーを徐々に増加させる。時刻t1にはデータ
値T1はE2出力からの基準レベルに到達して第1のルー
プがEDFA230に加えられる放射の入力パワーを調
節し始める。装置は時刻t2まで減衰器200への入力
放射パワーを増加させ続けて、その後に入力放射パワー
は安定する。時刻t3には中断が発生しようとしている
のを減衰器200に示すために装置はJ1入力を切換え
る。減衰器200はそのような切換えに応答してE5
状態を切換えて第1のループの選択(第1の状態)から
第2のループを選択(第2の状態)するようにする。な
お代わりに、時刻t4での中断の開始時のT1データ値の
突然の降下に対応して減衰器200はE5の状態を切換
えることもできる。時刻t4のときに中断が開始する。
5の状態はモジュール210の温度を温度Tbに安定さ
せるように第2のループを選択する。中断が終了する直
前の時刻t5では、装置はJ1入力を切換えて減衰器20
0への入力放射がもうすぐ再び加えられることを示す。
減衰器200はそのような切換えに応答して第2のルー
プの選択(第2の状態)から第1のループの選択(第1
の状態)へと切換える。代わりに、減衰器200は時刻
6にてT1データ値が急激に増加することで減衰器20
0へ入力放射が再び加えられたことが示されるまで待っ
てもよく、そのような急激な増加をきっかけとして第2
のループから第1のループを選択するようにE5の状態
を切換える。時刻t6よりも後では、減衰器200は第
1のループを介した制御を使用して、EDFA230へ
の放射パワー入力を調節する。上述のように、中断は時
刻t4に開始して時刻t5に終了する。第1のループへと
戻す切換えは時刻t6において減衰器に入力放射が再び
加えられたときよりも短時間すなわち時間δtだけ後に
実行するのが好ましく、そうしないで第1のループが時
刻t6よりもわずかに先に又は同時に作動したならば刻
々とドリフトすることがある。
【0043】減衰器200は発明の範囲から逸脱するこ
となしに改変できることは認識できるだろう。前述の制
御ユニット250は主として1又は複数のマイクロプロ
セッサで実行されるソフトウェアで実現されるが、代わ
りに、ユニット250はアナログとデジタルとの電子要
素の混合物、例えば演算増幅器、サンプルアンドホール
ド回路、及びアナログスイッチを使用して実現してもよ
い。さらに、熱電要素へのパワー制御は上記で説明した
ようなPWMのスイッチング方式ではない連続なアナロ
グ方式としてもよい。しかしながら、PWMのスイッチ
ングはより電気的な電力効率が良くてMOSFETトラ
ンジスタでの電力消費は軽微になる。減衰器200に加
える電力の供給レールの間に4つのMOSFETトラン
ジスタをブリッジの形態にして設けると好ましい。
【0044】本発明について中断中に減衰モジュール2
10の温度制御をするという文脈で説明したけれども、
制御ユニット250が提供する2つのループ制御は他の
物理的パラメータにも同様に適用することができる。例
えば、モジュール210を改変して温度ではなくてモジ
ュールに加えられる圧力に対応させて減衰を提供するよ
うにしてもよい。そのように改変されたモジュールで
は、制御ユニット250は中断の時間中に第2のループ
を使用して加えられる圧力を制御するように動作すると
共に、中断以外の時間には第1のループを使用してED
FA230に加えられる放射入力パワーを安定化させる
ように動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来技術による光減衰器の概略図であ
って、減衰モジュールと、EDFAと、関連する単一ル
ープの制御回路とを含んでいる。
【図2】図2は、本発明の第1の見地による光減衰器を
示す概略図である。
【図3】図3は、図2に示した減衰器の第1と第2の制
御ループの間における制御の移動を示す図である。
【符号の説明】
200 光学減衰器 210 光減衰器モジュール 220 光分割器 240 検出器 250 制御装置 262 第1の帰還ループ 264 第2の帰還ループ 280 サーミスタセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アール アンソニー デニス イギリス ノッティンガム エヌジー8 5キューピー アスプレイ エステイト シェプトン クレセント 16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置のための光減衰器であって、こ
    の減衰器が、 (a) 光の入力放射を受けて、入力放射を光学的に減
    衰させて対応する光の出力放射を発生させる減衰手段
    と、 (b) 上記減衰手段によって提供される減衰を制御す
    るための制御手段と、 を含んだ上記光減衰器において、 (c) 減衰手段へ入力放射が加えられた際に、制御手
    段は、第1の帰還ループを使用して、出力放射をモニタ
    ーし且つ減衰手段の物理的減衰決定パラメータを制御す
    ることによって出力放射のパワーを所定のレベルに調節
    するように動作して、 (d) 減衰手段への入力放射が中断した際に、制御手
    段は、第2の帰還ループを使用して、物理的なパラメー
    タをモニターし且つパラメータを所定のレベルに調節す
    るように動作することを特徴とする減衰器。
  2. 【請求項2】 減衰手段からの出力放射を受入れて増幅
    し、減衰器からの出力としての増幅された出力放射を発
    生させる光増幅手段を含む請求項1記載の減衰器。
  3. 【請求項3】 増幅手段はエルビウムがドープされた光
    ファイバーアンプを含む請求項2記載の減衰器。
  4. 【請求項4】 制御手段は、入力放射の中断の際に物理
    的なパラメータを調節するように動作して、その後に入
    力放射が再び加えられた際に減衰器内での過負荷を避け
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載の減衰器。
  5. 【請求項5】 中断中の所定のレベルは、制御手段が第
    1のループを使用した減衰手段の制御から第2のループ
    を使用した減衰手段の制御へと切換える直前の、パラメ
    ータの値である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    減衰器。
  6. 【請求項6】 制御手段は中断の後に入力放射が再び加
    えられてから整定時間後に第2のループから第1のルー
    プへと切換えるように動作する請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の減衰器。
  7. 【請求項7】 制御手段は、入力放射の中断の発生を検
    出するための検出手段を含み、前記中断は出力放射の放
    射パワーの突然の変化から決定されて、上記検出手段は
    制御手段を促して第2の帰還ループを使用して減衰手段
    を制御するように切換えさせる請求項1乃至6のいずれ
    か1項に記載の減衰器。
  8. 【請求項8】 制御手段は、入力放射の中断の発生を検
    出するための検出手段を含み、前記検出手段は検出手段
    に供給された警告データを入力放射の中断が差迫ってい
    ることであると解釈するように動作する請求項1乃至6
    のいずれか1項に記載の減衰器。
  9. 【請求項9】 物理的パラメータは減衰手段の少なくと
    も一部分の温度である請求項1乃至8のいずれか1項に
    記載の減衰器。
  10. 【請求項10】 減衰手段は同減衰手段の温度に依存し
    て入力放射を光学的に減衰させて出力放射を発生して提
    供するように動作する請求項9記載の減衰器。
  11. 【請求項11】 減衰手段は制御手段から制御可能であ
    る減衰手段の加熱又は冷却のための熱電要素を含み、そ
    れにより減衰手段内における光学的減衰を制御する請求
    項9又は10記載の減衰器。
  12. 【請求項12】 制御手段は熱電要素へのパワー入力を
    制御するためのパルス幅変調(PWM)の電気駆動信号
    で熱電要素を駆動するように動作して、それにより減衰
    手段の温度を制御する請求項11記載の減衰器。
  13. 【請求項13】 減衰手段は、減衰手段の温度を検出す
    ると共に第2のループが作動したときに使用するための
    減衰手段の温度の測定値を制御手段へ提供するサーミス
    タセンサを含む請求項9乃至12のいずれか1項に記載
    の減衰器。
  14. 【請求項14】 制御手段は1又は複数のマイクロプロ
    セッサから構成され、第1及び第2のループは前記1又
    は複数のマイクロプロセッサで実行可能なソフトウェア
    として実現される請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載の減衰器。
  15. 【請求項15】 通信装置の光減衰器を制御する方法で
    あって、この減衰器が、 (a) 光の入力放射を受けて、入力放射を光学的に減
    衰させて対応する光の出力放射を発生させる減衰手段
    と、 (b) 上記減衰手段によって提供される減衰を制御す
    るための制御手段と、 を含んだ上記光減衰器において、上記方法が、 (c) 減衰手段へ入力放射が加えられた際に、出力放
    射をモニターし且つ制御手段の第1の帰還ループを使用
    して、減衰手段の物理的減衰決定パラメータを制御する
    ことによって出力放射のパワーを所定のレベルに調節
    し、 (d) 減衰手段への入力放射が中断した際に、物理的
    なパラメータをモニターし且つ制御手段の第2の帰還ル
    ープを使用して、パラメータを所定のレベルに調節する
    ことを特徴とする方法。
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