JP2001311519A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2001311519A JP2000127932A JP2000127932A JP2001311519A JP 2001311519 A JP2001311519 A JP 2001311519A JP 2000127932 A JP2000127932 A JP 2000127932A JP 2000127932 A JP2000127932 A JP 2000127932A JP 2001311519 A JP2001311519 A JP 2001311519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファンによる風を、加熱室の天井部吸気
口から加熱室内へ導くようにした構成のものにおいて、
部品点数を少なくできると共に、コストも低減できるよ
うにする。 【解決手段】 マグネトロン13を通過した冷却ファン
16による風を導風ダクト18から内箱3の天井板3e
(加熱室の天井部)上面の前部側へ導く通風路24を、
その天井板3eと、この天井板3eに設けられた、ヒー
タ19の反射板部を兼ねる凸部20と、天井板3eの上
方に配置される遮熱板とにより形成する構成とする。こ
れによれば、加熱室の天井部の上面側に専用の吸気ダク
トを設ける場合とは違い、専用の吸気ダクトを別途設け
る必要がなく、その分部品点数を少なくできると共に、
コストも低減できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネトロンなど
の電気部品を冷却する冷却ファンによる風を、加熱室の
天井部吸気口から加熱室内へ導くようにした構成の加熱
調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばオーブン機能を
備えた電子レンジにおいては、加熱室の機械室側の側壁
に、マグネトロンなどの電気部品を冷却する冷却ファン
による風を、加熱室の天井部の上面側へ導くための導風
ダクトを設けると共に、加熱室の天井部の上面にその導
風ダクトと連通する吸気ダクトを設け、さらに、加熱室
の天井部の前部に天井部吸気口を設け、マグネトロンな
どの電気部品を冷却する冷却ファンによる風を、前記導
風ダクト及び吸気ダクトを通して、前記天井部吸気口か
ら加熱室の内部へ導く構成としたものがある。またこの
場合、加熱室の天井部の下面にオーブン調理用のヒータ
を設けると共に、加熱室の天井部と外カバーの天井部と
の間に、ヒータの熱が外カバー側に伝わることを遮断す
るための遮熱板を設けるようにしている。
【0003】このような構成のものにおいては、前記冷
却ファンによる風を加熱室の天井部吸気口から加熱室内
の前部に導くようにすることにより、被調理物から発生
する蒸気で扉が曇ることを防止できるという効果があ
る。
【0004】しかしながら、上記した構成のものでは、
加熱室の天井部の上面側に、専用の吸気ダクトを設ける
構成としているため、その分部品点数が多くなると共
に、コストも高くなるという欠点があった。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、冷却ファンによる風を、加熱室
の天井部吸気口から加熱室内へ導くようにした構成のも
のにおいて、部品点数を少なくできると共に、コストも
低減できる加熱調理器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、外カバーの内部に設けられ、
内部に被調理物を収容する加熱室と、この加熱室の前面
開口部を開閉する扉と、前記加熱室内にマイクロ波を供
給して当該加熱室内に収容された被調理物を加熱調理す
るマグネトロンと、このマグネトロンなどの電気部品を
冷却するように設けられた冷却ファンと、この冷却ファ
ンによる風を前記加熱室の天井部の上面側へ導くように
設けられた導風ダクトと、前記加熱室の天井部の下面に
配設され、加熱室内に収容された被調理物を加熱調理す
るヒータと、前記加熱室の天井部の上方に前記ヒータの
熱が前記外カバー側へ伝わることを遮断するように設け
られた遮熱板と、この遮熱板と前記加熱室の天井部のう
ちの一方に相手側に向けて突出するように設けられ、こ
れら遮熱板と加熱室の天井部と共に、前記導風ダクトか
らの風を前記加熱室の天井部上面の前部側へ導く通風路
を形成する凸部と、前記加熱室の天井部の前部に設けら
れ、前記通風路を通った風を前記加熱室の内部へ案内す
る天井部吸気口とを具備したことを特徴とする。
【0007】上記した手段によれば、冷却ファンによる
風を導風ダクトから加熱室の天井部上面の前部側へ導く
通風路を、加熱室の天井部と、これの上方に配置される
遮熱板と、これら加熱室の天井部と遮熱板のうちの一方
に設けられた凸部とにより形成する構成としているの
で、加熱室の天井部の上面側に専用の吸気ダクトを設け
る場合とは違い、専用の吸気ダクトを別途設ける必要が
なく、その分部品点数を少なくできると共に、コストも
低減できるようになる。
【0008】この場合、請求項2の発明のように、上記
凸部は、加熱室の天井部に設けられ、ヒータの反射板部
を兼ねる構成とすることが好ましい。これによれば、通
風路を形成するために専用の凸部を設ける場合に比べ
て、構成を簡素化できる。
【0009】また、請求項3の発明のように、遮熱板の
前部に前下がりの傾斜部を設けることが好ましい。これ
によれば、通風路から加熱室の天井部吸気口を通して加
熱室内に供給される風が傾斜部に沿って流れるようにな
るので、その風が扉の内面に沿って流れやすくなり、扉
の曇りを一層良好に防止できるようになる。
【0010】請求項4の発明は、ヒータによる加熱調理
時に、冷却ファンを動作させるようにしたことを特徴と
している。冷却ファンを動作させない場合、加熱室にお
いて被調理物から発生した蒸気などが、加熱室の天井部
吸気口から通風路及び導風ダクト側へ流れる、いわゆる
逆流するおそれがあるが、冷却ファンを動作させること
により、その逆流が発生することを防止できる。
【0011】請求項5の発明は、加熱室内を照明する庫
内灯を、通風路に配置したことを特徴としている。これ
によれば、通風路を通る風が庫内灯にも当たるようにな
るので、その庫内灯を冷却できると共に、庫内灯に蒸気
が付着することも防止できるようになる。
【0012】請求項6の発明は、天井部吸気口は、導風
ダクトに近い側の開口面積が、導風ダクトから遠い側に
比べて大きくなるように形成されていることを特徴とし
ている。導風ダクトから通風路へ流れ込んだ風は、導風
ダクトに近い側の天井部吸気口よりも導風ダクトから遠
い側の天井部吸気口から加熱室内に入りやすい傾向があ
る。そこで、この発明のように、天井部吸気口は、導風
ダクトに近い側の開口面積が、導風ダクトから遠い側に
比べて大きくなるように形成することにより、導風ダク
トに近い側の天井部吸気口からも導風ダクトから遠い側
の天井部吸気口からも極力均一な量の風が入るようにな
る。
【0013】請求項7の発明は、加熱室内を照明する庫
内灯を、通風路において天井部吸気口の開口面積が大き
い部分に位置させて配設したことを特徴としている。こ
れによれば、庫内灯に風を良好に当てることができると
共に、庫内灯が発する光により、天井部吸気口を介して
加熱室内を良好に照明できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をオーブン機能付の
電子レンジに適用した一実施例につき、図面を参照して
説明する。
【0015】まず、全体の外観を示す図2において、加
熱調理器としての電子レンジの本体1は、横方向に長い
矩形箱状をなす外カバー2の内部に、前面が開口した矩
形箱状をなす内箱3を配設して構成されており、その内
箱3の内部を加熱室4としている。また、図1、図3〜
図5に示すように、内箱3の右側方の空間部を機械室5
としている。本体1の前面には、加熱室4の前面開口部
6を開閉する扉7が上下方向に回動可能に設けられてい
ると共に、機械室5の前部に位置させてに操作パネル8
が設けられている。操作パネル8には、複数個のキー9
や表示部10が設けられている。この場合、加熱室4を
形成する内箱3は、その底板3a、左右の両側板3b,
3c、及び後板3dがアルミメッキ鋼板にて形成され、
天井板3eのみはステンレス鋼板により形成されてい
る。
【0016】上記加熱室4内の底部には、図示しない回
転台駆動モータにより回転される回転台11が配設さ
れ、この回転台11上に図示しない回転皿が着脱可能に
載置されるようになっている。内箱3(加熱室4)の左
右の側板3b,3cには、オーブン調理用の矩形状のオ
ーブン皿(図示せず)を載置するための皿受け部12が
設けられている。また、内箱3の機械室5側の右側板3
cには、加熱室4内にマイクロ波を供給して加熱室4内
に収容された被調理物を加熱するためのマグネトロン1
3及び導波管14が配設されている。機械室5内には、
マグネトロン13の他、インバータ回路の電気部品15
(図3参照)などが配設されていると共に、これら発熱
性の電気部品を冷却する冷却ファン16が配設されてい
る。冷却ファン16は、送風羽根16aと、この送風羽
根16aを回転駆動するファンモータ16bとから構成
されている。
【0017】上記マグネトロン13の前部側には、導風
ダクト18が設けられている。この導風ダクト18は、
上方へ延び、加熱室4の天井部を構成する内箱3の天井
板3eの上面部分において開口していて(図5参照)、
マグネトロン13を通過した後の冷却ファン16による
風を、加熱室4の天井部の上面側へ導く構成となってい
る。
【0018】内箱3の天井板3eの下面側には、オーブ
ン調理用の棒状のヒータ19が配設されている。このヒ
ータ19は、加熱室4の平面形状に対応するような矩形
枠状に形成されていて(図1参照)、電源接続用の端部
19aが機械室5側に向けられている。内箱3の天井板
3eには、上方へ膨出する凸部20が絞り成形により一
体に形成されている(図1、図5及び図6参照)。この
凸部20は、上記ヒータ19を収容するような大きさの
矩形状に形成されていて、そのヒータ19の反射板部を
兼ねた構成となっている。なお、図示はしないが、内箱
3の底板3aの下面にも、面状ヒータからなる下ヒータ
が配設されている。
【0019】内箱3の天井板3eの前部には、図1に示
すように、多数のパンチング孔21aによる天井部吸気
口21が形成されている。この天井部吸気口21は、図
1に示すように、導風ダクト18に近い右側の開口面積
が、導風ダクト1から遠い左側に比べて大きくなるよう
に形成されている。内箱3の天井板3eにおける前部の
上面側には、天井部吸気口21の開口面積が大きい右側
に位置させて庫内灯22が配設されている。この庫内灯
22が点灯されると、その光により、天井部吸気口21
(パンチング孔21a)を通して加熱室4内が照明され
る。
【0020】内箱3の天井板3eの上方には、上記ヒー
タ19の熱が外カバー2側へ伝わることを遮断するため
の遮熱板23が、天井板3eを覆うように配設されてい
る(図3〜図6参照)。そして、この遮熱板23と、内
箱3の天井板3e(加熱室4の天井部)と、天井板3e
の凸部20とにより、上記導風ダクト18の上部と、上
記天井部吸気口21とに連通する通風路24(図1及び
図6参照)を形成している。遮熱板23には、導風ダク
ト18との接続部分に、上方へ膨出する膨出部25が絞
り成形により一体に形成されている(図4〜図6参
照)。この膨出部25には、導風ダクト18からの風が
前部側へ流れ易くするための湾曲部25aが形成されて
いる。また、遮熱板23の前部には、前下がりの傾斜部
26(図3及び図6参照)が当該遮熱板23の幅方向に
わたって形成されている。
【0021】なお、図6において、内箱3の右側板3c
には、導波管14と対応する部分に位置させて励振口2
7が設けられていて、この励振口27には、マイカ製の
カバー28が設けられている。また、内箱3の天井板3
eの後部には、排気口29(図1、図3及び図4参照)
が後ろ向きに形成されている。さらに、操作パネル8の
裏側には、図示はしないが、マイクロコンピュータを備
えた制御回路が設けられていて、この制御回路により、
前記マグネトロン13や、冷却ファン16、ヒータ1
9、下ヒータ、表示部10、庫内灯22などが制御され
るようになっている。
【0022】次に、上記構成の作用を説明する。レンジ
調理を行う場合には、加熱室4内の回転台11上に図示
しない回転皿を載置すると共に、その回転皿上に被調理
物を載置し、扉7を閉じた状態で、操作パネル8のキー
9の操作によりレンジ調理の指示を行う。この指示に基
づき、回転台駆動用モータにより回転台11及び回転皿
が回転されると共に、マグネトロン13が発振動作さ
れ、そのマグネトロン13から発振されたマイクロ波が
導波管14を通り、励振口27から加熱室4内に供給さ
れ、そのマイクロ波により回転皿上の被調理物が加熱調
理される。
【0023】このとき、冷却ファン16のファンモータ
16bが通電され、当該ファンモータ16bは、例えば
2800rpmの回転速度で回転される。この冷却ファ
ン16の送風作用により、本体1外の空気が機械室5内
に吸入され(図1及び図3の矢印A1参照)、その一部
がマグネトロン13を冷却した後、導風ダクト18内を
通り、内箱3の天井部3eの上面の通風路24に供給さ
れ(図1、図3及び図5の矢印A2参照)、また、残り
の空気は、インバータ回路の電気部品15などを冷却し
た後、外カバー2の外部に排出される(図3の矢印A3
参照)。
【0024】上記通風路24内に供給された空気は、通
風路24内を流れ、天井部吸気口21から加熱室4内に
供給される(図1及び図6の矢印A4参照)。このと
き、遮熱板23の前部には前下がりの傾斜部26が形成
されているので、通風路24から天井部吸気口21を通
して加熱室4内に供給される風は、その傾斜部26に沿
って流れるようになる。また、通風路24を流れる風に
より、庫内灯22も冷却される。加熱室4内に空気が供
給されることに伴い、加熱室4内の空気は、後部の排気
口29から本体1の外部へ排出されるようになる。
【0025】一方、オーブン調理を行う場合には、被調
理物を載置した図示しないオーブン皿を、加熱室4内の
皿受部12にセットし、扉7を閉じた状態で、操作パネ
ル8のキー9の操作によりオーブン調理の指示を行う。
この指示に基づき、ヒータ19及び下ヒータが通電され
て発熱し、その熱によりオーブン皿上の被調理物が加熱
調理される。
【0026】このときも冷却ファン16のファンモータ
16bが通電されるが、この場合は、マグネトロン13
を冷却する必要はないため、当該ファンモータ16b
は、位相制御によりレンジ調理の場合よりも低い回転速
度、例えば1400rpmの回転速度で回転される。こ
の冷却ファン16の送風作用により、上記したレンジ調
理の場合と同様に、本体1外の空気が機械室5内に吸入
され(矢印A1参照)、その一部がマグネトロン13を
通過した後、導風ダクト18内を通り、内箱3の天井部
3eの上面の通風路24に供給され(矢印A2参照)、
また、残りの空気は、インバータ回路の電気部品15な
どを冷却した後、外カバー2の外部に排出される(矢印
A3参照)。上記通風路24内に供給された空気は、通
風路24内を流れ、天井部吸気口21から加熱室4内に
供給される(矢印A4参照)。
【0027】上記した実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。まず、マグネトロン13を通過し
た冷却ファン16による風を導風ダクト18から内箱3
の天井板3e上面の前部側へ導く通風路24を、加熱室
4の天井部を構成する内箱3の天井板3eと、これの上
方に配置される遮熱板23と、内箱3の天井板3eに設
けられた凸部20とにより形成する構成としているの
で、加熱室4の天井部の上面側に専用の吸気ダクトを設
ける場合とは違い、専用の吸気ダクトを別途設ける必要
がなく、その分部品点数を少なくできると共に、コスト
も低減できるようになる。
【0028】この場合、上記凸部20は、内箱3の天井
板3e(加熱室4の天井部)に設けられ、ヒータ19の
反射板部を兼ねる構成としているので、通風路24を形
成するために専用の凸部を設ける場合に比べて、構成を
簡素化できる。
【0029】また、遮熱板23の前部に前下がりの傾斜
部26を設けたことにより、通風路24から天井部吸気
口21を通して加熱室4内に供給される風が、その傾斜
部26に沿って流れるようになるので、その風が扉7の
内面に沿って流れやすくなり、扉7が、被調理物から発
生する水蒸気で曇りることを良好に防止できるようにな
る。このとき、レンジ調理の際に加熱室4内に供給され
る風は、マグネトロン13を冷却した後の暖かい空気で
あるので、扉7の曇りを一層良好に防止できるようにな
る。
【0030】ここで、導風ダクト18から通風路24へ
流れ込んだ風は、導風ダクト18に近い側の天井部吸気
口21よりも導風ダクト18から遠い側の天井部吸気口
21から加熱室4内に入りやすい傾向がある。そこで、
本実施例のように、天井部吸気口21は、導風ダクト1
8に近い側(図1において右側)の開口面積が、導風ダ
クト21から遠い側(図1において左側)に比べて大き
くなるように形成することにより、導風ダクト18に近
い側の天井部吸気口21からも導風ダクト18から遠い
側の天井部吸気口21からも極力均一な量の風が入るよ
うになる。
【0031】さらに、加熱室4内を照明する庫内灯22
を、通風路24に配置しているので、通風路24を通る
風が庫内灯22にも当たるようになり、その風により庫
内灯22を冷却できると共に、庫内灯22に蒸気が付着
することも防止できるようになる。このとき、庫内灯2
2は、通風路24において天井部吸気口21の開口面積
が大きい右側の部分に位置させて配設したことにより、
庫内灯22に風を良好に当てることができると共に、庫
内灯22が発する光により、天井部吸気口21を介して
加熱室4内を良好に照明できるようになる。
【0032】さらに、遮熱板23には、導風ダクト18
との接続部分に、上方へ膨出する膨出部25を形成して
いるので、導風ダクト18から通風路24へ風が入りや
すくできると共に、通風量を確保できる。また、その膨
出部23に湾曲部25aを形成したことにより、導風ダ
クト18からの風を通風路24の前部側へ流れ易くでき
る。
【0033】一方、オーブン調理の際には、冷却ファン
16は、マグネトロン13を冷却する必要はないため、
レンジ調理の際よりも低い回転速度で動作させるように
している。この場合も、冷却ファン16による風が、レ
ンジ調理の際と同様に通風路24を通して加熱室4内へ
供給されるようになるので、加熱室4内の湿気を含んだ
空気が、通風路24側、ひいては機械室5側へ逆流する
ことを防止できると共に、庫内灯22を冷却できる。ち
なみに、加熱室4内の湿気を含んだ空気が機械室5側に
流れると、機械室5内に配設された電気部品16などの
故障の要因になるおそれがある。
【0034】また、上記した実施例においては、加熱室
4の天井部を構成する内箱3の天井板3eは、ステンレ
ス鋼板により形成していて、この天井板3eに、庫内灯
22の透光用開口部を兼ねる、パンチング孔からなる天
井部吸気口21を形成しているので、その天井部吸気口
21部分に錆防止用の塗装を施す必要はない。ちなみ
に、アルミメッキ鋼板製の内箱3の右側板3cに、パン
チング孔からなる吸気口を形成するようにした場合に
は、その吸気口部分に錆防止用の塗装を施す必要がある
が、本実施例では錆防止用の塗装を施す必要がないの
で、その分コストを低減できることになる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の加熱調理器によれば、冷却ファンによる風を導風ダク
トから加熱室の天井部上面の前部側へ導く通風路を、加
熱室の天井部と、これの上方に配置される遮熱板と、こ
れら加熱室の天井部と遮熱板のうちの一方に設けられた
凸部とにより形成する構成としているので、加熱室の天
井部の上面側に専用の吸気ダクトを設ける場合とは違
い、専用の吸気ダクトを別途設ける必要がなく、その分
部品点数を少なくできると共に、コストも低減できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、外カバー及び
遮熱板を外した状態での平面図
【図2】扉を開放した状態での全体の斜視図
【図3】外カバーを外した状態での右側面図
【図4】外カバーを外した状態での平面図
【図5】図4中、B−B線に沿う要部の断面図
【図6】図4中、C−C線に相当する部分での要部の断
面図
【符号の説明】
図面中、1は本体、2は外カバー、3は内箱、3eは天
井板(加熱室の天井部)、4は加熱室、5は機械室、6
は前面開口部、7は扉、13はマグネトロン(電気部
品)、15は電気部品、16は冷却ファン、18は導風
ダクト、19はヒータ、20は凸部、22は庫内灯、2
3は遮熱板、24は通風路、26は傾斜部を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外カバーの内部に設けられ、内部に被調
    理物を収容する加熱室と、 この加熱室の前面開口部を開閉する扉と、 前記加熱室内にマイクロ波を供給して当該加熱室内に収
    容された被調理物を加熱調理するマグネトロンと、 このマグネトロンなどの電気部品を冷却するように設け
    られた冷却ファンと、 この冷却ファンによる風を前記加熱室の天井部の上面側
    へ導くように設けられた導風ダクトと、 前記加熱室の天井部の下面に配設され、加熱室内に収容
    された被調理物を加熱調理するヒータと、 前記加熱室の天井部の上方に前記ヒータの熱が前記外カ
    バー側へ伝わることを遮断するように設けられた遮熱板
    と、 この遮熱板と前記加熱室の天井部のうちの一方に相手側
    に向けて突出するように設けられ、これら遮熱板と加熱
    室の天井部と共に、前記導風ダクトからの風を前記加熱
    室の天井部上面の前部側へ導く通風路を形成する凸部
    と、 前記加熱室の天井部の前部に設けられ、前記通風路を通
    った風を前記加熱室の内部へ案内する天井部吸気口とを
    具備したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 凸部は、加熱室の天井部に設けられ、ヒ
    ータの反射板部を兼ねることを特徴とする請求項1記載
    の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 遮熱板の前部に前下がりの傾斜部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 ヒータによる加熱調理時に、冷却ファン
    を動作させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 加熱室内を照明する庫内灯を、通風路に
    配置したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 天井部吸気口は、導風ダクトに近い側の
    開口面積が、導風ダクトから遠い側に比べて大きくなる
    ように形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    加熱調理器。
  7. 【請求項7】 加熱室内を照明する庫内灯を、通風路に
    おいて天井部吸気口の開口面積が大きい部分に位置させ
    て配設したことを特徴とする請求項6記載の加熱調理
    器。
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