JP2001310648A - 自動車のアクセルペダル装置 - Google Patents

自動車のアクセルペダル装置

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JP2001310648A
JP2001310648A JP2000131379A JP2000131379A JP2001310648A JP 2001310648 A JP2001310648 A JP 2001310648A JP 2000131379 A JP2000131379 A JP 2000131379A JP 2000131379 A JP2000131379 A JP 2000131379A JP 2001310648 A JP2001310648 A JP 2001310648A
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accelerator pedal
rotation
pedal arm
rotatable shaft
pedal device
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JP2000131379A
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English (en)
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Masamitsu Kojima
正光 小島
Yoshiteru Igarashi
美照 五十嵐
Katsutoshi Kumazawa
勝利 熊沢
Noboru Nakagawa
昇 中川
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Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アクセルペダルの踏み込み過ぎを回避でき、
ペダル踏み込み量でのアクセルペダルアームの回動位置
を一定に維持できるペダル踏み込み力の範囲を大きくで
き、種々のヒステリシス特性に容易に対応でき、コスト
低減を図れる自動車のアクセルペダル装置及びダンパを
提供すること。 【解決手段】支持フレーム5と、支持フレーム5に回転
自在に支持された軸部材7と、軸部材7に取り付けられ
たアクセルペダルアーム8を初期回動位置に回動付勢す
るコイルばね9と、回転自在軸122を有すると共に、
回転自在軸122の初期回転位置からの回転に従って漸
次増大する摩擦抵抗力を発生するダンパ10と、アクセ
ルペダルアーム8の少なくとも初期回動位置からの回動
を回転自在軸に伝達する伝達機構123とを具備してお
り、ダンパ5は、アクセルペダルアーム8の回動により
漸次増大する摩擦抵抗力を、アクセルペダルアーム8に
付与するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のアクセル
ペダルアームの回動に適宜の制動を与えるダンパを具備
したアクセルペダル装置及びこのアクセルペダル装置に
用いて好適なダンパに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車の低燃費化、二
酸化炭素低減のために自動車エンジンの燃料噴射の木目
細かな制御が必要とされ、これに伴ってアクセルペダル
の踏み込みによるスロットルバルブ開度調整を電子的に
行うことが実用化されている。
【0003】エンジンの燃料噴射を電子制御で行う自動
車では、アクセルペダルアームとスロットルバルブとの
間に配されるアクセルワイヤが通常省かれるが、このア
クセルワイヤレスの自動車では、アクセルワイヤ付きの
自動車と比較して、ペダル踏み力に対する反力が異なる
上に、ペダル踏み込み量とペダル踏み込み力との関係に
おけるヒステリシス特性が実質的に狭いループ、換言す
ればペダル踏み込み量に対するペダル踏み込み力特性が
直線的になるために、アクセルワイヤ付きの自動車に乗
り慣れた一般の運転者がアクセルワイヤレスの自動車を
運転すると、アクセルペダルを踏み込み過ぎて、燃料を
今まで以上に消費してしまったり、一定のペダル踏み込
み量でのアクセルペダルアームの回動位置を維持するこ
とが困難となる虞がある。
【0004】ペダル踏み力に対して大きな反力を得るた
めに、アクセルペダルアームを初期回動位置に復帰させ
るリターンスプリングのばね力を単に大きくすると、定
速走行時にリターンスプリングからの大きな反力により
ペダル踏み足に早期の疲労を生じさせる虞がある。
【0005】そこで、一端をコイルばねを介して終端さ
せると共に、固定された螺旋管内を挿通させたダミーケ
ーブルの他端にアクセルペダルアームを連結して、当該
ダミーケーブルにより従来のアクセルワイヤ付きのもの
と同様なペダル踏み込み量とペダル踏み力との関係にお
けるヒステリシス特性を有する反力が得られるようにす
ることが提案されているが、このダミーケーブルを用い
る解決策は、ダミーケーブルを設置するための比較的大
きなスペースを必要とするために、トラックやRV車の
ようにスペースに十分余裕のある大型車種の自動車にし
か採用できず、加えて、ダミーケーブルによる反力調整
は比較的困難であって、コスト高となる虞がある上に、
ヒステリシス特性を得るために、金属製のダミーケーブ
ルを管の樹脂被覆内面に摺動させて、金属製のダミーケ
ーブルと管の樹脂被覆内面との間に摺動抵抗を生じさせ
ているが、この摺動による摩耗で長期の使用において大
きな特性変化が生じる虞がある。
【0006】最近では、アクセルペダルアームの回動に
従って漸次増大する摩擦抵抗力を軸部材を介して当該ア
クセルペダルアームに付与するダンパ付きのペダル装置
が提案されている。
【0007】斯かる提案のダンパ付きのペダル装置で
は、アクセルペダルアームの回動が直接にダンパに伝達
されるようになっているために、アクセルペダルアーム
の回動とダンパの回転自在軸の回転とが一対一となり、
したがってアクセルペダルアームに付与されるヒステリ
シス特性を異ならせるためには、別のダンパを用いなけ
ればならず、要求されるヒステリシス特性が自動車の車
種毎に異なる場合には、種々のダンパを準備する必要が
あるが、斯かる種々のダンパを準備することは、結果と
して各ダンパのコスト上昇を招来する虞がある。
【0008】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、アクセルペダルの
踏み込み過ぎを回避でき、ペダル踏み込み量に応じて、
そのペダル踏み込み量でのアクセルペダルアームの回動
位置を一定に維持できるペダル踏み込み力の範囲を大き
くでき、しかも、要求される種々のヒステリシス特性に
容易に対応でき、コスト低減を図ることができる自動車
のアクセルペダル装置及びこれに好適なダンパを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様の自
動車のアクセルペダル装置は、支持フレームと、この支
持フレームに回転自在に支持された軸部材と、この軸部
材に取り付けられたアクセルペダルアームと、このアク
セルペダルアームを初期回動位置に回動付勢するコイル
ばねと、回転自在軸を有すると共に、この回転自在軸の
初期回転位置からの回転に従って漸次増大する摩擦抵抗
力を発生するダンパと、アクセルペダルアームと回転自
在軸との間に介在されており、アクセルペダルアームの
少なくとも初期回動位置からの回動を回転自在軸に伝達
する伝達機構とを具備しており、ここで、ダンパは、ア
クセルペダルアームの初期回動位置からの回動に従う回
転自在軸の回転よって漸次増大する摩擦抵抗力を、伝達
機構を介してアクセルペダルアームに付与するようにな
っている。
【0010】第一の態様のアクセルペダル装置によれ
ば、アクセルペダルアームの初期回動位置からの回動に
従って漸次増大する摩擦抵抗力を、伝達機構を介してア
クセルペダルアームに付与するダンパを具備しているた
めに、アクセルペダルの踏み込み過ぎを回避でき、しか
も、アクセルペダルアームの少なくとも初期回動位置か
らの回動を回転自在軸に伝達する伝達機構を具備してい
るために、伝達機構における伝達比を適宜設定すること
により、伝達機構を介してアクセルペダルアームに付与
される摩擦抵抗力を大きく又は小さくでき、摩擦抵抗力
の増大率(減少率)を大きく又は小さくでき、而して、
要求される種々のヒステリシス特性に容易に対応でき
る。
【0011】本発明の第二の態様の自動車のアクセルペ
ダル装置では、第一の態様のアクセルペダル装置におい
て、伝達機構は、アクセルペダルアームの初期回動位置
からの回動に加えて、アクセルペダルアームの初期回動
位置への回動を回転自在軸に伝達するようになってい
る。
【0012】第二の態様のアクセルペダル装置によれ
ば、回転自在軸には伝達機構によりアクセルペダルアー
ムの初期回動位置への回動も伝達されるようになってい
るために、アクセルペダルアームの初期回動位置への回
動にダンパの特性が付与され、而して、ペダル踏み込み
量に応じて、そのペダル踏み込み量でのアクセルペダル
アームの回動位置を一定に維持でき、したがって、ダン
パのヒステリシス特性がそのままアクセルペダルアーム
に付与されることとなる。
【0013】本発明において伝達機構としては、歯車等
を用いたものであってもよいが、好ましい例として、第
三の態様の自動車のアクセルペダル装置のように、一端
部が回転自在軸に固着されたリンク部材と、リンク部材
の他端部に設けられて、アクセルペダルアームに移動自
在に係合する係合部材とを具備したもの又は第四の態様
の自動車のアクセルペダル装置のように、回転自在軸に
固着された一端部を有すると共に二股状他端部を有した
リンク部材と、リンク部材の二股状他端部によって形成
された空間に配されて、当該二股状他端部に移動自在に
係合すると共にアクセルペダルアームに固着された係合
部材とを具備しているもの、更には、第五の態様の自動
車のアクセルペダル装置のように、アクセルペダルアー
ムの初期回動位置への回動において、ダンパで発生され
た摩擦抵抗力をアクセルペダルアームに伝達するように
なっているものを挙げることができる。第四の態様にお
ける伝達機構によれば、アクセルペダルアームの初期回
動位置への回動を回転自在軸に伝達できるために、簡単
な構成により第二の態様のアクセルペダル装置と同様の
効果を奏し得、第五の態様における伝達機構によれば、
同じく第二の態様のアクセルペダル装置と同様の効果を
奏し得る。なお、リンク部材の二股状他端部の自由端
は、好ましい例では、例えば非連結になっているが、本
発明はこれに限定されず、相互に連結されていてもよ
く、この場合には、二股状他端部によって形成される空
間は閉塞空間となる。
【0014】また本発明の自動車のアクセルペダル装置
は、回転自在軸の初期回転位置からの回転が、第六の態
様のアクセルペダル装置のように、伝達機構を介してア
クセルペダルアームの初期回動位置からの回動に拘束さ
れるようになっていても、第七の態様のアクセルペダル
装置のように、伝達機構を介してアクセルペダルアーム
の初期回動位置への回動に拘束されるようになっていて
も、また、アクセルペダルアームの初期回動位置からの
回動が、第八の態様のアクセルペダル装置のように、伝
達機構を介して回転自在軸の初期回転位置からの回転に
拘束されるようになっていても、第九の態様のアクセル
ペダル装置のように、伝達機構を介して回転自在軸の初
期回転位置への回転に拘束されるようになっていてもよ
い。
【0015】本発明では、好ましくは、第十の態様のア
クセルペダル装置のように、回転自在軸は、軸部材の軸
心と平行な軸心を有しており、第十一の態様のアクセル
ペダル装置のように、ダンパは、支持フレームに取り付
けられたハウジングを有している。
【0016】また本発明の自動車のアクセルペダル装置
は、好ましくは、第十二の態様のアクセルペダル装置の
ように、アクセルペダルアームの回動角を検出する検出
手段を更に具備しており、この場合、検出手段は、ハウ
ジングに内蔵されている。
【0017】第十二の態様のアクセルペダル装置によれ
ば、アクセルペダルアームの回動角を検出する検出手段
がハウジングに内蔵されているために、コンパクトに設
置できて大幅なスペースの削減を期待できる上に、ダン
パと検出手段との相互の動作位置の調整作業を省き得
る。
【0018】本発明の第十三の態様の自動車のアクセル
ペダル装置では、第十二の態様のアクセルペダル装置に
おいて、回転自在軸は、ハウジング内に伸張しており、
検出手段は、アクセルペダルアームの回動角として回転
自在軸の回転角を検出するようになっている。
【0019】第十三の態様の自動車のアクセルペダル装
置によれば、アクセルペダルアームと回転自在軸との間
に伝達機構が配されて、検出手段は、アクセルペダルア
ームの回動角を伝達機構及び回転自在軸を介して検出す
るようになっているために、伝達機構における伝達比を
適宜設定することにより、アクセルペダルアームの回動
角をより細かに又は粗く検出でき、検出分解能を高く又
は低くできる。
【0020】本発明において検出手段は、第十四の態様
のアクセルペダル装置のように、好ましくは、光学的、
磁気的又は電気抵抗的な検出器からなっているが、本発
明は、これに限定されない。なお、電気抵抗的な検出器
は、いわゆるポテンショメータタイプのものであって、
回転自在軸又は軸部材の回転と共に回転する接触子と、
この接触子に接触する電気抵抗体とを具備して、接触子
が電気抵抗体に接触する位置での電気抵抗に基づいて、
回転自在軸又は軸部材の回転角を電気的に検出するよう
になっている。
【0021】本発明において支持フレームは、車体に一
体に形成されたものであってもよいが、これに代えて車
体とは別体であってもよく、好ましくは第十五の態様の
自動車のアクセルペダル装置のように、ハウジングと支
持フレームとの組み合わせ体を合成樹脂等から一体形成
した一体成型品から構成してもよく、斯かる一体成型品
からなる組み合わせ体を用いることにより、製作費を削
減できて、しかも、堅牢なものとし得る。
【0022】本発明の第十六の態様の自動車のアクセル
ペダル装置では、第一から第十一の態様のアクセルペダ
ル装置において、アクセルペダルアームの回動角を検出
する検出手段を更に具備しており、斯かるアクセルペダ
ル装置において、好ましくは、第十七の態様の自動車の
アクセルペダル装置のように、検出手段は、軸部材の回
転角を検出して、アクセルペダルアームの回動角を検出
するようになっていると、アクセルペダルアームの回動
角を、バックラッシュ等に影響されることなしに、その
まま検出でき、また、第十八の態様の自動車のアクセル
ペダル装置のように、検出手段は、他の回転自在軸と、
アクセルペダルアームの回動を他の回転自在軸に伝達す
る他の伝達機構とを具備していると、第十三の態様のア
クセルペダル装置と同様に、他の伝達機構における伝達
比を適宜設定することにより、アクセルペダルアームの
回動角をより細かに又は粗く検出でき、検出分解能を高
く又は低くできる。
【0023】本発明において他の伝達機構は、好ましく
は、第十九の態様の自動車のアクセルペダル装置のよう
に、他の回転自在軸に固着された一端部を有すると共に
二股状他端部を有した他のリンク部材と、この他のリン
ク部材の二股状他端部によって形成された空間に配され
て、当該二股状他端部に移動自在に係合すると共にアク
セルペダルアームに固着された他の係合部材とを具備し
ている。
【0024】第十九の態様の自動車のアクセルペダル装
置によれば、検出手段は、他の伝達機構を介してアクセ
ルペダルアームの初期回動角を検出するように確実に復
帰される結果、アクセルペダルアームが初期回動位置に
復帰されてもそれを検出しないというような不都合な事
態を回避できる。なお、他のリンク部材の二股状他端部
の自由端は、第四の態様のそれと同様に、好ましい例で
は非連結になっているが、本発明はこれに限定されず、
相互に連結されていてもよく、この場合には、当該二股
状他端部によって形成される空間は閉塞空間となる。
【0025】本発明において、アクセルペダルアームの
回動をダンパの回転自在軸に伝達する伝達機構が、アク
セルペダルアームの初期回動位置からの回動のみを回転
自在軸に伝達するようになっているもの、回転自在軸の
初期回転位置からの回転のみをアクセルペダルアームの
初期回動位置からの回動によって拘束するようにしてい
るもの及びアクセルペダルアームの初期回動位置からの
回動のみを回転自在軸の初期回転位置からの回転によっ
て拘束するようにしているものの場合には、換言すれ
ば、伝達機構が一方向クラッチとして構成されている場
合であって、検出手段が第十七から第十九の態様のよう
に構成されている場合には、故障などの何らかの原因で
ダンパの回転自在軸が初期回転位置へ復帰回転できなく
なっても、アクセルペダルアームのみを独立に初期回動
位置へ復帰回動でき、検出手段からアクセルペダルアー
ムの初期回動角を検出した検出信号を確実に送出できる
こととなり、ダンパの故障等でアクセルペダルアームを
初期回動位置へ復帰回動できなくなって、検出手段から
異常な検出信号が送出されるような事態を回避できる。
【0026】本発明の第二十の態様の自動車のアクセル
ペダル装置では、第一から第十九のの態様のアクセルペ
ダル装置において、ダンパは、軸心方向に移動自在であ
って軸心周りの方向では不動に配された可動体と、この
可動体に対面して軸心周りで回転自在に配されていると
共に、回転自在軸の回転により回転される回転体と、可
動体を回転体に向かって弾性的に付勢するばね手段と、
回転体の回転においてばね手段の弾性力に抗して可動体
を回転体から軸心方向に離反させて、ばね手段のばね力
を増大させることにより、漸次増大する摩擦抵抗力を発
生させる摩擦抵抗力発生手段とを具備している。
【0027】本発明において、ダンパの摩擦抵抗力発生
手段は、好ましくは、第二十一の態様の自動車のアクセ
ルペダル装置のように、可動体に対面する回転体の一方
の面に、軸心方向であって可動体の一方の面に向かって
突出して一体的に形成された突起と、回転体に対面する
可動体の一方の面に、軸心方向であって回転体の一方の
面に向かって突出して一体的に形成された突起とを具備
しており、両突起同士は、面接触するようになってい
る。
【0028】第二十一の態様のアクセルペダル装置で
は、摩擦抵抗力発生手段を、可動体と回転体との間に配
されて、可動体と回転体との夫々に一体形成された突起
でもって構成するために、極めてコンパクトなものとす
ることができ、小さなスペースを有効に利用して設置で
き、しかも、両突起同士を面接触させるために、その接
触面における摩擦係数を適宜設定することにより概略ア
クセルペダルアームの回動に付与できる抵抗力を決定し
得、ペダル踏み込み量とペダル踏み力との関係における
ヒステリシス特性をもった反力調整を極めて簡単に行う
ことができる。
【0029】本発明の第二十二の態様の自動車のアクセ
ルペダル装置では、上記の第二十又は第二十一の態様の
アクセルペダル装置において、摩擦抵抗力発生手段は、
可動体に対面する回転体の一方の面に形成された傾斜面
と、回転体に対面する可動体の一方の面に形成されて前
記傾斜面に面接触する傾斜面とを具備している。
【0030】第二十二の態様のアクセルペダル装置によ
れば、回転体の一方の面に形成された傾斜面と、可動体
の一方の面に形成された傾斜面とにおける摩擦係数を適
宜設定することにより概略アクセルペダルアームの回動
に付与できる抵抗力を決定し得、ペダル踏み込み量とペ
ダル踏み力との関係におけるヒステリシス特性をもった
反力調整を極めて簡単に行うことができる。
【0031】本発明の第二十三の態様の自動車のアクセ
ルペダル装置では、第二十から第二十二のいずれかの態
様のアクセルペダル装置において、摩擦抵抗力発生手段
は、回転体の他方の面に面接触する固定面を具備してい
る。
【0032】第二十二の態様のアクセルペダル装置で
は、回転体の他方の面と固定面とにおける摩擦係数を適
宜設定することにより概略アクセルペダルアームの回動
に付与できる抵抗力を決定し得るため、上記と同様に、
ヒステリシス特性をもった反力調整を極めて簡単に行う
ことができる。
【0033】なお、第二十二の態様のアクセルペダル装
置において、互いに面接触する回転体の他方の面と固定
面との夫々を、傾斜面で形成してもよく、また、固定面
を軸心方向に関して位置決め調整自在にしてもよく、こ
のように固定面を軸心方向に関して位置決め調整自在に
すると、ばね手段によって発生される初期弾性力、換言
すれば初期抵抗力を任意に調整、設定でき、最適な初期
抵抗力を得ることができる。
【0034】本発明において、ばね手段としては、ゴム
又は板ばねを利用したもの等のいずれでもよく、好まし
くは、少なくとも一個のコイルばねを具備して構成する
ことにより、耐久性に優れ且つ構造の簡単なものとし
得、また、同心に配された少なくとも二個のコイルばね
を具備して構成してもよく、この場合、弾性係数が相互
に異なった少なくとも二個のコイルばねで構成すると、
一方のコイルばねを微調整用に用いることができ、抵抗
力の設計、調整を簡単になし得、この観点からは極めて
好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態
を、図に示す好ましい例を参照して説明する。なお、本
発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0036】図1から図10において、本例の自動車の
アクセルペダル装置1は、一対の側板部2及び3並びに
側板部2及び3を橋絡して、当該側板部2及び3に一体
形成された底板部4を有した支持フレーム5と、支持フ
レーム5の側板部2及び3に軸心6を中心としてR方向
に回転自在に支持された軸部材7と、軸部材7に取り付
けられたアクセルペダルアーム8と、アクセルペダルア
ーム8を初期回動位置に回動付勢するコイルばね9と、
回転自在軸122を有すると共に、回転自在軸122の
初期回転位置からのr方向の回転に従って漸次増大する
摩擦抵抗力を発生するダンパ10と、アクセルペダルア
ーム8と回転自在軸122との間に介在されており、ア
クセルペダルアーム8の少なくとも初期回動位置からの
回動、本例ではアクセルペダルアーム8の初期回動位置
からの回動及び初期回動位置への回動、すなわちR方向
の両方向の回動を回転自在軸122に伝達する伝達機構
123と、アクセルペダルアーム8の初期回動位置への
復帰においてアクセルペダルアーム8のそれ以上の回動
を禁止するストッパ11(図12及び図13参照)と、
アクセルペダルアーム8の回動角を検出する検出手段1
2とを具備している。
【0037】支持フレーム5は、車体にリベット又はボ
ルト13等によりその底板部4で固定されるようになっ
ており、軸部材7を側板部2及び3で回転自在に支持し
ている。
【0038】アクセルペダルアーム8は、一端部にアク
セルペダル14を有しており、軸部材7に固着されて、
当該軸部材7を介して支持フレーム5に軸心6を中心と
してR方向に回動自在に支持されている。
【0039】コイルばね9は、捩りコイルばねからな
り、その一端部15がアクセルペダルアーム8に、その
他端部16が支持フレーム5の側板部2に夫々係止され
ていると共に、図2においてアクセルペダルアーム8を
R方向において反時計回りの方向に常時弾性的に付勢し
ている。コイルばね9の一端部15側は、側板部3の凹
所22を通って伸長しており、凹所22は、コイルばね
9の一端部15側がアクセルペダルアーム8のR方向の
回動に連れて回動できるように形成されている。なお、
他端部16を、支持フレーム5の側板部2に係止させる
代わりに、底板部4に係止させてもよい。
【0040】ダンパ10は、環状の一端部17に鍔部1
8を一体的に有すると共に他端部19に底部20を一体
的に有する有底円筒状のハウジング21と、軸部材7の
軸心6と平行な軸心121を有して、ハウジング21内
まで伸張した回転自在軸122と、回転自在軸122と
同心に配されたハウジング21内に、当該ハウジング2
1に対して軸心121方向に移動自在であって軸心12
1周りの方向、すなわちr方向では不動に配された円環
板状の可動体23と、一端部24がハウジング21の底
部20に、他端部25が可動体23に夫々当接して、ハ
ウジング21内において可動体23と底部20との間に
配されたばね手段としてのコイルばね、特に好ましくは
圧縮コイルばね26と、ハウジング21内に、可動ばね
受けとしての可動体23に対面して且つハウジング21
に対してr方向に回転自在に配されていると共に、回転
自在軸122の回転により回転される回転体28と、ハ
ウジング21内に配されており、回転体28のr方向の
回転においてコイルばね26の弾性力に抗して可動体2
3を回転体28から軸心121方向に離反させてハウジ
ング21の底部20に接近させて、コイルばね26のば
ね反力を増大させることにより、漸次増大する摩擦抵抗
力を発生させる摩擦抵抗力発生手段29と、ハウジング
21の一端部17に締め付け、固着された環状の蓋部材
34とを具備している。
【0041】本例のハウジング21は、円筒部31と、
円筒部31の一端部17に一体的に形成された鍔部18
と、円筒部31の他端部19に一体的に形成された底部
20とを具備している。
【0042】円筒部31は、その内周面32に、ねじ部
33に加えて、軸心121方向に伸びて形成された少な
くとも一つ、本例では6個の溝41(1個のみ図示)を
具備しており、溝41は、r方向において等角度間隔で
配されている。
【0043】外径が略楕円形の鍔部18は、中央に円筒
部31の内部に連通する貫通孔42を、長軸方向の両端
部に貫通孔43及び44を夫々有しており、ハウジング
21は、貫通孔43及び44を通ったボルト45により
鍔部18において側板部3の外面46に固定支持されて
設けられている。
【0044】蓋部材34は、その外周面にねじ部50
を、中央に回転自在軸122が余裕をもって通る貫通孔
51を夫々有しており、ねじ部50がねじ部33に螺合
されて、円筒部31の一端部17に締め付け、固着され
ている。
【0045】可動体23は、図5、図6及び図7に特に
詳しく示すように、中央に貫通孔55を有した円環板状
の本体56と、本体56の外周面57に一体的に形成さ
れた少なくとも一個、本例では6個の突起58と、底部
20に面した面59に形成された環状の凹所60とを具
備しており、各突起58は、r方向において等角度間隔
に配されており、各溝41に軸心121方向に可動に配
されて、これにより可動体23は、軸心121方向に移
動自在であってr方向では不動にされており、凹所60
においてコイルばね26の他端25が本体56に着座し
ている。
【0046】コイルばね26は、円筒部31内に円筒部
31と同心に且つ可動体23を底部20から軸心121
方向において離反させるように、弾性的に縮められて配
されている。
【0047】回転体28は、特に図8、図9及び図10
に詳細に示すように、円筒部65と、円筒部65の外周
面66の一端部側に一体的に形成された環状板部67と
を具備しており、円筒部65は、貫通孔55を通って且
つ当該貫通孔55を規定する本体56の内周面68と軸
心121方向及びr方向に相対的に摺動自在に接触して
伸びており、円筒部65には、その中央円孔69におい
て、互いに対面する平坦面70及び71が形成されてお
り、平坦面70及び71により規定された中央円孔69
に回端自在軸122の二面取りされた部位が嵌入され
て、これにより、アクセルペダルアーム8のR方向の回
動で伝達機構123を介して回転自在軸122が図2に
おいて時計回りの方向に回転されると、斯かる回転自在
軸122の回転で回転体28は同じく同方向に回転され
るようになっている。
【0048】なお、貫通孔55を貫通するように円筒部
65を長く形成すると、回転体28の軸心121方向の
移動及びr方向の回転を本体56の内周面68により案
内できるために好ましいが、これに代えて、貫通孔55
まで伸びることなしに円筒部65を短く形成し又は省略
し、回転体28の軸心121方向の移動及びr方向の回
転を円筒部31の内周面32により案内させるようにし
てもよい。
【0049】摩擦抵抗力発生手段29は、可動体23の
本体56の環状の面81に対面する回転体28の環状板
部67の環状の面82の外周側に、軸心121方向であ
って可動体23の面81に向かって突出し且つ傾斜面8
3を有して一体的に形成された少なくとも一個、本例で
は3個の突起84と、回転体28の環状板部67の面8
2に対面する可動体23の本体56の面81の外周側
に、軸心121方向であって回転体28の面82に向か
って突出し且つ傾斜面83に面接触する傾斜面85を有
して一体的に形成された少なくとも一個、本例では3個
の突起86と、回転体28の環状板部67の環状の面8
7と、当該回転可能な面87に面接触するように、固定
面88とを具備している。
【0050】3個の突起84は、面82においてr方向
に等角度間隔に配されて、環状板部67に一体的に形成
されており、同じく突起86は、面81においてr方向
に等角度間隔に配されて、本体56に一体的に形成され
ており、傾斜面83及び85は、互いに面接触するよう
に相補的に且つ好ましくは軸心121関して約45°の
傾きで傾斜して形成されている。
【0051】面81には、夫々の突起84の軸心121
方向の先端が落ち込む凹所91と、凹所91を規定する
段部92が突起86に連接して形成されており、面82
にも、夫々の突起86の軸心121方向の先端が落ち込
む凹所93と、凹所93を規定する段部94とが突起8
4に連接して形成されており、段部92及び段部94に
より傾斜面83と傾斜面85との初期面接触位置が規定
されている(図6及び図10においては、突起84及び
86等は省略されている)。
【0052】固定面88は、円筒部31の内周面32に
形成されたねじ部33に螺合して、円筒部31の一端部
17に固着され蓋部材34の一方の面からなる。なお、
固定面88を構成する蓋部材34を省いて摩擦抵抗力発
生手段29を構成してもよく、この場合には、回転体2
8が軸心121方向であって可動体23から離反する方
向には移動しないように当該回転体28を回転自在軸1
22に固着する。
【0053】伝達機構123は、一端部131が回転自
在軸122に固着されたリンク部材132と、リンク部
材132の二股状他端部133によって形成された空間
134に配されて、当該二股状他端部133に移動自在
に摺動係合すると共にアクセルペダルアーム8の他端部
104に固着された円柱状の係合部材135とを具備し
ている。
【0054】ストッパ11は、図12及び図13に示さ
れている(図1及び図2では省略)ように、底板部4又
は側板部2に一体形成された支持部101と、支持部1
01にナット102を介して取り付けられた受け部材1
03とを具備しており、受け部材103にアクセルペダ
ルアーム8の他端部104が当接することにより、アク
セルペダルアーム8の初期回動位置への復帰において当
該アクセルペダルアーム8のそれ以上の回動を禁止する
ようになっている。
【0055】検出手段21は、本例では、ハウジング2
1に内蔵されたポテンショメータタイプの検出器からな
り、底部20の中央の凹所105に固着されて電気抵抗
体が形成された固定板106と、一端部が固定板106
の電気抵抗体に摺動自在に接触すると共に、他端部が軸
部材7に固着された接触子107とを具備しており、回
転自在軸122のr方向の回転を電気的に検出して、而
して、アクセルペダルアーム8の回動角を検出し、この
電気的検出信号を図示しない自動車エンジンの燃料噴射
制御装置に出力するようになっている。燃料噴射制御装
置は、検出手段21からの電気的検出信号に基づいてス
ロットルバルブ開度調整を電子的に行うようになってい
る。
【0056】以上のアクセルペダル装置1を具備した自
動車では、アクセルペダル14の踏み込みで、アクセル
ペダルアーム8がコイルばね9の弾性力に抗して図2に
おけるR方向において時計回りの方向に回動されると、
係合部材135を介してリンク部材132が図2におけ
るr方向において反時計回りの方向に回動され、これに
より回転自在軸122もまた図2において反時計回りの
方向に回動され、而して、回転自在軸122を介して回
転体28が回転されると、突起84も同方向に回転され
て、突起84の回転により、傾斜面85で傾斜面83に
面接触した突起86を一体的に有した可動体23は、図
11に示すように、軸心121方向においてコイルばね
26の弾性力に抗して底部20に向かって移動され、逆
に、ペダル踏み込みが解除されると、コイルばね9の弾
性力によりアクセルペダルアーム8は、元の位置に復帰
され、同じく、可動体23は、図1に示すように、元の
位置に復帰される。
【0057】そしてアクセルペダル装置1を具備した自
動車では、アクセルペダル14の踏み込みで回転自在軸
122が回転されると、回転自在軸122の回転角を検
出する検出手段12からの電気的検出信号に基づいて燃
料噴射制御装置によりエンジンに対する燃料噴射が促進
されて加速され、逆に、アクセルペダル14の踏み込み
解除で、回転自在軸122が図2において時計回りの方
向に回転されると、回転自在軸122の回転角を検出す
る検出手段12からの電気的検出信号に基づいて燃料噴
射制御装置によりエンジンに対する燃料噴射が減少され
て減速される。
【0058】本例のアクセルペダル装置1では、ペダル
踏み込みでは、コイルばね26の漸次増大する弾性力に
より互いに押し付けられた傾斜面83と傾斜面85とに
おける摩擦抵抗並びに面87と固定面88とにおける漸
次増大する摩擦抵抗力がアクセルペダルアーム8に伝達
機構123を介して付与され、而して、アクセルペダル
14を踏み込み過ぎて、燃料を必要以上に消費するよう
な事態をなくし得、また、ペダル踏み込み解除では、傾
斜面83と傾斜面85とにおける摩擦抵抗並びに面87
と固定面88とにおける摩擦抵抗は極めて小さくなり、
アクセルペダルアーム8は、コイルばね9の弾性力によ
り小さな抵抗力をもって早期に初期位置に回動復帰され
ることになり、しかも、傾斜面83と傾斜面85とにお
ける摩擦抵抗並びに面87と固定面88とにおける摩擦
抵抗に基づくペダル踏み込み量とペダル踏み力との関係
におけるダンパ6のヒステリシス特性が伝達機構123
を介してアクセルペダルアーム8に伝達される結果、ペ
ダル踏み込み後、その位置でペダル踏み込みを維持する
場合には、ペダル踏み込み力を多少減少させても、その
ペダル踏み込み量でのアクセルペダルアーム8の回動位
置を維持できるために、ペダル踏み足に早期の疲労を生
じさせる等の不都合を解消できる。すなわちアクセルペ
ダル装置1では、ペダル踏み込み量に応じてそのペダル
踏み込み量でのアクセルペダルアーム8の回動位置を一
定に維持できるペダル踏み込み力の範囲を大きくできる
結果、低速から高速までの各速度での定速走行時に当該
速度に応じてペダル踏み込み量を容易に一定に維持で
き、ペダル踏み足に早期の疲労を生じさせる等の不都合
を解消できる。
【0059】またアクセルペダル装置1によれば、リン
ク部材132の長さを変えるなどして伝達機構123に
おける回転−回動に関する伝達比を適宜設定することに
より、アクセルペダルアーム8に付与される摩擦抵抗力
を大きく又は小さくでき、摩擦抵抗力の増大率を大きく
又は小さくでき、而して、要求される種々のヒステリシ
ス特性に容易に対応できる。
【0060】そして本例の伝達機構123では、係合部
材135がリンク部材133の二股状他端部133によ
って形成された空間134に配されて、回転自在軸12
2にはアクセルペダルアーム8の初期回動位置への回動
も伝達されるようになっているために、換言すれば、回
転自在軸122の回転が、伝達機構123を介してアク
セルペダルアーム8の初期回動位置からの回動に拘束さ
れると共に、同じく伝達機構123を介してアクセルペ
ダルアーム8の初期回動位置への回動に拘束されるよう
になっているために、更に言い換えれば、アクセルペダ
ルアーム8の回動が、伝達機構123を介して回転自在
軸122の初期回転位置からの回転に拘束されると共
に、同じく伝達機構123を介して回転自在軸122の
初期回転位置への回転に拘束されるようになっているた
めに、アクセルペダルアームの初期回動位置からの回動
及びアクセルペダルアームの初期回動位置への回動の夫
々にダンパ10の特性が付与されて、而して、ダンパ1
0のヒステリシス特性がそのままアクセルペダルアーム
8に付与されることとなる。
【0061】またアクセルペダル装置1では、アクセル
ペダルアーム8の回動角を検出する検出手段12がハウ
ジング21に内蔵されているために、コンパクトに設置
できて大幅なスペースの削減を期待できる上に、ダンパ
10と検出手段12との相互の動作位置の調整作業を省
き得る。
【0062】加えてアクセルペダル装置1によれば、ア
クセルペダルアーム8と回転自在軸122との間に伝達
機構123が配されて、検出手段12は、アクセルペダ
ルアーム8の回動角を伝達機構123及び回転自在軸1
22を介して検出するようになっているために、伝達機
構123における伝達比を適宜設定することにより、ア
クセルペダルアーム8の回動角をより細かに又は粗く検
出でき、検出分解能を高く又は低くでき、しかも、回転
自在軸122に、アクセルペダルアーム8の初期回動位
置からの回動に加えて、アクセルペダルアーム8の初期
回動位置への回動をも伝達できる結果、アクセルペダル
アーム8が初期回動位置に復帰されても検出手段12が
それを検出しないというような不都合な事態を回避でき
る。
【0063】更に本アクセルペダル装置1によれば、摩
擦抵抗力発生手段29を、突起84及び86でもって構
成するために、極めてコンパクトなものとすることがで
き、小さなスペースを有効に利用して設置でき、しか
も、両突起84及び86同士を面接触させるために、そ
の接触面83及び85における摩擦係数を適宜設定する
ことにより概略アクセルペダルアーム8の回動に付与で
きる抵抗力を決定し得、ペダル踏み込み量とペダル踏み
力との関係におけるヒステリシス特性をもった反力調整
を極めて簡単に行うことができる上に、傾斜面83と傾
斜面85とにおける摩擦抵抗並びに面87と固定面88
とにおける摩擦抵抗により概略アクセルペダルアーム8
の回動に付与できる抵抗力を決定し得るため、ヒステリ
シス特性をもった反力調整を極めて簡単に行うことがで
き、加えて、夫々の値を適宜設定することにより、極め
てコンパクトなものとすることができ、小さなスペース
を有効に利用して設置できる。
【0064】その上、アクセルペダル装置1によれば、
コイルばね26からはアクセルペダルアーム8を初期位
置に復帰させる復帰力を殆ど生じさせないため、定速走
行時にはアクセルペダルアーム8にコイルばね26に基
づく反力を実質的に発生させず、したがって、ペダル踏
み足に早期の疲労を生じさせないという更なる利点があ
る。
【0065】またアクセルペダル装置1によれば、コイ
ルばね26は、相互に相対回転しない可動体23と底部
20との間に配されているために、回転体28の回転に
おいても捩られることがなく、而して、コイルばね26
の捩じれによる作動不良等の不都合が生じることがな
い。
【0066】なお、蓋部材34の円筒部31への軸心1
21方向の固定位置を調節することにより、コイルばね
26によって発生される初期弾性力、換言すれば初期抵
抗力を任意に調整、設定でき、最適な初期抵抗力を得る
ことができる。
【0067】ところで上記のアクセルペダル装置1で
は、鍔部18を有したハウジング21と側板部2及び3
を有した支持フレーム5とを別体として形成して、ハウ
ジング21をボルト45により鍔部18において側板部
3の外面46に設けたが、これに代えて図12から図1
4に示すように、鍔部18を省いて底部20と円筒部3
1とからなるハウジング21を側板部3の外面46に一
体形成し、斯かる一体成型品であるハウジング21と支
持フレーム5との組み合わせ体111を用いてアクセル
ペダル装置1を構成してもよい。合成樹脂等の一体成型
品からなる組み合わせ体111を用いることにより、製
作費を削減できて、しかも、堅牢なものとし得る。ま
た、アクセルペダルアーム8を、側板部3の外面側に配
する代わりに、図12から図14に示すように、側板部
2の外面側に配してアクセルペダル装置1を構成しても
よい。
【0068】また上記のアクセルペダル装置1では、二
股状他端部133を有したリンク部材132を用いて伝
達機構123を構成したが、これに代えて図15及び図
16に示すように、一端部141が回転自在軸122に
固着されたリンク部材142と、リンク部材142の他
端部143に回転自在に取り付けられて、アクセルペダ
ルアーム8の他端部104に移動自在に転動係合する好
ましくはローラからなる係合部材145とを用いて伝達
機構123を構成してもよい。図15及び図16に示す
伝達機構123でも、その回動に関する伝達比を適宜設
定することにより、アクセルペダルアーム8の回動角を
より細かに又は粗く検出でき、検出分解能を高く又は低
くできると共に、アクセルペダルアーム8に付与される
摩擦抵抗力を大きく又は小さくでき、摩擦抵抗力の増大
率を大きく又は小さくできる。
【0069】なお、図15及び図16に示すアクセルペ
ダル装置1の伝達機構123では、これが一方向クラッ
チとなる結果、アクセルペダルアーム8の初期回動位置
への回動に際して、コイルばね9に基づく復帰回動力を
回転自在軸122に伝達させることができないが、この
場合には、コイルばね26の弾性伸張力に基づく傾斜面
83及び85を介する復帰力により、回転自在軸112
は初期回転位置に回転復帰される。また、図15及び図
16に示す伝達機構123では、アクセルペダルアーム
8の初期回動位置への回動に際しては、ダンパ10で発
生する摩擦抵抗力をアクセルペダルアーム8に付与する
ことができず、したがって、図15及び図16に示すア
クセルペダル装置1の場合には、ペダル踏み込み後、所
望位置でペダル踏み込みを維持する際及びペダル踏み込
み後にアクセルペダル14の踏み力を解除してアクセル
ペダルアーム8を初期回動位置に回動させる際の特性
は、上記のその他のアクセルペダル装置1のそれと異な
る。
【0070】上記では検出手段12をハウジング21に
内蔵したが、これに代えて図17から図20に示すよう
に、検出手段12をハウジング21外に配してアクセル
ペダル装置1を構成してもよい。図17及び図18に示
すアクセルペダル装置1では、検出手段12は、側板部
2にボルト149等により取り付けられたケース150
と、ケース150内に配された前記と同様の固定板及び
接触子と、この接触子が固着されて、ケース150に回
転自在に支持された回転自在軸151と、アクセルペダ
ルアーム8の回動を回転自在軸151に伝達する伝達機
構152とを具備している。伝達機構152は、図1及
び図2に示す伝達機構123と同様に構成されており、
一端部153が回転自在軸151に固着されたリンク部
材154と、リンク部材154の二股状他端部156に
よって形成された空間157に配されて、当該二股状他
端部156に移動自在に摺動係合すると共にアクセルペ
ダルアーム8の他端部104に固着された円柱状の係合
部材158とを具備している。
【0071】図17及び図18に示す検出手段12は、
アクセルペダルアーム8のR方向の回動で回転自在軸1
51が伝達機構152を介して回転されると、回転自在
軸151の回転によりアクセルペダルアーム8のR方向
の回動角を検出するようになっており、検出手段12か
らの電気的検出信号は、前記と同様に、燃料噴射制御装
置におけるエンジンに対する燃料噴射の制御に用いられ
る。
【0072】図17及び図18に示す検出手段12は、
回転自在軸151及び伝達機構152を具備している
が、図19及び図20に示す検出手段12は、軸部材7
の回転角を直接的に検出して、これによりアクセルペダ
ルアーム8の回動角を検出するようになっている。図1
9及び図20に示す検出手段12は、側板部2にボルト
149等により取り付けられたケース150と、ケース
150内に配された前記と同様の固定板及び接触子とを
具備しており、軸部材7は、検出手段12の回転自在軸
を兼ねており、軸部材7に検出手段12の接触子が固着
されている。
【0073】図19及び図20に示す検出手段12によ
れば、アクセルペダルアーム8の回動角をバックラッシ
ュ等に影響されることなしにそのまま検出でき、また、
軸部材7が回転自在軸を兼ねることになるので部品点数
を削減できる。
【0074】なお、上記のアクセルペダル装置1では、
側板部3の外面46にハウジング21を設けたが、本発
明はこれに限定されず、一対の側板部2及び3間にハウ
ジング21を設けてもよく、この際、一対の側板部2及
び3にハウジング21を一体的に形成して、これらを合
成樹脂等の一体成型品から具体化してもよく、このよう
に一対の側板部2及び3間にハウジング21を設ける
と、軸心121方向の幅を短くできて更にコンパクトに
なる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、アクセルペダルの踏み
込み過ぎを回避でき、ペダル踏み込み量に応じて、その
ペダル踏み込み量でのアクセルペダルアームの回動位置
を一定に維持できるペダル踏み込み力の範囲を大きくで
き、しかも、要求される種々のヒステリシス特性に容易
に対応でき、コスト低減を図ることができる自動車のア
クセルペダル装置及びこれに好適なダンパを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の例の正面一部断
面図である。
【図2】図1に示す例の左側面一部断面図である。
【図3】図1に示す例の一部拡大説明図である。
【図4】図1に示すダンパの左側面図である。
【図5】図3に示すダンパの可動体の右側面図である。
【図6】摩擦抵抗力発生手段の突起、凹所及び段部を省
略した図5に示すVI−VI線矢視断面図である。
【図7】(a)は、図3に示すダンパの可動体の左側面
図であり、(b)は、可動体に一体形成された摩擦抵抗
力発生手段の突起、凹所及び段部を展開して示す説明図
である。
【図8】(a)は、図3に示すダンパの回転体の右側面
図であり、(b)は、回転体に一体形成された摩擦抵抗
力発生手段の突起、凹所及び段部を展開して示す説明図
である。
【図9】図3に示すダンパの回転体の左側面図である。
【図10】摩擦抵抗力発生手段の突起、凹所及び段部を
省略した図9に示すX−X線矢視断面図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】本発明の好ましい実施の形態の他の例の正面
一部断面図である。
【図13】図12に示す例の左側面一部断面図である。
【図14】図12に示す例の拡大説明図である。
【図15】本発明の好ましい実施の形態の更に他の例の
正面一部断面図である。
【図16】図15に示す例の左側面一部断面図である。
【図17】本発明の好ましい実施の形態の更に他の例の
正面図である。
【図18】図17に示す例の左側面図である。
【図19】本発明の好ましい実施の形態の更に他の例の
正面図である。
【図20】図19に示す例の左側面図である。
【符号の説明】
1 自動車のアクセルペダル装置 2、3 側板部 4 底板部 5 支持フレーム 7 軸部材 8 アクセルペダルアーム 9 コイルばね 10 ダンパ 122 回転自在軸 123 伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊沢 勝利 神奈川県藤沢市桐原町8番地 オイレス工 業株式会社藤沢事業場内 (72)発明者 中川 昇 神奈川県藤沢市桐原町8番地 オイレス工 業株式会社藤沢事業場内 Fターム(参考) 3D037 EB04 EB19 3J066 AA01 BA01 BB01 BD01 3J070 AA32 BA17 BA51 CC04 CC07 CC71 DA02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームと、この支持フレームに回
    転自在に支持された軸部材と、この軸部材に取り付けら
    れたアクセルペダルアームと、このアクセルペダルアー
    ムを初期回動位置に回動付勢するコイルばねと、回転自
    在軸を有すると共に、この回転自在軸の初期回転位置か
    らの回転に従って漸次増大する摩擦抵抗力を発生するダ
    ンパと、アクセルペダルアームと回転自在軸との間に介
    在されており、アクセルペダルアームの少なくとも初期
    回動位置からの回動を回転自在軸に伝達する伝達機構と
    を具備しており、ダンパは、アクセルペダルアームの初
    期回動位置からの回動に従う回転自在軸の回転によって
    漸次増大する摩擦抵抗力を、伝達機構を介してアクセル
    ペダルアームに付与するようになっている自動車のアク
    セルペダル装置。
  2. 【請求項2】 伝達機構は、アクセルペダルアームの初
    期回動位置からの回動に加えて、アクセルペダルアーム
    の初期回動位置への回動を回転自在軸に伝達するように
    なっている請求項1に記載の自動車のアクセルペダル装
    置。
  3. 【請求項3】 伝達機構は、一端部が回転自在軸に固着
    されたリンク部材と、リンク部材の他端部に設けられ
    て、アクセルペダルアームに移動自在に係合する係合部
    材とを具備している請求項1又は2に記載の自動車のア
    クセルペダル装置。
  4. 【請求項4】 伝達機構は、回転自在軸に固着された一
    端部を有すると共に二股状他端部を有したリンク部材
    と、リンク部材の二股状他端部によって形成された空間
    に配されて、当該二股状他端部に移動自在に係合すると
    共にアクセルペダルアームに固着された係合部材とを具
    備している請求項1又は2に記載の自動車のアクセルペ
    ダル装置。
  5. 【請求項5】 伝達機構は、アクセルペダルアームの初
    期回動位置への回動において、ダンパで発生された摩擦
    抵抗力をアクセルペダルアームに伝達するようになって
    いる請求項1から4のいずれか一項に記載の自動車のア
    クセルペダル装置。
  6. 【請求項6】 回転自在軸の初期回転位置からの回転
    は、伝達機構を介してアクセルペダルアームの初期回動
    位置からの回動に拘束されるようになっている請求項1
    から5のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル
    装置。
  7. 【請求項7】 回転自在軸の初期回転位置への回転は、
    伝達機構を介してアクセルペダルアームの初期回動位置
    への回動に拘束されるようになっている請求項1から6
    のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル装置。
  8. 【請求項8】 アクセルペダルアームの初期回動位置か
    らの回動は、伝達機構を介して回転自在軸の初期回転位
    置からの回転に拘束されるようになっている請求項1か
    ら7のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル装
    置。
  9. 【請求項9】 アクセルペダルアームの初期回動位置へ
    の回動は、伝達機構を介して回転自在軸の初期回転位置
    への回転に拘束されるようになっている請求項1から8
    のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル装置。
  10. 【請求項10】 回転自在軸は、軸部材の軸心と平行な
    軸心を有している請求項1から9のいずれか一項に記載
    の自動車のアクセルペダル装置。
  11. 【請求項11】 ダンパは、支持フレームに取り付けら
    れたハウジングを有している請求項1から10のいずれ
    か一項に記載の自動車のアクセルペダル装置。
  12. 【請求項12】 アクセルペダルアームの回動角を検出
    する検出手段を更に具備しており、検出手段は、ハウジ
    ングに内蔵されている請求項11に記載の自動車のアク
    セルペダル装置。
  13. 【請求項13】 回転自在軸は、ハウジング内に伸張し
    ており、検出手段は、アクセルペダルアームの回動角と
    して回転自在軸の回転角を検出するようになっている請
    求項12に記載の自動車のアクセルペダル装置。
  14. 【請求項14】 検出手段は、光学的、磁気的又は電気
    抵抗的な検出器からなる請求項12又は13に記載の自
    動車のアクセルペダル装置。
  15. 【請求項15】 ハウジングと支持フレームとの組み合
    わせ体は、一体形成された一体成型品からなる請求項1
    1から14のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペ
    ダル装置。
  16. 【請求項16】 アクセルペダルアームの回動角を検出
    する検出手段を更に具備している請求項1から11のい
    ずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル装置。
  17. 【請求項17】 検出手段は、軸部材の回転角を検出し
    て、アクセルペダルアームの回動角を検出するようにな
    っている請求項16に記載の自動車のアクセルペダル装
    置。
  18. 【請求項18】 検出手段は、他の回転自在軸と、アク
    セルペダルアームの回動を他の回転自在軸に伝達する他
    の伝達機構とを具備している請求項16に記載の自動車
    のアクセルペダル装置。
  19. 【請求項19】 他の伝達機構は、他の回転自在軸に固
    着された一端部を有すると共に二股状他端部を有した他
    のリンク部材と、この他のリンク部材の二股状他端部に
    よって形成された空間に配されて、当該二股状他端部に
    移動自在に係合すると共にアクセルペダルアームに固着
    された他の係合部材とを具備している請求項18に記載
    の自動車のアクセルペダル装置。
  20. 【請求項20】 ダンパは、軸心方向に移動自在であっ
    て軸心周りの方向では不動に配された可動体と、この可
    動体に対面して軸心周りで回転自在に配されていると共
    に、回転自在軸の回転により回転される回転体と、可動
    体を回転体に向かって弾性的に付勢するばね手段と、回
    転体の回転においてばね手段の弾性力に抗して可動体を
    回転体から軸心方向に離反させて、ばね手段のばね力を
    増大させることにより、漸次増大する摩擦抵抗力を発生
    させる摩擦抵抗力発生手段とを具備している請求項1か
    ら19のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル
    装置。
  21. 【請求項21】 摩擦抵抗力発生手段は、可動体に対面
    する回転体の一方の面に、軸心方向であって可動体の一
    方の面に向かって突出して一体的に形成された突起と、
    回転体に対面する可動体の一方の面に、軸心方向であっ
    て回転体の一方の面に向かって突出して一体的に形成さ
    れた突起とを具備しており、両突起同士は、面接触する
    ようになっている請求項20に記載の自動車のアクセル
    ペダル装置。
  22. 【請求項22】 摩擦抵抗力発生手段は、可動体に対面
    する回転体の一方の面に形成された傾斜面と、回転体に
    対面する可動体の一方の面に形成されて前記傾斜面に面
    接触する傾斜面とを具備している請求項20又は21に
    記載の自動車のアクセルペダル装置。
  23. 【請求項23】 摩擦抵抗力発生手段は、回転体の他方
    の面に面接触する固定面を具備している請求項20から
    22のいずれか一項に記載の自動車のアクセルペダル装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項1から23のいずれか一項に記
    載の自動車のアクセルペダル装置に用いられるダンパ。
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