JP2001308928A - 通信システムのアクセスネットワークにおける基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の送信方法 - Google Patents
通信システムのアクセスネットワークにおける基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の送信方法Info
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
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- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声トラフィックに損害を与えることなく、
例えばＩＰトラフィック等、大量のデータフローの送信
を可能にする方法を得る。 【解決手段】 通信システムが管理することができる種
々のタイプのデータと同じ数のキューを使用し、上記キ
ューが、上記データを伝送するセルによって供給され、
各キューが、そのキューに対応するデータのタイプが割
当てられているセルによって供給され、上記キューが、
各スライスの開始時に、上記キューに割当てられている
上記時間間隔の短い順に、第１の非空キューが空にさ
れ、その後第２の非空キューが空にされ、その後第３の
非空キューが空にされるように、かつ上記タイムスライ
スの満了時に、上記キューの状態がいかなる状態であっ
ても、サイクルが再開するように、予め決められた持続
時間を有するタイムスライスによって空にされる。
例えばＩＰトラフィック等、大量のデータフローの送信
を可能にする方法を得る。 【解決手段】 通信システムが管理することができる種
々のタイプのデータと同じ数のキューを使用し、上記キ
ューが、上記データを伝送するセルによって供給され、
各キューが、そのキューに対応するデータのタイプが割
当てられているセルによって供給され、上記キューが、
各スライスの開始時に、上記キューに割当てられている
上記時間間隔の短い順に、第１の非空キューが空にさ
れ、その後第２の非空キューが空にされ、その後第３の
非空キューが空にされるように、かつ上記タイムスライ
スの満了時に、上記キューの状態がいかなる状態であっ
ても、サイクルが再開するように、予め決められた持続
時間を有するタイムスライスによって空にされる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム、例
えば移動局用の通信において、アクセスネットワークに
おける基地局とアクセスネットワークコントローラとの
間の物理リンクにより、上記基地局と通信する複数のユ
ーザ局によって発行されるデータを送信する方法に関す
る。
えば移動局用の通信において、アクセスネットワークに
おける基地局とアクセスネットワークコントローラとの
間の物理リンクにより、上記基地局と通信する複数のユ
ーザ局によって発行されるデータを送信する方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】本発明は、異なるユーザ局から送信され
るデータが、例えば音声データ、厳密な意味での（バイ
ナリ）データ、イメージデータ等、異なるタイプであり
得る場合のアプリケーションを提供する。各タイプのデ
ータには異なる制約が適用されるということは周知であ
る。
るデータが、例えば音声データ、厳密な意味での（バイ
ナリ）データ、イメージデータ等、異なるタイプであり
得る場合のアプリケーションを提供する。各タイプのデ
ータには異なる制約が適用されるということは周知であ
る。
【０００３】概して、アクセスネットワークにおける基
地局と、それ自体が、複数のアクセスネットワークに加
わっている相互接続ネットワークに接続されている、ネ
ットワークコントローラと、を接続するリンクにおい
て、これらデータは、セル（この「セル」とは、本発明
の明細書において、ＡＴＭセル等の正規のセルか、また
は、ＡＡＬ２セルとして当業者に周知のセル等のミニセ
ルを意味することができる総称として用いる）に分割さ
れた形態にある。本明細書の以下の部分を通して理解さ
れるように、これらセルは、それらが属するタイプによ
って異なるいくつかの送信時間間隔ＴＴＩで、送信され
なければならないものである。
地局と、それ自体が、複数のアクセスネットワークに加
わっている相互接続ネットワークに接続されている、ネ
ットワークコントローラと、を接続するリンクにおい
て、これらデータは、セル（この「セル」とは、本発明
の明細書において、ＡＴＭセル等の正規のセルか、また
は、ＡＡＬ２セルとして当業者に周知のセル等のミニセ
ルを意味することができる総称として用いる）に分割さ
れた形態にある。本明細書の以下の部分を通して理解さ
れるように、これらセルは、それらが属するタイプによ
って異なるいくつかの送信時間間隔ＴＴＩで、送信され
なければならないものである。
【０００４】まず、通信に関し、受信機、送信機または
その他に関わらずある装置において実現される機能は、
レイヤと呼ばれる複数のアセンブリにグループ化されて
おり、それらのアセンブリ間で、着信方向および発信方
向においてプロトコルデータユニットと呼ばれＰＤＵ
（protocol data unit）と記載されるデータのブロック
が伝送される。
その他に関わらずある装置において実現される機能は、
レイヤと呼ばれる複数のアセンブリにグループ化されて
おり、それらのアセンブリ間で、着信方向および発信方
向においてプロトコルデータユニットと呼ばれＰＤＵ
（protocol data unit）と記載されるデータのブロック
が伝送される。
【０００５】より詳細には、無線通信システムにおい
て、ユーザ面で、物理リンクにより情報を送信するため
に２つの本質的なレイヤが使用される。すなわち、当の
リンクを使用する傾向の高い各ユーザからの情報の転送
に関する機能を提供するレイヤ１またはトランスポート
レイヤと、例えば専用および共通のトラフィックに対応
する論理チャネルを定義する無線制御機能に関連するレ
イヤ２または無線リンクとが使用される。
て、ユーザ面で、物理リンクにより情報を送信するため
に２つの本質的なレイヤが使用される。すなわち、当の
リンクを使用する傾向の高い各ユーザからの情報の転送
に関する機能を提供するレイヤ１またはトランスポート
レイヤと、例えば専用および共通のトラフィックに対応
する論理チャネルを定義する無線制御機能に関連するレ
イヤ２または無線リンクとが使用される。
【０００６】図１は、無線通信システムのレイヤ１およ
びレイヤ２を示す。レイヤ２は、本質的に、一方では、
物理リンクによって送信されるべきデータを上流レイヤ
からそれぞれ受信するよう設計された、複数の無線リン
ク制御ユニットＲＬＣ1〜ＲＬＣNをまとめてグループ化
するサブレイヤと、他方では、データを用意しレイヤ１
に送信するために提供されるＭＡＣ（Ｍｅｄｉｕｍ Ａ
ｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ（媒体アクセス制御））サ
ポートにアクセスするためのサブレイヤと、からなる。
びレイヤ２を示す。レイヤ２は、本質的に、一方では、
物理リンクによって送信されるべきデータを上流レイヤ
からそれぞれ受信するよう設計された、複数の無線リン
ク制御ユニットＲＬＣ1〜ＲＬＣNをまとめてグループ化
するサブレイヤと、他方では、データを用意しレイヤ１
に送信するために提供されるＭＡＣ（Ｍｅｄｉｕｍ Ａ
ｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ（媒体アクセス制御））サ
ポートにアクセスするためのサブレイヤと、からなる。
【０００７】従って、無線リンク制御ＲＬＣサブレイヤ
において、データは、ＲＬＣ−ＰＤＵと呼ばれるプロト
コルデータユニットを形成するようセル分割される。
において、データは、ＲＬＣ−ＰＤＵと呼ばれるプロト
コルデータユニットを形成するようセル分割される。
【０００８】そして、いくつかのユーザのＲＬＣ−ＰＤ
Ｕユニットは、媒体アクセス制御ＭＡＣサブレイヤに送
信される。
Ｕユニットは、媒体アクセス制御ＭＡＣサブレイヤに送
信される。
【０００９】このＭＡＣサブレイヤは、当の唯一の物理
リンクに対する多重アクセスの管理を可能にし、そのた
めＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニットを形成する。各ユ
ーザに対し、これらＭＡＣ−ＰＤＵユニットは、当のユ
ーザが送信したいデータのタイプとそれによりそのユー
ザが予見するトラフィックのタイプとに対する特有の送
信時間間隔ＴＴＩ（例えば、１０ｍｓの倍数、すなわち
１０、２０、４０または８０ｍｓ）によって特徴付けら
れる速度で、基地局の物理レイヤに送信される。例え
ば、音声データトラフィックは、２０ｍｓの送信時間間
隔ＴＴＩを有し、小さいパケット（例えば２４４ビッ
ト）で転送される。これに対し、ウェブまたはｆｔｐデ
ータトラフィックは、８０ｍｓの送信時間間隔ＴＴＩを
有することができ、比較的大きいサイズ（例えば３８４
８ビット）のパケットで転送される。
リンクに対する多重アクセスの管理を可能にし、そのた
めＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニットを形成する。各ユ
ーザに対し、これらＭＡＣ−ＰＤＵユニットは、当のユ
ーザが送信したいデータのタイプとそれによりそのユー
ザが予見するトラフィックのタイプとに対する特有の送
信時間間隔ＴＴＩ（例えば、１０ｍｓの倍数、すなわち
１０、２０、４０または８０ｍｓ）によって特徴付けら
れる速度で、基地局の物理レイヤに送信される。例え
ば、音声データトラフィックは、２０ｍｓの送信時間間
隔ＴＴＩを有し、小さいパケット（例えば２４４ビッ
ト）で転送される。これに対し、ウェブまたはｆｔｐデ
ータトラフィックは、８０ｍｓの送信時間間隔ＴＴＩを
有することができ、比較的大きいサイズ（例えば３８４
８ビット）のパケットで転送される。
【００１０】このＭＡＣサブレイヤは、当の時刻におけ
る物理リンクの容量および可用性に従って物理レイヤに
送信されるべきＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニットの数
を決定する、無線リソース管理ユニットＲＲＣによって
制御される。なお、このようにＭＡＣサブレイヤは、処
理することができなかったデータを下位サブレイヤに送
信することはできない。
る物理リンクの容量および可用性に従って物理レイヤに
送信されるべきＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニットの数
を決定する、無線リソース管理ユニットＲＲＣによって
制御される。なお、このようにＭＡＣサブレイヤは、処
理することができなかったデータを下位サブレイヤに送
信することはできない。
【００１１】これらＭＡＣ−ＰＤＵユニットは、一旦数
が決定されると、ＦＰ−ＰＤＵ（Ｆｒａｍｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ（フレームプロトコル）ＰＤＵ）プロトコルユ
ニットを形成するために１つのフレームに組立られ、物
理リンクによるそれらの転送を保証するためにレイヤ１
に渡される。更に、これらＦＰ−ＰＤＵユニットのヘッ
ダは、ＭＡＣサブレイヤによって示されるＣＦＮ（Ｃｏ
ｎｎｅｃｔｉｏｎ Ｆｒａｍｅ Ｎｕｍｂｅｒ（コネク
ションフレーム番号））タイムスタンプを含む。これら
スタンプにより、フレームに関し、これらＦＰ−ＰＤＵ
ユニットによってそれぞれ運ばれる有用な情報が無線リ
ンクによって送信される正確な時刻を知ることが可能に
なる。
が決定されると、ＦＰ−ＰＤＵ（Ｆｒａｍｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ（フレームプロトコル）ＰＤＵ）プロトコルユ
ニットを形成するために１つのフレームに組立られ、物
理リンクによるそれらの転送を保証するためにレイヤ１
に渡される。更に、これらＦＰ−ＰＤＵユニットのヘッ
ダは、ＭＡＣサブレイヤによって示されるＣＦＮ（Ｃｏ
ｎｎｅｃｔｉｏｎ Ｆｒａｍｅ Ｎｕｍｂｅｒ（コネク
ションフレーム番号））タイムスタンプを含む。これら
スタンプにより、フレームに関し、これらＦＰ−ＰＤＵ
ユニットによってそれぞれ運ばれる有用な情報が無線リ
ンクによって送信される正確な時刻を知ることが可能に
なる。
【００１２】なお、上位レイヤにおいて起こることとは
異なり、ＭＡＣレイヤからの出力においてすべてのデー
タは、タイムスタンプを運ぶためおよそリアルタイムと
なる。それにも関わらず、関係する異なるトラフィック
が、それらの送信時間間隔ＴＴＩの値によって差異が生
じる。
異なり、ＭＡＣレイヤからの出力においてすべてのデー
タは、タイムスタンプを運ぶためおよそリアルタイムと
なる。それにも関わらず、関係する異なるトラフィック
が、それらの送信時間間隔ＴＴＩの値によって差異が生
じる。
【００１３】そして、ＦＰ−ＰＤＵユニットは、ＡＡＬ
２タイプのネットワークにより転送され、必要な場合は
セル分割されることが可能である。ＡＡＬ２レイヤから
の出力において、各々トラフィックのタイプ（音声、デ
ータ等）に対応するＡＡＬ２ミニセルが見つけられ、そ
の後それらはＡＴＭセル（ＡＴＭレイヤ）においてカプ
セル化される。これらＡＡＬ２ミニセルは、例えばＥＤ
Ｆ（ＥａｒｌｉｅｓｔＤｅａｄｌｉｎｅ Ｆｉｒｓｔ
（最も早いデッドライン順））アルゴリズムかまたはＦ
ＣＦＳ（Ｆｉｒｓｔ Ｃｏｍｅ Ｆｉｒｓｔ Ｓｅｒｖ
ｅｄ（先着順））アルゴリズム等のアルゴリズムによ
り、ＦＰ−ＰＤＵユニットに含まれるスタンプの関数と
して決定される時刻に、対応するＡＴＭレイヤによって
送信される。
２タイプのネットワークにより転送され、必要な場合は
セル分割されることが可能である。ＡＡＬ２レイヤから
の出力において、各々トラフィックのタイプ（音声、デ
ータ等）に対応するＡＡＬ２ミニセルが見つけられ、そ
の後それらはＡＴＭセル（ＡＴＭレイヤ）においてカプ
セル化される。これらＡＡＬ２ミニセルは、例えばＥＤ
Ｆ（ＥａｒｌｉｅｓｔＤｅａｄｌｉｎｅ Ｆｉｒｓｔ
（最も早いデッドライン順））アルゴリズムかまたはＦ
ＣＦＳ（Ｆｉｒｓｔ Ｃｏｍｅ Ｆｉｒｓｔ Ｓｅｒｖ
ｅｄ（先着順））アルゴリズム等のアルゴリズムによ
り、ＦＰ−ＰＤＵユニットに含まれるスタンプの関数と
して決定される時刻に、対応するＡＴＭレイヤによって
送信される。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】提起される問題は、こ
れらＡＡＬ２セルをいつ物理リンクに送信すべきかを知
るということである。これを行うために周知のアルゴリ
ズムが使用される場合、同じタイプの情報に対応しその
ため同じ送信時間間隔ＴＴＩが提供されるすべてのＡＡ
Ｌ２セルが、同じＣＦＮスタンプを有するため同じ優先
度を有することが分かる。同じＦＰ−ＰＤＵユニットか
ら発行され、従って同じタイプのＡＡＬ２セルおよびＡ
ＴＭセルは、他のタイプのセルが現れることなく互いの
後に続く。
れらＡＡＬ２セルをいつ物理リンクに送信すべきかを知
るということである。これを行うために周知のアルゴリ
ズムが使用される場合、同じタイプの情報に対応しその
ため同じ送信時間間隔ＴＴＩが提供されるすべてのＡＡ
Ｌ２セルが、同じＣＦＮスタンプを有するため同じ優先
度を有することが分かる。同じＦＰ−ＰＤＵユニットか
ら発行され、従って同じタイプのＡＡＬ２セルおよびＡ
ＴＭセルは、他のタイプのセルが現れることなく互いの
後に続く。
【００１５】例えば、ＦＰ−ＰＤＵプロトコルユニット
のサイズが大きく、送信時間間隔ＴＴＩが比較的高い第
１のタイプのデータは、このＴＴＩに従うセルの列を発
生させる。各ＦＰ−ＰＤＵユニットは、８０ｍｓのＴＴ
Ｉに対し３８５３オクテットのサイズを有することがで
きる。結果としてのセルの列におけるＡＴＭセルの数
は、例えば８６であり、１．５Ｍビット／秒の速度で送
信される場合、２４ｍｓの送信時間が必要であるため、
ＴＴＩは８０ｍｓ未満である。しかしながら、この列の
送信の時間は、第２のタイプのデータに対する送信時間
間隔ＴＴＩより大きいことが分かる。第２のタイプのデ
ータは、そのＣＦＮに関し優先度を有していないため、
その送信時間間隔ＴＴＩに従って送信されることができ
ない。この第２のタイプは、ＴＴＩが２０ｍｓの音声タ
イプである。
のサイズが大きく、送信時間間隔ＴＴＩが比較的高い第
１のタイプのデータは、このＴＴＩに従うセルの列を発
生させる。各ＦＰ−ＰＤＵユニットは、８０ｍｓのＴＴ
Ｉに対し３８５３オクテットのサイズを有することがで
きる。結果としてのセルの列におけるＡＴＭセルの数
は、例えば８６であり、１．５Ｍビット／秒の速度で送
信される場合、２４ｍｓの送信時間が必要であるため、
ＴＴＩは８０ｍｓ未満である。しかしながら、この列の
送信の時間は、第２のタイプのデータに対する送信時間
間隔ＴＴＩより大きいことが分かる。第２のタイプのデ
ータは、そのＣＦＮに関し優先度を有していないため、
その送信時間間隔ＴＴＩに従って送信されることができ
ない。この第２のタイプは、ＴＴＩが２０ｍｓの音声タ
イプである。
【００１６】概して、本発明は、通信システムの基地局
とコントローラとの間の物理リンクによる、上記基地局
と通信する複数のユーザから発行されるデータに対する
送信の方法に関する。上記データは、セルの形態に分割
され、上記システムは、上記セルがそれらが属するタイ
プに従って異なる送信時間間隔で上記リンクによって送
信されるよう設計されている。
とコントローラとの間の物理リンクによる、上記基地局
と通信する複数のユーザから発行されるデータに対する
送信の方法に関する。上記データは、セルの形態に分割
され、上記システムは、上記セルがそれらが属するタイ
プに従って異なる送信時間間隔で上記リンクによって送
信されるよう設計されている。
【００１７】従って、本発明の目的は、確かに低量であ
るがセル間の時間間隔という意味で厳密である音声トラ
フィックに損害を与えることなく、例えばＩＰトラフィ
ック等、大量のデータフローの送信を可能にする方法を
提案することである。
るがセル間の時間間隔という意味で厳密である音声トラ
フィックに損害を与えることなく、例えばＩＰトラフィ
ック等、大量のデータフローの送信を可能にする方法を
提案することである。
【００１８】
【課題を解決するための手段】このため、本方法は、通
信システムが管理することができる種々のタイプのデー
タと同じ数のキュー（queue）を使用することからな
り、そのキューが、上記データを伝送するセルによって
供給され、各キューが、そのキューに対応するデータの
タイプが割当てられているセルによって供給され、その
キューが、各スライスの開始時に、上記キューに割当て
られている上記時間間隔の短い順に、第１の非空キュー
が空にされ、その後第２の非空キューが空にされ、その
後第３の非空キューが空にされるように、かつ上記タイ
ムスライスの満了時に、上記キューの状態がいかなる状
態であっても、サイクルが再開するように、予め決めら
れた持続時間を有するタイムスライスによって空にされ
る。
信システムが管理することができる種々のタイプのデー
タと同じ数のキュー（queue）を使用することからな
り、そのキューが、上記データを伝送するセルによって
供給され、各キューが、そのキューに対応するデータの
タイプが割当てられているセルによって供給され、その
キューが、各スライスの開始時に、上記キューに割当て
られている上記時間間隔の短い順に、第１の非空キュー
が空にされ、その後第２の非空キューが空にされ、その
後第３の非空キューが空にされるように、かつ上記タイ
ムスライスの満了時に、上記キューの状態がいかなる状
態であっても、サイクルが再開するように、予め決めら
れた持続時間を有するタイムスライスによって空にされ
る。
【００１９】例えば、上記予め決められた持続時間は、
上記システムにおける多くとも最短時間間隔に等しい。
上記システムにおける多くとも最短時間間隔に等しい。
【００２０】有利には、上記方法は、トランスポートレ
イヤに適応するレイヤのセル分割サブレイヤと同じレイ
ヤの共通部サブレイヤとの間で実現される。
イヤに適応するレイヤのセル分割サブレイヤと同じレイ
ヤの共通部サブレイヤとの間で実現される。
【００２１】上述した本発明の特徴は、他の特徴と共
に、一例としての実施の形態の以下の説明を読むことに
よってより明らかとなろう。上記説明は、添付図面に関
して与えられている。
に、一例としての実施の形態の以下の説明を読むことに
よってより明らかとなろう。上記説明は、添付図面に関
して与えられている。
【００２２】
【発明の実施の形態】本発明は、特に、機能および異な
るレイヤにおけるそれらの分散が図１に示す構成に従う
通信システムにおいて、アプリケーションを提供する。
るレイヤにおけるそれらの分散が図１に示す構成に従う
通信システムにおいて、アプリケーションを提供する。
【００２３】本発明は、図２に示すように、システムに
おいて利用可能なＴＴＩ値の数と同じ数のキューを生成
することを含む。これらキューＦ1〜ＦKは、通信におい
てユーザの例えばＦＰ−ＰＤＵユニット等のデータユニ
ットのセル分割からもたらされる、例えばＡＡＬ２セル
等のセルによって提供される。より詳細には、各キュー
Ｆiは、このキューＦiに対応するＴＴＩが割当てられて
いるセルによって提供される。
おいて利用可能なＴＴＩ値の数と同じ数のキューを生成
することを含む。これらキューＦ1〜ＦKは、通信におい
てユーザの例えばＦＰ−ＰＤＵユニット等のデータユニ
ットのセル分割からもたらされる、例えばＡＡＬ２セル
等のセルによって提供される。より詳細には、各キュー
Ｆiは、このキューＦiに対応するＴＴＩが割当てられて
いるセルによって提供される。
【００２４】例えば、図２の場合のように、システムが
４つのあり得るＴＴＩ値（１０ｍｓ、２０ｍｓ、４０ｍ
ｓおよび８０ｍｓ）を有する場合、４つのキューＦ1〜
Ｆ4が使用される。キューＦ1は、最短間隔である１０ｍ
ｓに割当てられ、その間隔に割当てられているセルのみ
を受信し、キューＦ2は、２０ｍｓの間隔、キューＦ3は
４０ｍｓの間隔、およびキューＦ4は、８０ｍｓの間隔
に割当てられる。
４つのあり得るＴＴＩ値（１０ｍｓ、２０ｍｓ、４０ｍ
ｓおよび８０ｍｓ）を有する場合、４つのキューＦ1〜
Ｆ4が使用される。キューＦ1は、最短間隔である１０ｍ
ｓに割当てられ、その間隔に割当てられているセルのみ
を受信し、キューＦ2は、２０ｍｓの間隔、キューＦ3は
４０ｍｓの間隔、およびキューＦ4は、８０ｍｓの間隔
に割当てられる。
【００２５】多くてもシステムにおける最短時間間隔Ｔ
ＴＩmin（上記例では１０ｍｓ）に等しい各タイムスラ
イスの起点時間ｔ0において、最初の非空キューＦiは、
それらに割当てられている時間間隔の短い順に空にされ
始める。このキューが上記タイムスライスの終了前、す
なわち、ｔ0＋ＴＴＩminより短い時間ｔで空にされた場
合、後続するキューに移る。更に、キューＦiが空であ
る場合も、後続するキューに移る。最後に、当のタイム
スライスの満了時、処理は再開される。
ＴＩmin（上記例では１０ｍｓ）に等しい各タイムスラ
イスの起点時間ｔ0において、最初の非空キューＦiは、
それらに割当てられている時間間隔の短い順に空にされ
始める。このキューが上記タイムスライスの終了前、す
なわち、ｔ0＋ＴＴＩminより短い時間ｔで空にされた場
合、後続するキューに移る。更に、キューＦiが空であ
る場合も、後続するキューに移る。最後に、当のタイム
スライスの満了時、処理は再開される。
【００２６】例えば、持続時間が１０ｍｓであるタイム
スライスの時刻ｔ0において、最初のステップは、キュ
ーＦ1を空にすることである。それが時間ｔ0＋１０ｍｓ
より前に空になり終えた場合、キューＦ2に移る。キュ
ーＦ2が時間ｔ0＋１０ｍｓより前に空になった場合、キ
ューＦ3に移り、以下続く。キューＦiが空である時、そ
れらに割当てられている時間間隔の短い順に、後続する
キューに直接移る。時刻ｔ0＋１０ｍｓに達するとすぐ
に、例えばキューＦ1等、最初の非空キューに戻る。
スライスの時刻ｔ0において、最初のステップは、キュ
ーＦ1を空にすることである。それが時間ｔ0＋１０ｍｓ
より前に空になり終えた場合、キューＦ2に移る。キュ
ーＦ2が時間ｔ0＋１０ｍｓより前に空になった場合、キ
ューＦ3に移り、以下続く。キューＦiが空である時、そ
れらに割当てられている時間間隔の短い順に、後続する
キューに直接移る。時刻ｔ0＋１０ｍｓに達するとすぐ
に、例えばキューＦ1等、最初の非空キューに戻る。
【００２７】なお、送信時間間隔を考慮すると、キュー
Ｆ1〜ＦKに存在し物理レイヤにより送信されるセルの数
は、物理レイヤがサポートすることができるセルの数よ
り大きくてはいけない。これは、それが、当の瞬間にお
ける物理リンクの容量および可用性の関数として物理レ
イヤに送信されるべきＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニッ
トの数、すなわち、最終的には、セルの数を決定するた
めの無線リソースＲＲＣを管理するユニットであるため
である。
Ｆ1〜ＦKに存在し物理レイヤにより送信されるセルの数
は、物理レイヤがサポートすることができるセルの数よ
り大きくてはいけない。これは、それが、当の瞬間にお
ける物理リンクの容量および可用性の関数として物理レ
イヤに送信されるべきＭＡＣ−ＰＤＵプロトコルユニッ
トの数、すなわち、最終的には、セルの数を決定するた
めの無線リソースＲＲＣを管理するユニットであるため
である。
【００２８】従って、このように、すべてのデータをい
かなるトラフィックに損害を与えることなく送信するこ
とができる。
かなるトラフィックに損害を与えることなく送信するこ
とができる。
【００２９】そのため、各キューの出口において、物理
レイヤによりセルを送信するために、周知のアルゴリズ
ム等のスケジューリングアルゴリズムを適用することが
できる。
レイヤによりセルを送信するために、周知のアルゴリズ
ム等のスケジューリングアルゴリズムを適用することが
できる。
【００３０】図２は、ＡＡＬ２レイヤ自体、より正確に
は、一方では、ＳＳＳＡＲ（Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｐｅｃ
ｉｆｉｃ Ｓｅｇｍｅｎｔａｔｉｏｎ ａｎｄ Ｒｅａ
ｓｓｅｍｂｌｙ（サービス依存セル分割・組立））とし
て周知の、その名前が示すように、それが受信して種々
のサイズのＡＡＬ２ミニセルにするデータユニットのセ
ル分割を提供する、セル分割サブレイヤと、他方では、
特にスケジューリングアルゴリズムを含むＣＰＳ（Ｃｏ
ｍｍｏｎ Ｐａｒｔ Ｓｕｂｌａｙｅｒ（共通部サブレ
イヤ））と、の間での、本発明の実現を示す。
は、一方では、ＳＳＳＡＲ（Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｐｅｃ
ｉｆｉｃ Ｓｅｇｍｅｎｔａｔｉｏｎ ａｎｄ Ｒｅａ
ｓｓｅｍｂｌｙ（サービス依存セル分割・組立））とし
て周知の、その名前が示すように、それが受信して種々
のサイズのＡＡＬ２ミニセルにするデータユニットのセ
ル分割を提供する、セル分割サブレイヤと、他方では、
特にスケジューリングアルゴリズムを含むＣＰＳ（Ｃｏ
ｍｍｏｎ Ｐａｒｔ Ｓｕｂｌａｙｅｒ（共通部サブレ
イヤ））と、の間での、本発明の実現を示す。
【００３１】従って、図２において、空化ユニットＵＶ
によって空にする処理が制御される、４つのキューＦ1
〜Ｆ4を見ることができる。
によって空にする処理が制御される、４つのキューＦ1
〜Ｆ4を見ることができる。
【００３２】
【発明の効果】この発明は、通信システムの基地局とコ
ントローラとの間の物理リンクにより、該基地局と通信
する複数のユーザから発行されるデータを送信する方法
であって、データは、セルの形態に分割され、通信シス
テムは、該セルがそれらの属するタイプによって異なる
送信時間間隔ＴＴＩで該リンクにより送信されるよう設
計され、通信システムが管理することができる種々のタ
イプのデータと同じ数のキューを使用することからな
り、該キューは、該データを伝送するセルによって供給
され、各キューは、該キューに対応するデータのタイプ
が割当てられている該セルによって供給され、該キュー
は、各スライスの開始時に、前記キューに割当てられて
いる前記時間間隔の短い順に、第１の非空キューが空に
され、その後第２の非空キューが空にされ、その後第３
の非空キューが空にされるように、かつ、該タイムスラ
イスの満了時に、該キューの状態がいかなる状態であっ
ても、サイクルが再開するように、予め決められた持続
時間を有するタイムスライスによって空にされる送信方
法であるので、音声トラフィックに損害を与えることな
く、例えばＩＰトラフィック等、大量のデータフローの
送信を可能にする。
ントローラとの間の物理リンクにより、該基地局と通信
する複数のユーザから発行されるデータを送信する方法
であって、データは、セルの形態に分割され、通信シス
テムは、該セルがそれらの属するタイプによって異なる
送信時間間隔ＴＴＩで該リンクにより送信されるよう設
計され、通信システムが管理することができる種々のタ
イプのデータと同じ数のキューを使用することからな
り、該キューは、該データを伝送するセルによって供給
され、各キューは、該キューに対応するデータのタイプ
が割当てられている該セルによって供給され、該キュー
は、各スライスの開始時に、前記キューに割当てられて
いる前記時間間隔の短い順に、第１の非空キューが空に
され、その後第２の非空キューが空にされ、その後第３
の非空キューが空にされるように、かつ、該タイムスラ
イスの満了時に、該キューの状態がいかなる状態であっ
ても、サイクルが再開するように、予め決められた持続
時間を有するタイムスライスによって空にされる送信方
法であるので、音声トラフィックに損害を与えることな
く、例えばＩＰトラフィック等、大量のデータフローの
送信を可能にする。
【図１】 通信システムにおけるアクセスネットワーク
の基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の
インタフェース上で使用されるトランスポートレイヤお
よび無線レイヤの構成を示す。
の基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の
インタフェース上で使用されるトランスポートレイヤお
よび無線レイヤの構成を示す。
【図２】 本発明の方法が実現されるトランスポートレ
イヤの略図である。
イヤの略図である。
１，２ レイヤ。
Claims (3)
- 【請求項１】 通信システムの基地局とコントローラと
の間の物理リンクにより、該基地局と通信する複数のユ
ーザから発行されるデータを送信する方法であって、 前記データは、セルの形態に分割され、 前記通信システムは、該セルがそれらの属するタイプに
よって異なる送信時間間隔ＴＴＩで該リンクにより送信
されるよう設計され、 前記通信システムが管理することができる種々のタイプ
のデータと同じ数のキューを使用することからなり、該
キューは、該データを伝送するセルによって供給され、
各キューは、該キューに対応するデータのタイプが割当
てられている該セルによって供給され、該キューは、 各スライスの開始時に、前記キューに割当てられている
前記時間間隔の短い順に、第１の非空キューが空にさ
れ、その後第２の非空キューが空にされ、その後第３の
非空キューが空にされるように、かつ該タイムスライス
の満了時に、該キューの状態がいかなる状態であって
も、サイクルが再開するように、 予め決められた持続時間を有するタイムスライスによっ
て空にされることを特徴とする方法。 - 【請求項２】 前記予め決められた持続時間は、前記シ
ステムにおける多くとも最短時間間隔に等しい持続時間
であることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 トランスポートレイヤに適応するレイヤ
のセル分割サブレイヤと同じレイヤの共通部サブレイヤ
との間で実現されることを特徴とする請求項１または２
記載のデータ送信方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR0003338 | 2000-03-13 | ||
| FR0003338A FR2806244B1 (fr) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | Procede de transmission entre une station de base d'un reseau d'acces et un controleur de reseau d'acces d'un systeme de telecommunications |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001308928A true JP2001308928A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=8848131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001067327A Pending JP2001308928A (ja) | 2000-03-13 | 2001-03-09 | 通信システムのアクセスネットワークにおける基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の送信方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6961589B2 (ja) |
| EP (1) | EP1134943B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001308928A (ja) |
| DE (1) | DE60114491T2 (ja) |
| FR (1) | FR2806244B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119633A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | 日本電気株式会社 | データ通信処理装置及び方法 |
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|---|---|---|---|---|
| WO2003045017A1 (de) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur paketdatenübertragung in einem funkkommunikationssystem |
| US7539212B2 (en) * | 2001-11-26 | 2009-05-26 | Sami Kekki | Method and apparatus for MAC layer inverse multiplexing in a third generation radio access network |
| US8028039B1 (en) * | 2005-12-23 | 2011-09-27 | Reflexis Systems, Inc. | System and method for communicating data between wireless mobile hand-held computer and a back-end computer system |
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| JP5074872B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2012-11-14 | キヤノン株式会社 | プロトコル処理装置及び制御方法 |
| KR101441138B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2014-09-18 | 엘지전자 주식회사 | 무선통신 시스템에서 상향링크 시간 동기 수행 방법 |
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| EP2056425A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-05-06 | Abb Research Ltd. | System and method for transmitting data of different priorities through a hollow transmission device |
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| KR101514079B1 (ko) * | 2008-01-07 | 2015-04-21 | 엘지전자 주식회사 | 상향링크 시간 동기 타이머의 재구성 방법 |
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| WO2018098623A1 (zh) | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 北京小米移动软件有限公司 | 确定传输时间间隔的方法、装置及基站、用户设备 |
| CN108541065B (zh) * | 2017-03-03 | 2021-09-10 | 上海诺基亚贝尔股份有限公司 | 用于发送和接收数据的方法、网络设备和终端设备 |
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| JP2000041051A (ja) * | 1998-07-23 | 2000-02-08 | Nec Corp | Ａａｌ受信回路と無線基地局および移動通信システムならびにａｔｍセルのａａｌ処理方法 |
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2000
- 2000-03-13 FR FR0003338A patent/FR2806244B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-03-08 EP EP01105723A patent/EP1134943B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-08 DE DE60114491T patent/DE60114491T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-09 JP JP2001067327A patent/JP2001308928A/ja active Pending
- 2001-03-12 US US09/802,919 patent/US6961589B2/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| EP1134943A1 (en) | 2001-09-19 |
| FR2806244B1 (fr) | 2003-05-30 |
| DE60114491T2 (de) | 2006-07-20 |
| EP1134943B1 (en) | 2005-11-02 |
| FR2806244A1 (fr) | 2001-09-14 |
| US20010021661A1 (en) | 2001-09-13 |
| DE60114491D1 (de) | 2005-12-08 |
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