JP2001306714A - インターネットを利用した飲食店利用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザは飲食店に出向いて料理、待ち時間、
駐車の可否などの確認が不要で、利便性が向上し、飲食
店は宣伝効果の向上、空席時間の削減、売上高増加を期
すインターネットを利用した飲食店利用法を提供するこ
と。 【解決手段】 ユーザがユーザ端末３からインターネッ
ト２経由で飲食店利用サービスプロバイダ１にアクセス
すると、飲食店利用サービスプロバイダ１からメニュー
と飲食店の概要の情報をユーザ端末３に表示し、ユーザ
はこの表示内容から詳細を知りたい飲食店を指定して、
飲食店の提供する詳細情報から特定の飲食店とユーザの
現在位置などを指定して必要付帯情報の詳細を入手し、
ユーザはこの付帯情報を基に飲食店を決定し、料理をイ
ンターネット経由で飲食店端末４に予約情報を送信し、
飲食店端末から要約受付完了後、ユーザに受付データを
送信し、ユーザが受付データの確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、飲食店利用者
（以下「ユーザ」と略称する）が、インターネットを利
用し、飲食店の料理などのメニュ−、飲食店の所在場
所、空席状況・待機時間、店までの経路、交通状況、駐
車場位置・空車状況などを確認し、予約を行うことがで
きるようにしたインターネットを利用した飲食店利用方
法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の飲食店の利用は、ユーザが飲食店
に直接出向くか、電話などで予約してから指定時間に出
向くという方法がとられていた。従来の飲食店利用方法
のうち、過去に利用したことのない飲食店に対してユー
ザにとっては、飲食店に電話で聞く程度である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、飲食店に
電話で問い合わせても、電話の内容によっては、どんな
料理があるか、好みに合う料理か、どんな構えの飲食店
か、どんな特徴のある飲食店かといった情報の詳細が分
からず、結局、行ってみて初めてわかるということが多
かった。また、自動車などで飲食店に行く場合、交通情
報が分からず、渋滞などにより大幅に到着時刻がずれて
しまうといった不都合を生じるという課題がある。さら
に、客の疎密（多くの客が押しかける時間帯と、空いて
いる時間）が多く、待たされることが多いという利便性
に欠けるという課題もあった。

【０００４】一方、飲食店側にとっては、直接飲食店に
来て注文をとる客が多いため、客の疎密が多く、営業時
間のトータルとしては空席の時間が多く、売上が一定以
上上がらないという課題もある。

【０００５】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、ユーザ側にとっては、料理店に出
向いて料理などを確認したり、長時間の待ち合わせをし
たり、駐車不可のために他の店に変更したり、交通状況
によって大きく到着時刻がずれるといった不都合を解消
することができるとともに、飲食店側にとっては、情報
提供による宣伝効果の向上と、予約数の増加と、空席時
間の削減可能を期すことができ、売上向上につながるイ
ンターネットを利用した飲食店利用方法を提供すること
を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のインターネットを利用した飲食店利用方
法は、飲食店利用サービスプロバイダに対してユーザが
ユーザ端末によりインターネット経由で飲食店利用サー
ビスを要求すると、上記飲食店利用サービスプロバイダ
からユーザ端末にメニュー分類およびユーザから飲食店
までの経路などの交通情報を含むサービス地区分類を送
信する第１ステップと、上記ユーザが上記メニュー分類
および上記サービス地区分類から詳細を知りたい飲食店
を指定して飲食店の提供する詳細情報から特定の飲食店
とユーザの現在位置などを指定し、かつ必要とする付帯
情報名を選択して付帯情報の詳細を入手する第２ステッ
プと、上記ユーザが入手した付帯情報を基に飲食店を決
定して料理を上記インターネット経由で飲食店端末に予
約情報として送信すると、上記飲食店端末から予約受付
完了後、上記ユーザに受付データを送信することによ
り、上記ユーザが受付データの確認を行う第３ステップ
とを備えることを特徴とする。

【０００７】そのため、ユーザがユーザ端末によりイン
ターネット経由で飲食店利用サービスプロバイダに対し
て飲食店利用サービスを要求すると、飲食店利用サービ
スプロバイダからメニュー分類とサービス地区分類がユ
ーザに送信される。ユーザがこのメニュー分類とサービ
ス地区分類から詳細を知りたい飲食店を指定して飲食店
の提供する詳細情報から特定の飲食店とユーザの現在位
置などを指定して、必要とする付帯情報名を選択するこ
とにより、付帯情報の詳細を入手する。この入手した付
帯情報を基に、ユーザは飲食店を決定し、料理をインタ
ーネットを通して飲食店端末に予約情報として送信す
る。飲食店端末はこの予約情報の受付を完了すると飲食
店端末からユーザに受付データを送信することにより、
ユーザは受付データの確認を行うようにしたので、ユー
ザは、料理店に出向いて料理などを確認、長時間の待ち
合わせ、駐車不可のために他店への変更、交通状況によ
る到着時刻の遅延などの不都合や不便性を解消すること
ができるとともに、飲食店は情報提供による宣伝効果の
向上と、予約数の増加と、空席時間の削減可能と、売上
向上が可能になる。

【０００８】

【発明の実施の形態】次ぎに、この発明によるインター
ネットを利用した飲食店利用方法の実施の形態について
図面を参照して説明する。図１はこの発明の第１実施の
形態が適用されるインターネットを利用した飲食店利用
システムのシステム構成を示すブロック図である。この
図１において、飲食店利用サービスプロバイダ１は、ユ
ーザから徴収する情報使用料と、飲食店（図示せず）か
ら徴収するサービス料、宣伝料などの収入により運営す
るようにしている。

【０００９】このインターネット２を利用した飲食店利
用システムでは、飲食店利用サービスプロバイダ１が使
用するコンピュータシステム（図示せず）と、ユーザが
使用するユーザ端末３と、飲食店が使用する飲食店端末
４と、交通情報プロバイダ５が使用するコンピュータシ
ステム（図示せず）とがインターネット２に接続されて
いる。交通情報プロバイダ５は、経路情報などの交通情
報を飲食店利用サービス・プロバイダ１に提供する。飲
食店は、飲食店利用サービスプロバイダ１に対して料理
などの情報を提供する。飲食店利用サービスプロバイダ
１は、ユーザの認証、ユーザに対する情報提供、課金、
交通情報プロバイダ５や飲食店との情報授受、料金支払
いなどを行う。

【００１０】次ぎに、図１に示したインターネットを利
用した飲食店利用システムに適用されるこの発明による
第１実施の形態の動作について、図２のフローチャート
に沿って説明する。このインターネットを利用した飲食
店利用システム（以下、本システムという）によるサー
ビスは原則として会員制で運用されるが、非会員でも利
用可能とし、両者はこのサービスを利用して提供される
１回当たりの情報料・情報料の支払い方法、飲食店利用
料（割引制度の適用可否）・キャンセル料などが異な
る。

【００１１】このサービスでは飲食店の所在場所、ユー
ザの所在場所、飲食店からユーザまでの経路情報などを
示す地図がこのサービスを提供する本システムから送信
され、ユーザ端末３に表示できる。会員の場合、この地
図情報は適宜、本システムにアクセスするか、自動配信
により更新できる。この地図情報はユーザ端末３に取り
込んでおく（データ記録媒体に保管する）ことができ、
飲食店の利用時ごとにこの地図情報を伝送することが不
要となり、情報伝送時間の短縮化を図ることができる。
また、非会員の場合は、上記地図の自動配信はできず、
利用の度にまたは別の機会に適宜本システムにアクセス
して要求する。

【００１２】まず、図２に示すように、飲食店利用サー
ビスプロバイダ１に対して、和食、洋食、中華料理など
のメニュー分類、料理の名称、料金などのメニューの概
要、飲食店の所在場所、飲食店の特徴、飲食店からユー
ザまでの経路情報、などの飲食店を利用するために必要
な各種情報がステップＡ１で各飲食店から提供されてい
る。飲食店利用サービスプロバイダ１は各飲食店からこ
れらの情報が提供されることにより、各飲食店の各情報
をデータベース化しておく（ステップＡ２）。

【００１３】この状態で、ユーザはユーザ端末３（固定
または移動型の端末）を使用することにより、本システ
ムに対し、インターネット２を経由して飲食店利用サー
ビスプロバイダ１にアクセスすることにより、飲食店利
用サービスを要求する（ステップＡ３）。このユーザの
サービス提供要求により、飲食店利用サービスプロバイ
ダ１はユーザからのサービス提供要求と、飲食店利用サ
ービスプロバイダ１によりデータベース化した各飲食店
の各種情報との照合を行う（ステップＡ４）。

【００１４】飲食店利用サービスプロバイダ１はこの照
合の結果により、和食、洋食、中華料理などのメニュー
分類と、「東京都港区」、「渋谷区」などサービス地区
分類の情報をインターネット２を通して、ユーザ端末３
に送信し（ステップＡ５）、ユーザ端末３の表示手段
（図示せず）に表示する（ステップＡ６）。ユーザは、
ユーザ端末３の表示手段に表示されたメニュー分類の情
報と、サービス地区分類の情報から所望のものを１つま
たは複数選択して、その選択した情報をインターネット
２経由で飲食店利用サービスプロバイダ１に送信する。
これにより、飲食店利用サービスプロバイダ１はユーザ
端末３から入力した条件に合う飲食店の提供メニュ−の
概要（料理など名称、料金）、飲食店の所在場所、飲食
店の特徴などの情報がインターネット２経由でユーザ端
末３に送信され、ユーザ端末に一覧表などで表示され
る。

【００１５】次に、ユーザはユーザ端末３の表示手段に
表示された一覧表を見ながら飲食店の中から、さらに飲
食店を絞り込むため、詳細を知りたい飲食店の１つまた
は複数をユーザ端末３上で指定することにより、該当す
る飲食店の提供メニュ−の詳細（料理など名称、料理な
どの写真、献立、料金など）、店の所在場所、特徴、店
構え｛店頭・店内写真（またはイラスト）｝などの一部
またはすべて（提供する店によって異なる）が表示され
る。ユーザは必要に応じ、この表示内容をプリントアウ
トすることもできる。ユーザは詳細を知りたい飲食店の
１つまたは複数のそれぞれごとに必要なだけ上記の操作
を繰返し、必要な情報を必要なだけ得ることができる。

【００１６】次に、ユーザはある特定の飲食店およびユ
ーザの現在位置（または最寄の駅などのわかり易い建
物）などを指定し、かつ、必要とする付帯情報名を選択
することにより、１つまたは複数の付帯情報の詳細を入
手することができる。この付帯情報とは、ユーザが指定
した該当する飲食店およびユーザの現在位置などまでの
経路（最短経路、次に短い経路などを選択可能）、該当
する経路による距離、該当する経路上の交通渋滞情報・
交通規制情報、駐車場の有無・位置・入り口、特別な記
事（該当飲食店のＰＲ内容、該当飲食店近隣の状況な
ど）がある場合はその情報などであり、これらの情報は
交通情報プロバイダ５から交通データの送信を行うこと
により（ステップＡ７）、ユーザ端末３が交通データの
入手を行う（ステップＡ８）。なお、経路特有の情報
（例として、道路幅、規制速度、一方通行方向・区間、
工事区間など）は、地図上の道路を指定することにより
ユーザ端末３上に表示される。

【００１７】次に、ユーザは上記情報を基に１つの飲食
店を決定し、料理を予約することができる。この場合、
ユーザはユーザ端末３上の予約機能ボタンを指定する。
これにより、ユーザ端末３上に料理など名称、飲食開始
希望時刻、人数（必要に応じ、大人、子供の別）、ユー
ザ名、連絡先（電話、電子メールなど）などの予約情報
記入欄がユーザ端末３に表示され、ユーザはこの予約情
報記入欄に必要事項を入力し、インターネット２経由で
飲食店に飲食店の決定と予約オーダの情報を送信する
（ステップＡ９）。

【００１８】この飲食店の決定と予約オーダの情報を飲
食店が受け付け（ステップＡ１０）、飲食店がユーザか
らの予約の受付を完了した後、飲食店は受付番号、店
名、ユーザ名、人数、予約料理などの名、受付時点から
の予定待機時間情報などの受付データをユーザ端末３に
送信して（ステップＡ１１）、予約が完了する。この受
付データをユーザ端末３が受信して、ユーザ端末３の表
示手段に受付データの内容が表示されると、ユーザはこ
の表示内を視認することにより、受付データの確認を行
う（ステップＡ１２）。

【００１９】次ぎに、ユーザが指定した飲食開始希望時
刻、人数、料理名などに変更の必要性が発生した場合お
よびキャンセルの場合の動作について、図３のフローチ
ャートに沿って説明する。この場合、図２のフローチャ
ートにおいて、ステップＡ１２でユーザが飲食店からの
受付データの確認をした後に、ユーザが飲食店に対して
予約変更を行う場合である。そこで、ユーザが予約の変
更の必要性が生じると、処理手順が図２のフローチャー
トから図３のフローチャートに処理手順が移行する。

【００２０】この図３のフローチャートに示すように、
ユーザの予約変更が発生すると（ステップＡ１３）、上
述のように、ユーザが指定した飲食開始希望時刻、人
数、料理名などに変更の必要性が発生した場合、および
キャンセルの場合には、ユーザはユーザ端末３から予約
済みの飲食店に対して変更情報を送信することができる
（ステップＡ１４）。この変更情報を該当する飲食店が
受信して、この変更情報を受け付けると（ステップＡ１
５）、この該当する飲食店から変更を受け付けたことを
知らせるための新たな変更受付データをユーザ端末３に
送信する（ステップＡ１６）。ただし、該当する飲食店
ごとに異なる。

【００２１】この変更受付データの送信により、ユーザ
端末３の表示手段には、変更受付データが表示され、こ
の表示内容からユーザは該当する飲食店による予約の変
更あるいはキャンセルを受け付けたことを確認すること
ができる（ステップＡ１７）。このようなユーザの予約
の変更、あるいはキャンセルを行うことにより、該当す
る飲食店は、ユーザによる先の予約により当然に売上金
の計上見込みが不可能になるとともに、その予約による
準備費用が損失になる。そこで、予約変更や、キャンセ
ルに対して、該当する飲食店が予約したユーザに対して
損害賠償としての課料を課す必要が生じることがある。

【００２２】この場合、ユーザに対して、変更料、キャ
ンセル料が必要となる場合がある。ただし、現在時刻か
ら飲食開始時刻までの時間がある一定以上の場合は不要
とする場合もあり、飲食店によって異なる。逆に、飲食
店側の事情により飲食開始時刻が大きく変わる可能性が
発生した場合は、その変更情報が飲食店よりユーザに送
信され、ユーザ端末３に表示される。また、ユーザ側が
飲食店にアクセスして飲食店側の変更情報の有無および
変更情報を確認することができる。ただし、この機能の
有無は該当飲食店ごとに異なる。

【００２３】最後に、自動車や電車などの移動体を利用
してユーザが該当する飲食店に向かう場合、ユーザがユ
ーザ端末３として移動端末を使用する場合は、受付番号
を入力し、ユーザの現在位置を地図上で指定することに
より、ユ−ザ端末３上に、ユ−ザ位置から該当する飲食
店までの経路が地図上で表示できる。また、ユーザが該
当飲食店に接近した場合、駐車場がある場合はその入り
口の詳細情報（道路との接続位置、進入方向、空車位置
などであり、これらを総称して、以下、「駐車場情報」
という）がユーザ端末３の表示手段に送信され、表示で
きる。

【００２４】ただし、この駐車場情報の有無は該当飲食
店により異なる。なお、これらの交通および駐車場関係
の情報はサービス利用料に応じて提供されるオプション
情報である。

【００２５】上記のユーザ端末に送信される駐車場情報
は、該当飲食店により無料の場合と、ユーザ自身が支払
う場合があり、その区別および情報料は該当飲食店を指
定した時店でユーザ端末３の表示手段に表示できる。情
報料の支払方法は、このサービス利用申込時に指定する
ことにより、クレジットカード・ＩＣカード・デビット
カードなどによる支払い、電話料金に含んで支払い、ユ
ーザが指定したコンビニエンスストアなどでの現金支払
い、銀行振込用紙による支払い、現金送金などが選択で
きる。

【００２６】また、ユーザの都合で行った料理などの変
更およびキャンセルなどについての料金は、変更情報を
送信する時点で該当飲食店から送信され、確認すること
ができる。そのキャンセル料金の支払いは、上記情報料
の支払い同様の方法が選択できる。上記のユーザ側事情
による予約変更、および該当飲食店側の事情により飲食
開始時刻の変更を行った場合の迷惑料、これに伴うキャ
ンセルの場合の料金などの詳細は各飲食店の飲食サービ
ス利用約款により定められ、ユーザはいつでも該当飲食
店を指定し、ユーザ端末に表示して確認することができ
る。

【００２７】このように、第１実施の形態では、ユーザ
がインターネット２を利用して飲食店の料理などのメニ
ュー、飲食店の所在場所、空席状況、待機時間、飲食店
までの経路、交通状況、駐車場位置、空車状況などの駐
車情報を確認して予約を行うようにしたので、ユーザに
とっては、飲食店に出向いて料理などの確認、長時間の
待機、駐車不可による他店に変更、交通状況により時刻
するなどに不都合や不便さがなくなるとともに、飲食店
側にとおては、情報提供による宣伝効果の向上、予約率
向上による空席時間の削減化が可能となり、売上額の向
上が期待できることになる。

【００２８】次ぎに、この発明の他の実施の形態につい
て説明する。図４はこの発明の第２実施の形態が適用さ
れる飲食店利用システムのシステム構成を示すブロック
図である。この図４で、図１で示した示した交通情報プ
ロバイダ５に代えて交通情報データベースが使用されて
いる。この交通情報データベース６には、ユーザが該当
する飲食店に出向くまでの経路情報などの交通情報が記
憶されており、飲食店利用サービスプロバイダ１にこの
交通情報データベース６から交通情報が提供されるよう
になっている。図４の飲食店利用システムのシステム構
成のその他の部分は図１と同じである。

【００２９】このように、飲食店利用サービスプロバイ
ダに交通情報データベース６から交通情報が提供される
ことにより、ユーザがユーザ端末３を使用して飲食店利
用サービスプロバイダ１にアクセスして飲食店利用サー
ビスを要求すると、飲食店利用サービスプロバイダ１は
経路情報を含む交通情報、上記メニュー分類、上記サー
ビス地区分類などをユーザに送信する。その他の動作に
ついては、上記第１実施の形態と同様である。

【００３０】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ユー
ザがユーザ端末によりインターネット経由で飲食店利用
サービスプロバイダに対して飲食店利用サービスを要求
すると、飲食店利用サービスプロバイダからメニュー分
類とサービス地区分類がユーザに送信され、ユーザがこ
のメニュー分類とサービス地区分類から詳細を知りたい
飲食店を指定して飲食店の提供する詳細情報から特定の
飲食店とユーザの現在位置などを指定して、入手した付
帯情報を基に、ユーザは飲食店を決定し、料理を飲食店
端末に予約情報として送信することにより、飲食店端末
はこの予約情報の受付を完了して飲食店端末からユーザ
に受付データを送信して、ユーザは受付データの確認を
行うようにしたので、ユーザ側にとっては、料理店に出
向いて料理などを確認、長時間の待ち合わせ、駐車不可
のために他店への変更、交通状況による到着時刻の遅延
などの不都合や不便性を解消することができ、飲食店側
にとっては、情報提供による宣伝効果の向上と、予約数
の増加と、空席時間の削減可能と、売上向上が可能にな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明によるインターネットを利用した飲食
店利用方法の第１実施の形態を適用する飲食店利用シス
テムのシステム構成を示すブロック図である。

【図２】この発明によるインターネットを利用した飲食
店利用方法の第１実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。

【図３】この発明によるインターネットを利用した飲食
店利用方法の第１実施の形態におけるユーザが予約変更
する場合の処理手順を示すフローチャートである。

【図４】この発明によるインターネットを利用した飲食
店利用方法の第２実施の形態を適用する飲食店利用シス
テムのシステム構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１……飲食店利用サービスプロバイダ、２……インター
ネット、３……ユーザ、４……飲食店端末、５……交通
情報プロバイダ。

Claims (36)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 飲食店利用サービスプロバイダに対して
   ユーザがユーザ端末によりインターネット経由で飲食店
   利用サービスを要求すると、上記飲食店利用サービスプ
   ロバイダからユーザ端末にメニュー分類およびユーザか
   ら飲食店までの経路などの交通情報を含むサービス地区
   分類を送信する第１ステップと、 上記ユーザが上記メニュー分類および上記サービス地区
   分類から詳細を知りたい飲食店を指定して飲食店の提供
   する詳細情報から特定の飲食店とユーザの現在位置など
   を指定し、かつ必要とする付帯情報名を選択して付帯情
   報の詳細を入手する第２ステップと、 上記ユーザが入手した付帯情報を基に飲食店を決定して
   料理を上記インターネット経由で飲食店端末に予約情報
   として送信すると、上記飲食店端末から予約受付完了
   後、上記ユーザに受付データを送信することにより、上
   記ユーザが受付データの確認を行う第３ステップと、 を備えることを特徴とするインターネットを利用した飲
   食店利用方法。
2. 【請求項２】 上記第２ステップは、上記ユーザが上記
   メニュー分類および上記サービス地区分類から所望のメ
   ニュー分類とサービス地区分類を選択して上記飲食店利
   用サービスプロバイダに送信する第１手順と、上記選択
   されたメニュー分類とサービス地区分類に適合するメニ
   ューの概要の情報と飲食店の概要の情報を上記飲食店利
   用サービスプロバイダから上記ユーザ端末に送信してユ
   ーザ端末に一覧表示させる第２手順と、上記ユーザ端末
   に表示された上記メニューの概要情報と飲食店の概要の
   情報から上記ユーザは詳細を知りたい飲食店を指定して
   飲食店の提供する詳細情報から特定の飲食店とユーザの
   現在位置などを指定する第３手順と、上記ユーザが必要
   とする付帯情報名を選択して付帯情報の詳細を入手する
   第４手順とを含むことを特徴とする請求項１記載のイン
   ターネットを利用した飲食店利用方法。
3. 【請求項３】 上記飲食店の決定と上記料理の予約は、
   上記ユーザ端末上の予約機能ボタンを上記ユーザが操作
   することにより上記ユーザ端末の表示手段に表示される
   予約情報記入欄に料理名称、飲食開始希望時刻、人数、
   ユーザ名を上記ユーザにより入力して上記飲食店端末に
   送信することにより行われることを特徴とする請求項１
   記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
4. 【請求項４】 上記飲食店の決定と上記料理の予約は、
   上記ユーザ端末上の予約機能ボタンを上記ユーザが操作
   することにより上記ユーザ端末の表示手段に表示される
   予約情報記入欄に上記ユーザが料理名称、飲食開始希望
   時刻、人数、ユーザ名を上記ユーザにより入力して上記
   飲食店端末に送信することにより行われることを特徴と
   する請求項１記載のインターネットを利用した飲食店利
   用方法。
5. 【請求項５】 上記飲食店端末から上記ユーザに送信す
   る受付データは、受付番号、店名、ユーザ名、人数、予
   約料理名、受付時点から予定待機時間情報を含むことを
   特徴とする請求項１記載のインターネットを利用した飲
   食店利用方法。
6. 【請求項６】 上記サービス地区分類は、交通情報プロ
   バイダから上記ユーザ端末に送信されることを特徴とす
   る請求項１または請求項２記載のインターネットを利用
   した飲食店利用方法。
7. 【請求項７】 上記ユーザは、原則として会員制である
   ことを特徴とする請求項１または請求項２記載のインタ
   ーネットを利用した飲食店利用方法。
8. 【請求項８】 上記ユーザは、会員制および非会員が混
   在することを特徴とする請求項１または請求項２記載の
   インターネットを利用した飲食店利用方法。
9. 【請求項９】 上記ユーザは、非会員の場合には上記経
   路などの交通情報を示す地図上の配信を不可能として上
   記飲食店利用サービスプロバイダの利用ごとにアクセス
   することを特徴とする請求項８記載のインターネットを
   利用した飲食店利用方法。
10. 【請求項１０】 上記ユーザ端末は、固定型端末または
    移動型端末であることを特徴とする請求項１または請求
    項２記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
11. 【請求項１１】 上記ユーザは、決定した飲食店に移動
    体により出向く際に移動型端末を使用して受付番号を入
    力し、ユーザの現在位置を地図上で指定することにより
    移動型端末にユーザの現在位置から上記決定した飲食店
    までの経路を地図上で表示することを特徴とする請求項
    １０記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
12. 【請求項１２】 上記移動型端末にユーザの現在位置か
    ら上記決定した飲食店までの経路を地図上での表示は、
    上記飲食店利用サービスプロバイダを利用するユーザの
    サービス利用量に応じて提供されるオプションであるこ
    とを特徴とする請求項１１記載のインターネットを利用
    した飲食店利用方法。
13. 【請求項１３】 上記ユーザは、決定した飲食店に自動
    車により出向く際に駐車場の駐車場情報の詳細情報が上
    記移動型端末に送信および表示することを特徴とする請
    求項１１記載のインターネットを利用した飲食店利用方
    法。
14. 【請求項１４】 上記駐車場情報は、道路と、この道路
    との接続位置と、進入方向と、空車位置の情報を含むこ
    とを特徴とする請求項１３記載のインターネットを利用
    した飲食店利用方法。
15. 【請求項１５】 上記駐車場情報は、上記飲食店利用サ
    ービスプロバイダを利用するユーザのサービス利用量に
    応じて提供されるオプションであることを特徴とする請
    求項１２記載のインターネットを利用した飲食店利用方
    法。
16. 【請求項１６】 上記駐車場情報は、上記ユーザにより
    上記決定した飲食店を指定した時点で上記決定した飲食
    店により無料であることが上記ユーザ端末に表示される
    ことを特徴とする請求項１３記載のインターネットを利
    用した飲食店利用方法。
17. 【請求項１７】 上記駐車場情報は、上記ユーザにより
    上記決定した飲食店を指定した時点で上記決定した飲食
    店により上記駐車場情報の情報料に関して上記ユーザ自
    身により支払うことが上記ユーザ端末に表示されること
    を特徴とする請求項１３記載のインターネットを利用し
    た飲食店利用方法。
18. 【請求項１８】 上記駐車場情報の情報料は、上記ユー
    ザにより上記飲食店利用サービスプロバイダの利用申込
    み時に指定することにより、クレジットカード、ＩＣカ
    ード、デビットカード、電話料金に含んでユーザが指定
    するコンビニエンスストアなどの現金支払い、銀行振込
    用紙による支払い、現金送金による支払いのいずれか１
    つを選択して支払うことを特徴とする請求項１７記載の
    インターネットを利用した飲食店利用方法。
19. 【請求項１９】 上記メニュー分類は、和食、洋食、中
    華料理を含むことを特徴とする請求項１または請求項２
    記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
20. 【請求項２０】 上記飲食店は、割引適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項１または請求項２記載のインター
    ネットを利用した飲食店利用方法。
21. 【請求項２１】 上記飲食店の提供する詳細情報は、料
    理の名称、料理の写真、献立、料金、所在場所、特徴、
    店頭と店内のイラストあるいは写真を含むことを特徴と
    する請求項２記載のインターネットを利用した飲食店利
    用方法。
22. 【請求項２２】 上記付帯情報は、上記ユーザが指定し
    た該当飲食店、ユーザの現在位置までの経路、上記経路
    による距離、上記経路上の交通渋滞情報、交通規制情
    報、駐車場の有無、駐車場の位置、駐車場の入口、特別
    な記事の各情報と経路特有の情報とを含むことを特徴と
    する請求項１または請求項２記載のインターネットを利
    用した飲食店利用方法。
23. 【請求項２３】 上記特別な記事は、該当飲食店の宣伝
    内容、該当飲食店の近隣状況の記事を含むことを特徴と
    する請求項２２記載のインターネットを利用した飲食店
    利用方法。
24. 【請求項２４】 上記経路は、最短距離、次ぎに短い距
    離の選択可能であることを特徴とする請求項２２記載の
    インターネットを利用した飲食店利用方法。
25. 【請求項２５】 上記特別な記事は、該当飲食店の宣伝
    内容、該当飲食店の近隣状況の記事を含むことを特徴と
    する請求項２２記載のインターネットを利用した飲食店
    利用方法。
26. 【請求項２６】 上記経路特有の情報は、道路幅、規制
    速度、一方通行方向区間、工事区間の各情報を含むこと
    を特徴とする請求項２２記載のインターネットを利用し
    た飲食店利用方法。
27. 【請求項２７】 上記ユーザの現在位置は、最寄の駅を
    上記ユーザにより指定されることを特徴とする請求項２
    記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
28. 【請求項２８】 上記ユーザ端末は、上記ユーザにより
    指定した飲食開始希望時刻、人数、料理名などの予約変
    更時またはキャンセルの場合に、変更情報を上記決定し
    た飲食店に送信すると、上記決定した飲食店から新たな
    受付情報を受信して表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項１または請求項２記載のインターネットを利用
    した飲食店利用方法。
29. 【請求項２９】 上記ユーザは、上記予約変更あるいは
    上記キャンセルの場合に上記予約した飲食店に対して変
    更料が課金されるか、あるいはキャンセル料が課金され
    ることを特徴とする請求項１記載または請求項２記載の
    インターネットを利用した飲食店利用方法。
30. 【請求項３０】 上記ユーザによる上記予約変更あるい
    は上記キャンセルに対する迷惑料の課金の支払いは、上
    記ユーザにより上記飲食店利用サービスプロバイダの利
    用申込み時に指定することにより、クレジットカード、
    ＩＣカード、デビットカード、電話料金に含んでユーザ
    が指定するコンビニエンスストアなどの現金支払い、銀
    行振込用紙による支払い、現金送金による支払いのいず
    れか１つを選択して支払うことを特徴とする請求項１ま
    たは請求項２記載のインターネットを利用した飲食店利
    用方法。
31. 【請求項３１】 上記ユーザは、上記決定した飲食店側
    の事情により飲食開始時刻の変更を行った場合の迷惑料
    とこの変更に伴って上記ユーザが予約をキャンセルした
    場合の料金に関する詳細内容は各飲食店の飲食サービス
    利用約款により定められて上記ユーザが常時該当する飲
    食店を指定して上記ユーザ端末の表示手段により確認可
    能であることを特徴とする請求項１または請求項２記載
    のインターネットを利用した飲食店利用方法。
32. 【請求項３２】 上記ユーザにより予約を受けた飲食店
    は、予約変更を行う場合に予約を受けた飲食店から変更
    情報を上記ユーザに送信することを特徴とする請求項１
    または請求項２記載のインターネットを利用した飲食店
    利用方法。
33. 【請求項３３】 上記飲食店利用サービスプロバイダ
    は、上記ユーザから徴収する情報使用料、上記飲食店か
    ら徴収するサービス料、宣伝料などのを収入源として運
    営することを特徴とする請求項１〜３２のいずれか１項
    に記載のインターネットを利用した飲食店利用方法。
34. 【請求項３４】 上記交通情報は、上記飲食店利用サー
    ビスプロバイダ自身から上記ユーザに提供することを特
    徴とする請求項１〜３２のいずれか１項に記載のインタ
    ーネットを利用した飲食店利用方法。
35. 【請求項３５】 上記ユーザにより指定された飲食店
    は、１つまたは複数であることを特徴とする請求項１〜
    ３２のいずれか１項に記載のインターネットを利用した
    飲食店利用方法。
36. 【請求項３６】 上記ユーザ端末は、表示手段に表示さ
    れた表示内容をプリントアウトすることを特徴とする請
    求項１〜３２のいずれか１項に記載のインターネットを
    利用した飲食店利用方法。