JP2001305946A - 学習システム及び学習方法 - Google Patents

学習システム及び学習方法

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JP2001305946A JP2000117903A JP2000117903A JP2001305946A JP 2001305946 A JP2001305946 A JP 2001305946A JP 2000117903 A JP2000117903 A JP 2000117903A JP 2000117903 A JP2000117903 A JP 2000117903A JP 2001305946 A JP2001305946 A JP 2001305946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生徒毎に設定した基準の到達度に応じて、設問
を自動的に選択・出題できる学習システムを提供する。
また、基準未到達の場合に、生徒に復習をさせることが
できる学習システムを提供する。 【解決手段】設問データベース5を有するサーバコンピ
ュータ1と、サーバコンピュータ1に通信回線を介して
接続された教室用端末2とを有する学習システムにおい
て、生徒毎の基準を設定する基準設定手段と、生徒が獲
得した点数を入力する点数入力手段と、入力された点数
と基準とに基づき次の設問を選択・出題する設問選択出
題手段を設ける。さらに、設問選択出題手段を、基準未
到達の場合に次の設問として前の段階の設問が選択され
得るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用した学習システム及び学習方法に係り、特に、生徒毎
に設定した基準の到達度に応じて次の設問を自動的に選
択・出題できる学習システム及び学習方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、学習者の弱点を解析し、その弱点
を克服するため、その弱点に対応する問題を自動選定す
る学習システムとして、第2880326号特許公報に
示す学習問題の作成及び学習成績の処理システムがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の学習問
題の作成及び学習成績の処理システムは、生徒毎に合格
とする点数の基準が設定できないため、生徒によっては
簡単過ぎたり、あるいは、なかなか次の単元に進めなか
ったりするため、学習意欲を損なってしまうという問題
があった。
【0004】また、弱点に応じて問題を作成するだけ
で、後のテスト結果に応じて前に学習した問題に戻って
復習させるように構成されていないため、生徒に効果的
な復習をさせることができなかった。
【0005】また、教室が複数ある場合に生徒が教室や
時限を変更すると、どの生徒がどの教室・時限に出席す
るかのスケジュール情報を教師間で連絡することが必要
となるため、教師の負担が大きく、教室の変更等に迅速
に対処することは困難であった。
【0006】さらに、教師は生徒が学習を開始する際の
教材の準備や、生徒が現在どの教材を学習中かといった
進捗状況の把握が必要であるが、生徒数が多い場合や生
徒毎の進度が異なる場合には、それらが教師の大きな負
担となっていた。特に、生徒が教室や時限を変更する
と、教材の準備や進捗状況の把握のため、教師間の連絡
や教材の送付等が必要となるので、教室の変更等に迅速
かつ柔軟に対処することは困難であった。
【0007】また、生徒数が多くなると、教師の採点や
点数の入力に時間がかかるので、生徒に待ち時間が生じ
てしまい、効率的な学習の妨げとなっていた。
【0008】この発明は、上述した問題を解決するもの
であり、生徒毎にきめ細かく基準を設定でき、その基準
の到達度に応じて次の設問を選択可能とすることによ
り、生徒のレベルに合わせることができ、生徒の意欲を
損なうことなく学習を進めることができる学習システム
及び学習方法を提供することを目的とする。
【0009】また、生徒に効果的な復習をさせることが
できる学習システム及び学習方法を提供することを目的
とする。
【0010】さらに、生徒のスケジュール管理、教材の
準備、及び進捗管理を可能とすることにより、スケジュ
ールの変更に迅速かつ柔軟に対処できるとともに、教師
の負担を軽減できる学習システム及び学習方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】また、生徒の待ち時間をなくし、効率的な
学習ができる学習システム及び学習方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の学習システム
は、生徒に学習させる複数の設問を格納した設問データ
ベースを有するサーバコンピュータと、前記サーバコン
ピュータに通信回線を介して接続された教室用端末と、
を有するものであって、生徒毎に合格か不合格かの基準
を設定する基準設定手段と、前記設問に対し生徒が獲得
した点数を前記教室用端末から入力する点数入力手段
と、入力された点数と前記基準とに基づき基準到達か未
到達かを判定し、その判定結果により次の設問を選択し
て前記教室用端末から出題する設問選択出題手段と、を
有することを特徴とする。
【0013】ここで、前記教室用端末も前記設問データ
ベースを有するものであればなお良い。
【0014】また、前記設問データベースの設問が段階
的に構成されており、前記設問選択出題手段が、前記基
準未到達の場合に次の設問として前の段階の設問を選択
可能に構成されていることを特徴とする。
【0015】さらに、生徒毎のスケジュールを管理する
と共に、教室毎のスケジュールを前記教室用端末に出力
するスケジュール管理手段を有することを特徴とする。
【0016】さらに、生徒毎に次回の時限の最初に出力
する設問を予約し、前記予約された設問を前記教室用端
末から出題する設問予約出題手段を有することを特徴と
する。
【0017】また、前記教室用端末がチュータ用端末を
有し、生徒の進捗状況を前記チュータ用端末に表示する
進捗状況管理手段をさらに有することを特徴とする。
【0018】また、前記教室用端末が生徒用端末を有
し、前記生徒用端末が前記点数入力手段を有することを
特徴とする。
【0019】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、本発明の学習システムとしてコンピュータを機
能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0020】本発明の学習方法は、生徒に学習させる複
数の設問を格納した設問データベースを有するサーバコ
ンピュータと、前記サーバコンピュータに通信回線を介
して接続された教室用端末と、を有するコンピュータシ
ステムを利用したものであって、生徒毎に合格か不合格
かの基準を設定する基準設定ステップと、前記設問に対
し生徒が獲得した点数を前記教室用端末から入力する点
数入力ステップと、入力された点数と前記基準とに基づ
き基準到達か未到達かを判定し、その判定結果により次
の設問を選択して前記教室用端末から出題する設問選択
出題ステップと、を有することを特徴とする。
【0021】ここで、前記教室用端末も前記設問データ
ベースを有するものであればなお良い。
【0022】また、前記設問データベースの設問が段階
的に構成されており、前記設問選択出題ステップが、前
記基準未到達の場合に次の設問として前の段階の設問を
選択可能であることを特徴とする。
【0023】さらに、生徒毎のスケジュールを管理する
と共に、教室毎のスケジュールを前記教室用端末に出力
するスケジュール管理ステップを有することを特徴とす
る。
【0024】さらに、生徒毎に次回の時限の最初に出力
する設問を予約し、前記予約された設問を前記教室用端
末から出題する設問予約出題ステップを有することを特
徴とする。
【0025】また、前記教室用端末がチュータ用端末を
有し、生徒の進捗状況を前記チュータ用端末に表示する
進捗状況管理ステップをさらに有することを特徴とす
る。
【0026】また、前記教室用端末が生徒用端末を有
し、前記生徒用端末が前記点数入力ステップを行うこと
を特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】本実施形態のハードウェア構成は、図1に
示すように、サーバコンピュータ1と、サーバコンピュ
ータ1と通信回線を介して接続された複数の教室用端末
21、22、…、2n(以下、教室用端末2とも言
う。)とから構成される。
【0029】サーバコンピュータ(以下、サーバとも言
う。)1は、中央処理装置(CPU)11と、ディスプ
レイ12とキーボード13とプリンタ14等の入出力装
置15と、記憶装置19等とから構成される。
【0030】各教室用端末2は、チュータ用端末3と、
生徒用端末4とから構成され、チュータ用端末3及び生
徒用端末4は相互にデータを送受信できるように接続さ
れている。ここで、チュータとは生徒の管理や採点を行
う者を言う。
【0031】チュータ用端末3は、一般的なパーソナル
コンピュータであり、CPU31と、ディスプレイ32
と、キーボード33と、プリンタ34と、記憶装置35
と、採点ペン36と、マウス37等から構成される。
【0032】生徒用端末4は、一般的なパーソナルコン
ピュータであり、CPU41と、ディスプレイ42と、
キーボード43と、プリンタ44と、記憶装置45等か
ら構成される。キーボード43には、生徒が操作し易い
ように、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが設けられ
ている。
【0033】サーバ1の記憶装置19には、生徒に学習
させるための設問が格納された設問データベース5(図
3参照)が構築され、設問データベース5には、段階的
に構成された複数の設問が格納されている。段階的と
は、例えば、簡単な問題から難しい問題まで、あるい
は、基本問題から応用問題まで、順にレベルアップされ
るように構成されていることを言う。そして、前の段階
の設問とは、レベルがより下の設問を言う。各設問には
解答が付されている。
【0034】生徒が学習するコースが図2に示す基本コ
ースである場合、設問データベース5には、例えば図3
に示すように設問が格納されている。この例では、1つ
の教科の1年間の学習内容を複数の大単元に分け、大単
元を更に小単元に分け、小単元毎に、複数の基本問題と
その解答、1番目の確認テスト(確認テストA)とその
解答、及び、2番目の確認テスト(確認テストB)とそ
の解答が格納されている。また、基本問題に対し、それ
ぞれ弱点補強問題とその解答が対応するように格納され
ている。設問の難度は、弱点補強問題、基本問題、確認
テストの順に難しくなる。したがって、この例では、あ
る単元の確認テストに対してその単元の基本問題は前の
段階の設問となる。
【0035】基本問題は、図4に示すように、一つの小
単元を複数の範囲に分け、その範囲毎に作成されてい
る。また、確認テストは、図4に示すように、小単元毎
に作成されたものであり、一つの確認テストは、その小
単元の各範囲に対応する大問で構成されている。すなわ
ち、範囲毎に、基本問題と大問が対応している。弱点補
強問題は、図4に示すように、各基本問題に対応して作
成されている。各設問には、設問コードと設問内容を表
すタイトルが付されている。これらの問題と解答の印刷
例を図5〜図10に示す。
【0036】この設問データベース5は教室用端末2の
記憶装置35にも複製されるが、以下の説明において
は、サーバ1の設問データベース5と区別するために、
教室用端末2が有する設問データベースを設問ローカル
データベースと言う。
【0037】また、記憶装置19には、図11に示すよ
うに生徒情報ファイル、成績ファイル、基本スケジュー
ルファイル、教室スケジュールファイル、予約進捗ファ
イル、生徒正答率ファイル等が構成され、以下のような
データが格納される。
【0038】生徒情報ファイルには、生徒毎に、生徒I
D、学籍コード、氏名、学校、学年等の情報が格納され
る。ここで、生徒IDは、各生徒に付された識別番号で
あって、生徒毎に決められる不変の番号である。また、
学籍コードは、各生徒に付されたコードであって学年等
の情報を含むものであり、学年等が変わる度に変更され
る可変のコードである。そして、教室用端末2における
入出力には学籍コードが用いられるが、ファイルの管理
には生徒IDが用いられ、生徒IDと学籍コードは生徒
情報ファイルによって対応付けられる。したがって、生
徒の学年等が変わって学籍コードが変わっても生徒ID
は不変であるため、ファイルの管理が容易である。
【0039】成績ファイルには、生徒毎に、生徒ID、
学習した設問の設問コード、出題日時、正答率、合格か
否かの判定結果等が格納される。
【0040】基本スケジュールファイルには、生徒毎
に、生徒ID、スケジュールの適用年月日、スケジュー
ルされた教室の教室コード及び曜日・時限等が格納され
る。
【0041】教室スケジュールファイルには、教室毎
に、所定期間(例えば2か月)内における、日付け・時
限毎の学習予定の生徒の人数及び生徒ID等が格納され
る。
【0042】予約進捗ファイルには、教室毎に、日付け
・時限毎の学習予定の生徒の生徒ID、解答中の設問の
設問コード、予約された設問の設問コードとその設問が
印刷済か否かの情報等が格納される。
【0043】生徒正答率ファイルには、生徒毎に、生徒
IDや教科毎及び設問の種類毎の基準正答率等が格納さ
れる。
【0044】なお、これらのファイルは複数のキー項目
で検索できるようなテーブル形式に構成されている。例
えば、基本スケジュールファイルは、生徒ID及び適用
年月日で検索可能であり、教室スケジュールファイル
は、教室コード、日付け、及び時限で検索可能であり、
予約進捗ファイルは、教室コード、日付け、時限、及び
生徒IDで検索可能であるように構成されている。
【0045】また、チュータ用端末3の記憶装置35に
は、生徒情報ローカルファイル、成績ローカルファイ
ル、教室スケジュールローカルファイル、予約進捗ロー
カルファイル、生徒正答率ローカルファイル、設問ロー
カルデータベース等が構成される。各ファイルの内容は
対応するサーバ1のファイルと同様であるが、営業日毎
に必要な情報(例えば、その日その教室に学習予定のあ
る生徒についての情報)のみがサーバ1から送信され格
納される。
【0046】また、記憶装置35には学習履歴ファイル
が構成され、採点入力の結果、その教室における生徒の
生徒ID、学習した設問の設問コード、出題日時、正答
率、合格か否かの判定結果等が格納される。ただし、未
採点のものについては、未採点の旨の情報が格納され
る。
【0047】さらに、記憶装置35には、新規登録され
た生徒の情報を格納する登録用ファイル、変更された生
徒の情報を格納する変更用ファイル等が構成されてい
る。
【0048】次に本実施形態の有する手段について概説
する。
【0049】点数入力手段は、教室用端末2のキーボー
ド33又は43、マウス37、あるいは採点ペン36を
用いて点数を入力するように構成されている。
【0050】基準設定手段は、新規の生徒について基準
を登録する基準登録手段と、登録された基準を変更する
基準変更手段とを有し、時限終了後に登録又は変更され
た基準を生徒正答率ファイルに格納し、時限開始前にそ
の基準を必要とする教室に送信し、生徒正答率ローカル
ファイルに格納するように構成されている。
【0051】設問選択出題手段は、入力された点数が基
準に到達しているか否かを判定し、その結果により次の
設問を選択する設問選択手段と、選択された設問を出力
する設問出力手段とを有する。ここで、設問出力手段
は、教室用端末2が設問ローカルデータベースを設問コ
ードにより検索し、得られた設問をプリンタ34又は4
4で印刷出力するように構成されている。なお、設問ロ
ーカルデータベースを各教室に設けるのは、印刷出力を
迅速化し生徒の待ち時間を減少させるためであるが、こ
の点を考慮しなければ、設問ローカルデータベースを設
けず、教室用端末2が通信回線を介してサーバ1に設問
コードを送信し、サーバ1が設問データベース5を検索
して得られた設問を通信回線を介して教室用端末2に送
信し、教室用端末2がその設問をプリンタ34又は44
で印刷出力するものであってもよい。
【0052】スケジュール管理手段は、生徒毎のスケジ
ュールを管理すると共に、教室毎のスケジュールをチュ
ータ用端末3に表示するものである。生徒毎のスケジュ
ールとは、生徒毎にその生徒が何曜日の何時限目にどの
教室に出席するかの情報を含むものであり、以下の説明
においては基本スケジュールとも言う。教室毎のスケジ
ュールとは教室毎にその教室の何曜日の何時限目にどの
生徒が出席するかの情報を含むものであり、以下の説明
においては教室スケジュールとも言う。
【0053】このスケジュール管理手段は、新規の生徒
について基本スケジュールを登録する基本スケジュール
登録手段と、登録された基本スケジュールを変更する基
本スケジュール変更手段と、一時限単位で臨時に基本ス
ケジュールを変更する個別スケジュール変更手段とを有
し、登録又は変更される度にその基本スケジュールを基
本スケジュールファイルに格納し、必要に応じてその基
本スケジュールを教室に送信して表示するように構成さ
れている。さらに、スケジュール管理手段は、所定期間
内の教室スケジュールを作成して教室スケジュールファ
イルに格納し、時限開始前にその教室スケジュールを必
要とする教室に送信して教室スケジュールローカルファ
イルに格納し、必要に応じて表示するように構成されて
いる。
【0054】設問予約出題手段は、生徒毎に、次回出席
する時限において最初に出力する設問(予約設問)を指
定する指定予約手段と、前回出席した時限の最後に設問
選択手段により選択された設問を自動的に予約設問とす
る自動予約手段と、予約された設問を出力する予約設問
出力手段とを有し、時限終了後に生徒の生徒ID、予約
設問の設問コード等を予約進捗ファイルに格納し、時限
開始前にそのコード等を必要とする教室に送信して予約
進捗ローカルファイルに格納し、必要に応じて表示する
ように構成されている。
【0055】進捗状況管理手段は、時限終了後に生徒が
解答中の設問の設問コードを予約進捗ファイルに格納
し、時限開始前にそのコード等を必要とする教室に送信
して予約進捗ローカルファイルに格納し、生徒毎に解答
中の設問のタイトル等をチュータ用端末3に表示すると
共に、設問が出力される度にその表示を更新するように
構成されている。
【0056】以下、本実施形態の学習システムによる生
徒情報登録処理、生徒情報変更処理、営業日処理、及び
成績記録出力処理について説明しつつ、上記手段につい
て詳細に説明する。
【0057】ここで、生徒情報登録処理は新規の生徒に
ついての情報を登録する処理であり、生徒情報変更処理
は既に登録された情報を変更する処理であり、いずれも
必要な時にいつでも行われる。
【0058】また、営業日処理は、図12に示すよう
に、時限前処理(S01)、時限内処理(S02)、及
び時限後処理(S03)からなり、時限前処理(S0
1)は営業日毎に全時限に先立ち行われる処理であり、
時限内処理(S02)は営業日毎に毎時限行われる処理
であり、時限後処理(S03)は営業日毎に全時限終了
後行われる処理である。
【0059】また、成績記録出力処理は、例えば営業月
毎に、各生徒についての成績記録を出力する処理であ
る。 1.生徒情報登録処理 生徒情報登録処理は、図13に示すように、学籍登録処
理(S04)、基準登録処理(S05)、基本スケジュ
ール登録処理(S06)、及び初回設問予約処理(S0
7)からなる。これらの処理において格納された登録用
ファイルの情報は、後述する時限後処理(S03)でサ
ーバ1に送信される。なお、生徒情報登録処理は、初め
に学籍登録処理(S04)が行われれば、図13のフロ
ーチャートの順でなくてもよい。
【0060】(1) 学籍登録処理(S04) まず、チュータがチュ−タ用端末3のメイン画面(図1
9参照)の新規登録ボタン191をクリックすると、チ
ュータ用端末3は新規登録画面(図20参照)を表示す
る。チュータは、生徒の氏名、学校、学年等を入力す
る。
【0061】生徒の学籍コードが既に与えられている場
合は、そのコードを入力し検索ボタン202をクリック
すると、チュータ用端末3はサーバ1に生徒情報ファイ
ルの検索を依頼し、既に生徒情報ファイルに格納されて
いる情報を表示する。学籍コードが既に与えられている
が不明の場合は、電話番号・氏名等を入力して検索ボタ
ン202をクリックすることにより、チュータ用端末3
はサーバ1に生徒情報ファイルの検索を依頼し、検索さ
れた学籍コード等を表示する。学籍コードが与えられて
いない場合は、チュータ用端末3で仮学籍コードを付与
する操作を選択することができる。
【0062】情報入力後、チュータが登録ボタン201
をクリックすると、チュータ用端末3は入力された情報
を登録用ファイルに格納し、生徒情報登録画面(図21
参照)を表示する。
【0063】(2) 基準登録処理(S05) 基準登録処理(S05)は、以下のような基準登録手段
を用いて行われる。
【0064】チュータがメイン画面において生徒を選択
し基準正答率ボタン193をクリックすると、チュータ
用端末3は基準正答率設定画面(図26参照)を表示す
る。チュータは、この画面において、科目毎に合格とす
る基準(本実施形態では正答率)を入力する。この基準
は、問題の種別毎に入力することができる。例えば、英
語の基準正答率について、基本問題は80%、確認問題
の基準Aは60%、基準Bは40%というように入力で
きる。ここで、確認問題は基準A以上であれば合格とさ
れ、基準B以上基準A未満であれば「あと一息」とさ
れ、基準B未満であれば不合格とされる。
【0065】基準正答率入力後、チュータが、閉ボタン
261をクリックしてメイン画面に戻ると、チュータ用
端末3はこれらの情報を登録用ファイルに格納する。
【0066】なお、生徒毎の基準正答率が設定されない
場合には、システム標準の正答率が利用される。この標
準正答率は、科目・種別毎のみならず、特定の大単元
毎、小単元毎にも設定できる。
【0067】(3) 基本スケジュール登録処理(S06) 基本スケジュール登録処理(S06)は、以下のような
基本スケジュール登録手段を用いて行われる。
【0068】チュータが生徒情報登録画面の基本スケジ
ュール新規ボタン213をクリックすると、チュータ用
端末3は基本スケジュール新規登録画面(図23参照)
を表示する。
【0069】チュータは、基本スケジュール新規登録画
面において、そのスケジュールが適用される開始年月日
を適用年月日欄231に入力する。そして、複数の教室
の中から生徒が学習する予定の教室名を上部教室欄23
2で指定し、スケジュール表233の学習する予定の曜
日及び時限に対応する欄をクリックすることにより、教
室名をスケジュール表233に入力する。このとき、上
部教室欄232での教室名の指定を変えてスケジュール
表233をクリックすることにより、曜日又は時限によ
って異なる教室名を入力することもできる。
【0070】また、チュータ用端末3は、教室スケジュ
ールファイル等を参照し、下部教室欄234で指定され
ている教室において既に登録されている人数を曜日及び
時限別に画面の下部に表示するので、チュータはこれを
見ながら定員を越えないようにスケジュールを組むこと
ができる。
【0071】チュータがスケジュール情報を入力後、決
定ボタン235をクリックすると、チュータ用端末3は
それらの情報をサーバ1の基本スケジュールファイルに
格納する。そして、チュータ用端末3は、生徒情報登録
画面を表示し、さらに、チュータが登録ボタン211を
クリックすると、チュータ用端末3はメイン画面を表示
する。
【0072】(4) 初回設問予約処理(S07) 初回設問予約処理(S07)は、以下のような指定予約
手段を用いて行われる。
【0073】チュータがメイン画面で生徒を選択し、予
約ボタン196をクリックすると、チュータ用端末3
は、予約画面(図24参照)を表示する。チュータは、
予約画面において、生徒が初回出席したときに学習する
予定の設問の設問コードを予約設問コード欄242に入
力する。この入力は、直接コードを入力することもでき
るし、以下のように単元選択画面(図25参照)から選
択して入力することもできる。
【0074】すなわち、チュータが予約画面の単元選択
ボタン243をクリックすると、チュータ用端末3は単
元選択画面を表示する。この単元選択画面において、教
科、教科書、大単元名称を選択すると、その大単元に含
まれる小単元が一覧表示されるので、その中から学習予
定の小単元を選択し、コースとして基本コースを選択
し、開始ボタン251をクリックする。すると、予約画
面において、その小単元及びコースに含まれる最初の設
問のコードが予約設問コードとして表示される。
【0075】予約情報入力後、チュータが予約画面の決
定ボタン244をクリックすると、チュータ用端末3は
生徒の生徒IDと予約設問コードを予約進捗ローカルフ
ァイルに格納する。そして、チュータ用端末3は前画面
であるメイン画面を表示する。 2.生徒情報変更処理 生徒情報変更処理は、図14のフローチャートに示すよ
うに、基準変更処理(S09)、基本スケジュール変更
処理(S10)、及び個別スケジュール変更処理(S1
1)からなる。これらの処理において格納された変更用
ファイルの情報は、後述する時限後処理(S03)でサ
ーバ1に送信される。
【0076】(1) 基準変更処理(S09) 基準変更処理(S09)は、以下のような基準変更手段
を用いて行われる。
【0077】チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄
192から変更を行う生徒を選択し、基準正答率ボタン
193をクリックすると、チュータ用端末3は基準正答
率画面(図26参照)を表示する。チュータが変更した
い教科及び問題の種類の基準正答率を入力し、閉ボタン
261をクリックすると、チュータ用端末3は変更され
た基準を変更用ファイルに格納する。
【0078】(2) 基本スケジュール変更処理(S10) 基本スケジュール変更処理(S10)は、以下のような
基本スケジュール変更手段を用いて行われる。
【0079】チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄
192から変更を行う生徒を選択し、生徒情報ボタン1
94をクリックする。すると、チュータ用端末3は生徒
情報登録画面(図21参照)を表示する。チュータが生
徒情報登録画面の基本スケジュール変更ボタン214を
クリックすると、チュータ用端末3は基本スケジュール
変更画面(図29参照)を表示する。
【0080】チュータは、基本スケジュール変更画面に
おいて、適用年月日欄291から変更する基本スケジュ
ールの適用年月日を選択する。すると、チュータ用端末
3は該当する基本スケジュールを表示するので、チュー
タは、変更する曜日及び時限に対応するスケジュール表
292の欄をクリックし、基本スケジュール登録手段と
同様にして、教室名を入力する。チュータがスケジュー
ルを変更後、変更ボタン293をクリックすると、チュ
ータ用端末3は変更されたスケジュール情報をサーバ1
の基本スケジュールファイルに格納する。そして、チュ
ータ用端末3は、生徒情報登録画面を表示する。
【0081】(3) 個別スケジュール変更処理(S11) 個別スケジュール変更処理(S11)は、以下のような
個別スケジュール変更手段を用いて行われる。
【0082】個別スケジュール変更とは、既に予定され
ている時限又は欠席した時限を、1時限単位で他の日・
時限・教室に変更することをいう。この場合、チュータ
はメイン画面の生徒情報表示欄192から変更を行う生
徒を選択し、個別スケジュール変更ボタン195をクリ
ックする。すると、チュータ用端末3は個別スケジュー
ル変更画面(図30参照)を表示する。
【0083】個別スケジュール変更画面には、変更元日
付けに指定できる個別スケジュール、即ち、その生徒が
欠席したスケジュール及び当日以降出席予定のスケジュ
ールの日付け、時限、及び教室名が変更元欄303に一
覧表示されるので、その中から、チュータは変更元日付
けにしたい個別スケジュールを選択する。すると、チュ
ータ用端末3は変更元日付け欄301に選択された日付
け及び時限を表示する。次に、チュータが、変更先日付
け欄302に、変更先の日付け、時限、県、及び学区を
入力すると、チュータ用端末3は学習実施予定のある教
室を変更先欄304に一覧表示するので、その中から、
チュータは変更先を選択し決定ボタン305をクリック
する。すると、チュータ用端末3は変更されたスケジュ
ール情報を変更用ファイルに格納する。
【0084】なお、以上の処理において、メイン画面か
ら情報を入力する代わりに、生徒一覧画面(図22参
照)を用いて情報を入力することができる。すなわち、
メイン画面の生徒一覧ボタン190をクリックすると、
チュータ用端末3は生徒一覧画面を表示する。この画面
には、その教室を使用する生徒(基本スケジュールに予
定がある生徒)がどの時限に使用するかにかかわらず一
覧表示されるので、その中から処理を行いたい生徒を選
択し、メイン画面を用いる場合と同様にして情報を入力
すればよい。 3.時限前処理 時限前処理は、図15に示すように、予約一覧表出力処
理(S13)と、予約設問出力処理(S14)とからな
る。
【0085】(1) 予約一覧表出力処理(S13) チュータがメイン画面の予約出力ボタン197をクリッ
クすると、チュータ用端末3は予約出力画面(図31参
照)を表示する。
【0086】チュータが、予約出力画面において「予約
一覧表」を指定して印刷開始ボタン311をクリックす
ると、チュータ用端末は、図32に示すような教室スケ
ジュール情報と予約設問情報とを含む予約一覧表を印刷
出力する。
【0087】この予約一覧表には、メイン画面に表示さ
れた生徒、即ち、指定された時限にその教室で学習する
予定の生徒の整理番号、学籍コード、氏名、予約設問の
設問コードとタイトル、及びその予約設問が印刷済か否
か等が印刷される。ここで、整理番号とは、その教室で
学習する予定の生徒に割り当てられた番号であり、後述
する点数入力手段において利用される。また、予約設問
とは、後述する指定予約手段で予約された設問がある場
合にはその設問、そうでない場合は、後述する設問選択
手段により前の時限の最後に選択された設問が予約設問
となる。
【0088】(2) 予約設問出力処理(S14) また、チュータは、以下のような予約設問出力手段を用
いて、予約設問を出力する。すなわち、チュータが予約
出力画面において「予約設問」を指定して印刷開始ボタ
ン311をクリックすると、チュータ用端末3は予約設
問の設問コードにより設問ローカルデータベースを検索
し、得られた設問を印刷出力する。このとき、予約出力
画面において「すべて」を指定しておけば、その日のそ
の教室で学習予定の生徒の予約設問をすべて印刷し、
「時限選択」及び時限を指定しておけば、選択された時
限で学習予定の生徒の予約設問のみを印刷する。ただ
し、いずれの場合も、印刷済のものは印刷されない。
【0089】印刷された設問は、図5〜図10に示すよ
うに問題と解答とからなる。
【0090】なお、チュータは予約画面において一覧表
示ボタン245をクリックすることにより、予約一覧画
面(図27参照)を表示させ、予約状況を確認すること
ができる。予約一覧画面に表示される生徒は、生徒一覧
画面(図22参照)に表示される生徒と同じく、その教
室を使用する生徒である。この画面において続きの設問
とは解答中の設問を言う。 4.時限内処理 時限内処理は、図16に示すように、入室処理(S1
5)、採点出題処理(S16)、及び退室処理(S1
7)とからなる。
【0091】(1) 入室処理(S15) まず、チュータは、これから生徒が学習する時限を指定
して、メイン画面を表示する。すると、チュータ用端末
3は、教室スケジュールローカルファイル等を参照し、
教室スケジュール情報として、指定された時限にその教
室で学習する予定の生徒の学籍コード、氏名、学校名等
を、図19に示すように生徒情報表示欄192に表示出
力する。
【0092】また、チュータ用端末3は、図19に示す
ように、進捗状況として解答中の設問の設問コード及び
タイトルを解答中設問欄198に表示する。このとき、
チュータ用端末3は、予約進捗ローカルファイルの予約
設問コードを参照してその設問を解答中とするが、予約
設問がない場合には、予約進捗ローカルファイルの解答
中設問コードを参照してその設問を解答中とする。ま
た、予約進捗ローカルファイルに解答中なし及び予約な
しの旨の情報が格納されている場合には、該当する生徒
の解答中設問欄198には何も表示しない。
【0093】チュータは、学習予定がない生徒(スケジ
ュールされていない生徒)が入室した場合、チュータ用
端末3により以下の個別入室処理を行う。
【0094】すなわち、チュータはメイン画面の入室ボ
タン199をクリックする。すると、チュータ用端末3
は入室用生徒一覧画面(図33参照)を表示する。チュ
ータが、その生徒の使用している教室、すなわちその生
徒の基本スケジュールに組まれている教室を教室欄33
1に指定すると、チュータ用端末3は、指定された教室
を使用している生徒の一覧を表示するので、チュータは
その中からその生徒を選択し、入室ボタン332をクリ
ックする。すると、チュータ用端末3はその生徒につい
ての生徒情報をメイン画面の生徒情報表示欄192に表
示すると共に、入室時刻も表示する。このとき、必要な
情報がダウン・ロード処理により送信されていない場合
には、サーバ1に送信を要求して情報を獲得する。
【0095】なお、この個別入室処理は、スケジュール
されてない生徒が入室する度に行われるので、他の生徒
の採点出題処理の最中にも行われることがある。
【0096】学習予定がある生徒(スケジュールされて
いる生徒、即ち、メイン画面に初めから表示されている
生徒)については、最初の点数入力時が入室時刻とされ
る。
【0097】(2) 採点出題処理(S16) チュータが生徒に予約設問を配布し、生徒がその設問に
解答した後、基本コースの場合は図17に示すように採
点出題処理(S16)を行う。この処理には、生徒用端
末4で行う場合(基本問題の場合)と、チュータ用端末
3で行う場合(確認テストの場合)とがある。
【0098】生徒用端末4で行う場合 一つの小単元の設問は基本問題から始まる。基本問題の
場合、生徒は解答を見て自己採点し、その結果を生徒用
端末4から入力する。以下、生徒用端末4における点数
入力手段について説明する。
【0099】生徒は、生徒用端末4の整理番号入力画面
(図34参照)に自分の整理番号を入力し、キーボード
43の「はい」ボタンを押す。すると、氏名が表示され
るので、確認後再度「はい」ボタンを押すと、生徒用端
末4は正答数入力画面(図35参照)を表示する。この
正答数入力画面は、その生徒が解答中の設問のタイトル
を表示すると共に、その設問の問題数のうち何問正解し
たかを入力できるように構成されている。生徒が正答数
を入力し「はい」ボタンを押すと(S18)、生徒用端
末4は合格(基準到達)か不合格(基準未到達)かを判
定して、次の設問を選択し出題する。以下、生徒用端末
4における設問選択手段について説明する。
【0100】生徒用端末4は、その設問の問題数と入力
された正答数とから正答率を計算し、チュータ用端末3
に格納されている基準正答率を参照して、その設問の正
答率がその生徒の基準正答率以上であれば合格と判定
し、そうでなければ不合格と判定する(S19)。そし
て合格であれば、生徒用端末4は、次の基本問題があれ
ばその基本問題を(S22、S23)、次の基本問題が
なければ確認テストAを選択する(S22、S24)。
また、不合格であれば、生徒用端末4は、その基本問題
に対する弱点補強問題を選択する(S20)。
【0101】生徒は、弱点補強問題の場合も上記と同様
に生徒用端末4から点数を入力するが、このとき、生徒
用端末4は合格不合格を判定せず、次の基本問題があれ
ばその基本問題を(S22、S23)、次の基本問題が
なければ確認テストAを選択する(S22、S24)。
もちろん、このとき一つの基本問題に複数の弱点補強問
題を対応させておくと共に、弱点補強問題についても基
準正答率を設定しておき、合格不合格を判定して、不合
格の場合には次の弱点補強問題を選択するようにしても
よい。
【0102】次に生徒は設問出力手段により設問を出力
する。即ち、生徒が次問題出題確認画面(図36参照)
において「はい」ボタンを押すと、生徒用端末4は、選
択された設問の設問コードにより設問ローカルデータベ
ースを検索し、得られた設問を印刷出力する(S20、
S23、S24)。なお、キーボード43の「いいえ」
ボタンを押すと、選択された設問の印刷出力は行われな
い。
【0103】チュータ用端末3が行う場合 確認テストの場合には生徒は自己採点せず、以下のよう
にチュータが採点する(S25)。以下、チュータ用端
末3の点数入力手段について説明する。
【0104】チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄
192から採点を行う生徒を選択し、採点ボタン181
をクリックする。すると、チュータ用端末3は、その生
徒が解答中の設問の解答が表示された採点画面(図37
参照)を表示する。チュータは、その解答を見ながら、
採点ペン36で問題用紙の解答欄に○/を記入する。す
ると、チュータ用端末3は採点画面の採点結果欄371
に採点結果を○/で表示し、○の数を正答数として加算
していくと共に正答率を計算し、それらも表示する。採
点ペン36は公知のものであり、チュータが○/を記入
する際の振動の強さと時間とによって、○か/かを認識
するものである。なお、採点画面の正答数入力ボタン3
72をクリックすることにより、採点ペン36によらず
に、正答数を手入力することもできる。
【0105】チュータが採点を終了してメイン画面復帰
ボタン373をクリックすると、チュータ用端末3は、
正答率がその生徒の基準正答率以上か否かを判定し(S
26、S30)、次の設問を選択し出題する。以下、チ
ュータ用端末3における設問選択手段と設問出力手段に
ついて説明する。
【0106】(i) 合格でない場合 確認テストAが合格(正答率が基準A以上)でない場合
には、チュータ用端末3は、「あと一息」か、すなわ
ち、正答率が基準B以上か否かを判定する(S27)。
そして、基準B以上であれば類題(すなわち同じ段階)
である確認テストBを選択し(S29)、基準B未満で
あれば不合格として基本問題を選択する(S28)。
【0107】また、確認テストBが不合格(正答率が基
準B未満)の場合には、基本問題を選択する(S3
1)。
【0108】基本問題を選択する際は、基準到達度が低
い範囲についての基本問題を選択する。この選択方法に
ついては、確認テストの大問毎に正答率を計算し、例え
ば正答率が基準正答率より低い大問について、その大問
に対応する基本問題を選択したり、正答率が最低の大問
に対応する基本問題のみ選択する等、種々の方法を取り
得る。
【0109】このように、確認テストが不合格のとき
は、確認テストより前の段階の設問である基本問題が選
択されることになる。
【0110】上記選択の後、チュータ用端末3は、選択
された設問の設問コードにより設問ローカルデータベー
スを検索し、得られた設問を印刷出力する(S28、S
29、S31)。
【0111】なお、本実施形態においては、確認テスト
が不合格の場合に出題される基本問題は生徒が前に学習
した基本問題と同じものになるが、別の基本問題を確認
テストにリンクしておき、その基本問題を出題するよう
にしてもよい。また、本実施形態においては、確認テス
トが不合格で基本問題が出題され、その基本問題が不合
格の場合にも弱点補強問題が出題されるが、この場合、
弱点補強問題を出題せず次の基本問題等に進む等しても
よい。さらに、本実施形態においては、小単元毎に2つ
の確認テストがリンクされているが、確認テストは1つ
でもよいし3つ以上でもよい。そして、次の確認テスト
がある場合には、上記確認テストAと同様に「あと一
息」のときに次の確認テストを出題するようにしてもよ
い。すなわち、本発明の設問選択出題手段は種々の実施
形態を取り得る。
【0112】(ii)合格の場合 確認テストが合格と判定された場合には、以下の単元選
択処理(S32)を行う。すなわち、チュータ用端末3
は、次出題選択画面(図38参照)を表示するので、チ
ュータは、この画面から生徒が次に学習する単元を選択
する。
【0113】ここで、生徒が学習中の大単元の中に、生
徒が学習した小単元に続く次の小単元があれば、次小単
元選択ボタン381をクリックすることにより、チュー
タ用端末3は、次の小単元の最初の基本問題を選択し出
力する。
【0114】また、続きの小単元がない場合や別の小単
元を学習したい場合には、単元選択ボタン382をクリ
ックすることにより、チュータ用端末3は単元選択画面
(図25参照)を表示する。この単元選択画面におい
て、教科、教科書、大単元名称を選択すると、その大単
元に含まれる小単元が一覧表示されるので、その中から
学習したい小単元を選択し、コースとして基本コースを
選択し、開始ボタン251をクリックする。すると、チ
ュータ用端末3は、選択された単元の最初の設問を印刷
出力する。
【0115】また、単元選択画面において、前回続きボ
タン252、教科続きボタン253、又は、大単元続き
ボタン254をクリックした場合には、チュータ用端末
3は成績ローカルファイル等を参照し、それぞれ、前回
の続きの設問、選択された教科の前回の続きの設問、又
は、選択された大単元の前回の続きの設問を選択し印刷
出力する。なお、単元選択画面において、出題抑止チェ
ックボックスをチェックしておくことにより、その生徒
に対して一度出題した問題を印刷しないようにできる。
【0116】チュータ用端末3は、選択された設問を印
刷出力する場合、設問コードにより設問ローカルデータ
ベースを検索する。なお、選択された設問が設問ローカ
ルデータベースにない場合は、チュータ用端末3は、警
告メッセージを表示する。
【0117】なお、次に学習する単元を選択する際、選
択された設問を次回(次に出席する営業日)の最初に行
う設問(予約設問)にしたい場合には、上述した初回設
問予約処理と同様に指定予約手段により設問を予約す
る。
【0118】以上の採点出題処理において、チュータ用
端末3は、以下のように生徒がどの設問を解答中かとい
う進捗状況を表示する(S21)。すなわち、チュータ
用端末3は、チュータ用端末3又は生徒用端末4におい
て設問が出力される度に、その設問の設問コード及びタ
イトルを記憶しておき、採点画面又は単元選択画面から
メイン画面に戻る度、又は、リフレッシュボタン182
がクリックされる度に、解答中設問欄198に表示す
る。なお、解答中設問欄198を更新するタイミングを
上記のように限定したのは、画面の見易さを損なわない
ためである。
【0119】なお、チュータ用端末3又は生徒用端末4
において設問が出力される度に解答中設問欄198を更
新してもよく、この場合には、リアルタイムに進捗状況
が表示できる。
【0120】また、生徒の情報の詳細を表示したい場合
には、生徒情報表示欄192の該当する生徒の欄をダブ
ルクリックすると、生徒詳細画面(図28参照)が表示
される。この画面には、解答中の設問の情報も表示され
る。チュータは、この画面において出席・欠席の変更
と、コメントの書き換えができる。
【0121】各生徒の、学習した設問の設問コード、出
題日時、正答率、合格か否かの判定結果等の学習履歴及
び成績は、学習履歴ファイルに格納される。
【0122】(3) 退室処理(S17) チュータは、早退等により個別に生徒が退室する場合、
チュータ用端末3により以下の個別退室処理を行う。す
なわち、チュータは退室する生徒を生徒情報表示欄19
2から選択し、退室ボタン183をクリックする。する
と、チュータ用端末3は退室したことが分かり易いよう
にその生徒の欄を色を変えて表示すると共に、退室時刻
を表示する。この個別退室処理は生徒が個別に退室する
度に行われるので、他の生徒の採点出題処理の最中にも
行われる。
【0123】その時限の終了時刻になったら、チュータ
は生徒の入れ替えを行うと共に、メイン画面の時限指定
を次の時限に切り替える。
【0124】すると、チュータ用端末3は、生徒毎に最
後に解答中であった設問(印刷済で点数未入力の設問)
の設問コードを、解答中設問コードとして予約進捗ロー
カルファイルに格納すると共に、その設問について学習
履歴ファイルに未採点と記録する。なお、解答中の設問
がない(すなわち印刷済の設問はすべて点数が入力され
ている)場合には、解答中なしの旨の情報を予約進捗ロ
ーカルファイルに格納する。
【0125】また、チュータ用端末3は、指定予約手段
で予約された設問がある場合にはその設問を予約設問と
し、そうでない場合は、自動予約手段として、上記設問
選択手段によりその時限の最後に選択された設問を予約
設問とし、予約設問コードとしてその設問コードを予約
進捗ローカルファイルに格納し、その設問が印刷済か否
かの情報も予約進捗ローカルファイルに格納する。な
お、一つの単元が終わったが次の単元選択が行われてな
い場合等、予約された設問も選択された設問もない場合
には、予約なしの旨の情報を予約進捗ローカルファイル
に格納する。 5.時限後処理 時限後処理は、図18に示すように、アップ・ロード処
理(S33)と、サーバファイル更新処理(S34)
と、ダウン・ロード処理(S35)とからなる。
【0126】(1) アップ・ロード処理(S33) サーバ1は、前日の時限終了から当日の時限開始までの
所定の時間に、各チュータ用端末3から学習履歴ファイ
ル、予約進捗ローカルファイル、登録用ファイル、及び
変更用ファイル等を集信する。
【0127】不要になった教室用端末2内のファイルは
削除される。
【0128】(2) サーバファイル更新処理(S34) サーバ1は、登録用ファイル及び変更用ファイル等を参
照し、生徒情報ファイル、生徒正答率ファイル等を更新
する。その後、仮学籍コードが与えられた生徒について
は、正規の学籍コードを決定する。
【0129】また、サーバ1は、学習履歴ファイル及び
予約進捗ローカルファイルを参照し、それぞれ成績ファ
イル及び予約進捗ファイルを更新する。
【0130】さらに、サーバ1は、基本スケジュールフ
ァイル及び変更用ファイルを参照し、教室スケジュール
ファイルを更新する。
【0131】(3) ダウン・ロード処理(S35) サーバ1は、営業日毎に、その日の全時限に先立ち、各
教室の教室用端末2にその教室で必要とされる情報を送
信する。
【0132】すなわち、サーバ1は、前日の時限終了か
ら当日の時限開始までの所定の時間に、各ファイルを参
照し、各教室に、その教室で学習予定がある生徒の学籍
コード・氏名・予約された時限・解答中の設問の設問コ
ード及びタイトル・予約設問の設問コード及びタイトル
・基準正答率・成績等をチュータ用端末3に送信し、各
ローカルファイルに格納する。
【0133】また、サーバ1は、教室の新規開設時等、
設問ローカルデータベースにまだデータが格納されてい
ない場合や、設問データベース5のデータに変更があっ
た場合は、各教室の設問ローカルデータベースに設問デ
ータベース5のデータを格納する。すなわち、各チュー
タ用端末3には、サーバ1の設問データベース5と同じ
内容の設問ローカルデータベースが設けられる。 6.成績記録出力処理 サーバ1は、例えば月一回、生徒情報ファイル、成績フ
ァイル等を参照し、図39に示すような成績記録を印刷
出力する。これにより、生徒や保護者が学力を知ること
ができると共に、次の学習計画に役立てることができ
る。
【0134】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の学習システムを実施するためのハードウ
ェア構成は上記実施形態に限られるものではなく、種々
の構成を取り得る。例えば、上記実施形態においては、
教室用端末2をチュータ用端末3と生徒用端末4とから
構成したが、教室用端末2はチュータ用端末3のみから
構成し、採点出題処理をすべてチュータ用端末3で行っ
てもよい。ただし、生徒用端末4を設けることにより、
生徒の待ち時間を少なくし、効率的な学習を可能とする
ことができる。また、生徒の待ち時間をより少なくする
ために、一つの教室に生徒用端末4を複数設けてもよ
い。
【0135】また、生徒用端末4を生徒毎に設け、設問
を印刷出力することなく画面上に表示し、生徒に画面上
で解答させることもできる。ただし、設問を印刷出力す
ることにより、少ない設備で教室の運営が可能となり、
また、生徒は設問プリントを自宅に持ち帰って学習する
ことができる等、生徒用端末4の設置場所に捕らわれな
い学習が可能となる。
【0136】また、教室用端末2を生徒用端末4のみか
ら構成し、チュータ用端末3で行う処理を生徒用端末4
で行うことにより、チュータの不要なシステムにするこ
とができる。この場合、生徒用端末4を各生徒の自宅に
設置することにより、自宅学習を可能とすることもでき
る。
【0137】また、生徒情報登録処理や生徒情報変更処
理は、上記実施形態のようにチュータ用端末3から行う
のみならず、サーバ1からも行えるように構成してもよ
い。
【0138】さらに、ファイル構成は上記実施形態に限
られるものではなく、例えば、サーバ1中の教室スケジ
ュールファイルと予約進捗ファイルを別にせず、一つの
ファイルとすることもできる。また、例えば、教室用端
末2中の学習履歴ファイルと成績ローカルファイルを別
に設けず、成績ローカルファイルのみ設けてこれに学習
履歴を追加するものであってもよい。すなわち、ファイ
ル構成も種々のものを取り得る。
【0139】また、上記実施形態では、設問ローカルデ
ータベースをチュータ用端末3の記憶装置35に設けた
が、生徒用端末4の記憶装置45に設けてもよいし、さ
らに記憶装置35及び45の両方に設ける形態も取り得
る。なお、上述したように設問ローカルデータベースを
設けない形態も取り得るが、設問ローカルデータベース
を設けることにより、印刷出力を迅速化して生徒の待ち
時間を減少させることができる。
【0140】また、本実施形態は基本コースの場合を示
したが、図40に示すようなアドバンスコースも取り得
る。このコースは基本コースよりも難度の高いコースで
あり、小単元毎に確認テストから始まり、合格の場合は
より難度の高いハイレベルテストに進み、不合格の場合
は、より難度の低い(すなわち、アドバンスコースの前
の段階である)基本コースに戻る。このように、本発明
の学習システムを実施するための設問の構成及び判定結
果により選択される次の設問も、上記実施形態に限られ
るものではない。
【0141】さらに、合否判定の基準も正答率に限るも
のではなく、点数や正答数等種々の基準を取り得る。
【0142】
【発明の効果】本発明の学習システム又は学習方法によ
れば、生徒毎にきめ細かく合否の基準を設定できるの
で、生徒のレベルに合わせることができ、生徒の意欲を
損なうことなく学習を進めることができる。
【0143】また、生徒が基準に到達できない場合に、
生徒に基準未到達の部分について復習させることができ
る。
【0144】さらに、生徒毎のスケジュールを管理する
と共に、教室毎のスケジュールを出力できるので、生徒
が教室や時限を変更しても迅速に対処できる。
【0145】また、設問の予約とその出力ができるの
で、教材の準備が容易に行える。特に、この予約出力機
能とスケジュール管理機能により、教室や時限の変更が
あっても教材の準備を容易に行えるので、教室の変更等
に、より迅速かつ柔軟に対処できる。
【0146】さらに、生徒の進捗管理ができるので、教
師の負担を軽減できる。また、生徒が教室や時限を変更
しても、その生徒のそれまでの進捗状況を知ることがで
きるので、教師間の連絡等が不要となり教師の負担をよ
り軽減できる。
【0147】また、生徒の待ち時間を少なくできるの
で、生徒に効率的な学習をさせることができる。
【0148】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、一般に使用されているコンピュータにそ
の記録媒体を読み込ませることにより、容易に本発明の
学習システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のハードウェア構成図であ
る。
【図2】基本コースの説明図である。
【図3】設問データベース中の設問構成図である。
【図4】設問どうしの対応の説明図である。
【図5】基本問題の印刷例である。
【図6】図5の例における解答の印刷例である。
【図7】確認テストの印刷例である。
【図8】図7の例における解答の印刷例である。
【図9】弱点補強問題の印刷例である。
【図10】図9の例における解答の印刷例である。
【図11】サーバ中のファイルの構成図である。
【図12】営業日処理のフローチャートである。
【図13】生徒情報登録処理のフローチャートである。
【図14】生徒情報変更処理のフローチャートである。
【図15】時限前処理のフローチャートである。
【図16】時限内処理のフローチャートである。
【図17】採点出題処理のフローチャートである。
【図18】時限後処理のフローチャートである。
【図19】メイン画面の図である。
【図20】新規登録画面の図である。
【図21】生徒情報登録画面の図である。
【図22】生徒一覧画面の図である。
【図23】基本スケジュール新規登録画面の図である。
【図24】予約画面の図である。
【図25】単元選択画面の図である。
【図26】基準正答率画面の図である。
【図27】予約一覧画面の図である。
【図28】生徒詳細画面の図である。
【図29】基本スケジュール変更画面の図である。
【図30】個別スケジュール変更画面の図である。
【図31】予約出力画面の図である。
【図32】予約一覧表の例である。
【図33】入室用生徒一覧画面の図である。
【図34】整理番号入力画面の図である。
【図35】正答数入力画面の図である。
【図36】次問題出題確認画面の図である。
【図37】採点画面の図である。
【図38】次出題選択画面の図である。
【図39】個人学習記録表の例である。
【図40】アドバンスコースの説明図である。
【符号の説明】
1…サーバコンピュータ 2…教室用端末 3…チュータ用端末 4…生徒用端末 5…設問データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧下 靖春 愛知県名古屋市中区葵一丁目22番13号 株 式会社佐鳴学院内 Fターム(参考) 2C028 AA02 AA03 AA07 AA08 AA12 BA02 BA05 BB04 BB05 BB08 BC01 BC02 BC05 BD02 BD03 CA01 CA12 DA04 DA07 5B049 BB22 BB23 CC32 DD00 DD01 DD05 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生徒に学習させる複数の設問を格納した
    設問データベースを有するサーバコンピュータと、前記
    サーバコンピュータに通信回線を介して接続された教室
    用端末と、を有する学習システムであって、 生徒毎に合格か不合格かの基準を設定する基準設定手段
    と、 前記設問に対し生徒が獲得した点数を前記教室用端末か
    ら入力する点数入力手段と、 入力された点数と前記基準とに基づき基準到達か未到達
    かを判定し、その判定結果により次の設問を選択して前
    記教室用端末から出題する設問選択出題手段と、 を有することを特徴とする学習システム。
  2. 【請求項2】 前記教室用端末も前記設問データベース
    を有することを特徴とする請求項1記載の学習システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記設問データベースの設問が段階的に
    構成されており、前記設問選択出題手段が、前記基準未
    到達の場合に次の設問として前の段階の設問を選択可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の学習システム。
  4. 【請求項4】 生徒毎のスケジュールを管理すると共
    に、教室毎のスケジュールを前記教室用端末に出力する
    スケジュール管理手段を、さらに有することを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の学習システム。
  5. 【請求項5】 生徒毎に次回の時限の最初に出力する設
    問を予約し、前記予約された設問を前記教室用端末から
    出題する設問予約出題手段を、さらに有することを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載の学習システム。
  6. 【請求項6】 前記教室用端末がチュータ用端末を有
    し、 生徒の進捗状況を前記チュータ用端末に表示する進捗状
    況管理手段をさらに有することを特徴とする請求項1、
    2、3、4又は5記載の学習システム。
  7. 【請求項7】 前記教室用端末が生徒用端末を有し、 前記生徒用端末が前記点数入力手段を有することを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の学習シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載の学習システムとして、コンピュータを機能させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 生徒に学習させる複数の設問を格納した
    設問データベースを有するサーバコンピュータと、前記
    サーバコンピュータに通信回線を介して接続された教室
    用端末と、を有するコンピュータシステムを利用した学
    習方法であって、 生徒毎に合格か不合格かの基準を設定する基準設定ステ
    ップと、 前記設問に対し生徒が獲得した点数を前記教室用端末か
    ら入力する点数入力ステップと、 入力された点数と前記基準とに基づき基準到達か未到達
    かを判定し、その判定結果により次の設問を選択して前
    記教室用端末から出題する設問選択出題ステップと、 を有することを特徴とする学習方法。
  10. 【請求項10】 前記教室用端末も前記設問データベー
    スを有することを特徴とする請求項9記載の学習方法。
  11. 【請求項11】 前記設問データベースの設問が段階的
    に構成されており、前記設問選択出題ステップが、前記
    基準未到達の場合に次の設問として前の段階の設問を選
    択可能であることを特徴とする請求項9又は10記載の
    学習方法。
  12. 【請求項12】 生徒毎のスケジュールを管理すると共
    に、教室毎のスケジュールを前記教室用端末に出力する
    スケジュール管理ステップを、さらに有することを特徴
    とする請求項9、10又は11記載の学習方法。
  13. 【請求項13】 生徒毎に次回の時限の最初に出力する
    設問を予約し、前記予約された設問を前記教室用端末か
    ら出題する設問予約出題ステップをさらに有することを
    特徴とする請求項9、10、11又は12記載の学習方
    法。
  14. 【請求項14】 前記教室用端末がチュータ用端末を有
    し、 生徒の進捗状況を前記チュータ用端末に表示する進捗状
    況管理ステップをさらに有することを特徴とする請求項
    9、10、11、12又は13記載の学習方法。
  15. 【請求項15】 前記教室用端末が生徒用端末を有し、 前記生徒用端末が前記点数入力ステップを行うことを特
    徴とする請求項9、10、11、12、13又は14記
    載の学習方法。
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