JP2001305012A - 風洞試験模型の振動抑制装置 - Google Patents

風洞試験模型の振動抑制装置

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JP2001305012A
JP2001305012A JP2000122771A JP2000122771A JP2001305012A JP 2001305012 A JP2001305012 A JP 2001305012A JP 2000122771 A JP2000122771 A JP 2000122771A JP 2000122771 A JP2000122771 A JP 2000122771A JP 2001305012 A JP2001305012 A JP 2001305012A
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tunnel test
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Yasukazu Uko
康員 宇高
Keizo Tokunaga
啓三 徳永
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風洞試験模型の振動抑制装置に関し、通風中
の模型の振動を抑制する。 【解決手段】 スティング11の基部は固定側へ、先端
には模型10が固定される。スティング11の途中には
左右一対の振動抑制板12が軸方向に3段が配列して取
付けられている。振動抑制板12の基部は歯車14に固
定され、歯車14はスティング11内壁に回転可能に取
付けられモータ側歯車13に噛み合いモータにより回転
駆動される。模型10の振動は変位センサ15で検出さ
れ、制御装置16では、その検出した変位を減衰させる
ようにモータを制御し、左右の振動抑制板12をスティ
ング11の周囲で互いに逆方向に回動させ、スティング
11の振動を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風洞試験模型の振動
抑制装置に関し、模型の振動を抑制し安定した状態で正
確なデータが取れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図7は風洞試験模型を示す図であり、固
定部52にスティング51の基部が固定され、先端に風
洞試験用の模型10が取付けられている。模型10は図
示の例では航空機の模型であり、例えば長さ1m、重さ
が10kg程度の模型である。このように模型を取付けて
通風試験が行なわれるが、空気力により模型10は図示
のように10a,10bのような状態で振動し、従来は
振動を抑制する手段がないため通風中に振動が大きくな
り、振動している状態でデータを取得するので、正確な
データが得られなかった。又、振動が大きくなるとステ
ィング51や模型10が破損する可能性もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の風
洞試験においては、通風中に模型が振動し、模型の振動
を抑制する手段がないので、模型が振動している状態で
データを取得しており、必ずしも正確な風洞試験のデー
タが得られず、何らかの対策が必要であった。又、模型
の振動が通風中に徐々に大きくなり、模型を破損する可
能性もあった。
【0004】そこで本発明は、通風中に発生する振動を
検知し、振動を減衰させる手段を付加して振動を抑え、
正確な風洞試験データが得られる振動抑制装置を提供す
ることを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)〜(5)の手段を提供する。
【0006】(1)基部を固定側に固定したスティング
先端に模型を取付けて通風することにより空気力データ
を取得する風洞試験模型の振動抑制装置であって、前記
スティングの外周から垂直に立設し同スティング軸方向
に所定長さを有する板からなり、同板は同外周囲の端部
を中心として先端部が同スティングの周囲に回動可能な
構成の振動抑制板と、同振動抑制板を前記端部を中心と
して回動させる駆動装置と、前記模型の変動を検出する
変位センサと、同変位センサからの検出信号を取込み、
前記振動抑制板を前記スティングの変動を抑制する方向
に回動させるように前記駆動装置を制御する制御装置と
からなることを特徴とする風洞試験模型の振動抑制装
置。
【0007】(2)前記振動抑制板は周方向に左右一対
の板を配設してなり、同左右の板は前記駆動装置によ
り、それぞれ逆方向に同時に駆動されることを特徴とす
る(1)記載の風洞試験模型の振動抑制装置。
【0008】(3)前記変位センサは前記スティング内
部に設けられている(1)記載の風洞試験模型の振動抑
制装置。
【0009】(4)基部を固定側に固定したスティング
先端に模型を取付けて通風することにより空気力データ
を取得する風洞試験模型の振動抑制装置であって、前記
基部に取付けられ前記スティック外周囲に所定の隙間を
保って配設された複数のアクチュエータと、前記模型の
変動を検出する変位センサと、同変位センサからの検出
信号を取込み、前記アクチュエータを前記スティングの
変動が抑制されるように駆動する制御装置とからなるこ
とを特徴とする風洞試験模型の振動抑制装置。
【0010】(5)前記変位センサは前記スティング内
部に設けられていることを特徴とする(4)記載の風洞
試験模型の振動制御装置。
【0011】本発明の(1)においては、模型が振動す
ると、その振動変位は変位センサで検出され、制御装置
へ入力される。制御装置は変位信号から、そのスティン
グの振動を減衰させる方向に振動抑制板が回動するよう
に駆動装置を制御する。従って、スティングの振動は振
動抑制板の回動により減衰して模型の位置や姿勢角がよ
り安定した状態で空気力データが取得可能となる。又、
模型の大振動による模型破損の危険性もなくなる。又、
本発明の(3)では、変位センサがスティング内に取付
けられているので、模型の外部へセンサ等の余分の装置
を設置せずに、上記(1)の発明と同じ作用、効果が得
られる。
【0012】本発明の(2)においては、振動抑制板は
周方向に左右対称に配設されるので、左右一対の抑制板
を互いに逆方向で同時に回動させることにより、スティ
ングの変動をより効果的に減衰させることができる。
【0013】本発明の(4)においては、模型が振動す
ると、その振動変位は変位センサで検出され、制御装置
へ入力される。制御装置は変位信号から、スティングの
振動を減衰させるように複数のアクチュエータのうち、
必要個所のアクチュエータ、あるいは必要な複数のアク
チュエータを組合せて、それぞれ駆動させるので、上記
(1)の発明と同様に模型の正しい位置と姿勢角により
安定した状態で空気力データを得ることができる。又、
模型の大振動による破損の危険性もなくなる。更に、本
発明の(5)では変位センサがスティング内に取付けら
れているので、模型の外部へセンサ等の余分の装置を設
置する必要がなく、上記(4)の発明と同じ作用、効果
を奏することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る風洞試験模型の振動抑制装置の構成
図である。図において、風洞試験模型10はスティング
11の先端に取付けられており、スティング11の基部
は風洞内の側面に固定されている。スティング11の途
中には後述するように一対の振動抑制板12が所定間隔
で3段に軸方向に配列している。従って、振動抑制板1
2は全部で6枚が取付けられている。又、風洞内には模
型10の振動の変位を検出する変位センサ15が設けら
れており、その検出信号は制御装置16に入力されてい
る。
【0015】各振動抑制板12は歯車14に取付けら
れ、歯車14はモータ側歯車13に連結され、モータ側
歯車13は図示省略のモータにより回転駆動する構成で
ある。又、制御装置16は変位センサ15の検出信号を
取込み、模型10の振動が減衰するように各モータを制
御する。
【0016】図2は図1におけるA−A断面図であり、
上下方向を横に配置して示している。スティング11は
円筒形状で、内部にはモータを支持するモータ支持部1
8a,18bが内壁間に固定され、図示していないモー
タを支持している。モータの回転軸にはモータ側歯車1
3が取付けられ、モータ側歯車13には歯車14が噛み
合い、歯車14の外周囲の一端には振動抑制板12が固
定されている。従って、モータの回転はモータ側歯車1
3を介して歯車14に伝えられ、歯車14が回転する
と、振動抑制板12が図示のようにスティング11の周
囲の一部に形成されたスリット19の範囲内でスティン
グ11周囲に回動することができる。
【0017】図3(a)は図2におけるB−B断面図で
あり、(b)は(a)におけるC−C矢視図である。振
動抑制板12はスティング11に設けられた円周方向の
スリット19を介して歯車14の外周に固定され、歯車
14と共に回転する構造である。歯車14はブラケット
20に回転可能に支持され、モータ側歯車13に連結し
ている。モータ側歯車13はモータ17により回転駆動
される構成である。このモータ13は図ではスティング
11の円筒内のモータ支持部18aに取付けられる構成
であるが、スティングは直径が小径であり、モータ17
も、このスティング11内に収納できる小型のマイクロ
モータを用いる必要がある。
【0018】又、小型のモータで振動抑制板12を駆動
するにはパワーが不足する場合にはスティング11内に
はモータ側歯車13を回転する軸のみを配設し、モータ
はスティングの基部から外側に設けるようにして大型の
モータを使用し、スティング12の外から軸を回転させ
るような構成とすることもできる。なお、この場合には
軸方向の3段の振動抑制板12は1本の軸で3枚を連動
させて回転させるようにすれば構造を簡単にすることも
できる。
【0019】上記構成の実施の第1形態の振動抑制装置
において、模型10が振動すると、その変位は変位セン
サ15で検出され、その検出信号は制御装置16へ入力
される。制御装置16では、変位センサ15で検出した
振動が、例えば上方向への変位であれば、一対の振動抑
制板12を図2に示すR1 ,R2 の方向に、それぞれ同
時に逆方向へ回動させて上方向への変位を抑えるように
作用する。又、逆に変位が下方向の振動であれば、上記
とは逆方向に振動抑制板12を回動させて振動を抑制す
る。
【0020】なお、3段の各一対の振動抑制板12は、
それぞれ3段とも連動して同時に同一の作動をすれば振
動抑制の効果は最大となり、又、1段のみ、あるいは、
1段と2段とを同時に作動させることもでき、変位セン
サ15で検出する変位の大きさにより、制御装置16で
予め作動する振動抑制板12の各段の作動の組合せを設
定しておき、この制御則に従って制御すれば良いもので
ある。
【0021】このような実施の第1形態によれば、風洞
試験中に模型10が振動しようとしても、変位センサ1
5により、その変位を検出して制御装置16が振動を減
衰させる方向に振動抑制板12を回動させるので、模型
10の位置、その姿勢角がより安定した状態で空気力デ
ータが取得可能となる。又、模型10の大振動による模
型破損の危険も回避できるものである。
【0022】なお、上記の実施の第1形態においては、
振動抑制板12の駆動をモータ17で行う例で説明した
が、モータに限らず、例えば油圧や空気圧シリンダの伸
縮アームと、ラック・ピニオンギヤやオームギヤ等を組
合せて振動抑制板12を回動するようにしても良いこと
はもちろんである。
【0023】図4は本発明の実施の第2形態に係る風洞
試験模型の振動抑制装置の構成図である。本実施の第2
形態においては、図1に示す実施の第1形態の変位セン
サ15を模型の内部、即ち、スティング11の先端部の
内部に変位センサ25として取付けたものであり、その
他の構成は図1と同じである。図1の構成では模型10
の外部の変位センサ15により模型の変位、即ち、振動
を検出したが、本実施の第2形態ではスティング11先
端の振動による変位をセンサ25自身の揺れにより検知
し、その信号はスティング11内に配線された電線によ
り制御装置16へ送るものである。振動抑制の作用につ
いては図1で説明した内容と同じであるので、その説明
は省略する。
【0024】図5は本発明の実施の第3形態に係る風洞
試験模型の振動抑制装置を示し、(a)はその構成図、
(b)は(a)におけるD−D断面図、(c)はE−E
断面図である。これら図において、スティング31の基
部は支持部30に取付けられ、その先端には模型10が
取付けられている。支持部30内には、スティング11
の周囲に空洞33が形成され、その空洞33内には、
(b)に示すようにスティング11と所定の隙間を保っ
てアクチュエータ32が4ヶ所設けられ、アクチュエー
タ32は空洞33の内壁に固定されている。又、スティ
ング11は支持部30の先端において(c)に示すよう
に周囲に所定の隙間34を保って挿通されている。
【0025】変位センサ15は模型10の先端部直下に
配置されており、模型10の変位を検出し、その検出信
号は制御装置16へ入力される。制御装置16は変位セ
ンサ15からの模型10の変位を入力し、アクチュエー
タ32に駆動信号を送り、後述するように4個のアクチ
ュエータ32を駆動し、スティング11の振動が小さく
なるようにスティング11に力を作用させ、振動を減衰
させるように制御する。アクチュエータ32は、電磁ソ
レノイドによる電磁力での吸着力、反発力を作用させる
もの、あるいは油圧、空気圧によるピストンに作動させ
るもの、のいずれの形式のアクチュエータでも良い。
【0026】上記構成の実施の第3形態の構成におい
て、模型10が振動するとその変位はセンサ15で検出
され、その検出信号は制御装置16へ入力される。制御
装置16では、検出した信号の変位が、例えば、上向き
であれば上側のアクチュエータ32で下向きの力を、
又、下側のアクチュエータ32でスティングを下方へ戻
す方向の力を、それぞれ加え、スティング11の振動を
減衰させるように制御し、このように上下左右の4個の
アクチュエータ32を同様に作用させ、スティング11
の振動を減衰するように制御する。
【0027】このような実施の第3形態によれば、風洞
試験中に模型10が振動しようとしても、変位センサ1
5が、その変位を検出して制御装置16が振動を減衰さ
せるようにアクチュエータ32を制御してスティング1
1の振動を抑えるので、模型10の位置、その姿勢角が
より安定した状態で空気力データを取得することができ
る。又、模型10の大振動による模型破損の危険も回避
することができる。
【0028】図6は本発明の実施の第4形態に係る風洞
試験模型の振動抑制装置の構成図である。本実施の第4
形態においては、図5に示す実施の第3形態の変位セン
サ15を模型の内部、即ち、スティング31の先端内部
へ変位センサ45として取付けたものであり、その他の
構成は図4と同じである。図4に示す構成では模型10
の外部より模型の変位、即ち、振動を検出したが、本実
施の第4形態ではスティング11先端の振動による変位
をセンサ45自身の揺れにより検知し、その信号はステ
ィング11内に配線された電線により制御装置16へ送
るものである。振動抑制の作用については図5で説明し
た内容と同じであるので、その説明は省略する。
【0029】
【発明の効果】本発明の風洞試験模型の振動抑制装置
は、(1)基部を固定側に固定したスティング先端に模
型を取付けて通風することにより空気力データを取得す
る風洞試験模型の振動抑制装置であって、前記スティン
グの外周から垂直に立設し同スティング軸方向に所定長
さを有する板からなり、同板は同外周囲の端部を中心と
して先端部が同スティングの周囲に回動可能な構成の振
動抑制板と、同振動抑制板を前記端部を中心として回動
させる駆動装置と、前記模型の変動を検出する変位セン
サと、同変位センサからの検出信号を取込み、前記振動
抑制板を前記スティングの変動を抑制する方向に回動さ
せるように前記駆動装置を制御する制御装置とからなる
ことを特徴としている。
【0030】上記の構成により、スティングの振動は振
動抑制板の回動により減衰して模型の位置や姿勢角がよ
り安定した状態で空気力データが取得可能となる。又、
模型の大振動による模型破損の危険性もなくなる。又、
本発明の(3)では、変位センサがスティング内に取付
けられているので、模型の外部へセンサ等の余分の装置
を設置せずに、上記(1)の発明と同じ作用、効果が得
られる。
【0031】本発明の(2)においては、振動抑制板は
周方向に左右対称に配設されるので、左右一対の抑制板
を互いに逆方向で同時に回動させることにより、スティ
ングの変動をより効果的に減衰させることができる。
【0032】本発明の(4)の振動抑制装置は、前記基
部に取付けられ前記スティング外周囲に所定の隙間を保
って配設された複数のアクチュエータと、前記模型の変
動を検出する変位センサと、同変位センサからの検出信
号を取込み、前記アクチュエータを前記スティングの変
動が抑制されるように駆動する制御装置とからなること
を特徴としている。
【0033】上記構成により、制御装置は変位信号か
ら、スティングの振動を減衰させるように複数のアクチ
ュエータのうち、必要個所のアクチュエータ、あるいは
必要な複数のアクチュエータを組合せて、それぞれ駆動
させるので、上記(1)の発明と同様に模型の正しい位
置と姿勢角により安定した状態で空気力データを得るこ
とができる。又、模型の大振動による破損の危険性もな
くなる。更に、本発明の(5)では変位センサがスティ
ング内に取付けられているので、模型の外部へセンサ等
の余分の装置を設置する必要がなく、上記(4)の発明
と同じ作用、効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る風洞試験模型の
振動抑制装置の構成図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図2における断面図を示し、(a)はB−B断
面図、(b)は(a)におけるC−C断面図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る風洞試験模型の
振動抑制装置の構成図である。
【図5】本発明の実施の第3形態に係る風洞試験模型の
振動抑制装置を示し、(a)は全体構成図、(b)は
(a)におけるD−D断面図、(b)は(a)における
E−E断面図である。
【図6】本発明の実施の第4形態に係る風洞試験模型の
振動抑制装置の構成図である。
【図7】従来の風洞試験模型を示す側面図である。
【符号の説明】
10 模型 11,31 スティング 12 振動抑制板 13 モータ側歯車 14 歯車 15,25,45 変位センサ 16 制御装置 17 モータ 18a,18b モータ支持部 19 スリット 20 ブラケット 30 支持部 32 アクチュエータ 33 空洞

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部を固定側に固定したスティング先端
    に模型を取付けて通風することにより空気力データを取
    得する風洞試験模型の振動抑制装置であって、前記ステ
    ィングの外周から垂直に立設し同スティング軸方向に所
    定長さを有する板からなり、同板は同外周囲の端部を中
    心として先端部が同スティングの周囲に回動可能な構成
    の振動抑制板と、同振動抑制板を前記端部を中心として
    回動させる駆動装置と、前記模型の変動を検出する変位
    センサと、同変位センサからの検出信号を取込み、前記
    振動抑制板を前記スティングの変動を抑制する方向に回
    動させるように前記駆動装置を制御する制御装置とから
    なることを特徴とする風洞試験模型の振動抑制装置。
  2. 【請求項2】 前記振動抑制板は周方向に左右一対の板
    を配設してなり、同左右の板は前記駆動装置により、そ
    れぞれ逆方向に同時に駆動されることを特徴とする請求
    項1記載の風洞試験模型の振動抑制装置。
  3. 【請求項3】 前記変位センサは前記スティング内部に
    設けられている請求項1記載の風洞試験模型の振動抑制
    装置。
  4. 【請求項4】 基部を固定側に固定したスティング先端
    に模型を取付けて通風することにより空気力データを取
    得する風洞試験模型の振動抑制装置であって、前記基部
    に取付けられ前記スティング外周囲に所定の隙間を保っ
    て配設された複数のアクチュエータと、前記模型の変動
    を検出する変位センサと、同変位センサからの検出信号
    を取込み、前記アクチュエータを前記スティングの変動
    が抑制されるように駆動する制御装置とからなることを
    特徴とする風洞試験模型の振動抑制装置。
  5. 【請求項5】 前記変位センサは前記スティング内部に
    設けられていることを特徴とする請求項4記載の風洞試
    験模型の振動制御装置。
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