JP2001304480A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2001304480A
JP2001304480A JP2000117610A JP2000117610A JP2001304480A JP 2001304480 A JP2001304480 A JP 2001304480A JP 2000117610 A JP2000117610 A JP 2000117610A JP 2000117610 A JP2000117610 A JP 2000117610A JP 2001304480 A JP2001304480 A JP 2001304480A
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Japan
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pipe
processing liquid
pipe joint
pipe portion
straight
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JP2000117610A
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English (en)
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Kunihiro Nomichi
邦浩 野路
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REITON KK
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REITON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液に起因するパーティクルの大型化を抑
制し、半導体装置の製造におけるパーティクルに起因す
る諸問題を解消することのできる管継手を提供する。 【解決手段】 滑らかな曲管部1aと、曲管部1aの一
端に連続する直管部1bを有することを特徴とする管継
手1。曲管部の他方の端部に連続する直管部11bを設
けても良く、直管部1a、11b、11cの外周面に雄
ねじ部1c、11d、11eを設けて袋ナット2、12
とともに使用し、チューブ3とバルブ4との間を接続し
たり、チューブ13同士を接続することができる。この
管継手1、11を半導体装置の製造の処理液供給装置に
使用すると、半導体装置の製造工程におけるパーティク
ルに起因する諸問題を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関し、特
に、処理液による処理を行うための処理機構を有する半
導体装置の製造装置等に使用される管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造工程において、
例えば、ウエハー製造工程では、銅メッキを行うための
メッキ液で処理したり、ウエハーのポリシング工程で
は、研磨粒子を含んだスラリーを用いる等、処理液によ
る処理を行う処理機構が種々設けられている。そして、
これらの処理機構では、処理液を供給するための処理液
供給装置に種々の管継手が使用されている。
【0003】上記管継手には、例えば、図5に示すよう
に、直交するPFAチューブ24を接続するためのエル
ボ22等が使用され、このエルボ22は、エルボ22の
雄ねじ部22aと螺合する雌ねじ部23aを有する袋ナ
ット23とともに使用され、PFAチューブ24の先端
部24aをエルボ22と袋ナット23との間に介装し
て、圧力損失が少なく、液漏れがほとんどなく、液溜ま
りが少ないという特性を有する管継手部を実現してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体装置の分
野では、例えば、LSIの集積度が高くなる等、微細
化、集積化が急速に進行している。これに伴って、微細
汚染を防止するため、高度のパーティクルレベルが要求
されている。
【0005】半導体装置の製造において、例えば、メッ
キ液中の硫酸銅等のパーティクルの存在によって、配線
のショート、断線等の不良が発生する可能性が高くな
り、パーティクルサイズが大きいとその分、不良発生の
確率が高くなる。また、スラリー中の研磨粒子のパーテ
ィクルサイズが大きくなると、ウエハー表面にスクラッ
チが発生する等の問題が生ずる。
【0006】しかし、上記従来の管継手としてのエルボ
22を使用すると、PFAチューブ24との接続部にお
いて処理液が滞留することは少ないが、エルボ22の流
れ方向の変更点22bにおいて、管路内壁が滑らかでな
いため、処理液の流れが乱れて処理液が滞溜し、パーテ
ィクルサイズが大きくなるのを防止することができない
という問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記従来の管継手にお
ける問題点に鑑みてなされたものであって、処理液に起
因するパーティクルの大型化を抑制し、半導体装置の製
造におけるパーティクルに起因する諸問題を解消した管
継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、管継手であって、滑らかな
曲管部と、該曲管部の一方の端部に連続する直管部とを
有することを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、滑らかな曲
管部と、該曲管部の一方の端部に連続する直管部とを有
するため、半導体装置の製造装置の処理液供給装置に使
用した場合、曲管部で処理液の流れが乱れてこの部分で
処理液が滞留することがなく、処理液中のパーティクル
サイズが大きくなるのを防止することができる。この
際、例えば、直管部を有しない曲管部の他端部を直接バ
ルブの吐出口に接続することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の管
継手において、さらに、前記曲管部の他方の端部に連続
する直管部を有することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、滑らかな曲
管部と、該曲管部の両端部に連続する直管部を有するた
め、半導体装置の製造装置の処理液供給装置に使用した
場合、曲管部で処理液の流れが乱れてこの部分で処理液
が滞留することがなく、処理液中のパーティクルサイズ
が大きくなるのを防止することができる。この際、例え
ば、両直管部を介して2本のチューブを接続することが
できる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の管
継手において、前記曲管部の両端部に連続する前記直管
部の軸線が略々直角に交差することを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、半導体装置
の製造装置の処理液供給装置に使用した場合、軸線が略
々直角に交差する配管における処理液の流れの乱れを防
止することにより、処理液中のパーティクルサイズが大
きくなるのを防止することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の管継手において、前記直管部の外周面に雄ね
じ部を有することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明によれば、直管部の外
周面に雄ねじ部を有するため、該雄ねじ部と螺合する雌
ねじ部を備えた袋ナットとともに使用することにより、
半導体装置の製造装置の処理液供給装置に使用した場
合、PFAチューブ等の先端部を直管部と袋ナットとの
間に介装し、処理液の管継手部での滞留を確実に防止し
て、処理液中のパーティクルサイズが大きくなるのをよ
り一層効果的に防止することができる。
【0016】請求項5記載の発明は、半導体装置の製造
の際に処理液による処理を行う処理機構を有する半導体
装置の製造装置において、該処理機構は、請求項1乃至
4のいずれかに記載の管継手を備えることを特徴とす
る。
【0017】また、請求項6記載の発明は、半導体装置
の製造方法であって、処理液による処理を行う工程にお
いて、請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手を用い
て処理液の供給を行うことを特徴とする。
【0018】そして、請求項5及び請求項6記載の半導
体装置の製造装置及び製造方法によれば、処理液中のパ
ーティクルサイズが大きくなるのを防止することができ
るため、配線のショート、断線等の不良、ウエハー表面
におけるスクラッチの発生等、半導体装置の製造におけ
るパーティクルに起因する諸問題を解消することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる管継手の実
施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は、本発明にかかる管継手の第1実施
例を示し、この管継手1は、PFA等で成形され、滑ら
かな曲管部1aと、曲管部1aの一方の端部に連続する
直管部1bとを有する。そして、直管部1bの軸線と、
曲管部1aの他方の開放端面1dに直交する直線が略々
直角に交差し、この管継手1はエルボとして使用され
る。
【0021】直管部1bの外周面には、雄ねじ部1cが
形成され、後述する袋ナットの雌ねじ部と螺合する。
【0022】管継手1の製造にあたっては、管継手1全
体を一体成形することができる。尚、曲管部1aの成形
に際しては、4分の1円弧状に曲げられた曲棒状の中子
を用い、直管部1bの成形にあたっては、直線的な棒状
の中子を使用すれば良い。
【0023】この管継手1を、半導体装置の製造におい
て処理液による処理を行う処理機構の処理液供給装置に
使用すると、曲管部1aにおいて処理液が円滑に流れる
ため、従来のように継手部において処理液の流れが乱れ
て処理液が滞溜することがなく、処理液中のパーティク
ルサイズが大きくなるのを防止することができる。
【0024】これによって、メッキ液中の硫酸銅等のパ
ーティクルが大きくなって生ずる配線のショート、断線
等の不良が発生する可能性が低くなり、スラリー中の研
磨粒子のパーティクルサイズが大きくなって生ずるウエ
ハー表面のスクラッチの発生を防止することができる。
【0025】図2は、上記管継手1を袋ねじ2と組み合
わせて、PFA等で製造されたチューブ3とバルブ4と
を接続した場合を示し、管継手1の雄ねじ部1cと袋ね
じ2の雌ねじ部2aとを螺合させてチューブ3の先端部
3aを固定するとともに、曲管部1aの開放端面1dを
バルブ4の吐出口4aに溶着している。
【0026】管継手部をこのように構成することによっ
て、半導体装置の処理液供給装置に使用した場合、処理
液の液溜まりを防止しながら、曲管部1aでの処理液の
乱れを防止することができるため、処理液の管継手部で
の滞留を確実に防止して、処理液中のパーティクルサイ
ズが大きくなるのをより一層効果的に防止することがで
きる。
【0027】図3は、本発明にかかる管継手の第2実施
例を示し、この管継手11は、PFA等で成形され、滑
らかな曲管部11aと、曲管部11aの両端部に連続す
る直管部11b、11cとを有する。そして、直管部1
1b、11cの軸線が略々直角に交差し、この管継手1
1はエルボとして使用される。
【0028】直管部11b、11cの外周面には、雄ね
じ部11d、11eが形成され、後述する袋ナットの雌
ねじ部と螺合する。
【0029】管継手11の製造にあたっては、曲管部1
1aと直管部11cとを一体成形し、その後直管部11
bを溶着部11fにおいて溶着することによって製造す
ることができる。
【0030】この管継手11を、半導体装置の製造にお
いて処理液による処理を行う処理機構の処理液供給装置
に使用すると、第1実施例における管継手1と同様、曲
管部11aにおいて処理液が円滑に流れるため、従来の
ように継手部において処理液の流れが乱れて処理液が滞
溜することがなく、処理液中のパーティクルサイズが大
きくなるのを防止することができる。これによって、第
1実施例の場合と同様に、半導体装置の製造におけるパ
ーティクルに起因する諸問題を解消することができる。
【0031】図4は、上記管継手11を袋ねじ12と組
み合わせて、直交する2本のPFA等で製造されたチュ
ーブ13を接続した場合を示し、管継手11の雄ねじ部
11d、11eと袋ねじ12の雌ねじ部12aとを螺合
させてチューブ13の先端部13aを固定している。
【0032】管継手部をこのように構成することによっ
て、半導体装置の処理液供給装置に使用した場合、処理
液の液溜まりを防止しながら、曲管部11aでの処理液
の乱れを防止することができるため、処理液の管継手部
での滞留を確実に防止して、処理液中のパーティクルサ
イズが大きくなるのをより一層効果的に防止することが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
滑らかな曲管部と、該曲管部の一端に連続する直管部を
有する管継手を使用することにより、曲管部で処理液が
スムーズに流れてこの部分で処理液が滞留することがな
いため、処理液中のパーティクルサイズが大きくなるの
を防止することができ、この管継手を半導体装置の製造
装置に使用することにより、半導体製造工程におけるパ
ーティクルに起因する諸問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる管継手の第1実施例を示す断面
図である。
【図2】図1の管継手を使用してバルブとチューブとの
間を接続した場合を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる管継手の第2実施例を示す断面
図である。
【図4】図3の管継手を使用して直交する2本のチュー
ブを接続した場合を示す断面図である。
【図5】従来の管継手の一例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 管継手 1a 曲管部 1b 直管部 1c 雄ねじ部 1d 開放端面 2 袋ねじ 2a 雌ねじ部 3 チューブ 3a 先端部 4 バルブ 4a 吐出口 11 管継手 11a 曲管部 11b、11c 直管部 11d、11e 雄ねじ部 11f 溶着部 12 袋ねじ 12a 雌ねじ部 13 チューブ 13a 先端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑らかな曲管部と、該曲管部の一方の端
    部に連続する直管部とを有することを特徴とする管継
    手。
  2. 【請求項2】 さらに、前記曲管部の他方の端部に連続
    する直管部を有することを特徴とする管継手。
  3. 【請求項3】 前記曲管部の両端部に連続する前記直管
    部の軸線が略々直角に交差することを特徴とする請求項
    2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記直管部の外周面に雄ねじ部を有する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の管継手。
  5. 【請求項5】 半導体装置の製造の際に処理液による処
    理を行う処理機構を有する半導体装置の製造装置におい
    て、該処理機構は、請求項1乃至4のいずれかに記載の
    管継手を備えることを特徴とする半導体装置の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 処理液による処理を行う工程において、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手を用いて処理
    液の供給を行うことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011858A (ja) * 2017-07-27 2019-01-24 株式会社オンダ製作所 樹脂製エルボ継手
JP2022003279A (ja) * 2017-07-27 2022-01-11 株式会社オンダ製作所 樹脂製エルボ継手

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JP2022003278A (ja) * 2017-07-27 2022-01-11 株式会社オンダ製作所 樹脂製エルボ継手
JP7231891B2 (ja) 2017-07-27 2023-03-02 株式会社オンダ製作所 樹脂製エルボ継手
JP7231890B2 (ja) 2017-07-27 2023-03-02 株式会社オンダ製作所 樹脂製エルボ継手

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