JP2001302181A - 移動式クレーンのジブ張出格納装置 - Google Patents
移動式クレーンのジブ張出格納装置Info
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- JP2001302181A JP2001302181A JP2000122828A JP2000122828A JP2001302181A JP 2001302181 A JP2001302181 A JP 2001302181A JP 2000122828 A JP2000122828 A JP 2000122828A JP 2000122828 A JP2000122828 A JP 2000122828A JP 2001302181 A JP2001302181 A JP 2001302181A
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- telescopic boom
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Abstract
ジブ回動手段の回動シリンダが吊荷用ワイヤに干渉した
り、建物等に衝突したりする恐れのない移動式クレーン
のジブ張出格納装置を提供する。 【解決手段】 ジブ回動手段は、前記ジブサポート基端
部にその一端が枢着された第1リンクと、この第1リン
クの他端にその一端が枢着されその他端が前記伸縮ブー
ム先端の補助ジブ格納側側面に枢着解除可能とされる第
2リンクと、その一端が前記ジブサポート適所に枢着さ
れ、その他端が前記第1リンクまたは第2リンクに枢着
された回動シリンダと、からなり、当該回動シリンダは
前記ジブサポートに対して側面視重合して配置する。
Description
部の前面側においてその前方へ延出状態で装着される作
業姿勢と、上記伸縮ブームの側方においてその基端部を
ブーム先端側に向けた横抱き状態で格納保持される格納
姿勢とに張出格納される移動式クレーンの補助ジブの張
出格納装置に関するものである。
ジブは、不使用時には伸縮ブームの一側面に沿って折り
畳んで格納され、使用時には折り畳み位置から伸縮ブー
ム先端部の前方に張り出させて用いられる。補助ジブを
伸縮ブームの側面に沿う折り畳み位置から前方張り出し
位置に張り出し操作する場合、あるいは前方張り出し位
置から折り畳み位置まで折り畳み操作する場合などに
は、補助ジブ基端部の一側部と伸縮ブーム先端部の一側
部とを連結軸で連結した状態で、該補助ジブを伸縮ブー
ムに対して角度約180度だけ回動させることによって
行われる。
おいて、補助ジブの張り出し又は折り畳み操作を行うジ
ブ回動装置としては、従来から図5(実開平5−959
81号公報)に示すようなものが知られている。
縮ブーム2の先端部13bの一側部に補助ジブ3のジブ
サポート31の基端部の一側部を連結軸10で枢支し、
さらに前記ジブサポート31の一端部の上面に補助ジブ
回動用の回動シリンダ4の一端部4aを枢着する一方、
該回動シリンダ4の他端部4bに二つのリンク5、6の
各一端部を枢着している。該各リンクのうちの一方のリ
ンク5の他端部をジブサポート31の基端部の上面に枢
着し且つ他方のリンク6の他端部を伸縮ブーム2の先端
部13bに枢着している。
記構成により前記回動シリンダ4の伸縮動によって、前
記補助ジブ3を前記伸縮ブーム2の一側面に沿って折り
畳んだ折り畳み位置と前記伸縮ブーム2の先端部13b
から前方に張り出させた張り出し位置との角度約180
度の範囲内で回動できるようになっている。
動シリンダ4の上方には吊荷用ワイヤが位置しており、
補助ジブ3の姿勢あるいは吊荷用ワイヤの状態によって
は、回動シリンダと吊荷用ワイヤが干渉する恐れがあっ
た。
ポートの上面に配置しているが、逆に回動用シリンダを
ジブサポートの下面に配置した場合には、回動用シリン
ダがジブサポートから下方に突出した状態となるため、
伸縮ブームの操作により回動用シリンダが建物等に衝突
する恐れがあった。
リンダが吊荷用ワイヤに干渉したり、建物等に衝突した
りする恐れのない移動式クレーンのジブ張出格納装置を
提供しようとするものである。
は、車両上に起伏自在に設けられた伸縮ブーム先端部に
装着されるジブサポートと該ジブサポート先端部に起伏
自在に枢着されたジブ本体とからなる補助ジブと、前記
補助ジブのジブサポート基端部と前記伸縮ブーム先端部
とを鉛直の左右一対の支軸で着脱自在に連結するジブ連
結手段と、前記連結手段の一側の連結を解除し、その他
側を連結した支軸を中心に前記補助ジブを回動させる
に、前記ジブサポート基端部と伸縮ブーム先端部間に配
置され、前記補助ジブの伸縮ブームの先端部の前面側に
おいてその前方へ延出状態で装着される作業姿勢と、上
記伸縮ブームの側方においてその基端部をブーム先端側
に向けた横抱き状態で格納保持される格納姿勢とに回動
動作を行うジブ回動手段と、からなる移動式クレーンの
ジブ張出格納装置において、前記ジブ回動手段は、前記
ジブサポート基端部にその一端が枢着された第1リンク
と、この第1リンクの他端にその一端が枢着されその他
端が前記伸縮ブーム先端の補助ジブ格納側側面に枢着解
除可能とされる第2リンクと、その一端が前記ジブサポ
ート適所に枢着され、その他端が前記第1リンクまたは
第2リンクに枢着された回動シリンダと、からなり、当
該回動シリンダは前記ジブサポートに対して側面視重合
して配置されている。
折り畳み操作を行うジブ回動装置を構成する回動シリン
ダがジブサポート内部に位置することになり、ジブサポ
ートが回動シリンダをガードするので、回動シリンダが
吊荷用ワイヤに干渉したり、建物等に衝突する恐れがな
くなるのである。
る移動式クレーンのジブ張出格納装置を示す。24は補
助ジブであって、図示しない車両上に起伏自在に設けら
れた伸縮ブーム20の先端部21に装着されるジブサポ
ート22と該ジブサポート先端部25に起伏自在に装着
されたジブ本体23とから構成されている。ジブサポー
ト22は本実施の形態にあっては、板状部材を組み合わ
せて溶接するボックス構造のものが示されている。
端部27と前記伸縮ブーム先端部21とを鉛直の左右一
対の支軸で着脱自在に連結するジブ連結手段である。
段26の一側の連結を解除し、その他側を連結した支軸
を中心に前記補助ジブ24を回動させるために、前記ジ
ブサポート基端部27と伸縮ブーム先端部21間に配置
されている。前記補助ジブ24は伸縮ブームの先端部2
1の前面側においてその前方へ延出状態で装着される作
業姿勢と、上記伸縮ブーム20の側方においてその基端
部27をブーム先端側21に向けた横抱き状態で格納保
持される格納姿勢とに回動動作を行うものである。図1
では、補助ジブ24を上記伸縮ブーム20の側方におい
てその基端部27をブーム先端部21側に向けた横抱き
状態で格納保持された姿勢を示している。
ト基端部27にその一端が枢着された第1リンク29
と、この第1リンク29の他端にその一端が枢着されそ
の他端が前記伸縮ブーム先端21の補助ジブ格納側側面
40に枢着解除可能とされる第2リンク41と、その一
端がジブサポートの回動シリンダ取付部42に枢着さ
れ、その他端が前記第1リンク29に枢着された回動シ
リンダ43とから構成されている。回動シリンダ43は
図示されるように、そのほぼ全体がジブサポート22の
内部に位置するよう配置されている。
格納装置を側面から見た状態を示している。回動シリン
ダ43は側面視その全体がジブサポート22の上部に重
合して配置されており、ジブサポート22を構成する上
板57の下側に位置するようになっている。回動シリン
ダ43のシリンダ側端部56はジブサポート22を構成
する側板58に近接して枢着されているので、シリンダ
支点部の強度が十分に確保されている。
軸を構成する上側連結ピン44と下側連結ピン45およ
びその間に介装された駆動シリンダ46を有している。
駆動シリンダ46が縮小した状態で、前記上側連結ピン
44の先端部はジブサポート基端部27上部のジブサポ
ート上側ボス48に挿入されており、前記下側連結ピン
45の先端部はジブサポート基端部27下部のジブサポ
ート下側ボス49に挿入されている。駆動シリンダ46
が伸長されると、前記上側連結ピン44の先端部は伸縮
ブーム先端部21の上側ボス50に挿入され、前記下側
連結ピン45の先端部は伸縮ブーム先端部21の下側ボ
ス51に挿入されるようになっている。
したジブサポート上側ボス48と同一高さとなってい
る。これにより、回動シリンダ43の伸縮力により補助
ジブが回動する際にも、ジブサポート22にねじりモー
メントが作用しないので強度上有利である。
ら、補助ジブ24が伸縮ブームの先端部21の前面側に
おいてその前方へ延出状態で装着される作業姿勢への張
出操作は以下の通りである。
ボス50、51とジブサポート基端部27の伸縮ブーム
側ボス48、49が同心となっている状態で、前記ジブ
連結手段26の駆動シリンダ46を伸長すると、上下連
結ピン44、45が前記補助ジブと伸縮ブームのボスに
同時に挿入されるため、伸縮ブーム先端部21の一側と
ジブサポート基端部27の一側が連結され、連結ピン4
4、45を中心として補助ジブ24を回動させることが
可能となる。
成する第2リンク41の伸縮ブーム先端側端部52が伸
縮ブーム先端部の補助ジブ格納側側面40で図示しない
連結装置によりピン53を介して枢着される。
と、その伸長力が前記第1リンク29および第2リンク
41を介して伸縮ブーム先端部21に伝達され、その反
力により、補助ジブ24全体が前記連結ピン44、45
を中心として回動していくこととなる。
回動したのち、回動支点とは反対側のジブ連結手段26
を連結し、補助ジブ24が伸縮ブームの先端部21の前
面側においてその前方へ延出された状態を示している。
の側面図である。回動シリンダ43はジブサポート22
の内部に配置されているので、本図では見ることができ
ない。72は図示しない旋回台のウインチから繰出され
る吊荷用ワイヤロープであって、ジブサポート後端上部
のローラ73、ジブサポート先端部のシーブ74、ジブ
本体23先端部のシーブ75を介してジブ本体先端部か
ら吊下されている。
荷用ワイヤロープ72が走っているが回動シリンダ43
はジブサポート22の内部に配置されており、ジブサポ
ートを構成する板材によりガードされているため、吊荷
用ワイヤロープ72と干渉する恐れがないのである。
操作を行うジブ回動装置を構成する回動シリンダがジブ
サポート内部に位置することになり、ジブサポートが回
動シリンダをガードするので、回動シリンダが吊荷用ワ
イヤに干渉したり、建物等に衝突する恐れがなくなる。 (2)ジブサポートがボックス構造の場合には、その内
部に配置された回動シリンダが風雨に直接さらされる部
分が減るため、防錆上有利となる。 (3)回動シリンダがジブサポート内部に位置するの
で、回動シリンダの支点部をジブサポートを構成する部
材と近接して構成することができ、回動シリンダ支点部
の強度確保が容易となる。 (4)回動シリンダをジブサポートの上部あるいは下部
に配置するものに比べ、ジブサポートの断面を大きくす
ることができるので、ジブサポート全体の強度上有利と
なる。
置である。
である。
る。
ブサポート、23 ジブ本体、24 補助ジブ、25
ジブサポート先端部、26 ジブ連結手段、27 ジブ
サポート基端部、28 ジブ回動手段、29 第1リン
ク、40 伸縮ブーム先端部補助ジブ格納側側面、41
第2リンク、42 回動シリンダ取付部、43 回動
シリンダ、44 上側連結ピン、45 下側連結ピン、
46 駆動シリンダ、48 ジブサポート上側ボス、4
9 ジブサポート下側ボス、50伸縮ブーム先端部上側
ボス、51伸縮ブーム先端部下側ボス、52 第2リン
ク伸縮ブーム先端側端部、53 連結ピン、56 シリ
ンダ側端部、57 ジブサポート上板、58 ジブサポ
ート側板、72 吊荷用ワイヤロープ、73 ジブサポ
ート後端上部のローラ、74 75 シーブ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両上に起伏自在に設けられた伸縮ブー
ム先端部に装着されるジブサポートと該ジブサポート先
端部に起伏自在に枢着されたジブ本体とからなる補助ジ
ブと、 前記補助ジブのジブサポート基端部と前記伸縮ブーム先
端部とを鉛直の左右一対の支軸で着脱自在に連結するジ
ブ連結手段と、 前記連結手段の一側の連結を解除し、その他側を連結し
た支軸を中心に前記補助ジブを回動させるに、前記ジブ
サポート基端部と伸縮ブーム先端部間に配置され、前記
補助ジブの伸縮ブームの先端部の前面側においてその前
方へ延出状態で装着される作業姿勢と、上記伸縮ブーム
の側方においてその基端部をブーム先端側に向けた横抱
き状態で格納保持される格納姿勢とに回動動作を行うジ
ブ回動手段と、からなる移動式クレーンのジブ張出格納
装置において、 前記ジブ回動手段は、前記ジブサポート基端部にその一
端が枢着された第1リンクと、この第1リンクの他端に
その一端が枢着されその他端が前記伸縮ブーム先端の補
助ジブ格納側側面に枢着解除可能とされる第2リンク
と、その一端が前記ジブサポート適所に枢着され、その
他端が前記第1リンクまたは第2リンクに枢着された回
動シリンダと、からなり、当該回動シリンダは前記ジブ
サポートに対して側面視重合して配置されていることを
特徴とする移動式クレーンの補助ジブ張出格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122828A JP2001302181A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 移動式クレーンのジブ張出格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122828A JP2001302181A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 移動式クレーンのジブ張出格納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001302181A true JP2001302181A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18633266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000122828A Pending JP2001302181A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 移動式クレーンのジブ張出格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001302181A (ja) |
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- 2000-04-24 JP JP2000122828A patent/JP2001302181A/ja active Pending
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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