JP2001299738A - X線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

X線コンピュータ断層撮影装置

Info

Publication number
JP2001299738A
JP2001299738A JP2001084988A JP2001084988A JP2001299738A JP 2001299738 A JP2001299738 A JP 2001299738A JP 2001084988 A JP2001084988 A JP 2001084988A JP 2001084988 A JP2001084988 A JP 2001084988A JP 2001299738 A JP2001299738 A JP 2001299738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan angle
ray
projection data
data
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001084988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4718702B2 (ja
Inventor
D Silver Michael
マイケル・ディー・シルバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2001299738A publication Critical patent/JP2001299738A/ja
Priority to US10/103,781 priority Critical patent/US6778630B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4718702B2 publication Critical patent/JP4718702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/027Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis characterised by the use of a particular data acquisition trajectory, e.g. helical or spiral
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/003Reconstruction from projections, e.g. tomography
    • G06T11/005Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S378/00X-ray or gamma ray systems or devices
    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、180°+ファン角度の範
囲の投影データ、特にこのファン角度を、検出器の素子
配列長により決まる最大ファン角度以外の角度に、簡易
に設定することのできる。 【解決手段】本発明のX線コンピュータ断層撮影装置
は、X線を曝射するX線源及びこのX線源Sから照射さ
れたX線を検出するX線検出器Dを用いて被検体をスキ
ャンして収集された180°+ファン角度の範囲の投影
データに基づいてハーフスキャン再構成法により画像を
再構成する再構成装置CPを具備し、検出器Dの素子配
列長により決まる最大ファン角度γ以外の仮想ファン
角度2Γ又は2Γ´をファン角度として設定し、180
°+ファン角度の範囲の投影データを、仮想ファン角度
を使って決定した重み係数に基づいて重み付けし、この
重み付けした投影データに基づいて画像を再構成するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンビームまた
はコーンビームX線コンピュータ断層撮影に係り、特に
180°+ファン角分の投影データから画像を再構成す
るX線コンピュータ断層撮影に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンビームおよびコーンビームコンピ
ュータ断層撮影(CT)は、被検体または患者を透過し
たX線のそれぞれ一次元および二次元投影から被検体ま
たは患者の内部を再構成する。被検体を透過したX線が
検出器で受光されるように、X線源およびX線検出器が
多様な位置に配設される。検出器は、単独または他の装
置と連係して、X線源および/または検出器の個々の位
置について画像データを生成する。画像データはその
後、被検体の内部を再構成するために、記憶、操作およ
び/または解析される。ファンビームシステムにおい
て、検出器はX線検出素子の線状配列を形成するのに対
し、コーンビームシステムでは、検出器はX線検出素子
のアレイを形成する。
【0003】X線源および検出器の旧来の経路は、被検
体のまわりの完全な円軌道、すなわち360°に沿って
いる。線源および検出器は、相互に対する一定の分離距
離および位置を維持するように機械的に結合され、そし
て被検体の周囲を回転させられる。
【0004】図1に示す通り、X線源Sは、検出器Dに
向けてX線のコーンビームまたはファンビームを放射す
る。線源Sによって放射されたX線は、校正用ファント
ム、患者、被検体、他の対象物といった三次元被検体
(図示せず)に入射する。点源Sにおいて生成されたX
線の少なくとも一部は、被検体の内部または周囲を通
り、検出器Dにおいて受光される。線源Sおよび検出器
Dは、相互に対して固定されており、例えばCアームガ
ントリーまたはリングガントリー装置の軸Aに関してほ
ぼ円軌道で回転する。X線源Sの角位置は、この図で、
回転軸Aで終端する任意の半直線Lに対する角度βとし
て例示されている。
【0005】被検体に関する線源および検出器の完全な
円軌道のいくつかの不利益が、完全軌道自体の性質によ
って生じる。電気リード線は、被検体のまわりに1回以
上の完全な回転を描くことができなければならない。医
用CTでは、患者は周回する検出器および線源の内部に
入れられなければならないので、医療従事者による患者
へのアクセスが妨げられる。さらに、多くの患者は、有
意な再構成に十分な画像データを収集するために必要な
長い時間CT機構内に取り囲まれていることを嫌がる。
【0006】ファンビームCTでは、検出器Dは、一般
に円弧状に配列された検出素子を有する。コーンビーム
CTでは、検出器Dは一般に多少湾曲した曲面に沿って
2次元的に配列された検出素子を有する。また、検出素
子の曲線および曲面アレイは、検出素子Dとしての使用
に適する。これらのすべての場合において、検出素子D
は、回転軸Aに直交する平面で幅Wの断面積を有するは
ずである。この特定の実施の形態において、リニアアレ
イ検出器Dの幅の中点は、線源Sの中心と軸Aを通る線
Nにほぼ位置する。
【0007】図1に例示された角γは、線源Sと、検出
器Dを構成している検出素子のマトリックスから選択さ
れた1個の検出素子とを結ぶ射線Oの中心線Nに対する
角度を示す。ファンビームCTにおいて、角γは、中
心線Nに対して最も大きい(最大)角度の射線Mを示し
ており、この時、射線Mに沿って線源Sにより放射され
たX線は検出器Dの最端の素子により受光される。射線
Mの角γの物理的限界は、例えば、(例示の通り)検
出器Dの有限の長さ、線源放射のコリメーション(図示
せず)、または線源Sによる非全方向性X線放射(やは
り図示せず)によって生じ得る。検出器Dの断面積の中
点が線Nに位置する図1において、軸の一方の側の角γ
は軸の他方の側の角γと等しくかつ相対する。線N
に対して検出器Dを移動させることにより2つのγ
のこの関係は変化し、伝統的な幾何学的規則の使用を見
込むことができる。
【0008】図2(a)乃至図2(c)は、任意の半直
線Lに対する線源の2つの異なる角位置βおよびファン
ビーム角度γで同一のX線透過率が測定される、3個の
例示的射線O、OおよびOを例示している。例示
のために、線源の第1の角位置βは、3例全部において
ゼロに等しい。図2(a)において、射線Oは2回サ
ンプリングされた第1の射線であるのに対し、図2
(b)および図2(c)は、他の位置で2回サンプリン
グされるそれぞれの射線OおよびOを示している。
【0009】近年、ファンビームおよびコーンビームC
Tで、ガントリーが被検体または患者の一部の周囲、つ
まり360°未満を回転する部分軌道分の投影データだ
けで画像再構成を実現しようとする試みがなされてい
る。そのような部分軌道は、完全な円軌道における多く
のビューが冗長である、すなわちそれらの画像データは
ほとんどまたはまったく新しい情報を付与しないことか
ら、被検体の内部の再構成のための完全な画像データを
提供することができる。例えば、被検体が不動であり、
システムが理想的、すなわち無雑音である場合、線源お
よび検出器の位置を180°シフトした位置に切り換え
ることにより、たとえ第2のビューからの画像データが
収集されたとしても、軸を通る射線に沿って新しい情報
はいっさい得られないであろう。
【0010】そうした部分軌道の利点は、より容易かつ
安価な機械的実現を包含し、医療イメージングの間の患
者へのアクセスを可能にし、患者の完全な包囲を必要と
しない線源および検出器の支持機構を可能にする。それ
はまた、X線イメージングの使用を、主に非CTイメー
ジング用途に設計されたそれを、特殊な要請のためのC
T画像を得るためにも使用可能にする。
【0011】ある特定の部分軌道、すなわち「最小完全
データセット」をカバーする軌道の再構成の方法は、デ
ニス・パーカー(Dennis Parker)により
記載されており(「ファンビームCTのための最適ショ
ートスキャン畳込み再構成」(”Optimal Sh
ort Scan Convolution Reco
nstruction for Fanbeam C
T”)、Med.Phys.9.254−257,19
82)、これは参照により本願に採り入れられる。「最
小完全データセット」は、従来のコンボリューション形
再構成方法において使用できる、等間隔の投影画像デー
タの集合である。「最小完全データセット」は、完全軌
道の半分より大きい範囲に及ぶ。すなわち、それは18
0°+最大ファン角度2γの範囲に及び、ここで最大
ファン角度2γは、X線源および検出器の回転軸を通
る線源から放射された射線に対する(本質的に2次元ま
たは3次元の)X線検出器で受光されるX線源により放
射された射線の最大角度である。図1は、このことおよ
び、本発明を説明するために使用する他の用語を略示し
ている。
【0012】そのような「最小完全データセット」軌道
の使用による1つの不利益は、ある射線が他の射線と同
様に2回サンプリングされるということにある。すなわ
ち、ある画像データが、他の画像データと同様に2回収
集され、冗長となる。例示的な実例は図2(a)乃至図
2(c)において図示されている。これは図3において
より良好に例示することができ、ここでは画像データが
ラドン空間において表現されている。図3の横軸はチャ
ネル角度γに対応し、縦軸はX線源の角位置βに対応し
ており、そして、X線画像データの集合の実際のラドン
空間表現において、ラドン空間の各点のグレーレベル
は、ファン角度γおよび線源の角位置βによって規定さ
れるその射線に沿ったX線透過率の線積分に対応する。
図3は、(図2(a)乃至図2(c)に例示したそれら
の射線を含む「最小完全データセット」部分軌道の収集
において影付き領域により図示されたサンプリングされ
る射線に関する線源の角位置およびチャネル角度を示し
ている。画像データのそのようなラドン空間表現は公知
であり、これらの表現のより完全な解説は、その内容全
体が参照により本願と一体となる、ガーバー・ティー・
ハーマン(GaborT.Herman)著「投影によ
る画像再構成:X線断層撮影の基礎」(”Image
Reconstruction From Proje
ctions: The Fundamentals
of Computerized Tomograph
y”、Academic Press、 New Yo
rk、1980、36〜39頁および161〜165
頁)を含め、いくつかの教科書に見ることができよう。
一般に、射線p(β,γ)およびp(π+β+2γ,−
γ)に沿った線積分は等価である。画像データの全体の
集合が被検体の内部を再構成するために使用される場
合、2回収集された画像データは、最終画像の外観を歪
ませ、低品質の画像をもたらす。
【0013】最小完全データセットによりこの問題を解
決するための各種方法および装置が提起され実施されて
いる。画像データは、平行射線データセットに組み換え
られ(rebinned)、その後解析できるが、それ
はさらなるコンピュータによる努力および時間を必要と
する。ナパーステック(Naparstek)はいくつ
かの代替的方法(IEEE Trans.Nucl.S
ci.NS−27,1112頁以降,1980。これは
参照によって本願に採り入れられる。)を記載したが、
それらは不適当な結果をもたらした。
【0014】パーカーは、発散ビームジオメトリを有す
るファンビームCTにおける最小データ再構成において
一定の射線ラインをオーバサンプリングする問題を、オ
ーバサンプリングされたデータについて、重みを与える
ことによって解決する方法を記載した。これらの重み
は、式(1)、すなわち、 w(β,γ)+w(π+β+2γ,−γ)=1 (1) を満たすことが要求される。パーカーまたは、クローフ
ォード(Crawford)とキング(King)
(「同時的な患者の並進によるコンピュータ断層撮影ス
キャニング」(”Computed Tomograp
hy Scanning with Simultan
eous Patient Translatio
n”),Med.Phys.17,967−982、1
990。参照により本願に採り入れられる。)は、それ
らの重みに関する明示的な公式を与えている。
【0015】残念ながら、最小完全データセット(18
0°+最大ファン角)と完全軌道(360°)以外の中
間的な部分軌道のデータを用いて画像を再構成する単純
かつ明快な方法および装置は、いまだ開発される余地が
ある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、18
0°+ファン角度の範囲の投影データ、特にこのファン
角度を、検出器の素子配列長により決まる最大ファン角
度以外の角度に、簡易に設定することのできる。
【0017】本発明の他の目的は、ファン角度の高度に
精確な知識を必要としないCTイメージングを実行する
方法およびシステムを提供することである。本発明の別
の目的は、ガントリー回転とX線放射との精密な同期を
必要としないCTイメージングを実行する方法およびシ
ステムを提供することである。本発明のさらなる目的
は、スパン角度が最小完全データセット軌道のスパン角
度と完全軌道のスパン角度との中間的な部分軌道を用い
る画像再構成のための方法およびシステムを提供するこ
とである。本発明のまた別の目的は、S/N比の抑制と
画像分解能と間の相殺を付与する方法およびシステムを
提供することである。本発明のさらに別の目的は、ヘリ
カルコーンビームCTにおいて最小完全データセットに
関するパーカーの方法を上回る付加的な複雑さをいっさ
い要求しない、スパン角度が最小完全データセット軌道
のスパン角度と完全軌道のスパン角度との中間的な部分
軌道を使用する方法およびシステムを提供することであ
る。
【0018】本発明のさらなる目的は、ヘリカルコーン
ビームCTにおいてデータ外挿の程度を削除または最小
限にしつつ、可能な限り多数のデータを再構成に使用す
ることである。本発明のさらに別の目的は、完全軌道の
使用に匹敵する方法およびシステムを提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のX線コンピュー
タ断層撮影装置は、X線を曝射するX線源及びこのX線
源から照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被
検体をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置
と、前記データ収集装置により収集された180°+フ
ァン角度の範囲の投影データに基づいてハーフスキャン
再構成法により画像を再構成する再構成装置とを具備
し、前記検出器の素子配列長により決まる最大ファン角
度以外の仮想ファン角度を前記ファン角度として設定
し、前記180°+ファン角度の範囲の投影データを、
前記仮想ファン角度を使って決定した重み係数に基づい
て重み付けし、この重み付けした投影データに基づいて
前記画像を再構成することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、実際の物理的な
最大ファン角度に依存しない「仮想」のファン角度を設
定することによって実現され得る。「仮想」ファン角度
は、物理的な最大ファン角とは異なる角度に任意に設定
可能である。仮想ファン角度を使用して、被検体の内部
の再構成において使用されるオーバサンプリングされた
射線の重みが計算される。詳細には、そのような仮想フ
ァン角度を使用することにより、180°超且つ360
°以下ではあるが、180°+最大ファン角度より大き
い又は小さいスキャン範囲(投影角度範囲)の投影デー
タから画像再構成を実現する。ファン角度を仮想的に設
定することで、その仮想ファン角度を従来のハーフスキ
ャン再構成法で採られていた重み係数決定法にそのまま
適用することで重み係数を簡易に決定し、投影データに
ついて非一様な重みを好適に且つ簡易に与えることがで
きる。重み付けされたデータは、様々な再構成方法のい
ずれかに従って画像を再構成するために使用することが
できる。
【0021】図6には、診断用CTガントリーにファン
ビームCTを使用する本発明に従ったシステムの第1の
実施の形態を示している。なお、複数の図面にわたって
同じ参照番号は同一または対応する部分を示している。
本発明を説明するために使用される座標系は図1にしめ
すそれと共通である。投影データ測定システム、いわゆ
るガントリー装置は、ほぼ扇形のX線束ビームを発生さ
せるX線源Sと、一列に配列された検出素子よりなるリ
ニアアレイX線検出器Dとを収容している。X線源Sお
よび検出器Dは、相互に対向する位置関係で、回転リン
グガントリーGに設置されている。被検体OBは、リン
グガントリーG内で滑動可能に支持された寝台B上に配
置される。線源S(実際にはその焦点)から照射された
X線が被検体OBを通過し検出器Dに入射すると、検出
器DはそれらのX線の強度に応じた電気信号を発生し、
検出器Dに含まれるデータ収集部DCによる増幅および
符号化の後、制御/処理装置CPに供給される。
【0022】図6の実施の形態は、図5とは対照的に、
制御/処理装置CPの外部にあるシステム制御装置CS
を備える。このシステム制御装置は、ガントリー/寝台
制御装置CGBによる寝台Bの並進およびガントリーG
の移動、線源Sの(X線制御装置XRCおよびX線発生
装置XRGと連係した)励起、および、リングガントリ
ーGの軸まわりの寝台Bの回転またはリングガントリー
Gが描く軌道に沿った線源Sおよび検出器Dの回転のい
ずれか一方を制御する責務を担っている。データは、制
御/処理装置CPによって収集、記憶および操作(重み
および再構成を含む)される。CPからのデータは表示
装置DAで表示することができる。
【0023】ここで第1の実施の形態の動作について説
明する。図7に示すように、仮想ファン角度は、0°超
で、かつ180°以下であって、検出器Dの素子配列長
によって物理的に決まる最大ファン角度2γより大き
い角度2Γ、または同様に0°超で、かつ180°以下
であって、最大ファン角度2γより小さい角度2Γ´
に設定される。従って、スキャンは、少なくとも、18
0°超且つ360°以下ではあるが、180°+2Γ、
または180°+2Γ´のスキャン範囲(画像再構成に
要する投影データを収集するためにX線源Sが回転する
角度範囲)、実際には図8(a)の工程701に示すよ
うに、そのスキャン範囲(180°+2Γ、または18
0°+2Γ´)以上の例えば180°+2γの範囲、
ガントリーGを回転させることによって実行され、その
投影角度範囲の投影データが検出器Dによって収集さ
れ、ファンビームデータが記憶される。
【0024】収集された投影データは、工程703にお
いてそれぞれ対応する射線に対して決定された重み係数
に従って、重み付けされ(工程704)、そして重み付
けされたデータに基づいて工程705において画像が再
構成される。装置Cは重み係数の決定および畳込み演算
を実行する。
【0025】工程702では、「仮想」ファン角度Γ
(又はΓ´)が決定される。なお、以下の説明では主に
仮想ファン角度がΓであるとして説明するが、Γ´に設
定する場合には、ΓをΓ´に読み替えればそのままΓ´
に設定する場合の説明として理解できる。この仮想ファ
ン角度は、線源のスパンを制御するための入力データか
ら決定されるか、または、スキャンピッチといった他の
パラメータにもとづき処理装置CPまたは制御装置CS
によって選択される。仮想ファン角度2Γは、当該の中
間的な部分軌道を記述するために使用できる。この仮想
ファン角度2Γは重み係数を決定するために使用され、
それらの係数はさらに、投影データをサンプリング数に
関わらず一様なデータレベルに揃えるために使用され
る。重み付けされたデータはさらにそれ自体、多くの再
構成方法のいずれかに従って被検体の内部を再構成する
ために使用される。仮想ファン角度2Γは、スキャン範
囲と180°との差の2分の1、すなわち、 2Γ=Δβ (2) として与えられる。または、仮想ファン角度2Γは、1
80°+2Γが、180°より大きく、しかも収集した
投影データのスキャン範囲より小さいが、最小完全デー
タセットの収集のための角度180°+2γより大き
くなる、または最小完全データセットの収集のための角
度180°+2γより小さくなるという条件のもと
で、任意に選択された角度によって定義することもでき
る。
【0026】仮想ファン角度を使用して決定された重み
を使用することにより、図9に示すようにスキャン範囲
0<β<π+2Γおよび、−Γ≦γ≦Γの仮想ファン角
度で定義される仮想サイノグラムが規定される。これは
2Γの仮想ファン角度によるショートスキャンサイノグ
ラムを形成している。全部のβについての新しいラドン
空間領域−Γ≦γ≦−γおよびγ≦γ≦Γは、ゼロ
の仮想データ値より成る。実際のビーム和値がγ=γ
時にゼロになる限り、仮想ファン角度に従って決定され
た重み係数を冗長投影を有する仮想サイノグラムに適用
することにより、適正に再構成することができる。実際
の実施では、重み係数がγではなくΓにより決定され
る限り、領域−Γ≦γ<−γおよびγ<γ≦Γは無
視できる。選択された重みは式(1)の関係を満たさな
ければならない。なお、図10には、仮想ファン角度が
2Γ´(Γ´<γ)に設定された場合の仮想サイノグ
ラムを示しており、空間領域−γ≦γ≦−Γ´および
Γ´≦γ≦γでは、実測した投影データは使用しな
い。
【0027】このアプローチには2つの興味深い限定が
ある。Δβ=2γの時、仮想サイノグラムは通常のパ
ーカーのショートスキャンサイノグラムに等価である。
Δβ=πの時、それは360°(完全軌道)スキャンで
あるが、全部の等しく式(1)により)重み付けされた
ビーム和に代わり、反射および重み公式が当てはまる。
図9において、点(0,−Γ)、(4Γ,−Γ)および
(0,Γ)によって規定されるR3および、点(π+2
Γ,−Γ)、(π+2Γ,Γ)および(π−2Γ,Γ)
によって規定されるR4の2個の三角領域は一致してお
り、すべてのビーム和は不均一な重みを受ける。
【0028】比較のために、図4は、「最小完全データ
セット」部分軌道のスパン角度と完全軌道のスパン角度
との中間のスパン角度を有する部分軌道によって、画像
データのセットの収集において2回サンプリングされる
射線に関する線源の角位置およびファン角度を示すラド
ン空間のサイノグラムである。2回サンプリングされた
射線の断片が、線源βの角位置における増大したレンジ
Δβ−2γおよび、その増大したレンジΔβ−2γ
における以前にサンプリングされた射線の冗長サンプリ
ングの両者に起因して、増大することが明白になる。
【0029】式(1)を満足させるあらゆる重み方式を
使用することができる。特定の例は以下の通りである。
【0030】
【数1】
【0031】再構成処理を実行するための多数の従来の
方法および装置が存在し、そうした方法を第1の実施の
形態において使用することができる。
【0032】上述の方法の変更例では、図8(b)に示
すように、まず、仮想ファン角度2Γを選択し(工程7
06)、必要最小限のスキャン範囲180°+2Γにつ
いてスキャンを実行する(工程707)。図8(a)に
関して上述した通り、重みは工程708において決定さ
れ、工程709においてデータは重みされる。画像は、
同じく上述の通り、重み付けされたデータによって再構
成される(工程710)。
【0033】本発明は、従来のシングルスライスファン
ビームCTシステムに適用することができる。本発明
は、画像の信号対雑音比(SNR)と時間分解能との間
における相殺を与えるために使用できる。βにより定義
されるビューは時間上順次的であり、所与のビューに関
する全部のビーム和(投影データ)は同時であるので、
β軸および時間軸は等価である。従って、画像が、例え
ば呼吸や心拍による、または造影剤や生検針などの介入
医療器具といったスキャンフィールドに導入される外的
な動きによって生じた“ぼけ”または他の患者モーショ
ンアーチファクトを有する場合、それらのぼけおよびア
ーチファクト内容は、ビューの数(時間レンジ)を制御
することにより再構成において制御することができる。
【0034】本発明は、2γとπとの間で、すなわち
下位の好ましい時間分解能と上位の好ましいSNRとの
間における仮想ファン角度を許容することによって、S
NRと時間分解能との間の相殺を可能にする。この実施
例に適用される同じ推論は、以下の2つの実施例にも適
用できる。
【0035】図5を参照すれば、本発明に従ったC形ア
ームX線撮影装置の第2の実施の形態が例示されてい
る。C形ガントリーGには、X線源SおよびX線検出器
Dが相互に対面して設置されている。Cアームガントリ
ーシステムは、良好に決定されたファン角度を持たず、
ガントリー移動の角度レンジは、測定されるが、制御が
難しい。線源の角位置のレンジは、収集される最初のフ
レームと最後のフレームにおける線源βの角位置の差か
ら計算できる。線源Sから放射されたX線は寝台Bの被
検体OBを透過し、検出器Dによって検出される。本発
明の1つの実施の形態において、寝台Bは可動式に支持
されており、動きは制御/処理装置Cによって制御され
る。別の実施の形態では、寝台Bは、制御/処理装置C
によって指示される動き命令の実行の制御および確認の
ために、位置検出器および/または加速度計(どちらも
図示せず)を備えている。
【0036】検出器Dは照射データを生成し、それらは
制御/処理装置Cに送信される。ここに例示する通り、
ガントリーGは、ガントリーの角位置および、制御/処
理装置Cによって指示される動き命令の実行の制御およ
び確認を判断するための内部位置検出器PDを含む、指
示・回転機構SMに回転可能に設置されている。あるい
はまた、ガントリーGは、天井取付具から懸下すること
もでき、Cアーム回転、Cアーム滑動およびサポートコ
ラムの回転を組み合わせることにより3軸に沿って移動
させることもできる。天井設置または床設置のいずれの
場合も、支持・回転機構SMは側方および縦方向に移動
され得る。Cアーム回転は線源の角位置(図1における
β)を変化させるために使用され、それらの位置はさら
に位置検出器PDによって判定される。ここに例示した
実施の形態では、位置検出器PDはC形ガントリーの内
部にあるが、後述するように、外部にあっても、または
制御/処理装置C内に実施してもよい。
【0037】システムの動作は、制御/処理装置Cおよ
びデータ入力装置IAによって制御される。装置Cは一
般に、データ処理に必要な関数および計算を実行するた
めにプログラムされたコンピュータまたはワークステー
ションを備え、装置Dからの照射データの記憶および処
理および、検出器Dからの照射データの重みを取り扱
い、Cアームの移動、画像取得、データ記憶および、位
置検出器Dからの線源の角位置(図1におけるβ)を確
認するために使用される位置データの受信を含む、シス
テムの動作を制御および監視する。制御/処理装置Cは
さらに、再構成処理装置RPによって照射データから画
像を再構成するために、再構成処理を実行する。制御/
処理装置Cは、特に検出器Dにより供給されるデータを
記憶するための記憶装置MSを備える。制御/処理装置
Cはまた、各種計算を実行し、データ重みといった関数
を実行するための処理装置CPも含む。
【0038】入力装置IAは、システムを動作または監
視するためにオペレータがデータまたはコマンドを入力
できるようにする。装置IAは一般に、モニタ、キーボ
ードおよびポインティングデバイスを備えるグラフィカ
ルインタフェースとしてよい。また、再構成された画像
は、例えばモニタおよび/またはプリンタを含むものと
してよい、表示装置DAに表示され得る。
【0039】線源の角位置を決定するための最も普通の
部類の装置は、支持・回転機構SMに内部設置される
か、または線源Sを保持するCアームガントリーGを作
動させる他の装置である。図5には、内部位置検出器P
Dとして例示されている。回転角度を測定するための好
ましい装置は、回転エンコーダである。
【0040】図5のシステムは、概ね図8(a)および
図8(b)に図示するようにして動作する。図1によっ
て指示された通り、多数の射線に関するデータ収集は、
ファンビームまたはコーンビームCTによって同時に実
行できる。仮想ファン角度2Γはスキャン前に選択され
るか、またはΓを選択した後に、スキャンをスキャン範
囲(180°+2Γ)を最小範囲として実行するように
してもよい。再構成処理を実行するための多数の方法お
よび装置が存在する。例えば、フェルドカンプ(Fel
dkamp)とデイビス(Davis)およびクレス
(Kress)が記載した方法(「実用コーンビームア
ルゴリズム」(”Practical Cone−Be
am Algorithm”),J.Opt.Soc.
Am.A1,612〜619,1984)は、被検体の
内部の再構成のための仮想コーンビーム角度重み射線に
より使用できる。
【0041】本発明は、回転型CTだけでなく、回転角
が制限されているCアームガントリーシステムに適用す
ることができる。両者とも、デジタルサブトラクション
アンジオグラフィ(DSA)撮像装置であり、前者は天
井設置型であり、後者は床設置型である。これらの両方
のガントリーは、収集される各フレーム(デジタル化さ
れる患者のテレビ状スナップショット)について角度
(直近10分の1度まで)を記録する。従って、再構成
が開始される時、収集された最初のフレームおよび最後
のフレームの角度は既知である。この差がレンジであ
り、2Γ+πである。上記の東芝のシステムでは、実際
上3台のコンピュータが使用される。1台はデータ取得
を扱い、1台はCT再構成を扱い、第3のものは表示を
扱う。
【0042】本発明に従った方法は、パーカーが記載し
たような方法に付加的な複雑さを導入することなく、フ
ァンビームおよびコーンビームデータのCT再構成に冗
長データを包含できるようにする。上記の検討はファン
ビーム照射を説明するために簡略化したが、コーンビー
ム照射にも等しく適用可能であることに留意しなければ
ならない。コーンビーム照射では、ビームは、図1にお
いて定義されたようなファン角度で検出素子の本質的に
二次元アレイを照射するために矩形断面を有するように
コリメートされる。
【0043】診断用CTガントリーにヘリカルコーンビ
ームCTを使用する本発明に従ったシステムの第3の実
施の形態が図6に示されている。この場合、投影データ
測定システムは、X線束のほぼ円錐形ビームを発生させ
るX線源Sおよび、一般に4列の検出素子である検出素
子のエリアアレイより成る二次元アレイX線検出器Dを
収容している。
【0044】図6のコーンビームシステムもまた、概ね
図8(a)および図8(b)に図示するようにして動作
する。図1によって指示された通り、多数の射線に関す
るデータ収集は、コーンビームCTによって同時に実行
できる。仮想ファン角度2Γは事前に選択され、スキャ
ンはこの角度レンジを収める(または超える)か、また
はスキャンを実行した後に仮想ファン角度を選択するこ
ともできる。
【0045】診断用CTガントリーのヘリカルコーンビ
ームの場合、本発明は、データがまったく存在しない場
合に外挿することなくより多くのデータを使用可能にす
る。例えば、ボクセルが小体積の被検体を表現すると考
える。多くの従来のアルゴリズムは、X線源位置の焦点
からボクセルを経て検出器までのビーム和の逆投影を必
要とする。異なるボクセルはコーンビームにおいて各様
にある。1つの線源位置から(所与のスライスの)ボク
セルの全部を通り逆投影しようと試みるアルゴリズム
は、検出器に当たるビーム和および外れるビーム和を含
んでおり、当たり外れの位置は、ヘリカルピッチ(1回
転あたりの天板移動距離)および撮像領域FOVに依存
する。FOVは「視野」を表す。本発明では、より多く
の線量データが使用され、結果的に外挿を最小限に維持
するか、またはそれを完全に排除する。
【0046】本発明は、49.2°の最大ファン角度を
有するコーンビームマルチスライスCT装置に適用され
る。ヘリカルピッチは、仮想ファン角度2Γの選択のた
めの1つのパラメータとして使われる。β(x,y)
をx,yのピクセルがコーンビームに入る時のガントリ
ー角度とし、β(x,y)をx,yのピクセルがコー
ンビームを出る時のガントリー角度とする。β=0をス
ライスが焦点と整列する時のガントリー角度と定義すれ
ば、全部のβは0より小さく、全部のβは0より大
きい。画像の円対称のため、最大のβの大きさは最小
のβと同じであり、同一のピクセルx,yにおいてで
はないが、逆もまたそうである。
【0047】仮想ファン角度(2Γ又は2Γ´)は、ア
イソセンタピクセル(x,y=0,0)がコーンビーム
内にある角度レンジにもとづくことができる。アーチフ
ァクトは、データ外挿のためにアイソセンタより小さい
ガントリー角度レンジのコーンビームにあるような領域
のスライスを生じ得る。その場合、ファン角度は、デー
タ外挿が必要ではないように選択しなければならない。
このことは、通常のスライス方向およびヘリカルピッチ
における各視野FOVに関して、2Γについて以下の条
件を与える。
【0048】
【数2】
【0049】114.6°が49.2°=2×114.
6°−180°を満たしていることに留意されたい(こ
こで、49.2°はスキャナの実際のファン角度であ
る)。データ外挿を行わないようにするために、2Γは
49.2°より大きくなければならない。以下の表は、
スキャナの5個のFOVおよび3個のあり得るヘリカル
ピッチに関するそれらの知見の要約である。斜字体の項
目は、再構成された画像の数ピクセルについてデータ外
挿を有するはずである。
【0050】
【表1】
【0051】ヘリカルピッチは、線源の1回転の間にお
ける台の行程を、アイソセンタとして投影された際の検
出器の全幅で割ったものとして決定される。
【0052】ヘリカルピッチ1でスキャンされる500
mmの被検体を再構成する場合、アイソセンタから20
0mm未満のあらゆるピクセルにはいかなるデータ外挿
も存在しない(FOVが400mm、ヘリカルピッチ1
の場合の2Γの項目は49.2°より大きいので)。同
様に、1.25のピッチでは、120mm未満のあらゆ
るピクセルにはいかなるデータ外挿も存在しないが、ア
イソセンタから120mm超の一部のピクセルはデータ
外挿を使用するであろう。
【0053】この場合、本発明に従った方法は雑音が少
なくなるはずである。ハーフスキャニング(HS)に比
べて、改善は以下により与えられる。
【0054】HSによる雑音/MHSによる雑音は、 (180+2Γ/180+49.2)1/2 (6) で与えられる。
【0055】しかし、再構成時間は、逆投影する付加的
なビューのため、以下の分だけ長くなる。 360/180+2Γ (7) スケーリングを一定に維持するために、最終画像は以下
の付加的なスケールファクタを必要とするかもしれな
い。 180+2Γ/180+49.2 (8) 本発明は、画像における微妙な輪郭の像コントラストと
いった所要の画像特性を提供するヘリカルピッチにもと
づく仮想角度を選択することを設ける。
【0056】本発明はまた、上述の各種関数および計算
を実行するためのソフトウエアとしても実施できる。ソ
フトウエアは、図5の処理装置Cまたは図6のシステム
制御装置CSもしくは処理装置CPに記憶される。ソフ
トウエアは、コンピュータプログラム製造物として本発
明を実施するためにディスクにインストールすることも
できる。
【0057】明らかに、本発明の多数の修正および変更
が上記の教示に照らして可能である。例えば、本発明
は、記録媒体に記憶されたソフトウエアという形態で、
すなわちコンピュータプログラム製造物として実施され
得る。従って、添付特許請求の範囲内において、本発明
はここに特定的に記載したものと別様に実施し得ること
を理解しなければならない。
【0058】例えば、上述した仮想ファン角度を適用し
たハーフスキャン再構成法は、特開平8−187240
号公報に記述されているASSRにも適用可能である。
ASSRは、マルチヘリカルCTにおいて、実際に収集
した投影データから任意に設定した仮想平面に対応する
X線パス(射線)の投影データを近似的に求め、この近
似した投影データから画像を再構成するもので、例えば
仮想平面をX線源のヘリカル軌道に沿って斜めに設定す
ることでその斜断面の画像を再構成することを実現する
再構成方法であり、この再構成にも、上記仮想ファン角
度を適用したハーフスキャン再構成法を適用することが
できる。
【0059】また、上述した仮想ファン角度を適用した
ハーフスキャン再構成法は、ダイナミックCTにも適用
可能である。ダイナミックCTは、X線源を複数回転し
ながら、1枚の画像再構成に必要なスキャン範囲を、3
0°あるいは60°といった180°未満の所定角度ず
つシフトしながら移動させ、その各々のスキャン範囲内
の投影データから、回転角速度にほとんど依存しない
で、180°未満の所定角度の回転に要する短時間の間
隔だけ時間が少しずつ移動した、つまり非常に時間分解
能の高い連続的な画像を再構成する手法であり、この手
法にも、上記仮想ファン角度を適用したハーフスキャン
再構成法を適用することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、180°+ファン角度
の範囲の投影データ、特にこのファン角度を、検出器の
素子配列長により決まる最大ファン角度以外の角度に、
簡易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するために使用される座標系を例
示する図。
【図2】(a)は「最小完全データセット」部分軌道の
収集のための範囲とする角度に等しいかまたはそれより
大きい角度を範囲とする軌道に沿って2回サンプリング
される線源の各種角位置βにおける例示的射線の略図、
(b)は「最小完全データセット」部分軌道の収集のた
めの範囲とする角度に等しいかまたはそれより大きい角
度を範囲とする軌道に沿って2回サンプリングされる線
源の各種角位置βにおける例示的射線の略図、(c)は
「最小完全データセット」部分軌道の収集のための範囲
とする角度に等しいかまたはそれより大きい角度を範囲
とする軌道に沿って2回サンプリングされる線源の各種
角位置βにおける例示的射線の略図。
【図3】「最小完全データセット」部分軌道の収集にお
いて2回サンプリングされる射線に関する線源の角位置
およびファン角度を示すラドン空間のサイノグラムを示
す図。
【図4】「最小完全データセット」部分軌道のスパン角
度と完全軌道のスパン角度との中間のスパン角度を有す
る部分軌道によって画像データセットの収集において2
回サンプリングされる射線に関する線源の角位置および
ファン角度を示すラドン空間のサイノグラムを示す図。
【図5】本発明の1つの実施の形態に従ったCアームガ
ントリー装置を示す図。
【図6】本発明の別の実施の形態に従ったヘリカルコー
ンビーム装置を示す図。
【図7】本発明により設定される2種の仮想ファン角度
を示す図。
【図8】本発明によるスキャンから画像再構成までの手
順を示す図。
【図9】スキャン範囲0<β<π+Δβおよび、−Γ≦
γ≦Γ(この時、2Γは本発明の仮想ファン角度であ
る)の仮想サイノグラム(ラドン空間におけるグラフ)
を示す図。
【図10】スキャン範囲0<β<π+Δβおよび、−Γ
´≦γ≦Γ´(この時、2Γ´は本発明の仮想ファン角
度である)の仮想サイノグラム(ラドン空間におけるグ
ラフ)を示す図。
【符号の説明】
S…X線源、 D…リニアアレイX線検出器、 G…回転リングガントリー、 B…寝台、 OB…被検体、 DC…データ収集部、 CP…制御/処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 290 G06T 1/00 290A

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を曝射するX線源及びこのX線源か
    ら照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被検体
    をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置と、 前記データ収集装置により収集された180°+ファン
    角度の範囲の投影データに基づいてハーフスキャン再構
    成法により画像を再構成する再構成装置とを具備し、 前記検出器の素子配列長により決まる最大ファン角度以
    外の仮想ファン角度を前記ファン角度として設定し、前
    記180°+ファン角度の範囲の投影データを、前記仮
    想ファン角度を使って決定した重み係数に基づいて重み
    付けし、この重み付けした投影データに基づいて前記画
    像を再構成することを特徴とするX線コンピュータ断層
    撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記仮想ファン角度は、前記最大ファン
    角度を超え、かつ180°以下の範囲のいずれかの角度
    に設定されることを特徴とする請求項1記載のX線コン
    ピュータ断層撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記仮想ファン角度は、0°を超え、か
    つ前記最大ファン角度未満の範囲のいずれかの角度に設
    定されることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュ
    ータ断層撮影装置。
  4. 【請求項4】 X線を曝射するX線源及びこのX線源か
    ら照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被検体
    をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置と、 前記データ収集装置により収集された180°+前記検
    出器の素子配列長により決まる最大ファン角度を超え、
    かつ360°以下のスキャン範囲の投影データに基づい
    てハーフスキャン再構成法により画像を再構成する再構
    成装置と、を具備することを特徴とするX線コンピュー
    タ断層撮影装置。
  5. 【請求項5】 X線を曝射するX線源及びこのX線源か
    ら照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被検体
    をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置と、 前記データ収集装置により収集された180°を超え、
    180°+前記検出器の素子配列長により決まる最大フ
    ァン角度未満のスキャン範囲の投影データに基づいてハ
    ーフスキャン再構成法により画像を再構成する再構成装
    置と、を具備することを特徴とするX線コンピュータ断
    層撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記スキャン範囲を決定する決定装置
    と、 この決定装置によって決定されたスキャン範囲に基づい
    て、前記データ収集装置より得られた投影データに重み
    付けを行う重み付け装置とをさらに備えることを特徴と
    する請求項4又は5記載のX線コンピュータ断層撮影装
    置。
  7. 【請求項7】 前記決定装置は、撮像視野FOVの大き
    さに応じて仮想ファン角度を設定し、この仮想ファン角
    度+180°に前記スキャン範囲を設定することを特徴
    とする請求項4又は5記載のX線コンピュータ断層撮影
    装置。
  8. 【請求項8】 前記データ収集装置は、ヘリカルスキャ
    ンに対応していることを特徴とする請求項7記載のX線
    コンピュータ断層撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記仮想ファン角度は、前記ヘリカルス
    キャンのピッチに基づいて設定されることを特徴とする
    請求項8記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記スキャン範囲は、前記投影データ
    の収集時間幅に対応し、前記データ収集装置は、前記ス
    キャン範囲に従って前記投影データの収集時間幅を変更
    することを特徴とする請求項4又は5記載のX線コンピ
    ュータ断層撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記スキャン範囲は、前記投影データ
    の収集時間幅に対応し、前記データ収集装置は、前記投
    影データの収集時間幅を時間軸に関してシフトすること
    を特徴とする請求項4又は5記載のX線コンピュータ断
    層撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記再構成装置は、前記投影データの
    収集時間幅がシフトされる毎に、前記画像を再構成する
    ことを特徴とする請求項11記載のX線コンピュータ断
    層撮影装置。
  13. 【請求項13】 X線を曝射するX線源及びこのX線源
    から照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被検
    体をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置と、 前記データ収集装置により収集された180°+前記検
    出器の素子配列長により決まる最大ファン角度を超え、
    かつ360°以下のスキャン範囲の投影データに基づい
    て画像を再構成するハーフスキャン再構成法と、360
    °のスキャン範囲の投影データに基づいて画像を再構成
    するフルスキャン再構成法とを選択的に実行可能な再構
    成装置と、を具備することを特徴とするX線コンピュー
    タ断層撮影装置。
  14. 【請求項14】 X線を曝射するX線源及びこのX線源
    から照射されたX線を検出するX線検出器とをC形アー
    ムに保持するC形アームガントリー装置と、 前記C形アームガントリー装置により収集された180
    °+ファン角度の範囲の投影データに基づいてハーフス
    キャン再構成法により画像を再構成する再構成装置とを
    具備し、 前記検出器の素子配列長により決まる最大ファン角度以
    外の仮想ファン角度を前記ファン角度として設定し、前
    記180°+ファン角度の範囲の投影データを、前記仮
    想ファン角度を使って決定した重み係数に基づいて重み
    付けし、この重み付けした投影データに基づいて前記画
    像を再構成することを特徴とするX線撮影装置。
  15. 【請求項15】 X線を曝射するX線源及びこのX線源
    から照射されたX線を検出するX線検出器を用いて被検
    体をスキャンし、投影データを得るデータ収集装置と、 前記データ収集装置により収集された180°を越え、
    且つ360°未満であって、180°+ファン角度の範
    囲以外の角度範囲の投影データに基づいて画像を再構成
    する再構成装置とを具備することを特徴とするX線コン
    ピュータ断層撮影装置。
JP2001084988A 2000-04-14 2001-03-23 X線コンピュータ断層撮影装置 Expired - Lifetime JP4718702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/103,781 US6778630B2 (en) 2001-03-23 2002-03-25 Method and system for reconstructing computed tomography images using redundant data

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/549562 2000-04-14
US09/549,562 US6542570B1 (en) 2000-04-14 2000-04-14 Method and system for reconstructing computed tomography images using redundant data

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001299738A true JP2001299738A (ja) 2001-10-30
JP4718702B2 JP4718702B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=24193502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084988A Expired - Lifetime JP4718702B2 (ja) 2000-04-14 2001-03-23 X線コンピュータ断層撮影装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6542570B1 (ja)
JP (1) JP4718702B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003225230A (ja) * 2001-11-29 2003-08-12 Toshiba Corp コンピュータ断層撮影装置
EP1387321A2 (en) * 2002-08-02 2004-02-04 GE Medical Systems Global Technology Company LLC Methods and apparatus for weighting of computed tomography data
US6778630B2 (en) 2001-03-23 2004-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and system for reconstructing computed tomography images using redundant data
JP2005195494A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
WO2005077278A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Hitachi Medical Corporation 断層撮影像の再構成方法及び断層撮影装置
JP2006122549A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Toshiba Corp X線診断装置
JP2011136027A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nihon Univ X線ct撮影装置、再構成処理方法
JP2012030089A (ja) * 2011-09-26 2012-02-16 Toshiba Corp X線診断装置
JP2013128825A (ja) * 2013-04-01 2013-07-04 Toshiba Corp X線診断装置
JP2015503383A (ja) * 2011-12-30 2015-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 超音波イメージングにおけるニードルの視覚化の向上のための方法及び装置
KR102039472B1 (ko) * 2018-05-14 2019-11-01 연세대학교 산학협력단 컴퓨터 단층촬영 영상 재구성 장치 및 방법
US20220381705A1 (en) * 2019-10-11 2022-12-01 Board Of Regents, The University Of Texas System Variable zoom x-ray computed tomography method for composites

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4282302B2 (ja) * 2001-10-25 2009-06-17 株式会社東芝 X線ct装置
JP4030827B2 (ja) * 2002-08-13 2008-01-09 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 投影データ作成方法、画素データ作成方法およびマルチ検出器x線ct装置
US6980624B2 (en) * 2003-11-26 2005-12-27 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Non-uniform view weighting tomosynthesis method and apparatus
US20050135560A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Ehud Dafni Portable computed tomography scanner and methods thereof
US7266174B2 (en) * 2005-03-07 2007-09-04 General Electric Company Radiographic inspection of airframes and other large objects
US8938104B2 (en) * 2008-08-29 2015-01-20 Varian Medical Systems International Ag Systems and methods for adaptive filtering

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194640A (ja) * 1984-10-17 1986-05-13 株式会社東芝 X線ct装置
JPS63135135A (ja) * 1986-11-28 1988-06-07 横河メディカルシステム株式会社 放射線ct
JPH0824252A (ja) * 1994-07-19 1996-01-30 Toshiba Corp X線ct装置
JPH09234195A (ja) * 1995-12-25 1997-09-09 Toshiba Corp X線ct装置
JP2000033086A (ja) * 1999-07-06 2000-02-02 Toshiba Corp X線ct装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270923A (en) * 1989-11-02 1993-12-14 General Electric Company Computed tomographic image reconstruction method for helical scanning using interpolation of partial scans for image construction
US5805659A (en) * 1996-09-30 1998-09-08 Siemens Corporate Research, Inc. Method and apparatus for spiral scan region of interest imaging
US6038282A (en) * 1997-04-30 2000-03-14 Siemens Aktiengesellschaft X-ray imaging system
US6130929A (en) * 1998-12-11 2000-10-10 Imatron, Inc. Method for eliminating artifacts in scanning electron beam computed tomographic images due to cone beam geometry
US6185271B1 (en) * 1999-02-16 2001-02-06 Richard Estyn Kinsinger Helical computed tomography with feedback scan control
US6324247B1 (en) * 1999-12-30 2001-11-27 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Partial scan weighting for multislice CT imaging with arbitrary pitch

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194640A (ja) * 1984-10-17 1986-05-13 株式会社東芝 X線ct装置
JPS63135135A (ja) * 1986-11-28 1988-06-07 横河メディカルシステム株式会社 放射線ct
JPH0824252A (ja) * 1994-07-19 1996-01-30 Toshiba Corp X線ct装置
JPH09234195A (ja) * 1995-12-25 1997-09-09 Toshiba Corp X線ct装置
JP2000033086A (ja) * 1999-07-06 2000-02-02 Toshiba Corp X線ct装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778630B2 (en) 2001-03-23 2004-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and system for reconstructing computed tomography images using redundant data
JP2003225230A (ja) * 2001-11-29 2003-08-12 Toshiba Corp コンピュータ断層撮影装置
JP4551612B2 (ja) * 2001-11-29 2010-09-29 株式会社東芝 コンピュータ断層撮影装置
EP1387321A2 (en) * 2002-08-02 2004-02-04 GE Medical Systems Global Technology Company LLC Methods and apparatus for weighting of computed tomography data
EP1387321A3 (en) * 2002-08-02 2006-02-08 GE Medical Systems Global Technology Company LLC Methods and apparatus for weighting of computed tomography data
JP2005195494A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
JP4494804B2 (ja) * 2004-01-08 2010-06-30 東芝Itコントロールシステム株式会社 コンピュータ断層撮影装置
CN100457043C (zh) * 2004-02-16 2009-02-04 株式会社日立医药 断层摄影图象的再构成方法及断层摄影装置
JPWO2005077278A1 (ja) * 2004-02-16 2007-10-18 株式会社日立メディコ 断層撮影像の再構成方法及び断層撮影装置
US7653224B2 (en) 2004-02-16 2010-01-26 Hitachi Medical Corporation Image reconstruction method and tomograph
WO2005077278A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Hitachi Medical Corporation 断層撮影像の再構成方法及び断層撮影装置
JP4646810B2 (ja) * 2004-02-16 2011-03-09 株式会社日立メディコ 断層撮影像の再構成方法及び断層撮影装置
JP2006122549A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Toshiba Corp X線診断装置
JP2011136027A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nihon Univ X線ct撮影装置、再構成処理方法
JP2012030089A (ja) * 2011-09-26 2012-02-16 Toshiba Corp X線診断装置
JP2015503383A (ja) * 2011-12-30 2015-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 超音波イメージングにおけるニードルの視覚化の向上のための方法及び装置
JP2013128825A (ja) * 2013-04-01 2013-07-04 Toshiba Corp X線診断装置
KR102039472B1 (ko) * 2018-05-14 2019-11-01 연세대학교 산학협력단 컴퓨터 단층촬영 영상 재구성 장치 및 방법
US20220381705A1 (en) * 2019-10-11 2022-12-01 Board Of Regents, The University Of Texas System Variable zoom x-ray computed tomography method for composites

Also Published As

Publication number Publication date
US6542570B1 (en) 2003-04-01
JP4718702B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7397887B2 (en) Computerized tomographic imaging system
US6421412B1 (en) Dual cardiac CT scanner
US6778630B2 (en) Method and system for reconstructing computed tomography images using redundant data
US6324243B1 (en) Method and apparatus for reconstructing images from projection data acquired by a computed tomography system
US6665370B2 (en) Computed tomography method and apparatus for acquiring images dependent on a time curve of a periodic motion of the subject
US7221728B2 (en) Method and apparatus for correcting motion in image reconstruction
US7054475B2 (en) Apparatus and method for volumetric reconstruction of a cyclically moving object
US6285733B1 (en) Computed tomography method utilizing a conical radiation beam
JP4718702B2 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
US6490333B1 (en) Methods and apparatus for cone-tilted parallel sampling and reconstruction
US8483804B2 (en) Method and apparatus for reconstructing images of moving structures based on motion cycle temporal data
US20040101085A1 (en) Methods and apparatus for computing volumetric perfusion
WO2000079483A1 (en) Local ct image reconstruction with limited x-ray exposure
US20070268994A1 (en) X- Ray System For Use in Image Guided Procedures
JP4440588B2 (ja) 周期的に運動する被検体のct画像の形成装置およびct装置
US20080285708A1 (en) Short Scan Cardiac Ct on a Quasi Axial Trajectory
WO2005023114A2 (en) Computer tomography method using a cone-shaped bundle of rays
US6785356B2 (en) Fluoroscopic computed tomography method
JP2002045355A (ja) コンピュータ断層撮影方法
US7050527B2 (en) Methods and apparatus for artifact reduction in cone beam CT image reconstruction
JP4509255B2 (ja) 透視画像作成方法及び装置
US5546439A (en) Systems, methods and apparatus for incrementally reconstructing overlapped images in a CT system implementing a helical scan
JP2002034970A (ja) マルチ・スライスct走査の螺旋再構成の方法及び装置
Shechter et al. The frequency split method for helical cone‐beam reconstruction
US6999550B2 (en) Method and apparatus for obtaining data for reconstructing images of an object

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110401

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350